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取扱説明書 第2版
取扱説明書 第2版 本製品 は、不具合 に対 して自動的 に対応 できる機 能または性 質を持 つものではなく 、万一不具合があった 場 合に 、死亡 、人身傷害、もしくは重大 な物 損または環境破壊を直 接もたらす可能性のある、 原子力発電 所 の操 業、航空機 の航 行、通 信システム 、航空交通管制 、生命維持装置 、兵 器システム などの 危険 な環境 におけるオンライン制御装置 として、あるいはそのような機 器と組 み合 わせて使用 または販売 する 目的で 設 計、製 造されたものではありません。 ご 注意 1. 本 書の内 容の一 部または全部 を転載 、複製 することは禁 止されています。 2. 本 書および本製品は、 改善のため予 告なしに変更 する場 合があります 。 3. 本 書の内 容に関 しては 万全を 期していますが、不審 な箇所 や誤りなどお 気づきの点がありましたら 販 売代理店 または 弊社営業窓口 までご 連絡ください 。 4. 本製品のうち、外国為替 および 外国貿易管理法に 定める 輸出規制品に 該当するものを、日本国外に 持 ち 出す場 合は同 法による許可 が必要 です。 MegaBit Gearは 、住友電気工業株式会社の 登録商標です 。 Microsoft Windows95/98/Me/2000/NT は米国 Microsoft Corporation の米国 およびその他 の国における 登録商標 または商 標です 。 Macintoshは 米国 Apple Computer, Inc. の米国 およびその他 の国における 登録商標で す。 Ethernet は米国 XEROX社の 登録商標です 。 VxWorksは米 国Wind River Systems, Inc.の登録商標 です。 本取扱説明書に 記載されている会社名・商品名は 各社の 商標または登 録商標 です 。 マーク および 表記 については本文中に 明記しません 。 This product includes software developed by the Apache Group for use in the Apache HTTP server project (http://www.apache.org/). 1 安全にお使いいただく前に 本 書では 、本製品を安 全にお 使いいただくために 、いろいろなマーク で 注意していただきたいことを説明 しています 。これらの注意事項 を 使用上のご注意 d 警告 無 視して 誤った 取り扱 いをしないよう十分気を付 けてください 。 異物を混入させないでください。 開口部や 隙間か ら、内 部に液 体をこぼしたり、異 物 を入れないでください。 ショート や発火 の原因 となります。 本 書では 製品を 安全に お使いいただくために、以下の マーク を使用 し ています 。 d d こ の表 示を 無視 して 誤っ た取り 扱い を 警告 注意 d 警告 すると 、人 が死 亡したり 重傷を 負う 可 能 性があることを示しています。 不安定な場所には配置しないでください。 傾 い た 場 所や 狭 い場 所 等に は 置 かないでくださ い。 落 ちたり 倒れたりして 、けがをする 恐れがありま す。 こ の表 示を 無視 して 誤っ た取り 扱い を すると 、人 が傷 害を 負ったり、 物的損 害 が発 生す る可能性 があることを示 し ています 。 誤 っ た取 り扱 いによるお客 様へ の危 害や 財 産へ の損 害を 防止 するた め に、以 下のマークを 使用し て説明 しています。 j 禁止 禁止事項 を示しています。 f 感電注意 感 電の 可能性があることを示していま す。 i 高温注意 高 温による 傷害 の可能性 があることを 示 しています。 g 発火注意 発 煙または 発火 の可能性 があることを 示 しています。 h けが注意 けがを 負う 可能性があることを 示し て います。 c 電源プラグ を抜く 電 源ケーブルの プラグを 抜くように 指 示 するものです 。 b アース線を 接続する d 警告 タコ足配線をしないでください。 定 格 15A以上の コンセントを 単独 で使 用してくだ さ い。 タ コ足配線は発 火の原 因になったり 、電源使用量 が オーバーして ブレーカーが 落ち、他の機 器に影 響 を及ぼ す可能性があります 。 d 警告 アース 線を 必ず 接続 するように 指示 す るものです。 濡れた手で触れないください。 濡 れた手 では、 絶対に 触れないでください 。 ま た、濡 れた手 や汚れ た手で ケーブルを抜 き差し しないでください。 感 電する 恐れがあります。 d 注意 こ の装 置は 、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 ( VCCI)の 基 準に基 づくクラス A情報技術装置です 。この 装置を 家庭環境で使 用 すると電波妨害 を引 き起 こすことがあります。 この 場合 には使 用 者が適 切な対 策を講 ずるよう要求 されることがあります。 d 警告 ACアダプタの抜き差しにコードを持たないく ださい。 ACアダプタを抜 き差しする場 合は、コード を持た ないで ACアダプタを持 って行 ってください 。ACア ダプタにほこりがついていないことを確認 し、根 元 まで確 実に差 し込んでください。また、グラグ ラ するコンセントは使 用しないでください 。 感 電やショート による 発火の 原因となります。 2 安 全にお 使いいただく 前に d 警告 電源コード、ケーブルをネジったり、踏みつ けたりしないでください。 d 注意 ださい。 コードや ケーブルが破 損し、火災や 感電の 原因と なります 。 d 警告 ストーブ などの 火気に 近付けないでください。 装 置の変 形によるショート、発火や 装置温度の上 昇 による 装置破壊の原 因となります 。 電 源 コ ー ドや 接 続ケーブル を 傷 つける、破 損す る 、加 工する 、無 理に曲 げる 、引っ 張る 、ネジ る、 束 ねる等 、しないでください。また 、重いものを 載 せる 、踏みつける 、挟 みこむなど 、しないでく 火気に近付けないでください。 d 注意 使用中にケーブルを誤って外さないでくださ い。 ケーブル に足な ど引っ 掛けないでください 。 使用中に ケーブルが抜 けると 、大切 なデータを失 うことがありま す。 使用する電圧を間違えないでください。 定 め ら れ た電源電圧以外で は 使 用しないでくだ さ い。 感 電や発 火の原 因となります 。 d 注意 長時間使用しない時は、ACアダプタを抜いて ください。 長時間ご 使用にならない時は 、ACアダプタ をコン セントか ら抜いてください。 d 警告 異常な熱・煙・音・臭いがする場合は、すぐに 使用を中止し、ACアダプタを抜いてください。 絶 縁 劣 化 による 感 電 や漏 電 火 災の 原 因 となりま す。 本製品の 使用中 に、もしも、このような異 常が生 じ た場合 は、すぐに使 用を中 止して ACアダプタを 抜 いてください 。 そのまま 使用すると、感電や 発火の 原因になりま す。 d 警告 分解、修理、改造は絶対にしないでください。 修理技術者以外 の人は 、絶対 に、本製品の 分解、 修 理、改 造を行 わないでください。 感 電、発 火の原 因になります 。 d 警告 カバーをあけないでください。 感 電ややけどの 原因になります。 ま た、カバーをあけられた場 合は、保証の 対象外 となります。 d 注意 通気孔をふさがないでください。 通気孔をふさがないでください。 冷却効果 が低下 して内 部の温 度が上 昇し、装置の 故 障や発 火の原 因となります 。 d 注意 湿度の高い場所で使用しないでください。 湿 度 の 高 い場 所 での 保 管や 使 用 はしないでくだ さ い。 感 電の原 因となることがあります。 d 注意 温度差の大きい場所へ移動したら、すぐには 使用しないでください。 本 製 品 を 寒い 所 から 急 に暖 か い 場所 に 移動 させ た 時は、本体内部に結 露が発 生し、故障の 原因と なります 。万一結露し た場合 は、電 源を切 った状 態 で放置 しておき、完 全に乾 燥させてから 電源を 入 れてください 。 結 露についての 詳細は、「設置 する時 の 注 意」を 参照してください。 (p.4) 使用上の ご注意 3 設置する時の注意 d 本製品は遮蔽物のない見通しのよい場所に設置してください。 注意 本製品を 設置す る時は 、以下 のことに注意 してください 。 本製品は 電波を 使用しますので、設置環境により通信条件が 左右さ れ ま す。 ください。 直射日光のあたる場所や暖房器具の近くには設置しないでくだ さい。 換 気が悪 くなると本体内部の 温度が 上がり 、故障 の原因 になります 。 故 障の原 因となります 。 本製品の前後左右5cm、上5cmには、壁や物がない場所に設置して 5cm 5cm 5cm 5cm 5cm 水や油などの液体や湯気のかかる場所には設置しないでくださ い。 5cm 故障 の原 因 になります 。 5cm 5cm 5cm 5cm 屋外には設置しないでください。 ほこりの多い場所には設置しないでください。 屋 外に設 置した 場合の 動作保証はいたしません。 故障 の原 因 になります 。 衝撃のかかる場所には設置しないでください。 故障 の原 因 になります 。 温度5℃∼40℃・湿度5%∼85%で、結露しない場所に設置してく ださい。 温 度や湿 度がこの範囲 を超えたり 、結露 が発生 すると 故障の 原因に な ります。 結 露と は、 空気中の水蒸気 が金属板 の表面 などに付 着し 、 水 滴となる現象 です。 本製品 を寒 い場 所から 急に 暖か い場 所に移 動させたような 時 には、本体内部に結 露が発 生し、故障の 原因となります。 万一結露し た場 合は、 電源 を切 った 状態で 放置 しておき 、 完 全に乾 燥してから電 源を入 れてください 。 4 設 置する 時の注 意 日ごろのお手入れ 梱包箱やビニール袋に入れたまま使用しないでください。 本体内部 の温 度が 上が り 、 故障 や発 火の 原因 になります。 本装置を お手入 れする 時は、 下記の 項目を お守りください。 ・ カバー の汚れ は柔らかい布 で拭き 取ってください。 汚 れがひどい時 は、水で薄 めた中性洗剤 に浸し た布をよくしぼって 拭 き取り 、乾い た布でからぶきしてください。 ・化 学ぞうきんでこすったり、ベンジン、シンナー等 の薬品 では拭 か ないでください 。変形 、変色 の原因 になることがあります。 ・ 本装置 に殺虫剤などの揮発性のものをかけたりしないでください ま た、ゴ ムやビニール 、粘 着テープなどを長時間接触 させないでく ださい。 変形、 変色の 原因になることがあります 。 接続しているケーブル類を踏まないような場所に設置してくだ さい。 ケーブル を踏 むと 感電 や 故 障の 原因 になるこ とがあります。 日 ごろのお手入 れ 5 はじめに このたびは、 MegaBit Gear TE4121Cをお 買い上 げいただきまして、 誠 にありがとうございます。 本 書では TE4121Cの 特長、 設置・ 接続・ 設定・ 情報の 参照等 の方法 に ついて、「準備編」「 ルータ 編」「ブリッジ編 」に分 けて説 明してい ま す。 ま た、トラブルシューティング、製品仕様 および 用語集を「 付録」に 掲 載しています 。 TE4121Cの性 能を 十分に 発揮し 、正しくお 使いいただくためにも、 必 ず お読みいただくようお願いいたします。 6 はじめに 取扱説明書の読みかた 各 ページ の構成 と記号 について説明 します 。 右 ページ パソコンの準備 2 設定の準備 章見出し 参 照ページ 関連事項 が記載 されている個 所を 本章では、パソコンをインターネットへ接続するための準備方法 を説 明します。 準 備 編 示 しています。 ・TCP/IPの設定・・・・・・・・・・・・・・r p.25 ・WWWブラウザの用意 ・・・・・・・・・r p.23 掲載しているIPアドレス 等の設定内容 は一例です。 実際とは異なる場合があります 。 接続に使用するパソコン お使いのパソコン がEthernetを装備しており、かつネット ワーク 設定がなされていなければなりません 。 注意 操作中に 気を付 けていたきたい ことです 。 ネットワークカード 等の取り付けおよび 設定方法について の詳細は、ネットワークカードに付属している取扱説明書 を参照してください。 必 ずお読 みください。 ③[製 造 元(M)]-[Microsoft] から、 [ネ ッ ト ワ ー ク プ ロ ト コ ル][TCP/IP] を選択し、 OK をクリックしてください 。 TCP/IPネットワークモジュールが組み込まれます 。 中見出し TCP/IP ネットワークモジュールが 組み込まれる 際に、 Windows Me、98または 95のCD-ROMを要求されることがあり ますので、あらかじめ用意しておいてください。 2-1 TCP/IPの設定 ここではTE4121Cとパソコンを 、一対一 で接続することを前提に説明 します。 既にTCP/IPを設定している場合、この作業は不要です。 メモ 補足事項 や知っていただきたい Windows Me/98/95の場合 内 容です 。 1 [コントロールパネル] のネットワークアイコンをダブルクリッ クしてください。 小見出し ネットワークダイアログボックス が表示されます。 1台のパソコンを TE4121Cに接続してインターネットを利用 する場合は、ネットワークカード のドライバ 、およびTCP/IP 以外は不要です。 左 ページ 使用上のご注意 安全にお使いいただく前に 安全にお使いいただく前に 本書では、本製品を安全にお使いいただくために、いろいろなマーク で注意していただきたいことを 説明しています 。これらの 注意事項 を 無視して誤った取り扱いをしないよう 十分気を付けてください。 d 警告 異物を混入させないでください 。 開口部や隙間から、内部に液体をこぼしたり、異物 を入れないでください 。 ショートや発火の原因となります 。 本書では製品を安全にお使いいただくために、以下のマークを使用し ています。 2 ネットワークコンポーネントのリストに TCP/IPを追加してくだ d 警告 d 注意 複数のパソコンを接続し、LAN内でTCP/IP以外のプロトコル を使用している場合は、そのプロトコル を削除する必要は ありません。 不安定な場所には配置 しないでください。 d この表示を無視して誤った取り扱いを さい。 警告 傾いた場所や狭い場所等には置かないでください 。 すると、人が死亡したり重傷を負う可 落ちたり倒れたりして 、 けがをする恐れがあります 。 能性があることを 示しています。① 追加(A)... をクリックしてください。 ④ OK をクリック してください 。 この表示を無視して誤った取り扱いを ネットワークコンポーネントの選択ダイアログボックスが表示さ すると、人が傷害を負ったり、物的損 れます。 害が発生する可能性 があることを示し ています。 再起動が行われ、TCP/IPモジュールの組み込みが完了します 。 3 DHCPの設定 WindowsのTCP/IPモジュールは、初期状態 で「IPアドレス を自動 誤った取り扱いによるお客様への危害や財産への損害を防止するた めに、以下のマーク を使用して説明しています 。 的に取得」が選択されており 、DHCPクライアントとして 動作しま す。 j 禁止 禁止事項を示しています 。 f 感電注意 感電の可能性があることを示していま す。 i 高温注意 高温による 傷害の可能性があることを 示しています。 g 発火注意 h けが 注意 定格15A 以上のコンセントを単独で使用してくださ 発煙または 発火の可能性があることを い。 ネットワークプロトコル の選択ダイアログボックスが表示されま 示しています。 タコ足配線は発火の原因になったり、電源使用量が す。 オーバーしてブレーカーが落ち、他の機器に影響を けがを負う可能性があることを 示して 及ぼす可能性があります 。 います。 c 電源 プラグ を抜 く 電源ケーブルのプラグを抜くように指 示するものです。 b アース線を 接続 する アース線を必ず接続するように 指示す るものです 。 d 注意 タコ足配線をしないでください 。 d 警告 ②プロトコルを選択し、 追加(A)... d 警告 をクリックしてください。 濡れた手で触れないください 。 パソコンの準備 19 濡れた手では、絶対に触れないでください 。 また、濡れた手や汚れた手でケーブルを抜き差しし ないでください。 感電する恐れがあります 。 d や j などで 示している注 意を無 視して この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の 基準に基づくクラスA情報技術装置 です。この装置を家庭環境で使 用すると 電波妨害を引き起こすことがあります 。この場合には使 用者が適切な対策を講ずるよう 要求されることがあります。 d 警告 A Cアダプタの抜き差しにコードを持たないく ださい。 A Cアダプタを抜き差しする場合は、コードを持たな いでA Cアダプタを持って行ってください。A Cアダプ タにほこりがついていないことを 確認し、根元まで 確実に差し込んでください。また、グラグラするコン セントは使用しないでください。 感電やショートによる 発火の原因となります 。 2 安全にお使いいただく前に 誤 った取 り扱いをすると、人 が障害 を負ったり、 物的存在 が発生 する場 合があります 。 十 分お気 を付けください。 詳 細については 、2∼5ページ で説明 しています。 ページ こ のページは、 取扱説明書の 読み方 を説明 しています。 実 際のページ内 容とは 異なります。 取扱説明書の読 みかた 7 取扱説明書の構成 1 お使いになる前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12 設 置する 前に必 ずお読 みください。 2 パソコンの準備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P17 準備編 TE4121Cを利 用する パソコンの設定方法 について説明 しています。 設 置する 前に必 ずお読 みください。 3 設置と接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P22 準 備 編 製 品のパッケージ内容 や、特 長、各 部の名 称について説 明しています 。 本製品の 設置方法と機 器の接 続について説 明しています 。 設 置する 前に必 ずお読 みください。 4 設定の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P24 設 定を行 うためのWWWブラウザの 起動方法等について 説明しています。 ご 使用の 前に必 ずお読 みください。 5 NATルータ簡単設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P28 必要最小限の設 定を行 うだけで簡単 に接続 することができます 。 ル ー タ編 6 基本設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P30 TE412 1Cを 使用 するために 必要 な IPアドレス や接続先、 基本的な 設定内容 につい て 説明しています。 7 その他の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P38 ル ー タ編 TE4121Cを使用 してインターネットに 接続するための設定方法を説明しています。 基本設定 で網羅 されていない セキュリティーや 、ルーティングテーブルを 手動で 設 定する 方法などについて説 明しています 。 8 情報の参照 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P45 各種設定内容、ロ グ情報、 および 統計情報等の 参照方法について説 明しています 9 保守機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P47 設定内容 のバックアップやファームウェア のバージョンアップ 方法 、および接続 試験機能 について説明 しています。 基本設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P54 TE4121Cを 使用 するために 必要 な IPアドレス や接続先の 設定 など 、基本的 な設定 内 容について説 明しています 。 ブリッジ 編 11 その他の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P58 基本設定 で 網羅 されていないセキュリティーや ルーティングテーブル を手 動で 設 定する 方法などについて説 明しています 。 12 情報の参照 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P62 ブリッジ 編 10 各種設定内容 、ログ 情報 、および統計情報等 の参照方法について 説明しています。 13 保守機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P64 設定内容 のバックアップやファームウェア のバージョンアップ 方法 、および接続 試験機能 について説明 しています。 製品仕様 や用語集、および パソコンの設定内容 を確認 する方法等について 掲載し ています 。 8 取扱説明書の構 成 付 録 付 録 付録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P70 目 次 安 全にお 使いいただく 前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 使用上の ご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 設 置する 時の注 意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 日 ごろのお手入 れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 取扱説明書の読 みかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 取扱説明書の構 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 目 4-1 システムの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 4-2 TE4121Cとパソコンの電源をONにする ・・・・・・ 24 4-3 管理メニューを表示する ・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 4-4 画面構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 4-5 ログインパスワードの設定 ・・・・・・・・・・・・・・ 26 次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 [準備編] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 1 お使いになる前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 1-1 パッケージの確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 1-2 TE4121Cの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 TE4121Cとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 TE4121Cでできること ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 1-3 4 設定の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 [ルータ編]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 5 NATルータ簡単設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 設 定の保 存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 設定内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 6 基本設定(ルータ編) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 6-1 基本設定を行う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 設 定を選 択する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 各部の名称と機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 設 定の名 称と動 作モードの設 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 TE4121C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 LAN側 の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 1-4 DSLサービスの内容を確認する ・・・・・・・・・・・・ 14 1-5 LANの状況を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 1-6 ネットワークの構成を考える ・・・・・・・・・・・・・ 14 接続先を 選択す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 スタンドアロン 構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 接続先設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 新 規に LANを 構築す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 設 定の保 存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 DHCP設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 6-2 接続先を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 既 存LANに組 み込む ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 TE4121Cを NATルータとして利 用する ・・・・・・・・・・・・・・ 15 7-1 アクセス制限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 TE4121Cをブリッジ として 利用す る ・・・・・・・・・・・・・・・ 16 7-2 IPスタティックルート設定 ・・・・・・・・・・・・・・ 39 7-3 NATアドレス変換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 2 パソコンの準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 2-1 7 その他の設定 (ルータ編) ・・・・・・・・・・・ 38 TE4121Cを IPルータ として 利用す る ・・・・・・・・・・・・・・・ 16 WEBサーバを 接続先 1で 外部に 公開す る(設定例) ・・・ 41 TCP/IPの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 FTPサーバを 外部に 公開す る(設定例) ・・・・・・・・・・・ 41 Windows Me/98/95の場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 外 部からのパケットを ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 Windows NT 4.0 の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 Windows 2000の 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 特 定ホストに中 継する (設定例) 7-4 Macintosh(MacOS9) の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 Macintosh(MacOS X)の 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 2-2 WWWブラウザの用意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 NATアドレス・ポート変換 ・・・・・・・・・・・・・・・ 41 WEBサーバ 2台を 外部に 公開す る(設定例)・・・・・・・・・ 42 7-5 IPフィルタ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 NAT中継機能 、アクセス制 限、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 IPフィルタ設定 の関係 3 設置と接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 3-1 TE4121Cの設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 横 置きの 場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 3-2 DSL側 からの 接続を 制限す る(設定例 ) ・・・・・・・・・・・・・ 43 インターネット に接続 できる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 端 末を制 限する (設定例 ) 縦 置きの 場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 LAN内 への telnetを 禁止す る(設定例 ) ・・・・・・・・・・・・・ 44 TE4121Cとパソコンを接続する ・・・・・・・・・・・・ 22 LAN内 への WWWアクセス 以外は 禁止す る(設定例 )・・・・・ 44 (Ethernetで接続する場合) 3-3 電話回線と宅内スプリッタを接続する ・・・・・・ 22 3-4 TE4121Cと電話機を接続する ・・・・・・・・・・・・・・ 23 3-5 電源を接続する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 LAN内 への外 部からのアクセスを 禁止す る(設定例 ) ・・ 44 目 次 9 8 情報の参照(ルータ編) ・・・・・・・・・・・・・・ 45 13 保守機能(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・・・・・ 64 8-1 バージョン情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 13-1 ループバックテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 8-2 機器状態・ログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 13-2 Pingテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 8-3 統計情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 13-3 ADSL再接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 8-4 ルーティングテーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 13-4 機器の再起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 8-5 NATテーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 13-5 ファームウェアのバージョンアップ ・・・・・・・ 66 13-6 設定のバックアップ・リストア・・・・・・・・・・・ 67 9 保守機能 (ルータ編) ・・・・・・・・・・・・・・・ 47 13-7 設定の初期化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68 9-1 ループバックテスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 9-2 Pingテスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 9-3 ADSL再接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 9-4 PPP切断/接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 9-5 機器の再起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 9-6 ファームウェアのバージョンアップ・・・・・・・・ 49 TCP/IPの 動作確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 9-7 設定のバックアップ・リストア ・・・・・・・・・・・ 50 MACアドレス の参照方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 9-8 設定の初期化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 