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平成28年度 福岡市 主要施策概要
FU 要 F O T C E 市 岡 福 年度 8 2 成 平 J O PR 策概 施 要 主 A K O U K 福岡市 FUKUOKA CITY 0A ■平成 28 年度の施策推進にあたって 福岡市では、多くの市民の皆様と共に策定した「福岡市総合計画」において、「都市の成長」 と「生活の質の向上」の好循環を創り出すことを基本戦略として掲げ、「人と環境と都市活力 の調和がとれたアジアのリーダー都市」の実現を目指して、「FUKUOKA NEXT」、福岡市を 次のステージへと飛躍させるまちづくりに、積極的にチャレンジしています。 平成 28 年度においては、 ①見守り、支え合う、強い絆の地域づくり ②次代を担う子ども、グローバル人材の育成 ③福岡の成長を牽引する観光・MICE、都心部機能強化の推進 ④人と企業を呼び込むスタートアップ都市づくり という、総合計画に沿った4つの重点分野とともに、「WITH THE KYUSHU」、九州とともに の精神のもと、九州の発展を牽引する広域的連携の強化に力を入れ、「FUKUOKA NEXT」の 取組みをさらに積極的に推進していきます。 ●「FUKUOKA NEXT」 ~「アジアのリーダー都市」 をめざして次のステージへ~ 全国的に、急激な少子高齢化や人口減少、地域経済の衰退などにより、地方が現状維持す ら困難な時代にある中、福岡市は人口が増え続け、政令指定都市で 5 番目の規模となりました。 観光客や MICE 参加者など多くの人が訪れ、企業の立地が進むなど、元気なまち、住みやす いまちとして評価され、存在感が高まっています。 多くのまちづくりプロジェクトを進めていく福岡市は、IoT などのテクノロジーと、地域の強 い絆、自治の力を組み合わせて、新しい時代に向けた先進的なまちづくりにチャレンジし、日本、 そして世界におけるモデルをつくることができる、大きなチャンスと潜在力を持っています。 「FUKUOKA NEXT」は、こうした潜在力が開花し始めた福岡市をさらに次のステージへ と押し上げる、まち全体でのチャレンジです。 未来に向けた福岡市のチャレンジをわかりやすくまとめた「FUKUOKA NEXT BOOK」をつくりました。 アドレス http://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/shisei/next_challenge/fukuoka_next_book.html 01 PROJECT OF FUKUOKA 「人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市」 に向けた 4 つの重点分野 ❶ 見守り、支え合う、強い絆の 地域づくり 福岡市は、単独世帯や共同住宅の多さなど地域 の繋がりが希薄化しやすい都市特性を有していま す。地域コミュニティ活動などの市民の主体的な 活動を支援促進するとともに、これを支える場や 仕組み、福祉サービスの再構築を図るなど、誰も が住みなれた地域で安 心して健やかに暮らしていけ る、見守り、支え合う、強い絆の地域づくりを進めます。 共創によるコミュニティづくり 自治協議会制度発足から 10 年を経て、 「地域のまち・ 絆づくり検討委員会」からの提言も踏まえ、地域のま ちづくりを、自治の確立の段階から、共に創る「共創」 の段階へ進め、地域の未来を様々な主体と共に創る取 組みを推進します。 28 年度 予算 福祉バス 高齢者や心身障がい者(児)などが研修やレクリエー ション等の活動のために利用する福祉バスの運賃助成 を拡充します。 28 年度 予算 51,900 千円 健康先進都市づくりに関する戦略策定・推進 超高齢社会に対応する大都市モデルの構築を目指し て、10 年先を見据えた保健医療福祉の新たなコンセ プトをとりまとめるとともに、社会的ニーズや効果が 高いリーディング事業を実施します。 28 年度 予算 49,192 千円 533,228 千円 農山漁村地域など市街化調整区域の活性化 ICT 活用による要介護高齢者在宅生活支援モデル事業 地域住民の力とICTが融合した新たな支え合いの 仕組みの構築に向け、城南区別府校区でのモデル事業 を継続実施するとともに、今後のICTの有効活用に ついて検討します。 28 年度 予算 8,560 千円 地域主体の取組みを支援するとともに、全国の農山 漁村地域でのビジネスの成功事例を地域・事業者など 様々な主体がともに学び、交流するセミナー等を開催 し、ビジネスの創出に向けた取組みを推進します。 また、市街化調整区域における地域コミュニティの 維持・活性化を図るため、定住化促進に係る制度の活 用など、地域の取組みに対する支援を行います。 28 地域包括ケア情報プラットフォーム構築事業 行政が持つ保健、福祉、医療等に関する情報を集約 し、地域課題・事業課題の分析や関係者間での情報共有、 webサイトでの情報提供を行うための情報通信基盤 を導入します。 28 年度 予算 52,017 千円 地域との共働による移動支援モデル事業 高齢者の買い物や通院などの支援に取組む地域団体 等に、車両を貸し出すモデル事業を実施します。 28 年度 予算 5,000 千円 年度 予算 10,285 千円 ❷ 次代を担う子ども、グローバル 人材の育成 少子高齢化や都市化の進行、共働きの家庭の増 加など、子ども・子育て家庭を取り巻く環境は大 きく変化しています。増加する保育ニーズに積極 的に対応するとともに、引き続き保育の質の向上 を図るなど、安心して子どもを生み育てられ、誰 もが働きやすく活躍できる環境づくりを進めます。 また、国際性豊かな子どもの育成を図るとともに、 コミュニケーション能力や創造性を高めるなど、世 界で活躍できる多様な人材の育成を図ります。 