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タダノグループ中期経営計画 (11-13)
- 世界に、そして未来に誇れる企業を目指して - タダノグループ 中期経営計画 (11-13) INDEX 中期経営計画(11-13) スタートにあたって Ⅰ部 Ⅰ部 経営理念とビジョン 経営理念とビジョン Ⅱ部 Ⅱ部 中期経営計画(11-13) 中期経営計画(11-13) -1.経営理念と基本構成 -1.テーマと位置づけ -2.事業目的 -2.現状認識 -3.ビジョン -3.7つ(3+2+2)の戦略 -4.長期目標 -4.経営目標 Ⅰ部 経営理念とビジョン Ⅰ-1. 経営理念と基本構成 Ⅰ-2. 事業目的 経営理念の実現 経営理念の実現 私たちタダノグループは、企業の行動指針「CSR憲章」と共通の価値観「コアバリュー」 に則って事業活動を行い、「経営理念」を実践します。 経営理念 創 創 造 造 工夫による前進と誇りうる品質のために創造しましょう 奉 奉 仕 仕 顧客の利益と住みよい社会の建設のために奉仕しましょう 協 力 私達の幸福と堅い心の結びつきのために協力しましょう Ⅰ-3. ビジョン 世界に、そして未来に誇れる企業を目指して 世界に、そして未来に誇れる企業を目指して 全てのステークホルダーの期待に 応え、企業価値を最大化することで、 「世界に、そして未来に誇れる企業」となります。 企業価値の最大化 学習し、成長しつづける組織文化の構築 事業活動の安定的な成長を図 り、企業価値の最大化に努め ます。 自らが起点となり、競争力を高 め、企業と共に成長します。 安全と環境を常に考え、 社会に役立つ製品を提供 します。 よりよい製品・サービス の創造のために、切磋琢 磨し、共に成長します。 常にお客様の視点に立ち、製 品・サービスを通じてお客様 の事業価値向上に努めます。 Ⅰ-4. 長期目標 LE世界No.1を目指す LE世界No.1を目指す 事業領域を (移動機能付) (移動機能付) 抗重力・空間作業機械 =( LE ) Lifting Equipment と定義します。 Ⅱ部 中期経営計画(11-13) Ⅱ-1. テーマと位置づけ 市場変動への対応・構造変化への適応 市場変動への対応・構造変化への適応 新たな成長軌道へ 新たな成長軌道へ Ⅱ-2. 現状認識 ― 市場変動への対応 - 確固たる収益体質の構築 確固たる収益体質の構築 市場環境(売上)が最悪の状況でも 利益を確保できる構造に Ⅱ-2. 現状認識 ― 構造変化への適応 - 市場環境の変化 市場環境の変化 ・戦略市場の伸長と基幹市場の相対的なプレゼンスの低下 ・円高傾向が継続 基幹市場と戦略市場 GDP推移 為替レートの推移 建設用クレーン 世界総需要推移(台数ベース) ※当社調べ 中国国産を含む世界総需要 各市場での平均吊り上げ能力(日本 47t、欧州 98t、北米 81t、中国 25t) Ⅱ-2. 現状認識 ― 構造変化への適応 ― 環境意識の高まり 環境意識の高まり 増え続けるCO2と加速 する環境対応 世界のCO2 排出量の推移 超大型機へのシフト 超大型機へのシフト 継続的な成長が見込ま れる超大型市場 AC 総需要とトン数別構成比 ※当社調べ 環境ニーズに対する各業界の取組み RC 総需要とトン数別構成比 ※当社調べ ※当社調べ Ⅱ-3. 7つ(3+2+2)の戦略 ― 市場の括り方 ― 構造変化に適応した的確な戦略を推進するために、市場を定義する。 Strategic Market 戦 略 市 場 Core Market 基 幹 市 場 日本市場 欧州市場 Japanese Market European Market North American Market ACが約80%を占める市場 ⇒マーケットシェアを拡大 RCが約70%を占める市場 ⇒マーケットシェアを拡大 RCが約90%を占める市場 ⇒マーケットシェア50%以上を維持 北米市場 基幹市場は、サイクリカルだが安定的な需要があり、タダノグループの事業を支える重要な市場 特に日本はマザーマーケットであり、車両搭載型クレーン・高所作業車にとっても、最も重要な市場 進出市場 拡販市場 開拓市場 Embarking Market Promoting Market Exploring Market 最も潜在的・顕在的な可能性を持つ ⇒販売+生産も含めて進出すべき市場 ■BRICsの4か国 (ブラジル・ロシア・インド・中国) 継続的な販売実績・ルートがある ⇒拡販を強化しシェアを高めるべき市場 ■中東、アジア(中国・インドを除く)、 オセアニア、アルジェリア・南アフリカ 継続的な販売実績・ルートが未確立 ⇒新たに開拓すべき市場 ■中南米(ブラジルを除く)、 アフリカ(アルジェリア・南アフリカを除く) 基幹市場で強固な基盤を築き、戦略市場で更なる飛躍を遂げることで「LE世界No.1 基幹市場で強固な基盤を築き、戦略市場で更なる飛躍を遂げることで「LE世界No.1 」を目指す。 」を目指す。 Ⅱ-3. 7つ(3+2+2)の戦略 スピードと実行 スピードと実行 市 場 変 動 へ の 対 応 構 造 変 化 へ の 適 応 Ⅱ-3. 7つ(3+2+2)の戦略 事業戦略 ・戦略市場における拠点構築・強化 ・戦略市場向け製品の開発 戦略市場の攻略 環境対応製品の開発 超大型LE製品の開発 ・業界トップの「CO2排出量の削減」「低燃費」「低騒音」を実現 する製品開発 ・環境訴求型マーケティングの推進 ・超大型ACの新規開発 ・超大型RCの市場投入・拡販 競争力強化 ・原価の低減(SVE活動の推進) ・経費の削減 コスト競争力の強化 品質とサービスの強化 ・品質No.1製品の提供 ・世界5極のCS体制構築 基盤強化 ・最適地調達・生産体制の構築 ・フレキシブルな生産体制の構築 ものづくり力の強化 組織と人財のグローバル化 ・組織のグローバル化 ・グローバル人財の育成・強化 Ⅱ-4.経営目標 経営目標 2013年度 営業利益率 10.0% ROA 10.0% (経常利益ベース) ■前提条件 売上高 1,500 億円 為替レート USD 85円 EUR 120円 ※ ▲4.2% (2010年度) ※ ▲2.7% (2010年度)