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プロジェクト管理計画書での - TSコミュニケーション株式会社

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プロジェクト管理計画書での - TSコミュニケーション株式会社
プロジェクト管理計画書での「3.スコープと作業分担」
プロジェクト管理計画書での「3.スコープと作業分担」
2008年 11月
TSコミュニケーション株式会社
Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd.
プロジェクト管理計画書での「 3.スコープと作業分担 」
概 要
●プロジェクト管理計画書での「3.スコープと作業分担」
●プロジェクト管理計画書での「3.スコープと作業分担」
ここで言うスコープとは、プロジェクトの初期段階にそのプロジェクトのスコープ=「範囲」
ここで言うスコープとは、プロジェクトの初期段階にそのプロジェクトのスコープ=「範囲」
を決定することです。
を決定することです。
これは、単に「何を」「どこまで」やるかを決定することではなく、次のような内容を指します。
これは、単に「何を」「どこまで」やるかを決定することではなく、次のような内容を指します。
①プロジェクトの目標を達成するために必要な成果物とタスクを定義する。
①プロジェクトの目標を達成するために必要な成果物とタスクを定義する。
②プロジェクト期間を通じて、必要に応じてその定義を見直していく。
②プロジェクト期間を通じて、必要に応じてその定義を見直していく。
③必要な成果物とタスクが完成されていることを保証する。
③必要な成果物とタスクが完成されていることを保証する。
プロジェクト期間中、スコープは常に見直され、最新の状態に保たれていなければなりません。
プロジェクト期間中、スコープは常に見直され、最新の状態に保たれていなければなりません。
大規模プロジェクトに限らず、開発工程が進むに連れ、このスコープがブレていくのが、
大規模プロジェクトに限らず、開発工程が進むに連れ、このスコープがブレていくのが、
現実だと思います。
現実だと思います。
常に最新の状態が困難な場合、議事録、レビュー記録等の逐次発生するドキュメントにまとめておき、
常に最新の状態が困難な場合、議事録、レビュー記録等の逐次発生するドキュメントにまとめておき、
最低限、各開発工程の終了、次工程の開始段階で見直していくべきと思います。
最低限、各開発工程の終了、次工程の開始段階で見直していくべきと思います。
実際にプロジェクト現場にて使用しておりました「スコープと作業分担」のワークシートにて概要を
実際にプロジェクト現場にて使用しておりました「スコープと作業分担」のワークシートにて概要を
説明致します。
説明致します。
ポイントについてまとめていきますので、皆様のご参考になれば幸いです。
ポイントについてまとめていきますので、皆様のご参考になれば幸いです。
1
Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd.
プロジェクト管理計画書での「 3.スコープと作業分担 」
プロジェクト管理計画書での「3.スコープと作業分担」のポイントとして、概要と参考資料を次に示します。
プロジェクト管理計画書での「3.スコープと作業分担」のポイントとして、概要と参考資料を次に示します。
<<<
<<<「プロジェクト管理計画書」
「プロジェクト管理計画書」を作成して「プロジェクトの見える化」を実践しましょう!>>>
を作成して「プロジェクトの見える化」を実践しましょう!>>>
3.スコープと作業分担
3.スコープと作業分担
作業範囲と成果物/
/タスクの「見える化」です。
作業範囲と成果物
作業範囲と成果物/タスクの「見える化」です。
①プ
①プ ロ
ロジ
ジェェ ク
クト
トの
の目標を
目標を 達成す
達成する
るた
ため
めに
に 必要な
必要な成果物と
成果物と タ
タス
スク
クを
を 定義す
定義する
る。
。
②プ
②プ ロ
ロジ
ジェェ ク
クト
ト 期間を
期間を 通じ
通じ て
て、
、 必要に
必要に 応じ
応じ て
てそ
その
の定義を
定義を 見直し
見直し て
てい
いくく 。
。
③必要な成果物とタスクが完成されていることを保証する。
③必要な成果物とタスクが完成されていることを保証する。
プロジェクト期間中、スコープは常に見直され、最新の状態にしておくのがベスト。
プロジェクト期間中、スコープは常に見直され、最新の状態にしておくのがベスト。
常に
常に 忙し
忙し い
い皆さ
皆さ ん
んな
なら
らど
ど うう し
しま
ます
すか
か?
