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こうすればできる! 最新のIBM i 活用のハウツー

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こうすればできる! 最新のIBM i 活用のハウツー
こうすればできる!最新のIBM i 活用のハウツー
2015/10
日本アイ・ビー・エム株式会社
Power Systemsテクニカル・セールス
1
© 2015 IBM Corporation
ご説明内容
•
背景
•
IBM i と外に出よう!いつでもどこでもIBM i
•
IBM i 上のデータを有効活用
•
マイナンバーも怖くない安心・安全 IBM i
•
IBM i を爆速システムにしよう!IBM i と FlashSystem
•
まとめ
2
© 2015 IBM Corporation
こうすればできる!最新のIBM i 活用のハウツー
背景
3
© 2015 IBM Corporation
ITを取り巻く環境の変化
ITシステムに対する需要の変化と新たなビジネス課題への対応
C loud
A nalytics
Mobile
S ecurity
4
必要なリソースの即時提供
膨大なデータからの知⾒獲得
ソーシャル・メディアやモバイル・
デバイスの普及拡大による情報の爆発
情報漏えい、サイバー攻撃などの
セキュリティー脅威への対応
© 2015 IBM Corporation
IBM i モバイル化へ
モバイル対応は多くの企業にとって、
水面下の機能への投資/開発/運用負荷が大きいのが課題です。
UI設計
アプリケーション設計
フロントエンド・システム
スマートフォン
30%
表⾯に⾒える部分
タブレット
バックエンド・システム
70%
基幹データベース連携
水⾯下に存在
セキュリティ
ユーザー管理
5
パフォーマンス管理
IBM i
© 2015 IBM Corporation
こうすればできる!最新のIBM i 活用のハウツー
IBM i と外に出よう!
いつでもどこでもIBM i
6
© 2015 IBM Corporation
今すぐ使えるIBM i モバイル機能
•
IBM i Access for Web (5770-XH2)
– IBM i Access for Webがモバイル対応に!
IE
Firefox
Google Chrome
etc…
iPhone
iPad
Android
etc…
7
© 2015 IBM Corporation
IBM i Access for Web
•
IBM i Access for Web がモバイル用の新しいインターフェー
スを追加
–
5770-XH2で提供
•
インターネット/ イントラネット上の様々なデバイスからIBM
i へアクセス可能
•
基本的なシステム管理機能を提供
–
–
–
–
–
–
•
ジョブ管理
メッセージ
プリンター
5250 エミュレータ
SQLスクリプトの実⾏
・・・
IBM i Access Mobileサイト
–
8
iPhone
iPad
Android
Surface
http://www.ibm.com/systems/power/software/i/access/mobi
le.html
http://your_system_name:2001/iamobile/
© 2015 IBM Corporation
DB2 Web Query専用モバイル・アプリ「Mobile Faves」
•
DB2 Web Queryの強⼒なモバイル・ツール!
モバイルのお気に入りに登録
9
© 2015 IBM Corporation
Mobile Favesの稼動環境
•
iPad, iPhone, iPod touchでは、iOS 5.1以降
•
Android端末では、4.1以降
10
こうすればできる!最新のIBM i 活用のハウツー
IBM i 上のデータを有効活用
11
© 2015 IBM Corporation
データ活用の3つフェーズ
利益向上
最適化
予測
可視化
基幹データ
周辺データ
外部データ
12
どうやれば最高の
成果を達成?
最高の成果でかつ、
変化に対応?
最適化
何が起こる?
シミュレーション
何が
起こった?
確率最適化
この傾向が続くと
どうなる?
予測
どのくらい、
どこで?
基幹ビジネスデータ
何が原因?
未活用周辺データ
予測し続ける
には?
予測モデル
必要な
アクションは?
ソーシャル
© 2015 IBM Corporation
IBM i の業務基幹データを有効活用
利益向上
最適化
予測
可視化
基幹データ
周辺データ
外部データ
13
どうやれば最高の
成果を達成?
最高の成果でかつ、
変化に対応?
