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不動産関連特定投資運用業
事 務 連 絡 平成19年10月22日 不動産業課関係団体法令担当者 様 国土交通省総合政策局不動産業課 金融商品取引法の不動産関連特定投資運用業(※)の登録要件の周知について 金融商品取引法の不動産関連特定投資運用業の登録要件として、平成19年8月1 7日金融庁告示第54号において、「総合不動産投資顧問業者としての登録を受けて いる者であること、又はその人的構成に照らして、当該登録を受けている者と同程度 に不動産関連特定投資運用業を公正かつ適確に遂行することができる知識及び経験を 有し、かつ、十分な社会的信用を有する者であると認められること」が定められてい るところである。 このように不動産関連特定投資運用業の要件の1つとして、総合不動産投資顧問業 の登録が位置づけられることについては、本年4月13日から行われた金融庁の告示 案のパブリックコメントにおいて明らかとなって以降、再三周知されており、不動産 関連特定投資運用業を行おうとする者にあっては、すでに総合不動産投資顧問業の登 録を受けるための準備を進めるなど必要な対応を進められているところであるが、一 部で周知が十分でない状況も見受けられるので、準備等について遺漏のないよう、早 急に再度周知徹底をお願いする。 なお、上記告示に係る金融庁の解釈は、次の通りであるので、参考とされたい。 【金融庁解釈】 平成19年金融庁告示第54号の「その人的構成に照らして、当該登録(注: 総 合 不 動 産 投 資 顧 問 業 者 と し て の 登 録 )を 受 け て い る 者 と 同 程 度 に 不 動 産 関 連 特 定 投 資 運 用 業 を 公 正 か つ 適 確 に 遂 行 す る こ と が で き る 知 識 及 び 経 験 を 有 し 、か つ 、十 分 な 社 会 的 信 用 を 有 す る 者 で あ る と 認 め ら れ る こ と 」に 該 当 す る か ど う か の 判 断 については、不動産投資顧問業登録規定(平成12年建設省告示第1828号) に 定 め ら れ た 総 合 不 動 産 投 資 顧 問 業 の 登 録 要 件 を 勘 案 し て 、同 様 の 要 件( 資 格 者 が存在するのか等)を満たすものであるのかを基本として行う。 (※)不動産関連特定投資運用業とは、投資運用業のうち、不動産信託受益権又は組合契約、匿名組 合契約若しくは投資事業有限責任組合契約に基づく権利のうち当該権利に係る出資対象事業が 主 と し て 不 動 産 信 託 受 益 権 に 対 す る 投 資 を 行 う も の を 投 資 の 対 象 と す る も の を い う( 金 融 商 品 取 引 業 者 に 関 す る 内 閣 府 令 を 参 照 )。