...

東京都緊急雇用創出事業実施要綱

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

東京都緊急雇用創出事業実施要綱
東京都緊急雇用創出事業実施要綱
平成 21 年 3 月 26 日
改正
平成 21 年 6 月 30 日
改正
平成 22 年 1 月 15 日
改正
平成 22 年 3 月 12 日
改正
平成 23 年 1 月 14 日
改正
平成 23 年 6 月 16 日
改正
平成 23 年 8 月 26 日
改正
改正
平成 23 年 12 月 22 日
平成 25 年 1 月 8 日
改正
平成 25 年 3 月 27 日
改正
平成 26 年 3 月 26 日
20 産労雇調第 1421 号
産業労働局長決定
21 産労雇就第 253 号
産業労働局長決定
21 産労雇就第 560 号
産業労働局長決定
21 産労雇就第 712 号
産業労働局長決定
22 産労雇就第 665 号
産業労働局長決定
23 産労雇就第 157 号
産業労働局長決定
23 産労雇就第 420 号
産業労働局長決定
23 産労雇就第 721 号
産業労働局長決定
24 産労雇就第 720 号
産業労働局長決定
24 産労雇就第 961 号
産業労働局長決定
25 産労雇就第 885 号
産業労働局長決定
(目的)
第1条 東京都緊急雇用創出事業(以下「緊急雇用創出事業」という。)は、平成 21
年 1 月 30 日付厚生労働省発職第 0130003 号「緊急雇用創出事業臨時特例交付金の交
付について」、平成 21 年 5 月 29 日付厚生労働省発職第 0529001 号「平成 21 年度緊急
雇用創出事業臨時特例交付金の交付について」、平成 22 年 1 月 28 日付厚生労働省発
職第0128第1号「平成 21 年度緊急雇用創出事業臨時特例交付金の交付について」
、
平成 22 年 9 月 24 日付厚生労働省発職0924第1号「平成 22 年度緊急雇用創出事
業臨時特例交付金の交付について」、平成 22 年 11 月 26 日付厚生労働省発職1126
第2号「平成 22 年度緊急雇用創出事業臨時特例交付金の交付について」、平成 23 年 5
月 2 日付厚生労働省発職0502第1号「平成 23 年度緊急雇用創出事業臨時特例交
付金の交付について」、平成 23 年 11 月 21 日付厚生労働省発職1121第8号「平成
23 年度緊急雇用創出事業臨時特例交付金の交付について」、平成 24 年 12 月 5 日付厚
生労働省発職1205第2号「平成 24 年度緊急雇用創出事業臨時特例交付金の交付
について」、平成 25 年 2 月 26 日付厚生労働省発職0226第1号「平成 24 年度緊急
雇用創出事業臨時特例交付金の交付について」及び 26 年 2 月 6 日付厚生労働省発職
0206第1号「平成 25 年度緊急雇用創出事業臨時特例交付金の交付について」に
基づき交付された交付金により、東京都(以下「都」という。)が造成した基金を活
用し、離職を余儀なくされた非正規労働者、中高年齢者等の失業者に対して、一時的
な雇用・就業機会を創出すること並びに求職中の若年者、女性等の失業者に対して雇
用機会を創出すること及び在職者に対して処遇の改善を図ることを目的とする。
(事業内容)
第2条 緊急雇用創出事業は、失業者に対する一時的な雇用・就業機会の創出及び人
材の育成のために実施する第1号アからオまでの事業並びに失業者に対する雇用
機会の創出へ向けた人材育成及び就業支援のため並びに在職者に対する賃金等の
処遇改善のために実施する第1号カの事業とする。
(1) 民間企業、シルバー人材センター、特定非営利活動促進法(平成 10 年法律第 7
号)に基づく特定非営利活動法人、その他の法人又は法人以外の団体等(以下「企
業等」という。)に委託して実施する次のいずれかの事業(以下「委託事業」とい
う。)
ア 失業者に対する短期の雇用・就業機会を創出・提供する事業であって、イ、
エ及びオ以外のもの(以下「緊急雇用事業」という。)
イ 失業者に対する短期の雇用・就業機会を創出・提供し、又は短期の雇用機会
を提供した上で、地域のニーズに応じた人材育成を行う事業のうち、重点分野
(介護、医療、農林水産、環境・エネルギー、観光、地域社会雇用及びこれら
の成長分野を支える基盤としての教育・研究の分野並びに知事が成長分野とし
て別途設定する分野をいう。以下同じ。)に係るものであって、ウ、エ及びオ
以外のもの(以下「重点分野雇用創出事業」という。)
ウ 失業者に対する短期の雇用機会を提供した上で、地域のニーズに応じた人材