?
・・・・
基本設計 工程
詳細設計 工程
各開発工程の終了、次工程の開始段階で見直していく。
例えば、基本設計工程終了時点、詳細設計工程に着手する前に見直しを実施する。
2
こ
この
の見直し
見直し を
を 実施し
実施し な
ない
いとと 、
、
以降工程で
以降工程で、
、ス
スケ
ケジ
ジュュ ー
ール
ル遅延/
遅延/
予定工数オ
ー
バ
ー
と
な
っ
て
し
予定工数オ ー バ ー と な っ て し ま
ま うう !
!
Copyright(c)2008 TSCommunicationCo.,Ltd.
プロジェクト管理計画書での「 3.スコープと作業分担 」
R
RA
A Mを
Mを 利用し
利用し た
た参考資料を
参考資料を 次に
次に示し
示し ま
ます
す。。
RAMとは、責任分担マトリックスのことで、プロジェクトの組織ブレークダウン・ストラクチャー(OBS:Organizational
RAMとは、責任分担マトリックスのことで、プロジェクトの組織ブレークダウン・ストラクチャー(OBS:Organizational Breakdown
Breakdown Structure)と
Structure)と
ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー(WBS:Work
Breakdown
Structure)を関連づけた図表のことです。
ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー(WBS:Work Breakdown Structure)を関連づけた図表のことです。
RAM
PM
大項目
中項目
小項目
WBS
WBS
WBS
WBS
名称
名称
名称
NO
NO
NO
NO
1 要件定義
1-1
明細
名称
現行業務シ ス テ ム の 調査と 分析
1-11 業務プ ロ セ ス の 調査
1-111 画面遷移図
1-112 現行業務プ ロ セ ス フ ロ ー 図
1-12 業務機能定義
1-121 現行業務機能定義書
1-122 現行業務デ ー タ フ ロ ー 図
作業分担
ア ウ トプット
成果物
A部署
B部
署
C部 Aベン Bベン
署
ダー ダー
●:作成 ○:審査 ▲:作成・支援「サブ 」 △:作成サ ブ分審査 ★:承認(審査含む ) R:レ ビ ュ ー ア I:レ ビ ュ ー イ
A部署 B部署 C部署 Aベン Bベン Bベン Bベン Bベン Bベン Bベン Bベン ハ ー ド
ダー
ダー
ダー
ダー
ダー
ダー
ダー
ダー
ソフトベ
ンダー
保守
新業務 運用
インフラ 開発
テスト 共通技 品質
設計
検討 術
P 補 Aさ AA B B Cさ C リ 担 リ 担 リ 担 リ 担 リ 担 リ 担 リ 担 リ 担 リ 担
M 佐 ん さ さ B ん C ー 当 ー 当 ー 当 ー 当 ー 当 ー 当 ー 当 ー 当 ー 当
さ
ん ん さ
さ ダ
ダ
ダ
ダ
ダ
ダ
ダ
ダ
ダ
特に 必要なス キ ル
現行業務シ ス テ ム 画面遷移図
現行業務プ ロ セ ス フ ロ ー 図
●
●
★
★
R
R
R
R
○ ● R
○ ● R
R
R
現行業務有識者
現行業務有識者
現行業務機能定義書
現行業務デ ー タ フ ロ ー 図
●
●
★
★
R
R
R
R
○ ● R
○ ● R
R
R
現行業務有識者
現行業務有識者
2 基本設計
是非参考に
是非参考に し
して
て、
、 使っ
使っ て
てみ
みて
て 下さ
下さ い
い。
。
3
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