02 新たな保育需要への対応 子どもの健全育成支援・学びと居場所づくり 待機児童の解消に向けて、保育所の新設や小規模保 育事業の認可など多様な手法により 1,800 人分の整 備を進めます。 また、保育所の増加等に伴い必要となる保育士等を 確保するため、保育士・保育所支援センターでの就職 あっせんや就職支援研修の実施に加え、潜在保育士の 再就職のための就職準備金や保育料の一部貸付等を行 う事業を新たに実施するとともに、保育士等の心の悩 みや勤務条件などを相談できる窓口を設置し、就労の 継続を支援します。 28 年度 予算 3,232,282 千円 生活保護世帯及び生活困窮世帯に対し、生活や教育 に関する支援、居場所の提供と学習支援を実施します。 28 年度 予算 子どもの食と居場所づくり支援事業 子どもたちが健やかに育成される環境をつくるた め、NPOやボランティアなどが行う食事の提供と居 場所づくりの活動に対し、運営経費の助成などの支援 を行います。 28 年度 予算 少子化対策の強化 社会全体で子どもや子育てを見守り支える気運の醸 成や、若者のライフプラン作成の支援などに取組むと ともに、特定不妊治療費の助成について、初回の助成 額の増額、男性不妊治療費の助成拡充を行います。 28 年度 予算 350,361 千円 中央児童会館(あいくる)のリニューアルオープン 新たに乳幼児の一時預かりや中高生の健全な遊び・ 活動の場を提供するなど、機能を拡充した中央児童会 館をリニューアルオープンし、児童の心身ともに健や かな育成を図ります。(平成 28 年 4 月 1 日開館) 28 年度 予算 151,158 千円 4,300 千円 ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業 ひとり親家庭の親が、高等職業訓練促進給付金を活 用して、看護師等の資格取得を目指す場合に、入学準 備金・就職準備金を貸し付け、修学を容易にすること で自立の促進を図ります。 28 年度 予算 160,600 千円 スクールソーシャルコーディネーター活用事業 基本的生活習慣の定着や学力の向上を支援するた め、学校や家庭などと連携しながら、教育委員会をは じめ関係局や地域・NPOなどの取組みと児童生徒を 結ぶ役割を担うスクールソーシャルコーディネーター を配置します。 28 年度 予算 13,609 千円 乳幼児里親リクルート事業 子ども医療費助成制度 子どもの健やかな成長を願い、安心して医療機関で 受診できるよう、通院は小学校就学前まで、入院は中 学校 3 年生までの保険診療に係る医療費の自己負担相 当額を助成します。 また、通院は平成 28 年 10 月診療分から対象を小学校 6 年生まで拡大して実施します。 28 年度 予算 4,248,929 千円 親の病気や経済困窮、虐待などで保護が必要となっ た乳幼児の家庭養育を確保するため、急な一時保護 委託にも対応可能な乳幼児専門の養育里親家庭のリク ルートを進めます。 28 年度 予算 子どもの貧困の実態を把握するため、小・中学校か らそれぞれ 1 学年を選び、その保護者を対象に実態調 査を行います。また、ひとり親家庭へのアンケート調 査を実施します。 28 年度 予算 愛宕浜小学校 28 姪浜中学校 貧困の状況にある子どもを見守り、必要な支援につ なぐことができるよう、人材育成やネットワークの形 成に取組みます。また、NPO・企業等との連携体制 を構築します。 28 年度 予算 小中高連携推進モデル地区において、 連携カリキュラム作成、ICTを活用 した授業など英語教育の早期化・教科 化・高度化に向けた研究を進め、取組 みの成果を全市に広げていきます。 15,843 千円 貧困の状況にある子どもを支えるネットワーク構築 4,800 千円 8,783 千円 国際教育礎プラン 子どもに関する実態調査 福岡女子高等学校 年度 予算 30,504 千円 小・中学校へのエアコン整備 夏季における児童生徒の健康を維持し、学習しやすい 環境を整えるため、市立小・中学校の普通教室に空調設 備を整備しています。小学校は既に全校の整備を終え、 中学校も平成 28 年 8 月に整備が完了する予定です。 28 年度 予算 03 69,445 千円 1,778,756 千円 ❸ 福岡の成長を牽引する観光・MICE の 振興及び都心部の機能強化の推進 福岡市は、サービス業や小売業などの第3次産 業が9割を占めており、来訪者を増やすことが、 経済の活性化につながります。クルーズ船の寄港 やコンベンション需要の増加なども活かしながら、 歴史・文化・食など福岡市の資源や魅力を掘り起 こし、磨きをかけるなど、戦略的に観光・集客、 MICE誘致を推進します。 また、民間活力を引き出しながら、都心部の機能・ 魅力の向上を図るとともに、多くの来街者を都心 部全体に波及させるアクセス性や回遊性を高める など、国際競争力のある都心づくりを進めます。 セントラルパーク構想推進事業 国際スポーツ大会の招致・開催準備等 「ラグビーワールドカップ 2019」及び 2021 年の 「世界水泳選手権」の開催準備や、キャンプ招致など を進めるとともに、新たな大会の招致にも取組みます。 28 103,324 千円 年度 予算 ウォーターフロントネクスト(中央ふ頭・博多ふ頭の再整備) 再整備の推進 市民をはじめ、国内外の方々に親しまれる魅力的な ウォーターフロントを目指し、MICE機能や海の ゲートウェイ機能の強化を図るとともに、海辺を活か した賑わいの創出など、官民連携のまちづくりに向け た検討を行います。 舞鶴公園と大濠公園の一体的な活用を図るセントラ ルパーク構想の具体化に向け、基本計画の策定に取組 むとともに、歴史資源を活用して福岡城さくらまつり を実施するなど、積極的なPRを行います。 