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平成21年度 事 業 計 画 - 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

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平成21年度 事 業 計 画 - 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
平成21年度
事業計画
< 別 冊 >
財団法人 横浜市芸術文化振興財団
目 次
平成21年度事業計画 ― 別冊 ―
1.機能・施設別事業計画
事務局機能(経営企画)
・・・・・・・・ 2
事務局機能(業務管理)
・・・・・・・・ 5
事務局機能(広報情報)
・・・・・・・・ 8
事務局機能(協働推進)
・・・・・・・・ 11
横浜美術館
・・・・・・・・ 17
横浜市民ギャラリー
・・・・・・・・ 28
横浜市民ギャラリーあざみ野
・・・・・・・・ 36
横浜みなとみらいホール
・・・・・・・・ 46
横浜能楽堂
・・・・・・・・ 57
横浜にぎわい座
・・・・・・・・ 62
横浜赤レンガ倉庫1号館
・・・・・・・・ 67
旭区民文化センター(サンハート)
・・・・・・・・ 71
磯子区民文化センター(杉田劇場)
・・・・・・・・ 79
吉野町市民プラザ
・・・・・・・・ 84
岩間市民プラザ
・・・・・・・・ 88
大佛次郎記念館
・・・・・・・・ 93
2.開港150周年記念事業一覧表
・・・・・・・・ 97
3.自主事業集計表
・・・・・・・・ 100
4.自主事業一覧表
事務局機能
(経営企画・広報情報・協働推進)
横浜美術館
・・・・・・・・ 107
横浜市民ギャラリー
・・・・・・・・ 110
横浜市民ギャラリーあざみ野
・・・・・・・・ 111
横浜みなとみらいホール
・・・・・・・・ 114
横浜能楽堂
・・・・・・・・ 121
横浜にぎわい座
・・・・・・・・ 122
横浜赤レンガ倉庫1号館
・・・・・・・・ 124
旭区民文化センター(サンハート)
・・・・・・・・ 127
磯子区民文化センター(杉田劇場)
・・・・・・・・ 129
吉野町市民プラザ
・・・・・・・・ 132
岩間市民プラザ
・・・・・・・・ 133
大佛次郎記念館
・・・・・・・・ 135
5.運営施設一覧
・・・・・・・・ 103
・・・・・・・・ 136
−1−
平成 21 年度事業計画 事務局機能(経営企画)
1. 機能・施設別事業計画
事務局機能(経営企画)
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
新 たな公 益 財 団 法 人 としてのスタートにあたり、これまで以 上 に公 益 的 使 命 の達 成 に 向
け財 団 経 営 をしていきます。新 たな中 期 経 営 計 画 の策 定 や、経 営 分 析 の実 施 、事 業 計 画
の進 行 ・進 捗 管 理 などをより着 実 に行 い、経 営 基 盤 の強 化 による財 団 の自 立 性 と総 合 力 の
向 上 を目 指 します。
(2) 平 成 21 年 度 の位 置 づけ
新 公 益 財 団 法 人 と し ての スタ ー トを 機 に 、 次 期 中 期 経 営 計 画 に おいても 初 年 度 と 設 定
し、自 立 的 、持 続 的 活 動 の推 進 を図 ります。
横 浜 開 港 150 周 年 の年 となる平 成 21 年 度 には、各 施 設 等 財 団 全 体 で記 念 事 業 が行 わ
れます。それを一 過 性 のものとはせず、より広 く芸 術 文 化 振 興 につながるものとなるよう進 め
ます。
また、平 成 21 年 度 に指 定 管 理 期 間 5 年 目 を迎 える 2 施 設 を始 め、続 々と次 期 指 定 管
理 者 の公 募 が始 まることが予 想 されます。他 の施 設 や新 規 の施 設 についての財 団 運 営 の
可 能 性 も視 野 に入 れつつ、現 在 運 営 している施 設 の継 続 指 定 を 目 指 し、調 整 ・ 検 討 を 行
います。
2 各事業計画
(1) 指 定 管 理 者 制 度 対 応
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 指 定 管 理 5 年 目 を迎 える施 設 (市 民 ギャ
● 市 民 ギャラリーあざみ野 次 期 指 定 管 理
ラリーあざみ野 、磯 子 区 民 文 化 センター)
の 次 期 公 募 に あ たっ て、 財 団 と し て の 方
者 応 募 とりまとめ
● 磯 子 区 民 文 化 センター次 期 指 定 管 理
向 性 を示 すとともに、施 設 との連 携 により
次 期 指 定 に向 けた応 募 ・提 案 事 務 を進
者 応 募 とりまとめ
● 制 度 下 における、施 設 運 営 に関 する方
めます。
針決定
・ 他 の施 設 についての応 募 に備 え、これま
での成 果 のとりまとめと今 後 の方 針 を調
整 していきます。
・ 現 在 運 営 していない施 設 、新 規 施 設 な
どについては、財 団 の使 命 実 現 のため
に、その応 募 の可 否 を含 めた方 向 性 を
検 討 します。
- 2 -
平成 21 年度事業計画 事務局機能(経営企画)
(2) 調 査 ・研 究
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 施 設 の ポ ジ ショ ニ ング 調 査 と し て 、 20 年
● 調 査 ・研 究 2件
度 からの継 続 で、コンサートホールの現
● 調 査 ・研 究 報 告 書 を作 成 し、3年 目 の調
査 ・研 究 につなげます。
状 調 査 を行 います。
・ 赤 レンガ倉 庫 のポジショニング調 査 に着
手 します。
・ ポジショニング調 査 と同 時 並 行 で、前 年
に引 き続 き他 都 市 評 価 基 準 等 に関 する
現 状 調 査 を行 います。
(3) 中 期 経 営 計 画 の策 定
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 新 公 益 法 人 としてのスタートに合 わせ、
● 次 期 中 期 経 営 計 画 の策 定
中 期 経 営 計 画 もスタートの年 とします。
● 施 設 のアートセンター化 と各 機 関 等 と
・ これまでの中 期 経 営 ビジョンに加 え、さら
の、プラットフォーム等 でのネットワーク強
なる財 団 機 能 の強 化 と、財 団 の自 立 性
化 、助 成 プログラムの拡 充 など財 団 機 能
を高 める取 組 みを重 点 的 に推 進 します。
の強 化 を推 進 します。
(4) 公 益 財 団 法 人 始 動 への対 応
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 公 益 財 団 法 人 の認 定 に合 わせ生 じる事
● 各 種 諸 手 続 き等 の早 期 完 了
● 財 団 全 体 に対 する寄 附 の仕 組 みづくり
務 手 続 き等 に速 やかに対 応 します。
・ 税 制 優 遇 措 置 をうけて、個 人 ・法 人 等 か
らの寄 附 の仕 組 みづくりを行 います。
(5) 経 営 等 検 証 、進 行 ・進 捗 管 理 、評 価 等
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 年 度 基 本 方 針 、事 業 計 画 、協 約 の進 行
● 中 間 振 返 り、期 末 振 返 りの実 施
管 理 を行 い、次 年 度 方 針 や計 画 につな
● 財 団 全 体 顧 客 満 足 度 4.2以 上
げます。
● 個 別 評 価 システムの運 用 管 理
・ 各 施 設 等 の 顧 客 満 足 度 調 査 ( 顧 客 アン
ケート)の集 約 をし、市 民 の声 を反 映 した
財 団 の運 営 につなげます。
・ 多 層 構 造 である評 価 を的 確 に運 用 する
ことで、経 営 サイクルを円 滑 に進 めていき
ます。
- 3 -
平成 21 年度事業計画 事務局機能(経営企画)
(6) 開 港 150 周 年 関 連
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 港 150 周 年 記 念 各 事 業 実 施 に関 わる
● 開 港 150 周 年 を財 団 として盛 り上 げると
調 整 等 を必 要 に応 じ行 います。
ともに、今 後 の発 展 に つながるよう、新 た
な「 文 化 芸 術 創 造 都 市 ・ 横 浜 」 を 推 進 し
ます。
(7) 助 成 制 度 活 用 によるファンドレイジング
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 各 種 助 成 制 度 の情 報 を収 集 ・提 供 する
● 各 事 業 に対 してより見 合 った助 成 制 度
とともに、各 制 度 の理 解 を深 め、効 果 的
の情 報 を収 集 ・提 供 するとともに、助 成
に助 成 を獲 得 できるよう、申 請 手 続 きの
獲 得 に向 けたとりまとめ等 を行 います。
とりまとめ等 を行 います。
- 4 -
平成 21 年度事業計画 事務局機能(業務管理)
事務局機能(業務管理)
1 基本方針
[庶 務 ・人 事 ]
人 事 ・ 労 務 については、多 様 な雇 用 形 態 と柔 軟 な人 事 制 度 の推 進 、 全 業 務 を対 象 とし
た業 務 改 善 の実 施 等 に取 り組 み、効 果 的 、効 率 的 な業 務 運 営 体 制 の構 築 と人 件 費 の
抑 制 を 図 ります。また、 人 材 の確 保 ・ 育 成 、 職 員 満 足 度 の向 上 な どを 通 じて、公 益 的 使
命 の達 成 に向 けた財 団 のマンパワーを高 めていきます。
[経 理 ]
経 理 については、公 益 財 団 法 人 への移 行 に沿 って、21 年 度 当 初 より新 たな会 計 基 準 を
導 入 し、新 公 益 法 人 制 度 のもとで求 められる内 部 統 制 および情 報 開 示 の強 化 、法 令 規
則 の遵 守 の徹 底 に対 応 できる体 制 を確 立 するとともに、個 人 、法 人 からの寄 付 、協 賛 な
ど多 様 な財 源 確 保 の推 進 と適 正 なコスト計 算 に基 づく利 用 料 金 の見 直 しの検 討 などによ
り、経 営 の安 定 化 を図 っていきます。
[施 設 支 援 ]
関 係 局 ・部 と連 携 を図 り、芸 術 文 化 施 設 の保 全 等 の情 報 をきめ細 かく収 集 し、情 報 提 供
及 び情 報 の効 果 的 活 用 を図 ります。
また、芸 術 文 化 施 設 の機 能 維 持 計 画 及 び早 期 整 備 を支 援 し、施 設 整 備 の長 寿 命 化 対
策 の推 進 と、省 エネ技 術 の導 入 を更 に進 めます。
2 庶 務 ・人 事 に関 する事 業 計 画
(1) 人 事 給 与 制 度 の見 直 し
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
職 員 の意 欲 や能 力 、実 績 が適 切 に反 映 さ
・ 管 理 職 手 当 を職 務 ・職 責 に合 ったものに
れ、より効 率 的 ・効 果 的 な財 団 運 営 が実 現
できるよう、人 事 給 与 制 度 の適 正 な運 用 に
改 定 します。
・ 横 浜 市 に準 じた人 件 費 抑 制 策 を実 施 し
取 り組 みます。
ます。
(2) 人 材 育 成 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
財 団 の公 益 的 使 命 を果 たし、顧 客 満 足 度 を
・ リ ー ダ ー ・管 理 職 員 は 経 営 、マ ネ ジ メ
向 上 するために、財 団 に求 められる専 門 能
ン ト (職 員 管 理 )能 力 向 上 の 研 修 を 全
力 やマネジメント能 力 を備 えた人 材 を育 成 し
員1回以上実施します。
ます。
・ コーディネート力、中間支援能力を
向上するためのOJTを行い、あわ
せて必要とされる「人間力アップ」
のための研修を行います。
・ 公益財団法人移行に向け、役員育成
をします。
- 5 -
平成 21 年度事業計画 事務局機能(業務管理)
(3) 職 員 の健 康 増 進 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
職 員 がその意 欲 と能 力 を十 分 に発 揮 し、 心
・ 定期健診のフォローアップを行い、
身 ともに健 康 で能 率 的 に勤 務 できるよう、健
メタボリック・生活習慣病対策を講
康 の保 持 ・増 進 に努 めます。
じます。
・ メンタルヘルス不調者を出さないよ
う「4 つのケア」を行います。
3 経 理 に関 する事 業 計 画
(1) 新 ・新 公 益 法 人 会 計 基 準 の導 入 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
新 ・新 公 益 法 人 会 計 基 準 を導 入 し、行 政 庁
・ 公 益 財 団 への実 際 の移 行 時 期 にかかわ
や公 益 認 定 委 員 会 に提 出 する法 定 書 類 と
らず、4 月 より新 ・新 公 益 法 人 会 計 を導
の連 動 を図 ることにより、確 実 な予 算 統 制 、
入 するとともに、全 職 員 への周 知 による
わかりやすい情 報 開 示 を可 能 にします。
正 確 な事 務 処 理 を実 現 するためのマニュ
アルの整 備 と研 修 を実 施 します。
・ 新 ・新 公 益 法 人 会 計 基 準 に基 づく月 次
決 算 報 告 と情 報 開 示 を行 ないます。
(2) 業 務 の規 程 適 合 性 の強 化 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
役 員 の責 任 強 化 に伴 い、財 団 諸 規 程 等 の
・ マニュアルの整 備 を進 めるとともに、四 半
遵 守 をより確 実 にし、業 務 の正 確 性 、安 全
期 ごとに業 務 の規 程 類 に対 する適 合 性
性 の強 化 を図 ります。
について状 況 確 認 を行 ないます。
(3) 持 続 可 能 な収 支 バランスの確 保 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
多 様 な財 源 確 保 と適 正 なコストと収 入 の対
・ 利 用 料 金 の見 直 し、 各 事 業 の実 施 計 画
応 を図 ることにより、持 続 可 能 な運 営 を確 保
における間 接 経 費 の合 理 的 な配 布 、次
します。
期 指 定 管 理 の公 募 に際 しての運 営 経 費
の詳 細 な設 計 、寄 付 税 制 に関 するガイド
の作 成 を実 施 します。
- 6 -
平成 21 年度事業計画 事務局機能(業務管理)
4 施 設 の運 営 管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 施 設 維 持 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
舞 台 装 置 の高 機 能 ・多 様 化 に向 けた改 修 と
・ 長 寿 命 化 修 繕 案 件 の早 期 執 行 に努 め
省 エネ機 器 の導 入 を積 極 的 に進 め、施 設
ます。
支 援 します。
(2) 情 報 共 有 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
共 通 の知 識 を広 める多 種 情 報 を共 有 しま
・ 職 員 ・スタッフへの周 知 を図 ります。
す。
(3) 人 材 育 成 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
設 備 研 修 等 により職 員 の資 質 向 上 と意 識
・ 基 本 的 な技 術 支 援 を行 ないます。
改 革 を図 ります。
(4) 危 機 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
法 改 正 及 び横 浜 市 危 機 管 理 指 針 等 に基 づ
・ 平 成 21 年 6 月 の消 防 法 改 正 及 び新 型
き、施 設 の危 機 管 理 マニュアルの修 正 支 援
インフルエンザ対 策 等 を盛 り込 んだマニ
を図 ります。
ュアルにします。
・ 各 施 設 の消 防 計 画 の変 更 等 を 支 援 しま
す。
(5) 安 全 ・安 心 な施 設 環 境 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
安 全 管 理 指 針 を作 成 します。
・ 高 齢 弱 者 が安 心 で安 全 に施 設 利 用 が
できるような施 設 環 境 を検 討 します。
- 7 -
平成 21 年度事業計画 事務局機能(広報情報)
事務局機能(広報情報)
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
平 成 21 年 度 、新 公 益 財 団 法 人 となる当 財 団 において、芸 術 文 化 情 報 の収 集 ・提 供 は
定 款 にも掲 げられた重 要 な目 的 です。広 報 情 報 グループが運 営 する 3 つの媒 体 、情 報 誌 、
ホームページ、モバイルを連 動 させ、双 方 向 性 を意 識 した効 果 的 で迅 速 な情 報 の収 集 ・蓄
積 ・発 信 を行 っていきます。また、平 成 21 年 度 は情 報 誌 の表 紙 を東 京 藝 術 大 学 大 学 院 映
像 研 究 科 アニメーション専 攻 との協 力 関 係 により作 成 して行 くことをはじめとし、平 成 21 年
度 基 本 方 針 の重 点 項 目 である市 民 協 働 の推 進 を実 施 します。
管 理 面 では、事 務 所 移 転 と拠 点 間 の情 報 共 有 を円 滑 にすすめるほか、運 用 における安
全 な情 報 取 扱 を推 進 していきます。
(2) 平 成 21 年 度 の位 置 づけ
①事業の方針
東 京 藝 術 大 学 大 学 院 映 像 研 究 科 アニメーション専 攻 との協 働 による情 報 誌 の表 紙 制 作 に
より、新 進 芸 術 家 と表 現 活 動 を市 民 に紹 介 するとともに、アーティストの支 援 につなげます。
特 にアニメーションの特 性 を生 かし、WEB の動 画 サイトを利 用 した新 たな情 報 発 信 を展 開 し
ます。また、ホームページにおいては情 報 の双 方 向 性 を見 込 んだメルマガ機 能 の財 団 が運
営 する全 施 設 展 開 とともに、情 報 分 析 機 能 を検 討 、試 行 します。
②管理の方針
情 報 を 安 全 ・ 確 実 に 運 営 してい くと とも に、 財 団 内 情 報 共 有 化 を システム管 理 の立 場 から
推 進 していきます。
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) 情 報 誌 ・WEB の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
東 京 藝 術 大 学 大 学 院 映 像 学 科 アニメーショ
● 全 12 ヶ月 の表 紙 におけるアニメーション
ン専 攻 との協 働 により表 紙 で若 手 アニメーシ
作 品 紹 介 および WEB の動 画 サイトを利
ョン作 家 を紹 介 して行 きます。表 紙 で紹 介 し
用 した展 開 。
た作 品 を WEB の動 画 サイトへ掲 載 し、紙 媒
● インタビュー記 事 を音 声 化 し、ポッドキャ
体 と WEB の連 携 をはかり、「ヨコハマ・アート
ナビ」へのアクセスと認 知 度 を高 めます。
また、収 集 した情 報 の多 様 な活 用 を検 討 し
ます。
- 8 -
ストにより配 布 。
平成 21 年度事業計画 事務局機能(広報情報)
(2) ホームページリニューアル
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
広 報 情 報 グループで、メルマガ機 能 を用 意
● 施 設 と連 動 したメルマガの試 行
し、 全 施 設 のメ ルマガ対 応 を 促 進 します。 ア
ンケートと連 動 した情 報 分 析 機 能 も装 備 し、
お客 様 のご要 望 を確 実 に分 析 し、効 果 的 な
配 信 を実 現 に取 り組 みます。
(3) ホームページの運 営 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
ホームページリニューアルとあわせ、日 常 的
● ホームページアクセス数 1,070 万 件
なトピックス、イベント情 報 の発 信 を頻 繁 に実
(ページビュー数 )
施 し、ホームページならではの情 報 発 信 を
(横 浜 市 協 約 目 標 値 )
実 施 します。
(4) アニュアルレポート作 成 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
財 団 ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト を 作 成 し 、 財 団 PR
● アニュアルレポート発 行
につとめます。また、WEB 上 においてネットワ
● Web サイトより Web マガジン形 式 で配 布
ーク展 開 することで情 報 公 開 、周 知 をすす
めます。
(5) 広 報 機 能 の強 化 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
外 部 媒 体 に定 期 的 に芸 術 文 化 情 報 を提 供
● 各 種 媒 体 へ財 団 事 業 の積 極 的 な情 報
提 供 および企 画 提 案
し 連 携 を 図 る とと も に、 財 団 全 体 の 広 報 と し
ての発 信 力 を高 めます。またメルマガ機 能 を
● データベースを利 用 した他 媒 体 への情
利 用 するなど、各 プレスへの情 報 提 供 を迅
速 に実 施 することで、効 果 的 な財 団 の PR に
つなげます。
- 9 -
報提供
平成 21 年度事業計画 事務局機能(広報情報)
4 管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 安 全 な情 報 運 用 基 準 の実 施 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
また、当 グループは財 団 全 体 のメールサーバ
● 安 全 なメール、HP サーバーの運 用
ーおよびホームページのサーバーを統 括 して
● 的 確 な情 報 運 用 方 法 の全 職 員 への周 知
おり、これらを安 全 ・確 実 に運 営 していきま
す。メールの安 全 な運 用 、情 報 運 用 を検 討
し、全 職 員 への安 全 な運 用 を周 知 していきま
す。
(2) 事 務 局 内 のシステム管 理 ・ネットワーク管 理 ついて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
事 務 局 内 のサーバー、およびネットワークを
● 事 務 局 内 システムの安 全 な運 用
安 全 に保 守 ・運 営 していきます。
● 全 職 員 のセキュリティ意 識 の向 上
(3) 各 施 設 のシステム相 談 窓 口 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
財 団 ネットワークについて各 施 設 からシステ
● 相 談 窓 口 として施 設 のシステム担 当 を 支
援
ム相 談 窓 口 としてアドバイスしていきます。
5 その他 の計 画
(1) ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター設 立 における広 報 機 能
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
YCC 設 立 における、広 報 面 の協 力 、実 施
● Web の立 上 げ
● 広 報 計 画 の策 定 、実 施
(2) 事 務 局 の一 部 移 転 におけるシステム面 のサポートについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
YCC 設 立 における、システム環 境 の整 備 お
● 共 有 サーバーの立 上 げ
よびサポート。
● セキュリティ対 策
- 10 -
平成 21 年度事業計画 協働推進グループ
事務局機能(協働推進)
1 基本方針
(1) 基本的な方針
「施設に拠らない」財団の役割・機能の確立と、公益的使命の達成に向け、事業を推進して
いきます。
また、開港 150 周年という節目の年を迎えて、これまで取り組んできた創造的機能の発揮と
市民協働の推進をよりいっそう強化します。横浜市の『開港 150 周年・創造都市事業本部』『市
民活力推進局』と連携しながら、「文化芸術創造都市・横浜」の新たな展開を推進します。
(2) 平成 21 年度の位置づけ
開港 150 周年記念の年に、新たな舞台芸術のフェスティバルを希求するプロジェクト「マザーポ
ート・アート・フェスティバル(MAF)」を実 施 し、芸 術 創 造 の仕 組 みづくり、観 光 振 興 、地 域 経
済の活性化等に寄与します。
中間支援機能については、アーツコミッション・ヨコハマ、文化芸術の創造性を活かした地域づ
くり事 業 、芸 術 文 化 教 育 プログラム及 びプラットフォーム等 の市 民 協 働 事 業 を推 進 し、創 造 活
動を促進するための環境整備や助成に重点をおき、創造活動の主体(担い手やつなぎ手=ア
ーティスト、NPO、市 民 など)を尊 重 した支 援 と育 成 にかかわる事 業 の実 施 や、芸 術 文 化 のも
つ創 造 性 を、まちづくり・地 域 社 会 ・学 校 など様 々な方 面 の課 題 解 決 につなげ、コミュニティの
活性化を目指します。
また、20 年度までBankART1929 として活用されていた旧第一銀行について、21 年度、「ヨコ
ハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)」として当 財 団 が暫 定 活 用 することとなりました。芸
術文化だけでなく、まちづくりや産業集積などと連携した、クリエイティブシティ・ヨコハマの推進
をリードするセンターとして様々な機能を発揮していきます。
創造空間 9001 及びZAIMについては、21 年度末までの暫定活用となります。引き続き、ア
ーツコミッション・ヨコハマと連携しながら、アーティストのインキュベーション機能の発揮や、拠点
間 ネットワークを形 成 するとともに、国 内 外 のアーティストと横 浜 を基 盤 にしたネットワークを築
き、暫定活用後のアーティストの支援にもつながる展開を推進します。
- 11 -
平成 21 年度事業計画 協働推進グループ
2 自主事業に関する事業計画
【芸術創造・発信】
(1) マザーポート・アート・フェスティバル(MAF)について
[取組み内容]
[達成指標]
● 横浜の地域ブランド力を向上させます。
2009 年 7~10 月にかけ「マザーポート・ア ● まちのにぎわいの創 出 と地 域 経 済 の活 性
・ クリエイティブシティの更 なる推 進 のため、
ート・フェスティバル(MAF)2009」を横 浜
化に寄与します。
開 港 150 周 年 記 念 事 業 と し て 開 催 し ま
す。
・ 前 期 は、みなとみらい地 区 を中 心 として、
最 先 端 の都 市 空 間 を活 かし、オリジナリテ
ィーあふれる 2 つのコンテンツを展開 しま
す。後 期 は、日 本 大 通 りを中 心 として、横
浜 の 都 市 と しての 記 憶 を刻 む「歴 史 的 建
造 物 ・歴 史 的 空 間 」の特 性 を活 かした独
自 のコンテンツを展 開 するネットワークプロ
ジェク トを 開 催 。 横 浜 の都 市 と しての に ぎ
わいを創 出 すると共 に、横 浜 らしい魅 力 あ
ふれるアートを創 出 し、国 内 ・国 外 に発 信
します。
(2) 横濱ジャズプロムナード2009について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 初 年 度 から財 団 が事 務 局 をつとめ、横 浜
● 顧 客 満 足 度 が前 年 度 を上 回 ることを目 標
を代 表 する事 業 に成 長 しました。17 回 目
とします。
の開催となる 2009 年は、開港記念年にお
● 同時に開港 150 周年後の事業の安定的
ける、更 なる横浜の賑 わい創 出のため、横
運営について検討し提案を行います。
浜 でしか実 現 できないスペシャルなステー
ジを「縁 のある」出 演 者 や海 外 からの出 演
者を交えて実施します。
【芸術文化へのアクセス拡大】
(3) 芸術文化教育プログラムについて
[取組み内容]
[達成指標]
・ 学 校 にアーティストを派 遣 し、子 どもとアー
● 市 内 全 域 の小 ・中 学 校 、特 別 支 援 学 校 に
ティストが一 緒 に活 動 する中 で、子 どもた
おいて、80 校の実施(20 年度 66 校)
ち自身の創造力を育むとともに、コミュニケ
● プログラム実施における 70 校以上で、学
ーション能力の育成やクラスの課題解決な
校 とアーティストのコーディネートの役 割 を
ど、学びの基礎づくりとなる学校の中で“ア
アートNPOや芸術団体と協働(20 年度は
ートのちから”を活用していきます。
15 団体計 49 校委託)。
- 12 -
平成 21 年度事業計画 協働推進グループ
【市民協働推進】
(4) 芸術文化教育プラットフォームについて
[取組み内容]
[達成指標]
・ 芸術文化教育プログラムをより総合的な観
● 相談、広報窓口の継続的な対応。
点から、質的向上と量的拡大を図っていき
● 芸術を教育に活かすプログラムの可能性・
ます。様 々な関 係 団 体 とのネットワークの
課 題 について、関 係 者 を交 えた分 科 会 の
中で協働しながら総合 的な調整・相談・広
設立と調査研究。
報 窓 口 機 能 や、プログラムの提 供 ・開 発 、
● 市 民 協 働 の観 点 から、事 務 局 機 能 をアー
人 材 育 成 機 能 等 をあわせもった推進 基 盤
トNPOに移管します。
を軌道にのせて、その事務局を担います。
(5) 文化芸術の創造性を活かした地域づくり事業について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 文 化 芸 術 の持 つ創 造 性 を福 祉 や環 境 、
● 昨 年 度 と同 様 に、市 民 ・NPO・地 域 団 体
教育など様 々なジャンルと結びつけ、地域
と協 働 しながら、18 地 域 において事 業 実
の特性を活 かしながら、コミュニティの活性
施。
● 継 続 事 業 については、実 施 団 体 により主
化を目指します。
・ 事 業 実 施 にあたっては、中 間 支 援 の観 点
体的に実施をしてもらう。
に立 ち、地 域 の担 い手 たちが主 体 的 に活
● よ り 地 元 の 意 向 を 尊 重 し なが ら、 1 区 1 事
動できるように必要なサポートを行います。
業のこだわらず、意 欲 のある地域 において
多くの事業を行う。
(6) 横浜アートサイト連携事業について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 市 民 、NPOによる、身 近 な地 域 コミュニテ
● 2008 年度に立ち上げた 2 つのアートサイト
ィにおけるアートプロジェクトを支 援 し、推
事 業 をモデル・プロジェクトとして推 進 ・支
進 します。また、既 に地 域 で自 立 的 に活
援 するとともに、新 たなプロジェクトを公 募
動 を行 っている既 存 のアートプロジェクトと
し、立ち上げを支援する。
のネットワーク化 を図 り、プロモーション活
● 既 存 の地 域 のアート活 動 の発 信 力 を強 化
動を行います。
するツールの開発を行う。
(7) クラシックヨコハマ推進事業(サロンコンサート)について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 昨年度に引 き続き、京 急沿線及び相鉄沿
● 各沿線 2 会場、計 4 会場で実施します。
線 に つ い て 、 サ ロ ン コ ンサ ー ト を 実 施 し ま
● 実 施 に当 たっては、地 元 のアートNPOや
す。 実 施 に 当 たっ て は 、 市 民 、 芸 術 活 動
市 民 など、地 域 に根 ざした担 い手 の発 掘
団 体 等 と協 働 して行 い、会 場 の選 定 から
に努めます。
関 わってもらい、コンサートの運 営 につい
ては当該協働相手に任せます。
- 13 -
平成 21 年度事業計画 協働推進グループ
(8) 横浜国際映像祭市民協働支援について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 横 浜 ではじめて開 催 される国 際 映 像 祭 を
● 本展作品制作分野においても活躍の場を
市 民 ボランティアと協 働 で、作 り上 げてい
コーディネートすることにより、より一 層 、充
きます。
実した活動ができるよう、支援を行います。
【芸術文化振興のための助成】
(9) 文化芸術支援事業(アスハマ)について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 横 浜 市 内 に おける芸 術 文 化 活 動 の 活 性
● ACY 助 成 制 度 と連 携 をした、市 民 分 かり
化 及 び文 化 芸 術 活 動 の振 興 を図 るため
の、公募方式による補助制度。一件当たり
やすい広報(制度説明)の構築
● 申請件数 25 件以上(平成 20 年度実績
19 件)
最大 20 万円の助成を行います。
【芸術文化振興のための国内外との交流】
(10) 世界創造都市会議について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 来年で開始 5 年目となる事業ですが、過
● ヨーロッパ・アジアのクリエイティブシティと
去 3 年 間 における「海 外 先 進 事 例 の視
の交 流 の継 続 ・促 進 、ネットワークづくりに
察 」「海 外 ゲストを招 聘 してのシンポジウ
寄与する
ム」という事業展開から得たネットワークを
活かし、さらにヨーロッパ・アジア諸都市と
の交 流 を深 めるために、世 界 創 造 都 市
国際の開催にかかわります。
3 施設等の運営に関する事業計画
(1) アーツコミッション・ヨコハマについて
[取組み内容]
[達成指標]
・ 窓 口 を旧 第 一 銀 行 に移 転 し、クリエイティ
● 市 内 で起 きる新 規 事 業 の実 現 数 と質 の向
ブシティの推 進 をよりいっそう図 っていきま
上
● 150 周年期間にあわせた事業実施
す。
・ 特に創造の担い手が活動しやすい環境づ
くりを目 指 して、助 成 制 度 などの支 援 プロ
● 各助成事業の申請数
● 事 業 内 容 の質の向 上(広 報 実 績、評 価
等)
グラム数 の増 加 と多 様 化 を目 指 します。ま
た、それらのプログラムを実 行 するNPOや
● アーティスト、クリエイターのための事 務 所
企 業 等 と の 連 携 を さらに 深 め、 創 造 都 市
を支える体制づくりを行います。
- 14 -
等開設助成の申請数
平成 21 年度事業計画 協働推進グループ
(2) 創造空間 9001 について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 昨 年 度 に引 き続 き、新 進 芸 術 家 の制 作 と ● 利 用 日 数 、利 用 者 数 、イベント数 、ホーム
発 表 の場 、地 域 イベントのインフォメーショ
ページ閲覧数、広報実績について前年度
ン機 能 やサテライト会 場 、創 造 都 市 推 進
を指標とし、前年度を上回ることを目標とし
施策プロモーション、野毛地区等、周辺地
ます。
区 への集 客 誘 致 といった運 営 目 的 に沿 っ
● 施 設 管 理 費 全 般 の削 減 、利 用 料 収 入 及
て、JR 桜 木 町 駅 舎 隣 という地 の利 の良 さ
びその他収入の増加を目標とします。
を活かした運営を行います。
・ 施 設 運 営 の最 終 年 と なるため、 新 たな施
設 増 強 はしませんが、安 全 面 のために必
要 な施 設 ・設 備 の維 持 管 理 と改 善 に努 め
ます。 一 方 で利 用 料 収 入 の増 加 と 、 そ の
他の収入の確保に努めます。
(3) ZAIMについて
① 拠点アーティスト・アートNPOの活動発信について
[取組み内容]
[達成指標]
・ ACYラウンジ跡のスペースを拠点アーティ
● 来場者目標 延べ 2,000 人。
スト・アートNPOのプレゼンスペースとして
● 活動記録を冊子等の形で発表します。
活 用 し、展 示 等 により活 動 を発 信 する新
● 創 造 拠 点 の活 動 内 容 に 対 する市 民 の 理
規事業を展開します。
解を深めることを目指します。
・ 約 4 年間にわたるZAIMプロジェクトを総
● 次 世 代 の創 造 者 を育 むことを目 標 としま
括し、活動記録をまとめて発表します。
す。
・ 「ZAIM F E STA」「オープンアトリ エ」な
ど、創 造 拠 点 の動 きを市 民 に伝 える事 業
を実施します。
・ 「ZAIMでアート探 検 」の実 施 など、こども
たちが生 の芸 術 家 と触 れ合 う機 会 を提 供
します。
② 若手アーティストの発掘・支援について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 35 歳 以 下 を 対 象 に 「 横 浜 創 造 界 隈 コ ン
● 横 浜 における創 造 活 動 の担 い手 が増 える
ペ」を実施し、横浜で作品発表する機会を
提供します。
- 15 -
ことを目指します。
平成 21 年度事業計画 協働推進グループ
③ トリエンナーレ市民協働支援について
[取組み内容]
[達成指標]
・ トリエンナーレをはじめとする現 代 美 術 振
● 市 民 活 動 が地 域 や拠 点 アーティストと結
興 のための市 民 活 動 に場 所 や情 報 を提
びついて、より発展することを目指します。
供し、市民協働を推進します
④ 映像作品制作支援について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 映 像 文 化 都 市 を推 進 するため、屋 上 など
● 撮影受け入れ 30 件以上を目標とします。
を活 用 する撮 影 について、安 全 面 に配 慮
しつつ柔軟に対応します。
⑤ 創造活動支援について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 発 表 機 能 縮 小 後 は、相 談 ・情 報 提 供 機 能
● 相 談・情 報 提 供の成 果 として、横 浜 での創
を強 化 することで、横 浜 における創 造 活 動
造活動が活性化することを目指します。
● 拠 点 アーティストが「ZAIM発 」の作 品 を世
を支援します。
・ 拠 点 アーティストの創 造 活 動 を支 援 するた
に問うことを目指します。
め、別 館 の一 部 を制 作 ・稽 古 の場 として活
用します。
⑥ 拠点アーティストの活動支援について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 地 域 との連 携 を深 め、創 造 界 隈 の施 設 等
● 創 造 界 隈 の催 し物 企 画 等 に拠 点 アーティ
で拠 点 アーティストが発 表 機 会 を得 られる
ストが係わることを目指します。
● 販 売 実 績 がアーティスト支 援 につながるこ
ように働きかけます。
・ 拠点アーティストのグッズ等を販売します。
とを目指します。
⑦ 施設の安全管理の強化について
[取組み内容]
[達成指標]
・ 定 期 点 検 に加 え、日 常 巡 回 点 検 により事
● 事故を未然に防ぐことを目指します。
● 全 館 合 同 防 災 訓 練 を年 2回 以 上 実 施 しま
故を未然に防ぎます。
・ なか区民活動センターと連携し、合同防災
訓練の実施などにより、全館で安全意識を
向上させます。
- 16 -
す。
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
横浜美術館
1 基本方針
(1) 基本的な方針
横浜美術館は、美術による新しい価値を創造し「文化芸 術創造都市・横浜」の実現を市民とと
もに目指します。そのために 3 つの役割を担います。
●高い専門 性に裏付けられた美術館活動を通して、創造、教育、情報、美術政策などの提言
を行います。
●市民の誰もが美術に親しむことができる環境を提供します。
●横浜の「美術振興総合センター」としての運営を行います。
(2) 21 年度の位置づけ
①事業の方針
創造性、発信性、協働性、未来性の 4 つの方向性をもった美術館を目指すことを大きな方針と
します。
●創造性-美術の新たな価値を創りだす美術館
●発信性-新進のアーティストを発掘し、世界に向けて発信する美術館
●協働性-市民の参加や体験を重視した双方向性型事業を展開する美術館
●未来性-子どもたちの未来にむけた感性と自立を育む活動を提供する美術館
②運営の方針
新たな美術館を目指し、3 つの行動を起こします。
●安全・安心・親切をモットーにした運営
●街に溶け込む美術館になるための周辺との連携
●改善のチェックとスピーディーな行動
③管理の方針
平成 20 年度から開始された指定管理者共同事業体での管理運営ノウハウを活かし、より安全
で快適な施設を維持します。
- 17 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
2 自主事業に関する事業計画
(1) 学芸業務事業について
[取組み内容]
[達成指標]
●美 術 館 の最 も基 本 的 な機 能 である作 品 収
●収集候補案の市への提案 年 1 回
集 、保 存 管 理 、調 査 研 究 、展 覧 会 企 画 の
●横浜美術館研究紀要の発行 年 1 回
各 業 務 を行 います。「観 る」「創 る」「学 ぶ」と
●博物館実習受入
いう美 術 館 の全 活 動 の基 盤 であ る収 蔵 美
●他美術館、施設との共同企画 年 4 回
術品の収集・保存・研究及び企画調査を確
●収蔵品の基礎解説シートの作成 年 50 件
年1回
実に行い、市民に「新しい価値の発見」をも
たらし、横 浜 の魅 力 を国 内 外 に発 信 しま
す。
●収 蔵 美 術 品 の日 常 管 理 を確 実 に行 いま
す。
●他 の美 術 機 関 ・大 学 などと連 携 し、ネットワ
ークの強化を図ります。
●収 蔵 品 の基 礎 解 説 シートを作 成 し、コレク
ション展等でその成果物を活用します。
(2) 展覧会事業について
[取組み内容]
[達成指標]
【企画展】
●より広く多角的なアプローチと外部との連携
●4 つの企画展で来館者 241,000 人を目指し
により、オリジナルでクリエイティブな 4 本の
ます。(金氏徹平展:15,000 人、フランス絵
企 画 展 を開 催 し、 美 術 を通 して「 横 浜 なら
画の 19 世紀展:150,000 人、大・開港展─
では」の魅 力 を発 信 します。企 画 展 の実 施
徳 川 将 軍 家 と 幕 末 明 治 の 美 術 : 50,000
にあたっては、展 覧 会 企 画 運 営 会 議 (グル
人、束芋展─断面の世代─:26,000 人)
ープ長、経営管理、営業情報、学芸チーム
●企画展観覧券の前売りは 2 ヶ月前から開始
します。
リーダー、企画展担当チーフにより構成)に
諮り、HEART TO ART との事業連携をはか
●展 覧 会 関 連 事 業 を周 辺 地 域 へ展 開 しま
ります。
す。
●小 中 高 校 の美 術 鑑 賞 教 育 に、当 館 の企 画
展 の 活 用 を 促 すべく、 当 該 学 校 の美 術 教
年2回
●展覧会企画運営会議を開催します。
諭 に企 画 展 の見 どころやねらいを説 明 する
レクチャーを行います。
企画展予定
①注目の若手現代美術家、初の個展
金氏徹平:溶け出す都市、空白の森
3 月 20 日~5 月 27 日(60 日間)
②横浜開港 150 周年記念/開館 20 周年記念
フランス絵画の 19 世紀
- 18 -
年4回
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
美をめぐる 100 年のドラマ
アングル・ドラクロワ・マネ・ルノワール...
