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人権の尊重、基本と正道 社会 性 報 告 人権を尊重し、法と倫理を遵守し、社会から尊敬される清廉な企業文化をつくります 人権の尊重 人権尊重の方針は「 日立国際電気グループ行動規範 」の中 にも示していますが、それを補完するものとして「 日立国際 電気グループ人権方針 」を 2013 年度に制定しました。 人権方針の全文、人権啓発研修その他の具体的な取り組み については当社のインターネットサイトで報告しています。 Web 人権の尊重についての詳細情報サイト http://www.hitachi-kokusai.co.jp/csr/respect.html または 日立国際電気 人権の尊重 検索 リスクの把握と対応 コンプライアンス 公正取引委員会の立ち入り検査 切はねつけ、競争力強化を図ることは企業の体質改善、お客 関して、独占禁止法に違反している疑いがあるとの理由で、 様第一主義にも通じます。また、国内外の公務員等に対する 公正取引委員会の立ち入り検査を受けましたが、直ちに社長 贈収賄の防止にも社会の関心が高まっています。核開発問題 によるコンプライアンスを徹底するメッセージを全従業員に など、国際情勢の不安要素を反映して、輸出管理の重要性も 発信し、公正取引委員会の調査に対しても全面的に協力して 増しています。これらのリスクについては当社の法務本部 います。また、コンプライアンス対応のさらなる強化策とし を中心に、全グループを対象に教育や定期監査を、内容を更 て営業行動規範への具体性追加、報告手段の改善を実施する 新しつつ実施するとともに、リスクをはらむ事例が発生した とともに、加えて 2015 年度からは各営業部署ごとにコンプ 時は迅速にトップへ報告する体制を整え、コンプライアンス ライアンス管理担当を設置するなど、コンプライアンス遵守 談合やカルテルは社会に対する犯罪行為であり、これを一 ( =社会の信頼・要請に応えること )に対するトップの強い 意志が当社グループの隅々まで徹底するよう、トップダウン とボトムアップの双方向から対応しています。 また、自社や他社の機密情報の適切な管理・取り扱い、個 人情報の保護等については当社の情報セキュリティ委員会 が、その他の法令や社内ルールの遵守・不祥事防止について は社内関連部門、法務部門と人事総務本部が連携して定期的 当社は 2014 年 11 月、消防救急デジタル無線機器の入札に の管理体制を強化しました。 財務報告の信頼性確保 財務情報の信頼性確保を主な目的とする内部統制について は、親会社である ( 株 )日立製作所と連携し、日立グループの 内部統制の枠組みとツールを用いて整備し、また評価・改善 を行っています。 な教育や必要に応じた教育・啓発を行うとともに、監査室が 全グループを定期的に監査する体制としています。 内部通報制度「 日立国際電気グループ倫理ヘルプライン 」 会社の業務に関連した違法な行為、会社の規則に違反する 社内報や研修、イントラネットを通じ、 「 秘密を守る 」 「 通報 不適切な行為や人権に関する問題を当社グループの従業員や した人に不利益となる扱いをしない 」 「 誠実に対応する 」方針 お取引先様が知り、通常の方法で解決できない場合に通報で とともに各グループ会社を含め周知を図り、社外委員の弁護 きる内部通報制度を設けています。通報があった場合は事実 士を含む委員会が運営主体となり、適切な対応により通報者 関係を調査し、必要な是正措置を実施します。 の信頼に応えています。 日立国際電気グループ倫理ヘルプライン 電話 :03-3254-7391 eメール :[email protected] 郵便 :〒101-8980 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル11F (株) 日立国際電気倫理ヘルプライン担当 宛 ※グループ従業員の他、お取引先様よりの通報もお受けします 17 日立国際電気グループ CSR 報告書 2015