2 プロバイダとの接続確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 [付録]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69 付録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 1 パソコンの設定確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 IPアドレスを自動取得 するための確 認 ・・・・・・・・・・・・ 70 3 複数の接続先を登録する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 [ブリッジ編] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 10 基本設定(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・・・・・ 54 10-1 基本設定を行う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 基本設定 の内容 が異な る場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 /複数 のPPP接続 を使い 分ける 場合 基本設定 の内容 が同じ で ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 複 数の IP over ATM 接続を 使用す る場合 設 定を選 択する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 設 定の名 称と動 作モードの設 定・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55 ホスト IPアドレス設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55 MACアドレス 設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 10-2 接続先を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 接続先を 選択す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 接続先設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 設 定の保 存 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 4 設定やパスワードが判らなくなった場合・・・・・・ 75 5 製品仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 TE4121C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 ACアダプタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 インタフェース (TE4121C)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 6 ご利用環境トラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77 7 トラブルシューティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78 8 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80 11 その他の設定(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・ 58 11-1 アクセス制限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 11-2 IPスタティックルート設定・・・・・・・・・・・・・・・ 59 11-3 プロトコルフィルタ設定・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 11-4 MACフィルタ設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 11-5 ARPフィルタ設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 12 情報の参照(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・・・ 62 12-1 バージョン情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 12-2 機器状態・ログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 12-3 統計情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 12-4 ルーティングテーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 10 目 次 9 索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84 準 備 編 1-1 パッケージの確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 1-2 TE4121Cの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 TE4121Cとは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 TE4121Cでできること ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 1-3 各部の名称と機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 TE4121C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 1-4 DSLサービスの内容を確認する・・・・・・・・・・・・ 14 1-5 LANの状況を確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 1-6 ネットワークの構成を考える ・・・・・・・・・・・・ 14 スタンドアロン 構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 新 規に LANを 構築す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 既 存LANに組 み込む ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 TE4121Cを NATルータとして利 用する ・・・・・・・・・・・・・・ 15 TE4121Cを IPルータ として 利用す る ・・・・・・・・・・・・・・・ 16 TE4121Cをブリッジ として 利用す る ・・・・・・・・・・・・・・・ 16 2 パソコンの準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 2-1 TCP/IPの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 Windows Me/98/95の場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 Windows NT 4.0 の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 Windows 2000の 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 Macintoshの 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 2-2 WWWブラウザの用意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 3 設置と接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 3-1 TE4121Cの設置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 横 置きの 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 縦 置きの 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 3-2 TE4121Cとパソコンを接続する・・・・・・・・・・・・ 22 (Ethernetで接続する場合) 3-3 電話回線と宅内スプリッタを接続する ・・・・・ 22 3-4 TE4121Cと電話機を接続する ・・・・・・・・・・・・・ 23 3-5 電源を接続する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 4 設定の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 4-1 システムの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 4-2 TE4121Cとパソコンの電源をONにする ・・・・・・ 24 4-3 管理メニューを表示する ・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 4-4 画面構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 4-5 ログインパスワードの設定 ・・・・・・・・・・・・・・ 26 準 備 編 1 お使いになる前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 1 お使いになる前に 1-2 TE4121Cの概要 本 章では 次のことを説 明します。 準 備 編 ・ パッケージの 確認 ・・・・・・・・・・・・・・ ・ TE4121Cの 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.12 p.12 TE4121Cとは ・ 各部の 名称と 機能 ・・・・・・・・・・・・・・ ・ DSLサービスの内 容を確 認する ・・・・ ・ LANの状況 を確認 する・・・・・・・・・・・・ p.13 p.14 p.14 TE4121Cは DSL技 術を採 用して 、従 来の電話線で は利用 されていなかっ た 周 波 数 領 域 を 利 用 す る こ と で高 速 な 通 信 を 行 う 「 DSL(Digital Subscriber Line)アクセスルータ /ブリッジ」 です。 ・ ネットワーク の構成 を考え る ・・・・・ p.14 TE4121Cは ITU-T勧告 G.992.1 Annex Cと G.992.2 Annex Cに準 拠してお り 、 一般公衆回線を 利 用し た ADSL(Asymmetric Digital Subscriber 1-1 パッケージの確認 本製品の パッケージに は、製品本体 および 付属品 が入っています。 パッケージを開 けたら 、まずこれらがすべて揃 っているかどうか確 認 してください。 万 一、足 りないものがありましたら 、お 買い上 げになりました販売店 までお申 し付けください。 Line)に よ る インターネットアクセスサ ー ビ スを 対 象に 、 アクセス ルータとして利 用いただけます。 ま た、宅内側は 10Mbps/100Mbps自動認識 Ethernet に対応 しています 。 DSLによるインターネットアクセスサービスと は 電話会社等 が敷 設している 通常 のメタルケーブルを 使っ た 電話回線のうち 、局か ら一般家庭までの区 間を 利用 して 、 音 声と は別 の周波数に デジタル 信号 をのせてデータ 通信 を 行 うサービスで す。 デジタル信 号は 電話局等に 設置 された交換機の 手前 で音 声 信 号と分 離され 、ATM( Asynchronous Transfer Mode)網を 通 じ て、 ISP(Internet Service Provider 、以降 プロバイダ と 称 します 。)に届 けられます 。その 際、デジタル信 号のやり 取 りは 、加入者宅および電話局 に設 けられたスプリッタ 間 でのみ行 われるため、従来の 電話網 には影 響を与 えません。 TE4121C本体 加入者側か ら見 ると、 データ通信用 の線が 新た に追 加さ れ たように見 えますが、 実際 には 従来 のケーブル を、 周波数 を 分け て使 用しています。 従っ て、 新たな 敷設工事等の 必 1台 要 はありません 。 インターネット(ISP) 電話線 電話網 1本 電話局 公衆電話回線 TE4121C 縦置き台 1個 ACアダプタ パソコン 12 お 使いになる前 に 宅内スプリッタ 1個 電話 1-3 各部の名称と機能 ・ インターネットへの 高速か つ常時接続 TE4121C DSL技 術の採 用で 、一般公衆回線を使 用し て、従 来のモデムのおよ そ 10∼ 125倍 の伝送速度を 実現しています。 G.992.1( G.dmtサービス)の 場合 準 備 編 TE4121Cでできること 前面図 ③ ④ ② 局側→ 加入者側(下り ):最 大8Mbps 加入者側→局 側(上り ):最 大1Mbps ① ⑤ 最大伝送速度は 、イー ・アクセスサービス 定義に 則っております。 G.992.2( G.liteサービス )の場 合 局側→ 加入者側(下り ):最 大1.5Mbps 加入者側→局 側(上り ):最 大512kbps いずれのサービスが提 供されるかは 、プロバイダと の契 約 によります。 また、 最大伝送速度 は電話回線 の状 態、 設置場所 やご利 用になる環境 によって変化 します 。 ・ インターネット常時接続中 の、電 話やファクシミリの 利用 インターネットに 常時接続 した 状態 で 、従来通 りの 方法 で電 話や ファクリミリを 利用することができます。 ・ 10Mbps/100Mbps自動認識 Ethernetを サポート 10Mbps/100Mbps 、半二 重/全 二重通信の設 定は接 続パソコン等 との 間 で自動設定されます 。( WWWブラウザ での固定設定 も可能 です。) ・ ネットワーク 設定の 簡略化 DHCPサーバを 搭載しているため、 LANを構 成する パソコン等の ネッ トワーク 設定を 簡略化 できます。 ・ 最大 8個までの PVCの 同時使用を実 現 ・ ATM接続として方 法として、 IP over ATM 、PPP over Ethernet 、PPP over ATM をサポート な お、最大 8本の PVCのうち 1本 をPPP over ATM設 定、または PPP over Ethernet 設定、 それ 以外を IP over ATM設定 にし て同時 に使用 する ことも可 能です 。 ① パワーランプ 電 源の状 態を示 しています。 緑 色に点 灯:通電中 ② ADSLランプ 緑 色に点 灯: ADSLリンクアップ時 緑 色に点 滅:トレーニング中 やデータが流 れている時 ③ PPPランプ 緑 色に点 灯: PPPリンクアップ時 赤 色に点 灯:リンク確立中 橙 色に点 滅:認証実行中 橙 色に点 灯: IPアドレスの獲 得に失 敗 消 灯: PPP停止中、 および PPP未使用時(ブリッジ 設定時 も含む ) ④ LANランプ 緑 色に点 灯: Ethernet (LAN)リンクアップ時 緑 色に点 滅:データが 流れている時 ⑤ ALARMランプ 赤 色に点 滅:障害時 背面図 ③ ・ マルチキャストに対 応した IPルータ、 NATルータ、 ブリッジを搭 載 ② こ の他、IPフィルタ等 のパケットフィルタ 機能を サポートしていま す。 ④ ⑤ ① ・ PPP自動接続機能 と自動切断機能をサポート 自動接続機能: DSL側へ の通信要求を トリガとして 、 PPPセッショ ン を確立 する機 能 自動切断機能: 無 通 信 状 態 が一定時間継続し た場 合 に 、PPPセッ ションを 切断す る機能 ・ WWWブラウザを利 用した 簡単設定 WWWブラウザ のメニュー形式画面 から、 すべての設定 が可能 です。 ・ 管理者 とユーザとの 2つ のアカウント WWWブラウザ から インターネットへの 接続 に必要 な設定 を簡単 に行 え るユーザアカウント と全て の設定・操作 が可能 な管理者アカウン ト を使い 分けることができます。 ① 外部電源入力端子 専 用の ACアダプタを接 続します。 ② 電源スイッチ ③ LANポート 宅 内Ethernetを 接続します。 ④ 工場出荷時設定起動 スイッチ(INIT) 押 しながら電源 をONにすると 、一時的に工場出荷時設定 で起動 しま す。 そ の場合 、PPPランプが 1秒毎 に緑と 橙を繰 り返し て点灯 します 。 詳 細については 「付 4 設定 やパスワード が判らなくなっ た 場合」 を参照 してください 。( p.75) ⑤ LINEポート (2線式 ) 電話回線 を接続 します 。 お 使いになる前 に 13 準 備 編 1-4 DSLサービスの内容を確認する 1-6 ネットワークの構成を考える 通信事業者や プロバイダ等 から提 供される DSLサービス についての 説 明 書は添 付されていません。 スタンドアロン構成 詳 細については 、プロバイダ からの 指示に 従ってください。 1-5 LANの状況を確認する 既 存のネットワーク 環境へ TE4121Cを 導入 する場 合は、 次の 点に留 意 してください。 ・ IPアドレスの 重複 TE4121Cの工場出荷時の IPアドレス値 が、 既にネットワークに 接続 されている機 器と同 一であった場 合は 、まず TE4121Cの IPアドレス 1台の パソコンで TE4121Cを 利用 する場 合は、 TE4121Cの DHCPサーバ 機 能 を利用 して、 IPアドレスを 割り当 てることをお 勧めします。 使 用す るパソコンが DHCPクライアント機 能をサポートし て い る必要 があります。 TE4121Cをブリッジ として 動作させる場 合は 、DHCP 機能を 使 用 することはできません。 TE4121Cとパソコンを、 UTPストレートケーブル(カテゴリ 5)で接 続 してください 。10Mbpsで使 用する 場合は 、UTPストレートケーブル( カ テゴリ 3)以 上が使 用できます。 を 変更してください。 そ の後ネットワークに 接続してください。 TE4121Cの 工場出荷時の IPアドレス値 :192.168.1.1 TE4121Cを既 存LANに接 続する 前に IPアドレスを変 更する 場合は 、一 時 的 にTE4121Cと 設定用パソコンをLANストレートケーブル等 で直 接接続し て設定 を変更 してください 。 (「 3-2 TE4121C とパソコン を接続 する (Ethernet で接続 する場合場 UTPケーブル パソコン TE4121C 合 )」 p.22) ・ DHCPサーバの 有無 各 機 器へ のIPアドレス 割り 当て が DHCPサ ー バで 行われているかど うかを確 認してください。 既 にDHCP サーバ が存在 する場 合は、そのネットワークに 接続す る前 に 次のいずれかを行ってください。 (「 DHCP設 定」 p.32) ・ TE4121Cの DHCPサーバ機 能を停 止してください ・他の DHCPサーバと自動配布 する IPアドレス等が 重複しないように 設 定してください ・ 他の DHCPサーバ機能 を停止 してください ・ IPルータの有 無 TE4121Cは IPルータ です。 ネットワーク上 に既に IPルータが存 在する 場合は 、他の IPルータの 設定内容 を考慮 して設 定してください。 TE4121Cをブリッジ 設定で 使用す る場合 は、プロバイダ等 からの指 示に従 ってください 。 新規にLANを構築する 新 規に LANを 構築す る場合 は、TE4121Cの DHCPサーバ機 能を利 用して IP アドレス を割り 当てることをお勧めします 。 使 用す るパソコンが DHCP機 能を サポート している必 要が あ ります。 LANの構 築には 、一般的 にTE4121Cと パソコン以 外に 次の 周 辺機器が 必要となります。 ・ HUB ・・・・・・ ネットワーク機 器を相 互に接 続します。 ・UTPケーブル(カテゴリ5/10Mbpsで使 用する 場合 は、カ テ ゴ リ3以上 ) ・・・・・・・・・ ネットワーク機 器と HUBを 接続し ます。 HUBに 接続す る場合 は、次のいずれかの方法 で接続 してくだ さ い。 ・ クロスケーブルを用 いて通 常のポートに 接続す る ・ ストレートケーブル を 用い て アップリンクポート(カ ス ケードポート )に接 続する IPアドレス パソコン DHCサーバ TE4121C パソコン IPアドレス パソコン 起動時に、 TE4121Cの DHCPサーバ 機能により、 IPアドレス 等 の ネットワーク 設定が 配布されます 。 Ethernet に 対 し て 10Mbps/100Mbps 自 動 認 識 ( Auto Negotiation) 接 続 でリンクアップしない場合 は 、 固定 で 10Mbps/100Mbps を設定 してください 。 14 お 使いになる前 に TE4121CをNATルータとして利用する 既 存LANに組 み込む 場合は 、次のことに 留意してください。 プライベート IPアドレスで LANを構 築している場 合は 、TE4121C をNAT ルータとして設 定してください。 ・ TE4121Cの LANポート はクロス仕様 です。 HUBに 接続す る場合 は、次 のどちらかの 方法で 行ってください。 ・ クロスケーブルを用 いて通 常のポートに 接続す る ・ ストレートケーブルを用 い てアップリンクポート(カスケード ポート )に接 続する ・既存 LANの アドレス割り 当て規 則にしたがっ て、TE4121Cの IPアドレ ス を割り 当ててください。 ・DHCPサーバが 存在す る場合 は、TE4121Cの DHCPサーバ機 能を OFFに す る か、他 のDHCPサーバで使 用していないIPアドレス をTE4121C に割 り 当ててください。 Ethernet に 対 し て 10Mbps/100Mbps 自 動 認 識 ( Auto Negotiation) 接 続 でリンクアップしない場合 は 、 固定 で 10Mbps/100Mbps を設定 してください 。 プロバイダから TE4121Cの ADSL側 に、グローバル IPアドレスが 1つ割 り 当 てられます。 割 り当て 方法 としては、「 PPPによる自動設定」 「手動設定 」が考 え られます 。 具 体 的 な 設 定 内 容 については、 プロバイダか ら の指 示 に 従 ってください 。 LAN側 から受 信した パケットは 、TE4121C により グローバルアドレス に 変 換されて、ADSL側に 送出されます 。同 様にインターネット からの 応 答 は、TE4121Cにより、プライベート IPアドレスに 変換されて LAN側 の 機 器に届 けられます 。これにより インターネット側 からは、 LAN側 の IPアドレスが見 えなくなっているため、セキュリティ が確保 されます。 制約事項 ・ プライベートIPアドレス を持っているLAN側の パソコンなどへは 、 インターネット から直 接アクセスすることはできません 。 LAN内 のWWWサーバや FTPサーバを 、インターネットに 公開 す る場合 には、固定的 にNAT変換方法を 指定す る必要 があ ります。 ( 「7-3 NATアドレス変換 」p.40) ・対話型 ソフト (対 戦ゲーム、チャット)等の双方向接続を必 要とする アプリケーションを使 用できない場 合があります 。 対話型の ソフト には、固定的 にNAT変換方法を 指定するこ とにより 使用できるものもあります 。 ( 「 7-3 NATアドレス 変換」 p.40) パソコン インターネット パソコン HUB DSL TE4121C(NATルータ) プリンター プライベートIPアドレス グローバルIPアドレス お 使いになる前 に 15 準 備 編 既存LANに組み込む 準 備 編 TE4121CをIPルータとして利用する TE4121Cをブリッジとして利用する 既 にグローバルIPアドレス でLANを 構築している 場合や 、プロバイダ か らLANに接 続す る機器分のグローバル IPアドレスを取 得している 場 プロバイダの ネットワーク 構成によっては、 LANに接続 している機 器 が 直接プロバイダ内 のPPPアクセスサーバ とPPP接続 することにより 、 合 は、 TE4121Cを IPルータ として 設定してください。 グローバルアドレスを 取得す る方式 があります。 こ の場合 はTE4121C をブリッジとして使 用します。 TE4121Cで は アドレス 変換 を行 わないため 、LAN上 の 機器 は直 接イ ン ターネットに アクセスすることが 可能 となり 、NATルータとして利 用 す る際の 制限事項はありません。 セキュリティ確 保のためには 、次のいずれかの方 法があります 。 ・ TE4121Cと LANの間に ファイアウォールを 設置す る ・ TE4121Cの IPフィルタ による 、簡易 ファイアウォール 機能 を利用 す る ( 「 7-5 IPフィルタ設定 」p.42) 例 えば、 PPP over Ethernetを 利用す る場 合、必 要な時 にグローバル IPアドレスを取 得して インターネットにアクセス できるため 、グロー バ ルIPアドレス を有効利用できます 。同 時に何 台まで アドレスを取 得 できるかは、プロバイダとの 契約によります。 ただし、 LAN内に接 続している機 器すべてに、 PPP over Ethernetソ フ トウェア が必要 となります。 PPP over Ethernetソフトウェアの入手方法 についての詳 細 は 、プロバイダ にお問 い合わせください。 パソコン ま た、 インストール等 についての詳 細は 、付属 の取扱説明 書 を参照 してください 。 インターネット パソコン パソコン DSL HUB インターネット TE4121C(IPルータ) パソコン DSL プリンター HUB TE4121C(ブリッジ) パソコン Firewall PPPアクセス サーバ グローバルIPアドレス TE4121Cは PPP over Ethernet 機能を 内蔵しています。 上 記 にように、ブリッジモードで使 用 する 代 わりに、NAT ルータモード に設 定し 、TE4121C の PPP over Ethernet機 能 を 使用し て、1つ のアカウント で複数 のパソコンを インター ネットに 接続することができます。 ただし、プロバイダによっては、NAT機能の 使用を 禁止し て い る場 合があります。 詳細 はプロバイダ にお問 い合 わせく ださい。 こ の場 合、 LAN内 に接 続する 機器 には PPP over Ethernetソ フトウェアを組 み込む 必要はありません。 ま た、別 のルータと 併用す る場 合は、 TE4121Cを ルータ としてではな く 、ブリッジとして利 用することができます。 こ の場合 、TE4121C にIPアドレス を設定 する必 要はありません。 パソコン インターネット DSL パソコン HUB 他のルータ プリンター 16 お 使いになる前 に TE4121C(ブリッジ) 2 パソコンの準備 本 章では 、パソコン をインターネットへ 接続するための準備方法を 説 明 します 。 p.17 ・ WWWブラウザの用 意 ・・・・・・・・ p.21 準 備 編 ・ TCP/IP の設定 ・・・・・・・・・・・・・ 掲 載している IPアドレス等の 設定内容は一 例です 。 実 際とは 異なる 場合があります。 接 続に使 用する パソコン お 使い のパソコンが Ethernetを 装備 しており、 かつ ネット ワーク設 定がなされていなければなりません。 ネットワークカード等 の取 り付 けおよび 設定方法について の 詳細 は、 ネットワークカード に付 属している 取扱説明書 を 参照してください。 ③[ 製 造 元 (M)]-[Microsoft] か ら 、 [ ネ ッ ト ワ ー ク プ ロ ト コ ル ]-[TCP/IP]を 選択し 、 OK を クリックしてください。 TCP/IPネットワークモジュールが組 み込まれます 。 2-1 TCP/IPの設定 TCP/IPネ ッ ト ワ ー ク モ ジ ュ ー ル が 組 み 込 ま れ る際 に 、 Windows Me、 98または 95の CD-ROMを要 求されることがあり ますので 、あらかじめ 用意しておいてください。 ここでは TE4121Cとパソコンを 、一対一で 接続することを前 提に説 明 します。 既 にTCP/IPを設 定している場 合、こ の作業 は不要 です。 Windows Me/98/95の場合 1 [コントロールパネル ]のネットワークアイコン を ダブルクリッ ク してください 。 ネットワークダイアログボックスが 表示されます 。 1台 のパソコンを TE4121Cに 接続 して インターネット を利 用 す る場合 は、ネットワークカードのドライバ 、およびTCP/IP 以 外は不 要です 。 2 ネットワークコンポーネントのリスト に TCP/IPを追 加 してくだ 複 数のパソコン を接続 し、LAN内で TCP/IP以 外のプロトコル さ い。 ① 追加 (A)... を 使用 している 場合は 、そ のプロトコル を削除 する 必要 は ありません。 をクリック してください 。 ネットワークコンポーネントの 選択 ダイアログボックス が表 示さ れます。 ④ OK をクリック してください 。 再起動が 行われ 、TCP/IPモジュール の組み 込みが 完了します。 3 DHCPの設 定 Windowsの TCP/IP モジュール は、 初期状態で 「 IPアドレスを 自動 的 に取得」が選択 されており、DHCPクライアントとして動 作しま す。 ②プロトコルを選 択し、 追加 (A)... をクリックしてください 。 ネットワークプロトコルの 選択 ダイアログボックス が表 示されま す。 パソコン の準備 17 準 備 編 ⑥ DNSサーバ の検索順欄に 、プロバイダから 指定された DNSサーバアド DHCPを使 用しない場合 レ スを入 力してください。 TCP/IPに 対して 、次の 設定を 行ってください。 ・ IPアドレス: 192.168.1.2 ⑦ 192.168.1.2∼ 192.168.1.254の 範囲 か ら任 意 の値 を 設 定してください。 ⑧ OK ・ サブネットマスク: 255.255.255.0 TE4121Cに 入 力したものと 同 じ サブネットマスク 値 を 入力してください。 ・ ゲートウェイアドレス: 192.168.1.1 TE4121Cの LAN側 IPアドレスを 入力してください。 ・ DNS プロバイダから 指定された値 を入力 してください 。 ① [TCP/IP]を選 択し、 プロパティ(R) ② [IPアドレス ]タブウィンドウか ら を クリックしてください。 IPアドレスを指 定 をクリッ ク してください 。 ③ IPアドレスを 、次の 範囲か ら任意 の値を 入力してください。 IPアドレス: 192.168.1.2 ∼ 192.168.1.254 ④ 次のサ ブネットマスクを入 力してください。 サブネットマスク: 255.255.255.0 ⑤ DNS設定タブウィンドウ をクリックしてください。 18 パソコン の準備 追加 (A)... をクリック してください 。 入 力した 値が、 リストボックスに表 示されます。 をクリック してください 。 再起動が 行われ 、TCP/IPが使用可能 となります。 Windows NT 4.0の場合 ④ プロトコルの リスト から、 TCP/IP プロトコルを 選択し 、 ク してください 。 ネットワークダイアログボックスが 表示されます 。 2 ネットワークコンポーネントのリスト に TCP/IPを追 加 してくだ OK をクリックしてください。 Microsoft TCP/IPのプロパティダイアログボックスが 表 示されま す。 ⑤ DHCP サーバか ら IPアドレス を取 得す る (O) を クリックしてくだ さ い。 さ い。 DHCPを使 用しない場合 は、 IPアドレス を指定 する (S) ①プロトコルタブ をクリックしてください。 を クリックし、 各アドレスを 入力してください。 ・ IPアドレス (I): 192.168.1.2 192.168.1.2∼ 192.168.1.254の範 囲か ら任 意の 値を 設 定 してください 。 ・ サブネットマスク (U): 255.255.255.0 ・ デフォルトゲートウェイ (G): 192.168.1.1 TE4121Cの LAN側 IPアドレスを 入力してください。 ⑥ OK をクリック してください 。 再起動が 行われ 、TCP/IPが使用可能 となります。 ② 追加 (A)... をクリック してください 。 ネットワークプロトコルの 選択 ダイアログボックス が表 示されま す。 ③TCP/IP プロトコル を選択 し、 OK をクリックしてください。 TCP/IPプロトコルが組 み込ま れ、ネットワークダイアログボックス に 戻ります。 パソコン の準備 19 準 備 編 1 [コントロールパネル ]のネットワークアイコン を ダブルクリッ Windows 2000の場合 準 備 編 Windows 2000は標 準で TCP/IPが 組み込 まれており 、DHCP機能 により 自 動 的にネットワーク設 定が取 得できるように、最初か ら設定 されてい ま す。 従 って通 常はそのまま 使用することができます。 何 らかの 理由で TCP/IP の設定 を手動 で行う 場合は 、次 の手順 に従っ て 設 定を行 ってください 。 1 [コントロールパネル]の [ネットワークアとダイヤルアップ接 続 ]アイコン をダブルクリックしてください。 ネットワークア とダイヤルアップ接 続 ウィンドウが表 示さ れま す。 3 TCP/IPの 設定 ① IPアドレス を自動的に取 得する (O) と、 DNSサーバーの アドレスを自動的に 取得す る(B) を 選択してください。 