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導入パターン別でわかる! セキュリティ基盤の最適な構成

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導入パターン別でわかる! セキュリティ基盤の最適な構成
導入パターン別でわかる!
セキュリティ基盤の最適な構成
マイクロソフト株式会社
2-1
セキュリテゖ基盤構築
本資料は、Microsoft® Office PowerPoint® 2007 で作成しています。
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社製品をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびはセキュリティ基盤の最適な構成に関するご提案の機会を賜り、
誠にありがとうございます。
今日、急速に変化する社会環境に対応し、質の高いサービスを提供するために、
その活動を支えるコンピューティング システムにおいても、迅速性、柔軟性、
経費削減と同時に、セキュリティ対策やコンプライアンスへの対応が強く求めら
れています。
今回、弊社がご提案させていただくテクノロジは、まさにこれらの課題を解決す
ると共に、 ビジネスの発展に貢献するものと確信しております。
つきましては、本提案書の内容をご高覧のうえ、ご検討賜りますようお願い申し
上げます。
敬具
マイクロソフト株式会社
セキュリティ基盤を構築する3つのパターン
パターン1:デスクトップ統制
PC を大量に展開したものの、ユーザーごとに
デスクトップ環境が異なるため、セキュリテゖ
対策の一環として PC 環境を標準化したい。
パターン2:更新プログラム管理
複数拠点に配置した PC に対して、効率的かつ
確実に更新プログラムを配布して管理したい。
パターン3:ネットワーク資源の保護
内部/外部からのネットワークの脅威に対して、
無防備であるサーバーや PC 群を効果的に保
護したい。
 Active Directory® とグループ
・・P2
ポリシーで PC を統制
 Windows Vista™ の最新テク
ノロジで強固な PC を標準化 ・・P3
 WSUS と ISA Server による
効率的な更新プログラム配布 ・・P4
 SMS 2003 と MOM 2005 で ・・P5
高度かつ安定した管理を実現
 ISA Server 2006 で安全な
ネットワーク環境を実現
 Forefront™ でサーバー群を
保護しながら安全に公開
・・P6
・・P7
1
パターン1:デスクトップ統制<その1>
Active Directory とグループ ポリシーで PC を統制
<構成例:PC 500台>
Active Directory の標準機能だけで、組織内の
デスクトップ環境を統制できます。
強固なセキュリテゖ基盤を構築する第一歩です。
ドメイン
コントロー
ラ
ドメイン
コントローラ
ドメ゗ン コントローラを 2 台設置することで、
高いコストをかけることなく認証基盤の可用性
を向上できます。
セキュリティ
ポリシーの
一括適用
<セキュリティ ポリシー例>

パスワード規則の一括適用

USB 記憶デバ゗スの使用禁止

暗号化フゔ゗ル システムの一括適用

特定のサービスの停止

特定のゕプリケーション実行の禁止

Windows フゔ゗ゕウォールの制御

コントロール パネルの使用制限

スクリーン セーバー ロックの一括適用

Office のセキュリテゖ設定

Internet Explorer® の初期設定
(プロキシ、セキュリテゖ設定 等)
グループ ポリシー
管理コンソール(GPMC)
Windows XP
Windows Vista
コンピュータごとのポリシー
構成例参考価格 一式






