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本書では、管理者向けに、MetaMoJi ClassRoom/ゼミナールで年度更新を実施する手順について説明して います。管理者ガイドと合わせてご覧ください。 • Excelは、米国 Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。 • Apache、OpenOffice、Apache OpenOfficeはApache Software Foundationの商標です。 • 本書は株式会社MetaMoJiが作成したものであり、本書の著作権は、株式会社MetaMoJiに帰属します。 • 本書の内容は予告なく変更することがあります。 2016年6月8日 © 2016 株式会社MetaMoJi 1 年度が変わるときは、導入時と同じ要領で、管理者が新年度のクラスを準備します。 追加登録されるユーザー(新入生や転入生)も、既存のユーザー(進級生)も、準備した新年度のクラス に所属させます。 新年度の準備が整ったら、利用する年度を切り替えます。 クライアントアプリケーションでは、管理ツールで選択されている年度の情報に従ってログイン処理が行 われます。 2 * は、導入時と同じ要領で作業します。 3 まず、新年度を登録します。 登録した新年度以下に、新年度のクラス構成に従ってクラスを登録します。 Step 1. 年度の登録 1. 管理者メニューの[年度・クラス管理]を選択します。 2. [年度の編集]を選択します。 3. 右下の入力欄に年度を入力して、[追加]を選択します。 入力した年度の行が一覧に追加されます。 * キーは自動で設定されます。変更する必要はありません。 4. 右上の[保存]を選択して保存します。 ヒント: 管理者メニューを使う 本書で「管理者メニュー」と記載している機能は、 管理ツール右上の「管理者メニュー」をタップして選択できます。 トップページに戻らなくても、その機能をすばやく実行できます。 4 Step 2. クラスの登録 1. 右上の[クラスの編集]を選択します。 年度に含まれるクラスを編集できる状態になります。 2. 右下の入力欄にクラス名を入力して[追加]を選択し、クラスを追加します。 クラスは、年度の下にすべて並列に作成します。 クラス名は、学年や組もわかるように「5年1組」などとします。 3. * キーは自動で設定されます。変更する必要はありません。 このキーは、あとからCSVファイルを使ってクラス分けをするときに使います。 * 追加したクラスは、左側の をドラッグして並べ替えできます。 追加したクラスを取り消すには、そのクラスの行の[削除]をオンにします。 クラスの追加が終わったら、右上の[保存]を選択して保存します。 5 新入生や、転入する先生・生徒など、新年度にクライアントアプリケーションを使用し始めるユーザーを登 録します。登録した新年度のクラスを指定すれば、ユーザーの登録と同時にクラス分けができます。各ク ラスでの出席番号も、まとめて指定できます。 * CSVファイルを使って一括登録する方法を説明しています。 1ユーザーずつ登録するには、管理ツールの[ユーザー管理]から操作します。 詳しくは、管理者ガイドをご覧ください。 → 管理者ガイド 2.7.2 補足: 卒業生や転出する先生・生徒の扱い 運用方法に従って、登録を削除するか、残すかを判断します。 削除する場合 ユーザーのデータを、クラスボックス・共有ボックスに保管したり、ほかのユーザーに引き継いだりできます。 * クラスボックス・共有ボックスへの保管は、ユーザーを削除する前に行います。 * 登録の削除について詳しくは、管理者ガイドをご覧ください。 → 管理者ガイド 3.1.3 残す場合 新年度のクラスに所属させなければ、新年度への切り替え後、その生徒のユーザーはクライアントアプリケー ションを使用できなくなります。 Step 1. CSVファイルのダウンロード 1. 管理者メニューの[ユーザー一括登録]を選択します。 2. [対象年度]で現在の年度を指定して、CSVファイルをダウンロードします。 6 Step 2. CSVファイルの編集開始 Excelなどの編集用アプリケーションで、ダウンロードしたCSVファイルを開きます。 ダブルクリックではなく、編集用アプリケーションから、文字コードやデータ形式を指定して開きます。 * Apache OpenOfficeを使用する場合の手順については、管理者ガイドをご覧ください。 → 管理者ガイド 2.7.1 【Excel® 2013/2010 を使用する場合】 1. Excelを起動し、[データ] > [テキストファイル]からダウンロードしたCSVファイルを選択します。 テキストファイルウィザードが始まります。 2. [元のファイル]で[65001: Unicode (UTF‐8)]を選択し、次に進みます。 