Comments
Transcript
<別紙> 「ExpEther(エクスプレスイーサ)」の概要 ① PCI Express では
<別紙> 「 ExpEther( エ ク ス プ レ ス イ ー サ )」 の 概 要 ① PCI Express で は 機 器 の 内 部 で 構 成 さ れ る ハ ー ド デ ィ ス ク や ネ ッ ト ワ ー ク カ ー ド な ど の I/O デ バ イ ス( 入 出 力 機 器 )を 、ス イ ッ チ LSI を 介 し て CPU・ チ ッ プ セ ッ ト へ 接 続 し て い る 。ExpEther は 、こ の PCI Express ス イ ッ チ LSI の 機 能 を 上 流 / 下 流 に 二 分 割 し 、PCI-Express を イ ー サ ネ ッ ト に 載 せ 替 え て 転送するブリッジエンジンとしてイーサネットをはさんで両端に配置。 ② イ ー サ ネ ッ ト 越 し に PCI 接 続 ( Peripheral Component Interconnect, 周 辺 機器の接続)を行うための仮想コンフィグレーションをはじめ、独自の仮 想化技術を用いることで、上流のシステムソフトウェア側は、間のイーサ ネ ッ ト も 含 め て 従 来 通 り の ひ と つ の PCI Express ス イ ッ チ と し て 認 識 。 こ れ に よ り 、ハ ー ド デ ィ ス ク な ど の I/O デ バ イ ス が イ ー サ ネ ッ ト を 介 し て 遠 く に接続されていても、システムソフトウェア側からは、従来通り一つの機 器 内 に 接 続 さ れ た デ バ イ ス と し て 利 用 で き る 。そ の た め 、市 販 の OS、ソ フ ト 、 I/O デ バ イ ス は そ の ま ま 利 用 可 能 。 ③ これらの機能は、完全にハードウェアで実装されているため、仮想化によ る 性 能 劣 化 も 起 こ ら ず 、 ExpEther を 搭 載 し た 機 器 は 、 イ ー サ ネ ッ ト の ネ ッ ト ワ ー ク 上 に あ る I/O モ ジ ュ ー ル を 自 由 に 組 み 込 ん で 、任 意 の 性 能 、機 能 を 拡張する事が可能。 ④ ExpEther を 用 い る こ と で 、CPU 能 力 を 使 わ ず に デ バ イ ス と メ モ リ ー 間 で 直 接 デ ー タ 送 受 信 を 行 い 、 低 遅 延 、 か つ 大 容 量 の デ ー タ 移 動 が 可 能 な DMA ( Direct Memory Access)を 通 常 の イ ー サ ネ ッ ト 上 で 実 行 可 能 。イ ー サ ネ ッ トに、アクセスが集中する状態である輻輳の制御と、エラー時の再送機能 を 有 し 、 End-to-end で パ ケ ッ ト 落 ち の な い デ ー タ 送 達 を 保 証 。