28 年度 予算 290,710 千円 まちの将来像イメージ 28 年度 予算 セントラルパーク構想 将来像イメージ 福岡城さくらまつり ライオンズクラブ国際大会開催支援 世界最大規模の社会奉仕団体・ライオンズクラブが 開催する、本市では過去最大の国際コンベンションの 開催支援や、おもてなし・シティプロモーション活動 等を行います。 28 年度 予算 53,398 千円 国家戦略道路占用事業(ストリートパーティ) 国家戦略特区の規制緩和に より、道路を活用したイベン トや懇親会を実施すること で、福岡でのMICE開催の 魅力向上やイノベーションの 創出を図ります。 21,075 千円 国内を代表するMICE拠点の形成 MICE関連施設が一体 的・機能的に配置された拠 点の形成を目指し、第2期 展示場や新ホール等の整備、 ホテル・賑わい施設等の誘 致に向けた検討を進めます。 第 2 期展示場等の予定地 28 年度 予算 155,354 千円 クルーズ船受入環境等の強化 クルーズ船の寄港回数の増加や大型化に対応するた め、中央ふ頭での大型クルーズ船受入れに向けた岸壁改 良など、クルーズ船受入れ環境等の強化に取組みます。 28 年度 予算 1,053,976 千円 観光バスの受入環境の改善 28 ストリートパーティの様子 年度 予算 15,000 千円 MICE誘致セールスネットワーク強化事業 国内外のMICE関係者が参加するセミナーの開催 や、学術・産業分野などで影響力を持つMICEアン バサダーと共同で誘致活動を行い、戦略的にMICE の誘致を推進します。 28 年度 予算 クルーズ船の寄港回数急増等を背景とした観光バス による訪問先周辺の交通課題の解消を図るため、観光 バスの受入れ環境の改善に取組みます。 28 年度 予算 37,795 千円 23,900 千円 04 快適な公共空間の創出 街ゆく人を中心とした憩いや潤いを感じる公共空間 の創出を図ります。 天神ビッグバンエリアの新たな魅力づくり ~快適で活力があり ドラマが生まれるまち・天神を目指して~ 天神地区では、国家戦略特区による「航空法の高さ 制限の特例承認」の獲得を契機に、福岡市独自施策で ある「容積率の緩和」など、ハード・ソフト両面にわ たる施策を一体的に推進し、新たな空間と雇用を創出 するプロジェクト「天神ビッグバン」に取組んでいます。 これにより 2024 年度までの 10 年間で 30 棟の 民間ビルの建替えを誘導し、延床面積 1.7 倍、雇用者 数約 2.4 倍に増加、また約 2,900 億円の建設投資効 果及び約 8,500 億円/年の経済波及効果を見込んで います。 天神明治通り地区地下通路の民間整備への支援や天 神ビッグバンエリアにおける新たな魅力づくりに向け た検討などに取組みます。 地下通路イメージ ぬくもりのある 憩いの空間イメージ 天神ビッグバンの奥座敷・西中洲の魅力づくり 天神ビッグバンの奥座敷(西 中洲)の魅力づくりに向けた 道路整備と景観誘導に取組み ます。 西中洲イメージ 旧大名小学校跡地まちづくりの検討 跡地活用の基本的な考え方 を示すまちづくり構想を踏ま え、平成 30 年度以降の跡地 活用着手に向けた計画づくり に取組みます。 構想の多様な要素を 見える化したイメージ 天神ビックバンの施策体系 水上公園リニューアルオープン 民間ビルの建替え誘導 民間ビルの建替え促進と併せ、高質なオフィス・商 業空間と都市景観の創出を図ります。 容積率の緩和 国家戦略特区や市独自の「容積率特例制度」などの 規制緩和を実施します。 駐車場制度の見直し 駐車場施策の見直しにより、設計自由度の向上につ なげます。 天神 BBB(ビッグバンボーナス) さらなる建替え誘導に向け、天神の魅力向上に一定 の役割を果たす、魅力あるデザイン性に優れたビルに インセンティブを付与します。 新たな雇用の創出 創出された空間を活用し、新たなビジネスと雇用の 創出を図ります。 立地交付金をリニューアル 雇用への取組みを評価した新立地交付金により、企 業立地を促進します。 福岡市スタートアップ・パッケージ スタートアップビザ、雇用労働相談センター、スタート アップ法人減税などを一体的に発信し創業を促進します。 05 水上公園イメージ 天神ビッグバンの東の ゲ ー ト・ 新 た な ラ ン ド マークとして水上公園を リニューアルオープンし ます。(平成 28 年7月 15 日予定) 春吉橋賑わい空間の創出 春吉橋架替えの迂回路橋を活用した賑わい空間の創 出に取組みます。 公共交通の充実と一般車両の乗り入れ抑制 自動車交通の削減・抑制や公共交通への利用転換に より、道路交通混雑の緩和を図ります。 企画乗車券の見直し(地下鉄) 家族で利用できる1日乗車券や全国初となる 65 歳 以上のアクティブシニアを対象とした、地下鉄全線乗 り放題定期券などを新設します。 都心3拠点(※)を結ぶ交通アクセス強化の検討(BRT) 来街者にも分かりやすく使いやすい公共交通による アクセス強化に向け、都心周辺部駐車場や鉄道ネット ワークと連携した「都心循環BRT」の形成に取組み ます。(※)天神・博多・ウォーターフロント地区 都心周辺部駐車場の検討 都心周辺部での駐車場整備について、規模や事業手 法等の検討を行います。 ❹ 人と企業を呼び込むスタートアップ 都市づくり 新たに事業を始める創業や既存企業が新しく事 業を生み出す第二創業は、多くの雇用と新たな価 値を創り出し、福岡市を支店経済から脱却させる とともに、新しい商品やサービスを生み出し、市 民生活を豊かにします。国家戦略特区を推進エン ジンとして、福岡の活力をさらに高めるスタート アップ都市づくりに取組みます。 スタートアップカフェの運営 創業から人材確保までの支援を行う拠点である「ス タートアップカフェ」を運営し、スタートアップの裾 野の拡大を進めます。 28 年度 予算 先導的スタートアップ推進事業 特区のロールモデルとなる可能性のある先導的なプ ロジェクトを、全国から発掘し、支援することにより、 有望な創業者の集積を促します。 