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置賜のワインは県内では一 番

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置賜のワインは県内では一 番
山梨県、長野県につぐワイン生産県としての山形。中でも、置賜のワインは県内では一
番古い歴史があり、置賜には県内ワイナリーの五割以上が集まっています。
置 賜 の ワ イ ン に つ い て 、酒 井 ワ イ ナ リ ー の 酒 井 綾 子 取 締 役 と 、浜 田 株 式 会 社 の 濱 田 淳 社
長からお話をお伺いすることができました。
1
ぶどうの種類と置賜の地
ぶどうを大きく分けると、 ヨーロッパ系とアメリカ系の二種です。
●ヨ ー ロ ッ パ 系 = ヴ ィ テ ィ ス ・ ヴ ィ ニ フ ェ ラ 系 品 種 →ワ イ ン 専 用 の ぶ ど う
●ア メ リ カ 系 = ヴ ィ テ ィ ス ・ ラ ブ ル ス カ 系 品 種 →主 に 生 食 用 、 ジ ュ ー ス 用
1300 年 の 歴 史 を 持 ち 世 界 に 誇 れ る 日 本 古 来 品 種 の 甲 州 種 は ヴ ィ テ ィ ス・ヴ ィ ニ フ ェ ラ 系
に属します。
ヴ ィ ニ フ ェ ラ 系 品 種 で 造 る ワ イ ン は 、熟 成 に よ り 品 質 が 向 上 し 、ま ろ や か な ワ イ ン に な
ります。しかし、生育が弱く、フィロキセラというアメリカ系から入ってきた害虫による
大 規 模 な 被 害 に よ り 1880 年 前 後 ヨ ー ロ ッ パ 系 の ぶ ど う は 全 滅 し 、 現 在 の ヨ ー ロ ッ パ 系 は 、
アメリカ系に接ぎ木をして育成しているようです。
生 育 が 強 い ア メ リ カ 系 の ラ ブ ル ス カ 系 品 種 は 、生 食 用 が 多 く 、こ れ を 原 料 と し て 造 る ワ
インは熟成をあまり必要としない早飲み用のフルーティーワインです。
置賜の单陽市赤湯は、ぶどうの生育にむ
いた地形と気候により、古くからぶどうを
栽培し生産量も山形県内ではトップクラス
です。山の斜面を利用したハウスのぶどう
畑は、独特の光景で、盆地特有の寒暖の差
が糖度を増し、水はけの良い土壌や長時間
日照など、良質のぶどう栽培に適した場所
十分一山
山の斜面を利用したぶどう畑
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です。置賜のワイナリー6軒の内4軒が赤湯地区にあるのも良い原料が身近で栽培するこ
とができたからなのでしょう。小さなワイナリーの独自の努力に
より、大量生産では造れない個性豊かで繊細なワインの味が置賜
にはあるのです。
2
ワイン造りの工程
ワ イ ン の 製 造 工 程 は 、醸 造 所 や 造 り 手 に よ っ て 微 妙 に 造 り 方 が
異なるようですが、基本的な製造工程は同じです。赤ワインと白
ワインでは製造工程が違っています。次に、大浦ぶどう酒さんで
のワイン製造工程をご紹介します。
●白ワイン
1 搾汁
厳選されたぶどうを搾汁する。
2 発酵
15℃ 前 後 の 低 温 で 10 日 か ら 20
日掛けて発酵させる。発酵後、不純物を
沈 殿 さ せ る「 澱 下 げ( お り さ げ )」を し 、
発酵中の白ワイン
除 去 す る「 澱 引 き( お り び き )」を 行 う 。
3 貯蔵
澱引きが終わったワインは貯
蔵してから、濾過を行い瓶詰めする。
●赤ワイン
1 破砕
ぶ ど う を 破 砕 し て 果 梗( ぶ ど う
の 茎 )を 抜 き 取 り 、発 酵 タ ン ク に 入 れ る 。
赤ワインは果汁を搾らず、
ぶどうの梗だけ取り除き、
そのまま発酵させる。
2 発酵
25℃ 前 後 の 温 度 に て 15 日 位 で
完了。発酵後圧搾を行い、澱下げを行い
澱引きする。
3 貯蔵
発酵が完全に終了したワイン
は、種類により1~3年タンクまたは樽
樽熟成中のワイン
で貯蔵する。貯蔵後に濾過を行い瓶詰め
する。
瓶詰めされたワインが、密栓され空気との接触をほぼ完全
に断った状態で熟成が進むことは、他の酒類ではほとんど
みられないワインの大きな特徴だそうです。
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3
置賜ワインの歴史
●置賜のぶどう
