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デジタルコンテンツ系企業実態把握調査事業 業務仕様書（案）
１．委託事業名
デジタルコンテンツ系企業実態把握調査業務委託事業
２．委託事業内容
地元のデジタルコンテンツ系企業（映像、ゲーム、アニメ、デザイン、３次元設計、テクニ
カルマニュアル制作、生産シミュレーション、Ｗｅｂ制作、広告代理店、広告制作会社など）
を１０００社程度抽出し、抽出した企業リストをもとに、アンケート調査及びヒヤリング調査を
実施する。併せて、デジタルコンテンツ系の教育機関に対してアンケート調査を実施する。
また、地元のデジタルコンテンツに関連する施設（大学等の映像編集設備など）を調査す
る。
（１）調査
①デジタルコンテンツ企業調査
ア 企業抽出
インターネットや電話帳（タウンページ等）を利用して、愛知県内に事業所のあるデジ
タルコンテンツ系企業、個人事業者（個人クリエイター）を１０００社程度抽出する。
抽出する業種は、映像（マンガ、映画、放送、アニメ）制作、ゲーム制作、音楽、デザ
イン、３次元設計、テクニカルマニュアル制作、生産シミュレーション、Ｗｅｂ制作、広告
代理店、広告制作会社など。
県内に事業所があれば、本社が愛知県外でもよい。また、デジタルコンテンツに関す
る業務が主業でなくてもよい。
イ 企業アンケート調査・ヒヤリング調査
抽出した企業に対して、アンケート調査及び訪問・電話などにより企業情報を詳細に調
査する。
特に、当地域の産業特性を活かしたデジタルコンテンツ産業の振興のため、企業を顧
客とする映像、３次元設計、テクニカルマニュアル制作、生産シミュレーション、Ｗｅｂ制作
会社等に関する調査はアンケートに加え、極力企業訪問により詳細な調査を実施する。
また、これ以外の企業についても極力訪問調査を実施することが望ましい。
調査項目には、次の内容を含むものとする。
（ア）事業所名及び所在地
事業所及び本社の所在地、郵便番号、電話番号、ホームページアドレス
（イ）経営組織及び資本金額
組織形態(会社、団体、個人)、資本金又は出資金額、本社・支社別
（ウ）設立年月日
（エ）デジタルコンテンツの内容
映像(マンガ、映画、放送、アニメ)、ゲーム、音楽、デザイン、３次元設計、テクニ
カルマニュアル、生産シミュレーション、Ｗｅｂ等 取扱コンテンツの内容
（オ）事業所の年間売上金額及びデジタルコンテンツの内容別売上金額
（カ）取引先の業種別（可能であれば会社名）及び地域別
業種例：建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業(同業者を
除く)、運輸業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、飲食店・宿
泊業、サービス業、公務、同業者、その他産業、個人
地域別：東京、県内、その他
（キ）総従業員数
常用雇用者（正規社員、パート・アルバイト）、臨時雇用者
（ク）（キ）のうちデジタルコンテンツ従事従業員数
（ケ）今後、売上拡大を目指したいデジタルコンテンツ分野・内容
（コ）取扱コンテンツに関する課題点等
（サ）デジタルコンテンツ産業の振興に必要な行政支援内容等
② 大学・専門学校への調査内容
ア デジタルコンテンツ系学科又はコースの種類及び学年別学生数
ＣＧ、デザイン、ゲーム、アニメ、放送、音楽等
イ 卒業生の進路・就職先業種等（過去 3 年程度）
③ デジタルコンテンツに関連する施設への調査
大学・専門学校、公的施設に設置されている編集スタジオ、モーションキャプチャスタジオ
等。合わせて施設のマップを制作する。
（２） 本県におけるコンテンツの方向性に関する提案
企業、大学・専門学校等へのアンケート調査及びヒヤリング結果から今後の本県の強み
を発揮できるような振興すべきデジタルコンテンツの方向性について導き出す。
（3） データベース化
①∼③の調査情報のデータはエクセルデータとする。
３ 事業報告書等の提出
（１）中間報告の提出
平成 21 年 10 月 31 日までに中間報告書を提出すること。
（２）最終報告書の提出
最終報告書はＡ４版縦型とし、契約期間内に調査結果をまとめた報告書を提出すること。
報告書は、100 ページ程度とする。 ただし、紙による印刷物により正副 2 部、電子媒体に
より 1 式（調査報告書はワード形式、データはエクセル形式）を提出のこと。
（３）調査個票の提出
調査結果を記載した調査票すべてを 1 式提出すること。
（４）調査期間中の県との協議
業務委託者は愛知県との密接な協議、打合せ（月 1、2 回程度）のもと調査を進めるものと
する。