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10 - エイチ・エス証券
なぜブラジルに投資するのか ●ブラジルレアルを持つ3つの魅力 力強い経済成長 好調な経済が内需を促し、更なる成長の起爆剤となっている。 進む公共投資 経済成長加速計画によって、総額約90兆円の投資を計画している。 綺麗な人口動態 人口ピラミッドは綺麗な形で、2007年からは人口ボーナス期を迎えている。 好調な経済成長を続けるブラジル ●2000年に入ってからは経済成長のスピードは速く、失業率も改善傾向にあります。 ●ブラジルの賃金は上昇傾向にあり、2011年のブラジルの最低賃金は月525レアル (約27,000円)に設定されています。 (10億米ドル) IMFより弊社作成 GDP総額の推移 失業率の推移 ブラジル地理統計院より弊社作成 経済成長を証明する好調な国内消費 ●ブラジルでは内需が更なる経済成長の原動力になっています。 ●ブラジル国内の製造業は旺盛な内需の恩恵を受けており、特に自動車販売は年々 増加傾向にあります。 消費者信頼感指数の推移 Fecomercio(サンパウロ州商業連盟)より弊社作成 自動車販売台数の推移(月間) Associação Nacional dos Fabricantes de Veículos Automotoresより弊社作成 ブラジルの経済成長加速化計画について インフラ整備状況の国際比較 ●ブラジルはGDP世界8位(2009年現在)ですが、インフラ整備は世 項目 順位 インフラ整備(総合) 84位 道路整備 105位 ●経済成長加速計画PAC(Programa de Aceleração do 鉄道整備 87位 Crescimento)によって、インフラ投資が加速しました。 港湾整備 123位 空港整備 93位 ●2014年のサッカーワールドカップ、2016年の夏季オリン 通信整備 63位 ピック開催のため、PAC2が実施され始めた。 界84位(2010年4月現在)と低い水準にあります。 WEF The Global Competitiveness Report 2010–2011 より弊社作成 順位は139ヶ国中 ●PAC2の主な投資対象 エネルギー分野 約1.2兆レアル(約60兆円) 市民生活分野 約3100億レアル(約16兆円) 輸送分野 約1200億レアル(約6兆円) 都市整備分野 約640億レアル(約3.3兆円) 電気水道分野 約340億レアル(約1.7兆円) 市民交流分野 約250億レアル(約1.3兆円) Programa de Aceleração do Crescimento(経済成長加速計画)、ブラジル政府HPより弊社作成 ブラジルの買収攻勢と好調な工業・製造業 ●好調なブラジル経済を背景に、一部のブラジル企業は米国企業を主なターゲットとし て買収攻勢を仕掛けています。 ●鉱工業生産指数は拡大傾向にあり、ブラジル経済の底堅さを示しています。 ブラジルの鉱工業生産の推移(季節調整済み) ※1992年を100とした場合の推移。 2009年秋 世界最大の牛肉加工メーカーであるJBS S.A.が破産を申請し たアメリカ合衆国最大の鶏肉加工メーカーであるピルグリム ズ・プライドを8億ドルで買収することで米国鶏肉業界にも参入 した。 2010年2月 ブラジルの樹脂メーカーであるブラスケンは米スノコ・ケミカルズの ポリプロピレン事業(全米でのシェア13%)を3.5億ドルで買収した。 2010年6月 ブラジルの食肉大手マルフリグ・アリメントスが、マクドナルドや サブウェイなどのアメリカを代表するファストフードチェーンの主 要な食肉納入業者である米キーストーン社を12.5億ドルで買収 することに合意。 ブラジル地理統計院より弊社作成 ブラジルの人口構成と人口ボーナス期 ※ ●先進国や中国、ロシアは人口ボーナス指数 が下降局面にありますが、ブラジルはい まだ上昇傾向にあります。 ※人口ボーナス指数=生産年齢人口(15歳~64歳)÷従属人口(0歳~14歳と65歳以上)の値が2を超えると経済発展が加速するといわれています。 ブラジルの人口ピラミッド(2010年) 人口ボーナス指数の比較 (万人) 米国商務省国勢調査局より弊社作成 2010年以降は米国商務省国勢調査局の予想 世界人口の増加と資源 ●世界の人口は今後も上昇基調 世界人口の予想推移 にあります。 ●人口の増加する中では、多くの 資源を持つブラジルには優位性 がある。 (億人) 2011年人口トップ10(国別) (億人) 2050年人口トップ10(国別) 国連 World Population Prospectより弊社作成 ブラジルのBRICsの中での優位性 ブラジルはロシアと異なり ●産業が一部の産業(ロシアの場合 はエネルギーや軍事)に偏っていな い。 ●外国人投資家を保護しようとして いる ブラジルは中国と異なり ●民主主義国家であり、平和裏に 政権交代が行われている。 ●エネルギー、金属、農産物などの 豊富な天然資源を持っている。 ブラジルはインドと異なり ●国内に民族や宗教の対立問題 を抱えていない。 ●隣国との武力衝突というリスク を抱えていない。 ブラジル・レアル建ディスカウント債について ●ディスカウント債は、定期的に利金が受取れる「利付債」と小額資金から投資ができる 「ゼロクーポン債」のメリットを同時に享受することができます。 ●途中売却時の税制も非課税扱いとなるなどのメリットがある商品です。 今回エイチ・エス証券では、「ブラジル・レアル建 ディスカウント債」を以下の条件で 販売することとなりました。 新発債 ブラジル・レアル建社債(円貨決済型) 発行体 ソシエテ・ジェネラル 発行体格付 Aa2(Moody's)/A+(S&P)(いずれも7/1現在) 起債通貨 ブラジル・レアル(BRL) 価格 額面価格の44.68% 利率(税引前) 年利0.5% 最終利回り 単利13.503% 複利9.196% (ブラジル・レアルベース) 利払 年1回 期間 10年 販売単位 1万BRL以上、1万BRL単位。約24万円程度(スプレッド適用後)より 購入いただけます。適用為替レート54円にて算出 ブラジル・レアル建ディスカウント債の償還金シミュレーション ●購入為替を54円とすると、約24円まで円高(ブラジルレアル安)になっても、 途中の金利 をすべて含めれば投資元本は確保されます。 ●反対に円安(ブラジルレアル高)になった場合は、 為替の効果でより多くの金 額を受け取れます 円安・ブラジ ルレアル高 損益分岐シュミレーション(税金を考慮しておりません) 為替レート 利金 償還差損益 利金+償還差損益 70円 175,000円 2,293,640円 2,468,640円 60円 150,000円 1,793,640円 1,943,640円 50円 125,000円 1,293,640円 1,418,640円 40円 100,000円 793,640円 893,640円 30円 75,000円 293,640円 368,640円 24円 52,500円 -6,360円 46,140円 20円 50,000円 -206,360円 -156,360円 15円 37500円 -456,360円 -418,860円 【注意事項】 ※上記の数値はあくまでご参考のもので実際の受渡金額等を確定・保証するものでは ありません。 【計算方法】 利金 = 50000レアル×利率(0.5%)×為替レート×年限(10年) 償還差益 = 50000レアル×100%×為替レート)-購入必要金額(1,206,360円) 円高・ブラジ ルレアル安 為替レートと損益分岐ライン ブラジル・レアル対円の為替チャート 金融危機直前の最高値(2008年8月6日) 1レアル69.59円 2000年~ (円) 政権交代後の最安値(2002年10月10日) 1レアル31.29円 資源国、高金利通貨高 リーマンショック による下落 政権交代による通貨安 IMFからの債務を前倒 しで完済(2005年) 損益分岐ライン 24円 ※上記の損益分岐のラインは、購入時の為替レートが1ブラジルレアル=54円、 利息金と償還金を合わせた場合です。 金融危機後の最高値(2008年12月4日) 1レアル36.84円 ディスカウント債の特徴と税金について ●債券には種類によって税制が異なります。 種類 利子 償還差益 売却益 利付債(国内債以外)ディスカウント債 20%源泉分離課税(差額徴収方式) 雑所得として総合課税 非課税 国内利付債(円建て)個人向け国債含む 20%源泉分離課税(所得税15%・住民税5%) 雑所得として総合課税 非課税 ゼロクーポン債 - 雑所得として総合課税 譲渡所得として ※債券の種類は上記以外にもあり、それぞれ扱いが異なります。