28 年度 予算 20,144 千円 グローバルスタートアップ推進事業 国際会議やイベント等を通じて、海外のスタート アップ拠点とのネットワークを構築することにより、 創業当初からグローバル展開が可能となる環境整備を 推進します。 28 年度 予算 40,012 千円 68,182 千円 グローバルスタートアップ発掘・投資促進事業 将来成長する見込みのある市内のスタートアップ企 業を発掘し、国内外の投資機関とのマッチング等によ り投資を促進します。 28 年度 予算 10,800 千円 アントレプレナーシップ教育 スタートアップカフェ 外国人創業活動促進事業(スタートアップビザ) 国家戦略特区における「経営・管理」の在留資格申 請時の要件緩和制度を活用し、外国人の創業活動を促 進します。 28 年度 予算 地域の若手起業家、各界の著名人による講話や、立 志に関わる図書を活用することで、児童生徒が将来に 夢や希望をもち、新しいことにチャレンジする意欲を 育成します。 28 年度 予算 18,251 千円 4,719 千円 外国人創業環境形成事業 民間インキュベーション施設事業者や不動産事業者 と連携し、福岡市内で創業する外国人を対象に、事務 所や住居の賃料補助、情報提供などの支援を行います。 小学校:「夢の課外授業」 28 年度 予算 12,000 千円 06 ★「生活の質の向上」と「都市の成長」の好循環 ★ 福岡市では、延べ 1 万人以上の市民の皆さんとともに平成 24 年に策定した「福岡市総合計画」において、 「都 市の成長」と「生活の質の向上」の好循環を創り出すことを都市経営の基本戦略として掲げています。 観光の振興、国際会議やイベントの開催・誘致、企業の誘致に取組み、こうした「都市の成長」による財源を、 子育てしやすい環境づくりや安全安心なまちづくりなどの「生活の質の向上」に振り向けることで、福岡市の「住 みやすさ」に磨きがかかり、質の高い生活が人や経済活動を呼び込み、さらなる都市の成長につながるという好 循環を創っていきます。 生 活 のOF 質 の 向 上 PROJECT FUKUOKA 1 一人ひとりが心豊かに暮らし、 元気に輝くまちづくり ❶ ユニバーサルデザインの理念による まちづくり ユニバーサル都市・福岡の推進 ユニバーサルデザインの普及啓発を行うとともに、 まちなかへのベンチの設置促進など、市民・企業等と 共働したユニバーサルデザインのまちづくりを推進し ます。 このロゴマークは、サルの笑顔 をモチーフにしています。人と いう文字をハートの形で囲んで 笑顔を表すことにより、みんな が笑顔で思いやり、語りあうイ メージを表現しています。 28 年度 予算 34,250 千円 ❸ 一人ひとりが健康で、生涯元気に 活躍できる社会づくり 50 歳、60 歳代から始める認知症・ロコモ予防 科学的根拠に基づいた保健指導ツールなどを活用 し、要介護の要因として大幅な増加が見込まれる認知 症やロコモティブシンドロームの予防を、高齢期前か ら、重点的に実施します。 28 年度 予算 5,356 千円 ❹ 心豊かに文化芸術を楽しむまちづくり 美術館リニューアル 施設の老朽化への対応と魅力向上のため、平成 28 年 9 月から美術館を休館し、大規模改修・リニューア ルを進めます。(平成 31 年 3 月開館予定) ❷ すべての人の人権が尊重されるまちづくり 人権行政の推進 リニューアル後の美術館 の全景イメージ すべての人の人権が尊重される社会の実現に向け、 同和問題をはじめ、あらゆる人権問題の解決を図るた め、人権教育・啓発に取組みます。 28 年度 予算 167,280 千円 拠点文化施設整備 新たな文化芸術振興の拠点となる拠点文化施設の整 備(市民会館の再整備)とともに、須崎公園の再整備 に向けた検討を行います。(平成 35 年度開館予定) 「ハートフルフェスタ」の広報 ポスター及びその会場写真 28 年度 予算 28 121,957 千円 年度 予算 福岡市民会館 07 34,468 千円 ❺ スポーツ・レクリエーションの振興 総合体育館整備 完成予想図 市民がスポーツ・レクリエー ション活動に親しむことがで き、大規模スポーツ大会も開 催できる総合体育館を、アイ ランドシティに整備します。 (平成 30 年 12 月開館予定) 28 年度 予算 14,549 千円 福岡マラソン 2016 の開催 放課後等の遊び場づくり事業 児童の心身の健全な育成を図るため、身近で使い 慣れた小学校の校庭等を活用し、放課後等に自由に 安心して遊びや活動ができる場や機会づくりを推進 します。 28 290,486 千円 年度 予算 産後サポート事業 産後早期の母子に対して、宿泊や日帰りによる産後 ケア事業や産後ヘルパー派遣事業を行い、育児不安や 育児負担の軽減を図り、産後も安心して子育てができ る環境整備を行います。 28 6,664 千円 年度 予算 大会を通じ、市民スポーツの振興と地域の活性化を 図り、福岡の魅力を発信します。多くの方に参加して いただくため定員を千人拡大し、1 万 1 千人のランナー が福岡から糸島へ駆け抜けます。 ❽ 自ら考え、学び、行動する子ども・ 若者の育成 福岡市科学館整備 28 昨年の様子 年度 予算 101,568 千円 ❻ すべての人が安心して暮らせる福祉の充実 生活保護受給者への適正受診指導等の強化 生活保護のレセプトを活用し、薬剤師・保健師と連 携した服薬指導、不要な受診の解消等、受給者への適 正受診指導を行います。また、糖尿病の予備軍に働き かけ、重症化予防に向けた 28 プログラムを実施します。 年度 8,661 千円 予算 障害者差別解消法関連事業 障害者差別解消法の円滑な施行に向けて、差別に関 する相談窓口や地域協議会を設置するとともに、差別 の解消を目的とする条例の 28 年度 制定に取組みます。 