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IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル(2版)

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IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル(2版)
2
取り付け
本製品をパソコンに取り付け、ハードディスクを接続します。
取り付けるときの注意
● 取り付ける前に、必ずパソコン本体と周辺機器の電源スイッチをOFFにしてください。
● 大切なデータを守るため、パソコンの電源スイッチをOFFにする前にアプリケーションをすべて終了し、ハー
ドディスク内のデータを他のメディア(フロッピーディスクなど)に保存してください。
● パソコン内部の温度が下がってから作業してください。
CPUなど、パソコンの内部には使用時に高温になる部分があります。取り付け作業は、パソコンの電源スイッ
チをOFFにして30分以上待ち、内部の温度が下がったことを確認してから行ってください。
● 本製品やパソコン内部の部品に触れる前に、
ドアノブやアルミサッシなどに手を触れて、身体にたまった静
電気を取り除いてください。
● パソコン本体に、ハードディスクが取り付けられる空きがあるかどうかを事前に確認してください。また、パソ
コンの電源容量が十分かどうか確認してください。
本製品の取り付け
パソコンのPCI バススロットに本製品を取り付けます。
※ パソコンによって取り付け手順が異なります。必ずパソコン本体のマニュアルも参照してください。
1
パソコン本体→周辺機器の順に電源スイッチをOFFにして、電源プラグをコンセントから
取り外します。ケーブル類とパソコン本体のカバーも取り外します。
詳しい手順はパソコン本体のマニュアルを参照してください。
2
PCIバススロットのカバーを取り外します。
取り外したねじは本製品を固定するときに使用
します。紛失しないように注意してください。取り
外したスロットカバーは大切に保管してください。
3
PCIバススロットの
コネクタ
本製品をPCIバススロットのコネクタに差
し込みます。
本製品
コネクタに完全に挿入されるまでしっかりと押し
本製品の接続部がコ
込んでください。
4
2 で取り外したねじで本製品を固定します。
ネクタに完全に挿入
されるまで、しっかり
と押し込んでくださ
い。
以上で本製品の取り付けは完了です。
ハードディスクを接続します。
【P13「ハードディスクの接続」】
12
IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル
ハードディスクの接続
ハードディスクの接続方法や使用方法についての詳細は、パソコン本体およびハードディスクのマ
ニュアルを参照してください。
既存の起動用ハードディスクをIFC-AT133RAIDに接続し、RAID 0/RAID 0+1セットに組み込む場
合、既存の環境を移行することはできません。事前に大切なデータをバックアップし、
「本製品に接
続したハードディスクにOSを新規インストールする場合」
【P9】の手順でセットアップしてください。
また、既存の起動ハードディスクをIFC-AT133RAIDに接続して、RAID 1セットに組み込む場合は、
ハードディスクを接続する前に、IFC-AT133RAIDのドライバをインストールしてください。
【P11「OS
がインストール済みのパソコンに本製品を増設する場合」】
ハードディスクの設定
ハードディスクを接続する前に、各ハードディスクのジャンパスイッチをマスタ
( Master)またはスレーブ
(Slave)
に設定する必要があります。ハードディスクのマニュアルを参照して設定してください。
● 次の表に従って設定してください。
2
接続場所
ジャンパスイッチ設定
1台
①
マスタに設定
2台
①、
③
マスタに設定(※)
3台
①、
②、③
①、
③はマスタに設定(※)/②はスレーブに設定
4台
①、
②、③、
④
①、
③はマスタに設定/②、④はスレーブに設定(※)
※ 本製品のプライマリコネクタに接続した機器の方
が、
セカンダリコネクタに接続した機器よりもパソ
コンに優先的に認識されます。図の場合、パソコ
ンが認識する順番は、
取り付け
接続台数
③マスタ
①マスタ
①プライマリ・マスタ
②プライマリ・スレーブ
③セカンダリ・マスタ
④セカンダリ・スレーブ
④スレーブ
②スレーブ
セカンダリ
の順になります。起動用ハードディスクドライブを
(Secondary)
本製品に接続する場合は、
プライマリコネクタに
プライマリ
マスタ設定として接続してください。
(Primary)
● ケーブルのコネクタに接続する機器は決まっています。
マスタ設 定 の ハード
ディスクを接続
黒色
スレーブ設定のハード
ディスクを接続
灰色
本製品に接続
青色
IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル
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● パソコン本体のIDEコネクタにもIDE機器を接続する場合、パソコンが機器を認識する優先度は次の図の
ようになります。
パソコン本体のマザーボード
プライマリ
⑤マスタ
本製品
セカンダリ
②スレーブ
⑥スレーブ
①マスタ
プライマリ
④スレーブ
⑦マスタ
⑧スレーブ
③マスタ
セカンダリ
この図の場合、起動用ハードディスクは、パソコン本体のプライマリコネクタにマスタ設定として接続してい
ます。
本製品に接続したハードディスクから起動する場合は、パソコン本体のIDEコネクタにはハードディ
スクは接続できません。これは、パソコン本体のIDEコネクタに接続したIDE機器が優先的に認識
されるためです(ATAPI機器はパソコン本体のIDEコネクタに接続可能です)。ただし、パソコン本
