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こちら - 市川市

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こちら - 市川市
Ⅲ-③ パブリックコメント全文
パブリックコメント
1
市川市生涯学習センター、メディアパーク市川、市川市文学プラザ等名前がゴチャゴチャ
していて分かりにくい。市川の文人の生活スタイル、地図の説明ふきだし(ここだけゴシ
ック)(小さくて見えない)もなお一層どこのことか分かりにくくしている。
産業科学博物館のとなりにあり、県内有数の最先端の施設をもつ市川図書館、図書館は文
学の為だけのものでなく、あらゆる分野の資料や知識を得ることができる。その発展的機
構としてのメディアパーク(映像、パソコン、データ処理等)ここにはもっと専門知識の
ある人を置き、年一回位、各学校がここで学習できるような機会を作る(県立校の自作映
像の発表会などもやる)
。さらに市川の文学に関する(万葉から∼現在までの)
(小島貞二、
宗左近、水木洋子に片よらない)市川としての盛り上がり館を作る、というのが私の考え
で市川文学館ではせっかくのいままでの市川生涯学習センターという(時代と年代を越え
て)広がりゆく学習の拠点という考えをつぶしてしまうのでではないか。鎌倉文学館なら
どこでも作れると思う。
2
1.総合的には、2Fの映像を中心としたものと、3Fの文学探究のゾーンをどの様に一
体化し、融合させ、相乗効果を上げる事が出来るかであり、基本計画の中間案を読ませて
いただき、総合的な配慮がなされている点はさすがと思いました。
2.3Fでの企画展の映像による紹介、保存等(現在も行われる事と思いますが)がなさ
れ、観たい時にいつでも見られる様になればと思います。
3.文学者からの寄贈された書籍等の展示場所の確保を今後どうするか、又借出し等につ
いての問題等いろいろとあると思いますので、その点も考慮していただきたいと思います。
(1Fの図書館機能との関係等)
4.中間案の中にも書いてありますが(4ページ)1Fから2F∼3Fへのアプローチに
ついて考えていただきたい。
何を企画しているのか、入りやすい仕組作り等
3
よく考えてあっていいなと思いました。演劇・文学・映画などの文芸コラボすばらしい。
あんまりお固くならないようにして下さいね。ミュージアムショップとかつくるといいか
もしれない。又、2Fと3Fにつくるのなら、自販機もつけて、友の会も仕事できるとい
いと思います(私友の会員)。市川を身近にかんじられていいです。レキシも少しかじると
いいかも。文学しない人も文学にしたしみをもてるよう、この人はこういう人だよという
パンフレットをつくるのもいい。
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
4
市川市文学館の構想は誠に結構かと思います。かねて市川にこうした施設が必要かと思っ
ていました。文化都市市川として単なるボランティアに頼る文学散歩だけでなく(市民の
協力は必要ですが)市が主体となって文化行政を推進してもらいたい。例えば宗左近賞な
どの文学賞設置など将来に向けて準備されてはいかがかと思います。文学館の中に喫茶室
は是非ほしいものです。
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1.はじめに
文学プラザは平素気軽に活用させていただいており、この際、図書館・子供館利用の多
さにびっくりしているが、ひろがえって2階・3階に人の気配を感じない。
2.文学館整備について
①2階・3階の役割分担と利用者の拡充する構成(案)に賛成する
②機能的な整備方針を期待する
3.短歌協会の要望
短歌協会では、貴施設を借用し年3回の短歌大会を開催、非常に助かっています。研修
施設を既存のまま存続せれること望みます。
6
中間案に賛同します。
7
市川市独自の文学者関係を網羅したスペースをつくる事は市民としてもありがたいこと、
誇りに思えることです。ユニークな企画や気安く参加したい、いろいろの講座等開いて下
さると老人にも生涯学習のよき市民学校になることと期待します。甘えていうならば昼間
と夜間の企画等にもおさんぽバス的な足の便をつくっていただけるとありがたい場所にな
ることと思います。
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交通の充実
東西線沿線から行くのは不便です。JR本八幡駅からも遠いです。おさんぽ
バスを本八幡まで延長するとか……何か対策はないのでしょうか
市川
市内の人が不便を感じるのに、市外から来る人はもっとこまるでしょう。10 分位程
度のビデオ・DVDを作って作家ごとの説明を細かく見られるようにしてほしい。作品の
映画会やイベントを市外にも発進しないと意味がない。来場者が少なくては、経費ばかり
で意味がない。もっと著作や資料集を販売するべく色々な人に知ってもらうために、マス
コミやドラマの舞台やCMに使ってもらうなど宣伝した方がいい。
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1.文学に関する案としては著名な作家はもちろん、市内に永く居住されていた、地味な
方々、例えば大久保康雄、吉野俊彦氏、その他を積極的に取り上げる事を提案します。
2.基本的には小学生等、若年層にも理解出来得る構想が理想と思います。
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在来型の文学館は堅苦しいばかりで又行ってみようというような気にならない。一寸暇が
あったら寄ってみたいようにしてほしい。展示をみせてやるというようなことでなく、誰
でもが気軽に来られるような場所にしてほしい。
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市内外に渉って、広く利用し易い設備と対応が出来る文学館が望ましい。専門の方達の研
究にも役立つものも必要なので、環境面にも充分配慮が望まれる。新設する以上、他に注
目される様な価値を持つものを造って欲しい。
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待望の文学館です!
