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白隠慧鶴の禅画と墨跡 - Japan Society

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白隠慧鶴の禅画と墨跡 - Japan Society
<プレス・リリース>
プレス担当:
塩原邦子([email protected] / 212-715-1249)
シャノン・ジャウエット([email protected] / 212-715-1205)
ジャパン・ソサエティー・ギャラリー
展覧会
白隠慧鶴の禅画と墨跡
リスティング・
リスティング・インフォメーション
会場:
ギャラリー
333 East 47th Street, NYC (at First Avenue)
展示期間:
2010年10月1日(金)~2011年1月9日(日)
開館時間:
火曜日~木曜日:午前11時~午後6時
金曜日:午前11時~午後9時
土曜日・日曜日:午前11時~午後5時
月曜日・祝日は休館
入場料:
一般12ドル、シニア・学生10ドル
会員・16歳以下 無料
毎週金曜日午後6時~9時は無料
チケットご購入・お問い合わせ窓口: (212)715‐1258
展覧会の解説ツアー: 日本語 金曜日
午後6時より
英語 火~日曜日 午後12時30分より
展覧会入場チケットをお持ちの方は無料(所要時間は約1時間)
団体鑑賞に関するお問い合わせ: (212)715-1224
JS
ギャラリーは10月1日(金)から2011年1月9日(日)まで、『白隠慧鶴の禅画と墨跡』展を開催い
たします。
形骸化していた臨済宗を復興させ、500年に一度しか出ない名僧といわれる白隠慧鶴(1685~176
8年)は、自らの禅思想を表現する優れた禅画を多く残しました。その多くは、禅を実践しようとする弟
子や在家の人々のために、ユーモアにあふれた書画をしたためた事によるもので、これは、難解ともい
える禅の教えを一般に広く伝えるという重要な役目を果たしたといわれます。また、悟りの世界へ弟子
を導くための公案(禅問答)を重視した白隠は、「両手を打ち鳴らすと音が聞こえる。では、片方の手か
らはどの様な音が聞こえたのか報告しなさい。」と問う「隻手音声(せきしゅおんじょう)」などを創案しま
した。「高名な禅師であり、禅的メッセージを伝えるために書画を残した白隠は、日本では高く評価され
ていますが、米国ではほとんどその名を知られておりません。白隠の書画に焦点を当てた米国初の本
展覧会が、白隠の作品に対する理解を深める一助となれば幸いです。」(JS ギャラリー・ディレクター、
ジョー・アール)
ニューオリンズ美術館と共催する『白隠慧鶴の禅画と墨跡』展は今秋 JS ギャラリーで幕を開け、ニュー
オリンズ美術館(2011年2月12日~4月17日)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(2011年5月22
日~8月17日)へと巡回します。禅美術の研究者オードリー・ヨシコ・セオとスティーブン・アディスが監
修を手掛け、日米の美術館および個人コレクションより白隠筆の掛軸69点と白隠の弟子による書画9
点で構成される本展は、生命のエネルギーと禅修行の精神的な厳しさを表す滑らかな線、繊細な墨跡、
素早く粗い筆の運び、細長く曲がりくねった筆跡など、表現上の創意工夫がほどこされた作品の数々
が展観されます。
直線的な初期の作品から、活力漲る後期の禅画・墨跡まで、白隠の書画の変遷をたどる本展で特筆
すべき作品は、枝の上の「聞かざる」、得意げに踊る2匹の狐、仲間の背中に上って高い所に書をした
ためる巡礼者など、民間伝承やざれ歌を題材に、ありふれた事象を描いた作品です。『座頭渡橋図』で
は、木の橋が大胆に水平に描かれ、この最小限の筆使いによって、その橋の上を行く人々のたどたど
しい足の運びと危ういバランスが見事に表現されています。同様の筆使いは、悪鬼を退治すると言い
伝えられる「鍾馗(しょうき)」が居眠りをする様子を描いた作品にも見うけられます。
白隠は布袋(ほてい)を好んで採り上げました。普通の人の様に描かれた布袋は、ある作品では眠り、
