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中間のまとめパブリックコメントと区の考え方について
中間のまとめパブリックコメントと区の考え方について 募集期間:平成 26 年 12 月6日から平成 26 年 12 月 19 日まで 意見:12件 No 意見(要約) 対応 グループホームの整備については、法人が継続 して運営していけるような支援を実施してほし い。 1 施設整備については、板橋区基本計画、実施計画及 生活介護施設や重症心身障がい者通所施設の び地域保健福祉計画の中で検討していきます。 整備については、都有地・区有地の活用や、借 地料等の支援等も検討してほしい。また、高齢 者施設との複合施設とする場合には、高齢者施 策との連携もお願いしたい。 精神障がい者については、今回のアンケート調 精神障がいに関するアンケートは、手帳保持者及び 査で回答した者の数が尐ない。別途、意見聴取 通所施設利用者を対象としています。回答者数につ の方法を考えるべきではないか。 いては、統計上は問題ありません。 障がい福祉サービス等に係る予算額及び実績 この計画は、障がい福祉サービス等の種類や必要量 額を区民に知らせることにより、サービス利用者 などについて決める法定計画ですので、予算額や支 及び納税者である区民の理解がより進むので 出額を掲載する予定はありません。 はないか。 2 この計画は、障がい福祉サービス等の種類や必要量 精神障がい者ソーシャルハウス事業について などについて決める法定計画です。国のソーシャル も、計画に記載すべきではないか。 ハウス事業は計画の対象外事業のため、記載してい ません。 板橋区地域自立支援協議会の活動の中で、精 自立支援協議会の当事者部会には、精神障がい者 神障がいの当事者や家族の意見・要望などを聴 家族会の方が、障がい福祉計画策定委員会には、 く機会を作ってほしい。 精神障がいの当事者が委員となっています。 計画は、PDCA サイクルをしっかりまわすこと、 今回の計画では、計画の推進体制として、PDCA 体 点検・評価を行い、目標数値等をきちんと見直し 制の確立を目指します。 ていくことが大切である。 3 行動援護の実績が1人であること、また、重度障 「行動援護」は、その対象者が多くないこと、また「重 害者等包括支援の実績及び見込が0人である 度障がい者等包括支援」は事業者が無いこと等か ことについて、状況を教えてほしい。 ら、見込量を各々1人又は0人としました。 生活介護は、平成 29 年度には 88 人の増加を見 適切なサービスが提供できるように、取り組んでいき 込んでいるが、サービスの質を低下させないよう ます。 取り組んでほしい。 地域活動支援センターは、多様なサービスの選 法内施設の整備を優先しているため、地域活動支援 択という意味からも、実施箇所数を増やす必要 センターを増やす予定はありません。 性を感じる。 障がい者数が増加している理由を知りたい。解 障がい者数の増加には、高齢化の影響や支援体制 決できる原因があれば、解決に向けた取り組み の整備、障がいを受容する社会意識の変化等、さま の必要もあるのではないか。 ざまな要因が推測されます。 計画の内容を周知するとともに、障がい者理解促進 障がい福祉の現状を区民に知らせ、協力・参加 事業等により障がい者福祉についての理解を図り、 を求めていくことが大切である。 障がいの有無に関わらず、地域全体で支え合う体制 の整備について検討します。 4 障がい福祉に係る費用については、区からの補 障がい者の就労支援については、障がい福祉計画で 助金だけを想定するのでなく、物品販売により も重要目標としており、工賃アップのための取り組み 調達する方法も検討に値するのではないか。 も計画書に記載しています。 障がいの有無に関わらず、地域で安心して生活でき 障がい福祉を担う人材の確保については、老人 クラブやシルバー人材センター、一般高齢者の るよう、地域全体で支え合う体制の整備について検 方々の活用も検討すべきではないか。 討していきます。 精神障がい者向けの制度については、病院や 施設などで積極的な周知に努めるとともに、地 域の理解や予防の観点から、講座の開催等の サービス内容の周知や情報提供の方法について、充 啓蒙活動も行うことが必要である。また、障がい 実を図っていきます。 が重い人に関しては、アウトリーチ型の情報提 供も充実させるべきである。 5 障がい者が主体的に自分の希望するサービス 障がい者のサービス利用制度については、国の制度 を選択し、自由に利用できるようにすべき。地域 のため、区として制度の根幹を変えることはできませ 振興券のように、障がい福祉チケットを配布する ん。 方法等も考えられる。 文化芸術活動を行う事業所を増やし、活動場所 文化芸術活動をはじめ、各施設の活動については、 の確保や道具や機材の購入補助等、支援を行 介護報酬や補助金等により、支援を行っています。 っていくべきである。 就労継続支援事業で工賃が基準を下回る場合 や、就労移行支援事業があまり効果をあげてい ない場合は、事業者に対して、指導等が必要で はないか。 工賃の向上については、事業者に工賃向上の取り組 みを求めていきます。就労後の定着を支援するた め、今後もジョブコーチの充実など取り組みを進めて いきます。 地域で行われる仕事の中で、障がい者が優先し 障がい者就労施設等からの物品等の調達方針に基 て行えるものについては、配慮をすべきではな づき、区の物品や役務の提供について、障がい者施 いか。 設に、優先的に発注していきます。 障がい者が資格を取得するために学校に通う場 障がい者雇用をサポートするために、ハローワークな 合や講習を受ける場合等には、費用の支援等 どが、様々な無料講習を行っています。 