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PDF:1.07MB - 新エネルギー・産業技術総合開発機構
Ⅳ.実用化、事業化の見通しについて(実用システム化推進事業) 1 掃除ロボット 1.1 屋外用自律走行型掃除ロボットの開発【松下電工株式会社】 (1)成果の実用化可能性 弊社では、本プロジェクトにおいて検証できた技術、抽出された課題をもとに、清掃にとらわれ ずロボットの実用化開発を推進中である。 その一つとして複数台の無軌道自律走行ロボットが「群れ」で働く「血液検体搬送ロボットシス テム」を開発し、臨床検査を手がける業界大手、ビー・エム・エル社(本社:東京都渋谷区)の総 合研究所(埼玉県川越市)に納入し、10 台のロボットからなるシステムが 2006 年 10 月から本格稼 動に入った。 このシステムは血液検査検体の受け取りから自動分析装置へのセッティング、さらには検査後の 回収などの一連の検体の受け渡しとその間の搬送業務を、群制御コンピュータが個々のロボットに 適宜仕事を割り当て、全自動で管理している。また、自動充電システムの開発により、全ロボット が同時に充電量不足に陥ることがないように管理され、24 時間の検査要求への対応が可能である。 このロボットシステムにおいては、受け渡しのために設備に対して精度よく移動・停止するため に必要な位置認識、人も入る工程においての衝突・障害物回避をはじめとする安全確保、ロボット の動作管理など、本プロジェクトにおいて検証した技術やノウハウが活かされている。 図1.検体搬送ロボットシステム( 株式会社ビー・エム・エル社内での稼動の様子 ) (2)事業化までのシナリオ すでに納入事例ができたが、さらに小型化・コストダウン・安全対策等をすすめ、自社内を含め てサービスロボットの導入を進めていく計画である。 表1.サービスロボット事業化スケジュール 2006 2007 自律移動機能検証 事業化・企画作成 パイロットシステム納入 評価・改良 小型化・安全対策 コストダウン等 生産・販売 Ⅳ.1.1-1 2008 2009 2010 (3)波及効果 本プロジェクトにおいて、清掃ロボットを題材として実証した技術やノウハウは広く応用可能で あり、上述のように他のサービスロボットの実用化に実際に応用してエンドユーザに納入すること ができた。このことからも技術的、経済的波及効果があったものと判断でき、この事例の他さらに 研究開発を進める予定である。なお、METI 直轄のプロジェクトで、安全性確保の手法開発等につい て実用化のための研究開発を継続している。 Ⅳ.1.1-2 1.2 屋外清掃ロボット&屋外ゴミ箱搬送ロボットの研究開発【富士重工業株式会社】 (1)成果の実用化可能性 産業用ロボットに比較するとサービスロボットの市場は極めて小さいものの、本プロジェクトの 研究開発にて、サービスロボットの潜在需要が喚起されてきていると思われる。 具体的には愛知万博終了後、弊社の清掃ロボットに対する営業案件が増加していることがあげら れる。すでに実用化、販売をしているオフィスビル向けのカーペット床用屋内型清掃ロボットも増 加しているが、今まで対応していなかったハードフロア用清掃ロボットの案件も出てきている。 これは、今回のプロジェクトで開発した「三角測量レーザーとジャイロを組み合わせた走行制御」 を応用し、磁気テープの施工できないハードフロアへの対応が可能となったからである。さらに、 製薬会社、半導体工場等のクリーンルーム内への案件もでてきており、清掃ロボットの作業フィー ルドの拡大が実現できる見込みである。 H18年5月 1号機納入 H19年4月 2号機納入予定 図 1. 製薬会社向 スクラバ(洗浄式)清掃ロボット H18年10月 試作機納入 H18年12月 1号機納入 図 2. 機械振興会館殿向 スィーパ清掃ロボット Ⅳ.1.2-1 レーザー三角測量センサを搭載 高層ビルのハードフロア部・ロビー、 地下通路、療育園、ハードディスク工場等へ 営業を展開中、納入予定 図3. 新型屋内清掃ロボット また、今回開発したゴミ箱搬送という用途ではないが、ゴミ箱搬送ロボットを活用し、工場内の 搬送としての用途での案件がでてきている。 図 4. 工場向け箱詰め&搬送ロボット検討案 屋外清掃、ゴミ搬送の案件については、屋外及び準屋外であるビル地下ゴミ処理システム、地下 街通路、遊園地、動物園、公園、工場、プラント等において潜在需要が喚起されてくると考えてい る。 事業化に向けて、現在、大手不動産会社、ビルのディベロッパー、ビルメン会社に営業中であり、 売れる仕様とコストダウンを図っている。ターゲットは大型遊園地工場等となる。尚、工場につい ては、昼間は搬送、夜は清掃という2つの機能をもつロボットとしてプレゼンを行っている。 (2)事業化までのシナリオ 事業化の規模については最低でも年間売上が1億円以上発生しないと事業を継続していくための 利益を生み出すことができないと思われる。したがって、今後の市場調査の結果次第の部分はある が、現時点においては屋外清掃ロボットの事業化の目標売上金額として平成21年度には1億円、 22年度に1.5億円を掲げて取り組んでいきたいと考える。 Ⅳ.1.2-2 製品価格については、現在の万博仕様に実際のユーザの要求仕様(標準仕様)を加えることにな ると思われるため予想は難しいが、現状の仕様のまま10台以上販売できる前提で検討した場合、 現時点でのロボット単体の販売価格としては屋外清掃ロボット、ゴミ箱交換ロボットとも800~ 1000万円程度と予想する。これに個別のニーズに対応したソフト開発費、追加仕様、特別仕様、 施工費等々が付加される。 輸出については、まずは国内における事業化(生産・販売・サービス体制の構築)が最優先であ り、現在のところ検討対象としていないが、もし輸入品を含めて類似製品があったとしても蓄積し たノウハウにより性能的な優位性は保持できるのではないかと思われる。 適応フィールド( 作業面積) ・エレベータ連動 (ロボット対応) ・不整地対応 ・対環境性向上 ・位置認識(GPS) ・環境認知 ・協調制御 ・パワーソース (電池) 準屋外&屋外 地下街通路 遊園地・動物園・公園 工場・プラント ・エレベータ連動 (インフラ改造) 既存大型ビル 空港コンコース &駅コンコース 1992 新築大型ビル 2001 2003 2008 (年) 図 5. 事業化までのシナリオ ユーザーニーズに沿った技術開発・生産・販売・サービス体制を構築し、2008 年の事業化を目指 し、取り組んでいきたい。 尚、現在清掃ロボットの実用化に向けて、経済産業省のサービスロボット市場創出支援事業にて 継続的に研究を行っている。 (3)波及効果 今回のプロジェクトの成果は、前述のように屋外清掃ロボットゴミ箱交換ロボットだけにとどま らず、弊社にて既に実用化している屋内型清掃ロボット、連結式容器搬送ロボット等への技術の応 用が考えられる。 また、今回の大規模なプロジェクトへの参加より、担当技術者全員のレベルアップがはかれたと 思われる。新しいセンサや部品の導入による新技術の開発や、今まで経験のない屋外での実証試 験・運用等により、技術的な事項への理解力が深まるとともに、屋外ならではの現場のノウハウ等 が蓄積されたと考えている。 更に、愛知万博に出品したロボットは、愛知万博の「安全性ガイドライン調査専門委員会」で指 導を受けた。その指導をもとに既に実用化している屋内型清掃ロボットも「ISO/IEC ガイド51」 を基本とし、他の規定も考慮して設計を見直した。設計段階及び運用段階におけるリスクアセスメ ントも愛知万博のロボットと同様の手段で行った。