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授 業 計 画 表 助 言( 指 導 員 の 思 い) 授 業 評 価
2011年度版 訓練支援計画書 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 人文科学 担当教員 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 キャリア形成論 必須・選択 Ⅷ期 1 1 電子メールアドレス 内線電話番号 教室・実習場 外部講師 授業科目に対応する業界・仕事・技術 ビジネス社会で必要な基礎知識 授 業 計 画 表 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No 将来、社会人を目指す人に対して、必 要なビジネス社会の基礎知識の習得を 図る ① 「社会人」とはどのようなものかの認識 ② 修業意識の心構えの付与 ③ 「社会人」にとって不可欠な知識の付与 ④ キャリア形成の必要性及びキャリアアップ方法の付与 ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 ( 助 言 授業科目についての助 言 毎回、その日の講義内容を各自で復習した後、小テストを実施します。そのため、その日の講義ポイントは 各自でしっかりと把握してください 教科書および参考書(例) 教科書:配布テキスト ) 指 導 員 の 思 い 予備知識・技能技術 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 80 授 業 評 価 授業内容の理解度 制作物 成果発表 その他 20 80 技能・技術の習得度 評 価 割 合 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 主体性・協調性 20 合計 100 回数 訓練の内容 訓練の運営方法 訓練課題 予習・復習 1週 社会人とは?(働くとは、会社とは、社会人に必要な心構え) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 2週 仕事の基本(基本的心構え、仕事の進め方) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 3週 社会人のマナー(マナーの基本、時間管理) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 5週 文書の作成(文書作成の目的、ビジネス文書作成のポイント) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 6週 その他のマナー(執務マナー、名刺の扱い方) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 7週 その他のマナー(座席のマナー、他社訪問のマナー) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 4週 コミュニケーション(コミュニケーションの本質、会話のマナー、命 令の受け方、報告の仕方) 8週 原価の仕組み(原価計算、原価計算の目的、原価低減のための 諸策) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 9週 キャリア形成(キャリアアップとは、キャリアアップのためのステッ プ) 講義、演習問 題、小テスト 講義終了後、各自で復習をして もらう 10週 11週 12週 13週 14週 15週 16週 17週 18週 2011年度版 訓練支援計画書 科名: 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 教科の区分 教科の科目 専門課程 一般教育科目 社会科学 担当教員 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 職業社会論 必須 Ⅲ・Ⅳ 2 2 電子メールアドレス 内線電話番号 教室・実習場 春口 良博 大教室、電子CAD教室 授業科目に対応する業界・仕事・技術 社会人として必要な職業意識 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No 自己の適性を把握し、職業観・勤労観を育成す ることで就労の目的や意義を理解すると共に、社 会人として今後必要になるスキルや素養を学習す る。 ① 仕事に関する社会的通念を知っていること ② 働くことの意義を知っていること ③ 企業内でのコミュニケーションの必要性を知っていること ④ 自己の職業適性を知っていること ⑤ 自己アピールの方法を知っていること ⑥ 労働条件について知っていること ⑦ 社会人としての職業観を知っていること ⑧ 面接の受け方を知っていること ⑨ 履歴書の書き方を知っていること ⑩ ジョブカードの記入法を知っていること 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 ヒューマンスキルで学んだコミュニケーション能力、他者を思いやる気遣い 授業科目についての助言 講義やグループワークを通して働くことの目的や意義を理解していくと、自分の適性や願望に 基づいた職業意識が芽生えてきます。この「気づき」を明確な目標とし、それを実現するたに社会 的規範を学ぶと共に、就職に向けた自らの行動様式を考え実践してください。 教科書および参考書 就職のしおり、ワークガイダンス講習第一&第二分冊、OHBY、CAREER MATRIX、Career In Site 社会学特論 授業科目の発展性 ヒューマンスキル 職業社会論 キャリア形成論 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 成果発表 60 授業内容の理解度 40 20 技能・技術の習得度 評 価 割 合 コミュニケーション能力 10 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 10 10 主体性・協調性 20 20 その他 合計 100 訓練の内容 回数(日付) 訓練の運営方法 訓練課題 予習・復習 本科目の目的と意義を理解 し、これから取り組む訓練に ついて新たな決意を抱いてく ださい。 ツールを使って興味のある職 業を見つけます。多様な職業 を調べ、その内容を理解して ください。 ①校長講話(合同45分) ②担任講話(各科45分) 講義 興味のある職業の探検(※302 OHBY、CAREER MATRIX) 講義・実習 やりたい仕事探索(※402) 講義・実習 自己理解と仕事理解を通して 自分がやりたい仕事を客観的 に考えます。 4週 自分の職業適性(※205) Career In Site 講義・実習 ツールを使って自己理解を深 め、自分の能力と興味を評 価・確認してください。 5週 マナー研修(部外) [生産技術科:4限 制御技術科:2限 電子情報技術科:3限] 講義・実習 就職活動で必要な礼儀や節 度、規範などを身に付けま す。 6週 ジョブカードの記入(岡山センター) [生産技術科:4限 制御技術科:2限 電子情報技術科:3限] 講義・実習 ジョブカードの記入により、 自己のキャリア形成を考え、 職業観を養成してください 応用課程説明会 講義・見学 応用課程の教育訓練目標やそ の内容を理解し、進路選択の 参考にしてください。 自己アピール(※206) 講義・実習 グループ討議により、自己理 解と新たな気付きを認識し、 自己アピールの文章化を行い ます。 模擬面接(※502) 講義・実習 自己アピールのロールプレイ を行い、面接のポイントを理 解・習得します。 就職活動の進め方(※503) 講義・実習 履歴書の書き方や記入のポイ ントを理解し、「企業にア ピールできる履歴書」の作成 法を習得します。 履歴書の作成 講義・実習 履歴書を作成した後にグルー プ討議を行い、前週学んだポ イントを確認してください。 1週 2週 3週 7週 8週 9週 10週 11週 12週 14週 15週 16週 17週 18週 工場見学を通して、ものづく りの作業工程や業務内容を見 聞きし、仕事理解を深めてく ださい。 フリーターと正社員の違いを 知り、求人票における労働条 件の意味(内容)を理解して ください。 企業見学(2コマ分) 見学 フリーターと労働条件(※307) 講義・実習 科別テーマ 講義・実習 各科毎のテーマに従います。 先輩の体験談(※403) 講話・実習 先輩の体験談や仕事について 講話を聴き、その感想や意見 をグループで出し合います。 社会人としての職業観(※405) 講話・実習 進路指導(まとめ) 講義 職業観について企業管理者の 講演を聴き、講演者を交えた 自由討議を通して、自己の職 業観について考えます。 グループ討議でこれまでの訓 練を振り返り、自己の進路に ついて新たな決意表明を行い ます。 2011年度 訓練支援計画書 科名: 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 授業科目名 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 社会科学 担当教員 内線電話番号 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 選択 Ⅰ、Ⅲ期 2 2 ヒューマンスキル 電子メールアドレス 教室・実習場 922教室 山口修(外部講師)・春口 授業科目に対応する業界・仕事・技術 これからの学生生活で必要な基本的能力 授業科目の目標 授業科目のポイント No 自分の思いや考えを適切に表現できる。 ① 人間関係の基礎となる自己開示や自 己理解、他者理解や他者受容などの必 要性を理解し、体験的に学習することを 通してコミュニケーション能力の維持と向 上を図ります。グループワーク形式の演 習を通して、良好な人間関係が築けるよ うになることを目指します。また、リラクセ イションについて基礎的な技法を学習し ます。 ② 仲間の思いや考えを理解できる。 ③ 仲間を受け入れることができる。 自分を冷静に見つめることができる。 ④ ⑤ 自分を受け入れることができる。 ⑥ グループワークに積極的に参加できる。 ⑦ 集団の中で話し合いをスムーズに行える。 ⑧ コミュニケーション能力を身につけることができる。 ⑨ 良好な人間関係を保つことができる。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 これまでに培ったコミュニケーションに必要な知識や能力、および技術 授業科目についての助言 固定概念やこだわりを捨て、素直な気持ちで臨むことが大切です。グループワークを通して今までの自分を振 り返えり、他者の思いや考えを理解することで「気づき」が生まれてきます。様々な「気づき」を体験していくと、コ ミュニケーション能力がより一層向上し、良好な人間関係を築くことができるようになります。 堅苦しく捉えず、リラックスした気分で積極的に参加してください。 教科書および参考書 なし 授業科目の発展性 社会学特論 ヒューマンスキル 職業社会論 キャリア形成論 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 20 授業内容の理解度 成果発表 その他 30 50 10 10 20 技能・技術の習得度 評 価 割 合 制作物 コミュニケーション能力 20 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能 力 取り組む姿勢・意欲 20 協調性 10 10 5 合計 100 訓練の内容 回数 訓練課題 予習・復習 本科目の意義と目標を理解し、意 欲を持って課題に取り組む姿勢を 作る。打ち解けた雰囲気の中で知 り合いになる。呼吸法を体験する。 インタビュー・他己紹介を通して互 いに親しくなりと共に、他者へのか かわり方、発表の仕方を学ぶ。呼 吸法を身につける。 集団での協議を通して、意見を述 べる、意見を聞く、他者理解、他者 受容などを学ぶ。力を抜く、リラック スすることを体験する。 訓練の運営方法 1週 授業のガイダンス アイスブレイク ー ネームゲーム他 リラクセイション ー 呼吸法 講義・演習 2週 インタビューと他己紹介 リラクセイション ー 呼吸法 演習 3週 集団の意思決定 1 ー 難破船 リラクセイション ー 力を抜く 演習 4週 自己理解 1 ー エゴグラムから見た私の人間関係 リラクセイション ー 自律訓練法(背景公式) 講義・演習 エゴグラムを使って、自分の人間 関係の特徴を知る。自律訓練法の 背景公式を身につける。 5週 自己理解 2 ー エゴグラムから見た理想の私 リラクセイション ー 自律訓練法(重感) 講義・演習 今の私と理想の私の比較から、性 格をよりよいものにする手掛かりを 見つける。自律訓練法の重感を体 験する。 6週 自己選択と自己肯定 ー ご注文はどっち? リラクセイション ー 自律訓練法(重感) 講義・演習 自己開示、自己受容、話を聴く、他 者理解を学ぶ。自律訓練法の重感 を習う。 7週 集団の意思決定 2 ー NASA リラクセイション ー 自律訓練法(重感) 演習 集団での協議を通して、意見を述 べる、意見を聞く、他者理解、他者 受容などを学ぶ。自律訓練法の重 感を習う。 8週 一方通行コミュニケーションと双方向コミュニケーション リラクセイション ー 自律訓練法(温感) 演習 コミュニケーションにとって大切なこ とを知る。 9週 人生を語る リラクセイション ー 自律訓練法(温感) 演習 これまでの人生を振り返り、これか らを考える。相手の話をしっかり聴 くことを学ぶ。 10週 集団の意思決定と自己理解 ー 窮地を切り開け 瞑想トレーニング 演習 集団での協議を通して、意見を述 べる、意見を聞く、他者理解、他者 受容、自己理解などを学ぶ。瞑想 を体験する。 11週 出会い 瞑想トレーニング 演習 さまざまな出会いの体験をとおし て、自己理解、他者理解を深める。 瞑想を習う。 12週 企業人として必要なもの 瞑想トレーニング 講義・演習 企業人として必要なこと(能力)を 考え、まとめる。また、その作業を 通して意見を述べる、意見を聞く、 他者理解などを深める。瞑想を習 13週 企業人として必要なもの 瞑想トレーニング 演習 同上 14週 人生を考える ー 6人の人生 瞑想トレーニング 演習 15週 人生を語る 1 瞑想トレーニング 演習 16週 人生を語る 2 瞑想トレーニング 演習 自分の人生について皆に語る。自 己開示、自己理解、自己受容、他 者理解、他者受容を体験する。 17週 人生を語る 2 瞑想トレーニング 演習 同上 18週 まとめと試験 生き方を考えると共に、意見を述 べる、意見を聞く、他者理解、他者 受容、自己理解などを深める。瞑 想を習う。 これまでの人生を振り返り、これか らを考える。また、自分の人生につ いて相手に話す。聴き手は、相手 の話をしっかり聴くことを学ぶ。 これまでの授業を振り返りまとめ る。まとめの試験をする。 6 2011年度版 中国職業能力開発大学校 科名: 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 授業科目名 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 社会科学 担当教員 内線電話番号 社会学特論 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 選択 Ⅷ期 1 2 電子メールアドレス 教室・実習場 外部講師・春口良博 授業科目に対応する業界・仕事・技術 これから卒業する者に必要となる社会知識 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No 社会人として、生活していく上で必要と なる社会的知識や行動規範について、各 界の専門家による講話を聴講します。そ して、それらを今後どのように身に付け行 動していくのか、それぞれの立場で思案 し、新たな決意を固めます。 ① 健康増進、公衆衛生について知っている。 ② 食生活の位置づけ、食の安全性、食と健康について知っている。 ③ 労働条件や労働者の権利を知っている。 ④ 税金の種類と仕組み、役割について知っている。 ⑤ 社会保険の種類と仕組み、役割について知っている。 ⑥ ⑦ 環境に関する規格、取り組みについて知っている。 海外ボランティア活動の取り組み、内容について知っている。 ⑧ 自分の強みと弱みを的確に表現できる。 ⑨ 会社が求める人材について知っている。 ⑩ 新たな門出に向け、自己の決意を表現できる。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 新聞やテレビなどで報道される社会生活に関する記事やニュースについて、問題意識を持って日々接してくだ さい。 授業科目についての助言 近年、私たちを取り巻く社会環境は物質的豊かさで満たされていると言われ、過去と対比すると確かにそのよ うに実感できます。しかし、社会が豊かになるとそれを構成し支える仕組み、即ち税金や社会保険などの種類 や制度を理解しておくことは今後ますます重要になってきます。また、何時の時代であっても、食と健康は人間 が生きていく上で不可欠な行為であり、最も重要なテーマでもあります。さらには、自らのことだけではなく、海 外ボランティア活動や環境問題への取り組みといった、国際的な社会貢献も要求されつつあります。このような 状況(環境)において、社会人として私たちはどのように生活し、何を礎(いしずえ)に行動していくべきか、自らの 問題として主体的に考えておくことは大変重要なことと言えるでしょう。 専門家の講話で見聞を広め、グループワークによる仲間の意見も参考にした上で、新たな門出に向けて決意 を固めてください。 教科書および参考書 配布資料など 社会学特論 授業科目の発展性 ヒューマンスキル 職業社会論 キャリア形成論 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 成果発表 70 授業内容の理解度 その他 30 20 技能・技術の習得度 評 価 割 合 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 30 論理的な思考力、推論能 力 20 取り組む姿勢・意欲 30 協調性 7 合計 100 訓練の内容 回数 1週 2週 テーマ:健康 (1)健康増進、公衆衛生など (2)AEDについて テーマ:労働 (1)労働基準法について 4週 テーマ:税と保険 (1)税金について (2)社会保険について 6週 7週 講話 テーマ:食育 (1)食生活、食の安全、健康維持など 3週 5週 訓練の運営方法 講話 講話 講話 テーマ:環境 (1)ISO14001規格の目的と仕組み 講話 テーマ:ボランティア (1)青年海外協力隊の活動紹介 講話 訓練課題 予習・復習 健康を維持・増進するための生 活習慣を理解し、毎日実行してくだ さい。 AEDの目的や効果を理解し、使 用法を習得してください。 食をめぐる現状と課題を知り、栄 養バランスの維持と食習慣の改善 を理解した上で、毎日実行してくだ さい。 国が策定した食生活指針や食事 バランスガイドを理解してください。 労働者の労働条件の最低基準を 定めた労働基準法について、その 役割や内容について理解してくだ さい。労働者の権利を知ってておく ことは、今後の労働人生において 役立つでしょう。 税金と社会保険について、目的 や種類、制度を理解してください。 毎日の生活で、税金や社会保険 に関する新聞記事に目を通し、現 状と今後の動向などを把握してお いてください。 企業などが環境への影響を継続 的に改善していく仕組みを理解し てください。 環境保護や環境改善に関する報 道記事などで見聞を広めてくださ い。 青年海外協力隊の活動について 体験談を聴き、その目的や世界の 現状を理解してください。そして、 今後何を成すべきか、自分の生活 環境に置き換えて、問題意識を持 つようにしましょう。 自分が思っている自己の強みと 弱みについて、第三者の意見や指 摘を素直に受け入れてください。そ グループワーク れにより、自己の長所と短所が客 観的に把握でき、新たな行動様式 が期待できるでしょう。 テーマ:ワークガイダンス講習 (1)自分の強み・弱み表現 8週 テーマ:仕事 (1)企業が求める人材について 講話 企業経営者、或いは組織の責任 者が求める人材について、講話を 聴き理解してください。そして、前回 のグループワークで出した自分た ちの結論と、実社会での評価基準 との違い(ギャップ)を確認してくださ い。 9週 総括 卒業に向けた決意表明 発表 これまでの講話や討論を振り返 り、進学或いは就職に伴う新生活 への決意をまとめておいてくださ い。 8 2011年度版 訓練支援計画書 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 自然科学 担当教員 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 物理 必須 Ⅰ・Ⅱ 2 2 電子メールアドレス 内線電話番号 教室・実習場 竹原弘記(外部講師) 授業科目に対応する業界・仕事・技術 工学の基礎となる物理的な思考、実験データの取り扱い、物理法則の応用 授 業 計 画 表 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No 実験結果から物理法則の成り立ちを考 察し、実用に活かす方法を習得する。 ① 実験データの取り扱いができること ② 物理量をベクトルを用いて表すことができること ③ 物理量を微分・積分を用いて表すことができること ④ データから規則性をとらえ、式で表すことができること ⑤ 物理法則の成り立ちを知ること ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 ( 助 言 高校での物理と数学についてよく復讐しておくこと。また、関数電卓の使い方を身につけておくこと。 授業科目についての助 言 高校で、物理や微分・積分などの教科を習得していなくても、身の回りの現象にふれてその考え方を理解できる ようにしています。物理に対して苦手意識を持たないように、取り組んでいただければと思います。実験データの 整理方法を習得し、そこから規則性を見つけ、法則を考察していきます。 教科書および参考書(例) 教科書:改訂版 基礎物理学 学術図書出版社 原 康夫著 授業科目の発展性 物理は工学の基礎となるので、力学、電気などの教科に発展可能 ) 指 導 員 の 思 い 予備知識・技能技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 50 授 業 評 価 評 価 割 合 授業内容の理解度 40 技能・技術の習得度 10 レポート 制作物 20 10 プレゼンテーション能力 10 取り組む姿勢・意欲 主体性・協調性 20 その他 10 15 コミュニケーション能力 論理的な思考力、推論能力 成果発表 5 10 合計 100 訓練の内容 回数 訓練の運営方法 訓練課題 予習・復習 1週 物理学全般について説明する 講義 教科書のもくじを読んでおくこと 2週 SI単位について説明する 講義 自分が今まで使用してきた単位が いくつあるか思い返しておくこと 力のつりあい、バケツを二人で持った時にどのように持つと軽く感 じて、どのように持つと重く感じるかを試す 実験 自分が物をもつ時にどのように 持っているかを思い返しておこくこ と 4週 力のつりあい、実験方法を班にわかれて考え、実験の準備をする 実験 実験の準備をしておくこと 力のつりあい、実験結果を検証し、その結果をプレゼンテーション する 実験 プレゼンテーションの資料を準備し ておくこと 6週 データの取り扱い(有効数字、計算の仕方など)を習得する 講義 関数電卓を使用できるようにしてお くこと 7週 最小二乗法の習得する 講義 関数電卓を使用できるようにしてお くこと 3週 5週 8週 自由落下運動、物体の落下する様子からどのうような法則がある のかを検証する方法を考える 実験 実験の準備をしておくこと 9週 自由落下運動、物体の落下する様子からどのうような法則がある のかを検証するための実験をする 実験 実験の準備をしておくこと 10週 自由落下運動、物体の落下する様子からどのうような法則がある のかを検証するための実験をする 実験 実験データをどのようにまとめたら よいかを検討しておくこと 11週 自由落下運動、物体の落下する様子からどのうような法則がある のかを検証するための実験データをまとめる 講義 実験データをまとめること 12週 仕事とエネルギーについて説明する 講義 学習した内容を自分で実践してみ ること 13週 力と運動について説明する 講義 学習した内容を自分で実践してみ ること 14週 運動の法則を実験で検証する方法を考察する 講義 実験の準備をしておくこと 15週 運動の法則を検証する実験をする 実験 実験の準備をしておくこと 16週 運動の法則を検証する実験をする 実験 実験データをまとめること 17週 運動の法則を検証する実験データをまとめ、レポートにまとめる 講義 実験データをまとめること 18週 定期試験 2011年度版 訓練支援計画書 科名: 電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 数学 I 必須 I期、II期 中国職業能力開発大学校 単位 時間/週 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 自然科学 担当教員 電子メールアドレス 内線電話番号 2 2 教室・実習場 竹原 弘記(外部講師)・中村 兼 授業科目に対応する業界・仕事・技術 専門学科を学ぶ際に基礎となる数学の知識および考え方 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No ① 方程式・不等式についてその式の意味とグラフ表現について理解する。 ② 三角比の定義とその拡張である三角関数の定義について理解する。 ③ 三角関数について理解を深め、具体的な事象の考察に活用できるようにする。 指数関数の定義について理解し、具体的な事象の考察に活用できるようにす る。 対数関数の定義について理解し、具体的な事象の考察に活用できるようにす る。 指数関数の逆関数である対数関数の定義について理解する。 複素数の定義について複素平面と関連づけて理解し、複素数の計算に習熟す る。 ベクトルについて基本的な概念を理解し、基本的な図形の性質や関係をベクトル を用いて表現できるようにする。 行列の概念とその基本的な性質について理解し、行列式を用いて連立方程式を 解けるようにする。 ④ 実践技術者として、また専門領域にお いて必要となる基礎的な数学および計 算法について学習する。 ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 中学校までに学習した数学の内容と、高等学校数学I,、数学Aの内容を復習しておいてください。 授業科目についての助言 毎時間演習問題を出します。内容を十分に理解するために、必ず自分自身の力で演習問題を解くようにし てください。 教科書および参考書 教科書:小峰茂・松原洋平共著「わかる基礎の数学」日本理工出版会 参考書:江見圭司 江見善一 矢島彰共著「数学基礎のI II III」 共立出版、 水本久夫著「微分積分問題集」 培風館 授業科目の発展性 数学 I 数学 II(演習) 評価の割合 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 60 10 10 50 10 10 制作物 成果発表 その他 合計 20 技能・技術の習得度 評 価 割 合 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 主体性・協調性 10 20 100 訓練の内容 回数 運営方法 訓練課題 予習・復習 1週 .式の計算 整式の加減乗除、因数分解、分数式、無理式 講義、演習 基本的な因数分解の手法を習熟する。 分数式・無理式の計算法に習熟する。 2週 方程式と不等式1 1次2次方程式、連立方程式、無理方程式 講義、演習 2次方程式・連立方程式・無理方程式の 解き方を理解する。 3週 方程式と不等式2 不等式 講義、演習 不等式の性質を理解し、その解き方に習 熟する。 4週 方程式と不等式3 解の存在:特定解、一般解 不定、不能、無縁解 講義、演習 連立方程式の解を吟味することができる ようにする。 5週 関数とグラフ1 1次関数・2次関数とグラフ、円・楕円・双曲線 講義、演習 関数の定義を理解し、グラフに表現する ことができるようにする。 6週 関数とグラフ2 不等式と領域 講義、演習 不等式の領域を数直線や平面上に示す ことができるようにする。 7週 三角関数1 ピタゴラスの定理、弧度法、三角比 講義、演習 三角比の定義を理解し、角の表現および 角の拡張について理解する。 8週 三角関数2 正弦定理、余弦定理、加法定理 正弦定理、余弦定理を用いて図形の計 講義、演習 量に関する計算が出来るようにする。加 法定理の公式を導き、その意味を理解す る。 9週 三角関数3 弧度法と三角関数、三角関数のグラフ 講義、演習 10週 三角関数4 加法定理2:特定角の値計算、三角関数の合成 講義、演習 加法定理を利用した三角関数に関する 計算ができるようにする。 11週 指数関数、対数関数1 指数の性質、指数関数とグラフ 講義、演習 指数関数の定義と性質を理解し、グラフ に表現できるようにする。 12週 指数関数、対数関数2 対数の性質、自然対数・常用対数、対数の応用 講義、演習 対数関数の定義と性質を理解し、グラフ に表現できるようにする。 13週 複素数とベクトル1 複素数:表示、四則計算、ドモワブル、オイラー 講義、演習 複素数の定義と性質を理解し、複素平面 に表すことができるようにする。 14週 複素数とベクトル2 ベクトル:加減、内積、外積 講義、演習 ベクトルの定義と性質を理解し、その演 算について理解する。 15週 行列と行列式1 行列:加法、減法、スカラ倍、積 講義、演習 行列の定義を理解し、その演算法に習熟 する。 16週 行列と行列式2 行列式:定義、性質、計算、クラメールの公式 講義、演習 行列式の定義を理解し連立方程式の解 を求めることができるようにする。 17週 復習と総合演習 18週 定期試験(筆記試験) 講義、演習 試験 三角比の拡張概念である三角関数の定 義を理解し、グラフに表現できるようにす る。 いろいろな関数の定義と性質・表現方法 を復習する。複素数・ベクトル・行列に関 する計算に習熟する。 いろいろな関数の定義と性質を理解して いるか確認する。複素数・ベクトル・行列 に関する計算法を理解しているか確認す る。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育 教科の科目 自然科学 担当教員 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 数学Ⅱ(演習) 選択 3 期,4 期 2 2 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 竹原 弘記(外部講師)、 中村 兼 721 授業科目に対応する業界・仕事・技術 数学は、実践技術者にとって、また専門領域の知識を身につけるための基本的な素養として必要になります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 三角関数とそれに関連する諸定理が理解できる。 ② 指数関数とそれに関連する諸定理が理解できる。 ③ 対数関数とそれに関連する諸定理が理解できる。 「数学Ⅰ」の内容を基に、専門分野における ④ 複素数とその扱いが理解できる。 応用理論を学ぶ上で必要な数学に関する基本 ⑤ 微分と導関数の基礎的事項が理解できる。 的な諸方程式、諸定理、諸公式などを、演習課 ⑥ 積分とそれに関する諸定理が理解できる。 題を通して学習する。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 数学Ⅰを理解しておいてください。 この科目は「数学Ⅰ」に続く科目であり、演習問題を中心とした基本的な事柄について学習します。専門領域において微分方程 授業科目についての助言 式やラプラス変換等、一見、難解に見える数式が出てくるので、それらの学習準備として基本的な数式と計算法を理解することに 努めて下さい。そのため、予習・復習等を欠かさず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書(例) 教科書:MY BEST よくわかる数学Ⅱ問題集(学研) 参考書:大学新入生のための数学入門(共立出版) 授業科目の発展性 数学Ⅰ 数学Ⅱ(演習) 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -2- 合計 100 回数 訓練の内容 運営方法 1週 三角関数と弧度法に関する演習 講義 2週 三角関数と加法定理に関する演習 講義 3週 三角関数と倍角・半角の公式に関する演習 講義 4週 指数関数とグラフに関する演習 講義 5週 対数関数に関する演習 講義 6週 対数関数とグラフに関する演習 講義 7週 複素数に関する演習 講義 8週 複素数とベクトルに関する演習 講義 訓練課題 予習・復習 数学Ⅰの復習である三角関数の基 礎的事項について復習してください 加法定理について復習してくださ い。 加法定理を利用した倍角・半角の公式につ いて復習してください。 指数関数とグラフについて復習してくだ さい。 対数関数について復習してください。 対数関数とグラフについて復習してくだ さい。 複素数について復習してください。 複素数とベクトルについて復習してくだ さい。 前半部分の総合演習を行い、理解の確認を 9週 演習1 講義 行います。これまでの学習内容について復 習しておいてください。 10 週 極限と微分係数 講義 11 週 基礎的な微分演習 講義 12 週 三角関数、指数関数、対数関数の導関数 講義 13 週 不定積分の計算 講義 14 週 定積分の計算 講義 15 週 基礎的な積分演習 講義 16 週 演習2 講義 17 週 総合演習 講義 18 週 定期試験 講義 極限と微分係数について学習します。講義 と演習を通して理解してください。 基礎的な微分公式の演習を行います。初め て学習する人は予習しておいてください。 三角関数、指数関数、対数関数の微分演習 について予習・復習してください。 不定積分の計算について演習を通して理 解してください。 定積分の計算について、演習を通して理解 してください。 積分計算の演習を行います。確実に理解し てください。 後半部分の総合演習を行います。微分積分 について復習しておいてください。 総合演習でこれまでの学習内容全体の確 認を行います。 定期試験(筆記)を実施します。これまで の学習内容について理解の漏れのないよ うにしておいてください。 -3- 2011年度版 訓練支援計画書 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 英語Ⅰ 必須 Ⅲ・Ⅳ期 2 2 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 外国語 担当教員 電子メールアドレス 内線電話番号 教室・実習場 仙田 庸子(外部講師) 授業科目に対応する業界・仕事・技術 授 業 計 画 表 英語の文法基礎を確実に理解・習得する。 Readingにおいては、変化する各分野に対応すべき知識を修得する。 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No 英文法を通して、日常使う自然な英文 をCDから導入し、幅広い知識を習得す る。 リスニングの強化。 ① Grammarの基礎を確認した上で、問題練習をする。 ② Grammarに基づいたReading。 ③ Readingで得た知識の活用。 ④ 例文から最新の会話表現に慣れる。 ⑤ Listeningは日常会話が聞きとれるようにする。 ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 ( 助 言 高校までの英文法・英単語は理解しておいて下さい。 授業科目についての助 言 各時間、内容的に独立しているため、完全理解に努めるようにしましょう。 Let's have a great time with English! 教科書および参考書(例) 教科書:"English Upgrade"(成美堂) 参考書: English-Japanese Dictionary ) 指 導 員 の 思 い 予備知識・技能技術 授業科目の発展性 英語Ⅰ 英語Ⅱ 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授 業 評 価 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 制作物 70 20 70 10 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 評 価 割 合 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 主体性・協調性 10 10 合計 100 訓練の内容 回数 訓練の運営方法 訓練課題 予習・復習 Introductions 1週 Listening Test Unit 1 Sentence Structure (文の成り立ち) 講義・演習 予習ーUnit 2 2週 Unit 2 Phrase,Clause and Sentence (句・節・文) 講義・演習 復習ーP.5 H.W. 予習ー動詞について 講義・演習 復習ーP.10 H.W. 予習ー時制 講義・演習 復習ーP.15 H.W. 予習ーことわざ 3週 Unit 3 Verbs (動詞) 英語1口メモ 4週 Unit 4 Present and Past (現在・過去時制) 5週 Unit 5 Future (未来時制) ことわざ 講義・演習 復習ー時制 6週 Unit 6 Nouns and Articles (名詞・冠詞) Listening 講義・演習 予習ーUnit 7 7週 Unit 7 Pronouns (代名詞) 英語1口メモ 講義・演習 復習ーP.35 H.W. 予習ーUnit 8 8週 Unit 8 Progressive Form (進行形) English Songs 講義・演習 復習ーP.40 H.W. 予習ーUnit 9 9週 Unit 9 Perfect Tenses (完了形) Listening 講義・演習 予習ーUnit 10 10週 Unit 10 Auxiliary Verbs (助動詞) 英語1口メモ 講義・演習 復習ーP.46.47 予習ーUnit 11 11週 Unit 11 Passive Voice (受動態) クロスワード 講義・演習 復習ーP.51.52 予習ーUnit 12 講義・演習 復習ーP.56.57 予習ーUnit 13 12週 Unit 12 Infinitives (不定詞) 13週 Unit 13 Gerunds (動名詞) 英語1口メモ 講義・演習 復習ーP.61.62 予習ーUnit 14 14週 Unit 14 Participles (分詞) Listening 講義・演習 復習ーP.66.67 予習ーUnit 15 15週 Unit 15 Adjectives ( 形容詞) 英語1口メモ 講義・演習 復習ーP.71.72 予習ーUnit 16 16週 Unit 16 Adrerbs ( 副詞) 講義・演習 復習ーP.76.77 17週 総復習 質疑・講義 復習ーUnit 1~16 18週 定期試験 試験 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 工業英語 選択 3 期,4 期 2 時間/週 3期 2 4期 2 外国語 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子情報機器の設計・開発にかかわる部門に従事するために必要な知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 技術英語に関する英単語について知っている。 ② 技術英語に関する文法について知っている。 ③ 技術英語に関する動詞の表現方法について知っている。 ④ 技術英語に関する単位や数式の表現方法について知っている。 分野の英語マニュアルを理解したり書くこと ⑤ 技術英語に関する位置・運動・形などの表現方法について知っている。 ができる。 ⑥ 基礎的な技術英語に関する知識を学び、専門 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 高校レベルの簡単な英単語が理解できるようにしておいて下さい。 先端技術を学ぶ上で、英文の技術資料やマニュアルを読んだり書く機会が増えています。本教科は高校及び専門課程の前期で 授業科目についての助言 学んだ英語をもとに工業英検4級程度を学習することで、専門の英語マニュアルを理解したり、書くことができます。 教科書および参考書(例) 教科書:工業英検4級対策(日本工業英語協会) 参考書:英和辞典、和英辞典 授業科目の発展性 英語Ⅰ 工業英語 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 60 30 60 20 制作物 成果発表 その他 10 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -4- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 (1)シラバスの提示と説明 講義 (2)小テスト(英単語) 2週 3週 訓練課題 予習・復習 1.ガイダンス 授業の目的を理解し、スケジュール を意識して取り組んでください 2. 物の名前と数字 (1)物の名前と単数・複数 講義 (2)複合語・物の数え方 英単語について復習してください。 (3)基数詞と序数詞・倍数詞 4週 (4)「~は・・・を ― する」の英語表現 5週 (5) 「~は・・・を ― にする」の英語表現 復習問題をしてください。 講義、実習 (6) 「~は・・・に ― を与える」の英語表現 6週 7週 3.度量衡の単位・時間 復習問題をして下さい (1)「~した」の英語表現 講義、実習 (2)助動詞による英語表現 (3)現在完了形の英語表現 8週 9週 4.位置・運動・形の表現法 復習問題をして下さい (1)位置・方向 講義 (2)運動・状態 (3)図形 10 週 11 週 復習問題をして下さい (4)文と文をつなく表現法 講義 (5)関連的・付加的説明の表現法 12 週 13 週 5.比較と基準 講義 (1)比較・順序 復習問題をして下さい (2)尺度と基準 14 週 (3)受動や仮定の表現法 15 週 (4)目的や理由の表現法 16 週 17 週 18 週 (5)主語や修飾関係の表現法 6 英語の課題作成. 講義 復習問題をして下さい 講義 復習問題をして下さい 6.試験 筆記試験を実施するので、これまで (1)筆記試験 講義 の学習内容について復習してくださ い。 -5- 2011年度版 訓練支援計画書 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 体育Ⅰ 必須 Ⅰ・Ⅱ期 2 1 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 保健体育 担当教員 電子メールアドレス 内線電話番号 教室・実習場 高田 哲史(外部講師) 体育館・グラウンド 授業科目に対応する業界・仕事・技術 保健体育教員、スポーツインストラクター、事業所における健康・スポーツ活動のリーダー、地域スポーツ活動のリーダーなど 授 業 計 画 表 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No スポーツを通じて自分の身体(からだ) の在り方を意識し、生活や職業に必要 な身体と、生涯スポーツ・運動の基礎を 作る。 そのために、(1)社会的な身体 を意識できる・・・ポイント①~④ (2)身 体の動きをコントロールできる・・・ポイン ト⑤~⑧ (3)身体の健康・安全に配慮 できる・・・ポイント⑨⑩ 、の3つの目標 をかかげ、学習する。 ① 準備・かたづけを自主的に行う。 ② チームワークを大切にする。 ③ リーダーシップをとり、皆の役に立つ。 ④ 声かけなど、コミュニケーションを大切にする。 ⑤ 準備運動・ストレッチを十分行う。 ⑥ スポーツ技能の向上に努める。 ⑦ ルールを理解し、ゲームをする。 ⑧ 課題に取り組み、成果をあげる。 ⑨ 感情・気分のコントロールをする。 ⑩ 健康・安全に配慮する。 授業科目受講に向けた助言 ( 助 言 高等学校までの体育で学んだスポーツ・運動の知識・技能技術 授業科目についての助 言 生涯を通じて健康に豊かに生活するために、自ら進んでスポーツ・運動をする態度を、この大学校の体育の授業 で養って欲しいと思います。日頃あまり意識しない自分の身体という存在について、体育の時間にスポーツをしな がらじっくり考えてみましょう。 教科書および参考書(例) 健康・安全チェック表、プリント 授業科目の発展性 生活や職業に必要な身体づくり、生涯スポーツ・運動 ) 指 導 員 の 思 い 予備知識・技能技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 成果発表 その他 100 授 業 評 価 評 価 割 合 授業内容の理解度 20 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 20 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 20 主体性・協調性 20 合計 100 訓練の内容 回数 訓練の運営方法 訓練課題 予習・復習 ミーティング及 び実技 体育Ⅰの目的・目標・ポイントを理 解する。グレープ分け、練習、ゲー ム、自己評価 2週 ソフトボール (グラウンド不良時:バレーボール) ミーティング及 び実技 練習(課題①)、ゲーム、自己評価 3週 ソフトボール (グラウンド不良時:バレーボール) ミーティング及 び実技 練習(課題②)、ゲーム、自己評価 4週 ソフトボール (グラウンド不良時:バレーボール) ミーティング及 び実技 練習(課題③)、ゲーム、自己評価 5週 ソフトボール (グラウンド不良時:バレーボール) ミーティング及 び実技 練習(課題④)、ゲーム、自己評価 6週 球技大会の練習 ミーティング及 び実技 練習、ゲーム、自己評価 7週 球技大会の練習 ミーティング及 び実技 練習、ゲーム、自己評価 8週 ソフトボール (グラウンド不良時:バレーボール) ミーティング及 び実技 練習(課題⑤)、ゲーム、自己評価 9週 ソフトボール (グラウンド不良時:バレーボール) ミーティング及 び実技 練習(課題⑥)、ゲーム、自己評価 10週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 グループ分け、練習、自己評価 11週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題①)、ゲーム、自己評価 12週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題②)、ゲーム、自己評価 13週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題③)、ゲーム、自己評価 14週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題④)、ゲーム、自己評価 15週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題⑤)、ゲーム、自己評価 16週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題⑥)、ゲーム、自己評価 17週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題⑦)、ゲーム、自己評価 18週 バドミントンor卓球(選択) ミーティング及 び実技 練習(課題⑧)、ゲーム 1週 オリエンテーション、ソフトボール(グラウンド不良時:バレーボー ル) 2011年度版 訓練支援計画書 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 体育Ⅱ 必須 Ⅲ・Ⅳ期 2 1 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 保健体育 担当教員 電子メールアドレス 内線電話番号 教室・実習場 高田 哲史(外部講師) 体育館・グラウンド 授業科目に対応する業界・仕事・技術 保健体育教員、スポーツインストラクター、事業所における健康・スポーツ活動のリーダー、地域スポーツ活動のリーダーなど 授 業 計 画 表 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No スポーツを通じて自分の身体(からだ) の在り方を意識し、生活や職業に必要 な身体と、生涯スポーツ・運動の基礎を 作る。 そのために、(1)社会的な身体 を意識できる・・・ポイント①~④ (2)身 体の動きをコントロールできる・・・ポイン ト⑤~⑧ (3)身体の健康・安全に配慮 できる・・・ポイント⑨⑩、の3つの目標を かかげ、学習する。 ① 準備・かたづけを自主的に行う。 ② チームワークを大切にする。 ③ リーダーシップをとり、皆の役に立つ。 ④ 声かけなど、コミュニケーションを大切にする。 ⑤ 準備運動・ストレッチを十分に行う。 ⑥ スポーツ技能の向上に努める。 ⑦ ルールを理解し、ゲームをする。 ⑧ 課題に取り組み、成果をあげる。 ⑨ 感情・気分のコントロールをする。 ⑩ 健康・安全に配慮する。 授業科目受講に向けた助言 ( 助 言 高等学校までの体育で学んだスポーツ・運動の知識・技能技術 授業科目についての助 言 生涯を通じて健康に豊かに生活するために、自ら進んでスポーツ・運動をする態度を、この大学校の体育の授業 で養って欲しいと思います。日頃あまり意識しない自分の身体という存在について、体育の時間にスポーツをしな がらじっくり考えてみましょう。 教科書および参考書(例) 健康・安全チェック表、プリント 授業科目の発展性 生活や職業に必要な身体づくり、生涯スポーツ・運動 ) 指 導 員 の 思 い 予備知識・技能技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 成果発表 その他 100 授 業 評 価 評 価 割 合 授業内容の理解度 20 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 20 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 20 主体性・協調性 20 合計 100 回数 訓練の内容 訓練の運営方法 訓練課題 予習・復習 1週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 体育Ⅱの目的・目標・ポイントを理 解する。 グループ分け、練習、 ゲーム自己評価 2週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題①)、ゲーム、自己評価 3週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題②)、ゲーム、自己評価 4週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題③)、ゲーム、自己評価 5週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題④)、ゲーム、自己評価 6週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題⑤)、ゲーム、自己評価 7週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題⑥)、ゲーム、自己評価 8週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題⑦)、ゲーム、自己評価 9週 バレーボール(ソフトボールになることもある) ミーティング及 び実技 練習(課題⑧)、ゲーム、自己評価 10週 バスケットボール ミーティング及 び実技 グループ分け、練習、ゲーム、自己 評価 11週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題①)、ゲーム、自己評価 12週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題②)、ゲーム、自己評価 13週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題③)、ゲーム、自己評価 14週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題④)、ゲーム、自己評価 15週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題⑤)、ゲーム、自己評価 16週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題⑥)、ゲーム、自己評価 17週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題⑦)、ゲーム、自己評価 18週 バスケットボール ミーティング及 び実技 練習(課題⑧)、ゲーム 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育 教科の科目 自然科学 担当教員 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 数学Ⅱ(演習) 選択 3 期,4 期 2 2 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 竹原 弘記(外部講師)、 中村 兼 721 授業科目に対応する業界・仕事・技術 数学は、実践技術者にとって、また専門領域の知識を身につけるための基本的な素養として必要になります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 三角関数とそれに関連する諸定理が理解できる。 ② 指数関数とそれに関連する諸定理が理解できる。 ③ 対数関数とそれに関連する諸定理が理解できる。 「数学Ⅰ」の内容を基に、専門分野における ④ 複素数とその扱いが理解できる。 応用理論を学ぶ上で必要な数学に関する基本 ⑤ 微分と導関数の基礎的事項が理解できる。 的な諸方程式、諸定理、諸公式などを、演習課 ⑥ 積分とそれに関する諸定理が理解できる。 題を通して学習する。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 数学Ⅰを理解しておいてください。 この科目は「数学Ⅰ」に続く科目であり、演習問題を中心とした基本的な事柄について学習します。専門領域において微分方程 授業科目についての助言 式やラプラス変換等、一見、難解に見える数式が出てくるので、それらの学習準備として基本的な数式と計算法を理解することに 努めて下さい。そのため、予習・復習等を欠かさず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書(例) 教科書:MY BEST よくわかる数学Ⅱ問題集(学研) 参考書:大学新入生のための数学入門(共立出版) 授業科目の発展性 数学Ⅰ 数学Ⅱ(演習) 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -2- 合計 100 回数 訓練の内容 運営方法 1週 三角関数と弧度法に関する演習 講義 2週 三角関数と加法定理に関する演習 講義 3週 三角関数と倍角・半角の公式に関する演習 講義 4週 指数関数とグラフに関する演習 講義 5週 対数関数に関する演習 講義 6週 対数関数とグラフに関する演習 講義 7週 複素数に関する演習 講義 8週 複素数とベクトルに関する演習 講義 訓練課題 予習・復習 数学Ⅰの復習である三角関数の基 礎的事項について復習してください 加法定理について復習してくださ い。 加法定理を利用した倍角・半角の公式につ いて復習してください。 指数関数とグラフについて復習してくだ さい。 対数関数について復習してください。 対数関数とグラフについて復習してくだ さい。 複素数について復習してください。 複素数とベクトルについて復習してくだ さい。 前半部分の総合演習を行い、理解の確認を 9週 演習1 講義 行います。これまでの学習内容について復 習しておいてください。 10 週 極限と微分係数 講義 11 週 基礎的な微分演習 講義 12 週 三角関数、指数関数、対数関数の導関数 講義 13 週 不定積分の計算 講義 14 週 定積分の計算 講義 15 週 基礎的な積分演習 講義 16 週 演習2 講義 17 週 総合演習 講義 18 週 定期試験 講義 極限と微分係数について学習します。講義 と演習を通して理解してください。 基礎的な微分公式の演習を行います。初め て学習する人は予習しておいてください。 三角関数、指数関数、対数関数の微分演習 について予習・復習してください。 不定積分の計算について演習を通して理 解してください。 定積分の計算について、演習を通して理解 してください。 積分計算の演習を行います。確実に理解し てください。 後半部分の総合演習を行います。微分積分 について復習しておいてください。 総合演習でこれまでの学習内容全体の確 認を行います。 定期試験(筆記)を実施します。これまで の学習内容について理解の漏れのないよ うにしておいてください。 -3- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 一般教育科目 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 工業英語 選択 3 期,4 期 2 時間/週 3期 2 4期 2 外国語 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子情報機器の設計・開発にかかわる部門に従事するために必要な知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 技術英語に関する英単語について知っている。 ② 技術英語に関する文法について知っている。 ③ 技術英語に関する動詞の表現方法について知っている。 ④ 技術英語に関する単位や数式の表現方法について知っている。 分野の英語マニュアルを理解したり書くこと ⑤ 技術英語に関する位置・運動・形などの表現方法について知っている。 ができる。 ⑥ 基礎的な技術英語に関する知識を学び、専門 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 高校レベルの簡単な英単語が理解できるようにしておいて下さい。 先端技術を学ぶ上で、英文の技術資料やマニュアルを読んだり書く機会が増えています。本教科は高校及び専門課程の前期で 授業科目についての助言 学んだ英語をもとに工業英検4級程度を学習することで、専門の英語マニュアルを理解したり、書くことができます。 教科書および参考書(例) 教科書:工業英検4級対策(日本工業英語協会) 参考書:英和辞典、和英辞典 授業科目の発展性 英語Ⅰ 工業英語 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 60 30 60 20 制作物 成果発表 その他 10 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -4- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 (1)シラバスの提示と説明 講義 (2)小テスト(英単語) 2週 3週 訓練課題 予習・復習 1.ガイダンス 授業の目的を理解し、スケジュール を意識して取り組んでください 2. 物の名前と数字 (1)物の名前と単数・複数 講義 (2)複合語・物の数え方 英単語について復習してください。 (3)基数詞と序数詞・倍数詞 4週 (4)「~は・・・を ― する」の英語表現 5週 (5) 「~は・・・を ― にする」の英語表現 復習問題をしてください。 講義、実習 (6) 「~は・・・に ― を与える」の英語表現 6週 7週 3.度量衡の単位・時間 復習問題をして下さい (1)「~した」の英語表現 講義、実習 (2)助動詞による英語表現 (3)現在完了形の英語表現 8週 9週 4.位置・運動・形の表現法 復習問題をして下さい (1)位置・方向 講義 (2)運動・状態 (3)図形 10 週 11 週 復習問題をして下さい (4)文と文をつなく表現法 講義 (5)関連的・付加的説明の表現法 12 週 13 週 5.比較と基準 講義 (1)比較・順序 復習問題をして下さい (2)尺度と基準 14 週 (3)受動や仮定の表現法 15 週 (4)目的や理由の表現法 16 週 17 週 18 週 (5)主語や修飾関係の表現法 6 英語の課題作成. 講義 復習問題をして下さい 講義 復習問題をして下さい 6.試験 筆記試験を実施するので、これまで (1)筆記試験 講義 の学習内容について復習してくださ い。 -5- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電子情報数学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電気数学Ⅰ 必須 5・6 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博、 中村 兼 394 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気電子・情報通信工学を学ぶ上で必要な基礎数学です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 連立方程式とキルヒホッフの法則について知っている。 ② 三角関数の各種法則と正弦波交流について知っている。 ③ 電気計算に用いる指数関数について知っている。 電気電子・情報通信工学の専門分野における ④ 対数と利得の計算について知っている。 基礎と応用を学ぶ上で、必要な基礎数学に関す ⑤ 複素数の表し方、ベクトル表示について知っている。 る諸方程式、諸定理、諸公式などを実用的に学 ⑥ インピーダンスの複素数表示、RLC 回路の複素数演算について知っている。 習します。 ⑦ 行列、逆行列について知っている。 ⑧ 連立一次方程式と行列式について知っている。 ⑨ 微分・積分の基礎的事項について知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 数Ⅰ、電気回路を理解しておくことが望ましい。 電気・電子回路を理解するには様々な公式を用いた数学の計算が必要になります。初めて学習する内容はもちろんのこと、高 授業科目についての助言 校で習った数学が電気分野ではどのような関連性があるのか等をよく理解して下さい。この教科はこの先すべての授業の基礎と なる数学を学びますので、予習・復習を欠かさず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書: 電気のための基礎数学(東京電機大学出版局) 参考書:数学の授業および高校時代の数学の教科書を参考書として使用してください。 授業科目の発展性 電気数学Ⅰ 電気回路 電気数学Ⅱ 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -6- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 一次方程式、二次方程式の計算方 (1)シラバスの提示と説明 法について復習をして下さい。 2. 基礎計算 講義 (1)計算基礎 ① 一次、二次方程式 2週 ② 連立方程式とキルヒホッフの法則 キルヒホッフの法則について復習を 講義 ③ 比例と反比例 3週 ④ 三角関数の各種法則と正弦波交流 して下さい。 三角関数と正弦波交流の関係につ ⑤ 電気計算に用いる指数関数 講義 いて整理をして下さい。指数関数につ いて復習をして下さい。 4週 ⑥ 行列式 対数と利得の計算について復習を ⑦ 対数と利得の計算 講義 して下さい。 (2)まとめと演習 5週 3. 複素数 複素数と交流回路の関係を整理し (1)複素数と交流計算 講義 ① 複素数の表し方 て下さい。また、複素数のベクトル表 示について整理をして下さい。 ② 複素数のベクトル表示 6週 RLC 回路における複素数での計算 ③ インピーダンスの複素数表示 ④ RLC 回路の複素数演算 方法について復習をして下さい。ま 講義 4. 小テスト た、小テストを実施するので、これまで の学習内容について復習をして下さ い。 7週 5. 微分基礎 微分計算の基礎的事項について復 (1)係数と導関数 講義 (2)様々な関数の導関数 8週 6.積分基礎 9週 5.まとめと演習 講義 習をして下さい。 積分について復習をしてください。 電気回路における行列、行列式の 6. 試験 計算方法について復習をして下さい。 (1)筆記試験 講義 また、筆記試験を実施するので、これ までの学習内容について復習して下 さい。 -7- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電子情報数学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電気数学Ⅱ 必須 7・8 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博、 中村 兼 394 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気電子・情報通信工学を学ぶ上で必要な応用数学です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 空間ベクトルについて知っている。 ② 空間ベクトルの和・差、内積・外積の計算について知っている。 ③ 交流回路とベクトル計算について知っている。 「電気数学Ⅰ」の内容を基に、電気電子・情 ④ 1 階線形微分方程式、連立微分方程式について知っている。 報通信工学の専門分野における応用理論を学 ⑤ 交流回路と微分方程式の関係を知っている。 ぶ上で必要な応用数学に関する諸方程式、諸定 ⑥ 不定積分方程式、定積分方程式について知っている。 理、諸公式などを実用的に学習します。 ⑦ ラプラス変換と過渡現象について知っている。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電気数学Ⅰを理解していることが望ましい。 この科目は「電気数学Ⅰ」に続く科目であり、電気回路における応用数学を学習します。微分方程式やラプラス変換等、一見、 授業科目についての助言 難解な数式が出てくるので、それらの物理的意味を含めて理解することに努めて下さい。そのため、予習・復習等を欠かさず行 い、、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書: 参考書: 授業科目の発展性 電気数学Ⅰ 電気数学Ⅱ 計測制御技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -8- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 空間ベクトルとベクトルの和・差 (1)シラバスの提示と説明 の計算について復習をして下さい。 2. ベクトル 講義 (1)ベクトル ① 空間ベクトル ② ベクトルの和・差 2週 3週 ③ ベクトルの内積・外積 講義 (2)交流回路とベクトル計算 講義 ① 交流回路とベクトル 4週 ② 三相交流とベクトル ベクトルの内積・外積の計算につ いて復習をして下さい。 交流回路とベクトルの関係につい て整理をして下さい。 三相交流とベクトルの関係につい 3. 小テスト 講義 て整理をして下さい。また、小テス トを実施するので、これまでの学習 内容について復習をして下さい。 5週 4. 微分と積分 各種微分方程式について復習をし (1)微分方程式 て下さい。また、電気回路との関わ ① 1 階線形微分方程式 講義 りについて復習をして下さい。 ② 連立微分方程式 (2)交流回路と微分方程式 6週 (3)積分方程式 講義 ① 不定積分方程式 7週 8週 ② 定積分方程式 講義 5. ラプラス変換 講義 (1)ラプラス変換 9週 (2)ラプラス変換と過渡現象 不定積分方程式について復習をし て下さい。 定積分方程式について復習をして 下さい。 ラプラス変換について復習をして 下さい。 ラプラス変換と過渡現象の関係に 6. 試験 ついて復習をして下さい。また、筆 (1)筆記試験 講義 記試験を実施するので、これまでの 学習内容について復習をして下さ い。 -9- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電気電子工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電磁気学 必須 2期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気・電子、制御分野における基礎であり、電気・磁気現象を理解するためのベースとなります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 電荷と電流、磁気と電流について物理的な意 義や原理・定理・法則等、電磁気に関する基礎 について学習します。 授業科目のポイント ① 電荷とクーロンの法則及びガウスの定理について知っている。 ② 電位、電位差、等電位面について知っている。 ③ 円筒、平面の電界及び電位について知っている。 ④ 導体間の静電容量について知っている。 ⑤ 電流による磁界とアンペアの法則について知っている。 ⑥ ビオ・サバールの法則について知っている。 ⑦ フレミングの左手の法則について知っている。 ⑧ ファラデーの法則、レンツの法則について知っている。 ⑨ フレミングの右手の法則について知っている。 ⑩ 自己インダクタンス、相互インダクタンスについて知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 数Ⅰ、電気数学Ⅰ、電気回路を理解していることが望ましい。 電気・磁気に関する分野は多くの優れた学者によって発明・発見されました。今日、これらの技術は様々な分野で活用され、 授業科目についての助言 我々の生活に欠かせないものとなっています。電磁気学ではこのような電気・磁気に関する事象を学習する科目です。一般に電 磁気学は高度な数学的知識が必要になり、理解しにくい面があります。そのために、電気・磁気に関する基本的な事象がおろそ かになりがちなので、予習・復習を欠かさず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書(例) 教科書:絵ときでわかる 電気磁気(オーム社) 参考書: 授業科目の発展性 電磁気学 電気回路 電気電子工学実験 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -10- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 電荷とクーロンの法則、ガウスの (1)シラバスの提示と説明 定理について復習をして下さい 2. 電荷と電界 講義 (1)電荷と電界及び電位 ① 電荷とクーロンの法則、ガウスの定理 2週 ② 電位、電位差、等電位面 電位、電位差、等電位面、円筒、 ③ 円筒、平面の電界・電位 講義 平面の電界・電位について復習をし て下さい。 3週 3. 静電容量と誘電体 導体間の静電容量について復習を (1)静電容量と誘電体 講義 して下さい。 ① 導体間の静電容量 4週 5週 ② 誘電体中の電界、電束密度 講義 4. 小テスト 電流による磁界、アンペアの法則 5. 磁界と磁性体 講義、試験 (1)磁界と磁性体 ① 電流による磁界、アンペアの法則 6週 7週 誘電体中の電界、電束密度につい て復習をして下さい。 について復習をして下さい。また、 小テストを実施するので、これまで の学習内容の復習をして下さい。 、 ② ビオ・サバールの法則 講義 ③ 磁界と電流間に働く力、フレミングの左手の法則 ④ 磁性、ヒステリシスループ ビオ・サバールの法則について復 習をして下さい。 フレミングの左手の法則、ヒステ 講義 リシスループについて復習をして下 さい。 8週 6. 電磁誘導とインダクタンス ファラデーの法則、レンツの法則、 (1)電磁誘導とインダクタンス ① 電磁誘導の法則、ファラデーの法則、レンツの法則 講義 フレミングの右手の法則について復 習をして下さい。 ② 導体運動と起電力、フレミングの右手の法則 9週 ③ 自己インダクタンス・相互インダクタンス 自己インダクタンス、相互インダ 7. 試験 クタンスについて復習をして下さ (1)筆記試験 講義、試験 い。また、筆記試験を実施するので、 これまでの学習内容について復習を して下さい。 -11- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電気電子工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 基礎電気回路 必須 1期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気工学分野全般に関連する知識であり、電子回路を理解するための基本になります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 電気電子工学の基礎として、電気回路の基本 法則や諸概念を把握させ、回路における物理現 象や数学的事象を習熟させるとともに、フーリ エ変換を中心に回路基礎理論について学習し ます。 授業科目のポイント ① 直流電圧、直流電流、直流電力について知っている。 ② オームの法則、キルヒホッフの法則について知っている。 ③ 正弦波交流と実効値について知っている。 ④ インダクタンス、キャパシタンス、インピーダンスについて知っている。 ⑤ 各種 RLC 回路と特性について知っている。 ⑥ 共振回路と特性について知っている。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 数Ⅰを理解していることが望ましい。 本教科は電気電子分野を学習して行く上において、必須となる科目なので確実に理解することが求められます。直流回路から 授業科目についての助言 交流回路、三相交流回路、波形解析まで幅広く学び、電気回路における考え方を身につけます。そのため、予習・復習を欠かさ ず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書:電気回路(実教出版) 参考書: 電磁気学 電気回路 授業科目の発展性 電気電子工学実験 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 70 授業内容の理解度 レポート 20 制作物 成果発表 その他 10 50 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -12- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 電圧、電流、電力の関係を復習し (1)シラバスの提示と説明 て下さい。 2. 直流回路 講義 (1)直流回路 ① 電圧・電流・電力 2週 ② オームの法則 オームの法則について、演習問題 ③ 電源と直流電力 を解き、復習をして下さい。 講義 3週 3. 回路方程式 キルヒホッフの法則について復習 (1)キルヒホッフの法則 して下さい。 ① 電圧則 講義 ② 電流則 4週 (2)いろいろな回路 各種回路について復習をして下さ ① ブリッジ回路 い。 ②Y△結線 5週 講義 4. 確認テスト 直流回路について復習をして下さ '(1)これまでの復習の再確認、演習 い。 講義 6週 5. 交流回路 交流のについて復習をして下さい (1)正弦波交流回路 (2)複素数表示 7週 講義 (3)フェーザ表示とインピーダンス 電力と力率について復習をして下 (4)交流電力 さい。 講義 8週 6. 演習・課題 交流回路について今まで学んだこ とを復習して下さい。 講義 9週 7. 筆記試験 講義 -13- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電気電子工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電気回路 必須 3期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気工学分野全般に関連する知識であり、電子回路を理解するための基本になります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 電気電子工学の基礎として、電気回路の基本 法則や諸概念を把握させ、回路における物理現 象や数学的事象を習熟させるとともに、フーリ エ変換を中心に回路基礎理論について学習し ます。 授業科目のポイント ① 共振回路と特性について知っている。 ② 三相交流と結線方式について知っている。 ③ 三相電力と力率について知っている。 ④ フーリエ変換の基礎について知っている。 ⑤ フーリエ変換による波形解析について知っている。 ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 数Ⅰを理解していることが望ましい。 本教科は電気電子分野を学習して行く上において、必須となる科目なので確実に理解することが求められます。直流回路から 授業科目についての助言 交流回路、三相交流回路、波形解析まで幅広く学び、電気回路における考え方を身につけます。そのため、予習・復習を欠かさ ず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書:電気回路(実教出版) 電子回路 電気回路 授業科目の発展性 電気電子工学実験 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 70 授業内容の理解度 レポート 20 制作物 成果発表 その他 10 50 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -14- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. 交流回路解析 訓練課題 予習・復習 交流回路を復習して下さい。 (1)RLC 直列回路 (2)RLC 並列回路 2週 講義 2.共振回路 共振回路の復習をして下さい。 。 (1)RLC 直列共振回路 (2)RLC 並列共振回路 3週 講義 3. 相互誘導回路 相互誘導回路の復習をして下さ (1)相互誘導回路のインピーダンス い。 (2)相互誘導回路の等価回路 講義 (3)結合回路 4週 演習と理解確認テスト 今まで学んだことを確認します。 講義 5週 5.フーリエ解析 フーリエ解析について復習して下 (1)フーリエ解析による波形の表現 さい。 (2)フーリエ級数の例 6週 講義 6.三相交流 三相交流について復習をして下さ (1)対称三相交流 い (2)対称三相交流負荷への供給 7週 講義 7. 過渡現象 過渡現象について復習をして下さ (1)直流電源での過渡現象 い。 (2)交流電源での過渡現象 8週 講義 8.パルス回路での過渡現象 パルス回路について復習をして下 (1)RC 直列回路の過渡現象 さい。 講義 9週 6. 筆記試験 講義 -15- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電気電子工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電子工学 必須 1・2 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博 394 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 センサ製造および半導体製造分野において、設計部門、製造部門、検査部門に従事するために必要な基礎知識です。 