...

指定医療機関の皆様から寄せられているご質問

by user

on
Category: Documents
12

views

Report

Comments

Transcript

指定医療機関の皆様から寄せられているご質問
指定医療機関の皆様から寄せられているご質問
1
自己負担上限額管理票の記載について
Q1 特定医療費(指定難病)〔法別番号54〕と老人医療費助成〔法別番号88〕等の併用
がある場合、管理票にはどのように記載しますか。
A1 管理票の「自己負担額」は、特定医療費(指定難病)〔法別番号54〕の適用後の金
額をいいます。患者さんが認定を受けている他の公費負担医療制度(例:老人医療費
助成〔法別番号88〕)などによる自己負担額(1医療機関あたり、入院、通院ごとに
1日各500円上限の受給者負担額(月2日限度)を徴収)は、この管理票に記入する
「自己負担額」ではありません。
したがいまして、管理票には次のように記載することになります。
(例)月額自己負担上限額2,500円 医療保険の患者負担割合3割 法別番号54と88を
併用 窓口の支払額が500円の場合
○月1日の医療費総額(10割分)が10,000円の場合
①医療保険の適用
②特定医療費(指定難病)〔54〕の適用
・保険請求分7,000円
・公費請求分〔法別番号54〕1,000円
・自己負担額(2割)2,000円(管理票に記載する金額は2,000円となります。)
③老人医療費助成〔88〕の適用
・公費請求分〔88〕1,500円
・窓口での患者負担額500円
Q2 患者さんがお持ちになった自己負担上限額管理票の記載例が次のようになっていま
すが、自己負担額の1,800円は1,400円の記載誤りですか。
~月額自己負担上限額5,000円
日 付
指定医療機関名
医療保険の患者負担割合が3割負担の記載例~
医療費総額
自己負担額
(10割分)
自己負担の
徴収印
累計額(月額)
1月16日
△△薬局
8,000円
1,600円
3,600円
㊞
1月20日
□□診療所
9,000円
1,800円
5,000円
㊞
1,400円の記載誤り
A2
ご指摘のとおり、正しくは1,400円です。
記載誤りがあり申し訳ございません。
なお、すでに記載例のとおり記載された管理票の自己負担額については、訂正は不
要ですが、患者さんから徴収する額が誤っていた場合は、精算をお願いします。
Q3 訪問看護や訪問診療の際、患者さんのお宅で毎回利用料を徴収せず、訪問看護等を
行った日の翌月に当月の利用料を一括で徴収していますが、管理票の記載等はどのよう
になりますか。
A3 患者からの自己負担の徴収は、原則として、指定医療機関を受診した日に行うこと
となることから、管理票への記載も当該受診した日に行うこととなりますが、訪問看
護サービス等において、利用した日の翌月に利用料を請求する場合には、利用した月
の自己負担の累積額を確認したうえで、患者から徴収し、当該額を管理票に記載して
ください。
利用料を徴収するにあたっては、管理票で当該訪問看護等を行った月の自己負担の
累計額を確認し、すでに自己負担上限月額まで達している場合は全て公費で請求し、
達していない分がある場合は、ご負担額を請求してください。
管理票の記載については、訪問看護等を行った日が複数日あった場合でも、一括し
て徴収した金額及び徴収した金額に係る医療費総額を一行で記載していただいても差
し支えありません。
Q4 介護保険では、1円単位で請求金額を算出しますが、管理票にはどのように記載す
るのですか。
A4 徴収する金額は1円単位ですが、管理票の自己負担額の欄には、10円未満を四捨
五入した金額を記載していただきます。
また、医療費総額の欄には、介護サービスの総額を1円単位で記載していただきま
す。 【下線部:平成27年3月25日追加】
Q5
病院・診療所が処方箋を発行した日の翌日以降に患者さんが保険薬局に処方箋を持
ち込んだ場合、薬局では、管理票にいつの日を記載すればよいですか。
A5 薬局は、調剤を行った日を管理票に記載してください。
Q6
A6
Q7
A7
医療受給者証が交付されるまでの間の管理票の記載は必要ですか。
記載は不要です。
(参考:管理票は医療受給者証の交付時に送っています。)
医療費の精算を翌月に行うことが多い医療(訪問診療や訪問看護等)を複数の指定
医療機関から受けている患者さんの場合、事前に指定医療機関の間で管理票に記載す
る順番を決めるような対応は可能ですか。
例えば、指定医療機関の間で事前に調整して管理票を記載する順番を決めておくな
どして差し支えありません。
なお、管理票に記載する(請求する)順番によっては、患者さんが実際に支払う額
に違いが生じる場合があります。〔Q9参照〕
Q8
厚生労働省の資料(※)には、「医療費総額については、高額かつ長期等の確認に
使用するため、患者からの申し出があった場合など、必要に応じて自己負担上限額に
達した後も5万円まで管理票に記載すること。」とあります。
府地域保健課のホームページにはそのような記載はありませんが、医療費総額が5
万円を超過した以降も記載が必要ですか。
(※)「特定医療費に係る自己負担上限額管理票等の記載方法について(指定医療機関用)4ペー
ジから5ページ」府地域保健課のホームページ(指定医療機関の皆様へ4自己負担上限額管理