育成を行う事業(以下「地域人材育成事業」という。)
エ 東日本大震災等の影響による失業者(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨
城県、栃木県、千葉県、新潟県及び長野県内の災害救助法(昭和22年法律第
118号)適用地域に所在する事業所を離職した失業者又は当該地域に居住し
ていた求職者(以下「被災求職者」という。)若しくは平成23年3月11日
以降に離職した失業者。以下同じ。)に対する短期の雇用・就業機会を創出・
提供し、又は短期の雇用機会を提供した上で地域のニーズに応じた人材育成を
行う事業であって、オ以外のもの(以下「震災等緊急雇用対応事業」という。)
オ 失業者に対する短期の雇用・就業機会を創出・提供し、又は短期の雇用機会
を提供した上で、地域のニーズに応じた人材育成を行う事業であって、地域に
根ざした事業の起業等に資する事業を実施することにより、失業者の雇用の継
続が期待される事業(以下「起業支援型地域雇用創造事業」という。)
カ 失業者に対する地域のニーズに応じた人材育成及び就業支援又は短期の雇
用機会を提供した上で行う、地域のニーズに応じた人材育成及び就業支援並び
に在職者の賃金引き上げ等の処遇改善を目的として、事業者が行う販路拡大等
の取組支援のために、民間企業等に対する委託により行う事業(以下「地域人
づくり事業」という。)
(2) 失業者に対する短期の雇用・就業機会の創出・提供及び人材育成のために、自
ら実施する第1号アからエまでのいずれかの事業(地域社会雇用分野の事業を除
く。以下「直接実施事業」という。)
(3) 前二号の事業を行う区市町村等に補助金を交付する事業(以下「区市町村補助
事業」という。)
(4) 第1号オの委託事業の実施のために新規に雇い入れた労働者を引き続き正規
労働者として雇い入れた事業主に対する一時金の支給に関する事業
(5) 前各号の事業に係る周知及び広報の事業
(6) 基金を運営する事業
(基金の運営)
第3条 東京都知事(以下「知事」という。)は、東京都緊急雇用創出事業臨時特例
基金条例(平成 21 年東京都条例第6号)に基づき、基金の適切な運営に努めなけ
ればならない。
(事業対象期間)
第4条 緊急雇用創出事業の事業対象期間は、平成 20 年 12 月 1 日から平成 24 年 3
月 31 日までとする。ただし、重点分野雇用創出事業については、平成 26 年 3 月
31 日まで、地域人材育成事業及び震災等緊急雇用対応事業については、平成 25
年 3 月 31 日(震災等緊急雇用対応事業については、平成 24 年度に開始した事業
である場合、平成 26 年 3 月 31 日)まで、起業支援型地域雇用創造事業について
は、平成 26 年 3 月 31 日(ただし、平成 25 年度に開始した事業である場合、平成
27 年 3 月 31 日)まで、地域人づくり事業については、平成 27 年 3 月 31 日(ただ
し、平成 26 年度に開始した事業である場合、平成 28 年 3 月 31 日)までとする。
(全体事業計画)
第5条 知事は、あらかじめ前条に規定する事業期間全体に係る事業計画を策定し、
東京労働局を経由して厚生労働大臣に提出し、その確認を受けるとともに、これを
公表する。
2 知事は、前項の事業計画を変更しようとする場合は、変更後の事業計画について、
東京労働局を経由して厚生労働大臣に提出し、その確認を受けるとともに、これを
公表する。
3 事業計画の策定及び事業の実施に当たっては、必要に応じて関係者の意見を聴く
ものとする。
4 知事は、緊急雇用創出事業に係る担当窓口を公表し、事業の周知・広報を行うと
ともに、各事業の内容や労働者の募集に関する問い合わせ等に対応するものとする。
(各年度の事業計画)
第6条 知事は、各年度の事業計画について、各年度の開始前に「緊急雇用創出事業
計画書」
(別紙様式第1号。以下「年度計画書」という。)を作成し、東京労働局を
経由して厚生労働大臣に提出し、その確認を受けるとともに、これを公表する。
2 知事は、前項により提出した年度計画書を変更しようとする場合は、あらかじめ
当該変更に係る年度計画書を作成し、東京労働局を経由して厚生労働大臣に提出し、
その確認を受けるとともに、これを公表する。
3 前項の変更とは、次に掲げるとおりとする。
(1) 個々の事業を中止又は廃止するとき。
(2) 新たに事業を計画するとき。
(委託事業及び直接実施事業)
第7条 第2条第1号及び第2号に規定する委託事業及び直接実施事業は、次の各号
