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Stratos® 200 - Ivoclar Vivadent

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Stratos® 200 - Ivoclar Vivadent
Stratos 200
®
ストラトス 200 取扱説明書
目 次
ア ク セ サ リ ー / パーツリスト
3
1
6
はじめに
1 .1
序文
1 .2
サインおよびシンボル
1 .3
取扱説明に関する注意事項
2
安全対策
2 .1
指示
2 .2
健康と安全に関する指示
3
製 品 に つ いて
3 .1
序文
3 .2
適応症と禁忌
4
設 置 と ス タートアップ
4 .1
開梱と構成品の確認
4 .2
組み立てとスタートアップ
4 .3
ジョイントインサート
5
操作方法
5 .1
中心位
5 .2
側方運動とベネット運動
5 .3
プロトルージョン
5 .4
リトル−ジョン
5 .5
イミディエートサイドシフト
6
模 型 の 取 り付け
6 .1
輪ゴムによる標準的な取付方法
6 .2
セットアップテーブルによる有歯顎模型の標準的な取付方法
6 .3
ホリゾンタルガイドによる無歯顎模型の取付方法
6 .4
ホリゾンタルガイドによる有歯顎模型の取付方法
6 .5
レジストレーションジョイントホルダーによる装着方法
6 .6
UTS による装着方法
6 .7
前歯ガイダンスの製作方法
7
メ ン テ ナ ンス、クリーニング
7 .1
点検とメンテナンス
7 .2
クリーニング
8
ト ラ ブ ル シューティング
8 .1
技術的不調
8 .2
保証
9
製品仕様
9 .1
製品内容
9 .2
テクニカルデータ
6
7
7
8
10
14
14
15
アクセサリー
Accessories for the Stratos
30
インサイザルプレート 15°レッド
15°incisal plate made of plastic
31
インサイザルプレート 30°ブラック
30°incisal plate made of plastic
32
インサイザルプレート 0°
Incisal plate made of MMA-soluble material for
personalized anterior guidance
33
保持用ベースブロック
Retentive base block
34
石膏保護用プレート
Plaster protection plate
35
マグネティックベースプレート
Magnetic base block
36
カラー
Collar
37
保持用ディスク
30
32
Retention disk
31
36
37
33
34
35
標準的モデルトラ ン ス フ ァ ー 用 ア ク セ サ リ ー
40
インスツルメント キャリアー
(ホリゾンタルガイド、セットアップテーブル、2 D セットアップテンプレート、バイトフォークサポート用)
Instrument carrier for horizontal guide, set-up table, 2 -D setting up , template and bite fork support
41
ホリゾンタルガイド
Horizontal guide
42
2 D セットアップテンプレート
2 -D setting up template
43
セットアップテーブル
Set-up table
44
シンフィシスフォーク
Symphysis fork
40
41
42
43
44
個別モデルトラン ス フ ァ ー 用 ア ク セ サ リ ー
50
プレーンインディケーター
Plane indicator
51
バイトフォークサポート
Bite fork support
52
CP レジストレーションジョイントホルダー
Registration joint holder (CP)
53
3 D セットアップテンプレート
3 -D setting up template
54
FH レジストレーションジョイントホルダー
FH registration joint holder
60
サポートピン タイプ2
