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斜面・防災製品(pdf:1.7MB)

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斜面・防災製品(pdf:1.7MB)
斜面・防災製品
PUC 受圧板 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 130
PAN WALL ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 132
ループフェンス‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 133
MJ ネット ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 134
クロスバリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 135
スノーロックフェンス‥‥‥‥‥‥ 136
129
PUC 受圧板
NETIS 登録番号 KT-010006-V
下水道製品・浸水対策製品
PUC 受圧板は、受圧板の応力伝達部に特殊材質のテーパーコーンを採用することで従来製品をよりスリムにした
PC 構造受圧板と設置の際に地山との生じる空隙部に特殊な裏込工(ざぶとん裏込工)とを組み合わせて、各種グラ
ンドアンカーを用い斜面、法面の安定を図るものです。
今まで以上に、より受圧板の軽量化と確実な裏込めを実現した工法です。
特長
■ テーパーコーンをアンカー頭部の収納体として使用することで、従来 RC 受圧板より 30% 以上の軽量化を実現し
ました。
道路・水路関連製品
■ ざぶとん裏込め工法およびセットパイプを使用することで、地山の起伏に確実に密着できます。
■ アンカーは、工法に限定されることなく、現場状況に応じて選択できます。
■ テーパーコーン内にアンカー頭部の多くが内蔵でき、落石、積雪等からアンカー頭部を保護します。
■ アンカー角度は、本体との直角方向を 0°
として、5°
、10°
に設けることができます(その他の角度はオプション)
。
■ セーフティキャップを使用することで、万一のアンカーの飛び出しを抑制することができます。
■ 受圧板本体には、塗装を施すことができます。(コンクリート色、グレー、グリーン、ブラウン)。
■ その他、特殊(EX)PUC 受圧板工法、RUC 受圧板、特殊(EX)RUC 受圧板工法もあります。
構造および仕様
建築・造成関連製品
受圧板
斜面・防災製品
P
U
C
工法・工事・メンテナンス
クロスタイプ
(C)
130
セミスクエアタイプ
(SS)
スクエアタイプ
(S)
下水道製品・浸水対策製品
施工実績
道路・水路関連製品
島根県・クロスタイプ
(大型ブロックの補強)
北海道・クロスタイプ
(トンネル坑口)
建築・造成関連製品
北海道・クロスおよびセミスクエアタイプ
(2 タイプの併用)
群馬県・スクエアタイプ
工法・工事・メンテナンス
石川県・セミスクエアタイプ
(塗装仕様)
受圧板
北海道・セミスクエアタイプ
斜面・防災製品
P
U
C
131
PAN WALL
NETIS 登録番号 CB-980093-V
下水道製品・浸水対策製品
PAN WALL は地山に挿入する補強材と表面保護用のプレキャストパネルで急勾配斜面を安定させる切土補強土壁
工法です。法面工事等にご使用いただけます。
特長
■ NETIS(No.CB-980093-V)に登録されています。
■ PAN WALL 工法協会の規格に準拠しています。
■ 法面を上から下へ切り下がる逆巻き工法で行うので、安全に施工できます。
■ 表面保護用のコンクリート板がプレキャストのため、工期の短縮と省力化が図れます。
道路・水路関連製品
■ プレキャストパネルの表面は 3 種類の意匠パターンを用意しています。
❶既設道路・構造物・境界の保護
❷長大法面の低減(自然法面の保護)
道路の新設工事や拡幅工事
等で斜面を切土して構造物
を構築する場合に、上部に
支障物があり容易に移設出
来ないときや、
従来の擁壁、