基本方針
全てに今様に来館者がソフトな感じで館内に居られる様にしてほしい。それは、
未来の子供たちにも、文学に将来魅せられる場にしてほしいと思います。
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誰もが利用されるような施設にしてほしい。子供から大人までが行きたくなるような内容
で「文学」を前に出したかたくるしさを感じさせない様にして下さい。
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「文学館」という名前にこだわるとその他の映像、VTR、DVD、写真とか更に漫画、
アニメのようなものは含まれない印象が強くなる。もっと普遍的な軟らかい名前を採用し
た方がよい。
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1.今までの文学プラザと云う名称が何をするのか分かりにくいと感じた。
2.幅広く、子供から高齢者まで楽しく活用出来る施設であることが望ましい。例えばア
ニメーション映像などで子供も楽しめるなど。
3.高尚な文学にとらわれず、一般市民に親しみ易い場でほしい。
最後に、今回の計画案について
カタカナ語が多く、どうして日本語を使用しないのか?例、バックヤード、アーカイブ、
データベース等、日本人として日本語を大切にすることも文化だと思う。
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細かい事は分かりませんが、私達市民として老若男女、子供まで気軽に出入りできる施設
であってほしい(庶民的な、名称こだわらず)。全国には同様の施設はあると思いますが、
市川は全国にない一般市民の利用出来るものにしてもらいたい。
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気楽に利用できる施設にしてほしい。文学に関する照会に応じてもらえる体制にしてほし
い。
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文学館と名が付くなら、①本人直筆の原稿
②遺品
③墓の所在(寺名)戒名、位は展示
して欲しい。
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・「文学館ありき」ではなく、誰もが気安く立ち寄ってもらえるような館になってほしい。
・作者コーナーも出来るのでしょうが、露伴、荷風の「旧宅跡碑」を立てられないのでし
ょうか。(周辺に迷惑をかけない方策も検討下さい)
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・文学館の存在を意識づけするため、小学生の時から足を運ばせる工夫をする。小学生向
けの企画展を随時開催する。
・現状からみて、構造上のこともあろうが、エレベーターホールから文学プラザが目につ
かない。文学館が目立つよう工夫をする。
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誰もが楽しく、殊に親子連れやそのグループが興味を持てるイベントを企画し、文学を通
じて地域への愛着を持てる施設が望まれる。これは、未来を担う子供たちに、文学、そし
て社会へのかかわり方を学ぶ上で重要で、又、家族という絆を強めるのに役立つと思われ
る。
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古い時代(万葉集・平安・室町時代・江戸時代)の市川を紹介して展示する。
(例)質問の手古奈・南総里見八犬伝、葛飾北斎等
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①文学館へ行く交通を考えて下さい。毎日頻繁に出なくてもシャトルバスの様なもの。主
要駅からとかミニバスの様な市内を走っていると便利と思います。
②余り高級感のあるものより気軽に立ち寄れる感じの文学館にしていただきたいと思いま
す。
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事細かに計画案され感服致して居ります。計画案にそって考えてみました。
1.仮称
市川市文学館で賛成。愛称として皆様に親しまれる名をつけられればよろしい
かと、てこなとか。独立された建物でなく現在使用されている、センター内に設置される
わけなので市民に理解される様に紹介されます様お願いします。
2.基本的な考え方に賛成致します。気軽に何の目的もなく、来館して、帰る時には来て
よかったと思って帰れる様な場にして欲しいです。
3.④市民が主体的に利用し、新たな文化活動を展開できる拠点とする。とくに、この部
分は強調したいと思います。発表の場を待っている方は多勢いらっしゃると思います。
4.入口から文学館へ誘うアプローチは大変重要な事と思います。皆がわっと驚く、そし
て気軽に足を踏みこんでしまう様な仕掛を待っています。
5.開放的な空間・イベントに活用し市民交流を促進する。特にお願いします。
6.閲覧等、気軽に出来る様にお願いします。
7.いつでも、見たい物が手軽に探しだせる様にお願いします。
最後に直接、文学に関係ない事ですが、私の所から文学館に行くには、バスで市川駅に出
て、電車で本八幡に出、コルトンプラザ行きに乗って行く事になります。一ヶ月に一度で
も、廻遊バスでも出していただければ利用者もふえるのではないでしょうか。
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1.基本計画に賛成します。
2.フロア整備方針ですが、現状の2F入り口では、入り難さは変わらないので、次の提
案をします。
「中庭を廃止して、文学プラザ(又は映像センター)の一部とします。企画展示はここで
行います。(図書館の周りは緑もあり、中庭も利用されていないので必要はありません。)