現在、NPO 安全工学研究所から認証を受けるた め申請中である。 そして、富士重工業では、大手ビルメンテナンス会社と業務提携を行い、床面積の大きなビルを 専門に清掃するロボットを使用したビルメンテナンス会社を H18 年 5 月に設立した。今後、最大6 0台のロボットを使用する予定である。 Ⅳ.1.2-3 図6. 日本経済新聞 掲載記事(H18.5.10) Ⅳ.1.2-4 2 警備ロボット 2.1 屋外対応警備案内ロボットおよび遠隔監視制御システムの実用化研究開発 【綜合警備保障株式会社】 (1)成果の実用化可能性 今回の実証実験において、屋外で使用できる基礎的な技術が獲得でき、屋外向け警備ロボット実 用化に目処をつけることができた。特に今回開発した技術を技術を転用し、半屋外環境において活 動可能な警備案内ロボットを実用化することができた。 博覧会の会場というのは必ずしも一般的な環境とは一致せず、万博会場特有とも言える問題点も あった。とくに、テロ対策によるセキュリティの強化や他のパビリオンとの折衝など、ロボットの 実証試験の環境に制約を加えるような要素である。これらの制約により 24 時間のロボットの連続 稼動やロボットの自由な移動などが制限され、総合的な警備実験や応用的な実験などは実施が難し い状況ではあった。実際に現場で運用するためには今回獲得した技術を万博会場以外の屋外でも使 用可能であるかを検証する必要があると思われる。 ロボットのコストダウンや小型化も課題の一つであるが、特に屋外で自動充電を行うための非接 触充電装置が現状ではコストや大きさに問題があるため、今後改良が必要である。 (2)事業化までのシナリオ 今回開発を行ったロボットには多くの研究開発要素を盛り込んだため、同じ仕様のロボットを製 作すると非常にコストが高いロボットになってしまう。コストダウンのためには実際の現場を想定 し、仕様を限定する必要がある。しかし、実際の現場は様々で、標準品として仕様を限定すること は現状では難しい。 当社は本プロジェクトの成果を生かし、屋内用警備ロボットを半屋外環境でも活動可能となるよ うにした。今後さらに、成果を屋内用警備ロボットに生かしていくと共に、活動環境を屋外へと広 げていけるようにしたい。 万博以前 現在 万博中 将来 屋内 警備ロボット実用化 半屋外でも活動可能 改良 改良 改良 技術応用 屋外 屋外用技術の改良開発 稼動エリア の拡大 図 1:事業家までのシナリオ (3)波及効果 本プロジェクトでの成果は当社が従来から開発を続けている屋内用警備ロボットにも転用できる。 監視や異常検知などの警備機能は従来の屋内用警備ロボットの能力を大きく向上させるものである。 屋外を走破するための走行機構の検討も、屋内用ロボットの走行性能を一層安定させるために役 立った。 以前から屋内用警備ロボットを半屋外の環境で走行させて欲しいという要求もあったが、防滴処 理がされていなかったため対応できなかった。しかし、今回の開発で得られた防滴処理に関するノ ウハウにより、当社の新型屋内用警備ロボット「ガードロボD1」では半屋外での活動が可能と Ⅳ.2.1-1 なっている。また、H18年8月にはキャナルシティ博多へ警備ロボットガードロボD1を導入し ており、半屋外での環境で活躍している。 本プロジェクトは多くの人員で開発を行うことになったため、担当した人員の人材育成の促進と なった。 図 2:2006 年 8 月より、警備案内ロボット として半屋外環境で稼動中 Ⅳ.2.1-2 図 3:2006 年 11 月ロボット セキュリティシステム 2.2 屋外対応警備案内ロボットおよび遠隔監視制御システムの実用化研究開発 【株式会社テムザック】 (1)成果の実用化可能性 ・成果を個別技術として実用化する。 1.ロボットが様々な機能を持つような成果のすべてを搭載したロボットではなく、限定的な要 求仕様に特化して実用化を図ってゆく。 2.実証実験からの知見を生かした安全に関しての技術研究と技術開発を行い、安全に関する基 盤技術を確立する事によりロボットの実用化を確実なものとする。 (2)事業化までのシナリオ ①コストダウン ・警備ロボットのプラットホーム的なベースを作り共有化し、トータルコストを下げて行く。 ・特殊部品等の見直しを行い、汎用品への置き換えを検討する。 ②導入普及 平成18年度実用化取り組みと実績 受付・案内ロボットの導入実現 福島県の大型総合病院へ受付・案内ロボットを納入した。 このロボットには以下の成果が反映されている。 ⅰ)案内機能 ・タッチパネルによる案内情報提供機能 (病室の場所や経路案内、診察科の場所や経路案内・診断医の予定情報などを提供す る。) ⅱ)安全性 ・赤外線光学式、接触式の障害物検知センサにより安全性を担保している。 (限定された領域だが、囲いがなく一般の来客と接触可能な空間で稼動する。) ⅲ)親和性のあるデザイン ・成果を考慮し、曲面を使用した飽きの来ない親しみのあるデザインとした。 ③事業化までの期間 屋外型警備ロボットシステムの実用化、事業化 個別技術継続開発期間 ・屋外警備のロボット化はニーズは有るが、いきなり警備員に置き換わることは困難か時間がか かると思われる。警備員の補助的な役割で実用化を図り、徐々にロボットの機能の向上を図り、 その差を埋めてゆくことが現実的と思われる。 ・実用化のための方針として、初期の段階においても信頼性のある技術を用い、経済的合理性の ある範囲内で進歩的な技術を取り入れてゆく。 項目 平成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 (2006年) (2007年) (2008年) (2009年) (2010年) 1,研究開発 2,個別技術 継続開発 3,部分試作 評価・改良 4,製品化設計 5,試作・ 評価・改良 6,製品化検討 7,製品生産 Ⅳ.2.2-1 (3)波及効果 今回のプロジェクトで開発した警備ロボットの技術は、警備ロボット以外にも応用可能であり実際 に他用途のロボットに搭載し納入した実績もあり、今後実用化されるロボットの能力向上につな がっていくものと思われる。 また、屋外運用の為の技術開発と実証実験を通して得られた成果を、屋外での運用範囲拡大と実用 化に向けた継続開発を行うことにより、将来的に駅から自宅までの同行や住宅街の巡回警備などを 視野に入れたエリアセキュリティ等への対応を可能にするものと思われる。 Ⅳ.2.2-2 3 チャイルドケアロボット 3.1 チャイルドケアロボットの開発【日本電気株式会社】 (1)成果の実用化可能性 実証実験を通し、子供と遊ぶロボットとして、技術的には適用可能性が十分にあると判断してい る。事業として、遊園地などのアミューズメント施設、託児所等を最初のターゲットとして考えて いる。 アミューズメント施設では、託児だけでなく、ロボットと遊ぶというアトラクションを設けるこ とも十分可能性があると考えられる。託児所における一時預かりでは、子供が託児所に慣れていな いために泣き続けることが多い。そのような子供に対して効果が大きいと考えられる。また、単に 子供と遊ぶだけでなく、道徳や知育要素をその中に取り入れることにより、月極で託児所に通う子 供に対しても、その健全な成長に寄与することができると考えられる。 また、離れた場所にいる親がロボットを通して託児所などにいる子供の様子をリアルタイムでモ ニターしたり、ネットワーク経由で親がロボットに指示を送ることによって子供に対してアクショ ンをとらせることも可能であることから、働く親のニーズをより満たすことができると考えられる。 (2)事業化までのシナリオ 2005 年愛・地球博における実証実験の結果、本事業で開発したチャイルドケアロボットの有効性 が確認できたと考えている。2010 年(H22 年)の発売を目標としている。 実用化へ向けての課題としてはコストダウンがある。そのため、装置の小型化を図るべく、研究 開発を進めていく。コストダウンのためには機能の絞込みも必要である。そのためには、事業者と 連携して現場のニーズを的確に知る必要がある。 また、現場でロボットが正しく使われるためには、現場にいる保育士のロボットに関するリテラ シーを向上することが必要となる。そこで、現場の人材の教育を含む、導入プログラムが必要であ る。そのため、事業者と密に連携し、必要機能・運用方法・コストのすり合わせ、安全性確保・検 証手法の開発、現場スタッフ(ex.保育士)の教育を進める。 事業化に至るスケジュールは次の通りである。 2006 事業者との連携 機能・コストのす り合わせ 2007 2008 2009 2010 教育 開発・実験・改良 製品開発 製品化★ 市場規模予測は次の表の通りである。 H22 年 市場規模(億円) 250 NECのシェア 20% 市場規模算出の根拠: 「平成 12 年度 21 世紀におけるロボット社会創造のための技術戦略調査報告書」に準じて、市場 規模を予測すると、2010 年(H22 年度)に約 250 億円、2025 年に約 650 億円の市場規模となる。算 出においては、一般世帯のみを対象とし、3 歳から 12 歳の子供がいる世帯の割合を 5%と仮定した。 また、RT 代替率は、2010 年で 5%、2025 年で 10%とした。 Ⅳ.3.1-1 シェア見通しの根拠: チャイルドケアロボットはまだ市場がまったく存在しておらず、今後の開発動向によってシェア は大きく影響される。したがって、現段階でシェアについて推定することは難しい。たとえば、世 界で最初に市場投入してデファクトスタンダードの地位を確立できれば、50%以上のシェアを確保 できる可能性も十分ある。上記の表では、NECのノートパソコンや携帯電話の国内シェアを参考 にした。 優位性の根拠: パーソナルロボットは、将来のロボット社会の到来が予想されることから、日本を中心に研究開 発が活発化しており、NECの他に、ソニー、ATR、東芝、富士通、三菱重工などが開発を行っ ている。 子供のケアをするパーソナルロボットでは、個人識別能力、コミュニケーション能力、チャイル ドケア能力が重要である。NECグループにおいては、画像顔識別技術、音声認識・合成技術、通 信技術において、世界トップレベルの水準にある。したがって、本研究開発によって、これらの機 能をさらに強化することにより、チャイルドケアロボットの実用化に向けた開発競争の中で優位な ポジションを確保することができる。 価格競争力: チャイルドケアロボットの普及のための大きな課題はコストである。現状、これに同等の機能を 持つ製品が存在しないので、直接的にコストを議論することは困難である。家庭に現存する機器で、 比較しうるものは、パーソナルコンピュータであろう。家庭用パーソナルコンピュータは、約 10~ 30 万円と考えられるので、チャイルドケアロボットの価格が 30 万円くらいになれば、普及が大き く拡大するであろう。月産 10,000 台レベルの試算を行った結果、機能を絞り込むことも行えば、 このレベルまで低コスト化できる可能性がある。 (3)波及効果 「チャイルドケアロボットの開発」の成果は、ターゲットとして子供を対象としているが、子供 のみならず高齢者のパートナーとしても機能するものであり、高齢者の話し合いてなどになること による癒し効果や、独居高齢者の生存確認を行う製品への技術展開が促進され、社会的経済的波及 効果が期待できる。 また、「チャイルドケアロボットの開発」プロジェクトの実施により、ハードウェアからアプリ ケーションソフトウェアまでの幅広い分野にわたる垂直統合型製品の研究開発を実施することがで きるとともに、人材育成の貴重な機会ともなった。 Ⅳ.3.1-2 4 接客ロボット 4.1 高度コミュニケーション機能を有する実用接客ロボットシステムの開発 【三菱重工業株式会社】 (1)成果の実用化可能性 本テーマで開発した技術は,引き続き行なっている実施者の社内研究により,住宅ショールーム等 での受付・案内ロボットの開発に展開している。現段階で,この受付・案内ロボットは有償での導入 を将来前提とした試験運用の段階にあり,国内複数の拠点で運用中である。このまま順調に評価・改 良が進めば,平成 19 年度には実用化が可能となる見通しである。 本テーマ開発終了後の各種施設での試験運用状況を図1に示す。 病院での運用状況 住宅展示場での運用状況 企業・ショールーム等の受付での運用状況 図1 試験運用状況 (2)波及効果 上記,住宅ショールームでの受付・案内ロボットは,適用先となる商業施設も全国多数あり,一定 の市場が見込めることから,経済的な波及効果を見込むことができる。また,サービスロボット全体 においてこの種のロボットの実運用例が示されることはロボット市場の活性化の重要な刺激になるこ とから,研究開発や人材育成等を大きく促進するものと考えられる。 (3)事業化までのシナリオ 住宅ショールーム向け受付・案内ロボットは 2007 年度からリースによる事業化を開始するシナリ オとしている。(図 8)当年度は,特定の事業者の業務パターンに合致した受付システムとして有償 リース展開を開始する計画である。この時点では,ロボットの製造コストを回収できても,利益を創 出するには至らないと考えられる。そこで,引き続きロボットの用途・機能を随時追加することで 徐々に市場の拡大を狙う。これにともなう量産効果でロボットをコストダウンすることで,2010 年頃 には粗利益として 15%程度を回収できるレベルでのビジネスモデが構築できる可能性も出てきている。 さらに,用途の拡大に伴い開発したロボット・アプリケーション群を統合することで,2015 年ごろに は受付のみならず,複数の業務を行なう多機能型ロボットとして業務用の市場拡大を狙うほか,家庭 Ⅳ.4.1-1 用としても複数の機能で役立つロボットとして展開を狙う。 家庭用ロボット 本格展開 全国の6箇所で, ユーザの手による 定常運用実施中 事業化 (有償リース展開) 用途/機能を随時 追加しながら徐々に 市場拡大を狙う 接客ロボットの 開発 2006年 2007年 2010年 図8 事業化シナリオ Ⅳ.4.1-2 2015年 4.2 4カ国語を操る人間に酷似したアンドロイド受付の開発 【株式会社ココロ、株式会社アドバンスト・メディア】 (1)成果の実用化可能性 実用化の可能性は十分あるといえる。 第一に、展示・イベントでの案内という分野からであろうとも考える。企業の受付案内などの実用化は コンテンツの柔軟な変更などが鍵になることと、価格の面のマーケットとの整合性が必要で、十分な開 発が必要である。 成果を利用した実用化としてココロは、対話機能を持たない展示専用のアンドロイドを製作し、イベン ト向けに有料で貸し出す事業を既に実施している。 (2)事業化までのシナリオ 研究開発の成果は、4か国語で自然な音声対話による受付接客を行うための技術である。この技 術は、接客ロボットの中で、ユーザ(接客される「客」)が音声により表現する希望を、ロボット が理解し対話する部分を実現した。 株式会社アドバンスト・メディアはこの技術をソフトウェア製品として作成し、企業化していく 予定である。ソフトウェア製品の形態として、以下の4形態を考えている。 (ア)研究開発成果を組み込んだ接客ロボット (イ)その他の製品 ① 研究開発成果を、株式会社アドバンスト・メディアの製品である受付システム 「AmiReception」に組み込んだアプリケーション製品(受付業務製品) ② 研究開発成果を、株式会社アドバンスト・メディアの製品である電話音声認識システム と組み合わせ、電話による無人受付を自然な音声対話により実現するアプリケーション 製品(一般業務製品) ③ カーナビ等任意のシステムに組み込み可能な、ミドルウェア製品(一般業務製品) 以下の販売ルート、販売先にてビジネス展開する。 (ア)接客ロボットについては、株式会社ココロの接客ロボットに研究開発成果を組み込んで販売 する。 (イ)その他の製品 ① 受付システム「AmiReception」に組み込んだアプリケーション製品については、株式会社 アドバンスト・メディアにて、システム及びSDKの販売を行う。また、受付システムの 販売会社を「販売パートナ」として事業を拡大していく ② 電話による無人受付を自然な音声対話により実現するアプリケーション製品については、 株式会社アドバンスト・メディアにて、システム及びSDKの販売を行うとともに、電話 応答システム(CTI)のSI請負会社を「販売パートナ」として事業を拡大していく ③ ミドルウェア製品については、株式会社アドバンスト・メディアによるソリューション受 託開発において、ソリューション・コアとして活用する Ⅳ.4.2-1 上記接客ロボット、受付業務製品、一般業務製品について、以下のスケジュールにより事業化し ていきたい。 (ア)接客ロボットについては、株式会社ココロによるロボット開発スケジュールに合わせ、 平成20年度より販売する。 (イ)受付業務製品については、今回の研究開発結果が直接に活用できるので、平成18年度 に製品開発を行い、平成19年度より販売する。 (ウ)一般業務製品については、受付以外の業務向けの製品開発を平成19年度に行い、平成 20年度より販売する 年度 H18 年度 H19 年度 接客ロボット用開発 H21 年度 H22 年度 ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~ 接客ロボット販売 受付業務製品開発 H20 年度 ~~~~~~ ~~~ 受付業務製品販売 ◇~~~ 受付業務市場拡大 ~~ 一般業務製品開発 ~~~~~~ ~~~~~ 一般業務製品販売 ~~~~~~ 市場成熟・他社参入 (A) 市場規模(現状と将来見通し)/産業創出効果 市場規模 申請者のシェア 1年目(H19年度) 50百万円 100% 2年目(H20年度) 150百万円 100% 3年目(H21年度) 250百万円 75% 4年目(H22年度) 400百万円 65% 5年目(H23年度)1000百万円 64% 市場規模算出の根拠: 現在、国内では市場が存在しない商品であり、株式会社アドバンスト・メデ ィアが市場を創出していくものである。市場規模としては、現在、電話音声 Ⅳ.4.2-2 認識システムの市場規模(8億円以上と推定)と同等以上の市場が5年で立 ち上がると予想する。接客等の業務を音声により行う点で類似のユーザ価値 を生み出しているものであり、今回の技術開発成果のほうがより多くの価値 を出すからである。 シェア見通しの根拠: 現在市場に存在しない商品であり、株式会社アドバンスト・メディアが市場 を創出していくものである。不特定話者、分野特化の音声認識技術構築にお いて先行しており、販売開始後2年間は他社が参入できないと考える。販売 開始後3年目から、他社の参入を予想する。他社の参入があっても、先行者 メリット及び技術優位があり、急激にシェアを失うものではなく、2年間で シェアの35%が他社に回ると予想する。その後、先行者のブランドにより、 シェアは64%を維持する。 (B) 競合が想定される他社の開発動向とそれに対する優位性の根拠 不特定話者、分野特化の音声認識技術において、現状では、株式会社アドバンスト・メディアが 実質的に唯一の供給者である。市場が顕在化することにより、競合他社が参入することが予想され るが、不特定話者、分野特化の音声認識技術の開発には数十億円の投資を必要とするので、既にそ の技術を保有している株式会社アドバンスト・メディアが価格優位を保つ。 (3) 価格競争力 上記(B)のとおり、供給サイドの競争においては新規投資が必要な競合他社に対して優位である。 したがって、市場価格は、需要サイドの評価、すなわち、ユーザの価値により決されるべきものであ る。ユーザの価値を考えると、「自然な音声対話によりユーザの意図を推定する」技術は、例えば受 付業務や電話応対において 0.5 人程度は省力効果があり、製品価格として600万円以上の価値が認 められる。 以上は、エンドユーザ価値なので、ミドルウェアの販売、パートナ経由の販売においては、パート ナによる付加価値に対応して、製品出荷価格が逓減する。 (3)波及効果 受付案内という分野で開発されたものであるが、それ以外での利用についても多くの提案を受ける。海 外でも同様のアンドロイドの開発に話題も聞かれ、波及効果は十分あったものと考える。 Ⅳ.4.2-3 5 次世代インテリジェント車いす 5.1 自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車椅子の開発」 【アイシン精機株式会社、富士通株式会社】 (1)成果の実用化可能性 上記研究によれば本インテリジェント車椅子は図1のような限定エリアでの自律型運行システム を構築することができる。 限定エリアでの自律型運行 システム GPS衛星 ネットワークインフラ ・車椅子管理 ・安全情報データベース ・経路管理 ・測位情報データベースなど 情報管理 サーバ 無線LAN 目的地入力情報 経路指示 障害物回避経路指示 無線LAN-AP の設置 各種 情報 安全情報提供装置 各種情報 の提示 (屋内) 目的地 の入力 (屋外) RFID を 要 所 に配置 目的地B 目的地A 自律走行制御 コントローラ 目的地C 障害物 位置情報 障害物情報 障害物 統合測位装置による高精度 位置認識 D-GPS RFID 磁気方位センサー 目的地・コースがフレキシブルに屋内・ 障害物認識 屋外を問わず選択・変更が可能。 図1 レーザーレンジセンサー 限定エリアでの自律運行システム このシステムは具体的に図2のような施設(病院、介護施設等)で適用することができ、世界中 で例を見ない急速な高齢化が進む日本で施設内の省人化による経済効果、要介護者の自立化促進、 介護サービス等高齢者のQOL(生活の質)向上に繋がる。 車椅子メンテナンスエリアへの自律移動 センタでの車椅子位置把握 車椅子の動的な経路生成 タグによる位置決め入室の確認 メンテナンス 室 シャワー室 リハビリ室 目的地設定による自律移動 診察室 屋内外 シームレス 移動 各車椅子とのコミュニケーション RFID 管理センタ 病室 食堂 緊急時コール ○○さん。 どうしましたか。 病院、福祉施設等 端末からの情報提供 この先スロープがあり ます・・・・・ 図2 施設での適用例 Ⅳ.5.1-1 愛・地球博の実証実験にて発生した課題としては、スタッフの誤操作、PDA部温度上昇による不 具合などがあったが、インターフェースの改良(確認ボタンの追加)、PDA部排熱設計変更などに より、いずれも期間中に解決した。 実用化に向けた課題については主に以下の事項があり、継続して研究を実施していく予定である。 ・車椅子本体の制御部小型・軽量化 ・RFIDアンテナの最低地上高の制約軽減 ・フレキシブルなRFID設置方法 ・自律走行の誤差の要因となるタイヤ空気圧を一定に保つ機構の搭載、センサ情報によ るタイヤ径誤差推定法の確立 ・低コスト化に向けた必要な機能の選択 (2)事業化までのシナリオ ①個々の技術実用化 本プロジェクトで得た成果において個々の技術は以下のように実用化展開を検討している。 ・ハードウエアの小型・軽量化技術は次期電動車いすに展開。 ・高精度位置測位技術は電動車いす他、自動搬送車等のナビゲーションに展開。 ・情報提供技術はPDA等による情報提供システムに展開。 ・障害物検出・回避技術は車いすのみならず移動体全般の安全技術に展開。 ②製品 インテリジェント車椅子のターゲットユーザは、介助用の手動車椅子利用者である。このユー ザを取り込むには、まず安全であることと、コストが安く提供できるかが重要である。インテリ ジェント車椅子が利用できる環境整備とインテリジェント車椅子の補助金制度等が行政の応援で 実現できれば市場は拡大すると思われるが、現段階では前項で挙げた限定エリアでの自律型運行 システム及びインテリジェント電動車いすを製品として考える。 ③用途(販売予定先) 病院、福祉施設、アミューズメント施設等を想定。 ④市場規模 ④-1 現状の電動車いす国内市場 市場:簡易電動車いす:約3700台/年 約 13 億円の売上げ規模(35 万円/台) 普通電動車いす:約2300台/年 約 10 億円の売上げ規模(43 万円/台) この市場規模は、2000 年の介護保険制度の施行からは、殆んど変化がなく、既存の電動車い す仕様では、大きな市場拡大は期待できない。 海外の市場規模は不明。海外の電動車いすは、普通電動(重度障害者用)が主流であり、簡 易電動車いすはない。重度障害者用のため、仕様が高度になっており、立ち上がり機能、チ ルト 機能等が付加した100万円もするようなものも少なくはない。 ④-2インテリジェント車椅子国内市場予測 平成 25 年 市場:施設、アミューズメントパーク 10ケ所 500 台 平成 30 年 市場:施設、アミューズメントパーク 20ケ所 1000 台 ⑤価格 現在の簡易型電動車椅子の価格は36万~37万円であるが、今後、制御の簡単化、安全制御 の織り込んだ車椅子の投入が予測される。高機能な電動車いすは100万以上するものもあるが、 一般に多く普及させる為に、インテリジェント車椅子本体としては定価 60 万円を見込んでおり、 仕様面は他社品を凌駕しているものの、投資を回収できる利益確保の為の原価低減が最大の課題 となる。センサー、コンピュータ部が低価格で生産できるか、また管理サーバー、GPS 基地設置、 RFID設置等のイニシャル費用も精度ある算出が必要である。 Ⅳ.5.1-2 ⑥売上見通し(単位:百万円) 平成 25 年時の車いす単体での売上予測(サーバー他インフラ費用は別) 福祉施設、病院、アミューズメント施設等への売り込み 10 件を目標 車椅子のみの価格 販売価格 42 万円(定価 60 万円)。1 件 50 台販売。 (ここでは、販売単価は定価の約70%として算出。) 販売単価 42 万円 販売数 500 台 売上 210 百万円 製品原価 147 百万円 収益 63 百万円 ⑦事業化のスケジュール 限定エリア自律型運行システムの事業化に当たっては、想定アプリケーションに近い現場(病 院、福祉施設等)の協力を取り付け、実際の現場で技術実証実験と平行してビジネスモデルを構 築し、実現場からの問題点の洗い出し、精度の良い原価算出、改良を実施するための平成22年 のパイロット販売 L/O を検討中で、これが成功すれば事業を拡大していく計画である。 表1.事業化計画 項目 ~H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度~ 愛地球博実証実験結果改良 パイロットシステム構築・開発 信頼性評価・改良 原価計算・維持コスト算出 事業企画書作成 パイロット販売可否審議 タイアップ施設探索・交渉 パイロットシステム生産準備 パイロットシステム生産・導入・ 施工・販売(L/O) 事業拡大課題検討・推進 (3)波及効果 本研究開発にて確立したGPS、RFID等の各種センサ信号を融合し高精度自己位置認識技術、 レーザレンジセンサによる障害物検出・回避技術は他の移動ロボット等関連分野に展開が考えられる 汎用性の高いものであり、それが実証実験によって実用に足るものであることを証明したことは今後 それら技術を応用実用化開発に向けて大きな進展であったと考える。 また、本研究開発にて確立したインテリジェント車椅子のユーザーインターフェースと限定エリア 内でユーザーに必要な安全情報を提供するシステムは急速な高齢化を向かえている日本国内の福祉施 設において、安全を配慮したシステムの研究開発が促進され、実用化されれば新たな市場を形成でき 大きな経済効果が期待できる。 Ⅳ.5.1-3 添付資料1 1.特許出願等 【実用システム化推進事業】 番号 出願日 出願番号 名称 出願人 屋外用自律走行型掃除ロボットの開発 1 2005.1.31 特願 2005-023671 清掃ロボット 2 2005.2.25 特願 2005-051752 測位システム 3 2005.3.16 特願 2005-076045 移動装置 松下電工㈱ アマノ㈱ 国立大学法人静岡大 学、松下電工㈱ 松下電工㈱ 屋外清掃ロボット&屋外ゴミ箱搬送ロボットの研究開発 1 2005.4.15 特願 2005-118654 出願準備中 ― 出願準備中 ― 自律走行台車及び 青山 元 その制御方法 ステレオ画像による ― 走行法 IC タグによるゴミ計量管理と課金システム ― チャイルドケアロボットの開発 1 2005.3.4 特願 2005-061557 2 2005.5.31 特願 2005-158997 3 2005.9.6 特願 2005-258489 4 2006.1.11 特願 2006-003650 対応決定システム、ロボット、イベン ト出力サーバ、および対応決定方法 パラメータ学習装置、パラメータ学習 方法、およびプログラム ストーリー出力システム、ロボット装 置およびストーリー出力方法 音声認識装置、音声認識方法、および 音声認識プログラム NEC NEC NEC NEC 自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車椅子の開発 1 2006.2.15 特願 2006-038258 タグ座標データ生成装置及びタグ座標 富士通 テーブル生成方法 1 【プロトタイプ開発支援事業】 (登録) 特許日 2005.4.22 特許番号 特許第 3670657 号 出願に係る特許等の課題 立体モデル 出願人 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 (出願) 出願日 2004.10.18 受付番号 PCT/JP04/015371 出願に係る特許等の課題 立体モデル 出願人 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 - 外国出願申請中 遠隔操縦装置 横小路泰義、佐藤祐司 河田浩平、白土浩司 2005.3.11 P2005-69824 音響信号処理装置、音響信号処理方 株式会社 東芝 法、音響信号処理プログラム、及び音 響信号処理プログラムを記録したコン ピュータ読み取り可能な記録媒体 2005.3.23 P2005-084443 音響信号処理装置、音響信号処理方 株式会社 東芝 法、音響信号処理プログラム、及び音 響信号処理プログラムを記録した記録 媒体 2005.3.23 P2005-084479 