に掲げるものとし、それぞれ当該番号に定める要件をすべて満たす事業とする。
(1) 緊急雇用事業及び重点分野雇用創出事業
ア 新たに企画した事業であること(既存事業(実質的にそのように判断される
ものを含む。)の振替でないこと。)。ただし、重点分野雇用創出事業(未就職
卒業者を対象とする事業を除く。)については、重点分野に該当する事業であ
ること。
イ 建設・土木事業でないこと。
ウ 雇用・就業機会を創出する効果が高い事業であること。
エ 地域内にニーズがあり、離職した非正規労働者、中高年齢者、未就職卒業者
等の失業者の次の雇用までの短期の雇用・就業機会にふさわしい事業、又は、
失業者を雇用した上で、地域の企業等で就業するために必要な知識・技術を習
得させるための人材育成を行う事業であること。
オ 緊急雇用事業については、新規雇用する労働者の雇用・就業期間は6箇月
以内とし、1回に限り更新が可能であること。ただし、新規雇用する労働者
が被災求職者である場合には、2回以上の更新を可能とすること。
カ 重点分野雇用創出事業については、新規雇用する労働者の雇用・就業期間
は1年以内とし、更新は不可であること。ただし、若年者(40歳未満の者
をいう。以下同じ。)の雇用機会の確保を目的として実施する事業(平成22年
度に開始したものに限る。) については、1回に限り更新が可能であることと
し、新規雇用する労働者の雇用・就業期間が6箇月以内である場合には、1
回に限り更新が可能であること。上記にかかわらず、新規雇用する労働者が被
災求職者である場合は、2回以上の更新を可能とすること。
(2) 地域人材育成事業
ア 新たに企画した事業であること(既存事業(実質的にそのように判断される
ものを含む。)の振替でないこと。)。
イ 重点分野に該当する事業であること(ただし、未就職卒業者を対象とする事
業である場合は、この限りでない。)。
ウ 建設・土木事業でないこと。
エ 離職した非正規労働者、中高年齢者、未就職卒業者等の失業者を新たに雇用
した上で、当該労働者に対し、地域の企業等で就業するために必要な知識・技
術を習得させるための人材育成を行う事業であること。
オ 事業実施主体は、新たに雇用した失業者に対し、職場での実務経験を積むO
JTや職場外で講義等の研修を受講するOFF-JTなどの方法の組み合わ
せによる人材育成計画を策定し、これに基づき人材育成を行うものであること。
カ 新規雇用する労働者の雇用期間は1年以内とし、更新は不可であること。た
だし、介護福祉士の資格取得を目指すことを目的とする事業及び若年者の雇用
機会の確保を目的として実施する事業(平成22年度に開始したものに限る。)
については、1回に限り更新が可能であることとし、新規雇用する労働者の雇
用期間が6箇月以内である場合には、1回に限り更新が可能であること。上記
にかかわらず、新規雇用する労働者が被災求職者である場合は、2回以上の更
新を可能とすること。
(3) 震災等緊急雇用対応事業
ア 新たに企画した事業であること(既存事業(実質的にそのように判断される
ものを含む。)の振替でないこと。)。
イ 建設・土木事業でないこと。
ウ 東日本大震災等の影響による失業者の次の雇用までの短期の雇用・就業機会
にふさわしい事業、又は、東日本大震災等の影響による失業者を雇用した上で、
地域の企業等で就業するために必要な知識・技術を習得させるための人材育成
を行う事業であること。
エ 新規雇用する労働者の雇用期間は1年以内とし、更新は不可とすること。た
だし、新規雇用する労働者の雇用・就業期間が6か月以内である場合には、1
回に限り、更新を可能とすること。上記にかかわらず、新規雇用する労働者が
被災求職者である場合は、2回以上の更新を可能とすること。なお、被災求職
者を優先的に雇用すること。
(4) 起業支援型地域雇用創造事業
ア 新たに企画した事業であること(既存事業(実質的にそのように判断される
ものを含む。)の振替でないこと。)。
イ 建設・土木事業でないこと。
ウ 地域の産業・雇用振興策に沿って、地域に根ざした事業の起業等に資する事
業を委託することにより、失業者の雇用の継続が期待される事業としてふさわ
しい事業であること。
エ 起業後10年以内の民間企業等であって、本社が起業時と同一都道府県内に
所在する企業に委託して実施するものであること。
オ 委託先の選定に当たり、有識者の意見を聴取した事業であること。
カ 新規雇用する労働者の雇用期間は1年以内とし、更新は不可とすること。た
だし、新規雇用する労働者の雇用・就業期間が6か月以内である場合には、1