9,881 千円 予算 子どもの学力の向上と福岡の将来を担う人材の育成 を目的とし、科学の原理や最新の科学技術を楽しく学 べる、参加体験型の科学館を整備します。(平成 29 年 10 月開館予定) 28 463,197 千円 年度 予算 特別支援教育の推進 障がいのある子どもたちに、自立と社会参加を見据 えた指導を提供するため、特別支援学校など、多様な 学びの場を整備し、インクルーシブ教育システムの構 築をめざします。 28 72,788 千円 年度 予算 学校給食センター再整備事業 より安全・安心でおいしい給食を提供するため、新 しい給食センター 3 カ所を整備する計画を進めてお り、第 2 給食センターが東区香椎浜ふ頭に開館します。 (平成 28 年 8 月開館予定) 第 2 給食センターイメージ 働く人の介護サポートセンター事業 働く人が仕事と介護の両立に関する必要な情報やアド バイスを得られるよう、平日の仕事帰りや休日にも対応 する相談窓口を、福岡市役 所地下1階に開設します。 28 年度 9,500 千円 (平成 28 年 7 月 1 日開設) 予算 ❼ 子どもが健やかに育ち、安心して 生み育てられる社会づくり 病児・病後児デイケア事業 子どもが病気の際、保護者が仕事の都合などで看病で きない場合に一時保育するための病児デイケアルームを 増設し、多様な保育サービ 28 スの充実を図ります。 年度 295,618 千円 28 年度 予算 1,944,773 千円 学校・家庭・地域が「共育(ともいく)」で進める放課後補充学習 社会全体で子どもをはぐくむ「共育」の観点により、 ともいく や 学校を中心とした地域ぐるみの取組【ふれあい学び舎 事業】と保護者を中心としたグループの自主的な取組 【地域学び場応援事業】の両面から、放課後補充学習 を実施します。 28 年度 予算 41,149 千円 予算 08 2 3 さまざまな支えあいと つながりのあるまちづくり 安全・安心で良好な生活環境の まちづくり ❾ 公民館などを活用した活動の場づくり 11 災害に強いまちづくり ● 学生と公民館による「共創」の取組み 中学生の防災力アップ事業 大学生などが公民館とともに地域に向けた講座を企 画・実施する取組みを行い、学生の新たな発想を活か すなど、若者の地域活動への参加を促進します。 地域防災力のさらなる向上を目指し、中学生による 中学生のための防災冊子の作成や防災研修等を実施し、 地域防災における将来の担い手づくりに取組みます。 管理栄養士を目指す学生による 子育て応援料理教室 28 4,396 千円 年度 予算 なみきスクエア(香椎副都心公共施設)のオープン 千早駅前に、市民センター、図書館、音楽・演劇練 習場、証明発行窓口等の機能を有する施設「なみきス クエア」を平成 28 年 6 月 4 日に開館し、文化活動 の拠点や行政サービスの機能充実を図ります。 28 年度 予算 5,554 千円 消防・救急体制の強化 災害即応体制の強化と都心部における救急需要への 対応のため、平成 30 年度の中央消防署本署の移転整 備に向けて、建設工事等に着手します。 28 年度 予算 1,147,671 千円 民間建築物耐震化促進事業 福岡市耐震改修促進計画に基づき、耐震化促進の重 要性についての普及啓発、民間建築物の耐震改修補助 制度等の活用の推進など、建築物の耐震化を積極的に 促進します。 28 年度 予算 28 年度 予算 218,058 千円 早良区中南部地域において、多目的ホールや練習室 等を備えた地域交流センターの整備を推進します。 年度 予算 12 安全で快適な生活基盤の整備 ● 西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(雑餉隈駅付近) 地域交流センター検討(早良区) 28 249,585 千円 雑餉隈駅付近において、踏切による交通渋滞や事故 を解消し、鉄道によって分断された地域を一体化する など、交通の円滑化や良好な住環境を形成するため鉄 道の高架化を進めます。 10,240 千円 10 NPO、ボランティア活動の活性化 ● NPO・ボランティア交流センター(あすみん)移転オープン NPO・ボランティアなどによる公益活動が活発に 行われるよう、NPO・ボランティア交流センターの 移転にあわせ、会議室を増設するなど拡充し、活動や 交流の場並びに情報発信機能を強化します。(平成 28 年 4 月 1 日開館) 28 年度 予算 09 62,252 千円 整備後のイメージ 28 年度 予算 2,623,566 千円 13 ルールが守られ,人にやさしい ● 安全なまちづくり 4 人と地球にやさしい、 持続可能な都市づくり 16 循環型社会システムの構築 ● 放置自転車対策の強化 天神地区及びその周辺において、夜間や休日など 様々な時間帯に放置自転車の撤去を行うことにより、 放置自転車対策を推進します。 もったいない!食べ残しをなくそう福岡エコ運動 飲食店での食べ残しを減らし、食品廃棄物のリデュー ス(発生抑制)を推進するため、 「福岡エコ運動協力店」 の募集や、飲食店利用者への啓発を行います。 福岡エコ 3 項目 自転車放置禁止区域標識 天神地区の放置自転車 28 19,212 千円 年度 予算 14 犯罪のない安全で住みよいまちづくり ● 28 年度 予算 17 生物多様性の保全とみどりの創出 ● アイランドシティはばたき公園整備事業 多くの渡り鳥が飛来するなど、豊かな自然環境が存 在するエコパークゾーンと一体となった「人と自然と の共生を象徴する空間」づくりに向け、設計等を行い ます。 28 年度 予算 地域防犯力強化事業 市民が防犯活動に参加するきっかけとなる「福岡市 防犯強化月間」や、大学新入生が犯罪に遭わないよう 啓発する「新大学生防犯強化月間」を通じた取組みを 推進するとともに、地域防犯パトロールカー車検費用 の一部助成などを行います。 