電子回路を学ぶ上での基礎知識となります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 物質の構成、単結晶と共有結合について知っている。 ② 真性半導体と不純物半導体について知っている。 ③ キャリア濃度と電気伝導について知っている。 固体中の電子のふるまいを中心に、半導体の ④ pn 接合の構造とその動作について知っている。 性質について理解するとともに、半導体の最も ⑤ 拡散現象と空乏層、電位障壁について知っている。 基本的な pn 接合について理解し、ダイオード、 ⑥ ダイオードにおける順方向、逆方向電圧による電流について知っている。 トランジスタの基本特性を学習します。 ⑦ ダイオードの用途と使用法を知っている。 ⑧ バイポーラトランジスタの構造と動作、特性、用途、使用法を知っている。 ⑨ 電界効果トランジスタ構造と動作、特性、用途と使用法を知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 高校化学Ⅰの物質を構成する粒子、イオン化傾向、元素の性質等を理解していることが望ましい。 半導体の原理を理解するためには電子のふるまいなどを理解する必要がある。しかし、これは観察することのできないことなの で難しく感じるかもしれないが、想像力をふくませる事により非常に面白い分野である。化学、物理、数学などさまざまな知識を必 授業科目についての助言 要とするが、本質的に考えると実は非常に単純な原理である。複雑な式に着目するのではなく、想像力を働かせることが理解の早 道である。視聴覚教材やテキストの図から、視覚的に動作原理を理解すると分かりやすい。わからないことを積み残さないよう毎 回の授業をしっかりと理解し、分からないことは質問すること。 教科書および参考書 教科書:プログラム学習による半導体回路Ⅰ(廣済堂出版) 参考書:わかる半導体セミナー(CQ 出版) 電子工学 電子回路 授業科目の発展性 電気電子工学実験 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -16- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 半導体の構造、特徴、性質につい (1)シラバスの提示と説明 て整理をして下さい 2. 半導体の性質 講義 (1)物質の構造 ・物質の構成、単結晶と共有結合 2週 3. 半導体と pn 接合 真性半導体と不純物半導体の構造 (1)半導体の物性 について整理して下さい。また、キ ・ 真性半導体と不純物半導体 講義 ・ キャリア濃度と電気伝導 ャリア濃度と電気伝導について整理 して下さい。 ・ 拡散現象と空乏層 3週 pn接合の構造と特徴について整理 (2)pn 接合 ・pn 接合の構造とその動作 して下さい。 4. ダイオードの構造と性質 講義 (1)ダイオードの動作 ダイオードの構造と性質について 整理して下さい。 ・ 順方向および逆方向印加電圧による電流 4週 (2)用途と使用法 ダイオードの順方向、逆方向特性 (3)その他のダイオード や使用方法ついて復習をして下さ ・ツェナダイオード 講義 い。 ・フォトダイオード ・バリキャップダイオード 5週 5. トランジスタ バイポーラトランジスタの構造や (1)バイポーラトランジスタ 特性、回路について整理をして下さ ・ バイポーラトランジスタの構造とその動作、特性 6週 講義 (2) 用途と使用法 バイポーラトランジスタを使用し ・ スイッチング回路 7週 ・ 増幅の基礎 ・ 増幅の実際 い。 た基本的な回路について学習してく 講義 6.電界効果トランジスタ ださい。 電界効果トランジスタの用途と使 (1) 接合型、MOS 型トランジスタの構造とその動作、特性 用方法について整理をして下さい。 講義 8週 (2) 用途と使用法 電界効果トランジスタの構造や特 性について整理をして下さい。 7. まとめと演習 講義 これまで説明した内容について復 習し、理解を深めてください。 9週 8. 筆記試験 筆記試験を実施するので、これま での学習内容の復習をして下さい。 講義 -17- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 電気電子工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電子回路 必須 2期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気電子業界の技術者として必要なごく基本的な知識ですから非常に重要です。 また、この知識を習得する過程で、分析・解析能力を習得して実践技術者としての資質を身につけることができます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 アナログ回路・ディジタル回路を構成する電 子部品の知識、動作原理および特性について学 習します。 授業科目のポイント ① 受動部品、能動部品について知っている。 ② 回路図の読み書き、取扱い方について知っている。 ③ バイアス回路、各種接地回路、CR 結合増幅回路について知っている。 ④ アナログとディジタルの違いについて知っている。 ⑤ 論理記号と論理式、組み合せ論理回路について知っている。 ⑥ ブール代数、カルノー図について知っている。 ⑦ TTL、CMOS の電気的特性について知っている。 ⑧ 基本ゲートの動作について知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電気回路、電子工学を理解しておくことが望ましい。 本教科はアナログ回路の基礎とディジタル回路の基礎を学習します。半導体の構造と特性を理解することでトランジスタの動作 授業科目についての助言 が理解でき、トランジスタ回路の基礎を理解することができます。また、ディジタル回路における基本ゲートの特性はこの先、様々 な応用回路で必要となります。そのために、予習・復習を欠かさず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書:たのしくできる やさしいアナログ回路の実験(東京電機大学出版局) 参考書:アナログ電子回路の基礎(東京電機大学出版局)、ディジタルIC回路のすべて(東京電機大学出版局) 電子工学 授業科目の発展性 電子回路 アナログ回路基礎実習 電気回路 ディジタル回路基礎実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -18- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 受動部品について復習をして下さ (1)シラバスの提示と説明 い。 2. 各種素子 講義 (1)受動部品 ① 抵抗・コンデンサ・コイル 2週 (2)能動部品 講義 ① ダイオード・トランジスタ 3週 3. 回路図 能動部品について復習をして下さ い。 回路図の読み書きができるように (1)回路図 復習をして下さい。 ① 部品シンボル 講義 ② 接続線・接続点 ③ 電源/GND の扱い 4週 4. 基本増幅回路 バイアス回路の必要性について復 (1)基本増幅回路 講義 習をして下さい。 ① バイアス回路 5週 6週 ② 各種接地回路 講義 ③ CR 結合増幅回路 種接地回路の種類や特徴について 復習をして下さい。 CR 結合増幅回路の回路図や特徴 5. 小テスト 講義、試験 について復習をして下さい。また、 小テストを実施するので、これまで の学習内容の復習をして下さい。 7週 6. 論理回路 アナログとディジタルの違い、論 (1)論理回路 講義 ① アナログとディジタル 理式や組み合せ論理回路について復 習をして下さい。 ② 論理記号と論理式、組み合せ論理回路 8週 ③ ブール代数、カルノー図 ブール代数やカルノー図について 7. ディジタル IC 講義 (1)各種ディジタル IC 復習をして下さい。 ① TTL、CMOS の電気的特性 9週 ② 基本ゲートの動作 基本ゲートの動作や特徴について 8. 筆記試験 講義、試験 整理をして下さい。また、筆記試験 を実施するので、これまでの学習内 容の復習をして下さい。 -19- 科名: 電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 情報通信工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 情報通信工学 必須 1期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 情報通信工学は、コンピュータネットワークにおいて基礎となる知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① コンピュータの構成について知っている。 ② 各種インターフェースとアーキテクチャーについて知っている。 ③ 情報表現と符号化について知っている。 コンピュータの基礎知識やデータ通信の原 ④ データ通信と伝送技術について知っている。 理など、さまざまな通信方式や伝送技術の理解 ⑤ 光波伝送技術について知っている。 を深め、インターネットやモバイル通信などに ⑥ Ethernet の概要について知っている。 ついて学習します。 ⑦ Ethernet の構成機器について知っている。 ⑧ ネットワークの評価、運用、信頼性について知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 教科書および参考書(例) 基数変換ができるようにしておいて下さい。また「物理」における波の性質についても理解しておいて下さい。 コンピュータネットワーク技術およびその背景にあるデータ通信技術に関して習得します。コンピュータの進化に伴い、通信技 術も日々進歩しています。データ通信の基礎的技術について知っておくことは、データ通信の最新技術の理解にも繋がります。 教科書:自作資料 参考書:情報技術シリーズ ネットワーク技術(日本理工出版会) 授業科目の発展性 情報通信工学 ネットワーク技術 移動体通信技術 組込みソフトウェア応用実習 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 評価割合 70 10 授業内容の理解度 30 10 技能・技術の習得度 30 レポート 制作物 成果発表 その他 20 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 -20- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 コンピュータの構成および各種イ (1)シラバスの提示と説明 ンターフェース、アーキテクチャー 2. コンピュータシステム基礎 講義 (1)コンピュータの構成 について復習しておいて下さい。 (2)各種インターフェースとアーキテクチャー 2週 (3)その他周辺装置 コンピュータの周辺機器について 講義 3週 3. データ通信技術 情報の表現と符号化およびデータ (1)情報表現と符号化 講義、演習 (2)伝送技術 4週 復習しておいて下さい。 (3)データ通信ネットワーク技術 伝送技術について復習しておいて下 さい。 データ通信および、伝送制御手順、 (4)伝送制御手順、誤り制御 講義 誤り制御について復習しておいてく ださい。 5週 4. 光通信技術 光波伝搬技術の概要について復習 (1)光波伝搬技術 6週 講義 しておいて下さい。 講義 み、特徴を復習しておいて下さい。 5.ブロードバンド通信技術 ADSL などの xDSL 技術のしく (1)xDSL (2)FTTH 7週 6.LAN 技術 Ethenet のしくみ、技術をしっか (1)Ethernet 講義、演習 り復習して下さい。 (2)構成機器 8週 (3)ネットワークの評価とシミュレーション 講義、演習 (4)ネットワークの運用,信頼性 9週 7. 期末試験 講義、演習、 試験 -21- ネットワークの運用、信頼性につ いて復習しておいてください。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 情報通信工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 データ構造・アルゴリズム 必須 3期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 中村 兼 393 [email protected] 913 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造現場において使われる機器の制御や生産管理、検査等のソフトウェア開発技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 信頼性と効率を求めるプログラムを設計す るために、必要なデータ構造とアルゴリズムに ついて学習します。 授業科目のポイント ① 配列、リスト、スタック、待ち行列の構造を知っている。 ② 二分木の構造を知っている。 ③ 線形探索、二分探索の探索アルゴリズムを知っている。 ④ 二分木の探索の探索アルゴリズムを知っている。 ⑤ バブルソート、シェルソート等の整列アルゴリズムを知っている。 ⑥ 再帰の考え方について知っている。 ⑦ クイックソートのアルゴリズムが説明できる。 ⑧ ファイル入出力処理操作手順を知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 コンピュータの基本操作およびプログラムの作成ができるようにしておいて下さい。 ポインタ操作を活用したデータ操作技術や再帰処理を習得します。このプログラミング技術は、あらゆる分野に応用されます ので、予習、復習を必ず行い理解しておきましょう。 教科書および参考書(例) 教科書:自作テキスト 参考書:C 言語で学ぶアルゴリズムとデータ構造基礎の基礎(ナツメ社) データ構造・アルゴリズム 授業科目の発展性 組込みソフトウェア基礎実習 データ構造・アルゴリズム実習 組込みソフトウェア応用技術 組込み機器製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 評価割合 60 30 授業内容の理解度 50 20 技能・技術の習得度 10 レポート 制作物 成果発表 その他 10 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -22- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 して下さい。 2. データ構造 講義、演習 (1)データ構造 て下さい。 ② スタック 講義、演習 ③ 待ち行列 3週 4週 ポインタ操作が出てきますからポ インタの基本操作を整理して復習し ① 配列、リスト 2週 訓練課題 予習・復習 配列、リストの概念について復習 ④ 二分木 講義、質疑 3. 探索・整列 スタック、待ち行列について復習 して下さい。 二分木について復習して下さい。 探索アルゴリズムについて復習し (1)探索・整列 講義、質疑 て下さい。 ① 線形探索、二分探索 5週 6週 ② バブルソート 講義、質疑 4. 再帰処理 ソートアルゴリズムについて復習 し、優劣を考えて下さい。 再帰を行うメリットを考えて下さ (1) 再帰処理 講義、演習 い。 ① 再帰の考え方 7週 8週 ② クイックソート 講義、質疑 ② クイックソート 講義、演習 5. ファイル処理 9週 (1)ファイル入出力処理 講義、質疑 6. 試験 筆記試験 -23- クイックソートについて復習して 下さい。 ファイル入出力について復習して 下さい。 今まで習った内容について復習し て下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 組込みシステム工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みシステム工学 必須 5期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造現場、システム開発、サーバ構築・管理・保守といったハードウェアおよびソフトウェア職種の基礎となる技術 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 組込みコンピュータシステムの設計、開発法 と組込みソフトウェア設計の基礎技術につい て学習します。 ハードウェアの構成について知っている。 ② ソフトウェアの構成について知っている。 ③ 組込みシステムの基本構成について知っている。 ④ 組込みソフトウェアの概要について知っている。 ⑤ カーネル処理について知っている。 ⑥ リアルタイムシステムについて知っている。 ⑦ 組込みシステムの設計要件について知っている。 ⑧ モジュール分割・設計について知っている。 ⑨ レビューについて知っている。 ⑩ コーディング・テストについて知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 組込みシステムにおけるコンピュータのハードウェアとソフトウェアの基礎的な知識、専門分野におけるコンピュータの活用法 を確認しておいて下さい。 組込みシステムを構成する回路設計やコンピュータのハードウェアとソフトウェアの基礎的な知識を理解し、組込みシステムの 授業科目についての助言 機器構成やソフトウェアの流れを学習します。また、あらゆる教科に関連していますので、予習、復習をしっかりと行うようにして下 さい。 教科書および参考書 教科書: 絵で見る組込みシステム入門(電波新聞社) 参考書: 組込みシステム工学 組込みオペレーティングシステム 組込みソフトウェア応用技術 授業科目の発展性 組込み機器製作実習 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 60 授業内容の理解度 評価割合 技能・技術の習得度 10 レポート 20 制作物 成果発表 その他 10 60 10 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 20 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -24- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 ハードウェア構成について復習し (1)シラバスの提示と説明 て下さい。 2. 組込みシステム概要 講義 (1)組込みシステム概要 ① ハードウェア構成 2週 ② ソフトウェア構成 ソフトウェア構成について復習し ③ アーキテクチャー(信頼性、効率性、移植性) 3週 講義 3. リアルタイムシステム て下さい。 組込みシステムの基本構成につい (1)リアルタイムシステム て復習して下さい。 ① 組込みシステムの基本構成 講義 ② 組込みソフトウェア概要 ③ カーネル処理 4週 5週 ④ リアルタイムシステム 講義 4. 組込みシステム設計 組込みシステム設計要件について (1)組込みシステム設計 講義・演習 ① 設計要件 6週 ② モジュール分割 8週 9週 復習して下さい。 モジュール分割、設計について復 講義・演習 ③ モジュール設計 7週 リアルタイムシステムについて復 習して下さい。 ④ レビュー 講義・演習 ⑤ コーディング、テスト 講義・演習 5. .総合演習 習して下さい。 レビューについて復習して下さ い。 コーディング、テストについて復 習して下さい。 今まで習った内容について復習し (1)演習問題 講義・演習 6. 試験 試験 (1)学科試験 -25- て下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 環境・エネルギー概論 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 環境エネルギー概論 必須 7・8 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男 393 [email protected] 913 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造現場や企業などあらゆる業務や機器・システム等に関する基礎知識 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 環境問題の現状と背景、法律による規制や ISO14000 シリーズと環境に配慮したエネルギ 授業科目のポイント ① 地球環境問題の現状についての基礎を知っている。 ② 地球環境に関する世界的な動向や法律による対応の基礎について知っている。 ③ 地球環境に関する日本の動向や法律の基礎について知っている。 ④ ISO14000 で規定されている環境マネジメントの基礎について知っている。 ⑤ 環境を考慮したエネルギーとその仕組みについて知っている。 ⑥ ー、省エネルギー技術について学習します。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 特に必要ありませんが、酷暑や豪雨など我々の身近なところでも地球温暖化の影響が現れてきているようです。地球環境に対 して皆さん自身で取り組んでいることや、日本の取組みについて受講前に考えてみて下さい。 皆さんはこれからあと 50 年以上もすばらしい人生を送ることでしょう。しかし、車にも発電にも各種原材料にも使われている石油 はあと何年もつのでしょうか。産業革命以来、先進国は休むことなく石炭・石油を消費することで発展を遂げてきました。また、近年 では中国やロシアに代表される新興国でも飛躍的に産業が発展し、エネルギーの消費量も指数的に増加しています。一方では 授業科目についての助言 こういった発展に伴い、地球温暖化問題や環境汚染なども顕著となってきており、みなさんの未来が豊かであるためにも省エネル ギーや環境に配慮したエネルギーへの転換が求められています。我々が取り組まねばならない現状と課題について知り、新しい エネルギーについての知識を得ることで、皆さん一人一人が技術者としてまた社会人として地球環境問題への貢献を実践できる のではないかと考えます。 教科書および参考書 教科書: eco 検定公式テキスト(JMAM) 参考書: 授業科目の発展性 環境エネルギー概論 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 60 30 50 10 制作物 成果発表 その他 10 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 10 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 10 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -26- 合計 100 回数 1週 2週 3週 4週 5週 6週 7週 8週 9週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. 環境の現状と背景 (1)環境の現状と背景 ① エネルギー消費と地球温暖化並びに環境への影響 ② 温暖化の要因と温室効果ガス ③ オゾン層及び紫外線 ④ 大気汚染、水質汚染、土壌汚染、海洋汚染などの環境汚染 3. 世界の動向と法規制 (1)世界の動向と法規制 ① 気候変動枠組条約、IPCC と世界の動向 ② 京都議定書とポスト京都議定書 ③ オゾン層の保護と条約・議定書 ④ 海洋汚染とロンドン条約議定書 ⑤ WEEE 指令、RoHS 指令、REACH ⑥ 汚染物質に関するストックホルム条約、バーゼル条約 4. 日本の動向と法規制 (1)日本の法規制 ① 日本の環境政策と環境基本法 ② 地球温暖化対策の推進、省エネルギーに関する法律 ③ 廃棄物対策、リサイクルの推進に関する法律 ④ 環境汚染、汚染物質に関する法律 5. 電子情報技術の活用による環境負荷低減 (1)住宅・オフィスにおける省電力 ① 照明 ② エアコンディショナー ③ 導入への課題 ④ 未利用エネルギーの再利用 (2)家電・OA 機器における省電力技術 ① 冷蔵庫、衣類乾燥機 ② ディスプレー ③ コンピュータ、電子デバイス ④ 通信機器 (3)流通輸送部門での省エネルギー ① ITS ② 物流・配送管理システム ③ オンライン取引 ④ コンテンツ配信による販売システム (4)グリーン IT イニシアティブ ① 新技術によるブレークスルー ② 環境・IT 経営の啓蒙 ③ IT による環境貢献度の可視化 (5)国際的動向 ① GBDe ② 世界半導体会議(WSC)/半導体政府当局会合(GAMS) ③ クライメートセイバーズ 6. 環境管理システム (1)ISO14000 シリーズの概要 ① 環境管理システムと ISO14000 シリーズ ② デミングサイクル ③ 環境側面、環境影響 ④ 継続的な改善 ⑤ 環境管理システムの構築 7. 環境とエネルギー (1)新エネルギーの現状と課題 ① 新エネルギーとは ② 新エネルギーの環境性 ③ 導入への課題 (2)太陽エネルギー ① 太陽エネルギーの利用法 ② 太陽熱発電、太陽光発電、太陽光発電システム ③ 太陽電池の原理と特性 ④ 太陽光発電の課題と展望 (3)風力エネルギー ① 風力発電、風力エネルギー ② 風力発電システム ③ 風力発電の課題 (4)バイオマスエネルギー ① バイオマスエネルギーの概要と現状 ② 熱・電気への変換技術 ③ バイオマスエネルギーの課題 (5)コンシューマサイドでの新エネルギー技術 ① クリーンエネルギー自動車 ② コジェネレーションシステム ③ 燃料電池 8. 筆記試験 運営方法 講義 講義 環境の現状と背景について復習し て下さい。 世界の動向と法規制について復習 して下さい。 講義 日本の動向と法規制について復習 して下さい。 講義 電子情報技術の活用による環境負 荷低減について復習して下さい。 講義 環境管理システムについて復習し て下さい。 講義 環境と新エネルギーについて復習 して下さい。 講義 環境と新エネルギーについて復習 して下さい。 講義 試験 -27- 訓練課題 予習・復習 環境の現状と背景について復習し て下さい。 今まで習った内容について復習し て下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎学科 教科の科目 生産工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 生産工学 必須 1・2 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造業において、製品の製造から検査、管理のすべての技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 生産の仕組みと形態について知っている。 ② 受と発注について知っている。 ③ 生産・製造・生産管理に係わる基本的な専門用語について知っている。 製造業の生産の仕組みを理解し、生産のため ④ 生産計画の考え方について知っている。 の組織と業務の流れを学習します。またその中で ⑤ 資材所要量計画について知っている。 経営工学、特に生産工学的技法がどのように活 ⑥ 在庫管理について知っている。 用されるかの概論を学習します。 ⑦ 工程管理について知っている。 ⑧ 原価管理について知っている。 ⑨ 品質管理について知っている。 ⑩ 生産管理システムの概要について知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 一般的な会社組織概要に関する情報や製造業の受注から発注までの流れについて各種情報を収集し、イメージできるようにし ておいて下さい。 製造業で製品の受注から出荷までの流れや、発注、在庫、作業工程、検査等を理解し、生産現場のしくみや生産のための組織 授業科目についての助言 と業務の流れを学習します。また、生産現場や企業の形態等、仕事に関する用語がたくさんでてきますし、あらゆる教科に関連し ていますので、予習、復習をしっかりと行うようにして下さい。 教科書および参考書 教科書:生産管理入門(理工学社) 参考書: 授業科目の発展性 生産工学 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 評価割合 60 30 50 25 10 5 制作物 成果発表 その他 合計 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 5 協調性 5 -28- 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 生産の仕組みについて復習して下 (1)シラバスの提示と説明 さい。 2. 生産の仕組みと形態 講義 (1)生産の仕組みと形態 (2)生産システムと生産管理 2週 (3)受注と発注 受注と発注について復習して下さ (4)受注管理と発注管理システム 講義 3. 生産計画 い。 (1)生産計画の概要 3週 (2)生産計画システムの考え方 講義 (3)資材所要量計画 4週 4. 小テスト 資材所要量計画について復習して 下さい。 小テストを実施するので、これま 5. 在庫管理 講義 (1)在庫管理 での学習内容の復習をして下さい。 在庫管理について復習して下さ い。 5週 (2)入出庫管理 講義 (3)発注方式 6週 (4)購買・外注管理 発注方式について復習して下さ い。 工程管理について復習して下さ 6. 工程・作業管理 講義 い。 (1)工程管理 7週 (2)原価管理 原価管理、工程検査について復習 7. 品質管理 講義 (1)検収と受入検査 して下さい。 (2)工程検査 8週 (3)完成品検査 検査について復習して下さい。 (4)TQC・TQM 講義 (5)情報管理システム 9週 8.筆記試験 講義、試験 -29- 今まで習った内容について復習し て下さい。 2011年度版 訓練支援計画書 電子情報技術科 中国職業能力開発大学校 訓練科目の区分 教育訓練課程 教科の区分 教科の科目 専門課程 系基礎学科 安全衛生工学 担当教員 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 安全衛生工学 必須 Ⅰ・Ⅱ期 2 2 教室・実習場 電子メールアドレス 内線電話番号 杉本 順治(外部講師) 教室・実習場 授業科目に対応する業界・仕事・技術 主に製造業における加工・組立業務 授 業 計 画 表 品質管理・生産管理業務、設計業務、ラインオペレーター、保全保守管理業務 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 授業科目のポイント No ① 安全の原則について知っている。 実践技術者に必要な ② 基本的な安全措置について知っている。 安全衛生を中心に、安 ③ 産業災害と基本対策について知っている。 全衛生の原則、災害 ④ 労働災害の原因と再発防止対策について知っている。 の種類と対策、安全設 ⑤ 労働環境条件と設備について知っている。 備、作業環境及び安 ⑥ VDT作業と労働衛生実務について知っている。 全衛生管理について ⑦ 環境問題と安全について知っている。 学びます。 ⑧ 安全対策の基本的な事項について知っている。 ⑨ 労働安全法規について知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 ( 助 言 授業科目についての助 言 学校でも、また、将来就くであろう職場でも、差はあれ危険はどの場面にも潜んでいます。特に製造現場である 機械工場等には高速・複雑に動く機械設備や重量物などがあり、潜在的危険性は高いといえます。また今後も 永遠に続く技術の進歩が作業効率化や安全性向上に役立っている反面、危険の存在を見えにくくしているのも 事実です。そこで、授業では物理の原則をしっかりと捉え、危険への意識を高め、働く者の安全確保を第一義と した認識で、真剣に取り組んで下さい。 教科書および参考書(例) 教科書:安全基礎工学入門:(編者(社)実践教育訓練研究協会) 参考書;安全の指標、労働衛生のしおり他(厚生労働省労働基準局編他) 授業科目の発展性 全ての実技・実習に繋がります。 ) 指 導 員 の 思 い 予備知識・技能技術 同時進行となります実習において学んだ、安全作業を見直しておく必要があります。危険は日常にも潜んでお り、安全に対する意識を高めて受講してください。 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 90 授 業 評 価 授業内容の理解度 小テスト レポート 制作物 成果発表 その他 合計 10 100 90 技能・技術の習得度 評 価 割 合 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 主体性・協調性 10 訓練の内容 回数 1.ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 1週 2.安全の基礎 (1)基本的考え方、労災の現状 3.環境問題と安全 2週 (1)地球環境 (2)地域型環境 (3)資源のリサイクル 訓練の運営方法 説明 訓練課題 予習・復習 講義 進め方 テキストP13~26 講義 テキストP27~43 講義 テキストP45~55 4週 (2)火と安全 講義 テキストP56~70 5週 (3)光と安全 講義 テキストP71~84 6週 (4)音と安全 講義 テキストP85~90 7週 (5)電気と安全 講義 テキストP91~99 8週 (6)放射線と安全 講義 テキストP100~106 講義 テキストP107~122 10週 (2)気体と安全 講義 テキストP123~139 11週 (3)液体・固体と安全 講義 テキストP140~152 6.機械の安全作業 12週 (1)安全作業の基本 (2)産業用ロボット 講義 テキストP154~169 (3)工作機械 (4)プレス機械 講義 テキストP169~183 (5)溶接 14週 7.電気の安全作業 (1)感電の防止 講義 テキストP183~189 テキストP191~196 (2)電磁ノイズと安全 (3)静電気と安全 講義 テキストP197~199 テキストP200 (4)はんだ付け作業と安全 16週 8.建築・土木の安全作業 (1)高所作業 講義 テキストP201~203 テキストP205~216 (2)建設・移動式機械の安全 17週 ①クレーン作業の安全 筆記試験 講義 テキストP217~227 項目ごとの問題で復習・まとめ 3週 9週 13週 15週 18週 4.物理と安全 (1)力と安全 5.化学と安全 (1)化学の基本事項 ②フォークリフト作業の安全 9.KYT研修 テキストP227~229 講義 シート 別資料 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電子情報導入実習 選択 1・2 期 4 4 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 電気電子工学実験 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝、 豊田 順治 393, 394 [email protected] 911, 913 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子情報機器の設計・製造にかかわる部門に従事するために必要な知識、技能です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目のポイント ① パソコンのしくみと周辺機器について知っていること ② はんだ付け作業の構成要素について知っていること ③ はんだ付けができること ④ ファイル管理方法について知っていること なる基礎知識・技術であるパソコンの操作あ ⑤ オペレーティングシステムの操作ができること るいは、はんだ付け作業法を習得する。 ⑥ 手順書に従い簡単な電子回路が製作できること ⑦ 就職に何が必要か知っていること(グループワーク) 授業科目の目標 これから、電子情報技術を学ぶ上で必要と ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 コンピュータの基本操作ができるようにしておいて下さい。 本実習は電子情報技術を学習していく上で、必須となる実習なので確実に作業ができるようになっていくことが求められま 授業科目についての助言 す。そのため、予習・復習を欠かさず行い、疑問があれば積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書: 自作テキスト 参考書: 電子情報導入実習 授業科目の発展性 情報工学基礎実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 評価割合 30 50 授業内容の理解度 10 20 技能・技術の習得度 10 30 成果発表 10 その他 10 コミュニケーション能力 10 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -30- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 1. ガイダンス (1) シラバスの提示と説明 講義、実習 2. コンピュータの基本としくみ コンピュータの基本操作について復習 して下さい。 (1) ハードウェアとソフトウェア 2週 3. パソコンのアーキテクチャ 3週 講義、実習 4. パソコンの周辺機器 (1) ネットワーク 講義、実習 (2) インターネットへの接続 4週 5. はんだ付け (1) はんだ付け作業を構成する要素 講義、実習 (2) 鉛フリーはんだによるはんだ付け 5週 (3) はんだ付け不良と検査 6週 6. 検定用基板でのはんだ付け 実習 (4) 修正作業 実習 (1) 挿入実装部品のはんだ付け 7週 8週 (2) はんだ付けの評価 実習 7. 電子工作キットの製作と動作確認 実習 (1) 電子工作キット 1 の製作 9週 10 週 11 週 12 週 13 週 (2) 電子工作キット 1 の動作確認 実習 (3) 電子工作キット 2 の製作 実習 (4) 電子工作キット 2 の動作確認 実習 (5) 電子回路の製作と動作確認 実習 8. ファイル管理と OS の操作 講義、実習 (1) ファイル・フォルダ操作 14 週 15 週 16 週 (2) ファイルと拡張子 実習 (3) OS の基本操作 実習 9. グループワーク(就職に関するテーマ) 講義、実習 (1) 班分け、テーマ設定 17 週 18 週 (2) グループ討議、まとめ 実習 (3) 発表 実習 -31- コンピュータの構成要素について復習 して下さい。 コンピュータの周辺機器について復習 して下さい。 鉛フリーはんだ付け作業の構成要素に ついて復習して下さい。 鉛フリーはんだ付けの不良点検方法に ついて復習して下さい。 挿入実装部品のはんだ付けについて復 習してください。 はんだ付けの評価方法について復習し てください。 電子工作キット 1 の製作について復習 してください。 電子工作キット 1 の動作確認について 復習してください。 電子工作キット 2 の製作について復習 してください。 電子工作キット 2 の動作確認について 復習してください。 電子回路の製作と動作確認について復 習してください。 ファイル管理法とOSの役割について 復習して下さい。 ファイル拡張子の役割について復習し て下さい。 OSの基本操作について復習して下さ い。 就職に関するテーマ、討議内容につい て復習してください。 就職に関する討議内容とまとめについ て復習してください。 就職に関する発表内容について復習し てください。