瞑想し、船に乗り、巨大な木槌を肩に担ぎ、あるいは凧のように空中に浮いて、本展中計18作品に登
場します。その中の一作品では、白隠の公案「隻手音声」を布袋が問うています。
このように庶民に親しみのある人物を描くことで市井の人々へ法を説く一方、白隠は巨匠のように劇的
な筆使いで禅宗の祖師を描いた作品も残しました。本展の見所のひとつとして、繊細な筆使いの『文殊
菩薩像』が挙げられますが、これは白隠の最も優れた掛軸とも評されています。
白隠の禅画には、ユーモアのある言葉遊びが添えられています。囲炉裏で串団子を焼きながら男を待
っているおたふくの絵には、待ち人の男が来ないということは、彼はおなかが空いていないのだろう
(「のどがとじる」)とおたふくは思っている、ということを述べた流麗な賛が添えられています。ここで記
されている「のどがとじる」とは偏狭であることを表し、男に食べられるのを待っている団子は仏教の教
え、つまりおたふくの待ち人はいまだ仏の教えに心を開いていないということを暗示しています。「白隠
は独自の方法で画と賛を組み合わせ、画に描かれた内容と添えられた文字が意味を増幅しあうような
JS
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効果を持つ禅画を残しました。文字は画の一部となり、あるときには画は文字だけで構成されたので
す。」(スティーブン・アディス)
禅道布教の
禅道布教の生涯と
生涯と芸術
白隠は、販売のため、または後援者や寺のために作品を制作したのではなく、教育者として民衆に禅
を説くという思想と信仰にもとづき、弟子や在家の人々に禅の公案を解りやすく伝えるために書画を書
き与えました。本展で展観される書画の多くは、在家の人々を励ますため、または他の禅僧の精神の
向上を評価し賞賛するために、相応しい題材を用いて書き与えられたものです。残りの作品は、白隠
の禅の教えを慕った他寺の僧に与えられたものと考えられています。
静岡県沼津市で生まれた白隠は、15歳で出家したのち諸国で修行を重ね、悟りを完成しました。その
後地元に戻り、教えを広め、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠」とまで謳わ
れました。「白隠は悟りの後の修行の重要性を説き、新たな方法を用いて修行者たちに熱心に布教を
続けました。」(オードリー・ヨシコ・セオ)
「白隠は、禅修行は完結するものではなく、禅の経験を通じて人生の旅路において成長し、人を助ける
ために日常世界へ持ち帰らなければならないものであると信じていました。白隠の影響はあまりにも多
大で、白隠の偉業なしには今日の禅はありえなかったともいえます」(スティーブン・アディス)
展覧会図録
白隠の禅画および墨跡について学究的に考察する展覧会図録が、スティーブン・アディス(リッチモンド
大学教授)とオードリー・ヨシコ・セオによる執筆で、シャンバラ出版社より出版されます(281ページ)。
関連プログラム
関連プログラム
JS では本展開催に併せ、ミニ展覧会をはじめ、学生・家族向けプログラムや各種ワークショップを企画
しております。また「禅!シリーズ」と題し、一ヶ月以上にわたり、禅をテーマにした舞台公演、講演会、
映画、指導付き瞑想会など、様々な切り口から禅にまつわるプログラムを紹介紹介、本シリーズでは会
員向け特別パッケージチケットもご用意しております。概要は以下の通りです。
展覧会 『oxherding』
10月1日(金曜日)~2011年1月16日(日曜日)
国際的に名の知られる2人のアーティスト、マックス・ギンブレットとルイス・ハイドによるコラボレーショ
ン展。禅僧の悟りへの修行の道程を絵と詩を交えて伝えた、中国宋時代の「十牛図」シリーズをもとに、
ギンブレット氏による墨絵10点、中国語の詩10篇、ハイド氏による英語訳30篇、そして共同作業によ
るアーティストブック6点を展示いたします。「白隠慧鶴の禅画と墨跡」展会期中、JS 地下 A 階にて。入
場料無料。
ギャラリーレッスン 『白隠慧鶴の
白隠慧鶴の禅画と
禅画と墨跡』
墨跡』
展覧会会期中の火曜日~金曜日 午前11時~正午 要予約
参加児童・生徒グループの引率教育者やコーディネーターの方々とともにそれぞれの目的に合わせた
