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安全フレーム装着トラクター普及促進事業Q&A(Ver.3) Q1 導入した

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安全フレーム装着トラクター普及促進事業Q&A(Ver.3) Q1 導入した
安全フレーム装着トラクター普及促進事業Q&A(Ver.3)
Q1
Q2
Q3
導入したトラクターを「共同利用」することが要件となるのか。
農業生産法人等は、1戸1法人のケースが想定されるが、この場合であ
っても、3台処分すれば対象となるのか。
トラクターや安全フレームを導入する場合、一般競争入札等をするのか。
Q4
「廃棄等証明書」の注意事項に「証明に反し、廃棄等の証明を行ったト
ラクターを安全フレーム未装着の状態で国内に流通させた事実が確認され
た場合、国は本証明書の作成者を公表するほか、必要な措置を講ずる。」
と記載があるが、どのような措置を検討しているのか。
また、その措置範囲はどうなるのか。
Q5
事業の実績報告までに、廃棄する方法(スクラップ、再流通等)が決ま
っていないといけないのか。
また、
「その他」はどのような廃棄方法を想定しているのか。
Q6
廃棄等証明書について、原本はトラクターを廃棄等する事業実施主体で
保管すべきであり、国への提出は写しでいいのではないか。
Q7
安全フレーム未装着トラクター1台を装着トラクター1台に更新して、
5万円補助を受ける要件はどのようなものか。
【一部修正】
Q8 導入計画(県別計画)で設定された下限面積は、それ以下の馬力のトラ
クターの場合はどのように判断するのか。
Q9
P1
P2
P3
30馬力未満は何馬力のトラクターまで補助対象となるのか。
Q10 安全フレーム未装着トラクター3台を安全フレーム装着トラクター1台
に更新して15万円又は10万円補助を受ける要件に、導入後のトラクターの
利用面積の要件はないのか。
Q11 都道府県が定める導入計画又は国の基本方針におけるトラクターの利用
規模の下限面積の基準を「概ね満たす水準」とは具体的にどのような水準
なのか。
目次
P4
Q12 1年2作以上に更新後のトラクターを利用する場合は、応募申請書兼事
業計画書の利用面積はどのように記載したらいいのか。
Q13 導入トラクターの利用計画について、田と畑の両方に利用面積が記れて
いる場合、どのように下限面積と比較するのか。
【一部修正】
Q14 安全フレーム未装着トラクター1台を、安全フレーム装着トラクター1
台に更新する場合の要件として「利用規模の下限面積の基準を概ね満たす
水準にあり、利用可能面積に応じた効率的な利用が図られる計画となって
いること」とあるが、どのような計画であれば本事業の審査基準を満たす
のか。
【追加】
Q15 A14において、「なお、応募申請書兼事業計画書の「5.導入トラクタ
ーの能力(定格出力)及び利用計画」における利用面積には、トラクター
導入の5年後を目標とする利用面積を記載下さい。」とありますが、5年
後の利用面積が目標に達しなかった場合はどうなるのですか。
目次
P5
Q1
A1
導入したトラクターを「共同利用」することが要件となるのか。
今回の事業は、農作業安全の推進の観点から安全フレームの装着促進を目的とした
事業であり、従来の経営改善のための機械導入補助金とは性格が異なるため、共同利
用の要件は設定していません。
なお、2者以上で3台の安全フレーム未装着トラクターを装着トラクター1台に更
新する場合、導入するトラクターを所有する者とそれ以外の者で、当該トラクターの
利用計画など今後の農作業のやり方について、十分に役割分担を話し合った上で事業
に応募していただく必要があると考えております。
Q2
農業生産法人等は、1戸1法人のケースが想定されるが、この場合であっても、
3台処分すれば対象となるのか。
A2
今回の事業は、農作業安全の推進の観点から安全フレームの装着促進を目的とした
事業であり、1戸1法人であっても、安全フレーム未装着トラクターから装着トラク
ターへの更新が進むこととなるため、1戸1法人や個人農業者であっても事業の対象
としております。
Q3
A3
トラクターや安全フレームを導入する場合、一般競争入札等をするのか。
今回の事業は、農作業安全の推進の観点から安全フレームの装着促進を目的とした