6 月 12 日~8 月 31 日(71 日間)
③横浜開港 150 周年記念/開館 20 周年記念
大・開港展-徳川将軍家と幕末明治の美術
9 月 19 日~11 月 23 日(57 日間 予定)
④束芋展─断面の世代─(仮称)
12 月 11 日~3 月 3 日(69 日間)
【コレクション展】
横 浜 美 術 館 の収 蔵 美 術 品 を紹 介 するた
●企 画 展 と連 動 したコレクション展 を開 催 しま
め、3 期 に分 けてコレクション展 を開 催 しま
す。そ の 中 で、 横 浜 美 術 館 の 代 表 的 作 品
を通 年 展 示 するコーナーを設 け、繰 り返 し
す。 年 2 回
●コレクション・トークを開催します。
年 10 回
の鑑 賞 を可 能 にし、作 品 と市 民 との親 密 度
を高 め、また遠 方からの来 館 者 の期 待に応
えます。
(3) 教育事業について
[取組み内容]
[達成指標]
【学校教育との連携】
●学芸チーム、教育チームの連携によりコレク
●アートティーチャーズデーを企画展ごとに年
ション作 品 を中 心 とした教 育 普 及 に積 極 的
4 回開催します。
に取 り組 みます。また学 校 との《鑑 賞 教 育 》
●ティーチャーズサポーターの目標
に関しての連携を具体化します。
●夏 休 み子 どもフェスタを開 催 し、子 どもたち
●中 学 校 美 術 教 師 による「ティーチャーズサ
ポーター(仮 称 )」を発 足 し、夏 休 み期 間 中
5人
により良い鑑賞の機会を提供します。
●企業協賛の獲得を目指します。
の子 どもたちの鑑 賞 を教 師 との連 携 でサポ
ートします。
●美 術 館 塾 「博 物 館 研 修 」と連 動 し、受 講 生
の鑑 賞 教 育 研 修 を「子 どもフェスタ」におい
て実施します。
- 19 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
【横浜美術館塾の開講】
●収蔵作 品 や展覧会をさらに活用 し、市民が
●すべての 学 芸 員 が 講 座 を担 当 し、 美 術 普
多 様 なアートシーンに出 会 うことができる講
座をおこないます。
及を実践します。
●様々な市民ニーズに応える講座を開発し提
●市 民 の多 様 な好 奇 心 に応 え、「アートを鑑
供します。
賞する」「アートを収 集・購入 する」「アートを
◇「アートに親しむ」ことを目的とした教養講座
実 践 する」など、美 術 への興 味を拡 げること
と、「アートを考 える」ことを目 的 とした専 門
ができる講座をおこないます。
講座を継続します。
●市民の交流や生涯学習を支援します。
◇展 覧 会 と 連 携 し、 そ の 展 覧 会 の 企 画 制 作
の背 景 までを知 ってもらい、展 覧 会 鑑 賞 が
さらに楽しくなる講座をつくります。
◇アートマーケットへの関心を高める市民をサ
ポートするために、コレクター入 門 の講 座 を
新設します。
◇展覧会の企画制作への関心が高い市民に
応 え、少 人 数 制 の学 芸 員 体 験 講 座 を新 設
します。美 術 館 運 営 と学 芸 業 務 、技 術 を学
び、収 蔵 作 品 を使 った小 規 模 な非 公 開 の
展覧会を企画制作します。
◇市 民 のアトリエと連 携 し、創 作 ・実 技 を含 む
講座を新設します。
◇本講座と連携し、塾の広報と美術普及を目
的 とした公 開 講 座 (オープンスクール)を開
催します。
◇美 術 図 書 室 を 活 用 する講 座 を 新 設 し、 市
民の交流や生涯学習の場をつくります。
【インターンの受入れ】
●人材育成事業として、現場経験の提供およ
●受け入れ目標 年6名
び活動の理 論と実践を教授します。従来の
・学生インターン 2 名
学 生 インターンの他 に造 形 、鑑 賞 それぞれ
・造形活動インターン 2 名
に特化したインターンを募集します。
・鑑賞活動インターン 2 名
【ボランティアの活用】
●展 覧 会 、アトリエ事 業 、アーティスト・イン・ミ
●市民協 働 事業として、市民ボランティアをホ
ュージアム事 業 、美 術 情 報 センター運 営 な
ームページや館 内 での案 内 で募 集 し、市
どの事 業 で、補 助 業 務 を中 心 として市 民 ボ
民 が 事 業 を 支 援 する協 力 体 制 を 構 築 しま
ランティアを活用します。
す。
募集:年5回以上
- 20 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
(4) 子どもに対する取組み事業について
[取組み内容]
[達成指標]
造形及び鑑賞活動を通して子どもたちの生涯
にわたって美術を愛する心を育みます。幼児・
児 童 を対 象 とした体 験 型 プログラムを提 供 す
るとともに、学校 教 育と連携 したプログラムをよ
り一層充実させます。
【造形教育事業】
●学校のためのプログラム 年間 90 日
●講座の定数、定員の100%確保を目指しま
小学校 35 校、幼稚園・保育園 35 園、養護
/各種学校 20 団体
す。
●ホームページにブログを開 設 し事 業 の様 子
●個人の造形プログラム
を紹介します。
わくわく日曜造形講座 全 3 回 11 講座
●企業と連携し、アウトリーチを実施します。
わくわく 1 日造形講座 6 講座
●「親子のフリーゾーン」をサポートする市民ボ
夏休み造形講座 全 3 回 3 講座
ランティアを受入れます。 年間 10 名
親子のフリーゾーン 年間 42 回開催
教 師 のためのワークショップ 春 期 ・夏 期 講
座開催(各全 2 日)
【展覧会事業】
●子どものアトリエ“ミニギャラリー”にて通年 で
●年間 3 テーマ実施します。
開催
【企画調査事業】
●開館 20 周年企画として美術館教育普及シ
ンポジウムを実施します。
●学 校 との連 携 を前 提 として企 画 運 営 委 員
会 を開 催 し、子 どものアトリエ事 業 の企 画 、運
営についての報告と意見をいただきます。
【指導者の育成】
美 術 を通 し、子 どもたちの未 来 にむけた感 性
と自 立 を育 む活 動 を支 える指 導 者 を育 成 しま
●指導者研修 年間 10 講座
す。
●学生研修
●指導者研修
●学生研修
- 21 -
年間 3 講座
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
(5) 市民の創作活動支援事業について
[取組み内容]
[達成指標]
●市 民 のアトリエを活 動 の場 として、「つくるこ
●基 本 的 に、はじめての方 も参 加 できるような
とにより美 術 を考 える」というメインテーマの
講 座 を 企 画 し、 指 導 員 や 講 師 等 と 共 に 有
もとに下記の方針で取り組みます。
意義な時間を過ごせるように実施します。
●市 民 の創 作 にとって有 益 と考 える場 合 、展
覧会と連携した講座を設けます。
◇基 本 的 に市 民 (12才 以 上 の広 く一 般 の
◇講座(ワークショップ) 目標 40 コース
方 々)を対 象 とし、市 民 生 活 と美 術 の関 係
・気軽に参加できる短期のワークショップ。
を模 索 しつつ、市 民 の創 作 活 動 を支 援 しま
・アート表現に取り組むプログラム。
す。
・時間をかけてじっくり取り組むプログラム。
◇地 域 との連 携 を大 切 にし、美 術 実 技 の紹
介、指導等を必要に応じて実施します。
・展覧会と連携した内容のプログラム。
◇オープンスタジオ 目標 20 コース
立 体 、平 面 、版 画 各 室 でアトリエ環 境 を考
慮 し、参 加 者 が場 を共 有 しながら、自 主 的
に制 作 に取 り組 むプログラム。指 導 員 は適
切なアドバイスができるように努めます。
◇横浜美術館塾との連携
横 浜 美 術 館 塾 において実 技 的 内 容 の講 座
を担当します。
(6) 創作活動支援事業について
[取組み内容]
[達成指標]
〜アーティストの創造活動を支援します〜
●館 内 施 設 での国 内 外 の若 手 、新 進 アーテ
●新 進 アーティストによる滞 在 制 作 、展 示 企
ィストによる創造・発表活動を支援します。
●アーティストの表 現 活 動 を核 とした、市 民 と
地 域 と の 交 流 を 促 進 し 、 ア ート を 介 し た人
画を実施します。
◇アーティスト・イン・ミュージアム横浜
(AIMY)
的ネットワークを形成します。
アーティストを公募により選出します。
●創 造 界 及 び市 内 のアートプログラムにおけ
◇開港150周年記念事業および横浜トリエン
るアーティストの創 造 ・発 表 活 動 を支 援 しま
ナーレ第 4回 展 への情 報 提 供 を目 的 とし
す。
た新進アーティストの調査、資料収集。
●横 浜 発 の新 しいアートの発 信 を目 指 しま
◇新 進 アーティストによるトーク、スクリーニン
す。
グ な ど を 実 施 し ま す 。 ( New Artist Picks
(NAP))
◇AIMY アーティスト活動記録集 2008 年度版
を製作します。
- 22 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
(7) 広報・営業事業について
[取組み内容]
[達成指標]
【広報・広聴】
●広 く市 民 に事 業 を周 知 する広 報 を確 立 しま
●指定管理者共同事業体と協力した広報
す。
プレスリリースの実施:年4回
●対 面 アンケートとホームページの2軸 でアン
ケートを実施し、館の運営に反映します。
広報印刷物の掲出依頼:年4回
●より良 い館 運 営 を実 現 するための「お客 様
広 聴 プログラム」をつくります。対 面 アンケ
ートやホームページでもお客様の意見を拾
い、より良 い館 運 営 のために「お客 様 広 聴
プログラム」に反映します。
【収益を目的とした事業】
●Heart to Art 事 業 のさらなる充 実 を図 りま
●企 業 協 賛 を得 るために必 要 な館 の集 客 能
す。
力を高めるため、観客誘致につながる宣伝
●観 客 誘 致 のさらなる推 進 と事 業 収 入 の増 収
のために、新規の宣伝 活動と収益 事業に取
ツールを開発します。
●Heart to Art 活動への企業誘致に取組み
ます。
り組みます。
●施設の活用、特にレクチャーホールとコレク
ション展 示 室 、平 面 室 などを活 用 した継 続
可 能 な観 客 誘 致 事 業 (例 :鑑 賞 講 座 など)
を立ち上げます。
●多くの市 民に資 金 調 達 してもらい開 催 する
事 業プログラムをつくります。(展 覧 会 やAI
MYなど)
(8) 横浜開港150周年事業等への支援について
[取組み内容]
[達成指標]
横浜開港 150 周年事業に横浜美術館のノ
ウハウを活かした支援を行います。
●「イリス 150 周年 日本の近代化と共に歩ん
●「イリス 150 周年 日本の近代化と共に歩ん
だあるドイツ商社の歴史」展
だあるドイツ商社の歴史」展
横浜開港と同時に長崎 と横浜で設 立され、
目標入場者数 6,000 人
今 日 もハンブルクと東 京 を拠 点 に盛 業 中 の
ドイツ商社イリスの 150 周年記念展覧会を、
協賛金プログラム”Heart to Art”の一環で
実 施 します。アートギャラリー1、2 を用 い、
居 留 地 の文 化 、日 独 交 流 史 、今 日 のグロ
ーバリ ゼ イ ショ ンの 先 史 を 、 実 在 の外 国 商
社 の活 動 に跡 付 けながら、古 文 書 、写 真 、
- 23 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
取り扱い物品などの資料約 100 点によって
立 体 的 に展 示 構 成 することで、多 くの市 民
が横浜開港 150 年史への関心と理解を高
める機会を提供します。入場無料。
●横浜開港 150 周年&横浜・リヨン姉妹都市 50
●横浜開港 150 周年&横浜・リヨン姉妹都市 50
周年記念 文化交流事業
周年記念 文化交流事業
〈絹の旅-横浜からリヨンへ 〉
目標入場者数 1,000 人。
6月初旬~8 月末までに約 7 日間を予定。
リヨンに留 学 中 で「リヨン青 年 大 使 」をつとめる
横 浜 出 身 の大 学 院 生 と横 浜 美 術 館 が進 める
共 同 プログラム。戦 前 、横 浜 港 から輸 出 され
た生糸がリヨンの絹織物産業の発展に貢献し
たことから、リヨン市 を結 ぶ絹 と美 術 を主 題 に
して講 演 会 やスクーリングをおこないます。ま
た、空 洞 化 してしまった横 浜 スカーフや姉 妹
都市リヨンを市民の皆さんに広く紹介するプロ
グラムを展開します。入場無料。
●原三溪市民研究会
●(財)三溪園保勝会と協働で組織 した、公募
原 三 溪 の事 蹟 を市 民 や関 係 機 関 と協 働 で
での市 民 メンバーによる研 究 会 にて、藤 本
調 査 研 究 し、成 果 を書 籍 にまとめて刊 行 す
實 也 稿 本 『原 三 溪 翁 伝 』の校 訂 作 業 を終
ることによって広 く市 民 に原 三 溪 への理 解
え、思文閣出版より刊行します。
●市 内 関 係 公 共 機 関 等 へ同 刊 行 物 を配 布
を深めることを目指します。
し、大 学 等 他 施 設 の研 究 者 や市 民 参 加 に
よって刊 行 記 念 講 演 会 等 を開 催 し、原 三
溪像の多角的な理解と考察を促し、市民に
調 査 研 究 参 加 の一 層 の機 会 を提 供 しま
す。
●アーティスト・イン・ミュージアム横 浜 で関 連
●アーティスト・イン・ミュージアム横 浜 の公 募
事業を実施します。
企 画 として、開 港 150周 年 にふさわしいア
ートプロジェクトを募集します。
●横浜開港 150 周年事業と連携し、観客誘
●施設のスペースを有効に活用した連携を行
致を推進します。
います。
●Y150 入場券とタイアップした展覧会料金を
設定します。
●Y150 イベントスポットを館内に設置し、観客
誘致を図ります。
- 24 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
(9) 横浜トリエンナーレ関連事業等への支援
[取組み内容]
[達成指標]
第 4 回横浜トリエンナーレに向けての支援を
行います。
●横 浜 トリエンナーレ第 4回 展 にむけて、アー
●アジアにおけるアート・ネットワーク形成 のた
ティストの調査、資料収集を行います
めにシ ンポ ジウムとワ ークショ ップ 開 催 しま
●アジア周 辺 地 域 (韓 国 、中 国 、オーストラリ
ア、タイ等 )との相 互 協 力 関 係 を強 化 し、人
す。
●20名 のアーティストについて調 査 、資 料 収
的交 流とアートを支 える内外 の人 材 ネットワ
集を行います。
ークの構築とその活用に向けた環境を整備
します。
3 施設の運営に関する業務計画
(1) 施設の提供について
[取組み内容]
[達成指標]
●通 常 の開 館 日 に加 え、年 末 年 始 開 館 、休
●年始は1月2日から開館します。
館 日を活 用 した新 たな活 動 など、魅 力 的な
●協 賛メリットとしての特 別鑑 賞 会やパーティ
ーの 開 催 な ど、 休 館 日 を 活 用 した 活 動 を
施設提供を行います。
●誰 にでもやさしくホスピタリティーあふれるバ
安全に行えるよう支援します。
●介護士等の指導によるバリアフリーに関する
リアフリーの施設を目指します。
職員研修を行います。
(2) レクチャーホールの管理運営について
[取組み内容]
[達成指標]
●レクチャーホールを効率的に運営します。
●レクチャーホール平日枠の利用を促進す
るため、YMA Live(観客誘致事業)と連携し
た運営を行います。
(3) 美術情報センター運営について
[取組み内容]
[達成指標]
●和・洋雑誌の収集を継続して行います。
●美 術 図 書 と 映 像 を 活 用 し て展 覧 会 事 業 を
●展覧会と連動した図書や映像資料を公開し
ます。
支援します。企画展ごと年4回
●美 術 館 ホームページやメールマガジンに美
●美 術 情 報 センターの利 用 促 進 を目 的 とした
術情報センターの紹介を掲載します。
●図書ボランティアを受け入れます。
広報を積極的に行います。
●ボランティアとともに活 動 し市 民 に開 かれた
受け入れ目標 6名
●引 き続 きカタログ類 の受 け入 れ作 業 の効 率
美術情報センターを目指します。
●受 け入 れ図 書 を迅 速 に公 開 できるように手
続きを工夫し、業務を効率化します。
化を図ります。
●美 術 図 書 館 横 断 検 索 (ALC)に参 加 して美
●収 蔵 図 書 データを他 の美 術 館 と共 有 し広 く
市民に公開します。
術 図 書 を市 民 が有 効 に活 用 できるように情
報提供します。
- 25 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
(4) ミュージアムショップ・カフェ・駐車場運営について
[取組み内容]
[達成指標]
【ミュージアムショップ】
●横 浜 美 術 館 ならではの高 いデザイン性 と
●収蔵作品等によるオリジナルグッズ、展覧会
お客 様 のニーズに応 える日 常 性 及 び価 格
関 連 グッズに加 え、主 催 事 業 に関 連 するア
設 定 を融 合 させた品 揃 えにより、堅 実 かつ
ーティストと協 働 して商 品 開 発 を推 進 しま
ユニークな経営を目指します。
す。
●常 設 のミュージアムショップ、開 催 中 の展 覧
会 関 連 商 品 に特 化 して販 売 を行 う特 設 ショ
ップ、オンラインショップの3つを柱 として販
売します。常設のショップ内には、アーティス
トブランド等 の限 定 商 品 コーナーを設 置 し、
Heart to Art 事業を通じて民間企業との連
携を図ります。
【カフェ】
●展 覧 会 をはじめとする主 催 事 業 と連 携 し、
●季節や展 覧会の内 容 に応じた限 定メニュー
センスの効いた什器とフリースペースを活用
して心地良い空間づくりに努めます。
を開発します。
●フリースペースや壁面に AIMY/NAP やアト
リエ事 業 と関 連 する美 術 作 品 を展 示 しギャ
ラリーカフェとしての魅力を打ち出します。
【駐車場】
●来 館 者 サービスと美 術 館 収 益 のため、一 般
●固 定 的 な収 入 獲 得 のため、定 期 利 用 駐 車
利 用 駐 車 場 、定 期 利 用 駐 車 場 及 びバス駐
場の増車を検討します。
車場を運営します。
(5) NPO活動支援センター運営について
[取組み内容]
[達成指標]
●神 奈 川 県 ライトセンターと連 携 して「目 の不
●ライトセンターの通 信 システムに美術 館 の展
自 由 な市 民 のための鑑 賞 サポート」を行 うN
覧会の紹介を組み入れます。
●企 画 展 ごとにサポーターの実 習 を兼 ねた
POの立ち上げと、活動を支援します。
「鑑賞会」を行います。 年 4 回
(6) その他の運営項目について
[取組み内容]
[達成指標]
● 各 チ ーム の専 門 性 が 総 合 され た 事 業 を 展
● 全 館 的 に取 り組 む事 業 についてはプロジェ
開します。
クトチームを組織し事業を進めます。
●経 営 アドバイザー会 議 を開 催 し、運 営 に関
する外部意見を積極的に取り入れます。
●経営アドバイザー会議 年3回開催
●各事業で自己評価を行います。
●各 事 業 で自 己 評 価を行 い、PDCAサイクル
を実施します。
- 26 -
平成 21 年度事業計画 横浜美術館
4 施設の管理に関する業務計画
(1) 安全の確保について
[取組み内容]
[達成指標]
●緊 急 レベルに応 じた危 機 管 理 体 制 を整 備
●消防訓練を実施します。 年2回
します。
●危 機 管 理 マニュアルを常 に最 新 のものに更
●消防・警察との連携を図ります。
新し、全職員に周知徹底します。
●正確で安全な現金管理を行います。
●展 示 によって会 場 構 成 が大 きく変 わる展 覧
会については事前に消防に届け、助言を受
け、必 要 な消 火 器 の設 置 や人 員 配 置 を適
切に実施します。
●施 設 管 理 統 括 者 である三 菱 地 所 ビルマネ
ジメントと常 に連 絡 ・協 議 ・調 整 を図 ります。
毎月 1 回以上ミーティングを行います。
5 その他実施計画
(1) 個人情報保護について
[取組み内容]
[達成指標]
● 職 員・スタッフ一同 、取り扱 いの重要 性 を認 識
● 個人情報保護研修を全スタッフを対象に行い
し、業務を行っていきます。
ます。 年1回
(2) 情報公開について
[取組み内容]
[達成指標]
●事業報 告 及び収支 決 算、事 業計 画及び収 支
●事業報 告 及び収支 決 算、事 業計 画及び収 支
予 算 を理 事 会 終 了 後 1ヶ月 以 内 に公 開 しま
予算をホームページで公開します。
●新収蔵作品目録を発行します。
す。
●2008 年 度 収 蔵 作 品 の目 録 を制 作 ・発 行 しま
す。
●2004 年度分収蔵作品目録(総点数 1565 点)
の発行に向 けて、作品 撮影(1513 点分)を実
施します。
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
横浜市民ギャラリー
1 基本方針
(1) 基本的な方針
横浜市民ギャラリーは、45 年の歴史と伝統を踏まえながら、アートを通した市民の主体的な活
動 がさらに広 がりをもって展 開 していくための拠 点 となり、多 くの市 民 が親 しみをもって集 う場 と
なることを目 指し、その実現を図る運営を行 います。運営 にあたっては、市民の信頼を重んじ、
市 民 の参 画 を広 く促 していきます。この方 針 の元 に、関 連 施 設 と連 携 を図 りながら、さまざまな
場面で市民の美術文化の発展を担うことにより、市民サービスの向上に努めることを使命としま
す。指定管理期間の達成目標を以下のように設定します。
1. 創作活動の発表の場として賑わいを維持し、親しみやすい創作教室を実施します。
2. 横浜を見据えた魅力ある自主事業を実施します。
3. 美術振興を支える担い手を育成します。
(2) 21 年度の位置づけ
①事業の方針
市民の創造活動を支援し、活気と賑わいを創出します。
*ニューアート展を横浜開港 150 周年記念事業として位置づけて実施します。
*ニューアート展やコレクション展などで、市民ギャラリーの活動に市民が主体的に参加する工
夫をします。
*市 民 や子 どもを対 象 とした絵 画 ・造 形 講 座 を実 施 し、市 民 の創 造 活 動 を支 援 する事 業 を展
開します。
②運営の方針
市民のニーズと信頼に応えられるよう、安定した運営を心がけます。
*貸館利用率 100%を達成し、発表の場としての賑わいを維持します。
*アンケートやモニタリングを実施し、市民のニーズを事業に反映します。
*絵画教室などで、市民と協働した運営を実現します。
*大 学 や企 業など外 部 の諸 機関 と連携 してワークショップなどを実 施 し、美 術 振 興を支 える担
い手を育成します。
③管理の方針
市民が安全・安心に利用できるよう、施設を管理します。
*毎 日 の開 館 ・閉 館 業 務 、定 時 点 検 および定 期 点 検 を遺 漏 無 く行 い、設 備 の不 具 合 や諸 問
題に迅速に対応し、安全に施設を管理します。
*危機管理対策を徹底します。
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
2 全体に関する事業計画
(1) 市民協動、市民とともに歩む運営の実施
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 市民団体・横浜美術友の会と協働して、絵 ● 美 術 友 の会 と協 働 して絵 画 教 室 を運 営 し
画教室を運営します。
ます。(12 回×17 コース実施)
◆ 大学、企業と連携してワークショップを実施 ● 美術大学と連携してこども向けワークショッ
します。
プを実施します。(1 回以上)
● 企 業 と連 携 してこども向 けワークショップを
実施します。(2 回以上)
(2) 手渡しできる情報の提供
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 市内の美術情報や発表の場に関する情報
● 市 内 の美 術 情 報 を集 めた「アートカレンダ
をきめ細 かく提 供 し、問 い合 わせに対 面 で
ー」を掲載した『アートヨコハマ』を年 3 回発
丁寧に対応をします。
行 、ホームページを原 則 週 1回 更 新 しま
◆ 掲 示 物 や印 刷 物 で、初 心 者 や高 齢 者 、子
どもが読 みやすく、わかりやすい表 記 を心
す。
● 電話やインフォメーションカウンター等での
問い合わせに丁寧に回答します。
が け、 幅 広 い 来 館 者 層 のニ ー ズ に 応 えま
● 利用の手引き、自主事業チラシ、『アートヨ
す。
コハマ』は、初 心 者 にもわかりやすい表 現
を心 がけ、高 齢 者 にも読 みやすい大 きな
文字で制作します。
● 「こどもの美 術 展 」や「ハマキッズ・アートク
ラブ」のチラシや掲 示 物 は子 どもにも読 み
やすいよう、文 字 の大 きさや表 現 に配 慮
し、対応します。
(3) 関連施設との連携
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 横 浜 美 術 館 、市 民 ギャラリーあざみ野 と相
● 「ニューアート展 2009」で 3 館連携事業を
互 に情 報 交 換 を行 い、館 の活 動 の向 上 に
つとめ、開港 150 周年記念事業を実施しま
す。
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実施します。
平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
3 自主事業に関する事業計画
(1) 創作活動の発表の場の提供及び創造活動の支援
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 貸 館 事 業 の遺 漏 のな い 実 施 に よ り、 美 術
● 展示室の利用率 100%を維持します。
● 「日 曜 画 家 展 」を実 施 します。出 品 点 数
団体への発表の場を提供します。
200 点。
◆ 無 審 査 で市 民 が参 加 できる展 覧 会 を開 催
● 「こどもの美術展」を実施します。出品点数
し、個人にも発表の場を提供します。
◆ 利 用 希 望 者 の展 示 計 画 の相 談 にのるとと
もに、展示作業時には、照明の位置などに
3,000 点。
● 事 前 説 明 の実 施 。 展 示 作 業 当 日 朝 の説
ついて助言、作業を行います。
明会の実施。展示作業の助言と照明作業
◆ 市民ボランティア活動を行います。
を行います。
◆ 登 録 ボランティアが市 民 記 者 や市 民 キュレ
ーターとして活動します。
● 登録ボランティア数 80 名を目指します。
● 『アートヨコハマ』に市 民 記 者 によるレポー
ト年間 6 本。コレクション展での市民キュレ
ーター 5 名。
(2) 発信性のある自主事業の実施
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 開港 150 周年記念事業として「ニューアー
● 「ニューアート展 2009」入場者 2,000 人を
ト展 2009」を開催します。
目指します。
◆ 開港 150 周年「ニューアート展 2009」に向
けて、ワークショップを含む市民参加のプロ
● プロジェクト参加者 200 名。
● 「 コ レ ク シ ョ ン 展 2010 」 を 開 催 し 、 入 場 者
4,500 人を目指します。
ジェクトを開 催 し、その成 果 を展 覧 会 で発
● 「第 44 回横浜市こどもの美術展」の参加
表します。
◆ 収蔵品の魅 力を幅広 い市民に伝 える「コレ
者 3,000 人、入場者 8,000 人を目指しま
クション展 2010」を開催します。
す。
◆ 「第 44 回横浜市こどもの美術展」を開催し
● こどもの造 形 専 門 家 によるスペシャルトー
ます。
クなど実施回数 1 回。
◆ 「 横 浜 市 こ ども の 美 術 展 」 の 関 連 事 業 と し
て、幼 児 ・児 童 教 育 のこどもの造 形 の専 門
家 によるスペシャルトークや相 談 コーナー
を実施します。
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
(3) 創造活動との出会いの場の提供
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 子 ども向 けのワークショップ「ハマキッズ・ア
● ハマキッズ・アートクラブ
年間 6 回開催、参加者合計 180 名
ートクラブ」を開 催 し, 企 業 などと連 携 し
て、市 民 ギャラリー独 自 の魅 力 的 なプログ
● 絵画教室は、12 コース×17 回の講座を開
講します。受講者 540 名を目指します。最
ラムを実施します。
終回に公開講評会を行います。
◆ 横浜 市民 ギャラリー絵 画教 室の開 催し、受
講 生 同 士 の交 流 を促 進 します。講 評 会 な
● 絵 画 教 室 では、毎 回 の講 座 の他 に、午
どを 通 じ て 受 講 生 同 士 の 交 流 を 促 進 しま
前 ・午 後 コース合 同 の講 評 会 、卒 業 生 作
す。
品展を開催します。
(4) 美術情報の提供、広報
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 情 報 誌 『アートヨコハマ』を発 行 し、市 民 ギ
● 『アートヨコハマ』を年 3 回、計 36,000 部を
ャラリーの主 催 事 業 および貸 館 スケジュー
ル・内容、ならびに市内の美術情報を紹介
発行します。
● インフォメーションカウンターの利用者数月
60 件。
します。
◆ インフォメーションカウンターや DM 掲出ボ
● 掲 出 したポスター類 は、原 則 として一 週 間
ード、チラシ・ラックを有 効 に活 用 して情 報
を提供します。
に一度、貼り替えます。
● ホームページのアクセス件数 55,000 件。
◆ 展 示 室 等 に全 国 の美 術 展 覧 会 ポスターを
掲出します。
◆ ホームページを週 1 回更新し迅速に情報
提供をします。
4 施設の運営に関する事業計画
(1) 適切な開館運営
[取組み内容]
[達成指標]
● 遺漏なく開館・閉館業務を行います。
◆ 開館日数 347 日。
● 円滑な開館運営を行います。
◆ 利用時間 10:00~18:00
◆ 必 要 に応 じて教 育 委 員 会 事 務 局 (教 育 文
化 センタ ー管 理 係 )と適 宜 連 絡 調 整 を行
い、円滑な開館運営を行います。
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
(2) 収蔵庫および収蔵作品の管理
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 日 常 的 に温 湿 度 の記 録 および収 蔵 庫 環
● 原則毎日の目視点検を実施します。
境 の目 視 点 検 を行 い、館 長 、副 館 長 、学
● 前 年 度 に引 き続 き、写 真 と素 描 作 品 の棚
芸担当の職員が問題点を共有します。
卸しを実施します。
◆ 計 画 的 に棚 卸 しをして作 品 の状 態 を確 認
します。また、棚卸し台帳を整備します。
(3) アトリエおよび作品保管室の管理
[取組み内容]
[達成指標]
◆ アトリエを市 民 や子 どものための実 技 講 座
● 絵画教室での使用日数 204 日の他、必要
やワークショップに利 用 する他 、友 の会 事
に応 じて利 用 団 体 にアトリエを貸 出 しま
務 室 ス ペー スと して 提 供 し、 さ らに 必 要 に
す。アトリエ利用率平均 75%。
応 じて利 用 団 体 の研 究 会 や審 査 のために
● アトリエ、保 管 室 を日 常 的 に整 理 ・整 頓
し、環境を維持します。
貸 し出 し、 アトリ エの有 効 利 用 と 適 正 な管
● 利 用 者 に対 し、アトリエ、保 管 室 の使 用 後
理に努めます。
◆ 保 管 室 を団 体 展 の搬 入 、審 査 、保 管 に使
の清 掃 ・整 理 を徹 底 します。そのために清
用するほか、所蔵作品の整理、点検作業、
掃用具を整備し、チェックシートも充実して
貸出作業などに使用します。
ゆきます。
(4) 専門性を確保した効率的な運営体制
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 貸 館 、学 芸 、教 育 普 及 、情 報 提 供 など、ギ
● 業 務 分 担 表 を作 成 し、遺 漏 なく業 務 を遂
ャラリーの業 務 にあった人 材 を適 切 に配 置
行します。
します。
(5) ホスピタリティの向上
[取組み内容]
[達成指標]
◆ すべての来 場 者 に満 足 していただける、ホ
● 来 館 者 や事 業 来 場 者 対 象 の顧 客 満 足 度
スピタリティあふれる施設を目指します。
調査で満足度 4 以上を目指します。
● 職 員 会 議 などの場 を活 用 して職 員 のホス
ピタリティについての意識を高めます。
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
5 施設の管理に関する業務計画
(1) 固有施設、備品の適切な管理
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 備 品 の 貸 出 に 際 し て 、 利 用 者 に取 り 扱 い
● 備品台帳を整備します。
の注 意 を徹 底 し、破 損 、紛 失 等 の事 故 を
● 利用者に、貸出用展示備品についての取
防ぎます。
扱注意事項を徹底します。
(2) 廃棄物の適切な管理、搬出
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 市 の規 則 に従 ってゴミを分 別 に廃 棄 しま
● 教 育 委 員 会 事 務 局 と連 携 し、ゴミを分 別
す。
廃棄します。
◆ 必 要 に応 じて産 業 廃 棄 物 取 り扱 い専 門 業
● 産業 廃棄 物 取り扱 い専 門業 者に委 託して
者に委託して廃棄物を処理します。
廃棄物を処理します。年 1~2 回
(3) 適切な環境維持管理
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 収 蔵 庫 、作 品 搬 出 入 庫 、保 管 室 、アトリ
● 収 蔵 庫 、保 管 室 、アトリエ、展 示 室 、事 務
エ、展 示 室 、事 務 室 等 の環 境 整 備 に努 め
室等を定期的に整理、整頓します。
● 顧 客 満 足 度 調 査 で、施 設 の使 い勝 手 や
ます。
◆ 高 齢 者 や子 どもが利 用 しやすいよう工 夫 し
清 潔 さなどの快 適 性 の項 目 について 3.5
ます。
以上を目指し、安心・安全な管理に努めま
す。
(4) 施設予防保全への取組
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 照明設備、収蔵庫空調設備の定期点検を
● 各年 2 回実施。
● 1 日に 6 回の目視点検を実施します。
実施します。
◆ 日 常 的 な定 時 巡 回 監 視 による設 備 点 検 を
行います
◆ 施 設 保 全 のために必 要 な改 善 や修 繕 を早
期に発見し、対応します
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
6 その他実施計画
(1) 危機管理対策の充実について
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 緊 急 レベルに応 じた危 機 管 理 体 制 を整 備 ● 年 2 回の避難訓練を実施します。
● 消防計画、マニュアルを適宜更新し、内容
します。
◆ 消防、警察との連携を図ります。
◆ 利用者の安全確保を最優先します。
を全職員に周知徹底します。
● 事 前 説 明 及 び 開 館 時 に、 利 用 者 に 避 難
路の説明をします。
(2) 自己評価、PDCA サイクルの導入と確実な運用
[取組み内容]
[達成指標]
◆自己評価、PDCA サイクルを導入します。
● 中 期 振 り返 り、期 末 振 り返 り、自 己 評 価 を
行 い、その結 果 を次 年 度 の事 業 計 画 に盛
り込みます。
(3) 市民ニーズ、市民満足度等の把握と対応
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 市 民 ニーズ、市 民 満 足 度 等 の把 握 し、迅
● 来館者、貸館利用後の団体代表者、自主
速に対応します。
事 業 毎 の来 場 者 にアンケートを実 施 しま
す。
● 登 録 ボランティアによるモニター調 査 を実
施します。
(4) 情報公開、説明責任の的確な実施
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 事 業 報 告 、収 支 決 算 、事 業 計 画 および収
● 『アートヨコハマ』で自 主 事 業 の終 了 報 告
支予算を公開します。
をします。
● ホームページで事 業 報 告 、収 支 決 算 、事
業計画および収支予算を理事会終了後 1
ヶ月以内に公開します。
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平成 21 年度事業計画 横浜市民ギャラリー
7 収支について
(1) コスト削減への努力
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 業務の見直し、発注における競争の導入、
● 4%のコストの削減
光 熱 水 使 用 料 の削 減 などにより、コスト削
減につとめます。
(2) 適切な観覧料等受益者負担の設定
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 企画展、ワークショップについて、市民サー
● 「ニューアート展」は入場料 500 円(18 歳
ビスおよび教 育 的 見 地 から、地 域 の市 民
以 下 無 料 ) 、 ハ マキッズ・ アートクラブは、
が気 軽に参 加 できるよう、受 益 者 の負 担 額
内容により 1,000 円〜1,500 円で実施しま
を検討し、実施します。
す。
(3) 自主事業等外部資金導入の努力
[取組み内容]
[達成指標]
◆ 自 主 事 業 開 催 のため、助 成 金 、協 賛 金 な
● ニューアート展助成金 100 万円、こどもの
どにより外部資金を導入します
美術展協賛 20 万円、コレクション展協賛
◆ 広報誌の仕様(カラー4 頁)を維持のため、
金 10 万円、ハマキッズ協賛金 10 万円、ア
広告料を得ます。
ートヨコハマに広告料 70 万円の外部資金
を導入します。
● ワークショップなどを企 業 や大 学 と連 携 し
て開 催 することによって、外 部 資 金 等 を導
入します。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
横浜市民ギャラリーあざみ野
1 基本方針
(1) 基本的な方針
「市民が主役」のいきいきとした地域社会の実現」
アートを通した市民の主体的活動を促進し、いきいきした地域社会を創ることを施設のミッシ
ョンととらえ、あらゆる場面でその実現を図る施設運営を進め、新しい文化施設像の実現を目
指します。また、「文化芸術創造都市・横浜」の北部地区モデルとして、地域の芸術文化の拠
点機能を発揮する事業を展開します。
基本方針 1 文化芸術に出会う喜びを
地域文化振興の推進に寄与するため様々な芸術文化活動を行います。その活動を通し
て、特に初心者、子ども、障がい者に配慮し、事業・運営・管理の全ての面で、誰もが「気軽
に来られる」「また、来たくなる」という施設とします。
基本方針 2 地域社会への貢献を
文化芸術を通じて市民の主体的活動を促進し、より生き生きした地域社会に寄与する施設
とします。
基本方針 3 総合力の活用を
男女共同参画センター横浜北、市内および地域の各施設、横浜市、北部 4 区(青葉・港
北・都筑・緑)区役所、地域の各文化団体、アートNPO、各分野のアーティスト等、できる限
り多くの市民や関係者と協力関係を重ね、それらの力をもって展開する文化施設とします。
◆達成目標
ア 創造活動の拠点として多くの市民に活用され、街の賑わいを作ります。
イ 主体的な活動をする市民が育ち、施設の運営を支えます。
ウ 創造活動を媒介とする地域コミュニティーの輪が広がります。
(2) 平成 21 年度の位置づけ
平成 21 年度は、指定期間最終年として、現指定管理期間の総括を徹底して行い、事業効
果や目標達成度を検証した上で、第 2 期につながる枠組を構築します。
①事業の方針
平成 21 年度は、次期へ向けた準備期間として捉え、これまでの経験に基づきあざみ野の地域
性また複合施設としての特性に配慮し、若い年齢層、高齢者、障がい者を対象とした事業によ
り力を入れていきます。
また、年間 4 本の企画展とアトリエ事業を中心に、市民活動支援事業として北部 4 区との共催
事業、センター横浜北との共同事業や文化事業、地域や学校との連携を図るアウトリーチ事業
を増やしていきます。
18~20 年度の事業の反省や検討に基づき、各事業内容や手法、期間などを改善あるいは拡
大していきます。事業の企画実施にあたっては、あざみ野の市民企画委員(アートコミッティー)
やアートサポーターの市民参加を得て、更に踏み込んだ市民協働を図ります。また、昨年に引
き続き地域連携を図る市民協働事業として、街づくりアートを充実させます。
- 36 -
平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
②運営の方針
平成 21 年度は、更なる市民利用・来館者増を促すため、再度広報・周知を徹底、拡大し、セ
ンター横浜北と共同で館全体の適切で幅広い広報を展開します。
施設の提供に関しては、お客様の要望に迅速に応え、利用率の向上だけでなく、顧客満足度
の向上を目指します。
また、複合施設としての特長を活かし、「アートフォーラムあざみ野」の館全体としてのホスピタリ
ティーの向上に努めます。
③管理の方針
常 に“市 民 に開 かれた施 設 ”を目 指 し、センター横 浜 北 と共 同 で管 理 ・運 営 を行 います。複 合
施 設 として双 方 に寄 せられた利 用 者 及 び市 民 の声 を分 析 し、安 心 で・明 るく・使 い易 く、職 員
全員で訪れる人を気持ちよく迎える施設を目指します。
2 自主事業に関する事業計画
【事業目標】
ア 創造活動の発表・鑑賞の場の提供
◆ すべての市民に美術等文化芸術鑑賞への参加を促す
◆ 美術を通じた新しい視点を提供し、芸術文化の楽しさ、面白さを分かりやすく伝える
◆ 障がい者などハンディのある人のアクセスを可能にする
イ 創造活動との出会いの場の提供
◆ 美術等の基本的技能、技術の体験、習得を図る
◆ 創作活動の支援、ステップアップを図る
◆ 子どもの芸術との出会いと体験の場の提供
◆ 施設の可能性を活かした多様な活動の提供
(1) 展覧会事業
[取組み内容]
[達成指標]
・ 自主企画展は内容や対象を変えて、年 4
・ 自主 企画 展 の入場 者 数 は関 連 事業 も合
回実施します。
わせ 10,000 人を目指します。
・ ワークショップやギャラリートークなど展 覧
・ 展 覧 会 へ の 市 民 参 画 ( ボ ラ ン ティ ア ) の 年
会 関 連 事 業 を同 時 開 催 し、市 民 により身
間延人数が 150 人超を目指します。
近な展覧会を開催します。
・ 地域へのアートの垣根の無い普及、浸透
を目 指 し、障 がいのある作 家 の作 品 を紹
介 し、障 がいを持 つ人 のアクセスを拡 大
していきます。
・ 市 民 企 画 委 員 やアートサポータ ーとの 協
働で展覧会を企画・運営します。
◆6 月は「モナリザを描く」(仮称)日本、中国、韓 国、シンガポールの障がい者施設に、「モナリザ」を
テーマに制作を投げかけ集まった作品による作品展を開催予定です。地域との連携を図り特徴的
な内容とします。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
◆夏には 4 回目となる「あざみ野“夏の”こどもぎゃらりぃ 2009」を開催し、観るだけでなく参加できる展
覧 会 として、地 域 の多 くの子 どもが美 術 に親 しむ機 会 を提 供 します。企 画 運 営 にあたり市 民 参 加
の度合いを増していきます。
◆秋の展覧会では、横浜開港 150 周年 横浜美術館、横浜市民ギャラリー連動企画 横浜市所蔵
カメラ&写真コレクション+企画展を開催します。横浜市所蔵カメラコレクション展と関連させて、そ
れぞれ写真のコレクションを持つ、美術館、市民ギャラリーと 3 館連動の企画として展覧会を行い
ます。
◆1 月 の展 覧 会 は、「音 の展 覧 会 」(仮 称 )美 術 の様 々な広 がりを目 指 す展 覧 会 の一 環 として、音 を
ひとつのきっかけにする展覧会を開催します。
◆市 民 企 画 委 員 (あざみ野 アートコミッティー)を中 心 に、多 くのアートサポーターと協 働 で企 画 運 営
します。また近隣の学校や学生との連携を深めます。
(2) アトリエ事業
[取組み内容]
[達成指標]
・ 年 少 の子 ども向 けに気 軽 に親 子 で参 加
・ ジュニア及 びユースの参 加 者 を増 加 さ
できる事 業 と、講 師 による体 験 講 座 を通
年で開催します。
せ、年間 300 名以上の参加を得ます。
・ 満 足 度 調 査 を実 施 し“大 変 良 かった”が
・ 小 学 校 高 学 年 と 中 ・ 高 校 生 向 けに 講 座
90%以上を目標とします。
・ アトリエの利用率 5%UP を目指します。
事業を企画実施します。
・ 一 般 向 けに初 心 者 が参 加 できる講 座 や
技法のレベルアップを目指す講座を開催
します。
・ アトリエを自主制作の場として、個人参加
できる機会を提供します。
・ 企 画 段 階 から市 民 とディスカッションを重
ね、市 民 の企 画 アイデアによる講 座 を開
催します。
◆子どもを持つ家庭に喜ばれ定着している「親子のフリーゾーン」は、月間 3 回程度通年で開催しま
す。
◆対象と内容を変えて実施する子ども向け造形プログラムは、主に幼児・低学年向けに 10 回程度の
単発講座を開催するほか、小学校高学年向けの複数回講座を開催します。
◆小 学 校 高 学 年 から中 学 生 向 けに、「子 どもに伝 えるアートのしごと」事 業 をアートフォーラム共 同 事
業で、年間 2 事業程度を開催します。
◆中・高 生 に興 味 関心 の高 い写 真 ・映像 分 野 などを取り上 げ、ジュニア対象 のプログラムを開 催 しま
す。
◆成 人 を対 象 とした事 業 として、アートを通 して自 己 発 見 を目 指 す講 座 をアートフォーラム共 同 事 業
として開催します。
◆一 般 向 け(高 校 生 以 上 )には、じっくり技 法 を学 びレベルアップを図 る「アートの技 法 」講 座 及 び自
主 制 作 のできる「オープンスタジオ」、初 心 者 体 験 講 座 など、対 象 や内 容 ・開 催 時 間 などを変え年
間を通じて開催します。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
◆20 年度から実施している「アートマネージメント講座」で、市民の企画や運営力を高め、市民との協
働の基盤をつくります。
◆市民が企画を練り市民のアイデアで開催する「市民企画講座」を実施します。
◆アトリエではこのほか企画展や共同事業関連のワークショップを開催します。
◆アトリエはアートコミッティーやアートサポーターの活動の場としても活用します。
(3) 市民活動支援事業
[取組み内容]
[達成指標]
・ 市民の日頃の文化活動の発表及び交流
・ 公 募 展 の拡 がりと定 着 を反 映 し、展 示 室
の場を提供します。
全 面 を利 用 して展 覧 会 を開 催 します。応
・ 市 民 が 美 術 や文 化 活 動 を していく上 で、
お互 いに切 磋 琢 磨 し、レベルアップしてい
募総数 250 点以上を目指します。
・ 市 民 運 営 の度 合 いを増 すため、行 政 及び
参 加 する市 民 と企 画 段 階 から話 し合 いを
けるような場を提供します。
進めます。
◆第 4 回となる「北部 4 区美術公募展」を、横浜開港 150 周年を記念するイベントとして実行委員会
との共催で開催します。また、21 年度は更なる充実を図り芸術文化の発信性を高めていきます。
◆青葉区との共催で「青葉区民芸術祭」を開催します。絵画・書道・写真・華道・茶道・文芸など、幅
広い文化活動の発表の場を提供します。市民の自発的な文化活動を支え、施設全体を市民の
交流の場とします。
(4) センター横浜北との共同事業
[取組み内容]
[達成指標]
・ 事 業 を共 同 企 画 し、広 報 ・運 営 協 力 などを
・ アートフォーラムあざみ野 の施 設 全 体 入 館
通じて未だ施設に訪ずれたことの無い顧客
者数、年間 30 万 5 千人を目指します。
・ 共同で、障 がい者を対 象とした団体 、学校 と
を開発します。
・ 音楽や舞踊など美術以外の芸術文化に触
の連携を拡大します。
れていただくため、レクチャールームを活 用
した舞台芸術事業を実施します。
・ 障 がいを持 つ人 や様 々な状 況 下 におかれ
ている方 が参 加 しやすい事 業 を企 画 し、複
合施設としてのミッションを達成します。
・ アート(造形や身体表現)による自己信頼回
復 ワークショップ等 を共 同 で企 画 開 発 し開
催します。
・ 施 設 全 体 を互 いに有 効 に活 用 し、双 方 が主
催する事業に協力して連携プログラムを実施
します。
◆子どもを中心とした「夏まつり」や、「アートフォーラムフェスティバル 2009」のイベントをセンター横浜
北と共同で開催し、新規顧客の開拓を図ります。
◆「あざみ野 サロン」ではコンサートや舞 台 公 演 を年 数 回 実 施 し、地 域 の方 が気 軽 に楽 しめる企 画 と
し、音楽ファンなどの底辺を拡げます。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
◆無 料 でコンサートを楽しんでいただく「ロビーコンサート」では、新 たに地域 グループと提 携 し、地域
のアーティストに出演の機会を提供していく予定です。
◆20 年度に引き続きユースを対象としたダンスプログラムを共同で実施し、若者の育成を目指します。
19 年度から続く本事業の発表公演を実施します。
(5) アウトリーチ事業