内容を事前に組み立てた上で、本展の展示作品を題材にディスカッションを行います。公案(禅問答)
や書道、また禅にまつわる社会的能力として慈悲、友情、寛容、親切心をテーマに扱います。対象:地
域団体、または Pre-K 児童~12年生までのクラス 予約は212−715−1224まで。
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~禅!シリーズ~
シリーズ~ シンポジウム 『白隠慧鶴の
白隠慧鶴の禅画と
禅画と墨跡』
墨跡』
10月2日(土曜日) 午後1時
本展の監修を務めたスティーブン・アディス教授、マシュー・ウェルチ博士(ミネアポリス美術館副館長)、
デイヴィット・ロザンド教授(コロンビア大学美術史学教授)を招き、禅美術をテーマにパネルディスカッ
ションを行います。司会進行は JS ギャラリー・ディレクターのジョー・アール。一般11ドル、JSおよび
JASA(Japanese Art Society of America)会員、シニア・学生7ドル。(全て展覧会の入場料込み)。チ
ケットの購入は212‐715‐1258まで。
~禅!シリーズ~
シリーズ~ 舞台公演 笈田ヨシ
笈田ヨシ『
ヨシ『禅問答』
禅問答』 10月8日(金曜日)&9日(土曜日) 午後7時半
1972年の「アヴィニオン演劇祭」で初演されて以来、現代演劇の秀作クラシックとして世界各地で繰り
返し再演されてる笈田ヨシの『禅問答』。近年はヨーロッパでオペラの演出家としても名声を高めている
笈田の最高傑作と賞賛されている本作は、禅の高僧に扮する笈田が、弟子の修行者に与える試験の
顛末を描いたコミカルな舞台で、ひとり芝居ながらも、ベルリン在住の実験音楽家、ディエター・トゥルー
ステットのライブ演奏を伴います。この夏のオーストリアとバルセロナに続く今回のJSでの公演は、12
年ぶりのニューヨーク、待望の再演です。一般28ドル、JS会員23ドル。チケットの購入は212‐715‐
1258まで。
講演 『心をこめて今
をこめて今を生きる:
きる:マーク・
マーク・エプスタインx
エプスタインxルイス
ルイス・ハイド対談
ハイド対談』
対談』
10月13日(水曜日) 午後6時半
禅の道を主題にした寓話「十牛図」を議論の開始点に、「oxherding」展参加アーティストで、文筆家、文
化評論家のルイス・ハイド氏と、仏教と心理療法の接点についての著作で有名な精神科医マーク・エプ
スタイン氏が、仏教の修行、「今を生きる」こと、通訳の芸術性などについて語り合います。協賛:
『Tricycle: The Buddhist Review』 一般20ドル、JS会員、シニア・学生18ドル(全て展覧会の入場
料込み)。チケットの購入は212‐715‐1258まで。
~禅!シリーズ~
シリーズ~ 映画 『怪談』
怪談』 10月15日(金曜日) 午後7時半
1965年|161分|監督・小林正樹|新玉三千代、渡辺美佐子、三国連太郎、仲代達也、岸恵子、中村
翫右衛門
日本各地に伝わる幽霊話や民間伝説を集めた小泉八雲の原作から 『黒髪』、『雪女』、『耳無芳一の
話』、『茶碗の中』の四篇を小林正樹が映画化。当時、史上最高の製作費を費やし、一年以上をかけて
撮影された幽玄溢れる独特な世界は必見に値します。カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。一般$12、
会員・シニア・学生$9
ワークショップ
『詩の個性を
個性を磨く:ルイス・
ルイス・ハイドによる
ハイドによる大人
による大人のための
大人のためのクリエイティブ
のためのクリエイティブ・
クリエイティブ・ライティング・
ライティング・ワークショップ』
ワークショップ』
10月16日(土曜日) 午後2時
「oxherding」展参加アーティストのルイス・ハイド(マッカーサー・フェロー賞受賞者。元ハーバード大学
クリエイティブ・ライティング学科学部長、現ケニオン大学教授)による、文字言語のニュアンスについて
のワークショップ。所要時間3時間。お席に限りがありますのでお早めにご予約下さい。一般65ドル、J
S会員、シニア・学生60ドル(教材費、展覧会の入場料込み)。チケットの購入は212‐715‐1258ま
