Comments
Description
Transcript
3D-CAD技術者養成事業(CATIA操作研修) 仕様書
3D-CAD技術者養成事業(CATIA操作研修) 仕様書 第1章 総則 1.事業の目的 東北地方への立地が進みつつある自動車関連産業について、更なる集積を図るために は、地域企業の将来を担う若手・中核的技術者が自動車産業において主流となっている ハイエンド3D-CADの操作技術に習熟し、実践的に活用することにより、地域企業 の受注能力拡大を図っていくことが不可欠である。 このため、自動車関連産業の集積に対応できる人材の厚みを持たせるべく、地域企業 の若手・中核的技術者を対象としたハイエンド3D-CADソフトウェアの実践的な操 作技術を習得する研修を実施することとする。 2.契約の範囲 契約の範囲は、本仕様に定める研修事業の実施及び実施に付随する業務とする。ただし、 受講者の募集及び会場の手配は、財団法人山形県産業技術振興機構(以下、「機構」 という)が行う。 3.契約履行期限 契約履行期限は、平成22年11月30日とする。 4.研修効果の測定・評価等 研修の効果が測定・評価できるようなデータ(受講者数、受講者の習熟度・反応・意見 等)の収集分析を行う。 5.報告書の提出 事業実施後は実施結果及び上記4に掲げる分析結果を取りまとめ、報告書として提出 する。 第2章 研修事業の仕様 1.対象者 :自動車関連産業への新規参入や、受注拡大を目指す東北6県の企業の若 手・中堅技術者 2.定員・時間:10名、6日間 36時間 (2日間:6H×2 3.開催地 :山形市松栄 2-2-1 山形県高度技術研究開発セミナ- 4.実施形式 3回開催) 会議室(機構が手配) :座学(教室形式)とし、2名以上の講師を配置する。 5.使用機器等:下記の使用機器等を準備のうえ、研修を実施するものとする。 ①ソフト CATIA V5 11ライセンス ②パソコン 11台(受講者10台、講師1台) ただし、ソフトの動作環境を十分に満たすものとする。 また、ソフトのインストール等を事前に行い、研修ではすぐに使用できる状態 にすること。 ③その他、研修に必要な機器等を設置し、配線・調整を行う。 ④なお、パソコンはスタンドアローンとし、ネットワ-ク接続・印刷設定は不要。 ⑤必要分の電源コンセント、プロジェクタ、スクリ-ン等は当方で準備する。 ⑥パソコン設置、インスト-ル等のために、講習日開始の前日 13:00~17:00 を準 備日として設ける。 ⑦研修期間終了時には、設置したすべての物品の撤去を行い、原状復帰する。 6.教 材 7.要求内容 :内容に即したテキストを用意することとし、受講者全員に配布する。 :研修内容 三次元 CAD ソフト「CATIA V5」の基本的な知識と三次元モデリングの概念を学び、実践 的なトレーニングを通じて、初級から中級程度の操作技術を習得する。また、製造業に おける CAD 設計の役割やモデリングデータ品質(Product Data Quality:PDQ)に関し ても解説を行う。主なメニューは下記の通り。 ・ CATIA の用語の説明 ・起動から保存、終了等の CATIA 基本操作 ・ ワークベンチと画面構成 ・仕様ツリー ・ ソリッド作成 アセンブリ ・サーフェス・ドラフティング ・スケッチ ・寸法 ・ PDQ モデリング手法の説明 等 ・ 演習問題(サーフェス) ・演習問題(ソリッド) ・演習問題の解説と質疑応答 ※ 研修期間の6日間について、上記研修内容が十分達成できるよう配分されたカリキュラ ムを作成すること。 ※ 上記の研修内容において、受講者の理解を促すため、自動車部品のデータを用いるなど 工夫すること。 8.実施時期 :第1回目 平成22年10月28日(木)~29日(金) 9:00~16:00 第2回目 平成22年11月 4日(木)~ 5日(金) 9:00~16:00 第3回目 平成22年11月11日(木)~12日(金) 9:00~16:00