ワインは原料がいのちですので、良質なぶどうがなければ製造できません。では、ぶど
うがこの置賜の地に伝わったのはいつなのでしょう。説はいろいろとあり、 記録などは残
っておらず、説の証明などはできないようですが、お二人からお聞きした歴史ロマンを感
じる2つの説をご紹介したいと思います。
「 モ ン サ ン ワ イ ン 」の ブ ラ ン ド で ワ イ ン 造 り を し て お ら れ る 浜 田 株 式 会 社 の 濱 田 社 長 の
説は、米沢の初代藩主「上杉景勝」にさかのぼります。武田信玄の6女「菊姫」は上杉景
勝の正室となります。嫁いだ後は上杉家中から甲州夫人、甲斐御寮人と呼ばれたらしく、
質素倹約を奨励した賢夫人として敬愛されたそうです。この菊姫 に関わる武田の家臣が甲
州ぶどうを置賜の地へ持ち込んだという説です。
創 業 明 治 25 年 (1892 年 )の 酒 井 ワ イ ナ リ ー は 、 山 形 県 で は
一番古く、置賜のワインの長い歴史を刻んできています。酒
井綾子取締役の説では、江戸時代の初期頃から单 陽 市 川 樋
( か わ ど い ) 地 区 は 金 鉱山で栄え、その頃に山梨から金堀
に来た人が、甲州ぶどうの苗を赤湯の山に植え実がなり、山
形県のぶどう発祥の地となったと言われている説です。
手 が か り の ひ と つ 、樹 齢 300 年 の ぶ ど う の 木 が 单 陽 市 の 金
山 に 存 在 し た そ う で す が 、残 念 な こ と に も う 30 年 も 前 に 枯 れ
てしまったようです。
ど の よ う な 説 に し て も 、こ の 地 に ぶ ど う を 伝 え て く れ た 方 の お か げ で 、置 賜 が ぶ ど う の
産地となり、ワイン造りの産業を生み出し、新しい食文化をもたらしてくれたのです。
●置賜ワイン造りの灯
置 賜 ワ イ ン 造 り の 最 初 の 灯 は 、酒 井 ワ イ ナ リ ー の 創 業 者 酒 井 弥 惣( や す お )氏 が も た ら
します。この灯がなければ今この地にぶどう畑やワイン産業はなかったと言っても過言で
は あ り ま せ ん 。弥 惣 氏 が 子 ど も の 頃 、明 治 5 年 か ら 明 治 8 年 (1875 年 )2 月 ま で チ ャ ー ル ズ ・
ヘンリー・ダラス氏が米沢を訪れています。米から酒を造ることが通常だった日本に、ぶ
どうから酒を造る情報をダラス氏がもたらします。そのことを親から聞き、子ども心にぶ
どうから酒を造ること志したのです。日本には全く初めての食文化ですので、つくり方の
マニュアルがあるはずもなく、独学でワイン造りを進めます。原料となるぶどう作りから
取 り 組 み 、試 行 錯 誤 し な が ら 、明 治 25 年 ワ イ ナ リ ー を 創 業 し た そ う で す 。酒 井 ワ イ ナ リ ー
には当時のラベルが残っており、ラベルを作れるという事はある程度量産をしていたこと
を物語っています。初めての食文化を日本人が受け入れた証拠です。 後に赤湯町長となっ
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た酒井弥惣氏は、町有地の白竜湖に向かった单斜面の十分一山(町有地)を全山開放して
一般に貸し付け、ぶどう園としての開墾を進めます。須藤ぶどう酒工場の初代須藤鷹次氏
等はじめ地域の人々がこぞって協力し全山ぶどうの山になってい
ったそうです。
●置賜ワインの礎
第二次世界大戦の頃、ワインから取れる酒石酸には圧電現象が
あり、これが潜水艦や魚雷の発する音波をキャッチする水中聴音
機 の 素 材 と し て 、昭 和 17 年 (1942 年 )以 降 、急 速 に 需 要 が 高 ま っ た
こ と に よ り 、赤 湯 に は 、ワ イ ナ リ ー が ど ん ど ん 増 え 、60 軒 以 上 が
酒石酸を軍に供出するため大量のワインを造っていたそうです。この当時は、機械など無
く手作業でのワイン造りです。また戦争中で、働きざかりの男手がいない中で、お年寄り
と女性だけで大変苦労した作業であったようです。酒石酸を取ったあとに残ったワインを
すてるのはもったいないということで、ビンに詰めて販売したようですが、当然味は悪く
“赤 湯 の ワ イ ン ”と 言 え ば 不 味 い 酒 の 代 名 詞 と 言 わ れ た 程 で 、 戦 後 、 消 費 者 へ の そ の イ メ ー
ジが尾を引き、多くのワイナリーが無くなっていったそうです。
