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ラスベガス便り(2011 年 9 月)
ラスベガス便り(2011 年 9 月) 月初めの週末の 3 連休には、ラスベガス滞在中の山中先生、山本先生と一緒に、セコイ ヤ・キングスキャニオン国立公園を訪れました。ラスベガスからセコイヤ国立公園へのド ライブでは、植物の生育できない砂漠(デスバレー)から大木が茂る森林(シエラネバダ 山脈)までの変化に富んだ植生が印象的でした。セコイヤ国立公園では“シャーマン将軍 の木”と呼ばれる世界一の大きさのジャイアントセコイヤ(Sequoiadendron giganteum) を見ることもできました。 a) b) c) d) 北アメリカにおける砂漠から森林までの変化に富む植生の風景: デスバレーの 砂漠(a)、モハベ砂漠(b)、カリフォルニアの草原(c)、及びシエラネバダの森林(d) シャーマン将軍の木(撮影、山中先生) 月終わりの週末にはモニュメントバレ ーに出かけました。ユタ州とアリゾナ州 の州境に位置する、ナバホ族(ネイティ ブアメリカンの一部族)の人々が管理、 運営する公園です。キャンプ場にテント を張って一泊したのですが、運よく良い 場所を確保することができ(場所決めは 先着順) 、モニュメントをバックに夕焼け と朝焼けの空を、のんびりと眺めること The Mittensをバックに見た朝焼けの風景 (モニュメントバレー) ができました。 さて研究の方は、タマリスクの葉のサンプリングが一段落し、採取したサンプルの処理 を進めています。解析を始めるのは来月からになりますが、面白い結果が得られることを 期待しています。また今月は、まとまった時間を論文書きにあてることができ、タマリス ク研究に関する論文のドラフトが一つ書き上がりました。