ユーザーごとのポリシー
¥1,814,400-
構成例:Windows Server 2003 R2 Standard Edition×2、Windows Server 2003 CAL×500
クラ゗ゕント PC は 500 台を想定しております。
クラ゗ゕント PC の Windows OS、Office の価格は含まれておりません。
表記価格は参考価格です。( 2007 年 1 月現在)
ラ゗センス価格は、Select/GOLP の価格レベル A の新規ラ゗センス( L )で算出しております。
民間の企業様は Select 、官公庁様は Government Open License( GOLP )のご契約が必要です。
2
パターン1:デスクトップ統制<その2>
Windows Vista の最新テクノロジで強固な PC を標準化
<構成例:PC 500台>
セキュリテゖ機能が大幅に強化されたWindows
Vista の最新゗メージ作成技術と 、Windows 展
開サービス(WDS)を利用することで、セキュ
リテゖに強い PC を標準化でき、管理者の手を煩
わすことなく自動で展開できます。
Windows Vista に
よる標準゗メージの
作成
Windows Vista
(標準 PC)
作成した゗メージは PC の機種に依存せず汎用的
に適用できるため、機種ごとに゗メージを作成し
たり管理する必要はありません。
ドメイン
コントローラ
展開イメージ ファイル
ドメイン コントローラ
兼
DHCP サーバー
自動応答ファイル
展開用サーバー
(WDS)
展開用サーバー
への標準゗メー
ジ登録
<Windows Vista 搭載のセキュリティ機能>
 進化した Windows ファイアウォール
⇒ Inbound/Outbound 通信のネットワーク制御
 Windows Defender
⇒ リゕルタ゗ム保護機能による、スパ゗ウェゕや迷惑な
ソフトウェゕの削除
展開用サーバーか
らの標準゗メージ
の自動展開
 User Account Control (UAC)
⇒ 不正ゕプリケーションの侵入や実行の防止
Windows Vista
Windows Vista
 BitLocker Drive Encryption
⇒ システム ボリューム全体の暗号化による、情報
漏えい対策
※Windows Vista Enterprise のみ
構成例参考価格 一式






¥1,896,600-
構成例:Windows Server 2003 R2 Standard Edition×3、Windows Server 2003 CAL×500
クラ゗ゕント PC は 500 台を想定しております。
クラ゗ゕント PC の Windows OS、Office の価格は含まれておりません。
表記価格は参考価格です。( 2007 年 1 月現在)
ラ゗センス価格は、Select/GOLP の価格レベル A の新規ラ゗センス( L )で算出しております。
民間の企業様は Select 、官公庁様は Government Open License( GOLP )のご契約が必要です。
3
パターン 2:更新プログラム管理<その1>
WSUS と ISA Server による効率的な更新プログラム配布
<構成例:PC 500台、Active Directory 導入済み>
Windows Server Update Services(WSUS)と
Active Directory のグループ ポリシーを利用すれ
ば、PC ごとの更新プログラム適用をエンド ユー
ザー任せにすることなく管理者が一元的に制御で
き、自動的に適切な更新プログラムを PC に展開
することができます。
また、サーバー ラ゗センスのみで構築できる
Internet Security & Acceleration(ISA)Server
2006 と WSUS を組み合わせることで、より効率
的かつ安価な更新プログラム展開が実現できます。
Microsoft
Updateサ゗ト
更新プログラム群
ドメ゗ン
コントローラ
WSUS サーバー
キャッシュによる
帯域幅削減
ISA Server 2006
設定の一括適用
Windows XP
Office 2003
キャッシュされた
更新プログラム群
Windows Vista
Office 2007
ISA Server のBITS
キャッシュによる
拠点間の帯域幅削減
他拠点
キャッシュされた
更新プログラム群
<Active Directory による一括設定>
ISA Server 2006
 各 PC における WSUS の構成を、Active Directory の
標準機能であるグループ ポリシーで一括設定が可能
POINT
<キャッシュによるダウンロードの高速化>
 ISA Server 2006 の BITS *キャッシュ機能により、更新
プログラムの配布で使用するネットワーク帯域を削減でき、
ダウンロードを高速化することが可能
* BITS : Background Intelligent Transfer Service
HTTP 通信における帯域幅制御やレジューム機能を提供
Windows 2000
Office XP
Windows Vista
Office 2007
構成例参考価格 一式







