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新研修医ウェルカムパーティー - 大阪府医師会
大阪 訴え、そのためには会 員の後押しが必要であ ると協力を求めた。ま た、会員がより良い医 療を患者に提供できる よう、会員サービスを 充実させることも医師 会の重要な責務である と述べ、そのひとつと して医師賠償責任保険 を解説。勤務中の医療 行為が医事紛争に発展 した場合も「医事紛争 特別委員会」が解決を サポートしていると述 べた。 医師協・医師信の 業務内容を説明 府医の関連団体であ る大阪府医師協同組合 と大阪府医師信用組合 の紹介もなされた。栗 山隆信・大阪府医師協 同組合専務理事は、様 々な購買事業や各種損 害・生命保険などの福 祉事業を展開している と 言 及 。 ま た、「 ジ ャ パンドクターズCAR D」について、書籍の 購入や飲食店・ホテル などの提携加盟店で割 引が適用されるとし た。深見達雄・大阪府 医師信用組合専務理事 は、府医会員が設立し た医師のための専門金 融機関であると同組合 を紹介。医業経営と暮 らしに役立つ各種金融 サービスを提供してい ると解説するととも に、昨年から研修医を 対象とした無担保型の 「研修医応援ローン」 も開始していると述べ た。 その後、高井康之副 会長の乾杯発声で歓談 に移行。府内の二次医 療圏のブロックごとに 分かれて、研修病院・ 大学の医師や地区医師 会役員らと親睦を深め た。 ◆大手 家具メー カーのお 家騒動が 連日報道 された。 創業者と 後継者の 骨肉の争い。結局、株 主の軍配は若い後継者 にあげられた。 ◆「ビジネスモデル は常に形を変えねばな らない。会社の基盤が 確かなうちに、若い世 代が新しい形を試す。 修正を加えながら進め る。次世代の冒険を許 し、支える懐の深さ。 先代の傘の下にあると の 謙 虚 さ。 〝0〟 か 〝1〟かというもので はない」とある識者の 意見が目を引いた。 ◆「こじれた原因は ビジネスモデルの相克 ではない。両者の〝会 社は100%自分のも の〟という思いが裏目 に出た。顧客や社員へ の思いがあれば、自制 できた」とつづけた。 大企業とは比べようも ないが、医院や病院の 継承にあっても、他山 の石となるであろう。 ◆ここまできて、は たと気付いた。くだん のメーカーの宣伝作戦 ではないかと。連日マ スコミに顔を出す。広 告費に換えると、莫大 だ。早速の「おわびセ ール」に大勢が集まっ たという。先代と後継 者が、祝杯をあげてい る姿を想像した。百倍 楽しくなった。(翔 ) 高井副会長の乾杯(写真右)で懇親会が開かれ、若手医師らと歓談。中尾副会長のあいさつ(同左)で閉会 組織強化で国民のための医療制度構築目指す 床研修を開始する新研 修医を「ようこそ、大 阪へ」と歓迎し、医師 会の存在意義について 説明。患者の命と健康 を守るのは医師でも、 医療行為は制度に基づ き行われ、それを決め るのは国と指摘。適切 な体制が整っていなけ ればより良い医療は提 供できないとし、医師 会が政府と交渉する重 要性を語った。その上 で、一人ひとりが努力 するだけでなく、医師 会の下に団結し、力を 合わせることが大切で あると述べた。 更に、茂松茂人副会 長が府医の活動内容を 紹介した。医師会活動 の一番の目的は国民の 健康を守ることである と強調。国民に適切な 医療を提供するために 現在の医療制度を守る ことが重要であり、国 民皆保険制度の堅持を 医師信・深見氏(左)と医師協・栗山氏 すべての医師は医師会の下に団結を 新研修医ウェルカムパーティー 第3回 明会長があいさつ。伯 井会長は、医師国家試 験の合格を讃えるとと も に、 「白衣は着る者 に覚悟を求める」と述 べ、いつまでも初心を 忘れず、研鑽に励んで ほしいと新研修医を激 励した。また、本日は 医師の先輩も多く参加 しているため、研修へ の不安や将来などにつ いても気軽に相談して ほしいと語った。 伯井会長は、医療を 取り巻く情勢に言及。 非常に厳しい状況であ るが、医師会の組織力 を強固にして政府に是 々非々で臨むべきとし た。その上で、平成 年7月に実施される参 議院議員選挙では、日 本医師連盟の組織内候 補である自見はなこ氏 をトップ当選させ、医 療界の力を示す必要が あると強調。これから の医療を担う新研修医 が医師会活動に積極的 に参加し、医療制度を 守ってほしいと締めく くった。 ▽ブロックに分かれた新研修医が指導医らと意見を交わす 第三種郵便物認可 (但し第2週を除く) 13:26:01 2015/04/30 1 第2747号-01.indd 総務課6763-7000 企画課6763-7021 医事対策課6763-7011 経理課6763-7005 学術課6763-7006 広報課6763-7013 保険医療課6763-7001 地域医療1課6763-7012 地域医療2課6763-7002 救急災害医療室6763-7003 保健医療センター6768-1450 看護専門学校6772-8685 医師国保6761-8096 「府医ニュース」は環境保護のため、 事務局 古紙100%の再生紙を使用しています。 電 話 大阪府医師会は4月4日夕刻、大阪市内のホテルで「第3回新研修医ウェルカムパーテ ィー」を開催。今春から初期臨床研修を開始する新研修医 300 人をはじめ、府医役員や研 修病院の院長や指導医、府医勤務医部会や郡市区等医師会の役員ら453人が一堂に会した。 新研修医ウェルカム パーティーは、大阪府 内の医療機関・大学病 院に在籍しながらも医 師会組織との接点がな い研修医に対し、医師 会活動を紹介する場を 持った上で、入会促進 を図り、組織率強化へ つなげることを目的に 企画され、今年で3回 「白衣は着る者に覚悟を求める」 伯井会長が温かくも厳しく新研修医を激励 目の開催となる。 続いて、松原謙二・ 日本医師会副会長(府 下村嘉一理事が司会 を務め、冒頭、伯井俊 医理事)が、大阪で臨 △松原・日医副会長(左)は日医の活動を説明。 茂松・府医副会長が府医の役割を伝えた 毎週水曜日発行 昭和25年 9 月 7 日 日 第2747号 6 月 下村理事 28 発行人 伯井俊明 会員健診を受けましょう 5 2015年(平成27年) 問い合わせは所属の郡市区等医師会、 府医総務課(06―6763―7000)まで。 〒543-8935大阪市天王寺区上本町 2丁目1-22 ☎06(6763)7013 (本会会員は会費に購読料を含む) 購読料 年1万円(送料込・税別) 郡市区等医師会で実施または 府医保健医療センターで受診 大阪府医師会 発行