[取組み内容]
[達成指標]
・ 中 学 校 ・高 等 学 校 へのアウトリーチ事 業
・ 中 学 校 ・高 校 へのアウトリーチ事 業 は新 た
を実 施 し、 ユースのア ートへの関 心 を高
に 5 校実施を目標とします。また実施校と
めます。
は今 後 も連 携 を図 り新 たな展 開 を図 りま
・ 企 画 展 に関 連 した美 術 系 アウトリーチプロ
す。
グラムを小 学 校 との連 携 を図 りながら開 催
・ 企 画 展 の関 連 事 業 などで、小 学 校 へのア
します。また、学 校 見 学 誘 致 と対 応 を引 き
ウトリーチ及 びインリーチを図 ります。今 年
続き行います。
度 2~3 回を目指します。
・ 企 画 展 では地 域 の大 学 と連 携 し、シンポ
ジウムの開 催 やボランティア参 加 などの
提携を図ります。
・ 引 き続 き地 域 住 民 とと もに施 設 外 への 街
づくりアウトリーチに取り組みます
◆企 画 展 に関 連 したワークショップの出 前 授 業 開 催 など、近 隣 小 学 校 をはじめ、地 域 の学 校 との連
携を強めます。社会科見学等についても引き続き対応します。
◆ジュニアやユースのアートへの関心を呼び覚まし、アートサポーターへの参加を促します。学生の
運営やサポートの度合いを増やします。
(6) 市民協働事業
[取組み内容]
[達成指標]
・ 地 域 住 民 とともに街 づくりアートに取 り組
・ 多 くの市 民 参 加 を呼 びかけ、参 加 者 100
みます。
人を目指します。
・ アートプラザ(戸 外 スペース)など、施 設 の
・ あざみ野 を中 心 としたネットワーク作 りを目
多彩な活用を図ります。
指します。
・ 地 域 の芸 術 家 や文 化 団 体 、NPO 団 体 と
協働を図ります。
◆「Art Route Azamino
Project」では、地 域 の住 民 、企 業 、商 店 、行 政 などと連 携 を図 り、街 づく
りアウトリーチを試みます。
◆作品制作や企画展、ワークショップには、多くの市民が気軽に参加できるようにします。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
3 施設運営に関する事業計画
【運営目標】
ア 顧客満足度の向上
◆ 利用者サービスの充実とホスピタリティーの向上
◆ 市民の要望やクレームに的確に応える
イ 市民の利用を促進する
◆ 利用団体の開発と組織化
◆ 施設貸出しシステムの安定的運用
◆ 市民の主体的活動を促進する
ウ 的確な広報を展開する
◆ 市民への広報媒体等の充実
◆ ホームページ等インターネット環境の充実
(1) 顧客満足度の向上
[取組み内容]
[達成指標]
・ 利用者の相談に常時対応します。
・ 利 用 者 サービスの向 上 を図 るため、クレー
・ 市 民 の要 望 やクレームにはセンター横 浜
ムやご意 見 などについて職 員 の情 報 共 有
北と共同で迅速に対応します。
や改善検討の場をより頻繁に実施します。
・ ホスピタリティーの向 上 に複 合 施 設 として
共同で取り組みます。
◆利用 者への顧 客満 足 度調 査を引 き続き実 施します。事 業ごと、利用 室ごとなどの統計 を分析 し管
理運営に反映していきます。
(2) 市民の利用を促進する
[取組み内容]
[達成指標]
・ 貸出しシステムの合理化と分かりやすい広
・ アンケート集 計 による利 用 者 の満 足 度 (大
報 を心 がけ、利 用 者 の満 足 度 を上 げま
変 良 かった・良 かった)が、 90%以 上 を目
す。
指します。
・ 利用者へのアンケートを実施し、利用者懇
・ 開館日数・時間
談会を開催します。
347 日・9:00~21:00
・ 利 用 団 体 の開 発 を図 り、利 用 率 を上 げて
いきます。
(休館日:月 1 回の施設点検日、年末年始休
館 6 日)
・ ・貸出時 間 や利用 料金 の設定など利用要
・ 目標利用率
展示室:95% アトリエ:55%
綱の見直し検討を図ります。
◆施設の提供については、新規の利用者の開拓にさらに努めます。
◆アトリエ利用率向上のため、割引料金設定などの検討をします。
◆アトリエの夜間時間帯の活用を検討します。また、市民の企画アイデアによる講座やオープン
スタジオの開催などを通じ市民の主体的利用を促進していきます。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
(3) 的確な広報展開
[取組み内容]
[達成指標]
・ ホームページの改 訂 を行 い、内 容 の充 実
・ ホームページアクセス件数が年間 5 万件を
と分かりやすい広報に努めます。
目指します。
・ 情 報 紙 「アートあざみの」の内 容 をさらに充
・ 市民企画委員やサポーターの広報への関
実 し、 市 民 レポ ータ ーの 記 事 掲 載 も 実 施
わりが拡大します。
するなど、市民参加を深めていきます。
・ 迅速な情報公開に努めます。
・ ・あざみ野 駅 の周 辺 、東 急 田 園 都 市 線 沿
線などへの広報拡大を図ります。
◆あざみ野駅の周辺、東急田園都市線沿線などへの広報拡大を図ります。
◆5 周年記念事業の企画にあたり、センター横浜北と共同で再度施設の広報を実施していきます。
◆「アートあざみの」は、貸 館 利 用 者 の情 報 のほか、当 館 開 催 事 業 のPRのために活 用 。カメラコレク
ションの紹 介 ページや、市 民 レポーターによる記 事 掲 載 、地 域 のアート情 報 など、市 民 がアートと
関 わる「窓 口 」となるような媒 体 とします。また、HPやメーリングリストとの連 携 を図 りながら、タイミン
グの良い情報提供を行うことで、新規来館者とリピーターの獲得を目指します。
4 管理に関する事業計画
【維持管理目標】
ア 安全、安心な管理システムの維持
◆ 安全の確保、維持
イ 設備、備品の適切な管理
ウ 廃棄物の適切な管理、搬出
エ 適切な環境維持管理
オ 施設予防保全への取り組み
◆ 不具合の発見、評価
◆ 施設機能の評価
◆ 中長期維持管理計画への対応
(1) 安全、安心な管理システムの維持
[取組み内容]
[達成指標]
・ 建物や設備の保守管理を確実に行い、故
・ 年間無事故を目指します。
障 などの 予 防 ・ 保 全 に 努 め、 修 繕 等 に は
迅速な対応を心がけます。
・ 駐 車 場 については、管 理 会 社 と密 接 な情
報交換を実施し、安全に管理します。
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平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
(2) 快適、適切で、効率的な施設・設備、環境維持管理
[取組み内容]
[達成指標]
・ 建物全体の環境維持については、清掃や
・ クレームの無 い、快 適 な環 境 維 持 を目 指
保 安 、施 設 保 全 について、常 に良 好 な環
境 を 整 え、 センタ ー横 浜 北 と 効 率 的 な 維
します。
・ ゴミに種 類 や分 量 の統 計 を集 積 し、ゴミの
削減に努めます。
持管理費の削減に努めます。
・ 展 示 室 の壁 面 の補 修 など、良 好 な状 態 を
保つよう予防保全に努めます。
・ 展示室の空気調和、空気環境については
経過観測を実施します。
5 その他
(1) 危機管理対策の充実
[取組み内容]
[達成指標]
・ 危機の未然防止に努めます。
・ 合同防災訓練を年間 2 回実施します。危
機 の際 には全 員 が一 致 して取 り組 みま
・ 危 機 管 理 マニュアル等 を充 実 し、非 常 時
す。
対応の運用を図ります。
(2) 自己評価、PDCAサイクルの導入と確実な運用
[取組み内容]
[達成指標]
・ 貸出システム業務マニュアル等の整備をさ
らに進めます。
・ 自 己 評 価 システム運 用 を確 実 に実 施 しま
・ 事 前 ・事 後 の確 実 な自 己 評 価 を行 い、運
営や事業改善に活かします。
す。
(3) 市民ニーズ、市民満足度等の把握と対応
[取組み内容]
[達成指標]
・ 利 用 者 へのアンケート及 び事 業 毎 のアン
・ 市 民 ニーズを把 握 し、運 営 改 善 や事 業 企
ケートを実 施 し、市 民 ニーズを把 握 、分 析
します。
画に反映します。
・ 利用者の顧客満足度の平均が 4(良い)以
・ 施設全 体での顧客満 足 度調査を実 施し、
運営改善に役立てます。
・ ホームページで日 常 的 にご意 見 を受 け付
けます。
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上を目指します。
平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
(4) 情報公開、説明責任の的確な実施
[取組み内容]
[達成指標]
・ ホームページを活 用 し、横 浜 市 とも調 整
の上必要な情報を開示します。
・ 個 人 情 報 保 護 についての研 修 を実 施
し、常 に 注 意 を怠 らないよう職 員 の意 識
を高めます。
・ 市の所管部局とは月次報告のほか情報の
・ 職員の個人情報管理研修を実施します。
・ ホームページに情 報 を速 やかに公 開 しま
す。
交換を欠かさず連絡調整を図ります。
(5) 男女共同参画センター横浜北との連携
[取組み内容]
[達成指標]
・ 事 業 面 では、共 同 事 業 の回 数 だけでな
・ 「アートフォーラムあざみ野」が横 浜 市内 及
く、企 画 内 容 を調 整 し、一 体 となって取 り
び近 隣 地 域 に周 知 され、複 合 施 設 として
組 みます。 合 同 での 企 画 研 修 を 実 施 し、
のメリットを生 かしつつ、地 域 に根 ざした良
プロジェクトを組んで共同事業や広報に取
好 な施 設 運 営 と特 色 ある事 業 展 開 を図
り組みます。
り、男 女 共 同 参 画 推 進 と芸 術 文 化 振 興 と
・ 運 営 面 では、毎 週 定 例 の打 合 せほか、月
1 回の合同 職員会 議を開催し、全 職員 で
情報や意見の交換をし、「アートフォーラム
あざみ野 」の施 設 職 員 としての意 識 を高
め、運営に取り組みます。
・ 維 持 管 理 面 で は、 毎 週 の 管 理 運 営 打 合
せ、毎 月 の合 同 管 理 会 議 などを欠 かさず
実施し、施設全体の管理運営の改善に共
同で取り組みます。
・ 委 託 会 社 にもそれぞれの財 団 のミッション
や役 割 、事 業 内 容 、利 用 者 の特 性 などに
ついて研 修 などを 通 して丁 寧 に伝 えてい
きます。
・ アートフォーラムあざみ野 全 体 と しての広
報、施設や施設外の環 境整備に対 して引
き続き協力して取り組みます。
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いうお互 いのミッションがともに達 成 される
ことを目標とします。
平成 21 年度事業計画 市民ギャラリーあざみ野
6 収支に関する事業計画
(1) コスト削減への努力
[取組み内容]
[達成指標]
・ 複 合 施 設 として、一 括 購 入 や共 同 広 報 に
・ 事務費の削減
努め、事務費の削減に努力します。
・ 入札による管理費の削減
・ 入札により管理費の削減に努めます。
(2) 収益向上
[取組み内容]
[達成指標]
・ 利 用 料 収 入 については、昨 年 度 予 算 より
・ 昨年度予算より約 100 万円の増収
収入増を目指します。
・ 入 場 料 収 入 ・受 講 料 収 入 については、事
業内容の充実を図り、増収を目指します。
(3) 自主事業等外部資金導入の努力
[取組み内容]
[達成指標]
・ 助 成 金 や協 賛 金 ・広 告 収 入 など、外 部 資
・ 助成金申請:昨年同様 2 件申請
金の獲得に努めます。
・ 協賛金・広告収入の獲得
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平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
横浜みなとみらいホール
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
指 定 管 理 者 公 募 提 案 書 に掲 げた「『文 化 芸 術 創 造 都 市 ・横 浜 』を推 進 する拠 点 」、「音 楽
創 造 の基 盤 整 備 」、「市 民 協 働 による音 楽 文 化 の創 造 」という 3 つのコンセプトと「公 共 ホー
ルの新 たな運 営 モデルの実 現 」「目 標 管 理 と評 価 制 度 の確 立 」という 2 つのシステムの実 現
を念 頭 に提 案 内 容 を実 現 します。
横 浜 開 港 150 周 年 を記 念 する事 業 を実 施 するとともに、それを契 機 としてホールの諸 機 能
をさらに充 実 させます。
(2) 平 成 21 年 度 の位 置 づけ
①事 業 の方 針
指 定 管 理 者 初 年 度 よりの方 針 を継 続 し、「創 造 と発 信 」・「音 楽 人 口 の拡 大 」・「市 民 との協
働 」の 3 つの実 施 方 針 に基 づき、5 体 系 に分 類 した上 で事 業 を実 施 します。横 浜 との姉 妹
都 市 関 連 のコンサートや、西 洋 音 楽 と同 様 、海 外 からの文 化 である無 声 映 画 を使 用 したコ
ンサートといった横 浜 開 港 に因 んだ事 業 を中 心 に「開 港 150 周 年 記 念 事 業 」と位 置 付 けた
事 業 を数 多 く実 施 、横 浜 開 港 150 周 年 の賑 わいに貢 献 します。また昨 年 度 に充 実 させた
「子 ども芸 術 体 験 プログラム」を継 続 するとともに、本 年 度 は、市 民 プロデューサーを養 成 す
るなどの「ミュージック・スタジオ」のカリキュラム構 築 など、市 民 自 らの文 化 活 動 へのサポート
に重 点 を置 き、音 楽 鑑 賞 以 外 にも多 くの市 民 が集 まってくるような環 境 を作 り上 げます。
②運 営 の方 針
開 館 以 来 培 ってきた「質 の高 いサービス」、「利 用 者 への柔 軟 な対 応 」、「誰 にでも優 しいバ
リアフリー」、「公 共 ホールとして公 平 で公 正 な運 営 」等 のホール運 営 の原 則 を継 続 しつつ、
指 定 管 理 者 公 募 提 案 書 の提 案 内 容 を実 行 することにより、さらに充 実 したサービスの提 供
を実 現 します。
③管 理 の方 針
最 高 のコンサートホールの快 適 環 境 を保 持 し、安 心 ・安 全 を基 本 として、利 用 者 や来 場
者 、市 民 に豊 かな音 楽 体 験 を通 して極 上 の時 間 を共 有 していただくために、万 全 を期 しま
す。
特 に安 全 ・安 心 については職 員 の実 践 力 を養 う訓 練 ・研 修 の実 施 に努 め、災 害 対 応 能 力
をさらに高 めます。
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平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
《 音楽事業展開 》
(1) 「創 造 発 信 プログラム」について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
過 年 度 からのオペラ制 作 の経 験 を生 かし、
小 ホールで上 演 可 能 な簡 易 的 な新 しいスタ
イルのオペラシリーズを制 作 ・実 施 いたしま
す。オーケストラの作 品 や、ホールの特 性 を
生 かしたパイプオルガンを使 用 した新 しい作
品 を 作 る 他 、 おそ らく 国 内 初 と 思 わ れ る、 無
声 映 画 とオルガン即 興 演 奏 の組 み合 わせの
コンサートを実 施 、新 たな試 みとして横 浜 か
ら発 信 してまいります。
また、みなとみらい地 区 を中 心 とした市 内 各
所 で、若 手 演 奏 家 の室 内 楽 等 の演 奏 による
ミニ・コンサートを 実 施 し(ミュージック・アヴェ
ニ ュー/ 共 催 ) 横 浜 開 港 150 周 年 を 祝 いま
す。
□ 21 年 度 事 業 を通 して、オーケストラの為
の作 品 など、新 しい音 楽 曲 を 3 作 品 生 み
出 します。
□ 21 年 度 の新 しい試 みとして、小 さなホー
ルでも簡 単 に出 来 るオペラシリーズを 3
公 演 、上 演 いたします。
□ 「創 造 発 信 プログラム」に来 場 のお客 様
へアンケートを実 施 (主 催 のみ)、公 演 内
容 に関 する満 足 度 平 均 80%を目 指 しま
す。
□ 横 浜 市 内 各 所 で 5 公 演 のミニ・コンサー
トを実 施 いたします。
(2) 「若 手 芸 術 家 サポートプログラム」について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
2005 年 度 からの継 続 事 業 である横 浜 オペラ
未 来 プロジェクトでは、過 去 5 年 間 の集 大 成
であるオペラ「フィガロの結 婚 」(主 催 )を上
演 。 上 演 の 過 程 で 多 く の歌 手 、 オ ーケ ストラ
演 奏 者 、音 楽 スタッフを育 成 いたします。ま
たプロ ジェ クト参 加 者 の 他 、「 若 手 芸 術 家 サ
ポートプログラム」での主 催 ・協 力 事 業 から
優 秀 な演 奏 者 を、当 ホールの自 主 事 業 へと
積 極 的 に登 用 して参 ります。
□ 横 浜 オペラ未 来 プロジェクト(主 催 )の参
加 者 にアンケートを実 施 、参 加 満 足 度 平
均 80%を目 指 します。
□ 海 外 のオペラ機 関 へのオーディションへ、
プロジェクトの参 加 者 を 2 名 派 遣 します。
□ 「 若 手 芸 術 家 サポ ー ト プロ グ ラム」 公 演 に
来 場 のお客 様 へアンケートを実 施 し(主
催 のみ)、公 演 内 容 に関 する満 足 度 平 均
80%を目 指 します。
□ 「若 手 芸 術 家 サポートプログラム」(主 催 ・
協 力 )で見 出 した演 奏 家 の出 演 する事 業
を5公 演 実 施 します。
(3) 「鑑 賞 人 口 拡 大 プログラム」について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
鑑 賞 事 業 を中 心 に、知 名 度 の高 いアーテ
ィストや芸 術 性 の高 い公 演 を実 施 、東 京 都
内 に出 向 かなくても、横 浜 で十 分 に対 応 出
来 る魅 力 ある公 演 の充 実 を図 り、集 客 の拡
大 に努 めます。また他 プログラムと連 動 、例
えば関 心 の高 い「子 ども芸 術 体 験 プログラ
□ 「鑑 賞 人 口 拡 大 プログラム」事 業 への
□ 総 入 場 者 数 (主 催 のみ)を、昨 年 度 より
5%増 加 させます。
□ 「鑑 賞 人 口 拡 大 プログラム」公 演 に来 場
のお客 様 へアンケートを実 施 (主 催 の
み)、公 演 内 容 に関 する満 足 度 平 均 80%
- 47 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
ム」での家 族 による見 学 者 を鑑 賞 事 業 へ取
り込 むなどの工 夫 もしていきます。
を目 指 します。
(4) 「子 ども芸 術 体 験 プログラム」について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
「こども未 来 ミュージック・プログラム」(主 催 )と
して様 々な 内 容 の 子 ど も 対 象 事 業 を 実 施 し
ます。またホール内 に留 まらず、市 内 小 学 校
へのアウトリーチや、他 施 設 と 連 携 した 事 業
も実 施 していき、多 くの子 供 達 が芸 術 体 験
を出 来 る機 会 を増 やします。
□ 「こども未 来 ミュージック ・プログラム」の参
加 者 にアンケートを実 施 、参 加 満 足 度 平
均 80%を目 指 します。
□ 「こども未 来 ミュージック・プログラム」とし
て、子 ども対 象 の公 演 を 5 公 演 、様 々な
ワークショップを 7 事 業 実 施 します。
□ 「こども未 来 ミュージック・プログラム」のコ
ンサートに来 場 のお客 様 へアンケートを
実 施 、内 容 に関 する満 足 度 に関 して、平
均 80%を目 指 します。
(5) 「市 民 活 動 展 開 プログラム」について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
「ミュージック・スタジオ」において市 民 プロデ
ューサー養 成 講 座 や、市 民 の音 楽 に対 する
興 味 を喚 起 する様 々な音 楽 知 識 講 座 を開
催 します。市 民 が中 心 になる実 行 委 員 会 と
協 働 で、 国 内 外 から 多 くの出 演 者 を 横 浜 に
集 め る 国 際 シニ ア 合 唱 祭 ( 共 催 ) を 開 催 し た
り、開 港 150 周 年 を機 に開 催 する国 際 青 少
年 ユース合 唱 祭 (協 力 )を支 援 するなど、大
型 の合 唱 祭 に関 わりながら市 民 活 動 を支 え
ていきます。
□ 「ミュージック・スタジオ」としての市 民 対 象
講 座 を 10 講 座 設 けます。
□ 上 記 講 座 に延 べ 400 人 の市 民 に参 加 し
てもらいます。
□ 市 民 プロデューサー養 成 講 座 の参 加 者
にアンケートを実 施 、参 加 満 足 度 平 均
80%を目 指 します。
□ 市 民 と共 に つくる国 際 シニ ア合 唱 祭 につ
いて、海 外 からの参 加 団 体 を 4 団 体 、国
内 外 の全 参 加 人 数 3,000 人 を指 標 に、
国 際 合 唱 祭 としての成 功 を目 指 します。
《 情報事業展開 》
(1) ミュージックインフォメーションセンターとしての活 動 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 公 演 情 報 の収 集 ・蓄 積 、提 供
◆ ホールアーカイブスの構 築
◆ アーティスト、団 体 情 報 集 積
□ 引 続 き 情 報 発 信 ・ 提 供 を 充 実 させていき
ます。(コンサートカレンダー発 行 年 間 4
回)
□ ホームページの充 実 化 により終 了 した主
催 公 演 の実 績 やアンコール曲 などを公
表 、蓄 積 していきます。(年 間 でおよそ 30
件)
- 48 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
(2) 相 談 、案 内 、情 報 提 供 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 市 民 コンシェルジェによる情 報 提 供
□ 市 民 コンシェルジェのロビーコンサートで
の活 用 を検 討 します。(年 2 回 )
□ エントランス開 放 (12 回 )、ロビーコンサート
(年 間 2 回 )と合 わせて情 報 コーナーの設
置 ・フリースペースの提 供 を実 施 します。
(年 間 14 回 )
□ ホームページの充 実 化 によりアクセス方
法 を多 角 化 、改 良 するとともに、ホールの
姿 勢 をより強 く示 す編 集 を目 指 します。
□ アクセス数 を 20 年 度 現 在 の月 間 平 均 約
31,500 件 から 3%アップを目 指 します。
□ 関 連 音 楽 団 体 、主 要 コンサートホールと
のサイトでのリンク件 数 を増 やすとともに、
オルガンを中 心 とした事 業 紹 介 を行 いま
す。(30 件 以 上 )
□ メールマガジンの告 知 を強 化 徹 底 し、登
録 増 加 に努 め、広 く情 報 提 供 を行 いま
す。(20 年 度 現 在 約 1500 件 から 10%ア
ップ)
◆ 情 報 コーナーやフリースペースの提 供
◆ インターネットを使 った情 報 提 供
(3) アートマネジメント・インターンシップ制 度 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆インターンシップなど人 材 育 成 への取 り組
みについて
□ 20 年 度 に引 き続 き、音 楽 大 学 を中 心 とし
た ア ート マ ネ ジメ ン トを 志 す 学 生 を 対 象 と
したインターンシップを受 け入 れていきま
す。(2 名 以 上 )
また 22 年 度 に向 け、アートマネジメント学
科 を有 する大 学 とより深 い連 携 関 係 を構
築 します。(2 大 学 以 上 )
《 音楽環境整備事業展開 》
(1) アーティスト・インキュベーションへの取 り組 みについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆アーティストの育 成 支 援
□ 主 催 事 業 や協 力 事 業 を通 して選 定 した
若 手 演 奏 家 に対 し、練 習 場 所 の提 供 や
自 主 事 業 への 登 用 を 行 います。 また、20
年 度 に引 き続 き、経 験 豊 富 なホール職 員
が、インキュベーションマネージャーとし
て、若 手 演 奏 家 に助 言 を実 施 いたしま
す。(「若 手 芸 術 家 サポートプログラム」参
照)
- 49 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
《 事 業 企 画 推 進 体 制 の改 善 》
(1) 事 業 プロセスの PDCA サイクルの確 立 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆企 画 委 員 会 の開 催
◆外 部 評 価 委 員 会 の開 催
◆評 価 と改 善 のプロセスの運 営
□ 企 画 委 員 会 は年 間 2 回 以 上 開 催 し、事
業 報 告 をもとに、次 期 の事 業 企 画 に役 立
てていきます。
□ 外 部 評 価 委 員 会 を年 間 1 回 以 上 開 催
し、事 業 ・業 務 報 告 をもとに、次 期 のホー
ル運 営 に役 立 てていきます。
(2) 市 民 公 募 企 画 など新 たな企 画 体 制 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆公 募 企 画 など協 働 体 制 への取 り組 み
◆ニーズ把 握 と分 析 の取 り組 み
□ 「ミュージック・スタジオ」として、市 民 プロ
デュー サ ー を 養 成 す る 講 座 を 実 施 し、 講
座 を通 して市 民 からの提 案 を募 集 しま
す。
(市 民 からの事 業 提 案 20 件 )
(東 急 グループ提 案 事 業 を 1 事 業 実 施 )
《 来 館 促 進 策 の推 進 》
(1) 広 報 戦 略 の積 極 的 展 開 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 共 同 事 業 体 の効 果 の発 揮
◆ 新 たな集 客 戦 略 の展 開
□ 20 年 度 同 様 、 共 同 事 業 体 やみ な と みら
い地 区 の広 報 委 員 会 と情 報 交 換 しなが
らの広 報 活 動 を 継 続 します。ホ ール近 隣
マンション 1,500 戸 の住 民 に対 し、広 報
宣 伝 物 を配 布 するとともに、モニター体 験
として任 意 の自 主 事 業 公 演 に参 加 しても
らう。
( 初 め て ホ ー ル に 来 場 さ れ る 市 民 を 100
人 、モニターとしてホールの自 主 事 業 に参
加 してもらう)
(2) 来 館 促 進 制 度 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 会 員 制 度 の充 実
□ 会 員 に対 するオリジナルイベントや近 隣
文 化 施 設 と連 携 しての催 しを継 続 して実
施 します。(会 員 向 けイベント年 2 回 以
上)
□ Miraist Club 入 会 キ ャ ン ペ ー ン を 実 施
し、年 間 の新 規 入 会 者 400 名 を目 指 しま
す。
◆ 来 館 促 進 策 の展 開
- 50 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
□ メールマガジン発 行 やホームページの充
実 により、幅 広 い層 に情 報 を発 信 しま
す。(年 間 10 回 )
□ 事 業 に合 わせて行 われる公 開 リハーサ
ル等 、多 角 的 な切 り口 でのイベントによ
り、幅 広 い層 の来 館 を促 進 します。
(3) チケット販 売 戦 略 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 販 路 拡 大 や販 売 戦 略 展 開
□ 団 体 への販 売 促 進 、組 織 を通 じての斡
旋 販 売 などの販 路 開 拓 に努 めます。
(団 体 への販 売 促 進 3 件 )
□ 20 年 度 に引 き続 き、学 生 向 けチケットや
ハーフタイムチケットを設 定 した公 演 を実
施 します。
(学 生 向 けチケット設 定 公 演 5 公 演 以 上 )
(ハーフタイムチケット設 定 公 演 2 公 演 以
上)
◆ 新 たなチケット制 度 の工 夫
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 常 に快 適 で安 全 なコンサートホール空 間 の提 供 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ お客 様 の声 の反 映 と顧 客 満 足 の継 続 的
向上
◆ 事 故 発 生 ゼロの継 続
□ ア ン ケ ー ト の 結 果 集 計 ( 年 間 36 件 ) や
日 々の 業 務 記 録 ( 開 館 日 数 分 ) の 確 認 を
行 い、お客 様 の動 向 の変 化 に常 に気 配
りを行 います。
□ 防 災 訓 練 を年 2 回 行 います。
(2) 利 用 者 と一 緒 にコンサートを作 り上 げる体 制 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 相 談 、事 前 打 合 せの充 実
□ 引 き続 き利 用 者 からの相 談 、事 前 打 合
せを充 分 に実 施 していきます。(年 間 約
600 件 )
特 にリピート利 用 者 についての履 歴 を収
集 整 理 し、スムースな打 合 せを実 現 してい
きます。
(来 館 での公 演 打 合 せ 年 間 400 件 )
( 電 話 ・ F A X な ど で の 打 合 せ 年 間 140
件)
(新 規 利 用 についての下 見 等 対 応 年 間
60 件 )
◆ すべてのスタッフの舞 台 運 営 の知 識 の向
上
- 51 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
◆ 公 演 運 営 のアドバイス、相 談 機 能 の充 実
□ 特 に新 任 職 員 に対 し、施 設 や運 営 につ
いての知 識 を徹 底 的 に把 握 させるととも
に共 同 事 業 体 間 ・ 職 員 相 互 の情 報 交 換
を密 に行 い、よりよい運 営 のための知 識
向 上 を目 指 します。
(部 署 ミーティング 原 則 週 1 回 )
(共 同 事 業 体 との意 見 交 換 年 2 回 以 上 )
□ ホームページ充 実 に伴 い、利 用 者 に限 ら
ず一 般 的 な相 談 や質 問 に応 じる体 制 を
作 ります。特 にステージ運 営 に関 する相
談 機 能 の充 実 を図 ります。
(ホームページ上 に「ホール利 用 について
のよくある質 問 」コーナーを設 けます。)
(3) 施 設 の最 大 限 の有 効 活 用 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 営 業 強 化 等 による利 用 率 向 上
□ 公 演 のリハーサルなどの開 催 を積 極 的 に
すすめ、施 設 の多 面 的 活 用 に努 めます。
また、リハーサルでの利 用 促 進 を通 じて
利 用 率 向 上 を図 ります。
(21 年 度 の目 標 として以 下 の利 用 率 達 成
を目 指 します。
大 ホール:90%、小 ホール:98%
リハーサル室 :30%、レセプションルーム:10%
練 習 室 :77%)
□ エントランス開 放 デーとして演 奏 会 開 催
時 以 外 にエントランスロビーを開 放 し、ロ
ビーコンサート、情 報 コーナー、ショップ
営 業 、休 憩 スペース設 置 などを行 いま
す。(年 間 14 回 )
◆ 目 標 稼 働 率 の達 成
◆ 誰 でもが立 ち寄 れる開 放 的 な施 設 の実
現
(4) 市 民 との協 働 、連 携 によるホール運 営 の推 進 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ NPOやボランティアとの参 画 体 制 の実 現
□ ボランティアが参 加 している事 業 やNPO
法 人 が実 施 している事 業 、市 民 の実 行
委 員 会 によるフェスティバルへの参 画 ・協
力 を継 続 していきます。
(年 間 事 業 本 数 5 本 )
□ 横 浜 美 術 館 や財 団 所 管 の専 門 施 設 、近
隣 商 業 施 設 との連 携 により、来 場 者 のM
M地 区 への回 遊 を推 進 し、街 の賑 わいに
貢 献 します。
(連 携 イベント 年 間 2 回 以 上 )
◆ 周 辺 施 設 等 との連 携
- 52 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
(5) 明 確 な責 任 体 制 による運 営 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ オルガン運 営 に対 する体 制 の確 立
◆ 高 度 な専 門 人 材 の育 成
□「オルガン委 員 会 」の開 催 により、オルガン
を使 用 した事 業 を中 心 とした企 画 の提 言
をいただきます。(年 間 1 回 以 上 )
□ 職 員 を外 部 のアートマネジメント研 修 等
に積 極 的 に派 遣 し、広 い視 野 とホールの
運 営 、 事 業 企 画 に関 する実 務 が身 につく
ようにします。(年 間 3 回 以 上 )
□ ホ ール案 内 業 務 担 当 スタ ッ フ(レセプショ
ニスト)に対 し、新 人 研 修 やスキルアップ研
修 を、 ホ ール内 部 に蓄 積 されたノウ ハウ で
実 施 します。(年 3 回 以 上 )
(6) 街 の 中 の 音 楽 院 運 営 に つ い て
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ ミュージック・スタジオの設 置 と運 営 体 制
の構 築
◆ 講 座 等 の効 果 的 な展 開
□ 「市 民 活 動 展 開 プログラム」参 照
(7) ホール広 報 の展 開 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ メディア連 携 の強 化 と戦 略 広 報 展 開
◆ みなとみらい地 区 商 業 施 設 等 との協 力
関 係 の深 化
□ 広 報 専 門 家 により初 年 度 に開 拓 された
各 種 メ デ ィ アの 広 報 ル ートを 生 か すと と も
に、2 年 間 に蓄 積 されたノウハウを最 大 限
に活 用 し広 報 展 開 を行 います。
(みなとみらい地 区 のイベント連 絡 会 < 年
間 12 回 >、広 報 連 絡 会 < 年 間 12 回 >等
への出 席 )
(8) ニーズに基 づくサービス向 上 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 多 角 的 ニーズの把 握 、分 析
□ 引 続 き、利 用 者 懇 談 会 を実 施 しニーズ・
課 題 の把 握 解 決 を図 ります。また施 設 利
用 者 へのアンケートを実 施 (通 年 )し、ニー
ズ把 握 の多 角 化 を実 現 します。(利 用 者
懇談会開催 1 回以上)
□ ホ ームペ ー ジの 充 実 に 伴 い、 ホ ー ルへの
感 想 ・ご意 見 やその対 応 を周 知 していき
ます。 ( 代 表 メ ール への 問 合 せ・ ご 意 見 な
ど 年 間 約 200 件 のうち、度 重 なるものな
どに回 答 )
◆ 苦 情 処 理 への対 応 とその反 映
- 53 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
◆ サービス開 発 、提 供 によるホスピタリティ
向上
□ レセプショニストを中 心 に全 スタッフが身
障 者 や高 齢 者 へのよりよい対 応 を含 むレ
セプショニスト研 修 を実 施 し、対 応 の迅 速
化 を図 ります。(レセプショニスト研 修 年
間 3 回)
□ チケットセンターやミューズショップのサー
ビス向 上 を図 ります。
(インターネット経 由 でのチケット購 入 率
3%)
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 安 全 、安 心 プラス快 適 な施 設 の維 持 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆過 失 事 故 発 生 のない安 全 、安 心 の維 持
□ 施 設 内 の器 具 や備 品 の点 検 ・補 修 (通
年 )を常 に行 い、事 故 を未 然 に防 ぎます。
□ 危 険 な器 具 、備 品 の点 検 ・補 修 について
は、 規 定 内 の 予 算 で 実 行 でき る もの はす
ぐに実 行 します。
□ 規 定 以 上 の金 額 を要 する器 具 、備 品 の
点 検 ・補 修 については、横 浜 市 に報 告
し、迅 速 に対 応 していただき、事 故 を未
然 に防 ぎます。
(過 失 事 故 発 生 0 件 )
(2) 環 境 への負 荷 の軽 減 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ グリーン購 入
グリーン商 品 の導 入
◆ ごみ削 減
ごみ分 別 の推 進
◆ 適 切 な環 境 維 持 管 理
環 境 保 全 推 進 委 員 会 の開 催 、省 エネ対
策 の検 討 、実 施
□ 消 耗 品 の購 入 の中 で、グリーン商 品 の購
入 割 合 を 2 割 とします。
□ ホール利 用 者 への協 力 を依 頼 し、ごみ削
減 に努 めます。
□ 環 境 保 全 委 員 会 の開 催 年 間 2 回
- 54 -
平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
(3) 適 切 な環 境 維 持 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ お客 様 に不 快 感 を感 じさせない範 囲 で、
施 設 内 のエネルギー消 費 量 を減 らしま
す。
□ 共 同 事 業 体 各 団 体 の専 門 性 を結 集 し
て、引 き続 き経 費 の節 減 に努 めます。
特 に本 年 度 は、各 団 体 が参 加 するホー
ル内 の環 境 保 全 委 員 会 のメンバーを中
心 に、エネルギー消 費 の削 減 に取 り組 み
ます。
(環 境 保 全 委 員 会 開 催 年 間 2 回 )
□ 光 熱 水 費 削 減 目 標 を、前 年 度 比 3%とし
ます。
(4) 施 設 予 防 保 全 への取 り組 みについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 日 常 メンテナンスによる不 具 合 の発 見 、
評価
◆ 中 期 的 維 持 管 理 ・修 繕 計 画 の作 成 と運
用
大 ホール客 席 椅 子 の改 善 モデルの試 用
実験
小 ホール客 席 椅 子 の総 点 検 、長 寿 命 化
策検討
□ 大 ホ ール 客 席 椅 子 の 改 善 モデ ル の 試 用
を行 い、その結 果 データを 6 ヶ月 ごとに集
約 し、施 設 の長 寿 命 化 の提 案 を横 浜 市
に行 います。
□ 小 ホール客 席 椅 子 の総 点 検 調 査 (1 回 以
上 )を 行 い、 そ の 結 果 を まと め、 施 設 の 長
寿 命 化 の提 案 を横 浜 市 に行 います。
(5) コスト削 減 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆光 熱 水 費 の削 減
□ エネ ルギ ー 消 費 の 削 減 を 行 うた め、 調 査
を行 い、水 道 や電 気 使 用 器 具 を省 エネ
型 に交 換 、改 善 の提 案 を横 浜 市 に行 い
ます。
□ 光 熱 水 費 削 減 目 標 を、前 年 度 比 3%とし
ます。
(6) 収 入 向 上 への努 力 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 稼 働 率 の 向 上 による利 用 料 金 収 入 の収
入増
□ 主 催 、協 力 公 演 における減 免 対 象 以 外
の貸 出 について、リハーサル利 用 の積 極
的 受 入 れ・多 角 的 な施 設 利 用 の提 案 な
どにより、204,000 千 円 の利 用 料 金 収 入
を目 指 します。
□ 広 報 の強 化 により 173,822 千 円 の事 業
収 入 を目 指 します。
◆ 入 場 者 数 の向 上 による事 業 収 入 の増
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平成 21 年度事業計画 横浜みなとみらいホール
(7) 外 部 資 金 導 入 、広 告 等 獲 得 の拡 大 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 個 人 、企 業 協 賛 の獲 得
◆ 多 様 な助 成 金 の獲 得
□ 公 益 財 団 法 人 化 に伴 い、
企業協賛金獲得目標
16,050 千 円
□ 助成金獲得目標
12,700 千 円
5 その他
(1) 危 機 管 理 対 策 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 危 機 の未 然 防 止
◆ 危 機 管 理 マニュアル等 非 常 時 対 応 の運
□ 天 災 、 人 災 等 危 機 に備 えた訓 練 や情 報
の共 有 を行 い、危 機 管 理 マニュアルを周
知 し、非 常 時 職 員 一 同 が迅 速 に行 動 で
きるようにします。(防 災 訓 練 年 間 2 回 )
用
(2) 自 己 評 価 、PDCA サイクルの導 入 と確 実 な運 用 ついて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 業 務 記 録 の分 析 、保 管
◆ 自 主 事 業 評 価 シートによる事 前 、事 後 評
価 の実 施 と業 務 分 析
◆ 企 画 委 員 会 、外 部 表 価 委 員 会 の開 催
□ 企 画 委 員 会 を年 間 2 回 以 上 、外 部 評 価
委 員 会 を年 間 1 回 以 上 開 催 し、自 主 事
業 、 日 常 業 務 の実 施 報 告 とともに、評 価
をいただき、次 期 の事 業 、業 務 に反 映 さ
せていきます。
(3) サービス評 価 、市 民 認 知 度 等 の把 握 と対 応 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ 利 用 者 サービス評 価 の把 握 と反 映
□ 引 続 き、利 用 者 懇 談 会 を実 施 しニーズ・課
◆ 市 民 認 知 度 の把 握 とその反 映
題 の把 握 解 決 を図 ります。また施 設 利 用
者 へのアンケート実 施 (通 年 )し、ニーズ把
握 の多 角 化 を実 現 します。
(利 用 者 懇 談 会 開 催 1 回 以 上 )
(4) 情 報 公 開 、説 明 責 任 の的 確 な実 施 ついて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
「情 報 公 開 に関 する規 定 」等 に基 づく情 報
公 開 を行 い、適 切 な制 度 維 持 に努 めます。
□ 「事 業 計 画 」、「事 業 報 告 」等 をホームペ
ージ上 で公 開 します。(2 回 以 上 )
- 56 -
平成 21 年度事業計画 横浜能楽堂
横浜能楽堂
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
「文化芸術創造都市・横浜」の実現のため、横浜能楽堂は「古典芸能の総合的な
受 ・ 発 信 基 地 」 と し て の 役 割 を 果 た し ま す 。「 敷 居 の 低 い 能 楽 堂 」 を さ ら に 充 実 さ
せ、より魅力的な「行って見たい能楽堂」を実現します。それを支えるための人
材の育成を図りながら、地域社会・市民の活力を生かしたシステムも併せて構築
します。
(2) 平 成 21 年 度 の位 置 づけ
①事 業 の方 針
創 造 発 信 性 の高 い開 港 150 周 年 事 業 を展 開 するとともに、幅 広 い市 民 のニーズを受 信 し
様 々な人 たちに一 度 は足 を運 んでもらえるような「古 典 芸 能 の普 及 のための事 業 」、発 信 性
が高 く全 国 から足 を運 んでもらえるような「芸 術 創 造 のための事 業 」に引 き続 き取 り組 みま
す。
②運 営 の方 針
能 舞 台 は 600 年 の歴 史 ある能 の専 門 舞 台 として世 界 に類 を見 ない伝 統 と格 式 を誇 ります。
この伝 統 と格 式 ゆえに利 用 においては制 約 があります。施 設 のこの制 約 こそが逆 に高 い付
加 価 値 を 生 む 源 でも あ ります。 こ の 付 加 価 値 を 損 な わ ないよ うに 留 意 し なが ら、 よ り 快 適 な
施 設 を目 指 します。
③管 理 の方 針
施 設 利 用 者 ・ 公 演 来 場 者 、 見 学 者 と いう 横 浜 能 楽 堂 を 訪 れ る 全 ての 人 に と っ て、 「 安 心 」
「安 全 」と「快 適 」の「2A+K」を提 供 できるよう維 持 ・管 理 に努 めます。
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) 開 港 150 周 年 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 港 150 周 年 にふさわしく創 造 発 信 性 の
□ 年 間 1 本 実 施 し、券 売 率 65%を目 指 し
高 い事 業 を展 開 します。
ます。
□ 新 聞 3 紙 に記 事 掲 載 されることを目 標 と
します。
- 57 -
平成 21 年度事業計画 横浜能楽堂
(2) 公 演 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 芸 術 性 ・学 術 性 ・独 自 性 が高 く、なおか
□ 「企 画 公 演 」「特 別 公 演 」を4回 以 上 実 施
し、平 均 券 売 率 65%を目 指 します。
つ多 くの 人 が 魅 力 的 に 感 じるよ うな公 演
を他 団 体 とも連 携 を取 りながら実 施 しま
□ 「バリアフリー能 」「ブランチ能 」「夏 休 み
す。
夢 舞 台 」を1回 ずつ実 施 します。
・ 能 ・狂 言 を見 たくても見 ることが難 しい制
□ 毎 月 定 例 で狂 言 会 を 実 施 し、 平 均 券 売
率 65%を目 指 します。
約 のあった人 たちが気 軽 に見 ることがで
きるような条 件 整 備 した公 演 を実 施 しま
□ アンケートによる内 容 満 足 度 平 均 4.0 以
す。
上 を目 指 します。(5 点 満 点 )
・ 横 浜 能 楽 堂 に一 度 は足 を運 んでもらえ
るような気 軽 な公 演 を実 施 します。
(3) 講 座 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 現 代 社 会 に生 きる芸 能 としての古 典 芸 能
□ 多 ジャンルの出 演 者 によって「この人 百
の活 性 化 に寄 与 する講 座 を実 施 します。
話 一 芸 」を継 続 して年 4 回 実 施 します。
□ アンケートによる内 容 満 足 度 平 均 4.0 以
上 を目 指 します。(5 点 満 点 )
(4) ワークショップ・教 室 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 子 どもたちを中 心 に、古 典 芸 能 への興 味
□ 子 ども向 けのワークショップ・ 教 室 事 業 を
を持 ってもらえるようなワークショップ・教
3 本 、大 人 向 けの教 室 事 業 を 1 本 実 施 し
室 を実 施 します。
ます。
(4)アーツコラボレーション事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 横 浜 能 楽 堂 以 外 の施 設 や都 市 空 間 で、
□ 年 間 1本 実 施 します。
その会 場 に相 応 しい古 典 芸 能 の公 演 を
□ 新 聞 3 紙 に記 事 掲 載 されることを目 標 と
行 い、 横 浜 ならではの芸 術 創 造 を行 いま
す。
- 58 -
します。
平成 21 年度事業計画 横浜能楽堂
(5) 展 示 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 所 蔵 の能 楽 資 料 を 見 てもらうことにより能
□ 常 設 展 を常 時 実 施 します。
楽 への基 本 的 な知 識 を知 ってもらうため
□ テーマを設 けた企 画 性 のある特 別 展 を 1
の常 設 展 を実 施 します。
回 実 施 します。
・ 能 楽 を別 の面 から知 ることができる特 別
展 を実 施 します。
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 施 設 の提 供 ・利 用 促 進 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 現 行 は施 設 貸 し出 しの際 、利 用 受 付 期
□ 21 年 度 開 館 日 数 :340 日
限 を 設 けて いま すが 、 利 用 者 の 便 宜 を 考
□ 目標稼働率
え、管 理 ・運 営 上 可 能 な限 り当 日 まで受
本 舞 台 (日 )30%、第 二 舞 台 (コマ)35%、