体のBIOS設定によって起動ドライブの優先順位を変更できる機種の場合は、本製品に接続した
ハードディスクから優先的に起動させることも可能です。設定方法は、パソコン本体のマニュアル
を参照してください。
例)Award BIOSの場合は、
「SCSI」からの起動を最優先にします。
接続例
CD-ROMドライブなどのATAPI機器は、本製品に接続できません。
[ ]内のアルファベットは、
それぞれのIDE/ATAPI機器に割り当てられるドライブ名です。ただし、ハー
ドディスクにパーティションが1つしか存在していない場合の例です。
● 例1 (本製品に新しくハードディスクを増設する)
マザーボード
本製品
増設したハードディスク[D:]
(プライマリ・マスタ)
既存の起動用ハードディスク[C:]
(プライマリ・マスタ)
既存のCD-ROMドライブ[E:]
(セカンダリ・マスタ)
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IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル
● 例2 (既存の起動用ハードディスクを本製品につなぎ替える)
マザーボード
本製品
既存の起動用ハードディスク[C:]
(プライマリ・マスタ)
既存のCD-ROMドライブ[D:]
(セカンダリ・マスタ)
既存の起動用ハードディスクがUltra ATA/133に対応していない場合、本製品につなぎ替え
てもパフォーマンスは向上しません。ハードディスクがUltra ATA/133に対応しているかどうか
は、パソコンのメーカにお問い合わせください。
2
取り付け
● 例3 (Ultra ATA/133対応ハードディスクを起動用として本製品に接続する)
マザーボード
本製品
Ultra ATA/133対応の起動用
ハードディスク[C:]
(プライマリ・マスタ)
既存のCD-ROMドライブ[D:]
(セカンダリ・マスタ)
● 例4 (Ultra ATA/133対応ハードディスクを本製品に4台接続する)
マザーボード
Ultra ATA/133対応の起動用ハードディスク[C:]
(プライマリ・マスタ)
Ultra ATA/133対応の
ハードディスク[D:]
(プライマリ・スレーブ)
Ultra ATA/133対応の
ハードディスク[E:]
(セカンダリ・マスタ)
本製品
既存のCD-ROM
ドライブ[G:]
(セカンダリ・
マスタ)
Ultra ATA/133対応のハードディスク[F:]
(セカンダリ・スレーブ)
IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル
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ハードディスク内にパーティションを作成する場合
プライマリのマスタとスレーブにそれぞれ
ハードディスクを接続した場合に、
マスタ
のハードディスク内にパーティションを作
成すると、
ドライブ名は次の図のように割
り当てられます。
また、異なるハードディスクに基本領域が
存在する場合は、すべての基本領域が
優先的に認識されます。
接続方法
・ 本製品には、CD-ROMドライブなどのATAPI機器を接続しないでください。パソコンが正常に動作
しなくなります。
・ 接続には、必ず本製品付属のUltra ATA/133対応フラットケーブルを使用してください。
・ 本製品のコネクタには、必ずUltra ATA/133対応フラットケーブルの青色のコネクタを接続し
てください。他の色のコネクタを接続すると、パソコンの動作が不安定になるおそれがあります。
1
Ultra ATA/133対応フラットケーブルの
青色のコネクタを、本製品のプライマ
リコネクタ
(Primary)に接続します。
本製品には、必ず青色のコネクタを
接続してください。他の色のコネク
タを接続すると、本製品やハード
ディスクが破損するおそれがありま
す。
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IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル
コネクタの突起と切り欠きを
合わせて差し込みます。
2
1番ピン
Ultra ATA/133対応フラットケーブル
のコネクタ
(※)をハードディスクに接
続します。
※ マスタ設定のハードディスクは黒色のコ
ネクタに、
スレーブ設定のハードディスク
は灰色のコネクタに接続します。コネクタ
の1番ピンの位置を合わせてください。
ケーブルの着色
されている側が
1番です。
本製品にハードディスクを2台以上接続する場合
付属のUltra ATA/133対応フラットケーブルを、本製品のセカンダリコネクタ
( Secondary)
に接続し
ます。ハードディスクの接続方法は、手順 1∼2と同様です。
特に、IFC-AT133RAIDにハードディスクを2台だけ接続する場合は、
プライマリコネクタとセカ
ンダリコネクタにケーブルを接続し、
それぞれのケーブルにハードディスクを1台ずつ接続して
ください。ケーブル1本に2台のハードディスクを接続した場合と比較して、パフォーマンスが
良くなります。
2
取り付け
3
ハードディスクに電源ケーブルを接続します。
4
接続が終わったら、パソコンのカバーやケーブル類を元どおり取り付けます。
以上で接続は完了です。
本製品のドライバをインストールします。
WindowsMe【P18】、Window98/98SecondEdition【P21】、WindowsXP【P25】、Windows2000【P29】
本製品やハードディスクからフラットケーブ
ルを抜くときは、
コネクタからまっすぐにゆっく
りと抜いてください。斜めにして抜くと、
コネ
クタが破損するおそれがあります。
フラットケーブル
IFC-AT133シリーズ ユーザーズマニュアル
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