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 電気電子工学実験 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電気電子工学実験 必須 1 期,2 期 4 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦、 春口 良博 393,394 [email protected] 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電気電子工学分野全般に関する基本的な技能、知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① 回路計を使用できる。 ② マルチメータ・直流安定化電源の取扱いができる。 ③ 発振器・オシロスコープの取扱いができる。 各種電気的特性の基礎実験を行うことによ ④ 指示計器の取り扱いができ、直流・交流電圧、電流の測定ができる。 り、 「電気回路」及び「電子工学」における電 ⑤ 電力の測定ができる。 気の性質を理解し、測定器の取扱い、データ処 ⑥ ダイオードの規格表を読むことができ、その特性の測定ができる。 理及び報告書作成法を習得します。 ⑦ トランジスタの規格表を読むことができ、その特性の測定ができる。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電気回路」「電子工学」の内容を整理し理解しておくことを勧めます。 本実習では、電圧、電流、抵抗といった基本的な電気物理量の計測手法から、ダイオードやトランジスタ等の半導体素子の取扱 授業科目についての助言 いや素子の特性と測定回路について学び実験を行います。また、測定後のデータの取扱い方法や測定結果の意味についてもレ ポート作成を通して学習します。これから学ぶ電気電子関連の実験・実習の基礎となる科目のため、特に実験で使用する測定機 器は取り扱い方法を確実に理解して下さい。 教科書および参考書 教科書:自作テキスト 参考書: 電気回路 授業科目の発展性 電子工学 電気電子工学実験 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 -32- 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 回路計(テスタ)の使い方について (1)シラバスの提示と説明 予習して下さい。 (2)安全作業について 実験 2. 基本計測 (1)回路計(テスタ)の取扱い 2週 (2)マルチメータ・直流安定化電源の取扱い 回路計(テスタ)の使い方につい 実験 て整理するとともに、マルチメータ、 直流安定化電源について予習して下 さい。 3週 (3)発振器・オシロスコープの取扱い マルチメータ・直流安定化電源に 4週 実験 ついて整理するとともに、発振器・ オシロスコープの取扱い方について 予習して下さい。 5週 3. 電圧電流測定 発振器・オシロスコープについて 実験 (1)直流電圧・電流測定 整理するとともに、直流電圧・電流 測定について予習して下さい。 6週 (2)交流電圧・電流測定1 直流電圧・電流測定について整理 実験 するとともに、交流電圧・電流測定 について予習して下さい。 7週 8週 (3)交流電圧・電流測定 2 実験 4. 各種抵抗測定 実験 (1)抵抗測定 9週 (2)インピーダンス測定 1 交流電圧・電流測定について整理 して下さい。 抵抗測定について予習して下さ い。 抵抗測定について整理するととも 実験 にインピーダンス測定について復習 して下さい。 10 週 (3)インピーダンス測定 2 実験 11 週 12 週 5. 電力測定 実験 (1)単相電力測定 13 週 7. 半導体素子の特性 (2)ダイオードの特性実験 1 15 週 単相電力測定について予習して下 さい。 磁束磁界測定について整理すると 実験 (1)ダイオードの規格表・定格 14 週 インピーダンス測定について復習 して下さい。 ともに、ダイオードについて予習し て下さい。 (3)ダイオードの特性実験 2 実験 (4)トランジスタの規格表・定格 ダイオードについて予習、復習を して下さい。 ダイオードについて整理するとと (5)トランジスタの特性測定 1 実験 もに、トランジスタについて予習し て下さい。 16 週 (6)トランジスタの特性測定 2 17 週 (7)トランジスタの特性測定 3 18 週 (8)トランジスタの特性測定 4 トランジスタの特性について予 実験 -33- 習、復習をして下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 アナログ回路基礎実習 必須 3期 2 4 電子回路基礎実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男、 高山 雅彦 393 [email protected] 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 アナログ回路にかかわる技術全般に必要な最も基本的な技能、知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 「電子回路」で学んだ、トランジスタ、FET の各種増幅回路を計測し、基本的な半導体素子 回路の特徴、取扱いについて習得します。 授業科目のポイント ① 各種ダイオードの使い方を知っている。 ② 整流回路、定電圧回路の製作と動作実験ができる。 ③ トランジスタの規格表から必要なデータを読み取ることができる。 ④ 各種接地回路の製作と動作実験ができる。 ⑤ バイアス回路の製作と動作実験ができる。 ⑥ FET トランジスタの規格表から必要なデータを読み取ることができる。 ⑦ FET トランジスタのバイアス回路の製作と動作実験ができる。 ⑧ FET トランジスタの増幅回路の製作と動作実験ができる。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電気回路」「電子工学」の講義内容を復習して理解しておいて下さい。 本教科では、各種ダイオードやトランジスタ回路などのデバイスの働きや動作、特性について実験を通して確認していくため、 授業科目についての助言 これまで学んだ関連内容について復習し理解しておいて下さい。 なお、特定の区切りでレポート作成日を設けているので実験内容を整理してまとめて下さい。特に重要な増幅回路についての 各自が実験方法を検討・選定して進めるので、ひとつひとつの実験内容について確実に理解しておくことが必要となります。 教科書および参考書 教科書:自作テキスト 参考書:たのしくできる やさしいアナログ回路の実験(東京電機大学出版局) 授業科目の発展性 電子回路 アナログ回路技術 アナログ回路基礎実習 アナログ回路実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 -34- 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 ダイオード整流回路について予 (1)シラバスの提示と説明 習・復習して下さい。 (2)安全作業について 実習 2. ダイオード回路 (1)整流回路実験 2週 3週 (2)定電圧回路実験 定電圧回路について予習・復習し 5週 6週 7週 9週 実習 復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 復習して下さい。 実習 して下さい。 実習 して下さい。 固定バイアス回路について予習・ (2)電流帰還バイアス回路実験 電流帰還バイアス回路について予 (3)コレクタ接地増幅回路実験 コレクタ接地増幅回路について予 (4)ベース接地増幅回路実験 ベース接地増幅回路について予 4. FET 回路 FET バイアス回路について予習・ (1)バイアス回路実験 8週 て下さい。 3. トランジスタ回路 (1)固定バイアス回路実験 4週 実習 FET 増幅回路について予習・復習 (2)FET 増幅回路 5. まとめ これまでの実習内容について復習 -35- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ディジタル回路基礎実習 必須 2期 2 18 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 電気回路基礎実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男、 佐竹 一孝 393 [email protected] 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 ディジタル回路にかかわる技術全般に必要な最も基本的な技能、知識です。 授業科目の訓練目標 授業科目の目標 「電子回路」で学んだ論理素子の入出力特性 を計測し、基本的な論理回路や組み合わせ論理 回路の動作について習得します。 No 授業科目のポイント ① ディジタル IC の種類と特性について知っている。 ② 規格表の見方について知っている。 ③ TTL-IC 、CMOS-IC 入出力の電気特性について確認ができる。 ④ シュミットトリガ入出力の電気特性について確認ができる。 ⑤ オープンコレクタ出力の電気特性の確認ができる。 ⑥ 基本ゲート回路の入出力を確認できる。 ⑦ 基本的な組み合わせ回路を製作し、入出力の確認ができる。 ⑧ 7セグメント LED 表示回路を製作し、動作確認ができる。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」の講義内容を復習し理解しておいて下さい。 本実習は「電子回路」で学んだ内容について実験を通して動作の確認を行いますので、関連する内容を復習して、疑問に思っ 授業科目についての助言 た点は事前に質問して下さい。実験を行う回路は、実際の電子機器に使用されている回路の各要素です。いろいろな情報がディ ジタル化された電気信号で表され回路が動作します。論理的思考が必要ですが、回路の動作確認により理解が深まるので最後ま で意欲的に取り組んで下さい。 教科書および参考書 教科書:自作テキスト 参考書:ディジタルIC回路のすべて(東京電機大学出版局) 電子回路 ディジタル回路技術 ディジタル回路基礎実習 ディジタル回路実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 -36- 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 規格表の見方、TTL-IC、CMOS-IC (1)シラバスの提示と説明 について予習・復習して下さい。 (2)安全作業について 2. 論理素子の電気特性 実習 (1)規格表の見方について (2)TTL-IC の入出力電圧特性の測定 (3)CMOS-IC の入出力電圧特性の測定 2週 3. 論理回路 基本ゲート回路の入出力について (1)基本ゲート回路の入出力の電気特性の測定 予習・復習して下さい。 ①NOT 回路 実習 ②AND 回路 ③OR 回路 ④EXOR 回路 3週 4. 組み合わせ論理回路 組み合わせ論理回路について予 (1)組み合せ回路の設計法 4週 5週 実習 習・復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 予習・復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 習・復習して下さい。 実習 いて整理して下さい。 (2)各種組み合せ回路基礎実習 組み合わせ論理回路について予 5.シュミットトリガ入出力特性 シュミットトリガ入出力について (1)チャタリング波形の観測 (2)シュミットトリガ回路実習 6週 6.オープンコレクタ出力の電気特性測定 オープンコレクタ出力について予 (1)オープンコレクタ出力実習 7週 7. エンコーダ・デコーダ エンコーダ・デコーダについて予 (1)エンコーダ、デコーダ 8週 9週 (2)7セグメントデコーダ 7セグメントデコーダについて予 (3)7セグメント LED 表示回路実習 7セグメント LED 表示回路につ -37- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 情報通信工学基礎実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 情報通信工学実習 必須 2期 2 18 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝、 中村 兼 393 [email protected] 913, 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 パーソナルコンピュータのハードウエアおよびネットワーク設定に関する技術です。パソコンをネットワークに接続する際に必要となる知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 パーソナルコンピュータのハードウエア・ア ーキテクチャーとコンピュータネットワーク について習得します。 授業科目のポイント ① パソコンのハードウエア・アーキテクチャーについて知っている。 ② コンピュータネットワークの基礎について知っている。 ③ OSI 参照モデルについて知っている。 ④ 各種ネットワーク接続・中継機器について知っている。 ⑤ TCP/IP の概要について知っている。 ⑥ TCP/IP 関連コマンドについて知っている。 ⑦ Peer To Peer ネットワークを構築することができる。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 教科書および参考書(例) コンピュータの基本操作ができるようにしておいて下さい。 パーソナルコンピュータのハードウエア・アーキテクチャーとコンピュータネットワークについて習得します。パソコン同士を LAN に接続して、資源共有を行うことができるようになります。 教科書:自作テキスト 参考書:情報技術シリーズ ネットワーク技術(日本理工出版会) 移動体通信技術 授業科目の発展性 情報通信工学 ネットワーク技術 組込みソフトウェア応用実習 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 評価割合 60 20 授業内容の理解度 30 10 技能・技術の習得度 20 10 成果発表 その他 20 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 -38- 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 PC ハードウエア・アーキテクチャ (1)シラバスの提示と説明 ーについて復習しておいて下さい。 (2) 安全衛生作業について 2. PC ハードウエア・アーキテクチャー 講義 (1)CPU 概要、リセット等周辺回路 2週 (2)メモリ回路、バスインタフェース (3)実装技術 3週 3. コンピュータネットワークの基礎 コンピュータネットワークの概要 (1)仕組みと構成 講義 について復習しておいて下さい。 (2)OSI 参照モデルと各階層の役割 4週 4. 各種ネットワーク中継装置の設定 各種ネットワーク装置の概要につ (1)ネットワークインタフェースカード(NIC) 講義、実習 いて復習しておいて下さい。 講義、実習 使い方について復習しておいて下さ (2)HUB、ルータ 5週 5. TCP/IP の動作 TCP/IP ネットワークコマンドの (1)ネットワークコマンド い。 6週 6. Peer To Peer ネットワーク構築 講義、実習 (1)ユーザ管理 7週 8週 9週 (2)ファイルシステム 講義、実習 (3)共有設定 講義、実習 7. レポート作成 ユーザ管理の手順について復習し ておいて下さい。 ファイルシステムが提供する機能 について復習しておいて下さい。 共有設定について復習しておいて 下さい。 Peer To Peer ネットワーク構築の 演習 実習で行った内容について、レポー トを作成していただきます。 -39- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 データ構造・アルゴリズム実習 必須 4期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 ソフトウェア工学実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 中村 兼、 佐竹 一孝 393 [email protected] 913 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造現場において使われる機器の制御や生産管理、検査等のソフトウェア開発技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 「データ構造・アルゴリズム」で学んだこと を基にデータ構造・アルゴリズムの実現法をプ ログラミングを通して習得します。 授業科目のポイント ① 配列、リストを利用したプログラミングができる。 ② スタック、待ち行列を利用したプログラミングができる。 ③ 二分木を利用したプログラミングと木の走査ができる。 ④ 線形探索法、二分探索法などを利用したプログラミングができる。 ⑤ バブルソート法などの整列処理を利用したプログラミングができる。 ⑥ 再帰処理を利用したクイックソートなどのプログラミングができる。 ⑦ ファイル入出力処理のプログラミングができる。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 教科書および参考書(例) コンピュータの基本操作およびプログラミングの基本作成ができるようにしておいて下さい。 プログラムの組立て方やC言語を用いたプログラミング応用技術、デバッグ技術を習得します。このプログラミング技術は、あら ゆる分野のソフトウェア開発となりますので、予習、復習を必ず行い理解しておきましょう。 教科書:自作テキスト 参考書:C 言語で学ぶアルゴリズムとデータ構造基礎の基礎(ナツメ社) 組込みソフトウェア応用技術 授業科目の発展性 組込みソフトウェア基礎実習 データ構造・アルゴリズム データ構造・アルゴリズム実習 組込みソフトウェア製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 30 制作物 60 成果発表 その他 合計 10 20 授業内容の理解度 評価割合 15 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 プレゼンテーション能力 15 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 5 協調性 5 -40- 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 アルゴリズムについて復習して下 (1)シラバスの提示と説明 さい。 (2)安全作業について 講義、実習 2. アルゴリズムとは (1)配列を利用したプログラムの例と作成 (2)リストを利用したプログラムの例と作成 2週 3. データ構造 データ構造について復習して下さ (1)スタックを利用したプログラムの例と作成 い。 (2)待ち行列を利用したプログラムの例と作成 3週 講義、実習 3. データ構造 (1)ニ分木の生成、ノードの追加削除 (2)ニ分木の走査 4週 4. 探索アルゴリズム 探索アルゴリズムについて復習し (1)線形探索のアルゴリズムとプログラミング 講義、実習 て下さい。 講義、実習 アルゴリズムについて復習して下さ (2)二分探索のアルゴリズムとプログラミング 5週 5. バブルソート、基本挿入法、整列アルゴリズム バブルソート、基本挿入法、整列 (1)バブルソートのアルゴリズムとプログラミング い。 6週 6. 再帰処理 講義、実習 (1)再帰処理のアルゴリズムとプログラミング 7週 7. クイックソート 講義、実習 (1)クイックソートのアルゴリズムとプログラミング 8週 8. ファイル入出力処理 講義、実習 (1)ファイル入出力の基本 9週 9. ファイル入出力処理 再起処理について復習して下さ い。 クイックソートについて復習して 下さい。 ファイル入出力処理について復習 して下さい。 ファイル入出力処理について復習 (1)ファイル内の検索 講義、実習 10. 期末試験 して下さい。 今まで習った内容について復習し て下さい。 -41- 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 基礎実技 教科の科目 情報通信工学基礎 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 プログラミング演習 選択 1 期,2 期 4 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 913 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造現場で使用される機器の制御システムや、機器の動作試験などで用いられるソフトウェア開発に関する基礎的事項を習得する。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 組込みプログラムに広く用いられる C 言語 に関する基本的事項、プログラミング技術につ いて習得します。 授業科目のポイント ① 開発環境について知っている。 ② 予約語、標準関数、各種演算子について知っている。 ③ 変数と定数、データ型と変数宣言について知っている。 ④ 標準入出力、制御構造のプログラミングができる。 ⑤ 配列と文字列操作、関数のプログラミングができる。 ⑥ デバッグ作業ができる。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 教科書および参考書(例) コンピュータの基本操作を習得してください。 開発環境の設定や構造化プログラミング言語であるC言語を用いたプログラミング技術、デバッグ技術を習得します。このプロ グラミング技術は、あらゆる分野のソフトウェア開発の基礎となりますので、予習、復習を必ず行い理解しておきましょう。 教科書:新版 明解 C 言語入門編 (ソフトバンククリエイティブ) 参考書:プログラミング言語 C 授業科目の発展性 プログラミング演習 ANSI 規格準拠(共立出版) 組み込みソフトウェア基礎実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 10 評価割合 授業内容の理解度 5 技能・技術の習得度 5 20 制作物 60 成果発表 その他 10 20 20 コミュニケーション能力 10 プレゼンテーション能力 10 20 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 -42- 合計 100 回数 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 1. ガイダンス 1週 (1)シラバスの提示と説明 講義・実習 (2)安全作業について 授業の概要と進め方について説明し ます。 2. プログラムの作成から実行までの手順 3. 開発環境の基本操作(エディタ、コンパイラ) 2週 講義・実習 (1)プログラムの入力 (2)例題と演習 4. C 言語の基本仕様 3週 講義・実習 (1)変数と基本プログラミング (2)例題と演習 4週 5週 5. 関数計算 6.構造化プログラミング 講義・実習 (1)分岐処理 例題と演習(分岐処理) 6週 7週 講義・実習 (1)算術関数とその使い方 講義・実習 (2)繰り返し処理 講義・実習 例題と演習1(繰り返し処理) 8週 講義・実習 例題と演習2(繰り返し処理) 9週 講義・実習 7.配列 10 週 講義・実習 (1)一次元配列 例題と演習 11 週 12 週 13 週 (2)二次元配列 (3)データ構造と配列 16 週 17 週 18 週 講義・実習 例題と演習 8.関数 講義・実習 (1)プロシージャと関数 例題と演習 14 週 15 週 講義・実習 例題と演習 講義・実習 9.復習課題 講義・実習 例題と演習 10.課題と演習1 講義・実習 11.課題と演習2 講義・実習 12.評価 講義・実習 -43- 基本プログラムの実行を行い、プログ ラミングに慣れてもらいます。 ソフトウェアの使い方と基本事項を身につ けてください。 基本的な計算プログラムが組めるようにな ってください。 分岐処理の使い方について予習・復習して おいてください。 分岐処理の使い方を身につけてください。 繰り返し処理の使い方について予習・復習 しておいてください For 文と while 文の違いを理解してくださ い。 基本的な制御構造についてはしっかりと理 解しておいてください。 データ構造の取り扱いについて理解してく ださい。 多次元配列の使い方について理解しておい てください。 配列を使ったプログラム例から、その有効 な使い方を習得してください。 サブルーチンの使い方を復習してくださ い。 サブルーチンの使い方を身につけてくださ い。 簡単なグラフィックスの使い方を予習・復 習してください。 これまでの知識を活かした課題と演習をお こないます。 今まで習った学習内容を復習し、理解しま す。 今まで習った学習内容を復習し、理解しま す。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みソフトウェア基礎実習 必須 3期 4 36 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 組込みソフトウェア基礎実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治、 山本 信男 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 製造現場において使われる機器の制御や生産管理、検査等のソフトウェア開発技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 組込みプログラムに広く用いられる C 言語についての基本文法と、クロスコンパ イルに必要な技術を習得します。 授業科目のポイント ① 統合開発環境の基本操作、デバッグ作業ができる。 ② C 言語の基本仕様について知っている。 ③ 配列と文字列操作、ポインタやポインタ配列、関数のプログラミングができる。 ④ 構造体と共用体、データ型と記憶クラスを扱うプログラミングができる。 ⑤ 標準ライブラリ関数、ファイル処理、文字列処理を扱うプログラミングができる。 ⑥ マイコン制御プログラミング方法について知っている。 ⑦ SW、LED、LCD などの機器を制御するプログラミングができる。 ⑧ タイマ機能を用いたプログラミングができる。 ⑨ ステッピングモータ制御のプログラミングができる。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 コンピュータの基本操作ができるようにしておいて下さい。 開発環境の設定や構造化プログラミング言語であるC言語を用いたプログラミング技術、デバッグ技術を習得しま 授業科目についての助言 す。このプログラミング技術は、あらゆる分野のソフトウェア開発の基礎となりますので、予習、復習を必ず行い理解して おきましょう。 教科書および参考書 教科書:自作プリント 参考書:C 言語による H8 マイコンプログラミング入門(技術評論社) 組込みソフトウェア応用技術 組込みソフトウェア基礎実習 授業科目の発展性 データ構造・アルゴリズム データ構造・アルゴリズム実習 組込みソフトウェア製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 評価割合 20 60 授業内容の理解度 10 20 技能・技術の習得度 10 20 成果発表 その他 20 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 20 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―44― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 C プログラミング開発環境に (1) シラバスの提示と説明 ついて復習してください。 (2) 安全作業について 講義、実習 2. C プログラミング開発環境の概要 (1) プログラムの作成から実行まで 2週 3. 配列と文字列操作 配列、文字列操作について復 (1) 配列の使い方、要素数 講義、実習 習してください。 講義、実習 ださい。 講義、実習 て復習してください。 講義、実習 ださい。 (2) 初期化、多次元配列 3週 4. ポインタ、ポインタ配列 ポインタについて復習してく (1) ポインタの基礎 (2) ポインタの応用 4週 5. 関数 関数、変数のスコープについ (1) 関数宣言と引数 (2) 変数のスコープ 5週 6. 制御構造応用、C言語特有の演算子 制御構造について復習してく (1) 制御構造 (2) プログラム例 6週 7. 構造体と共有体、データ型と記憶クラス 構造体と共有体、データ型と (1) 構造体と共有 講義、実習 (2) ユーザ定義体 記憶クラスについて復習してく ださい。 (3) 記憶クラス 7週 8. プリプロセッサ、標準ライブラリ関数 プリプロセッサ、標準ライブ (1) ライブラリ関数 講義、実習 (2) 演習プログラミング 8週 ラリ関数について復習してくだ さい。 9. ファイル処理 ファイル処理について復習し (1) ファイルのオープン、クローズ 講義、実習 ます。 (2) ファイルの読み書き 9週 10. 演習プログラム 講義、実習 11. 総合演習 10 週 12. マイコン開発環境の概要 C 言語の言語仕様について復 習してください。 マイコン開発環境について復 (1) プログラムの作成方法、実行方法 講義、実習 習してください。 講義、実習 ついて復習してください。 (2)ターゲットボード 11 週 13. マイコンボードを使用した機器制御プログラム マイコンボード、周辺機器に (1) 制御対象の把握と制御方法 12 週 13 週 14 週 15 週 (2) SW,LED の制御 講義、実習 (3) LCD(液晶表示器)の制御 講義、実習 (4)機器制御応用プログラム 講義、実習 14. タイマ機能を利用したプログラム LCD 制御プログラミングにつ いて復習してください。 機器制御プログラミングにつ いて復習してください。 タイマユニットについて復習 (1) タイマユニット 16 週 SW、LED 制御プログラミン グについて復習してください。 講義、実習 してください。 講義、実習 ラミングについて復習してくだ (2) タイマ機能を使用した機器制御 タイマ機能を使用したプログ さい。 17 週 (3) ステッピングモータの制御 ステッピングモータ制御プロ 講義、実習 グラミングについて復習してく ださい。 18 週 15. 総合演習 マイコンにおける制御プログ 16. 実技試験 演習、試験 ラミングについて復習してくだ さい。 ―45― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 基礎実技 教科の科目 組込みソフトウェア基礎実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みオペレーティング実習 選択 5 期,6 期 4 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 Unix オペレーティングシステムは、リアルタイム OS として、ネットワークサーバとして利用されています。その環境、操作は重要です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 Unix は、開発環境として、リアルタイム OS として、ネットワークサーバとして、あらゆる分 野で利用されています。その Unix の環境、 及び Unix コマンド操作に関する技術を習得 します。 授業科目のポイント ① Unix について理解する。 ② 他の OS との違いを理解する。 ③ コマンド操作を覚える。 ④ Unix 環境、ファイルシステムについて知っている。 ⑤ デーモン、プロセスについて知っている。 ⑥ ネットワークサービスの操作ができる。 ⑦ ネットワークコマンドの操作ができる。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 パソコン用基本 OS(Windows)の操作ができることを前提とします。 予備知識・技能技術 コンピュータをコマンドで操作します。コマンドを利用した作業、環境構築を通して、Windows 以外の 授業科目についての助言 OS を操作できるようになって下さい。Unix は、様々なところで利用されていますので、Unix 操作、環境を 理解することが、今後の実習にも活かされます。 教科書および参考書(例) 授業科目の発展性 教科書:自作テキスト 組込みオペレーティング実習 組込みソフトウェア基礎実習 組込み機器製作実習 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 40 制作物 30 評価割合 授業内容の理解度 20 技能・技術の習得度 10 10 10 20 成果発表 その他 30 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 15 協調性 15 ―46― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 実習 (2)安全作業について LinuxOS のインストール方法を 復習して下さい。 2. LinuxOS のインストール 2週 3.OS 基本操作 (1)ログイン環境 実習 (2)GUI 操作 3週 4.ファイルシステム ファイルシステム、ディレクトリ操 (1)ディレクトリ操作 実習 (2)ファイル操作 4週 5週 実習 (4)コマンド操作実習 実習 5.シェル操作 (1)シェル操作コマンド 7週 実習 6.エディタ操作 (1)vi エディタコマンド 実習 (2)エディタによる編集実習 8週 7.管理者と一般ユーザ (1)root 権限による操作 実習 (2)root 権限コマンド 9週 (3)ユーザ登録 実習 (4)ユーザ管理 10 週 8.ネットワーク (1)ネットワークサービス 実習 (2)デーモンとプロセス 11 週 9.ネットワークサーバ構築実習「 実習 (1)DNS サーバ構築実習 12 週 作、ファイル操作コマンドについて 復習して下さい。 (3)コマンド操作実習 (5)オーナー、グループの変更 6週 操作環境、操作を復習して下さ い。 (2) DNS サーバ構築実習 コマンドを十分に復習して下さ い。 オーナー、グループに関して復 習して下さい。 シェルについて復習して下さ い。 vi エディタのコマンドについて 復習して下さい。 管理者、と一般ユーザの違いを 復習して下さい。 ユーザ管理、登録方法について 復習して下さい。 Linux におけるネットワーク設定 方法について、復習して下さい。 DNS サーバとその仕組みにつ いて復習して下さい。 DNS サーバの設定ファイル、及 実習 び設定方法について復習して下さ い。 13 週 (3)HTTP サーバ構築実習 HTTP サーバの仕組み、及び 実習 設定方法について復習して下さ い。 14 週 15 週 (4)HTTP サーバ構築実習 実習 (5)Mail サーバ構築実習 HTTP サーバの設定方法を復 習して下さい。 Mail サーバの設定方法、及び 実習 設定ファイルについて復習して下 さい。 16 週 10.総合課題(サーバ構築) 実習 (1)OS インストール 17 週 (2)各種サーバ構築 実習 18 週 (3)各種サーバ構築 実習 ―47― 実習課題を通して、実習時に生 じたトラブル、及びその解決方法を まとめて下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 系基礎実技 教科の科目 機械工作実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 機械工作実習 必須 4期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子機器の設計・製造にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識、技能です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 電子機器を製作するために必要な、測定 作業、手作業による金属加工などの作業を 理解し、課題のシャーシを設計・製作する ことにより必要な作業手順、手法について 習得します。 ① 授業科目のポイント ノギス、マイクロメータ、ハイトゲージ等の測定器で測定作業ができる。 ② けがき作業、金切りのこ作業、やすり作業ができる。 ③ タップ、ダイスによるネジ立て作業ができる。 ④ ボール盤作業ができる。 ⑤ 曲げ加工ができる。 ⑥ 筐体の設計、加工ができる。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路設計製作実習における基礎製図における図面の見方、書き方を理解しておいて下さい。 電子回路関連の製品には必ずケース(筐体)が必要です。本実習では基本的な板金工作作業の手順、手法を身に 授業科目についての助言 付けて、電子回路を収める簡単な筐体の設計製作を行います。はじめての機械作業で、慣れないことも多くあります が、安全面には十分注意を払って作業することを心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書: 参考書: 機械工作実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 授業内容の理解度 レポート 制作物 20 70 10 20 成果発表 その他 10 評価割合 50 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―48― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 各測定器の使用方法を復習し (1)シラバスの提示と説明 て下さい。 (2)安全作業について 2. 測定作業 実習 (1)ノギスの使い方 (2)マイクロメータの使い方 (3)ハイトゲージの使い方 2週 3. 手仕上げ 安全作業を心がけて下さい。 (1)手仕上げ実習 ① けがき作業 実習 ② 金切りのこ作業 3週 ③ やすり作業 4週 4. 基本工作機械操作 ④ タップ・ダイス作業 機械操作に十分注意して安全 (1)工作機械操作 作業に心がけて下さい。 ① ボール盤の安全な取り扱い 実習 ② 各種ドリルとその用途 ③ 穴あけ加工 ④ バリ取り作業 5週 5. 手作業による加工 安全作業を心がけて下さい。 実習 (1)手作業による作業 ① 切断・曲げ加工 6週 6. 筐体加工 課題内容を理解できるよう復 実習 (1)筐体加工 習して下さい。 ① 設計 7週 ② 加工 実習 8週 9週 実習 ③ 測定 ―49― 加工手順が理解できるよう復 習してさい 安全作業を心がけて下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 基礎実技 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 情報工学基礎実習 選択 1期 2 4 情報工学基礎実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 913 授業科目に対応する業界・仕事・技術 コンピュータに関する基礎知識と基本操作は、必須技術です。リテラシーとして、文書作成、表計算処理、プレゼンテーションは、仕事をする上で、必 ず使う技術になります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 ① コンピュータに関する基礎知識、基本操作 を習得します。文書作成、データ処理、プレ ゼンテーション能力を習得します。 授業科目のポイント パソコンの基本構成を理解する。 ② OS の基本操作ができる。 ③ ワープロによる文書作成ができる。 ④ 文書に図、表を挿入できる。 ⑤ 表計算ソフトを利用できる。 ⑥ データをグラフ化することができる。 ⑦ 発表用プレゼンテーション資料を作成できる。 ⑧ プレゼンテーションを経験し、話し方、発表の仕方を習得する。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 マウス操作、キーボードタイプが自由にできることが望ましい 文書作成を通して、ワープロソフトの使い方を習得します。また、表計算ソフトを利用して、データ処理 授業科目についての助言 ができるようになります。今後、文書作成、表計算処理のアプリケーションを頻繁に使用しますので、自由 に操作ができるようになって下さい。 教科書および参考書(例) 参考書:繰り返して慣れる!Word&Excel2003 練習問題全 314 題(noa 出版) 情報工学基礎実習 授業科目の発展性 情報通信工学 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 50 評価割合 授業内容の理解度 20 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 成果発表 50 20 30 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―50― その他 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 実習 (2)安全作業について キーボードの操作を練習して下 さい。最初の練習が重要です。 2. キータイプ練習 2週 3.OS 基本操作 OS の基本操作を復習して下さ (1)ログイン環境 実習 (2)ファイル、拡張子、アプリケーション 3週 タを削除してしまうことがあります。 4.文書作成基本 キーボード練習に加え、日本語 (1)日本語入力 実習 (2)書式設定 4週 い。ファイル操作を間違えるとデー が自由に打てるように練習してくだ さい。 5.文書書作成 ワープロは、これからも使用しま (1)報告書の書き方 実習 (2)ページ設定、段組み す。習ったこと以外でも、自分でレ イアウトを考え、文書を作る練習を して下さい。 5週 6.図の挿入 報告書等はワープロで作成しま (1)オートシェイプの利用 実習 (2)表の利用 6週 習して下さい。 7.表計算ソフト基本 セルの利用方法、書式、表示方 (1)セルの利用方法 実習 (2)データ処理 7週 法の変更などを復習しておいて下 さい。 8.データ処理 (1)計算処理 実習 (2)関数の利用 8週 す。図も自由に作成できるように練 (3)グラフ活用 計算方法、関数の利用方法を 練習して下さい。 様々な形のグラフが作成できま (4)データ処理、ソート 実習 す。グラフの種類と作成方法を復 習してください。 9週 10 週 9.データ処理応用課題 実習 課題にしっかり取り組みましょう。 実習 です。発表の仕方を考えて下さ 10.プレゼンテーション プレゼンテーション能力は重要 (1)プレゼンテーションの重要性 (2)発表の仕方 11 週 い。 11.発表テーマ選定 実習 (1)調査 12 週 12.プレゼンテーション資料作成 実習 (1)予稿資料の作成 13 週 14 週 (2)予稿資料作成実習 実習 (3)プレゼンテーションスライドの構成 テーマをじっくり考え、十分な調 査をするように心がけて下さい。 誤字脱字がないように、十分に 読み直して下さい。 文書の書き方、誤字脱字を十分 に見直して下さい。 表現方法に注意してください。 実習 相手に伝わる内容か、確認しましょ う。 15 週 16 週 (4)スライド作成方法 実習 (5)スライド作成実習 相手に伝わる内容か、他の人に 見てむらうことも大切です。 発表の練習を十分に行い、発表 実習 原稿を見ずに発表ができるように 練習して下さい。 17 週 (6)スライド作成実習 発表の練習を十分に行い、発表 実習 原稿を見ずに発表ができるように 練習して下さい。 18 週 13.プレゼンテーション実践(発表会とその評価) 時間内で発表ができたか、相手 実習 に内容が伝わったか、失敗した点 はどこか、確認してください。 ―51― 標準訓練支援計画書 専攻学科 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 アナログ回路技術 必須 4期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 複合回路技術 担当教員 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 アナログ回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 アナログ回路実習を学ぶ上での基礎知識でもあります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント LC 発振回路について知っている。 ① 発振回路とアナログ変復調回路につい て学び、さらに OP アンプ回路やフィルタ 回路について学習します。 ② CR 発振回路について知っている。 ③ 固体発振回路について知っている。 ④ AM 変調回路と復調回路について知っている。 ⑤ FM 変調回路と復調回路について知っている。 ⑥ PM 変調回路と復調回路について知っている。 ⑦ OP アンプを用いた反転増幅回路について知っている。 ⑧ OP アンプを用いた非反転増幅回路について知っている。 ⑨ OP アンプを用いた微分回路および積分回路について知っている。 ⑩ ハイパスフィルタ、ローパスフィルタについて知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」の講義内容をよく復習し理解しておいて下さい。 本教科では、各種発振回路や変復調回路、OP アンプによる各種増幅回路・微分積分・フィルタ回路を学びます。変 復調回路ではトランジスタの基本動作、バイアス方式や接地回路方式による特性の違いを理解しておくことにより内容 授業科目についての助言 がわかりやすくなります。また OP アンプによる各種回路は、アナログ回路を設計・製作する場合に頻繁に用いられる基 本的な回路ばかりですので確実に理解することが必要です。そのために、予習復習を欠かさず心がけ、疑問があれば 積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書:アナログ電子回路の基礎(東京電機大学出版局) 参考書:たのしくできる やさしいアナログ回路の実験(東京電機大学出版局) 電子回路 アナログ回路技術 アナログ回路基礎実習 アナログ回路実習 高周波回路技術 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―52― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 LC 発振回路、CR 発振回路に (1)シラバスの提示と説明 ついて復習をして下さい。 2. 発振回路 講義 ① LC 発振回路 ② CR 発振回路 2週 AM 変復調回路について復習 ③固体発振回路 3. 変復調回路 講義 (1)アナログ変復調回路 をして下さい。 ① AM 変復調回路 3週 4週 ② FM 変復調回路 FM 変復調回路について復習 講義 をして下さい。 講義 をして下さい。 ③ PM 変復調回路 PM 変復調回路について復習 4. 小テスト 5週 5. OP アンプ回路 OP アンプの基本的な増幅回 (1)OP アンプ回路技術 講義 ① 反転増幅回路 路について復習をして下さい。 ② 非反転増幅回路 6週 7週 8週 OP アンプによる微分回路に ③ 微分回路 講義 ついて復習して下さい。 講義 ついて復習をして下さい。 講義 習をして下さい。 講義 習をして下さい。 OP アンプによる積分回路に ④ 積分回路 6. フィルタ回路 ローパスフィルタについて復 (1)フィルタ回路 ① ローパスフィルタ 9週 ② ハイパスフィルタ ハイパスフィルタについて復 7. 筆記試験 ―53― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 高周波回路技術 必須 7期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 複合回路技術 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 高周波回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な知識、技能です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 低周波では存在しない現象や電子部品 のふるまいなど、高周波における基礎知識 を理解し、高周波回路の設計の基礎となる インピーダンスマッチングや各種伝送路 の特性等の技術について学習します。 授業科目のポイント ① 波の周期、波長、速度、周波数の関係を知っている。 ② 周波数帯の区分を知っている。 ③ 波長短縮と誘電率、透磁率の関係を知っている。 ④ 高周波における受動部品の特性について知っている。 ⑤ プリントパターンのインピーダンスについて知っている。 ⑥ インピーダンス整合の内容と必要性を知っている。 ⑦ スミスチャートの使い方を知っている。 ⑧ 伝送線路の種類と特性インピーダンスについて知っている。 ⑨ スペクトラムアナライザによる測定方法を知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」「アナログ回路技術」の講義内容を整理しておいて下さい。 携帯電話や無線LANなど、身近な機器で高周波技術が利用されています。高周波回路は今までに学習した電子 回路の理論が当てはまらないという問題が発生します。例えばコンデンサがコンデンサとして働かない、単純に電圧や 授業科目についての助言 電流を測定することができないなど、低周波における電子回路とは違った考え方が必要となってきます。今後高周波技 術はさらに発展し、電子情報分野における技術者は必要不可欠の技術となります。本講座では高周波回路を考えるた めの基礎知識を中心に講義を行いますので、高周波技術のポイントをしっかり学習して下さい。 教科書および参考書 教科書:高周波・無線教科書(CQ 出版) 参考書: アナログ回路技術 授業科目の発展性 高周波回路技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 評価割合 70 20 授業内容の理解度 30 10 技能・技術の習得度 20 10 レポート 制作物 成果発表 その他 10 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―54― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 電磁波に関する基礎知識につ いて復習して下さい。 (1)シラバスの提示と説明 2. 電磁波の基礎 座学 (1)電磁波の基礎 ① 波の周期、波長、速度、周波数の関係 ② 周波数帯の区分 2週 ③ 波長短縮と誘電率、透磁率の関係 座学 ④ 表皮深度 3週 3. 高周波における電子部品の特性 低周波と高周波で、受動素子の (1)受動部品 ① 抵抗、コンデンサ、コイルのインピーダンス 4週 5週 座学 インピーダンスがどのように違うの かまとめておいて下さい。 ② 高周波における受動部品の等価回路 (2)プリントパターン マイクロストリップラインと伝送周 ① プリントパターンの抵抗、インダクタンス 座学 波数の関係を復習して下さい。 座学 の考え方の違いをまとめておいて ② プリントパターンの容量と伝送周波数の関係 6週 ③ 集中定数回路と分布定数回路 集中定数回路と分布定数回路 下さい。 7週 4. インピーダンス整合 スミスチャートによるインピーダ (1)インピーダンス整合 ンス整合の手順をまとめておいて ① マッチングの条件 座学 下さい。 座学 ンピーダンスについて復習して下 ② 反射係数 ③ スミスチャートと S パラメータ 8週 ④ 伝送線路と特性インピーダンス マイクロストリップラインの特性イ さい。 9週 5. 高周波測定 スペクトラムアナライザによる高 (1)スペクトラムアナライザ ① 測定の原理と用途 ② 基本的な測定方法 ―55― 座学 周波の測定方法をまとめておいて 試験 下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 複合回路技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ディジタル回路技術 必須 3期 2 4 担当教員 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 ディジタル回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 ディジタル回路実習を学ぶ上での基礎知識でもあります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 ディジタル回路の特性と各種ディジタ ル IC の使い方について学習します。 授業科目のポイント ① RS および JK フリップフロップについて知っている。 ② その他フリップフロップについて知っている。 ③ 直-並列変換回路について知っている。 ④ 並-直列変換回路について知っている。 ⑤ 非同期式カウンタ回路について知っている。 ⑥ 同期式カウンタ回路について知っている。 ⑦ 波形発生回路について知っている。 ⑧ 波形整形回路について知っている。 ⑨ チャタリング防止回路について知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」の講義内容をよく復習し理解しておいて下さい。 「1」「0」のディジタル回路で用いられる数体系はマイコン等のプログラムを学習する上でも重要です。また、ディジタ 授業科目についての助言 ル IC の電気特性を理解することによりディジタル回路の設計・製作を行うことができます。ディジタル回路の電気信号 を数式で表すことにより、複雑な動作をするディジタル回路を簡便に取り扱うことができます。複雑な回路であっても全 体ではなく、理解できる範囲の、小さな部分から考えていくことにより全体も理解できるようになります。 教科書および参考書 教科書:ディジタルIC回路のすべて(東京電機大学出版局) 参考書:たのしくできる やさしいディジタル回路の実験(東京電機大学出版局) 電子回路 ディジタル回路技術 ファームウェア技術 ディジタル回路基礎実習 ディジタル回路実習 ファームウェア実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―56― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 RS-フリップフロップについ (1)シラバスの提示と説明 て復習して下さい。 2. フィリップフロップ. 講義 (1)各種フリップフロップ ① RS-フリップフロップ 2週 ② T-フリップフロップ T-フリップフロップおよび ③ ラッチ 講義 ラッチについて復習して下さ い。 3週 ④ D-フリップフロップ D-フリップフロップおよび ⑤ JK-フリップフロップ 講義 JK―フリップフロップについて 復習して下さい。 4週 3. シフトレジスタ シフトレジスタについて復習 (1)シフトレジスタ して下さい。 ①直並列変換 講義 ②並直列変換 4. 小テスト 5週 5. カウンタ回路 非同期式カウンタについて復 (1)各種カウンタ 講義 習して下さい。 講義 して下さい。 講義 て下さい。 講義 て下さい。 講義 試験 て復習して下さい。 ①非同期式カウンタ 6週 7週 ②同期式カウンタ 同期式カウンタについて復習 6. その他の回路 波形発生回路について復習し (1)その他の回路 ①波形発生回路 8週 9週 ②波形整形回路 波形整形回路について復習し ③チャタリング防止回路 7. 筆記試験 ―57― チャタリング防止回路につい 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分ダ 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 マイクロコンピュータ工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 マイクロコンピュータ工学 必須 2・3 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータを用いた回路設計やプログラミングにかかわる仕事に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① CPU、メモリ、I/O の働きとその構成について知っている。 ② 命令と実行、基本的な動作タイミングについて知っている。 ③ 内部アーキテクチャー、レジスタの構成について知っている。 機器組込み用としてのコンピュータで ④ メモリ、I/O とのインターフェースについて知っている。 あるマイクロコンピュータについてハー ⑤ タイマ、割込みについて知っている。 ドウエア構成と各種機能の動作を学習し ⑥ A/D・D/A コンバータについて知っている。 ます。 ⑦ 入出力ポートについて知っている。 ⑧ 電源回路、リセット回路、発振回路、表示回路について知っている。 ⑨ デバッグ用インターフェース(RS232C、USB)について知っている。 ⑩ マイクロコンピュータの電気的特性について知っている。 授業科目受講に向けた助言 び予備知識・技能技術 電子回路を理解している事が望ましいです。特にディジタル回路については復習して理解しておいて下さい。 マイクロコンピュータの回路設計やプログラミングを行うためには、ハードウエアを正しく理解すること 授業科目についての助言 が必要です。マイクロコンピュータのハードウエアはディジタル回路のクロック同期回路が基本となっており、機 能ごとに回路が構成されいます。機能が組み合わさってハードウエアが構成されるので、機能ごとに理解すること により全体も理解できるようになります。理解できない場合には復習をして授業に望んで下さい。 教科書および参考書 教科書:標準テキスト 組込みプログラミング ハードウェア基礎(技術評論社) 参考書:C 言語による H8 マイコンプログラミング入門 電子回路 授業科目の発展性 マイクロコンピュータ工学 インターフェース技術 マイクロコンピュータ工学実習 インターフェース製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―58― 10 合計 100 回数 1週 2 週k 3週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. マイクロコンピュータの概要 (1)マイクロコンピュータの基本構成と動作 ① CPU、メモリ、I/O の働きとその構成 運営方法 講義 ② 命令と実行 ③ 基本的な動作タイミング 3. マイクロコンピュータハードウエア (1)マイクロコンピュータの構成 ① 内部アーキテクチャー、レジスタの構成 講義 ② メモリ、I/O とのインターフェース 講義 4週 ③ タイマ、割込み 講義 5週 ④ A/D・D/A コンバータ 講義 6週 ⑤ 入出力ポート 4. プログラミング演習 7週 8週 講義、演習 5. 基本周辺回路 (1)基本周辺回路 ① 電源回路 ② リセット回路、発振回路 ③ 保護回路 ④ 表示回路 ⑤ デバッグ用インターフェース(RS232C、USB) ⑥ データバス制御 講義 講義 9週 6. 電気的特性 (1)マイクロコンピュータの電気的特性 講義、試験 7. 試験 ―59― 訓練課題 予習・復習 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 マイクロコンピュータの基本構 成と動作、CPU、メモリ、I/O の 働きとその構成について理解して おいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 命令と実行、基本的な動作タイ ミング内部アーキテクチャー、レ ジスタの構成、について理解して おいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 メモリ、I/O とのインターフェ ースについて復習して理解してお いて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 タイマ、割込みについて復習し て理解しておいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 A/D・D/A コンバータについて 復習して理解しておいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 テキストの内容を十分に理解し 不明な点を質問などで明らかに し、試験に臨んで下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 電源回路、リセット回路、発振 回路、保護回路、表示回路につい て復習して理解しておいて下さ い。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 デバッグ用インターフェース (RS232C、USB)、 データバス 制御について復習して理解してお いて下さい。 マイクロコンピュータの電気的 特性について復習して理解してお いて下さい。 テキストの内容を十分に理解し 不明な点を質問などで明らかに し、試験に臨んで下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 組込みオペレーティングシステム 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みオペレーティングシステム 必須 5・6 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 オペレーティングシステムの基本的な仕組みは、コンピュータにかかわるすべての職種に必須の知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 オペレーティングシステムの基本的な 仕組みをマイクロコンピュータへの組込 み例をもとにシステムプログラミングな ども含めて学習します。 授業科目のポイント ① CPU 管理について知っている。 ② アドレス管理について知っている。 ③ 入出力、時刻の管理について知っている。 ④ プロセスとスレッド、ジョブ管理について知っている。 ⑤ データ管理、ファイル管理について知っている。 マンマシン・インターフェース、プログラム・インターフェースについて ⑥ 知っている。 ネットワーク・インターフェース、その他外部インターフェースについて ⑦ 知っている。 ⑧ システムコールについて知っている。 ⑨ プロセス間通信について知っている。 ⑩ ブートストラップについて知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「組込みシステム工学」、「組込みソフトウェア基礎実習」の内容ついて理解しておいて下さい。 現在のオペレーティングシステムは、とても使いやすく便利になっていますが、コンピュータの高度化に伴い複雑化 授業科目についての助言 しています。その点、マイクロコンピュータへ組込むオペレーティングシステムはシンプルなものになっており、基本的な 仕組みを理解しやすくなっています。オペレーティングシステムを理解することで、より深くコンピュータを理解すること ができます。 教科書および参考書 教科書: ITText オペレーティングシステム(オーム社) 参考書: 組込みシステム工学 組込みオペレーティングシステム 組込みソフトウェア応用技術 授業科目の発展性 組込みソフトウェア基礎実習 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 80 授業内容の理解度 レポート 制作物 成果発表 その他 20 60 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 20 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―60― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 CPU 管理、アドレス管理につ (1)シラバスの提示と説明 いて復習して下さい。 2. ハードウエア環境 講義 (1)CPU 管理 (2)アドレス管理 2週 (3)入出力管理 講義 (4)時刻の管理 3週 3. プロセス管理 プロセスとスレッド、プロセ (1)プロセスとスレッド 講義 (2)プロセスとジョブ 4週 講義 4. 中間試験 試験、講義 (1)マンマシン・インターフェース (2)プログラム・インターフェース 8週 9週 復習して下さい。 インターフェース管理につい て復習して下さい。 (3)ネットワーク・インターフェース 講義 (4)その他外部インターフェース 7週 データ管理、ファイル管理に ついて復習して下さい。 これまで学んだ内容について 5. インターフェース管理 6週 スとジョブについて復習して下 さい。 (3)データ管理 (4)ファイル管理 5週 入出力管理、時刻の管理につ いて復習して下さい。 6. システムコール 講義 7. プロセス間通信 講義 8. ブートストラップ インターフェース管理につい て復習して下さい。 システムコールについて復習 して下さい。 プロセス間通信について復習 して下さい。 ブートストラップについて復 9. 期末試験 講義、試験 習して下さい。 これまで学んだ内容について 復習して下さい。 ―61― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 システム設計 選択 8期 2 4 組込みオペレーティングシステム 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 921, 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 システム設計では、オブジェクト指向開発を中心にソフトウェアの設計技術を習得します。現在、組込みソフトウェア開発に限らず、ソフトウェア開発の 業界全般で、オブジェクト指向開発が導入されています。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 オブジェクト指向開発技術を習得します。 ソフトウェア開発に必要なシステムの要求分 析、システム設計技術を習得します。 授業科目のポイント ① オブジェクト指向について知っている。 ② クラス、モジュール定義について知っている ③ UML について知っている。 ④ ユースケース図を作成できる。 ⑤ クラス図を作成できる。 ⑥ シーケンス図を作成できる。 ⑦ UML を利用してソフトウェアを設計できる。 ⑧ クラス図を見て、プログラムを実装できる。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 C 言語プログラミングの基礎技術が必要です。仕様に合わせてプログラムを実装するという考え方が必要 になります。 現在のソフトウェア開発にはオブジェクト指向開発が導入されています。システムの拡張性、再利用性、 授業科目についての助言 メンテナンスを考えた開発が必要になります。確実なシステム設計をすることがソフトウェアの品質にも繋 がりますので、高品質なシステムを制作するためにも、この科目を十分理解して下さい。 教科書および参考書(例) 教科書:自作テキスト 参考書: システム設計 授業科目の発展性 組込みソフトウェア基礎実習 組込み機器製作実習 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 40 制作物 40 成果発表 その他 20 20 授業内容の理解度 評価割合 20 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 20 論理的な思考力、推論能力 20 20 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―62― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 講義 (2)安全作業について システム設計の重要性について 復習して下さい。 2. システム設計の重要性について 2週 3.オブジェクト指向開発 (1)オブジェクト、クラスとは 講義 (2)インスタンス化とは 3週 4.UML とは (1)UML のダイアグラム 講義・演習 (2)ユースケーズ図の作成 4週 (3)オブジェクトの抽出 (4)オブジェクト図の作成 5週 6週 7週 講義・演習 (5)クラス図とは 講義・演習 (6)クラス図の作成 講義・演習 (7)シーケンス図とは (8)シーケンス図の作成 8週 9週 クラス、インスタンス、オブジェク トについて復習して下さい。 講義・演習 5.課題演習 演習 6.課題演習と評価 演習 ―63― UML のダイアグラムについて復 習して下さい。 オブジェクト図の作成方法につ いて復習して下さい。 クラス図について復習して下さ い。 クラス図の作成方法について復 習して下さい。 シーケンス図とその作成方法に ついて復習して下さい。 課題作成の問題点とその解決 方法についてまとめて下さい。 課題演習の問題点を、難しかっ たポイントをまとめて下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 計測技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 計測制御技術 必須 7・8 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータを用いた自動制御機器の設計、製作にかかわる仕事に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 フィードバック制御、PID 制御および 計測制御システムの構築技術について学 習します。 授業科目のポイント ① 自動制御システムの構成について知っている。 ② フィードバック制御について知っている。 ③ 制御法について知っている。 ④ PID 制御について知っている。 ⑤ 定常特性、過渡特性について知っている。 ⑥ 制御特性の評価指標について知っている。 ⑦ PID パラメータの調整方法について知っている。 ⑧ 温度制御について知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電気数学Ⅰを理解している事が望ましいです。 温度制御などの自動制御手法について学習します。基本的な制御システムを古典制御理論に基づきラプラス変換 授業科目についての助言 を用いて説明します。フィードバック制御では、現在よく使用されている PID 制御について学習します。PID 制御はモ ータの回転速度や位置制御、エアコンなどを用いた室温制御と幅広く使用されています。制御工学は計算が多いです が、あくまでも実態のある制御対象物を扱っていることをイメージして下さい。 教科書および参考書 教科書: シミュレーションで学ぶ自動制御技術入門(CQ 出版社) 参考書: 電気数学Ⅰ 授業科目の発展性 計測制御技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―64― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 自動制御システムの構成につい (1)シラバスの提示と説明 て復習して理解しておいて下さ 2. 自動制御システムの構成 講義 い。 (1)手動制御から自動制御へ (2)自動制御系 2週 3. フィードバック制御系 フィードバック制御系について (1)ブロック線図 講義 (2)自動制御系のブロック線図表現 3週 復習して理解しておいて下さい。 P、PI 制御について復習して理 4.制御法 (1)P(比例)制御 講義 解しておいて下さい。 (2)PI(比例+積分)制御 4週 PID 制御について復習して理解 (3)PID(比例+積分+微分)制御 しておいて下さい。 試験範囲は第 1 週から第 4 週ま 小テスト 講義、試験 でです。小テスト・テキストの内 容を十分に理解し不明な点を質問 などで明らかにし、試験に臨んで 下さい。 5週 制御特性の評価指標について復 5. 制御評価指標 習して理解しておいて下さい。 (1)制御系の基本機能 講義 (2)制御特性の評価指標 6週 PID パラメータの調整方法につ 6. PID パラメータの調整方法 講義 (1)制御対象の特性表現 い。 (2)最適調整法 7週 温度制御システムについて復習 7. 温度制御 (1) 温度制御システム 8週 いて復習して理解しておいて下さ 講義、実験 (2)PID パラメータ調整 して理解しておいて下さい。 温度制御におけるパラメータ調 講義 整について復習して理解しておい て下さい。 9週 試験範囲は第 1 週から第 9 週ま (3)温度制御のまとめ でです。小テスト・テキストの内 8. 試験 講義、試験 容を十分に理解し不明な点を質問 などで明らかにし、試験に臨んで 下さい。 ―65― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 センサ工学 必須 5・6 期 2 2 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 電子デバイス 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博 394 [email protected] 933 授業科目に対応する業界・仕事・技術 センサを製造する分野やセンサを利用した電子機器を製造する分野、自動制御機器を利用する製造分野の設計部門、保守部門、品質管理部門 の技術者として従事するために必要な知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 各種物理量の検出原理と信号変換回路 等、センシング技術について学習します。 授業科目のポイント ① センサのシステムでの位置付けを知っている。 ② 信号変換について知っている。 ③ 光センサデバイスについて知っている。 ④ 温度センサデバイスについて知っている。 ⑤ 磁気センサデバイスについて知っている。 ⑥ 超音波センサデバイスについて知っている。 ⑦ 圧力センサデバイスについて知っている。 ⑧ 位置センサ回路の構成について知っている。 ⑨ 温度センサ回路の構成について知っている。 ⑩ 各種センサの応用回路について知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路、電子工学の内容を整理し理解しておくことを勧めます。 センサの動作原理や特徴を理解しておくことにより、実際に活用したり保守をする時に役に立ちます。各種センサに ついて体系的に整理していくと理解しやすいと思われます。特にセンサの回路としてはOPアンプを多用するので、OP 授業科目についての助言 アンプ回路について復習しておくことを勧めます。またいろいろな電化製品にセンサが多用してあるので、どのようなセ ンサを利用しているか常に関心を持つ事が理解を助けます。わからないことを積み残さないよう毎回の授業をしっかりと 理解し、分からないことは質問して下さい。 教科書および参考書 教科書: センサ活用 141 の実践ノウハウ 参考書: 電子回路 授業科目の発展性 センサ工学 インターフェース技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―66― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 システムでの位置付け、信号 (1)シラバスの提示と説明 変換について復習して理解して 2. センサ概要 講義 (1)センサ概要 下さい。 ① システムでの位置付け ② 信号変換 2週 3. センサデバイス 光センサデバイスについて復 (1)センサデバイス 講義 ① 光センサデバイス 3週 ② 温度センサデバイス 習して理解して下さい。 温度センサデバイス、磁気セ ③ 磁気センサデバイス 講義 ンサデバイスについて復習して 理解して下さい。 4週 5週 ④ 超音波センサデバイス 講義 ⑤ 圧力センサデバイス 超音波センサデバイスについ て復習して理解して下さい。 圧力センサデバイスについて 復習して理解して下さい。 4. 小テスト 講義、試験 第 1 週~第 5 週までのテキス トの内容を復習して理解し、不 明な点を質問などで明らかにし 試験に臨んで下さい。 6週 5. センサ回路 位置センサ回路について復習 (1)センサ回路 講義 して理解して下さい。 講義 たセンサ回路にについて復習し ① 位置センサ回路 7週 ② 温度センサ回路 温度センサ回路、授業で習っ ③ その他のセンサ回路 て理解して下さい。 8週 6. 応用課題 センサ応用回路 1 について復 (1)応用課題 講義、実習 習して理解して下さい。 ① センサ応用回路1 9週 ① センサ応用回路 2 センサ応用回路 2 について復 習して理解して下さい。 7. 試験 講義、実習、 試験 第 1 週~第 9 週までのテキス トの内容を十分に理解して不明 な点を質問などで明らかにし、 試験に臨んで下さい。 ―67― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 ファームウエア技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みソフトウェア応用技術 必須 6期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 組込み機器開発業界において本質的な技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① ソフトウェア開発工程、クロス開発環境について知っている。 ② デバッグ手法、ハードウエアエミュレーションについて知っている。 ③ 割り込み発生時の問題と対策について知っている。 組込みシステムで広く使用されている ④ プログラミング言語を用いたクロス開発 ⑤ テスト計画とテスト設計について知っている。 エラー処理のパターンと対策について知っている。 環境を使用して、組込みシステムに必要な ⑥ ソフトウェア最適化の方法について知っている。 プログラミング技術を学習します。 ⑦ メモリマップ、I/O ポートアクセスについて知っている。 ⑧ スタートアップルーチン、 割り込み処理について知っている。 ⑨ CPU アーキテクチャーの性能評価について知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「組込みシステム工学」「組込みオペレーティングシステム」を理解しておいて下さい。 普段使っている PC 環境とは異なる環境で開発・実行されるソフトウェアを開発するための基本的な技術を習得しま 授業科目についての助言 す。差異を明確にしていくと習得しやすいと思います。OS やアプリケーションはこれらの面倒な部分を隠してくれてい るのです。 教科書および参考書 教科書:標準テキスト 組込みプログラミング ソフトウェア基礎(技術評論社) 参考書: 組込みシステム工学 組込みオペレーティングシステム 組込みソフトウェア応用技術 授業科目の発展性 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 60 30 60 30 レポート 制作物 成果発表 その他 10 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―68― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 クロス開発と通常のソフトウ (1)シラバスの提示と説明 ェア開発の違い・注意点を理解 2. 