湖畔 - 医療法人十全会 早明浦病院

秋の遠足
レイクビューさめ
うらでは 月中旬
月上旬にか
日・
入所棟では
日に南
日・
日に高知市
今年は 月になって台風が
次々日本列島に接近した関係も
ショッピングに出かけました。
のイオンモールへそれぞれ食事・
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国市のサニーアクシスへ、６ 階
月
５階入所棟では
行いました。
けて恒例の遠足を
から
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23
24
楽しいお出かけとなったようで
窓 か ら 久 し ぶ り に み る 事 が で き、
また、生憎の雨ではありました
が、早明浦ダムの放流もバスの車
などの声が聞かれました。
なたのしいことは修学旅行以来」
さ ん あ っ て 選 び き れ な い 」「 こ ん
めて」
「メニューがこんなにたく
れ ま し た。
「こんな広い店ははじ
き、 お 食 事 や お 買 い 物 を 楽 し ま
したが、ご家族様の参加協力を頂
あり、遠足の日もあいにくの雨で
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レイクビューさめうら
ホームページ　h t t p : / / j u z e n - k a i . o r . j p /
平成 年 月１日（火）早明浦
病院の託児所の子供さん６人が
10
を聞いた」との感想もありました。
鮮で「久しぶりに赤ちゃんの泣き声
子供さんもいましたが、泣き声も新
をしてくれました。大きな声で泣く
初めは人見知りしていた子供
さんもすぐに慣れて握手したり話
の声が聞かれました。
「顔を見ているだけで幸せ」等
た。
「まー小さくてかわいい足」
びっきりの笑顔で交流されまし
だ っ こ し た り、 握 手 し た り で、 と
い い 盛 り で す。 入 所 者 の 皆 さ ん は、
ま し た。 年 齢 は ０ 歳 ～ ２ 歳 の か わ
レイクビューさめうらに来てくれ
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乳幼児の訪問
11
16
した。
早 明 浦 病 院 託 児 所
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Vol.18
湖　畔
（ 1 ）　平成２５年１１月１０日　（日）
vol.18 平成 25 年 11 月
発行 ： 医療法人十全会広報委員会　医療法人　十全会
所在地 ： 高知県土佐郡土佐町田井 1372
電話 ： 0887-82-0456 （代表）　FAX ： 0887-82-0459
認知症について
認知症の治療とケア
つづゆ
大正
女 様　３階入院　川村　都
年２月２日生　歳　18
99
副院長　田岡 尚
かして病状が良くなりたいと思
知症の人やご家族は誰しも何と
前回に 引 き 続 き 「 認 知 症 の 治 療 と ケ
ア」の後 編 を お 届 け し ま す 。
認
い、 外 来 受 診 さ れ る の が 事 実 で す が 、
早期発見 ・ 早 期 介 入 の た め の 早 期 受 診
の意義は 認 知 症 か ど う か 、 治 る タ イ プ
かどうか の 鑑 別 が 重 要 で す 。 鑑 別 の 結
果、 治 ら な い タ イ プ の 場 合 は 、 ま ず 、
認 知 症 本 人 の あ り よ う は、『 忘 れ て い
い・できなくていい』とし、介護者は『指
終戦、夫も無事生還、平和が戻りま
したが、夫は気性が激しく厳格で戸主
としての言葉は絶対だったそうです。
「 母 は 常 に、 几 帳 面 で 忍 耐 強 く 働 き
者 だ っ た。 嫁 ぎ 先 の 姑（ 祖 母 ） が 心
優しい人で母を大事にしてくれたの
で、 父 の 我 が ま ま に も 農 業 の つ ら さ