3.市川に関係する文学者のゆかりの地はどこにあるかがわかりません。次の提案をしま
す。
全ての「ゆかりの地に案内板を立てます。」「本八幡、市川駅(JR、京成とも)にマップ
板を立てます。」「問い合わせ先を文学プラザとするように記載し、TEL対応もします。」
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最近文学プラザの展示を興味深く拝見しております。いろいろ工夫され市川への愛着もわ
きます。リニューアルされ、映像文化センターと一体化されればよりすばらしい文化交流
施設となることと期待大です。より多くの方達に利用されるようになってほしい。
→文学や映像へ興味をもっている者は気軽に出かけますが「行きたいが遠いので」との声
もよくきかされます。国府台、北国分地域あるいは行徳方面から循環バスなどは考えられ
ませんか。交通の便がもう少しよければと思います。
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施設の計画は過不足なく検討できていると考えます。ソフト面のことを進めて、施設で人
の交流が盛んになるようにしたらと思います。エッセイ、短歌、俳句の年間を通した集ま
りをつくる等を考えれば、研修室の充実などが施設に反映できると思います。
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市川市の文学館として理想的な構想となっていて、将来実動されるのが楽しみです。当館
を利用する人は市外の人、若い人などで多いに活用されるような施設、設備となることが
期待されますが、これからの高齢化に適合した生涯学習センターとなることも大切なこと
で、これらの人がセンターを利用することが出来やすい施設とか設備に配慮されたものを
希望します。また、当館を利用するに当たっての休憩、食事、読書するゆとりのあるスペ
ースを確保することは有効と考えられます。よき成果のあがった当館となることを希望し
ています。
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新たにオープンする市川文学館が、すぐそこにある中央図書館や子ども館、教育センター
などと連携し、機能を拡張していくということは喜ばしいことです。図書館にはよく行く
のですが、文学プラザには、足が遠のいておりました。「やっています」という看板だけで
なく、自然に足が向く施設の構造や流れが必要ではと思っておりました。私は、子どもの
本に興味があり、作家や画家の原画展や講演をきくことが多いのですが、市川ではあまり
魅力ある企画にめぐり会えませんでした。例えば、鎌倉文学館などでは、鎌倉にお住まい
の児童文学者の原画展とそのテーマにそった展示やギャラリートークなども取り入れてい
ます。大人だけでなく、子どもたちも参加できるより身近な文学館も必要ではないかと思
います。幸い、市川には梶山俊夫、井上洋介など、だれにでも愛されているすばらしい方々
もお住まいですから……
資料の展示だけでなく、資料をゆっくり手にとってみられ、勉強できるスペースがあると
いいなあと思ってました。あまりいい意見がのべられず、ごめんなさい。いい文学館の完
成を楽しみにしています。
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私は、平成 19 年度《市川の文化芸術市民案内人養成講座
文芸コース》を修了しました。
以降、市民サポーターとして、文学プラザで活動の場をいただいています。
はじめに
市川市は〝市川市文学館整備事業計画(中間案)〟を広く市民に広報し、パブ
リックコメントを募るというスタンスに対して、敬意を表すものです。次に、市民サポー
ターの活動の場を〝ワークショップ〟という括りで考えられていることに賛成いたします。
このことを踏まえ、市民サポーターの立場から、今回提示された基本計画(中間案)の〝
ワークショップ〟に限定して提案させていただきます。
提案
①具体的にイメージした場合、〝場〟というひとつの部屋が用意され、市民サポー
ターが集まってくる。ボランティアで間に合う仕事を手伝う。②市民サポーターが入室し、
エプロンを身につける。同色で統一し、【市民サポーター】のネームを入れ、男女を問わず
誰でもが使用し、退室時に決められた場所に返却する(危機管理を考えて・・)。さらに、
この場の責任者は、最低一名は必要(市民サポーターの全体像を把握する意味から・・)。
③市川市では現在《市川の文化芸術市民案内人養成講座》第3期を進行中ですが、今後1
期∼3期の修了者を送り出して終わりにするのではなく、社会資源としての認識で掘り起
こし、修了者が市民サポーターとしての意識で活動を継続できるように、年1回程度の研
修事業を組み込んでいただきたい。
おわりに
いろいろ具体的な提案をいたしましたが、私が文学館設立に大きな期待を寄せ
ているというスタンスに変わりはありません。さらに市民サポーターを社会資源として上
手く活用してほしいと考えています。
以上のことは、文学館サイドも市民サポーターサイドも、お互いにお互いを必要とし、お
互いの立場を認め合い、今後の市川市の文学の向上と発展に貢献できるのではないかと考
えるからです。(2008.11.1)
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1∼3の基本方針に賛同します。
4.文学館への誘い方について
現状では文学プラザ、映像文化センター等は感覚的に図書館機能の付属物ととらえられ勝
ちです。「図書館へ行く」で他の施設が表現されてしまっていると感じられます。対外的
にも独立した文学館をアピールできるような看板が物理的(パークの外に大きくパネルを
掲げる)にも内容的(永井荷風常設館を創る)にも必要だと思います。
5.2階のフロアは現在の広がった空間の良さを損なわないよう、工夫して下さい。
(仕切
を多くしてつめ込みすぎないように!)
