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世A 316 世界の歴史 改訂版 (PDF:166KB)

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世A 316 世界の歴史 改訂版 (PDF:166KB)
編
修
趣
意
書
(教育基本法との対照表)
受理番号
27-157
発行者の
番号・略称
81 山 川
学 校
高等学校
教科書の
記号・番号
世 A 316
教 科
地理歴史科
種 目
世界史 A
教 科
学 年
1 ~ 3 学年
書
世界の歴史
名
改訂版
1. 編 修 の 趣 旨 及 び 留 意 点
(1)編 修 に あ た っ て は 、 幅 広 く 世 界 史 の 知 識 を 学 び 、 歴 史 的 思 考 力 を 培 い 、 国 際 社 会 に 主 体 的 に
生きる日本人としての自覚と資質を養うことができるよう留意した。
(2)世 界 史 A は 標 準 単 位 数 2 単 位 、16 世 紀 以 降 の 近 代 ・ 現 代 を 中 心 に 理 解 さ せ る 科 目 で あ る の で 、
それ以前の叙述は簡潔に記し、近現代史においても、歴史の大きな流れがつかめるよう、詳細
な事項は記述しないよう配慮した。
(3)全 体 を 66 の テ ー マ で ま と め ( 主 題 学 習 は 除 く )、 各 テ ー マ 見 開 き 2 ペ ー ジ 構 成 と し 、 1 回 の
授業で 1 テーマを学べるようにした。
(4)世 界 史 学 習 に お け る 地 理 的 条 件 と の 関 連 を 図 る こ と の 重 要 性 に 着 目 し 、 第 1 部 第 1 章 の 「 世
界の諸文明」では各地域世界の冒頭に「風土と人々」を設けた。また「そのころ日本は」の
項目を設け、世界史のなかで日本史が関連付けられるよう留意した。
(5)見 開 き の ヴ ィ ジ ュ ア ル ペ ー ジ 「 viewpoint」 で は 、 宗 教 ・ 文 化 ・ 技 術 ・ 世 界 の 一 体 化 な ど 様 々
な切り口のテーマを写真を用いて解説し、豊富な視覚的情報から歴史の理解が深まるよう留
意した。
(6)写 真 ・ 図 版 を 多 用 し て 、 視 覚 的 効 果 を 高 め 、 生 徒 の 興 味 を ひ く よ う な 紙 面 構 成 に 配 慮 し た 。
2. 編 修 の 基 本 方 針
(1)平 成 21 年 3 月 改 訂 の 高 等 学 校 学 習 指 導 要 領 「 世 界 史 A」 の 目 標 、 内 容 、 内 容 の 取 扱 い の 趣 旨
に従ったが、学習上の便宜を考えて、若干独自の構成を加えて本書を作成した。
(2)学 習 指 導 要 領 世 界 史 A の 内 容 で あ る 「 世 界 史 へ の い ざ な い 」「 世 界 の 一 体 化 と 日 本 」「 地 球 社
会と日本」の趣旨に従って、部・章立てを行った。
3. 対 照 表
図書の構成・内容
世 界 史 を学 ぶ み な さ ん へ
暦 と は何 だ ろ う
特に意を用いた点や特色
該当箇所
* 冒頭 の「 世 界 史 を 学ぶ み な さ ん へ」で は、 表見 返 し 裏
日本と世界の関わりに気付かせ、世界史を
世 界 史 への い ざ な い ① 自 然 環境 と 歴 史
学ぶ意義を分かりやすく説明し、世界史学
世 界 史 への い ざ な い ② 日 本 列島 の な か の 世 界 史
習に意欲的に取り組めるよう努めた(第 1
号 ・第 5 号 )。
* 「世 界 史 へ の い ざ ない ① 」 では 、 多様 な 6 ~ 7 ページ
自然環境がその地域の歴史と深く関わって
いることを示した。また生徒の主体的な学
習 を促 す 問 い か け 文 を 付し た 。( 第 2 号 ・ 第
4 号)。
* 「世 界 史 へ の い ざ ない ② 」 では 、 世界 史 8 ~ 9 ページ
と日本史が密接に関係していることを示し
た。また生徒の主体的な学習を促す問いか
け 文を 付 し た。(第 2 号 ・ 第 5 号)。
序
人 類の 歴 史 の 始 ま り
* 第 1 部 第 1 章 「 世 界 の 諸 文 明 」で は 、 各 12 ~ 53 ペ ー ジ
第1部
