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国産ブドウ100%ワインの ブランド化とワイン製造残 渣を活用した新製品
北海道ワイン株式会社 国産ブドウ100%ワインの ブランド化とワイン製造残 渣を活用した新製品開発 国産ブドウ 100%使用ワインで、国内のワ イン生産農家の事業に寄与。全量買付けによる 農業者支援とブドウ生産のノウハウの継承に よる地域活性化施策と地域を担う人材を育成。 北海道小樽市 所在地:北海道小樽市朝里川温泉 1-130 TEL 0134-34-2181 FAX 0134-34-2183 URL:http://www.hokkaidowine.com 代表取締役社長 嶌村 公宏 設立:1960 年(昭和 35 年) 資本金:44,689 万円 従業員数:75 名 国産ブドウ100%使用したワイン製造、北海道内のワイン生産農家の事業に寄与 同社は国産ブドウ100%を使用したワイン製造を通じて、北海 道をはじめとした国内のワイン生産農家の事業に寄与している。 寒冷地環境に対応できるドイツ系ワイン用品種のブドウ栽培を 地域に根付かせ、道内約300戸の契約農家とともに、北海道のワ イン専用ブドウ栽培を日本一まで引き上げた。ブドウの生産にかか わる土壌改良、品種改良の技術革新を進め、北海道大学をはじめ道 内の大学と連携した研究を進めるなど、更なる技術革新が見込まれ る。 「おたるワイン」 「鶴沼ワイン」ブランド確立とワイン製造残渣を活用した新製品の開発 地 域 資 源 で あ る 北 海 道 産 ブ ド ウ 全 体 の 3 0 %(2 5 0 0 ト ン)を活用 して純 国産 ワイン とし て「お たる ワイン 」「 鶴沼ワ イン」など北海道を代表するワインを製造している。 北海道を代表するブランドとしての知名度も高く、地域の活 性化に寄与している。また、ワイン製造工程で発生する製造残 渣にポリフェノール等の有効成分が含まれることに着目し、産 総研や大学、公設試験所等との研究開発により、ワインビネガ ー、ビネガードリンクを開発し、ゼロエミッションの取組を実 践し、地域資源「ブドウ、ワイン」の付加価値を高めている。 全量買付けによる農業者支援とブドウ生産のノウハウの継承による人材育成で地域に貢献 ブドウ生産農家約300先を契約農家として抱え、毎期全量買付 けを行うなど、農業者を支援している。 後継者不足に悩む、道内のブドウ生産農家の後継ぎ育成として、 関係会社での研修、ブドウ生産のノウハウの継承により、人材育成 を図り生産農家とのマッチングを図っている。