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文学館ができることはいいことだと思います。たくさんせんでんをして、たくさんの人た
ちに来てもらえるようにしたらいいと思います。
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○市川考古博物館・市川市歴史博物館・東山魁夷記念館等北部に集中して交通便がわるく、
不便、時々しか行けない。展示物等を可能なかぎり映像にて文学館にてやってほしい。
○市川の自然・市川の歴史・市川の文学・市川まちかど博物館等有料・無料をふくめ展示
かコーナーをもうけてほしい。
○俳・歌・詩碑等幅広し、所在地・写真等一覧してほしい。
○東山魁夷の軌跡を追うだけでキリスト教文化・ユダヤ教・イスラム教・川端康成・井上
靖等の交遊・彼の心にひびいた西欧クラシック音楽など文芸・音楽・美術の三つをまとめ
た「市川の文化芸術市民案内人養成講座」を企画してほしい。
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市民を対象とするのだから総合的なのだと思うがもう少し個性化が必要だと思う。市川の
主張、市川からの発信が出来る気がまえも欲しい。時代別、作家別にブースをつくってい
くにしても単に市川に住んだという理由では弱い。主要なテーマの位置づけをし、その作
家や作品を研究する group を底辺に組織しておけばマンネリ化を妨げる。荷風一つとって
みても深く理解しないでとりあげると市川から間違った発信がでてしまう。全国に荷風研
究をしている人がいるから慎重であるべきだ。表面はやさしくていい。しかし基礎は熱心
な研究者の支えが必要である。
(一つの提案)星野道夫さんなんか市川の顔の一人にされた
らどうですか。
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市川市文学館整備事業基本計画(中間案)拝読、基本計画としては充実されている。スペ
ースを有効活用し、メンテナンスに費用がかからないという時代に即応できる機動力のあ
る態勢すべきと思う。一番大事なことは即応できるスタッフが必要でスタッフの育成と体
制づくりにあると思う。優秀な学芸員と企画力の維持、資料室の充実のため市民から提供
資料の受入れなどソフト面の体系づくりを確立が必要と思う。市川市民文化賞を推進する
会の事務局長を担当した影響で資料を個人的に集めており何か提供したいと思っている。
市川市文学館の成立、成功を期待している。
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○文学・映像セクションの拡大構成の改善には賛成です。
(特に付帯設備の充実をも)
○利用者側からは、夜間利用の時間延長を図書館・文学プラザ・グリースタジオ等に希望
します。
○NPO法人等の活動拡大促進を計るため公演等の入場料制限をフレキシブルに。
○形より実をとる思いつきでない計画を!
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グランド、デザインについては大方賛成です。ただ細かいことについてはまだイメージ不
足ですが、希望案を少々述べます。
○大きな市川の文学マップを装飾代わりに壁面に作り、そのマップを印刷したチラシを置
き、来場者が自由に持って行けるようにする。
○テレビ・デッキを2、3台設置。市川の文学概観、各文学者の紹介の映像(1本 10∼15
分程度)も作成し、来場者がボタン一つで好きな編を見られるようにする。
○現在も各文学者の作品、資料を公開展示しているが、新館で会場が広くなっても、それ
ら資料を開架式で自由に閲覧できるよう努めてほしい。
○毎年、市川の文学、文学者についての論文、随筆類を市民から公募する「市民随筆文学
賞」のようなものを制定、顕賞する。若い人に関心を持ってもらうため、学生の部、一般
の部に分けて募集する。
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市川生まれの文学に親しみ、市川から新しい時代の文学を生み出す拠点としての市川市文
学館計画案を拝見し、その充実した内容に関係者の皆様の御苦労を思い、感銘を受けまし
た。意見を述べさせて頂きます。
①市川では俳句・短歌・川柳の活動が盛んです。まもなく十年を迎える市川手児奈文学賞
のコーナーを主題展示ゾーンに「市川と詩歌」として展示して欲しい。
②市民の表現活動や学習の場の充実。今後、団塊の世代の地域への参加が期待される。市
民サポーターの育成と活動が伸びやかにできる、ソフト・ハード両面の充実したワークシ
ョップが望ましい。
③「市川の歴史と文学散歩」(古典から現代まで)をビデオ・DVDに。子ども達が市川の
風土と文学に関心を深め、市外の方が来訪されるように、親しみやすい内容で、市川文学
館の活動紹介もして欲しい。(出前講座の学校・公民館などで活用できると思います。)
宜しくお願い致します。
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私は市川に生まれ育った1市民ですが、これまで県内には伊藤左千夫の資料館が成東に公
開されているだけで、淋しく思っていました。長らく各地を遊覧していると、至る地に県
や個々の出身地に関わる文人の記念館があるのに驚くと共に、各館の資料を集めることに
興味を持ちました。それからは各館の資料をはじめ、文学アルバム、文学散歩、文学碑の
文献を収集することに専念して今日に至りました。このほど、市川文学館設立の報に接し
た時は大変喜び、私の所蔵資料はすべて寄贈しようと決心し、現在数百冊を文学プラザに
移送しましたが、まだ多数残っています。これらが文学館の書棚に収められ、利用される
ことを願っております。さて、文学館基本計画について意見を求められましたが、以下の
愚見は余りにも計画から外れているとは承知の上で、あえて申し上げようと思います。
①市川ゆかりの文学者(または市川ゆかりの作品)は、万葉集からはじまり、江戸文学、
近代文学と広く関係あることは、市で刊行された『市川の文学』で十分知らされておりま
すが、特に関係あるとする露伴や荷風は戦後に当地で亡くなられたという縁だけで、資
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料・文献・原稿(コピーとしても)の収集展示は困難ではありませんか。(荷風コレクシ
ョンは収集家からさいたま文学館に寄贈されたという話です)よけいなことを言う様です
が、市川では多くの文人を対象としての展示とすべきで、その点は近隣施設との連携とい
う計画案にもあることですが、国内関係だけでなく、広く世界文学にも広げることは重労
働で大変なことは想像するまでもありませんが、世界に目を開く上で、シェイクスピア、
ゲーテ、ユゴーなども対象にはできませんか。それらの作品は図書館で読めるから必要な
