...

城陽市立市民プール 維持・運営基準

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

城陽市立市民プール 維持・運営基準
城陽市立市民プール
維持・運営基準
平成20年10月
城
陽
市
城陽市立市民プール維持・運営基準
目
1.業務従事者の心得、留意事項
2.業務に必要となる人員及び主な業務
3.遊泳者等管理体制
4.施設の運営について
5.その他の事項
次
本基準については、市民プールを利用に供するため、開園期間中の業務について記載し
ているものである。なお、本基準による監視員の配置については、基準人数を表示してお
り、入場者数により指定管理者が必要と認める場合は増員または減員を行うこと。
1.業務従事者の心得、留意事項
プール利用者に対しては、常に親切丁寧な対応を行うことを念頭に置くとともに、厳
正な態度で対応を行うこと。
また、プールに掲示している使用者の心得を熟知し、本基準に記載された事項につい
て適切に運用を行うこと。
業務を行うについては、プール監視員又は、受付員とわかるよう統一した服装で、な
おかつ、監視員については緊急時に水中での活動ができる服装とすること。
2.業務に必要となる人員及び主な業務
職
種
人
員 数
主
な 業 務 内 容
管理責任者
1名
施設の開園業務に係る日常の統括を行う。
衛生管理者
1名
プールの衛生管理に関する業務
①水質管理
②設備の維持管理
③施設内・外の清掃管理
④遊泳者の感染症等予防
監視員
平日
8名
土、日、祝日
10名
プール入場者の管理に関する業務
①開場前後の施設内の清掃
②開場前の施設内の安全点検
③プール内、プールサイドの監視及び巡視
④プール内遊泳者の監視、巡視、指導等安全管
理
⑤濾過機等水質保持機械運転補助、水質管理補
助
⑥開園期間内放送業務
⑦緊急事態発生時の救急措置等の対応
⑧迷子の保護、遺失物の案内
受付員
2名
使用料の徴収管理に関する業務
①入場券の販売及び改札
②使用料金の整理、管理
駐 輪 場 ・ 駐 車場 整 理 平日
員
1名
土、日、祝日
3名
駐輪場・駐車場整理を行う。
①駐輪場整理
②駐車場案内
( 利 用 者 数 に ③路上駐車の排除、指定場所外の駐輪指導。
より減員可)
*平日1人の場合は駐輪場で業務を行い、土、
1
日、祝日については駐輪場を2人で対応し、開
園期間中駐車場として利用している、北部コミ
ュニティセンター駐車場で1人対応を行う。
* 管理責任者が衛生管理者としての資格や資質があれば兼務は可。
3.遊泳者等管理体制
利用者の安全を確保し、利用者に対し施設の良好な環境を確保するため、監視員を下
記のとおり配置する。また、監視員のみならず受付員についても、更衣室などの室内に
おいての盗難や利用者間のトラブルを防止するため、屋内の各施設も併せて巡視を行う。
また、事故発生を想定して緊急の連絡指示系統を明確にしておくこと。
(1)監視員等配置図
△
← ◇
←◇
↓
↓
↑
トイレ
機械室
△
↑
女子
(○)
↓
△ ↑
更衣室
↑
↓
(○)
↓
↓
男子
更衣室
事務室
↑
↑
◇ → →
↑
△
◇ →
受
△・・・監視台
◇・・・巡視
○・・・巡視(土、日、祝)
(2)監視体制
2
付
◎・・・管理責任者
① 事故防止を第一の任務とし、緊急時には瞬時に救助活動が行える体制とすること。
②
休憩時間以外は常に監視員が監視・巡視している状態を保ち、隅々まで目の行き
届く体制を確保し、個々の監視所間の空白区域を絶対に作らないようにすること。
また、休憩時間には監視員も休憩を取れるよう最低限の監視体制を組むこと。
③ 特に25mプールの四隅には十分に注意を払うこと。
④
管理責任者は常に監視員の状況を確認し、監視員が適切に業務を遂行できている
かどうかを確認するとともに、監視員の健康管理にも十分に注意を払うこと。
⑤
利用者に対する各種遵守事項(別紙)を熟知し、必要に応じて注意を促すととも
に、監視員同士の連携をよりいっそう密にする中で統一の取れた監視業務を進める
こと。
4.施設の運営について
(1)プールの遊泳管理サイクル
入水者の健康管理、危険防止及び衛生管理のため、次のとおり休憩時間を設ける。
休憩時間は1時間のうちに10分間確保し、第1回目を開園時間から50分経過後
に設定し、以降4時まで同じサイクルで休憩を計6回設けること。