ブロック積み等のような背
面掘削を必要とする方法で
は対応出来ないときに、逆
巻き施工や急勾配により対
応が可能
天端コンクリート
PANWALL板
建築・造成関連製品
埋戻しコンクリート
山間部などに道路を構築し
長大法面となる場合、自然
斜面を最大限残す必要があ
るケース、また掘削に伴う
残土量の低減の必要がある
ケースに有効である
PANWALL板
現況線
補強材
補強材
❸既設石積一風化岩盤の補強
家 屋
現況石積
補強材
斜面・防災製品
P
A
N
PANWALL板
❹急傾斜地崩壊対策事業
道路に面した既設構造物
( 石 積 み、 ブ ロ ッ ク 積 み )
が老朽化したり変状が生じ
た場合に既設石積み(既設
ブロック積み)を残存した
ままで補強ができるので、
影響
(廃棄物の減少を含め)
を最小限に抑える目的で有
効である
PANWALL板
家 屋
W
A
L
L
補強材
■ 定着部(詳細図)
プレキャスト板
(化粧仕上げ)
目地モルタル詰め
12
装着前
装着前
05
0
背面排水材
工法・工事・メンテナンス
補強材キャップ
モルタル充填 モルタル充填 (モルタル接着増強剤混合)
(モルタル増強剤混合)
ナット
(亜鉛メッキ)
グラウト注入ガイド
グラウト注入
ワッシャー(亜鉛メッキ)
補強材
定着座金(亜鉛メッキ)
定着プレート(亜鉛メッキ)
裏込め材
132
急傾斜地崩壊対策事業にお
いて、従来の擁壁、ブロッ
ク積み等のような背面掘削
を必要とする場合に上部の
用地境界、支障物に影響が
でるケース、また施工中の
掘削法面が降雨等により崩
壊の危険があるケースに有
効である
装着
装着後
着後
▼
ループフェンス(高エネルギー吸収落石防護柵)
NETIS 登録番号 SK-020001-V
下水道製品・浸水対策製品
ループフェンスは、最大 1000KJ の落石を捕捉できるエネルギー吸収性能を持っています。支柱間をループ状に
巻きつけられたワイヤロープが緩衝装置内をスリップすることで理想的なエネルギー吸収が可能となりました。
特長
■ 最大で 1000KJ の落石エネルギーに対応可能です。
■ ワイヤ 1 本に対し緩衝装置が 1 個と組立部品が少なく、施工が容易です。
■ ワイヤロープがループ状に巻きつけられているため、エネルギー吸収時の張出し量が小さくなります。
■ 落石時には、山側と谷側のロープが同時に働き、結果的にワイヤロープ間隔を狭める効果があります。
道路・水路関連製品
つまり小径の落石に対し有効です。
■ 最大吸収能力、ロングスパンおよび端末スパンの実物実験を行い、性能確認済みです。
■ 土砂崩壊に対応した E タイプもあります。
構造
落石エネルギー吸収メカニズム
ヘッドキャップ、
カップリング
ディスタンスキーパー
建築・造成関連製品
標準柵高
2.0∼6.5m
緩衝装置によるエネルギー吸収
メインケーブル
緩衝装置
支柱
支柱の回転による
エネルギー吸収
ラインナップ
ループフェンス
景観に配慮した、斜面での設置
柵高の途中変更にも対応可能
工法・工事・メンテナンス
土砂崩壊対応の E タイプ
斜面・防災製品
擁壁上設置
133
MJネット(超高エネルギー吸収落石防護柵)
NETIS 登録番号 SK-010023-VE
下水道製品・浸水対策製品
軍事目的として湾内に侵入する潜水艦を捕獲する目的で利用されたといわれるワイヤリングネット、効率的にエネ
ルギーを吸収するブレーキシステムを組み合わせた落石防護柵です。これにより 150kJ ∼最大 3000kJ の落石エ
ネルギーまで対応できる製品です。
特長
構造
■ 150kJ ∼最大 3000kJ の落石エネル
ギーに対応可能です。
■ 現場で製作する構造物が少なく、施工
道路・水路関連製品
が容易です。
■ スリムな形状は自然と調和し、景観を
支柱間隔
壊しません。
標準柵高
仕様
建築・造成関連製品
タイプ
C-015
C-025
C-075
C-10
C-15
C-30
エネルギー吸収能力(注)1
150kJ
250kJ
750kJ
1000kJ
1500kJ
3000kJ
標準柵高(注)2
3.0m
3.0m
3.5m
3.5m
4.0m
4.5m
支柱間隔(注)3
5.0 ∼ 10.0m
5.0 ∼ 10.0m
