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佐藤さんが丁寧に教えてくれる、一流の殺し屋になる

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佐藤さんが丁寧に教えてくれる、一流の殺し屋になる
佐藤さんが丁寧に教えてくれる、一流の殺し屋になるた
めの心得
うさぢる
タテ書き小説ネット Byヒナプロジェクト
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︻小説タイトル︼
佐藤さんが丁寧に教えてくれる、一流の殺し屋になるための心得
︻Nコード︼
N8698BC
︻作者名︼
うさぢる
︻あらすじ︼
佐藤さんが、一流の殺し屋から超一流の殺し屋となった経緯を通
して、殺し屋にとって本当に必要なことを、真摯に語ってくれまし
た?
1
︵前書き︶
下ネタを含みます。
2
※作中には残酷そうな描写が含まれます。
殺し屋にとって一番大切なものはなにか?
一瞬のチャンスを逃さない判断力。
他人の命を奪うことを躊躇しない冷酷さ。
射撃能力。
格闘能力。
聞かれて、そんなことを答える輩は二流といえるだろう。
もちろん、そうした才能があるにこしたことはない。かくいう私
など、おそろしいほどに殺し屋としての素質に恵まれている。昨晩
の夕食は、殺したカレイの死骸を残虐に煮付けたものであったし、
今朝は屠殺したブタからひきづりだした腸に、ミンチにした死肉を
詰めたものを三本、麦芽玄米のパンに挟み、鮮血がごとくのトマト
ケチャップをたっぷりと滴らせて食した。お気に入りのジャケット
は虐殺した牛の皮をはいで作られたものだし、さきほどはキッチン
を徘徊していたゴキブリを一片の慈悲もなく踏み殺した。かくのご
とく、日常生活の中にも濃厚に死の香りを漂わせているのだから、
私という人間の殺しの才能には自分でも震えがくる。
だが、才能ばかりで生きていけるほど、殺しの世界は甘くはない
のだ。才能など気休め程度にしかならない。
殺し屋にとって一番大切なものはなにか?
私なら、こう答える。
殺し屋にとって、もっとも大切なものは、名前、であると。
殺し屋が職業として世間で認知され、政府の登録制となった昨今、
殺しの依頼は、庶民にも親しみやすいものとなった。おかげで依頼
者は、一見様ばかりだ。次々と闇に葬らなければならないような商
売敵が現れる政治家や実業家連中と違い、庶民は殺し屋業界の事情
に明るくはない。結果、彼らは、殺し屋の通り名ばかりを頼りに依
頼してくる。
3
いまや、殺し屋商売の成否は通り名で決まるといっても過言では
ないのだ。
日本全国の殺し屋を管轄する国家機関﹁NHKK︵日本の秘密の
殺し屋さん協会︶﹂が内々に開示している、年間暗殺成功率ランキ
ングと、依頼数ランキングを見ても、それはあきらかである。
年間暗殺成功率 上位五名
一、あんぱん大好き木村 1.000
二、幼女愛好癖森山 0.500
三、メタボ斉藤 0.250
四、鼻から牛乳高橋 0.200
五、ブルズアイ佐藤 0.125
年間受注依頼数 上位五名
一、スカーフェイス高木 139件
二、デッドリースメル田所 124件
三、ブラッディアス涼子 113件
四、ブルズアイ佐藤 112件
五、デスペアー柳原 98件
あんぱん大好き木村などは、凄腕のスナイパーで一キロ先を飛ぶ
鳥の目を射抜くほどのアンビリーバボーな腕前だが、あんぱん大好
きというなんだか甘い通り名のせいで依頼は年に数件しかこない。