3. [区切り文字]で[カンマ]だけをオンにして、次に進みます。 4. [データのプレビュー]で「User ID」列を選択し、[列のデータ形式]で[文字列]をオンにします。 5. [完了]をクリックし、[新規ワークシート]を選択してデータを取り込みます。 7 Step 3. CSVファイルの編集・保存 1. CSVファイルを編集します。 • 登録するユーザーの行を追加します。 最初の「PID」列は空にします。 • クラス分けも行うときは、各ユーザーの「Class ID」にクラスのキーを入力します。 「ID Number」には、そのクラスでの出席番号を入力します。出席番号は自由に入力できます。 例:「2016年度」のクラス「5年1組」の場合 変更していなければ、クラスのキーは「2016_5年1組」です。 * クラスのキーは、管理ツールの[年度・クラス管理]を選択して、新年度を 選択すると、確認できます。 既存ユーザーの場合 「Class ID」と「ID Number」の、現在の年度の指定をすべて削除してから、新しいクラスの キーや出席番号を入力します。 * 現在の年度のクラスを指定していると、Step 4.でエラーになります。 2. [ファイル] > [名前を付けて保存]を選択し、「CSV(カンマ区切り) (*.csv)」を指定して保存します。 保存時に次のようなメッセージが表示された場合も、そのまま[OK]・[はい]を選択して保存します。 補足: 保存したCSVファイルを再度Excelで開く Step 2.と同様に操作します。ただし、手順2.では[元のファイル]で「932: 日本語(シフトJIS)」を選択します。 8 Step 4. CSVファイルのアップロード 1. 管理者メニューの[ユーザー一括登録]を選択します。 2. [対象年度]で新年度を指定して、保存したCSVファイルをアップロードします。 * 指定した年度と 異なる年度のクラスがCSVファイルの「Class ID」で指定されていると、エラーに なります。 9 新年度のクラスのページから、クラスの設定をします。 1. 管理者メニューの[年度・クラス管理]を選択します。 2. 新年度のクラスを選択します。 選択したクラスのページが表示されます。 * このとき、初期状態では現在の年度のクラスが一覧表示されます。 新年度をタップして、クラスを選んでください。 現在の年度のクラス 新年度をタップ 3. クラスの設定をします。 → 管理者ガイド 2.8 • クラス分けがまだの場合は、クラスのメンバーを設定します。 • クラス分けが済んでいる場合も、ユーザーの出席番号を確認・変更したり、 クラスボックスのオーナーや、mazecで手書きした文字の変換方法を設定したりできます。 10 生徒の学年などに合わせてログイン方法を決定します。 * 方法1・方法3を使う場合、一度ログインすると、学校ID(クラウド版)または学校IDとサーバーURL (オンプレミス版)の情報が保存されます。以降、同じデバイスでログインするときは入力が不要です。 方法1: 学校ID・ユーザーID を入力してログインする 次の情報を入力してログインする方法です。 • 学校ID(クラウド版)または学校ID とサーバーURL(オンプレミス版) • ユーザーID • パスワード 既存ユーザーは、新年度でも、現在の年度と同じ情報が使えます。 方法2: QRコードを使用してログインする ログインに必要な情報をもつQRコードを使用してログインする方法です。 この方法を使う場合は、管理者メニュー またはクラスのページの[QRコード一覧]を 選択し、QRコードの一覧を印刷するなどして 配布の準備をします。 既存ユーザーは、新年度でも、 現在の年度と同じQRコードが使えます。 → 管理者ガイド 2.9.1 方法3: クラス・出席番号を選択してログインする 方法1のユーザーIDを入力する代わりに、クラスと出席番号を選択してログインする方法です。 新年度では、新しいクラスと出席番号を選択する必要があります。 11 新年度のクラス・ユーザーの登録が完了して、新年度での運用を開始するときは、年度を切り替えます。 1. 管理ツールのトップページにある[年度の切り替え]を選択します。 2. 新年度を選択して[年度を切り替える]を選択します。 3. 年度の切り替えを確認するメッセージが表示されるので、[OK]を選択します。 12 ユーザーに、新年度のクラスでのログイン方法や、ログインに必要な情報・QRコードを連絡・配布します。 → 管理者ガイド 2.12 既存ユーザーの場合 年度更新を実施しても、学校ID・サーバーURL(オンプレミス版)・ユーザーID・パスワードは変わりません。 <前年度に方法1・方法2でログインしていた場合> 新年度でも同じ情報・QRコードでログインできます。 <新年度に方法3でログインする場合> 新しいクラスと出席番号を連絡します。 前年度のクラスボックスは、クライアントアプリケーションの「過去のクラスボックス」以下から利用できます。 13