最適化
何が起こる?
シミュレーション
何が
起こった?
確率最適化
この傾向が続くと
どうなる?
予測
どのくらい、
どこで?
基幹ビジネスデータ
HR
CRM
受注
ERP
何が原因?
未活用周辺データ
予測し続ける
には?
予測モデル
必要な
アクションは?
ソーシャル
© 2015 IBM Corporation
IBM i のデータ活用に利用できる機能
経営者
マネージャー
財務
経理
14
業績等に関する情報を一画面で把握
<ダッシュボード/モバイル>
高度なビジネス分析
<OLAP(多次元分析)>
IT部門
パワーユーザー
様々な情報への透過的なアクセス
<非定型レポート作成>
現場ユーザー
定型レポートでの情報閲覧
<簡易分析、メール配信>
アプリケーション開発
<ODBC, JDBC…>
BIツール
<DB2 Web Query>
Webツール
<IBM i Access>
© 2015 IBM Corporation
DB2 Web Query for i とは
Standard Edition
機能
¾パラメーター付レポートの作成・閲覧
¾多次元分析(OLAP)
デベロッパー・ワークベンチ
¾オフライン環境での分析
追加オプション
ユーザー
インターフェース
¾既存Query定義の読込
9ブラウザ
¾ダッシュボード
¾グラフの作成・閲覧
9Excel
9モバイル
9 メール送信
9 ポータルサイト
15
レポート
出⼒形式
無制限ユーザー(グループ単位)
HTML
PDF形式
Excel形式
PPT形式
対象
システム
DB
構成例
-DB2 for i
-SQLサーバー
DB2 Web Query
-JDEサーバー
JDEアダプター
※Standard Edition前提
IBM Power Systems
ランタイム・グループ
© 2015 IBM Corporation
経営/業務に役⽴つDB2 Web Query
標準機能
多様なレポート形式
多彩なアウトプット
多様なクライアント
Excel
PDF
HTML
ブラウザー
Excel
Excel
PPT
Excel
グラフ
オフライン分析
多次元
分析
Mobile
便利な追加機能
レポート自動作成&メール送信
ダッシュボード
5250コマンドによるレポートの作成
5250
16
© 2015 IBM Corporation
便利な追加機能:レポート自動生成&メール配信
•
レポートをスケジュールに従い自動作成&配信
Excel
活用例
先週の売上集計が翌週月曜の朝にExcelで届く!
PDF
今まで印刷して情報共有していた資料をPDFで
⼀⻫送信。ペーパーレス化を実現!
オフラインレポート
オフラインで分析できるレポートを営業担当者
が朝、PCに受信、お客様先でグラフを元に説明
できる!
17
© 2015 IBM Corporation
便利な追加機能:5250コマンドによるレポートの作成
•
RUNWQFEXコマンドの利用
活用例
夜間バッチ用CLプログラム
e-mail
自分の担当するお客様の最新のレポー
トが毎朝メールで届く!
FTP
最新の売り上げ情報が部門の共有サー
バーへ毎日送信!
IFS
IBM iをファイル・サーバーとして活
用することで情報を⼀括管理!
