指標：わが国のCO2総排出量、CO2の部門別排出量の推移

視点：地球規模の気候変動はどのような状況にあるのか。
モニタリング項目：恵み豊かな自然の享受と継承
■国土のモニタリング
指標：わが国のCO2総排出量、CO2の部門別排出量の推移
わが国の温室効果ガスで特に地球温暖化に影響を与えているCO2の排出量は、国内全体の総排出量及び一人当たり
排出量で、1990年度と比較してそれぞれ12.5％、8.9％増加している。部門別では、排出量の４割を占める産業部門は横
這い状態であるが、その他の多くの部門では1990年と比較して増加となっている。
わが国が排出する温室効果ガスの地球温暖化への直接的寄与度
（2003年単年度）
CO2の部門別排出量の推移
600
CO2
CH4
Ｎ2O
HFC
PFC
SF6
2.6%
0.9%
0.7%
0.3%
94.1%
排出量（百万トンＣＯ2換算）
1.4%
500
400
300
200
100
0
1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003
年度
産業部門
エネルギー転換部門
運輸部門
工業プロセス
民生（家庭）部門
廃棄物
民生（業務）部門
12
1,400
（右目盛）
10
1,200
8
1,000
800
6
600
4
400
2
200
注）各部門の排出量は、発電に伴うCO2排出量を各最終需要部門に配
分した排出量を基に作成。
年度
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
0
1991
0
一人当たり排出量（トン／人）
1,600
1990
総排出量（百万トン・CO2換算）
わが国のCO2総排出量と一人当たり排出量の推移
（出典）環境白書（環境省）より抜粋