そ の 中 で も 、こ だ わ り ワ イ ン 造 り を 守 っ て い た 尐 数 ワ イ ナ リ ー が あ り ま し た 。そ れ が 赤
湯で長年ワイン造りを続けてこられた酒井ワイナリー、佐藤ぶどう酒、須藤ぶどう酒、大
浦 ぶ ど う 酒 、こ の 4 つ の ワ イ ナ リ ー で す 。多 く の ワ イ ナ リ ー が ワ イ ン 造 り を や め て い く 中 、
独自のワイン造りを守り、いろいろな苦労を乗り越え、置賜ワインの礎を築いたのです。
●県産ワインの飛躍
不味い酒のイメージを払拭し、山形のワインを再生しようと、昭和
50 年 前 後 か ら 山 形 県 の 全 ワ イ ナ リ ー が 一 致 団 結 し て い き ま す 。こ の こ
ろからワインも食卓で一般的になりつつあり、将来的な消費拡大が期
待され始め、大手の酒造事業者もワイン造りに取り組むようになりま
す。浜田株式会社の濱田淳社長は 2 年間フランスボルドーでワイン造
り の 勉 強 を し 、昭 和 48 年 に ワ イ ン 造 り を 始 め ま す 。濱 田 社 長 は 、日 本
に戻ってワイン造りを開始してから、山形県のワイナリーの交流勉強
浜田株式会社
濱田淳社長
会を呼びかけ、山形のワインを大きくアピールしていく取組みを始めています。
そして、県への働きかけを行い、当時の県商工労働開発部の支援に
も あ っ て 、 昭 和 60 年 5 月 13 日 、 山 形 県 ワ イ ン 酒 造 組 合 を 設 立 し ま す 。
組 合 設 立 に よ り 、事 業 者 の 団 体 と し て 県 か ら の 支 援 を 受 け る こ と が で き
る よ う に な り ま し た 。ま た 、県 の 工 業 技 術 セ ン タ ー に よ る 品 質 向 上 た め
の 研 修 や 技 術 指 導 は 、山 形 の ワ イ ン を 大 き く 飛 躍 さ せ ま し た 。こ う し て
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一歩一歩山形のワイン全体が全国に知られるようになっていったそうです。輸入濃縮果汁
から造られる国産ワインや、輸入バルクワインとの混合による国産ワインが非常に多い中
で、山形のワインの多くは、山形のぶどうだけでワイン造りをしてきたことも、消費者の
心をつかみました。
ワ イ ナ リ ー 同 士 の 団 結 し た 取 組 み と 、各 ワ イ ナ リ ー 独 自 の 努 力 が 実 り 、今 で は 全 国 的 に
「山形のワインは美味しい」と認められるようになっていったのです。
4
置賜のワイナリーの紹介
山 形 県 ワ イ ン 酒 造 組 合 に は 11 社 が 加 入 し 、 内 、 置 賜 に 個 性 豊 か な 6 社 の ワ イ ナ リ ー が
あ り ま す 。各 ワ イ ナ リ ー ご 自 慢 の ワ イ ン や 、ワ イ ン に 関 わ る エ ピ ソ ー ド 等 を ご 紹 介 し ま す 。
5
浜田株式会社
有 限 会 社 大 浦 ぶどう酒
有 限 会 社 酒 井 ワイナリー
須 藤 ぶどう酒 工 場
有 限 会 社 佐 藤 ぶどう酒
高 畠 ワイン株 式 会 社
取材を終えて
取 材 を 終 え 感 動 し た こ と は 、山 形 県 の ワ イ ン 全 体 に 共 通 し て 言 え る 点 で す が 、ワ イ ナ リ
ー同士の横の繋がりが強く、ライバルであるにも関わらず、盛んな情報交換や勉強会によ
るワイン品質向上の取組みへの熱意でした。取材で出会ったワイン造りをされているお一
人おひとりが志を持って熱心に取り組んでおられました。これこそが置賜の宝であり、置
賜の食文化を守る上で大切にしたいものです。
置賜のワインは地道な活動により大きく飛
躍してきていますが、その中で新たな問題にも
直面しています。单陽市の十分一山において、
ぶどうの耕作放棄地が増えているのです。デラ
ウェアが売れることでぶどう畑が広がったよう
ですが、作り手の高齢化と市場の飽和で、ぶど
う作りを止めてしまう農家が多く、担い手が減
オーナー制度により耕作放棄地を有効利用している
酒井ワイナリーぶどう畑
尐し、この地でのぶどう畑の風景が無くなりつつあります。もちろんワイン造りだけの問
題ではなく、食用ぶどう畑、醸造用ぶどう畑の再生を含め、いかに耕作放棄地に対処し、
放棄地をどのように有効活用できるかを検討する必要が生じているようです。過去一致団