組込み開発概要 講義、質疑 (1)組込み開発環境の概要 して下さい。 (2)組込み開発手順 ① ソフトウェア開発工程、クロス開発環境 2週 ② 組込みクロス開発環境構築と操作 操作が円滑にできるよう復習 3. 組込み開発手法 講義、質疑 (1)組込み開発手法 して下さい。 ① デバッグ手法、ハードウエアエミュレーション 3週 ② 組込み開発環境の評価 講義、質疑 ③ 割り込み発生時の問題と対策 4週 ④ エラー処理のパターンと対策 講義、質疑 ⑤ プログラムの品質の定義 5週 ⑥ テスト計画とテスト設計 講義、質疑 ⑦ ソフトウェア最適化の方法 6週 ⑧ メモリマップ、I/O ポートアクセス 7週 8週 講義、質疑 ⑨ スタートアップルーチン、 割り込み処理 講義、質疑 割り込み発生時の対策につい て復習して下さい。 エラー対策について復習して 下さい。 テスト手法について復習して 下さい。 信号入出力の方法について復 習して下さい。 組込み全体構成について理解 し、復習して下さい。 性能評価について復習して下 4. 性能評価 さい。 (1)性能評価 講義、質疑 ① CPU アーキテクチャーの性能評価 ② システムの拡張性評価 9週 ③ 組込みシステムの最適化とトレードオフ 講義、質疑 試験 筆記試験 ―69― 今まで習った内容について復 習して下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 ファームウエア技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ファームウエア技術 必須 5期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子機器に組込こまれる CPLD 等を用いたディジタル回路設計に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント CPLD の基本的な構成、CPLD の種類と特徴・内部構造について知ってい ① る。 ② 使用する機器の役割と機能、回路図による設計について知っている。 VerilogHDL 構文の基本と記述方法、 信号代入文と演算子、 モジュール、 ② コンポーネント文と構造化記述、データ・オブジェクト、サブプログラム、 パラメタライズ設計と階層設計について知っている。 CPLD 等を用いた集積されたディジタ ル回路設計技法について習得します。 ④ カウンタ回路の設計がてきる。 ⑤ シフトレジスタの設計がてきる。 ⑥ デコーダ・7 セグメント表示回路の設計がてきる。 ⑦ 加算器・減算器、コンパレータの設計がてきる。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路を理解している事が望ましいです。特にディジタル回路については復習して理解しておいて下さい。 CPLD を用いると、ディジタル回路の組み合わせ論理回路、順序回路、カウンタ回路、シフトレジスタ回路がプログ 授業科目についての助言 ラミングをすることにより設計できます。機能ごとに回路が構成できますので、小さな機能ごとに設計し動作を確認して それを組み合わせることにより、複雑な回路を構成することがきるようになります。理解できない場合には復習をして授 業に望んで下さい。 教科書および参考書 教科書: ディジタル回路と VerilogHDL(技術評論社) 参考書:配布プリント 授業科目の発展性 ディジタル回路技術 ファームウェア技術 ディジタル回路実習 ファームウェア実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 40 50 20 50 成果発表 その他 10 授業内容の理解度 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―70― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. カスタム IC (1)カスタム IC ① CPLD の基本的な構成 ② CPLD の種類と特徴・内部構造 3. 開発環境 訓練課題 予習・復習 CPLD の種類と特徴・内部構 造開発環境の機能、 使用する機 器の役割と機能、回路図の設計 方法について復習し理解して下 さい。 講義、実習 (1)開発環境 ① 開発環境の機能 ② 使用する機器の役割と機能 2週 3週 4週 4. HDL による回路設計 (1)HDL による回路設計 ① VerilogHDL 構文の基本と記述方法 ② 信号代入文と演算子 ③ プロセス文 ④ コンポーネント文と構造化記述 ⑤ データ・オブジェクト 講義、実習 講義、実習 (2)回路図による設計 講義、実習 5週 ⑥ サブプログラム ⑦ パラメタライズ設計と階層設計 5. 回路設計製作 ② シフトレジスタの設計 7週 ③ デコーダ・7 セグメント表示回路の設計 8週 ④加算器・減算器、コンパレータの設計 9週 6. プロセス文、コンポーネント 文と構造化記述、 データ・オブ ジェクトについて復習し習得し て下さい。 回路図による設計方法につい て習得してください。 サブプログラム、 パラメタラ イズ設計と階層設計について復 習し習得して下さい。 順序論理回路、 カウンタ回路 講義、実習 についてディジタル回路の教科 書等を見て予習しておいて下さ い。順序論理回路の設計、 カウ ンタ回路の設計について復習し 習得して下さい。 シフトレジスタ回路について ディジタル回路の教科書等を見 講義、実習 て予習しておいて下さい。 シフトレジスタの設計につい て復習し習得して下さい。 デコーダ・7 セグメント表示回 路をディジタル回路の教科書等 を見て予習しておいて下さい。 講義、実習 デコーダ・7 セグメント表示 回路の設計について復習し習得 して下さい。 加算器・減算器、コンパレー タについてディジタル回路の教 科書等を見て予習しておいて下 さい。 加算器・減算器、コンパレー 講義、実習、 タの設計について復習し習得し 試験 て下さい。 第 1 週~第 9 週までの内容を十 分に理解して不明な点を質問な どで明らかにし、試験に臨んで 下さい。 (1)順序論理回路の設計 ① カウンタ回路の設計 6週 HDL 構文の基本と記述方法、 信号代入文と演算子について復 習し習得して下さい。 確認テスト ―71― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 インターフェース技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 インターフェース技術 必須 5期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータに接続するインターフェース回路の設計・製作にかかわる仕事に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント 出力ポートのインターフェース、出力バッファ、電圧変換について知って ① いる。 入力ポートのインターフェース、 高電圧入力、シュミットトリガ入力、 コ ② ンパレータ入力、 交流ゼロクロス入力、エッジ検出等について知っている。 ③ 絶縁インターフェース、 リレー、フォトカプラ等について知っている。 スタティック・ダイナミック駆動 LED 表示回路、LCD 表示器、ドットマ ④ トリックス表示器等、キーマトリックス入力回路等について知っている。 マイクロコンピュータのインターフェ ース回路について学習します。 A/D・D/A コンバータとのインターフェース、PWM 制御回路について知 ⑤ っている。 ⑥ シリアル/パラレルインターフェースについて知っている。 ⑦ その他インターフェースについて知っている。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路、電気回路について理解していることが望ましいです。 電子回路、電気回路を応用して、様々な信号をマイクロコンピュータに接続する回路ついて習得します。 授業科目についての助言 信号の性質を理解してマイクロコンピュータに接続するための仕様を説明します。回路自体は簡単なものが多いの で、基本を理解していくことが大切です。理解できない場合には復習をして授業に望んで下さい。 教科書および参考書 教科書: マイクロコンピュータシステムにおけるインタフェース概論(総合電子出版社) 参考書: センサ工学 インターフェース技術 マイクロコンピュータ工学 インターフェース製作実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―72― 合計 100 回数 1週 2週 3週 4週 5週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. 出力ポート (1)出力ポートのインターフェース ① 出力バッファ、電圧変換 3. 入力ポート (1)入力ポートのインターフェース ① 高電圧入力、シュミットトリガ入力 ② コンパレータ入力 ③交流ゼロクロス入力、エッジ検出等 運営方法 講義 講義 4. 絶縁入出力 (1)絶縁インターフェース ① リレー ②フォトカプラ等 5. ユーザインターフェース (1)ユーザインターフェース ① スタティック・ダイナミック駆動 LED 表示回路 講義 講義 ② LCD 表示器、ドットマトリックス表示器等 ③ キーマトリックス入力回路. 6. 小テスト 講義 6週 7週 8週 9週 7. アナログ入出力 (1)アナログ入出力回路 ① A/D・D/A コンバータとのインターフェース ② PWM 制御回路 8. 各種インターフェース (1)各種インターフェース ① シリアル/パラレルインターフェース ② その他インターフェース 講義 講義 講義 9. テスト 講義 試験 ―73― 訓練課題 予習・復習 出力ポートのインターフェー ス、 出力バッファ、電圧変換に ついて復習して理解して下さ い。 入力ポートのインターフェー ス、 高電圧入力、シュミットト リガ入力、コンパレータ入力、 交流ゼロクロス入力、エッジ検 出等について復習して理解して 下さい。 絶縁インターフェース、リレ ーついて復習して理解して下さ い。 フォトカプラ等、ユーザイン ターフェース、 スタティック・ ダイナミック駆動 LED 表示回 路について復習して理解して下 さい。 LCD 表示器、ドットマトリッ クス表示器等、キーマトリック ス入力回路について復習して理 解して下さい。 試験範囲は第 1 週から第 5 週 までです。小テスト・テキスト の内容を十分に理解し不明な点 を質問などで明らかにし、試験 に臨んで下さい。 A/D・D/A コンバータとのイン ターフェースについて復習して 理解して下さい。 PWM 制御回路について復習 して理解して下さい。 シリアル/パラレルインターフ ェースについて復習して理解し て下さい。 その他インターフェースにつ いて復習して理解して下さい。 試験範囲は第 1 週から第 9 週 までです。小テスト・テキスト の内容を十分に理解し不明な点 を質問などで明らかにし、試験 に臨んで下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ネットワーク技術 必須 3期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 情報端末・移動体通信技術 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 921, 933 授業科目に対応する業界・仕事・技術 企業で使用されるネットワークシステムの設計・構築・管理・保守業務 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① ネットワーク OS の機能とプロトコル体系について知っている。 ② ネットワーク上のセキュリティについて知っている。 ③ サーバ OS 導入とネットワーク設定について知っている。 機器とコンピュータ端末が接続されている ④ FTP、HTTP、DNS サービス構築について知っている。 LAN(ローカルエリアネットワーク)を中心 ⑤ クライアントサーバ型ネットワークについて知っている。 とした、パーソナルコンピュータによるクライア ⑥ ネットワークシステムの大まかな導入計画の策定について知っている。 ント/サーバシステムの仕組みを学習します。 ⑦ ネットワーク管理機能について知っている。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「情報通信工学」、「情報通信工学実習」およびコンピュータのしくみを理解しておいて下さい。 基本的なコンピュータネットワークについて学習します。また、コンピュータネットワークを中心とした様々な機器との 通信ネットワークについて学びます。 授業科目についての助言 聞きなれない用語がたくさん出てきますが,人間なら常識でできるあいまいなコミュニケーションが計算機ではでき ないことを念頭に置き、計算機の身になって考えて下さい。. インターネットなどを普段から利用し、使うだけでなく仕組みにも着目すれば理解は早いと思います。 教科書および参考書(例) 教科書:自作テキスト 参考書:情報技術シリーズ ネットワーク技術(日本理工出版会) 移動体通信技術 授業科目の発展性 情報通信工学 組込みソフトウェア応用実習 ネットワーク技術 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 50 30 40 30 制作物 成果発表 その他 20 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―74― 合計 100 回数 1週 2週 3週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. ネットワーク (1)OS の種類とプロトコル体系 講義 (2)セキュリティ 3. サーバ構築 (1)サーバ OS 導入とネットワーク設定 講義・演習 3. サービス構築 (1)FTP サービス構築 5週 6週 (3)DNS サービス構築 4. SSH 等のセキュリティ対策 (1)SSH プロトコルの仕組 講義・演習 (2)暗号化プロトコル 5. ディレクトリサービス 講義・演習 6. クライアントサーバ型ネットワークシステム 7. サーバ機器の構成 講義・演習 7週 8. LAN 型制御機器の通信 (1)ネットワーク上の制御機器との通信 講義・演習 8週 (2)端末と制御機器との通信 9. LAN 型制御機器の通信 (1)イーサーネットベースのデータ収集ネットワーク 講義・演習 9週 10. 11. 12. 13. サーバ OS 導入とネットワー ク設定について復習して下さ い。 FTP、HTTP、DNS サービス 構築について復習して下さい。 講義・演習 (2)HTTP サービス構築 4週 訓練課題 予習・復習 OS の機能とプロトコル体系 の関係性を復習して下さい。 ネットワーク利用のリスクに ついて予習して下さい。 導入計画 セキュリティ対策と障害対策 ネットワーク管理 期末試験 講義・試験 ―75― SSH 等のセキュリティ対策に ついて復習して下さい。 ディレクトリサービスについ て復習して下さい。 クライアントサーバ型のネッ トワークやサーバの構成につい て復習して下さい。 工場内で使われるネットワー ク上の制御機器について予習し て下さい。 RS-232C 規格や GP-IB インタ ーフェースについて復習して下 さい。 ネットワークの規模、サーバ の構成や総合的なセキュリティ 対策について復習して下さい。 また、ネットワーク管理運用に ついて総合的な知識を復習して 下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 情報端末・移動体通信技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 移動体通信技術 必須 8期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 携帯電話や無線 LAN、GPS など、さまざまな分野で利用されている移動体通信・無線通信技術を習得します。ユビキタスネットワーク社会では非 常に重要となる技術です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 無線通信技術を初歩から最新テクノロ ジーまで理解し、今後、ユビキタスネット ワーク社会に向け、多種多様な技術とサー ビスに対応できるようにする手法を学習 します。 授業科目のポイント ① 電磁波の種類や用途について知っている。 ② 変調方式と多元アクセス方式について知っている。 ③ 移動体通信の方式や、移動体通信システムの概要について知っている。 ④ 無線 LAN の概要について知っている。 ⑤ 無線 LAN の設定方法について知っている。 ⑥ 無線 LAN のセキュリティについて知っている。 ⑦ 無線 LAN の国際標準や今後の動向について知っている。 ⑧ 赤外線通信など、その他の無線通信について知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 コンピュータの基本操作ができること。 身近にある移動体通信機器としてはどのようなものがあるか、また、どのような通信機能が備わっている のか調べておくと良いでしょう。 教科書および参考書 教科書:最新移動体通信のキーテクノロジー( リックテレコム) 参考書: 情報通信工学 移動体通信技術 ネットワーク技術 組込み機器製作実習 授業科目の発展性 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 評価割合 55 45 授業内容の理解度 20 10 技能・技術の習得度 20 10 10 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 15 5 取り組む姿勢・意欲 5 協調性 5 ―76― 制作物 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 2週 3週 4週 5週 6週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. 無線通信の基礎 (1)電磁波の種類や用途、電波伝送 3. 変調方式と多元アクセス方式 (1)アナログ・デジタル変調方式 (2)各種多元アクセス方式(FDMA、TDMA、CDMA 等) 4. 移動体通信 (1)セルラー方式 (2)移動体通信システム 5. 無線 LAN (1)無線 LAN の概要 (2)無線 LAN システムの技術 (3)無線 LAN 設定 運営方法 講義 講義 変調方式と多元アクセス方式 について復習しておいて下さ い。 講義 移動体通信の概要について復 習しておいて下さい。 講義 無線 LAN の概要について復 習しておいて下さい。 講義、実習 (4)無線 LAN のセキュリティ対策 講義、実習 7週 (5)業界標準化と国際標準化の動向 講義 8週 9週 6. 小規模通信機器 (1)赤外線通信 (2)近距離無線通信 講義 期末試験 試験 ―77― 訓練課題 予習・復習 無線通信の概要について復習 しておいて下さい。 無線 LAN の設定について復 習しておいて下さい。 無線 LAN のセキュリティ対 策について復習しておいて下さ い。 無線 LAN の業界標準化と国 際標準化の動向について復習し ておいて下さい。 その他の小規模通信について 復習しておいて下さい。 これまでの講義および実習の 内容について復習しておいて下 さい。 標準訓練支援計画書 専攻学科 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 アナログ回路技術 必須 4期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 複合回路技術 担当教員 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 アナログ回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 アナログ回路実習を学ぶ上での基礎知識でもあります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント LC 発振回路について知っている。 ① 発振回路とアナログ変復調回路につい て学び、さらに OP アンプ回路やフィルタ 回路について学習します。 ② CR 発振回路について知っている。 ③ 固体発振回路について知っている。 ④ AM 変調回路と復調回路について知っている。 ⑤ FM 変調回路と復調回路について知っている。 ⑥ PM 変調回路と復調回路について知っている。 ⑦ OP アンプを用いた反転増幅回路について知っている。 ⑧ OP アンプを用いた非反転増幅回路について知っている。 ⑨ OP アンプを用いた微分回路および積分回路について知っている。 ⑩ ハイパスフィルタ、ローパスフィルタについて知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」の講義内容をよく復習し理解しておいて下さい。 本教科では、各種発振回路や変復調回路、OP アンプによる各種増幅回路・微分積分・フィルタ回路を学びます。変 復調回路ではトランジスタの基本動作、バイアス方式や接地回路方式による特性の違いを理解しておくことにより内容 授業科目についての助言 がわかりやすくなります。また OP アンプによる各種回路は、アナログ回路を設計・製作する場合に頻繁に用いられる基 本的な回路ばかりですので確実に理解することが必要です。そのために、予習復習を欠かさず心がけ、疑問があれば 積極的に質問するように心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書:アナログ電子回路の基礎(東京電機大学出版局) 参考書:たのしくできる やさしいアナログ回路の実験(東京電機大学出版局) 電子回路 アナログ回路技術 アナログ回路基礎実習 アナログ回路実習 高周波回路技術 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―52― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 LC 発振回路、CR 発振回路に (1)シラバスの提示と説明 ついて復習をして下さい。 2. 発振回路 講義 ① LC 発振回路 ② CR 発振回路 2週 AM 変復調回路について復習 ③固体発振回路 3. 変復調回路 講義 (1)アナログ変復調回路 をして下さい。 ① AM 変復調回路 3週 4週 ② FM 変復調回路 FM 変復調回路について復習 講義 をして下さい。 講義 をして下さい。 ③ PM 変復調回路 PM 変復調回路について復習 4. 小テスト 5週 5. OP アンプ回路 OP アンプの基本的な増幅回 (1)OP アンプ回路技術 講義 ① 反転増幅回路 路について復習をして下さい。 ② 非反転増幅回路 6週 7週 8週 OP アンプによる微分回路に ③ 微分回路 講義 ついて復習して下さい。 講義 ついて復習をして下さい。 講義 習をして下さい。 講義 習をして下さい。 OP アンプによる積分回路に ④ 積分回路 6. フィルタ回路 ローパスフィルタについて復 (1)フィルタ回路 ① ローパスフィルタ 9週 ② ハイパスフィルタ ハイパスフィルタについて復 7. 筆記試験 ―53― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 高周波回路技術 必須 7期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 複合回路技術 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 高周波回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な知識、技能です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 低周波では存在しない現象や電子部品 のふるまいなど、高周波における基礎知識 を理解し、高周波回路の設計の基礎となる インピーダンスマッチングや各種伝送路 の特性等の技術について学習します。 授業科目のポイント ① 波の周期、波長、速度、周波数の関係を知っている。 ② 周波数帯の区分を知っている。 ③ 波長短縮と誘電率、透磁率の関係を知っている。 ④ 高周波における受動部品の特性について知っている。 ⑤ プリントパターンのインピーダンスについて知っている。 ⑥ インピーダンス整合の内容と必要性を知っている。 ⑦ スミスチャートの使い方を知っている。 ⑧ 伝送線路の種類と特性インピーダンスについて知っている。 ⑨ スペクトラムアナライザによる測定方法を知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」「アナログ回路技術」の講義内容を整理しておいて下さい。 携帯電話や無線LANなど、身近な機器で高周波技術が利用されています。高周波回路は今までに学習した電子 回路の理論が当てはまらないという問題が発生します。例えばコンデンサがコンデンサとして働かない、単純に電圧や 授業科目についての助言 電流を測定することができないなど、低周波における電子回路とは違った考え方が必要となってきます。今後高周波技 術はさらに発展し、電子情報分野における技術者は必要不可欠の技術となります。本講座では高周波回路を考えるた めの基礎知識を中心に講義を行いますので、高周波技術のポイントをしっかり学習して下さい。 教科書および参考書 教科書:高周波・無線教科書(CQ 出版) 参考書: アナログ回路技術 授業科目の発展性 高周波回路技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 評価割合 70 20 授業内容の理解度 30 10 技能・技術の習得度 20 10 レポート 制作物 成果発表 その他 10 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―54― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 電磁波に関する基礎知識につ いて復習して下さい。 (1)シラバスの提示と説明 2. 電磁波の基礎 座学 (1)電磁波の基礎 ① 波の周期、波長、速度、周波数の関係 ② 周波数帯の区分 2週 ③ 波長短縮と誘電率、透磁率の関係 座学 ④ 表皮深度 3週 3. 高周波における電子部品の特性 低周波と高周波で、受動素子の (1)受動部品 ① 抵抗、コンデンサ、コイルのインピーダンス 4週 5週 座学 インピーダンスがどのように違うの かまとめておいて下さい。 ② 高周波における受動部品の等価回路 (2)プリントパターン マイクロストリップラインと伝送周 ① プリントパターンの抵抗、インダクタンス 座学 波数の関係を復習して下さい。 座学 の考え方の違いをまとめておいて ② プリントパターンの容量と伝送周波数の関係 6週 ③ 集中定数回路と分布定数回路 集中定数回路と分布定数回路 下さい。 7週 4. インピーダンス整合 スミスチャートによるインピーダ (1)インピーダンス整合 ンス整合の手順をまとめておいて ① マッチングの条件 座学 下さい。 座学 ンピーダンスについて復習して下 ② 反射係数 ③ スミスチャートと S パラメータ 8週 ④ 伝送線路と特性インピーダンス マイクロストリップラインの特性イ さい。 9週 5. 高周波測定 スペクトラムアナライザによる高 (1)スペクトラムアナライザ ① 測定の原理と用途 ② 基本的な測定方法 ―55― 座学 周波の測定方法をまとめておいて 試験 下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 複合回路技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ディジタル回路技術 必須 3期 2 4 担当教員 山本 信男 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 ディジタル回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 ディジタル回路実習を学ぶ上での基礎知識でもあります。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 ディジタル回路の特性と各種ディジタ ル IC の使い方について学習します。 授業科目のポイント ① RS および JK フリップフロップについて知っている。 ② その他フリップフロップについて知っている。 ③ 直-並列変換回路について知っている。 ④ 並-直列変換回路について知っている。 ⑤ 非同期式カウンタ回路について知っている。 ⑥ 同期式カウンタ回路について知っている。 ⑦ 波形発生回路について知っている。 ⑧ 波形整形回路について知っている。 ⑨ チャタリング防止回路について知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「電子回路」の講義内容をよく復習し理解しておいて下さい。 「1」「0」のディジタル回路で用いられる数体系はマイコン等のプログラムを学習する上でも重要です。また、ディジタ 授業科目についての助言 ル IC の電気特性を理解することによりディジタル回路の設計・製作を行うことができます。ディジタル回路の電気信号 を数式で表すことにより、複雑な動作をするディジタル回路を簡便に取り扱うことができます。複雑な回路であっても全 体ではなく、理解できる範囲の、小さな部分から考えていくことにより全体も理解できるようになります。 教科書および参考書 教科書:ディジタルIC回路のすべて(東京電機大学出版局) 参考書:たのしくできる やさしいディジタル回路の実験(東京電機大学出版局) 電子回路 ディジタル回路技術 ファームウェア技術 ディジタル回路基礎実習 ディジタル回路実習 ファームウェア実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―56― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 RS-フリップフロップについ (1)シラバスの提示と説明 て復習して下さい。 2. フィリップフロップ. 講義 (1)各種フリップフロップ ① RS-フリップフロップ 2週 ② T-フリップフロップ T-フリップフロップおよび ③ ラッチ 講義 ラッチについて復習して下さ い。 3週 ④ D-フリップフロップ D-フリップフロップおよび ⑤ JK-フリップフロップ 講義 JK―フリップフロップについて 復習して下さい。 4週 3. シフトレジスタ シフトレジスタについて復習 (1)シフトレジスタ して下さい。 ①直並列変換 講義 ②並直列変換 4. 小テスト 5週 5. カウンタ回路 非同期式カウンタについて復 (1)各種カウンタ 講義 習して下さい。 講義 して下さい。 講義 て下さい。 講義 て下さい。 講義 試験 て復習して下さい。 ①非同期式カウンタ 6週 7週 ②同期式カウンタ 同期式カウンタについて復習 6. その他の回路 波形発生回路について復習し (1)その他の回路 ①波形発生回路 8週 9週 ②波形整形回路 波形整形回路について復習し ③チャタリング防止回路 7. 筆記試験 ―57― チャタリング防止回路につい 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分ダ 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 マイクロコンピュータ工学 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 マイクロコンピュータ工学 必須 2・3 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータを用いた回路設計やプログラミングにかかわる仕事に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① CPU、メモリ、I/O の働きとその構成について知っている。 ② 命令と実行、基本的な動作タイミングについて知っている。 ③ 内部アーキテクチャー、レジスタの構成について知っている。 機器組込み用としてのコンピュータで ④ メモリ、I/O とのインターフェースについて知っている。 あるマイクロコンピュータについてハー ⑤ タイマ、割込みについて知っている。 ドウエア構成と各種機能の動作を学習し ⑥ A/D・D/A コンバータについて知っている。 ます。 ⑦ 入出力ポートについて知っている。 ⑧ 電源回路、リセット回路、発振回路、表示回路について知っている。 ⑨ デバッグ用インターフェース(RS232C、USB)について知っている。 ⑩ マイクロコンピュータの電気的特性について知っている。 授業科目受講に向けた助言 び予備知識・技能技術 電子回路を理解している事が望ましいです。特にディジタル回路については復習して理解しておいて下さい。 マイクロコンピュータの回路設計やプログラミングを行うためには、ハードウエアを正しく理解すること 授業科目についての助言 が必要です。マイクロコンピュータのハードウエアはディジタル回路のクロック同期回路が基本となっており、機 能ごとに回路が構成されいます。機能が組み合わさってハードウエアが構成されるので、機能ごとに理解すること により全体も理解できるようになります。理解できない場合には復習をして授業に望んで下さい。 教科書および参考書 教科書:標準テキスト 組込みプログラミング ハードウェア基礎(技術評論社) 参考書:C 言語による H8 マイコンプログラミング入門 電子回路 授業科目の発展性 マイクロコンピュータ工学 インターフェース技術 マイクロコンピュータ工学実習 インターフェース製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―58― 10 合計 100 回数 1週 2 週k 3週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. マイクロコンピュータの概要 (1)マイクロコンピュータの基本構成と動作 ① CPU、メモリ、I/O の働きとその構成 運営方法 講義 ② 命令と実行 ③ 基本的な動作タイミング 3. マイクロコンピュータハードウエア (1)マイクロコンピュータの構成 ① 内部アーキテクチャー、レジスタの構成 講義 ② メモリ、I/O とのインターフェース 講義 4週 ③ タイマ、割込み 講義 5週 ④ A/D・D/A コンバータ 講義 6週 ⑤ 入出力ポート 4. プログラミング演習 7週 8週 講義、演習 5. 基本周辺回路 (1)基本周辺回路 ① 電源回路 ② リセット回路、発振回路 ③ 保護回路 ④ 表示回路 ⑤ デバッグ用インターフェース(RS232C、USB) ⑥ データバス制御 講義 講義 9週 6. 電気的特性 (1)マイクロコンピュータの電気的特性 講義、試験 7. 試験 ―59― 訓練課題 予習・復習 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 マイクロコンピュータの基本構 成と動作、CPU、メモリ、I/O の 働きとその構成について理解して おいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 命令と実行、基本的な動作タイ ミング内部アーキテクチャー、レ ジスタの構成、について理解して おいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 メモリ、I/O とのインターフェ ースについて復習して理解してお いて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 タイマ、割込みについて復習し て理解しておいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 A/D・D/A コンバータについて 復習して理解しておいて下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 テキストの内容を十分に理解し 不明な点を質問などで明らかに し、試験に臨んで下さい。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 電源回路、リセット回路、発振 回路、保護回路、表示回路につい て復習して理解しておいて下さ い。 該当するテキスト箇所について 予習しておいてください。 デバッグ用インターフェース (RS232C、USB)、 データバス 制御について復習して理解してお いて下さい。 マイクロコンピュータの電気的 特性について復習して理解してお いて下さい。 テキストの内容を十分に理解し 不明な点を質問などで明らかに し、試験に臨んで下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 組込みオペレーティングシステム 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みオペレーティングシステム 必須 5・6 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 オペレーティングシステムの基本的な仕組みは、コンピュータにかかわるすべての職種に必須の知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 オペレーティングシステムの基本的な 仕組みをマイクロコンピュータへの組込 み例をもとにシステムプログラミングな ども含めて学習します。 授業科目のポイント ① CPU 管理について知っている。 ② アドレス管理について知っている。 ③ 入出力、時刻の管理について知っている。 ④ プロセスとスレッド、ジョブ管理について知っている。 ⑤ データ管理、ファイル管理について知っている。 マンマシン・インターフェース、プログラム・インターフェースについて ⑥ 知っている。 ネットワーク・インターフェース、その他外部インターフェースについて ⑦ 知っている。 ⑧ システムコールについて知っている。 ⑨ プロセス間通信について知っている。 ⑩ ブートストラップについて知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「組込みシステム工学」、「組込みソフトウェア基礎実習」の内容ついて理解しておいて下さい。 現在のオペレーティングシステムは、とても使いやすく便利になっていますが、コンピュータの高度化に伴い複雑化 授業科目についての助言 しています。その点、マイクロコンピュータへ組込むオペレーティングシステムはシンプルなものになっており、基本的な 仕組みを理解しやすくなっています。オペレーティングシステムを理解することで、より深くコンピュータを理解すること ができます。 教科書および参考書 教科書: ITText オペレーティングシステム(オーム社) 参考書: 組込みシステム工学 組込みオペレーティングシステム 組込みソフトウェア応用技術 授業科目の発展性 組込みソフトウェア基礎実習 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト 80 授業内容の理解度 レポート 制作物 成果発表 その他 20 60 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 20 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―60― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 CPU 管理、アドレス管理につ (1)シラバスの提示と説明 いて復習して下さい。 2. ハードウエア環境 講義 (1)CPU 管理 (2)アドレス管理 2週 (3)入出力管理 講義 (4)時刻の管理 3週 3. プロセス管理 プロセスとスレッド、プロセ (1)プロセスとスレッド 講義 (2)プロセスとジョブ 4週 講義 4. 