Adjustable support pins (Type 2 ) for the UTS transferbow
61
ユニバーサルトランスファーボウ(UTS)
UTS transferbow system
62
2 .5 D セットアップテンプレート
Trio setup template 2 1 /2 D
50
51
52
53
54
60
61
62
3
®
Parts List
パーツリスト
ス ト ラ ト ス 20 0
1
インサイザル プレート 0°ホワイト
Incisal plate
2
インサイザル ロッド
Incisal guide rod
3
インサイザル インディケーター
Incisal indicator
4
インサイザル ロッド ホルダー
Guide rod holder
5
I グリップネジ
Guide rod retaining screw
6
インサイザル ロッド 初期セット位置(赤ライン)
Guide rod initial set position (red)
7
FI グリップネジ
FI knurled screw
8
インサイザル インディケーター ホール
Hole for incisal indicator
9
オープニングストップ
Opening stop
10
プロトルージョン ネジ
Protrusion screw with spring 11
GI グリップネジ
GI knurled screw
12
下部フレーム
Lower frame
13
上部フレーム
Upper frame
14
インクライン サポート
Incline supports
15
輪ゴム用ノッチ
Notch for rubber band
16
バッファー メタルプレート
Non-slip base
18
インクラインサポートⅡ挿入口
Holding device for incline support holder
19
インクラインサポートⅡ
Incline support holder
21
ベネット挿入器具
Bennett inserts
22
ベネットネジ
B knurled screw
25
セントリック ロッキングキャッチ
Centric fixation lock
26
セントリック ラバーバンド
Centric rubber band
27
セントリック ラバーバンド ホルダー
Centric rubber band holder
28
プロトルージョン挿入器具
Protrusion insert (fix)
29
トランスファーボウ用ホール
Locating hole for transferbow
33
保持用ベースブロック
Retentive base block
71
プロトルージョン挿入器具
Protrusion insert (exchangable)
72
P ロックネジ
P-knurled screw
73
P ロック
(R / L)
P-locking-bar
85
ISS ネジ
ISS screw
90
シリアルナンバー
Articulator number
4
7
13
90
11
25
6
9
4
72
26
27
33
5
10
21 22
29
73
8
15
71
3
33
2
18
19
90
14
1
7
11
12
16
10
85
21
71
18
19
5
1. はじめに
2. 安全対策
1 .1 序文
本章では、特にお手入れ、修理をする際に重要な事項
お客様へ
を記載しています。
ストラトス 200をお買い上げ頂き、誠にありがとうご
2 .1 指 示
ざいます。
ストラトス 200は3章に記載された用途でお使いくだ
本器は工業基準に基づいて設計されていますが、不適
さい。以下の指示に従って正しく使用してください。
切な使用は、設備および人体に危害をもたらす可能性
・取扱説明書に記載されている指示、規制および注意
があります。安全上の指示を守り、取扱説明書をよく
事項を必ず守ってください。
読んでご使用ください。
・正しくメンテナンスしてください(7章を参照)。
1 . 2 サ イ ン お よびシンボル
2 .2 健 康 と 安 全 に 関 す る 指 示
本取扱説明書では、重要な点等を見つけやすくするた
めに、
以下のサインおよびシンボルを使用しています。
注意
重要な情報