PGM
DCL VAR(ID) TYPE(*CHAR) LEN (10)
…
MONMSG MSGID(CPFxxxx)
CALL PGM(SALES/PGM01)
…
IF COND(VARxx EQ ‘0’) THEN
SBMJOB CMD(RUNWQFEX … )
ELSE…
ENDPGM
18
© 2015 IBM Corporation
便利な追加機能:5250コマンドによるレポートの作成
RUNWQFEXコマンド
•
コマンドを入⼒して,実⾏キーを押してください。
===> RUNWQFEX WQVLDL(MOGI) FULLPATH('IBFS:/WFC/Repository/Mogi/Sales_Report.fex
‘) OUTPUT(*FILE) FILEDIR(’/home/mogi‘)_______________________________________
___________________________________________________________________________
___________________________________________________________________________
F3= 終了 F4=プロンプト F9= コマンドの複写 F10= 詳細なメッセージの組み込み
F11= 全画面表示
F12= 取り消し F13= 情報援助 F16=システム・メイン・メニュー
•
パラメーター
–
–
–
19
WQVLDL(検証リスト):Web Queryのユーザー登録リスト
FULLPATH(報告書):レポート定義の保管先
OUTPUT(出⼒):レポートの出⼒形式(*FTP, *EMAIL, *FILE)
• レポートの形式(PDF, Excel etc…)はレポート定義で指定
© 2015 IBM Corporation
こうすればできる!最新のIBM i 活用のハウツー
マイナンバーも怖くない安心・安全
IBM i
20
© 2015 IBM Corporation
IBM i のアーキテクチャとセキュリティ
IBM i (AS/400)は他に類を⾒ないビジネスに最適化されたアーキテクチャ
IBM iのアーキテクチャの特徴①
オブジェクト指向
(不正を許さない仕組み)
完全性
IBM iのアーキテクチャの特徴②
TIMI
(H/WとS/Wを分離した仮想化層)
21
機密性
可用性
IBM iのアーキテクチャの特徴③
オールインワン
(ビジネスに必要な機能を組み込んだOS)
© 2015 IBM Corporation
参考)オブジェクト指向
•
機密保護機能をマイクロコード層に統合
–
–
–
–
•
C2レベル セキュリティ
耐ウィルス設計
ウィルスによるプログラムの改竄が難しい
IBM iの内部設計仕様は一般に公開されていない
IBM iは1988年の出荷以来、
ウィルスハッキング・クラッキング報告
ゼロです!
優れた耐ウィルス設計としてオブジェクト思考アーキテクチャーを採用しています
他のサーバーでは
IBM i では
各オブジェクトの属性を明確に定義
属性ごとにオブジェクトの振る舞いが決定
オブジェクト
プログラムとして
実⾏できない!
タグ付け
拡張子で属性の偽装が可能
データ?
ファイル
変更できない!
22
オブジェクト
タグ付け
実は
ウィルス・
プログラム
実⾏可能!
© 2015 IBM Corporation
参考)ウイルス・ゼロ
オブジェクト指向型 OS であることにより誤動作を防ぎ、
また、ウィルスやハッカーのターゲットになりにくい!!
IBM i の強み
セキュリティ脆弱性報告件数
OS
リリース年⽉
報告件数
Windows 2008
Windows 2012
IBM i 7.1
2008/02
2012/09
2010/04
249
74
4
http://secunia.com/community/advisories/product/ より製品毎に Advisory 数を抜粋
2014年6⽉18日現在
(注)これらはJavaや
OpenSSLなどのオー
プン系技術に起因
するものでIBM i OS
自体の問題ではあ
りません
3 年間にダウンタイムがもたらすコスト
x86 Linux
Oracle 11g
3,669.6
4,787.0
Windows Server 2008
SQL Server
IBM i 7.1
DB2 for i
23
766.1
0
1000
2000
3000
4000
5000
(単位千ドル)
IBM i for Midsize Businesses – Minimizing Costs and Risks for Midsize Business : International Technology Group October 2012
