ハウステンボスが 際美しく輝く『チューリップ祭』。期間中、 とりどりの

【ページ公開⽇：2009年3⽉13⽇】
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い。
ハウステンボスが⼀際美しく輝く『チューリップ祭』。期間中、⾊とりどりの
チューリップが春の訪れを祝うように咲き誇り、花の絨毯を織り上げる。花の数
は約80万本、品種は新種・希少種を含めて200種類以上にも上る。
チューリップといえば、オランダのキューケンホフ公園、アメリカ・シアトルの
スカージットバレー、カナダ・オタワのカナディアン・チューリップフェスティ
バルなどが有名だが、ハウステンボスもそれら名所と肩を並べる⼀⼤チューリッ
プスポットである。
街の最北に位置する⼊国ゲート近くの『キンデルダイク』エリアでは、オ
ランダの⽥園⾵景の代名詞である⾵⾞がゆっくりと⽻根を回している。そ
の下には、⾚、ピンク、⻩⾊といった鮮やかなチューリップのストライプ
模様が広がる。中世オランダを再現したハウステンボスの顔ともいえる⾵
景だ。
ナイアンローデ城前の『コレクションガーデン』には、多種多様な形状と
⾊鮮やかなグラデーションを持ったチューリップが咲き誇る。⽇本初登場
の『ホワイトバレー』、希少種『イエローポンポネット』、優雅な『バ
ラード』など、50種以上の新種・希少種が艶やかに揺れている。
『バスチオンの花畑』、『新アートガーデン』といった個性的な花畑を過
ぎ、『ガーデンストリート』に⼊ると、フリルのようなピンクの花びらを
持つチューリップが出迎えてくれる。オリジナル品種『ハウステンボス』
だ。
『花時計』や『⽊靴花壇』、そして運河の脇や⼩さな花壇に咲く花にも⼼
が和む。オランダ・アムステルダムは、街⾓のあちこちに花屋があり、家
々の窓際にも花の鉢がある、花であふれた街だという。まさにそんな街並
が続く。
⼊国ゲートから⼀番奥にある街の象徴パレス ハウステンボスの前庭
は、今年新設された『チューリップの宮殿』と呼ばれるスポット。
まるで花でできた刺繍のように、⾊とりどりのチューリップがアラ
ベスク模様を描き出している。その奥には忠実に再現されたオラン
ダ王室の宮殿が、おだやかな春の陽光に照らされてに輝いている。
チューリップを充分に堪能したら、運河を⾏く船や街並みにも⽬を
向けてみたい。『ハウステンボス』は、何度訪ねても新しい発⾒が
できる街なのだ。
⼀⼤ブームを築いた、“より新しい刺激、強い刺激”を供給するテーマパークもいいが、
ここ『ハウステンボス』には、そんなテーマパークとは違う、この街にしかない魅⼒が
ある。⾃然を愛し、⾃然と共⽣することから⽣まれる有形無形の温かさは、訪れる⼈々
をいつも優しく、⼼地よく迎えてくれる。その温かさこそ、いつの時代も変わらず⼈々
に求められる⼤切なものだ。
チューリップの花⾔葉は“愛”。『ハウステンボス』は“愛”で埋め尽くされている。『ハ
ウステンボス』のランドマークでもある『ドムトールン』を眺めながら、ふとそんなこ
とを感じた。
（写真提供、取材協⼒：ハウステンボス）
©ハウステンボス/J-11524
※チューリップ祭の開催時期は、ハウステンボス公式サイトでご確認ください。