休憩時間は放送で入場者に告知し、併せて監視員の号笛により周知すること。
監視員は休憩時間内にプール内の点検を行うこと。
(2)衛生管理者
衛生管理者は、濾過機、薬注機、水道元バルブの取り扱いを行い、毎日午前9時5
0分に水質検査、水温測定を行い、以後遊泳休憩時間に同様に水質検査、水温測定を
行い別紙様式1により記録を行うこと。
また、水道使用量、電気使用料については別紙様式5、6により記録すること。
(3)救護体制
① 擦過傷などの軽易な怪我については応急処置を行う。
② プールサイドでの転倒等による頭部打撲や、多量の出血を伴う切り傷などについて
は応急処置を行い、必要に応じて緊急自動車の出動を要請すること。また、この場
合、事故の発生については直ちに市に報告をすること。
③ 怪我が発生した場合は、
怪我の大小にかかわらず、
別紙様式2により記録すること。
④ 怪我をした入園者が未成年である場合には、怪我の状況を判断し保護者に連絡を取
り、怪我の発生状況や対応について報告をすること。
(4)清掃業務
開園期間中はプールサイド、更衣室などの施設内はもちろんのこと、駐輪場などの
屋外においても入念に清掃を行い、常に施設の美化に努めること。
清掃については、開場期間前には開場準備が多忙となるため、業務終了後に十分に
行い、翌朝には安全点検に重点を置けるように取り組むこと。
(5)開場前の準備、閉場後の整理業務
職種別に次の項目について個々の業務を的確に行うこと。
①
管理責任者
開場前
開場、点呼、職員朝礼(職員健康確認含)、配置ローテーション
3
確認
閉場後
清掃指示、入場料の確認・点検、施設内外の点検・施錠、業務
日誌の整理(別紙様式3、4)
、終礼、閉場
② 衛生管理者
開場前
濾過機・薬注器の運転、注水バルブの開栓・水量調節、水質管
理
閉場後
濾過機・薬注器の点検、濾過機の濾材逆洗浄(3日に1回以上)、
薬剤残量確認、注水バルブ閉栓、水質確認
③ 監視員
開場前
場内清掃・点検、ごみの搬出、備品等の準備
閉場後
場内清掃、ごみの搬出準備、備品の整理,更衣ロッカーの点検
④ 受付員
開場前
入場券、つり銭の準備
閉場前
入場料など使用料の計算、整理
⑤ 駐輪場・駐車場整理員
開場前
駐輪場・駐車場を含む施設の周囲の清掃
5.その他の事項
(1)条例等による免除規定については、事前申請制とし、当日の受付については無料対
応を行わない。
(2)雷注意報の発令や、暴風雨警報の発令等入場者の安全に危険が及ぶと判断される場
合は、直ちに入水者をプール槽から退避させ、更衣室等の安全な場所へ誘導し天候の様
子を見ること。帰宅に関しては天候の状況を確認し、入場者が未成年の場合には保護者
に連絡をさせるなどの配慮をすること。
天候等による開場時間内における休園については、判断をした時点で市に連絡を取る
こと。
また、来場者に対しては入場を制限した旨告知し理解を求めること。
入園後の天候における途中閉場による使用料の返金は行わないものとする。
台風の到来による開・閉園の判断については市と協議を行うこと。また、台風の進路
にあたり、強風が予想される場合は、テント、看板等の撤去や風に対する対応策をとる
こと。
4
参
考
濾過装置
機種名
砂ろ過式濾過装置
会社名
(株)インターナショナルススム
型
5−F12011
式
付属設備
プール用ポンプ
会社名
(株)インターナショナルススム
型 式
125FSQJ611A
5
別
紙
城陽市民プール遵守事項
・ 更衣の後プールへ入る前にはシャワーを浴びること。
・ 幼児等の入水については、保護者が付き添い又は見守ること。
・ プールに入った後にトイレを使用したときは、必ず身体全体にシャワーを浴びること。
・ ガラス製の水中眼鏡は使用しないこと。
・ サンオイル等の使用はしないこと。
・ ビン類等の危険なものは持ち込まないこと。
・ プールサイドは土足禁止であること。
・ プールサイドは走らないこと。
・ 貴重品は各自で保管すること。
・ 更衣は必ず更衣室ですること。
・ 飲酒したら入水できないこと。
・ 病気の時は入水できないこと。
・ 飲食は決められた場所以外ではしないこと。
・ 他の利用者の迷惑になることはしないこと。
・ 施設内に動物を持ち込まないこと。
・ 体格や泳力にそぐわない深さのプールに入らないこと。
・ 飛び込みは出来ないこと。
・ 排水口付近では遊ばないこと。
6
Fly UP