しということであれば、それ以上言いませんが、はっきり申しあげますと、私の蔵書の中
にも外人作家のアルバム、資料があり、日本のものが抜けると、それらがおちこぼれにな
って私の書棚に残ってしまいます。アンデルセン、グリム、サンテグジュペリなどの青少
年むきのものもあります。ご迷惑でなければ、それらも一括寄贈したいと考えますがいか
がでしょうか。
②私は青年時代から切手収集に熱中し、専門的には文学切手を専集しております。これら
は切手のみならず、文学記念の葉書、初日カバー(切手の発行日の記念印を押印した封筒、
絵葉書)など多数所蔵しています。過日の郭沫若展に彼の記念切手を提供しております。
小さな切手がバラバラだと始末に困りますが、切手用のシートに貼れば展示出来ます。世
界中の文学者や作品のシーンが切手で見られます。例えば、最近『赤毛のアン』の切手が
日本とカナダで同時に発行されたりします。日本でも著名文人の切手がかなり出て居ます。
それらを文字での説明だけではご理解出来ないと思いますので、時間と場所を指定して頂
ければ、一部を持参してご覧に入れます。その上でご希望があれば、すべて贈呈する意思
があります。恐らく文学切手コレクションを所蔵する文学館は、日本にはないと思います。
(福島のある施設に寄贈した人がいると聞いたことがありますが)文学切手が発行される
都度、それを入手する苦労は大変ですが、あえて申しませんが、その費用も大変で、数百
万円とでも申し上げましょうか。その切手コレクションは市川文学館の貴重な所蔵品にな
ると思いますし、私も安心できます。
以上、私の勝手な所感を申し上げましたが、そんなことは全く計画外で受け入れられない
と言うことであれば、引き下がるより仕方がありませんが、愛する市川にせめてもの恩返
しのつもりで申しあげたまでで、一応ご検討下されば幸いです。
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目の不自由な方の点字本を設置。朗読テープも充実させる。
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○市川市にしか出来ない文学館を検討すると⑦番にまとめられた主題展示ゾーンの構想案
だろうと文学関係では基本的に賛成。
○①番で示された近隣文化施設も含まされているが、文化会館の位置づけは、芦沢、木内、
中山文化村の2ヶ所はどうなるのか、文化会館の位置づけにより文学以外の彫刻(大須賀
力先生)、ガラス工芸(藤田先生)等も展示しなくてはならないだろう。
○建物は建て替えするのか、出来れば拡大して欲しい。現状のままで、生原稿等、日常臭
のある物の常設展示はむずかしいと思われる。
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ソフト面・ハード面ともに素晴らしく期待しています。ソフト面(中間案では3.整備の
基本方針にあたる?)につき、多少の提案を致します。
1.地元企業のもつ文化資産とも時には提携した展示等を行う
例えば横浜市では、歴史ある海運会社の資料を借りた展示等を行っている。古い企業の少
ない市川市では難しいでしょうが、探し出すことはできないでしょうか。
2.中高生に特化した展示コーナーを常設
大人と子供の中間にある彼等に文化意識を埋えつけることは将来的に重要なこと。
3.外国人(アジアの人たち)も来館したくなる環境づくり
郭沫若氏や中国ペン作家など市川は中国との交流が深く、外国人も親しく来館したくなる
文学館になってほしい。
4.サポーター(ボランティア)の活用
来館者増のため、まず近隣他市町村へ市川文芸の宣伝活動を行う。
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文学館基本計画を読ませて頂き、2.基本的な考え方・3.整備の基本方針の①②⑤を通
し本格的な文学館としての期待が持てました。そうした中での希望として、分かりやすく、
幅広い層に文学を親しんでもらう文学館も大切ですが、やはり市川ならではの個性を色濃
く打ち出してほしいと思います。例えば永井荷風は増々その生き方等、若い人達にも注目
されてきています。独自の文学館をの希望も市内外の人達から聞きます。ですから平均的
なものではなく、荷風の資料充実、展示の豊かさ見せ方等、来館者に得る物が多いと日本
全国に知られるように育っていってほしいと願います。そうすれば一般の人達も足をはこ
んでくれ新しい発見や文学により興味を持ってもらえ、井上さん水木さん等、他多くの文
人へと目が向けられると思います。財産をより生かし市民が誇れる文学館にと思います。
催し物もテーマをはっきり打ち立てて市民の学べる拠点作りを。映像文化センターの充実
の中で常時古い映画を楽しめたらと思います。求める人が多いから。
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待望の文学館事業ははじまり、期待しています。
「文化都市市川」といわれ、全国に誇れる図書館を持つのに、文学館、美術館の整備の遅
れを嘆いておりました。
文学プラザのフロアが2つになっただけではなく、落ち着いた雰囲気でじっくり鑑賞でき
るスペースを希望します。展示や映像も表現として大事ですが、まずはそこに人員の配置
をしっかりお願いします。文学館の運営や企画を人の力でしっかり、将来を見据えてやっ
ていただきたい。そのためには、正規職員で文学や芸術に造詣ある方々の配置をして下さ
い。器だけの企画にならないことをのぞみます。
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市川市は、文学と歴史をコアとした発信を広く外にすべきと、つねづね考えていますから、
このたびの文学館整備計画は諸手をあげて大賛成致します。整備の構成もかなり多角的に
考え抜けられたあとがあり、今の時代にふさわしい施設になるでしょう。フランスのジュ
ール・ヴェルヌの研究をしているので、ヴェルヌが住んでいたアミアン市の市立記念館に
行くと、映像や模型でヴェルヌの小説の世界が再現され、来館者に大変人気があります。
文字を通してのみならず、新鋭の機器を導入して視聴覚を通して文学の世界に入る、ある
いは文字を映像や音や歴史と一体にとらえるという新しい方向に向かう可能性を追求でき
る端緒にもなるでしょう。
あと固定的に機械的にならず、市民参加をうながし市民の声を取り入れるために、市民に
よる「市川文学館」の投稿、市民による埋もれている「市川文学」の発掘、市民による新
しい「市川文学」の創造への道を開く窓口の創設もお願いしたいと思っています。
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・開放的な雰囲気を目指すとあるが、どの年齢を対象とするのかで作りが変わるのでは。
・バリアフリーに関しての詳細が書かれていないが、館内はどのような作りにするのです
か。
・市川市の文学歴史を写真や映像を展示するというのはいい案だと思います。