回に限り、更新を可能とすること。上記にかかわらず、新規雇用する労働者が
被災求職者である場合は、2回以上の更新を可能とすること。
(5) 地域人づくり事業
ア 新たに企画した事業であること(既存事業(実質的にそのように判断される
ものも含む)の振替でないこと。)。
イ 建設・土木事業でないこと。
ウ 知事は、第5条に定める事業計画において、次の(ア)及び(イ)の事業を
いずれも実施すること。
(ア)未就職卒業者や結婚・出産による離職から再就職を希望する女性求職者
等の失業者に対して、地域の企業等で就業するために必要な知識・技術を
習得させるための人材育成及び就業支援を行う事業(以下「雇用拡大プロ
セス」という。)。
(イ)非正規労働者の正社員化や販路拡大等の事業者の取組を支援することに
より、在職者の賃金引上げ等の処遇改善を図る事業(以下「処遇改善プロ
セス」という。)。
エ 雇用拡大プロセスで実施できる事業は、次に掲げるとおりとする。
(ア)委託先の民間企業等が、失業者を雇用契約により雇い入れて実施する事業
(委託先の民間企業等による新規雇用の失業者数が事業目標となる事業。以下
「雇用型」という。)。
(イ)委託先の民間企業等が、失業者の地域における就業を支援する事業(支援
効果として就業が実現した人数が事業目標となる事業。以下「非雇用型」と
いう。)。
(ウ)一つの事業において、(ア)及び(イ)を併せて実施する事業。
オ 雇用拡大プロセスのうちエ(ア)及び(ウ)に取り組む民間企業等は、失業
者に対し、職場での実務経験を積むOJTや職場外で講義等の研修を受講する
OFF-JTなどの方法の組み合わせによる「人材育成・就業支援計画」を策
定し、これに基づき人材育成及び就職支援を行うものであること。
なお、雇用拡大プロセスのうちエ(イ)に取り組む民間企業等は、事業内容
がOJT及びOFF-JTの組み合わせによる人材育成を実施する事業でな
い限り、原則として「人材育成・就業支援計画」の策定を要しない。
カ 処遇改善プロセスに取り組む民間企業等は、事業の実施にあたり、賃金の上
昇、新入社員の定着率の向上又は正社員転換を行う人数等に係る定量的な目標
や実施する対策等について「処遇改善計画」を策定し、これに基づき賃金引上
げ等の処遇改善を行うものであること。
キ 新規雇用する労働者の雇用期間は1年以内とし、更新は不可とすること。上
記にかかわらず、新規雇用する労働者が、被災求職者のうち青森県、岩手県、
宮城県、福島県及び茨城県内の災害救助法(昭和22年法律第118号)適用
地域に所在する事業所を離職した失業者又は当該地域に居住していた求職者
である場合、2回以上の更新を可能とすること。
(各年度の事業計画に係る要件)
第8条 前条の事業に係る各年度の緊急雇用事業計画書、重点分野雇用創出事業計画
書、地域人材育成事業計画書、震災等緊急雇用対応事業計画書、起業支援型地域雇
用創造事業計画書及び地域人づくり(雇用拡大プロセス)事業計画書(雇用型の事
業のみを実施する場合に限る。)それぞれの事業計画において、事業費に占める新
規雇用する失業者に係る人件費の割合は、2分の1以上としなければならない。変
更後の事業計画についても、また同様とする。
2 前項の実施要件は、各年度の事業計画全体(重点分野雇用創出事業計画書、地域
人材育成事業計画書及び震災等緊急雇用対応事業計画書については、合算すること
とする。)について適用し、個々の事業については、緊急雇用創出事業の目的に従
い、効果的な運用に努めるものとする。
3 域人材育成事業(介護分野の事業を除く。)については、個々の事業について、
新規雇用する失業者の人件費以外の事業費のうち、研修に係る費用の割合は5分の
3以上としなければならない。
(区市町村補助事業)
第9条 知事は、区市町村等が第7条に定める事業を実施するときは、当該区市町村
等に対し、予算の範囲内で補助金を交付することができる。
2 補助率は、10 分の 10 とする。
3 前2項に定めるもののほか、区市町村補助事業に必要な事項は、別に定める。
(緊急雇用創出事業の中止又は廃止)
第10条 知事は、緊急雇用創出事業を中止又は廃止しようとするときは、「緊急雇
用創出事業中止(廃止)承認申請書」(別紙様式第2号)を作成し、あらかじめ東
京労働局を経由して厚生労働大臣に提出し、その承認を受けるものとする。
(実施状況報告等)
第11条 知事は、各年度の上下半期(9 月及び 3 月)に終了した緊急雇用創出事業
について、
「緊急雇用創出事業実績報告書」
(別紙様式第3号)を作成し、当該上下
半期の末月の翌月 20 日(ただし、下半期にあっては、出納整理期間末日が含まれ