事業であり、従来の経営改善のための機械導入補助金とは性格が異なること、定額助
成の事業であることから、一般競争入札を行わなくてもよいと考えております。
Q4
「廃棄等証明書」の注意事項に「証明に反し、廃棄等の証明を行ったトラクタ
ーを安全フレーム未装着の状態で国内に流通させた事実が確認された場合、国は
本証明書の作成者を公表するほか、必要な措置を講ずる。」と記載があるが、ど
のような措置を検討しているのか。
また、その措置範囲はどうなるのか。
A4
違反した場合にその企業名を公表することとしていますが、このことにより当該企
業は社会的信用を損なうなどの損害を受けることになるため、当該手法を具体的手法
として示したところです。
これ以外の措置については、今後適宜検討していくこととしています。
- 1 -
Q5
事業の実績報告までに、廃棄する方法(スクラップ、再流通等)が決まってい
ないといけないのか。
また、「その他」はどのような廃棄方法を想定しているのか。
A5
今回の事業は、農作業安全の推進の観点から安全フレームの装着促進を目的とした
事業であり、その事業効果を高めるためにも、本事業で処分された安全フレーム未装
着トラクターが中古農機として農業者に導入されることがないよう、廃棄等を要件と
したところです。
このため、確実な廃棄等を促す観点から、当該トラクターがどのように処理される
かを事業報告までに把握する必要があると考えております。
なお、
「その他」は、具体的には輸出を想定しています。
Q6
廃棄等証明書について、原本はトラクターを廃棄等する事業実施主体で保管す
べきであり、国への提出は写しでいいのではないか。
A6
廃棄等証明書は、事業実施主体がトラクターを更新後、出来るだけ早く実績報告を
行い、補助金の交付を受けることが出来るよう、廃棄等するトラクターの引き渡しを
受けた農機具販売店又は産業廃棄物処理業者等が簡易的に廃棄等を証明する様式で
す。
当該証明書に記載された内容を事後的に裏付けすることができる書類(産業廃棄物
処理業者が発行する産業廃棄物管理表(マニフェスト)や輸出業者が輸出の際に必要
な輸出許可通知書の写し等)は事業実施主体が保管する必要があることについて当該
証明書に注意事項として明記しています。
なお、廃棄等証明書の注意事項には以下のように記載しているところです。
後日、本事業の適正な執行等について調査を行うこととしているが、その際、廃棄等したト
ラクターが、確実に廃棄等されたことを確認できる書類の提出を求めることがあるため、事業
実施者は以下の書類(例)を参考に、証拠書類を事業終了後5年間保存しておくこと。
(例)産業廃棄物管理票(マニフェスト)、安全フレームの納品書、輸出許可通知書の写し
等
なお、これらの書類は、廃棄等したトラクターの車台番号(製造番号)が確認できるよう作
成されている必要がある。
Q7
安全フレーム未装着トラクター1台を装着トラクター1台に更新して、5万円
補助を受ける要件はどのようなものか。
- 2 -
A7
本事業により導入するトラクターの利用計画が、馬力クラスに応じた利用面積を目
標とするものとなっていることが要件となっています。
馬力クラスに応じた利用面積とは、農水省が策定する「高性能農業機械の試験研究、
実用化の促進及び導入に関する基本方針(以下「基本方針」という。
)」又は当該基本
方針に準じて道府県が策定する「特定高性能農業機械導入計画(以下「導入計画」と
いう。)」におけるトラクターの利用規模の下限面積(以下「下限面積」という。)を
概ね満たす水準を基準としているところです。
Q8
導入計画(県別計画)で設定された下限面積は、それ以下の馬力のトラクター
の場合はどのように判断するのか。
A8
例えば30馬力クラス未満の下限面積が設定されていない場合は、以下の考え方で
判断します。
(1)トラクターの馬力の比率に応じて縮小した面積を基準とする考え方
(具体例)
○30馬力クラスのトラクターの下限面積が5haの場合
・20馬力クラスのトラクターは概ね3.3ha(5ha×20ps/30ps)
・15馬力クラスのトラクターは概ね2.5ha(5ha×15ps/30ps)
(2)都道府県や市町村等が農業機械の導入に係る補助事業や資金融資等に関連して設
定した面積を基準とする考え方
(具体例)
○
Q9
A9
農業近代化資金における審査基準として設定された面積
等
