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PCI Express Compiler ユーザガイド ~シミュレーション編・SOPC

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PCI Express Compiler ユーザガイド ~シミュレーション編・SOPC
ALTIMA Corp.
PCI Express Compiler ユーザガイド
~シミュレーション編・SOPC Builder フロー~
ver.9.1
2010 年 6 月
ELSENA,Inc.
PCI Express Compiler ユーザガイド ~シミュレーション編・SOPC Builder フロー~
目次
1.
はじめに ........................................................................................................................................................ 3
2.
操作方法 ....................................................................................................................................................... 4
2-1. Quartus II プロジェクトの作成.......................................................................................................................................4
2-2. SOPC Builder の起動....................................................................................................................................................8
2-3. PCI Express MegaCore Function のパラメータ設定 ...................................................................................................9
2-4. SOPC Builder システムにコンポーネントを追加 ........................................................................................................11
2-5. SOPC Builder でのコンポーネント接続 ......................................................................................................................13
2-6. SOPC Builder システムの生成 ...................................................................................................................................15
2-7. SOPC Builder システムのシミュレーション.................................................................................................................16
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PCI Express Compiler ユーザガイド ~シミュレーション編・SOPC Builder フロー~
1. はじめに
この資料では PCI Express Compiler MegaCore® Function において、以下のコンポーネントを含むような
システム構成を SOPC Builder フローを使用して作成およびシミュレーションを実行する手順についてご案
内します。
図 1-1 にシステムの構成例を示します。
„ PCI Express x4 MegaCore Function
„ On-Chip memory
„ DMA controller
図 1-1 : SOPC Builder で生成した場合のエンド・ポイント・システム
上図サンプル・デザインは、以下の手順で作成することができます。
1.
Quartus® II プロジェクトの作成
2.
SOPC Builder の起動
3.
PCI Express MegaCore Function のパラメータ設定
4.
SOPC Builder システムにコンポーネントを追加
5.
SOPC Builder でのコンポーネント接続
6.
SOPC Builder システムの生成
7.
SOPC Builder システムのシミュレーション
このデザイン例で使用する作業環境は以下のとおりです。
®
®
‹ ツール : Quartus II v9.1Service Pack 2、PCI Express Compiler v9.1、ModelSim -Altera 6.5b
®
‹ デバイス : Stratix IV GX (EP4SGX230KF40C2)
本資料は、メーカ資料 『PCI Express Compiler User Guide』 の補助資料としてご利用ください。
URL : http://www.altera.co.jp/literature/ug/ug_pci_express.pdf
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2. 操作方法
2-1. Quartus II プロジェクトの作成
1.
Quartus II を起動し、File メニュー ⇒ New Project Wizard をクリックします。
2.
New Project Wizard の Introduction 画面が表示される場合には、Next ボタンをクリックし次へ進み
ます。
3.
Directory, Name, Top-Level Entity [ page 1 of 5 ]
プロジェクト・ディレクトリ、プロジェクト名、トップ・レベル・デザイン名を入力して Next ボタンをクリック。
(例)プロジェクト・ディレクトリ : C:¥sopc_pcie
–
プロジェクト名 : pcie_top
–
トップ・レベル・デザイン名 : pcie_top
※ 入力の際には半角英数字を用いてください。全角やスペースなどが含まれている場合、エラー
が表示されることがあります。プロジェクト名とトップ・レベル・デザイン名は、プロジェクトの管
理をし易くするためにも同じにすることを推奨します。
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4.
Add Files [ page 2 of 5 ]
User Libraries をクリックし、ブラウズボタンから PCI Express Compiler がインストールされているディ
レクトリのパスを入力します。Add ボタンをクリックし IP Library の登録を行い、OK ボタン ⇒ Next
ボタンをクリックします。
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5.
Family & Devices Settings [ page 3 of 5 ]
ターゲット・デバイスを Stratix IV GX (EP4SGX230KF40C2) に設定し、Next ボタンをクリックしま
す。
6.
EDA Tool Settings [ page 4 of 5 ]
デフォルトの設定のまま、Next ボタンをクリックして次へ。
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7.
Summary [ page 5 of 5 ]
今までに設定した内容を確認し、問題がなければ Finish ボタンをクリックします。
これで Quartus II のプロジェクトの作成は終了です。
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2-2. SOPC Builder の起動
1.
Quartus II の Tools メニュー ⇒ SOPC Builder を選択します。
Create New System ウィンドウが起動したら、System Name と Target HDL を入力して OK ボタン
をクリックします。
(例) System Name : pcie_top
Target HDL : Verilog
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2.