で。
ワークショップ 『マックス・
マックス・ギンブレッドによる
ギンブレッドによる墨絵
による墨絵ワークショップ
墨絵ワークショップ』
ワークショップ』
10月17日(日曜日)、11月13日(土曜日)、12月18日(土曜日)、1月9日(日曜日) 午後2時
『oxherding』展参加アーティストのマックス・ギンブレットによるワークショップ。展覧会トークに続き、伝
統的な手漉き紙や墨、毛筆を使ってのスタジオセッションが行われます。アーティストとして、また教育
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者としても国際的に名の知られるギンブレット氏が、東洋と西洋の両哲学をはじめ、古代シンボル、墨
絵材料の変遷など多岐にわたるテーマをとり上げます。未経験者歓迎。お席に限りがありますので、お
早めにご予約下さい。一般65ドル、JS会員、シニア・学生60ドル(材料費、展覧会の入場料込み)。チ
ケットの購入は212‐715‐1258まで。
~禅!シリーズ~
シリーズ~ ワークショップ 『禅を呼吸する
呼吸する:
する:密息呼吸法&
密息呼吸法&尺八マスタークラス
尺八マスタークラス』
マスタークラス』
10月24日(日曜日) 密息ワークショップ午後3時半~ 尺八マスタークラス午後4時45分~
虚無僧尺八奏者、中村明一の指導による「密息」による呼吸法のワークショップ。「密息」とは、腹式呼
吸とも胸式呼吸とも異なる日本古来の呼吸法で、白隠禅師はこれを「呼吸は踵を以てすべし」と教えま
した。密息呼吸法は尺八だけでなく、大量の息を必要とする楽器の演奏などに有効、かつ日常におけ
る精神の安定や集中力の向上に効果があると言われています。どなたでも参加できます。続けて、尺
八演奏家や経験者を対象にした、尺八マスタークラスが行われます(尺八持参のこと)。
密息ワークショップ 一般15ドル、会員10ドル/尺八マスタークラス 一般35ドル、会員30ドル/密息
&マスタークラス 一般40ドル、会員 35ドル。練習用尺八レンタル 5ドル(要予約、チケット購入時
にお申し込みください。)チケットの購入は212‐715‐1258まで。
~禅!シリーズ~
シリーズ~ 講演会 『野菜の
野菜の力:精進料理から
精進料理からベジタリアン
からベジタリアン料理
ベジタリアン料理まで
料理まで』
まで』
10月25日(月曜日) 午後6時半
ベジタリアン料理と日本食は深いつながりがあります。これは仏教で僧侶が殺生をしてはいけないとい
う教えから始まった精進料理が基になっていますが、現在では栄養、健康、美、そして野菜そのものが
持つ美味さを最大限に生かす意味でも、野菜を主とした食事は人気を博しています。日本食は目で食
べるという表現にあるとおり、こういった野菜料理も見栄え、味、共に非常にハイレベルなものとなって
います。本講演会では日本料理専門家エリザベス安藤氏、そしてニューヨーク初の精進料理レストラン
「嘉日」エグゼクティブシェフ西原理人(まさと)氏を迎え日本食における野菜の役割の重要性について
語ります。
学生向け
学生向けワークショップ
『展覧会「
えて。学生による
学生によるワークショップ
によるワークショップ・
ワークショップ・展覧会』
展覧会「白隠慧鶴の
白隠慧鶴の禅画と
禅画と墨跡」
墨跡」~に応えて。
11月~12月
このシリーズでは、選ばれた2校の高校生グループが、多面的な視点から本展を集中的に学習します。
2010年度の秋の参加校は Smithtown High School(ロングアイランド)、New York City Museum
School(マンハッタン)の公立高校2校。参加生徒らは、JSギャラリー・ディレクター、ジョー・アールによ
る展覧会解説、マックス・ギンブレットによる墨絵ワークショップなどの関連アクティビティーに参加、自
己作品の創作を通して、本展覧会を奥深く学びます。集大成として生徒による制作作品が期間中、JS
にて展示されます。詳細は212−715−1224まで。
~禅!シリーズ~
シリーズ~ ファミリー・
ファミリー・プログラム 『アート・
アート・カート:
カート: 墨絵を
墨絵を体験しよう
体験しよう!