結し開墾した山であり、この地にワイン産業を生み出した貴重な場でのぶどう生産の問題
を、今後の課題として忘れてはならないように感じます。
置 賜 ワ イ ン 産 業 の さ ら な る 発 展 を 願 う と 共 に 、置 賜 の 地 で 歴 史 的 に こ の 産 業 の 基 盤 を 築
いてきたぶどう畑が、今後とも豊かな実りが続くことを期待してやみません。
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会社名
創業
浜田株式会社
1866 年 酒 造 創 業
ワイン創 業 1973 年 (昭 和 48 年 )
代表取締役 濵田 淳
所在地
〒992-0005
米 沢 市 窪 田 町 藤 泉 943-1
社 員
21 名
電話
0238‐ 37‐ 6330
FAX
0238‐ 37‐ 6335
URL
http://www.okimasamune.com
E メール
[email protected]
ブランド名
シャトーモンサン
特 撰 『赤 』
ワインの特 徴
写真
ワインに合 う料 理
'置 賜 の料 理 (
香 りが良 くフレ ッシュ さがあ
り今 後 まだまだ上 昇 する。
米 沢 牛 を使 ったヒレステーキ、牛 タンシ
チ ュ ー など の 肉 料 理 や カ マ ン ベ ー ル チ
ーズ、まぐろの大 とろ
シャトーモンサン
エクセラン 『赤 』
やわらかな香 りで、コクが
あり料 理 の味 を生 かしま
す。
米 沢 牛 料 理 の牛 しゃぶ 、すき焼 きやチ
ーズフォンデュ、ウナギ料 理
モンサン米 沢 [赤 ]
樽 熟 製 によるブーケ柔 らか
な味 わいのワインです。
2012 年 9 月 ラベルをリニュ
ーアル。
スクリューキャップに変 更
牛 焼 肉 全 般 、牛 ステーキ全 般 、ハンバ
ーグ全 般 、キムチ料 理 など
ワインに関 するエピソード等
濱 田 家 は酒 造 りの歴 史 が長 く、現 社 長 で 22 代 目 。18 代 目 までは細 々と酒 造 りを続 けていたそうで
す。浜 田 ㈱を大 きくしたのが 19 代 目 。安 田 銀 行 '後 の富 士 銀 行 ,現 みずほフィナンシャルグループ(を設
立 し安 田 財 閥 を築 いた実 業 家 「安 田 善 次 郎 」との出 会 い。 13 歳 の 19 代 目 五 左 衞 門 'ござえもん(は 1
人 東 京 へ出 て安 田 に会 いに行 きます。田 舎 からの貧 しい少 年 が頭 取 と簡 単 に会 えるはずもなく、面 談
は断 られ続 けたのです。安 田 の住 む小 船 町 の掃 除 をはじめた 五 左 衞 門 。何 日 かして掃 除 したきれいな
道 を安 田 が人 力 車 で通 りかかり、声 をかけて下 り、さらに 家 に泊 めてくれたというのです。酒 造 りを大 き
く したいことを熱 心 に 話 す少 年 に心 動 か され た安 田 が 、多 額 の融 資 をし、浜 田 酒 造 は急 成 長 していっ
たそうです。先 代 のあきらめない知 恵 が財 を なし、日 本 酒 だけでなく今 はワイン造 りもはじめ事 業 を拡 大
されています。
~【浜 田 ワイン祭 】のお知 らせ~
毎 年 新 酒 ワインの仕 込 みに合 わせて収 穫 祭 として、浜 田 ㈱本 社 中 庭 にて【浜 田 ワイン祭 】を開 催 し
ています。出 来 たてでフレッシュなワインを当 日 飲 むことができます。特 別 販 売 許 可 をいただいて会 場 で
しか飲 めない非 常 に貴 重 でめずらしい発 酵 途 中 のワイン『もろみワイン』も販 売 するそうです。是 非 会 場
でお試 し下 さい。2012 年 は 10 月 14 日 '日 (に開 催 。お得 な前 売 りチケットはお問 合 せ下 さい。
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会社名
創業
有 限 会 社 大 浦 ぶどう酒
1939 年 '昭 和 14 年 (
代 表 取 締 役 大 浦 晃 'おおうらあきら(
所在地
〒999-2211
山 形 県 南 陽 市 赤 湯 312
社 員
8名
電話
0238- 43- 2056
FAX
0238- 43- 2755
URL
http:// www.ourawine.co m/
E メール
[email protected]
写真
ワインに合 う料 理
'置 賜 に関 連 して(
お薦 めブランド
ワインの特 徴
新発売!
