Comments
Description
Transcript
K-Cプログラム 男性高齢者料理教室 講師・スタッフマニュアル
K-Cプログラム 男性高齢者料理教室 講師・スタッフマニュアル V01-03 1 対 象 者 主として男性高齢者(料理の初心者) 2 適正人数 各調理台に4~5人×4~6台 3 目的 ① 料理の楽しさを知ってもらい、趣味として料理に取り組んでもらうきっかけ作りとする。 ② 高齢期における食生活の大切さを認識してもらう。 4 講師・スタッフ数 講師1人、助手1人、各調理台に1人(助手兼務可) 5 時間配分 標準 3時間(内容容変更により短縮、延長可能) -1:00 スタッフ集合、準備 -0:30 受付(集合 15 分前) 、参加者準備 0:00~0:10 開講・オリエンテーション 0:10~1:30 デモンストレーション 1:30~2:10 グループ調理 2:10~2:35 試食(アンケート記入) 2:35~2:45 まとめ 2:45~3:00 各グループあとかたづけ・終了 3:00~ 撤収 ※教室開始を起点(0:00)としている。 6 参加者持ち物 エプロン、三角巾、手拭き用タオル1人1枚、筆記用具、(場所により上履き)、持ち帰り容器(持 ち帰る場合) ※台拭き、食器拭きは主催者が用意 7 配布物 名札、レシピ、アンケート 8 講師・スタッフとして ① 料理の楽しさ 普段、料理をすることがない参加者に、比較的難易度の高い料理にチャレンジしてもらい、それ ができたことによる達成感を味わってもらい、引き続き料理に取り組んでもらうためのプログラム です。男性にとって料理は家事ではなく、 「趣味」であることが多いのです。料理の楽しさを知って もらうために、講師・スタッフは楽しい雰囲気づくりに努力してください。 -1- ② 切り物と火加減がポイント 料理初心者にとって、難しいのは包丁使いとコンロの火加減です。日常的に料理をする人が感覚 的にできていることでも、初心者にとっては戸惑ったり、時間がかかったりします。 「切り物と火加 減がポイント」と認識し、ていねいなサポートを心がけましょう。 ③ 栄養面の考慮 この料理教室は健康的な食生活を実践できる力をつける目的もあります。料理をとおして栄養バ ランスや適正な塩分量を学べるよう献立に配慮します。 ④ 衛生管理 一番気をつけなければいけないのは衛生面です。万が一にも食中毒などの健康被害を発生させて はいけません。食材の保管方法に注意し、調理のときも器具の清潔さや火の通り方などに気を配り ます。参加者にも清潔を心がけるように話をします。 デモンストレーションを行う講師は、参加者のお手本となりますので、清潔には特に気をつけて ください。 9 時間の管理 本マニュアルでは、標準的な進め方を記載しています。 参加する子どもによって調理に時間がかかる場合もありますので、重要な部分(ゴシック体の部分) は押さえていただきながら、他の部分は適宜省略をしていただいても構いません。 マニュアルどおりに行うより、時間の管理を優先させてください。 10 その他 「企画・運営マニュアル」 「調理マニュアル」では、講師が話す箇所を話し言葉で書いてありますが、 自分の言葉で話していただいて結構です。 -2-