Comments
Description
Transcript
リコース・ローン等の完済に関するお知らせ
平成 21 年 6 月 4 日 各 位 会 社 名 株 式 会 社 日 本 代表者名 代 表 取 締 役 社 長 片 レ ッ プ 地 格 人 ( コード番号:8992 東証マザーズ ) 問合せ先 取 締 役 溝 口 和 彦 ( TEL. 03-5288-7531 ) リコース・ローン等の完済に関するお知らせ 当社グループは、下記の通りリコース・ローン等(※1)を完済いたしましたので、お知らせいたします。 記 1. 返済理由とその背景 世界規模の金融市場の悪化や、不動産市場における流動性低下、実体経済の後退等、事業環境の悪化が進 む中で、当社グループはバランスシートリスクの低減を最優先の経営課題と位置づけております。 具体的には、昨年秋以降、当社グループにおける有利子負債、特にリコース・ローン等について、早期返 済を進めており、2010 年 3 月期の第 1 四半期末においては、リコース・ローン等の残高をゼロにすることを 短期的な目標に掲げておりました。 2. 返済内容(リコース・ローン等の残高推移) 厳しい事業環境が続くなか、当社グループにおいてはきわめて順調にリコース・ローン等の返済が進捗し、 本日の 17 億円の社債の買入消却により、当社グループにおける実行済みのリコース・ローン等の全額を返済 いたしました。 2009 年 3 月期第 3 四半期末からのリコース・ローン等の残高推移は以下の通りであります。 (千円) リコース・ローン等の 残高 2009 年 3 月期 2009 年 3 月期 第 3 四半期末 第 4 四半期末 (2008 年 12 月 20 日時点) (2009 年 3 月 31 日時点) 9,940,000 6,700,000 本日現在 (2009 年 6 月 4 日) 0 3. リコース・ローン等完済によるリスクの低減 リコース・ローン等の完済により、現在当社グループのバランスシートにおける有利子負債は、債務者で ある当社グループの責任範囲が狭く、バランスシートリスクが限定的なノンリコース・ローン等(※2)のみ -1- となっております。これにより、当社グループの当該負債に対する返済義務は、責任財産の範囲となり、こ れまでと比較して、バランスシートにおける有利子負債に関するリスクは激減したと認識しております。 当社グループといたしましては、当初計画どおりに、バランスシートにおけるリスクの低減に目処をつけ ることができましたので、今後はフィー収入をベースにした収益性を高めていくことに、これまで以上に注 力してまいります。 ※1 リコース・ローン 遡及型融資。借入金の返済の原資が担保資産に限定されず、債権者は債務者、保証人やその他の返済原資 からの返済を請求できるローン。後述のノンリコース・ローンと比較し、債務者の責任範囲が広いため、 より高リスクであるといえる。 ※2 ノンリコース・ローン 非遡及型融資。借入金の返済の原資とする財産の範囲を限定したローン。債務者の返済義務は責任財産で ある不動産の賃貸または販売収入の範囲に限定され、その他の財産による返済の必要がない。 以上 -2-