け付 けるよう変 更 します。開 館 時 間 外 にも
研 修 室 (コマ)25%、楽 屋 (コマ)25%
可 能 な限 り利 用 を受 け付 けます。
(2) 館 内 サービスの充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ ロ ビー、 シ ョ ップ 等 の 施 設 環 境 を 整 え、 快
□ ショップ商 品 のレイアウトやラインナップを
見 直 します。
適 度 をアップします。
□ ロビー自 販 機 やレストランスペースの運 営
見 直 し策 を作 成 します。
(3) サービスの向 上 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ スタッフの接 遇 力 アップをはかり、決 め細
□ ユニバーサルデザイン対 応 の研 修 を 1 回
やかな対 応 を目 指 します。
行 います。
□ アンケートによる顧 客 満 足 度 平 均 4.0 以
上 を目 指 します。
- 59 -
平成 21 年度事業計画 横浜能楽堂
(4) 広 報 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 横 浜 市 芸 術 文 化 振 興 財 団 全 体 の広 報
□ 新 聞 ・雑 誌 への記 事 掲 載 :年 間 24 回 (平
均 月 2 回 ペース)を目 指 します。
機 能 と 連 携 す る とと も に 、 新 聞 ・ 雑 誌 へ の
きめ細 かい広 報 活 動 を行 い記 事 掲 載 に
つなげます。
(5) 見 学 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 本 舞 台 を使 用 していない時 は 2 階 の見 所
□ 年 間 目 標 見 学 者 数 8,000 人 を目 指 しま
す。
(客 席 )から自 由 に見 学 していただくように
します。団 体 見 学 申 し込 みがあった場 合
は、可 能 な限 りガイド付 で見 学 します。
4 施設の管理に関する事業計画
(1) 施 設 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 施 設 の劣 化 状 況 を勘 案 しながら、委 託 業
□ 年 間 を通 じて事 故 なしを目 指 します。
者 と共 に中 ・長 期 的 な修 理 ・保 守 計 画 を
□ トラブル報 告 書 を作 成 し、情 報 を共 有 し
ます。
見 直 します。
・ 定 期 点 検 に頼 るだけではなく、問 題 意 識
を常 に持 ち、事 故 を未 然 に防 ぎます。
・ トラブル発 生 時 はすばやく対 応 し、情 報 を
共 有 します。
(2) 危 機 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 「危 機 管 理 マニュアル」に基 づき、 災 害 発
□ 消 防 訓 練 を年 2 回 実 施 します。
生 時 に 観 客 を 安 全 に 誘 導 で き る よう 訓 練
するとともに、火 災 の初 期 消 火 に迅 速 に
対 応 できるよう職 員 訓 練 を行 います。併 せ
て関 係 機 関 、関 係 者 への迅 速 な連 絡 体
制 を整 備 します。
- 60 -
平成 21 年度事業計画 横浜能楽堂
5 その他 の計 画
(1) ホームページについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ より使 いやすく、充 実 したホームページに
□ リニューアルに向 けて改 善 案 などの意 見
するよう取 り組 みます。
を集 約 し、仕 様 を作 成 します。
(2) 友 の会 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 横 浜 能 楽 堂 の中 核 的 な観 客 として友 の
□ 友 の会 会 員 数 1,000 人 以 上 を維 持 しま
会 の充 実 を図 ります。
す。
6 収 支 について
(1) ファンドレイジングについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 横 浜 市 以 外 からの資 金 獲 得 のため、協 賛
□ 横浜市以外からの資金獲得目標:
だけでなく、様 々な形 のファンドレイジング
を行 います。
- 61 -
4,500,000 円 。
平成 21 年度事業計画 横浜にぎわい座
横浜にぎわい座
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
「開 港 150 周 年 」を迎 える平 成 21 年 度 は、“横 浜 開 港 の歴 史 ”と“横 浜 における大 衆 芸
能 史 ”との深 い関 りに着 目 し、“大 衆 芸 能 振 興 ”という角 度 から「文 化 芸 術 創 造 都 市 ・横 浜 」
の実 現 にアプローチしていきます。
具 体 的 な方 策 として、指 定 管 理 1 年 目 である平 成 18 年 度 は、≪運 営 基 盤 の再 整 備 ・再
構 築 ≫、翌 平 成 19 年 度 は、≪横 浜 にぎわい座 開 場 5 周 年 を契 機 とした一 歩 踏 み込 んだ
運 営 に 挑 戦 ≫ す る こ とに よ り、 大 衆 芸 能 専 門 館 と し て 一 定 の 成 果 を 上 げ て き ま し た。 平 成
20 年 度 は、≪これまでの基 盤 整 備 をもとに各 方 面 でのネットワーク(連 携 )を展 開 ≫し、大 衆
芸 能 振 興 の旗 振 り役 として、外 への“広 がり”と内 なる“厚 み”を築 きました。
平 成 21 年 度 は「開 港 150 周 年 」を弾 みに、これまで段 階 を追 って構 築 してきたノウハウや
ネットワーク(連 携 )を十 二 分 に活 かし、≪ひと回 り大 きな運 営 の展 開 と定 着 化 ≫を図 ること
を課 題 とした施 設 運 営 に努 めます。
(2) 平 成 21 年 度 の 位 置 づ け
①事 業 の方 針
「開 港 150 周 年 」を大 衆 芸 能 振 興 のための有 意 義 な契 機 とし、今 までの事 業 展 開 に加
え、創 造 発 信 、連 携 ・情 報 発 信 につながる事 業 実 施 を重 点 項 目 とします。具 体 的 には、
「開 港 150 周 年 」を記 念 した創 作 落 語 の制 作 、各 団 体 とのネットワークを活 かした事 業 展 開
や情 報 発 信 の更 なる強 化 に取 り組 むことにより、過 去 の積 み重 ねにより確 立 した事 業 展 開
に更 なる広 がりを持 たせます。
②運 営 の方 針
「ネットワークの拡 充 」と「新 たなニーズの発 掘 と支 援 」を目 指 した運 営 を行 います。
平 成 19 年 度 より始 動 した近 隣 文 化 施 設 間 によるネットワーク事 業 では、今 後 、事 業 を継
続 ・ 発 展 的 に実 施 し、舞 台 芸 術 創 造 活 動 の環 境 を 整 えていき、若 手 芸 術 家 にとって 魅 力
的 な創 造 活 動 拠 点 となることを目 指 します。あわせて、ホールセールスは共 同 事 業 体 である
㈱横 浜 アーチストとの連 携 を強 化 し、引 き続 き積 極 的 なアプローチを展 開 します。
こうしたネットワーク事 業 やホールセールスなど、外 に向 けた活 動 を 推 進 すると ともに日 常
運 営 の中 では、利 用 者 の新 たなニーズを発 掘 していき、そのニーズを支 援 する体 制 づくりを
推 進 していきます。
③管 理 の方 針
「 5 ヵ年 の修 繕 計 画 」やスタッフの人 員 配 置 等 、 管 理 全 体 における抜 本 的 な見 直 しを 図
り、時 流 に見 合 った費 用 対 効 果 の高 い施 設 管 理 を展 開 していきます。また、安 全 管 理 に関
る訓 練 ・研 修 等 は、実 地 に則 した“実 践 重 視 型 ”で行 うことにより、ハードとソフトの両 側 面 か
ら昨 年 度 を上 回 る「安 全 」「安 心 」「快 適 」な施 設 を提 供 していきます。
- 62 -
平成 21 年度事業計画 横浜にぎわい座
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) にぎわい座 からの創 造 発 信 (創 造 発 信 事 業 )について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 6 月 に開 港 150 周 年 記 念 事 業 として、横
・ 横 浜 開 港 の歴 史 を踏 まえ、今 後 の展 開
浜 出 身 の人 気 落 語 家 :柳 家 喬 太 郎 によ
につながるような横 浜 独 自 の大 衆 芸 能
り、開 港 当 時 の横 浜 を舞 台 とした新 作 落
作 品 を制 作 します。
・ 全 公 演 (4 公 演 を予 定 )とも大 入 り(入 場
語 の制 作 ・発 表 を行 います。
者 数 300 名 以 上 )を達 成 します。
(2) 連 携 による大 衆 芸 能 振 興 の展 開 (連 携 事 業 )について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 団 体 各 所 との連 携 を視 野 に入 れた「横
・ 市 内 で大 衆 芸 能 公 演 を実 施 する各 団 体
浜 大 衆 芸 能 祭 り」を開 催 します。
との連 携 に より、市 民 にアピールできるよ
うな体 制 を 整 え、 公 演 の協 力 ・ 開 催 に取
り組 みます。
(3) 大 衆 芸 能 人 口 の拡 大 (体 験 ・学 習 事 業 )について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 港 150 年 の歴 史 と大 衆 芸 能 史 を関 連
・ 講 座 プログラムの実 施 により、芸 能 センタ
付 ける講 座 を開 催 します。
ーとしてのアピールに努 めます。
・ 市 内 学 校 を対 象 とした寄 席 体 験 プログラ
・ 児 童 ・生 徒 1,000 人 以 上 のプログラム参
ムを引 き続 き実 施 します。
加 により若 年 層 へのアプローチに取 り組
みます。
(4) 大 衆 芸 能 情 報 センターとしての情 報 拠 点 化 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 季 刊 誌 の中 に電 子 大 福 帳 からのデータ
・ 季 刊 誌 を年 度 内 に 2 刊 発 行 し、大 衆 芸
によるコーナーを作 成 します。
能 情 報 センターとしての発 信 力 強 化 に
努 めます。
・ 「開 港 150 周 年 」にふさわしい内 容 の連
動 展 示 を開 催 します。
・ 6 月 の開 港 150 周 年 記 念 事 業 (新 作 落
語 )に関 連 した企 画 展 を併 催 します。
- 63 -
平成 21 年度事業計画 横浜にぎわい座
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 大 衆 芸 能 専 門 館 としての顧 客 満 足 度 の高 い運 営 の実 現 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 大 衆 芸 能 専 門 館 として、これまでの運 営
・ 貸 館 データベースの作 成 ・整 備 を行 いま
の中 で培 った専 門 的 知 識 や経 験 、過 去
す。
の利 用 例 を活 かし、あらゆる利 用 者 のニ
・ 利 用 者 及 びスタ ッフ からの ヒアリ ング 調 査
ーズに応 えられる高 いアドバイス力 を持 っ
により抽 出 された課 題 点 改 善 を基 に研 修
たスタッフの育 成 を目 指 します。
プランを立 案 し、実 施 していきます。
・ 課 題 を洗 い出 し、弱 点 補 強 ができるような
研 修 を 計 画 的 に 実 施 し て い く こ と によ り 、
利 用 者 にとってより快 適 で親 しみのある
施 設 となるよう改 善 していきます。
(2) 施 設 の利 用 促 進 、利 用 開 発 による利 用 率 向 上 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 近 隣 施 設 との連 携 事 業 「坂 あがりスカラ
・ 小 ホール利 用 率 65%を目 指 します。
シップ」を継 続 的 に実 施 。内 容 を拡 充 し
ていくことにより施 設 の周 知 ・利 用 層 の拡
(平 成 18 年 度 :38%、平 成 19 年 度 :46%)
・ ホールセールスのツールとして、利 用 団
体 向 けの広 報 物 を作 成 し、新 規 利 用 者
大 を目 指 します。
・ ホールセールスの団 体 営 業 を強 化 し、新
規 利 用 者 を開 拓 します。
を獲 得 します。
・ 減 免 制 度 と指 定 団 体 制 度 の見 直 し、改
善 制 度 を導 入 します。
・ 減 免 制 度 ・指 定 団 体 制 度 を見 直 し、利
用 者 の ニーズにあった新 規 制 度 を導 入
・ 自 主 事 業 期 間 による貸 館 制 度 を導 入 し
ます。
します。
・ 芸 能 ホールにおける 自 主 事 業 期 間 の
貸 館 受 付 を検 討 ・実 施 します。
(3) ニーズに基 づくサービスの向 上 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 「季 刊 誌 」の誌 面 を活 用 した「顧 客 ニー
・ 年 2 刊 の季 刊 誌 を利 用 した公 聴 情 報 発
ズの調 査 」を試 みます。
信 を行 います。
・ 「何 か新 しいものがにぎわい座 にある」と
・ グッズのリニューアル又 は新 規 開 発 を年
いった面 白 みのあるグッズ開 発 を行 いま
度 内 に1回 以 上 行 います。
・ 専 門 家 (リサーチ会 社 )による調 査 、現 行
す。
・ 新 規 顧 客 層 の開 拓 や潜 在 的 ニーズを探
るべく、新 たなリサーチ法 を導 入 します。
- 64 -
アンケートの大 幅 見 直 しを行 います。
平成 21 年度事業計画 横浜にぎわい座
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 安 全 、安 心 、プラス快 適 な施 設 の維 持 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 当 館 の来 館 者 は高 齢 者 が多 いことから、
・ 引 き続 き「人 身 事 故 」ゼロを維 持 します。
ハード面 の対 策 はもとより、運 営 面 にお
・ 新 たに 2 名 、サービス介 助 士 2 級 を取 得
い ても 引 き 続 き き め 細 かなケ ア ( 心 遣 い )
します。
・ お客 様 参 加 も見 据 えた「消 防 訓 練 」を実
を心 掛 けていきます。
施 します。
・ お客 様 からの直 接 且 つ具 体 的 なご意
見 ・ ご 要 望 に つ いて は 、 速 やか に 結 論 を
・ 自 主 興 行 ・貸 館 含 めた館 全 体 (ハード・
ソフト)の“安 全 ・安 心 ”を協 議 ・改 善 すべ
出 すようにします。
く、「安 全 管 理 会 議 」を年 4 回 実 施 しま
す。
(2) 環 境 への負 荷 の軽 減 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 消 耗 品 はグリーン商 品 を選 んで購 入 する
・ 現 在 購 入 している消 耗 品 で、グリーン商
ようにします。
品 に変 更 できる消 耗 品 は順 次 変 更 して
・ ゴミ削 減 のための意 識 を高 め、環 境 に配
慮 した施 設 づくりを目 指 します。
いきます。
・ ゴミ分 別 化 の更 なる徹 底 とゴミ削 減 の意
識 付 けにより、ゴミ排 出 量 前 年 度 比 5%減
を目 指 します。
(3) 施 設 予 防 保 全 への取 組 みについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 館 7 年 目 を迎 え、設 備 面 の経 年 劣 化
・ 日 常 点 検 での「早 期 発 見 ・ 早 期 修 繕 」を
による不 具 合 が目 立 ち出 していることか
徹 底 させる と 同 時 に 、 月 次 ・ 年 次 点 検 に
ら、日 常 点 検 での「早 期 発 見 ・早 期 修
よる重 大 不 備 項 目 についても完 全 修 復
繕 」を図 っていきます。
を行 います。( 横 浜 市 対 応 案 件 は 、 個 別 に 協
・ 設 備 ・機 器 類 の保 守 点 検 計 画 について
議 。)
は、当 初 計 画 より後 送 りになっているもの
・ 昨 年 度 までの「5 カ年 の修 繕 計 画 書 」を
もあることから、今 年 度 は全 面 的 に整 理 ・
根 本 から見 直 し、新 たな H21 年 度 版 修
見 直 しを行 い、改 めて緊 急 度 を吟 味 した
繕 計 画 書 を作 成 することにより、費 用 対
優 先 順 位 づけを図 ります。
効 果 の高 い効 果 的 な運 用 を図 っていき
ます。
- 65 -
平成 21 年度事業計画 横浜にぎわい座
5 その他 の計 画
(1) 危 機 管 理 対 策 の充 実 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ お客 様 の安 全 ・安 心 を担 保 するため、全
・ 全 スタッフ 参 加 による消 防 訓 練 と 安 全 管
スタッフ参 加 の各 種 訓 練 ・研 修 を実 施 し
理 に関 る研 修 会 を年 度 内 に各 1 回 実 施
ます。
します。(なお、消 防 訓 練 は実 地 に則 したお客
様 参 加 型 で検 討 します。 )
・ 事 故 発 生 時 の報 告 書 類 については、全
職 員 に回 覧 し、情 報 の共 有 化 と再 発 防
・ 危 機 管 理 マニュアルの改 訂 版 を作 成 しま
す。
止 に努 めます。
6 収 支 について
(1) コスト削 減 ・収 入 向 上 への努 力 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ [コスト削 減 ]:「開 港 150 周 年 記 念 事 業 」
・ 窓 口 スタッフの効 率 的 な人 員 配 置 (シフ
の実 施 により自 主 事 業 費 の支 出 増 が見
トの大 幅 見 直 しや閑 散 時 の減 員 )によ
込 まれることから、その他 (人 件 費 ・管 理
り、平 成 20 年 度 決 算 額 を下 回 るよう努
費 ・事 務 費 )各 部 門 において支 出 構 造 を
力 します。
抜 本 的 見 直 し、支 出 全 体 を抑 える取 組
・ 対 H20 年 度 予 算 費 印 刷 製 本 費 の 20%
減 。(指 定 管 理 者 施 設 運 営 費 支 出 )
みを展 開 していきます。
・ [収 入 向 上 ]:有 名 会 への団 体 集 客 力 の
アップ、 施 設 利 用 の 営 業 活 動 ( ホールセ
・ 入 場 料 収 入 140,000 千 円 以 上 を達 成 。
・ 利 用 料 金 収 入 23,500 千 円 を達 成 。
ー ルス) 強 化 に よ り、 入 場 料 収 入 及 び 利
用 料 金 収 入 の両 面 から収 益 増 加 を図 り
ます。
(2) 外 部 資 金 導 入 、広 告 等 獲 得 の拡 大 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 「季 刊 誌 」「集 合 チラシ」などを始 めとした
・ 年 額 :300 万 の達 成 を目 指 します(提 案
印 刷 物 への広 告 枠 の設 置 と獲 得 を図 り
ます。
書 では、グッズ収 入 も含 め計 600 万 )。
・ 特 に、新 規 発 刊 になる「季 刊 誌 」表 4 ペ
・ CSTV 放 送 収 録 による収 録 協 力 費 を 獲
得 します。
ージ及 び CS「時 代 劇 チャンネル」での横
浜 にぎわい座 収 録 番 組 放 送 の 2 点 につ
・ 各 事 業 の趣 向 に合 わせた、各 種 企 業 協
賛 (現 物 支 給 も含 む)の獲 得 を目 指 しま
す。
- 66 -
いては、確 実 に実 現 し、収 益 を上 げるよう
努 力 します。
平成 21 年度事業計画 横浜赤レンガ倉庫 1 号館
横浜赤レンガ倉庫1号館
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
横 浜 赤 レンガ倉 庫 1号 館 は、「芸 術 文 化 の創 造 発 信 」と「賑 わいの創 出 」を設 置 コンセプ
トに、新 しい芸 術 の創 造 発 信 の場 、集 客 力 のあるイベントによる賑 わい創 出 の場 として活 用
し、アート、エンターテインメント、フェスティバル、国 際 交 流 等 を通 じて「横 浜 の発 信 拠 点 」と
して活 動 しています。これは横 浜 市 が進 める「文 化 芸 術 創 造 都 市 ―クリエイティブシティ・ヨ
コハマ」及 び「ナショナルアートパーク構 想 」に呼 応 した取 り組 みでもあります。
21 年 度 は、開 港 150 周 年 であることから、横 浜 市 開 港 150 周 年 ・創 造 都 市 事 業 本 部 や
財 団 法 人 横 浜 開 港 150 周 年 協 会 と連 携 して、これら事 業 の主 要 会 場 として着 実 な推 進 を
図 ることによりホール・スペース・イベント広 場 等 の認 知 度 を高 め、一 層 の発 信 と集 客 を図 り
ながら、横 浜 の文 化 発 信 基 地 としての赤 レンガ倉 庫 の存 在 感 向 上 に努 めます。
(2) 平 成 21 年 度 の位 置 づけ
①事 業 の方 針
設 置 目 的 の具 現 化 のため、平 成 16 年 度 から掲 げている基 本 方 針 「2 つの創 造 発 信
(コンテンポラリーダンス・コンテンポラリーアート)」、「1つの集 客 (アートリンク)」
「1つの育 成 (DAWN PROJECT)」に基 づき事 業 を推 進 します。
平 成 21 年 度 は、積 み重 ねてきた実 績 をもとに創 造 機 能 の発 揮 に努 めるとともに、アート
NPO・周 辺 施 設 ・民 間 企 業 等 の各 機 関 とのネットワーク強 化 に一 層 力 を注 ぎます。
②運 営 の方 針
横 浜 開 港 150 周 年 記 念 事 業 への協 力 を通 じ市 民 協 働 の推 進 をはかりつつ、当 館 を継
続 してご利 用 いただいているお客 様 にも配 慮 した施 設 運 営 に努 めます。
各 種 サービスの対 価 として施 設 利 用 料 金 (施 設 ・附 帯 設 備 )の改 定 を実 施 し、利 用 料 金
収 入 のアップ・経 営 基 盤 確 立 を目 指 します。
( 株 ) 横 浜 赤 レンガと の 共 同 事 業 体 での 全 体 運 営 に よ る横 浜 赤 レ ンガ倉 庫 全 体 の 魅 力
の向 上 に努 めます。
③管 理 の方 針
お客様にとって、より一層安心・安全な施設を目指します。
各職員の危機管理能力向上に日常的に努め、天災・新型インフルエンザ等への
対応準備を行います。
利用率の高さや国・市などの政策的事業利用の多さに対応し、施設・設備の予
防保全および長寿命化修繕を行います。
- 67 -
平成 21 年度事業計画 横浜赤レンガ倉庫 1 号館
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) 「2つの創 造 発 信 」
【芸 術 文 化 の創 造 及 び発 信 、芸 術 文 化 振 興 のための国 内 外 との交 流 】
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆コンテンポラリーダンス
① 横 浜 ダンスコレクション R(ydcR)
20 年 度 コンペティションへの応 募 者 は 14 ヶ国 から
192 組 を数 え、フェスティバル期 間 中 に来 日 するプロ
デューサー・ディレクターは 7 ヵ国 11 人 で、世 界 でも
有 数 のダンスフェスティバルに成 長 しました。
21 年 度 も新 進 振 付 家 の発 掘 育 成 及 びマーケット構
築 を通 じて各 機 関 とのネットワークを強 化 し、先 端 的
な芸 術 文 化 を発 信 します。
② 日 本 -フィンランド共 同 制 作
3 年 計 画 プロジェクトの最 終 年 。日 本 人 振 付 家 がフ
ィンランドで現 地 ダンサーとレジデンスを実 施 し、フィ
ンランド人 振 付 家 が横 浜 で日 本 人 及 び韓 国 人 ダン
サーとレジデンスを実 施 します。
横 浜 では、赤 レンガ倉 庫 から外 にでて、レジデンスを
「急 な坂 スタジオ」で、成 果 発 表 を「創 造 空 間 9001」
で行 います。
③ Red Brick Contemporary Dance File
「 ydcR 」 で 発 掘 し た 振 付 家 へ の 発 展 継 続 的 支 援 の
場 として、また「ydcR」を通 じて培 ったネットワーク先 と
の連 携 の場 として、年 間 を通 じて広 くコンテンポラリ
ーダンスに親 しんでもらい、横 浜 におけるコンテンポ
ラリーダンスの発 信 拠 点 としての横 浜 赤 レンガ倉 庫 1
号 館 の存 在 感 を高 めることを目 指 して実 施 します。
◆コンテンポラリーアート
④ Red Brick Contemporary Art File
横 浜 日 仏 学 院 と の 共 同 主 催 で「 横 浜 フ ラン スヴ ィデ
オコレク ション」を 開 催 し、 仏 のヴ ィデオアートの最 先
端 作 品 や日 仏 交 流 プログラムで制 作 された作 品 を
公 開 します。入 場 料 を無 料 とすることで、赤 レンガ倉
庫 の集 客 力 を生 かし、ヴィデオアートに気 軽 に触 れ
ることができる機 会 を 創 出 します。またプログラムキュ
レイタ ーや 出 品 アー テ ィストに よ る講 演 ・ 上 映 会 を 実
施 し、ヴィデオアートに多 角 的 に接 する機 会 を提 供
します。
- 68 -
①本 フェスティバルを通 じて実 現 す
る海 外 公 演 が 3 つ以 上 。
②成 果 発 表 への入 場 者 が 50 人 以
上。
成 果 発 表 以 外 でのプロジェクト成
果 周 知 の実 現
③コンテンポラリーダンスシリーズとし
ての 認 知 度 の 向 上 ( 広 報 実 績 4
件以上)
④日 本 において初 公 開 となる作 家
による作 品 展 示
平成 21 年度事業計画 横浜赤レンガ倉庫 1 号館
(2) 「1つの集 客 」 【芸 術 文 化 の創 造 及 び発 信 (芸 術 文 化 へのアクセス拡 大 )】
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆ アートリンク in 横 浜 赤 レンガ倉 庫 &サンクスキャ
ンドル(Red Brick Contemporary Art File)
横 浜 の冬 の風 物 詩 となったアートリンクを実 施 し、クリ
スマスからヴァレンタインシーズンにかけての集 客 を
図 ります。クリスマスとヴァレンタインにはメッセージが
書 けるキャンドルを販 売 し、火 を灯 したキャンドルをイ
ベント広 場 に並 べ「横 浜 Brilliant way」の中 心 的 な
会 場 として核 になります。リンクを彩 るコンテンポラリ
ーアートは、芸 術 文 化 に身 近 に鑑 賞 する機 会 を提
供 し、新 たな鑑 賞 者 の開 拓 につなげます。
○入 場 者 数 7 万 人 以 上
(3) 「1つの育 成 」
【芸 術 文 化 活 動 の支 援 、協 働 及 び創 造 性 を育 む機 会 の提 供 (市 民 協 働 推 進 )】
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
◆DAWN PROJECT
(Red Brick Contemporary Art File)
美 術 系 大 学 等 の卒 業 制 作 展 を支 援 します。 支 援 を
通 じて、アーティストとしての入 り口 に立 つ学 生 に、展
覧 会 を開 催 するための手 順 、会 場 を利 用 するにあた
っての作 法 などを伝 えながら、館 としてのコーディネ
ート力 を発 揮 します。展 覧 会 には、同 世 代 の若 者 が
多 く来 場 することによる賑 わいの創 出 も期 待 できま
す。
○参 加 学 生 による館 内 装 飾 の実
施。
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 施 設 貸 し出 しについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 『横 浜 開 港 150 周 年 記 念 事 業 』、『ヨコハマパレ
ード』、『海 フェスタ』、『横 浜 国 際 映 像 祭 2009』、
『横 浜 国 際 女 子 マラソン』など、横 浜 市 の都 市 政
策 的 事 業 を受 け入 れます。
・ 一 般 のご利 用 に関 しては、2 年 前 からの受 付 ・調
整 を通 じ、芸 術 文 化 による長 期 および多 エリアの
利 用 を誘 致 し、施 設 の貸 し出 しを通 じて「横 浜 赤
レンガ倉 庫 1 号 館 」の情 報 発 信 と賑 わい創 出 、
質 の 高 い 芸 術 文 化 の 創 造 を 図 り、 また地 域 への
波 及 効 果 を目 的 とします。
○年 間 来 館 者 数 :100 万 人
○年 間 利 用 率 :95%以 上
- 69 -
平成 21 年度事業計画 横浜赤レンガ倉庫 1 号館
(2) 開 港 150 周 年 協 会 との連 携 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 4 月 から 9 月 の長 期 にわたり市 民 企 画 を主 体 とした
事 業 が展 開 されます。3 階 ホール・2 階 スペース・1
階 2 ブロック・イベント広 場 B 等 の貸 出 を通 じ市 民
協 働 の推 進 を図 ります。
・ 本 記 念 事 業 において、お客 様 に無 料 で楽 しんでい
ただける会 場 として多 くの集 客 を図 り、横 浜 赤 レン
ガ倉 庫 に親 しんでいただきます。
○ワークショップの協 働 実 施
○無 事 故 での開 催
(3) イベント広 場 ・港 湾 緑 地 の事 業 調 整 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
㈱横 浜 赤 レンガとの共 同 事 業 体 による、イベント広 場
○広 報 実 績 5%アップ
(参 考 )2007 年
紙 (新 聞 ・雑 誌 )2000 件
テレビ・ラジオ
104 件
および港 湾 緑 地 の事 業 調 整 を通 じ、発 信 性 ・創 造 性
または集 客 力 のある事 業 を誘 致 し、横 浜 赤 レンガ倉 庫
の発 信 性 を高 めます。
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 来 館 者 への安 全 確 保 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 舞 台 管 理 運 営 、 設 備 管 理 会 社 ス タ ッフと の 連 携
による危 険 箇 所 等 の早 期 発 見 ・先 手 対 応 に努
め、施 設 ・設 備 の定 期 点 検 の遵 守 及 びメンテナ
ンスを実 施 します。
・ 各 職 員 の 危 機 管 理 能 力 向 上 に 日 常 的 に 努 め、
赤 レ ン ガ 倉 庫 全 体 で 取 り 組 み 始 めた 防 火 ・ 防 災
体 制 は、訓 練 において一 歩 一 歩 日 常 の運 営 状
況 に近 づけた想 定 となるよう実 施 します。
・ 天 災 ・新 型 インフルエンザ等 への対 応 準 備 を行
います。
○避 難 訓 練 の精 度 向 上
○危 機 管 理 対 応 準 備
5 収 支 について
(1) 利 用 料 金 改 定 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
各 種 サービスの対 価 として施 設 利 用 料 金 ( 施 設 ・ 附
帯 設 備 ) の改 定 を 実 施 し、2011 年 度 に向 けて徐 々
に 利 用 料 金 収 入 を 増 やし、 経 営 基 盤 確 立 を 目 指 し
ます。
※2009 年 4 月 からの受 付 分 から新 料 金 を適 用 するた
め、100%反 映 されるのは 2011 年 4 月 利 用 開 始 分 から
となります。
○利 用 料 金 収 入 の前 年 度 比 3%増
収
- 70 -
平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
旭区民文化センター(サンハート)
1 基本方針
(1) 基本的な方針
「文 化 は市 民 自 身が作 り出 すもの」を基 本 理 念 に、サンハートのあるべき姿を「区 民が芸 術・文
化を通じて主体的に地域生活を豊かにしていくための活動拠点」と位置づけ、区民と協働して
その実現を図るため、指定管理期間1年目から様々な新しい取り組みを行って来ました。
4 年目を迎える平成 21 年度は、その実現の一歩前の段階として、これまでの各取り組みの
成果を発揮させるとともに、旭区誕生 40 周年に合わせて、それらの集大成となる取り組みにも
挑みます。
これまで特に力を入れて来た、区民が積極的に事業企画や施設運営に関われる仕組み作り
については、その仕組みを定着・拡充し、主体的な活動をする区民をさらに増やして行きます。
併 せて、区 内 文 化 施 設 、文 化 団 体 や各 種 団 体 、商 店 街、教 育 機 関 などとの有 機 的 なネット
ワークをさらに拡 大・強 化し、区 内 全域 で積 極 的に事業を展開 することにより、区 民が芸術・文
化に触れる機会を増やし、旭区の街づくりや地域の活性化につなげます。
これらを通 じてサンハートへの認 知 度 を向 上 させ、新 規 来 館 者 ・新 規 利 用 者 の増 加 を図 り、
「全ての区民に開かれた、誰もが来たくなる、誰もが来やすい」施設とします。
(2) 平成 21 年度の位置づけ
①事業の方針
<気軽に芸術・文化に触れられる場の提供>
アンケート等 で常 に最 も要 望 の強 い「身 近 な場 所 で、気 軽 に質 の高 い芸 術 ・文 化 に触 れた
い」という多くの区民の声に応える、鑑賞型・体験型の事業を提供します。リピーターだけでなく
新たな客層を開拓するため、定例事業に加えて新しい発想を企画に反映し、より多くの区民の
芸術・文化に対する興味・関心を高めます。
<事業企画への区民参画の拡大>
企 画 アイデアの公 募 、区 民 企 画 委 員 による事 業 の実 施 、ボランティアによる当 日 運 営 など、
区民が様々な形で事業に関われる機会を提供します。
企画に当たっては、アンケート等による区民ニーズを可能な限り反映させます。また、区内在
住アーティストの起用など、区内文化資源を最大限に活用することも考慮します。
<アウトリーチ事業を通じた地域との連携>
区内全 域 を対象とする施設 外 での事業 展開 (アウトリーチ事業)を拡大 します。これまで実 績
のある小学校でのアート体験プログラムに加えて、商店街や公園など屋内外の様々な場所で、
地域の団体と協働して企画・実施します。特に福祉施設や医療施設で実施することで、サンハ
ートに来館することが困難な地域の高齢者等のニーズにも応えます。
<旭区誕生 40 周年事業・開港 150 周年事業との連携>
平成 21 年度は、旭区が誕生して 40 周年、横浜が世界に開かれた港となって 150 周年を迎
える記念の年です。この 2 つに関連する様々な文化事業に協力するとともに、サンハート自主
事 業 でも、記 念 事 業 として位 置 づけられる企 画 内 容 を積 極 的 に実 現 することで、事 業 の発 信
力を高めます。
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平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
②運営の方針
施 設 運 営 への区 民 参 画 をより一 層 進 めることで区 民 が施 設 に関 わる機 会 をつくり、施 設 利
用者以外にも「自分たちの身近な施設」という意識を持つ区民を増やします。
利用者の高い満足度を維持・向上できるように、引き続き公平で公正な施設運営、質の高い
接客 サービス、専 門性 を生かしたアドバイスや相談・紹介 など、利 用 者の立 場に立った柔軟 で
きめ細かい対応に努めます。
さらに、利用者の声を集めるためにご意見箱を活用し、施設運営に関するアンケートや利用
者懇談会を実施するなど、常に運営方法の改善に取り組みます。
③管理の方針
安全・安心・快適な施設環境を安定的に提供するため、施設や設備の保守点検を実施し、
環境整備を行います。
施設設備に多発している経年劣化による故障等に対しては、できるかぎり迅速に対応し、予
防措置にも十分に配慮します。
また、施設管理者や管理組合と緊密に連携をとり、修繕計画や長寿命化の提案、協議を行
っていきます。
2 自主事業に関する事業計画
(1) 文化事業の企画および実施について
[取組み内容]
[達成指標]
事 業 に区 民 の力 を活 用 するシステムづくりを
行 い、区 民 の手 による文 化 事 業 を実 現 しま
①年 1 回企画アイデアを募集し、区民企画委
す。
員 会 で検 討 のうえ、実 現 できるものは提 案
① 区 民 から企 画 アイデアを公 募 し、事 業 に
者も参加し、区民企画として実施します。
②区 民 企 画 委 員 会 を開 催 し、区 民 企 画 事 業
役立てます。
② 区民企画委員会を開催して、区民の視点
を年 2 回以上実施することを目標に、運営
で企 画 検 討 から実 施までを自主 的 に進 め
る文化事業を実施します。
支援します。
③「あさひ亭 まねき寄 席 」をテストケースとし
③ 事 業 当 日 の運 営 スタッフや、定 例 事 業 の
て、区 民 による鑑 賞 団 体 の設 立 を支 援 しま
制 作 スタッフなど、区 民 が関 われる機 会 を
す。またクリスマス等 の館 内 デコレーション
広げます。
事業を実施し、参加団体を公募します。
旭区で活動する文化団体を支援し、継続化と
① 旭区を代表する規模の大きな展覧会等が
活性化を図ります。
① サンハートを利用して実施する事業に対し
開 催 され、各 文 化 団 体 との相 互 協 力 関係
て、必 要 に応 じて共 催 ・後 援 ・優 先 予 約 を
と信頼関係 が増すことで、地域におけるサ
行 います。 また広 報 や技 術 面 でも 協 力 し
ンハートの重要性と必要性が高まります。
② サンハート施 設 だけでなく、他 の施 設 での
ます。
② 講座修了生のサークル化と継続的な活動
活動も増加します。
を支 援 する従 来の「仲 間 作 りスポット」を改
また、講 座 修 了 団 体 を育 成 し、希 望 団 体
善し、より適切な支援を行います。
を自主事業の出演者や講師として年 1 回
は活用して、活動の場を広げます。
- 72 -
平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
鑑 賞 機 会 を 提 供 し、 講 座 など 体 験 型 事 業 を
展開して、文化の裾野を広げていきます。
① ホールでの舞台公演や大衆芸能、音楽ホ
① ホ ール の 特 性 に 応 じた 規 模 ・ 内 容 の 、 質
ールでのコンサートを年 10 回実施します。
の高 い 公 演 を 、 初 心 者 にも わ か り や すい
② ワークショップ事業を年 3 回以上、実施し
ます。
構成で実施します。
② 入門レベルのワークショップ事業を一般向
③ 入場自由のロビーコンサートを毎月 1 回、
け、子ども向けに実施します。
また多 彩 な内 容 のオープンデーを夏 休 み
③ 普段は施設を利用しない方や日常的には
期 間 に開 催 し、新 規 来 館 者 を獲 得 しま
文 化 活 動 とは縁 遠 い方 も、気 軽 に参 加 で
きる機会を提供します。
す。
④ 舞 台 公 演 または作 品 展 示 により若 手 アー
④ 区 内 ・市 内 の若 手 アーティストを発 掘 ・支
ティストを紹介する事業を年 1 回以上、実
援する事業を実施します。
施します。
旭区誕生 40 周年及び横浜開港 150 周年と
連 携 した事 業 を実 施 し、地 域 の文 化 活 動 の
①
サンハートの様 々な自 主 事 業 の要 素 (鑑
活性化につなげます。
賞・体 験・区 民参 加・アウトリーチ等 )を総
①
区 と協 働 して、多 数 の区 民 が参 加 でき
合 した集 大 成 事 業 として、スタッフやキャ
る、40 周年記念事業となる舞台公演を制
ストを区 民 から公 募 するミュージカルを制
作します。
作します。
②
地 域 の 文 化 団 体 や 市 内 の NP O等 が 行
②
旭区誕生 40 周年・開港 150 周年の市民
う、旭区誕生 40 周年・開港 150 周年事
活 動 に対 して、施 設 の優 先 提 供 や広 報
業のサポートを行います。
協力等を行います。
(2) 文化活動についての相談について
[取組み内容]
[達成指標]
① 区 民 の文 化 活 動 活 性 化 のため、随 時 専
①
門的なアドバイスを行います。
を随時受け付け、職員・舞台スタッフが専
② 地 域の各種 団体・施 設 等からの質 問や相
門 的 知 識 とノウハウを活 かして対 応 しま
談に対応 し、文化芸術 に関するノウハウを
提供します。
利 用 者 等 からの文 化 活 動 に関 する相 談
す。
②
アドバイス内 容 や紹 介 アーティストなどの
データを蓄積し、汎用性の高い事 例につ
いては資料を配布、掲示します。
③
職 業 体 験・インターンシップなどを受 け入
れ、学校教育に協力します。
- 73 -
平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
(3) 文化活動に関する情報の提供について
[取組み内容]
[達成指標]
① サンハートに来 れば多 くの情 報 が手 に入
① 芸 術 ・文 化 に関 する雑 誌 や図 書 、新 聞 、
る、地域の「芸術文化情報センター」として
情報誌を開架するほか、周辺文化施設等
の役割を担います。
と協 力 してイベント情 報 等 を集 め、分 かり
② サンハート自主事業や利用団体の文化活
やすく提供します。
動 などの情 報 を効 果 的 に対 外 発 信 し、全
情 報 コーナーを整 備 し、文 化 団 体 同 士 が
ての区民の手に届けます。
自由に交流できる環境を作ります。
② 事業広報強化のため、10・11 月の自主事
業 を 中 心 に「アートフェスティバル」として
括り、総合的に広報します。
また、毎 月 「 催 し物 案 内 」を発 行 し、 施 設
ホームページなどを通 じ、インターネットで
公 開 します。財 団 が協 力 するサイトにも情
報提供を行います。
(4) その他、センターの設置目的を達成するのに必要な事項について
[取組み内容]
[達成指標]
地 域 の文 化 資 源 を発 掘 し、支 援 ・活 用 してい
① 区 民 ミュージカルの脚 本 に区 内 文 化 資 源
きます。
を取 り入 れ、参 加 区 民 や鑑 賞 者 が地 域 を
①
見直し愛着を深める契機とします。
旭 区 の歴 史 や風 土 を、区 民 ミュージカル
に活かします。
②
③
② 地 元 アーティストを起 用 する事 業 を、区 民
自 主 事 業 に地 域 のアーティストを積 極 的
企画やアウトリーチなど 3 事業以上、実施
に活用します。
します。
アーティストデータバンクの情 報 収 集 と利
登 録 済 みのデータベースの更 新 と新 たな
用促進を進めます。
登 録 者 の募 集 を、実 演 者 だけでなく指 導
者 や美 術 系 アーティストに範 囲 を広 げて
行います。
地 域 における文 化 拠 点 としての機 能 強 化 の
①
ため、区内 を対象にアウトリーチ事 業を実 施し
くの区民の支援を得ます。
②
ます。
区民ミュージカルへの関心を高め、より多
「ほっとたつはな亭 」に加 え、地 域 ケアプ
ラザ等 でも実 施 し、アウトリーチ事 業 の受
① 区 民 ミュージカルの制 作 過 程 で、区 内 数
け皿団体を育成します。
か所でのアウトリーチを実施します。
② 区内の福祉施設等で、施設管理者と協働
③
して文化事業を実施します。
市内全 域で展開されている「芸術 文化教
育 プログラム推 進 事 業 」の実 施 主 体 とし
③ 未 来 を 担 う 子 ども た ち に、 広 く ア ート に触
て、希 望 する区 内 の小 中 学 校 に体 験 プ
ログラムを提供します。
れる機会を提供します。
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平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
3 施設の運営に関する事業計画
(1) 顧客満足度の向上について
[取組み内容]
[達成指標]
①
① 通 年 実 施 のご意 見 箱 アンケート、期 間 限
定 の集 中 アンケート、随 時 実 施 のヒアリン
グ、年 1 回開催の利用者懇談会などで、
要望や意見を集約します。
② 既 に 行 っ て い る 様 々 な サ ービ スに 加 え、
利 用 者 の新 たなニーズに対 応 します。ま
た、受 付 スタッフ及 び職 員 の接 遇 研 修 を
年1回実施することで、常に基本を確認し
ます。
③ 利 用 者 からの要 望 ・意 見 をサービス向 上
に反 映 し、その結 果 を迅 速 に回 答 しま
す。施 設 で解 決 できない案 件 について
は、旭 区ほか各担 当課 と迅速に協 議し回
答します。
アンケートやヒアリングなど様 々な方 法
で、区民のニーズを的確に把握します。
②
窓 口 サービスの充 実 と向 上 に、引 き続 き
努めます。
③
利用者からの要望や苦情に対し、迅速か
つ適切に対応します。
(2) 的確な施設提供の実現について
[取組み内容]
[達成指標]
① 適切な施設の開館・運営を行います。
① 開館日数 345 日
休館日
20 日
年末年始 12 月 29 日~ 1 月 3 日
施設点検・消防設備点検 14 日
② 様 々 な広 報 媒 体 を 活 用 し、 施 設 P R を 充
実させます。
(新規登録数の目標)150 団体・個人
(稼働率目標)
ホール 86% 音楽ホール 99%
アートギャラリー 98%
カルチャー工房 90%
ミーティングルーム 90%
音楽工房(4 室の平均) 90%
② 利 用 促 進 のための取 り組 みを行 い、新 た
な利用者を獲得します。
③ 施 設 利 用 者 や利 用 希 望 者 に、 専 門 的 で
効 果 的 な利 用 方 法 の アドバ イスを 行 いま
す。
④ 周 辺 施 設 と 連 携 し、 地 域 の賑 わい作 りに
貢献します。
⑤ 施設を有効活用して魅力ある施設づくりを
行い、来館者の増加とさらなる活性化を図
ります。
⑥ 利用 者 の立 場に立った、公 平で円 滑な予
約システムの運用を行います。
③ 利用相談や下見、利用打合せ時に、舞台
技術スタッフや職員がアドバイスします。
④ 二 俣 川 ライフ等 との連 携 事 業 を継 続 、拡
充します。
⑤ ロビーコンサートや館 内 デコレーション等
を引 き続 き実 施 するとともに、施 設 有 効 活
用のアイデアを来館者から募集し、可能な
ものは実施します。
⑥ 予 約 センターおよびシステム参 加 施 設 と
密 に連 携 をとり、苦 情 やトラブル情 報 を共
有して、施設運営に役立てます。
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平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
(3) 的確な広報の実施について
[取組み内容]
[達成指標]
① 全 ての区 民 に行 き渡 る ことを目 標 に、効 果
① 「催し物案内」を毎月 1 回発行し、広報よこ
的で効率的な広報を実施します。
はま旭 区 版 、指 定 管 理 者 の発 行 す る広 報
② 施 設 ホームページの運 用 をさらに工夫 し、イ
誌 、マスコミやミニコミ、くちコミなどあらゆる
ンターネットでの広報環境を充実させます。
媒 体 を活 用 します。市 内 外 の文 化 施 設 等 と
広報協力を行います。
(協力団体の目標数)80
② ホームページ作 成 に区 民 の力 も活 用 し、魅
力 あるページ作 りを実 現 します。また、双 方
向性の強化を図ります。
(アクセス数の目標)
トップページアクセス:36,000 件/年
ページアクセス:100,000 件/年
(4) 専門性と区民の力を統合する組織づくりについて
[取組み内容]
[達成指標]
① 事 業 企 画 ・舞 台 技 術 ・施 設 管 理 の経 験 豊
① 適 切 に職 員 を配 置 し、カルチャースタッフ
かな職 員 ・専 門 スタッフを配 置 し、区 民 を
については、地域の人を採用します。
はじめとした地域スタッフと結束 して、施設
② 機 材 研 修 や個 人 情 報 研 修 、消 防 訓 練 等
を実施し、実践に役立てます。
を運営します。
② スタッフ研 修を実施 し、施設運 営 に関する
スキルアップを図ります。
4 施設の管理に関する事業計画
(1) 安全で効率的な維持管理について
[取組み内容]
[達成指標]
① 職 員 が 日 常 点 検 を 行 うほか、 保 守 管 理 ・
① 建 物 総 合 管 理 業 務 (清 掃 ・保 安 警 備 ・施
保 守 点 検 を専 門 業 者 に委 託 し、開 館 19
設 保 全 )を共 同 ビル管 理 組 合 から指 定 さ
年を経た施設・設備を安全に維持します。
れた企 業 に委 託 するほか、保 守 点 検 業 務
② 多 発 する経 年 劣 化 の状 況 を把 握 し、緊 急
を別 紙 のとおり委 託 ・実 施 します。隔 年 実
性 の高 いトラブルから迅 速 に対 応 して被
害の拡大や深刻化を防ぎます。
施の該当点検整備を行います。
② 小 破 修 繕 を効 果 的 に実 施 します。高 額 修
繕 については旭 区 を通 じて横 浜 市 に対 応
を依 頼 し、利 用 者 にとって安 心 ・安 全 な利
用環境を安定的に提供します。
これらにより、故 障 や事 故 による利 用 中 断
や停止、臨時休館の発生をゼロとします。