System Contentst タブから Interface Protocols ⇒ PCI ⇒ PCI Express Compiler を選択してダブル
クリックまたは Add ボタンをクリックし、PCI Express Compiler の設定ウィザードを起動させます。
2-3. PCI Express MegaCore Function のパラメータ設定
1.
System Settings タブを選択し、以下のようにパラメータの設定を行います。
・ PCIe Core Type : PCI Express hard IP
・ PHY type : Stratix IV GX
・ Lanes : x4
・ PCI Express version : 1.1
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2.
PCI Registers タブを選択し、以下のようにパラメータの設定を行います。
・ PCI Base Address Register :
64-bit Prefetchable Memory with Auto BAR Size, Auto Avalon Base Address
32-bit Non-Prefetchable Memory with Auto BAR Size, Auto Avalon Base Address
3.
Avalon Configuration タブを選択し、以下のようにパラメータの設定を行います。
・
Avalon Clock Domain : Use separate clock
・
PCIe Peripheral Mode : Requester / Completer
・
Address Translation Table Configuration : Dynamic translation table
・
Address Translation Table Size :
Number of Address pages : 2
Size of address pages : 1 MByte – 20 bits
4.
Finish ボタンをクリックし、SOPC Builder の設定画面に戻ります。
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2-4. SOPC Builder システムにコンポーネントを追加
システムに DMA Controller と On-Chip Memory を追加します。
1.
System Contents タブ ⇒ Memories and Memory Controllers ⇒ DMA ⇒ DMA Controller を選
択します。Add ボタンをクリックし、表示された画面から以下のようにパラメータ設定を行います。
・ Transfer size : Width of the DMA length register : 13 bits
・ Burst Transactions : Enable burst transfers,
Maximum burst size : 1024 words
・ FIFO Implementation : Construct FIFO from embedded memory blocks
2.
Finish ボタンをクリックすると、SOPC Builder システムの中に DMA Controller モジュールが追加さ
れます。
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3.
System Contents タブ ⇒ Memories and Memory Controllers ⇒ On-Chip ⇒ On-Chip Memory
(RAM or ROM) を選択し、以下のようにパラメータの設定を行います。
・ Memory type : RAM (Writable), Block type : Auto
・ Size : Data width 64-bit, Total memory size 4096 Bytes
4.
Finish ボタンをクリックすると On-Chip Memory モジュールが追加され、PCI Express Compiler,
DMA Controller, On-Chip Memory の 3 つのコンポーネントが SOPC Builder システムの中に構築さ
れます。
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2-5. SOPC Builder でのコンポーネント接続
SOPC Builder 上でのコンポーネントの接続は、表示されているポートの交差点をクリックすることで行う
ことができます。“○” はポートが接続されていない状態を表します。 “●” はポートが接続されている状態
を表しています。
未接続
接続
図 1-2 : SOPC Builder のコンポーネント接続例
1.
図 1-2 に示すように SOPC Builder 上でコンポーネントの接続を行います。
2.
Clock Settings の MHz の項目をダブルクリックして 125.0 を入力し、pcie_compiler_0 のクロック
(avalon_clock) と clk_0 を接続します。
※ clk_0 が表示されていない場合は、Filters ボタンを押し、Filter を All に設定します。
3.
次にキャリブレーションを行うための cal_clk を以下の手順で追加します。
①
Clock Settings の Add ボタンを押して clk_1 信号を追加し、cal_clk にリネームします。
②
MHz の項目をダブルクリックして 10 – 125 MHz のレンジで周波数を設定します(本資料で
は 125 MHz に設定します)。
③
pcie_compiler_0 の キャリブレーション・クロック (cal_blk_clk) と cal_clk を接続します。
4.
System ⇒ Auto-Assign IRQs を実行し、IRQ の優先度を自動的に設定します(通常は任意に設定し
ます)。
5.
スレイブ・ポートの Base Address を以下の表に合わせて設定します。
6.
以上の設定により SOPC Builder システムへのコンポーネント接続は完了します。
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2-6. SOPC Builder システムの生成
1.
Next ボタンをクリックし、System Generation タブに切り替えます。
2.
Options ⇒ Simulation. Create project simulator files にチェックを入れ、Generate ボタンをクリックし
ます。
3.