http://www-01.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=SA&subtype=WH&htmlfid=POL03137USEN
© 2015 IBM Corporation
参考)TIMI
•
TIMI (Technology Independent Machine Interface)
ソフトウェアとハードウェアを分離するための仮想化層
この仮想化層をTIMI(Technology Independent Machine Interface)と呼ぶ
ハードウェアのテクノロジー更新がソフトウェアに影響しない
• アプリケーション資産を使用し続けることができる
IBM iおよび全アプリケーション・プログラムに対して完璧なAPIセットを提供
TIMI層より上位に存在するソフトウェアは必ずTIMI境界を通ることによってハードウェア(およびTIMI層
より下のシステム・ソフトウェア)とやりとりする
–
–
–
–
–
アプリケーション・プログラム
変更なし
アプリケーション・プログラム
ソフトウェア
古いOS/400, i5/OS, IBM i
最新 IBM i
TIMI
ハードウェア
マイクロ
コード
実⾏管理
データ管理
単一レベル記憶
古いプロセッサー・モデル
24
実⾏管理
データ管理
単一レベル記憶
最新POWERプロセッサー・モデル
© 2015 IBM Corporation
参考)オールインワン
•
IBM i
–
–
–
–
先進機能をOSに統合
オブジェクト指向デザイン
カーネルの仕様は非公開
OSより上位層のプログラムは、メモリーや
レジスターなどH/Wを直接操作不可能
独自のアーキテクチャーで、
高いセキュリティーを提供します
ユーザー
IBM i
アプリケーション
zジョブ管理
zパフォーマンス管理
zDomino
zWebサーバー
TIMI
SLIC(マイクロコード)
zデータベース
zセキュリティ
zJVM
z通信
25
•
64Bit RISC CPU
フル64ビット・ハードウェア
Unix, Windows
–
–
–
–
カーネルの仕様が公開されている
各種機能が統一されたデザインではない
(データベース、機密保護、バックアップなど
ウイルス感染/データ改竄されやすい
1つのソフトのバージョンが変わると
稼動の保証はなし
TIMI
OSから上位層の
プログラムに⾒える
仮想マシンを定義
OS やアプリケー
ションからH/Wは
直接アクセス不可
データ
ベース
セキュリティ
システム
管理
Webサーバー
セキュリティ
オペレーティング
システム
セキュリティ
通信
デバイスドライバー
ハードウェア
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IBM i 7.2の最新データ保護機能
1.管理者とデータ・セキュリティを分離
– 機密保護管理担当者がすべての機密データにアクセスしてよい
わけではない
• 機密保護管理担当者をデータ・アクセスから分離
• 新しい機能ユーザー:QIBM_DB_SECADM
機密保護
担当者
データ
アクセス
!
2.RCACを使ってデータレベルでアクセス制御
26
Id
Name
Address
Credit Num
Age
001
AB CD
V・・・・・
XXXX X・・・
21
002
EF GH
W・・・・・
XXXX X・・・
35
003
IJ KL
X・・・・・
XXXX X・・・
28
101
MN OP
Y・・・・・
⾏マスク
XXXX X・・・
43
201
QR ST
XXXX X・・・
33
Z・・・・・
列マスク
– 個⼈情報などは⾏レベル・絡むレベルでのアクセス制御が必要
ではないですか?
• RCAC(⾏/列レベルアクセス制御)機能で、より細かな
アクセス制御が可能
• IBM Advanced Data Security for i
• OSの無償オプション
© 2015 IBM Corporation
参考)機密保護管理者とユーザーの分離
•
IBM i 7.1まで
–
–
•
IBM i 7.2
–
–
–
–
27
オブジェクトに対して特権を付与 / 除去する場合、以下のいずれかが必要:
• オブジェクトの所有者
• オブジェクトの管理権限
• *ALLOBJ 特殊権限
特権を付与する権限がある⼈は誰でも、これらの特権を要求する操作をまた実⾏することが
できる。
• 例: SELECT 特権を付与することができるユーザーは、データの参照も許可されてい
る。
セキュリティ管理者機能使用 (QIBM_DB_SECADM) により、ユーザーにオブジェクトに対
する特権を付与 / 除去可能
登録されたユーザーは、セキュリティの管理は可能だが、データの参照は許可されない