オ オ ウ ラ スパ ークリ
ング
沙 蘭 'シャララ(
白 &ロゼ
大 浦 ぶ ど う酒 、初 の スパ ークリン グ ワ イン
白 ・辛 口 (デラゥエアを原 料 として、すっきりしたスパー
ク リ ン グ に 仕 上 げ ている 。 さわ や か な風 味 を残 し てい る
のが特 徴
ロ ゼ・ や や 甘 口 ( フ ル ーティ でかつ ジ ューシ ー
スパ ーク リ ン グ なの ですっき り して飲 み や すい
女 性 に お薦 め ワ イン 。色 美 しいワ イン ですの で、桜 をあ
しら っ てど うぞ。
白 (焼 き鳥 塩 焼 き
三 元 豚 '置 賜 の豚 肉 (の塩
焼き
ロゼ(前 菜
いも煮
アイススウィート
スチューベン
国 産 ワ イ ン コンク ール 銅 賞 受 賞
スチ ューベン を使 っ た 極 甘 口 のワ イン
果 汁 を凍 らせて、よけいな水 分 を取 るので、甘 味 が凝
縮 され 、濃 厚 で優 雅 な味 わ いのデザ ートワ イン
ア ル コール 1 1 %
アップルパイ
アップルタルト
置 賜 舘 山 林 檎 のデザートと
合 わせて
オオウラカベルネ
赤 ワ イ ン 用 高 級 ぶ ど う カ ベル ネ・ ソ ーヴィ ニヨ ン を使 用
樽 熟 成 させ た しっ か り した フ ルボディ の 赤 ワ イン
スモ ーキー でタン ニ ン も しっ か りしている
熟 成 4 ~5 年 も の を商 品 化
米 沢 牛 のすき焼 き
ステーキなど
ワインに関 するエピソード等
地 場 産 業 としてのワイン造 りを進 め、山 形 の原 料 で、山 形 で消 費 することをめざし、地 元 の方 が気 軽
に飲 んでもらえるようなワインづくりに取 り組 んでいます。
大 量 生 産 では出 せない味 を大 切 にし、品 質 を高 め、女 性 に飲 みやすくしワインの個 性 を出 しています。
一 升 瓶 のワインは大 浦 ぶどう酒 の看 板 で、好 んでそれを購 入 する方 も多 いのです。庶 民 が気 軽 に飲 み
やすいワインづくりにより地 域 に貢 献 しているのが大 浦 ぶどう酒 です。
2012 年 国 産 ワインコンクールでは 、5種 のワインが 入 賞 し
ています。
・アイススウィートナイアガラ 銀
・アイススウィートスチューベン 銅
・バレルエージング'ブラン( 銅
・ブラッシュベリー 銅
・うすにごりナイガラ 銅
大浦ぶどう酒保管
昔のワイン製造器具と看板
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会社名
創業
右 上 (ぶど う畑 の草 を 食 べる羊 たち
下 (酒 井 ワイナリー自 家 栽 培 ぶどう
畑 から
有 限 会 社 酒 井 ワイナリー
1892 年 '明 治 25 年 (
代表取締役 酒井又平
所在地
社 員
〒999-2211
山 形 県 南 陽 市 赤 湯 980 番 地
4名
電話
0238-43-2043
FAX
0238-40-3184
URL
http:// www.sakai -winer y.jp/
E メール
bird-up@sakai -winer y.jp
ブランド名
ワインの特 徴
写真
ワインに合 う料 理
'置 賜 の料 理 (
バーダップ樽 熟 成 (赤 )
赤 :辛 口 ミディアム 自 社 畑 (鳥 上 坂 (
産 マ ス カ ット ベ リ ー A 種 + ブ ラ ック ク イー
ン種 混 醸 我 が家 で一 番 人 気 の赤 。余
韻 の良 さと渋 みの引 けのよさが魅 力 。
米 沢 牛 すき焼 き
小姫
華 やかなブドウの香 りと、 とろりと甘 い人
気 の白 ワイン。ジャガイモの料 理 に合 い
ます。
いも煮
樽熟成 鳥上坂 名子山
赤 '辛 口 (
自 社 畑 産 カベルネソーヴィニヨン・メルロ
ーを使 用 。名 子 山 とは鳥 上 坂 にある自
社 畑 の字 名 です。
酸 味 と渋 みのバランスが良 く、骨 太 な味
わいのフルボディータイプです。
米 沢 牛 ステーキ
ワインに関 するエピソード等
酒 井 綾 子 取 締 役 は、ワイナリー本 来 の姿 とは 、自 家 栽 培 するぶどう畑 で自 ら作 ったぶどうをもっ て
ワ イ ン造 り をす る こ と で「土 地 の 味 をワイ ンの 味 」に す る ことで ある とおっ しゃいます 。 置 賜 では 自 家 栽
培 のぶどうだけでワイン造 りをされている唯 一 のワイナリーです。ワイナリー本 来 の 姿 である「ぶどう作
り」があっての「ワイン造 り」という信 念 を持 っている酒 井 ワイナリーでは、ぶどう畑 を育 てる活 動 をされ