に も 耐 え ら れ た の だ と 思 う。 子 供 た
ち に も い つ も や さ し か っ た し、 僕 の
嫁さんとも仲良く、
嫁姑の争いは皆無
だ っ た こ と を、 僕
は誇りに思ってい
ます。」と長男雅史
氏は感慨深く語っ
てくれました。
昭 和 年、 ダ ム
建設で立ち退き現
住 所 へ 移 住、 平 成
２年夫を看取った後も
才位まで元気で野菜作り
を楽しんでいました。
資子）
43
（聞き手・伊藤
▲昭和１５年頃、一家で家族写真
３
川村都女様は、旧森村相川で２男５
女の４女として生まれました。尋常小
上のアルツハ
※
学校を卒業後、旧吉野村大渕の川村家
イマーのＢＰＳＤ
に子守さんとして住み込みで雇われま
に対するクエチ
した。
アピン 鎮静剤
(
)
と偽薬の効果を比
川村家での働
較 し た の で す が ６ 週 間 で 両 者 と も に きぶりが認めら
大 き く 改 善 し た の で す。 薬 効 が Ｂ Ｐ れ望まれて、昭
和５年 歳で川
Ｓ Ｄ を 鎮 め た の で は な く、 研 究 の た
村家の次男と結
め に 多 く の 方 が 関 わ り、 ケ ア が 濃 厚
婚、農家の主婦
になった成果だと思われます。
としての生活が
始まり、長女が
人にとっては薬物よりも情に
生まれ母親とな
沿って優しく寄り添うことで信
りました。　頼される介護者が一番大事。
そ の 頃、 昭 和
何度も言いますが認知症は治らな ７年相川の実家
い、治らないけれどもあきらめるので は、 九 州 宮 崎 へ
はなく、日々をその人らしくその人の 引 越 し て ゆ き、
情に沿って優しく楽しく慰めて乗り 父母と遠く隔て
切 り ま し ょ う。 怒 っ て 手 が 付 け ら れ て暮らす事になりました。ところが病
な い 人 こ そ、 対 人 関 係 を 改 め て み て、 身だった夫は、現土佐町中島で写真屋
環 境 整 備 し て も ダ メ な ら 薬 物 を と い を開いたので、農家の仕事はもっぱら
う 順 番 で 関 わ っ て ほ し い と 願 っ て い 都女さんが引き受けていました。その
内 太 平 洋 戦 争 が は じ ま り、 夫 も 出 征、
ます。
子供を育てながら留守を守り、農家の
主婦としてひたすら働き続けました。　▲昭和４０年頃
初孫を背負って
ひさし
認知症のご相談は、火曜日午前の　「物忘れ
外来」へご予約の上ご来院をお願いします。
本
摘しない こ と ・ 議 論 し な い こ と ・ 叱 ら
ないこと 』 が 重 要 で す 。
介護者は「それをやって」とか「こ
うしなさい」とか指導するのではなく、
お膳立てをする・失敗する前に助ける・
一緒にす る こ と を 介 護 の 信 条 に し な け
薬 物 療 法 が 功 を 奏 す る、 い や、
れができて初めて少ない量での
ればいけ ま せ ん 。
そ
クスリは 要 ら な い か も 知 れ な い と も 思
います。 今 現 在 、 認 知 症 の 方 に 関 わ り
ケアする 人 口 が 少 な す ぎ だ と 感 じ て い
ます。大 変 興 味 深 い ２ ０ ０ ７ 年 に 行 わ
れた海外 の 研 究 が あ り ま す 。 中 等 度 以
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< 後編 >
※ＢＰＳＤ　認知症の周辺症状。例えば、徘徊、不潔行為、暴力、せん妄、妄想、不穏、奇声などがある。
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▲敬老の日に内閣総理大臣から、百歳
のお祝いの表彰を受けられました。
田岡　尚　北里大学医学部精神神経科を経て、早明
浦病院副院長として精神科・もの忘れ外来を担当
たおか
Vol.18
湖　畔
（ 2 ）　平成２５年１１月１０日　（日）
石田先生 講演会①
９月