セントリックラバーバンド(26)をリテイナーから取
り外しセントリック ロッキングチャッチ(25)を開く
際は、上下のフレームが外れる可能性があります。
禁止
1 . 3 取 扱 説 明 に関する注意事項
本取扱説明書は、シリアル No.13900以降に製造された
ストラトス 200に対応します。
本取扱説明書に従って操作することで、本器を正しく
安全かつ経済的にご使用頂けます。
セントリックロッキングキャッチ(25)とインクライ
取扱説明書を紛失した場合は、Ivoclar Vivadent ㈱カス
ンサポート(14)の間に手等をはさむ危険があります。
タマーサービスへお問い合わせください。
6
3. 製品について
4. 設置とスタートアップ
3 .1 序文
4 .1 開 梱 と 構 成 品 の 確 認
ストラトス 200はカンペル平面(CP)に基づいて設計
梱包材を取り除き、9章を参照し、構成品がそろってい
された半調節型の咬合器です。Ivoclar Vivadent の BPS
るかと、損傷の確認をしてください。万が一、損傷や欠
(Biofunctional Prosthetic System/ 生体機能的補綴シ
品があった場合、Ivoclar Vivadent ㈱カスタマーサービ
ステム)構成品の1つで、長年に渡り実績のある補綴シ
スまでご連絡ください。再輸送のために梱包材は保管
ステムを、簡単で効果的に適用することができます。
することをお勧めします。
プロトルージョン挿入器具とベネット挿入器具が交換
できるため、高い拡張性を備えています。
4 .2 組 み 立 て と ス タ ー ト ア ッ プ
さらに、イミディエート サイドシフトと同様に35°の
インクラインサポート Ⅱ
後方運動が可能です。
インクラインサポートⅡ(19)を使用すると、咬合器を
新しく開発された中心位の固定装置により、咬合器の
45°の角度で維持できるので、模型が見やすく、人間工
初期セットポジションを正確に再現することができ、
学に基づいた無理のない姿勢で操作ができます。
さらに上下顎フレームの着脱も容易になりました。中
インクラインサポートⅡ(19)をインクラインサポー
心位の固定装置が開いた状態でも上下フレームは接続
トⅡ挿入口(18)に差込みます。不要な時は取り外して
された状態にあり、セントリックラバーバンドを外す
ください。
ことで分離できます。
保持用ベースブロック(33)を GI グリップネジ(11)を
また、汚れや摩耗に対し耐久性のある仕上げが施され
使用して咬合器に取り付けます。
ており、様々な種類の付属品が個々のニーズに対応し
ます。
4 .3 ジ ョ イ ン ト イ ン サ ー ト
必要に応じて、ベネット挿入器具やプロトルージョン
3 . 2 適 応 症 と 禁忌
挿入器具を交換して角度を変えることができます。
適応症
ベネットネジ
(22)を
ストラトス 200はラボでの再現をする際に模型を空間
緩めてベネット挿入
的に固定するのに適しており、人間の顎関節の平均的
器具(21)を完全に取
な動きをシュミレーションすることができます。
り外して交換します。
21
禁忌
22
取扱説明書に従って正しく使用した場合において、現
在の所禁忌は報告されていません。
P ロックネジ(72)を
軽く緩めて、プロト
ルージョン挿入器具
72
(71)を交換します。
71
7
5. 操作方法
5 .1 中心位
5 .2 側 方 運 動 と ベ ネ ッ ト 運 動
ストラトス 200は次の位置で使用できる、中心位ロッ
側方運動はセントリックロッキングキャッチ
(25)が開
クシステムを採用しています。
いている時、右図のようにシミュレーションできます。
5 .1 .1 開いた状態
この動きを再現するには、親指でどちらか一方のジョ
セントリックロッキ
イント部分を押さえます。
ングキャッチ
(25)が
開いた状態で、顎運
動のシミュレーショ
ンが可能です。
25
セントリックラバー
バンド
(26)を外すと
上下フレームを分離
できます。
ベネット挿入器具(21)を交換する事で、角度を調整
26
できます。
5 .1 .2 閉じた状態
この位置では上下の
フレームを分離する
ことができず、咬合
器は中心位で固定さ
れます。セントリッ
クロッキングキャッ