30馬力未満は何馬力のトラクターまで補助対象となるのか。
30馬力未満であっても、トラクターの馬力の比率に応じて縮小した面積を目標とす
る利用計画となっている場合は、助成対象とすることとしています。
Q10
安全フレーム未装着トラクター3台を安全フレーム装着トラクター1台に更新
して15万円又は10万円補助を受ける要件に、導入後のトラクターの利用面積の要
件はないのか。
A10
利用面積は要件としていません。
- 3 -
Q11
都道府県が定める導入計画又は国の基本方針におけるトラクターの利用規模の
下限面積の基準を「概ね満たす水準」とは具体的にどのような水準なのか。
A11
トラクターの馬力に応じた下限面積の8割水準(概ね:8割)となります。
Q12
1年2作以上に更新後のトラクターを利用する場合は、応募申請書兼事業計画
書の利用面積はどのように記載したらいいのか。
A12
更新後のトラクターで作業を行うそれぞれの作目の実面積の合計を記載して下さ
い。
Q13
導入トラクターの利用計画について、田と畑の両方に利用面積が記載されてい
る場合、どのように下限面積と比較するのか。
A13
田及び畑の利用面積の合計と導入計画の田と畑の下限面積を足して2で割った値と
を比較することとしています。
Q14
安全フレーム未装着トラクター1台を、安全フレーム装着トラクター1台に更
新する場合の要件として「利用規模の下限面積の基準を概ね満たす水準にあり、
利用可能面積に応じた効率的な利用が図られる計画となっていること」とあるが、
どのような計画であれば本事業の審査基準を満たすのか。
A14
Q7及びQ11の回答のとおり、導入するトラクターの馬力クラスに応じた利用面積
を目標とする計画となっていれば審査基準を満たします。
なお、応募申請書兼事業計画書の「5.導入トラクターの能力(定格出力)及び利
用計画」における利用面積には、トラクター導入の5年後を目標とする利用面積を記
載下さい。
(参考)A県における審査例
①
応募申請書兼事業計画書
5.導入トラクターの能力(定格出力)及び利用計画
定格出力(ps)
利用面積(実面積)
20
ps 田
4.4
ha 畑
―
- 4 -
ha
②-1 A県の導入計画におけるトラクターの下限面積
能力
田
畑
30ps級
8ha
8ha
40ps級及び50ps級
10ha
10ha
60ps級、70ps級及び80ps級 14ha
14ha
【審査手順】
Ⅰ A県は20ps級の利用規模の下限面積が設定されていないので、能力の比率で下限面
積を算定
→
30ps級:8ha
=
20ps級:5.3ha
Ⅱ 今回の申請者のトラクター導入の5年後を目標とする利用面積4.4haは、Ⅰにより
算定された5.3ha水準を概ね満たしている(5.3haの8割水準である4.2haと比較)の
で、審査基準を満たしていると判断。
②-2
A県の農業近代化資金におけるトラクター導入に係る融資基準面積
→ 11ps以上25ps未満の場合 2ha以上
【審査手順】
Ⅰ A県は20ps級の利用規模の下限面積が設定されていないので、A県の農業近代化資
金の融資基準面積を概ね満たす水準か確認
Ⅱ 今回の申請者のトラクター導入の5年後を目標とする利用面積4.4haは、A県の農
業近代化資金の融資基準面積2haを概ね満たしている(2haの8割水準である1.6ha
と比較)ので、審査基準を満たしていると判断。
なお、導入計画における下限面積以外の基準で審査を希望する場合は、本事業への
応募申請時に、導入計画における下限面積以外の基準(その他事業での採択基準や融
資の際の審査基準等)が確認できる書類を添付して下さい。
Q15
A14において、「なお、応募申請書兼事業計画書の「5.導入トラクターの能
力(定格出力)及び利用計画」における利用面積には、トラクター導入の5年後
を目標とする利用面積を記載下さい。」とありますが、5年後の利用面積が目標
に達しなかった場合はどうなるのですか。
A15
目標達成に向けて努力いただいたものの、結果として5年後に目標に達しないこと
も想定されますが、そのような場合は、基本的に補助金返還等を求めるのではなく、
引き続き、事業の目的である安全フレーム装着トラクターを活用して農作業安全の推
進を図りつつ、経営発展に取り組むよう指導することとなります。
- 5 -
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