中間試験 試験、講義 (1)マンマシン・インターフェース (2)プログラム・インターフェース 8週 9週 復習して下さい。 インターフェース管理につい て復習して下さい。 (3)ネットワーク・インターフェース 講義 (4)その他外部インターフェース 7週 データ管理、ファイル管理に ついて復習して下さい。 これまで学んだ内容について 5. インターフェース管理 6週 スとジョブについて復習して下 さい。 (3)データ管理 (4)ファイル管理 5週 入出力管理、時刻の管理につ いて復習して下さい。 6. システムコール 講義 7. プロセス間通信 講義 8. ブートストラップ インターフェース管理につい て復習して下さい。 システムコールについて復習 して下さい。 プロセス間通信について復習 して下さい。 ブートストラップについて復 9. 期末試験 講義、試験 習して下さい。 これまで学んだ内容について 復習して下さい。 ―61― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 システム設計 選択 8期 2 4 組込みオペレーティングシステム 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 921, 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 システム設計では、オブジェクト指向開発を中心にソフトウェアの設計技術を習得します。現在、組込みソフトウェア開発に限らず、ソフトウェア開発の 業界全般で、オブジェクト指向開発が導入されています。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 オブジェクト指向開発技術を習得します。 ソフトウェア開発に必要なシステムの要求分 析、システム設計技術を習得します。 授業科目のポイント ① オブジェクト指向について知っている。 ② クラス、モジュール定義について知っている ③ UML について知っている。 ④ ユースケース図を作成できる。 ⑤ クラス図を作成できる。 ⑥ シーケンス図を作成できる。 ⑦ UML を利用してソフトウェアを設計できる。 ⑧ クラス図を見て、プログラムを実装できる。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 C 言語プログラミングの基礎技術が必要です。仕様に合わせてプログラムを実装するという考え方が必要 になります。 現在のソフトウェア開発にはオブジェクト指向開発が導入されています。システムの拡張性、再利用性、 授業科目についての助言 メンテナンスを考えた開発が必要になります。確実なシステム設計をすることがソフトウェアの品質にも繋 がりますので、高品質なシステムを制作するためにも、この科目を十分理解して下さい。 教科書および参考書(例) 教科書:自作テキスト 参考書: システム設計 授業科目の発展性 組込みソフトウェア基礎実習 組込み機器製作実習 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 40 制作物 40 成果発表 その他 20 20 授業内容の理解度 評価割合 20 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 20 論理的な思考力、推論能力 20 20 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―62― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 講義 (2)安全作業について システム設計の重要性について 復習して下さい。 2. システム設計の重要性について 2週 3.オブジェクト指向開発 (1)オブジェクト、クラスとは 講義 (2)インスタンス化とは 3週 4.UML とは (1)UML のダイアグラム 講義・演習 (2)ユースケーズ図の作成 4週 (3)オブジェクトの抽出 (4)オブジェクト図の作成 5週 6週 7週 講義・演習 (5)クラス図とは 講義・演習 (6)クラス図の作成 講義・演習 (7)シーケンス図とは (8)シーケンス図の作成 8週 9週 クラス、インスタンス、オブジェク トについて復習して下さい。 講義・演習 5.課題演習 演習 6.課題演習と評価 演習 ―63― UML のダイアグラムについて復 習して下さい。 オブジェクト図の作成方法につ いて復習して下さい。 クラス図について復習して下さ い。 クラス図の作成方法について復 習して下さい。 シーケンス図とその作成方法に ついて復習して下さい。 課題作成の問題点とその解決 方法についてまとめて下さい。 課題演習の問題点を、難しかっ たポイントをまとめて下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 計測技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 計測制御技術 必須 7・8 期 2 2 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータを用いた自動制御機器の設計、製作にかかわる仕事に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 フィードバック制御、PID 制御および 計測制御システムの構築技術について学 習します。 授業科目のポイント ① 自動制御システムの構成について知っている。 ② フィードバック制御について知っている。 ③ 制御法について知っている。 ④ PID 制御について知っている。 ⑤ 定常特性、過渡特性について知っている。 ⑥ 制御特性の評価指標について知っている。 ⑦ PID パラメータの調整方法について知っている。 ⑧ 温度制御について知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電気数学Ⅰを理解している事が望ましいです。 温度制御などの自動制御手法について学習します。基本的な制御システムを古典制御理論に基づきラプラス変換 授業科目についての助言 を用いて説明します。フィードバック制御では、現在よく使用されている PID 制御について学習します。PID 制御はモ ータの回転速度や位置制御、エアコンなどを用いた室温制御と幅広く使用されています。制御工学は計算が多いです が、あくまでも実態のある制御対象物を扱っていることをイメージして下さい。 教科書および参考書 教科書: シミュレーションで学ぶ自動制御技術入門(CQ 出版社) 参考書: 電気数学Ⅰ 授業科目の発展性 計測制御技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―64― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 自動制御システムの構成につい (1)シラバスの提示と説明 て復習して理解しておいて下さ 2. 自動制御システムの構成 講義 い。 (1)手動制御から自動制御へ (2)自動制御系 2週 3. フィードバック制御系 フィードバック制御系について (1)ブロック線図 講義 (2)自動制御系のブロック線図表現 3週 復習して理解しておいて下さい。 P、PI 制御について復習して理 4.制御法 (1)P(比例)制御 講義 解しておいて下さい。 (2)PI(比例+積分)制御 4週 PID 制御について復習して理解 (3)PID(比例+積分+微分)制御 しておいて下さい。 試験範囲は第 1 週から第 4 週ま 小テスト 講義、試験 でです。小テスト・テキストの内 容を十分に理解し不明な点を質問 などで明らかにし、試験に臨んで 下さい。 5週 制御特性の評価指標について復 5. 制御評価指標 習して理解しておいて下さい。 (1)制御系の基本機能 講義 (2)制御特性の評価指標 6週 PID パラメータの調整方法につ 6. PID パラメータの調整方法 講義 (1)制御対象の特性表現 い。 (2)最適調整法 7週 温度制御システムについて復習 7. 温度制御 (1) 温度制御システム 8週 いて復習して理解しておいて下さ 講義、実験 (2)PID パラメータ調整 して理解しておいて下さい。 温度制御におけるパラメータ調 講義 整について復習して理解しておい て下さい。 9週 試験範囲は第 1 週から第 9 週ま (3)温度制御のまとめ でです。小テスト・テキストの内 8. 試験 講義、試験 容を十分に理解し不明な点を質問 などで明らかにし、試験に臨んで 下さい。 ―65― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 センサ工学 必須 5・6 期 2 2 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 電子デバイス 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博 394 [email protected] 933 授業科目に対応する業界・仕事・技術 センサを製造する分野やセンサを利用した電子機器を製造する分野、自動制御機器を利用する製造分野の設計部門、保守部門、品質管理部門 の技術者として従事するために必要な知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 各種物理量の検出原理と信号変換回路 等、センシング技術について学習します。 授業科目のポイント ① センサのシステムでの位置付けを知っている。 ② 信号変換について知っている。 ③ 光センサデバイスについて知っている。 ④ 温度センサデバイスについて知っている。 ⑤ 磁気センサデバイスについて知っている。 ⑥ 超音波センサデバイスについて知っている。 ⑦ 圧力センサデバイスについて知っている。 ⑧ 位置センサ回路の構成について知っている。 ⑨ 温度センサ回路の構成について知っている。 ⑩ 各種センサの応用回路について知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路、電子工学の内容を整理し理解しておくことを勧めます。 センサの動作原理や特徴を理解しておくことにより、実際に活用したり保守をする時に役に立ちます。各種センサに ついて体系的に整理していくと理解しやすいと思われます。特にセンサの回路としてはOPアンプを多用するので、OP 授業科目についての助言 アンプ回路について復習しておくことを勧めます。またいろいろな電化製品にセンサが多用してあるので、どのようなセ ンサを利用しているか常に関心を持つ事が理解を助けます。わからないことを積み残さないよう毎回の授業をしっかりと 理解し、分からないことは質問して下さい。 教科書および参考書 教科書: センサ活用 141 の実践ノウハウ 参考書: 電子回路 授業科目の発展性 センサ工学 インターフェース技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―66― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 システムでの位置付け、信号 (1)シラバスの提示と説明 変換について復習して理解して 2. センサ概要 講義 (1)センサ概要 下さい。 ① システムでの位置付け ② 信号変換 2週 3. センサデバイス 光センサデバイスについて復 (1)センサデバイス 講義 ① 光センサデバイス 3週 ② 温度センサデバイス 習して理解して下さい。 温度センサデバイス、磁気セ ③ 磁気センサデバイス 講義 ンサデバイスについて復習して 理解して下さい。 4週 5週 ④ 超音波センサデバイス 講義 ⑤ 圧力センサデバイス 超音波センサデバイスについ て復習して理解して下さい。 圧力センサデバイスについて 復習して理解して下さい。 4. 小テスト 講義、試験 第 1 週~第 5 週までのテキス トの内容を復習して理解し、不 明な点を質問などで明らかにし 試験に臨んで下さい。 6週 5. センサ回路 位置センサ回路について復習 (1)センサ回路 講義 して理解して下さい。 講義 たセンサ回路にについて復習し ① 位置センサ回路 7週 ② 温度センサ回路 温度センサ回路、授業で習っ ③ その他のセンサ回路 て理解して下さい。 8週 6. 応用課題 センサ応用回路 1 について復 (1)応用課題 講義、実習 習して理解して下さい。 ① センサ応用回路1 9週 ① センサ応用回路 2 センサ応用回路 2 について復 習して理解して下さい。 7. 試験 講義、実習、 試験 第 1 週~第 9 週までのテキス トの内容を十分に理解して不明 な点を質問などで明らかにし、 試験に臨んで下さい。 ―67― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 ファームウエア技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みソフトウェア応用技術 必須 6期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 組込み機器開発業界において本質的な技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① ソフトウェア開発工程、クロス開発環境について知っている。 ② デバッグ手法、ハードウエアエミュレーションについて知っている。 ③ 割り込み発生時の問題と対策について知っている。 組込みシステムで広く使用されている ④ プログラミング言語を用いたクロス開発 ⑤ テスト計画とテスト設計について知っている。 エラー処理のパターンと対策について知っている。 環境を使用して、組込みシステムに必要な ⑥ ソフトウェア最適化の方法について知っている。 プログラミング技術を学習します。 ⑦ メモリマップ、I/O ポートアクセスについて知っている。 ⑧ スタートアップルーチン、 割り込み処理について知っている。 ⑨ CPU アーキテクチャーの性能評価について知っている。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「組込みシステム工学」「組込みオペレーティングシステム」を理解しておいて下さい。 普段使っている PC 環境とは異なる環境で開発・実行されるソフトウェアを開発するための基本的な技術を習得しま 授業科目についての助言 す。差異を明確にしていくと習得しやすいと思います。OS やアプリケーションはこれらの面倒な部分を隠してくれてい るのです。 教科書および参考書 教科書:標準テキスト 組込みプログラミング ソフトウェア基礎(技術評論社) 参考書: 組込みシステム工学 組込みオペレーティングシステム 組込みソフトウェア応用技術 授業科目の発展性 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 60 30 60 30 レポート 制作物 成果発表 その他 10 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―68― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 クロス開発と通常のソフトウ (1)シラバスの提示と説明 ェア開発の違い・注意点を理解 2. 組込み開発概要 講義、質疑 (1)組込み開発環境の概要 して下さい。 (2)組込み開発手順 ① ソフトウェア開発工程、クロス開発環境 2週 ② 組込みクロス開発環境構築と操作 操作が円滑にできるよう復習 3. 組込み開発手法 講義、質疑 (1)組込み開発手法 して下さい。 ① デバッグ手法、ハードウエアエミュレーション 3週 ② 組込み開発環境の評価 講義、質疑 ③ 割り込み発生時の問題と対策 4週 ④ エラー処理のパターンと対策 講義、質疑 ⑤ プログラムの品質の定義 5週 ⑥ テスト計画とテスト設計 講義、質疑 ⑦ ソフトウェア最適化の方法 6週 ⑧ メモリマップ、I/O ポートアクセス 7週 8週 講義、質疑 ⑨ スタートアップルーチン、 割り込み処理 講義、質疑 割り込み発生時の対策につい て復習して下さい。 エラー対策について復習して 下さい。 テスト手法について復習して 下さい。 信号入出力の方法について復 習して下さい。 組込み全体構成について理解 し、復習して下さい。 性能評価について復習して下 4. 性能評価 さい。 (1)性能評価 講義、質疑 ① CPU アーキテクチャーの性能評価 ② システムの拡張性評価 9週 ③ 組込みシステムの最適化とトレードオフ 講義、質疑 試験 筆記試験 ―69― 今まで習った内容について復 習して下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 ファームウエア技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ファームウエア技術 必須 5期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子機器に組込こまれる CPLD 等を用いたディジタル回路設計に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント CPLD の基本的な構成、CPLD の種類と特徴・内部構造について知ってい ① る。 ② 使用する機器の役割と機能、回路図による設計について知っている。 VerilogHDL 構文の基本と記述方法、 信号代入文と演算子、 モジュール、 ② コンポーネント文と構造化記述、データ・オブジェクト、サブプログラム、 パラメタライズ設計と階層設計について知っている。 CPLD 等を用いた集積されたディジタ ル回路設計技法について習得します。 ④ カウンタ回路の設計がてきる。 ⑤ シフトレジスタの設計がてきる。 ⑥ デコーダ・7 セグメント表示回路の設計がてきる。 ⑦ 加算器・減算器、コンパレータの設計がてきる。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路を理解している事が望ましいです。特にディジタル回路については復習して理解しておいて下さい。 CPLD を用いると、ディジタル回路の組み合わせ論理回路、順序回路、カウンタ回路、シフトレジスタ回路がプログ 授業科目についての助言 ラミングをすることにより設計できます。機能ごとに回路が構成できますので、小さな機能ごとに設計し動作を確認して それを組み合わせることにより、複雑な回路を構成することがきるようになります。理解できない場合には復習をして授 業に望んで下さい。 教科書および参考書 教科書: ディジタル回路と VerilogHDL(技術評論社) 参考書:配布プリント 授業科目の発展性 ディジタル回路技術 ファームウェア技術 ディジタル回路実習 ファームウェア実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 40 50 20 50 成果発表 その他 10 授業内容の理解度 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―70― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. カスタム IC (1)カスタム IC ① CPLD の基本的な構成 ② CPLD の種類と特徴・内部構造 3. 開発環境 訓練課題 予習・復習 CPLD の種類と特徴・内部構 造開発環境の機能、 使用する機 器の役割と機能、回路図の設計 方法について復習し理解して下 さい。 講義、実習 (1)開発環境 ① 開発環境の機能 ② 使用する機器の役割と機能 2週 3週 4週 4. HDL による回路設計 (1)HDL による回路設計 ① VerilogHDL 構文の基本と記述方法 ② 信号代入文と演算子 ③ プロセス文 ④ コンポーネント文と構造化記述 ⑤ データ・オブジェクト 講義、実習 講義、実習 (2)回路図による設計 講義、実習 5週 ⑥ サブプログラム ⑦ パラメタライズ設計と階層設計 5. 回路設計製作 ② シフトレジスタの設計 7週 ③ デコーダ・7 セグメント表示回路の設計 8週 ④加算器・減算器、コンパレータの設計 9週 6. プロセス文、コンポーネント 文と構造化記述、 データ・オブ ジェクトについて復習し習得し て下さい。 回路図による設計方法につい て習得してください。 サブプログラム、 パラメタラ イズ設計と階層設計について復 習し習得して下さい。 順序論理回路、 カウンタ回路 講義、実習 についてディジタル回路の教科 書等を見て予習しておいて下さ い。順序論理回路の設計、 カウ ンタ回路の設計について復習し 習得して下さい。 シフトレジスタ回路について ディジタル回路の教科書等を見 講義、実習 て予習しておいて下さい。 シフトレジスタの設計につい て復習し習得して下さい。 デコーダ・7 セグメント表示回 路をディジタル回路の教科書等 を見て予習しておいて下さい。 講義、実習 デコーダ・7 セグメント表示 回路の設計について復習し習得 して下さい。 加算器・減算器、コンパレー タについてディジタル回路の教 科書等を見て予習しておいて下 さい。 加算器・減算器、コンパレー 講義、実習、 タの設計について復習し習得し 試験 て下さい。 第 1 週~第 9 週までの内容を十 分に理解して不明な点を質問な どで明らかにし、試験に臨んで 下さい。 (1)順序論理回路の設計 ① カウンタ回路の設計 6週 HDL 構文の基本と記述方法、 信号代入文と演算子について復 習し習得して下さい。 確認テスト ―71― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 インターフェース技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 インターフェース技術 必須 5期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータに接続するインターフェース回路の設計・製作にかかわる仕事に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント 出力ポートのインターフェース、出力バッファ、電圧変換について知って ① いる。 入力ポートのインターフェース、 高電圧入力、シュミットトリガ入力、 コ ② ンパレータ入力、 交流ゼロクロス入力、エッジ検出等について知っている。 ③ 絶縁インターフェース、 リレー、フォトカプラ等について知っている。 スタティック・ダイナミック駆動 LED 表示回路、LCD 表示器、ドットマ ④ トリックス表示器等、キーマトリックス入力回路等について知っている。 マイクロコンピュータのインターフェ ース回路について学習します。 A/D・D/A コンバータとのインターフェース、PWM 制御回路について知 ⑤ っている。 ⑥ シリアル/パラレルインターフェースについて知っている。 ⑦ その他インターフェースについて知っている。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 電子回路、電気回路について理解していることが望ましいです。 電子回路、電気回路を応用して、様々な信号をマイクロコンピュータに接続する回路ついて習得します。 授業科目についての助言 信号の性質を理解してマイクロコンピュータに接続するための仕様を説明します。回路自体は簡単なものが多いの で、基本を理解していくことが大切です。理解できない場合には復習をして授業に望んで下さい。 教科書および参考書 教科書: マイクロコンピュータシステムにおけるインタフェース概論(総合電子出版社) 参考書: センサ工学 インターフェース技術 マイクロコンピュータ工学 インターフェース製作実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト 評価割合 60 30 50 25 10 5 レポート 制作物 成果発表 その他 10 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―72― 合計 100 回数 1週 2週 3週 4週 5週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. 出力ポート (1)出力ポートのインターフェース ① 出力バッファ、電圧変換 3. 入力ポート (1)入力ポートのインターフェース ① 高電圧入力、シュミットトリガ入力 ② コンパレータ入力 ③交流ゼロクロス入力、エッジ検出等 運営方法 講義 講義 4. 絶縁入出力 (1)絶縁インターフェース ① リレー ②フォトカプラ等 5. ユーザインターフェース (1)ユーザインターフェース ① スタティック・ダイナミック駆動 LED 表示回路 講義 講義 ② LCD 表示器、ドットマトリックス表示器等 ③ キーマトリックス入力回路. 6. 小テスト 講義 6週 7週 8週 9週 7. アナログ入出力 (1)アナログ入出力回路 ① A/D・D/A コンバータとのインターフェース ② PWM 制御回路 8. 各種インターフェース (1)各種インターフェース ① シリアル/パラレルインターフェース ② その他インターフェース 講義 講義 講義 9. テスト 講義 試験 ―73― 訓練課題 予習・復習 出力ポートのインターフェー ス、 出力バッファ、電圧変換に ついて復習して理解して下さ い。 入力ポートのインターフェー ス、 高電圧入力、シュミットト リガ入力、コンパレータ入力、 交流ゼロクロス入力、エッジ検 出等について復習して理解して 下さい。 絶縁インターフェース、リレ ーついて復習して理解して下さ い。 フォトカプラ等、ユーザイン ターフェース、 スタティック・ ダイナミック駆動 LED 表示回 路について復習して理解して下 さい。 LCD 表示器、ドットマトリッ クス表示器等、キーマトリック ス入力回路について復習して理 解して下さい。 試験範囲は第 1 週から第 5 週 までです。小テスト・テキスト の内容を十分に理解し不明な点 を質問などで明らかにし、試験 に臨んで下さい。 A/D・D/A コンバータとのイン ターフェースについて復習して 理解して下さい。 PWM 制御回路について復習 して理解して下さい。 シリアル/パラレルインターフ ェースについて復習して理解し て下さい。 その他インターフェースにつ いて復習して理解して下さい。 試験範囲は第 1 週から第 9 週 までです。小テスト・テキスト の内容を十分に理解し不明な点 を質問などで明らかにし、試験 に臨んで下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ネットワーク技術 必須 3期 2 4 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 情報端末・移動体通信技術 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝 393 [email protected] 921, 933 授業科目に対応する業界・仕事・技術 企業で使用されるネットワークシステムの設計・構築・管理・保守業務 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① ネットワーク OS の機能とプロトコル体系について知っている。 ② ネットワーク上のセキュリティについて知っている。 ③ サーバ OS 導入とネットワーク設定について知っている。 機器とコンピュータ端末が接続されている ④ FTP、HTTP、DNS サービス構築について知っている。 LAN(ローカルエリアネットワーク)を中心 ⑤ クライアントサーバ型ネットワークについて知っている。 とした、パーソナルコンピュータによるクライア ⑥ ネットワークシステムの大まかな導入計画の策定について知っている。 ント/サーバシステムの仕組みを学習します。 ⑦ ネットワーク管理機能について知っている。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「情報通信工学」、「情報通信工学実習」およびコンピュータのしくみを理解しておいて下さい。 基本的なコンピュータネットワークについて学習します。また、コンピュータネットワークを中心とした様々な機器との 通信ネットワークについて学びます。 授業科目についての助言 聞きなれない用語がたくさん出てきますが,人間なら常識でできるあいまいなコミュニケーションが計算機ではでき ないことを念頭に置き、計算機の身になって考えて下さい。. インターネットなどを普段から利用し、使うだけでなく仕組みにも着目すれば理解は早いと思います。 教科書および参考書(例) 教科書:自作テキスト 参考書:情報技術シリーズ ネットワーク技術(日本理工出版会) 移動体通信技術 授業科目の発展性 情報通信工学 組込みソフトウェア応用実習 ネットワーク技術 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 授業内容の理解度 試験 小テスト レポート 50 30 40 30 制作物 成果発表 その他 20 評価割合 技能・技術の習得度 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―74― 合計 100 回数 1週 2週 3週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. ネットワーク (1)OS の種類とプロトコル体系 講義 (2)セキュリティ 3. サーバ構築 (1)サーバ OS 導入とネットワーク設定 講義・演習 3. サービス構築 (1)FTP サービス構築 5週 6週 (3)DNS サービス構築 4. SSH 等のセキュリティ対策 (1)SSH プロトコルの仕組 講義・演習 (2)暗号化プロトコル 5. ディレクトリサービス 講義・演習 6. クライアントサーバ型ネットワークシステム 7. サーバ機器の構成 講義・演習 7週 8. LAN 型制御機器の通信 (1)ネットワーク上の制御機器との通信 講義・演習 8週 (2)端末と制御機器との通信 9. LAN 型制御機器の通信 (1)イーサーネットベースのデータ収集ネットワーク 講義・演習 9週 10. 11. 12. 13. サーバ OS 導入とネットワー ク設定について復習して下さ い。 FTP、HTTP、DNS サービス 構築について復習して下さい。 講義・演習 (2)HTTP サービス構築 4週 訓練課題 予習・復習 OS の機能とプロトコル体系 の関係性を復習して下さい。 ネットワーク利用のリスクに ついて予習して下さい。 導入計画 セキュリティ対策と障害対策 ネットワーク管理 期末試験 講義・試験 ―75― SSH 等のセキュリティ対策に ついて復習して下さい。 ディレクトリサービスについ て復習して下さい。 クライアントサーバ型のネッ トワークやサーバの構成につい て復習して下さい。 工場内で使われるネットワー ク上の制御機器について予習し て下さい。 RS-232C 規格や GP-IB インタ ーフェースについて復習して下 さい。 ネットワークの規模、サーバ の構成や総合的なセキュリティ 対策について復習して下さい。 また、ネットワーク管理運用に ついて総合的な知識を復習して 下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻学科 教科の科目 情報端末・移動体通信技術 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 移動体通信技術 必須 8期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 高山 雅彦 393 [email protected] 927 授業科目に対応する業界・仕事・技術 携帯電話や無線 LAN、GPS など、さまざまな分野で利用されている移動体通信・無線通信技術を習得します。ユビキタスネットワーク社会では非 常に重要となる技術です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 無線通信技術を初歩から最新テクノロ ジーまで理解し、今後、ユビキタスネット ワーク社会に向け、多種多様な技術とサー ビスに対応できるようにする手法を学習 します。 授業科目のポイント ① 電磁波の種類や用途について知っている。 ② 変調方式と多元アクセス方式について知っている。 ③ 移動体通信の方式や、移動体通信システムの概要について知っている。 ④ 無線 LAN の概要について知っている。 ⑤ 無線 LAN の設定方法について知っている。 ⑥ 無線 LAN のセキュリティについて知っている。 ⑦ 無線 LAN の国際標準や今後の動向について知っている。 ⑧ 赤外線通信など、その他の無線通信について知っている。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 授業科目についての助言 コンピュータの基本操作ができること。 身近にある移動体通信機器としてはどのようなものがあるか、また、どのような通信機能が備わっている のか調べておくと良いでしょう。 教科書および参考書 教科書:最新移動体通信のキーテクノロジー( リックテレコム) 参考書: 情報通信工学 移動体通信技術 ネットワーク技術 組込み機器製作実習 授業科目の発展性 情報通信工学実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 評価割合 55 45 授業内容の理解度 20 10 技能・技術の習得度 20 10 10 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 15 5 取り組む姿勢・意欲 5 協調性 5 ―76― 制作物 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 2週 3週 4週 5週 6週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 2. 無線通信の基礎 (1)電磁波の種類や用途、電波伝送 3. 変調方式と多元アクセス方式 (1)アナログ・デジタル変調方式 (2)各種多元アクセス方式(FDMA、TDMA、CDMA 等) 4. 移動体通信 (1)セルラー方式 (2)移動体通信システム 5. 無線 LAN (1)無線 LAN の概要 (2)無線 LAN システムの技術 (3)無線 LAN 設定 運営方法 講義 講義 変調方式と多元アクセス方式 について復習しておいて下さ い。 講義 移動体通信の概要について復 習しておいて下さい。 講義 無線 LAN の概要について復 習しておいて下さい。 講義、実習 (4)無線 LAN のセキュリティ対策 講義、実習 7週 (5)業界標準化と国際標準化の動向 講義 8週 9週 6. 小規模通信機器 (1)赤外線通信 (2)近距離無線通信 講義 期末試験 試験 ―77― 訓練課題 予習・復習 無線通信の概要について復習 しておいて下さい。 無線 LAN の設定について復 習しておいて下さい。 無線 LAN のセキュリティ対 策について復習しておいて下さ い。 無線 LAN の業界標準化と国 際標準化の動向について復習し ておいて下さい。 その他の小規模通信について 復習しておいて下さい。 これまでの講義および実習の 内容について復習しておいて下 さい。 標準訓練支援計画書 専攻実技 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 アナログ回路実習 必須 5・6 期 4 4 複合回路実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男、 高山 雅彦 393 [email protected] 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 アナログ回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① OP アンプを用いた反転増幅回路の特性測定ができる。 ② OP アンプを用いた非反転増幅回路の特性測定ができる。 ③ OP アンプを用いた微分回路および積分回路の特性測定ができる。 「アナログ回路技術」で学んだ各種電子 ④ ハイパスフィルタ回路の特性測定ができる。 回路の実験を行い、各種電子回路の動作原 ⑤ ローパスフィルタ回路の特性測定ができる。 理を学び、併せて各種測定機器の取扱い方 ⑥ LC 発振回路の特性測定ができる。 を習得します。 ⑦ CR 発振回路の特性測定ができる。 ⑧ 固体発振回路の特性測定ができる。 ⑨ AM 変調回路と復調回路の特性測定ができる。 ⑩ FM 変調回路と復調回路の特性測定ができる。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「アナログ回路技術」の講義内容および、 「アナログ回路基礎実習」で学んだ実験技術について復習してお いて下さい。 本実習では、各種発振回路や変復調回路、OP アンプによる各種増幅回路・微積分回路・フィルタ回路を対 授業科目についての助言 象に実験を進めます。これらは、実務で活かすためには特に経験を要する分野ですので、毎回の実験後の復 習には力を入れて下さい。また、アナログ回路の実験では、取り組み方によって、理論と実際の結果の乖離 が生じやすくなりますので、実験中は集中して下さい。 教科書および参考書 教科書: 自作テキスト 参考書: アナログ電子回路の基礎(東京電機大学出版局) 電子回路 アナログ回路技術 アナログ回路基礎実習 アナログ回路実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―78― 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 2週 3週 4週 5週 6週 7週 8週 9週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 (2)安全作業について 2. OP アンプ回路 ①反転増幅回路 ②反転増幅応用回路 実習 12 週 13 週 14 週 15 週 16 週 17 週 18 週 実習 反転増幅応用回路について予 習・復習して下さい。 実習 非反転増幅回路について予 習・復習して下さい。 実習 非反転増幅応用回路について 予習・復習して下さい。 実習 微分回路について予習・復習 して下さい。 実習 積分回路について予習・復習 して下さい。 実習 ローパスフィルタについて予 習・復習して下さい。 実習 ハイパスフィルタについて予 習・復習して下さい。 ③非反転増幅回路 ④非反転増幅応用回路 ⑤微分回路 ⑥積分回路 3. フィルタ回路 ①ローパスフィルタ回路 ②ハイパスフィルタ回路 ③ローパス・ハイパスフィルタ応用回路 実習 ローパス・ハイパスフィルタ 応用回路について予習・復習し て下さい。 LC 発振回路について予習・復 習して下さい。 実習 CR 発振回路について予習・復 習して下さい。 実習 固体発振回路について予習・ 復習して下さい。 実習 AM 変調回路について予習・ 復習して下さい。 実習 AM 復調回路について予習・ 復習して下さい。 実習 FM 変調回路について予習・復 習して下さい。 実習 FM 復調回路について予習・復 習して下さい。 実習 今回の実習について整理して 下さい。 実習 10 週 11 週 訓練課題 予習・復習 反転増幅回路について予習・ 復習して下さい。 4. 発振回路 ①LC 発振回路 ②CR 発振回路 ③固体発振回路 5. AM 変復調回路 ①AM 変調回路 ②AM 復調回路 6. FM 変復調回路 ①FM 変調回路 ②FM 復調回路 7. まとめ ―79― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 複合回路実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ディジタル回路実習 必須 4期 2 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 山本 信男、 春口 良博 393 [email protected] 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 ディジタル回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 「ディジタル回路」で学んだ各種ディジ タル回路の実験を行い、各種回路の動作お よび原理を習得します。 