チは軽く押すだけで
開くことができる、使い易い構造になっています。
5 .1 .3 閉じた状態
輸送の際や動かした
くない場合には、セ
ントリックロッキン
グキャッチを完全に
閉めることで、ロッ
クできます。
咀嚼運動を行う前にはセントリックロッキ
ングキャッチを緩め、開いてください。
8
5 . 3 プ ロ ト ル ージョン
5 .5 イ ミ デ ィ エ ー ト サ イ ド シ フ ト
5 .3 .1
ベネット挿入器具(21)はベネットネジ(22)を緩め
前方運動はセントリックロッキングキャッチ
(25)が
ることで、必要な位置に動かすことができます。こ
開いている時、下の図のようにシミュレーションする
うしてイミディエートサイドシフトができ、ISS ネジ
ことができます。プロトルージョン挿入器具を交換す
(85)を使用して正確な位置に固定できます(1回転:
ることで、角度を変更できます。
0 .5 mm)。
85
22
5 .3 .2 中心位移動
プロトルージョンネジ(10)は各顆頭を徐々に前方位
に移動させます。
この時、セントリックロッキングキャッチは
使用できません。
5 . 4 リ ト ル ー ジョン
後方運動をシミュレーションするにはセントリック
ロッキングキャッチ
(25)を開いてベネット挿入器具
(21)
を取り外します。
こうすることで後方運
動を的確に行うことが
できます。
9
21
0 〜 1.5mm
6. 模型の取り付け
6 . 1 輪 ゴ ム に よる標準的な取付方法
6 .2 セットアップテーブルによる有歯顎模型
6 .1 .1 咬合器を初期セット位置に戻す
の 標 準 的 な 取 付 方 法
・ベネット挿入器具(21)
が固定されているか確認します。
・セントリックラバーバ
25
ンド
(26)
を装着します。
取り外します。
・セントリックロッキン
グキャッチ
(25)
を閉の位
6 .2 .1 咬合器を初期セット位置に戻す
(6 .1 .1を参照)インサイザルインディケーター(3)を
6 .2 .2 インスツルメント キャリアーの取付
21
26
インスツルメント キャ
置にして固定します。
40
リ ア ー(40)を 上 部 フ
・インサイザル ロッド
(2)
をインサイザルロッド初
2
期セット位置(赤ライン
6
レーム(13)に取付け、GI
グリップネジ(11)で固
定します。
6)
に合わせて固定します。
6 .2 .3 セットアップテーブルの取付
6 .1 .2 インサイザル インディケーター
インサイザル インディ
セットアップテーブル
ケ ー タ ー(3)を イ ン サ イ
8
ザルロッド
(2)に奥まで差
43
(43)をインスツルメン
2
ト キャリアー(40)に奥
3
まで差込み固定します。
込みます。
インサイザルインディケーター(3)は長い方を
6 .2 .4 調整
上にしてインサイザルインディケーター ホール
咬合器の上部フレーム
(8)
に差込みます。
(13)を上下逆にしてテー
6 .1 .3 輪ゴムの取付け
ブルの上に置きます。有
次に細い輪ゴムを輪ゴム
歯顎の下顎模型をセッ
用ノッチ
(15)とインサイ
3
ザルインディケーター(3)
トアップテーブル上の
15
中心交点と下顎模型中切歯の近心コンタクト部(正中)
が一致し、臼歯部が左右対称となるように位置付けし
の長い方の下にかけます。
ます。必要であれば、モデリング材で保持します。
6 .1 .4 ワックスバイトブロックの場合
輪ゴムに従って咬合面を
6 .2 .5 模型の取付
調節します。近心コンタク
模型基底部とベースブ
ト部をインサイザルイン
ロックに石膏を流し入
デ ィ ケ ー タ ー(3)の 先 端
れ、咬 合 器 を ゆ っ く り
に従って、下顎中切歯の間
と閉じ、その後、通法に
かワックスバイトブロックの上に調節します。
(写真
従って上顎模型をセッ
は無歯顎)
トします。
6 .1 .5 模型の場合
下顎模型を写真の様に装
着し、調節した後上顎模型
を取付けます。
10
6 .3 ホ リ ゾ ン タ ル ガ イ ド に よ る 無 歯 顎 模 型
6 .4 ホ リ ゾ ン タ ル ガ イ ド に よ る 有 歯 顎 模 型
の取付方法
の取付方法
6 .3 .1 咬合器を初期セット位置に戻す
