Comments
Description
Transcript
h28.2 komento
平成28年3月11日 平成28年2月市況 東京洋紙同業会(紙青会作成) <印刷用紙 A> 平判は、学参関連に堅調な動きが見られ、全体を引き上げ、前年を上回った。 巻取は、生損保関連の仕事は動いたが、金融関連の動きが鈍く、前年を下回った。 再生紙は、役所関連の仕事が少なく、その上新規案件も無く、全体的に低調で前年を下回 った。 <A2コート> 平判は、金融・生損保関連、高級不動産向けのパンフレット等で動きがあったものの、部 数、ページ数の減少が更に強まり前年を大きく下回った。 巻取は、自動車、家電、衣料品等年度末に向けた季節物の需要があったものの、新規の仕 事が少なく前年を大きく下回った。 <A3コート> 学習塾、不動産、量販店向けのチラシ等で動きがあったものの小口化の影響が強く、平判 は対前年プラス、巻取は対前年マイナスで推移した。 <ノーカーボン紙> 保険料率改定に伴う生損保関連の大口案件や厚労省、郵政等にも動きが見られたが、全体 的な落込みをカバーするには至らず、前年をやや下回った。 <上質フォーム> ノーカーボン同様、生損保関連の大きな動きに加え、株主総会や電力自由化に伴う申込書 に動きが見られ、前年を上回った。 <包装用紙> 特殊両更・両更晒・片艷 : 手提げ、封筒向けの用紙が、クラフト紙より一般紙へのシ フトが進んでおり、前年を下回った。 色クラフト : マイナンバー等の需要は落ち着き気味だが、返信用封筒向けの需要が増 えており、前年を上回った。 純白ロール、その他包装 : 簡易包装化、素材変更が続いており、減少傾向で前年を下 回った。 全体的に前年在庫積み増等の動きがあった為、包装紙全体で前年を大きく下回った。 <板紙> 医薬品関連に一服感がみられたものの、依然販促用POP、ディスプレイの動きは良く、 うるう年の影響もあり、前年を上回った。 注 市況に関しましては品種ごとの前年同月比が確認できない為、紙青会としての資料を 基に作成致しました。