幼女愛好癖森山は凄腕のナイフ使いで、一切の気配を殺してターゲ
ットに忍びより、その喉を切り裂く恐ろしい男だが、幼女愛好癖と
いう通り名が気色悪いため、やはり依頼数は年に数件。たいして、
スカーフェイス高木は、顔に傷のある強面の男だが中身は単なるチ
ンピラあがり。まともな殺しの経験もないくせに通り名がそれっぽ
いので依頼数はだんとつの一位だ。デッドリースメル田所も、足が
殺人的に臭いだけの脱サラヒットマンにすぎないが、デッドリーの
4
部分が功をそうして依頼数は二位につけている。ブラッディアス涼
子は切れ痔に悩んでいるらしい。柳原はウツだ。
これをみればわかるとおり、殺し屋としてやっていくには、通り
名の﹁らしさ﹂が最も重要なのである。このデータを公表してくれ
れば、あるいは変わってくるのであろうが、NHKKは殺し屋の組
織にふさわしく妙なところで秘密主義なので、それは望むべくもな
い。
ならば、らしい名前を名乗ればよいだけではないか、と浅はかな
者は考えるだろう。だが、ことはそう簡単ではない。
通り名は、NHKKによって決められる。NHKKが独自の情報
網から入手した情報をもとに、登録者の個性を最も顕著に表す通り
名を命名するのだ。殺し屋本人が﹁こう名乗りたい﹂と言ったとこ
ろで無駄であるし、与えられた通り名に異議を唱えたところで認め
られるものではない。強硬に主張すれば、下手すると登録を抹消さ
れるハメになる。そうなれば、もぐりの殺し屋になってしまう。お
おっぴらに﹁殺し﹂で商売はできなくなり、社会保障も受けられな
い。せっかくの殺し屋年金もパーだ。
さらにやっかいなことには、通り名は殺し屋の言動によって時折
更新されてしまう。運よく、らしい通り名をもらったからといって、
油断していれば、あんぱん大好きうんぬんを名乗るハメになる。
ゆえに、一流の殺し屋でいるためには、よい通り名をもらえる個
性をもち、かつ、それを維持していくための言動を、常々心がけな
ければならないのである。
ブルズアイの名を戴く、この私もそうしている。
私はブルズアイ︵命中︶の名を守るため、狙撃は外さないのを絶
対条件としている。いくら殺傷率が高いといえど、頭部を狙ったヘ
ッドショットなどはタブーだ。的の大きな胴部を狙う。結果、殺し
自体が失敗したとしてもかまわない。成功報酬がなくなったとて、
NHKK規定の前金は手に入るのだから問題ない。大事なのは通り
名。通り名さえ守れていれば、依頼などいくらでもくる。
5
気をつけるべきは、なにも仕事中ばかりではない。私生活でも十
分な注意が必要だ。NHKKの目はどこで光っているかわからない。
というか、私生活こそ、いっそうに気をつけるべきなのだ。他の殺
し屋たちを見ればわかるが、ここでつまづくことがとても多い。
ブルズアイの私は、当たり外れのあるクジを買うのはご法度だ。
外れたら、通り名を変えられてしまう恐れがある。紙くずをゴミ箱
に投げ入れる、なんてのも気軽にやったらアウト。外れたら、と思
うとぞっとする。どうしてもやりたい時は、殺し屋生命を賭けて真
剣にやるしかない。
同時に、目立つ言動は決してしない。下手なところで、個性を出
してしまえば、そこに目をつけられて妙な通り名にされる危険があ
る。
食べ物の好き嫌いは持つべきではない。偏った食事は危険だ。あ
んぱん大好きうんぬんの通り名にされる恐れがあるし、健康にもよ
くない。食事は、主食、主菜、副菜を基本として、バランスよく栄
養をとりましょう。
趣味嗜好にも、こだわりを持ってはいけない。幼女愛好癖うんぬ
んにされてはたまらない。恋愛は、自分の年齢プラスマイナス五歳