管が詰まるとその先に血液を運ぶこ
の 血 管 は 他 の 部 分 の 血 管 と 違 い、 血
筋梗塞という言葉のとおり、脳や心臓
ために起こる病気ですが、脳梗塞、心
ま す。 脳 卒 中 と は 脳 の 血 管 が 詰 ま る
日 に 開 催 さ れ た、 介 護 の 重 度 と さ れ る、 要 介 護 ３ 以
上は原因の３割が脳卒中となってい
に障害を来
でも運動器
ロコモ（機関車の意
味 ） と は、 体 の 中
ム＝ロコモが原因とされています。
の軽い人はロコモティブ・シンドロー
メ タ ボ に 対 し て、 要 介 護 状 態 に な
る原因で要支援１～要介護１くらい
増加する要介護はロコモから
と が で き な く な る た め、 そ の 先 の 細
た し、 関 節 疾
メタボは重度の要介護の原因
胞 が 死 ん で し ま い ま す。 そ の た め 血
患、骨折・転倒が多くなるものです。　わたってご紹介します。
容 を、 今 月 か ら ２ 回 に
石田先生の講演会の内
管の１本１本を詰まらせな
筋肉は年齢に関係なく増える
元気で長生きしよう～
～ロコモ 体 操 や 百 歳 体 操 を 実 践 し て
「健康長寿をおくるための秘訣」
いように、メタボの対
筋肉は高齢者でもトレーニングを
すること で 増 え ま す 。
策が大事になります。
今回は腰痛体操の４つ
目、 足 の 後 ろ 面 の ス ト レ ッ
を十分に伸ばします。
を反らすことでふくらはぎ
ぴ
ーん
次回は具体的な体操の仕方やポイ
ントについてお伝えします。
0
か ら、 ロ コ モ 対 策 が 必 要 だ と 言 え ま
近年、要介護状態が増えているのは
一見して軽いものが増えていること
で は、
何をすればいいのでしょう
0
す。そして、その対策として、百歳体
0
か？ な ん で も い い の で 今 や っ て い る メ タ ボ ＝ 肥 満 に は 皮
こ と を 継 続 し て 行 い ま し ょ う。 も し、 下 脂 肪 蓄 積 型 と 内 蔵 脂 肪 蓄 積 型 が あ
操やロコモ体操を継続して実践して
0
り ま す が、 問 題 は 内 臓 脂 肪 で、 こ れ
チを 紹 介 し ま す 。
これを５秒ずつ左右交互
に 回ずつ行います。痛み
けを上にのせて握る。
これまで何もしていない方はロコモ
病気の原因をつくります。
体操や百歳体操を覚えて実践します。　が高血圧や糖尿病、高脂血症、血栓・ いただきたいのです。
そ し て、 今 か ら、 今 日 か ら や る こ と 血管症の元になるホルモンを分泌し、
が大切で す 。
ス ト レ ッ チ の 手 順 は 、 ま
ず仰向けで片膝を曲げま
があるときは挙げてない足
藤川くんのワンポイント講座 腰痛の予防と体操⑥
す。 次 に 膝 が 完 全 に 真 っ す
の膝を曲げてもかまいませ
きるだけ反らせます。足首
ぐ伸 び る よ う に 足 を 上 に 挙
ん。次回は最終回です。
なりさせる。
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げま す 。 こ の 時 、 足 首 は で
5. 甘酢を多めに作り、すし飯にしてチャーテの甘酢漬
砂糖………大３～４
4. ３に２のチャーテをかるくしぼり、漬け込む。
塩…………小1/3
と煮して充分冷ます。
酢…………大５
3. 甘酢を作り、小口切りした赤とうがらしを入れ、ひ
＜甘酢＞
2. １をざるにとり水切りをして、塩少々を振り、しん
塩…………少々
ポイント
斜めスライスをするとシャキシャキした歯触りになる。
チャーテ…大1個
にスライスをし、水にさらしておく。
＜材料＞
漬け終わった甘酢を使ってチャーテ寿司に
1. チャーテは皮をむき、縦に 4 つ割りにしてから斜め
レシピ
チャーテは高知県ではおなじみだが、県外
ではほとんど食べられていない。一般名は
「はやとうり」だが、チャーテは外来語。瓜
類では珍しく、ビタミン C、カリウム、カ