世 界 の一 体 化 と 日 本
地域の形成と発展を示し、風土や文明の特
第1章
世 界 の諸 文 明
徴を大づかみに理解させるよう心がけた。
東 ア ジア 世 界
viewpoint ① ③ ④ ⑤ で は 宗 教 を 取 り あ げ 、 世
1
東アジア世界Ⅰ
界の主な宗教に関する知識を身につけられ
2
東アジア世界Ⅱ
る よう 配 慮 し た ( 第 1 号)。
viewpoint ① 儒 教 ・ 仏 教 ・ 道 教
* 「 そ の こ ろ 日 本 は 」 の 項 目 を 設 け 、 世 界 15、 17、 20、 23 ペ ー ジ
3
史のなかで日本史が関連付けられるよう配
東アジア世界Ⅲ
viewpoint ② モ ン ゴル 時 代 の ユ ー ラ シ ア (13 ~ 14 世 慮 した ( 第 5 号)。
紀 の世 界 )
南 ア ジア 世 界 ・ 東 南 ア ジ ア世 界
4
南アジア世界
5
東南アジア世界
viewpoint ③ ヒ ン ド ゥ ー 教
西 ア ジア 世 界
6
西アジア世界Ⅰ
7
西アジア世界Ⅱ
8
西アジア世界Ⅲ
viewpoint ④ イ ス ラ ー ム 教
ヨ ー ロッ パ 世 界
9
古代地中海世界
10
ヨーロッパ世界Ⅰ
11
ヨーロッパ世界Ⅱ
viewpoint ⑤ キ リ ス ト 教
ア メ リカ 大 陸
ア フ リカ 大 陸
第2章
世 界 の一 体 化 の 始 ま り
* 第 1 部 第 2 章 で は 、 近 世 に お ける 各 地 域 54 ~ 85 ペ ー ジ
12
16 世 紀 の 世 界 と 一 体 化 の始 ま り
に つい て 要 点 を 押 さ え て記 述 す る と と も に、
13
明代の東アジア
世界がどのような点で一体化したのかを
14
清代の東アジア
「 12
15
サ フ ァ ヴ ィ ー 朝 と ム ガル 朝
viewpoint ⑧ ⑨ で 具 体 的 に 示 し た( 第 1 号)。
16
オスマン帝国
* 「 そ の こ ろ 日 本 は 」 の 項 目 を 設 け 、 世 界 55、 57、 77 ペ ー ジ
16 世 紀 の 世 界 と 一 体 化 の 始 ま り 」 や
viewpoint ⑥ ア ジ ア の 繁 栄 ( 16 ~ 18 世 紀 )
史のなかで日本史が関連付けられるよう配
17
大航海とアメリカ征服
慮 した ( 第 5 号)。
18
新 し い 時 代 の 始 ま り とル ネ サ ン ス
viewpoint ⑦ 花 ひ ら く ル ネ サ ン ス
19
宗教改革
20
ス ペ イ ン の 時 代 か ら オラ ン ダ の 時 代 へ
viewpoint ⑧ 危 機 の 時 代 ( 17 世 紀 )
21
絶対王政と議会王政
22
東ヨーロッパの専制
23
大西洋経済
viewpoint ⑨ 茶 の 文 化 と 世 界 経 済
第3章
近 代 の世 界
* 第 1 部 第 3 章 で は 、 近 代 に お ける 各 地 域 86 ~ 117 ペ ー ジ
24
啓蒙とアメリカ独立
および日本の歴史について要点を押さえて
25
フランス革命
記 述し た 。 ま た viewpoint ⑪ で は 、交 通 や 通
26
ナポレオンとその帝国
信 にお け る 世 界 の 一 体 化に つ い て 取 り あ げ、
27
イギリス産業革命
日本も積極的に世界と結びついていったこ
28
ウ ィ ー ン 体 制 と 自 由 主義 改 革
と に言 及 し た ( 第 1 号 ・ 第 5 号)。
29
1848 年 革 命 と イ ギ リ ス・ フ ラ ン ス
* 「 キ ー パ ー ソ ン 」 の 項 目 で は 、 医 療 ・ 福 99 ペ ー ジ
30
ク リ ミ ア 戦 争 と オ ー スト リ ア ・ ロ シ ア
祉の面で貢献したナイティンゲールを取り
31
イ タ リ ア の 統 一 と ド イツ の 統 一
あ げた ( 第 3 号)。
32
ア メ リ カ 合 衆 国 の 発 展と カ ナ ダ
* 「 そ の こ ろ 日 本 は 」 の 項 目 を 設 け 、 世 界 113 ペ ー ジ
33
ラ テ ン ア メ リ カ と 世 界資 本 主 義
史のなかで日本史が関連付けられるよう配
viewpoint ⑩ 19 世 紀 欧 米 の 文化
34
19 世 紀 の 西 ア ジ ア
35