しよう!』
11月21日(日)午後2時
「白隠慧鶴の禅画と墨跡」展にちなんで、児童を対象にした墨絵体験ワークショップを開催します。お席
に限りがありますので、チケットはお早めにお求め下さい。満席の場合はご容赦ください。対象: 8~1
2歳の児童と同伴保護者 1家族(5名まで)20ドル、1名以上の会員を含む1家族10ドル。チケットの
購入は212-715-1258まで。
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ワークショップ 『禅に親しむ』
しむ』
11月21日(日曜日)、12月12日(日曜日)、1月8日(土曜日) 午前11時
圓教オハラ老師とともに、白隠慧鶴の人生、その教えを討議します。ディスカッションの後はJSギャラリ
ーにて瞑想会が行われます。席に限りがありますので、お早めにご予約下さい。一般25ドル、JS会員、
シニア・学生20ドル(展覧会の入場料込み)。チケットの購入は212‐715‐1258まで。
「禅!シリーズ」
シリーズ」 4プログラム パッケージチケット
パッケージチケット料金
チケット料金
◇シンポジウム 『白隠慧鶴の禅画と墨跡』 (10月2日)
◇舞台公演 笈田ヨシ『禅問答』 (10月8・9日)
◇映画
『怪談』(小林正樹監督、1965年作) (10月15日)
◇レクチャー 『野菜の力:精進料理からベジタリアン料理まで』 (10月25日)
上記プログラムがセットになったパッケージチケット料金: 会員のみ対象 40ドル
「禅!シリーズ」パッケージ・チケットは、ボックスオフィスまでお電話(212‐715‐1258)にてお申し込
みください。
後援・
後援・協力
◘ 協賛
E・ローズ/レオナ B・カーペンター財団、クリス・ワッケンハイム、エドワード&アン・ス
タジンスキ、メアリー・リビングストン・グリッグス・アンド・メアリー・グリッグス・バーク
財団、全米芸術基金(ギャラリー教育プログラム)
◘ メディア協賛 WNYC
◘ 準協賛
ライラ・ワレス・リーダーズ・ダイジェスト基金、JS ギャラリー友の会、スペンサー財団
(カタログ出版)
JS ギャラリーについて
ギャラリーについて
当ギャラリーは日本と東アジアの伝統美術および現代美術を扱いながら、日本と東アジアを包括する
新しい文化的視点を切り開いています。1971年以来、古典仏教彫刻、書画、現代写真、陶磁器、日
本刀、輸出向け磁器、13世紀から15世紀の絵画など、広範囲にわたる展覧会を企画開催し、展覧会
図録の出版、講演会の開催とともに、様々な分野の美術を紹介しています。
JS について
JS は、1907年にニューヨークに設立された米国の民間非営利団体です。全米唯一の規模を誇る日
米交流団体として、両国間の相互理解と友好関係を促進するため、多岐にわたる活動を続け、2007
年に創立100周年を迎えました。活動範囲は政治・経済、芸術・文化、日本語教育などと幅広く、展覧
会、舞台公演、映画上映会、講演、試食・試飲会、シンポジウム、国際会議、セミナー、ワークショップ、
人物交流などを通じて、グローバルな視点から日本理解を促すと同時に、日米関係を深く考察する機
会を提供しています。今日、JS は日米の個人・法人会員をはじめ、政財界のリーダー、アーティスト、
教育関係者、学生など様々な参加者を対象に年間100件以上のプログラムを提供し、1907年の創
立以来、その数は数千件にのぼります。
以上
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