程度、なるべく近しい年齢で、目立たないようにするのがベストと
いえよう。
なるべく身体的な特徴がでないよう、体調管理にも気を遣ってい
る。メタボは通り名を別にしても避けたいところだ。
かくのごとく、ストイックな殺し屋ライフを送りつつ、私はブル
ズアイ︵命中︶を堅守している。
そう、私はブルズアイ佐藤。
名実共に、一流の殺し屋なのである。
もう一回ぐらい言っておこう。
一流の殺し屋なのである。
6
夏は恋の季節とはいうが、毎年この時期になると、痴話喧嘩の延
長のような依頼が多くなる。一流の殺し屋ともなれば大忙しだ。だ
から、私は大忙しだ。先週は、巣鴨で近所のメス犬をはらませまく
っていた野良犬を、我ながら惚れ惚れするほどの華麗なスナイプで、
見事に暗殺したし︵一流の殺し屋は仕事を選ばない、相手が人であ
ろうが犬であろうが関係ないのである︶、おとといは、渋谷で浮気
性のチャラ男の腹を打ち抜いた︵殺せはしなかったが弾はあたった
ので大丈夫。一流の殺し屋として恥ずかしくない仕事だったと胸を
はっていえるだろう︶。そうして、昨日などは、奥多摩の民家の軒
先で大繁殖していたアシナガバチの巣を、歴史に残りそうなスナイ
プで打ち落とした︵依頼は成功した感じであったが、逆上したハチ
共のせいで依頼者である民家の主は、大変なことになっていた。ま
あ、物事が全て暗殺で片付くとは限らないので仕方があるまい。あ
の惨劇は私のせいではない。私は悪くない。悪くない︶
今日の依頼もその類のものであった。
少々遠出し︵いくらめんどくさくても、一流の殺し屋は出張も辞
さない︶、松山市のホテルにチェックインした私は、一流の殺し屋
らしく入念に選定した狙撃ポイントで銃をかまえていた。
愛用のドドイチュランド製狙撃銃<フンバルトMG931>の望
遠スコープの向こうでは、ターゲットの男が大口開けて眠っている。
ターゲットの男は向かいのホテルの一室で、コールガール相手に
事をすませたところだった︵ちょっとうらやましい。風俗大好き佐
藤、とかにされるのが怖いので私にはできないことだ︶。一見、ど
こにでもいそうな中年男だ。掛け布団を押しのけて、ベッドの上で
大の字になっている。幸せそうに眠るその姿は、まったくもって人
畜無害にみえる。いや、実際のところ、彼は普通の男だった。軍需
産業の重役でもなければ政府の要人でもない、中小企業のサラリー
マンだ。が、嫉妬深い妻を持ったのが運の尽き。昨今では、たとえ
平凡な男でも、私のような一流の殺し屋に狙われることになる。
7
楽な仕事だ。
そう思いながら、私が引き金に力を込めようとしたときだった。
人差し指に、電流が走った。
静電気でピリッときて﹁うお﹂ってなった時の数倍はあろうかと
いう衝撃が瞬時に体内を駆けぬけた。そして、下腹部へと到達する
やいなや、爆発的な便意となって、この私に襲い掛かってきたので
ある。
﹁ぬおお?﹂
私は絶叫し、引き金から指を離した。
と、途端に便意も去っていくではないか。
しばし、ぼう然とした。
四半世紀を生きてきたが、これほど凶暴な便意に出会ったのは初
めてだった。一般人ではとても耐え切れなかったことであろう。強
靭な精神力を持った一流の殺し屋である、この私だからこそ耐えら
れた、そんな便意であった。
いったい何事だ?
日頃の徹底した、一流の健康管理のおかげで、今日も体調は良好
である。特に便秘でもなければ、下痢でもない。私は慢性便秘佐藤
でもなければ、おなかピーピー佐藤でもない、ブルズアイ佐藤なの
である。このような突然の便意に襲われるいわれはない。
気のせい、だったのだろうか?