DHCPを使 用しない場合 は、 次の IPアドレスを 使う (S) と、 次 のDNSサーバーの アドレスを使 う(E) 2 TCP/IPの 選択 ・ サブネットマスク (U): 255.255.255.0 ・ デフォルトゲートウェイ (D): 192.168.1.1 TE4121Cの LAN側 IPアドレスを 入力してください。 ①ローカルエリア接 続を 右クリックし 、 ポップアップメニュー から [プロパティ ]を 選択してください。 ローカルエリア接 続の プロパティダイアログボックスが 表示 され ・ 優先 DNSサーバー (P): 代 替DNSサーバー (A): プロバイダから 指定された値 を入力 してください 。 ま す。 ②インターネットプロトコル (TCP/IP) を選択 し、 プロパティ (R) をクリック してください 。 インターネットプロトコル (TCP/IP) のプロパティ が表示 されます。 20 パソコン の準備 を クリック し 、各アドレス を入力 してください 。 ・ IPアドレス (I): 192.168.1.2 192.168.1.2∼ 192.168.1.254の範 囲か ら任 意の 値を 設 定 してください 。 ② OK をクリック してください 。 再起動が 行われ 、TCP/IPが使用可能 となります。 MacOS Xの場合 こ こ で は、 OpenTransportを使 用 しているMacintoshを例 に 、TCP/IP を 有効にする方 法を説 明します。 1,アップルメニューか ら〔システム 環境設定〕を 選択します。 1 コントロールパネルか ら、 [TCP/IP] を選択 してください 。 準 備 編 MacOS9の場合 2,システム環境設定が 表示されますので〔 ネットワーク 〕を選 択 します TCP/IPダイアログボックスが 表示されます 。 3,設 定を クリック してお使 いの イーサネットアダプタを 選択 してく ださい。 。 2 経由先、設定方法 に次の 内容を 選択し た後、ダイアログボックス を 閉じてください。 ・ 経由先 : Ethernet ・ 設定方法: DHCPサーバ 保 存の確 認ダイアログボックスが表 示されます。 3 はい をクリック してください 。 設定内容 が保存 され、 有効になります。 DHCPを 使用 しない場合 は 手入力 を選 択し 、各 アド レ スを入 力してください。 ・ IPアドレス: 192.168.1.2 192.168.1.2∼ 192.168.1.254の 範囲 か ら任 意 の 値を 設 定してください。 ・ サブネットマスク: 255.255.255.0 ・ ルータアドレス: 192.168.1.1 4,TCP/IPの 項目 にある設 定を クリックし てDHCPサーバー を参 照 を 選択してください。 TE4121Cの LAN側 IPアドレスを 入力してください。 ・ ネームサーバアドレス: プロバイダから 指定された値 を入力 してください 。 5,保存を クリックしてください。 設定内容 が保存 され、 有効になります 2-2 WWWブラウザの用意 TE4121Cの設 定は WWWブラウザ で行います。 次 のWWWブラウザを 用意してください。 Windowsの場 合 ・ Microsoft Internet Explorer Ver. 4.0 以上 ・ Netscape Communicator Ver. 4.0 以上 (Ver.6.0 は未確認) Macintoshの 場合 ・ Microsoft Internet Explorer Ver. 5.0 OSが Microsoft Windows 95、 またはMac OS 7.6以前 であ る 場合 は、 雑誌 の付 録CD-ROM等 より 前述の バージョンを 入 手し、 インストール してください 。 Microsoft Windows 95に標準 で添付 されている WWWブラウ ザ はMicrosoft Internet Explorer Ver. 3.0であり、 Mac OS 7.6以 前には 、WWWブラウザが 添付されていません 。 パソコン の準備 21 3 設置と接続 本 章では 次のことを説 明します。 準 備 編 ・ TE4121Cの 設置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.22 ・ TE4121Cと パソコンを接 続する ・・・・・・・・・・・・・ p.22 ・ 電話回線と宅 内スプリッタ を接続 する・・・・・・・ p.22 ・ TE4121Cと 電話機 を接続 する ・・・・・・・・・・・・・・・ p.23 ・ 電源を 接続す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.23 3-2 TE4121Cとパソコンを接続する (Ethernetで接続する場合) 1 TE4121C背 面の LANポート とネットワークカードの LANポート を、 LANストレートケーブルで 接続してください。 3-1 TE4121Cの設置 横置きの場合 1 安 定した 水平な 場所に 横置きしてください 。 LANケーブル 横 置きの 場合、 付属の 縦置き 台は必 要ありません 。 TE4121Cと HUBを 接続す る場合 LANス ト レ ー ト ケ ー ブ ルで 、 HUBに 設 け ら れ て い る カ ス ケードポート (アップリンクポート)に接続 するか 、LANク ロスケーブルで 通常の ポート に接続 してください 。 縦置きの場合 1 付 属の縦 置き台 をTE4121C にはめ 込んでください。 LANケーブル 本体後部 の足に 沿って 奥まで 押し込 んでください 。 HUBに 接続する 3-3 電話回線と宅内スプリッタを接続する TE4121Cを 使用 す る場 合 、 既存 の 電話機 と 電話回線の間 に 宅 内ス プ リッタを 接続し て、ADSL通信用の 高周波 と通話用の低周波を 分離す る 必 要があります 。 宅 内スプリッタ は単な る分岐装置ではありません 。 宅 内スプリッタ には通話用 の低周波 と、 データ 通信用の 高 周 波を 分離 する 回路が 内蔵 されており、 単に結 線されただ け の分岐装置で は代用 できません。 2 安 定した 水平な 所に縦 置きしてください。 ま た、 北米仕様 のスプリッタは 電気的特性が異 なるので 使 用 できません。 1 電話回線 のモジュラジャック と、宅内スプリッタの LINEポートを 付 属の電話線で 接続してください。 モジュラージャック 電話線 LINEポートへ 接続 22 設 置と接 続 3-4 TE4121Cと電話機を接続する 準 備 編 1 電話回線 のモジュラジャック と、宅内スプリッタの LINEポートを 付 属の電話線で 接続してください。 LINEポート TELポート ADSLポート 3-5 電源を接続する 1 付 属の ACアダプタ を、 TE4121C背 面の 電源コネクタに 接続してく ださい。 ACアダプタ 電源コネクタ 接続 設 置と接 続 23 4 設定の準備 本 章では 次のことを説 明します。 セ ルフテストによって 異常が 発見された場 合は、 ALARM ランプ が点滅 します 。 準 備 編 ・ システムの概 要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.24 ・ TE4121Cと パソコンの電 源を ONにする・・・・・・・ p.24 ・ 管理メニュー を表示 する ・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.25 ・ 画面構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.26 TE4121CのPPP over ATM、 または PPP over Ethernet機 ・ ログインパスワード の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・ p.26 能 を使用 していない場 合、 PPPランプは 点灯しません 。 再度設定 を見 直し 、それでも改 善されない場 合は 、ご 契約先プロバイダまでお問い 合わせください。 3 パソコン の電源 をONにしてください 。 4-1 システムの概要 4 パソコン に、IPアドレスが 割り当 てられたことを確 認してくださ TE4121Cでは WWWブラウザを使 用して 、各種設定 を簡単 に行うことがで きます。 ・ 接続に 必要な 設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.30, 54 ・ ルーティングテーブル、 NATテーブル の設定 ・・・・・・・・ p.39, 59 ・ IPフィルタ、 MACフィルタ、 ARPフィルタ の設定 ・・・・・ p.42, 59 ・ 設定の バックアップ 、リストア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.50, 67 ・ 各種統計情報 やログ の参照 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.45, 62 ・ ファームウェアのバージョンアップ ・・・・・・・・・・・・・・ p.49, 66 ・ ループバックテスト 、Ping テスト ・・・・・・・・・・・・・・・・ p.47, 64 ・ ADSLモデムの 再接続 、PPP切断 および 接続 ・・・・・・・・・・ p.48, 65 ・ 再起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.48, 65 4-2 TE4121Cとパソコンの電源をONにする パソコンに Ethernetが 装備 されており、か つネットワーク 設 定がなされて いなければなりません。 (「 2 パソコンの 準 備 」p.17) Ethernet 接続の 場合は 、ケーブル が正しくつながれていることを確 認 後 、次の 操作を 行ってください。 1 すべての 機器の 電源を OFFにしてください。 2 TE4121Cの 電源を ONにして 、本体前面 にある ランプが 点灯するこ と を確認 してください 。 電 源が ONになると、自動的に セルフテスト が行われます 。 セルフテスト中 POWER ADSL PPP LAN ALARM ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ○ ○ ● ● ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ● 繰り返し セルフテスト正常終了 ○ ● ● ● ● LANインタフェース がリンクアップ ○ ● ● ○ ● ADSLトレーニング中 (局側 との間 の通信速度等 の調整 ) ○ ○ ● ○ ● PPPネゴシエーション中 (点滅 :橙 ) ○ ○ ○ ○ ● PPP認証中 (点滅 :赤 ) ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ● 起動完了 24 設 定の準 備 い。 IPアドレスが 取得 できていない 場合 は、 次の 点を 確認 してください。 ・ ケーブルが正 しく接 続されているか ・ TCP/IP の設定 が正しいか ・ ネットワークカード が正 しく インストール されてい るか 前回設定 した IPアドレスやパスワードを忘 れて 、TE4121C に ア ク セ ス で き な い 場合 は 、 工場出荷時設定起動スイッチ WWWブラウザ でTE4121C に接続 することにより、管理メニュー が表示 さ れます。 (INIT )を 押しながら電 源を ONしてください 。 準 備 編 4-3 管理メニューを表示する 1 WWWブラウザ を起動 してください 。 JavaScriptの使 用を「 有効」 に設定 してください 。 2 WWWブラウザ のアドレス欄 に、下 記のアドレス を入力 し、 v(Enter)キ ーを押 してください。 http://192.168.1.1/ 一時的に 、工場出荷時状態で 起動することができます。 ( 「 付4 設 定やパスワードが判 らなくなった 場合」 p.75) 工場出荷時設定 の値: 一 般ユーザモードでログイン する場 合 ネットワークパスワード の 入力 ダイアログボックスが 表示 され ま す。 ・ ユーザ 名: user ・ パスワード: user ・ IPアドレス: 192.168.1.1 管理者モードで ログインする 場合 ・ ユーザ 名: root ・ パスワード: root ・ IPアドレス: 192.168.1.1 192.168.1.1 は TE4121Cの 工 場 出 荷 時 の IPア ド レ ス で す。 3 次 のユーザ名 および パスワードを 入力 し、 OK をクリック して ください 。 一 般ユーザモードでログイン する場 合 ・ ユーザ 名: user ・ パスワード: user 管理者モードで ログインする 場合 ・ ユーザ 名: root ・ パスワード: root TE4121C管理 メニューが表 示されます。 ※ 管理者モードでログイン した場 合 3で入 力し たユーザ名 、パスワードは 工場出荷時 の初 期 値です 。 運用開始時に はセキュリティの 観点 から 、ユーザ 名と パスワードは、 変更することをお勧 めします。 変更方法 についての詳 細は 「4-5 ログインパスワード の 設定」 を参照 してください 。( p.26) 設 定の準 備 25 4-4 画面構成 4-5 ログインパスワードの設定 準 備 編 管 理メニューは 、メニューフレームと操 作フレームに 分かれています。 メニューフレームから 、「設 定」「 表示 」「保 守」の 各メニューを 選 択 すると 、操作 フレームに設 定ページや関連情報 が表示 されます。 セキュリティの 観点か ら、 運用開始時に パスワード を変 更 することをお勧 めします。 1 メニューフレームか ら ログインパスワード設 定 をクリックし てください。 ログインパスワード設 定ページが表 示されます。 2 管理者、 または 一 般ユーザ をクリックしてください。 それぞれのログインパスワード設定 ページ が表示 されます。 ・管理者をクリック した場 合 メニューフレーム 操作フレーム 現在使用されている設定の名称 ヘルプを 表示させる 操 作 フレーム 右上 にある ク してください 。 マーク や、 各項目名を クリッ それぞれの説明 ページ が表示 されます。 操 作フレームの 編集 をクリックすると 、メニューフレーム に編 集対象となっている設定名称 と、設定関連のメニュー が表示 されます。 ・一般 ユーザ をクリックし た場合 3 ユーザ名 欄にユーザ名 を、パスワードおよびパスワードの 確認入 力 欄にパスワードを入 力し、 設 定 を クリックしてください。 32文字以内の半角英数文字が 使用できます 。 使 用できない文 字: 設定関連のメニュー 内容を変更しようとしている設定の名称 現在使用されている設定の名称 「<」「 >」「 ’」「 ”」「 ?」 「&」「 %」「 =」 「¥」 な お、大文字と 小文字 は区別 されます。 異 なった パスワードを 入力 した 場合 は、 エラーページ が 表示されます 。 戻る をクリック して操 作をやり直してください。 一 般ユーザのユーザ名 でアクセスし た場合 、NATルータ 簡単設定 による 簡易な 設定が 行えます。 パスワードは 、セキュリティの 観点 から 「*」 (アスタ リスク )で表 示されます。 26 設 定の準 備 ル ー タ 編 5 NATルータ簡単設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 設 定の保 存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 設定内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 6 基本設定(ルータ編) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 6-1 基本設定を行う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 設 定を選 択する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 設 定の名 称と動 作モードの設 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 LAN側 の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 DHCP設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 6-2 接続先を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 接続先を 選択す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 接続先設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 設 定の保 存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 7 その他の設定 (ルータ編) ・・・・・・・・・・・ 38 アクセス制限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 7-2 IPスタティックルート設定 ・・・・・・・・・・・・・・ 39 7-3 NATアドレス変換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 WEBサーバを 接続先 1で 外部に 公開す る(設定例) ・・・ 41 FTPサーバを 外部に 公開す る(設定例) ・・・・・・・・・・・ 41 外 部からのパケットを ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 特 定ホストに中 継する (設定例) 7-4 NATアドレス・ポート変換 ・・・・・・・・・・・・・・・ 41 WEBサーバ 2台を 外部に 公開す る(設定例)・・・・・・・・・ 42 7-5 IPフィルタ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 NAT中継機能 、アクセス制 限、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 IPフィルタ設定 の関係 DSL側 からの 接続を 制限す る(設定例 ) ・・・・・・・・・・・・・ 43 インターネット に接続 できる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 端 末を制 限する (設定例 ) LAN内 への telnetを 禁止す る(設定例 ) ・・・・・・・・・・・・・ 44 LAN内 への WWWアクセス 以外は 禁止す る(設定例 )・・・・・ 44 LAN内 への外 部からのアクセスを 禁止す る(設定例 ) ・・ 44 8 情報の参照(ルータ編) ・・・・・・・・・・・・・・ 45 8-1 バージョン情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 8-2 機器状態・ログ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 8-3 統計情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 8-4 ルーティングテーブル・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 8-5 NATテーブル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 9 保守機能 (ルータ編) ・・・・・・・・・・・・・・・ 47 9-1 ループバックテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 9-2 Pingテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 9-3 ADSL再接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 9-4 PPP切断/接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 9-5 機器の再起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 9-6 ファームウェアのバージョンアップ ・・・・・・・ 49 9-7 設定のバックアップ・リストア・・・・・・・・・・・ 50 9-8 設定の初期化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 ル ー タ編 7-1 5 NAT ルータ簡単設定 本 章では インターネットに接 続するための 、最低限必要な設定方法 を 説 明 しています 。 設定項目 を NATル ー タ (PPP over ATM、PPP over Ethernet)に制限 することで、設 定を 簡素化 しています。本 章の設 定 を 行うためには 、一般 ユーザモード でログインす る必要 があります 。 NATルータ簡単設定以外の 設定で 動作させたい 場合や 、よ り 詳 細な 設定 を行 いたい 場合 は、 管理者で ログインし て設 定 してください。 設定の保存 前 項までの設定 を実際 の動作 に反映 するには、設定を 保存し 機器を 再 起 動する 必要があります。 1 設定内容 を保存 する 設定内容 を確認後、 設定 をクリック してください 。 設定内容 が保存 されます。 NATルータ簡単設定 で設定 を行う 場合は 、既 存の設定内容 は 設 定を反 映させるのに 再起動 が必要 な場合 削 除されます。 ただし 、NATルータ簡単設定の 設定内容は 、 管理者 でログインしてそれぞれの設定項目で修 正す ること ができます。 再起動を促すページが表示されますので、再起動を 行 ってく ださい 。 前 面のランプで 起動したことを確認後、 再表示 NATルータ簡単設定 を行う 場合は 、他 に必要 な設定 を初期値 をク リックし 、TE4121C に再度接続してください。 として自動的に 適用します。初期値 の詳細 は、「設定内容 」 を 参照してください。 (p.28) 入力内容 をすべて取り 消す場 合 設定 をクリック せずに 、メニューフレーム から NAT ルータ簡単設定 を クリックしてください。 1 一 般ユーザモードでログイン してください 。 入力内容 がすべて取り 消され 、NATルータ簡単設定ペー 2 メニューフレーム から NATルータ 簡単設定 をクリックしてくだ ジ に戻ります。 さ い。 ル ー タ編 設 定 を保 存し 再起動が 完了 した 時点 で、 設定 した 内容 に 従って 機器が 動作します。 設定内容 NATルータ簡単設定モードを使 用し た場合 は、自動的に 次のような 設 定 が行われます 。 設 定の名 称 ・・・・・・・・ Easy Setting 動 作モード ・・・・・・・・ NATルータ LAN側 IPアドレス ・・・ 192.168.1.1/24 LAN側 ProxyARP ・・・・・ 使 用しない LAN側 RIP設定 ・・・・・・ ルーティング情 報の送受信を 行わない DHCPサーバ ・・・・・・・・ 使 用する 割 り当て 先頭 IPアドレス・・・・ 192.168.1.2 割 り当て IPアドレス個 数 ・・・・ 16コ リース時 間 ・・・・・・・・ 60分 配 送ゲートウェイアドレス ・・ LAN側 IPアドレス 3 PPP接続設定 (プロバイダ 側の接続方法 ) ① 接続方式(プロバイダ 側の接続方法 )には、PPP over ATMまたはPPP over Ethernetから 選択してください。 どちらを 選択 するかは 、プロバイダ からの指 示に 従っ てください。 ② ユーザ ID( プロバイダか ら指定 されたPPP認証用の ID)を 入力し て ください 。 80文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 ③ パスワード (プロバイダ から指 定された PPP認証用の パスワード ) を 入力してください。 パスワードの 確認入力 欄にも 同じパスワードを 入力してください 。 48文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 4 必 要な セキュリティ設定 を 選択してください。 5 公 開サーバ /ホ スト設 定 を選 択し 、サーバ/ホストの IPアドレス を 指定してください。 28 NATルータ簡単設定 配 送DNSサーバアドレス ・・・・・ 自 動 接続先設定 ・・・・・・・・ 接続先 1のみ 使用 接続先の 名称 ・・・ ”ISP1 ” ATM接続方法 ・・・・ 設定値 (PPP over ATM又は PPP over Ethernet) IPアドレス設定方法 ・・・ PPP取 得 IPマルチキャスト ・・・・・ 中 継しない PPP認 証プロトコル ・・・・ 相手先にあわせる PPPユーザ ID、パスワード ・・・・・・・ 設定値 PPP自動接続 ・・・・ 常 にする PPPoE サーバ 名 ・・ 空 白 PPPoE サービス名 ・・・・・ 空 白 カプセル 化の方 式 ・・・・・ PPP over ATM時 :VCマルチプレクス PPP over Ethernet 時: LLCカプセル 化 ATMコネクション ID(VPI/VCI ) ・・ 0/32 ATMトラフィッククラス・ ・・・・・・・ UBR 「外部から本装置へのアクセス(WWW、FTP、PING)を禁 止」をチェックした場合 アクセス 制限 で「接続先 1∼8 側からのアクセス を禁止 する 」を ONに す る。 「プライベートアドレスを使用した外部装置との通信 を禁止」をチェックした場合 「WWWサーバを外部に公開する」をチェックした場合 下 記の NATアドレス 変換を 追加 下 記の IPフィルタを追 加 インタ No. 優先度 フェース IP-SA IP-DA プロト コル アク DP SP ション 1 50 接続先1 から受信 10.0.0.0/8 0.0.0.0/0 * * * 非通過 2 51 接続先1 から受信 172.16.0.0/12 0.0.0.0/0 * * * 非通過 3 52 接続先1 から受信 192.168.0.0/16 0.0.0.0/0 * * * 非通過 4 53 接続先1 へ送信 0.0.0.0/0 10.0.0.0/8 * * * 非通過 5 54 接続先1 へ送信 0.0.0.0/0 172.16.0.0/12 * * * 非通過 6 55 接続先1 へ送信 0.0.0.0/0 192.168.0.0/16 * * * 非通過 1 25 LAN側 IPアドレス 接続先1 (設定値) ADSL側 プロトコル IPアドレス 自ADSL側 アドレス TCP ポート www 「FTPサーバを外部に公開する」をチェックした場合 下 記の NATアドレス 変換を 追加 No. 優先度 接続先 の名称 LAN側 IPアドレス ADSL側 プロトコル ポート IPアドレス 2 50 接続先1 (設定値) 自ADSL側 アドレス TCP ftp 3 51 接続先1 (設定値) 自ADSL側 アドレス TCP ftpdata 「外部からのパケットをすべて特定ホストに中継す る」をチェックした場合 下 記の NATアドレス 変換を 追加 下 記の IPフィルタを追 加 インタ No. 優先度 フェース 7 60 プロト IP-DA 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 接続先 1 から受信 IP-SA コル DP TCPSYN アク SP ション * * 非通過 No. 優先度 4 75 接続先 の名称 LAN側 ADSL側 プロトコル IPアドレス IPアドレス 接続先1 (設定値) 自ADSL側 アドレス ポート 全 プ ロ ト --コル 「Windows共有関係のトラフィックを遮断」をチェック した場合 下 記の IPフィルタを追 加 No. 優先度 インタ フェース IP-SA IP-DA プロ トコ DP ル SP アク ション 8 65 LANから 受信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * * 137- 非通過 139 9 66 LANから 受信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * 137139 * 非通過 10 67 LANから 受信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * * 445 非通過 11 68 LANから 受信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * 445 * 非通過 12 69 接続先1 から受 信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * * 13 70 接続先1 から受 信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * 137139 * 非通過 14 71 接続先1 から受 信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * * 445 非通過 15 72 接続先1 から受 信 0.0.0.0/0 0.0.0.0/0 * 445 * 非通過 137- 非通過 139 NATルータ簡単設定 29 ル ー タ編 「外部から開始されるTCPセッションを遮断」をチェッ クした場合 接続先 の名称 No. 優先度 6 基本設定(ルータ編) 本 章では 、 TE4121Cをルータとしてインターネットに接 続するための 設定方法 を説 明しています 。 NATルータとして 使用 する 場合 は、 「 5 NATルータ簡単設定 」( p.28)での設 定をお 勧めします 。(こ の場合 、 本 章の設 定は必 要あり ません 。) 本 章の設 定で は、 NATルータ簡単設定よりも詳細 な設定 が可 能です 。 本 章の設 定を行 うためには 、管理者モードでログイン する必 要があり ま す。 6-1 基本設定を行う ここでは 次の設定方法 について説明 しています。 ・ 設定を 選択す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.30 ・ 設定の 名称と 動作モードの 設定 ・・・・・ p.31 ・ LAN側の設 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.31 ・ DHCP設 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.32 設定を選択する TE4121Cでは 機器の 設定を 8種 類まで 保存しておくことができます。ま た 、必要 に応じ て設定 を切り 替えることができます。 ル ー タ編 1 管理者モードで ログインしてください。 2 メニューフレームから 設 定の選 択 をクリックしてください。 操 作フレームに 設定の 選択ページが 表示されます 。 編 集 欄に 「編集不可」 と表 示されている 設定 について は 内容を 変更することはできません 。 30 基本設定 (ルータ編 ) 3 編 集する 設定の 編集 する をクリックしてください。 設 定フレームに は、選 択した 設定の 基本設定ページが表 示され 、 メニューフレームには、現在使用中の 設定名 と、現在編集中の設 定 名が表 示されます。 設定の名称と動作モードの設定 LAN側の設定 選 択した 設定の 名称と 動作モードの 設定を 行います。 1 LAN側 のIPアドレス /マスク長 を 指定してください。 あらかじめ プロバイダ から 提供 された、 契約内容等 が記 載 されている資料 を用意 してください 。 LAN側 のIPアドレス 既 存の LANがある場 合は 、既存 のIPアドレス 体系 に合わ せ てIPアドレス を設定 してく ださい 。 ま たプロバイダ から 、LAN側の IPアドレスを 指定 されて い る 場合 は、 プロバイダの 指示 に従 って IPアドレスを 設 定してください。 2 LAN側 ProxyARP の使用 の有無 を選択 してください 。 使 用する LAN環境において 、TE4121Cが ProxyARP 応答 をする 必要が あ る場合 は、「 使用す る」を 選択してください。 3 LAN側RIP設 定 において、 Routing Information Protocol (RIP) の ルーティング 情報を 送受信 するかどうかを選択 してください 。 ・ ルーティング 情報の 送受信 を行う ・ ルーティング 情報の 送信を 行う ・ ルーティング 情報の 受信を 行う ・ ルーティング 情報の 送受信 を行わない 認 識( Auto Negotiation )接続 を行う か、固定 で 10Mbps/100Mbps 接 続を行 うかを 選択してください。 ・ 自動認識 ・ 100Mbps全二重 ・ 100Mbps半二重 ・ 10Mbps 全二重 ・ 10Mbps 半二重 NATについて NATルータモード では、 IPアドレス だけでなくポート番 号も 変換さ れ ま す。 従 って、 プロバイダ から 1つの IPアドレス しか割 り当てられていない 場 合でも 、複数 のパソコン からインターネット へ同時 にアクセスで き るようになります。 インターネット 1 設 定の名 称 を入力 してください 。 複 数 の設 定を 登録 した 場合 に、 ここで設 定し た名 称で 判 別することができます。 インターネットからは, TE4121CのIPアドレスしか見え ない 16文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 ただし、「 <」「>」「 ’」「 ”」「 ?」「 &」「%」「=」「 ¥」 は 使用できません。 LAN側のIPアドレスを、NAT機能 により、TE4121Cのアドレスに 変換する。 2 動 作モード NATルータ、 または IPルータのいずれかを選択 してください 。 動 作 モードを 選択 した 時点 で、 設定 フレーム の表 示が 各動作モード専 用の設 定に切 り替わります 。 TE4121Cをブリッジモード で使用 する場 合は 、「 ブリッ ジ 編」 (p.54)を 参照し て設定 を行ってください。 NAT機能を 使用 すると、 インターネット 側からは LAN側の IP アドレス が判らなくなるため 、LAN内 部への 不正アクセス を 遮 断する 効果があります。 