Generate が成功すると、“Info: System generation was successful.” と表示されます。Exit ボタンをク
リックしてシステムの保存を行い、SOPC Builder を閉じます。
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2-7. SOPC Builder システムのシミュレーション
SOPC Builder は構成したシステムのために、自動的にシミュレーション環境を作成します。プロジェク
ト・ディレクトリの中に、“pcie_top_sim” というサブ・ディレクトリが作成されていることを確認してください。
このサブ・ディレクトリの中には、ユーザが構成した PCI Express システムのシミュレーションに必要なファ
イルとモデルが生成されています。
今回のデザイン例のシミュレーションには以下の環境が必要となります。
・
SOPC Builder で構成した PCI Express のデザイン
・
“プロジェクト・ディレクトリ¥pcie_top_sim” の中に生成されているシミュレーション・スクリプト
・
ModelSim-Altera Edition 6.5b
※ ModelSim SE / PE や 3rd Party のシミュレータ・ツールを使用することも可能です。以下 URL の資
料をご覧ください。
URL: http://www.altera.com/literature/hb/qts/qts_qii53014.pdf
SOPC Builder で構成した PCI Express のファンクション・シミュレーション・モデルは、プロジェクト・ディレク
トリの中に “.vo” または“.vho” ファイルとして生成されます。また、PCI Express のテストベンチ・ファイルは、
“プロジェクト・ディレクトリ¥pci_express_compiler_0_examples¥sopc¥testbench” の中に格納されています。
このテストベンチの詳細については、PCI Express Compiler User Guide “Chapter 7 : Testbench and
Example Designs” をご確認ください。
注意 : Quartus II ver9.1 以降を使用する場合、シミュレーションにおいて DMA 転送テストが失敗する可能
性があります。これは、PCI Express Core と DMAC の IRQ 信号が正しく接続されていないためです。
これを回避するため、以下のように <sopc variation>.v ファイルの記述を変更してください。
【変更前】
// pcie_compiler_0_Rx_Interface_irq of type irq does not connect to anything so wire it to default (0)
assign pcie_compiler_0_Rx_Interface_irq = 0;
【変更後】
// pcie_compiler_0_Rx_Interface_irq of type irq does not connect to anything so wire it to default (0)
assign pcie_compiler_0_Rx_Interface_irq = dma_0_control_port_slave_irq;
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下記に今回のデザイン例のシミュレーション方法を示します。
1.
まず、ターゲット・メモリと DMA メモリのテストを行うために、シミュレーション・ファイルの編集を行いま
す。
“プロジェクト・ディレクトリ¥pci_express_compiler_0_examples¥sopc¥testbench” に生成されている
“altpcietb_bfm_driver.v” を開き、下記の項目の値に編集を加えます。
・
parameter RUN_TGT_MEM_TST = 0; ⇒ parameter RUN_TGT_MEM_TST = 1;
・
parameter RUN_DMA_MEM_TST = 0; ⇒ parameter RUN_DMA_MEM_TST = 1;
デザインに VHDL を使用している場合には、“altpcietb_bfm_driver.vhd” を開き、下記のように編集
します。
2.
・
RUN_TGT_MEM_TST : std_logic := ‘0’ ⇒ RUN_TGT_MEM_TST : std_logic := ‘1’ ;
・
RUN_DMA_MEM_TST : std_logic := ‘0’ ⇒ RUN_DMA_MEM_TST : std_logic := ‘1’ ;
ModelSim-Altera 6.5b を起動し、ワーキング・ディレクトリ(シミュレーション・ファイルが含まれているディ
レクトリ)を指定します。
(例) C:¥sopc_pcie¥pcie_top_sim
3.
下記のコマンドを入力し、シミュレーションのセットアップを実行します。
“source setup_sim.do”
4.
下記のコマンドを入力し、デザインのロードを行います。
“s”
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5.
下記のコマンドを入力し、波形のセットアップを行います。
“do wave_presets.do”
※ ここで選択されている信号がシミュレーション実行時に表示されます。
6.
下記のコマンドを入力し、デザインのシミュレーションを実行します。
“run -all”
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7.
シミュレーションが終了すると、“# SUCCESS: Simulation stopped due to successful completion!” と表
示され、wave ウィンドウに波形が表示されます。
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このデザイン例のテスト・ドライバは以下のトランザクションを実行して表示します。
„
リンクの初期化後、システム内に構成した PCI Express MegaCore Function への様々なコンフィギ
ュレーション・アクセス
„
DMA コンポーネントから送信されるリクエストのための、アドレス変換テーブルのセットアップ
„
ルート・ポート・BFM 共有メモリから 4 KBytes データの Read を行うための、DMA コントロー
ラのセットアップ
„
ルート・ポート・BFM 共有メモリへ 4 KBytes データの Write を行うための、 DMA コントロー
ラのセットアップ
„
データの比較を行い、レポートを表示
上記のトランザクションの進行度はシミュレーション中、ModelSim 上の Transcript ウィンドウに表示されます。
以下にシミュレーション結果の概要を示します。
*******************************************************************************************
# INFO:
464 ns Completed initial configuration of Root Port.