おそるおそる、引き金に指をあてた。
スコープの向こうでは、男が熟睡している。
いける。
気をとりなおして、的の大きな腹部に狙いを定める。
そうして、指に力を込めようとした瞬間︱︱再び電流が走った。
﹁ふんぬおお!﹂
またも、引き金から指を離してしまった。
なんとも凄まじい空前絶後の便意であった。心臓の弱い人間なら、
今のでぽっくりいっていたことであろう。おそろしい。
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額に汗がにじんだ。無論、暑さのせいではない。
もう少し指を離すのが遅ければ、いかに一流の私といえど暴発し
ていたことだろう。
危うく、くそったれ佐藤、の通り名にされるところだった。それ
とも、おもらし佐藤、にされていただろうか。あるいはアメリカン
にシットオンザパンツ佐藤だろうか。いや、ウンティー佐藤、とか
になるのか? 今ふと思ったが、NHKKのネーミングには時折悪
意を感じる。おそろしい。
いずれにせよ、助かった。
私は額の汗をぬぐった。
しかし、どうすればよいのだ。どうやら、引き金に力を込めよう
とすると、便意が発動してしまうらしい。おそらくは心因性のもの
⋮⋮常に緊張を強いられる殺し屋という仕事が、しらずしらず私の
精神の重しとなり、このような事態とあいなったのであろうが︱︱
このままでは、引き金が引けない。
便意を無視して依頼を遂行しようとすれば、瞬間、私の通り名は、
くそったれに類するものとなるだろう。その時点で、殺し屋生命は
終わりだ。冗談ではない、くそったれめ。
かといって、ここまできて依頼をキャンセルしようものなら、ド
タキャン佐藤、とかになってしまいそうだ。それも、殺し屋生命を
脅かしかねない通り名だ。とてもではないが、依頼者からの信頼は
えられまい。
いったいどうすれば⋮⋮。
まったく、人生とはおそろしいものだ。いつどこで、どんな苦難
が待ち構えているかわからないのだから。こんな簡単な依頼で、今
までの殺し屋人生の中でも、一、二位を争うほどの苦境に立たされ
るとは、いったい誰が想像しえたであろうか。まったくもって想定
外の事態だった。
スコープの向こうでは、ターゲットが大口あけて寝ている。ここ
までイビキがきこえてきそうだ。私の窮地をよそに、能天気に眠る
9
その様に、あらためて殺意がめばえてくる。
おのれ、必ず、やってやる。
と、膨れ上がる殺意に刺激された私の殺しの本能が、妙案を導き
出してきた。
一計を案じた私は、狙撃ポイントを、トイレへと移していた。
ズボンを下ろし、パンツを脱いで、下半身まるだしで、便座の上
に仁王立ちする。
そうして、便器の上の、トイレの窓から、銃身をだしてみた。別
に隠喩などではない。文字通りに銃身を出してみた。
さきほどよりも、多少角度が悪い。が、ターゲットの姿をスコー
プに捉えることは、できた。一流の私の腕ならば、充分に狙撃が可
能だ。
私は、ほっと胸をなでおろした。
よし、やれる。
これで、引き金を引いて、便意が発動しても大丈夫だ。銃弾の発
射と同時に放たれるであろうミサイルは、便器の中へ投下されるこ
とだろう。
銃弾はターゲットに命中、ミサイルは便器に命中。
ブルズアイだ!
これで、私の通り名は安泰だ。
私は、これからも一流の殺し屋だ。いつまでもブルズアイ佐藤な
のだ。
私は、雄叫びをあげて、思い切り引き金を引き絞った。
銃声と放屁が重なった。
銃口が火をふき、尻が爆発する。
だが、なんとしたことか。ミサイル発射の衝撃は、予想外に強力
なものだった。
全ての宿便を凝縮したかのような強力無比なミサイルが、大陸間
に弾道を描けるが如くの勢いで、尻から捻りだされたのだ。
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発射の瞬間、私の体は、わずかに浮き上がっていた。
さすがの私でも、そんな状態でのスナイプは不可能だ。
百発百中のはずの弾丸は、このブルズアイ佐藤の弾丸は、ぐうす
か眠るターゲットの腹をかすめて、ホテルの壁の中へ、吸い込まれ
ていったのだった。
一瞬の後、﹁ぼっちゃん﹂とミサイルが、松山市のホテルの便器
に投下され、派手に水しぶきがあがった。
外れた⋮⋮。
硝煙と糞煙が漂うトイレの中で、私はぼう然自失だった。流すの
も忘れるほどに。
かくして、私はブルズアイの通り名を失った。
一時は、絶望の底にいたものの、今ではすっかり持ち直している。
というか、以前よりも充実した日々を送っているといえよう。
なぜか?