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平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
(2) 快適な環境の維持管理について
[取組み内容]
[達成指標]
① 行き届 いた清 掃等、施 設の衛 生環 境を整
① 日 常 清 掃 ・定 期 清 掃 ・定 期 環 境 測 定 等 を
え、適切な保守点検を実施します。
専門業者に委託します。
② 全 ての来 館 者 に、常 に明 るく快 適 で居 心
② 情 報 コーナーの切 り花 、館 内 の植 栽 など
地の良い環境を提供します。
で安 らぎのある空 間 を演 出 し、また館 内 デ
コレーション事 業 で季 節 感 を醸 し出 しま
す。
(3) 施設予防保全への取り組みについて
[取組み内容]
[達成指標]
① 施 設・設 備 のトラブルを施 設 管 理 者 である
① 建 築 物 ・建 築 設 備 のトラブル報 告 を作 成
旭区ほか関係機関に迅速に報告し、予兆
し、旭 区 他 に情 報 提 供 します。大 規 模 改
の把握と情報共有を図ります。
修 については、将 来 の事 故 を見 越 した改
② 施 設 ・ 設 備 等 の中 長 期 修 繕 計 画 や改 修
案 に沿 って、万 全 の予 防 保 全 を行 いま
修案を作成して提出します。
② 過 去 の事 故 歴 や修 繕 情 報 、統 計 データ、
修 繕 計 画 を収 集 ・保 管 し、信 頼 性 の高 い
す。
③ 利 用 者 に 施 設 ・ 設 備 の正 しい取 り扱 いを
説明 し、安 全で確 実 な利 用を促進 しま
報告と情報提供を行います。
③ 利 用 始 めに貸 し出 し機 材 の説 明 を行 うほ
か、利 用 前 後 に点 検 を行 います。利 用 の
す。
手 引 きなどを準 備 ・配 布 するほか、利 用 に
即 した機 材 マニュアルを作 成 し提 供 しま
す。
5 その他の計画
(1) 危機管理対策について
[取組み内容]
[達成指標]
① 諸 届 けを出 し、防 火 管 理 体 制 を整 えま
① 人 事 異 動 発 令 時 に は速 やかに 変 更 を 届
す。
出、報告します。
② 危 機 管 理 マニュアルに基 づく緊 急 時 の対
② 危 機 管 理 マニュアルを常 に整 備・改 善 し、
応を徹底します。
マニュアルに基 づくスタッフ研 修 と消 防 訓
③ 共 同 ビルの一 員 として共 同 防 火 管 理 体 制
練 を実 施 します。また、旭 区 ほか、関 係 各
を作り、訓練や研修に参加します。統括防
火 管 理 者 のもと、複 合 ビル危 機 管 理 体 制
所への迅速な通報体制を整えます。
③ ビルの消 防 訓 練 や地 震 速 報 訓 練 、救 急
づくりに協力します。
研修等に参加します。
年 1 回以上開催されるビル全体の消防訓
練に参加し、施設としても年 1 回の消火・
通報・避難訓練を実施します。
- 77 -
平成 21 年度事業計画 旭区民文化センター
(2) 自己評価・PDCAサイクルの活用について
[取組み内容]
[達成指標]
①
①
②
③
④
全 スタッフが、公 平 ・確 実 ・迅 速 ・親 切 な
「業 務 マニュアル」に基 づいたスタッフ研
利 用 者 対 応 や施 設 ・設 備 の維 持 管 理 を
修 を随 時 実 施 します。また情 報 共 有 のた
行います。
めの申し送り書類を常備し、活用します。
業 務 記 録 を作 成 し、施 設 管 理 者 に報 告
②
定 められた計 画 書 ・報 告 書 のほか、業 務
します。
日誌・舞台業務日報を作成し、施設に保
自 己 評 価 を行 い、事 業 計 画 や施 設 管 理
管 します。旭 区 に月 次 報 告 し、モニタリン
の見直しを常に図ります。
グを受けます。
20 年度に旭区が実施した指定管理者業
③
務評価を業務改善に活用します。
利 用 者 アンケート等 の様 々な指 標 の分
析 を基 に、半 期 ごとに自 己 評 価 し、モニ
タリングとともに業務改善に活かします。
④
評 価 項 目 ごとに旭 区 とも協 議 のうえ改 善
方法を検討し、順次実行します。
6 収支について
(1) 経費削減の努力について
[取組み内容]
[達成指標]
必 要 な経 費 を確 保 しながら、事 務 費 ・管 理 費
① 職 員、スタッフのコスト意 識を高 め、また利
のコスト削減を図ります。
用 者 の理 解 と協 力 も得 られるよう努 めま
す。
② 優 先 順 位 を 踏 ま えた 年 度 内 執 行 の 必 要
性 を精 査 し、経 費 執 行 を最 小 限 に抑 えま
す。管理費・事務費の 4%削減を目標とし
ます。
(2) 収入向上の努力について
[取組み内容]
[達成指標]
① 利用料収入の一層の向上を図ります。
① 空きコマ情報を積極的に公開します。
② 事業収入の一層の増加を図ります。
また、従来 から課 題となっている利用料 未
③ 外部資金導入に努めます。
払 いでの直 前 ・当 日 キャンセルについて、
利 用 者 に理 解 を求 めるほか、関 係 団 体 に
改善提案を行います。
② 効果的な広 報を実施し、入場料収 入を最
大限に確保します。
③ 事業助成金 の申請をするほか、事業協賛
金・広告収入の確保に努めます。
目標額
事業助成金 300 万円(申請中)
事業協賛金・広告収入 20 万円
- 78 -
平成 21 年度事業計画 磯子区民文化センター
磯子区民文化センター(杉田劇場)
1 基本方針
(1) 基 本 的 な 方 針
平 成 21 年 度 は、現 在 の指 定 管 理 期 間 最 終 年 度 にあたります。このため、平 成 17 年 2
月 の 開 館 以 来 の 運 営 成 果 を 総 括 す ると と も に 、 本 指 定 期 間 以 後 の 運 営 方 針 の 確 立 を 目
指 します。具 体 的 には以 下 の 2 点 に重 点 を置 き、将 来 にわたって「杉 田 劇 場 を媒 介 として
地 域 内 での様 々な活 動 がより発 展 ・活 性 化 する仕 組 みづくり」の「まとめ」年 度 とします。
① 区 内 の様 々な団 体 ・個 人 との協 働 関 係 をより緊 密 なものとし、「地 域 との協 働 による事
業 運 営 」体 制 をより強 固 なものとします。
開 館 以 来 の運 営 の中 で、単 なる「館 による自 主 事 業 」ではなく、様 々な形 で区 民 が事 業
運 営 に参 画 する例 が生 まれるようになりました。更 に、区 民 が自 ら企 画 運 営 をする事 業 も
増 加 しています。このような地 域 の状 況 を踏 まえて、平 成 21 年 度 の磯 子 区 民 文 化 センタ
ーは「地 域 文 化 のコーディネーター」としての役 割 を重 視 した運 営 にあたります。この方 針
は、現 指 定 管 理 期 間 終 了 後 の次 期 期 間 においても基 本 的 に継 続 するものとします。
② 次 期 指 定 管 理 期 間 に向 けた対 応 を進 めます。
次 期 指 定 管 理 者 については、過 去 4 年 間 の運 営 成 果 を踏 まえて更 なる地 域 の文 化 活
動 活 性 のため、引 き続 き運 営 にあたる、という方 針 で、次 期 指 定 管 理 期 間 への円 滑 な移
行 のための準 備 を行 います。
(2) 平 成 21年 度 の位 置 づけ
①事 業 の方 針
昨 年 に引 き続 き「芸 術 に触 れる機 会 をできるだけ多 く確 保 すること」、「発 表 機 会 を求 めてい
るアーティストの支 援 をすること」 、「区 民 のボランティアの力 を 最 大 限 活 用 すること」を基 本
方 針 とします。更 に事 業 企 画 ・実 施 に際 して、様 々な形 で区 民 の協 力 を呼 び込 みます。
②運 営 の方 針
引 き 続 き、 「 人 と 文 化 の 出 会 い の 交 差 点 」 と して、 文 化 や 地 域 に 関 心 の あ る 人 々が 気 軽 に
集 う杉 田 劇 場 を 目 指 して運 営 にあ たります。施 設 提 供 に際 しても、単 なる「 施 設 貸 出 し」 に
終 始 することなく、利 用 団 体 の活 動 がよりアクティブになるようなサポート・情 報 提 供 ・ネットワ
ーク作 りなどを常 に留 意 し運 営 にあたります。
③管 理 の方 針
区 民 に 安 全 、 快 適 に 施 設 を 利 用 し てい た だ けるよ う、 設 備 保 守 点 検 、 修 繕 を 含 む 環 境 整
備 を確 実 に行 うと同 時 に、施 設 ・備 品 の状 態 を把 握 し中 長 期 の保 全 計 画 を策 定 します。
また、 危 機 管 理 につい て様 々なコミュニケ ーションを 通 じてスタッフの危 機 管 理 に対 する 意
識 を共 通 のものとし、万 一 実 際 に危 険 が発 生 した場 合 に、誰 が対 応 しても同 じ対 応 が取 れ
るような「職 員 の意 識 作 り」に取 り組 みます。
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平成 21 年度事業計画 磯子区民文化センター
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) 区 民 による創 作 、制 作 、公 演 の実 施 、発 信
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 館 以 来 の活 動 を経 て形 成 された、杉
・ 区 民 (プロでない市 民 )の製 作 過 程 での
田 劇 場 に集 う様 々な人 々のネットワーク
を集 大 成 した音 楽 劇 を製 作 ・上 演 し、開
参 加 人 数 延 べ 300 人
・ 区 民 ( プロ でな い 市 民 ) の 上 演 へ の 参 加
館 5 年 目 というひとつの節 目 の年 の記 念
事 業 とします。具 体 的 には杉 劇 リコーダ
人 数 延 べ 300 人
・ 出 演 団 体 ・参 加 者 ・市 民 ボランティア間
ーずメンバー、杉 劇 ミュージカル参 加 者
のネットワークの構 築
と地 域 のプロの演 奏 家 との共 演 などをベ
ースに音 楽 劇 と して構 成 します。 また、ス
トーリーについても地 域 性 を重 視 した「身
近 な 街 の話 」を 想 定 し、 参 加 する 区 民 が
自 らのアイデアを膨 らませられるような構
成 とします。
(2) 新 進 芸 術 家 や優 れたアマチュア活 動 の発 掘 、発 信
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 市 内 アマチュア劇 団 を中 心 とした「発 表
・ アマチュア劇 団 の公 演 で、800 人 、 その
の場 所 の確 保 」に苦 慮 する演 劇 団 体 を
他 の支 援 事 業 で 800 人 、合 計 1,600 人
積 極 的 に支 援 します。具 体 的 には、ホー
を入 場 者 目 標 とします。
ル日 程 の確 保 への協 力 、広 報 ・販 促 面
・ ホール公 演 の支 援 を 20 公 演 行 います。
で の サ ポ ー ト、 当 日 の 公 演 運 営 へ のア ド
バイスなどを行 います。
・ 演 劇 のみならず、音 楽 、美 術 、芸 能 など
の各 分 野 で自 ら事 業 の企 画 を練 り、実
施 を計 画 している新 進 芸 術 家 についても
積 極 的 に同 様 の支 援 を行 います。
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平成 21 年度事業計画 磯子区民文化センター
(3) さまざまな協 働 の仕 組 を通 じた区 民 による活 動 のサポート
協 働 による事 業 企 画 、実 施 の継 続
中 間 支 援 機 能 の発 揮
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 区 民 から公 募 した企 画 アイデアを 、 実 施
・ 区 民 企 画 アイデア提 案 事 業 によるプロデ
運 営 まで区 民 主 体 で行 う協 働 型 の「区
民 企 画 アイデア提 案 事 業 」を引 き続 き実
ュース事 業 を 2 回 実 施 します。
・ 「杉 劇 @助 っ人 隊 」から輩 出 された出 演
者 によってロビーコンサートまたはアウトリ
施 します。
・ 区 民 企 画 委 員 会 、いそご文 化 資 源 発 掘
ーチ事 業 を実 施 します。
隊 など協 働 事 業 の柱 となってきた活 動 を
引 き続 き積 極 的 に推 し進 めます。
・ よ り気 軽 に 区 民 が 杉 田 劇 場 の 事 業 運 営
に 参 加 で き るよ う、 登 録 制 の ボ ラ ンテ ィ ア
組 織 「杉 劇 @助 っ人 隊 」を組 織 し、区 民
協 働 の間 口 を広 げます。
(4) 優 れた公 演 の提 供
さまざまな立 場 の区 民 に対 するアクセス機 会 拡 大
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 国 内 外 の一 流 アーティストによる様 々な
・ 様 々なジャンルにわたり、プロによる公 演
公 演 を劇 場 に誘 致 します。実 施 に際 して
や事 業 を 8 回 程 度 実 施 します。
は主 催 者 との共 催 も積 極 的 に実 施 し、
・ 未 就 学 児 も入 場 できるファミリーコンサー
様 々な公 演 が杉 田 劇 場 の舞 台 で上 演 さ
トの実 施 や磯 子 区 内 小 学 校 の支 援 学 級
れるよう努 めます。
の児 童 を対 象 とした体 験 ワークショップを
・ 活 動 4 年 目 を迎 える杉 劇 リコーダーずは
引 き続 き継 続 します。既 に実 現 した小 出
郷 文 化 会 館 との相 互 交 流 など、他 の街
との文 化 交 流 の橋 渡 しとなるとともに、地
域 の施 設 や学 校 などからの出 演 依 頼 な
ども増 えているため、「杉 劇 の親 善 大 使 」
と位 置 づけ、引 き続 き活 動 をアピールし
ていきます。
・ 生 活 環 境 、その他 のハンディキャップの
ために芸 術 文 化 事 業 へのアクセス機 会
が制 約 されている区 民 に対 し、公 演 時 間
帯 、事 業 内 容 、個 別 的 な対 応 などの配
慮 によりアクセス機 会 を拡 大 していきま
す。
- 81 -
実 施 します。
平成 21 年度事業計画 磯子区民文化センター
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 施 設 の提 供 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 直 前 の利 用 希 望 などにも可 能 な限 り積
・ 利 用 料 収 入 の平 成 20 年 度 予 算 比 5%
極 的 に対 応 し、施 設 の有 効 活 用 に努 め
増
・ 開 館 日 数 345 日
ます。
・ 附 帯 設 備 利 用 上 のアドバイス等 を通 じ
・ 目標稼働率
て、利 用 及 び利 用 料 収 入 の確 保 に努 め
ホール 70%
ます。
リハーサル室 80% 会 議 室 60%
ギャラリー95%
練 習 室 99%
(利 用 可 能 枠 数 に対 する稼 働 率 )
<ホールは日 ベース>
(2) ロビーの賑 わい創 出
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 無 料 ロビーコンサート、ロビー壁 面 を利 用
・ ミニコンサート、季 節 イベント(飾 り付 け)
などの催 しを年 間 6 回 程 度 開 催 します。
した作 品 展 示 などに加 えて、季 節 のイベン
トに応 じた飾 り付 け(夏 休 み、ハロウィン、ク
リスマス等 )やフラワーアレンジメントの展 示
など、季 節 感 のあるロビーの雰 囲 気 づくり
に努 めます。
(3) 「杉 田 劇 場 のファン」の固 定 化
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ スマイルク ラブの 魅 力 をさらに 充 実 させ、
・ スマイルクラブ会 員 数 を 500 人 とします。
杉 田 劇 場 の固 定 ファンとしてスマイルクラ
・ メールマガジン「メルがま」登 録 アドレス数
を 800 とします。
ブ会 員 のさらなる拡 大 を図 ります。
・ 会 員 数 と ホ ー ル 定 員 ( 310 名 ) と の 関 係
・ 親 子 コンサート「ひよこコンサート」来 館 者
に 考 慮 し 、 21 年 度 は 会 報 の よ り 一 層 の
向 けメール倶 楽 部 「ひよこメール倶 楽 部 」
充 実 、協 力 公 演 の会 員 向 け特 典 の充 実
登 録 アドレス数 を 200 とします。
など、既 存 会 員 の皆 様 へのより一 層 のサ
ービス充 実 に努 めます。
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平成 21 年度事業計画 磯子区民文化センター
(4) 企 業 パートナーとの協 力 関 係 強 化
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 平 成 20 年 度 に加 入 した「磯 子 事 業 会 」
・ 各 事 業 を 通 じて地 元 企 業 の活 動 内 容 を
での交 流 を通 じて、地 元 企 業 と地 域 住
積 極 的 に地 域 住 民 に紹 介 します。また、
民 をつなぐ役 割 を果 たします。
いそご文 化 資 源 発 掘 隊 などの活 動 を通
じて地 元 企 業 と住 民 が直 接 触 れ合 う機
会 を作 ります。
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 中 長 期 修 繕 項 目 の洗 い出 し及 び設 置 者 との共 有
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 館 以 来 4 年 を経 て、施 設 や備 品 の修
・ 中 長 期 修 繕 計 画 (基 本 方 針 )の策 定
繕 も増 加 しています。区 民 に安 心 してご
・ 備 品 置 換 計 画 (基 本 方 針 )の策 定
利 用 いただける施 設 の維 持 のため、中
長 期 の修 繕 計 画 を、磯 子 区 や管 理 組 合
と協 議 しつつ基 本 方 針 を定 めます。
(2) 危 機 管 理
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ あらゆる災 害 を想 定 してマニュアルを整
・ 防 災 訓 練 を年 2 回 実 施 し、AEDの取 り
備 し、防 災 訓 練 を実 施 します。また、個
扱 い方 に関 する研 修 、個 人 情 報 保 護 に
人 情 報 保 護 についても定 期 的 に研 修 を
関 する研 修 をそれぞれ年 1 回 ずつ実 施
実 施 し、利 用 者 の個 人 情 報 に関 する事
します。
故 を防 ぎます。
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平成 21 年度事業計画 吉野町市民プラザ
吉野町市民プラザ
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
吉 野 町 市 民 プラザは平 成 20 年 度 に開 館 20 周 年 を迎 え、これまでの芸 術 文 化 活 動 の展
開 を礎 に、新 たな視 点 をもって地 域 の文 化 活 動 の拠 点 施 設 としての役 割 を果 たすべく事 業
を展 開 してきました。
平 成 21 年 度 は、20 年 度 に手 がけた事 業 による地 域 のネットワークを活 かし、組 織 や運 営
を強 化 していきつつ、芸 術 文 化 を通 じた地 域 の発 展 と活 性 化 を目 指 します。
永 年 親 しまれてきた施 設 のより良 い活 用 方 法 を、 区 役 所 や学 校 、 他 の公 共 施 設 、 文 化
団 体 と連 携 を図 りつつ提 案 していきます。
また、建 物 ・設 備 の管 理 及 びお客 様 への対 応 について、快 適 で質 のよいサービスの向 上
を目 指 し、利 用 者 の皆 様 が安 心 安 全 に施 設 を利 用 できるよう管 理 ・運 営 を行 います。
(2) 平 成 21 年 度 の位 置 づけ
①事 業 の方 針
・ 地 域 で活 動 する芸 術 家 および芸 術 団 体 との協 働 による鑑 賞 事 業 を実 施 します。
・ 公 募 による地 域 住 民 参 加 事 業 、 学 校 等 へのアウトリーチ、 教 育 プログラムなど、地 域 の
振 興 ・活 性 化 に寄 与 し親 しまれる施 設 を目 指 します
・ 地 域 住 民 との協 働 ・街 づくりの活 動 拠 点 として施 設 を活 用 していきます。
②運 営 の方 針
・ 施 設 利 用 者 及 び来 館 者 の満 足 度 の向 上 を図 ります。
・ お客 様 の利 便 性 向 上 を図 るため顧 客 調 査 を実 施 し利 用 受 付 の方 法 等 を検 討 します。
・ 新 規 顧 客 の開 拓 を図 るため、新 たな施 設 の活 用 方 法 を検 討 し試 行 していきます。
③管 理 の方 針
・ 建 物 ・設 備 の老 朽 化 は避 けられませんが、ご利 用 のお客 様 に不 便 をかけないよう、引 き
続 き細 心 の注 意 を払 って管 理 を行 っていきます。
・ 清 潔 ・整 頓 を心 がけ、快 適 で安 全 な施 設 環 境 を保 持 します。
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平成 21 年度事業計画 吉野町市民プラザ
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) 芸 術 文 化 へのアクセス拡 大 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 地 域 の需 要 に応 え、気 軽 に参 加 できる
・ 鑑 賞 事 業 に つい て は 、 入 場 者 数 80 %
公 演 や講 座 を開 催 します。
以 上 を目 指 します。
・ 地 域 の 芸 術 家 や 芸 術 団 体 を 活 用 し、 企
・ 体 験 型 事 業 については地 域 の芸 術 家 を
画 制 作 を協 働 で行 うなど地 域 文 化 の活
活 かした事 業 展 開 を目 指 します。
性 化 を図 ります。
(2) 市 民 文 化 活 動 支 援 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 市 民 と協 働 で事 業 の企 画 ・運 営 を行 う
・ 地 域 文 化 団 体 や利 用 団 体 等 との共 同
こと に よ り、 地 域 文 化 振 興 を 図 る 取 り 組
企 画 を年 4 回 程 度 実 施 します。
・ 広 報 協 力 や公 演 準 備 への助 言 ・協 力
みを行 います。
・ 地 域 住 民 の企 画 アイデアを取 り上 げる
を行 います。
仕 組 みをつくります。
(3) 市 民 協 働 推 進 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 区 役 所 や地 域 の町 内 会 、他 の公 共 文 化
・ 地 域 文 化 活 動 を実 施 していく上 でのノウ
施 設 企 業 などとの連 携 を図 ります。
ハウやマネージメントを学 ぶ会 を定 期 的
・ 地 域 の文 化 情 報 などを幅 広 く提 供 できる
に開 催 していきます。
・ ホームページを充 実 させ、活 動 の報 告
地 域 文 化 拠 点 を目 指 します。
など幅 広 く迅 速 に情 報 を提 供 していき
ます。
(4) 芸 術 文 化 活 動 拠 点 の開 発 及 び運 営 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 港 150 周 年 を機 に、街 の歴 史 的 な歩
・ 開 港 150 周 年 のイベントやお三 ノ宮 例 大
みを こどもたちや新 し く移 り住 ん できた 地
祭 などを題 材 に広 く写 真 公 募 展 を開 催
域 住 民 に 紹 介 したり 検 証 したり する展 示
します。
やワークショップ活 動 を行 います。
・ 地 域 のこどもたちとアートの制 作 などを通
じた教 育 プログラムを実 施 していきます。
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平成 21 年度事業計画 吉野町市民プラザ
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 施 設 運 営 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 使 いやすく親 しめる施 設 を目 指 します
・ 開 館 日 数 :345 日
・ 施 設 利 用 に関 する広 報 を拡 大 ・充 実 しま
・ 休 館 日 :月 1 回 の施 設 点 検 日
す。
<5 月 ・8 月 ・12 月 は月 2 回 >)
・ 学 校 や近 隣 の地 域 団 体 と連 携 を図 り、
・ 目標稼働率:
施 設 利 用 の促 進 を図 ります。
(利 用 可 能 枠 数 に対 する稼 働 率 )
・ 利 用 者 の満 足 度 調 査 を行 います。
ホール/72% ギャラリー/75%
会 議 室 /55% スタジオA/75%
スタジオB/86% スタジオC/80%
・ 顧 客 満 足 度 調 査 年 1 回 及 び利 用 団 体 と
の懇 談 会 を実 施 します。
(2) プラザサポーターシステムについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 市 民 プラザ事 業 の企 画 ・制 作 ・運 営 に
・ 地 域 住 民 を中 心 にサポーターを募 集 しま
関 心 のある市 民 を募 集 しサポーターとし
て運 営 に携 わっていただくシステムをつ
す。
・ 企 画 会 議 、アートマネージメント講 習 など
を実 施 します。
くります。
・ 市 民 のサポートで事 業 を運 営 していきま
す。
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 危 機 ・安 全 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 緊 急 時 における避 難 誘 導 や安 全 の確
・ 発 災 時 を想 定 した訓 練 を年 2 回 実 施 し
保 を円 滑 に行 えるよう、防 災 訓 練 を実
ます。
・ 地 震 対 策 など緊 急 時 のマニュアルを整
施 します。
・ 安 全 設 備 の点 検 を日 常 的 に行 います。
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備 し充 実 させます。
平成 21 年度事業計画 吉野町市民プラザ
(2) 建 物 ・設 備 の日 常 保 守 管 理 と計 画 的 な修 繕 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 快 適 な利 用 環 境 を維 持 するため、日 常
修 繕 ・更 新 項 目
の保 守 管 理 を励 行 します。
(下 記 の項 目 について横 浜 市 と協 議 を進 めま
・ 建 物 ・設 備 の修 繕 ・更 新 について、関
す。)
・ ホール
係 機 関 との協 議 を機 会 あるごとに行 っ
メインスピーカー更 新 、 ロールバ ッ クチ
ていきます。
ェアの交 換 、音 響 調 整 卓 、ピアノオー
バーホール、舞 台 照 明 、舞 台 吊 物 更
新 など
・ 建物
壁 面 のはがれ、床 の張 替 えなど
・ 設備
空 調 関 係 設 備 の修 繕
5 収 支 について
(1) 事 業 費 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 収 支 のバランスを取 り、 協 賛 や広 告 獲 得
・ 共 催 事 業 の 形 態 を 取 れる事 業 を 中 心 に
を目 指 します。
実 施 します。
・ 地 域 の特 性 を生 かした事 業 を、地 域 企
・ 協 賛 金 や広 告 収 入 の獲 得 を目 指 しま
業 や他 の公 共 施 設 との連 携 を深 めつつ
す。
・ 他 の団 体 との協 働 事 業 を開 発 します。
実 施 します。
・ 近 隣 及 び 利 用 文 化 団 体 の 活 用 を 図 りま
す。
・ 財 団 及 び横 浜 市 の事 業 と連 携 を図 り、
地 域 事 業 を進 めていきます。
(2) 管 理 費 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 事 務 費 ・ 管 理 費 の さ ら なる 削 減 に 努 めま
・ 不 要 不 急 のも の は 購 買 せず 倹 約 に 努 め
す。
ます。
・ 修 繕 は緊 急 の対 応 のみとします。
・ 光 熱 水 費 の削 減 に努 めます。
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平成 21 年度事業計画 岩間市民プラザ
岩間市民プラザ
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
平 成 3 年 の 開 館 以 来 、18 年 間 に わ た る 地 域 に 密 着 し た 事 業・施 設 運 営 の 蓄 積 を 踏 ま え て 、
地域文化拠点として市民に親しまれる施設を目指します。また、地域資源や歴史を活用
した事業展開を行い、保土ヶ谷区における創造都市の文化的基盤整備に寄与するととも
に 、 開 港 150 周 年 に か か わ る 事 業 に も 取 り 組 み ま す 。
福祉と国際交流の機能を備えた複合施設の特色を生かし、
「社会就労センター偕恵いわま
ワ ー ク ス 」「 保 土 ヶ 谷 国 際 交 流 の 会 」 と 協 力 し 、“ 芸 術 文 化 ” を 通 し た 地 域 づ く り に 貢 献
します。
(2) 平 成 21年 度 の位 置 づけ
①事 業 の方 針
・ 従 来 から 継 続 して 地 域 に 定 着 して いる事 業 を 充 実 させる とと もに 、 地 域 文 化 拠 点 と しての
機 能 強 化 を図 っていきます。
・ 地 域 文 化 拠 点 として、市 民 団 体 ・アーティストと協 働 し、施 設 内 外 での公 演 ・講 座 活 動 を行
います。
・ 他 文 化 施 設 や団 体 とのネットワーク型 事 業 へ取 り組 みます。
②運 営 の方 針
・ 市 民 に親 しまれる「地 域 文 化 拠 点 」として地 域 づくりに「効 果 的 な運 営 」につとめます。
・ プラザ内 「社 会 就 労 センター偕 恵 いわまワークス」、「保 土 ヶ谷 国 際 交 流 の会 」と連 携 し、福
祉 とアートそして多 文 化 とアートの交 流 を通 して地 域 づくりに貢 献 します。
③管 理 の方 針
・ 開 館 18 年 を経 過 して、経 年 劣 化 により空 調 や電 気 設 備 などの主 要 機 器 設 備 の老 朽 化 が
進 行 しているため、数 年 後 の設 備 更 新 を視 野 に入 れながら、計 画 的 な維 持 管 理 と日 常 的
修 繕 に的 確 に対 応 し、お客 様 に安 全 ・快 適 にご利 用 いただけるように努 めます。
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平成 21 年度事業計画 岩間市民プラザ
2 「自 主 事 業 」に関 する事 業 計 画
(1) 従 来 から継 続 している地 域 密 着 型 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ これまで実 績 を積 み重 ねてきて、地 域 に
・ 「上 原 まり瀬 戸 内 源 氏 を語 る」年 3 回 開
定 着 支 持 されている事 業 3 シリーズ(琵 琶
催
語 り・午 前 の音 楽 会 ・映 画 )とプラザの特
・ 「思 い出 名 画 館 」年 6 回 偶 数 月 開 催
色 でもある映 像 関 連 の事 業 をさらに充 実
・ 「午 前 の音 楽 会 」年 6 回 奇 数 月 開 催
し開 催 し、新 たな顧 客 も増 やしていきま
・ 「横 濱 映 像 天 国 」の実 施
す。
・ デジカメ講 座 、ワークショップの開 催
・ 新 趣 向 として、シリーズをリンクした企 画
を試 行 します。
・ シリーズ「大 人 の時 間 」については、採 算
性 の高 い事 業 計 画 を立 て、実 施 します。
(2) 開 港 150 周 年 を意 識 した事 業 展 開 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 開 港 150 周 年 プログラムとして、開 港 と文
・ 開 港 150 周 年 記 念 事 業 の実 施 。
化 の伝 播 に関 わる事 業 に取 り組 みます。
・ 各 事 業 の中 で開 港 とのかかわりを反 映 す
る内 容 を入 れた事 業 の実 施 。
・ 「ボルドー音 楽 祭 」を市 民 ギャラリーあざ
み野 等 との連 携 事 業 として企 画 します。
(3) 地 域 文 化 拠 点 としての機 能 強 化 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 文 化 拠 点 機 能 を強 化 していき地 域 文 化
・ プラザ内 外 での芸 術 文 化 交 流 の機 会 創
センターの役 割 を 担 えるような施 設 として
出 と拠 点 強 化 事 業 の実 施 、プラザ施 設
いきます。
内 のほか外 に出 ていく事 業 の実 施
・ 市 民 や ア ー テ ィ スト 等 が 公 演 、 発 表 や 企
画 へ参 加 する事 業 に取 り組 みます。
・ 芸 術 文 化 に携 わる団 体 や市 民 の育 成 に
取 り組 みます。
・ プロの公 演 として、アンケート等 をもとに
地 元 在 住 者 等 で構 成 する横 浜 弦 楽 五
重 奏 団 と 協 力 して、 親 子 向 けの コ ンサー
トを企 画 します。
- 89 -
(地 域 商 店 街 、福 祉 施 設 ほか)
平成 21 年度事業計画 岩間市民プラザ
(4) 市 民 協 働 ・アクセス拡 大 事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 夏 休 みに実 施 する「夏 休 みオープンデ
・ 「夏 休 みオープンデー」の実 施
ー」のほか、同 じ建 物 内 にある「社 会 就 労
・ 「ワークスあきまつり」チャリティーコンサー
センター偕 恵 いわまワークス」、「保 土 ヶ
谷 国 際 交 流 の会 」が実 施 するチャリティ
トの実 施
・ 「国 際 交 流 のつどい」への協 力
ーコンサート、イベント等 へ協 力 します。
・ 市 内 で活 動 する団 体 と協 働 し、映 像 祭
開 催 へ取 り組 みます。
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 施 設 の提 供 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 複 合 施 設 の特 色 を生 かし、各 機 関 や区
・ 開 館 日 数 :342 日
役 所 の事 業 に積 極 的 に連 携 ・協 力 し、誘
致 を図 ります。
(点 検 17 日 、年 末 年 始 6 日 )
・ 目 標 稼 働 率 :ホール 90%(対 利 用 可 能 日 )
・ 利 用 者 サービスの向 上 に努 め、利 用 稼
ギャラリー60%
働 率 に結 び付 けていきます。
リハーサル室 75%
レクチャー70%
スタジオ 87%
(2) 施 設 利 用 時 間 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 利 用 者 に提 供 しやすく、効 率 的 な運 営 を
・ 旭 区 民 文 化 センターや磯 子 区 民 文 化 セ
行 うため、練 習 系 室 場 の提 供 時 間 を区 民
ンターの練 習 系 室 場 に準 じた提 供 時 間 と
文 化 センターに準 じて見 直 します。
します。
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 設 備 機 器 の維 持 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 機 器 設 備 の経 年 劣 化 に対 応 した計 画 的
な維 持 管 理 のもと、的 確 な日 常 修 繕 対 応
・ 付 帯 設 備 機 器 の年 4 回 の作 動 点 検 実 施
を行 い、安 全 で快 適 な 施 設 利 用 が 提 供 で
きるようにします。
・ 空 調 設 備 に関 する切 り替 え時 の制 御 機 能
の正 常 動 作 確 認
・ スタジオ関 係 個 別 空 調 機 の夏 期 シーズン
前 の冷 媒 充 填 度 合 いの確 認
- 90 -
平成 21 年度事業計画 岩間市民プラザ
(2) 危 機 管 理 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ プラザの立 地 特 性 と施 設 設 置 設 備 上 の危
険 特 性 に応 じた危 機 管 理 体 制 と対 応 訓 練
・ 水 害 に備 えた防 潮 板 設 置 方 法 ・場 所 の確
認 と設 置 訓 練
・ エレベーターおよびホール移 動 客 席 の保
安 点 検 の実 施 、職 員 への安 全 管 理 教 育
を行 い、非 常 時 に備 えます。
(3) 防 災 計 画 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 福 祉 施 設 、国 際 交 流 コーナーとあわせた
複 合 施 設 であり、日 頃 から防 災 対 応 につ
・ 統 括 防 火 責 任 者 として、年 1 回 の合 同 訓
練 と 1 回 以 上 の個 別 防 災 訓 練 を実 施 (通
いて情 報 を共 有 し、各 々の役 割 分 担 につ
報 ・消 火 ・非 難 誘 導 )
いて責 任 ある行 動 が取 れるよう災 害 時 に備
えます。
5 その他
(1) ネットワーク事 業 の構 築 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 同 規 模 の文 化 施 設 指 定 管 理 者 やフェステ
ィバル運 営 団 体 と連 携 し、事 業 企 画 の交
・ ネットワーク型 事 業 の実 施
換 ・相 互 開 催 や単 体 では実 現 不 可 能 な事
業 をフェスティバルの中 の一 環 として打 ち
出 すことで相 乗 効 果 をもって対 外 的 にアピ
ールします。
・ 映 画 祭 ・音 楽 祭 への参 加 、連 携 の取 り組
みを行 います。
6 収 支 について
(1) 管 理 運 営 費 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 管 理 運 営 費 の大 部 分 を占 める光 熱 水 費 と
管 理 委 託 費 については、予 算 上 の範 囲 以
・ 光 熱 水 費 :値 上 がり分 見 込 み分 を除 き 20
年 度 ベース執 行
下 で収 まるように執 行 管 理 を行 います。
・ 管 理 委 託 費 :物 価 、人 件 費 上 昇 分 を含 め
て、昨 年 度 ベースの範 囲 内 で吸 収
・ 修 繕 費 については、小 破 修 繕 のみに留 め
ます。
・ 修 繕 費 :年 50 万 円 (緊 急 対 応 分 は事 務 局
協議)
- 91 -
平成 21 年度事業計画 岩間市民プラザ
(2) 事 業 費 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 事 業 目 的 とあわせて収 支 見 込 を重 視 し、
年 度 当 初 は継 続 事 業 とその他 の事 業 も最
・年 度 収 支 バランス「ゼロ+α」
終 的 な事 業 全 体 の収 支 「0」を目 標 としま
す。
・ これまでの実 績 や確 実 に収 支 バランスが見
込 める事 業 の実 施 計 画 を立 て、特 色 ある
新 規 事 業 は年 度 後 半 に割 り振 ります。
- 92 -
平成 21 年度事業計画 大佛次郎記念館
大佛次郎記念館
1 基本方針
(1) 基 本 的 な方 針
大 佛 次 郎 は、 大 衆 小 説 、 歴 史 小 説 、 現 代 小 説 、 ノンフィ ク ション、 エッセイな ど 幅 広 く 奥
深 い作 品 を膨 大 に著 し、ジャンルの枠 を越 えた「国 民 作 家 」として活 躍 しました。
当 記 念 館 は大 佛 次 郎 の顕 彰 、業 績 の紹 介 と将 来 への継 承 を目 的 とし、展 示 、講 座 など
の事 業 を主 催 するとともに、市 民 協 働 ・研 究 促 進 の観 点 から大 佛 次 郎 研 究 会 やフランス経
済 史 研 究 会 との協 働 を軸 に事 業 を展 開 します。
また港 の見 える丘 公 園 内 という立 地 条 件 から、観 光 施 設 としての役 割 も担 っているため、
国 内 外 からのお客 様 に対 するホスピタリティの向 上 に努 めます。
懸 案 となっている所 蔵 資 料 の整 理 ・保 存 ・活 用 については、関 係 機 関 とのネットワーク強
化 の観 点 から、隣 接 する神 奈 川 県 立 近 代 文 学 館 との連 携 を 推 進 します。特 にデータベー
ス化 に伴 うノウハウの活 用 を検 討 します。
(2) 平 成 21 年 度 の 位 置 づ け
①事業の方針
横 浜 開 港 150 周 年 を 迎 えることから、「大 佛 次 郎 」と「横 浜 」をメインテーマとして展 開 しま
す。より効 率 的 に設 置 目 的 を達 成 するため事 業 の整 理 再 編 も進 め、従 来 の「特 別 展 」、「歴
史 講 座 」などのリニューアルに着 手 、 事 業 の質 の転 換 を 図 ります。また大 佛 次 郎 研 究 会 や
フランス経 済 史 研 究 会 との連 携 をより強 化 します。
②運営の方針
年 間 来 館 者 数 2 万 人 を目 標 とします。このため、横 浜 観 光 コンベンションビューロー、神 奈
川 県 博 物 館 協 会 などの主 催 するキャンペーンに積 極 的 に参 画 しネットワークを強 化 します。
ホームページをブログに変 更 したことにより、イベント情 報 、新 刊 本 ・新 グッズ紹 介 、四 季
折 々の便 りの更 新 (ローズガーデンの紹 介 など)が容 易 になったため、当 館 の魅 力 をより広 く
アピールし、来 館 者 の増 加 を目 指 します。
③管理の方針
施 設 の老 朽 化 に伴 う必 要 な修 繕 の実 施 に関 し、事 務 局 と連 携 し横 浜 市 との折 衝 を進 めま
す。
また、安 全 性 にかかる保 守 点 検 、ならびに避 難 訓 練 などは引 き続 き着 実 に行 い、来 館 者 の
安 全 の確 保 に努 めます。
更 に、美 観 に関 する部 分 でも、徹 底 した必 要 性 の精 査 を行 い、ホスピタリティの質 を落 とす
ことなく、経 費 の節 減 に努 めます。
- 93 -
平成 21 年度事業計画 大佛次郎記念館
2 自 主 事 業 に関 する事 業 計 画
(1) 芸 術 文 化 資 源 の収 集 、保 存 及 び活 用 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 収 集 は自 筆 原 稿 、旧 蔵 本 を中 心 としま
□ 特 集 展 示 :期 間 中 の来 館 者 数 3000 人 。
す。
年 度 内 1 回 の開 催 (22 年 度 からは年 2
・ 保 存 ・整 理 については、神 奈 川 近 代 文 学
館 との連 携 を視 野 に入 れ、方 向 性 を打 ち
回 の開 催 を目 標 とします)。
□ 新 聞 記 事 などでの露 出 による、館 の周
知。
出 します。
・ 活 用 については、貴 重 資 料 、未 公 開 資
□ 資 料 のデータベース化 についての基 本
料 や新 しく受 け入 れた資 料 等 の公 開 を
的 な考 え方 の確 立 。
約 1 ヶ月 半 ~2 ヶ月 にわたって開 催 しま
す。
(2) 芸 術 文 化 へのアクセス拡 大 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 春 秋 のお茶 会 を開 催 します。
□ お茶 会 :2 回 で来 館 者 700 人 。
・ 従 来 の 「 歴 史 講 座 」 を リニ ューア ルした 講
□ 講 座 事 業 :大 佛 次 郎 研 究 会 などとの連
座 事 業 の展 開 を検 討 します。
携 を念 頭 に置 き、実 験 的 に 21 年 度 内 に
・ 朝 日 新 聞 との共 同 主 催 による「大 佛 次 郎
賞 受 賞 記 念 講 演 会 」を開 催 します。
1 事 業 を開 催 。
□ 大 佛 次 郎 についての興 味 の喚 起 。
□ 書 籍 ・グッズの販 売 促 進 。
(3) 市 民 協 働 推 進 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 横 浜 山 手 芸 術 祭 「ユースギャラリー」に参
□ ワークショップ参 加 者 定 員 の 80%。
加 し、期 間 中 1 階 部 分 を無 料 化 します。
□ 子 どもたちに「大 佛 次 郎 」の名 前 と館 の
・ 時 期 を合 わせて「版 画 体 験 ワークショッ
存 在 を周 知 。
プ」を引 き続 き開 催 します。
(4) おさらぎ選 書 第 18 集 の刊 行 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
記 念 館 主 催 の講 演 会 、大 佛 次 郎 研 究 会 公
□ おさらぎ選 書 18 集 の刊 行 (22 年 3 月 )。
開 発 表 会 などの講 演 記 録 、論 文 に加 え、所
□ 全 国 の文 学 館 等 との資 料 交 換 により、館
蔵 資 料 の紹 介 なども掲 載 します。
の活 動 を周 知 。
□ 閲 覧 、販 売 により一 般 来 館 者 に館 の活
動 成 果 を周 知 。
□ 研 究 者 への所 蔵 資 料 に関 する情 報 提
供。
- 94 -
平成 21 年度事業計画 大佛次郎記念館
3 施 設 の運 営 に関 する事 業 計 画
(1) 開 館 日 数 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
定 期 清 掃 、保 守 点 検 日 を月 1 日 とります。そ
□ 開 館 日 数 340 日 。
れ以 外 は特 別 展 示 準 備 ・撤 収 日 、年 末 年 始
を除 き開 館 します。
開館時間
10:00~17:30(4 月 ~9 月 )
10:00~17:00(10 月 ~3 月 )
(2) 来 館 ・施 設 利 用 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 年 間 を通 じた常 設 展 を基 調 とし、お茶 会 な
□ 年 間 2 万 人 の来 館 者 (観 覧 者 +施 設 利
用 者 )。
どの各 種 イベント、キャンペーンなどを、集
□ 利 用 料 収 入 400 万 円 。
客 のため積 極 的 に活 用 します。
・ チラシ、ブログでの貸 室 案 内 などを行 いま
す。
(3) 広 報 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
従 来 からのチラシ配 布 、プレスリリース送 付 に
□ ブログアクセス数 年 間 15,000。
加 え、公 式 ブログでの情 報 発 信 を行 います。
□ 月 間 4 回 、年 間 48 回 のブログ記 事 更 新 。
(4) レファレンスについて
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
主 に研 究 者 に対 し、資 料 の閲 覧 、複 写 サービ
□ 的 確 、迅 速 なサービスの提 供 。
スを有 償 で行 います。
(5) ショップ事 業 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
・ 大 佛 次 郎 著 作 ならびに関 連 書 籍 の販 売 。
□ 現 在 発 行 されている全 大 佛 次 郎 著 作 を取
・ 記 念 館 発 行 物 の販 売 。
り揃 えます。
・ オリジナルを含 む猫 グッズなどの販 売 。
□ 年 度 内 1 商 品 のオリジナルグッズの開 発 。
□ 年 間 売 上 200 万 円 。
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平成 21 年度事業計画 大佛次郎記念館
4 施 設 の管 理 に関 する事 業 計 画
(1) 安 全 対 策 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
非 常 時 に迅 速 に対 応 し、来 館 者 の安 全 が
□ 訓 練 等 (避 難 誘 導 訓 練 、初 期 消 火 訓
守 られるよう防 災 訓 練 等 を実 施 します。
練 、AED 操 作 確 認 講 習 )の年 1 回 の実
施。
□ 職 員 、カルスタ全 員 の、日 ごろからの危
機 管 理 意 識 の徹 底 。
(2) 修 繕 について
[取 組 み内 容 ]
[達 成 指 標 ]
修 繕 の目 的 を明 確 にした上 で、優 先 順 位 を
□ 突 発 的 な事 故 、故 障 の防 止 による来 館
つけ修 繕 項 目 を 精 査 し、 効 率 的 に執 行 し ま
す。
者 の安 全 の確 保 。
□ 屋 根 瓦 の葺 き替 えについては、臨 時 的
にネットを張 ることにより落 下 を防 いでい
ます が 、 玄 昌 石 に よ る 屋 根 の 葺 き 替 え を
早 急 に実 施 すべく横 浜 市 及 び財 団 担 当
部 署 との調 整 を進 めます。
- 96 -
2. 開港150周年記念事業一覧表
№. 開催時期
1
7月
|
10月
事業名
開港150周年記念
マザーポート・アート・フェスティバル(MAF)
2
9月
|
10月
3
4月
|
6月
横浜開港150周年映画制作支援
4
6月
|
8月
横浜開港150周年記念/開館20周年記念
フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のド
ラマ
アングル・ドラクロワ・マネ・ルノワール...