が考えられるのではないか。 相談業務に携わる職員が不足しており、育成が 必要である。また、個々の「プロファイル」を作成 相談支援事業の研修を所管している東京都に、研修 し、相談内容をまとめることにより、継続して相 の充実について要望し、拡充に努めていきます。 談支援が行えるようにすることも考えられる。 地域自立支援協議会では、障がい当事者の方にも 地域自立支援協議会は、日頃から障がい者の 委員として参加いただき、ご意見をお聞きしています 意見を汲み取る努力や工夫をするべきである。 が、今後もより多くのご意見をお聞きできるよう、努め ていきます。 発達障がい者の居場所の確保について、以下 の設置等を要望する。(ふれあい館程度の施設 (1フロアにまとめる)、カラオケ室における個別 ブース、屋内ランニングコース、図書室や PC 室 における仕切り、喫茶室におけるクールダウン のための個室、カウンセラーの増配置) 6 成人期の発達障がい者の支援については、既存の サービスでは対応できない部分があるため、発達障 発達障がい者に対しては、恒常的な見回り支援 がい者の支援に特化した施設の整備について検討し が必要である。 ます。 相談員の養成・確保、質の向上等、発達障がい 者の相談支援業務を充実してほしい 発達障がい者に対して、メルマガで必要な情報 を配信してほしい。また、各種手続きにおいて更 新が必要な時期がきたら、個別に通信で知らせ てほしい。 軽度の知的障がいがある場合は、周囲の理解 が得られずに、争いごとが起きることも多いが、 就職時に適切な支援をしてもらえるとよいと思 う。 相談支援・居場所支援・就労意欲の促進を早期 に実現し、そこに広汎性発達障がいをよく理解し ている人を配置してほしい。 7 成人期の発達障がい者の支援については、既存の サービスでは対応できない部分があるため、発達障 がい者の支援に特化した施設の整備について、検討 します。 障がい当事者や親権者の承諾があれば、教育 相談所や学校からの申し送り等を受けて、支援 を引き継ぐことができる仕組みがあるとよい。 広汎性発達障がいについて、就職先での理解を 得られる仕組みがあるとよい。 区役所でのチャレンジ就労の人数を増やし、一 般就労移行については、まず区が知的障がい 就労移行を拡充するために、チャレンジ就労の人数 者の雇用を率先して進めてほしい。また、就職 の拡大について検討し、積極的に取組みます。 後も定着できるように、生活支援も含めた支援 を行う仕組みを作ってほしい。 8 グループホーム等の整備については、区が主体 となって整備支援を行うとともに、都や区の土地 や施設の有効活用を進めてほしい。また、施設 入所者の地域移行を積極的に行ってほしい。さ らに、重度の知的障がい者のグループホームが 施設整備については、板橋区基本計画、実施計画及 作りやすくなるような援助を検討してほしい。 び地域保健福祉計画の中で検討していきます。 旧若葉小跡地に生活介護施設を整備してほし い。また、就労継続支援 B 型利用者の高齢化に 伴い、将来、新たに生活介護施設の整備が必 要になるのではないか。 障がい福祉サービス等の見込量が全体的に尐 サービス量の見込につきましては、従来の利用実績 ないのではないか。(特にグループホーム、ショ 及びアンケートによる利用意向に基づいて見込量を ートステイ) 推計しています。 地域活動支援センターなど、事業者が参入しや 法内施設の整備を優先しているため、地域活動支援 すくなるような取り組みを進めてほしい。 センターを増やす予定はありません。 9 既存の支援に結びつくことのない、しかし支援が 不可欠な成人期の発達障がい者を、網の目か らこぼしてしまわない支援体制を望む。具体的 には、「本人の要請がなくても」支援が受けられ るよう、相談支援の場や居場所づくり等を進め てほしい。また、制度を充実させるだけでなく、そ の制度を利用するための人的な支援も必要で ある。 成人期の発達障がい者の支援については、既存の サービスでは対応できない部分があるため、発達障 がい者の支援に特化した施設の整備について、検討 します。 大人の発達障がい者に対しては、就労意欲の 促進、居場所支援、相談支援などを行う施設が 必要である。 大人の発達障がい者が地域で自立した生活を 送るためには、グループホームやサテライト型 住居など、本人のニーズに応えた多様な住まい の設置が必要である。 10 成人期の発達障がい者の支援については、既存の サービスでは対応できない部分があるため、発達障 がい者の支援に特化した施設の整備について、検討 「板橋安心ネット」の活動では、警察と連携でき します。 るように、定期的に情報共有の場を設定してほ しい。 行政が中核となり、「大人の発達ネットワーク」 (仮称)を設置し、関係機関との連携を強化し、支 援体制の充実を図ってほしい。 成人期の発達障がい者の支援については、既存の 発達障がいの成人期の支援の「相談支援・居場 サービスでは対応できない部分があるため、発達障 所支援・就労意欲の促進などを支援する施設の がい者の支援に特化した施設の整備について、検討 設置」を具体的に実現してほしい。 します。 11 計画を推進するにあたり、協働による地域ネットワー 障がい福祉に係る様々な領域において、区内で クの充実が必要です。関係団体や施設などとの連携 活動している団体を活用してはどうか。 を進めていきます。 専門性を有した相談員がいる総合的相談機関 専門性の高い総合的な相談機関については、既存 (相談支援、居場所支援、就労支援など行う施 12 の相談支援機関の拡充になどについて、検討してい 設でサポート機関から率先的な働きかけもでき きます。 る相談機関)が必要である。