6 .4 .1 咬合器を初期セット位置に戻す
(6 .1 .1を参照)インサイザルインディケーター(3)を
(6 .1 .1を参照)インサイザルインディケーター(3)を
取り外します。
取り外します。
6 .3 .2 模型の準備
6 .4 .2 模型の準備
下顎模型の臼後三角を二
上顎の中切歯コンタクト
等分し、印を付けます。
部(正中)を垂直に下顎模
型にトランスファーしま
す。下顎の第二大臼歯の遠
上下齦頬移行部間の長さ
心頬側咬頭の先端に印を
41
を二等分し、ホリゾンタル
入れます。もし第二大臼歯がない場合は、第一大臼歯
ガイド
(41)のシンフィシ
スフォーク
(44)にその値
に印を入れます。
下顎の近心コンタクト部
44
を設定します。
その数値を元にホリゾン
をシンフィシスフォーク
(44)のインサイザルチッ
タルガイドを下顎模型に
セットし、輪ゴム等を使っ
プ 後 部 に 位 置 づ け ま す。
(注:写真)
て固定します。
ホリゾンタルガイドの後部を、印を入れた第二大臼歯
の咬頭に置き、左右対称になるように調整します。
6 .3 .3 インスツルメント キャリアーの取付
インスツルメント キャリ
アー(40)を上部フレーム
最後臼歯膨隆は遊離端面の参考点として使用します。
(無歯顎のケースでの臼後三角のように)ホリゾンタ
ルガイドをワックスや輪ゴム等で模型に固定します。
(13)に取り付けます。ホ
リゾンタルガイド(41)を
6 .4 .3 パーツの取付け
インスツルメント キャリ
インスツルメント キャリ
アーの奥まで差込み、ネジを締めて固定します。その
後、通法に従って上顎模型をセットします。
アー(40)を上部フレーム
(13)に取り付けます。
インスツルメント キャ
ホリゾンタルガイド
(41)はインスツルメント
リアーのネジを締めてホ
キャリア−(40)に奥まで差込んでください。
リゾンタルガイド(41)を固定します。その後、通法に
その後、模型とベースブ
従って上顎模型をセットします。
ロックに石膏を流し込み、
咬合器をゆっくりと閉じ
ホリゾンタルガイド(41)はインスツルメント
ます。
キャリアー(40)に奥まで差込んでください。
その後、模型とベースブ
ロックに石膏を流し込み、
咬合器をゆっくりと閉じ
ます。
11
6 . 5 レジストレーションジョイントホルダー
6 .5 .5 模型の取付
に よ る 装 着方法
上顎模型をバイトフォー
6 .5 .1 咬合器を初期セット位置に戻す
クに取付けます。プレーン
(6.1.1を参照)
インサイザルロッド
(12)
を取り外します。
レジストレーションジョイ
6 .5 .2 プレーンインディケーターの取付
ントホルダーの上に接する
インサイザルロッドの代
わりに、プレーンインディ
ケーター(50)を取り付け
まで咬合器を閉じます。
(写真は UTS バイトフォー
50
ク:無歯顎の場合)
ます。
FH レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン
6 .5 .3 バイトフォークサポートの取付
50
54
ジョイントホルダー(54)
バイトフォークサポート
を使用する場合は、CP レジストレーションジョイント
51
(51)を下部フレーム(12)
ホルダー(52)と同じ手順で取付けます。プレーンイン
にインスツルメント キャ
リアー(40)を使用して取
インディケーター(50)が
ディケーター(50)が FH レジストレーションジョイン
40
トホルダー(54)のサポート部分に接するようにセッ
付けます。
トします。その後、通法に従って下顎模型をセットし
6 .5 .4 セントリックトレー・バイトフォークの装着
ます。
インサイザルプレート 0°
ホワイト
(1)の代わりに、
CP レ ジ ス ト レ ー シ ョ ン
ジョイントホルダー(52)
52
を差込みます。
UTS レジストレーションをレジストレーションジョイ
ントホルダーに装着しバイトフォークサポートでバイ
トフォークを固定します。
写真 A
セントリックトレー
写真 B
UTS バイトフォーク:
有歯顎の場合
12
6 . 6 U TS に よ る装着方法
6 .7 前 歯 ガ イ ダ ン ス の 製 作 方 法
6 .6 .1 咬合器を初期セット位置に戻す