28 飲酒運転撲滅対策事業 飲酒運転の撲滅(ゼロ)に向け、 地域や事業者が行う飲酒運転撲滅の 取組みを促進するとともに、市民や 事業者等と連携した飲酒運転撲滅 キャンペーンを展開します。 飲酒運転撲滅ポスター 28 3,013 千円 年度 予算 15 安全で良質な水の安定供給 ● 五ケ山ダム建設事業 25,700 千円 18 まちと自然が調和した福岡型のコンパクトな都市づくり ● 香椎駅周辺土地区画整理事業 広範な東部広域拠点の生活文化 核の形成を進めるため、香椎駅周 辺地区において、商業市街地とし ての活力と賑わいを持続しながら 土地区画整理事業を推進します。 26,876 千円 年度 予算 16,432 千円 航空写真/香椎駅周辺 土地区画整理事業 28 年度 予算 4,230,724 千円 九州大学キャンパス跡地のまちづくり 箱崎地区では、まちづくりルールや都市基盤等の検 討を行い、早期の土地利用に向けて取組むとともに、 六本松地区では、司法機関や福岡市科学館を核とした まちづくりを進めます。 28 年度 予算 77,000 千円 青果市場跡地のまちづくり 青果市場跡地について、地域や本市のまちづくりに 寄与できるよう、跡地利用 28 の検討を進めます。 年度 15,277 千円 予算 那珂川の上流に、渇水対策容量などを持つ五ケ山ダ ム(事業主体:福岡県)を建設し、異常渇水時の水の 安定供給を図ります。 五ケ山ダム完成イメージ図 (福岡県より提供) 28 年度 予算 2,504,500 千円 19 公共交通を主軸とした総合交通体系の構築 ● 地下鉄七隈線延伸事業の推進 平 成 32 年 度 の 開 業 に 向 け、 安 全 か つ 着 実 に 土 木本体工事を推進すると ともに、駅出入口の設計・ 工 事 や、 駅 レ イ ア ウ ト の 検討を進めます。 28 年度 予算 4,570,000 千円 10 都 市OF の 成 長 PROJECT FUKUOKA 5 まちの魅力を磨き、さまざまな人を ひきつけられるまちづくり 20 観光資源となる魅力の再発見と ● 磨き上げ 福岡城・鴻臚館を活かした観光都市戦略事業 市とNPOとの共働により、市民協力による観光拠 点づくりや外国人観光客へのおもてなしの促進、若者・ 次世代への啓発など、福岡城・鴻臚館を活かした観光 都市づくりを推進します。 28 年度 予算 2,400 千円 動植物園再生事業 『21 世紀・人と動植物の共存をめざして』~いきも のたちのよろこぶ公園~ を基本理念に、豊かな樹林地 を活かした都市型動植物園へと再生を図ります。 エントランス複合施設 28 年度 予算 294,630 千円 22 国内外への戦略的な ● プロモーションの推進 観光プロモーション 国内では 3 大都市圏、海外では直行便が就航して いるアジアなどの有望市場に対して食やショッピング などの福岡の魅力を訴求しながら、効果的なプロモー ションを行います。 28 年度 予算 6 25,360 千円 経済活動が活発で、たくさんの働く 場が生まれるまちづくり 23 産学官連携による、 ● 知識創造型産業の振興 IoT拠点形成事業 産学官連携によるIoT関連産業の拠点化を進める ため、事業者・大学等のネットワーク形成や地場中小 企業による製品開発・実証事業等を支援します。 動植物園の魅力・賑わいアップ事業 いつまでも愛される動植物園をめざして、アクセス 環境の改善や植物園内でのガーデントレインの運行、 新規植物の導入等により、新たな魅力の創造と賑わい アップを図ります。 植物園内を走る ガーデントレイン IoT(イメージ) 28 年度 予算 35,500 千円 24 成長分野の企業や本社機能の立地促進 ● 企業立地促進制度の実施 市の経済の活性化や雇用創出などのため、立地交付 金制度を活用し、既存事業所の転出を防止するととも に、知識創造型産業などの成長分野の企業や本社機能 の立地を促進します。 無料シャトルバス 28 年度 予算 21 来街者にやさしいおもてなし環境づくり ● 無料公衆無線 LAN サービス 来街者の利便性の向上等を図る ため、誰でも無料で使える公衆無 線 LAN サ ー ビ ス「Fukuoka City Wi-Fi」を提供。官民共働による拠 点の拡大など、さらなるサービスの 充実に取組みます。 28 年度 予算 11 28 30,715 千円 17,182 千円 年度 予算 8,198,141 千円 25 地域経済を支える地場中小企業などの ● 競争力強化 商店街空き店舗における創業応援事業 商店街の空き店舗での若者の創業や、商店街の構成 店舗充実に向けた出店経費の助成などにより、商店街 を支える人材の確保などを支援します。 空き店舗情報提供サイト 「あ・きてん福岡」 28 年度 予算 10,174 千円 中小企業・スタートアップ企業マッチング事業 既存企業とスタートアップ企業とのマッチングイベ ント「フクオカ・スタートアップ・セレクション」を 福岡市内で開催し、地場企業の新たな事業展開や成長・ 発展を促進します。 フクオカ・スタートアップ・ セレクションの様子 28 年度 予算 12,350 千円 7 創造的活動が活発で、多様な人材が 新しい価値を生み出すまちづくり 28 個人の才能が成長を生む創造産業の ● 振興 クリエイティブ・エンターテインメント都市づくり推進事業 「クリエイティブ・エンターテインメント都市・ふ くおか」の実現に向けて、クリエイティブ・ラボ・フ クオカによるイベント開催や、アジアンパーティの各 種事業を展開します。 26 農林水産業とその関連ビジネスの振興 ● 28 農の応援事業 雇用従事者不足を解消するため、JAやハローワー クなどの関係機関と連携し、人手を求める農家と農業 に従事したい市民を結びつけるとともに、その後も就 労継続をサポートし、確実に雇用へつなげることによ り、農業経営の改善や生産拡大を支援します。 