基本設定 (ルータ編 ) 31 ル ー タ編 4 LAN動 作モード において、Ethernetに対 して 10Mbps/100Mbps自動 NATル ー タ モ ー ド で 使 用 す る 場合 は 、 TE4121Cを 通 過 す る データ の IPアドレス とTCP/ IP/UDPのポート 番号 が変 換さ れ 6 配 送DNSサーバアドレス (DHCPにより 、パソコン に通知 される DNS サーバアドレス )を 指定してください。 るため 、インターネット上 の対 戦ゲーム や電子会議 のよう な 、双方向通信 を行う アプリケーション の一部 には 、正 常 に 動作しないものがあります 。 ・ IPアドレス指 定 プロバイダか ら、 DNSサーバアドレス を指 定されている場合 に これは TE4121Cが搭 載している NAT機 能が、 いわゆる IPマ ス カレード 機能を 含んでいるためです 。 従 って 、上 記の 用途で 使用 する 場合 は、 アプリケーション 選 択してください。 ・ 自動 (IP over ATM使用時は 無効 ) プロバイダから 、PPPにより DNSサーバアドレス を取得 するよう で 使用 する ポート番号 の変 換が 行われないように指 定す る ことで、 正常に 動作するようになる 場合もあります。 (「 7-3 NATアドレス変 換」 p.40) 指 定されている 場合に 選択してください。 DNSサーバアドレスとして TE4121CのLAN側 IPアドレス が通知 さ れます。 IPルータモード で使用 する 場合 は、 セキュリティの 観点 か (TE4121C は DNS Proxyとなり 、 DNSパケットが DNSサーバに転 送 ら 、 IPフィルタ 機能 (簡 易ファイアウォール )を 使用 するこ とをお勧 めします。 (「 7-5 IPフィルタ 設定」 p.42) されます 。) ・ 配送しない パソコン 側で DNSサーバアドレス を指定 したい 場合や 、DNSサ ー バアドレスを設 定しない場合 に選択 してください 。 DHCP設定 7 ル ー タ編 TE4121Cの DHCPサーバ機能 を使用 することにより、LANに接続 するパ ソ コ ンのネットワーク設 定を簡略化することができます。 設定 をクリック してください 。 設 定し た内 容が TE4121Cに 保存さ れ、 接続先設定 を促 すダイアロ グボックスが表 示されます。 ・IPアドレス ・サブネットマスク ・デフォルトゲートウェイ ・DNSサーバアドレス 1 DHCPサーバ 使用の 有無を 選択してください。 LAN側 の ネットワーク に 他 のDHCPサーバが 存在 す る場 合 は 、「 使用 しない」 を選 択す る等 の調 整を 行ってく ださい。 2 割 り 当て 先 頭IPアドレス (LAN側の パソコン等 に 割り 当て る )を 入 力してください。 LAN側 インタフェー スに指 定した IPアドレスと 、同じサ ブネット に属す るアドレスでなければなりません 。 3 割 り当 てIPアドレス個 数 (LAN側 のパソコン用などに 、何個分の IPアドレスを確 保するのか )を指 定してください。 割 り当て 先頭 IPアドレスが「 192.168.1.2」の場 合、割 り 当 てIPアドレス 個数 が10であれば 、次 のように 確保 されます 。 192.168.1.2 192.168.1.3 : 192.168. 1.11 4 リース時 間 を、 1∼ 1440分の 間で指 定してください。 パソコン を継続的 に使 用す る場 合は 、リース 時間 の半 分 が 経 過 し た 時 点 で 、 同 じ IPア ド レ ス が 自 動 的 に 再 リースされます 。 5 配 送ゲートウェイアドレス を選 択してください。 ・ LAN側IPアドレス LAN側 に存 在す る パソコンか ら、 TE4121Cを 経由 し てインター ネットを 利用す る場合 に選択 してください 。 ・ IPアドレス指 定 LAN側 に存在 するパソコン から 、TE4121C 以外の ルータ を経由 し て インターネットを利 用する 場合に 、経 由する ルータ のIPア ド レ スを指 定してください。 32 基本設定 (ルータ編 ) 既 に 接続先の 設定 が行 われている場 合は 、こ のダイア ログボックスは 表示されません。 8 OK をクリックしてください。 基本設定 (接続先の 設定 )ページが表 示されます。 続 い て接続先 を設 定す る場 合は 「 6-2 接続先 を設 定す る 」を参 照してください。 (p.33) IP over ATM (IP over ATM over DSL) 6-2 接続先を設定する ここでは 次の設定方法 について説明 しています。 ・ 接続先 を選択 する ・ p.33 ・ 接続先設定 ・・・・・・・ p.33 ・ 設定の 保存 ・・・・・・・ p.37 IP over ATM を使用 した場 合の、 接続先設定について 説明します。 接続先を選択する TE4121Cでは 、 1個の 設定について 接続先を 8種類 まで登 録することが できます 。 ATM接続方法 として、 PPP over ATM、 PPP over Ethernetを 指 定できるのは 、1つの設 定につき、1つ の接続先(№1)だ け で す。 基本設定ページの 設定 を クリックし た時に 、接続先設 定 ページが 自動的に表 示された 場合 、接続先を 選択 する 必 要 はありません 。 1 メニューフレー ムから 基本設定 を クリックしてください。 1 接続先の 名称 を入 力してください。 複 数 の設 定を 登録 した 場合 に、 ここで設 定し た名 称で 判 別することができます。 16文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で 2 接続先の No. をクリック してください 。 す。 ただし、「 <」「>」「 ’」「 ”」「 ?」「 &」「%」「=」「 ¥」 は 使用できません。 操 作フレームに 接続先設定ページが 表示されます 。 選 択した 動作モードによって 表示内容が異 なります。 2 こ の接続先を 使用 の有無 を選択 してください 。 こ の接続 を使用 する場 合は、 「使用 する」 を指定 してください 。 3 ATM接続方法 (プロバイダ 側の 接続方法)には 、 IP over ATM を選 択 してください 。 初 めての 起動時 には、 「IP over ATM 」が選 択されてい ま す。 4 IPアドレス設定方法 (ADSL側 IPアドレスの 設定方法) 次 の2種類の 設定方法があります 。 基本設定 ページ の動作 モード で「 NATルータ 」を選 択し ている場 合には 、 「 IPアドレス指 定 」 のみ 選択できます 。 ・ IPアドレス指 定 プロバイダから 、ADSL側の IPアドレスが 通知されている場合 に 選 択してください。 ・ Unnumbered 接続先設定 プロバイダから 、IPアドレス 設定を「 Unnumbered」に 設定す る よ う通知 されている場 合に選 択してください。 プロバイダに接 続するために 必要な 設定を 行います。 ① IPアドレス設定方法 を 選択してください。 接続先は 次のいずれかのATM接続方式か ら設定 します 。 ② IPアドレス指 定を選 択した 場合は 、プロバイダ から 指定された、IP ・ IP over ATM ・ PPP over ATM アドレス /マスク長 を入力 してください 。 ③ Unnumberedを 選択し た場合 は、ルータ ID番号 を 選択してください。 ・ PPP over Ethernet 基本設定 (ルータ編 ) 33 ル ー タ編 操 作フレーム下 部に接続先一覧が表 示されます。 5 こ の 接続先との 間で IPマルチキャストを (IPマルチキャストを 中 継するかどうかを )選択 してください 。 PPP over ATM (IP over PPP over ATM over DSL) PPP over ATMを 使用し た場合 の、接続先設定について説 明します。 6 プロバイダか ら 指定 された カプセル 化の 方式 を 選択 してくだ さ い。 ・ LLCカプセル化 ・ VCマルチプレクス 7 MTU プロバイダか ら特 に指 定のない 限り 変更 しないでくだ さ い。 1500か、 9180が 選択できます 。 LAN側 は1500 固定となっています 。 PPP over ATM使用時に は、 1500固定 となります。 8 プロバイダから 指定された 接続先IPアドレス 解決方法 (InATMARPを 使用するか使 用しな いか )を選 択してください。 IP over ATM を使用 している場合 にのみ 設定できます 。 ル ー タ編 9 プロバイダか ら指 定された ATMコネクション ID を入 力してくだ さ い。 0 プロバイダか ら指 定された ATMトラフィッククラス (ATMサービ ス の分類 )を 選択してください。 TE4121Cの場 合、全接続先設定 のピークセルレートの合 計 が1024 kbpsを 超えることはできません。 ATMトラフィッククラスとして 「 CBR」を 選択 した 接続 先 の ピークセルレート の 合計値 が 、DSL上 り伝送速度 (帯域 )を 超えないよう に設定 してください 。 本 装 置 は 接続先番号(No.)の 小 さ い接 続 先 から 順 に帯 域 を確保 するため、確保す る帯域 がDSLの上 り帯 域を超 え た場合 、そ れ以降 の接続先には 強制的 にUBRが 適用さ れ 、 設定 した ピークセルレート は無 視されてしまいま す。 ま た DSLの伝 送 速 度は 伝送路 の 条 件そ の 他 によって変 動 することがあるため 、帯 域の 確保 を重 視す る接続先 か ら 順 に 小 さ い 接 続 先 番 号 (No.)と な る よ う 設 定 を 行 ってください 。 1 接続先の 名称 を入 力してください。 複 数 の設 定を 登録 した 場合 に、 ここで設 定し た名 称で 判 別することができます。 16文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 ただし、「 <」「>」「 ’」「 ”」「 ?」「 &」「%」「=」「 ¥」 は 使用できません。 2 こ の接続先を 使用 の有無 を選択 してください 。 こ の接続 を使用 する場 合は、 「使用 する」 を指定 してください 。 3 ATM接続方法 (プロバイダ 側の接続方法 )に は、 PPP over ATMを選 択 してください 。 PPP over ATMは 接続先1(№ 1)以 外に 対しては 、設 定で きません 。 初 めての 起動時 には、 「IP over ATM 」が選 択されてい ま す。 4 IPアドレス設定方法 (ADSL側 IPアドレスの 設定方法) 次 の3種類の 設定方法があります 。 基 本設定 ページ の動作 モード で「NATルータ」を 選択し ている場 合には 、「 Unnumbered」は 選択できません。 ・ IPアドレス指 定 プロバイダか ら ADSL側の IPアドレスが通 知されている場 合に 、 選 択してください。 ・ PPP取得 プロバイダか ら、 ADSL側 の IPアドレスを 「PPP」 により取得 す るよう通 知されている 場合に 、選択 してください 。 34 基本設定 (ルータ編 ) ・ Unnumbered ・ しない プロバイダから 、IPアドレス 設定を「 Unnumbered」に 設定す る PPPによる プロバイダ との 接続を 手動 で行 う場合 に選 択してく よ う通知 されている場 合に選 択してください。 ださい。 こ の場合 は、メニューフレームから PPP切 断/接続 を 選択し 、PPPの接 続を行 ってください 。 ① IPアドレス設定方法 を 選択し てください ② IPアドレス指 定を選 択した 場合は 、プロバイダ から 指定された、IP アドレス /マスク長 を入力 してください 。 ③ PPP取得 を選択 した場 合は、 接続時に自動的に ADSL側 のIPアドレス が 割り振 られます。 ④ Unnumberedを 選択 した場 合は、 ルータID番 号 を選択 し、 プロバイ ダ から指 定された接続先IPアドレス を 入力してください。 ⑤ 動作モード にIPルータを 設定している場合 は、 RIP設 定 (ルーティ ン グ情報 の送受信を行 うかどうか )を、 選択してください。 ・ 「ルーティング情報 の送受信を行 う」 ・ 「ルーティング情報 の送信 を行う 」 ・ 「ルーティング情報 の受信 を行う 」 ・ 「ルーティング情報 の送受信を行 わない 」 中 継するかどうか)を選択 してください 。 6 PPP認 証 プロトコル (プロバイダに 接 続 するために必要 となる PPP認証方式 ) ① PPP認証 プロトコル (プロバイダ と の接 続 時に 行 う 認証 プロトコ ル )を 選択してください。 通 常は「 相手先 にあわせる」 を選択 してください 。 プロバイダ から 、認証 プロトコルを 指定 されている 場合 は 、次のいずれかから 選択し てください。 ・ PAP さ い。 ・ LLCカプセル化 ・ VCマルチプレクス 9 プロバイダ から指 定された ATMコネクション ID (VPI とVCI) を入 力 してください 。 0 プロバイダか ら指 定された ATMトラフィッククラス (ATMサービ ス の分類 )を 選択してください。 CBRを 選択 した 場合は ピークセルレートも必 ず選 択してください 。 TE4121Cの場 合、全接続先設定 のピークセルレートの合 計 が1024 kbpsを 超えることはできません。 ATMトラフィッククラスとして 「 CBR」を 選択 した 接続 先 の ピークセルレート の 合計値 が 、DSL上 り伝送速度 (帯域 )を 超えないように設定 してください 。 本 装 置 は 接続先番号(No.)の 小 さ い接 続 先 から 順 に帯 域 を確保 するため、確保す る帯域 がDSLの上 り帯 域を超 え た場合 、そ れ以降 の接続先には 強制的 にUBRが 適用さ れ 、 設定 した ピークセルレート は無 視されてしまいま す。 ま た DSLの伝 送 速 度は 伝送路 の 条 件そ の 他 によって変 動 することがあるため 、帯 域の 確保 を重 視す る接続先 か ら 順 に 小 さ い 接 続 先 番 号 (No.)と な る よ う 設 定 を 行 ってください 。 ・ CHAP ・ 使用しない ② ユーザ ID (プロバイダか ら指 定 されたPPP認証用 の ID)を入 力し て ください 。 80文字までの半角英数字および記号 の入力 が可能 です。 ③ パスワード (プロバイダ から 指 定された PPP認証用の パスワード) を 入力してください。 パスワードの 確認入力 欄にも 同じパスワードを 入力してください 。 48文字までの半角英数字および記号 の入力 が可能 です。 7 プロバイダと の PPP自動接続 を自動的に 行うかどうかを選 択し てください。 ・ 常にする プロバイダとの 接続を 自動的 に行う 場合に 選択してください 。 インターネット へのアクセス がない 場合で も、常に接 続を保 持 するように動作 します 。 ・ 必要時 にする インターネット へのアクセス を開始 する時 点で 、自動的にプ ロ バイダと の接続 を行う 場合に 選択してください。 一定時間 インターネットへの アクセスがない場合 に、自動的 に 接 続を切 断することもできます。アクセスが途 絶えてから切 断 するまでの時 間を 、「 PPP自動切断までの 時間」 欄に 入力し て ください 。 自動切断 しない 場合は 「0」を入 力してください。 基本設定 (ルータ編 ) 35 ル ー タ編 5 こ の 接続先との 間で IPマルチキャストを (IPマルチキャストを 8 プロバイダか ら 指定 された カプセル 化の 方式 を 選択 してくだ PPP over Ethernet (IP over PPP over Ethernet over ATM over DSL) PPP over Ethernetを使 用した 場合の 接続先設定について 説明します。 ・ Unnumbered プロバイダから 、IPアドレス 設定を「 Unnumbered」に 設定す る よ う通知 されている場 合に選 択してください。 ① IPアドレス設定方法 を 選択してください。 ② IPアドレス指 定を選 択した 場合は 、プロバイダ から 指定された、IP アドレス /マスク長 を入力 してください 。 ③ PPP取得 を選択 した場 合は、 接続時に自動的に ADSL側 のIPアドレス が 割り振 られます。 ④ Unnumberedを 選択し た場合 は、ルータ ID番号 を 選択してください。 ⑤ 動作モード にIPルータを 設定してい る場合 は、 RIP設 定 (ルーティ ン グ情報 の送受信を行 うかどうか )を、 選択してください。 ・ 「ルーティング情報 の送受信を行 う」 ・ 「ルーティング情報 の送信 を行う 」 ・ 「ルーティング情報 の受信 を行う 」 ・ 「ルーティング情報 の送受信を行 わない 」 5 こ の 接続先との 間で IPマルチキャストを (IPマルチキャストを ル ー タ編 中 継するかどうか)を選択 してください 。 6 PPP認 証 プロトコル (プロバイダに 接 続 するために必要 となる PPP認証方式 ) ① PPP認証 プロトコル (プロバイダ と の接 続 時に 行 う 認証 プロトコ ル )を 選択してください。 通 常は「 相手先 にあわせる」 を選択 してください 。 プロバイダ から 、認証 プロトコルを 指定 されている 場合 は 、次のいずれかから 選択してください。 1 接続先の 名称 を入 力してください。 複 数 の設 定を 登録 した 場合 に、 ここで設 定し た名 称で 判 別することができます。 16文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 ただし、「 <」「>」「 ’」「 ”」「 ?」「 &」「%」「=」「 ¥」 は 使用できません。 2 こ の接続先を 使用 の有無 を選択 してください 。 こ の接続 を使用 する場 合は、 「使用 する」 を指定 してください 。 3 ATM接続方法 (プロバイダ 側の接続方法 )に は、PPP over Ethernet を 選択してください。 PPP over Ethernetは接続先 1(№1)以 外に対 しては、設 定 できません。 初 めての 起動時 には、 「IP over ATM 」が選 択されてい ま す。 4 IPアドレス設定方法 (ADSL側 IPアドレスの 設定方法) 次 の3種類の 設定方法があります 。 基本設定 ページ の動作 モード で「NATルータ」を 選択し た 場合は 「Unnumbered 」は選 択できません 。 ・ IPアドレス指 定 プロバイダから 、ADSL側の IPアドレスが 通知されている場合 に 選 択してください。 ・ PPP取得 プロバイダか ら、 ADSL側 の IPアドレスを 「PPP」 により取得 す るよう、 通知されている場合 に選択 してください 。 36 基本設定 (ルータ編 ) ・ PAP ・ CHAP ・ 使用しない ② ユーザ ID (プロバイダか ら指 定 されたPPP認証用 の ID)を入 力し て ください 。 80文字までの半角英数字および記号 の入力 が可能 です。 ③ パスワード (プロバイダ から 指 定された PPP認証用の パスワード) を 入力してください。 パスワードの 確認入力 欄にも 同じパスワードを 入力してください 。 48文字までの半角英数字およ び記号 の入力 が可能 です。 7 プロバイダと の PPP自動接続 を自動的に 行うかどうかを選 択し てください。 ・ 常にする 設定の保存 前 項までの設定 を実際 の動作 に反映 するには、設定を 保存し 機器を 再 起 動する 必要があります。 プロバイダとの 接続を 自動的 に行う 場合に 選択してください 。 インターネット へのアクセス がない 場合で も、常に接 続を保 持 するように動作 します 。 ・ 必要時 にする インターネット へのアクセス を開始 する時 点で 、自動的にプ ロ 1 設定内容 を保存 する 基本設定 ページ 、または接続 の設定 ページ で設定内容を 確認後 、 設定 をクリック してください 。 設定内容 が保存 されます。 バイダと の接続 を行う 場合に 選択してください。 LAN側 IPアドレス、 DHCP設定 を変更 した場 合は、 パソコ 一定時間 インターネットへの アクセスがない場合 に、自動的 に ン の ネットワーク 設定 もそれに 合わせて 変更 してくだ さ い。 接 続を切 断することもできます。アクセスが途 絶えてから切 断 設 定を反 映させるのに 再起動 が必要 な場合 再起動を促すページが表示されますので、再起動を するまでの時 間を 、「 PPP自動切断までの 時間」 欄に 入力し て ください 。 行 ってください 。 前 面のランプで 起動したことを確認後、 再表示 自動切断 しない 場合は 「0」を入 力してください。 ・ しない をク リックし 、TE4121C に再度接続してください。 PPPによる プロバイダ との 接続を 手動 で行 う場合 に選 択してく 入力内容 をすべて取り 消す場 合 基本設定(接続 の設 定 )ページで ださい。 戻る をクリックし てください。 を 選択し 、PPPの接 続を行 ってください 。 入力内容 がすべて 取り 消さ れ、 基本設定 ページに 戻り ま す。 8 プロバイダから 指定された PPPoE接 続サービス名 および 設 定 を保 存し 再起動が 完了 した 時点 で、 設定 した 内容 に 従って 機器が 動作します。 PPPoE 接続サーバ名 を 入力してください。 プロバイダからの 指定 がない場 合は 、何 も入 力しない でください。 9 プロバイダ から指 定された ATMコネクション ID (VPI とVCI) を入 力 してください 。 0 プロバイダか ら指 定された ATMトラフィッククラス (ATMサービ ス の分類 )を 選択してください。 CBRを 選択 した 場合は 、ピークセルレート も必ず 選択 してくださ 2 設定内容 を削除 する ① 設定内容 を削 除す る場 合は 、基本設定 ページで 削除 をクリッ ク してください 。 接続先設定、オプション設定 を含めてすべての設定内容 が削除 され ま す。 現在使用中である設定 を削除 することはできません。 い。 TE4121Cの場 合、全接続先設定 のピークセルレートの合 計 が1024 kbpsを 超えることはできません。 ATMトラフィッククラスとして 「 CBR」を 選択 した 接続 先 の ピークセルレート の 合計値 が 、DSL上 り伝送速度 (帯域 )を 超えないように設定 してください 。 本 装 置 は 接続先番号(No.)の 小 さ い接 続 先 から 順 に帯 域 を確保 するため、確保す る帯域 がDSLの上 り帯 域を超 え た場合 、そ れ以降 の接続先には 強制的 にUBRが 適用さ れ 、 設定 した ピークセルレート は無 視されてしまいま す。 ま た DSLの伝 送 速 度は 伝送路 の 条 件そ の 他 によって変 動 することがあるため 、帯 域の 確保 を重 視す る接続先 か ら 順 に 小 さ い 接 続 先 番 号 (No.)と な る よ う 設 定 を 行 ってください 。 基本設定 (ルータ編 ) 37 ル ー タ編 こ の場合 は、メニューフレームから PPP切 断/接続 7 その他の設定 (ルータ編) 本 章では 、基本設定以外の各種設定 について説明 します 。 ・ アクセス制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・ p.38 ・ IPスタティックルート設定 ・・・・・ p.39 ・ NATアドレス変換 ・・・・・・・・・・・・・ p.40 ・ NATアドレス・ポート変 換 ・・・・・・ p.41 ・ IPフィルタ設 定 ・・・・・・・・・・・・・・ p.42 本 章の 設定 を行 う場合 は、 管理者モード でログイン して ください 。 7-1 アクセス制限 TE4121Cに対 する、httpや FTP、PINGなどのアクセスを 制限することが できます 。 1 インタフェース による アクセス制限 ① メニューフレームか ら アクセス制限 を クリックしてください。 アクセス 制限設定ページが表 示されます。 ② アクセスを 許可す る 送信元 IPアドレス /マスク長 を 設定 してくだ さ い。 ル ー タ編 ここで 設定 する マスク 長は アドレス 範囲 を指定 するため のものです。 例 えば 、「 192.168.1.2/32 」と 設定すると 、192.168.1.2 の 端末 のみ アクセス が可 能になり 、「 192.168.0.0/16」 と 設定すると、192.168で 始まる アドレスを持 つすべての 端 末から アクセスが可 能になります 。 実 際の ネットワークに 与えられたマスク 長と一 致させる 必 要はありません。 ③ 設定 を クリックしてください。 アクセス を許可 する送信元 IPアドレスが設 定されます。 何 も指 定しない 場合は 、すべてのIPアドレスからの アク セ スが許 可されます。 ② アクセ スを禁 止する インタフェースを選 択してください。 TE4121Cの LAN側 、ADSL 側接続先からのアクセスが 制限されます 。 すべてのインタフェースからの アクセス を禁止 すること はできません。 セキュリティの 観点 から、 ADSL側接続先 からの アクセス を 禁止することをお勧 めします。 ③ 設定 を クリックしてください。 設 定が保 存されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ま す。 2 IPアドレスによるアクセス制 限 アクセス を 禁止 しないインタフェースについてはIPアドレスに よ りアク セスを 許可することができます。 ① 空白行 のNo.をクリック してください 。 アクセス 制限設定ページが表 示されます。 38 そ の他の 設定 (ルータ 編) 7-2 IPスタティックルート設定 事業所な ど、既 存LANに TE4121Cを接 続する 場合は 、ルーティング設 定 が 必要になることがあります 。 ここでは スタティックルーティングテーブルの 設定 について 説明 し デフォルトルートを設 定す る場 合は 、次 の値を 入力 して ください 。 宛先ネットワークアドレス /マスク長 :0.0.0.0/0 ゲートウェイアドレス:隣 接ルータのアドレス ホップカウント: 1 ま す。 TE4121C は ダ イ ナ ミ ッ ク ル ー テ ィ ン グ プ ロ ト コ ル で あ る RIP(Routing Information Protocol) を搭載 しており、ル ー ティング 情報の 自動交換を行 うことができます。 1 メニューフレームか ら IPスタティックルート を クリック して ください 。 IPスタティックルート 設定の 一覧ページが 表示されます 。 ル ー タ編 2 設 定を行 う No. を クリックしてください。 IPスタティックルート 設定項目が表 示されます。 ①宛 先アドレス /マスク長を 設定してください。 ②宛 先への ゲートウェイアドレスを設 定してください。 ③宛 先ネットワークまでのホップ数を 設定してください。 ④ 設定 をクリックしてください。 スタティックルートが 保存されます 。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ま す。 スタティックルーティングテーブル を削除 したい 場合 番 号をクリック し、 削除 をクリック してください 。 選 択された番号 の設定 が削除 されます。 設 定を最 初からやり直 したい 場合は、 戻 る を クリック してください。 入力内容は 取り 消され 、スタテ ィックルート設 定の 一覧 ページに 戻ります。 スタティックルートは 最大 32件まで 登録できます 。 そ の他の 設定 (ルータ 編) 39 7-3 NATアドレス変換 「 全プロトコル」を 選択し た場合 は、すべての プロトコル が 変換対象となります 。 NAT機 能は、「LAN内か ら通信 を開始 しなければならない」という制 限 があるため、 特別 なプロト コル 通信 の仕 組 みを 使用 している アプリ ケーションを利 用する 場合や 、外 部から LAN上の Webサーバに 対してす ま た、TCP/UDPについてはすべてのポートを指 定した 場合 と 同様となります。 これにより 、対 象となるパソコンは 、インターネットに る アクセスを許 可したい場合 などには、変換方法を個 々に指 定する 必 要 があります。 直 接 つながっているのと 同 じ状 態 になり、 NATに よ るセ キュリティ対象外となります 。 従 って、「必要 な時だ け使用 する」等の配 慮が必 要です 。 ポ ー ト 番号 も 含め て 変換 したい 場 合は 、 「7-4 NATアドレ ス ・ポート変換 」メニューか ら設定 を行ってください。 (p.41) 1 メニューフレーム から NATアドレス変換 をクリック してくださ ⑥ NATアドレス変 換を行 いたい アプリケーション を ポート 番号 の 範 囲 で指定 してください 。 最小値と 最大値 を「 -」でつないで記述 します 。 変 換しないポート番号 が1つの場 合は、最小値 と最大値を 同 じ値として入 力してください。 い。 NATア ドレス 変換設定ページが表 示されます。 一 部の アプリケーションは 、ポート 名で 指定することも 可 能です 。 ポート 番号 を指 定す る場合 は、 1以上 65535以下 の数 値を 入 力して ください。 ル ー タ編 ポート番 号を 1つだけ指定 する場 合は、予約済 みの名 前を 入 力することもできます。 ftp ftpdata telnet smtp www pop3 pptp 2 設 定を行 う No. を クリックしてください。 NATアドレス 変換設定ページが表 示されます。 ⑦ 設定 sunrpc domain nntp route ntp login を クリックしてください。 設定内容 が保存 されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ま す。 NATアドレス 変換の 設定を 削除したい場 合 該 当の NO.をクリック して、 削 除 をクリック してくだ さ い。 選 択された番号 の設定 が削除 されます。 設 定を最 初からやり直 したい 場合 戻る をクリック してください 。 入 力 し た 値 は 反 映 さ れ ず NATア ド レ ス 変 換 設 定の 一 覧 ページに 戻ります。 ① 優先度 を 、0∼99の 数値で 入力してください。 ・ 「0」を指 定するとその 設定が 無効になります。 ・ 値が小 さいほど優先度が高 くなります。 ・ 同一の 優先度 を複数指定することはできません (「 0」 は除く )。 ② この設 定を有 効にする 接続先 の名称 を 選択してください。 ③ LAN側IPアドレス (使 用する LAN側パソコン のIPアドレス )を入力 し てください。 ④ ADSL側 IPアドレス (ADSL側で使 用す るIPアドレス )を 設定 してくだ さ い。 通 常は「 自分の ADSL側 IPアドレス」 を選択 してください 。 「 IPアドレス指定 」を選 択した 場合は 、 ADSL側の IPアドレスを 入力 してください。 ⑤ 変換対象となる プロトコル を選 択してください。 ・ TCP ・ UDP ・ TCPとUDP両方 ・ 全プロトコル 40 そ の他の 設定 (ルータ 編) NATアドレス 変換は 設定 /変更 /削 除を行 った時 点で、設定 し た内 容が 動作 に反映 されるため、 その 時点で 通信 して い る セ ッ シ ョ ン (仮想通信路)は 途 切 れることがありま す。 NATルータモードで 使用している 場合に 、通信対戦ゲーム などの 通信 アプリケーションが 正常 に動 作しないことが ありますが 、本設定により アプリケーションが 使用 する ポート 番号 を変 換しないように 設定 することで 、正 常に 動 作することがあります。 WEBサーバを接続先1で外部に公開する(設定例) 項目 値 7-4 NATアドレス・ポート変換 パケット 転送時 に、IPアドレスに加 えて 、ポート番号 を別の ポート 番 号 に固定的に変 換したい場合 に設定 します 。 No. 1 優先度 25 接続先の名称 接続先1 LAN側IPアドレス WEBサーバのIPアドレス ADSL側IPアドレス 自分のADSL側IPアドレス プロトコル TCP てください。 ポート www NATアドレス ・ポート変換設定ページが 表示されます 。 パケットの 持つ ポート 番号 を変 換しない 設定についての 詳 細 は、「 7-3 NATアドレス 変換」 で行ってください。 (p.40) 1 メニューフレーム から NATアドレス・ポート 変換 を クリックし FTPサーバを外部に公開する(設定例) 項目 値 1 2 優先度 50 51 接続先の名称 接続先1 接続先1 LAN側IPアドレス FTPサーバのIPアドレス FTPサーバのIPアドレス ADSL側IPアドレス 自分の ADSL側IPアドレス 自分の ADSL側IPアドレス プロトコル TCP TCP ポート ftp ftpdata 2 設 定を行 う No. を クリックしてください。 NATアドレス ・ポート変換設定ページが 表示されます 。 ル ー タ編 No. 外部からのパケットを特定ホストに中継する (設定例) 項目 値 No. 1 優先度 75 接続先の名称 接続先1 LAN側IPアドレス ホストのIPアドレス ① 優先度 を 、0∼99の 数値で 入力してください。 ・ 「0」を指 定するとその 設定が 無効になります。 ADSL側IPアドレス 自分のADSL側IPアドレス ・ 値が小 さいほど優先度が高 くなります。 プロトコル 全プロトコル ・ 同一の 優先度 を複数指定することはできません (「 0」 は除く )。 ポート − ② この設 定を有 効にする 接続先 の名称 を 選択してください。 ③ LAN側IPアドレス (使 用する LAN側パソコン のIPアドレス )を入力 し てください。 ④ ADSL側 IPアドレス (LAN側で 使用 す るIPアドレス )を設 定してくだ さ い。 通 常は「 自分の ADSL側 IPアドレス」 を選択 してください 。 「 IPアドレス指定 」を選 択した 場合は 、 ADSL側の IPアドレスを 入力 してください。 ⑤ 変換対象となる プロトコル を選 択してください。 ・ TCP ・ UDP ・ TCPとUDP両方 ⑥ NATアドレス変 換を行 いたい アプリケーション を ポート 番号 で 指 定 してください 。 一 部のアプリケーションは、 ポート 名で指 定することも 可能で す。 LAN側 ポート番号 と ADSL側ポ ー ト番 号 に同 じ ポート番号 を 指定し た場合 は、NATアドレス 変換設定を行 った場 合と 同 様の動 作をします。 そ の他の 設定 (ルータ 編) 41 ポート 番号 を指 定す る場合 は、 1以上 65535以下 の数 値を 入 力してください。 7-5 IPフィルタ設定 な お、予約済み の名前 でも入 力することができます。 ftp ftpdata telnet smtp www pop3 sunrpc nntp ntp login TE4121Cでは 通過 するパケット を制限 するための 、IPフィルタ機能 を 搭 載しています。 IPフィルタ機 能を使 って、 TE4121Cを 簡易的なフ ァ イアウォールとして使 用することができます。 pptp ⑦ 設定 domain route IPフィルタでは 、TE4121Cへの アクセスパケットも フィルタ リングの 対象にすることができます 。 を クリックしてください。 このため、 設定 に使用 している 端末 のIPアドレスや プロト コ ル(http、 ftp等)をフィルタリングの 対象とする場 合は 、 設 定するための 接続を 制限 しないように 、注意 してくださ 設定内容 が保存 されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ま す。 NATアドレス ・ポート変換 の設定 を削除 したい 場合 該 当の NO.をクリック して、 削 除 をクリック してくだ い。 TE4121Cへの アクセスができなくなる場 合があります 。 1 メニューフレームから IPフィルタ をクリックしてください。 さ い。 IPフィルタ設定 の一覧 ページ が表示 されます。 選 択された番号 の設定 が削除 されます。 設 定を最 初からやり直 したい 場合 戻る をクリック してください 。 入 力した 値は反 映されずNATアドレス・ポート 変換設定の 一 覧ページに戻 ります 。 ル ー タ編 2 フィルタ 対象に ( TE4121C宛の アクセスパケットを 、フィルタリ ン グの対 象に含 むか含 まないか)を選択 してください 。 3 設定 をクリック してください 。 フィルタ 対象設定が保 存されます。 NATアドレス・ポート変換 は設定 /変 更/削除を 行った 時点 使 用 中の 設定 を変 更し た場 合は 、即 座に 動作 に反 映さ れます。 で 、設 定し た内 容が動 作に 反映 されるため、そ の時 点で 通 信しているセッション(仮想通信路)は 途切れることが あります 。 4 IPフィルタの追 加 NATアドレス・ ポート変 換設 定での 設定内容 は、 NATアド ① 設定を 行う No. をクリックしてください。 レ ス変換設定の 設定内容よりも優先 されます。 IPフィルタ設定 ページ が表示 されます。 WEBサーバ2台を外部に公開する(設定例) 項目 値 No. 1 2 優先度 30 31 接続先の名称 接続先1 接続先1 LAN側IPアドレス WEBサーバ1の IPアドレス WEBサーバ2の IPアドレス ADSL側IPアドレス 自分の ADSL側IPアドレス 自分の ADSL側IPアドレス プロトコル TCP TCP LAN側ポート 80 80 ADSL側ポート 80 8000 ① フィルタ間の 優先度 を、 0∼ 99の数値 で入力 してください 。 ・ 「0」を指 定すると、設定値が 無効になります。 ・ 値が小 さいほど優先度が高 くなります。 ・ 同一の 優先度 を複数指定することはできません 。(「0」は除 く) ② フィルタリングを行 う場所 (インタフェース )を 選択してください 。 ③フィルタリングす るパケットの 送信元IPアドレスを 入力 してくだ さ い。 0.0.0.0/0で 全ネットワークが対 象となります 。 ④ フィルタリング する パケット の送信先 IPアドレス を設 定してくだ さ い。 自分宛 のパケットのみを対 象とする 場合 はインタフェー ス 名(接続先名)から選 択して 指定することもできます。 42 そ の他の 設定 (ルータ 編) 0.0.0.0/0で 全ネットワークが対 象となります 。 例 えば、192.168.1.0/24で、192.168.1.0のネットワーク NAT中継機能、アクセス制限、IPフィルタ設定の関係 ア ド レ スを 持 つLAN内 のすべての端 末 (パソコン等 )のIP アドレス が対象 となります。 NAT、 アクセス制限 、IPフィルタ 間の関 係 ⑤ フィルタリング する パケット のプロトコル番 号を 入力 してくださ い。 TE4121CのNAT( アドレス・ポート 変 換) と 、アクセス制限 、 IP フィルタ 設定の 関係について 下図に 示します。 パケット受信 全 プロトコル を対象 とする 場合は 、「 *」 (アスタリスク )を入 力し てください。 非通過 IPフィルタ※1 パケット廃棄 TE4121C宛 の、 http、FTP、 またはPING などからのアクセ ス をすべて 制限 する場 合は 、アクセス制限設定 を使 用す る と便利 です。 通過 ⑥ フィルタリングする パケットの送信元ポート番 号と 、送信先ポート 宛先≠自分 宛先=自分 NAT IPフィルタ※2 全 ポート 番号 を対象 とする 場合は 、「 *」 (アスタリスク )を入 力し 通過 てください。 WEB/FTPサーバ およびPing 禁止 非通過 番 号を入 力してください。 許可 アクセス制限 パケット廃棄 パケット送信 ポート番 号の 範囲を 指定す る場合 は、最小値 と最大値を「 -」 でつ ないで入 力してください。 するかを 選択してください。 ⑧ 設定 を クリッ クしてください。 設定内容 が保存 されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ※1:インタフェースとして、「○○○から受信」を指定した場合。 ※2:インタフェースとして、「○○○へ送信」を指定した場合。 DSL側からの接続を制限する(設定例) セキュリティ を強化 するために 、DSL側か らTelnetでの アクセスを 制 限 することができます 。 次 の値に 設定してください。 ま す。 項目 インタフェース 値 (制限するプロバイダの接続名称)から受信 送信元アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信先アドレス/マスク長 (LAN側ネットワークのアドレス) 現在設定 しているIPフィルタ を削除 する場 合 削除 をクリック してください 。 プロトコル TCP 送信元ポート番号 * 送信先ポート番号 telnet 優先度 (任意の優先度) IPフィルタアクション 非通過 セキュリティをより強 化するためには、 必要最小限 のポ ー ト 番号 のみを残 して、 他の ポート番 号に 対してはアクショ ン 設定を 「非通過」にすることをお 勧めします。 入力内容 をすべて取り 消す場 合 戻る をクリック してください 。 入力内容がすべて取り 消さ れ、 IPフィルタ設定 ページに 戻 ります 。 イ ン タ ー ネ ッ ト に 接続 で き る 端末 を 制限 する( 設 定 例) LAN内 のパソコン からインターネットに接 続することを 、禁 止するこ とができます。 次 の値に 設定してください。 項目 インタフェース 値 LAN側から受信 送信元アドレス/マスク長 (制限したいパソコンのIPアドレス)/32 送信先アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 プロトコル * 送信元ポート番号 * 送信先ポート番号 * 優先度 (任意の優先度) IPフィルタアクション 非通過 そ の他の 設定 (ルータ 編) 43 ル ー タ編 ⑦ フィルタ定義 に合致 したパケット を「通 過」させるか 、「非通過 」 LAN内へのtelnetを禁止する(設定例) LAN内への外部からのアクセスを禁止する(設定例) 次 の値に 設定してください。 次 の値に 設定してください。 項目 インタフェース 値 (制限するプロバイダの接続名称)から受信 項目 値 インタフェース (制限するプロバイダの接続名称)から受信 送信元アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信元アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信先アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信先アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 プロトコル TCP プロトコル TCP 送信元ポート番号 * 送信元ポート番号 * 送信先ポート番号 telnet 送信先ポート番号 ftpdata 優先度 (任意の優先度) 優先度 (下記の設定よりも高く) IPフィルタアクション 非通過 IPフィルタアクション 通過 LAN内へのWWWアクセス以外は禁止する(設定例) 次 の値に 設定してください。 項目 インタフェース 値 (制限するプロバイダの接続名称)から受信 ル ー タ編 送信元アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信先アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 プロトコル TCP 送信元ポート番号 * 送信先ポート番号 WWW 優先度 (下記の設定よりも高く) IPフィルタアクション 通過 項目 インタフェース 値 (制限するプロバイダの接続名称)から受信 送信元アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信先アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 プロトコル * 送信元ポート番号 * 送信先ポート番号 * 優先度 (上記の設定よりも低く) IPフィルタアクション 非通過 44 そ の他の 設定 (ルータ 編) 項目 値 インタフェース (制限するプロバイダの接続名称)から受信 送信元アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 送信先アドレス/マスク長 0.0.0.0/0 プロトコル TCP 送信元ポート番号 * 送信先ポート番号 TCP-SYN 優先度 (上記の設定よりも低く) IPフィルタアクション 非通過 8 情報の参照(ルータ編) 次 の情報 を参照 できます。 機器状態情報で は、次 の情報 が参照 できます。 ・ PPPoEの状 態 PPP over Ethernetを 使用す る設 定を 行っている 場合 に、接 続 ・ バージョン情 報 ・・・・・・・・・・・・・・ p.45 ・ 機器状態・ロ グ ・・・・・・・・・・・・・・ p.45 ・ 統計情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.46 ・ ルーティングテーブル・・・・・・・・・ p.46 確立 セッションが確立している p.46 AC接続中 AC(PPPoEサーバ)との接続中 AC探索中 ACの探索中 停止中 停止している ・ NATテーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8-1 バージョン情報 の 状況が 表示されます 。 PPPが 確立し た場合 、次の 情報が 表示されます 。 TE4121Cのバージョン情報 の一覧 を参照 できます。 AC ・・・・・ サーバ名 SN ・・・・・ サービス 名 次 に 掲 載 さ れ て い る画 面 表 示 は 例で あ り 、 機 器 の状 態 に よって内 容が異 なります。 ・ PPPの状態 1メニューフレーム から バージョン 情報 を クリックしてください 。 操 作フレームに 、ファームウェア のバージョン 情報 ページ が表示 PPPを使 用 する 設定 を 行っている場合 に PPPネゴシエーショ ン の 状態が 表示されます 。 されます 。 確立 PPPリンクが確立している LCP中 リンクレイアプロトコルのネゴシエーション中 IPCP中 ネットワークレイヤプロトコルのネゴシエーション中 停止中 停止している Peer IP ・・・・・・・ 相 手IPアドレス DNS Server ・・・・ DNSサーバ IPアドレス 8-2 機器状態・ログ 通 信が途 切れた 時など 、障害 の有無 などを 参照することができます 。 ま た、ロ グ内容 により 機器状態の変 化を知 ることができます。 ・ ADSL回線状態 現在使用中の ADSL回線 の状態 が表示 されます。 通信中 上りxxx kbps 下りyyy kbps 局側装置との接続が確立している トレーニング中 局側装置と接続を確立するための トレーニングを実行中 接続待ち 局側装置の応答待ち アイドル 停止している 1 メニューフレームから 機器状態・ログ をクリックしてください。 操 作フレームに 機器状態・ログページが表 示されます。 ・ LANリンク 状態 現 在の LANインタフェース の状態 が表示 されます。 通信中 接続が確立している 現在の動作モード (10Mbps/100Mbps、全二重/半二重)も合わせて表示 停止中 停止している(インタフェースダウン) 異常 何らかの異常が発生し、停止している。 ・ ハードウェア 状態 本装置の ハードウェア 状態が 表示されます 。 正常 ハードウェアに問題がない 異常 何らかの異常が検知されている ロ グ情報 では 、本装置が起動直後 からメモリに 上に 蓄積している ロ グの内 容が、 最新のものから順に 表示されます 。 ま たロ グ情報 には 絶対時間、 または機器起動時点を 0時とする相 対時刻が 表示されます 。 ど ち ら が 表示 されるかは、プロバイダ/局 側の 設 備に よって変 わります。 最 大2000 件までのログ が蓄積 されます。 2000件を 越えると、古 いものから順 に削除 されます。 TE4121Cの 電 源を OFFにした場 合 、ロ グはすべて消 去さ れます。 情 報の参 照(ルータ 編) 45 ル ー タ編 PPPが 確立し た場合 、次の 情報が 表示されます 。 ADSL IP ・・・・・・・ ADSL側 IPアドレス 8-3 統計情報 8-5 NATテーブル 次 の統計情報を 参照できます 。 ・ インタフェース統計情報 LAN、 各接続先の各 ポート が送受信した データ 量など アドレス 変換に 使用している NATテーブルを参 照できます。 ・ IP統計情報 IPレベル での通 過/廃棄パケット の累積値など ・ ADSL Line 統計情報 ADSL固有 の各種統計情報 1 メニューフレームから 統計情報 を クリックしてくださ い。 操 作フレームに 統計情報ページが表 示されます。 ⋮ ⋮ ル ー タ編 8-4 ルーティングテーブル RIPにより自動作成されたルートと 、スタティックルートが 同時に 表 示 されます。 ま た、内 部の ARPテーブル の内容 も表示 されます。 1 メニューフレームか ら ルーティングテーブル を クリック して ください 。 操 作フレームに ルーティングテーブルページが表 示されます。 46 情 報の参 照(ルータ 編) 自動的に 生成 された テーブルと、 NAT設定 で定義 したもののうちで 、 現在使用 しているNATテーブルが 表示されます 。 1 メニューフレームから NATテーブル を クリックしてください。 操 作フレームに NATテーブルが表 示されます。 9 保守機能 (ルータ編) 9-2 Pingテスト 保守機能 として 次の機 能を搭 載しています 。 ・ ループバックテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.47 ・ Pingテスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.47 ・ ADSL再接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.48 ・ PPP切断 /接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.48 ・ 機器の 再起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.48 ・ ファームウェアのバージョンアップ ・・・ p.49 ・ 設定の バックアップ ・リストア ・・・・・・・ p.50 TE4121Cと任 意の パソコンやサーバと の通 信が、 可能な 状況 にあるか どうかを 確認することができます。 1 メニューフレームから Pingテスト をクリックしてください。 Pingテストページが表 示されます。 9-1 ループバックテスト TE4121Cから 電話局やプロバイダに対 して 、通信経路が 確保 できてい るかどうかを確 認することができます。 1 メニューフレームか ら ループバックテスト を クリックしてく ださい。 ループバックテストページが 表示されます 。 2 Ping送信先 IPアドレス (プロバイダ の DNSサ ー バ 等 のIPアドレ ス )を 入力してください。 送 信データ長: 56バイト 送信間隔 : 1秒 2 テスト範 囲 を指定 してください 。 3 実行 をクリック してください 。 Pingテ ス ト中 は、 TE4121Cへの WWWアクセスはできなく ・ 局まで 電話局ま での接 続を確 認する 場合に 選択してください。 ・ 接続先 (1-8)まで なります 。 Pingテストページが表 示されます。 プロバイダまでの接続 を確認 する場 合に選 択してください。 ループバックテストページが 表示されます 。 プロバイダによっては ループバックテストに 対応 して い な い場 合もあります 。そのような 場合 には 、ループ バックテストは 成功しません 。 テストが 失敗し た場合 次 のページが表 示されます。 DSL回 線 では 、 データ を 伝送 す る 最も 基 本 的な 部 分に ATMを 使用しています。 ループバックテストは 、こ のATMのレベルで の通 信がで きているかどうかを確 認するものです。 入 力 した IPアドレスを 持つ 端末 やサーバ との 通信 がで きていません。 設定内容 を再度確認してください。 同 じ条件 で、続 けて Pingテストを行 いたい 場合 リトライ をクリックしてください。 Pingテストの条 件を設 定し直 したい 場合 戻る をクリック してください 。 保守機能 (ルータ編 ) 47 ル ー タ編 次 の項目 については、 変更す る必要 はありません 。 送信回数 : 5回 9-3 ADSL再接続 9-5 機器の再起動 ADSL回 線の 通信速度が 一時的な ノイズの 発生等により低 下し た場 合 に 、ADSL 再接続 を行うことにより 、通信速度を 回復できることがあり ま す。 WWWブラウザ から機 器の再起動を 行うことができます 。 1 メニューフレームから 機 器の再起動 をクリック してください 。 操 作フレームに 機器の 再起動 ページ が表示 されます。 1 メニューフレームから ADSL再接続 をクリックしてください。 操 作フレームに ADSL再接続ページが 表示されます 。 2 再起動 を クリックしてください。 機 器の再起動中 のページが表 示され 、TE4121C が再起動します。 2 再接続 を クリックしてください。 ADSL再接続ページが表 示され 、ADSL 回線の 再接続 が行われます 。 ル ー タ編 3 前 面のランプで 再起動 を確認 してください 。 再起動中 には、 WWWブラウザでの 接続はできません。 3 ADSL回線 の再接続完了 を確認 してください 。 再接続完了の 確認方法 についての詳 細は 、「 8-2 機器 状 態・ロ グ」を 参照してください。 (p.45) 4 再起動完了を確認後、 再表示 9-4 PPP切断/接続 PPP自動接続 を行わない場 合は、この機 能を利 用して 接続 /切断 を行ってください。 1 メニューフレームから PPP切 断/接続 をクリック してください 。 操 作フレームに PPP切断 /接続 ページ が表示 されます。 接続 をクリック してください 。 相手方ルータと PPPにより 接続されます 。 3 PPP接 続を切 りたい 場合は 切断 をクリック してください 。 PPP接 続が切 れます 。 4 PPPの 接続状態を確 認してください。 再接続完了 の確認方法についての詳 細は 、「 8-2 機器状 態 ・ログ 」を参 照してください。 (p.45) 48 保守機能 (ルータ編 ) をクリックしてください。 WWWブラウザ による 操作が 可能となります。 PPP over ATM、およびPPP over Ethernetを選択 している場 合に、 手 動 でPPPの接 続と切 断を行 うことができます。 2 PPP接 続を行 いたい 場合は 再起動したかどうかの確認方法についての詳細は、 「 4-2 TE4121Cと パソコン の電 源 をONにする」 を参 照し てください。 (p.24) 9-6 ファームウェアのバージョンアップ ファームウェア をバージョンアップ することにより、機能強化を図 る ことができます 。 ま た、プロバイダ等の サービス形態 の変化 にも対 応できます。 機能強化 されたファームウェア は、 プロバイダ から 、あるいはイ ン ターネット上で 提供されます 。 1 ファームウェアファイル を パソコン 上 の適 当な フォルダに 置い ⑤ OK をクリック してください 。 機 器へファームウェア が転送 された 後、フラッシュメモリへの 書き 込 み が実 行さ れ、 書き 込み 完了時に ファームウェア 書き 込み 完了 ページが 表示されます 。 てください。 書 き込 み中 を表 すランプの 点滅 が終 わるまでは 、絶 対に 機 器の電 源を切 らないでください。 フラッシュメモリへの 書き 込み 中に 電源 を切る と、 機器 フォルダ 名や ファイル 名に は、 全角 や半 角カ ナ文 字を 使 用しないでください 。 2 メニューフレ ー ムか ら ファームウェアの バージョンアップ を が 動作しなくなります 。 クリック してください 。 操 作 フレームに ファームウェア のバージョンアップページ が表 示 されます。 をクリックしてください。 新 しいファームウェア でTE4121C が起動 します 。 TE4121Cには 、補助記憶装置としてフラッシュメモリ が内 蔵 されています 。 各種設定内容や ファームウェア は、 フラッシュメモリに 書 き込 むことで 電源供給が 途切 れても内 容が保 持されま す。 3 ファームウェアファイル名 ① 参照 を クリックしてください。 ファイル 選択ダイアログボックスが 表示されます 。 ② 「ファイル の種類 (T)」欄に 「すべての ファイル(*.*)」 を指 定し 、 ファームウェアファイルを置 いたフォルダ に移動 してください 。 ③ファームウェアファイル を選 択し 、 開く (O) をクリックしてく ださい。 ファームウェアファイル名欄 にファイル名 が表示 されます。 ④ 機器 へのファームウェア 転送 をクリックしてください。 注 意を促 すダイアログボックスが表 示されます。 保 守機能 (ルータ編 ) 49 ル ー タ編 ⑥ 再起動 9-7 設定のバックアップ・リストア これまでに設 定した 各種内容は 、すべてTE4121C のフラッシュメモリ 内 に、ユーザ設 定として保存 されています 。 バックアップを 行うと 、設 定した 内容を テキスト形式 でファイルに 保 存 することができます 。 リストア を行う と、保 存しておいた 設定内容を 、機器 に反映 させるこ とができます。 1 メニューフレームから 設 定のバックアップ・リストア を クリッ ク してください 。 操 作フレームに 設定の 選択 (バックアップ・リストア )ページが表 ② 参 照... を クリックしてください。 ファイル の選択 ダイアログボックス が表示 されます。 示 されます。 ル ー タ編 ③ 設定ファイル を選択 して 開く (O) をクリックしてください。 設 定ファイル名 欄にファイル 名が表 示されます。 2 バックアップ内 容を保 存する ① バックアップ を行 う設 定の バックアップす る をクリック して ください 。 設定内容 がテキスト形 式で表 示されます。 ② 設定内容を メモ 帳などに コピー& ペーストし て設 定ファイルと し て 保存してください。 ④ リストア 実行 をクリックしてください。 注 意を促 すダイアログボックスが表 示されます。 現在使用中の設定を変更した場合の例 ⋮ ⑤ OK をクリック してください 。 設 定ファイルが アップロード されます。 現在使用中の設 定を変 更した 場合は 、自動的に TE4121Cが再起動し 、 そ の後リストア した設定内容 が有効 になります。 ま た、機 器の再起動ページが 表示されます 。 設定内容 PPPパスワードはバックアップ内 容に含 まれません。 3 設定内容 をリストアす る バックアップ時 の設定内容を 、再び 機器に 戻すことができます 。 ① リストア を行 う設 定の リストアす る 設 定のリストアページ が表示 されます。 50 保守機能 (ルータ編 ) をクリック してください。 ⑥ TE4121C前面 にあるランプ で再起動 を確認後 、 再表示 をクリッ ク してください 。 設 定の選 択ペー ジに戻 ります 。 PPPパスワードは バックアップ 内 容に 含まれていないた め 、リストア完了後に 再設定 してください 。 9-8 設定の初期化 設 定を間 違えてやり直 したい 場合などに 、初期化を行 って設 定を出 荷 時 の状態 に戻すことができます。 1 メニューフレームの 設定 の初期化 をクリックしてください。 操 作フレームに 設定の 初期化画面が 表示されます 。 設 定ファイルの フォルダ名 やファイル名 には、 全角 や半 角 カナ文 字を使 用しないでください 。 リ ス ト ア 先 に 現 在 保 存さ れ て い る 設定内容は 、 す べ て ア ッ プ ロ ー ド さ れ た 設定 フ ァ イ ル により 上 書 き さ れ ま す。 再起動を 確認す る方法 についての詳 細は、 「4-2 TE4121C と パ ソ コ ン の 電 源 を ONに す る 」 を 参 照し て く だ さ い 。 (p.24) 2 初期化 をクリックしてください。 設 定の初期化が 開始されます 。 ル ー タ編 3 再起動 をクリックしてください。 工場出荷時設定 で起動 します 。 保守機能 (ルータ編 ) 51 ル ー タ編 52 保守機能 (ルータ編 ) ブ リ ッ ジ 編 10 基本設定(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・・・・・ 54 10-1 基本設定を行う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 設 定を選 択する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 設 定の名 称と動 作モードの設 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55 ホスト IPアドレス設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55 MACアドレス 設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 10-2 接続先を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 接続先を 選択す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 接続先設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 設 定の保 存・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 11 その他の設定(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・ 58 11-1 アクセス制限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 11-2 IPスタティックルート設定 ・・・・・・・・・・・・・・ 59 11-3 プロトコルフィルタ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 11-4 MACフィルタ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 11-5 ARPフィルタ設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 12 情報の参照(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・・・ 62 12-1 バージョン情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 12-2 機器状態・ログ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 12-3 統計情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 12-4 ルーティングテーブル・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 13 保守機能(ブリッジ編) ・・・・・・・・・・・・・・ 64 13-1 ループバックテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 13-2 Pingテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 13-3 ADSL再接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 13-4 機器の再起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 13-6 設定のバックアップ・リストア・・・・・・・・・・・ 67 13-7 設定の初期化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68 ブリッジ 編 13-5 ファームウェアのバージョンアップ ・・・・・・・ 66 10 基本設定(ブリッジ編) 本 章では 、 TE4121Cをブリッジ として インターネットに 接続 するため の 設定方法を 説明 しています。 本章 の設 定 を行 うためには、 管理者 モードで ログインする 必要があります。 をクリックしてください。 メニューフレームには、現在使用中の 設定と、現在編集中 の設定 が 表示されます 。 ここでは 次の設定方法 について説明 しています。 ・ 設定を 選択す る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.54 ・ 設定の 名称と 動作モ ードの 設定 ・・・・・・・ p.55 ・ ホスト IPアドレス設 定・・・・・・・・・・・・・・・ p.55 ・ MACアドレス設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.56 設定を選択する TE4121Cでは 機器の 設定を 8種 類まで 設定しておくことができます。ま た 、必要 に応じ て設定 を切り 替えることができます。 1 管理者モードで ログインしてください。 2 メニューフレームから 設 定の選 択 をクリックしてください。 操 作フレームに 設定の 選択ページが 表示されます 。 編 集 欄に 「編集不可」 と表 示されている 設定 について は 内容を 変更することはできません 。 ブリッジ 編 基本設定 (ブリッジ 編) 編集 する 設 定フレームに は、選択し た設定 の基本設定ページ が表示 されま す。 10-1 基本設定を行う 54 3 編 集する 設定の 設定の名称と動作モードの設定 ホストIPアドレス設定 選 択した 設定の 名称と 動作モードの 設定を 行います。 TE4121Cの設 定に必 要な 、ホストIPアドレス 設定に ついて 説明します。 あらかじめ プロバイダ から 入手 した 、契約内容等が 記載 さ れている 資料を 用意してください。 1 ホ ス トIPアドレス/マ ス ク長 (TE4121Cを 管 理するためのIPアド レ スとマスク長 )を 指定してください。 ホスト IPアドレス/マスク長 は、 パソコン から TE4121Cに 接 続して WWWブラウザより 設定を 行うために使 用します。 既 存の LANがある場 合は、既存の IPアドレス体 系に合 わせ て 設定してください。 ま た プロバイダか ら TE4121Cの IPアドレス を 指定 されて い る場 合は 、プロバイダの 指示 に従 って IPアドレス を設 定 してください 。 2 LAN動 作モード において、Ethernetに対 して 10Mbps/100Mbps自動 認 識( Auto Negotiation )接続 を行う か、固定 で 10Mbps/100Mbps 接 続を行 うかを 選択してください。 ・ 自動認識 ・ 100Mbps全二重 ・ 100Mbps半二重 ・ 10Mbps 全二重 ・ 10Mbps 半二重 1 設 定の名 称 を入力 してください 。 複 数 の設 定を 登録 した 場合 に、 ここで設 定し た名 称で 判 別することができます。 ブリッジ 編 16文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 ただし、「 <」「>」「 ’」「 ”」「 ?」「 &」「%」「=」「 ¥」 は 使用できません。 2 動 作モード ブリッジ を選択 してください 。 動 作モード を選 択した 時点 で、 設定 フレームの 表示 が各 動 作モード専用 の設定 に切り 替わります。 TE4121Cをルータモードで 使用す る場合 は、「 ルータ 編」 を 参照し て設定 を行ってください。 (r p.30) 基本設定 (ブリッジ 編) 55 MACアドレス設定 10-2 接続先を設定する ブリッジモードで使 用する 場合に 、 MACアドレス の学習件数等を設 定 することができます。 