南 ア ジ ア ・ 東 南 ア ジ アの 植 民 地 化
36
東アジアの開港と変動
37
東 ア ジ ア の 近 代 化 の 試み
慮 した ( 第 5 号)。
viewpoint ⑪ 交 通 と 通 信 の 革 命
第2部
第1章
38
地 球 社会 と 日 本
* 第 2 部 第 1 章 で は 、 帝 国 主 義 時代 の 各 地 118 ~ 131 ペ ー ジ
現 代 の始 ま り と 帝 国 主 義
域および日本について要点を押さえて記述
資本主義社会の成熟
し た( 第 1 号 ・ 第 5 号)。
viewpoint ⑫ 大 衆 社 会 と 科 学 技 術
* コ ラ ム 「『 ミ カ ド = ナ ー メ 』」 と 「 日 露 戦 127、 128 ペ ー ジ
39
世 界 分 割 と 一 体 化 の 進展
争の実状」では、例として日露戦争を二つ
40
帝国主義の国際対立
の視点から取りあげ、歴史的思考を促すよ
41
植 民 地 ・ 従 属 国 で の 民衆 の 抵 抗
う 留意 し た ( 第 1 号)。
42
日露戦争と韓国併合
43
辛亥革命
第2章
二 つ の世 界 大 戦
* 第 2 部 第 2 章 で は 、 二 つ の 世 界大 戦 に い 132 ~ 157 ペ ー ジ
44
第一次世界大戦
たる各地域および日本について要点を押さ
45
ロシア革命
え て記 述 し た ( 第 1 号 ・ 第 5 号)。
46
ヴ ェ ル サ イ ユ 体 制 と ワシ ン ト ン 体 制
* viewpoint ⑬ で は 、 軍 事 技 術 と その 平 和 利 140 ~ 141、 143 ペ ー ジ
47
1920 年 代 の ア メ リ カ とヨ ー ロ ッ パ
用について取りあげ、問題意識を促すよう
viewpoint ⑬ 技 術 と 戦 争
留意した。また「キーパーソン」では非暴
48
ア ジ ア 諸 地 域 の 抵 抗 と独 立
力・不服従運動で社会に影響を与えたガン
49
東アジアの民族運動
デ ィー を 取 り あ げ た ( 第 3 号 )。
50
世界恐慌
51
ファシズムの台頭
52
第 二 次 世 界 大 戦 前 夜 の世 界
53
満州事変と日中戦争
54
第二次世界大戦Ⅰ
55
第二次世界大戦Ⅱ
第3章
平 和 と冷 戦
* 第 2 部 第 3 章 で は 、 冷 戦 時 代 の各 地 域 に 158 ~ 163 ペ ー ジ
56
冷戦の開始
つ いて 要 点 を 押 さ え て 記述 し た ( 第 1 号)。
57
冷 戦 の 激 化 と 核 戦 争 の危 機
* 戦 後 世 界 の 平 和 と 安 全 の た め に 、 国 際 連 158、 160 ペ ー ジ
58
第三世界の出現
合などの取組みについて記述し、コラムで
は「反核」について取りあげた(第 3 号・
第 4 号)。
第4章
現 代 世界 と 日 本
* 第 4 章 で は 、 1960 年 代 以 降 の 各地 域 に つ 164 ~ 185 ペ ー ジ
59
米 ・ ソ の 動 揺 と 多 極 化す る 世 界
いて、要点を押さえ、経済や社会に関する
60
冷戦の終結
今 日的 な 問 題 に も 言 及 しな が ら 記 述 し た( 第
61
グ ロ ー バ ル 化 と ア メ リカ
1 号)。
62
EU の 拡 充 と ロ シ ア 、 ア フリ カ
* 「 キ ー パ ー ソ ン 」 の 項 目 で は 、 キ ン グ 牧 164、 166、 171 ペ ー ジ
63
中 東 情 勢 と イ ス ラ ー ム主 義 運 動
師、レーガンとゴルバチョフ、マンデラな
64
アジアの経済発展
ど平和や人種差別撤廃に尽力した人物につ
65
中国の台頭と多極化
い て取 り あ げ た ( 第 3 号)。
viewpoint ⑭ ジ ェ ン ダ ー を め ぐ る 変化
* viewpoint ⑭ で は 、 20 世 紀 後 半 以 降の ジ ェ 178 ~ 179、 182 ~ 183
66
ン ダー 観 の 変 化 に つ い て、viewpoint ⑮ で は、 ペー ジ
地 球 社 会 の 今 後 と 私 たち
viewpoint ⑮ 現 代 の 宗 教
主題学習
持 続 可 能 な 社 会 への 展 望
冷戦後の宗教的な対立や相互理解について
取りあげ、現代社会における問題や課題を