Ivoclar Vivadent は個別化したインサイザルプレート
(6.1.1を参照)
インサイザルロッド
(12)
を取り外します。
6 .6 .2 プレーンインディケータ−の装着
を製作するために、特別なインサイザルプレート 0°
(32)を作りました。このプレートはセットアップレジ
ン(SR イボレン)と接着する、MMA プラスチックでで
インサイザルロッド(12)の代わりに、プレーンイン
きています。前歯ガイダンスを使用すると、ストラト
ディケーター(50)を取り付けます。
ス 200で常に同じ位置付けが可能です。
6 .6 .3 バイトフォークサポートの取付
バイトフォークサポート
(51)をインスツルメント
6 .7 .1 インサイザルプレート 0°の取付
キャリアー(40)を使用して下部フレーム
(12)に取付
透明なインサイザルプレート 0°
(32)を取付けます。
けます。
6 .7 .2 前歯ガイダンスの設置
6 .6 .4 サポートピン タイプ2の取付
前歯ガイダンスをストラトス 200で製作する患者の模
UTS からノーズパッドを
型に設置します。
取り外し サポートピン タ
6 .7 .3 セットアップレジンのセット
イプ2(60)を上から差込
適当な量のレジンを混合
みます。
し、インサイザルプレート
・UTS の 反 対 側 の イ
0°
(32)の上に入れます。
ヤーピースサポ ー
トに代えてアキ シ
6 .7 .4 咀嚼運動のシミュレーション
スピンを入れます。
そして、記録した咀嚼運動(前方、後方、側方運動)を
・UTS を ト ラ ン ス
ストラトス 200の上部フレーム
(13)でシミュレーショ
フ ァー ボ ウ 用 ホ ー
ンします。運動のパターンがインサイザルロッド
(2)に
ル(29)に差し込みます。
よってレジンに刻み込まれ、
レジン重合後記録されます。
・UTS がテーブルと平行になるようにサポートピン タ
イプ2(60)
で調節します。
・バイトフォークをバイトフォークサポート(51)で固
インサイザルプレート 0°
(32)上に流し込んだセット
定します。
アップレジンの正しい印記は、中心位に向かって行っ
6 .6 .5 模型の取付
てください。そうでなければ、セットアップレジンが
上顎模型をバイト
インサイザルプレート 0°
(32)より押し出されます。ま
フ ォー ク に 取 付 け
た、垂直的な咬合の変動(増加)が起こらないように確
ます。プレーンイン
認してください。
ディケーター(50)が
サポートピン タイ
プ2(60)
の溝の上に
くるまで咬合器を閉じます。
その後、通法に従って下顎模型をセットします。
タイプⅠのサポートピンを使用している場合、
UTS の SME インディケーターにプレーンイン
ディケーターがあたるまで咬合器を閉じます。
13
7 . メンテナンス、クリーニング
8 . トラブルシューティング
本章ではお客様が行うことができるメンテナンスやク
本章では故障の発見とその適切な措置の方法、および
リーニング方法について説明します。紹介されている
お客様が行うことができる簡単な修理の方法について
内容以外の作業は、Ivoclar Vivadent ㈱テクニカルセン
説明します。
ターに依頼してください。
8 .1 技 術 的 不 調
7 . 1 点 検 と メ ンテナンス
状況
点検やメンテナンスの頻度は使用状況によって異なり
ます。以下の頻度は目安にしてください。
原因
処置
上部フレーム
(13) オープニングス
オープニングス
がオープニングス
トップを交換す
トップが正しく取
トップ
(9)
で止まら 付けられていない、 るか正しく取付
可動パーツの消耗を
ず、後方に滑る。
セントリックロッ
または不良。
キングキャッチ
セントリックロッ
(25)
が閉じている
防ぐため、付属の潤
ことができない。
ください。
コンダイル
(17)
が
対象
セントリックラバーバンドに
セントリック
損傷がないか。
ラバーバンド
不具合があれば交換する。
少し緩める。
時、咬合器を開ける 固定がきつ過ぎる。
滑剤を時々注油して
メンテナンス 内 容
キングキャッチの
ける。
(26)
各部のネジが汚れていないか。ネジ
コンダイル
コンダイルのオイルが十分か。