ここでは 次の設定方法 について説明 しています。 ・ 接続先 を選択 する・・・・ p.56 1 LAN側学習件数 と ADSL側学習件数 を選択 してください 。 ・ 接続先設定 ・・・・・・・・・ p.57 特 に指定 のない 場合は 「自動設定」 を選択 してください 。 ・ 設定の 保存 ・・・・・・・・・ p.57 「 自動設定 」の 場合 は、 LAN側 と ADSL側を 合わせて 最大 512件 まで 学 習が行 われます。 接続先を選択する 件 数を指 定する 場合は 、「 0 ∼ 512 件」の 範囲 で、 LAN側 とADSL TE4121Cでは 、 1個の 設定について 接続先を 8種類 まで登 録することが 側 の合計件数が 512以下になるように設 定してください。 できます 。 MACテーブル が既 に 512件の 学習 がされている 時点 で、 MACテーブル にないMACアドレス からのパケットを 受信 し た 場合 、そ のパケットは 未学習パケットとして 扱わ れます。 2 エージング時 間 (学習 された MACアドレス が消去 されるまでの時 間 )を 設定してください。 基 本 設 定 ページ で 設定 をク リ ッ ク時 に 、 接続先設定 ページ が自動的 に表示 された場 合は 、接続先を 選択 する 必 要 はありません 。 1 メニューフレームから 基本設定 を クリックしてください。 操 作フレーム下 部に接続先一覧が表 示されます。 5分単位で、 5分 から 1440分 (24時 間)まで設 定できます。 「 0」 を指定 すると、 一旦学習した MACアドレスは 消去さ れません 。 電 源 OFFや機器再起動等を行 っ た 場合 は 、 消去 されま す。 工場出荷時の設 定は 20分です 。 MACフィルタ 設定 で「 指定 MACの み通 過」 を設 定してい る 場合は、 設定値にかかわらず「0」 を指定 した 時と同 様 に動作 します 。 3 未学習 のMACアドレス 宛の パケットを (自動学習 や手動設定 など で 、登 録されていない 宛先 MACア ドレ スを 持つパケットを廃 棄す るかどうかを )指定 してください 。 例 え ばLAN側 から アクセス 可能 な端 末を 任意 の 1台 に限 定 したい 場合 などは、 LAN側の 学習件数 を 1件 にして本 設 定を「 廃棄す る」に 設定してください。 。 MACフィルタ 設定 で「 指定 MACの み通 過」 を設 定してい ブリッジ 編 る 場 合は 、設定値 にかかわらず 「廃 棄す る」 に設 定し た 場合と 同様に 動作します。 56 基本設定 (ブリッジ 編) 2 接続先の No. をクリック してください 。 操 作フレームに 接続先設定ページが 表示されます 。 接続先設定 設定の保存 プロバイダに接 続するために 必要な 設定を 行います。 前 項までの設定 を実際 の動作 に反映 するには、設定を 保存し 機器を 再 起 動する 必要があります。 1 設定内容 を保存 する 基本設定 ページ 、または接続 の設定 ページ で設定内容を 確認後 、 設定 をクリック してください 。 設定内容 が保存 されます。 使 用 中の 設定 を変 更し た場 合は 再起動の 後、 機器 の動 作 に反映 されます。 設 定を反 映させるのに 再起動 が必要 な場合 再起動を促すページが表示されますので、再起動を 行 ってください 。 前 面のランプで 起動したことを確認後、 再表示 をク リックし 、TE4121C に再度接続してください。 1 接続先の 名称 を入 力してください。 入力内容 をすべて取り 消す場 合 基本設定(接続 の設 定 )ページで 複 数 の設 定を 登録 した 場合 に、 ここで設 定し た名 称で 判 別することができます。 16文 字 ま で の 半 角 英 数 字 お よ び 記 号 の 入 力 が 可 能 で す。 こ の接続 を使用 する場 合は、 「使用 する」 を指定 してください 。 3 ATMコネクションID (プロバイダから 指定 されたVPI/VCI)を 指定 してください。 4 プロバイダか ら指 定された ATMトラフィッククラス (ATMサービ ス の分類 )を 選択してください。 をクリックし ま す。 ただし、「 <」「>」「 ’」「 ”」「 ?」「 &」「%」「=」「 ¥」 は 使用できません。 2 こ の接続先を 使用 の有無 を選択 してください 。 戻る てください。 入力内容 がすべて 取り 消さ れ、 基本設定 ページに 戻り 設 定 を保 存し 再起動が 完了 した 時点 で、 設定 した 内容 に 従って 機器が 動作します。 2 設定内容 を削除 する ① 設定内容 を削 除す る場 合は 、基本設定 ページで 削除 をクリッ ク してください 。 接続先設定、オプション設定 を含めてすべての設定内容 が削除 され ま す。 現在使用中である設定 を削除 することはできません。 CBRを 選択 した 場合は ピークセルレートも必 ず選 択してください 。 TE4121Cの場 合、全接続先設定 のピークセルレートの合 計 が1024 kbpsを 超えることはできません。 ATMトラフィッククラスとして 「 CBR」を 選択 した 接続 ブリッジ 編 先 の ピークセルレート の 合計値 が 、DSL上 り伝送速度 (帯域 )を 超えないように設定 してください 。 本 装 置 は 接続先番号(No.)の 小 さ い接 続 先 から 順 に帯 域 を確保 するため、確保す る帯域 がDSLの上 り帯 域を超 え た場合 、そ れ以降 の接続先には 強制的 にUBRが 適用さ れ 、 設定 した ピークセルレート は無 視されてしまいま す。 ま た DSLの伝 送 速 度は 伝送路 の 条 件そ の 他 によって変 動 することがあるため 、帯 域の 確保 を重 視す る接続先 か ら 順 に 小 さ い 接 続 先 番 号 (No.)と な る よ う 設 定 を 行 ってください 。 基本設定 (ブリッジ 編) 57 11 その他の設定(ブリッジ編) 本 章では 、基本設定以外の各種設定 について説明 します 。 2 IPアドレスによるアクセス制 限 ・ アクセス制限 ・・・・・・・・・・・・ p.58 アクセス を 禁止 しないインタフェースについてはIPアドレスに ・ IPスタティックルート設定 ・ p.59 よ りアクセスを 許可することができます。 ・ プロトコルフィルタ 設定 ・・・ p.59 ・ MACフィルタ設定 ・・・・・・・・・ p.60 ・ ARPフィルタ設定 ・・・・・・・・・ p.61 ① 空白行 のNo.をクリック してください 。 アクセス 制限設定ページが表 示されます。 本 章の 設定 を行う 場合 は、 管理者 モードで ログインし て ください 。 11-1 アクセス制限 TE4121Cに対 する、httpや FTP、PINGなどのアクセスを 制限することが できます 。 1 インタフェース による アクセス制限 ① メニューフレームか ら アクセス制限 を クリックしてください。 アクセス 制限設定ページが表 示されます。 ② アクセスを 許可す る 送信元 IPアドレス /マスク長 を 設定 してくだ さ い。 ここで 設定 する マスク 長は アドレス 範囲 を指定 するため のものです。 例 えば 、「 192.168.1.2/32 」と 設定すると 、192.168.1.2 の 端末 のみ アクセス が可 能になり 、「 192.168.0.0/16」 と 設定すると、192.168で 始まる アドレスを持 つすべての 端 末から アクセスが可 能になります 。 実 際の ネットワークに 与えられたマスク 長と一 致させる 必 要はありません。 ③ 設定 を クリックしてください。 アクセス を許可 する送信元 IPアドレスが設 定されます。 何 も指 定しない 場合は 、すべてのIPアドレスからの アク セ スが許 可されます。 ブリッジ 編 ② アクセスを禁 止する インタフェースを選 択してください。 TE4121Cの LAN側 、ADSL 側接続先からのアクセスが 制限されます 。 すべてのインタフェースからの アクセス を禁止 すること はできません。 セキュリティに 観点 から、 ADSL側接続先 からの アクセス を 禁止することをお勧 めします。 ③ 設定 を クリックしてください。 設 定が保 存されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ま す。 58 そ の他の 設定 (ブリッジ編 ) 11-2 IPスタティックルート設定 11-3 プロトコルフィルタ設定 他 の ル ー タを 経 由 して TE4121Cを 管 理す る 必要 が あ る場 合 は 、ル ー ティング 設定を 行う必 要があります 。 指 定した プロトコルを フィルタリングします。 使用可能 なプロトコル の制限 、トラフィックの 軽減が 可能となります。 1 メニューフレームか ら IPスタティックルート を クリック して 1 メニューフレームか ら プロトコルフィルタ を クリックしてく ください 。 ださい。 IPスタティックルート 設定の 一覧ページが 表示されます 。 プロトコルフィルタ設 定ページが表 示されます。 2 フィルタ のモード を選択 してください 。 ・ プロトコルフィルタ なし 2 設 定を行 う No. を クリックしてください。 ・ 指定プロトコルのみ 通過 IPスタティックルート 設定項目が表 示されます。 ・ 指定プロトコルを破 棄 「 プロトコルフィルタなし」 以外を 選択し た場合 、フィ ル タの定義項目 が表示 されます。 ①宛 先アドレス /マスク長を 設定してください。 ②宛 先への ゲートウェイアドレスを設 定してください。 ③宛 先ネットワークまでのホップ数を 設定してください。 ④ 設定 をクリック してください 。 スタティックルートが 保存されます 。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 、即 座に 動作に 反映 され ま す。 3 プロトコルフィルタ (定義済み ) (事 前 に定 義されているプロト ・ IP ・ SNA ・ IPv6 ・ AppleTalk ・ ReverseARP ・ PPPoE ・ ARP ・ NetBEUI ・ IPX ・ VLANtag(IEEE802.1Q) プロードキャストアドレス は、 プロトコルフィルタ設 定 で「通過」を 設定している 場合、MACフィルタ 側で「廃 棄 」に設 定しても動作 に反映 されません。 これを避 けたい 場合は 、MACアドレス でブロードキャス ス タ テ ィ ッ ク ル ー テ ィ ン グ テ ー ブ ル を削 除 し た い 場 合 は 、番号 をクリックし 、 削除 をクリックしてください。 選 択された番号 の設定 が削除 されます。 トアドレスを「 廃棄」 に設定 してください 。 設 定を最 初からやり直 したい 場合は、 戻 る を クリック し てください。 4 プロトコルフィルタ (ユーザ定義 ) (「 通過」 または 「廃棄 」させ た いプロトコル ) を選 択してください。 入力内容は 取り 消され 、スタティックルート設 定の 一覧 ページに 戻ります。 任 意の LANタイプを 1つ 指定できます 。 スタティックルートは 最大 32件まで 登録できます 。 プロトコルタイプは 16進数で 入力してください。 デフォルトルートを設 定す る場 合は 、次 の値を 入力 して ください 。 宛先ネットワークアドレス /マスク長 :0.0.0.0/0 ゲートウェイアドレス:隣 接ルータのアドレス ホップカウント: 1 5 設定 をクリック してください 。 設定内容 が保存 されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 設定 をクリックし た 時点で 、機器 の動作 に反映 されます。 そ の他の 設定 (ブリッジ編 ) 59 ブリッジ 編 コ ル) を 選択してください。 次 のプロトコル が定義済みとして選 択できます。 11-4 MACフィルタ設定 MACアドレス に基づいてフィルタリング を行うことができます。 これにより端末 の制限 や、外 部への アクセス制限 、トラフィックの 軽 減 が可能 となります。 3 設定 MACフィルタ (ユーザ定 義)を定義 するためには 、一度 設定 をクリック し定義 を保存 してください 。 MACフィルタ設 定を 変更 すると、 MACテーブル内 容が 一旦 ク リ アされます。 1 メニューフレームから MACフィルタ を クリックしてください。 プロトコルフィルタ設 定ページが表 示されます。 をクリック してください 。 MACフィルタ の動作 とMACフィルタの 設定が 保存されます 。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 設定 をクリックし た 時点で 、機器 の動作 に反映 されます。 4 MACフィルタ (ユーザ定 義) (「通過 」または「廃 棄」させたい MAC フィルタ ) を選 択してください。 フィルタモード で「指 定MACを破 棄」を 選択し た場合 : 2 フィルタ のモード を選択 してください 。 ・ MACフィルタなし ・ 指定 MACの み通過 ・ 指定 MACを 破棄 「 MACフィルタ なし 」以 外を 選択 した 場合 、フィルタの 定義項目 が表示 されます。 フィルタモード で「指 定MACのみ 通過」 を選択 した場 合: 3 MACフィルタ (定義済み ) (事 前に定 義されている MACアドレ ス) を ブリッジ 編 選 択してください。 次 のMACアドレスが 定義済 みとして選択 できます。 ・ ブロードキャストアドレス ・ マルチキャストアドレス ・ BPDUアドレス ① フィルタリングを行 う MACアドレス を入力 してください 。 ② パケットの 通過方向 (通 過を 許 可す るインタフェース の組 み合 わ せ )を 選択してください。 プロードキャストアドレス は、 プロトコルフィルタ設 本設定は 「指定 MACのみ通 過」の み有効 です。 定 で 「通 過」 を設 定している場 合、 MACフィルタ (定義 済 み)側で「廃棄 」に 設定しても動 作に反 映されません。 これを避 けたい 場合は 、MACアドレス (ユーザ定 義 )でブ 送 信の下 に表示 された「 接1」∼「 接8」はそれぞれ「接 続 先1」∼「接続先8 」を表 わしています 。 ロードキャストアドレスを 「廃 棄」 に設 定してくださ い。 次 のパケットは 不正パケット として 破棄されます 。 ・ 宛先 MACアドレス が、 00.00.00.00.00.00 のパケット ・送信元MACアドレスの マルチキャストビットが Onのパ ケット ・ 宛先と 送信元 のMACアドレスが 同一の パケット 定 義 済み アドレス の設 定で は通 過させる 方向 を指 定で きません 。 こ れ を指 定したい 場合 は、 ユーザ定 義で 指定 してくだ さ い。 ③ 設定 を クリックしてください。 設定内容 が保存 されます。 使用中 の設定 を変更 した 場合は そ の他の 設定 (ブリッジ編 ) を クリックし た MACフィルタ を削除 したい 場合 番 号をクリック し、 削除 をクリック してください 。 選 択された番号 のMACフィルタが 削除されます 。 設 定を最 初からやり直 したい 場合は、 戻 る してください。 入力内容 は取り 消されます。 60 設定 時 点で、 機器の 動作に 反映されます 。 を クリック 11-5 ARPフィルタ設定 ARPパケット の転送 を制限 する場 合に使 用します。 指 定した IPアドレス /マスクに 、一 致しないARP要求 /応 答パケット は 廃 棄されます。 1 メニューフレームから ARPフィルタ を クリックしてください。 ARPフィルタ 設定ページが 表示されます 。 2 LAN側 のIPアドレス /マスク長 を 入力してください。 3 ADSL側の IPアドレス /マスク長 を入 力してください。 4 設定 をクリック してください 。 設定内容 が保存 されます。 使用中 の設 定を 変更し た場 合は 設定 をクリックし た 時点で 、機器 の動作 に反映 されます。 こ こ で設 定す るマスク 長は 、アドレス範 囲を 指定 する ためのものです 。 例 えば「 192.168.1.2/32」と設 定すると、192.168.1.2 を 送信元 アドレス(受信時 )、または宛先 アドレス(送信 時 )に 持つ ARPパケット のみが 転送されます 。 ま た、「 192.168.0.0/16」と設 定すると、192.168で始 ま る アドレス を送信元 /宛先 アドレス に持 つARPパケッ ト のみが 転送されます 。 ま た 、実 際の ネットワーク に与 えられた マスク長 と一 致 させる 必要はありません。 ブリッジ 編 そ の他の 設定 (ブリッジ編 ) 61 12 情報の参照(ブリッジ編) 次 の情報 を参照 できます。 12-2 機器状態・ログ ・ バージョン情 報 ・・・・・・・・・・・・・・ p.62 ・ 機器状態・ロ グ ・・・・・・・・・・・・・・ p.62 通 信が途 切れた 時など 、障害 の有無 などを 参照することができます 。 ・ 統計情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.63 ま た、ロ グ内容 により 機器状態の変 化を知 ることができます。 ・ ルーティングテーブル・・・・・・・・・ p.63 1 メニューフレームから 機器状態・ログ をクリックしてください。 12-1 バージョン情報 操 作フレームに 機器状態・ログページが表 示されます。 TE4121Cのバージョン情報 の一覧 を参照 できます。 次 に 掲 載 さ れ て い る画 面 表 示 は 例で あ り 、 機 器 の状 態 に よって内 容が異 なります。 1メニューフレーム から バージョン 情報 を クリックしてください 。 操 作フレームに 、ファームウェア のバージョン 情報 ページ が表示 されます 。 機器状態情報で は、次 の情報 が参照 できます。 ・ ADSL回線状態 現在使用中の ADSL回線 の状態 が表示 されます。 通信中 上りxxx kbps 下りyyy kbps 局側装置との接続が確立している トレーニング中 局側装置と接続を確立するための トレーニングを実行中 接続待ち 局側装置の応答待ち アイドル 停止している ・ LANリンク 状態 現 在の LANインタフェース の状態 が表示 されます。 接続が確立している 現在の動作モード (10Mbps/100Mbps、全二重/半二重)も合わせて表示 通信中 ブリッジ 編 停止中 停止している(インタフェースダウン) 異常 何らかの異常が発生し、停止している。 ・ ハードウェア 状態 本装置の ハードウェア 状態が 表示されます 。 正常 ハードウェアに問題がない 異常 何らかの異常が検知されている ロ グ情報 では 、本装置が起動直後 からメモリに 上に 蓄積している ロ グの内 容が最 新のものから 順に表 示されます。 ま たロ グ情報 には 、絶対時間 または機器起動時点を 0時とする相 対時刻が 表示されます 。 ど ち ら が 表示 されるかは、プロバイダ/局 側の 設 備に よって変 わります。 最 大2000 件までのログ が蓄積 されます。 2000件を 越えると、古 いものから順 に削除 されます。 TE4121Cの 電 源を OFFにした場 合 、ロ グはすべて消 去さ れます。 62 情 報の参 照(ブリッジ編 ) 12-3 統計情報 12-4 ルーティングテーブル 次 の統計情報を 参照できます 。 ・ インタフェース統計情報 LAN,各接続先の 各ポートが送受信し たデータ量な ど スタティックルートが 表示されます 。 ・ IP統計情報 IPレベル での通 過/廃棄パケット の累積値など ・ ブリッジ統計情報 1 メニューフレームか ら ルーティングテーブル を クリック して ブリッジレベル での通 過/廃棄パケット の累積値など ・ ADSL Line 統計情報 ADSL固有 の各種統計情報 ま た、内 部の ARPテーブル の内容 も表示 されます。 ください 。 操 作フレームに ルーティングテーブルページが表 示されます。 1 メニューフレームから 統計情報 を クリックしてください。 操 作フレームに 統計情報ページが表 示されます。 ⋮ ⋮ ⋮ ブリッジ 編 情 報の参 照(ブリッジ編 ) 63 13 保守機能(ブリッジ編) 13-2 Pingテスト 保守機能 として 次の機 能を搭 載しています 。 ・ ループバックテスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.64 ・ Pingテスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.64 ・ ADSL再接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.65 ・ 機器の 再起動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.65 ・ ファームウェアのバージョンアップ ・・・・・ p.66 ・ 設定の バックアップ ・リストア ・・・・・・・・・ p.67 TE4121Cと任 意の パソコンやサーバと の通 信が、 可能な 状況 にあるか どうかを 確認することができます。 1 メニューフレームから Pingテスト をクリックしてください。 Pingテストページが表 示されます。 13-1 ループバックテスト TE4121Cから 電話局やプロバイダに対 して 、通信経路が 確保 できてい るかどうかを確 認することができます。 1 メニューフレームか ら ループバックテスト を クリックしてく ださい。 ループバックテストページが 表示されます 。 2 Ping送信先 IPアドレス (プロバイダ の DNSサ ー バ 等 のIPアドレ ス )を 入力してください。 次 の項目 については、 変更す る必要 はありません 。 送信回数 :5回 送 信データ長: 56バイト 送信間隔 :1秒 2 テスト範 囲 を指定 してください 。 ・ 局まで 電話局までの接 続を確 認する 場合に 選択してください。 ・ 接続先 (1-8)まで プロバイダまでの接続 を確認 する場 合に選 択してください。 3 実行 をクリック してください 。 Pingテ ス ト中 は、 TE4121Cへの WWWアクセスはできなく なります 。 Pingテストページが表 示されます。 ループバックテストページが 表示されます 。 ブリッジ 編 プロバイダによっては ループバックテストに 対応 して い な い場 合もあります 。そのような 場合 には 、ループ バックテストは 成功しません 。 DSL回 線 では 、 データ を 伝送 す る 最も 基 本 的な 部 分に ATMを 使用しています。 ループバックテストは 、こ のATMのレベルで の通 信がで テストが 失敗し た場合 次 のページが表 示されます。 きているかどうかを確 認するものです。 入 力 した IPアドレスを 持つ 端末 やサーバ との 通信 がで きていません。 設定内容 を再度確認してください。 同 じ条件 で、続 けて Pingテストを行 いたい 場合 リトライ をクリックしてください。 Pingテストの条 件を設 定し直 したい 場合 戻る をクリック してください 。 64 保守機能 (ブリッジ 編) 13-3 ADSL再接続 13-4 機器の再起動 ADSL回 線の 通信速度が 一時 的な ノイズの 発生等により低 下し た場 合 に 、ADSL 再接続 を行うことにより 、通信速度を 回復できることがあり ま す。 WWWブラウザ から機 器の再起動を 行うことができます 。 1 メニューフレームから 機 器の再起動 をクリック してください 。 操 作フレームに 機器の 再起動 ページ が表示 されます。 1 メニューフレームから ADSL再接続 をクリックしてください。 操 作フレームに ADSL再接続ページが 表示されます 。 2 再起動 を クリックしてください。 機 器の再起動中 のページが表 示され 、TE4121C が再起動します。 2 再接続 を クリックしてください。 ADSL再接続ページが表 示され 、ADSL 回線の 再接続 が行われます 。 3 前 面のランプで 再起動 を確認 してください 。 再起動中 には、 WWWブラウザでの 接続はできません。 3 ADSL回線 の再接続完了 を確認 してください 。 再接続完了の確認方法 についての詳 細は、 「12-2 機 器状 態 ・ログ 」を参 照してください。 (p.62) 再起動したかどうかの 確認方法についての 詳細は 、「 4-2 TE4121Cとパソコン の電源 をONにする」を参照 してくださ い 。(p.24) 4 再起動完了を確認後、 再表示 をクリックしてください。 WWWブラウザ による 操作が 可能となります。 ブリッジ 編 保守機能 (ブリッジ 編) 65 13-5 ファームウェアのバージョンアップ ファームウェア をバージョンアップ することにより、機能強化を図 る ことができます 。 ま た、プロバイダ等の サービス形態 の変化 にも対 応できます。 機能強化 されたファームウェア は、 プロバイダ から 、あるいはイ ン ターネット上で 提供されます 。 1 ファームウェアファイル を パソコン 上 の適 当な フォルダに 置い ⑤ OK をクリック してください 。 機 器へファームウェア が転送 された 後、フラッシュメモリへの 書き 込 み が実 行さ れ、 書き 込み 完了時に ファームウェア 書き 込み 完了 ページが 表示されます 。 てください。 書 き込 み中 を表 すランプの 点滅 が終 わるまでは 、絶 対に 機 器の電 源を切 らないでください。 フラッシュメモリへの 書き 込み 中に 電源 を切る と、 機器 フォルダ 名や ファイル 名に は、 全角 や半 角カ ナ文 字を 使 用しないでください 。 2 メニューフレームか ら ファームウェアの バージョンアップ を が 動作しなくなります 。 クリック してください 。 操 作 フレームに ファームウェア のバージョンアップページ が表 示 されます。 ⑥ 再起動 をクリックしてくだ さい。 新 しいファームウェア でTE4121C が起動 します 。 TE4121Cには 、補助記憶装置としてフラッシュメモリ が内 蔵 されています 。 各種設定内容や ファームウェア は、 フラッシュメモリに 書 き込 むことで 電源供給が 途切 れても内 容が保 持されま す。 3 ファームウェアファイル名 ① 参照 を クリックしてください。 ファイル 選択ダイアログボックスが 表示されます 。 ② 「ファイル の種類 (T)」欄に 「すべての ファイル(*.*)」 を指 定し 、 ファームウェアファイルを置 いたフォルダ に移動 してください 。 ③ファームウェアファイル を選 択し 、 開く (O) をクリックしてく ださい。 ブリッジ 編 ファームウェアファイル名欄 にファイル名 が表示 されます。 ④ 機器 への ファームウェア転 送 をクリック してください。 注 意を促 すダイアログボックスが表 示されます。 66 保守機能 (ブリッジ 編) 13-6 設定のバックアップ・リストア 3 設定内容 をリストアす る これまでに設 定した 各種内容は 、すべてTE4121C のフラッシュメモリ 内 に、ユーザ設 定として保存 されています 。 バックアップを 行うと 、設 定した 内容を テキスト形式 でファイルに 保 存 することができます 。 バックアップ時 の設定内容を 、再び 機器に 戻すことができます 。 ① リストア を行 う設 定の リストアす る をクリック してください。 設 定のリストアページ が表示 されます。 リストア を行う と、保 存しておいた 設定内容を 、機器 に反映 させるこ とができます。 1 メニューフレームから 設 定のバックアップ・リストア を クリッ ク してください 。 操 作フレームに 設定の 選択 (バックアップ・リストア )ページが表 示 されます。 ② 参 照... を クリックしてください。 ファイル の選択 ダイアログボックス が表示 されます。 ③ 設定ファイル を選択 して 2 バックアップ内 容を保 存する ① バックアップ を行 う設 定の バックアップす る をクリック して 開く (O) をクリックしてください。 設 定ファイル名 欄にフ ァイル 名が表 示されます。 ください 。 設定内容 がテキスト形 式で表 示されます。 ② 設定内容を メモ 帳などに コピー& ペーストし て設 定ファイルと し て 保存してください。 をクリックしてください。 注 意を促 すダイアログボックスが表 示されます。 ⋮ 現在使用中の設定を変更した場合の例 設定内容 PPPパスワードはバックアップ内 容に含 まれません。 ⑤ OK をクリック してください 。 設 定ファイルが アップロード されます。 現在使用中の設 定を変 更した 場合は 、自動的に TE4121Cが再起動し 、 そ の後リストア した設定内容 が有効 になります。 ま た、機 器の再起動ページが 表示されます 。 保守機能 (ブリッジ 編) 67 ブリッジ 編 ④ リストア 実行 ⑥ TE4121C前面 にあるランプ で再起動 を確認後 、 再表示 をクリッ ク してください 。 設 定の選 択ページに戻 ります 。 PPPパスワードは バックアップ 内 容に 含まれていないた め 、リストア完了後に 再設定 してください 。 13-7 設定の初期化 設 定を間 違えてやり直 したい 場合などに 、初期化を行 って設 定を出 荷 時 の状態 に戻すことができます。 1 メニューフレームの 設定 の初期化 をクリックしてください。 操 作フレームに 設定の 初期化画面が 表示されます 。 設 定ファイルの フォルダ名 やファイル名 には、 全角 や半 角 カナ文 字を使 用しないでください 。 リストア先 に現在保存 されている設設定内容は 、すべて ア ッ プ ロ ー ド さ れ た 設定 フ ァ イ ル により 上 書 き さ れ ま す。 再起動を 確認す る方法 についての詳 細は、 「4-2 TE4121C と パ ソ コ ン の 電 源 を ONに す る 」 を 参 照し て く だ さ い 。 (p.24) 2 初期化 をクリックしてください。 設 定の初期化が 開始されます 。 3 再起動 をクリックしてください。 工場出荷時設定 で起動 します 。 ブリッジ 編 68 保守機能 (ブリッジ 編) 付 録 付録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 1 パソコンの設定確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 IPアドレスを自動取得 するための確 認 ・・・・・・・・・・・・ 70 TCP/IPの 動作確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 MACアドレス の参照方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 2 プロバイダとの接続確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 3 複数の接続先を登録する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 基本設定 の内容 が異な る場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 /複数 のPPP接続 を使い 分ける 場合 基本設定 の内容 が同じ で ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 複 数の IP over ATM 接続を 使用す る場合 4 設定やパスワードが判らなくなった場合・・・・・・ 75 5 製品仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 TE4121C ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 ACアダプタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 インタフェース (TE4121C)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 6 トラブルシューティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77 7 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 79 8 索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 付 録 付録 ・ パソコンの設定確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.70 ・ プロバイダと の接続確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.74 ・ 複数の 接続先 を登録 する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.75 ・ 設定や パスワードが 判らなくなった場合 ・・・・・・・・・ p.75 ・ 製品仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.76 ・ トラブルシューティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.78 ・ 用語集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.80 ・ 索引・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.84 1 パソコンの設定確認 IPアドレスを自動取得するための確認 TE4121Cは IPアドレス等 の設定値を、 パソコンに 対して 自動的に配 布 す る、 DHCP機能 を装備 しています。 従 って、DHCP機 能を 使用し てパソコンの ネットワーク 設定を 行うには、 パソコン がDHCPクライアントとして 設定 されていなければなりませ ん。 一般的に はパソコン購入時の 設定は 、DHCPクライアントとして動作 す るようになっていますが、パソコンが DHCPクライアントとして設定 さ れているかどうかを確 認したい 場合 には 、 次の 手順 に従 って 確認 を 行 ってください 。 確 認してください。 