上記以外のものは詳しくは所轄税務署等へお問い合わせください ●ディスカウント債とは、金利をなるべく低くして、金利に掛かる税金を抑え、利付債の値上がり益 として、税金上メリットが得られる債券のため、ディスカウント債は日本の税法上有利にできていま す。 ●ディスカウント債として認められるためには、以下の条件があります。 償還期限 利率 15年以上 0.5%以上 10年以上15年未満 0.4%以上 8年以上10年未満 0.3%以上 7年以上8年未満 0.2%以上 7年未満 0.1%以上 ※平成15年6月12日以前に発行されたものは扱いが異なるため、 詳しくは所轄税務署等へお問い合わせください。 ご留意事項 • • • • • • • • • • • 本書は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、記載内容に関する確実性あるいは完全性を弊社が保証するもので はありません。 本書は投資情報の提供を目的としており、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。また、当資料に基づいてとられた投資 行動の結果については、エイチ・エス証券株式会社は一切責任を負いません。また、本書の情報は作成日時点のものであり、述べら れた見解は予告なしに変更されることもあります。 証券又は商品のご購入にあたっては、弊社まで目論見書をご請求いただき、また、契約締結前交付書面等をお読みいただき、内容 をご確認の上、ご自身で投資判断をお願いいたします。 外貨建て資産に投資する証券又は商品の場合、為替変動によって投資元本を割り込むことがあります。 当資料におけるデータ・分析等は過去の一定期間の実績に基づくものであり、将来の投資成果及び市場環境の変動等を保証もしく は予想するものではありません。 本資料において使用されている格付けについて、信用格付付与者である「ムーディーズ・インベスターズ・インク(Moody's)」及び、 「スタンダード&プアーズ・レーティング・サービシズ(S&P)」は金融商品取引法第66条の27の登録を受けておりません。無登録格付 けに関する留意点につきましては、目論見書をご覧下さい。 外貨建て債券の市場価格は、基本的に市場の金利水準の変化に対応して変動します。金利が上昇する過程では債券価格は下落し、 逆に金利が低下する過程では債券価格は上昇することになります。したがって、償還日より前に換金する場合には市場価格での売 却となりますので、売却損が生ずる場合があります。また、市場環境の変化により流動性(換金性)が著しく低くなった場合、売却する ことができない可能性があります。 金利水準は、各国の中央銀行が決定する政策金利、市場金利の水準(例えば、既に発行されている債券の流通利回り)や金融機関 の貸出金利等の変化に対応して変動します。 外貨建て債券は、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化することにより、為替相場が円高になる過程では外貨建て債券を円貨 換算した価値は下落し、逆に円安になる過程では外貨建て債券を円貨換算した価値は上昇することになります。したがって、売却時 あるいは償還時の為替相場の状況によっては為替差損が生ずるおそれがあり、通貨の交換に制限が付されている場合は、元利金 を円貨へ交換することや送金ができない場合があります。 当社において販売いたしました外国債券の価格情報の状況等につきましては、当社にお問い合わせください。 最終利回りとは、債券を購入し、償還期日まで保有した場合の年率利回りのことをいいます。償還時に発生する額面と買付価格との 差に利息収入を加え、1年あたりで投資金額に対してどれだけの割合になるかを計算したものが単利ベースです。利息の再投資を 考慮して計算したものが複利ベースです。また、今回当社が取扱う商品は、利率設定が低い代わりに、発行価格(売出価格)が額面 よりも大幅に低く設定されているディスカウント債券です。額面金額の100%で償還されるため、発行価格(売出価格)と額面金額との 差額を償還差益として得られます。 エイチ・エス証券株式会社 / 金融商品取引業者、関東財務局長(金商)第35号 加入協会 / 日本証券業協会 / (社)金融先物取引業協会、