セキュリティ管理者は⾃分⾃⾝へ許可することは不可
QSECOFR / 他のセキュリティ管理者のみがセキュリティ管理者機能使用の登録が可能
© 2015 IBM Corporation
IBM Advanced Data Security for i (5770-SS1 Option 47)
•
以下の機能を利用する場合に導⼊が必須 :
–
–
CREATE PERMISSION / CREATE MASK (RCAC)
RCACを活動化しているファイルをオープンする場合
•
RCAC 構成は、テーブル(*FILE)内に存在し、SQEによって適用される
•
RCAC はオブジェクト権限を置き換えるものではない
–
•
オブジェクト権限チェックをパスした後に:
• ⾏レベル権限により、表示される受け取る⾏が制御される
• 列マスクは列データへのアクセスを全面的にもしくは部分的に制限することができる
RCAC は様々なインターフェースで利用可能
–
Native DB, SQL, RPG, API
•
⾏レベル権限はビュー/論理ファイルを置き換え可能
•
RCACを管理できるのは、QIBM_DB_SECADM ユーザーのみ
5770SS1 *COMPATIBLE 追加フォント
5770SS1 *COMPATIBLE IBM ADVANCED DATA SECURITY FOR I
5770AF1 *COMPATIBLE IBM ADVANCED FUNCTION PRINTING UTILITIES
28
© 2015 IBM Corporation
RCACの例 ①
•
⾏レベルのアクセス制御の例
–
各ユーザー毎に⾏への許可を与える例
CREATE SCHEMA MY_LIB
CREATE TABLE MY_LIB/PERMISSION_TABLE (COLUMN1 CHAR (5 ), COLUMN2 INT NOT
NULL WITH DEFAULT)
CREATE PERMISSION MY_LIB.P1 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE
FOR ROWS WHERE
CURRENT_USER = 'USER1 '
ENFORCED FOR ALL ACCESS ENABLE
USER1は全てのレコー
ドにアクセス可能
CREATE PERMISSION MY_LIB.P2 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE
FOR ROWS WHERE COLUMN1 = ‘USER2 ' and CURRENT_USER = 'USER2
ENFORCED FOR ALL ACCESS ENABLE
'
CREATE PERMISSION MY_LIB.P3 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE
FOR ROWS WHERE COLUMN1 = ‘USER3 ' and CURRENT_USER = 'USER3
ENFORCED FOR ALL ACCESS ENABLE
'
USER2はCOLUMN1
が”USER2”のみアクセ
ス可能
USER3はCOLUMN1
が”USER3”のみアクセ
ス可能
ALTER TABLE MY_LIB.PERMISSION_TABLE ACTIVATE ROW ACCESS CONTROL
29
© 2015 IBM Corporation
RCACの例 ②
•
列レベルのアクセス制御の例
–
列にマスクをかける
CREATE SCHEMA MY_LIB
CREATE TABLE MY_LIB/PERMISSION_TABLE (COLUMN1 CHAR (5 ), COLUMN2 INT NOT
NULL WITH DEFAULT)
CREATE MASK MY_LIB.M1 ON MY_LIB.PERMISSION_TABLE AS PERMISSION_TABLE
FOR COLUMN COLUMN1 RETURN
CASE WHEN ( CURRENT_USER = 'USER4 ' )
THEN
PERMISSION_TABLE . COLUMN2
ELSE
NULL END
USER4はCOLUMN1の
内容を参照することがで
きない
ALTER TABLE MY_LIB.PERMISSION_TABLE ACTIVATE COLUMN ACCESS CONTROL
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© 2015 IBM Corporation
こうすればできる!最新のIBM i 活用のハウツー
IBM i を爆速システムにしよう!