ています 。 畑 の 雑 草 は 除 草 剤 をまく こ とをせ ず 、羊 を飼 っ て食 べ させ て います 。苦 労 の 多 い作 業 です
が、こだわりのワイン造 りには欠 かせないことだとおっしゃいます。今 赤 湯 の十 分 一 山 では多 くの 耕 作
放 棄 地 が問 題 になっているようですが、酒 井 ワイナリーは、その 畑 をオーナー制 度 により買 い取 り 、醸
造 用 ぶどう造 りを進 めているのです。オーナーはぶどうの木 の所 有 者 になり、自 分 の植 えた木 のぶどう
から造 られたワインが、オーナー自 身 に届 く仕 組 みで魅 力 があります 。今 のままでは、十 分 一 山 のぶど
う畑 が無 くなるという危 機 感 を持 っておられ、ぶどう畑 復 活 の働 き をされているのです。自 家 栽 培 のぶ
どう作 りによるワイン造 りを守 る ことは 、ワインの利 益 が ぶど う畑 に消 えてゆくよ うな地 道 な活 動 だそ う
ですが、50 年 後 100 年 後 、豊 かな実 りのこの地 の姿 を描 きつつ、「地 ワイン」の活 動 を守 り続 けておら
れるのです。
日 本 では 、まだワイン文 化 が 広 まっ ていなかっ た頃 、ジュー スのよ うな甘 口 を好 む消 費 者 か ら心 無
い言 葉 で辛 口 ワインを批 判 されたそうですが、自 らのワイン造 りの信 念 を貫 き、本 格 辛 口 にこだわり続
けた酒 井 ワイナリーのワインは、 本 物 志 向 の人 々の心 へ届 き、完 売 商 品 が続 出 しています。雑 誌 「婦
人 画 報 」2012 年 10 月 号 に酒 井 ワイナリーのワインが取 り上 げられました。高 級 品 しか取 り上 げない雑
誌 に掲 載 されたことは、長 年 貫 いてきたことを市 場 が認 めた結 果 です。こだわりのワイン造 りは確 かな
ファンを呼 び込 み広 がりをみせています。
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会 社 名 須 藤 ぶどう酒 工 場
創 業 1921 年 (大 正 10 年 )
代表取締役 須藤 孝一
〒999-2211
所在地 山形県南陽市
赤 湯 2836
社 員
3名
電 話 0238‐ 43‐ 2578
FAX 0238‐ 43‐ 7785
http:// www.mmy.ne.jp/y
URL wine/ maker/sutho/
sutho1.html
E メール
[email protected]
ブランド名
樹 齢 100 年 のぶ どうの 木
ワインの特 徴
写真
ワインに合 う料 理
'置 賜 の料 理 (
品 種 はナイアガラで極 甘 口 のデザートワイ
桜 水 ワイン(ナイアガラ)
ン。酸 が少 なく、料 理 にも合 いやすく飲 みや
極甘口
いも煮
すいワインです。
赤 湯 ワイン'赤 (辛 口
フランス系 のぶどうを使 用 しているしっかりし
た辛 口 。 熟 成 するほど美 味 しくなり、製 造 し
てから5~6年 したものしか商 品 化 しないこだ
わりワイン。
米沢牛等
肉料理全般
南 陽 ワイン'白 (甘 口
リースリング系 の品 種 によるドイツワインに近
い味 。すっきりした 甘 さに少 し酸 味 がある。
魚 や貝 類 より野 菜 が合 う という。
山 菜 の天 ぷら
ワインに関 するエピソード等
初 代 須 藤 鷹 次 は 、酒 井 ワイナリーの創 設 者 で後 に 赤 湯 町 長 となった酒 井
弥 惣 の十 分 一 山 南 斜 面 ぶどう作 り全 山 開 放 に、地 元 の人 々と共 に協 力 し力
を尽 くしたそうです。
須 藤 ぶどう酒 工 場 さんには自 家 栽 培 のぶどう農 園 紫 金 園 があります 。ここ
が赤 湯 初 の観 光 農 園 で、2 代 目 須 藤 義 一 さんと 3 代 目 須 藤 孝 司 さんが親 子
で協 力 して、昭 和 36 年 に、赤 湯 で最 初 のぶどう観 光 農 園 をスタートさせたそ
うです。須 藤 さんの農 園 には 100 年 になるぶどうの木 が元 気 に育 って実 りを
付 けていました。
須 藤 ぶどう酒 工 場 では、ワインの仕 込 み体 験 ができます。 1 本 からの自 分
のワイン造 り体 験 ができ、自 分 だけのラベルもつくれるのです。熟 成 は工 場 で
行 ってくれて、マイワインがクリスマス頃 に届 くのだそうです。
昔 な がら の手 絞 り機 に て
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会社名
創業
有 限 会 社 佐 藤 ぶどう酒
1940 年 (昭 和 15 年 )
代 表 取 締 役 佐 藤 アサ子
所在地
社 員
〒999‐ 2211
山形県南陽市