ルシウム、リン、食物繊維、タンパク質 、
鉄分など、栄養が豊富。また、貧血・認知
症予防に効果のある葉酸や、抵抗力を高め
るパントテン酸なども多く含まれている。
とうがらし
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チャーテの甘酢漬け
地産地消
Vol.18
湖　畔
（ 3 ）　平成２５年１１月１０日　（日）
車椅子の母が　ちちろに膝を貸す
しめ鯖に柚子の香　ツーンと母の味
詳 し い こ と は、 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 所　嶺
北 総 合 介 護 サ ー ビ ス（ 電 話 ０ ８ ８ ７ ８
- ２ ０４２２）までお問い合わせください。
准　看護師
𠮷本　みのり
月１日からお世
話 に な っ て ま す。 高
知市より通ってます。土佐町へは初め
て来ました。自然は里を思い出し、暖
かい気持ちになります。大きな病院で
たくさんの出会いと、新しい事に不安
いっぱいですが、よろしくお願い致し
ます。３階にいます。
准　看護師
松村　憲明
以前は滋賀県の
精神科病院で 年勤
務していました。一般の病院で働くの
は今回が初めてで日々学ぶことが多い
ですが、一生懸命頑張りたいと思いま
す。
護 員
介
らん
上田　走
土佐町・本山町・大川村の
歳以上の方に肺炎球菌ワクチンの
接種費用を全額助成しています。
詳 細 は、 お 住 ま い の 地 域 の 役 場 ま で お
問い合わせください。接種をご希望の方
は 前 日 ま で に 病 院 受 付 ま で ご 予 約 の 上、
ご来院をお願いします。
肺炎球菌ワクチン
インフルエンザワクチンとの併用が効果的
先月に引き続き、香美市在住で県展を始め多数の展示会で入賞経験を
お持ちの宮地幸様の [ 春夏秋冬」写真展を開催しています。11 月末まで
職 員 紹 介
ちちろ：ちちろ虫とも言い、
こおろぎの異名。俳句では
秋の季語。オスは前翅の発
音器をこすり合わせて鳴く。
ちちろの名称はその鳴き声
に由来する。
帰 宅 前 に 家 の つ く り が 昔 の ま ま で、
段差が多いとか、トイレ・風呂・廊下
等に手すりがなく、自宅に帰ってから
の生活に不安がある方には、介護保険
の住宅改修をおすすめします。帰宅後
は通所リハビリ・ヘルパー・福祉用具
貸与などのサービスを一割負担で利用
可能です。ケアマネジャーなどにご相
談ください。
帰宅前には本人・家族・医師・サー
ビス事業所を交えて在宅生活に支障の
ないよう十分なカンファレンスを行い
ますのでご安心ください。
祭太鼓荒ぶる　祖谷の深紅葉
介護保険の知識
在宅復帰に向けて
三谷幸正様
俳 句 作 品
今回は退院退所
後の在宅生活に向
けてのお 話 で す 。
ま ず、 入 院 中 の 方
で介護認定を受けていない方
は、 市 町 村 に 介 護 認 定 の 依 頼 を し ま
す。 そ の 後 役 場 等 か ら 調 査 員 が 来 て 、
認 定 調 査 を 行 い ま す。 認 定 が 出 る ま
でに１カ 月 半 程 か か り ま す 。
退 院 退 所 が 決 ま れ ば、 在 宅 に 向 け
て の リ ハ ビ リ を 施 行 し て、 家 に 帰 っ
ても困らないよう生活していける準
備をします。　10
９月より、６階の通
所リハビリに配属さ
れました、上田走です。僕は、看護師
を目標に一生懸命頑張っていき、誰に
でも同じように接する事を忘れず行き
たいと思っています。そして、少しで
も地元に貢献できるようになりたいと
思っています。これから色々迷惑をお
掛けするかもしれませんが、宜しくお
願いします。
幸様写真展 「春夏秋冬」　さめうらギャラリー　宮地
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Vol.18
湖　畔
（ 4 ）　平成２５年１１月１０日　（日）