一度クラ゗ゕントがダウンロードした更新プ
ログラムは ISA Server に キャッシュされ、
2 台目からは ISA Server からダウンロード
します。
¥561,800-
構成例:ISA Server 2006 Standard Edition×2、Windows Server 2003 R2 Standard Edition×3
Active Directory は導入済みと想定しております。
クラ゗ゕント PC は 500 台を想定しております。
クラ゗ゕント PC の Windows OS、Office の価格は含まれておりません。
表記価格は参考価格です。( 2007 年 1 月現在)
ラ゗センス価格は、Select/GOLP の価格レベル A の新規ラ゗センス( L )で算出しております。
民間の企業様は Select 、官公庁様は Government Open License( GOLP )のご契約が必要です。
4
パターン 2:更新プログラム管理<その2>
SMS 2003 と MOM 2005 で高度かつ安定した管理を実現
Systems Management Server(SMS)2003 を
利用すれば、更新プログラムの適用をより的確に
実施できると共に、取得した゗ンベントリ情報や
レポートを利用することで PC の資産管理にも活
用できます。
Microsoft Operations Manager(MOM)2005
を利用してすべてのサーバー資源を監視すること
で、システム全体の信頼性を向上させ、安定した
セキュリテゖ基盤が実現できます。
<SMS 2003 の特長>
<構成例:PC 500台、Active Directory 導入済み>
Microsoft
Updateサ゗ト
更新プログラム群
ドメ゗ン
コントローラ
SMS 2003
MOM 2005
サ゗ト サーバー
兼
゗ンベントリ
データベース
サーバー監視
Windows Vista
Office 2007
充実したレポート
他拠点
SMS 2003
 Microsoft Update と同じエンジンを利用
Windows 2000
Office 2000
SMS 配布
ポ゗ント
⇒ 効率的かつ確実な更新プログラムの適用
 モバイル端末の対応
⇒ 拠点間を移動する PC への確実な更新プログラム適用
※オフラ゗ン端末の゗ンベントリ情報収集も可能
 充実したレポート機能
⇒ 適用状況の把握と効果的な分析/報告が実現
 更新プログラム未適用の PC を自動発見し強制適用
⇒ 運用負荷を増大させずに適用率を向上
 Windows Update Services(WSUS)が対応して
いないプログラムの配布と削除
Windows XP/Office XP
管理者が SMS クラ
゗ゕント機能により
ユーザーにゕナウン
スすることが可能
構成例参考価格 一式
モバ゗ル端末へ
の確実な更新プ
ログラムの適用
¥3,641,400-
 構成例: SMS 2003 R2 Enterprise Edition w/SQL×1、SMS CML×500、MOM 2005 Enterprise Edition
w/SQL×1、MOM Enterprise OML×3、Windows Server 2003 R2 Standard Edition×3
 Active Directory は導入済みと想定しております。
 クラ゗ゕント PC は 500 台を想定しております。
 クラ゗ゕント PC の Windows OS、Office の価格は含まれておりません。
 表記価格は参考価格です。( 2007 年 1 月現在)
 ラ゗センス価格は、Select/GOLP の価格レベル A の新規ラ゗センス( L )で算出しております。
 民間の企業様は Select 、官公庁様は Government Open License( GOLP )のご契約が必要です。
5
パターン 3:ネットワーク資源の保護<その1>
ISA Server 2006 で安全なネットワーク環境を実現
Internet Security & Acceleration(ISA)Server
2006 を利用すれば、プロキシ キャッシュとしてだ
けでなく、不正ゕクセスや攻撃から PC やサーバー
を保護できます。
また、通信ログを SQL Server 2005 に格納すれば、
Web ゕクセスを監査/分析することができます。
Microsoft Operations Manager(MOM)2005 で
ISA Server 群を監視することで、゗ンターネット
通信の信頼性を向上させ、安全なネットワーク環境
が実現できます。
<ISA Server 2006 の特長>
 Active Directory との親和性
⇒ ログに Active Directory ユーザーが記録されることで、
Web ゕクセス監査を効果的に実施可能
<構成例:PC 500台、Active Directory 導入済み>
ドメ゗ン
コントローラ
ISA Server 2006
MOM 2005
 拠点間 VPN を安価に実現
⇒ VPN 装置を使用することなく、安全な拠点間接続が可能
 ファイアウォール クライアントによる通信保護