・体験コーナーか手で触れることのできる場所はあったほうがいいのでは。学生を対象と
したものがあったほうがいい。
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休憩スペースとお茶が飲めるスペースが多い方が良いです。あとは、博物館の間違ったイ
メージを払拭してほしいです。
48
○「整備の基本方針」にある
幅広い層に受け入れられる展示において
一般の人が気軽に参加できる企画があるとうれしいです。上映会、語り、読み聞かせ etc…
49
・表現活動の機会の創出ということを基本的な考え方に含めていたが、具体的にどのよう
に機会をつくりだすかがよくわからない。ギャラリーゾーンだけで展開していくのか。写
真や映像、演劇だけに絞るのかが知りたい。
・人的なサービスがしっかりと行き届いているような文学館にしてほしい。
・対象年齢を広く取り、且つ
文学館
というある意味特殊な施設を設置するなら他の施
設(博物館や図書館)とどこが違うのかを明確にした方がわかりやすいと思う。
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いろいろな目的をとり込んだ施設という試みは良いと思う。ただ「文学」は少しかたいイ
メージがあるので開放的な施設にするためには雰囲気を大切にする必要があると思う。施
設面だけでなく、 人 にも努力が必要だと思う。ただ待ちうけるだけではなくて、ウェル
カムな雰囲気を全体で作っていく必要なのではないでしょうか。
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映像ばかりだと視ることだけに集中し、目の悪い方や障害のある方々には優しくないと思
います。なので小説や詩歌には、点字、解説イヤホン、映像、映画の字幕、朗読会に力を
入れて欲しいと思います。また、スタッフの方々の対応、接客に力を入れて欲しいと思い
ます。
52
○文学館というと堅いイメージがあるので、館内は明るめで広々とした空間を希望します。
近現代の小説は、読み慣れていない人にとっては厳しいものなどでなるべく簡単な訳等パ
ネルで展示してもらえるといいかと思います。
○バリアフリーの面では、車いすの方のためのスロープは車いす2台分の広さ、段差はな
るべく少なめで。
○前に行った神奈川にある文学館は対応があまり良くなくて悪い印象になったので、人と
の交流を学芸員をはじめスタッフの人々は大切にして欲しいと思います。
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小説や詩歌だけでなく、演劇や映画、演芸等のジャンルの作品や作家について取り入れる
試みは、文学が苦手な人にとってもプラスになってくるのではないかと思う。後は展示を
する際に、字と写真、映像等バランス良くし、肩をはらず、誰もが楽に楽しめるような文
学館を目指してほしい。
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文化に親しみやすい感じで良いと思います。
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・主題展示ゾーンの構成をもう少し減らして欲しい。
・機能連携の点は良いと思う。
・市民が参加できる展示があると良くなると思う。(ギャラリーゾーン以外に)
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施設名が近寄りがたいイメージを与えると思います。文学館と聞くと重厚で気軽に行ける
施設という気がしません。文学のみならず、映像や舞台、音楽までも絡んでくるならば、
「メ
ディア館」や「文芸センター」のような名前の方が近付きやすい感じになると思いました。
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
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市川市には有名な文学者が多いので市民だけではなく他の人たちにも知って学んでもらう
ためにはこういう施設があっていいと思う。
図書館との連携だけではなく学校との連携をとってより学べる施設にしてはどうだろうか。
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○来館者に対して、もっと積極的なアピールが必要だと感じた。ある程度でもいいので、
リニューアルしたことをたくさんの人に知ってもらうことをしなければ、宝の持ちぐされ
では?
○オリジナルのグッズやノベルティがあると来館した思い出にもなるし、季節ごとや行事
ごとにグッズやノベルティが違うと、全部集めたくなって来館してもらえるのでは?
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お高くとまってますね。
「すごいでしょ市川って。色々と教えてあげるわよ。あなたなんて、
まだものの端っこしかかじってないんでしょ?」と言われている気分。
市民のために、文化のために、このような施設は必要だと思います。しかし、何分押しつ
けがましい印象が先に立つのです。
「知りたいな。行ってみたいな」と思わせてくれるもの
が少ないです。
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市川市ゆかりの文化人たちの貴重な資料を大切に保存し、多くの人たちが閲覧できるよう
なシステムで、調査・研究をしていく文学館であってほしいと思う。
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「近隣文化施設・機関との連携」となっているが、具体的な施設名の表示があるとわかり
やすくなると思います。
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市川には今までになかったものなので良いと思います。子どもに対してのアプローチにな
るような企画など活発に行っていただければ良いと思います。
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市川文学を広く知ってもらうためなら、まず市川自体がどんな街なのかを紹介するコーナ
ーを小さくても作って、そこからどう市川文学につながっていくのかを知ってもらったほ
うがいいと思います。
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
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○障害をもつ人もどのエリアでも使用することができるのか。
○市川市民と学校の交流はできるか。
○「閉じられた文学館ではなく、開放的な空間とする」は主題展示ゾーン、企画展示ゾー
ンを明るくするのか?