5
6
9月
|
11月
4月
|
3月
横濱ジャズプロムナード2009
横浜開港150周年記念/開館20周年記念
大・開港展−徳川将軍家と幕末明治の美術
会場
事業内容
市内数箇所
「街にアートがあふれ出す 街からアートを作り出す∼アート
が、社会を変える∼」をコンセプトに、マザーポートエリアを中
心に「街」全体をアート空間として展開するアートフェスティ
バル。「街」に関わりのある様々な企業・団体や個人が、アー
トを通じ協働しながら創りあげ、「横浜スタイル」のアートの仕
組みを構築。
開港150周年記念事業として、19世紀を振返るとともに、文
化芸術創造都市・横浜の新たな展開も示す。
開港記念会館
みなとみらい
ホール
県民小ホール
など
日本のジャズが生まれた街「横浜」から、「街全体をステージ
に」を合言葉にジャズのコンサートライブを展開し、ジャズを
通じて横浜を世界へ発信。17回目となる2009年は、開港記
念年における、更なる横浜の賑わい創出のため、横浜でし
か実現できないスペシャルなステージを「縁のある」出演者
や海外からの出演者を交えて実施。
未定
開港150周年映画制作活動を支援。
横浜美術館
展示室
17世紀以来のフランス古典主義絵画の伝統が、ダヴィッド、
アングルらの新古典主義を経由して、次の世代へといかに
継承され、19世紀の市民社会の中でいかなる変容と開花を
遂げていったのかを明らかにし、印象派等との革新的絵画
運動と対比させる。
横浜美術館
展示室
横浜開港150周年を記念して、開港・開国とその前後の政変
にともなう転換期の芸術文化に焦点を定め、その連続と断絶
の諸相を検証。封建体制下における政治・文化の頂点に君
臨した徳川将軍家ゆかりの史料や美術品と、明治に入って
中央集権体制の中心に位置づけられた天皇家への献上美
術品を核に、同時期の様々な美術品や史資料を加えて構
成。
開港150周年関連事業への支援
●「イリス150周年 日本の近代化と共に歩んだあるドイツ商
社の歴史」展 目標入場者数 6,000人
●横浜開港150周年&横浜・リヨン姉妹都市50周年記念 文
化交流事業 目標入場者数 1,000人。
横浜美術館 ●(財)三溪園保勝会と協働で組織した、公募での市民メン
円形フォーラム バーによる研究会にて、藤本實也稿本『原三溪翁伝』の校
訂作業を行い、思文閣出版より刊行。
他
●市内関係公共機関等へ同刊行物を配布し、大学等他施
設の研究者や市民参加によって刊行記念講演会等を開催
し、原三溪像の多角的な理解と考察を促し、市民に調査研
究参加の一層の機
7
10月
ニューアート展2009
「新しい美術」を幅広く解釈し、様々な新しい表現に取り組む
作家をわかりやすく紹介する展覧会。2009年度は、開港150
周年を記念して、横浜が国内の写真発祥地の一つであるこ
とから、写真に関する展覧会を開催。市民参加のワーク
横浜市民ギャラ
ショップを開催し、展覧会の一部に組み込む。横浜美術館、
リー3階展示室
横浜市民ギャラリーあざみのと連携して開催。
会期:10月上旬∼下旬
会場:展示室(3Fおよび中3F)
関連事業:ギャラリートーク、ワークショップ
8
10月
|
11月
横浜開港150周年
横浜美術館、横浜市民ギャラリー連動企画
横浜市所蔵カメラ&写真コレクション
+展
横浜市所蔵カメラ写真コレクション展と関連させて、それぞれ
市民ギャラリー
写真のコレクションを持つ、横浜美術館、横浜市民ギャラリー
あざみ野
と3館連動の企画として開港150周年を視野に入れた展覧会
展示室1及び2
を実施。
【横浜開港150周年記念事業】
★オルガン3Days Special
オルガン・リサイタルシリーズ24
横浜みなとみらいホールのオルガン事業の中核をなす、オ
ルガン・リサイタル。年に2回開催されるリサイタル・シリーズ
みなとみらい
の前半は、アメリカ人オルガニストによる「シアター・オルガ
ホール(MMH)
ン」を予定。外国から入って来た様々な文化の一つである
大ホール
「映画」に焦点を当て、無声映画を上映しながらのオルガン
即興演奏。
9
6月
− 97 −
10
6月
【横浜開港150周年記念事業】
鈴木理恵子プロデュース
Beyond the border2009
MMH
大ホール
横浜開港150周年を祝い、若手作曲家へ吹奏楽と和太鼓の
ための「ヨコハマ開港150年祝典序曲」を委嘱、シエナ・ブラ
スや太鼓奏者ヒダノ修一と、市民有志によって構成されたブ
ラスと邦楽器の「横浜インターナショナルオーケストラ」で演
奏。
11月
【横浜開港150周年記念事業】
小ホールオペラシリーズ
サリヴァン/オペレッタ「コックスとボックス」
MMH
小ホール
日本で最初に上演されたオペラとも言われるサリヴァン作曲
オペレッタ「コックスとボックス」。横浜が開港して間もなく、横
浜ゲーテ座などで度々上演されたといわれる。この登場人物
3名、ピアノとヴァイオリンの伴奏という小規模のオペレッタを
小ホールで上演、開港当時の外来文化の一つとして再現。
12月
【横浜開港150周年記念事業】
小ホールオペラシリーズ
「子どものためのミニ・オペラ」
MMH
小ホール
横浜市民による企画提案事業。声楽家・山田英津子が劇作
家・赤見有美子の構成で、小ホールオリジナルである幼児
∼対象の「はじめてのオペラ」を企画。
3月
【横浜開港150周年記念事業】
小ホールオペラシリーズ
池辺晋一郎/オペラ「耳なし芳一」
MMH
小ホール
小ホールならではの音響特性と構造を生かしたオペラシリー
ズを企画。聴衆個々のイメージに委ねるような簡素な舞台装
置・道具を使用する事で、他コンサートホールと連携し、邦
楽と洋楽のクロスオーヴァーの長所が高く評価されている池
辺晋一郎オペラ「耳なし芳一」を上演。
MMH
小ホール
横浜オペラ未来プロジェクト参加者の菊池美奈を中心に結
成された声楽家4名とピアニスト1名からなるユニットによる、
芝居仕立てのオペラアリア名曲コンサート。お笑いもありなが
ら、オペラ歌手によるおなじみのアリアを次々に聴く事もでき
る、楽しみが2倍のコンサート。
10月
【横浜開港150周年記念事業】
ヨコハマ開港150年祝祭コンサート
12
13
11
14
15
16
横浜出身のヴァイオリニスト鈴木理恵子が提唱するアジア音
楽祭。中国や台湾のアーティストとの音楽交流だけではな
MMH
小ホール、6Fス く、書家や中国茶とのコラボレーションや即興演奏、ワーク
ショップなど様々なジャンルに及び、横浜からの新たな音楽
ペース
創造発信に取り組む。
【横浜開港150周年記念事業】
調整中 小ホールオペラシリーズ
∼オペラ三昧2010∼
6月
【横浜開港150周年記念事業】
ミュージック・マスターズ・コース&ミュージッ
ク・アヴェニュー
アラン・ギルバートと大友直人が提唱し、2001年から かずさ
アカデミーパーク(千葉県木更津市)で開催されている、国
際教育音楽祭。国内外から集まった演奏家を目指す若者た
ちと、すでに世界の第一線で活躍する講師たちが3週間とも
MMH
に生活し、音楽作りをしていく。本年度はその半分の期間を
ホール内/市内
横浜で開催。そして講師陣による室内楽コンサートと、講師
各所
達と若手演奏家からなるスペシャル・オーケストラ・コンサート
を、当ホールで開催。また、期間中、みなとみらい地区や市
内各所で講師・受講生によるミニ・コンサートを実施、ミュー
ジック・アヴェ
7月
【横浜開港150周年記念事業】
横浜オペラ未来プロジェクト
モーツァルト/オペラ「フィガロの結婚」
MMH
大ホール
若い芸術家が横浜に集って音楽芸術創造活動を行い、その
成果を横浜から世界に向けて発信する2005年からの継続プ
ロジェクト。若手指揮者、村中大祐氏を芸術監督に、オペラ
歌手、オーケストラ、音楽スタッフなどを公募、2009年度は、
モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」を2回上演。他
に公開リハーサル等を予定。演出は、世界的演出家ミヒャエ
ル・ハンペ。
18
2月
【横浜開港150周年記念事業】
Just Composed in Yokohama
∼現代作曲家シリーズ∼
MMH
大ホール
新進作曲家による委嘱作品を含む現代作品のコンサート。
作品を委嘱する作曲家は、選定委員会で決定。コンサートと
は別日程で、関連レクチャー「白石美雪のはじめて聴く現代
音楽」を実施。
19
調整中
MMH
6Fスペース
若手作曲家が市民と共同で作品を制作して、発表。市民か
ら募った管楽器、和太鼓の奏者が作曲家と一緒にファン
ファーレを制作・練習。「ヨコハマ開港150年祝祭コンサート」
の祝典序曲のバンダ部分を担当し、コンサートで演奏。
20
4月
MMH
大ホール
世界のトップ・ピアニストとして活躍する、おなじみキーシンの
リサイタル。当ホールへ3度目の出演。
17
【横浜開港150周年記念事業】
アーティスト・イン・レジデンス
「ヨコハマ開港150年祝祭コンサート」関連事
業
【横浜開港150周年記念事業】
エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル
− 98 −
6月
【横浜開港150周年記念事業】
★オルガン3Days Special
子ども未来ミュージック・プログラム
「0才からのオルガンコンサート」
MMH
大ホール
普段演奏会に入れない、乳幼児を対象としたオルガンコン
サート。出演者とお話を交えたり一緒に歌を歌ったり、親と子
どもが共に楽しめる内容。
11月
【横浜開港150周年記念事業】
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/シンシナティ交響
楽団
MMH
大ホール
ドイツカンマー・フィルやフランクフルト放送響との演奏で、当
ホールとも関わりの深いパーヴォ・ヤルヴィ指揮の公演。今
回は開港150周年を意識し、ガーシュウィンなど、今までと
違うパーヴォの一面を魅せたプログラムを演奏予定。
11月
【横浜開港150周年記念事業】
バンクーバー室内合唱団
MMH
大ホール
横浜の姉妹都市であるバンクーバー市からバンクーバー室
内合唱団が来日。1971年に創立された同合唱団は、世界各
地へのコンサートツアーも多く、邦人作品のレパートリーも持
ち、今回3回目の来日公演。
24
11月
【横浜開港150周年記念事業】
大野和士指揮/リヨン国立歌劇場管弦楽団
MMH
大ホール
2008年9月より首席指揮者としてフランス国立リヨン歌劇場
管弦楽団に就任した大野和士の、就任後初の日本凱旋公
演。オーケストラの公演だけではなく、文化の将来を見据え
た子どものためのプログラムも提唱。
25
12月
【横浜開港150周年記念事業】
池辺館長プロデュース公演
MMH
大ホール
当ホールの館長で、作曲家池辺晋一郎のプロデュース公
演。オーケストラは神奈川フィルが担当。
12月
【横浜開港150周年記念事業】
横浜みなとみらいホール
ジルヴェスターコンサート2009∼2010
MMH
大ホール
大晦日の夜に開演し、カウントダウンを経て新年を迎える年
越しコンサート。飯森範親指揮で、多数のソリストが出演する
ガラ・コンサート。神奈川ゆかりの音楽家を一同に集めた一
晩だけのオーケストラが出演。
7月
【横浜開港150周年記念事業】
第1回横浜国際ユース友好交流
合唱フェスティバル
MMH
大ホール
国際港湾都市「横浜」に関係する世界各国・日本開港5都市
から選抜された高校生の合唱グループが集い、その歌声で
友好交流を分かち合う国際ユース合唱フェスティバル。
「ゴールデンウェーブ」との連携で、国際シニア合唱祭の出
演団体による演奏も検討。
28
11月
【横浜開港150周年記念事業】
子ども未来ミュージック・プログラム
「マエストロに聞いてみよう!」(仮題)
∼パーヴォ・ヤルヴィ トーク・セッション∼
MMH
大ホール
シンシナティ交響楽団で来日中のパーヴォ・ヤルヴィと、音
楽に関心のある若い世代とのトーク・セッションを開催。マエ
ストロのキャリア形成に至るストーリーや音楽観など、本人の
生の言葉で直接聴く貴重な機会を提供。
29
11月
【横浜開港150周年記念事業】
【みなとみらいミュージックスタジオ】
バンクーバー室内合唱団による市民合唱団
へのワークショップ
MMH
大ホール
姉妹都市であるバンクーバーからの室内合唱団の横浜公演
時に、同合唱団の指揮者や団員によるワークショップを、横
浜市内の合唱団に向けて実施。他、合唱指揮のためレッス
ンも計画中。
30
4月
【横浜開港150周年記念事業】
開港150周年記念
国際シニア合唱祭ゴールデンウェーブ
MMH
大ホール
全国から約80団体、3,000人のシニア合唱団が横浜に集
結し、2日間にわたり横浜みなとみらいホールで演奏。前年
度から開催し、将来的にはアジア地域を中心とした海外から
の合唱団の参加も予定し、演奏や交流で合唱祭を盛り上げ
る。
31
6月
開港150周年記念
横浜能楽堂特別企画公演
「海を渡った能装束」
32
6月
横浜開港150周年記念事業
柳家喬太郎 創作「落語 横浜開港史(仮
題)
33
6月
開港150周年記念磯子区民参加イベント
34
未定
開港150周年記念事業
21
22
23
26
27
横浜能楽堂本 開港150周年を記念して実施。開港によって海外に流出し
舞台、横浜市開 た能装束を里帰りさせ、修復・展示するとともに、復元した同
港記念会館 装束を使用して、能と装束ゆかりの「オペレッタ」を上演。
にぎわい座
芸能ホール
「落語 横浜開港史(仮題)」
創作:柳家喬太郎
出演:柳家喬太郎
4回公演
赤レンガ倉庫でのY150イベントにおいて、磯子区PRイベント
杉田劇場以外 を開催。
企画・出演:イマージュISOGO
岩間市民P
ホール
− 99 −
開港と文化の伝播に関わる事業。
3. 自主事業集計表
● 事業区分別 自主事業集計表
定款(第4条)公益目的事業①∼⑧に基づく事業区分
事業区分
①芸術文化の創造及び発信
ⅰ 芸術創造・発信
ⅱ 新進芸術家発掘
ⅲ 芸術文化へのアクセス拡大
②芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供
ⅰ 市民文化活動支援
ⅱ 市民協働推進
③芸術文化振興のための助成
④芸術文化活動拠点の開発及び運営
⑤芸術文化資源の収集、保存及び活用
⑥芸術文化に関する情報の収集及び提供
⑦芸術文化振興に関する調査研究及び政策提言
⑧芸術文化振興のための国内外との交流
合計
①-ⅰ ①-ⅱ ①-ⅲ ②-ⅰ ②-ⅱ
経営企画・
広報情報・
協働推進
57
④
28
7
280
5
市民ギャラリー
2
9
市民ギャラリー
あざみ野
7
66
24
3
111
44
6
3
22
10
1
211
14
2
横浜みなと
みらいホール
10
横浜能楽堂
4
横浜
にぎわい座
4
36
13
35
横浜赤レンガ
倉庫1号館
旭区民
文化センター
磯子区民
文化センター
2
30
入場者・
参加者数
10
4
3
1
4
⑧
H19年度
実績
5
5
1
5
2
6
H20年度
計画
H21年度
計画
182
242
219
258
245
304
9
9
11
111
105
105
190
162
204
35
34
37
260
267
270
53
49
56
30
30
47
92
43
33
11
9
4
3
9
2
9
2
2
3
2
16
35
43
23
17
5
4
1
31
36
31
4
1
3
11
13
10
414
538
93
1,297
1,278
1,350
4
94
5
⑦
22
大佛次郎
記念館
事業数合計
⑥
1
吉野町
市民プラザ
岩間
市民プラザ
5
⑤
93
横浜美術館
13
③
120
208,407 102,821 694,257 98,410 42,912
1
1
5
−
38
14,110
7
1
21
5,080 8,600
※H20までの事業については、次の事業目的に沿って実施
事業数
H20年度計画
芸術創造・発信事業
芸術家発掘・支援事業
市民協働推進事業
芸術への市民アクセス拡大事業(鑑賞系)
芸術への市民アクセス拡大事業(体験等)
都市政策的事業
情報事業
5
57
89
195
418
396
103
20
− 100 −
9
−
11
527,000
3,058,213 2,474,497 1,701,597
● ジャンル別 自主事業集計表
音楽
経営企画・
広報情報・
協働推進
演劇
舞踊
45
古典芸能 大衆芸能
1
3
映像
美術工芸
3
横浜美術館
市民ギャラリー
市民ギャラリー
あざみ野
横浜みなと
みらいホール
24
2
198
1
横浜能楽堂
4
合計
152
304
11
11
68
7
105
5
204
37
2
横浜赤レンガ
倉庫1号館
2
4
旭区民
文化センター
19
5
磯子区民
文化センター
16
1
吉野町
市民プラザ
3
1
岩間
市民プラザ
17
1
259
34
1
4
1
219
304
37
横浜
にぎわい座
1
2
3
8
大佛次郎
記念館
事業数合計
15
その他
270
9
6
56
6
13
47
1
13
33
2
15
23
1
1
31
2
8
10
419
229
1,350
324
14
39
41
268
343,170
4,031
5,900
11,324
64,782
(参考)
H19年度実績
406
47
40
42
264
24
347
127
1,297
H20年度計画
295
19
23
28
261
20
369
263
1,278
入場者数
− 101 −
16
9
5,512 596,844 670,034 1,701,597
事業目的別 事業数構成比
⑤芸術文化資源
の収集、
保存及び活用
1%
④芸術文化活動
拠点の開発及び
運営
3%
⑥芸術文化に関 ⑦芸術文化振興
する情報の収集及 に関する調査研究
及び政策提言
び提供
1%
2%
⑧芸術文化振興
のための国内外と
の交流
1%
③芸術文化
振興のための
助成
0%
①芸術文化の創
造及び発信
46%
②芸術文化活動
の支援、協働及び
創造性を育む機会
の提供
46%
ジャンル別 事業数構成比
その他
17%
音楽
24%
演劇
1%
舞踊
3%
古典芸能
3%
美術工芸
31%
映像
1%
− 102 −
大衆芸能
20%
4. 自主事業一覧表
【事務局機能】
(経営企画・広報情報・協働推進)
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
市内数箇所
「街にアートがあふれ出す 街からアートを作り出す∼アート
が、社会を変える∼」をコンセプトに、マザーポートエリアを中
心に「街」全体をアート空間として展開するアートフェスティ
バル。「街」に関わりのある様々な企業・団体や個人が、アー
トを通じ協働しながら創りあげ、「横浜スタイル」のアートの仕
組みを構築。
開港150周年記念事業として、19世紀を振返るとともに、文
化芸術創造都市・横浜の新たな展開も示す。
開港記念会館
みなとみらい
ホール
県民小ホール
など
日本のジャズが生まれた街「横浜」から、「街全体をステージ
に」を合言葉にジャズのコンサートライブを展開し、ジャズを
通じて横浜を世界へ発信。17回目となる2009年は、開港記
念年における、更なる横浜の賑わい創出のため、横浜でし
か実現できないスペシャルなステージを「縁のある」出演者
や海外からの出演者を交えて実施。
1
7月
|
10月
2
9月
|
10月
横濱ジャズプロムナード2009
3
11月
国際映像祭関連企画
4
4月
|
6月
横浜開港150周年映画制作支援
未定
5
5月
|
3月
【ZAIM事業】
ZAIM入居者による展示シリーズ
ZAIM
本館1階
6
12月
【ZAIM事業】
ZAIM FESTA 2010
7
4月
|
3月
【創造空間9001事業】
自主企画展(3回)
開港150周年記念
マザーポート・アート・フェスティバル(MAF)
市内数箇所
ZAIM
本館、別館
創造空間
9001
国際映像祭を市民協働の側面から支援。
開港150周年映画制作活動を支援。
ZAIM入居団体による作品発表シリーズ。
ZAIM入居団体による展示、公演などの複合フェスティバル。
施設特性に合った独創的な展覧会を開催。
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
開催時期
事業名
会場
事業内容
1
1月
|
3月
【ZAIM事業】
YOKOHAMA創造界隈コンペ2009
ZAIM
本館1階
35歳以下を対象とした公募展。
2
4月
|
3月
【創造空間9001事業】
ZAIMアーティストシリーズ
創造空間
9001
同じ創造界隈施設であるZAIMのアーティストの制作発表。
3
4月
|
3月
【創造空間9001事業】
横浜美術館連動企画
創造空間
9001
横浜美術館への誘導となるように、美術館でのレジデンス
アーティストの紹介となる展示や、展覧会関連の展示を実
施。
4
12月
|
1月
ダンスコレクション
創造空間
9001
海外共同制作の作家レジデンスと作品発表。
5
1月
|
3月
【創造空間9001事業】
美術大学卒業制作展
創造空間
9001
横浜市内で発表を希望する芸術家のたまごたちを支援。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
1
4月
|
3月
事業名
芸術文化教育プログラム
会場
事業内容
学校にアーティストを派遣し、子どもとアーティストとが一緒に
市内小・中、特 活動する中で、子どもたち自身の創造力を育むとともに、コ
別支援学校 ミュニケーション能力の育成やクラスの課題解決など、学び
の基礎づくりとなる学校の中で アートのちから を活用する。
− 103 −
2
4月
|
12月
3
4月
|
3月
【創造空間9001事業】
駅舎ライブ
4
7月
|
8月
【ZAIM、創造空間9001事業】
夏休みこどもアドベンチャー参加企画
イセザキモール ストリートミュージシャンに演奏の機会を提供する事業。NPO
馬車道広場 による運営の自立化を進めながら、開催回数・会場数の拡
パシフィコ横浜 充を図る。
横浜音楽空間
創造空間
9001
ZAIM本館全
階、
創造空間
9001
ストリート・ミュージシャンを公募し、発表の場を提供。
夏休みこどもアドベンチャー参加企画。ZAIM入居者による
ワークショップ、オープンアトリエなど。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
事業名
1
4月
|
3月
2
4月
|
3月
3
4月
|
3月
横浜アートサイト連携事業
4
4月
|
3月
トリエンナーレ市民サポーター活動支援
5
11月
|
2月
芸術文化教育プラットフォーム
文化芸術の創造性を活かした地域づくり事業
クラシックヨコハマ推進事業
(サロンコンサート)
会場
事業内容
―
芸術文化教育プログラムをより総合的な観点から、質的向上
と量的拡大を図っていくため、関係団体とのネットワークの中
で協働しながら総合的な調整機能や育成機能をあわせもっ
た推進機構を構築し、事務局機能を担う。
市内18地域
地域に根ざして活動している市民団体やNPOと協働しなが
ら、アートのもつ創造力や人と人を結びつける力を、市内の
各地域での課題解決(福祉、地域活性化、世代間交流な
ど)に応用して、コミュニティの再生に活かす。
市民、NPOによる市民の身近な空間での新規のアート活動
の立ち上げを支援。また、既に地域で自立的に活動を行っ
市内4地域程度 ている既存のアート活動とのネットワーク化を図り、プロモー
ション活動を行うことで、市域全体での回遊の創出や新たな
魅力の発信につなげる。
ZAIM
交流サロン
次回トリエンナーレにむけた市民サポーター活動を支援。
毎日新聞社と横浜市市民活力推進局が共催で実施するクラ
シック・ヨコハマの中の、サロンコンサートについて、京急沿
京急及び相鉄
線及び相鉄沿線において、会場の選定から市民、芸術活動
沿線4会場程度
団体等と協働で実施。コンサートの運営については協働先
に任せる。
■芸術文化振興のための助成
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
4月
|
3月
文化芸術支援事業(アスハマ)
―
横浜市内における芸術文化活動の活性化及び芸術文化活
動の振興を図るための、公募方式による補助制度。一件当
たり最大30万円の助成。
2
4月
|
3月
先駆的芸術活動助成
―
横浜市内で行われる先駆的、実験的な芸術活動(公演、展
示、制作等)を対象とした助成制度。1件最大100万円を助
成。
3
4月
|
3月
クリエイター・アーティストのための事務所等
開設支援助成
―
都心臨海部にクリエイター、アーティストを誘致するための助
成制度。対象区域の民間賃貸物件への進出に際して、3.3
㎡あたり48,000円を助成。
4
4月
|
3月
アーティスト支援プログラム助成
―
アーティストの支援につながる中間支援活動(環境整備、シ
ステムづくり)への助成制度。1件最大120万円を助成。
5
4月
|
3月
―
企業によるCSR活動、商業的文化活動への助成制度。水
域利用・食文化・環境・ファッション・国際・ものづくり・観光を
キーワードに、横浜からの発信性、都市の活性化が期待さ
れる事業へ助成。
企業による創造活動促進助成
− 104 −
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
―
アーティストやクリエイターが集積することで、街の活性化を
図るとともに、既存の物件に新たな付加価値を与える。オー
ナー、地域、施工等の専門家と連携し、入居のための物件
調査、開拓、交渉、入居者選定等を行う。
1
4月
|
3月
【ACY】
芸術不動産
2
4月
黄金町バザール連動
さくら祭り
(桜木町から野毛経由、黄金町へ GO!)
さくら祭りを機会にして、周辺地域への集客をアートでつな
創造空間9001
いでいく。9001と黄金町バザールとで、アーティストによる展
黄金町
示やパフォーマンスを連携して実施。
3
4月
|
3月
野毛大道芸、関連写真展など
創造空間9001 大道芸の実演会場のひとつとして写真展などを実施。
■芸術文化に関する情報の収集及び提供
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
通年
情報誌ヨコハマ・アートナビ発行
―
横浜市内の芸術文化情報を収集し、月刊の情報誌として発
行。20年度より表紙で若手アーティストを紹介しており、21年
度は東京藝術大学大学院映像学科アニメーション専攻と協
働による、若手アニメ作家の紹介。
2
通年
財団ホームページ運営
―
情報誌と並行しての芸術文化情報の発信のほか、全施設に
おけるメールマガジン展開準備など。
3
4月
|
3月
【ACY】
相談窓口・情報提供
4
4月
|
3月
【ACY】
創造都市プロモーション
5
4月
|
3月
【ACY】
学生支援
6
4月
|
3月
【ACY】
講座・シンポジウム
7
4月
|
3月
ZAIMホームページ運営
―
ZAIMホームページの運営。
8
4月
|
3月
ZAIMアーカイブ事業
―
ZAIMアーカイブ本の発行。
9
4月
|
3月
創造空間9001 ホームページ運営
―
イベント情報を効果的に配信。
10
4月
|
3月
【創造空間9001】
創造都市プロモーション
創造空間
9001
横浜市の創造都市政策の取り組み事例をパンフレットと映像
にて紹介。
11
10月
アニュアルレポート発行
―
財団の活動を広くPRするためのアニュアルレポートを作成、
WEB展開も行う。
会場
事業内容
YCC
アーティスト、創造活動に関わる方々への相談窓口業務。ま
(ヨコハマ・クリエ
た、ACYホームページと連動してアーティストデータバンク
ティブシティ・セ
や、都心部アートスポットなどの情報提供、発信を行う。
ンター)
YCC
「創造都市横浜」の魅力を内外に周知。アート&カルチャー
マップ等、定期刊行物の発行を行う。
―
1月から3月にかけて、ZAIM等拠点施設で開催される美術
系大学・専門学校の卒業制作展を支援。広報協力により、
学生だけではなく一般の方々への周知を図る。
YCCほか
クリエイティブ まちづくり などをテーマにしたシンポジウ
ムや、アーティストやNPO向けに、助成金など制作に関わる
色々な事柄を取り上げた講座を実施。
■芸術文化振興に関する調査研究及び政策提言
№. 開催時期
事業名
1
通年
ポジショニング調査
−
国内のコンサートホールの現状調査ほか
2
4月
|
3月
アートマーケット事業
―
アーティスト、クリエイターが育つ環境づくりに向けて、作品
販売の実験事業を行う。あわせてギャラリー誘致のための調
査、シンポジウム等を実施。
− 105 −
■芸術文化振興のための国内外との交流
№. 開催時期
事業名
1
9月
世界創造都市会議(仮称)
2
4月
|
3月
創造都市横浜推進協議会
3
4月
|
3月
アーティスト・イン・レジデンス
会場
事業内容
横浜市が進めてきた創造都市の取組を発信し、都市が抱え
る課題について話し合い、交流を深めるための国際会議を
関内ホール
開催。ヨーロッパ・アジアの諸都市から創造都市の実践を
BankART など
行っているキーパーソンを招き、「会議宣言」を採択し、次世
代の創造都市における方向性をリードする。
YCCほか
―
− 106 −
横浜市と共同で、事務局機能を担う。
BankART、急な坂スタジオ、ZAIM等と連携して、芸術家交
流事業を実施。国際的な芸術創造拠点として横浜を認知し
てもらうと共に、海外ネットワークの構築を図る。
【横浜美術館】
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
春にアーティスト公募を開始し、夏頃より横浜美術館を拠点
とした滞在制作を実施。期間中スタジオ公開、アーティスト
トーク、公開制作、ワークショップや市民との共同制作を実
施。滞在制作終了以降、横浜美術館展示室中心に館内及
び市内各所で展示または上映会等を開催し、滞在制作の成
果報告を実施予定。
1
4月
|
3月
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2009
(AIMY)
横浜美術館
アートギャラリー
ワーキングルー
ム他
2
4月
|
3月
New Artist Picks(NAP)
横浜美術館
横浜美術館職員が選出する、若手アーティストによる展示を
アートギャラリー
中心とした作品発表。
ワーキングルーム他
3
4月
|
3月
横浜トリエンナーレへの支援
アジア周辺地域との相互協力関係を強化し、アジアにおけ
横浜美術館
るアートネットワーク形成のためのシンポジウムとワークショッ
円形フォーラム
プを開催。また、第4回横浜トリエンナーレに向けた、アー
他
ティストの調査、資料収集。
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
1
3月
|
5月
注目の若手現代美術家、初の個展
金氏徹平:溶け出す都市、空白の森
2
6月
|
8月
横浜開港150周年記念/開館20周年記念
フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のド
ラマ
アングル・ドラクロワ・マネ・ルノワール...