画像処理装置および画像処理方法 株式会社 東芝 2005.1.28 特願 2005-21730 バルーンアクチュエータ、エンドエ 学校法人立命館 フェクタ、及び医療用 2005.3.8 特願 2005-54570 携帯電話回線による移動物体の広域・ 千田泰弘、鈴木真二、 高精度制御方式 土屋武司、廣瀬類、加 賀美隆明、磯収二 2005.5.30 特願 2005-157932 雪の圧縮装置 新潟県及び株式会社技 術開発研究 2005.11.28 特願 2005-342748 電動車椅子システム 辻敏夫、柴建次、江口 良太 2005.3.14 特願 2005-071505 上肢リハビリ装置 古荘純次、井上昭夫、 笠潮 2005.6.8 特願 2005-168567 装着型関節接駆動装置 学校法人東京理科大 学、( 株) 日立メディ コ、小林宏、佐藤裕 2005.3.4 特願 2005-61323 動き計測装置、動き計測システム、車 国立大学法人 奈良先 載機器、動き計測方法、動き計測プロ 端科学技術大学院大学 グラム、およびコンピュータ読み取り 可能な記録媒体 2004.11.15 特願 2004-330121 移動ロボット 株式会社 日立製作所 2005.11.04 特願 2005-320379 ロボット動作編集システム 株式会社 日立製作所 2004.11.11 特願 2004-327451 移動ロボット 株式会社 日立製作所 2005.3.14 特願 2005-070262 自立移動ロボット 株式会社 日立製作所 2 出願日 受付番号 出願に係る特許等の課題 出願人 2005.3.14 特願 2005-070263 ロボットアーム 株式会社 日立製作所 2005.3.14 特願 2005-070264 ハンド機構 株式会社 日立製作所 特願 2006-055931 ロボット装置 木室義彦 特願 2005-158109 食品分析装置、食品分析方法、及び、 NECシステムテクノ 2005.5.30 2005.8.18 特願 2005-237202 プログラム ロジー株式会社 食品の味覚情報の取得方法 NECシステムテクノ ロジー株式会社 2005.06.28 - 特願 2005-188137 特願 2005-160186 接触箇所に拘束条件をもつ有限要素に 岐阜県、国立法人岐阜 よる柔軟物体の変形 大学 遠隔操縦装置 横小路泰義、佐藤祐司 河田浩平、白土浩司 - 特願 2005-155699 魚ロボット構造 菱明技研株式会社 尾ひれを含む胴後部分がしなやかに揺 動し、又浮上浮沈時の動きが容易に制 御可能である等、より自然魚に近い挙 動をする魚ロボット。 - 特願 2005-155698 魚ロボット 菱明技研株式会社 水深を一定又は略一定に保持するため の浮沈制御機構が簡単で、その制御が 容易な魚ロボット。 2006.6. 特願 2006-147528 飛行船型空中クレーン 恩田昌彦 2004.12.14 特願 2004-361246 分散制御システム 石川島播磨重工業株式 会社 2005.3.11 特願 2005-068372 2005.11.9 特願 2005-324469 2005.11.10 特願 2005-326410 2005.11.10 特願 2005-326430 3脚構造の脚車輪型移動ロボット 石川島播磨重工業株式 会社 脚車輪型移動ロボットとその階段歩行 石川島播磨重工業株式 方法 会社 脚車輪型移動ロボット,その動作方法 石川島播磨重工業株式 及びプログラム 2006.4.27 特願 2005-123558 会社 脚車輪型移動ロボット及びその動作方 石川島播磨重工業株式 法 会社 移動ロボットの脚構造 石川島播磨重工業株式 会社 - 特願 2005-163445 歩行ロボットおよびその制御方法 田窪朋仁 - 特願 2005-163444 歩行ロボット 田窪朋仁 - 特願 2005-342374 自立移動型車椅子ロボットのビデオカ ロッタ有限会社 メラ及びセンサーの取り付け構造及び 取り付け調整法 2004.10.18 特願 2004-302790 2005.3.24 特願 2005-085746 応力観察装置 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 人体モデル 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 3 出願日 2005.4.28 受付番号 特願 2005-131746 出願に係る特許等の課題 応力観察装置 出願人 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 2005.5.6 特願 2005-134730 立体モデルの応力観察装置 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 2005.6.7 特願 2005-167421 カテーテル手術シミュレータ 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 2005.10.31 特願 2005-315832 カテーテル手術シミュレータ 2005.10.31 特願 2005-315893 カテーテル手術シミュレータ 2005.10.31 特願 2005-315894 応力検出装置 - 特願 2004-153467 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 福田敏男、新井史人、 池田誠一、根来眞 無人航空機 川重岐阜エンジニアリ ング株式会社 彦 4 西脇英 2.成果発表リスト 2.1 学会発表 【実用システム化推進事業】 番号 発表日 発表先 題名 発表者 屋外用自律走行型掃除ロボットの開発 1 2005.4.28 2 2005.9.17 3 2005.12.1 4 2005.5.27 日本ロボット学会第 30 回シンポジウム ロボット工学セミナー 日本ロボット学会第 23 回学術講演会 36th International Symposium on Robotics 日本機械学会ロボティク ス・メカトロニクス講演 会 2006 屋外用自律清掃ロボット SuiPPi 酒井龍雄 電波到来方位推定法を用いた測位 小宮山優 他 システムの開発 Environmental Adaptive T. Sakai Navigation of SuiPPi 自律走行型掃除ロボット SuiPPi 酒井龍雄 他 屋外清掃ロボット&屋外ゴミ箱搬送ロボットの研究開発 1 2005 年 第 23 回日本ロボット 学会学術講演会 屋外清掃ロボット スバルロボハイターRS1 の開発 青山、石川、田島、 井上、関、岡村、 米持、糸賀 青山、石川、井上、 関、田島、岡村 2 2005 年 第 23 回日本ロボット 学会学術講演会 屋外清掃ロボット スバルロボハイターRS1 実証試験 3 2005 年 第 23 回日本ロボット 学会学術講演会 4 2006 年 第 24 回日本ロボット 学会学術講演会 5 2006 年 第 24 回日本ロボット 学会学術講演会 ゴミ箱交換ロボット「スバルロボ 青山、石川、田島、 ハイターT-1」の開発 井上、関、米持、 糸賀、岡村 屋外清掃ロボットスバルロボハイ 青山、石川、関、 ターRS1 実証試験及び追加試験 田島、岡村、雫、 伊澤、石村、西原、 高藤、薩見 IC タグを用いたゴミ箱搬送・計量 青山、石川、関、 システムの開発 田島、岡村、雫、 伊澤 屋外対応警備案内ロボットおよび遠隔監視制御システムの実用化研究開発 1 2005.4.28 