...

モンハナシャコ トラフシャコ ウミホタル タンザニア オオヤスデ タランチュラ

by user

on
Category: Documents
38

views

Report

Comments

Transcript

モンハナシャコ トラフシャコ ウミホタル タンザニア オオヤスデ タランチュラ
●モンハナシャコ
●トラフシャコ
節足動物・甲殻類
節足動物・甲殻類
体長 15 ㎝
体長 40 ㎝
相模以南、東南アジア、イン
紀伊半島以南の西太平洋か
ド洋に分布し、サンゴ礁の浅
らインド洋、ハワイ、オース
海に生息する。体色はカラフ
トラリアに分布。浅海のサン
ルで美しい。地球上の動物で最も色彩感覚が
ゴ礁や砂泥底、アマモ場などに坑道を掘って
発達し、紫外線もふくめて 10 万色以上を識
生活する。魚や甲殻類が近づくと、目にもと
別する。ハンマー状の補脚で貝やカニなどを
まらぬはやさで鎌状の補脚を突き刺して捕食
打撃して捕食するが、その打撃速度は水中で
する。黄色と黒のストライプ(虎斑模様)が
秒速 23mに達し、打撃エネルギーは 22 口径
特徴で、これが名前の由来である。世界最大
の銃弾にも匹敵するといわれる。
のシャコ。
●ウミホタル
節足動物・甲殻類
体長 3∼3.5 ㎜
青森から沖縄までの主
に太平洋岸に分布。内湾などの波の穏やかな
●タンザニア
オオヤスデ
節足動物・多足類
体長 30 ㎝以上
南西アフリカに分布。
砂浜に生息する。ゴカイや魚の死骸などを食
べる。夜行性で日中は砂中に潜っており、日
没後に活動を始める。分泌する発光液が青く
光ることが名前の由来。昆虫のホタルと同じ
「ルシフェリン発光」で、発光理由として雌
雄間の誘因・外的への目くらまし・仲間への
危険信号などが考えられている。
熱帯雨林底部の土中や朽ち木の近辺に生息
し、木に登ることもある。雑食性で、落ち
葉やキノコなどの菌類、動物の死骸や果物
など、口に入るものは何でも食べる。黒い
体色に、関節・脚・触覚が赤いのが特徴。
ヤスデの仲間としては世界最大級。
●タランチュラ
●ダイオウサソリ
(メキシカンレッド
節足動物・サソリ類
ニー)
体長 15∼30 ㎝
節足動物・クモ類
アフリカ西部に分布。
体長 8 ㎝
夜行性で、日中は岩陰
タランチュラとは、オオツチグモ科のクモを
指す俗称。オオツチグモの仲間は世界に 800
種類ほど生息している。メキシカンレッドニ
ーは、派手な色彩で大型・性格がおとなしい・
丈夫で飼いやすいなどの条件から、ペットと
しても人気がある。雌では寿命が 30 年以上
あると考えられている。
や朽木の中に隠れている。大きなハサミで昆
虫などを刻んで食べる。立派な毒針をもって
いるが、毒性はかなり弱い。本種が毒針を使
うのは自衛のときである。性質はおとなしい。
卵胎生で、雌は生んだ幼体を一週間ほど背中
に乗せて子育てする。世界最大級のサソリ。
Fly UP