る月の翌月 20 日)までに、東京労働局を経由して厚生労働大臣に提出するととも
に、これを公表する。
2 知事は、緊急雇用創出事業が終了したとき又は平成 29 年度末を経過したときは、
その日(ただし、当該事業費の支出を出納整理期間に行う場合にあっては、出納整
理期間末日)から 1 か月以内に「緊急雇用創出事業実績等報告書」(別紙様式第4
号)を作成し、東京労働局を経由して厚生労働大臣に提出する。
3 知事は、毎年度、別に定めるところにより、基金執行状況等報告書を作成し、厚
生労働大臣に提出するとともに、これを公表する。
4 知事は、緊急雇用創出事業の実施結果について、必要に応じて検証及び評価を行
うこととする。
(緊急雇用創出事業の事故の報告)
第12条 知事は、緊急雇用創出事業の遂行が困難になったときは、速やかに東京労
働局を経由して厚生労働大臣に報告し、その指示を受けるものとする。
(緊急雇用創出事業の経理等)
第13条 緊急雇用創出事業の経理に当たっては、第2条各号の事業に係る経費ごと
に会計帳簿を備え、他の経理と明確に区分して収入額及び支出額を記載し、使途を
明らかにしておかなければならない。
2 前項の経理処理を行う場合は、その支出の内容を証する書類を整備して、会計帳
簿とともに緊急雇用創出事業の完了した日(第10条による緊急雇用創出事業の中
止又は廃止の承認を受けた場合等を含む。)の属する会計年度の終了後5年間、保
存しておかなければならない。
(財産の取得制限)
第14条 緊急雇用創出事業の実施において取得する財産(委託事業の受託者が委託
事業を実施する場合に取得する財産を含む。)は、取得価格又は効用の増加価格が
50 万円未満のものとする。
(緊急雇用創出事業の検査)
第15条 知事は、緊急雇用創出事業の適正を期するため必要があるときは、関係者
に対し報告を求め、又は担当職員に事業場に立ち入り帳簿書類その他の物件を検査
させ、若しくは質問させることができる。
2 知事は、前項により、この実施要綱の内容や事業に付した要件等に適合しない事
実が明らかになった場合には、適合させるための措置をとるべきことを命ずること
ができる。
(各種助成金との併給調整)
第16条 委託事業を行う企業等に対する委託費の支給事由と同一の事由により支
給要件を満たすこととなる各種助成金のうち、国又は都が実施するもの(国又は都
が他の団体等に委託して実施するものを含む。)との併給はできないものとする。
(安定雇用への配慮)
第17条 知事は、緊急雇用創出事業で新規雇用した労働者が、当該雇用期間終了後
において安定した雇用につながるよう、配慮するものとする。
(関係機関との連携)
第18条 緊急雇用創出事業は、東京労働局及び公益財団法人東京しごと財団等の関
係機関と連携して実施するものとする。
(その他)
第19条 平成 20 年 12 月 1 日以降に開始された緊急雇用創出事業について、基金を
活用できるものとする。
2 この実施要綱に定めるもののほか、緊急雇用創出事業の実施に必要な事項は、別
に定める。
附 則
この要綱は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 21 年 6 月 30 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 22 年 1 月 15 日から施行し、平成 21 年 10 月 23 日に遡及して適
用する。
附 則
この要綱は、平成 22 年 3 月 12 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 23 年 1 月 14 日から施行し、平成 22 年 11 月 26 日に遡及して適
用する。
附 則
この要綱は、平成 23 年 6 月 16 日から施行し、平成 23 年 5 月 2 日に遡及して適用
する。
附 則
この要綱は、平成 23 年 8 月 26 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 23 年 12 月 22 日から施行し、平成 23 年 11 月 21 日に遡及して適
用する。
附 則
この要綱は、平成 25 年 1 月 8 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 25 年 3 月 27 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 26 年 3 月 26 日から施行する。
Fly UP