赤 湯 1072-2 番 地
6名
電話
0238- 43- 2201
FAX
0238- 40- 2538
URL
http://www.kinkei.net
E メール
[email protected]
写真
ワインに合 う料 理
'置 賜 の料 理 (
ブランド名
ワインの特 徴
金 渓 プレミアム・ルージュ
2 00 7 年 産 山 形 県 南 陽 市 赤 湯 産 メ ル ロ ー種 1 00% .1 3 ヶ月 樽 熟
成 を行 いま した 。 色 調 は 濃 いル ビ ー色 。香 り は スミ レ や 土 系 で ス
パイシーさが特 徴 。例 年 よりぶどうの収 穫 時 期 を遅 らせた為 、
凝 縮 感 も 感 じら れ 、タン ニ ンが ソフ トでエ レ ガ ン トな赤 ワ イン で す。
2 01 2 ジャ パ ンワ イ ン チャ レ ン ジ奨 励 賞 受 賞
米 沢 牛 ステーキ
金 渓 ワイン(赤 )
ミディアム・辛 口
山 形 県 産 マスカ ッ トベリ ー A 種 9 0% ブ ラッ クク イーン 1 0% 軽 やか
な 酸 味 が あ り 、タ ン ニ ン は 少 なく 、 果 実 香 に 優 れ た 佐 藤 ぶ ど う酒
の 定 番 の 赤 ワイ ン です。
山 形 県 内 での 売 れ 筋 N O.1 商 品 です。
米 沢 牛 すき焼 き
スパークリング・白
山 形 県 産 ぶ ど う 1 0 0% 使 用 で 醸 造 致 し ま し た ' デ ラ ウ ェ ア 主 体 (
低 温 発 酵 ・低 温 熟 成 からうまれた発 泡 性 の白 ワインです。 フル
ーティな果 実 香 、ふくよかな味 わい、爽 やかな酸 味 。うまく調 和
が とれ ていて、バ ラ ン スの 良 い辛 口 スパ ーク リ ング です
2 01 2 ジャ パ ンワ イ ン チャ レ ン ジ奨 励 賞
いわなの塩 焼 き
山 菜 天 ぷら
ワインに関 するエピソード等
創 業 1940 年 の金 渓 ワインは、自 家 栽 培 の畑 を持 っておられ、山 形 県 産 ぶどうを原 料 としてワイン造 りをさ
れています。赤 湯 温 泉 街 の中 にあり家 族 中 心 で製 造 し、大 量 生 産 を行 わず、丁 寧 なワイン造 りを心 がけて
いる老 舗 です。
製 造 の中 心 を担 っているのが、佐 藤 アサ子 代 表 の次 男 和 洋 さんで、美 味 しいワイン造 りに熱 心 に取 り組
んでいらっしゃいます。和 洋 さんがワイン造 りに熱 心 な理 由 は、営 業 担 当 で即 売 会 をしていた数 年 間 で、お
客 様 から頂 戴 した意 見 に対 応 したいという思 いだったそうです。お客 様 はストレートで 厳 しい意 見 もあったよ
うですが 、一 つひとつ の意 見 をしっかり 受 け止 めた和 洋 さんは 、ワインをよ くしていこうという思 いが 強 く なっ
たそうです。お父 様 が他 界 されワイン造 りを担 った和 洋 さんは、山 形 県 工 業 技 術 センターの研 修 を 3 年 間
受 け、ワイン造 りを基 礎 からしっかり身 につけられたそうです。また、山 形 県 ワイン酒 造 組 合 の中 に、「若 手
ぶどう酒 研 究 会 」があり、そこで県 内 ワイナリーの横 のつながりを強 め、勉 強 会 をし、お互 い切 磋 琢 磨 しなが
ら技 術 を高 めています。若 手 の集 まりは、本 音 をぶつけ 合 える雰 囲 気 があり 、お互 いライバルであると同 時
に同 志 ということで、技 術 的 なことを隠 さず 聞 きあえることが非 常 に助 かっていると話 されていました。
ワイン造 りは世 代 交 代 すると味 が落 ちる と言 われようですが、和 洋 さんの代 になってから各 コンクールで受
賞 するワインをどんどん造 りあげています。技 術 を高 める努 力 と、お客 様 からの意 見 を謙 虚 に受 け止 めワイ
ン造 りに生 かした成 果 であると感 じました。
◎国 産 ワインコンクール受 賞 作 品
・金 渓 プレミアムブラン 2001 部 門 最 高 賞 ・南 陽 ワイン 銅 賞 ・金 渓 ワイン白 辛 口 銅 賞
◎ジャパンワインチャレンジ受 賞 作 品
・金 渓 セレクション 2010 銀 賞
・金 渓 シュールリー2010 奨 励 賞
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会社名
高 畠 ワイン株 式 会 社
創業
1990 年 '平 成 2 年 (
代表取締役 村上 健
所在地
〒999-2176
山形県東置賜郡高畠町大字
糠 野 目 2700-1
社 員
32 名
電話
0238- 57- 4800
FAX
0238- 57- 3888
URL