28 年度 予算 2,000 千円 ベジフルスタジアム(青果市場)ブランド化推進事業 アジアを視野に入れた九州の 青果物流拠点となるべく、強み である品質・温度管理の徹底に よる安全・安心の確立と市場の 魅力発信によって「市場ブラン ド」を確立させていきます。 28 年度 予算 12,700 千円 未利用の間伐材の活用を図るため、森林基幹道「早 良線」沿線の森林を航空レーザで計測・解析し、間伐 材を効率的に搬出するための作業道等整備計画を構築 することで、木材生産の低コスト化を図り、さらに沿 線の民有林等の生産拡大による、林業のビジネス化を 目指します。 年度 予算 9,000 千円 77,347 千円 29 チャレンジする若者や女性が ● 活躍するまちづくり 女性活躍推進事業 行動計画を策定する企業の支援や、女性活躍に取組む 企業を紹介する「見える化」サイトの創設、再就職やス キルアップを目指す女性向けの講座を開催します。 28 年度 予算 8 8,202 千円 国際競争力を有し、アジアの モデル都市となるまちづくり 30 高度な都市機能が集積した活力創造 ● 林業資源ビジネス化プロジェクト 28 年度 予算 拠点づくり アイランドシティ整備推進 アイランドシティにおいて、コンテナターミナルと 一体となった国際物流拠点の形成を図るとともに、環 境と共生した快適な居住環境や高度専門医療機関等新 しい産業集積拠点の形成を進めます。 集積が進む高度専門医療機関 27 就労支援の充実 ● 28 就労相談窓口事業 各区の就労相談窓口で、担当制によるよりそい型の 就職相談を行います。また博多区の窓口では、臨床心 理士が就職に一歩を踏み出せない若者の相談を受け、 就職を支援します。 28 年度 予算 年度 予算 5,856,267 千円 46,949 千円 12 アイランドシティへの自動車専用道路整備 福岡市東部地域の広域的な交通需要やアイランドシ ティ整備事業の進捗に伴う交通需要に対応するため、 福岡高速1号線とアイランドシティを結ぶ自動車専用 道路を整備します。 28 年度 予算 1,099,785 千円 福岡空港国内線ターミ ナルへアクセスする自動 車専用道路の早期実現に 取組むとともに、西九州 自動車道と市西部地域と のアクセス強化について 検討を行います。 福岡空港関連 自動車専用道路 年度 予算 留学生支援・ネットワーク構築事業 留学生などのグローバル人材の育成や福岡への定着を 促進するため、大学・地元企業などと連携しながら就職 支援・ネットワーク拡充 28 などに取組みます。 年度 23,800 千円 予算 自動車専用道路に関する検討 28 33 グローバル人材の育成と活躍の場づくり ● 34 国際貢献・国際協力の推進 ● 国際貢献・協力を通じたビジネス展開 福岡市の住み良いまちづくりを広く海外に紹介し、 アジアにおける都市問題解決に寄与することで、国際 貢献・協力を推進するとともに官民連携によるビジネ ス展開を目指します。 市内企業と合同でミャンマー・ヤン ゴン市を訪問(平成 27 年 8 月) 48,345 千円 28 31 国際的なビジネス交流の促進 ● 北欧ビジネス交流促進事業 IT 関連の先進国である北欧地域とのビジネスマッチ ングを開催し、本市のプロモーションを行うとともに ビジネス交流の促進を目指します。 28 年度 予算 7,650 千円 ニュージーランド・オークランド市姉妹都市締結 30 周年記念事業 姉妹都市締結 30 周年を迎えるニュージーランド・ オークランド市について、関係団体と連携しながら、 経済・文化・スポーツ・教育交流などの幅広い分野で 周年記念事業を実施します。 オークランド市 28 年度 予算 12,090 千円 年度 予算 行 財 政 改 革 推 進 35 市民の納得と共感 ● マイナンバーカード申請出張サポート 公民館やショッピングモールなど人が集まるところ に出向き、マイナンバーカードの申請受付などのサ ポートを行います。 28 年度 予算 福岡空港の平行誘導路二重化を促進するとともに、 滑走路増設の早期完成に向けた取組みを国や県ととも に推進します。 市民の利便性向上と区役所の窓口サービスの充実を 図るため、「なみきスクエア」に自動交付機を設置す るとともに、コンビニ交付を体験できるデモ機を、区 役所、出張所に設置し、自動交付サービスの利用を促 進します。 28 年度 予算 年度 予算 1,182,975 千円 港湾機能の強化 国際海上コンテナ取扱量の増加や船舶の大型化に対 応するため、東航路整備等に取組みます。 28 年度 予算 13 370,248 千円 10,087 千円 36 健全な財政運営 ● 福岡よかトピア国際交流財団移転統合 現在、市内3カ所に分かれて いる福岡よかトピア国際交流財 団の事務所等を、博多区店屋町 にある福岡国際交流会館に移 転・集約し、福岡市の国際化推 進拠点を一体化します。 整備後の福岡空港イメージ 28 11,852 千円 住民票等の自動交付機設置 32 成長を牽引する物流・人流のゲートウェイづくり ● 空港機能強化の促進 32,418 千円 福岡国際交流会館 28 年度 予算 34,589 千円 総合図書館及び東図書館の開館時間の拡大 指定管理者制度の導入等による効率的かつ効果的な 管理運営を図ることで、開館時間の拡大等を実施し、 多様化する市民ニーズに対応します。 福岡市は、九州との深い関わりに支えられ、九州とともに成長してきたまちです。まさに福 岡市の発展は、九州とともにあります。 政令指定都市の中で 5 番目の人口規模となったことを受け、九州の拠点都市としての役割 をあらためて認識し、 として、九州各地の自治体と連携し、九州 の発展につなげていくことを目指して様々な取組みを推進していきます。 