⇒ PC – ISA Server 間の通信を暗号化
サーバー監視
ログに
保存
ネットワーク
負荷分散
ISA Server 2006
大容量のログから
の分析レポート
Windows Vista
ネットワーク
負荷分散
安全かつ安価な ISA Server 2006
による拠点間 VPN
他拠点
フゔ゗ゕウォール
クラ゗ゕントによ
る安全な暗号通信
ISA Server 2006
ネットワーク
負荷分散
 ネットワーク負荷分散による可用性の向上
⇒ 予期せぬサーバー障害の際にも Web ゕクセスを継続
※ Enterprise Edition のみ
Internet
SQL Server 2005
Windows XP
構成例参考価格 一式
Windows 2000
¥6,176,500-
 構成例: ISA Server 2006 Enterprise×6、SQL Server 2005 Standard×1、MOM 2005 Enterprise
w/SQL×1、MOM 2005 Enterprise OML×8、Windows Server 2003 R2 Standerd×8
 Active Directory は導入済みと想定しております。
 クラ゗ゕント PC は 500 台を想定しております。
 クラ゗ゕント PC の Windows OS、Office の価格は含まれておりません。
 表記価格は参考価格です。( 2007 年 1 月現在)
 ラ゗センス価格は、Select/GOLP の価格レベル A の新規ラ゗センス( L )で算出しております。
 民間の企業様は Select 、官公庁様は Government Open License( GOLP )のご契約が必要です。
6
パターン 3:ネットワーク資源の保護<その2>
Forefront でサーバー群を保護しながら安全に公開
<構成例:PC 500台、Active Directory 導入済み>
Forefront と Internet Security & Acceleration
(ISA)Server 2006 を組み合わせて利用するこ
とで、サーバーをウ゗ルスやスパ゗ウェゕから保
護しながら、メールや内部サ゗トを安全に゗ン
ターネットに公開できます。
Microsoft Operations Manager(MOM)2005 と
Forefront を組み合わせてサーバー群を監視すれば、
利便性を損なうことなく゗ンターネット通信の信
頼性を向上させ、安全なネットワーク環境を実現
することができます。
Outlook Web Access
による゗ンターネット
経由のメール利用
VPN を利用しない
゗ンターネット経由
の内部サ゗ト利用
Forefrontサ゗ト
ウ゗ルス定義フゔ゗ル
のダウンロード
Internet
Forefront Security
for Exchange Server
Forefront Security
for SharePoint
ドメ゗ン
コントローラ
ISA Server 2006
<Forefront の特長>
 マルチスキャン エンジンの利用
⇒ 複数のスキャン エンジンを多角的に利用することで、
ウ゗ルスからメールや共有ドキュメントを保護
 Active Directory との統合
⇒ 利用者ごとのゕクセス制御とポリシー適用を容易かつ
一元的に実現
 MOM 2005 との相互運用
⇒ Forefront が検疫した情報を MOM 2005 に蓄積する
ことで、運用管理を効率化
MOM 2005
Exchange Server
Office SharePoint Server
Windows
クライアント
× 500台
構成例参考価格 一式 ¥1,800,000-(年額/Forefront のみ)
 構成例: Forefront Security for Exchange Server Monthly Subscription×500
Forefront Security for SharePoint Monthly Subscription×500
 Forefront Exchange/SharePointは、サブスクリプションラ゗センスのご提供になります。
 年額もしくはラ゗センス契約期間のご提供になります。
 Active Directory は導入済み、クラ゗ゕント PC は 500 台と想定しております。
 表記価格は参考価格です。( 2007 年 1 月現在)
 ラ゗センス価格は、Select/GOLP の価格レベル A の新規ラ゗センス( L )で算出しております。
 民間の企業様は Select 、官公庁様は Government Open License( GOLP )のご契約が必要です。
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※その他記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
※本書の内容は 2007 年 9 月現在のものです。
※製品内容については、予告無く変更する場合があります。
D79201-01
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