○外国語はどうするのか?
○市川市民中心か?市外の人の交流はあるのか?
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施設としては面白そうだと思いますが、場所にもよると思います。駅からだいぶ離れてい
たり、使用する交通機関が明確でないと、足を運ぶのは難しいでしょう。あとは、3階建
てとのことなので、移動が多いことが予想できます。おそらく、お年寄りの方々が多くい
らっしゃるので、どうすれば楽か、導線や休む場所を、相手の立場に立ち造り上げていく
必要があります。
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文学館と聞くと堅いイメージがあります。そういうものでなく楽しめる文学館を作って欲
しいです。
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対応する人のイメージが博物館は良くないので気をつけた方がいいと思います。
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主題展示ゾーンがごちゃごちゃしている。
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頑張って下さい。期待しています!!
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文学館は、名前の響き的に難しい印象があるので、あまり子どもや私達の年代の人達は来
よう思わないと思います。なので、子どもが来ても飽きないような工夫は絶対必要だと思
います。
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「文学」と聞くと、どうしても難しい、固いイメージをもってしまうので、子供でも楽し
めるような工夫がほしいです。映像ワークショップなど、参加型のものはとても良いと思
います。
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
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内容はいいと思います。
市民の文化活動の拠点となることで、施設の展示なども見てもらえる機会が増えると思い
ます。
障害を持つ方も楽しめるような施設であるとなおいいと思います。
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とてもおもしろそうです。が……もうすぐ大学を離れてしまうのでもっと早くからこうい
った場があればよかったです。市川の中で文化人?が好んで通っていた店など、そういっ
たエピソードもあるとおもしろいと思います。市川もまた栄えていくと思うので、完成し
たら行ってみたいです。
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カフェがあれば雰囲気がなごむと思います。
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文学への興味・関心の有無に関わらず、全ての人を対象としている点は良いと思います。
少し興味を持った人たちを対象に、初級講座を行ったり、深く理解のある人たちで特定の
作品・作家を研究するサークルをつくったりすれば、市民の交流が更に深まると思います。
また、子どもを対象に迷路やクイズを設置して、スタンプか何かを集めると「文学博士」
のような称号を授与すれば、子どもたちもより集まると思います。
地元の企業や小・中学校で行われた文学に関する展示を行えば、学校教育の活動も地域に
広く知ってもらう機会になると思います。
複数の機関と連携をとることは大変だと思いますが、市川市文学館ができるのはとても楽
しみです。
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映像を流す際、どういったサイズなのか、専用のスペースとしての椅子等の配置もあった
方がいいです。椅子を使用する場合、パイプ椅子よりも木造の細長い椅子の方が座れる人
数が限定されないのでいいと思います。
個人的には何かの販売スペースを取ってもらいたいです。
(ポストカード、ブックカバーな
ど)
こども向けのスペースや喫茶店など、ちょっとした食事スペースがあった方が、落ち着い
て長居できる気がします。
とにかく椅子にしても階段部分にしても壁は木目柄の方が温かみがあるのではないでしょ
うか。(もしくは、ソファーがあってもいいかも)
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
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様々な要素を入れることで、より市民に近く、そして活用される場として良いと思う。そ
の他の施設と連携をとることでより便利に、そして、その他の施設の手本となる場になっ
てほしいと思う。
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中央図書館をよく利用します。なので、市川市文学館が整備されることで、より多くの資
料が取り寄せられたり、色々な人に文学に親しんでもらえるきっかけになればと思う。
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専門家が満足できる学術的な展示だけではなく、誰もが親しみやすい展示までやってもら
えるなら、入りやすいと思いました。
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企画展示ゾーン部屋、現状の場合、天上が低いのでゆったりした気持ちにならないので、
天上を高くしていただきたい、ゆっくりとした心にさせていただくよう空間をとり展示ス
ペースにしていただきたい。入口もスーと入れるような受付にして、服装も統一したらい
かがでしょうか。
水木洋子常設場所を設置、春、夏、秋、冬、展示をもっとたくさんして市川市民、市民外
の人々に知っていただいたらと思います。
広場はこれからの子供達におおいに利用できるよう入口にもひと工夫をしていただきたい。
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基本計画では、グリーンスタジオについて、上映会や講演会など大型イベントに活用とな
っており、評価できます。そこで、グリーンスタジオの利用ですが、NPOなどが、市民
を対象に講演会を開きたいと計画したとき、講師へのお礼、会場使用料、案内のポスター
の印刷代金、消耗品代等の経費が必要です。その経費の一部を捻出するために市民に参加