ロボット学会セミナー 2 2005.8.23 JPI セミナー 屋外警備ロボット「ガードロボ i」 下笹 の概要と安全方策について 万博における実証実験1 警備ロ 下笹 ボット:ガードロボ i(アイ) チャイルドケアロボットの開発 1 2005.9.15 2 2005.9.15 3 2005.9.15 4 2005.9.15 日本ロボット学会学術講 演会 日本ロボット学会学術講 演会 日本ロボット学会学術講 演会 日本ロボット学会学術講 演会 チャイルドケアロボット PaPeRo おける超音波タグの利用 チャイルドケアロボット PaPeRo ハードウェアと安全性 チャイルドケアロボット PaPeRo 耐雑音音声認識 チャイルドケアロボット PaPeRo シナリオデザイン開発 5 に 船田純一 の 西沢俊広 の 佐藤 幹 の 佐藤 幹 番号 5 発表日 2005.9.15 発表先 題名 発表者 日本ロボット学会学術講 チャイルドケアロボット PaPeRo の 藤田善弘 演会 概要 高度コミュニケーション機能を有する実用接客ロボットシステムの開発 1 2005.9.22 2005 年日本機械学会年次 サービスロボットの安全認証 – 加部,日浦,池田, 大会 wakamaru の例 杉本 自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車椅子の開発 1 2005.6.10 2 2005.6.10 3 2005.6.10 4 2005.6.17 5 2005.11.30 6 2006.5.27 ロボティクス・メカトロ 自律走行機能を持つインテリジェ 松本治、小森谷清、 ニクス講演会 2005 ント車いすの開発(第1報)-コ 谷 江 和 雄 、 戸 田 広 二、後藤茂樹、佐藤 (神戸国際展示場) ンセプトとシステム構成- 公則、船越裕計 ロボティクス・メカトロ 自律走行機能を持つインテリジェ 畑瀬勉、若松喜美、 ニクス講演会 2005 ント車いすの開発(第2報)- 戸 田 広 二 、 後 藤 茂 (神戸国際展示場) サーバの支援による高精度位置決 樹、松本治、小森谷 め- 清、谷江和雄 ロボティクス・メカトロ 自律走行機能を持つインテリジェ 賀 集 隆 郎 、 加 藤 大 ニクス講演会 2005 ント車いすの開発(第3報)- 示、松本治、小森谷 (神戸国際展示場) RFID、レーザレンジセンサ等の外 清、谷江和雄、戸田 界センサ情報を用いた絶対位置認 広二、後藤茂樹、西 識- 村英記、山本博利 IARP 2005(Nagoya) Development and Safety Osamu Matsumoto, Issues of Intelligent Kiyoshi Komoriya, Wheelchair “TAO Aicle” Kazuo Tanie, Koji Toda, Shigeki Goto, Tsutomu Hatase, Yoshimi Wakamatsu, Hideki Nishimura, Hirotoshi Yamamoto, Kiminori Sato, Yukei Funakoshi International Intelligent Wheelchair “ TAO Osamu Matsumoto, Symposium on Robotics Aicle” Kiyoshi Komoriya, 2005(Tokyo) Kazuo Tanie, Koji Toda, Shigeki Goto, Tsutomu Hatase, Yoshimi Wakamatsu, Hideki Nishimura, Hirotoshi Yamamoto, Kiminori Sato, Yukei Funakoshi ロボティクス・メカトロ 愛・地球博におけるインテリジェ 畑瀬勉、若松喜美、 ニクス講演会 2006 ント車いす”TAO Aicle”の実証実 西 村 英 記 、 山 本 博 (早稲田大学、東京) 験 利、戸田広二、後藤 茂樹、松本治、小森 谷清 6 (海外) 番号 発表日 発表先 題名 発表者 自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車椅子の開発 1 2006.10.10 2 2006.10.13 13th World Congress on An Application of Intelligent Transport based Services Systems and Services Intelligent Wheelchair Robot Location- Tsutomu Hatase, to an Yoshimi Wakamatsu, Hideki Nishimura, Hirotoshi Yamamoto, Koji Toda, Shigeki Goto, Osamu Matsumoto, Kiyoshi Komoriya IEEE/RSJ International Autonomous Traveling Control of Osamu Matsumoto, Conference on the "TAO Aicle" Intelligent Kiyoshi Komoriya, Intelligent Robots and Wheelchair Tsutomu Hatase, Systems(Beijing) Hideki Nishimura, Koji Toda, Shigeki Goto 2.2 論文 【実用システム化推進事業】 番号 発表日 発表先 題名 発表者 屋外用自律走行型掃除ロボットの開発 1 2006.1 2 2006.10 ロボット工業会誌 ロボット Vol.168 自動車技術 Vol.60 掃除ロボットのリスクアセスメン 福田淳 他 トと安全設計 自律移動ロボットシステム 酒井龍雄 他 屋外清掃ロボット&屋外ゴミ箱搬送ロボットの研究開発 1 2005.5 関西環境開発センター 新しい職務のパートナー 「清掃ロボット」 Expo 2005 Robotics Project 2 2005.9 3 2005.10 4 2006.1 International Symposium on Robotics Research 株式会社 「パートナーロボット資料集成」 エヌ・ティ・エス 次世代ロボットの産業化を目指し て 日本ロボット工業会 屋外清掃ロボット スバルロボハイターRS1 -安全に対する基本方針- 5 2006.3 日本ロボット学会 6 2006.6 スバル技報第33号 青山 元 青山 元 比留川 博久 青山、石川、田 島、井上、関、岡 村、米持、糸賀、 岡村 青山 元 屋外清掃ロボット スバルロボハイターRS1 の開発 「屋外清掃ロボットスバルロボハ 青山 元 イターRS1 の開発及び実証試験」 7 番号 発表日 発表先 題名 発表者 屋外対応警備案内ロボットおよび遠隔監視制御システムの実用化研究開発 1 2006.1 2 2006.3 (社)日本ロボット工業 会機関紙”ロボッ ト”168 号 日 本 ロ ボ ット 学 会 誌 Vol.24 屋外警備ロボット『ガードロボ 若林潔 i』の概要と安全方策について 屋外警備ロボット ALSOK ガードロ 下 笹 洋 一 , 若 林 ボ i(アイ)の開発と安全方針 潔,森口拓雄,杉 浦正則,藤瀬弘 樹,小谷健太郎 高度コミュニケーション機能を有する実用接客ロボットシステムの開発 1 2006.1 2 2006.4 ロボット工業会機関紙 人 間 共 存 型 ロ ボ ッ ト 日浦 「 ロ ボ ッ ト 」 「wakamaru」のリスク低減 No.168(2006),p45 