会場
事業内容
横浜美術館
展示室
内外のグループ展や国際展などで注目されている金氏徹平
の初めてとなる大規模な個展。アーティスト初の試みとなる
映像作品を核に、大型の立体インスタレーションなどで構
成、会期中にパフォーマンスなども開催。
横浜美術館
展示室
17世紀以来のフランス古典主義絵画の伝統が、ダヴィッド、
アングルらの新古典主義を経由して、次の世代へといかに
継承され、19世紀の市民社会の中でいかなる変容と開花を
遂げていったのかを明らかにし、印象派等との革新的絵画
運動と対比させる。
3
9月
|
11月
横浜開港150周年記念/開館20周年記念
大・開港展−徳川将軍家と幕末明治の美術
横浜美術館
展示室
横浜開港150周年を記念して、開港・開国とその前後の政変
にともなう転換期の芸術文化に焦点を定め、その連続と断絶
の諸相を検証。封建体制下における政治・文化の頂点に君
臨した徳川将軍家ゆかりの史料や美術品と、明治に入って
中央集権体制の中心に位置づけられた天皇家への献上美
術品を核に、同時期の様々な美術品や史資料を加えて構
成。
4
12月
|
3月
開館20周年記念
束芋展−断面の世代−(仮称)
横浜美術館
展示室
アニメーションによる映像インスタレーションで高い注目を集
める束芋の個展。公立美術館の個展としてはアーティスト初
の開催。初展示となる大型の連作ドローイングをはじめ、新
作の映像インスタレーションなどで構成。
5
4月
|
3月
横浜美術館コレクション展
横浜美術館
展示室
年度を3期に分け、各期毎にテーマを設定してコレクション
の魅力を幅広く紹介するとともに、館のコレクションを代表す
る作品については、いつでも鑑賞できるよう、可能な限り常
設展示する。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
1
4月
|
3月
事業名
横浜美術館塾
会場
事業内容
横浜美術館の観客誘致と美術普及を目的として、多様な
横浜美術館
アートシーンに出会い、そして学ぶ、スクーリング形式の講
8F展望台
座と公開形式のレクチャーを実施。本物と出会う体験を深
アートギャラリー
め、美術への興味を広げ、市民の多様な好奇心に応えると
他
ともに、市民の交流や生涯学習を支援。
− 107 −
2
3
4月
|
3月
4月
|
3月
子どものアトリエ講座
【造形教育事業】
●学校のためのプログラム 年間90日
小学校35校、幼稚園・保育園35園、養護/各種学校20団体
●個人の造形プログラム
わくわく日曜造形講座 全3回11講座
わくわく1日造形講座 6講座
夏休み造形講座 全3回3講座
親子のフリーゾーン 年間42回開催
教師のためのワークショップ 春期・夏期講座開催(各全2日)
横浜美術館 【展覧会事業】
子どものアトリエ ●子どものアトリエ ミニギャラリー にて通年で開催
【企画調査事業】
●学校との連携を前提として企画運営委員会を開催し、子
どものアトリエ事業の企画、運営についての報告と意見をい
ただく。
【指導者の育成】
美術を通し、子どもたちの未来にむけた感性と自立を育む
活動を支える指導者の育成。
●指導者研修
●学生研修
市民のアトリエ講座
●講座(ワークショップ) 40コース
・気軽に参加できる短期のワークショップ。
・アート表現に取り組むプログラム。
・時間をかけてじっくり取り組むプログラム。
・展覧会と連携した内容のプログラム。
横浜美術館
●オープンスタジオ 20コース
市民のアトリエ
立体、平面、版画各室でアトリエ環境を考慮し、場を共有し、
参加者が自主的に制作に取り組むプログラム。指導員は適
切なアドバイスに努める。
●横浜美術館塾との連携
横浜美術館塾において実技的内容の講座を担当。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
開催時期
1
2
4月
|
3月
4月
|
3月
事業名
教育事業
開港150周年関連事業への支援
会場
事業内容
横浜美術館
全館
●学校教育との連携を図り、コレクション作品を中心とした教
育普及事業に取組む。
●横浜美術館塾と連動し、受講生の鑑賞教育研修を<夏休
みこどもフェスタ>などを活用して実施。
●インターンの受入。
●美術館全体の事業で市民ボランティアを活用。
●「イリス150周年 日本の近代化と共に歩んだあるドイツ商
社の歴史」展 目標入場者数 6,000人
●横浜開港150周年&横浜・リヨン姉妹都市50周年記念 文
化交流事業 目標入場者数 1,000人。
●(財)三溪園保勝会と協働で組織した、公募での市民メン
バーによる研究会にて、藤本實也稿本『原三溪翁伝』の校
横浜美術館
訂作業を行い、思文閣出版より刊行。
円形フォーラム
●市内関係公共機関等へ同刊行物を配布し、大学等他施
他
設の研究者や市民参加によって刊行記念講演会等を開催
し、原三溪像の多角的な理解と考察を促し、市民に調査研
究参加の一層の機会を提供。
●アーティスト・イン・ミュージアム横浜の公募企画として、開
港150周年にふさわしいアートプロジェクトを募集する。
●開港150周年事業と連携し施設を有効に活用する。
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
1
4月
|
3月
事業名
広報・営業事業
会場
―
− 108 −
事業内容
<広報>ホームページの充実。
<広聴>市民の声を反映させる手法の確立。
<観客誘致>観客誘致のためのイベントの定期的な開催。
■芸術文化資源の収集、保存及び活用
№. 開催時期
1
4月
|
3月
事業名
横浜美術館コレクション収集調査
会場
事業内容
―
購入、寄贈、寄託による作品収集をすすめるための、収集候
補作品の調査、資料作成など。
会場
事業内容
■芸術文化振興に関する調査研究及び政策提言
№. 開催時期
事業名
1
4月
|
3月
美術作品
―
収蔵美術品管理のための撮影、修復、薫蒸及びデータベー
ス化の実施。
2
4月
|
3月
企画調査
―
次年度以降の展覧会企画のための出品交渉など。
3
4月
|
3月
横浜美術館研究紀要発行事業
―
横浜美術館および横浜における美術・文化に関する活動と
研究の成果を、論文等にまとめ、梗概の英訳を付して刊行。
美術館職員等が執筆する研究論文等三編程度掲載。年1
回発行予定。
4
4月
|
3月
収蔵作品目録
―
収蔵作品目録の作成。
―
<Heart to Art>
横浜美術館と企業の連携活動を行い、協賛金等を獲得。
<特別鑑賞会>
展覧会鑑賞と施設利用を組み合わせた企画商品の販売。
<撮影協力>
・商業撮影の受入。
5
4月
|
3月
ファンドレイズ事業
− 109 −
【横浜市民ギャラリー】
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
1
2
10月
3月
事業名
会場
事業内容
ニューアート展2009
「新しい美術」を幅広く解釈し、様々な新しい表現に取り組む
作家をわかりやすく紹介する展覧会。2009年度は、開港150
周年を記念して、横浜が国内の写真発祥地の一つであるこ
とから、写真に関する展覧会を開催。市民参加のワーク
横浜市民ギャラ
ショップを開催し、展覧会の一部に組み込む。横浜美術館、
リー3階展示室
横浜市民ギャラリーあざみのと連携して開催。
会期:10月上旬∼下旬
会場:展示室(3Fおよび中3F)
関連事業:ギャラリートーク、ワークショップ
コレクション展2010
横浜市民の貴重な財産である約1200点におよぶ所蔵品を
積極的に活用する展覧会。作品の調査研究に基づいて、そ
横浜市民ギャラ の秘められた価値を掘り下げ、横浜ゆかり作家を中心とする
コレクションの魅力を紹介する。
リー
展示室1.2階 会期:平成22年3月上旬∼下旬
会場:展示室(1F)
関連事業:ギャラリートーク、レクチャー
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
1
2
3
4
5月
|
3月
7月
|
8月
4月
|
2月
6月
事業名
会場
事業内容
ハマキッズ・アートクラブ
幼児・児童を対象にした造形講座を、企業や大学などと連
携して行う。必要に応じて横浜美術館子どものアトリエと連携
横浜市民ギャラ する。
時期: 5月、8月、9月、11月、平成21年1月、3月(予定)
リー
会場:アトリエ(B1F)
アトリエ
回数:6回
参加人数:1回約30名
横浜市こどもの美術展
横浜市内の幼児、児童を対象とした無審査の公募展。夏休
み期間に開催し、子どもと大人が絵画を通してふれ合い語り
合う場を提供する。会期中、子どもたちが造形の楽しさに出
会えるワークショップを実施し、専門家による解説やアドバイ
横浜市民ギャラ
スが受けられる関連事業も実施。
リー展示室
会期:7月下旬∼8月上旬
会場:展示室(1F、2F、3F)
関連事業:ワークショップ(会期中に実施)、専門家による
トーク
横浜市民ギャラリー絵画教室
初心者・中級者を対象とした絵画教室を主催し、絵画教室
の卒業作品展を実施。
横浜市民ギャラ 時期:通年
会場:アトリエ(B1F)
リー
回数:1コース全17回、12コース
アトリエ
参加人数:1コース約45名
卒業生作品展:2月下旬開催、会場は3階A・B室
ヨコハマ日曜画家展
横浜市内に在住・在勤・在学の16歳以上の方なら誰でも出
品できる無審査の展覧会を横浜美術友の会と共催。展覧会
横浜市民ギャラ の運営、庶務、経理などの実務は、横浜美術友の会が担
リー展示室 当。
会期:6月下旬∼7月初旬
会場:展示室(1F、2F、3FA)
− 110 −
【横浜市民ギャラリーあざみ野】
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
会場
横浜フランス月間2009 in Azamino
ボルドー音楽祭 イン・ヨコハマ
∼Bordeaux Musique Festiv' in
YOKOHAMA∼
市民ギャラリー
あざみ野
レクチャールー
ム
事業内容
ボルドー音楽祭のオリジナルメンバー及び日仏の気鋭の
アーティストたちによるすばらしい音の饗宴。今年のテーマ
は、<フランスロマンティズム小品集>。
出演:ロラン・ドガレイユ、ロラン・ピドゥー、ミシェル・ミカラカコス、パト
リック・ジグマノフスキー、池田珠代他(予定)
曲目:マスネ、タイスの瞑想ほか(予定)
1
6月
2
6月
|
7月
モナリザを描く(仮称)
日本、中国、韓国、シンガポールの障がい者施設に、「モナ
市民ギャラリー リザ」をテーマに制作を呼びかけ集まった作品による作品
展。香港、京都、金沢等を巡回。あざみ野ならではの展覧会
あざみ野
とするため、地域やアーティストの参加による展示や、ワーク
展示室 2
ショップ等も開催。
3
10月
|
11月
横浜開港150周年
横浜美術館、横浜市民ギャラリー連動企画
横浜市所蔵カメラ&写真コレクション
+展
横浜市所蔵カメラ写真コレクション展と関連させて、それぞれ
市民ギャラリー
写真のコレクションを持つ、横浜美術館、横浜市民ギャラリー
あざみ野
と3館連動の企画として開港150周年を視野に入れた展覧会
展示室1及び2
を実施。
4
1月
|
2月
音の展覧会(仮称)
市民ギャラリー
自然と音、物と音、事と音、都市と音など、音楽とは異なる視
あざみ野
展示室1または 点から音に関する表現を行うアーティストによる展覧会。
2
5
4月
|
3月
アートフォーラムあざみ野(共同事業)
「あざみ野サロン」ほか舞台芸術系事業
アートフォーラム
あざみ野
レクチャールー
ム
アートフォーラムあざみ野のレクチャーホールで開催する男
女共同参画センター横浜北との共同文化事業。身近な施設
で気軽に、コンサート、映画などを楽しんでいただく。企画展
などに関連して実施。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
8月
あざみ野 夏の こどもぎゃらりぃ2009
子どもたちがワークショップで創作した作品や、地域の子ども
たちから募集した絵画などを中心に展示。事前ワークショッ
プのほか、展覧会場で子どもたちが気軽に参加できるワーク
市民ギャラリー
ショップを実施。現在活躍しているアーティストを講師に迎
あざみ野
え、子どもたちとプロの創作者・指導者との出会いの場を提
展示室1及び2
供する。
また、展示については企画の段階から市民が参画し、市民と
ともにつくる展覧会とする。
2
4月
|
3月
子どものアトリエフレンズ
「親子のフリーゾーン」
(年間36回程度開催予定)
市民ギャラリー アトリエとアトリエ広場を会場として、保護者と子どもが
あざみ野
自由に、粘土、絵の具、紙工作による造形遊びを楽し
アトリエ
む時間を、通年で開催。
3
4月
|
3月
子ども向け造形プログラム
市民ギャラリー
子どもを対象とした美術系ワークショップ。対象を年齢層で
あざみ野
分け、一日講座や連続講座を毎月コンスタントに開催。
アトリエ
4
4月
|
3月
ジュニア向け共同事業(予定)
「子どもに伝えるアートのしごと」
(ワークショップ、美術・アートの歴史など)
小学校高学年から中学生に向けた、芸術文化講座。アート
市民ギャラリー の歴史や理論的なことも交え、実践を通して学ぶ講座を開
設。
あざみ野
また、アーティストと直接触れ合う機会を大切にし、時には施
アトリエ
設外へも出かける。
5
4月
|
3月
中高生向けアトリエ講座
中高生が興味・関心の高い写真・映像分野などを取り上げ
市民ギャラリー た、ジュニア対象のプログラム。日常的に接することの多いメ
ディアを、新たな視点から捉え直す機会とする。また、カメラ・
あざみ野
写真等の自主事業展覧会に関連づけて、事業を有機的に
アトリエ
展開。
− 111 −
6
7
4月
|
3月
4月
|
3月
市民対象アトリエ講座-1
「アートの技法」立体、平面ほか。
市民向けアトリエ講座-2
(一部センター横浜北共同事業)
平日の昼間しか参加できない主婦層、平日の昼間は講座に
参加できない社会人のための夜間講座など対象別講座。市
市民ギャラリー 民に技法に留まらない表現活動を体験できる場と、その魅力
を提供。
あざみ野
成人を対象とした新規事業として、アートを通して自己発見
アトリエ
を目指す講座をアートフォーラム共同事業として立ち上げ
る。
アトリエを個人の制作の場として使用したい、という市民の声
に応え、「あざみ野オープンスタジオ」と命名し、テーマごと
市民ギャラリー
に市民が自主的に作品を制作する場を設ける。自主的な制
あざみ野
作を促す空間を創出するために、講師による指導は付か
アトリエ
ず、参加者から制作等について相談があった場合に、指導
職員がアドバイスする。
8
4月
|
3月
あざみ野オープンスタジオ
9
4月
|
3月
アウトリーチ事業
10
5月
|
8月
<センター横浜北共同事業>
伊藤キム
「ユースダンスワークショップ+発表会」
11
4月
|
3月
技法を学びながら、美術鑑賞にも興味を持っていただく、初
市民ギャラリー めての方も気軽に参加できる内容の講座。
平面は、油絵、版画、など。立体は陶芸、木工、ガラスなど。
あざみ野
各年間2講座程度を開催予定。全8日間など数回をかけて技
アトリエ
法をじっくり学ぶ講座。
アートマネージメント講座
「開かれた美術」鑑賞の多様性(仮称)
学校等
昨年度に引き続き、地域の学校、障がい者施設等を対象に
アウトリーチ事業を行います。
アートフォーラム
あざみ野
アトリエ、健康ス
タジオ
レクチャールー
ム
昨年度に引き続き中高生を対象に「ユースダンスワーク
ショップ」を開催し、普段学校で触れる美術や体育とは違っ
た芸術文化に積極的に取り組む機会を提供。身体で表現す
ることの楽しさを伝え、自己の身体と内面に向き合うことを目
標とする。
講師:伊藤キム ほか
アトリエの夜間枠を利用し、制作や鑑賞からさらに一歩踏み
込んだアート体験を市民に提供することを目的とした講座。
市民ギャラリー
「開かれた美術」を実践するため、障がいのある方の展覧会
あざみ野
へのアクセスをしやすくすること、多様な鑑賞のあり方により、
アトリエほか
アートの奥行を深めていくことを目的としたワークショップを
実施。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
市民ギャラリー 市民が自主的に芸術文化活動を行える土壌を形成するため
に、アトリエで実施可能な事業アイデアを公募し、市民ととも
あざみ野
に企画・実施する。
アトリエ
1
4月
|
3月
市民企画講座
2
4月
|
3月
アートフォーラムあざみ野(共同事業)
Welcomeロビーコンサート
(WS含む・通年事業20回程度)
3
7月
|
8月
第4回 横浜市北部美術公募展
市民ギャラリー
あざみ野
横浜市北部4区から公募した絵画を審査のうえ展示。
展示室1、2
4
11月
青葉区民芸術祭
市民ギャラリー 青葉区の芸術祭。絵画、書道、華道、写真、文芸の展示の
ほか、茶道部会による茶会など、区民の日頃の文化活動の
あざみ野
成果発表の場を提供。
展示室1
5
3月
男女共同参画センター横浜北・共催事業
アートフォーラム
市民が気軽に楽しめる無料のロビーコンサートを開催し、施
あざみ野
設の賑わい創出と周知を図る。また地域のアーティストに出
エントランスロ
演の機会を提供する。
ビー
未定
− 112 −
男女共同参画センター横浜北の主催する展覧会に協力。
テーマに合った展覧会を公募予定。
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
1
8月
|
10月
2
4月
|
3月
事業名
アートフォーラムあざみ野(共同事業)
アートフォーラムまつり
市民協働推進事業
Art Route Azamino Project(ARAP)
会場
事業内容
全館を上げたお祭りを年2回程度開催。日頃芸術に関心が
無かった方や、接点が持てない方にも気軽に参加し楽しん
アートフォーラム
でいただけるイベントとする。
あざみ野
・あざみ野夏祭り(8月頃)を子どもを中心にした内容で開
全館
催。
・アートフォーラムフェスティバル2009を秋に開催予定。
あざみ野駅∼アートフォーラムあざみ野∼江田駅への動線
市民ギャラリー を市民や行政と共に考えるプログラム。屋外での上映会、
WSなどを市民と共に計画し、実行。WS2回程度、上映会2回
あざみ野
アトリエほか 程度、その他必要に応じた回数のミーティングを開催。講
師:藤浩志(予定)
■芸術文化資源の収集、保存及び活用
№. 開催時期
1
4月
|
3月
事業名
横浜市所蔵カメラ・コレクション
【保存】【活用】
会場
事業内容
アートフォーラム
横浜市所蔵カメラ・コレクションの整理・記録等のほか、コレク
あざみ野
エントランスロビー ションを活用した、カメラや写真に関する展示等を開催。
アトリエ
■芸術文化に関する情報の収集及び提供
№. 開催時期
1
4月
|
3月
事業名
情報誌『アートあざみの』、HPによる情報提
供事業
会場
事業内容
カメラコレクションの紹介ページや、市民レポーターによる記
事掲載、地域のアート情報など、市民がアートと関わる「窓
市民ギャラリー
口」となるような媒体とし、当館開催事業のPR等のために活
あざみ野
用。ます。また、HPやメーリングリストとの連携を図りながら、
アトリエほか
タイミングの良い情報提供を行うことで、新規来館者とリピー
ターの獲得を目指す。
− 113 −
【横浜みなとみらいホール】
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
1
2
事業名
6月
【横浜開港150周年記念事業】
★オルガン3Days Special
オルガン・リサイタルシリーズ24
6月
【横浜開港150周年記念事業】
鈴木理恵子プロデュース
Beyond the border2009
横浜出身のヴァイオリニスト鈴木理恵子が提唱するアジア音
楽祭。中国や台湾のアーティストとの音楽交流だけではな
MMH
小ホール、6Fス く、書家や中国茶とのコラボレーションや即興演奏、ワーク
ショップなど様々なジャンルに及び、横浜からの新たな音楽
ペース
創造発信に取り組む。
MMH
大ホール
横浜開港150周年を祝い、若手作曲家へ吹奏楽と和太鼓の
ための「ヨコハマ開港150年祝典序曲」を委嘱、シエナ・ブラ
スや太鼓奏者ヒダノ修一と、市民有志によって構成されたブ
ラスと邦楽器の「横浜インターナショナルオーケストラ」で演
奏。
11月
【横浜開港150周年記念事業】
小ホールオペラシリーズ
サリヴァン/オペレッタ「コックスとボックス」
MMH
小ホール
日本で最初に上演されたオペラとも言われるサリヴァン作曲
オペレッタ「コックスとボックス」。横浜が開港して間もなく、横
浜ゲーテ座などで度々上演されたといわれる。この登場人物
3名、ピアノとヴァイオリンの伴奏という小規模のオペレッタを
小ホールで上演、開港当時の外来文化の一つとして再現。
12月
【横浜開港150周年記念事業】
小ホールオペラシリーズ
「子どものためのミニ・オペラ」
MMH
小ホール
横浜市民による企画提案事業。声楽家・山田英津子が劇作
家・赤見有美子の構成で、小ホールオリジナルである幼児
∼対象の「はじめてのオペラ」を企画。
3月
【横浜開港150周年記念事業】
小ホールオペラシリーズ
池辺晋一郎/オペラ「耳なし芳一」
MMH
小ホール
小ホールならではの音響特性と構造を生かしたオペラシリー
ズを企画。聴衆個々のイメージに委ねるような簡素な舞台装
置・道具を使用する事で、他コンサートホールと連携し、邦
楽と洋楽のクロスオーヴァーの長所が高く評価されている池
辺晋一郎オペラ「耳なし芳一」を上演。
オルガン・リサイタルシリーズ25
MMH
大ホール
オルガン事業の中核をなす、オルガン音楽鑑賞のリサイタ
ル。年2回の内、後半の回は邦人のオルガニストの出演。若
手作曲家2名に同一のテーマで新作を委嘱、リサイタルの中
で作品を発表。
MMH
小ホール
横浜オペラ未来プロジェクト参加者の菊池美奈を中心に結
成された声楽家4名とピアニスト1名からなるユニットによる、
芝居仕立てのオペラアリア名曲コンサート。お笑いもありなが
ら、オペラ歌手によるおなじみのアリアを次々に聴く事もでき
る、楽しみが2倍のコンサート。
会場
事業内容
MMH
小ホール
神奈川の音楽家の登竜門、「かながわ音楽コンクール」の実
施および小ホールでの入賞者記念コンサート。
【横浜開港150周年記念事業】
ヨコハマ開港150年祝祭コンサート
4
5
6
7
8
事業内容
横浜みなとみらいホールのオルガン事業の中核をなす、オ
ルガン・リサイタル。年に2回開催されるリサイタル・シリーズ
みなとみらい
の前半は、アメリカ人オルガニストによる「シアター・オルガ
ホール(MMH)
ン」を予定。外国から入って来た様々な文化の一つである
大ホール
「映画」に焦点を当て、無声映画を上映しながらのオルガン
即興演奏。
10月
3
会場
3月
【横浜開港150周年記念事業】
調整中 小ホールオペラシリーズ
∼オペラ三昧2010∼
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
№. 開催時期
1
2
5月
|
8月
6月
事業名
かながわ音楽コンクール/
クリスタルコンサート
【横浜開港150周年記念事業】
ミュージック・マスターズ・コース&ミュージッ
ク・アヴェニュー
アラン・ギルバートと大友直人が提唱し、2001年から かずさ
アカデミーパーク(千葉県木更津市)で開催されている、国
際教育音楽祭。国内外から集まった演奏家を目指す若者た
ちと、すでに世界の第一線で活躍する講師たちが3週間とも
MMH
に生活し、音楽作りをしていく。本年度はその半分の期間を
ホール内/市内
横浜で開催。そして講師陣による室内楽コンサートと、講師
各所
達と若手演奏家からなるスペシャル・オーケストラ・コンサート
を、当ホールで開催。また、期間中、みなとみらい地区や市
内各所で講師・受講生によるミニ・コンサートを実施、ミュー
ジック・アヴェニューとして、街の賑わいを創出。
− 114 −
【横浜開港150周年記念事業】
横浜オペラ未来プロジェクト
モーツァルト/オペラ「フィガロの結婚」
MMH
大ホール
若い芸術家が横浜に集って音楽芸術創造活動を行い、その
成果を横浜から世界に向けて発信する2005年からの継続プ
ロジェクト。若手指揮者、村中大祐氏を芸術監督に、オペラ
歌手、オーケストラ、音楽スタッフなどを公募、2009年度は、
モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」を2回上演。他
に公開リハーサル等を予定。演出は、世界的演出家ミヒャエ
ル・ハンペ。
4
10月
|
11月
第28回横浜市招待国際ピアノ演奏会
MMH
小ホール
日本人一人を含む若手ピアニストを世界から4人選び、横浜
市民へ紹介するコンサート。国内を代表する音楽家からなる
選定委員により、国際的なコンクールでの入賞経験のある若
手演奏家を選定。
5
11月
|
1月
第62回全日本学生音楽コンクール/
クラシックヨコハマ
MMH
大・小ホール
日本音楽コンクールの学生版でもあるコンクール。全国の予
選を通過してきたレベルの高い演奏が、横浜みなとみらい
ホールで競われる。優秀者は横浜みなとみらいホールの主
催公演にも起用。
2月
【横浜開港150周年記念事業】
Just Composed in Yokohama
∼現代作曲家シリーズ∼
MMH
大ホール
新進作曲家による委嘱作品を含む現代作品のコンサート。
作品を委嘱する作曲家は、選定委員会で決定。コンサートと
は別日程で、関連レクチャー「白石美雪のはじめて聴く現代
音楽」を実施。
MMH
6Fスペース
若手作曲家が市民と共同で作品を制作して、発表。市民か
ら募った管楽器、和太鼓の奏者が作曲家と一緒にファン
ファーレを制作・練習。「ヨコハマ開港150年祝祭コンサート」
の祝典序曲のバンダ部分を担当し、コンサートで演奏。
MMH
横浜オペラ未来プロジェクトのオーディション合格者を中心
に、数名を登録アーティストとしてピック・アップし、練習場所
を提供したり、アウトリーチやその他ホールの主催事業に起
用、演奏家として活躍の場を設けるなどのサポートを実施。
MMH
若手オルガニストを対象に、ホールオルガニストの業務(楽
器のメンテナンス、事業の企画制作など)をホールオルガニ
スト三浦はつみの指導により実地体験する機会を提供。(5
月∼翌年3月の期間で月5∼8回程度)
インターン修了後の1ドルコンサート出演をはじめ、演奏の機
会も積極的に提供するとともに、他のオルガンを有する施設
にも積極的に紹介。
3
7月
6
7
8
9
【横浜開港150周年記念事業】
アーティスト・イン・レジデンス
調整中
「ヨコハマ開港150年祝祭コンサート」関連事
業
通年
通年
登録アーティスト制度
ホールオルガニスト・インターンシップ・プロ
グラム
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
1
4月
京都フランス音楽アカデミー公開マスターク
ラス
2
4月
【横浜開港150周年記念事業】
エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル
3
5月
子ども未来ミュージック・プログラム
「こどもの日コンサート」
会場
事業内容
京都で行われる専門家対象の講座「京都フランス音楽アカ
デミー」のために来日した、パリのコンセルヴァトワール、エ
MMH
コールノルマル等、世界第一線の教授陣による、マスターク
リハーサル室
ラス。現役音大生による室内アンサンブル2組を選定し、受
講の様子を一般に公開。
MMH
大ホール
世界のトップ・ピアニストとして活躍する、おなじみキーシンの
リサイタル。当ホールへ3度目の出演。
MMH
大ホール
神奈川フィルハーモニー管弦楽団の出演による、こどもを対
象としたオーケストラコンサート。親しみやすい曲を、司会を
交えて紹介。池辺晋一郎がこのコンサートのために書き下ろ
した作品で、来場したこども達がオーケストラと一緒に演奏で
きるコーナーを設ける。乳幼児でも入れるコンサートと小学生
からのためのものと2回実施。
− 115 −
4
6月
【横浜開港150周年記念事業】
★オルガン3Days Special
子ども未来ミュージック・プログラム
「0才からのオルガンコンサート」
MMH
大ホール
普段演奏会に入れない、乳幼児を対象としたオルガンコン
サート。出演者とお話を交えたり一緒に歌を歌ったり、親と子
どもが共に楽しめる内容。
5
6月
カヴリリュク・ピアノリサイタル
MMH
小ホール
ホロヴィッツの再来と言われるウクライナ生まれの若きヴィル
トゥオーゾ。16歳の時に、2000年の浜松国際ピアノコンクー
ルでその技巧と音楽性の完成度から「20世紀後半最高の16
歳」と賞賛されて以来、聴衆を熱狂の渦に巻き込んできたガ
ヴリリュクが、横浜に初登場。
6
9月
NHK交響楽団2009横浜定期演奏会
MMH
大ホール
年に1回のNHK交響楽団に横浜定期演奏会。本年度は9月
のB定期プログラムを横浜で演奏、指揮はイギリス人でオペ
ラも経験豊富なクリストファー・ホグウッド。
11月
【横浜開港150周年記念事業】
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/シンシナティ交響
楽団
MMH
大ホール
ドイツカンマー・フィルやフランクフルト放送響との演奏で、当
ホールとも関わりの深いパーヴォ・ヤルヴィ指揮の公演。今
回は開港150周年を意識し、ガーシュウィンなど、今までと
違うパーヴォの一面を魅せたプログラムを演奏予定。
11月
【横浜開港150周年記念事業】
バンクーバー室内合唱団
MMH
大ホール
横浜の姉妹都市であるバンクーバー市からバンクーバー室
内合唱団が来日。1971年に創立された同合唱団は、世界各
地へのコンサートツアーも多く、邦人作品のレパートリーも持
ち、今回3回目の来日公演。
9
11月
【横浜開港150周年記念事業】
大野和士指揮/リヨン国立歌劇場管弦楽団
MMH
大ホール
2008年9月より首席指揮者としてフランス国立リヨン歌劇場
管弦楽団に就任した大野和士の、就任後初の日本凱旋公
演。オーケストラの公演だけではなく、文化の将来を見据え
た子どものためのプログラムも提唱。
10
11月
ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル
MMH
大ホール
ドイツ正統派の巨匠として国際的に活躍し、日本にも数多く
のファンを持つゲルハルト・オピッツのピアノ・リサイタル。今
回はベートーヴェンの三大ソナタを演奏予定。
11
12月
【横浜開港150周年記念事業】
池辺館長プロデュース公演
MMH
大ホール
当ホールの館長で、作曲家池辺晋一郎のプロデュース公
演。オーケストラは神奈川フィルが担当。
12
12月
クリスマスパイプオルガンコンサート
(シンギングツリー)
MMH
大ホール
パイプオルガンの演奏によるクリスマスコンサート。クリスマ
ス・シーズンに飾られるクイーンズ・スクエアー内のシンギン
グ・ツリーの音楽を生演奏で聴くことが出来る他、ポピュー
ラー音楽をパイプオルガンで楽しめる内容。
13
12月
クリスマス・コンサート
MMH
大ホール
子どもを対象としたクリスマス・コンサート。パイプ・オルガン
や歌で子ども達と家族が一緒に、クリスマス音楽を楽しめる
内容。
12月
【横浜開港150周年記念事業】
横浜みなとみらいホール
ジルヴェスターコンサート2009∼2010
MMH
大ホール
大晦日の夜に開演し、カウントダウンを経て新年を迎える年
越しコンサート。飯森範親指揮で、多数のソリストが出演する
ガラ・コンサート。神奈川ゆかりの音楽家を一同に集めた一
晩だけのオーケストラが出演。
15
4月
京都フランス音楽アカデミー
アンサンブルスペシャルコンサート
MMH
小ホール
「京都フランス音楽アカデミー」の講師陣による室内楽コン
サート。演奏家としてだけではなく、指導者としても高い資質
を持ち合わせたアーティスト達が、奥深い解釈で名曲を演
奏。
16
6月
ハープの未来2009
MMH
小ホール
将来有望な若手からベテランハーピスト達によるハープコン
サート。
7
8
14
− 116 −
17
7月
フランス月間コンサート
ボルドー音楽祭
MMH
小ホール
フランス月間のこの期間に、フランスからのアーティストがコ
ンサートとワークショップを開催。横浜みなとみらいホールで
は、小ホールで2回の室内楽コンサートが開催される。
横浜在住の音楽家による、声楽、ピアノ、弦楽合奏等による
バラエティに富んだ内容の演奏会。毎年海の日にちなんで
開催し、夏の風物詩として定着した公演。横浜を拠点とする
音楽の専門家による団体との協働により実施。
18
7月
第18回よこはまマリンコンサート
MMH
大ホール
19
7月
|
8月
日本フィル・夏休みコンサート
MMH
大ホール
小学生を中心とした世代が親子で楽しめる、オーケストラ演
奏に司会や参加型の曲を交えたコンサート。
20
9月
ヴィルトゥオーゾ横浜
第9回演奏会
MMH
小ホール
横浜を拠点とする音楽家による常設の弦楽合奏団と協働で
実施する定期公演。弦楽合奏のための名曲の他、作曲家へ
の委嘱により、横浜から新作を発信。
21
10月
パウル・バドゥラ=スコダ
ピアノリサイタル
MMH
大ホール
モダン・ピアノに限らず、古楽器を用いての幅広い表現力を
持ち、すでに巨匠としての存在を確立しているピアニストによ
るリサイタル。
22
10月
横濱JAZZ PROMENADE2009
MMH
大ホール
横浜市内各所でジャズイベントが行われる横濱JAZZ
PROMENADEの関連コンサートを実施。
23
12月
東京都交響楽団スペシャル・コンサート
MMH
大ホール
開館以来、当ホールとの共催での「マーラーシリーズ」で、交
響曲などの魅力を伝えてきた実力派オーケストラ、東京都交
響楽団のスペシャルコンサート。
24
1月
クイーンズ・ガラ ニューイヤー2010
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ニュー
イヤー・コンサート
MMH
大ホール
毎年恒例のホール主催のニューイヤーコンサート。2009年
度はヨハン・シュトラウスⅠ世により1825年に結成された
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の登場。
25
1月
小ホールシリーズ<海のうえの音楽会>
ニューイヤー邦楽コンサート(仮題)
MMH
小ホール
邦楽家、三橋貴風プロデュースによる、新春に邦楽を楽しむ
コンサート。
26
1月
オーケストラアンサンブル金沢
ニューイヤーコンサート
MMH
大ホール
毎年ニューイヤーコンサートとして横浜での開催実績が長
く、地方発信のさきがけともいうべきオーケストラによるコン
サート。
27
2月
ハインツ・ホリガーと仲間たち
MMH
小ホール
オーボエ奏者として有名なハインツ・ホリガーとその音楽仲
間からなるスイス・チェンバー・ソロイスツの公演。バッハ、
モーツァルト、ベートーヴェンなどの名曲はもちろん、エリ
オット・カーターやブリテンなど現代に近い作曲家や、作曲
家としても活動しているホリガー自身の曲もプログラムに含ま
れる。
28
4月
|
3月
名曲を楽しむランチタイムコンサート
MMH
大ホール
月に1度のお昼に開催する、ランチタイムコンサート。国内外
からのアーティストが出演し、クラシックの室内楽を中心とし
た名曲を、低く設定された入場料で楽しむことが可能。
29
4月
|
3月
オルガン・1ドルコンサート
MMH
大ホール
オルガン版ランチタイムコンサート。入場料は1ドルか100
円。若手奏者を起用しそれぞれテーマを持ったプログラムを
演奏。6月の公演はオルガン3Days specialとして「0才からの
オルガンコンサート」「オルガン・リサイタルシリーズ24」と連
携した公演。
30
4月
|
3月
日本フィルハーモニー交響楽団
横浜定期演奏会
MMH
大ホール
主要な在京オーケストラのひとつ、日本フィルハーモニー交
響楽団の横浜定期公演。東京の定期公演と内容を変えつ
つ、年10回のペースで開催。年末には第九特別演奏会も実
施。
− 117 −
31
4月
|
3月
読売日本交響楽団
みなとみらいホリデー名曲コンサート
MMH
大ホール
主要な在京オーケストラのひとつ、読売日本交響楽団の横
浜公演。年間8回の名曲コンサートとして横浜では定着して
いる。
32
4月
|
3月
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
定期演奏会
MMH
大ホール
地元神奈川のプロ・オーケストラである神奈川フィルハーモ
ニー管弦楽団の定期演奏会。国内外から一流のアーティス
トを起用し、多彩なプログラムを展開。
33
5月
|
1月
貸館鑑賞公演支援
みなとみらいアフタヌーンコンサートほか
MMH
大ホール
平日の午前・午後区分における大ホールなど、貸館として利
用しにくい時間帯にコンサートを促進するための事業。年齢
層の高いお客様が対象になる公演が多く、入場料の価格設
定の低い名曲コンサートが中心。
近隣ホール
阪急交通社主催のパイプオルガンを持つ施設でコンサート
や楽器の鑑賞・見学をして回るというバスツアー。パイプオル
ガンを持つ近隣施設と連携した独自の企画で、参加者に対
しオルガンへの興味の喚起やホールの周知を図る。
MMH
6F中庭
6F中庭で開催するドリンク付き、ミニコンサート。若手演奏家
を起用。
MMH
小ホール
小ホールの室内楽シリーズとして、ホールの響きを生かした
バラエティに富んだ演目が開催されるシリーズ。
34
パイプオルガン見学・体験ツアー
調整中
(近隣ホールとの連携事業)
35
調整中 屋上庭園コンサート
36
未定
出逢える音季(とき)2009
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
1
2
3
4
事業名
4月
|
6月
子ども未来ミュージック・プログラム
「放課後みんな集まれ!」
7月
【横浜開港150周年記念事業】
第1回横浜国際ユース友好交流
合唱フェスティバル
8月
8月
5
8月
6
9月
|
10月
子ども未来ミュージック・プログラム
「子どもオペラワークショップ」
子ども未来ミュージック・プログラム
「オルガンわくわく大作戦」
みんなのオーケストラ
心の教育ふれあいコンサート
会場
事業内容
MMH
大ホール
ランチタイムコンサートの演目から、ピアノ、歌、リコーダーな
ど馴染みの深いジャンルの出演者を選び、コンサート終了
後、近隣の小学生を集めてワークショップを実施。保護者も
参加可能とし、普段なかなか機会のない大ホールのステー
ジ上で、アーティストとともに、音楽を楽しむ。
MMH
大ホール
国際港湾都市「横浜」に関係する世界各国・日本開港5都市
から選抜された高校生の合唱グループが集い、その歌声で
友好交流を分かち合う国際ユース合唱フェスティバル。
「ゴールデンウェーブ」との連携で、国際シニア合唱祭の出
演団体による演奏も検討。
MMH/
横浜美術館
小学生などを対象とした、オペラに親しんでもらうワークショッ
プ。鑑賞のアプローチだけではなく、歌手や裏方(衣裳、メイ
クなど)の仕事を通して多角的に紹介。また、横浜美術館の
スタッフと連携し子ども達が舞台美術を制作、それを背景に
プロの歌手によるミニ・コンサートを開催。
MMH
夏休み期間に、こどもを対象として、オルガンを通してクラ
シック音楽に親しみ、音楽の魅力を体験してもらうという内
容。実際に大ホールのパイプオルガンを弾いてみる体験型
から、小学生低学年を対象としたステージ上でのワークショッ
プ、子ども向けのオルガンコンサート、ホール見学ツアーな
ど様々なイベントを実施。
MMH
小ホール
神奈川フィルハーモニー管弦楽団主催の子どもを対象とし
たワークショップ「みんなのオーケストラ」の発表コンサート。
ワークショップを経た青少年参加者約100名と、神奈川フィル
ハーモニー管弦楽団員が合同で演奏。
MMH
大ホール
横浜市内の小学校、聾学校、養護学校、盲学校の4、5、6
年生を対象とした地元神奈川フィルの演奏によるオーケスト
ラコンサートす。9日間18公演に亘り、約33,000人の小学
生が横浜みなとみらいホールで生のオーケストラのサウンド
を体感。
− 118 −
11月
【横浜開港150周年記念事業】
子ども未来ミュージック・プログラム
「マエストロに聞いてみよう!」(仮題)
∼パーヴォ・ヤルヴィ トーク・セッション∼
MMH
大ホール
シンシナティ交響楽団で来日中のパーヴォ・ヤルヴィと、音
楽に関心のある若い世代とのトーク・セッションを開催。マエ
ストロのキャリア形成に至るストーリーや音楽観など、本人の
生の言葉で直接聴く貴重な機会を提供。
8
11月
【横浜開港150周年記念事業】
【みなとみらいミュージックスタジオ】
バンクーバー室内合唱団による市民合唱団
へのワークショップ
MMH
大ホール
姉妹都市であるバンクーバーからの室内合唱団の横浜公演
時に、同合唱団の指揮者や団員によるワークショップを、横
浜市内の合唱団に向けて実施。他、合唱指揮のためレッス
ンも計画中。
9
11月
子ども未来ミュージック・プログラム
ゲルハルト・オピッツ ピアノ・ワークショップ
MMH
大ホール
巨匠ケンプの直系弟子で、日本でもファンが多いゲルハル
ト・オピッツによるピアノ・ワークショップ。将来演奏家を目指
す学生を対象とした、公開ワークショップを予定。
2月
みなとみらい
アマチュア室内楽フェスティバル
MMH
小ホール
日本全国各地からの公募、選考により集まったクラシックから
邦楽他、様々なジャンルのアマチュアグループによる音楽
フェスティバル。選考基準は演奏レベルだけではなく、応募
書類の個性も重視するというユニークなもの。
MMH
6Fスペース
6階スペースを利用した「みなとみらいミュージックスタジオ」
の主要プログラムの一つ。市民を対象の、音楽プロデュース
を中心にした養成講座を開設。座学だけではなく、主催事
業などを利用した実技編や、講師も出来るだけ現場レベル
の人材を起用し、より実践的なものとする。
MMH
近隣の音楽・芸術系大学などアートマネージメント学科専攻
生を対象に、横浜みなとみらいホールの企画・運営にイン
ターシップとして参加してもらい、実践的なアートマネージメ
ントを学ぶ機会を提供。
横浜市内
横浜市内小学校の体育館等での出張ミニ・コンサート。小学
生や近隣の住民を招いて、高いレベルの演奏をお聞きいた
だくとともに、横浜みなとみらいホールの周知を図る。
7
10
通年
【みなとみらいミュージックスタジオ】
市民プロデューサー養成講座
12
通年
アートマネージメント・インターンシップ・プロ
グラム
13
調整中
11
子ども未来ミュージック・プログラム
「アウトリーチ・コンサート」
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
1
4月
事業名
【横浜開港150周年記念事業】
開港150周年記念
国際シニア合唱祭ゴールデンウェーブ
2
8月
ヤング・アメリカンズ・ミート・横浜キッズ
3
2月
第30回ヨコハマ・コーラルフェスト
会場
事業内容
MMH
大ホール
全国から約80団体、3,000人のシニア合唱団が横浜に集
結し、2日間にわたり横浜みなとみらいホールで演奏。前年
度から開催し、将来的にはアジア地域を中心とした海外から
の合唱団の参加も予定し、演奏や交流で合唱祭を盛り上げ
る。
MMH
子ども達に本格的なパフォーマンスアートの世界を体験して
もらおう、というアメリカで音楽公演と教育活動を行っている
団体「ヤングアメリカンズ」が、横浜の子ども達と一緒にショー
を作る教育プロジェクト。当ホールでは3年目のプロジェクト。
MMH
大・小ホール
市内の合唱団体が抽選で約100団体出演し、大ホールと小
ホールで計3日間実施する合唱フェスティバル。実行委員会
と財団が主催。運営は市民有志による実行委員会が実施。
− 119 −
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
事業名
1
9月
避難訓練コンサート
2
9月
|
3月
ロビーコンサート
3
通年
広報宣伝事業
会場
事業内容
MMH
大ホール
開演中に火災・地震などが起きたという状況を想定し、横浜
市消防音楽隊協力の下、実際のコンサートで市民とともに避
難訓練を実施。
1階エントランスロビーを開放して実施する無料コンサート。
MMH
音楽大学の学生や卒業生による室内楽やジャズの演奏で、
エントランスロ
みなとみらいミュージックスタジオの受講者に運営面の協力
ビー
を仰ぐ。
MMH
− 120 −
横浜みなとみらいホールの施設の周知や事業の販促を目的
に、音楽専門誌・情報誌を中心とした媒体へ事業内容の掲
載を行う。
【横浜能楽堂】
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
事業名
1
6月
開港150周年記念
横浜能楽堂特別企画公演
「海を渡った能装束」
2
6月
あかりアーツコラボレーション2009
会場
事業内容
横浜能楽堂本 開港150周年を記念して実施。開港によって海外に流出し
舞台、横浜市開 た能装束を里帰りさせ、修復・展示するとともに、復元した同
港記念会館 装束を使用して、能と装束ゆかりの「オペレッタ」を上演。
横浜の都市空間で古典芸能を上演。世界的な照明デザイ
横浜美術館前
ナー・石井幹子が作り出す「あかり」と古典芸能とのコラボ
広場特設舞台
レーションにより、新たな芸術の世界を作り出す。
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
4月
|
3月
普及公演「横浜狂言堂」
横浜能楽堂
本舞台
気軽に能楽堂へ足を運んでいただけるよう、毎月第2日曜日
を「狂言の日」と設定。解説付きで狂言2曲が2000円の低料
金の公演。
2
5月
特別公演
能「石橋-大獅子」、狂言「武悪」
横浜能楽堂
本舞台
見巧者にも満足いただける大曲を上演。能「石橋」を「大獅
子」の小書付で、観世流重鎮・関根祥六が親子三代で挑
む。
3
8月
特別普及公演「夏休み夢舞台」
能「鶴亀」、狂言「蚊相撲」
横浜能楽堂
本舞台
感性豊かな子どもたちにこそ最高の舞台を−と現代を代表
する能楽師を揃えた豪華な公演を、普及公演並みの低料金
で実施。子どもが楽しめる分かりやすい曲を解説付で。
4
9月
|
3月
企画公演「英雄伝説・義経」
横浜能楽堂
本舞台
源義経ほど、長い間日本人のロマンを掻き立て続ける人物
は他にいない。「義経時代」の能に絞って6回シリーズで上
演。上演に先立ち、上原まりによる琵琶語りで物語を語る。
5
10月
普及公演−ブランチ能−
能「鉄輪」、狂言「鎌腹」
横浜能楽堂
本舞台
子育て中の世代気軽に能・狂言を楽しめるように平日の午
前中に開催する公演。入園・入学前の子どもたちのために
一時保育も実施。
6
3月
普及公演−バリアフリー能−
能「胡蝶」、狂言「樋の酒」
横浜能楽堂
本舞台
様々な障がいを持つ人が気兼ねなく能・狂言を楽しむことが
できるよう、介助者1名まで無料、点字解説、手話解説等の
条件整備をした公演。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
1
4月
2
4月
|
1月
事業名
会場
事業内容
「横浜こども狂言会」
横浜能楽堂
本舞台
こども狂言ワークショップ-卒業編-の修了生とそのOB組織
である「いろはの会」のメンバーが、本舞台で、本物の装束を
付け、狂言を上演。
講座「この人百話一芸」
横浜能楽堂
本舞台
NHKエグゼクティブアナウンサーの葛西聖司を聞き手に、
古典芸能に関わりのある人を招き、前半はそのひとが歩んで
来た道、後半はとっておきの1芸を披露してもらい芸談を聞
く。年4回。
横浜能楽堂
第二舞台
子どもたちに、気軽に狂言に触れてもらうため、3回にわたり
扇の使い方、足の運び、小謡など基礎的な稽古をした後、3
日目には狂言の一部を演じる。受講生は、併せて「夏休み
夢舞台」も鑑賞。
3
8月
こども狂言ワークショップ−入門編−
4
10月
|
2月
ワークショップ「初めての能楽教室」
5
1月
|
3月
こども狂言ワークショップ−卒業編−
横浜能楽堂 初めての方向けに、本格的に能楽を体験する教室。10回の
第二舞台・楽屋 お稽古に若い世代の方が仕事帰りに参加できるよう平日夜
間に開催。
他
横浜能楽堂
第二舞台
夏休み期間中に開かれる「子ども狂言ワークショップ-入門
編」参加者を対象に「卒業編」を実施。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
1
11月
事業名
第57回横浜能
能「夜討曽我-大藤内」、狂言「隠狸」
会場
事業内容
横浜能楽堂
本舞台
能楽愛好者の集まりである横浜能楽連盟との共同主催によ
る公演。横浜ゆかりの出演者、曲を中心に愛好者団体と協
力しながら能楽普及のために実施。
− 121 −
【横浜にぎわい座】
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
1
6月
事業名
横浜開港150周年記念事業
柳家喬太郎 創作「落語 横浜開港史(仮
題)
会場
にぎわい座
芸能ホール
事業内容
「落語 横浜開港史(仮題)」
創作:柳家喬太郎
出演:柳家喬太郎
4回公演
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
各月1回
(原則と
して16
1
若手実演者育成支援公演
日∼月
末の平
日夜)
にぎわい座
小ホール
「落語家 若手真打・二つ目」による公演、若手お笑い芸人
ライブや合同公演など。
【主な出演予定者】
三遊亭全楽、三遊亭王楽、春風亭百栄、春風亭一之輔、
神田京子、ダメじゃん小出、だるま食堂、などをはじめとし
た、大衆芸能各ジャンルの新進気鋭の若手及び新人芸人
【公演回数】
各月1∼2公演(年間20公演)
不定期
2 年間10公 CS日本テレビ「笑点Jr」公開収録
演
にぎわい座
芸能ホール
CS日本テレビとの協力により、若手実演家の登竜門的番組
「笑点Jr」の収録会場として、場の提供及び運営協力を行う。
3
にぎわい座
小ホール
「創造の場」として近隣に位置する「急な坂スタジオ」との連
携し、共同制作により新進芸術家の作品制作及び発表を支
援。
年2回
坂あがりスカラシップ
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
通年
原則各月 常打ち公演:「横浜にぎわい座 企画公演
1
1日∼10 (演芸バラエティ)」
日
会場
にぎわい座
芸能ホール
事業内容
落語、漫才、コント、講談、浪曲、奇術などから喜劇、軽演
劇、イリュージョンなど幅広くバラエティに富んだ公演を日替
わりで提供する。
開催の形態も横浜にぎわい座ならではの特色がある「独演
会」「二人会」「一門会」「演芸バラエティ」「記念公演」など変
化をつける。
また、各月にわたるシリーズ公演や有名芸人のホームグラン
ドとしての定例開催も視野に入れる。
開催月によって、時節を考慮した公演を行う。
(7・8月:児童・学生を対象とした公演、1月:正月興行など)
【主な出演予定者】
各派(落語協会、落語芸術協会、円楽一門、立川流)所属
落語家、漫才師、講談師、漫談師、浪曲師、奇術師、太神
楽、曲独楽、ボーイズ芸、コントなど
【公演回数】
各月平均11公演(年間130公演)
通年
各月 常打ち公演:「横浜にぎわい座 有名会(寄
2
11日∼15 席公演)」
日
にぎわい座
芸能ホール
− 122 −
他地域では見ることができない、(社)落語芸術協会・(社)落
語協会の所属芸人による合同公演。
伝統にのっとった「寄席形式」でじっくり落語を堪能できる
企画。
【主な出演予定者】
落語協会、落語芸術協会所属落語家及び色物
【公演回数】
各月5公演(年間60公演)
各月1回
(原則と
して11
常打ち公演:「横浜にぎわい座 名作落語の
3 日∼15
夕べ」
日中の
土曜日
夜)
館長の玉置宏を案内役に、(社)落語芸術協会・(社)落語協
会の所属芸人により古典落語をじっくり聞かせる。
にぎわい座
芸能ホール
【主な出演予定者】
落語協会、落語芸術協会所属落語家(真打)
【公演回数】
各月1公演(年間12公演)
(社)落語芸術協会との協働により、近隣の小学校を対象に
平日の午前中(「有名会」開催時の午前)に開催する、寄席
文化体験公演。
4
7・9月
にぎわい座寄席体験プログラム
5
9・3月
「季刊誌」の発刊
にぎわい座
芸能ホール
―
【想定される内容】
「鳴り物体験」「寄席解説」「分かりやすい落語」など
【開催回数】
7月2回、9月2回、11月1回、1月2回(計7回)
横浜にぎわい座季刊誌
年2回発行
各10,000部(予定)
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
会場
事業内容
1 6,10,2月 大衆芸能関連講座
にぎわい座
小ホール
市民がより大衆芸能の世界に対して、理解・造詣を深めるこ
とができるよう解説や実演を交えたオリジナリティの高い講
座。
2
にぎわい座
小ホール
大衆芸能を自身が体験する事により、この分野への造詣を
深めてもらえるようなワークショップの開催。
にぎわい座
芸能ホール
小ホール
野毛地区街づくり会と横浜商科大学の共催により開催される
正規の大学授業を野毛の街を舞台に開催。単位取得につ
いては、単位互換制度適用により横浜内の複数大学での認
定が可能。講義は、社会人にも開放。当企画の運営実行委
員としてメンバーに加わり、全体への参画及び2講座を提供
する。
にぎわい座
芸能ホール
小ホール
野毛地区街づくり会との共催により、地元市民の行うイベント
への会場提供を行う。大衆芸能にこだわらず、音楽・演劇・
映像・大道芸など多種多様な公演を地元民の手で行う事に
より、施設の地元還元及び、外部からの来場者誘致に伴う地
元の賑わい創出を目指す。
会場
事業内容
3
8,3月
10月
|
1月
事業名
大衆芸能ワークショップ
「野毛まちなかキャンパス」への参加
不定期
4 年間8公 「野毛地区街づくり会」共催事業
演
■芸術文化に関する情報の収集及び提供
№. 開催時期
1
通年
事業名
「電子大福帳」運営
各回共に
1ケ月程
大衆芸能関連展示
度
2
(年間4
回)
にぎわい座 横浜にぎわい座の公演基礎情報としてデータ基盤の確立
情報コーナー し、情報の運用を行なう
常設展とは別に、時節、地元地域、人物、歴史などの切り口
から、写真・文字資料・物品などを分かりやすくレイアウトして
展示する。
にぎわい座
特に、5月については「開館5周年記念展示」とし、開館以来
情報コーナー
の横浜にぎわい座の軌跡を振り返る展示を行う。
【開催回数&期間】
年間4回(常設展は除く)。各回1ヶ月程度。
− 123 −
【横浜赤レンガ倉庫1号館】
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
1
2
3
事業名
会場
事業内容
coba
「Bellows Lovers Night Vol.7」
赤レンガ倉庫 cobaによる、蛇腹楽器誕生200周年に向けたカウントダウン
1号館ホール プロジェクト。若手演奏家の紹介も目的に事業を展開。
6月
Red Brick Contemporary Art File①
横浜フランス月間2008
ビデオアート展
近年ますます注目が高まっているヴィデオ・アート。中でもフ
ランスは貪欲にこの分野の可能性を追求し続けているといえ
る。フランス文化イベントが一堂に会する6月の横浜フランス
月間において、フランスヴィデオ・アートの、今最も刺激的で
赤レンガ倉庫 なおかつ質の高い作品群を、まとめて見る場を作り出すこと
1号館スペース を目指す。今年度は平成20年10月にパリで開催された
Machines à Rêve/Video Short List での作品を紹介。同展
のキュレーターを招聘する。なお、入場料を無料とし、なじみ
のない層にもヴィデオ・アートに手軽に触れられる機会を提
供。
6月
Red Brick Contemporary Dance File①
KENTARO!!