最新のNHKKランキングを見ればわかる。
年間暗殺成功率 上位五名
一、あんまん大好き木村 1.000
二、幼児愛好癖森山 0.500
二、ペロペロ山口 0.500
四、メタボ斉藤 0.250
五、ミサイルランチャー佐藤 0.100
年間受注依頼数 上位五名
一、ミサイルランチャー佐藤 220件
二、テロルももこ 98件
三、ホープ柳原 72件
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四、デッドリースメル田所 51件
五、ヒールド涼子 48件
私は、暗殺成功率の順位こそ変わらないものの、依頼数はついに
一位となったのだ。しかも、ぶっちぎりの一位である。もはや、至
高の殺し屋といっても過言ではないだろう。そのうち教科書でオズ
ワルドの隣ぐらいに私の名前がのるだろう。
そう、私の新たな名はミサイルランチャー︵ウ○コぶっぱなし︶
佐藤だったのである。
私は名実共に﹁超﹂一流の殺し屋となったのだ。
もう一回ぐらい言っておこう。
﹁超﹂一流の殺し屋になったのである。
そういえば、殺し屋となって以来、私は一人も人を殺せてはいな
い。が、これもまた、超一流であることの証といえるだろう。剣術
を極めたものがいきつくところは、人を殺すためではなく人を生か
すための剣、活人剣であるという︱︱そんな漫画を読んだことがあ
る。銃を極めたこの私もそれに近しいところにいるのであろう。
あるいは、超一流の殺し屋とはターゲットを生かしたままに依頼
金︵前金︶をもらって平然としていられる、という境地に達した人
間のことをいうのかもしれない。
あとがき
殺し屋の世界は苛酷である。今日の勝者も油断すれば、即座に明
日の敗者となろう。予期せず、おのが宿便と立ち向かわなければな
らないこともある。命を惜しまず名を惜しめども、その名を恥じる
こともある。一度そこに足を踏み入れれば、もはや安息の時は、定
年退職の日までおとずれないと知るがいい。
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それでもなお、殺し屋を志そうという勇者達に、一片の憐憫と共
に本作を捧げたい。
これを読んだ者が、私のように︱︱まあ、私と肩を並べるのは難
しかろうが、せめて私の尻が見えるように︱︱殺し屋として糞闘し
てくれることを願ってやまない。
2012年3月吉日 ミサイルランチ
ャー佐藤
おわり
13
︵後書き︶
ごめんなさい。
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PDF小説ネット発足にあたって
http://ncode.syosetu.com/n8698bc/
佐藤さんが丁寧に教えてくれる、一流の殺し屋になるた
めの心得
2016年7月8日01時01分発行
ット発の縦書き小説を思う存分、堪能してください。
たんのう
公開できるようにしたのがこのPDF小説ネットです。インターネ
うとしています。そんな中、誰もが簡単にPDF形式の小説を作成、
など一部を除きインターネット関連=横書きという考えが定着しよ
行し、最近では横書きの書籍も誕生しており、既存書籍の電子出版
小説家になろうの子サイトとして誕生しました。ケータイ小説が流
ビ対応の縦書き小説をインターネット上で配布するという目的の基、
PDF小説ネット︵現、タテ書き小説ネット︶は2007年、ル
この小説の詳細については以下のURLをご覧ください。
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