5.0 ∼ 10.0m
5.0 ∼ 10.0m
5.0 ∼ 10.0m
5.0 ∼ 10.0m
(注)1.標準柵高、支柱間隔の変更により若干変化することがあります。
2.表示寸法は標準寸法であり、変更も可能です。ただし、変更により吸収エネルギーが若干変化することがあります。
3.10.0m を標準として吸収エネルギーが算出されているため、支柱間隔を短縮した場合には、吸収能力が若干減少することがあります。
4.ご要望により上記以外のモデルの製作も可能です。(仕様は予告無く変更する場合がありますのでご了承ください)
施工写真
ネット
斜面・防災製品
M
J
長野県上高井郡高山村
静岡県浜松市天竜区
大分県大分市
工法・工事・メンテナンス
秋田県鹿角市
134
クロスバリア(弾性復元型エネルギー吸収落石防護柵)
NETIS 登録番号 SK-120011-A
下水道製品・浸水対策製品
クロスバリア(Xross Barrier)は、
「部材を交差(クロス)させて組み立てた支柱ユニット」と「HS ネット(高
強度ひし形金網)」を組み合わせることで生まれた、全く新しいタイプの落石防護柵です。
特長
■ スプリングロッド(支柱ユニットのばね部材)は、落石除去後の復元力が大きな部材です。
(軽微な補修のみで再利用が可能です)
■ HS ネットは、エネルギー吸収能力が極めて高いひし形金網です。
■ 部材がシンプルで軽量なので、組立が容易です。
道路・水路関連製品
■ 支柱を金網の谷側に配置するため、落石の直撃を防ぐことができます。
■ 実物実験で性能確認済みです。
クロスバリアの挙動・構造および仕様
②ロッドおよび金網変形にて
エネルギー吸収 ③落石捕捉
建築・造成関連製品
①落下衝突
④落石除去後、
ロッドが復元
仕様
緩衝装置
タイプ
柵高
スパン長
X-10
(100kJ)
支柱ユニット
クロスバリア
3.0m
X-20
(200kJ)
5.0 ∼
10.0m
HS ネット
X-30
(300kJ)
斜面・防災製品
X-15
(150kJ)
施工写真
工法・工事・メンテナンス
岐阜県関市
香川県高松市(鬼ヶ島)
135
スノーロックフェンス(雪崩予防・落石防護 兼用柵)
NETIS 登録番号 KT-130055-A
下水道製品・浸水対策製品
スノーロックフェンスは、これまで別々であった「雪崩予防」と「落石防護」を併せて対応する兼用柵で、ヨーロッパ
での豊富な実績に裏づけられた信頼性の高い工法です。
特長
■ 積雪などによる荷重は防護柵全体で受け、フレキシブルな部材で全体に分散させます。
■ 積雪は最大で 5 ∼ 6m 程度、冬季以外の落石は 100kJ まで対応可能です。
■ 積雪の規模などに応じて、規格化された 3 タイプのラインナップから適したものを選定することができるので、
コストパフォーマンスに優れます。
道路・水路関連製品
■ 支柱は柵面の谷側に配置するため、積雪や落石の直撃を防ぐことができます。
■ 支柱基部の半球状ベースおよびフレキシブルなネットパネルによって、
①地形・起伏に追随した設置が可能
②作用荷重に対して自己調整・バランス機能、効果をもたらします。
■ 部品・部材が軽量かつシンプルであるので、施工性に優れます。
■ 実物実験にて落石捕捉性能を確認済です。
支柱
構造
ネットパネル
上部形状維持ロープ
上部サイドロープ
建築・造成関連製品
半球状ベース
偏荷重などに対するバランス
・修正機能を有します
設計積雪深
HS
サイドアンカー
谷側ロープ
設計斜面勾配 θS
山側アンカー
谷側アンカー
L1
L2
スノーロックフェンス
斜面・防災製品
使用・性能
全体構成
タイプ
ネットパネル
支柱
支柱間隔
L1
L2
高さ
幅
全長
外径
(m)
(m)
(m)
(mm)
(mm)
(mm)
(mm)
1
5.0
2.6
2.6
3400
4960
3400
139.8
2
5.0
3.2
3.2
4300
4950
4100
165.2
3
4.0
3.7
3.7
5100
3930
4800
216.3
施工写真
工法・工事・メンテナンス
秋田県由利本庄市
136
北海道石狩郡当別町
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