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多摩地域初!
支援をする人も、支援が 必要な人もこれで安心! 270723 記者会見 多摩地域初! 資料3 総務部防災安全課 「コミュニケーション支援ボード」を作成しました 1 「コミュニケーション支援ボード」とは 東日本大震災の教訓から、災害時における要配慮者の避難支援や避難所での生活支援につい て、その必要性が認められており、行政が積極的に取り組むべき課題の一つとなっています。 その中でも、要配慮者が必要とする支援を受けられる態勢づくりという観点からは、確実な情 報提供に関する環境整備が求められているところです。平成25年8月に内閣府が策定した「避 難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」では、要配慮者への情報提供に関して 伝達方法を工夫するよう示されており、 「多摩市地域防災計画」においても、要配慮者にも情報 が共有できるよう配慮することが明記されています。 そこで、多摩市では、特にコミュニケーションについて障がいがある方に対する情報共有方 法の検討を行った結果、自らの意思を言語で表現することが難しい方が意思や要望を表現する ための「コミュニケーション支援ボード」を作成しました。これは、意思や要望の内容を表し たイラストが描かれたカードを指さすことにより、自らの意思が表現できるというものです。 2 特徴 (1) カードを指さしして、意思や要望の内容が確認できます。 (2) ホワイトボードマーカーで何度も書いたり、消したりすることができます。 (3) 英語、韓国語、中国語の標記があります。 (4) 水に強い作りになっています。 (5) 手帳サイズで、災害時でも持ち運びやすい大きさになっています。 3 設置場所 (1) 各避難所(全34か所に20冊ずつ) (2) 市役所・出張所窓口等 (3) 民生・児童委員 4 配布 (1) 対象:配布を希望する団体や市民の方 (2) 費用:無料 (3) 配布冊数:1100部(なくなり次第終了) (4) 配布場所:市役所防災安全課 5 活用方法 (1) 避難所に設置し、話し言葉による意思の伝達が困難な方 や外国人との災害時における意思疎通に活用します。 (2) 平常時においても、支援を必要とする方に対して積極的 に意思疎通を図るために各所に設置、配布し、要配慮者支 援の意識向上につなげます。 <別添資料> ・多摩市コミュニケーション支援ボード 問合せ 総務部防災安全課 ℡:042-338-6802 担当:城所(防災担当主査) 西野(防災担当)