Windows 2000の場合: ① か ら [設 定(S)]-[コントロールパネル(C)]をクリックし てください。 コントロールパネルウィンドウが表 示されます。 Windows Me/NT/98/95の場合: ① ④ 「IPアドレス を自動的に取 得(O)」が 選択されていることを ② ネットワークと ダイヤルアップ 接続 アイコン か ら [設 定(S)]-[コントロールパネル(C)]をクリックし をダブルクリッ ク してください 。 てください。 ネットワーク とダイヤルアップ 接続 ダイアログボックス が表 示さ コントロールパネルウィンドウが表 示されます。 れます。 ② ネットワーク を ダブルクリックしてください。 ネットワークダイアログボックスが 表示されます 。 ③ ローカルエリア接続 を右クリック し、ポップアップメニューから プ ロパティ をクリックしてください。 ローカルエリア接 続の プロパティダイアログボックスが 表示 され ま す。 ③ TCP/IP を選択 し、 プロパティ (R) をクリック してください 。 TCP/IPの プロパティダイアログボックスが 表示されます 。 ④ IPアドレス タ ブをクリック してください 。 IPアドレスウィンドウ が表示 されます。 付 録 ④ インターネットプロトコル (TCP/IP)を選 択し、 プロパティ (R) 70 付録 をクリック してください 。 インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティダイアログボッ ク スが表 示されます。 TCP/IPの動作確認 インターネット を利用 するには、TCP/IP が正常 に動作 している必要 が あります 。 ここでは TE4121Cとパソコンを 接続し て起 動した 状態で 、本 機から 配 布 された TCP/IP の設定内容の 表示方法につ いて説 明します。 Windows Me/98/95の場合: ① か ら [ファイル 名を 指定 して実 行 (R)]をクリックしてく ださい。 ファイル 名を指 定して 実行ダイアログボックスが 表示されます 。 ② 入力欄 に「 winipcfg 」と入 力し、 OK ⑤ 「IPアドレス を自動的に取 得(O)」が 選択されていることを 確 認してください。 をクリック してください 。 IP設定ダイアログボックスが 表示さ れ、TCP/IPの 設定内容が表 示さ れます。 Macintoshの場合: ① アップルメニュー か ら、 [コントロールパネル ]-[TCP/IP]を ク リックしてください。 TCP/IPダイアログボックスが 表示されます 。 IP設定 ダイアログボックス 上で 、プルダウンリストボッ ク ス か らLANカード名称 を 選択 し 内容 を確 認 してくださ い。 ② 経由先 が「 Ethernet 」に、 設定方法が「 DHCPサーバを 参照」 に 設定されていることを確認 してください 。 付 録 付録 71 Windows 2000/NTの場合: MACアドレスの参照方法 ① MACアドレス とは 、個々 のネットワークポートを 識別するために使 わ れている 、世界 で唯一 の番号 です。 か ら [プログラム(P)]-[アクセサリ ]-[コマンドプロン プ ト]をクリックしてください。 コマンドプロンプトダイアログボックスが 表示されます 。 ② 「ipconfig /all 」と入 力し、 vを 押してください。 TCP/IPの 設定内容が「 IP Address」 の行に 表示されます 。 パソコン に装着 する LANカードに は、それぞれ固有 のMACアドレスが 購 入 時に付 けられています。 TE4121Cにも WAN用 とLAN用の 、2つの MACア ドレスが 付けられています。 ここでは パソコンの MACアドレスを 確認す る方法 について説 明します。 Windows 2000/NTの場合: ① か ら [プログラム(P)]-[アクセサリ ]-[コマンドプロン プ ト]をクリックしてください。 コマンドプロンプトダイアログボックスが 表示されます 。 ② 「ipconfig /all 」と入 力し、 vを 押してください。 MACアドレス が「 Physical Address」の 行に表 示されます。 Macintoshの場合: ① アップルメニュー か ら [コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル ]-[TCP/IP]をク リックしてください。 TCP/IPダイアログボックスが 表示されます 。 Windows Me/98/95の場合: ① か ら [ファイル 名を 指定 して実 行 (R)]をクリックしてく ださい。 ファイル 名を指 定して 実行ダイアログボックスが 表示されます 。 ② IPアドレス等 が正し く表示 されているか 確認してください。 ② 入力欄 に「 winipcfg 」と入 力し、 OK をクリック してください 。 IP設定ダイアログボックスが 表示さます。 MACアドレス がアダプタアドレス と書かれた欄 に表示 されます。 IP設定 ダイアログボックス 上で 、プルダウンリストボッ 付 録 ク ス か らLANカード名称 を 選択 し て内 容を 確 認してくだ さ い。 72 付録 Macintoshの場合: ① アップルメニュー か ら [コントロールパネル]-[Apple Talk]を クリック してください 。 Apple Talkダイアログボックスが表 示されます。 ② ファイルメニュー から 「情 報を 見る I」 をクリックしてくださ い。 AppleTalk情 報ダイアログボックスが表 示されます。 MACアドレス がハードウェアアドレスと 書かれた 行 に表示 されます。 付 録 付録 73 2 プロバイダとの接続確認 3 Pingテストを実 行する 設 定が完 了し正 常に再起動が 行われていれば、プロバイダと 通信が で き る状態 になります。 ① Pingテストを クリックしてください。 Pingテストページが表 示されます。 ここでは 、それを確認 する方 法を説 明します。 ・ 前面の ランプ ADSLおよびPPPの 接続が 正しく 行われているかどうかを 、確認 でき ま す。 ・ ループバックテスト 電話局施設ま た はプロバイダ と、 TE4121C 間 のATM仮想伝送路(VC) が 正しく 設定で きているかどうかを 確認できます 。 ・ Pingテスト 任 意のネットワーク機 器との 通信が 可能かどうかを確認 できます。 1 本機前面 のランプで確 認する ① ADSL接 続が確 立した 場合 ② Ping送信先 IPアドレス欄 にプロバイダの DNSサーバ等 のIPアドレス ADSLランプが緑 色に点 灯します。 そ の後、 データ を送受信するたびに 、ADSL ランプ が点滅 します 。 を 入力し 、 実行 をクリックしてください。 インターネット への通信経路 が確保 された 場合は 、次のような ペー ② PPP自動接続で [常にする ]を選 択している場 合 ADSL接続 が確立 した後 、PPPのネゴシエーションが始 まります。 ジ が表示 されます。 ネゴシエーションの 進捗によって PPPランプの点 滅が赤 から橙 と変 化 します 。 接 続が完 了すると、 PPPランプが 緑色に 点灯し ます。 接 続が 確立 しない場合 は、 設定 を再度確認した 後、 プロ バイダに お問い 合わせください。 2 ループバックテストを 実行す る ① メニューフレームか らループバックテストを クリック してくださ い。 ループバックテストページが 表示されます 。 テストが 失敗し た場合 は次のような ページ が表示 されます。 ② ターゲット欄 で「 (接続先1∼8)ま で」を選 択し、 実 行 を クリッ ク してください 。 ループバックテスト結 果ページが表 示されます。 設 定を再確認してくだ さい。 Pingテスト 中は、 TE4121Cへの WWWアクセスはできなくな ります。 テスト結 果が 成功であれば 、プロバイダとの DSL接続は 成功 してい ま す。 失 敗した 場合は 、設定 を再確認してください。 付 録 プロバイダ によっては ループバックテスト に対応 してい な い場 合もあります。 そのような 場合 には 、ループバッ クテスト は成功 しません。 74 付録 3 複数の接続先を登録する TE4121Cでは 設定 を8個まで 持つことができ、 各設定 の中に 8件までの 接続先を 定義できるため、全体として最 大64件 の接続先を設 定するこ とができます。 ここでは 複数の 接続先 を切り 替えて 使用す る方法 を説明 します 。 基本設定の内容が同じで複数のIP over ATM接続を使 用する場合 1 設 定の選 択ページで、で順次 編集 する をクリックし て、各々 の 設定を 行ってください。 (「 6 基本設定」 p.30) 2 メニューフレーム から 基本設定を 選択し 、接続先一覧表中の No. を 順次 クリックし て各接続の 「こ の接続先を 使用す る /使用 しな い 」を変 更してください。 3 現在使用中の設 定を 変更 し た場 合は 機 器の 再起動を行 ってくだ さ い。 使用中でない設 定を変 更した 場合は 、設定 の選択画面で 使用 する をクリックしてください。 複 数 の接続先 を「 使用 する 」に 設定 しておくと同 時に 複 数の接続先に 接続することができます。 接 続 先 1(No.1)をPPP over ATMや PPP over Ethernetに 設 定することもできます。 設定反映 のタイミング について 使 用 中の 設定 を変 更し た場 合、 設定 の種 類によって機 器 の動作 に反映 される タイミングが 違います。 基本設定の内容が異なる場合/複数のPPP接続を使い 分ける場合 1 設 定の選 択ページで、で順次 ・ 基本設定の場 合 設 定を変 更し、 設 定 を クリックして 保存し た後 、 再起動を 実行することにより 設定が 反映されます 。 編集 する をクリックし て、各々 ・オプション設定 (アクセス 制限、 IPスタティックルー の 設定を 行ってください。 (「 6 基本設定」 p.30) 2 設 定 の選択画面で 使用 する 設定 の 使 用す る ト 等)の場合 をクリックして 設 定を変 更し、 設 定 ください 。 を クリックして 保存し た直後 に 実際の 動作に 反映されます 。 再起動を 促すウィンドウが表 示されます。 3 OK をクリックしてください。 TE4121Cの再起動後 、設定 が切り 替わります。 設 定には LAN側の設 定も保 存されます。 従 って 、接続先に応 じて LAN側 の設定 を変えることがで きます。 LAN側の 設定 を変 更し た場 合は 、 LAN側の 機器 もそれに 合 わせて 変更してください。 設 定 には オプション設 定も 含まれるため 、設 定を 切り 替 えると IPルーティング、NAT、IPフィルタ の設 定も切 り 替わります。 4 設定やパスワードが判らなくなった場合 設 定した 内容 を忘れてしまった 場合や 、TE4121C へのアクセスを拒 否 するような設定 をしてしまった場合 、設定内容 を保持 したまま一時的 に 、工場出荷時設定 を起動 することにより設定内容の 確認や 修正を 行 うことができます。 1 工場出荷時設定 での起 動 ① 本体背面に工場出荷時起動 スイッチ(INIT)を押 したままで 、電源 を ONにしてください。 ② 2∼ 3秒 で工場出荷時設定起動スイッチ (INIT)を 離してください。 工場出荷時設定 で起動 します 。 ③ PPP ランプ が緑→ 橙→緑 と1秒毎 に変化 していることを確 認してく だ さい。 してください。 付録 75 付 録 ④ 「4 設 定の 準備」 (p.24)にしたがって、 TE4121Cとパソコンを接 続 2 メニューフレームから 設 定の選 択 を選択 し、内容 の確認 や修正 を 行ってください。 3 再起動を 行ってください。 選 択された設定 でTE4121C が起動 します 。 TE4121Cに 保存 されている 設定情報 は次 の 3つ に分 類さ れ ま す。 バックアップ 内容 はパソコンの ハードディス ク 等に保 存することができます。 ・ 運用設定 実 際 に使 用されている 設定 で、 メインメモリ 内 に保 持 されています 。 電 源が OFFになれば 消えてしまいます。 ・ ユーザ 設定 ユ ー ザが 設定 メニュー より 入力 した 内容 が保 存 され ています 。 同 時に 8つまで設定可能で 、そのうちの使用中に 設定 し た1つが TE4121Cの運用設定 として 使用されます 。 5 製品仕様 TE4121C <<ハードウェア仕様>> 項 目 仕 様 外形寸法 211 mm(W)×185 mm(D)× 42 mm(H) 質 量 700g以下 電 源 DC12V(専用ACアダプタを使用) 消費電力 15W以下 動作温度 5 ∼ 40 ℃ 動作湿度 5 ∼ 85 %(結露なきこと) 放射電界強度 VCCI Class A 発熱量 30 kcal/H 以下 注1) 本装置のOSには米国Wind River Systems,Inc.のVxWorksを採用して います。 通 常は起動時に メインメモリ に読み 込まれます。 ・ 工場出荷時設定 必要最小限の設定内容 が保存 されています 。 設 定 ミス 等により メニュー が表 示されなくなった場 合 などに 背面 の工場出荷時設定起動スイッチ(INIT) を 押 しながら 電源 をONすることで、 本設定内容が運 用設定と して読 み込ま れ、 TE4121Cが起 動します。 設定一覧 では、 0番の 設定と 表示されますが、設 定の 参 照・変 更は行 えません。 ・ バックアップ 設定 バックアップ 実行時に 選択 した ユーザの 設定 の内 容 を パソコンの ハードディスク等 に保 存することがで きます。 保 存された内容 は、リストアを実 行することにより 、 ユ ー ザ設 定に コピーされます。 使用中に 設定 し、 再 ACアダプタ <<ハードウェア仕様>> 項 目 仕 様 外形寸法 58 mm(W)× 74 mm(D)× 48 mm(H) 質 量 500g以下 電 源 AC100V±10%(50/60 Hz) 出力電圧 DC12V 安全性 電気用品取締法 型式認可番号 第91-58068号 インタフェース(TE4121C) <<ハードウェア仕様>> 起 動を行 うことにより 、運用設定に 反映されます 。 項 目 仕 様 LANインタフェース ポート数 LAN × 1ポート 準拠規格 IEEE 802.3、IEEE 802.3u MDI/MDI-X MDI-X 注1) 全二重/半二重 全二重、半二重 物理インタフェース RJ-45コネクタ ADSLインタフェース ポート数 1ポート(G.dmt) 準拠規格 ITU G.992.1 Annex C ITU G.992.2 Annex C ネットデータレート ITU G.992.1 Annex C 下り:32kbit/s∼6144kbit/s 注3) 上り:32kbit/s∼640kbit/s ITU G.992.2 Annex C 下り:64kbit/s∼1536kbit/s 上り:32kbit/s∼ 512kbit/s 物理インタフェース 電 RJ-11コネクタ 源 外付けAC電源アダプタ方式 付 録 注1) パソコン等とストレートケーブルにて直接接続できる設定(クロス 設定)。 注2) 宅内スプリッタは外付けです。 注3) 最大伝送速度は、プロバイダの設定によって下り6144kbps,上り 640kbpsを越えることがあります。 76 付録 6 ご利用環境トラブル 事 が 出来 ない 可能性があります 。 その 他、 電話回線 の品 質が ADSL ご 利用環境により、正 常にモデムが 動作しない場 合があります 。ド ライバインストール後 、うまく接続出来な い時や 「おかしいな ?」 通 信に適 していない事 がございます 。 と 思った 時は、ご契約先プロバイダ へご連 絡いただく前 に必ず お読 み 下さい 。 いたり、電柱等 の地上線の途 中に使 用されていないブリッジタップ という分 岐が設 置されている 事があります 。その 場合は 、有料 にて 芯 線の収容替え や、ブリッジタップ を外す 事が可 能です 。 8.1 ADSL ランプ が点滅 したままで点 灯しない ま た、 NTT収容局 から、 お客様宅までの回 線が ISDNの干 渉を受 けて ADSL接続 が完了 できていない 状態で す。 ( 1) 屋内環境について 以下の 項目に 該当 する場 合は、 改善してく ださい。 芯線収容替え やブリッジタップ外 し を行 っても改 善さ れ な い場合 でも、工事を 行った 費用は 請求さ れます 。予め ご了承 くだ さ い。お 申し込 みの際 には、ご契約 されているプロバイダ様に お願 い 致します。 ① モデム がパソコン本 体の 近くにある 場合 は30cm以 上離 してご利 用 ください。 ( 4) 建物の 環境について AMラジオ がついている 場合 は干 渉を 受 けて 接続 が不安定 になる可 能 性がございますので 、出来 るだけ 離して 頂くか 、AMラジオの 電源 を 消して 下さい 。 オフィスビル テレビ・ 冷蔵庫 ・ラジオなどが近くにある 場合は 離してください。 マンション、アパート ④ 電源 ケーブル・ CATV・ BS/CS放送 のケーブル をADSL 回線と 一緒 に 束ねている場 合は、 解いて 離してください。 オフィスビル の場合 は、 PBX( 構内交換機 )などが入っていること ⑤ モジュラージャックか らモデム までの 電話線は 付属 の物 を使 用 していますか?3 m以 上あるものや 、延 長している場 合は、 でき はありませんか ? るだけ短 くして 使用してください。 リッター のPhoneジャックから PBXを設置 して 頂くか タイプ 2を 引く 等 、アナログの 別回線 をご用意下さ い。 ホームテレホン・ガス自動検針装置・ガ ス漏れ 自動警報装置・セキュ そ の 場合 は、 ADSL通信 をご 利用頂くことができませんので、 スプ リティシステムを 同じ ADSL回線 で使 用されていませんか ?使 用さ れている 場合は 、回線 の配線形態を 変えて 頂かないとご 利用できな い 事があります 。 ま た、建 物の 管理人 へご相談頂き 「MDF室 (配線集合盤 )に電話会 社 のアダプタ等 が設置 されていないかを確 認してください。 ⑦ スカイパーフェク TVの ペイパービューシステム がありません か? ・ 高層住宅にお 住まいですか ? その場 合は 、スプリッタ のPhoneジャックから 分岐し た部分 に取 り 付けてください。 ⑧ 宅内 に複数 のモジュラージャックがありませんか? 複 数 のモジュラージャックに電 話 やFAXを 取り 付 けていると ADSL通信 の接 続が不安定になる事 があります 。スプリッタ のPhon e ジャック の先 で電話線を分 岐させて電 話、 FAXを 取り付 けてくださ い。 ⑨ 屋内 に別 のISDN回 線を 引いている事 はありませんか ?そ の場 合 は、電話配線 の問題 でISDN の干渉 を受けてしまい、ADSL通信 が低 速 になってしまう事があります。 こ の場合 、MDFか ら遠く の住戸 にお住 まいの場合 はADSL の提供 が難 しいことがあります。 8.2電 話にノイズが 入る 宅 内の複 数の モジュラーにそれぞれ電話 を付 けて使 おうとすると 、 ノイズが 入る事 があります。宅内で 中心になっている( 分岐される 前 の)モジュラーに スプリッター を付 け、スプリッターの Phoneか ら 分岐させるようにして下さ い。 ホームフォン やガ ス検針装置がついている 為に ノイズが 発生 する 事 があります。 そのような機 器がついていないかご確認下さい 。 ( 2) お住 まいの 近くに 以下があると ADSL通信が 干渉を 受けてしま い 、ADSL 通信ができない場合 がございます 。 それらの 問題ではない 場合は 、次の 項目を ご確認下さい 。 ① 屋内の 電話線 と電源 ケーブルを離 します 。 高圧線、 AM塔、ラジオ塔 、電波塔 ( 3) NTT収容局 からお 客様宅 までの 環境について お 客様の エリア のNTT GC局までの距離 が道なりで「3 Km」以上 ある 場 合は、接続が 非常に 難しくなります。こ の場合 はADSL 通信を ご利 用 頂く ② パソコン及 びモデム の電 源と 電話機の電 源の コンセントを 別に します。 ま た テーブルタップ( コンセントを 複 数させるようになっている 物 )を使 う場合 は、フィルタ 付きの 物を別 々に使 うことで効果 は大 きくなります。 お 客様宅 の保安器の型 番によっては 、着信時に接 続が切 れる現 象が 発 生します。この 件につきましては、お 客様ご 加入の プロバイダに 、 まずはご 相談ください 。 付録 77 付 録 8.3着信時に 接続が 切れる 7 トラブルシューティング トラブル が発生 した場 合には 、障害個所 を明確 にしてから本 章をお 読 みください。 障害個所 の特定 には、 次のような手 段があります 。 ・ 前面パネルにあるランプの 点灯状況を確 認する ・ TE4121Cへ のPing が実行 できることを 確認す る ・ プロバイダ のアクセスサーバや 、プロバイダの WWWサーバ への Ping が 実行できることを確 認する ・ 著名な WWWサイト へのアクセス が可能 であることを 確認す る 現象:POWER ランプが点灯しない 現象:LANランプが点灯しない 対処:背面のLANポートは、ストレートLANケーブルでパソコン等 と直接接続できる仕様になっています。 イーサネットハブ等と接続する場合は、ハブのアップリン クポート、またはクロスケーブルを使用してください。 対処:LANケーブルが正しく接続されていることを確認してくだ さい。 現象:設定内容や状態を見たい 対処:WWWブラウザを参照してください。 現在の設定内容:各設定画面 現在の状態:機器状態・ログ画面 原因:本機器に電源が供給されていません。 対処:背面の電源スイッチが「ON」になっていることを確認して ください。 対処:ACアダプタが本機器に接続されていることを確認してくだ さい。 対処:ACアダプタがコンセントに確実に接続されていることを確 認してください。 対処:コンセントに電源が来ているか(通電していることを)確認 してください。 対処:本機器用のACアダプタであることを確認してください。 現象:ALARMランプが点滅する 原因:電源を「OFF」から「ON」に再投入してもALARM ランプが点 滅する場合は、機器の故障が考えられます。 対処:お買い上げいただいた販売代理店にご相談ください。 なお、通常の電源投入時はALARM ランプが一時的に点灯、 または消灯します。 現象:ADSLランプ が点灯しない 原因:電話局側のADSL信号が検出できません。 対処:電話回線が確実に接続されているか確認してください。 対処:スプリッタを使用している場合は、正しく接続されている ことを確認してください。 現象:ADSLランプが点滅を繰り返す 原因:ADSLリンクの確立(トレーニング)を行なっています。 (1秒周期で点滅) 対処:電話回線が確実に接続されているか確認してください。 対処:スプリッタを使用している場合は、正しく接続されている ことを確認してください。 現象:ADSLランプが不定期に点滅を繰り返す 原因:ADSL 側で通信が発生した場合は一瞬消灯します。 対処:トラブルではありません。 現象:PPPランプが点滅を繰り返す 原因:PPPリンクが確立していません。 付 録 対処:赤色点滅を繰り返す場合は、ATMコネクションID、カプセル 化の方 式が適切に設 定されていることを確認してくださ い。 赤色点滅から橙色点滅を繰り返す場合は、PPPのユーザID、 パスワードが適切に設定されていることを確認してくださ い。 78 付録 現象:ログインパスワードを忘れた 対処:工場出荷時のユーザ名は「root」、パスワードは「root」 です。 変更後のパスワードを忘れてしまった場合は、次の手順で 再度設定してください。 ① INITスイッチを押しながら起動してください。 工場出荷時設定で起動します。 ② WWWでアクセスし、メニューフレームから ログインパスワード 設定 を選択しパスワードを再度設定してください。 ③ 本機器を再起動してください。変更後のパスワードが有効にな ります。 (r 「付4 設定やパスワードが判らなくなった場合」p.75) 現象:IPアドレスを忘れた 対処:パソコンがDHCPによるIPアドレス取得(IPアドレスを自動 的に取得 )になっている場合本機器のIPアドレスはデフォ ルトゲートウェイとして登録されています。 デフォルトゲートウェイのIPアドレスは次のコマンドで参 照することができます。 Windows 95/98の場合:「winipcfg」 Windows NT/2000の場合:「ipconfig」 Mac OSの場合:コントロールパネルの「TCP/IP」を開いて ください。 「ルータアドレス」として登録されていま す。 対処:次の手順で参照してください。 ① INITスイッチを押しながら起動してください。 TE4121Cの工場出荷時設定で起動します。 起動時にはPPPランプが 1秒毎に緑と橙を繰り返して点灯しま す。 ② WWWでアクセスし、使用する設定の内容を参照してください。 ③ 本機器を再起動してください。 元の状態に戻ります。 (r 「付4 設定やパスワードが判らなくなった場合」p.75) 現象:WWWブラウザでTE4121Cにアクセスできない 現象:インターネットへのアクセスが遅くなった 対処:正面のLAN ランプが点灯していることを確認してください。 原因:接続先のサーバが混んでいる可能性があります。 対処:パソコンに適切なIPアドレスが設定されていることを確認 してください。 Windowsの場合は次のコマンドで参照できます。 Windows 95/98の場合:「winipcfg」 Windows NT/2000の場合:「ipconfig」 原因:接続先のプロバイダやインターネット上の経路が、他の通 信で混んでいる可能性があります。 対処:本機器のLAN側に適切なIPアドレスが設定されていること を確認してください。 ブリッジモードではIPホスト機能をONにしないと、本機器 へはアクセスできません。 対処:お使いのWWWブラウザのProxy設定が「no proxy」になって いることを確認してください。 対処:お使いの WWWブラウザのJavaScriptを使用する設定になっ ていることを確認してください。 原因:本機器を他の人と共有している場合は、他の通信により混 んでいる可能性があります。 原因:ADSL回線がノイズ等の外乱を受け、接続速度が低下してい る可能性があります。 対処:WWWブラウザメニューにある「ADSL再接続」を適宜実行して みてください。 現象:電話からのノイズが著しくなった 対処:本機器、スプリッタ、および電話機が正しく接続されてい ることを確認してください。 現象:インターネットにアクセスできない 対処:正面のLANランプが点灯していることを確認してください。 対処:正面 の ADSLランプが点灯 していることを確認してくださ い。 対処:PPPを使用している場合PPPランプが緑色に点灯しているこ とを確認してください。 対処:パソコンに適切なIPアドレスが設定されていることを確認 してください。 また本機器とWWWブラウザ等による通信が可能であること を確認してください。 (本機器のWWWブラウザ メニューを参照できることを確認 し てください。) 対処:次のことを確認してください。 ・本機器の「機器状態情報」のADSL回線状態が「通信中」 となっている ・PPP状態が「確立」となっている 対処:PPPを使用している場合、本機器に適切なIPアドレスが割り 当てられていることを確認してください。 対処:設定内容を確認してください。 次の設定を変更した場合は、その内容を確認してください。 ・IPスタティックルート設定 ・IPフィルタ (IPルータ/NATルータ)設定 ・NAT設定(NATルータ) ・アクセス制限(ブリッジ) 対処:設定後に「設定変更後の機器の再起動」が表示された後で 再起動を行ったことを確認してください。 対処:動的設定変更項目を設定変更した場合は、NATテーブルやブ リッジ学習テーブルは一旦内容がクリアされます。 このような場合には、通信をやり直してください。 対処:ルーティングテーブルを参照し、経路情報が適切に設定さ れていることを確認してください。 問題があればルーティングテーブルを修正してください。 対処:トラブルシューティングの他の項目に該当する現象が起き ていないか確認し、対処を行ってください。 対処:本機器を再起動してください。 対処:パソコンを再起動してください。 付 録 付録 79 8 用語集 DSLによるインターネットアクセスサービスとは A∼Z ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line) 電話局か ら各家庭や事業所ま で引かれている、銅線 の加入者電話回 線 (Subscriber Line) を利用 して、数メガ bpsの高速 データ 通信を 可 能 にする 通信方式。 ADSLアクセスルータ ADSLを利 用して LANをインターネット に接続 するためのルータで 、 ADSLのモデム機 能を含 む。 Annex C(G.992.1 Annex C、G.992.2 Annex C) G.992.1、G.992. 2の 日本仕様(北米仕様:Annex A、欧州仕様:Annex B)。G.992. 1、G.992.2を国 内で使 用すると、ISDNからのノイズに よ り 伝送速度や伝送距離 の低下 が起こることがあるため、それらの 問 題 を解決 するための追加仕様 。 ISDNからのノイズを考 慮して、ISDNの ピンポン伝送 の周期 に同期 し て 伝送速度を変 化させる技術 。 ARP(Address Resolution Protocol) ネットワークアドレス をもとに、物理 アドレスを得 るためのプロト コ ルで、 主に IPアドレスか らEthernetアドレス (MACアドレス )を 得 るのに使 用される。 TCP/IPを 実装す る機器 のほとんどに 実装されている。 ARPテーブル ARPにより得 られた IPアドレスと MACアドレスの対応表を 指す。 ATM(Asynchronous Transfer Mode) 音 声や動 画などのデータを 、ATMセル と呼ばれるヘッダ部 とデータ 部 からなる53バイトの 固定長 パケットに分 割して 送信す る方式 。 ATMルータ ATM網 においてIPパケット等の ルーティング を行う ネットワーク 機 器。 CBR(Contstant Bit Rate Service) ATMコネクション毎 に指定 するトラフィッククラスの 一種。 ピークセルレートで指 定された帯域 が固定的に割 り当てられ、優 先 的 に伝送 が行われる。 CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol) PPP(Point-to-Point Protocol) 接続時 に、ユーザ名 とパスワード で 認 証を行 う仕組 み。 RFC1994で規 定されている 。 プ ロ バ イ ダの ア ク セ ス サ ー バ か ら の 要 求 で 認 証 を 行 う 。 PAP(Password Authentication Protocol)と 違い、 パスワードを 暗 号 化して ネットワーク 上に送 信するため、 安全性 が高い 。 DHCPサーバ(Dynamic Host Configuration Protocol) LAN内 の通信機器の IPアドレス などの ネットワーク 設定を 自動的 に 割 り当て る機能 を持つ サーバ 。 DNSサーバ(Domain Name Service/System) TCP/IPホスト名 から、IPアドレス(または その逆 )を 検索するのに 用 いられる サーバ 。 DSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer) 付 録 電話局内 に設置 する ADSL回線収容装置。 複数台の ADSLモデムを 収容 し、データを ルータ などへ ATMにより 多 重 して出 力する 機能を 持つ。 電話会社等が 敷設 している 通常 のメタルケーブル を使 った 電話回 線 のうち 、局か ら一般家庭までの区 間を利 用して、音声と は別の 周 波 数にデジタル 信号をのせて データ 通信を 行うサービス のこと 。 デ ジタル 信号 は電話局等に 設置 された交換機 の手 前で 音声信号 と 分 離 さ れ 、 ATM(Asynchronous Transfer Mode) 網 を 通 じ て 、 ISP(Internet Service Provider )に 届けられる。 そ の際、デジタル信号 のやり 取りは、加入者宅および電話局に設 け られたスプリッタ間でのみ行 われるため、従 来の電話網に は影響 を 与 えない 。 加入者側 から見 ると、データ通信用の 線が新 たに追 加されたように 見 えるが 、実際 には従 来のケーブル を、周波数を分 けて使 用してい る。 従 って、 新たな 敷設工事等の 必要はない。 G.992.1規格(G.dmt) ITU-Tで定められた 公衆電話網用 のフルレート ADSL規 格。 規格上、上り最 大レート640kbos、下り最 大レート6Mbpsが 定められ ている。仕様に 際しては電話音声を 重畳・分 離する スプリッタが 必 要 である 。最大伝送速度は、プロバイダの設 定によって下 り6Mbps, 上 り640kbps を越えることがあります。 G.992.2規格(G.lite) ITU-Tで定められた 公衆電話網用 のADSL 規格。 フルレートADSL より使 用する 周波数帯を少 なくすることで、伝送性 能 は上り 512kbo s、 下 り1.5Mbps に制限 されるが、伝達距離を伸 ばせ 、 か つ、部品 コスト を抑え て低価格なサービス 提供を 目的としたもの。 G.lite G.992.2規格 の策定前の名 称。 G.992.2の通 称としても使 用される。 IGMP(Internet Group Management Protocol) IPマルチキャストネットワークにおいて、ホストが マルチキャスト ルータに グループへの 加入、離脱を 通知するためのプロトコル。マ ルチキャストルータは グループ に加 入し たホスト が存 在す るネ ッ トワーク にマルチキャストフレーム を送信 する。 InATMARP(Inverse ATM ARP) ATM上 で接続 されている 相手の IPアドレスを 得るためのプロトコル。 IP over ATM ATM上 でIP通 信を実 現するための 仕組み 。 RFC1483/RFC1577等 で規定 されている。 IP over PPP over ATM ATM上 で、 PPPを 利用し てIP通 信を実 現するための 仕組み 。 RFC2364で規 定されている 。 IPフィルタ機能 IPアドレスやポート番 号などに基づ き、通 信を制 限する 機能。 