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「万葉集の魅力」

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「万葉集の魅力」
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関西外国語大学 創立70周年記念
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関西外国語大学 国際文化研究所 公開講座
「万葉集の魅力」
坂本 信幸
万葉集とは、7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された、現存するわが国最古の歌集です。歌の作者
は、天皇から農民まで幅広い階層に及び、詠み込まれた土地も東北から九州に至る日本各地にわたります。そ
の内容は、行幸や遊宴、旅などさまざまな折の歌である「雑歌」、男女の恋の歌を中心として互いの消息を交
わし合う歌である「相聞」、人の死に関する歌である「挽歌」に分類されています。つまり、万葉集には、人
が生を受けて死ぬまでのほとんどの場面が歌われています。その中から、とくに人々に親しまれている万葉歌ベ
スト10の歌を中心に、万葉集の魅力についてお話しいたします。
日時:平成28年2月19日(金)午後3時∼4時30分
場所:関西外国語大学中宮キャンパス・ICCホール
講師:坂本 信幸 氏(高岡市万葉歴史館館長、奈良女子大学 名誉教授)
<講師紹介> 坂本 信幸 氏
1947年、高知県生まれ。1972年、同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。大谷女子大学助教授、奈良女子大学教授、
奈良女子大学大学院教授を経て、2010年定年退職。現在、奈良女子大学名誉教授。高岡市万葉歴史館館長。萬葉学会代
表、上代文学会理事。美夫君志会理事。全国万葉協会顧問。瀬戸内海文化を考える会代表。
主な著書として、共編著『セミナー万葉の歌人と作品(全12巻)』、『萬葉集CD-ROM版』、『萬葉集電子総索引(CDROM版)』、『萬葉拾穂抄影印翻刻』、『万葉びとの言葉とこころ』など。
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