身 近 な モ ノ か ら 地 球 環 境 ・ 地 域 紛 争 ・ 情 報 社 会 を 示 した ( 第 3 号)。
考 え てみ よ う
* 「 66 地 球 社 会 の 今 後 と 私 た ち 」 で は 、 地 180 ~ 181 ペ ー ジ
球規模での環境問題や様々な課題について
取りあげ、日本人として、また地球市民と
して各々がどのように社会と関わっていく
べ きか の 一 例 を 示 し た (第 2 号 ・第 3 号 ・
第 4 号・ 第 5 号)。
* 主 題 学 習 で は 、 ケ ー タ イ ・ ス マ ホ を 例 と 184 ~ 185 ペ ー ジ
して、地球環境・地域紛争・情報社会など
の問題を示し、問いかけをつうじてそれら
の課題に主体的に取り組めるよう留意した
( 第 2 号 ・ 第 3 号 ・ 第 4 号)。
4. 上 記 の 記 載 事 項 以 外 に 特 に 意 を 用 い た 点 や 特 色
(1)本 文 の 説 明 を 補 う た め の も の と し て の 図 版 を 各 所 に 取 り 入 れ 、 生 徒 の 理 解 を 助 け る よ う 配 慮
した。
(2)各 テ ー マ ご と に 最 初 に 問 い か け 文 を 設 け 、 そ れ ぞ れ の テ ー マ は 、 ど こ に ポ イ ン ト を お い て 考
え、学べばよいのかを示した。
(3)「 キ ー パ ー ソ ン 」 や 「 コ ラ ム 」 を 設 け 、 各 テ ー マ と 関 連 し て 、 生 徒 の 興 味 や 学 習 の 意 欲 が 増
すよう内容に配慮して記述した。
(4)振 り 仮 名 や 参 照 ペ ー ジ な ど を 丁 寧 に 入 れ て 、 学 習 の 助 け に な る よ う 配 慮 し た 。
(5)高 等 学 校 現 場 の 教 科 書 に 関 す る 要 望 ・ 意 見 な ど を 十 分 に 検 討 し 、 可 能 な か ぎ り 、 そ れ を 記 述
に生かすように努めた。
編
修
趣
意
書
(学習指導要領との対照表、配当授業時数表)
受理番号
27-157
発行者の
番号・略称
81 山 川
学 校
高等学校
教科書の
記号・番号
世 A 316
教 科
地理歴史科
種 目
世界史 A
教 科 書
世界の歴史
学 年
1 ~ 3 学年
名
改訂版
1. 編 修 上 特 に 意 を 用 い た 点 や 特 色
*地理的条件に留意し、各地域世界に「風土と人々」を設け、地図も大きく掲載した。
* 日 本 の 歴 史 と の 関 連 に 留 意 し 、「 そ の こ ろ 日 本 は 」 の 項 目 を 設 け た 。
* 生 徒 が 歴 史 的 思 考 力 を 養 え る よ う 、 66 テ ー マ す べ て に 「 問 い か け 」 を 設 定 し 、 さ ら に 巻 末 に
は「主題学習」を設けた。
2. 対 照 表
図書の構成・内容
学習指導要領の内容
世界史を学ぶみなさんへ
世 界 史 へ の い ざ な い ① 自 然 環 境 と 歴 (1)世 界 史 へ の い ざ な い
史
ア 自然環境と歴史
世界史へのいざない②日本列島のな
イ 日本列島の中の世界の歴史
かの世界史
序 人類の歴史の始まり
第 1 部 世界の一体化と日本
(2)世 界 の 一 体 化 と 日 本
第 1 章 世界の諸文明
ア ユーラシアの諸文明
第 2 章 世界の一体化の始まり
イ 結び付く世界と近世の日本
第 3 章 近代の世界
ウ ヨーロッパ・アメリカの工
業化と国民形成
エ アジア諸国の変貌と近代の
日本
第 2 部 地球社会と日本
(3)地 球 社 会 と 日 本
第 1 章 現代の始まりと帝国主義
( テ ー マ 38)
ア 急変する人類社会
( テ ー マ 39 ~ 43)
イ 世界戦争と平和
第 2 章 二つの世界大戦
第 3 章 平和と冷戦
ウ 三つの世界と日本の動向
第 4 章 現代世界と日本
エ 地球社会への歩みと課題
主題学習 持続可能な社会への展望
オ 持続可能な社会への展望
該当箇所
表見返し裏
6 ~ 9 ページ
配当
時数
1
1
10 ~
ージ
117 ペ
1
11
12
14
118 ~ 183 ペ
ージ
6
計
12
3
8
1
70
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