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国内連帯を活用した『セーブ・アンド・グロウ』 農業モデル推進事業
国内連帯を活用した『セーブ・アンド・グロウ』 農業モデル推進事業 【21(21)百万円】 対策のポイント 我が国及びアフリカ諸国の国内連帯を活用し、セーブ・アンド・グロウの知 見や技術を共有し、アフリカの持続可能な農業生産の強化を推進します。 <背景/課題> ・世界的な食料問題を解決するには、各国政府、国際機関、NGO及び民間団体等全ての 関係者が連携した協調的取組が重要であり、FAOは、飢餓・栄養不良撲滅のための世 界的連携(AAHM)や各国の飢餓・栄養不良撲滅のための国内連帯(NAAHM)の活動を 推進しています。 ・また、食料安全保障の確保には、自然資本と生態系便益を高めると同時に環境への負 荷を減らす、持続可能な農業生産の強化が必要です。そのため、FAOは「セーブ・ア ンド・グロウ」という農業モデルを提唱しています。 ・我が国のNAAHMであるゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン(ZHNJ)と、食料不 安が続くアフリカ諸国のNAAHMとの連携を通じ、我が国の「セーブ・アンド・グロウ」 に関する技術・知見を共有すると共に、我が国のNGO等関連団体のアフリカにおける 活動を促進します。 政策目標 ○ ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン(ZHNJ)参加団体 により、アフリカ諸国への「セーブ・アンド・グロウ」に関 連する支援を10件以上実施。 <主な内容> 1. 我が国とアフリカ諸国のNAAHM間の連携強化 セーブ・アンド・グロウの推進に関し、我が国とアフリカのNAAHMとの技術交流及び 意見交換等を実施し、我が国の研究機関、援助機関、NGO及び民間セクターとの間にネ ットワークを構築し、ZHNJメンバーのアフリカ支援活動を促進します。 2. 民間セクター等に対する国内啓発活動の促進 (1)国内ワークショップ・セミナー等を開催し、セーブ・アンド・グロウに関する情 報発信及び、国内におけるネットワークを構築します。 (2)FAO本部(ローマ)で開催される世界食料安全保障委員会に参加し、帰国後に報告 会等を行います。 3. セーブ・アンド・グロウ等に関する情報整備 セーブ・アンド・グロウをはじめとする食料安全保障に関する情報を、FAO日本事務 所の公式ウェブサイトやFAO刊行物の翻訳を通じ、国内に発信します。 拠出先:国際連合食糧農業機関(FAO) 事業実施期間:平成25年度~平成29年度 お問い合わせ先:大臣官房国際部国際協力課(03-3502-5914(直)) 国内連帯を活用した『セーブ・アンド・グロウ』農業モデル推進事業 我が国及びアフリカ諸国の「飢餓・栄養不良撲滅のための連帯」を活用し、セーブ・アンド・ グロウの知見や技術を共有し、アフリカ諸国の持続可能な農業生産を推進します。 アフリカ諸国の「飢餓・栄養不良撲滅のための連帯」 アフリカのメンバーを 日本に招聘 日本のメンバーを アフリカに派遣 日本のセーブ・アンド・グロウ 関連の情報提供、技術研修 日本の農業の紹介、 現地調査の実施 ワークショップの開催や現地実習を通じ、アフリカ諸国の 問題点、セーブ・アンド・グロウの技術や知見の共有 日本の「飢餓・栄養不良撲滅のための連帯」 ゼロ・ハンガー・ネットワーク・ジャパン(ZHNJ)(事務局:FAO日本事務所) 日本国内に向け、食料安全保障に関する情報の収集・共有・発信 し、アフリカ支援に活用 セーブ・アンド・グロウ FAOが推進する、土壌や水資源等の 資源を有効利用し、環境負荷を減らし ながら、より多くの生産を目指す農法。 • アフリカ諸国の農業生産の 向上 • アフリカ諸国と日本の連携 の強化 • 日本のNGO団体・民間企業 等のアフリカ支援の促進