九州広場(H28.3.7除幕式) 福岡市・九州離島広域連携協議会設立(H28.3.30) ● 福岡 市 の 基 礎 デー タ ❶人口推移 人口 1,538,510人 ❹市内総生産(名目)(単位:億円) (H27国勢調査(速報値)) (万人) 152 12000 143 9000 自然 社会 増加 増加 H22 3,708人 H23 H24 H25 H26 H27 その他合計 7,285 6000 3000 製造業 2,142 金融・保険業 3,109 運輸業 4,497 0 情報通信業 5,946 ❸面積 343.39k㎡ 総額 69,595 サービス業 7,654 0 取扱個数の推移 輸移出品 上位3位 (千TEU) 1000 ①ゴム製品(タイヤなど) ②再利用資材(古紙など) ③完成自動車 874 (速報値) 800 700 輸移入品 上位3位 600 500 ①家具装備品 ②衣服・身廻品・はきもの ③電気機械 400 300 200 100 0 H22 H23 H24 H25 H26 H27 港湾局「博多港統計年報」 16,048 平成24年度 福岡市民経済計算 (H27.10.1全国都道府県市区町村別面積調) ❻博多港における国際海上コンテナ 18,938 不動産業 95.7 97.4 98.3 98.4 99.5 99.5 99.6 100.1 100.3 100.6 100.7 100.9 101.2 101.7 101.7 101.8 102.2 102.4 103.5 103.9 札幌市 新潟市 静岡市 名古屋市 千葉市 大阪市 広島市 京都市 熊本市 川崎市 堺市 岡山市 さいたま市 神戸市 横浜市 東京都区部 卸売・小売業 建設業 2,608 ❷世帯数 764,159世帯(H27国勢調査(速報値)) 900 都市間比較(食料) 食料物価が 福岡市 安いのも 住みやすさの 仙台市 北九州市 理由の 1つです。 浜松市 1,368 12,425人(人) 146 140 電気・ガス・水道業 1,538,510人 149 ❺消費者物価地域差指数 ❼留学生数 20 40 60 (人) 3,300 3,336 3,000 2,700 80 100 120 ※ H26消費者物価地域差指数… 世帯が購入する各種の財及びサー ビスの価格を総合した物価水準の 地域間の差を指数値で表したもの。 全国平均=100 2,994 上位3位 ①中国 ②韓国 ③ベトナム 総数 アジア 2,400 2,100 1,800 H22 H23 H24 H25 H26 H27 福岡地域留学生交流推進協議会調 14 ● スタ ー ト ア ッ プ関 係 福岡が 福岡が No.1 No.1 ❶開業率(21大都市比較) 1位 福岡市 2位 さいたま市 起業者に おける若者 の割合も NO.1 ❷若者率(20大都市比較) 7.0% 住みよいまちとして 多くのビジネスマンにも 選ばれています。 ~ビジネスマンが選ぶ 住みよいまち~全国1位 ❸人口増加率(20大都市比較) 1位 福岡市 19.2% 1位 福岡市 2位 仙台市 19.1% 2位 川崎市 6.2% 5.4% 3.7% 3位 相模原市 6.0% 3位 川崎市 18.2% 3位 さいたま市 3.6% 3位 千葉市 6.0% 4位 京都市 18.0% 4位 仙台市 3.5% 3位 名古屋市 6.0% 5位 相模原市 0 5 7(%) 6 0 資料:福岡アジア都市研究所『Fukuoka Growth』 H26年度労働局統計 ※ 各労働局とも職業安定所単位で当該市域を含 むエリアをすべて合計しており、20政令市及 び東京23区の行政区域とは一致しない。 5位 札幌市 17.6% 20(%) 15 2.1% 0 1 2 3 4 5(%) 資料:H22 国勢調査での人口と H28.2.1 福岡市推計人口の増加率 資料:H22 国勢調査 ※ 15~29歳の人口/総人口×100(%) ● MICE関係 ❶国際会議の開催件数(15大都市比較) 政令市の 中では 6年連続 1位 543 東京(23 区) 336 福岡市 京都市 202 横浜市 200 ❷入込観光客数、宿泊観光客数 (万人) 2000 入込 観光客 1500 163 名古屋市 130 大阪市 注1:「千里地区」は、大阪府の豊中市、吹田市、茨 木市、高槻市、箕面市を含む。 注2:「つくば地区」は、茨城県のつくば市、 土浦市を含む。 注3:1つの会議が複数の都市にまたがって開催 された場合、それぞれの都市において1件 としている。 101 札幌市 82 神戸市 80 仙台市 0 120 1000 資料 『日本政府観光局(JNTO) 2014国際会議統計』 106 千里地区 240 360 480 0 15 2,097万人 2000 1500 (436万人) 乗客数 (国際線) (1,661万人) (国内線) 5 H26 資料:福岡市観光統計 79 51 50 42 37 34 25 18 広 大 島 阪 佐世保 横 浜 神 戸 0 資料 国土交通省『H28年1月30日付 プレスリリース』 ※ H27年の値は速報値であるため、 今後変動する可能性があります。 105 100 鹿児島 H27 H25 128 覇 H26 150 石 垣 H25 200 那 H24 H27は速報値 資料:国土交通省大阪航空局 H24 福岡が (H27速報値のみ) 245 長 崎 H23 250 多 H22 H23 No.1 博 0 10 0 1000 500 (万回) 離発着回数 H22 ❹外国クルーズ船寄航回数 滑走路1本あたりの発着回数は全国No.1 17.3万回 580 宿泊 観光客 500 600(件数) ❸福岡空港の乗降客数及び発着回数 (万人) 入込 観光客数は 過去最高 を更新 1,855 http://facts.city.fukuoka.lg.jp/ ■ 福岡市ホームページアドレス http://www.city.fukuoka.lg.jp/ ◎編集/福岡市総務企画局企画調整部 TEL092-711-4086 FAX092-733-5582 ■