授業科目のポイント ① RS および JK フリップフロップ回路の製作と動作実験ができる。 ② その他のフリップフロップ回路の製作と動作実験ができる。 ③ 直-並列変換回路の製作と動作実験ができる。 ④ 並-直列変換回路の製作と動作実験ができる。 ⑤ 非同期カウンタ回路の製作と動作実験ができる。 ⑥ 同期カウンタ回路の製作と動作実験ができる。 ⑦ 波形発生回路の製作・動作実験ができる。 ⑧ 波形整形回路の製作・動作実験ができる。 ⑨ チャタリング防止回路の製作・動作実験ができる。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「ディジタル回路技術」の講義内容および、 「ディジタル回路基礎実習」で学んだ実験技術について復習し ておいて下さい。 本実習は、代表的なディジタル回路を構成して、動作原理を理解することを目的としています。いずれも、 授業科目についての助言 基本回路ですが、実用的ですので、マイコンシステム等の周辺回路として活用できます。あらかじめ回路図 は用意していますが、無造作に配線を行うと、ノイズによる誤動作など思わぬトラブルに遭遇するものです。 配線はできる限り短くし、不用意に信号線を交錯させないことが肝要です。 教科書および参考書 教科書:自作テキスト 参考書:ディジタルIC回路のすべて(東京電機大学出版局) 電子回路 ディジタル回路技術 ファームウェア技術 ディジタル回路基礎実習 ディジタル回路実習 ファームウェア実習 授業科目の発展性 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―80― 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 2週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 (2)安全作業について 2. フリップフロップ (1)各種フリップフロップ回路実習 ① RS フリップフロップ回路 ② JK フリップフロップ回路 運営方法 実習 実習 3週 ③ その他のフリップフロップ回路 実習 4週 5週 6週 7週 8週 9週 訓練課題 予習・復習 RS フリップフロップ回路に ついて予習・復習して下さい。 3. シフトレジスタ (1)シフトレジスタ回路実習 ① 直-並列変換回路 ② 並-直列変換回路 4. カウンタ回路 (1)各種カウンタ回路実習 ① 非同期式カウンタ ② 同期式カウンタ 実習 5. その他の回路 (1)その他回路実習 ① 波形発生回路 ② 波形整形回路 その他のフリップフロップ回 路について予習・復習して下さ い。 シフトレジスタ回路について 予習・復習して下さい。 実習 非同期式カウンタについて予 習・復習して下さい。 実習 同期式カウンタについてつい て予習・復習して下さい。 実習 波形発生回路について予習・ 復習して下さい。 実習 波形整形回路について予習・ 復習して下さい。 実習 チャタリング防止回路につい て予習・復習して下さい。 ③ チャタリング防止回路 ―81― JK フリップフロップ回路に ついて予習・復習して下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 マイクロコンピュータ工学実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 マイクロコンピュータ工学実習 必須 3 期,4 期 4 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博、 山本 信男 394 [email protected] 911, 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 マイクロコンピュータ回路のプログラミングにかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 「マイクロコンピュータ工学」に対応し た実習を行い、具体的なマイクロコンピュ ータのハードウエアを理解し、プログラム 開発ツールを使用したプログラミング技 術について習得します。 授業科目のポイント ① システムクロックとリセット信号について動作確認ができる。 ② メモリマップの実際の様子を確認できる。 ③ マシンサイクルとリード/ライトタイミングについて動作確認できる。 ④ アセンブラ、C コンパイラ、リンカが使用できる。 ⑤ シミュレータ、デバッガが使用できる。 各種演算命令、メモリ転送命令、入出力命令を用いたプログラミングがで ⑥ きる。 ⑦ サブルーチンを用いたプログラミングができる。 ⑧ 割り込み処理のプログラミングができる。 タイマ、A/D コンバータ、D/A コンバータを用いたプログラミングがで ⑨ きる。 ⑩ マイコンボードを用いた応用プログラミングができる。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「マイクロコンピュータ工学」の講義内容をよく復習しておいて下さい。 本実習では、マイクロコンピュータの主要な内部動作の確認から、開発環境の習得、プログラミングまで 授業科目についての助言 体系的に取り組みます。内容の密度はひじょうに濃く、実に多彩です。プログラミング技術としては、重要 な要素をすべて含んでいますので、いずれもおろそかにはできません。毎回の実習を充実したものにするた めにも、テキストを繰り返し読むよう心がけて下さい。 教科書および参考書 教科書:C 言語による H8 マイコンプログラミング入門(技術評論社)、自作プリント 参考書:C 言語で H8 マイコンを使いこなす(オーム社) 授業科目の発展性 マイクロコンピュータ工学 インターフェース技術 マイクロコンピュータ工学実習 インターフェース製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―82― 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 2週 3週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 (2)安全作業について 2. ハードウエア動作確認 (1)マイコンボードの理解と動作確認 ① システムクロックとリセット ② メモリマップ 運営方法 実習 実習 ③ マシンサイクル、リード/ライトタイミング 実習 4週 5週 3. プログラム開発 (1)プログラム開発環境 ① アセンブラ、C コンパイラ、リンカ使用方法 実習 ② シミュレータ、デバッガ使用方法 実習 6週 (2)プログラミング ① 各種演算命令 7週 ② メモリ転送命令、入出力命令 8週 ③ サブルーチン 9週 ④ 割り込みプログラム 10 週 ⑤ タイマ機能の使用 11 週 ⑥ A/D・D/A コンバータの使用 12 週 実習 実習 実習 実習 実習 実習 4. 応用プログラム (1)マイコンボードを使用した機器制御プログラム ① 制御対象の把握と制御方法 13 週 ② プログラム仕様 14 週 ③ メインルーチンのプログラミング 実習 実習 実習 15 週 ④ サブルーチン、割り込み処理ルーチンのプログラミング 実習 16 週 ⑤ サブルーチン、割り込み処理ルーチンのデバッグ 実習 17 週 ⑥ 全プログラムの統合デバッグ 実習 18 週 訓練課題 予習・復習 システムクロックとリセットについ て予習して下さい。 ⑦ 実動作確認 実習 ―83― システムクロックとリセットについ て整理するとともに、メモリマップに ついて予習して下さい。 メモリマップについて整理すると ともに、マシンサイクル、リード/ラ イトタイミングについて予習して下 さい。 マシンサイクル、リード/ライトタ イミングについて整理するととも に、アセンブラ、C コンパイラ、リン カ使用方法について予習して下さ い。 アセンブラ、C コンパイラ、リンカ 使用方法について整理するととも に、シミュレータ、デバッガ使用方 法について予習して下さい。 シミュレータ、デバッガ使用方法 について整理するとともに、各種演 算命令について予習して下さい。 各種演算命令について整理す るとともに、メモリ転送命令、入出 力命令について予習して下さい。 メモリ転送命令、入出力命令に ついて整理するとともに、サブルー チンについて予習して下さい。 サブルーチンについて整理する とともに、割り込みプログラムにつ いて予習して下さい。 割り込みプログラムについて整 理するとともに、タイマ機能につい て予習して下さい。 タイマ機能について整理すると ともに、A/D・D/A コンバータに ついて予習して下さい。 A/D・D/A コンバータについ て整理するとともに、制御対象の 把握と制御方法について予習して 下さい。 制御対象の把握と制御方法に ついて整理するとともに、プログラ ム仕様について予習して下さい。 プログラム仕様について整理す るとともに、メインルーチンのプログ ラミング実習について予習して下さ い。 メインルーチンのプログラミング 実習について整理するとともに、サ ブルーチン、割り込み処理ルーチ ンのプログラミングについて予習し て下さい。 サブルーチン、割り込み処理ル ーチンのプログラミングについて整 理するとともに、サブルーチン、割 り込み処理ルーチンのデバッグに ついて予習して下さい。 サブルーチン、割り込み処理ル ーチンのデバッグについて整理す るとともに、全プログラムの統合デ バッグについて予習して下さい。 全プログラムの統合デバッグに ついて整理するとともに、実動作 確認について予習して下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 電子回路設計製作実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 電子回路設計製作実習 必須 5・6 期 4 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博、 高山 雅彦 394 [email protected] CAD 室, 911 授業科目に対応する業界・仕事・技術 CAD を用いた電子機器の設計、電子回路の設計、プリント配線板の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な知識、技能です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 電子機器の設計及び製作に必要とされ る各種図面の作図法について習得する。 さらに、CAD を用いた電子回路製作手順 を理解し、回路作成、パターン設計等一 連の作業法を習得します。 授業科目のポイント ① 基礎的な電子製図ができる。 ② 電子部品の記号について知っている。 ③ CAD システムを知り、CAD の基本操作ができる。 ④ CAD を用いて電子回路図を描くことができる。 ⑤ 部品ライブラリの作成ができる。 ⑥ シミュレーション機能を使用できる。 ⑦ パターン設計、アートワークを行うことができる。 ⑧ プリント基板の製作ができる。 ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 基本的な電子回路について回路図とその機能について整理しておいて下さい。 本実習では製図の基礎およびパソコンを用いた回路設計、シミュレーション手法、アートワーク設計手法について 授業科目についての助言 学習します。実体のある電子回路を設計・製作することも重要ですが、パソコンを効果的に用いることで製作する電子 部品のパラメータを求め、効果的な回路の設計・製作をおこなうことができます。電子CADシステムでできること、でき ないことをよく理解することが重要です。 教科書および参考書 教科書: 自作プリント 参考書: 電子回路 授業科目の発展性 電子回路設計製作実習 組込み機器製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 評価割合 20 70 授業内容の理解度 10 30 技能・技術の習得度 10 20 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―84― 成果発表 その他 10 合計 100 回数 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 1週 訓練課題 予習・復習 電子回路のアートワークに関する 基本的な用語について復習してくだ (2)安全作業について 実習 さい。 2. 電子回路 CAD について 基板と回路図についての基本用語 3. CAD システム CAD システムのマニュアルに記 (1)システムの概要 2週 載されているシステム機能の概要 (2)基本操作実習 実習 について予習して下さい。 ① プロジェクトの作成 ② 回路図の書式設定 CAD システムの復習と、ネットリ ③ 回路図入力 ④ 部品表作成 3週 ストについて予習して下さい。 4. 回路図入力 実習 (1)回路図とネットリスト (2)パーツライブラリの作成 基本的な電子回路の動作につ (3)電子回路シミュレーション いて復習して下さい。 4週 実習 CAD システムの操作について (4)回路図入力実習 ① 回路図入力 5週 復習して下さい。 ② ネットリスト出力 実習 5. アートワーク プリント基板の構成について予 (1)部品配置 6週 習して下さい。 (2)配線、アートワーク 実習 (3)基板作成実習 エッチングの手順について予習 ① マスクパターンの製作と基板作成 7週 して下さい。 ② 基板加工機の取り扱い方 実習 ② 基板の組み立てと動作確認 6.課題と演習 CAD システムを用いた設計~ 製作までを行います。これまでの 8週 実習 設計方法と操作手順を復習してく ださい。 7.評価とまとめ 課題の評価とまとめを行いま す。期限までに課題をこなせるよう 9週 実習 ―85― にしましょう。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 インターフェース製作実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 インターフェース製作実習 必須 6 期,7 期 4 4 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 豊田 順治 394 [email protected] 921, 922 授業科目に対応する業界・仕事・技術 インターフェース回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 授業科目のポイント ① スイッチ入力回路とチャタリング除去回路の製作ができる。 ② センサ回路と電圧レベル変換回路の製作ができる。 ③ 電力増幅回路とリレー制御回路の製作ができる。 「インターフェース技術」に対応した各 ④ モータ制御回路の製作ができる。 種回路の実習を行い、回路の活用方法とイ ⑤ キーマトリックス入力回路と各種表示回路の製作ができる。 ンターフェース回路設計技術を習得しま ⑥ A/D 変換回路と周辺回路の製作ができる。 す。 ⑦ センサ信号処理回路の設計・製作ができる。 ⑧ センサ信号入力回路の設計・製作ができる。 ⑨ アクチュエータ駆動回路の設計・製作ができる。 ⑩ 周辺機器についてプログラミングができる。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「インターフェース技術」の講義内容をよく復習しておいて下さい。 本実習では、マイコンシステムで頻繁に使われる周辺回路を取り上げ、設計・製作できるようにします。 たとえ、コントローラとしてのマイコンを熟知していたとしても、周辺のハードウエアが正確に動作しなけ 授業科目についての助言 れば、システムとしての完成度を上げることなどできません。マイコンシステムは多くの場合、周辺回路の 不備によって、その価値を低下させるのです。ともすれば、周辺回路は予備知識として見られる傾向があり ますが、むしろ、設計者の実力が試されるのがこの分野です。ていねいに取り組まれることを期待します。 教科書および参考書 教科書: 自作プリント 参考書: インターフェース技術 授業科目の発展性 インターフェース製作実習 組込み機器製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―86― 成果発表 その他 合計 100 回数 1週 2週 訓練の内容 1. ガイダンス (1)シラバスの提示と説明 (2)安全作業について 2. 入出力回路 (1)ディジタル入力回路実習 ① スイッチ入力回路とチャタリング除去回路 ② センサ回路と電圧レベル変換回路 運営方法 実習 実習 3週 (2)ディジタル出力回路実習 ① 電圧レベル変換回路、電力増幅回路、リレー制御回路 実習 4週 ② モータ制御回路 実習 5週 6週 (3)ユーザインターフェース実習 ① キーマトリックス入力回路 実習 ② 各種表示回路 実習 7週 8週 3.A/D 変換回路 (1)A/D 変換回路実習 ① A/D 変換用 IC ② A/D 変換のタイムチャート 実習 実習 9週 ③ A/D 変換回路 実習 10 週 ④ A/D 変換周辺回路 実習 11 週 12 週 4.インターフェース設計製作実習 (1)インターフェース設計製作 ① センサ信号処理回路の設計 ② センサ信号処理回路の製作 実習 実習 13 週 ③ センサ信号入力回路の設計 実習 14 週 ④ センサ信号入力回路の製作 実習 15 週 ⑤ アクチュエータ駆動の設計 実習 16 週 ⑥ アクチュエータ駆動の製作 実習 17 週 ⑦ 周辺機器制御プログラムの設計 実習 18 週 ⑧ 周辺機器制御プログラムの制作 実習 ―87― 訓練課題 予習・復習 スイッチ入力回路とチャタリン グ除去回路について予習して下さ い。 スイッチ入力回路とチャタリン グ除去回路について整理するとと もに、センサ回路と電圧レベル変換 回路について予習して下さい。 センサ回路と電圧レベル変換回 路について整理するとともに、電圧 レベル変換回路、電力増幅回路、リ レー制御回路について予習して下 さい。 電圧レベル変換回路、電力増幅回 路、リレー制御回路について整理す るとともに、モータ制御回路につい て予習して下さい。 モータ制御回路について整理す るとともに、キーマトリックス入力 回路について予習して下さい。 キーマトリックス入力回路につ いて整理するとともに、各種表示回 路について予習して下さい。 各種表示回路について整理する とともに、A/D 変換用 IC について 予習して下さい。 A/D 変換用 IC について整理する とともに、A/D 変換のタイムチャー トについて予習して下さい。 A/D 変換のタイムチャートにつ いて整理するとともに、A/D 変換回 路について予習して下さい。 A/D 変換回路について整理する とともに、A/D 変換周辺回路につい て予習して下さい。 A/D 変換周辺回路について整理 するとともに、センサ信号処理回路 の設計について予習して下さい。 センサ信号処理回路の設計につ いて整理するとともに、センサ信号 処理回路の製作について予習して 下さい。 センサ信号処理回路の製作につ いて整理するとともに、センサ信号 入力回路の設計について予習して 下さい。 センサ信号入力回路の設計につ いて整理するとともに、センサ信号 入力回路の製作について予習して 下さい。 センサ信号入力回路の製作につ いて整理するとともに、アクチュエ ータ駆動の設計について予習して 下さい。 アクチュエータ駆動の設計につ いて整理するとともに、アクチュエ ータ駆動の製作について予習して 下さい。 アクチュエータ駆動の製作につ いて整理するとともに、周辺機器制 御プログラムの設計について予習 して下さい。 周辺機器制御プログラムの設計 について整理するとともに、周辺機 器制御プログラムの制作について 予習して下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 ファームウエア製作実習 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込みソフトウェア応用実習 必須 7期 4 8 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝、 豊田 順治 393, 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 組込み機器開発業界において本質的な技術として使われます。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 リアルタイム OS 活用や、ネットワーク に対応できる組込みソフトウェア技術を 習得します。 授業科目のポイント ① ターゲットボードの概要、ハードウエアの仕様と動作について知っている。 ② プログラミングデバッグ環境について知っている。 ③ カーネルコンフィグレーション方法について知っている。 ④ セマフォ、タスク処理等排他制御や同期処理について知っている。 ⑤ 割り込みハンドラ、割込みサービスルーチン、OS 管理外割り込みについて 知っている。 ⑥ マルチタスクプログラミングについて知っている。 ⑦ プロトコルスタック、各種プロトコルの仕様について知っている。 ⑧ UDP/TCP ネットワークプログラミングについて知っている。 ⑨ メールサーバ構築、WWW サーバ構築について知っている。 ⑩ Web アプリケーション制作方法について知っている。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 C言語によるプログラミングがある程度できることが必要とされます。 授業科目についての助言 C 言語による開発から、ネットワークプログラミングについて説明します。 クロス開発環境を用いて、組込みプログラムを開発する手法について説明します。RTOS 環境を利用した 普段から組込み機器がどのように動いているだろうか、と疑問に思って接していただきたいと思います。 教科書および参考書 教科書:自作テキスト 参考書:「プログラミング言語 C 第2版」、カーニハン/リッチー著、共立出版 組込みシステム工学 授業科目の発展性 組込みソフトウェア応用技術 ネットワーク技術 組込みソフトウェア応用実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 90 評価割合 授業内容の理解度 10 技能・技術の習得度 70 コミュニケーション能力 5 プレゼンテーション能力 5 制作物 成果発表 その他 合計 10 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 5 協調性 5 ―88― 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 開発環境の構築ができるよう (1)シラバスの提示と説明 復習して下さい。 (2)安全作業について 2. ハードウエアと開発環境 講義、実習 (1)ハードウエアと開発環境 ① ターゲットボードの概要 ② ハードウエアの仕様と動作 ③ 開発環境の構築 2週 ④ プログラミングデバッグ環境の習得 実習 3週 4週 3. RTOS を用いたリアルタイム処理実習 デバッグ環境について復習し て下さい。 RTOS の環境について復習し (1)RTOS を用いたリアルタイム処理 講義、実習 て下さい。 ① カーネルコンフィグレーション 5週 6週 7週 8週 ② デバイスドライバ開発 講義、実習 ③ カーネルモジュール開発 講義、実習 ⑤ マルチタスクプログラミング 実習 ⑥ 実習課題 実習 9週 10 週 4. マイコンネットワークプログラミング実習 排他制御や同期処理について 復習して下さい。 RTOS 上の割り込みについて 復習して下さい。 マルチタスクプログラミング 全般について復習して下さい。 遅れずに課題をこなして下さ い。 TCP/IP ネットワークの概要 (1)マイコンネットワークプログラミング 講義、実習 ① プロトコルスタックについて 説明ができるよう復習して下さ い。 ② 各種プロトコルの仕様 11 週 12 週 13 週 14 週 15 週 16 週 17 週 18 週 ③ UDP/TCP ネットワークプログラミング 講義、実習 ③ UDP/TCP ネットワークプログラミング 実習 ④ メールサーバ構築 講義、実習 ④ メールサーバ構築 実習 ⑤ WWW サーバ構築 講義、実習 ⑥ CGI アプリケーション制作 講義、実習 ⑥ CGI アプリケーション制作 実習 ⑦ 演習課題と評価 実習 筆記試験 5. 試験 ―89― ネットワークプログラミング について復習して下さい。 実際にプログラミングができ るよう復習して下さい。 メール配信の概念について復 習して下さい。 メールサーバ構築ができるよ う復習して下さい。 WWW サーバ構築ができるよ う復習して下さい。 Web アプリケーションの概念 について復習して下さい。 Web アプリケーション制作が できるよう復習して下さい。 これまで学んだ内容について 復習して下さい。 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ファームウエア実習 必須 6期 2 4 ファームウエア製作実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 春口 良博、 豊田 順治 394 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 HDL を用いたディジタル回路の設計・製作にかかわる部門に従事するために必要な基礎知識です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 CPLD 等を用いたディジタル回路の開 発環境を学習し、集積されたディジタル回 路設計技法について習得します。 授業科目のポイント ① 集積回路開発環境を用いて回路図作成ができる。 ② 集積回路開発環境を用いて基本論理回路が設計できる。 ③ VerilogHDL 構文の記述ができる。 ④ VerilogHDL を用いた階層設計ができる。 ⑤ VerilogHDL を用いた同期回路の設計ができる。 ⑥ VerilogHDL を用いたカウンタ回路の設計・製作ができる。 ⑦ VerilogHDL を用いたシフトレジスタの設計・製作ができる。 ⑧ VerilogHDL を用いた 7 セグメント・レコーダの設計・製作ができる。 ⑨ VerilogHDL を用いたディジタル時計の設計・製作ができる。 ⑩ VerilogHDL を用いた応用回路の設計・製作ができる。 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「ファームウエア技術」の講義内容をよく復習しておいて下さい。 CPLD は、ディジタル回路の部品点数を大幅に低減させることのできる、ひじょうに有用なデバイスです。 この授業では、CPLD に適した記述言語(VerilogHDL)を用いて、ディジタル回路を構築していきますので、 授業科目についての助言 プログラミング中心の実習になりがちです。そのため、ともすれば基本的な電子回路としての実装技術や計 測技術を忘れ、重要な現象を見落とす危険性も含んでいます。あくまでもハードウエアを設計しているのだ という心構えが大切です。 教科書および参考書 教科書: 参考書: 授業科目の発展性 ディジタル回路技術 ファームウェア技術 ディジタル回路実習 ファームウェア実習 組込み機器製作実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 60 評価割合 授業内容の理解度 30 技能・技術の習得度 20 コミュニケーション能力 10 制作物 40 プレゼンテーション能力 論理的な思考力、推論能力 20 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―90― 成果発表 その他 合計 100 回数 訓練の内容 1週 1. ガイダンス 運営方法 訓練課題 予習・復習 実習 回路図によるディジタル回路設 (1)シラバスの提示と説明 計について予習して下さい。 (2)安全作業について 2. 開発環境と設計 (1)開発環境 ①回路図による設計 2週 実習 ②基本論理回路の設計 回路図による設計について整 理するとともに、基本論理回路 の設計について予習して下さ い。 3週 3. HDL による回路設計 実習 (1)HDL による回路設計 ①VerilogHDL 構文の基本と記述方法 ③ 基本論理回路の設計について 整理するとともに、VerilogHDL 構文の基本と記述方法および階 層設計、同期回路設計 層設計、同期回路設計について 予習して下さい。 4週 実習 ③カウンタ回路の設計 ④ フトレジスタの設計 VerilogHDL 構文の基本と記 述方法および階層設計、同期回 路設計について整理するととも に、カウンタ回路の設計および シフトレジスタの設計について 予習して下さい。 5週 実習 (5)7 セグメント・デコーダの設計 (6)ディジタル時計の設計 カウンタ回路の設計およびシ フトレジスタの設計について整 (7)その他回路の設計 理するとともに、7 セグメント・ デコーダの設計、ディジタル時 計の設計、その他回路の設計に ついて予習して下さい。 6週 4. 順序論理回路の実装 実習 (1)カウンタ回路の製作 7 セグメント・デコーダの設 計、ディジタル時計の設計、そ の他回路の設計について整理す るとともに、カウンタ回路の製 作について予習して下さい。 7週 実習 (2)シフトレジスタの製作 カウンタ回路の製作について 整理するとともに、シフトレジ スタの製作について予習して下 さい。 8週 実習 (3)7セグメント・デコーダの製作 シフトレジスタの製作につい て整理するとともに7セグメン ト・デコーダの製作について予 習して下さい。 9週 実習 (4)ディジタル時計の製作 7セグメント・デコーダの製 作について整理するとともに、 ディジタル時計の製作について 予習して下さい。 ―91― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 ネットワーク構築実習 選択 6 期,7 期 4 4 情報端末・移動体通信技術実習 担当教員 内線電話番号 電子メールアドレス 教室・実習場 佐竹 一孝、 中村 兼 393 [email protected] 921 授業科目に対応する業界・仕事・技術 ユビキタスネット社会では、ネットワークに関する技術が必須です。企業内だけでなく、家庭内でも、各種情報端末においても、ネットワークに接続する 機器が増加しています。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 通信プロトコルである TCP/IP についての 知識、技術を習得します。ネットワーク構築の 実践的な実習を通して、インターネットに関 する接続技術、LAN 内ネットワーク技術、 LAN 間ネットワーク技術を習得します。 授業科目のポイント ① TCP/IP について知っている。 ② 端末をネットワークに接続、設定できる。 ③ IP コマンドが利用できる。 ④ ネットワークトラブルの対応を考えることができる。 ⑤ ルーティング技術について知っている。 ⑥ ネットワーク機器(L3 スイッチ)を設定できる。 ⑦ LAN 間接続について知っている。 ⑧ ブロードバンドルータを設定できる。 ⑨ 各種トラブルの原因解明とその対応ができる。 ⑩ 授業科目受講に向けた助言 パソコン用基本 OS(Windows)の操作ができることを前提とします。 予備知識・技能技術 情報通信工学、情報通信工学実習、ネットワーク技術の内容を理解していることが前提となります。 ネットワークは、パソコンだけなく、各種情報端末においても必要技術であり、ネットワーク接続するこ 授業科目についての助言 とが当たり前の時代になっています。その接続方法、通信技術を習得しましょう。覚えることはたくさんあ りますが、インターネット通信のしくみを理解できます。 教科書および参考書(例) 教科書:自作テキスト 参考書:情報技術シリーズ ネットワーク技術(日本理工出版会) 情報通信工学゙ 授業科目の発展性 情報通信工学実習 ネットワーク構築実習 ネットワーク技術 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 評価割合 60 20 授業内容の理解度 30 10 技能・技術の習得度 30 成果発表 その他 20 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 取り組む姿勢・意欲 10 協調性 10 ―92― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 訓練課題 予習・復習 講義 ートウェイについて復習して下さ 1. ガイダンス IP アドレス、サブねとマスク、ゲ (1)シラバスの提示と説明 (2)安全作業について い。 2. TCP/IP の復習 2週 3.IP コマンド (1)ping、tracert 実習 (2)ルーティングテーブル 3週 4.スイッチング HUB の動作 (1)基本動作 実習 (2)L2 VLAN 4週 5.L3 スイッチの設定 HUB の動作、VLAN の設定方 法について復習して下さい。 VLAN の設定方法、ルーティン (1)VLAN の構成 実習 (2)ルーティングテーブル 5週 IP コマンド、ルーティングテーブ ルについて復習して下さい。 グテーブルの見方について復習し て下さい。 (3)スタティックルーティング スタティックルーティングテーブ (4)課題ネットワーク 実習 ルの設定方法について復習して 下さい。 6週 (5)ダイナミックルーティング ダイナミックルーティングテーブ (6)課題ネットワーク 実習 ルの設定方法について復習して 下さい。 7週 6.L3 スイッチ総合課題(ネットワーク構築) IP ネットワーク、及びルーティン (1)ネットワーク構築実習 8週 グの設定について復習して下さ (2)動作確認と評価 実習 い。実習時に生じたトラブル、及び その解決方法についてまとめ、復 習して下さい。 9週 7.LAN 間接続 (1)ブロードバンドネットワーク 10 週 実習 8.ブロードバンドルータについて (1)ブロードバンドネットワークへの接続 実習 (2)ブロードバンドルータの設定方法 11 週 ブロードバンドネットワークにつ いて復習して下さい。 設定方法について復習して下さ い。 9.アドレス変換 (1)IP マスカレード 実習 (2)静的アドレス変換 設定方法について復習して下さ い。 (3)ポートフォーワーディング 12 週 10.インターネットサイト構築 実習 (1)Linux 設定 13 週 (2)DNS サーバ構築 実習 (3)メールサーバ構築 14 週 (4)HTTP サーバ構築 実習 (5)CGI サイト構築 15 週 16 週 11. 総合復習 実習 12.総合課題ネットワーク アドレス変換について復習して 下さい。 NAT、ポートフォーワーディング について復習して下さい。 VPN について復習して下さい。 FW のしくみ、設定方法につい て復習して下さい。 実習時に生じたトラブル、及び 17 週 L3 スイッチ、ブロードバンドルータ。Linux を利用した総合的ネットワークとイン 18 週 ターネットサイトの構築実習 実習 解決策についてまとめ、復習して 下さい。 ―93― 科名:電子情報技術科 訓練科目の区分 教育訓練課程 授業科目名 必須・選択 開講時期 単位 時間/週 組込み機器製作実習 必須 6・7・8 期 6 4 専門課程 教科の区分 専攻実技 教科の科目 組込み機器製作実習 担当教員 内線電話番号 電子情報技術科全員 393,394 電子メールアドレス 教室・実習場 授業科目に対応する業界・仕事・技術 電子情報機器の設計・製造にかかわる部門に従事するために必要な知識、技能です。 授業科目の訓練目標 No 授業科目の目標 ① 授業科目のポイント 仕様と回路構成、ソフトウェア仕様について知っている。 ② 製作手順の作成と役割分担ができる。 ③ 開発ツールの操作ができる。 IC タグや GPS、移動体通信などの通 ④ IC タグの取扱ができる。 信技術を活用した装置の設計・製作を通 ⑤ CAD システムによる基板設計ができる。 して、組込みマイコン制御のシステム構 ⑥ プリント基板の評価ができる。 築技術及び設計技術を習得します。 ⑦ 動作試験について評価方法を知っている。 ⑧ ⑨ ⑩ 授業科目受講に向けた助言 予備知識・技能技術 「インターフェース技術」、「組込みソフトウェア応用技術」の講義内容をよく理解しておいて下さい。 本実習は電子情報技術科の各学科、実技の集大成となる科目です。電子機器を仕様に基づいて設計、製作し、さ 授業科目についての助言 まざまな評価項目に対して製作した機器の性能を試験します。性能試験は企業における製品製造において必要不 可欠の項目です。ただ単に回路を製作する、単にプログラムを作成するという作業だけではなく、製品を意識した「も のづくり」ということはどのような事が必要なのか、本実習を通して学んで下さい。 教科書および参考書 教科書: 参考書: インターフェース製作実習 授業科目の発展性 組込みソフトウェア応用実習 組込み機器製作実習 ファームウェア実習 評価の割合(例) 評価方法 指標・評価割合 試験 小テスト レポート 制作物 評価割合 30 50 授業内容の理解度 10 20 技能・技術の習得度 10 30 成果発表 10 その他 10 コミュニケーション能力 10 プレゼンテーション能力 10 論理的な思考力、推論能力 10 取り組む姿勢・意欲 協調性 ―94― 合計 100 回数 1週 訓練の内容 運営方法 1. ガイダンス 訓練課題 予習・復習 製作計画の内容を十分理解し、 (1)シラバスの提示と説明 スケジュールを意識して取り組ん (2)安全作業について 実習 2. 基本設計 で下さい。 (1)基本設計 ① 製作計画 2週 ② ハードウエアとソフトウェアの設計 製作する機器の仕様やブロック 実習 3週 毎の動作内容を理解して下さい。 4週 5週 ② ハードウエアとソフトウェアの設計 動作を確認するためにどのよう 3. 回路試作と実験 実習 (1)回路試作と実験 ① 試作と実験 6週 な回路を試作すればよいか、また どう実験すればよいか理解して下 さい。 ① 試作と実験 動作を確認するためにどのよう 実習 7週 な回路を試作すればよいか、また どう実験すればよいか理解して下 さい。 8週 4. ソフトウェア設計製作テスト 制御プログラムのモジュール化 実習 (1)ソフトウェア設計製作テスト について予習しておいて下さい。 ① 制御プログラムモジュールの製作 9週 ① 制御プログラムモジュールの製作 実習 10 週 11 週 ② 各プログラムのテスト 実習 12 週 13 週 5. 回路設計製作 制御プログラムのモジュール化 について予習しておいて下さい。 動作テストのポイントを理解して 下さい。 CAD システムの操作方法を復 実習 (1)回路設計製作 習しておいて下さい。 ① プリント基板の設計製作 14 週 15 週 ① プリント基板の設計製作 実習 ① プリント基板の設計製作 プリント基板の設計手順を復習 しておいて下さい。 組立および動作実験の手順、内 6. 総合組立と試験調整 実習 (1)総合組立と試験調整 容を予習しておいて下さい。 ① 組立と試験調整 16 週 ① 組立と試験調整 性能試験の内容を予習してお 7. 性能試験 実習 (1)性能試験 いて下さい。 ① 性能試験と調査表の作成 17 週 18 週 ① 性能試験と調査表の作成 実習 8. 評価と報告 性能試験結果を分析しておいて 下さい。 報告内容のポイントと、分析結 実習 (1)評価と対策・報告 ① 製品と試験表に基づく評価と対策及び報告 果から評価と対策ををどう捉えるか 理解して下さい。 ―95―