ロ ボ ッ ト 学 会 誌 , wakamaru の挑戦 日浦 Vol.24 No.03(2006), p8-11 4 ヶ国語を操る人間に酷似したアンドロイド受付の開発 1 2006.3 日本ロボット学会誌 4ヶ国語を操る接客ロボット・ア 中村雅巳、松崎辰夫 クトロイド® 自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車椅子の開発 1 2005.11 2 2006.1 3 2006.5 4 2006.5 5 2006.5 自動化推進 Vol. 34, No.4, pp.2-3(自動化 推進協会) ロボット 168 号, pp. 22-27(日本ロボット工 業会) 日 本 ロ ボ ット 学 会 誌 Vol.24 No.2, pp.164~ 166 日本生活支援工学会誌 Vol.5 No.2, pp.9~10, 2006 雑誌 FUJITSU VOL.57,No.3, pp263 ~ 268 2.3 プレス発表例 【実用システム化推進事業】 番号 発表日 イ ン テ リ ジ ェ ン ト 車 い す TAO 松本治 Aicle インテリジェント車いす“TAO Aicle”のリスクアセスメントと 安全対策 インテリジェント車いすロボット TAO Aicle 松本治、戸田広 二、 畑瀬勉 畑瀬勉、戸田広 二、松本治 自律走行機能を持つインテリジェ 松 本 治 、 戸 田 広 ント車いす TAO Aicle 二、畑瀬勉 インテリジェント車いすロボット 畑瀬勉、若松喜 美、西村英記、山 本博利 題名 発表者 発表先 屋外用自律走行型掃除ロボットの開発 1 2004.11 第2回「愛知万博にお 屋外用自律走行型掃除ロボット 三谷宏一 けるロボットの安全設 SuiPPi 安全設計に関する考え方 計に関する考え方」愛 知万博のロボット安全 性ガイドライン調査専 門委員会 8 番号 2 発表日 2005.3 発表先 題名 発表者 ロボット課題解決研究 屋外用自律走行型掃除ロボット 三谷宏一 会 SuiPPi 屋外清掃ロボット&屋外ゴミ箱搬送ロボットの研究開発 1 2004.3.25 NHK 「愛・地球博」まるごとスペシャ ル ― 2 2005.3.19 産経新聞 ― ― 3 2005.5.5 中京テレビ ニュースプラス1 ― 4 2005.5.12 ㈱ジャイロウォーク ― 5 2005.5.31 6 2005.6.3 日本経済新聞 (名古屋版) オーム社 メールマガジン「ロボニカ・エク スプレス」 WEBサイト「ロボニカ・エクス プレス・アーカイブス」 雑誌「ロボニカマガジン」 ― 7 2005.6.13 韓国テレビ局 8 2005.6.16~18 NEDO 9 2005.7.15 テレビ東京 10 2005.8.9 関西テレビ 11 2005.8.19 日本テレビ 12 2005.9.9 JPI日本計画研究所 13 2005.9.14 産業技術総合研究所 14 2005.9.15 下野新聞 15 2005.10.10 ぴあ株式会社 ― ロボコンマガジン別冊 ― 「愛知万博最新ロボットガイド」 次世代成長のエンジン、 ― 知能型ロボット The Fourth Workshop on 青山 元 Technical Challenges for 関 淳也 Dependable Robots in Human Environments ワールドビジネスサテライト ― 2時ワクッ!プラス めっちゃ! 万博 きょうの出来事 ― ― ロボットで拓くビジネスフロン 青山 元 ティア サービスロボット(清掃ロボッ ト)の実用化とサービスロボット の課題 清掃ロボット「スバルロボハイ ターRS1」及び実証試験の概要 説明 清掃ロボット「スバルロボハイ 青山 元 ターRS1」及び実証試験の概要 説明 ― ― ぴあ愛知万博写真集 EXPO2005 AICHI JAPAN 9 ― 番号 16 発表日 2005.11.29 ~12.1 発表先 International Federetion Robotics 題名 36th International Symposium on of Robotics(ISR2005) Outdoor Cleaning Robot: SUBARU Robohiter RS1 日本ロボット工業会 1st Japan-Korea Service Robot Workshop 発表者 青山 元 関 淳也 17 2005.12.2 18 2006.1.1 下野新聞 19 2006.1.23 ロボットラボラトリー 富士重工の考えるロボットビジネ 青山 元 ス 20 2006.2.23 (独)中小企業基盤 整備機構 富士重工のロボットビジネス戦略 青山 元 21 2006.4.4 日本自動車会館 運営協議会 ロボットが拓く社会 青山 元 22 2006.4.20 ISO/TC184/SC2 Advisory Group Standards 青山 元 関 淳也 ― ― Development of Robot and 青山 元 on Commodificaton of Fuji Heavy Industries 屋外対応警備案内ロボットおよび遠隔監視制御システムの実用化研究開発 1 2005.3.10 放送 NHK クローズアップ現代 ― 2 2005.3.21 放送 中京テレビ 万博すみからすみまでひと足お先 に見せちゃうぞ SP ― 3 2005.3.27 放送 NHK NHK のど自慢~イン愛・地球博 ― 4 2005.4.26 放送 NHK ほっとイブニング ― 5 2005.5.20 NHK 週間子どもニュース ― 6 2005.7.15 放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト ― 屋外対応警備案内ロボットおよび遠隔監視制御システムの実用化研究開発 1 2005.2.9 博多リバレイン 新型警備ロボット「ムジロー」 (株)テムザック 「リグリオ」発表! 2 2005.11.11 アイランドシティ照葉 リグリオ住宅街実証実験 のまち 10 (株)テムザック 番号 発表日 発表先 題名 発表者 チャイルドケアロボットの開発 1 2005.3.16 記者会見 2 2005.9.26 記者会見 パーソナルロボット PaPeRo の機 NEC 能強化およびチャイルドケアロ ボット PaPeRo の愛知万博での実 証運用 チャイルドケアロボット PaPeRo NEC の愛知万博での技術実証運用を完 了 4 ヶ国語を操る人間に酷似したアンドロイド受付の開発 1 2006 年 3 月 18 テレビ朝日 日 ニュースステーション生出演 万博協会・ココロ・ アドバンストメディ ア その他、新聞・ テレビ取材多数 自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車椅子の開発 1 2005.3.24 2 2005.5.11 3 2005.7.10 4 2005.8.28 各新聞社などへのプレ 愛・地球博へ次世代インテリジェ アイシン精機 スリリース ント車椅子ロボット「TAO Aicle 富士通 (タオアイクル)」を出展 各新聞社などへのプレ 愛・地球博「次世代インテリジェ アイシン精機 スリリース ント車椅子ロボット」試乗者、累 富士通 計1万人を達成 各新聞社などへのプレ 愛・地球博「次世代インテリジェ アイシン精機 スリリース ント車椅子ロボット」試乗者、累 富士通 計2万人を達成 各新聞社などへのプレ 愛・地球博「次世代インテリジェ アイシン精機 スリリース ント車椅子ロボット」試乗者、累 富士通 計3万人を達成 11