(17)
インクライン
破損しているか亀
推奨期間
裂がある。
毎月 /
必要時
咬合器の表面が破
セントリックロッ
キングキャッチを
緩めずに咬合器を
開閉した。
表面の清掃に酸、溶
損したり、傷ついて 剤、苛性アルカリ溶
毎週
いる。
毎月 /
必要時
液等を使用した。
咬合器の開閉時
にはセントリッ
クロッキング
キャッチを緩め
る。
原因となる材料
を使用しない。
8 .2 保 証
保証期間は本器をご購入後1年間です。ただし、正しく
サポート Ⅱ
インクラインサポートや挿入 (19)
毎週 /
ご使用を頂いた場合に限ります。Ivoclar Vivadent ㈱テ
口が汚れていないか。
必要時
クニカルセンター以外での改良および修理に伴う故障
インクライン
サポートⅡ挿
や、本取扱説明書に記載されていない誤使用による故
入口(18)
障等に関しては、保証の対象となりません。また、消耗
7 . 2 ク リ ー ニ ング
品は保証対象外です。
損傷を避けるため、酸や溶剤(MMA 等)を使
用しないでください。
クリーニング 内 容
方法
頻度
ワックスや石膏で汚れたネジ
お湯で流す
毎週 / 必要時
ホコリで汚れたコンダイル
お湯で流す
毎週 / 必要時
14
9 . 製品仕様
9 .1 製品内容
9 .2 テ ク ニ カ ル デ ー タ
ストラトス 200
・ボンウィル三角
108 mm
本体
×1
・バルクウィル角
プロトルージョン挿入器具 30°
×2
・作業可能高さ
15°
プロトルージョン挿入器具 30°
(閉)
×2
・後方運動
ベネット挿入器具 30°
×2
・プロトルージョンネジ
インサイザルプレート 0°ホワイト
×1
・ISS
インサイザルインディケーター
×1
・前方運動
保持用ベースブロック
×2
石膏保護用プレート
×1
インクラインサポートⅡ
×1
潤滑剤
×1
118 mm
35°
0 〜 4 mm
0 〜 1 .5 mm
30°
アクセサリーを使用して他の角度に調整できます。
・固定軸または回転軸で使用でき、色分けされた、交換
可能なプロトルージョン挿入器具
・色分けされた、交換可能なベネット挿入器具
・色分けされた、交換可能なインサイザルプレート
・重量
アクセサリーセット アベレージ
(ストラトス 100 /200 /300)
950 g
・色
インスツルメント キャリアー
×1
ボディ
ホリゾンタルガイド
×1
インクラインサポート
白(RAL 9016)
シンフィシスフォーク
×1
2 D セットアップテンプレート
×1
セットアップテーブル
×1
色 調
ホワイト
アクセサリーセット カスタマイズ
(ストラトス 200)
アプリコット(RAL 1017)
角度
0°
レッド
15°
オレンジ
20°
ブラウン
25°
ブラック
30°
グレー
35°
ジョイントインサート アソートメント
×1
インスツルメント キャリアー
×1
プレーンインディケーター
×1
バイトフォークサポート
×1
グリーン
40°
CP レジストレーション ジョイントホルダー
×1
ブルー
45°
インサイザルプレート 15°レッド
×1
イエロー
60°
インサイザルプレート 30°ブラック
×1
クリア
カスタマイズ可能な前歯ガイダンス
インサイザルプレート 0°
×1
ジョイントインサート アソートメント
プロトルージョン挿入器具
(15°/20°/25°/35°/40°/45°/60°
)
ベネット挿入器具 15°
各×2
×2
その他アクセサリー
別途製品カタログをご用意しております。
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一般的名称:歯科用咬合器
販 売 名:ストラトス 200
届 出 番 号:13B1X10049IVE012
一般医療機器
製造販売業者
Ivoclar Vivadent 株 式 会 社
〒 113-0033 東京都文京区本郷 1-28-24
TEL:03-6903-3537 FAX:03-5844-3657
www.ivoclarvivadent.jp
[email protected]
PRE012I02
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