票)に掲載
【下線部:平成28年4月1日修正】
A8 大阪府では、医療費総額については、更新時に新たな自己負担上限額を算定する
際に必要となる場合があるため、自己負担上限額に達した後も管理票への記載・押印
にご協力をお願いしています。指定医療機関で医療費総額の累計額が5万円を超えた
か否かの確認が煩雑となると考え、5万円まで記載するとの案内は行っていません
が、医療費総額が5万円を超えている場合は、それ以降の記載は省略いただいて結構
です。
Q8-2 患者さんから高額かつ長期等の見込みがない等の理由により、自己負担上限
額に達した後の管理票の記載は求めない旨の申し出があった場合でも、医療費総額の
記載が必要ですか。
A8-2 患者さんからそのような申し出があった場合は、記載の必要はありません。
【下線部:平成27年3月27日追加】
Q9 医療費の精算を翌月に行う訪問診療と訪問看護を別々の指定医療機関から受けて
いる患者さんで、老人医療費助成〔法別番号88〕等の併用がある場合、管理票に記
載する(請求する)順番によって、患者さんが実際に支払う額に違いが生じる場合
がありますか。
A9 はい。
例えば、次のような場合は、患者さんが実際に支払う額に違いが生じます。
〔条件〕
1 当月の治療等がA病院の訪問診療とB訪問看護ステーションの訪問看護の二
つの指定医療機関の場合
2
翌月にどちらの指定医療機関で自己負担を徴収したとしても自己負担上限月
額(5,000円)に達するような場合
3 訪問診療において老人医療費助成〔法別番号88〕を併用する場合
※訪問看護は老人医療費助成〔法別番号88〕の対象外
(例1)訪問看護が先に管理票に記載(請求)する場合
患者さんは自己負担としてB訪問看護ステーションへ5,000円を支払
い、A病院への支払いはない。
(例2)訪問診療が先に管理票に記載(請求)する場合
患者さんは自己負担としてA病院へ1日各500円上限の受給者負担額
(月2日限度のため最大で1,000円)を支払い、B訪問看護ステーションへ
の支払いはない。
(※)管理票の記載については、Q1、3を参照。
2
医療受給者証について(平成28年1月28日修正)
Q1
指定医療機関に指定されていますが、医療受給者証の指定医療機関の欄には当医療
機関の名称が記載されていません。この医療受給者証は当医療機関で適用できます
か。
適用できるのであれば、医療受給者証の指定医療機関の欄に当医療機関の名称を加
筆する必要がありますか。
A1 大阪府では、患者さんから支給認定申請書に記載された指定医療機関の名称を全て
医療受給者証に記載していない場合もありますが、患者さんにご不便がないよう、受
診する医療機関等が指定医療機関であれば、医療受給者証に記載がなくても使用でき
ることとし、その旨を記載しています。
したがいまして、貴医療機関が指定医療機関である場合は適用して差し支えありま
せん。
また、指定医療機関の欄には空白がある場合もありますが、医療機関の名称等の加
筆などは行わないでください。
Q2
A1で当医療機関が指定医療機関である場合は、医療受給者証を適用して差し支え
ないとのことですが、患者さんが支給認定申請書に当医療機関の名称を記載していな
かった場合、当医療機関の名称を追加する変更申請の手続きが必要ですか。
A2 大阪府では、次回の更新申請の際に更新申請書に記載いただくことで差し支えない
としています。
なお、更新申請の際に貴医療機関の名称の記載が漏れたような場合でも、医療受給
者証の適用に影響はありません。
Q3
他府県発行の医療受給者証の提示がありましたが、当医療機関の名称が記載されて
いません。
この医療受給者証は当医療機関では適用できないこととしてよいですか。
A3 患者さんが旅行中である等の緊急その他やむを得ない場合には、貴医療機関が指定
医療機関である限り適用することができます。
ただし、貴医療機関がかかりつけの医療機関となる場合で、医療受給者証に記載さ
れていない場合には、患者さんは、当該他府県に対し指定医療機関の追加や変更の申
請を行っていただく必要がある場合もあります。詳しくは、医療受給者証の発行先に
お問い合わせください。
3
その他
Q1
A1
処方箋や訪問看護指示書の作成機関は、指定医療機関に限定されますか。
はい。
指定医療機関でない医療機関が作成した処方箋や訪問看護指示書により調剤や訪問
看護を行った場合は、特定医療費(指定難病)の助成対象にはなりません。したがい
まして、管理票にも記載する必要はありません。
Q2
医療受給者証をお持ちの方が生活保護となり、月途中で公費負担者番号の実施機関
番号が「501」又は「601」から「602」となりました。
審査支払システム上、同一月内に2つの公費負担者番号による介護報酬の請求を受
け付けられないこととなっていますが、どのように請求を行えばよいですか。
A2
月途中で生活保護に変更となった方(実施機関番号「602」)及び生活保護が廃止と
なった方(実施機関番号「501」又は「601」)の当該月の介護報酬の請求について
は、実施機関番号「501」又は「601」を用いて請求の手続を行ってください。
※平成28年1月22日付け厚生労働省難病対策課事務連絡より
【平成28年1月25日追加】
【参
考】
Fly UP