http:// www.takahata -wine.co.jp
E メール
[email protected] .jp
写真
ワインに合 う料 理
'置 賜 の料 理 (
ブランド名
ワインの特 徴
高 畠 シャルドネ樽 醗
酵 ナイトハーベスト
'白 (
高 畠 ワ イ ナ リ ー最 高 峰 の 白 ワ イン
高 畠 産 シ ャ ル ドネ 1 00 %
2 00 0 本 以 下 しか 造 る ことが でき ない希 少 ワ イン 。
ワ イ ン 造 り として最 高 原 料 と最 善 の 製 法 を取 り入 れ 、フ ラッ グシ ッ プ ・
ワ イ ン に 仕 上 げ ている 。一 区 画 の ぶ ど う畑 か ら採 れ る最 高 味 のぶ ど う
を、気 温 の 低 い朝 摘 み' 夜 中 3~ 4 時 ( 収 穫 し、新 鮮 な状 態 で仕 込 み 、
この ワ イ ン 専 用 のオ ーク樽 で熟 成 する こだ わ りの 逸 品 で、 フ ルーティ な
果 実 味 が あ り なが ら も 、華 やかな香 り 、奥 行 あ る 味 わ いが 素 晴 ら しい。
山 菜 の 天 ぷら
山 魚 の素 揚 げ等
高 畠 アルケイディア
セレクトハーベスト
'赤 (
高 畠 ワ イ ナ リ ー最 高 峰 の 赤 ワ イン フ ル ボ ティ辛 口
山 形 県 産 原 料 10 0% 、 現 販 売 ' 20 12 年 度 ( 商 品 は 20 09 年 もの 。
赤 ワイン一 般 的 な、カベルネ・ソーヴィ ニヨン、メルロー、にプティ・ヴェ
ルド加 えることで、赤 ワインの味 わいがより複 雑 で奥 行 きのあるものに
なるという。この原 料 バランスは山 形 県 では高 畠 ワイナリーだけの特
徴 となっている。名 前 は、置 賜 は東 洋 のアルケイディア'理 想 郷 (と言
われた所 以 の命 名 。
米 沢 牛 の ステーキ
嘉 -yoshi- ス パ ー ク
リングシャルドネ(白 )
高 畠 ワイナリー最 高 のスパークリングワインで、日 本 のスパークリング
ワ イ ン を確 立 した人 気 商 品 。
ネーミ ン グ の「 嘉 」 が 、和 風 で印 象 深 いことも 人 気 の 要 因 となっている 。
高 畠 産 シ ャ ル ドネ1 0 0%
地 元 原 料 だけを使 いながら、安 定 出 荷 を可 能 にしたことで、全 国 的 な
ブ ラ ン ドとしての 地 位 を築 いている 。
わ か さぎの 天 ぷ ら
鯉 のあらい
だ だ ちゃ 豆
薄 皮 丸 なす 漬 け
ワインに関 するエピソード等
高 畠 ワイナリーには「 100 年 構 想 」があるそうです。地 元 高 畠 のぶどうだけを使 ってワイン造 りをし、世
界 に誇 れ る本 格 的 ワイン を造 る という構 想 。地 元 の方 に 飲 んでいただくことはもち ろんの こと、世 界 レ ベ
ルで高 畠 のワインは美 味 しい良 質 ワインと称 賛 されるようになるための構 想 だそうです。ワインで有 名 な
フランスやイタリアも長 い歴 史 の上 に美 味 しいワインが築 かれてきていることを思 うと、日 本 はまだまだ歴
史 が浅 い。高 畠 ワイナリーは設 立 から 22 年 日 進 月 歩 ワイン技 術 を高 めてきています。原 料 が命 のワイ
ンゆえ、地 域 のぶどう作 りにもかなりの注 力 をしているといいます。
世 界 に誇 るワイン造 りのためのもう一 つの使 命 として、高 畠 ワイナリーは観 光 ワイナリーとしての役 割
も担 っています。人 々へのワイン情 報 発 信 の基 地 として、毎 日 観 光 バスが何 台 も高 畠 ワイナリーに立 ち
寄 り 、多 くの 人 が 高 畠 のワイ ン を味 わっ ている のです 。日 本 人 のワ イン の好 みは 二 極 化 で、甘 口 の ジュ
ースのようなワインと本 格 辛 口 ワインに分 かれるようです。情 報 発 信 の基 地 としては二 極 両 方 取 り揃 え、
お客 様 に合 せた商 品 ラインナップのワイン造 りをしています。
「100 年 構 想 」の志 を持 って日 々努 力 することで大 きな成 長 へ とつながり、世 界 的 にワインで有 名 な高
畠 町 へと成 長 していくことでしょう。
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〇掲載日
〇編集執筆
平成24年10月
東野真由美(置賜文化フォーラム)
○写真情報提供
浜田株式会社
有限会社大浦ぶどう酒
有限会社酒井ワイナリー
須藤ぶどう酒工場
有限会社佐藤ぶどう酒
高畠ワイン株式会社
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