IBM i と FlashSystem
31
© 2015 IBM Corporation
パフォーマンス向上の鍵はIO
Power Systems
x1.5〜
POWER8 プロセッサー
ストレージ・システム
内蔵ディスク (HDD, SSD)
外部ストレージ (HDD, SSD)
L4バッファー装備メモリー
SVC
x3
SAS
Fibre
Storwize V7000 / V5000
/ V3700
DS8000
PCIe Gen3 ネイティブ・サポート
フラッシュ・ストレージ
x3
FlashSystem 900
FlashSystem V9000
32
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IO処理能⼒改善にパフォーマンス向上の狙い
現
状
100
CPU使用率(%): 既存システム
I/O待ち 時間(%)
ユーザー時間(%)
システム時間(%)
アイ ドル時間(%)
80
60
40
20
0
00:00
00:30
01:00
01:30
02:00
02:30
03:00
03:30
04:00
04:30
I/O待ち時間
FlashSystem 導⼊時
IO待ち時間の削減
05:00
メモリーへのデータ供給
の効率化
CPU使用率の向上
処理時間
の短縮
処理時間の削減
33
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IBM i FlashSystem サポート
•
2014年サポート開始
•
2種類のサポート
•
SVC (SANボリューム・コントローラー)経由での接続
–
–
–
–
•
FlashSystemへ直接接続
–
–
–
34
SVC + FS900 / FS840
FlashSystem V840 / V9000 (SVC + FS900 / FS840)
POWER6 / POWER7 / POWER8モデル
• POWER6モデルはVIOS経由のみ
IBM i 7.1 TR8以降
FlashSystem 840 / 900
POWER7 / POWER8モデル
IBM i 7.2 TR2以降
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IBM FlashSystem 900 オール・フラッシュ・ストレージの新モデル
•
1秒間に1,100,000回のI/Oを実現
–
–
•
15,000回転のHDDのIOPSを200と仮定した場合
5,500本分のパフォーマンス
旧モデルに比べ40%収容能⼒を増強
–
–
2015年2⽉発表
2Uサイズで最小2.4TB〜57TBまでの容量を収容
新モジュール・タイプ:1.2、2.9と5.7TB
IBM FlashSystem 900
パフォーマンス指標
最小応答時間
Write
90 µs
Read
155 µs
最大 IOPS (4 KB)
Read (100%, random)
1,100,000回
Read / write (70%/30%,
random)
800,000回
Write (100%, random)
600,000回
最大スループット(256 KB)
35
Read (100%, sequential)
10 GB/s
Write (100%, sequential)
4.5 GB/s
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IBM FlashSystem : 目的に応じた2種類のモデル
IBM FlashSystem 900
(パフォーマンス特化型)
IBM FlashSystem V9000
(SDSとフラッシュ技術を融合した汎用型)
融合
超高速性を
重視した設計
超高速性に加え、
SDSによる利便性を
加味した設計
Software Defined Storage
ストレージ仮想化技術
IBM Spectrum Virtualize
(SVC)
36
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お客様事例
•
流通業A社
ソリューション
Power Systems
LPAR1
System i 595
•
POWER8とFlashSystemの組み合わせ
でバッチ処理時間を大幅に削減
・
・
・
LPAR8
SVC
FlashSystem
37
処理時間を50%以上短縮 !
© 2015 IBM Corporation
サマリー
IBM i はCAMSS (Cloud, Analytics, Mobile, Social, Security) 時代に対応するた
めに機能強化を⾏い、お客様に役⽴つ様々な機能やツールをこれからも提供していきま
す!
クラウド
ビッグ・データ
IBM i アーキテクチャ
モバイル
ソーシャル
CAMSを支える機能とツール
IBM i 7.2
IBM i Access for Web
DB2 Web Query
IBM i Security
POWER8 & FlashSystem
38
© 2015 IBM Corporation
ご清聴ありがとうございました
39
© 2015 IBM Corporation
ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対
しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、
「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場
合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフト
ウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。
本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本講演資料で言及している
製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確
約することを意図したものではありません。本講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを
意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実
際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因
に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。
記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス
特性は、お客様ごとに異なる場合があります。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Cognos、DB2、IBM Flash System、MicroLatency、Power、POWER、POWER6、POWER6+、POWER7、POWER7+、POWER8、PowerVM、SPSS、Watson、およびスマータープラネットアイ
コンは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
インテル, Intel, Intelロゴ, Intel Inside, Intel Insideロゴ, Intel Centrino, Intel Centrinoロゴ, Celeron, Intel Xeon, Intel SpeedStep, Itanium, およびPentium は Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他
の国における商標または登録商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Linear Tape-Open, LTO, LTOロゴ, UltriumおよびUltriumロゴは、HP, IBM Corp.およびQuantumの米国およびその他の国における商標です。
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