「横浜ダンスコレクションR2008」"フランス大使館賞"受賞の
振付家KENTARO!!、フランス人ダンサー及び「横浜ダンスコ
赤レンガ倉庫
レクションR2007」フランス大使館賞受賞のイ・ソンアによるコ
1号館ホール
ラボーション。横浜日仏学院との協働によるフランス月間企
画。
4月
4
6月
オペラみらいプロジェクト
若い芸術家が横浜に集って音楽芸術創造活動を行い、その
赤レンガ倉庫 成果を横浜から世界に向けて発信するという、2005年から継
1号館ホール 続しているプロジェクト。公開リハーサルを赤レンガ倉庫で実
施することにより製作過程を広く外に紹介。
5
7月
神奈川県芸術財団共催事業
川口ゆい×多和田葉子×高瀬アキ
神奈川県民ホールギャラリーで2007年度実施された多和田
赤レンガ倉庫
×高瀬の二人を核にダンスも組み合わせて最先端の芸術を
1号館ホール
生み出し続けるメンバーによる発信性の高い事業。
8月
横浜ローザ
横浜の伝説である「浜のメリー」を舞台化。当館が主催するコ
赤レンガ倉庫 ンテンポラリーダンスやコンテンポラリーアートとは異なる客
1号館ホール 層を取り込む効果も期待でき、賑わい創出及び芸術創造発
信の目的で実施。
12月
Red Brick Contemporary Dance File②
橘ちあ
「横浜ダンスコレクションR2007」 世界へはばたく横浜賞
赤レンガ倉庫 副賞の単独公演。横浜ダンスコレクション受賞者へ作品発表
1号館ホール の機会を提供すると共に、受賞者による質の高い公演を創
造発信し当館の発信性を高める。
6
7
8
2月
日本−フィンランド共同制作プロジェクト
日本とフィンランド両国の若手振付家・ダンサーのためのレ
ジデンスプロジェクト。プロジェクトは下記のとおり二部構成と
なっており、1ヶ月近くのレジデンスを経て一つの作品を制作
する機会を若手アーティストに提供すると共に、「横浜」の名
創造空間9001、 を日本国内、フィンランドをはじめ、世界へ発信することを目
急な坂スタジ 的とする。当財団とフィンランドセンター(日本)・フィンランド
ダンス インフォメーションセンター(フィンランド)による共同
オ、
赤レンガ倉庫 プロジェクト。
1号館ホール ①レジデンス@横浜 フィンランド振付家を日本へ招き、日
本人ダンサー他とレジデンスを経て作品を発表。
②レジデンス@フィンランド 日本人振付家がフィンランドに
滞在、フィンランド人ダンサーとレジデンスを経て作品を発
表。
9
2月
Red Brick Contemporary Dance File③
振付家選定中
赤レンガ倉庫 横浜ダンスコレクション受賞者によるコンテンポラリーダンス
1号館ホール の公演。
10
3月
Red Brick Contemporary Dance File④
振付家選定中
赤レンガ倉庫 横浜ダンスコレクション受賞者によるコンテンポラリーダンス
1号館ホール の公演。
− 124 −
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
スケートリンクをキャンバスに見立て若手芸術家の作品とリン
クをコラボレーションさせるという新しい芸術の表現方法によ
り、賑わいの創出及び若手芸術家の発掘を目的とする都市
政策的な事業。
桜木町から山下公園にいたるエリアで行われる、冬季夜景イ
ルミネーションイベントの一環の中で、中心的な会場として、
広域イベントの核となる。
1
12月
|
2月
Red Brick Contemporary Art File③
アートリンク及び横浜ハーバーライトファンタ
ジー サンクスキャンドル
赤レンガ
イベント広場
2
1月
|
3月
Red Brick Contemporary Art File④
卒業制作展誘致・支援事業
DAWN PROJECT
若手アーティストの育成、支援による芸術文化の発信ととも
赤レンガ倉庫
に、若者を多数集めることにより、賑わいの創出を図る。
1号館ホール
出品者:美術系大学・専門学校数校
スペース
展示日数:60日間
身体表現を核とし、映像、音楽、美術などとのコラボレーショ
ンが顕著な総合芸術であるコンテンポラリーダンス事業。新
しい芸術表現、また新しい芸術家の世界への発信を目指
す。中核プログラムであるコンペティション参加者を増やすと
ともに、海外フェスティバルおよび劇場のダンスディレクター
を招き、横浜を中心としたダンスマーケットを構築し国際性と
先進性を持った都市イメージの発信を図る。
3
2月
横浜ダンスコレクションR2010
プログラム
・横浜ソロ×デュオ・コンペティション・プラス
ダンスコレクションRの中心事業であり、新進振付家の登竜
門として、若手芸術家の発掘・発信。
開催日数:4日間(予定) 出演者:グループ部門及びソロ×
デュオ部門ともに数組
赤レンガ倉庫
・受賞者公演
1号館ホール
過去の受賞者による公演。注目の国内外の若手振付家に
スペースほか
よる質の高い公演を提供することによる芸術発信。
開催日数:1日(予定) 出演者:過去横浜ダンスコレクショ
ンR受賞者数組
・コンテンポラリーダンス・ショーケース
無料にて開催し、若手芸術家へ表現の場を与えると共に、
コンテンポラリーダンスに馴染みのない客層にもアピール。
開催日数:8日間(予定) 出演者:横浜ダンスコレクションR
本選出場者・各文化機関及び大使館等
・シンポジウム
国内外のダンスディレクターによるシンポジウム、ダンス
マーケット事情をテーマに開催し、情報交換と国際交流を目
的とする。
開催日数:1日(予定) 出演者:国内外の劇場またはフェス
ティバルディレクター
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
事業名
4
4月
|
5月
横浜ファッションウィーク
10
12月
|
1月
U35・500人アーティスト小作品販売EXHIBITION展
会場
事業内容
赤レンガ倉庫
横浜市内のファッション産業の振興、さらには生活文化産業
1号館
の発展に寄与することを目的に事業展開を図る。
1Fスペース
NPO団体の主催イベントで、35歳以下の若手アーティストに
赤レンガ倉庫
小作品を出品・展示させ、販売に協力、若手アーティストの
1号館スペース
育成に資する事業。
■芸術文化振興のための国内外との交流
№. 開催時期
1
2
4月
4月
事業名
会場
事業内容
フラワーガーデン
赤レンガ
イベント広場
横浜赤レンガ倉庫開館5周年記念イベント。2棟間のイベント
広場に期間限定のオープンガーデンを設置。
新潟花ジャック
開港5都市である横浜市と新潟市は、交流事業・共同事業の
赤レンガ倉庫
一環として、新潟市のチューリップを使ったアートインスタ
1号館
レーションやワークショップを行い、文化芸術創造都市・横浜
1Fスペース
の街を彩る。
− 125 −
3
5月
横浜みなと祭 国際仮装行列
赤レンガ
イベント広場
赤レンガ倉庫2号館他と連携し、イベント広場に横浜を代表
する国際仮装行列を誘致、賑わいを創出する。
4
7月
|
8月
夏フェスタ
赤レンガ
イベント広場
赤レンガ倉庫2号館と連携し、イベント広場に横浜を代表す
るフェスティバルである野毛大道芸を誘致、賑わいを創出す
る。
5
10月
横浜オクトーバーフェスト
赤レンガ
イベント広場
ドイツのビール祭を再現した国際色豊かなイベントを、赤レン
ガ倉庫2号館等と連携し開催。同時期のジャズプロムナード
と連携し、街角ライブを展開し、賑わいを創出する。
6
2月
京都府福知山市
佐藤太清賞公募作品展
京都府福知山市と連携し、芸術を志す若者から応募された
赤レンガ倉庫
絵画の中から優秀作品を展示。他都市との連携、若手育成
1号館スペース
を目的とする。
− 126 −
【旭区民文化センター(サンハート)】
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
№. 開催時期
1
通年
事業名
会場
事業内容
サンハート 新進アーティスト支援プロジェクト
サンハート
ホールほか
地域の若手アーティストをワークショップ、ロビーコンサートや
アウトリーチ事業等に積極的に起用する。また、施設内ス
ペースを有効活用し、インスタレーション作品の展示も実施
する。
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
サンハート
ホール
若手俊英の落語家の出演による地域寄席。
年4回実施。
「落語同好会(仮)」の立ち上げを検討し、市民主催の企画へ
の転換を試みる。
1
4月
|
1月
2
4月
|
2月
ロビーコンサート
3
6月
|
11月
レクチャーコンサートシリーズ
サンハート
ホール
音楽ホール
音楽ホールの音響特性を最大限活かし、魅力的で良質な演
奏を、作者・作品や楽器等のレクチャーを交えて提供する、
初心者にも楽しめる企画。
4
9月
|
12月
ホール鑑賞事業
サンハート
ホール、
音楽ホール
ホールの多機能性、音楽ホールの音響特性を活かし、ポ
ピュラー音楽のコンサート等、地域ニーズの高い公演を実
施。
あさひ亭まねき寄席
普段は施設を利用しない方や、日常的には文化活動とは縁
遠い方も、気軽に参加できる無料コンサート。出演アーティ
サンハート
ホールロビー ストには、若手アーティストや地域のアーティストを積極的に
活用。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
サンハート
ホール等
サンハートや近隣施設で発表または指導を希望する地域の
アーティストを登録し、自主事業に起用するとともに、アウト
リーチ先とのマッチングをおこなう。
サンハート
ホール・カル
チャー工房
横浜市の「芸術文化教育プログラム」実施希望校のうち旭区
内の小中学校について、地域の環境や文化的な状況を把
握しているサンハートが、コーディネートと運営を担当。
1
通年
アーティストデータバンク活用事業
2
7月
|
3月
アート体験ワークショップ
3
9月
|
12月
「芸術文化教育プログラム推進事業」
区内の文化団体・文化活動者への発表機会の提供のため、
会場提供と運営協力を行う。
区内小中学校 第22回あさひ茶華道展(5月)
第18回旭区書道展(9月)
第18回旭美展(10-11月)
4
5月
|
11月
旭区文化振興会共催事業
区内の文化団体・文化活動者への発表機会の提供のため、
サンハート
会場提供と運営協力を行う。
ホール
アートギャラリー 第30回旭区民文化祭 作品展(11月)
5
11月
旭区民文化祭
サンハート
ホール
区内の文化団体・文化活動者への発表機会の提供のため、
会場提供と運営協力を行う。
第30回旭区民文化祭 作品展(11月)
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
事業名
1
4月
|
10月
旭区制40周年記念事業
「区民ミュージカル」プロジェクト
2
4月
|
3月
サンハート区民企画委員会
会場
事業内容
サンハート
ホール ほか
旭区誕生40周年を記念して実施する公募区民の参加による
オリジナルミュージカルの制作事業。
地域の歴史や風土、区民の意見を取り入れた脚本制作、半
年間に及ぶワークショップを経て、本番公演を実施。
サンハート
ホール
区民企画委員を公募し、やはり区民から募った企画アイデア
などを基に、自主企画を実施するための委員会を運営。
− 127 −
3
通年
アウトリーチ事業
旭区内各所
区内施設、商店街、公園等で公演やワークショップを開催。
実施に当たっては、会場管理団体や地域の団体との協働、
また受け皿団体の支援と育成を図る。
会場
事業内容
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
1
7月
|
12月
事業名
館内デコレーション
季節のデコレーションを通して、施設の魅力を高める事業。
サンハート
全館のフリース 参加団体は地域のアーティストやサークルを公募し、サン
ハートの運営に参画する機会とする。
ペース
2
8月
夏休みオープンデー
サンハート
全館
3
10月
開業記念祭
サンハート
ホール
− 128 −
新規来館者の獲得を目的に、幅広い年代層が様々な芸術
体験を楽しめるよう、複数の無料プログラムを同時開催する
企画。出演者や講師は、データバンク登録アーティストやサ
ンハートのワークショップ修了サークルなどを活用。
施設の入る商業ビルの開業記念祭に協力し、施設PRと二
俣川駅周辺の賑わい作りを図る。
【磯子区民文化センター(杉田劇場)】
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
1
2
5月
9月
|
2月
事業名
古典芸能シリーズ「現代の芸能」
近藤良平×扇菊「天下」(仮)
5周年記念区民参加事業「音楽劇」
会場
事業内容
杉田劇場
ホール
「古典芸能から現代の芸能へ」をテーマにダンサー近藤良
平によるダンス体験ワークショップ、最終日にはプロによる公
演を開催。杉田劇場から新たな芸術を発信。
ワークショップ1日間、公演1日
講師・出演:近藤良平 ほか
杉田劇場
ホール
開館5周年を記念して、過去の周年記念事業の要素を取り
入れた創作音楽劇を開催。合唱、アンサンブル参加者を一
般公募し、ワークショップを経て、プロの演奏家と舞台で共
演。
指揮:現田茂夫
演奏指導:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
歌唱指導:横浜シティオペラ
会場
事業内容
■芸術文化の創造及び発信(新進芸術家発掘)
№. 開催時期
事業名
6月
新進芸術家支援事業
神奈川ギターコンクール&ギターWS
杉田劇場
ホール
未来に羽ばたく若手ギタリストの発掘を支援するとともに、コ
ンクールでも利用できる施設として知名度UPが期待できる。
さらに主催者と共同し初心者向けのワークショップを実施し、
地域に還元する。
企画・運営:横浜ギター協会
2
8月
磯子祭り・Y150
世界のこどもたち展∼ペルー
杉田劇場
ギャラリー
ペルー在住アーティスト空井美和の指導のにより、ペルーの
子ども達の絵と区内の子ども達の絵を展示。
講師・企画・運営:空井美和(アーティスト・ペルー在住)
協力:国際交流サロン
3
通年
杉劇たまて箱2009
きらり☆未来のアーティストをさがせ
1
杉田劇場
地域の演奏家を発掘し、ミニコンサートやロビーパフォーマ
杉田劇場以外 ンスなど発表の場を提供。
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
6月
宮沢明子ピアノリサイタル
杉田劇場
ホール
神奈川県出身、世界で活躍するピアニスト宮沢明子によるピ
アノリサイタル。世界的奏者による上質のコンサートを、身近
な劇場で提供。
2
6月
0歳からのコンサート
ひよこ♪コンサート 夏スペシャル リズム
杉田劇場
ホール
毎回好評の未就学児向けコンサート。出演者には音大卒業
生等、若手の演奏家を起用。
3
8月
杉田劇場 夏祭り!2008
夏祭りコンサート
杉田劇場
ホール
より幅広く施設の周知を図るため、ファミリー向けコンサートを
開催。
4
10月
オータムジャズコンサート
(ヤンラングレン)
杉田劇場
ホール
海外の著名なアーティストによる本格的なジャズコンサート。
ジャズというジャンルの紹介、普及。
出演:ヤンラングレンジャズトリオ(予定)
5
10月
チター&ソプラノ コンサート(仮)
杉田劇場
ホール
海外の著名なアーティストによるチターとソプラノのコンサー
ト。ヨーロッパの民族楽器チターという珍しい楽器に触れる貴
重な機会を提供。
出演:ブリギッテ・レントナー(ソプラノ)、ステファン・ヘーラン
ドナー(チター)
6
12月
0歳からのコンサート
ひよこ♪コンサート クリスマススペシャル
杉田劇場
ホール
毎回好評、未就学児向けコンサート。クリスマスの雰囲気を
楽しんでもらう。
− 129 −
7
2月
杉田劇場 冬祭り!2009
ファミリーコンサート
8
通年
ロビーパフォーマンス
9
通年
音のパレット
日本のアーティストシリーズ
杉田劇場
ホール
より幅広く施設の周知を図るため、ファミリー向けコンサートを
開催。
ロビーにて未就学児コンサートを開催。気軽に館に親しんで
杉田劇場ロビー いただく。
演奏:中村 牧 ほか
杉田劇場ほか
国内外で活躍する著名な演奏家の演奏を身近に感じてもら
う。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
事業名
1
通年
杉田劇場 学校の日
2
8月
|
3月
杉劇リコーダーず2009
会場
事業内容
杉田劇場
ホール
磯子区内の市立小・中学校に会場(ホール)を提供、館と地
域の学校との連携関係を形成、学校機関の地域活動を促
す。また、館の存在をPRすると共に平日の空きホール利用
対策とする。
回数:毎月1第4月曜日ホール終日利用
対象:区内中学校、小学校
前年に引き続き、吉澤実先生による、夏・冬の講座を実施、3
杉田劇場
月に発表公演を行う。
杉田劇場以外
講師:吉澤実(リコーダー)
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
1
4月
事業名
区民公募企画①
島筒ひでお語り弾きコンサート
会場
事業内容
昨年、大好評だった区民企画委員による企画。盲目のピア
ニスト島筒ひでおによるピアノ弾き語りコンサート。芸術によ
杉田劇場
るノーマライゼーションを地域に広める。
リハーサル室
出演:島筒ひでお(ピアノ)
企画・運営:杉田劇場区民企画委員
2
5月
区民公募企画②
左手のピアニスト 智内威雄ピアノリサイタル
3
6月
開港150周年記念磯子区民参加イベント
赤レンガ倉庫でのY150イベントにおいて、磯子区PRイベント
杉田劇場以外 を開催。
企画・出演:イマージュISOGO
6月
区民公募企画③
いそご蝋燭能関連企画 能ワークショップ
昨年、大好評だった区民企画委員による企画。伝統芸能
「能」を体験してもらうワークショップ。区内の学校など館外へ
アウトリーチすることにより、参加者が気軽に参加でき、また
杉田劇場以外
地域とのつながりを創出する。
講師:櫻間右陣
企画・運営:杉田劇場区民企画委員
5
7月
磯子区総合音楽祭 磯子まつり(仮)
イマージュISOGO 2009
杉田劇場
ホール
「磯子区総合音楽祭(仮)」の前哨戦。地域の区民が組織す
る実行委員会による出演・運営のロックフェス。
出演:区民によるロックバンド
スタッフ:イマージュISOGO実行委員会
6
11月
劇団横綱チュチュ
杉田劇場
ホール
地元劇団による公演。区民の芸術活動を支援する。
出演・企画・運営:劇団横綱チュチュ
4
杉田劇場
ホール
区民企画委員による企画。国内外で活躍中、ジストニアに
よって右手が動かなくなったピアニスト智内威雄によるピアノ
コンサート。芸術によるノーマラーゼーションを地域に広め
る。
出演:智内威雄(ピアノ)
企画・運営:杉田劇場区民企画委員
− 130 −
7
通年
杉劇文化ボランティア
「杉劇@助っ人隊」
8
通年
区民企画委員会運営事業
通年
こども会議
∼杉劇キッズMeeting∼
9
―
文化活動に興味のある方々と館との協働ネットワーク創出。
一方的な役割分担ではなく、個々の都合や興味、要望や意
見を取り入れ、また、組織やネットワークの中から生まれた自
主的活動の実現をサポートすることにより区民との協働を図
る。
杉田劇場
区民公募企画の選定、プロデュース事業の実施、事業報告
等のための区民企画委員会を定期的に開催。
杉田劇場
館に集う子ども達による会議。館のお手伝いから自主的活動
への発展を目指す。
回数:月1回程度
対象:区内近隣の小・中学生
会場
事業内容
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
事業名
1
8月
杉田劇場 夏祭り!2008
杉田劇場
全館
より幅広く施設の周知を図るため、全館で一斉にイベントを
開催。
2
2月
杉田劇場 冬祭り!2009
杉田劇場
全館
より幅広く施設の周知を図るため、全館で一斉にイベントを
開催。
■芸術文化資源の収集、保存及び活用
№. 開催時期
1
通年
事業名
いそご文化資源発掘隊2009
会場
事業内容
杉田劇場外
これまでの活動成果を踏まえ、引き続き人的・物的資源を発
掘するとともに、従来の活動成果のとりまとめを行う。
会場
事業内容
■芸術文化に関する情報の収集及び提供
№. 開催時期
事業名
1
通年
杉田劇場メールマガジン
いそご文化通信「メルがま」
―
公演情報や文化資源発掘隊などの区民活動・協働事業の
情報を広く知らせる目的で発行。
2
通年
スマイルクラブ運営事業
―
魅力ある特典やサービス等、更なる会員獲得に向けた活動
を展開。
3
通年
HP運営事業
―
自主事業のみならず、利用者等の情報を掲載、タイムリーな
更新で新鮮で豊富な情報を的確に提供する。また、ブログを
利用し写真や感想などの掲載も行うなど、情報に厚みのある
HP運営を行う。
4
通年
5周年記念誌作成事業
―
杉田劇場開館5周年を記念し、5年間の歩みを冊子にまとめ
る。冊子は広報、PRとして利用。
5
通年
ひよこメール倶楽部
―
ひよこ♪コンサートなどの未就学児向けのイベントをメール
にて発行。未就学児を持つ母親の地域参加を促す。
− 131 −
【吉野町市民プラザ】
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
1
6月
|
11月
事業名
会場
事業内容
吉野町市民P
南区在住の落語家、桂歌丸による寄席。
ホール
桂歌丸 寄席
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
9月
吉野町市民プラザ アート展
吉野町市民P 市民による公募作品展。(絵画、写真、書など)
ギャラリー
対象は未定。
2
5月
|
2月
楽器ワークショップ
吉野町市民P 南区在住の講師による楽器ワークショップ。
ホール
対象は子どもから一般まで幅広い対象で実施。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進事業)
№. 開催時期
事業名
1
通年
プラザサポーターシステム
2
通年
共催事業
(音楽、舞台、美術など)
会場
―
事業内容
吉野町市民プラザ事業へのボランティア参加者のシステム
作り。
[共催事業]
吉野町市民P
地域で活動する芸術家および芸術団体との協働による鑑賞
ホール
事業を実施。
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
7月
オープンデー
吉野町市民P みなみ祭りと連動し、施設を市民に活用していただく開放
ホール
デーとして実施。
2
通年
地域活力推進事業
[協力事業]
吉野町市民P
ホールで地域を対象に音楽・演劇などの公演を行う市民団
ホール
体を公募。
3
通年
ワークショップ修了者フォローアップ事業
吉野町市民P
プラザワークショップ事業卒業による自主グループの活動を
スタジオA、会
支援。
議室、ホール
− 132 −
【岩間市民プラザ】
■芸術文化の創造及び発信(芸術創造・発信)
№. 開催時期
1
2
4月
|
1月
5月
事業名
上原まり(筑前琵琶)
「瀬戸内 源氏物語を語る」シリーズ
シリーズ大人の時間
高橋長英 文芸作品朗読と音楽
会場
事業内容
岩間市民P
ホール
平成15年より始まった「瀬戸内寂聴訳源氏物語」を朗読する
シリーズ。年3回のペースで新作初演を行い、源氏物語全帖
公演に取り組んでいる。
岩間市民P
ホール
3回目を迎える、横浜在住のベテラン個性派俳優による、文
芸作品の朗読とリュート、リコーダーなど中世の古楽器のコラ
ボレーションによる舞台。
(シリーズ大人の時間は、ほか2事業<邦楽、ジャズ>開催予
定)
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
16mmフィルムの上映会。1950∼60年代の映画を上映し、シ
ルバー層の青春時代の懐かしい思い出の名画を鑑賞してい
ただく。邦画3本・洋画3本ずつ上映予定。(6事業のうち3事
業は1日2回、年間計9回上映)
1
4月
|
2月
岩間シネクラブ 思い出名画館
岩間市民P
ホール
2
5月
|
3月
シリーズ 午前の音楽会
岩間市民P
ホール
気軽にクラシック音楽を楽しんでいただくことを目的として
「低料金」「午前の1時間」「トークつき」「低年齢から入場可」
で、神奈川フィル元コンサートマスターの七澤清貴が企画・
出演し、隔月ごとに多彩なゲストを迎えて開催。
3
7月
ボルドー音楽祭がやってくる!
「4ハンド∼ピアノを超えるピアノの調べ」
岩間市民P
ホール
ボルドー音楽祭出演者のパトリック・ジグマノフスキー、池田
珠代によるピアノ連弾コンサート。都心部だけではなく、郊外
の地域の身近な施設で高い水準の音楽演奏を通じて、交流
を図る。
4
10月
親子向け「ファミリーコンサート」
岩間市民P
ホール
市民企画・アンケートを基にして、地元在住者等で構成する
「横浜弦楽五重奏団」と協力して、親子向けコンサートを開
催。
5
未定
開港150周年記念事業
岩間市民P
ホール
開港と文化の伝播に関わる事業。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
6月
|
8月
絵手紙ワークショップ
岩間市民P
はじめての方も気軽に楽しめるワークショップ。夏休みオー
レクチャールー
プンデーに合わせ修了作品展を開催予定。
ム
2
10月
|
12月
初心者のためのデジカメ入門
岩間市民P
レクチャールーム
アートギャラリー
デジカメ入門者向けのワークショップ。撮影の基礎を学び、
作品として残す写真の撮り方を身につけるワークショップ。
3
9月
|
3月
地域づくり「にぎわい事業」
(アウトリーチ、施設)
①9月②12月③3月
岩間市民P
ホール
市民、アーティスト等が公演、発表や企画に参加する事業。
施設外でのアウトリーチで、地域の商店街、特別養護老人
ホーム、福祉施設等で実施。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
1
11月
わーくすあきまつり
「クラシックコンサート」
岩間市民P
ホール
併設している社会福祉法人偕恵いわまワークスのあきまつり
内のチャリティーコンサート。
2
2月
映像天国2008
岩間市民P
ホール
横浜市内を中心に活動する自主映画製作サークルや映像
作家を目指す人々の作品を公募上映し、観客と審査員の投
票によって、最優秀作品を決める映像の祭典。
3
6月
相鉄沿線人形劇フェスティバル
岩間市民P
ホール
幼児∼子供を対象とした、地元の人形劇集団が企画する人
形劇のフェスティバル。
− 133 −
4
9月
国際交流のつどい
岩間市民P
ホール
保土ヶ谷国際交流協会が実施し、踊りや屋台村など外国と
日本の文化の架け橋となるような、さまざまなイベントが楽し
めるつどいに参画。
■芸術文化活動拠点の開発及び運営
№. 開催時期
1
8月
事業名
夏休みオープンデー
会場
岩間市民P
ホールほか
− 134 −
事業内容
地域住民に気軽に足を運んでもらえるような全館イベント。
利用者、地域参加をキーワードに展開。
【大佛次郎記念館】
■芸術文化の創造及び発信(芸術文化へのアクセス拡大)
№. 開催時期
事業名
会場
事業内容
指導:島中瑠璃(表千家)
大佛記念館 開催日数:2日間
和室・会議室 大佛次郎愛用の茶道具を用いた恒例のお茶会。流派は表
千家、裏千家、江戸千家の持ち回りで行う。2日間実施。
1
5月
春のお茶会
2
6月
横浜フランス月間2009
歴史講座
横浜美術館 講師:上原良子(大佛次郎記念館研究員)他
レクチャーホー フランス月間2009に参画し、フランス史に関する講演会を開
催。日仏会館などとの連携も検討。
ル
3
11月
秋のお茶会
指導:裏千家淡交会横浜支部青年部
大佛記念館 開催日数:2日間
和室・会議室 大佛次郎愛用の茶道具を用いた恒例のお茶会。流派は表
千家、裏千家、江戸千家の持ち回りで行う。2日間実施。
4
3月
大佛次郎賞受賞記念講演会
講師:大佛次郎賞受賞者(1∼2名)
横浜市開港記
朝日新聞社主催「大佛次郎賞」受賞者による記念講演会。
念会館(予定)
受賞作品に関する話題を中心とする。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民文化活動支援)
№. 開催時期
1
2月
事業名
横浜山手芸術祭
ネコ版画体験ワークショップ
会場
事業内容
大佛記念館
和室
講師:大野隆司(版画家)
開催回数:1回
大佛次郎が愛猫家であったことにちなみ開催。講師が木版
画を彫るところを見学、彫りあがった板で一人ずつ ばれん
を使って版画を摺る体験をし、摺りあがった作品はお土産と
してお持ち帰りいただく。
■芸術文化活動の支援、協働及び創造性を育む機会の提供(市民協働推進)
№. 開催時期
事業名
1
5月
11月
第13回・第14回大佛次郎研究会公開発表
会
2
2月
横浜山手芸術祭
ユースギャラリー
会場
事業内容
講師:未定(大佛次郎研究会会員など)
神奈川近代文 大佛次郎の業績を研究する任意団体で、大学教授や文芸
学館ホール 評論家などで会員を構成する大佛次郎研究会の、日ごろの
研究の成果発表会。
大佛記念館
会議室
開催期間:約10日間
山手地区の小中高生の描いた絵画などの展示。
■芸術文化資源の収集、保存及び活用
№. 開催時期
1
10月
|
11月
事業名
所蔵資料特集展示
会場
事業内容
未定
平常展では展示の難しい貴重な資料や、整理の終了した未
発表資料、寄贈資料などをテーマを設定し展示。
会場
事業内容
■芸術文化振興に関する調査研究及び政策提言
№. 開催時期
1
3月
事業名
「おさらぎ選書」刊行
―
− 135 −
今後の大佛次郎、及び大佛文学の研究などに役立てるた
め、研究成果、講演記録、所蔵資料の紹介などを整理し選
書にして公開。
5. 運営施設一覧
(1)所管施設
施設名
所在地
施設内容
ホール(最大335席)、多目的スペース(3室)
予備室
1 横浜赤レンガ倉庫1号館
中区新港1-1-1
2 大佛次郎記念館
中区山手町113
展示室、閲覧室、会議室、和室
3 横浜市吉野町市民プラザ
南区吉野町5-26
多目的ホール(200席)、スタジオ(3室)、ギャラリー
会議室等
4 横浜市岩間市民プラザ
保土ヶ谷区岩間町1-7-15
ホール(185席)、スタジオ(3室)、ギャラリー
リハーサル室、レクチャールーム等
(2)指定管理者施設
施設名(指定期間)
所在地
施設内容
展示室(7室、2,668㎡)、市民のアトリエ(586㎡)
子どものアトリエ(631㎡)、アートギャラリー(195㎡)
美術情報センター、美術図書館
ミュージアムショップ、レクチャーホール(240席)
1
横浜美術館
(平成20年度∼24年度)
西区みなとみらい3-4-1
2
横浜みなとみらいホール
(平成19年度∼23年度)
西区みなとみらい2-3-6
大ホール(2,020席)、小ホール(440席)
リハーサル室、レセプションルーム
音楽練習室(6室)
3
横浜能楽堂
(平成19年度∼23年度)
西区紅葉ヶ丘27-2
本舞台(486席)、第二舞台
研修室(4室)、展示廊等
4
横浜にぎわい座
(平成18年度∼22年度)
中区野毛町3-110-1
芸能ホール(410席)、小ホール(200㎡)
練習室(50㎡)、制作室
5
横浜市民ギャラリー
(平成18年度∼22年度)
中区万代町1-1
教育文化センター内
展示室(5室、計1,403㎡)
6
横浜市民ギャラリーあざみ野
(平成17年度∼21年度)
青葉区あざみ野南1-17-3
展示室、アトリエ、アートプラザ、作品保管室
収蔵庫等
横浜市旭区民文化センター
7 「サンハート」
(平成18年度∼22年度)
旭区二俣川1-3
二俣川北口共同ビル5階
ホール(300席)、音楽ホール(103席)
アートギャラリー、ミーティングルーム(2室)
カルチャー工房、音楽工房(4室)等
横浜市磯子区民文化センター
8 「杉田劇場」
(平成16年度∼21年度)
磯子区杉田1-1-1
らびすた新杉田4階
ホール(310席)、ギャラリー、リハーサル室
会議室(3室)、練習室(3室)等
(3)指定管理者の共同事業体の一員として管理運営に参加する施設
施設名(指定期間)
1
関内ホール
(平成18年度∼22年度)
所在地
中区住吉町4-42-1
施設内容
大ホール(1,102席)、小ホール(264席)
リハーサル室(4室)等
(4)横浜市より管理運営を受託している施設
施設名(受託期間)
所在地
1
ZAIM(本館・別館)
(平成18年度∼21年度)
2
創造空間9001(旧東急桜木町駅舎)
中区桜木町1-1-75
(平成19年度∼21年度)
ヨコハマ・クリエイティブシティ・
3 センター(YCC)
(平成21年度)
中区日本大通34
中区本町6-50-1
− 136 −
施設内容
本館:交流サロン、シアター
別館:1Fホール(174㎡)、2Fホール(319㎡)
スペース(20室)
展示スペース(170㎡)
ホール(320㎡)、スペース(300㎡、80㎡)
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