簡 易ファイアウォール として 使用することも可能 。 IPホスト ネットワーク上 に置かれているIP通信装置 で、通常 はユーザ装置 を 指 します 。 IPマルチキャスト 通 常の IP通信が 1対 1で行われるのに対し 、1対多で の通信 を可能 に するための仕組 み。 サーバが 送信し たマルチキャストフレーム が、グループの メンバ す べてに配 送される。 マルチキャスト通 信を 可能 にするためにはルータ にマルチキャス トルーティングプロトコル (DVMRP など )が、 ホスト にはメンバ通 知 を 行うための機 能(IGMPな ど)が必要 になる 。 80 付録 IPルータ PAP(Password Authentication Protocol) IPアドレスをもとに転送先 を判断 し転送 を行う ネットワーク 機器 。 PPP(Point-to-Point Protocol) 接続時 に、ユーザ名 とパスワード で プロバイダと LAN型接続を 行っている時 に使用 する。 一般的に はLAN側に グローバル IPアドレスの 割り当 てを行 い、イ ン ターネットと直接通信 を行う 際に使 用する 。 認 証する 仕組み 。 RFC1334で規 定する 。 プロバイダのアクセスサーバ がPAPでユーザに 認証を 要求す る。 ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication stadardization sector) ITU(国際電気通信連合 )の 電気通信標準化部門 。 通信関連 の標準化を定 める国際機関 。 ITU-T勧告 国際連合 の専門機関 である 国際電気通信連合 (ITU)の電気通信標準 化部門 (ITU-T)が作 成する 標準化勧告。 各 国 の電気通信主官庁 (日 本は 総務省)と 電気通信事業者が 参加 し 勧告案を 作成す る。 勧告案は、4年 または 2年 毎に開 催する 世界電気通信標準化会議で 決 定 され、 強制力 のある 勧告となる。 LAN(Local Area Network) 会 社、組織 、学校 、工 場、ビル、フロア 等、ある限 定された範囲 に 敷 設されたコンピュータ通信 のためのネットワーク。 距 離、伝送路、トポロジ、プロトコル の明 確な定 義はないが、一 般 的 には伝送距離 が数 m∼ 数十 km、伝送速度は 1M∼数 Gビット /秒程度 である。 ケ ーブル や無線等の伝送媒体 を複数 のコンピュータで共 用し、互 い に 独立し た通信 を実行 できる 。 MTU(Maximum Transfer Unit) ネットワークを 通じて 転送可能な最 大データ量。 MTUは 、ネットワークの種 類によって異 なる。 Ethernet では 1500オクテット 。 MACアドレス 通信装置 に付けられている物理的な IPアドレスで、6バイトデータ で 表される。 NAT(Network Address Translation) RFC1631で規 定する アドレス変換 の方式 。 ルータに NATを搭載 することで 、プライベートIPアドレス とグロー バ ルIPアドレス を変換 する。 TE4121Cでは 、さらにポート番 号を変 換する 機能を 持つため、プ ロ バイダの IP接続 サービスで割 り当てられた 1個 のIPアドレス を、LAN 上 にある 複数台 のパソコンで 共有できるようになる。 こ の際、IPアドレスとポート番 号を基 にした 変換テーブル がルータ 内 に作成 され、 これを NATテーブルと呼 ぶ。 NATテーブル → NAT NATルータ NATを 使用し てプロバイダ に接続 するルータ。 ルータに 接続されている複数 の端末 から送 出されるデータは、す べ て ルータ 自身が 送出したものとして インターネットへ送 出され、そ の 際 のIPアドレス はルータ 自身 のアドレスが 送出元アドレスと な る。 インターネット からルータ宛 に受け 取った データ は、本来 の行き 先 端 末のアドレス を付け てLAN内に 送出される。 Ping TCP/IPネットワークにおいて、IPパケットが 通信先 まで届 いている か を調べるために利用 される 最も基本的な コマンド。 Pingを実 行してみて、返 答が返 ってくれば途 中の経 路には 問題が な く、相手の ノード は存在 しIPパケット の処理 が可能 であることがわ か る。 POP、POP3(Post Office Protocol verion 3) メールクライアントが、メールサーバ 上に着 信した メール をクライ アント側 に転送 する際 に用い るプロトコル 。 RFC1939で規 定されている 。 な お、メール 送信時 には SMTP(Simple Mail Transfer Protocol) を 利 用する 。 POTS(Plain Old Telephone Service) アナログ 電話サービス のことを指す 。 PPP(Point to Point Protocol) シリアルライン を使っ て通 信するための 物理層 /データリンク層 プ ロトコル 。 TCP/IPや IPX、その 他複数 のプロトコル を同時 にサポートできる。 ま た リンク状 態(使用 している モデムや回 線の 状態 )に 応じ た再 接 続 、両端 で使用 する IPアドレスの自動的な ネゴシエーション、認 証 機 能などを持つ 。 PPPoE(PPP over Ethernet) Ethernet 上で PPPの フレーム (パケット )を使 用して 、Ethernetに 接 続 したパソコン などから直接 PPP接続を 行うためのプロトコル。 TE4121Cでは 次の 2つの 方式で 使用することができる。 ・ TE4121C を ブリッジ として使 用し 、 パソコン 側で はPPPoEソフト ウェアを 使用す る ・TE4121Cを PPPoEクライアントとして使用 し、パソコン側 では通 常 の Ethernet端末 として 使用す る ProxyARP 同 一ネットワークIDを 持つ 2つ の端末 がルータをはさんで 異なる サ ブネットワーク に接続 されている場 合、サブネットマスク の小さ い 方 の端末 からは 、相手 の端末 へ通信 できない。 これを救 うため 、ルータが 端末からの ARPリクエストに対 して、 自 動 的に代 理で応 答することにより、 通信が 可能となる。 PVC(Parmanent Virtual Channel) ATMで 使用す る接続方法の 1つ で、通信相手を 固定的 に接続 しておく 方 法。 RIP(Routing Information Protocol) IPネットワークの 経路情報 を交 換するための プロトコルで 、他 の ル ー タと ネットワーク の経路情報(ルーティングテーブル)をやり 取 りするのに使 用する 。 UBR(Unspecified Bit Rate Service) ATMコネクション毎 に設定 するトラフィッククラスの 一種。 付 録 十 分 なグローバル IPアドレスの 割り 当て を受 けていない場 合に 使 用 することが多 い。 パスワードが暗号化されずに 送信されるため、安全性が低 いとされ ている。 帯域割り 当てがなく、 通信品質は保 証されない。 付録 81 シェーピング機能 VC(Virtual Channel) 定 義した 条件によりデータの 送信容量を制 限する 機能。 仮想通信路のこと。 物理的な 1本 のATMのラインに、論理的 な送信路を定 義することがで き る。 固定的に 定義される通信路 のことをPVCと呼 び、データ転 送が行 わ スタティックルート れるたびに定義 される 通信路 のことをSVCと呼 ぶ。 TE4121Cにおいては PVCのみの サポートとなっている。 スプリッタ VCI(Virtual Channel Identifer) 仮 想チャンネル を識別 するための番 号。 VCカプセル方法 IPネットワーク の経路 をあらかじめ 手動で 決定したもの 。 ADSLのデータ信 号が電話機や 電話交換機に 流れ込 んだり、電話の 音 声信号が ADSLモデムに 流れ込 むことで発生 する通信障害 を防ぐ。一 般 に スプリッタは ユーザ宅 と通信事業者 の収容局 の両 方に 設置 す る。 ユーザ宅 に設置 するスプリッタは宅 内スプリッタ と呼ば れる。 ATM上 でのパケット のカプセル化方式で、RFC1483で 定義されている。 マルチプロトコルを 扱える LLCカプセル化 (LLC Encapsulation)と 、 決 め打ち の単プロトコル用 VCマルチプレクス (VC Multiplexing) を 選 択できる。 VPI(Virtual Path Identifer) タ∼ト 宅内スプリッタ → スプリッタ ナ∼ノ 仮 想パス を識別 するための番 号。 WAN(Wide Area Network) 認証プロトコル 建 物や敷 地を越 える遠隔地の 間を接 続するための ネットワーク。広 域 網とも 呼ばれる。 PPPプロトコルで 認証 を 行うために用 いる プロトコルで PAP、 CHAP がある。 LANの 対比語 として 用いられることが多 い。 本製品で はADSL より上 位の部 分を指 す。 ハ∼ホ ハブ(HUB) ア∼オ アクセスルータ インターネット へアクセスするためのルータ。 10Base-Tなどの ケーブルを集 配する ネットワーク 接続機器で、複 数 の 端末を 接続す る場合 に使用 する。 ピークセルレート ATMコネクション (VC)上で 送信できる送 信レートの上 限を示 す。 カ∼コ グローバルIPアドレス(Global IP Address) グローバルアドレスと も呼ばれる。 NIC(Network Information Center)などの公的機関 が割り 当てる 、 インターネット 接続時 に必 ず必要 となる IPアドレスの 別名である 。 閉 じ たネットワーク内 部に 限り 自由 に利 用できる プライベートア ドレスが 登場したため、反意語 として グローバルアドレス と呼ば れ るようになった 。 ゲートウェイアドレス ネットワークにおいて 、同一 LAN上 に存在 しない ノード や、(物理的 、 論理的を 問わず )別 のネットワークに 対する データ 通信を 行なう 場 合、ゲートウェイ と呼ばれるノード (通常 はルータ)へデータを転 送 す る。 しかしどのゲ ートウェイへ 送ってよいかがわからない 場合 は、 デ フォルトゲートウェイ という一番代表的 なノード へ送 ることにな る。 通 常、各 ノード にデフォルトゲートウェイだけを設定 しておけば 、 あとはそのデフォルトゲートウェイ が適 宜ルーティングを 行な っ てくれる 。 サ∼ソ サブネットマスク(Subnet Mask) 付 録 IPアドレスか らサブネット のネットワークアドレスを 求め る場 合 に 使用す るマスク値のこと。 IPアドレスとサブネットマスクの ANDをとった結果 が、サブネット アドレス になる 。 サブネットマスクは、通 常は上 位の側 から連 続して ビット を立て た 値 を用い 、例え ば255.255.255.0などとして 、これをサブネット 長 が 24であると表 現する 。 82 付録 ファームウェア 工場出荷時に ROMなどにより機 器に搭 載されている ソフトウェア 。 TE4121Cでは フラッシュメモリ に搭載 されており、 バージョンアッ プ 時などにはユーザ側 で書き 替えることができる 。 プライベートIPアドレス(Private IP Address) RFC1597で規 定されており、プライベートアドレス とも呼 ばれる 。 組織内部 だけのクローズな 環境 では 、そ の組 織だけで 通用 する IP アドレス を利用 し、インターネットに アクセスする 場合だ け本来 の ユニーク なアドレス(グローバルアドレス )を 割り 当て る方 法が 一 般 化している。 プライベートアドレス空間から グローバルアドレス空 間 (Internet)をアクセス できるようにする 仕組みとしては、 Proxyや NAT(Network Address Translator)が利 用される。 インターネット上 へプライベートIPアドレス を持 った パケット を 送 出することは 、禁止 されている。 10.0.0.0 ∼ 10.255.255.255 、 172.16.0.0 ∼ 172.31.255.255 、 192.168.0.0∼ 192.168.255.255が プライベートアドレスとして 規 定 されている。 ブリッジ 中継装置 の機器 を表し、TCP/IP などの プロトコルに 依存しないで 中 継 することができる。 通信端末 のMACアドレス を学習 し、不 要なトラフィックを 自動的 に フ ィルタ で廃棄 する。 ポート番号 TCP/IP、 UDP/IP の機能 の1つ。 同 一サーバやパソコン 上で、複数の ユーザ が、または複数 のアプリ ケーションに対 して、 同時に アクセスできる仕組 み。 サ ー バや パソコン は、 受信 した パケット を受 け渡 すべき各 種イ ン ターネットアプリケーション を、ポート番 号によって特 定する。例 えば、 WWWサーバと FTPサーバを 1台 のサーバ上に 構築しても 、 パケッ ト を 受け 取っ た後 にポート 番号 で WWWサーバ宛 なのかFTPサーバ 宛 なのかを 判断できる。 主 な アプリケーション用の ポート番号 はIANA(Int ernet Assigned Numbers Authority)によって 管理 されておりWell -knownポート と 呼 ばれる 。 ポート名 ポート番 号に付 けられた名前 。 通常該当 するプロトコル名が 付けられる。 パソコン 等の 場合 Servicesファイルにポート 番号 とポート 名の 対 応 が記載 されている。 ホップ数(Hop count) IPパケットが通 過する ルータ の台数 。 メトリックとも 呼ばれる。 マ∼モ マスク長 → サブネットマスク ラ∼ロ リンクアップ リンクと は、ノード間 をつなぐ部分 を指し、ノード 同志が 通信可 能 な 状態になることをリンクアップという。 ルータ IPアドレスにより通信先までの最適 な伝送路を探 し出し て、データ の 再生中継を行 う機器 。 LANを 流れる データ のうち、インターネット へ中継 すべき データ を 判 断して データ を転送 する。 ま たインターネットか ら来た データ の送出先を判 断して、各端末 へ 転 送する 。 TE4121Cには 、IPルータと NATルータ の2つのモードがある。 ルーティングテーブル ルーティングを 行うためにルータが 蓄積している 経路情報。 あ るネットワークに到 達するには、隣 接したどのルータに パケット を 転送す るべきかが記 載されている 。 ループバックテスト 装 置 内の 状態 や伝送路 の状 態が 正常 であるかどうかを 確認 するた め に、こ の機能 が使われる。 任 意の宛 先に送 信した フレームに対 して、そ の宛先 の機器等が送 信 元 に対し て応答 クレームを戻 すことにより 試験を 行う。 付 録 付録 83 9 索引 NAT ルータモード で使用 する場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 Ping テスト A∼Z ブリッジ 編 ...................................... 64 ルータ編 ........................................ 47 PPP over ATM (IP over PPP over ATM over DSL) ADSL 再接続 ブリッジ 編 ...................................... 65 ルータ編 ........................................ 48 ARP フィルタ設定 ブリッジ 編 ...................................... 61 DHCP 設 定 ルータ編 ........................................ 32 DSL 側からの接続 を制限 する (設定例) ルータ編 ........................................ 43 ルータ編 ........................................ 34 PPP over Ethernet ルータ編 ........................................ 36 PPP 切断 /接続 ルータ編 ........................................ 48 TCP/IP の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 Macintosh の場合 ................................. 21 Windows 2000 の場合 .............................. 20 Windows Me/98/95 の 場合........................... 17 DSL サービスの内 容を確 認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 Windows NT 4.0 の場 合 ............................ 19 DSL による インターネットアクセスサービス とは・・・・・・・・・・・ 12 TCP/IP の動作確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 IP over ATM (IP over ATM over DSL) MacOS9 の場合 .................................... 72 ルータ編 ........................................ 33 MacOS X の 場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 IP アドレスが 取得できていない場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 Windows 2000/NT の場合 :.......................... 72 IP アドレスを 自動取得するための 確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 Windows Me/98/95 の 場合........................... 71 Macintosh の場合 : ............................... 71 TE4121C でできること ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 Windows 2000 の場合 .............................. 70 TE4121C と HUB を 接続す る場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 Windows Me/NT/98/95 の 場合........................ 70 TE4121C と 電話機 を接続 する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 IP スタティックルート設定 TE4121C と は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ブリッジ 編 ...................................... 59 TE4121C と パソコンの電 源を ON にする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 ルータ編 ........................................ 39 TE4121C と パソコンを接 続する (Ethernet で接 続する 場合 )・・・ 22 IP 統計情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 TE4121C の 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 IP フィルタ設 定 TE4121C の 設置 ルータ編 ........................................ 42 IP ルータモードで使 用する 場合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 LAN 内へ の telnet を 禁止す る(設定例 ) 縦 置きの 場合 .................................... 22 横 置きの 場合 .................................... 22 WWW ブラウザの用 意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 ルータ編 ........................................ 44 LAN 内へ の WWW アクセス 以外は 禁止す る(設定例 ) ア ルータ編 ........................................ 44 LAN 内への 外部からのアクセス を禁止 する (設定例) ルータ編 ........................................ 44 LAN の状況 を確認 する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 MAC アドレス設定 ブリッジ 編 ...................................... 56 MAC アドレスの参照方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 Macintosh の場合 ................................. 73 アクセス 制限 ブリッジ 編 ...................................... 58 ルータ編 ........................................ 38 安 全にお 使いいただく 前に .............................. 2 インターネット に接続 できる 端末を 制限す る(設定例 ) ルータ編 ........................................ 43 インタフェース 統計情報............................... 46 Windows 2000/NT の場合 ........................... 72 Windows Me/98/95 の 場合 .......................... 72 MAC フィルタ設定 カ ブリッジ 編 ...................................... 60 NAT アドレス変換 ルータ編 ........................................ 40 付 録 NAT アドレス・ポート変 換 ルータ編 ........................................ 41 NAT テーブル ルータ編 ........................................ 46 NAT について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 NAT ルータ 簡単設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 84 付録 各 部の名 称と機 能 .................................... 13 管 理メニューを 表示す る ............................... 25 機器状態 ・ログ ブリッジ 編 ...................................... 62 ルータ編 ........................................ 45 機 器の再起動 ブリッジ 編 ...................................... 65 ルータ編 ........................................ 48 基本設定 ブリッジ 編 ...................................... 54 ルータ編 ........................................ 30 基本設定の内 容が 同じで 複数 の IP over ATM 接 続を 使用 する場 合 ... 75 基本設定の内 容が 異なる 場合/ 複数 の PPP 接続 を使い 分け る場 合 ... 75 基本設定 を行う ブリッジ 編 ...................................... 54 ルータ編 ........................................ 30 工場出荷時設定 での起 動 ............................... 75 サ 使用上の ご注意 ....................................... 2 情 報の参 照 ブリッジ 編 ...................................... 62 ルータ編 ........................................ 45 製品仕様 ............................................ 76 AC アダプタ.......................................... 76 TE4121C............................................. 76 インタフェース (TE4121C) .............................. 76 接続先設定 ブリッジ 編 ...................................... 57 接続先を 設定す る ブリッジ 編 ...................................... 56 ルータ編 ........................................ 33 接続先を 選択す る ブリッジ 編 ...................................... 56 ルータ編 ........................................ 33 接 続に使 用する パソコン............................... 17 設 置するときの 注意.................................... 4 設定内容 ............................................ 28 設 定の準 備 .......................................... 24 設 定の初期化 ブリッジ 編 ...................................... 68 ルータ編 ........................................ 51 設 定の保 存 ブリッジ 編 ...................................... 57 ルータ編 (NAT ルータ 簡単設定) ...................... 28 ルータ編 (基本設定 )............................... 37 設 定の名 称と動 作モードの設 定 ブリッジ 編 ...................................... 55 ルータ編 ........................................ 31 設 定やパスワードが判 らなくなった 場合 .................. 75 設 定を選 択する ブリッジ 編 ...................................... 54 ルータ編 ........................................ 30 セルフテストによって 異常が 発見された場 合 .............. 24 付 録 そ の他の 設定 ブリッジ 編 ...................................... 58 ルータ編 ........................................ 38 付録 85 タ 宅 内スプリッタ について............................... 22 電 源を接 続する ...................................... 23 電話回線 と宅内 スプリッタを 接続す る ................... 22 プロトコルフィルタ設 定 ブリッジ 編 ...................................... 59 プロバイダとの 接続確認............................... 74 保守機能 ブリッジ 編 ...................................... 64 統計情報 ブリッジ 編 ...................................... 63 ルータ編 ........................................ 46 トラブルシューティング............................... 78 ルータ編 ........................................ 47 ホスト IP アドレス 設定 ブ リッジ 編 ...................................... 55 ADSL ランプ が点 灯しない ......................... 78 ADSL ランプが 点滅を 繰り返 す....................... 78 ヤ ADSL ランプが 不定期 に点滅 を繰り 返す ............... 78 ALARM ランプが点 滅する ........................... 78 用語集 .............................................. 80 IP アドレスを 忘れた .............................. 78 LAN ランプ が点灯 しない ........................... 78 ラ POWER ランプが点 灯しない ......................... 78 PPP ランプ が点滅 を繰り 返す........................ 78 WWW ブラウザで TE4121C にアクセスできない........... 79 インターネット にアクセスできない.................. 79 インターネット へのアクセス が遅くなった ............ 79 設定内容 や状態 を見た い ........................... 78 電 話からのノイズが著 しくなった ................... 79 ログインパスワードを 忘れた ....................... 78 LAN 側の設 定 ルータ編 ........................................ 31 ルーティングテーブル ブリッジ 編 ...................................... 63 ルータ編 ........................................ 46 ループバックテスト ブリッジ 編 ...................................... 64 取扱説明書の構 成 ..................................... 8 ルータ編 ........................................ 47 取扱説明書の読 みかた.................................. 7 ログインパスワードの 設定 ............................. 26 ナ ネットワークの 構成を 考える TE4121C を IP ルータ として 利用す る ................. 16 TE4121C を NAT ルータとして利 用する ................ 15 TE4121C を ブリッジとして利用 する .................. 16 既 存 LAN に組み 込む............................... 15 新 規に LAN を構 築する ............................. 14 スタンドアロン 構成............................... 14 ハ バージョン情報 ブリッジ 編 ...................................... 62 ルータ編 ........................................ 45 はじめに ............................................. 6 パソコン の設定確認 .................................. 70 バックアップ・ リストアを行 う ブリッジ 編 ...................................... 67 ルータ編 ........................................ 50 パッケージの確 認 .................................... 12 付 録 日 ごろのお手入 れ ..................................... 5 ファームウェア のバージョンアップ ブリッジ 編 ...................................... 66 ルータ編 ........................................ 49 複 数の接続先を 登録す る............................... 75 付 録 ............................................... 70 86 付録 付 録 付録 87 取扱説明書 発行日 2002年 1月 第2版 発行者 イー・ア ク セ ス株式会社 http://eaccess.net/ TE4121-020107-K2