費を負担してもらう方法をとろうとすると、グリーンスタジオは入場の際に、お金を徴収
してはいけないので、そのような利用方法はとれません。NPOは、社会貢献を目的とし
て、さまざまな事業を行っていますが、その事業の財源を確保したり、次の事業の財源と
するため、参加者から入場料を徴収するなど非営利の収益事業を行っています。お金を徴
収すると、利用できないというのは、営利、非営利の区別が判然としないからだと思いま
す。利用申請のときに、収支予算書などを提出してもらえば、その区別はできると思いま
す。どうか、NPOなどの市民活動団体が、利用しやすいグリースタジオになるよう、お
願いします。
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
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そもそも論ではあるが、「市川ゆかりの」という限定された文学館を整備するのか積極的
な理由が見当たらないのだが。各地で郷土ゆかりのという施設がいろいろ作られているが、
それらの現状について、十分調査されているのであろうか。整備したものの、どこかの施
設のように利用者が少なくて閑散としているという状況が目に浮かんできてしまう。収益
を上げる施設ではないことは理解しているが、整備するのであれば、初期費用及び以後の
固定費が極力少なくなるようにしていただきたい。
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計画案に基本的に賛成です。
付加して、特にグリーンスタジオに関して、次の要望を意見します。
1、閉館時間の延長。
グリーンスタジオは、「動く文学」としての演劇に最適な空間ですが、閉館時間が早い
ために有効に利用できずにいます。閉館時間の延長によって、利用度が格段に向上します。
守衛管理部門を図書館等と切り離して、閉館時間を9時過ぎまで延長してください。通
行範囲を制限するなど、管理切り離しは、紀伊国屋劇場始め、デパートビル内にある会館
では普通に実施されていることです。
2、付帯設備の充実
照明・音響器具、幕類並びに作業器具が不足しています。一層の充実を望みます。
3、入場料の徴収を認めてください。
私たちは、入場料を営利ではなく、市民による支援金と解釈しています。従来の入場料
禁止策は時代に合いません。市民文化団体は、入場料としての市民支援金を確保できない
ゆえに、補助金等にすがり付いてきたのではないでしょうか?
市民も文化団体も行政も、
それぞれに負担しあうことで、活動を支えあっていけるのだと思います。
4、入場料の制限を設けないでください。
非営利活動であることを明記することが条件ですが、それが明確であれば、入場料金の
額を制限する必要はありません。
以上です。
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私が「市民文化サポーター」として活動して行く対象としては大いに興味ある事業であり、
また文学館整備については大賛成です。
基本計画案の内容について意見を述べます。
1.まず全体の印象としては、文学館が大きくなる、2つの部門が融合されて活動の範囲
が広がる、ということが読めますが、現状出来ていないことが可能になる、何か新しいこ
とが出来る、或いは、テーマパークが出来るような、なにかウキウキすることがある、と
いうような未来志向のテーマがあまり見えませんでした。
2.計画書の中に、現状どんな問題があって、あるいはどんな要望があって、それをどう
解決するというような対比表があればわかりやすいと思います。
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Ⅲ-③ パブリックコメント全文
3.1Fから3Fへ誘導するような計画が書かれていますが、そもそも文学館自体の場所
を知らない市民が多くいると思いますので、誘導するスタートは駅や、市役所と考えて、
計画をねる必要があると思います。
4.私は、日本各地にある文学館を訪れていますが、大きく分けて2種類ありました。そ
の町の出身者を複数紹介する文学館(金沢市、秋田市、函館市...なども)と、それか
ら1人だけに特化した文学館(長崎の外海にある遠藤周作文学館など)ですが、印象とし
ては、後者の方が圧倒的に来館者が多いなと感じられました。その作家に興味ある人は、
遠くからでも訪館しますし、たくさんの人がごちゃごちゃ展示されているよりは見た後の
印象も大きいと思います。
1案として、文学館の一角に永井荷風文学館を独立して作り、それを中心として広報活動
をする方法もあると思います。
(月替わりのテーマ展示だと、開催情報をゲット出来ない場合や、行きたくても都合がつ
かない場合があり、常設展示は必須だと思います)
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市川市文学館基本構想1-4課題(7p)から
機能的課題…図書館との機能分担に機能連携を加え、資料選書収集についての協議機関を
設け、資料についての情報を共有する。(どの資料がどこにあるか、どちら施設でも解る
ように)
人的課題…文学館の職員がどのような配置になるのか。かなり専門性がもとめられるので、
ある程度の期間はその職に留まって業務の蓄積が計れる職場環境を維持させたい。そのた
めにはどのような運営が考えられるか、あらゆる選択肢を考えて欲しい。
事業的課題…早急に準備室の組織を作り、公民館センターの協力を得て、生涯学習講座と
して文学館にふさわしい講座を、公民館や街角ミュージアムで、準備室と公民館の共催事
業を実施する。その中で、受講者の中に文学館の趣旨を説明したり、要望を聞いたりする
なかで、文学館に対する認知を図り、また期待を持ってもらう環境をつくっていけるので
はないでしょうか。
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基本計画では、グリーンスタジオについて、講演会など大型イベントに活用できるように
なっており、全体としてはいい計画になっています。グリーンスタジオを含めて研修室な
どを広く市民に開放して利用できるシステムを望みます。特に利用する団体で営利を目的
としないものや社会貢献性の高いものであれば、その経費の一部を捻出するために、市民
に参加費を負担してもらう方法がとれるようになれば利用したい市民団体はたくさんある
と思います。また、サロンについてはなるべく広いスペースで飲食ができて、和やかな雰
囲気で文学の世界に親しめるように出来ればとおもいます。お願いします。
以上
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