# INFO:
3644 ns EP LTSSM State: DETECT.ACTIVE
レシーバ検出
# INFO:
3660 ns RP LTSSM State: DETECT.ACTIVE
# INFO:
3692 ns EP LTSSM State: POLLING.ACTIVE
レーン極性検出、データ・レート確定
# INFO:
6908 ns RP LTSSM State: POLLING.ACTIVE
# INFO:
9036 ns RP LTSSM State: POLLING.CONFIG
# INFO:
9356 ns EP LTSSM State: POLLING.CONFIG
# INFO:
10444 ns EP LTSSM State: CONFIG.LINKWIDTH.START
リンクのレーン構成を確立
# INFO:
10636 ns RP LTSSM State: CONFIG.LINKWIDTH.START
# INFO:
11276 ns EP LTSSM State: CONFIG.LINKWIDTH.ACCEPT
# INFO:
11804 ns RP LTSSM State: CONFIG.LINKWIDTH.ACCEPT
# INFO:
12124 ns RP LTSSM State: CONFIG.LANENUM.WAIT
# INFO:
12748 ns EP LTSSM State: CONFIG.LANENUM.WAIT
# INFO:
12940 ns EP LTSSM State: CONFIG.LANENUM.ACCEPT
正常にリンク
# INFO:
13084 ns RP LTSSM State: CONFIG.LANENUM.ACCEPT
# INFO:
13404 ns RP LTSSM State: CONFIG.COMPLETE
# INFO:
13852 ns EP LTSSM State: CONFIG.COMPLETE
# INFO:
14940 ns EP LTSSM State: CONFIG.IDLE
# INFO:
15132 ns RP LTSSM State: CONFIG.IDLE
# INFO:
15212 ns RP LTSSM State: L0
L0 ステートに遷移
# INFO:
15468 ns EP LTSSM State: L0
*******************************************************************************************
※ L0 state : リンクがアクティブな状態で、制御パケットやデータ・パケットを送受信することが可能です。全
ての電力管理ステート(L0s/L1/L2) には L0 ステートから遷移します。
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*******************************************************************************************
# INFO:
16840 ns Configuring Bus 001, Device 001, Function 00
# INFO:
16840 ns
EP Read Only Configuration Registers:
# INFO:
16840 ns
Vendor ID: 1172
読み取り専用レジスタ
# INFO:
16840 ns
Device ID: 0004
# INFO:
16840 ns
Revision ID: 01
# INFO:
16840 ns
Class Code: FF0000
# INFO:
16840 ns
Subsystem Vendor ID: 1172
# INFO:
16840 ns
Subsystem ID: 0004
# INFO:
16840 ns
Interrupt Pin: INTA# used
*******************************************************************************************
# INFO:
17680 ns
PCI MSI Capability Register:
# INFO:
17680 ns
64-Bit Address Capable: Supported
64-bit アドレッシング可能
# INFO:
17680 ns
Messages Requested: 1
*******************************************************************************************
# INFO:
21880 ns
EP PCI Express Link Status Register (1041):
リンク幅 : x4
# INFO:
21880 ns
Negotiated Link Width: x4
# INFO:
21880 ns
Slot Clock Config: System Reference Clock Used
# INFO:
22772 ns RP LTSSM State: RECOVERY.RCVRLOCK
リンク復旧
# INFO:
23180 ns EP LTSSM State: RECOVERY.RCVRLOCK
# INFO:
23708 ns EP LTSSM State: RECOVERY.RCVRCFG
# INFO:
23876 ns RP LTSSM State: RECOVERY.RCVRCFG
# INFO:
25028 ns RP LTSSM State: RECOVERY.IDLE
# INFO:
25308 ns EP LTSSM State: RECOVERY.IDLE
# INFO:
25388 ns EP LTSSM State: L0
# INFO:
25540 ns RP LTSSM State: L0
リンク速度 : 2.5 GT/s
# INFO:
26384 ns
Current Link Speed: 2.5GT/s
*******************************************************************************************
# INFO:
27224 ns
EP PCI Express Link Control Register (0040):
コモン・クロック・モード構成
# INFO:
27224 ns
Common Clock Config: System Reference Clock Used
*******************************************************************************************
# INFO:
28256 ns
EP PCI Express Capabilities Register (0001):
# INFO:
28256 ns
Capability Version: 1
ポートタイプ : Native Endpoint
# INFO:
28256 ns
Port Type: Native Endpoint
*******************************************************************************************
# INFO:
28256 ns
EP PCI Express Device Capabilities Register (00008000):
# INFO:
28256 ns
Max Payload Supported: 128 Bytes
Max Payload Size : 128 Bytes
# INFO:
28256 ns
Extended Tag: Not Supported
# INFO:
28256 ns
Acceptable L0s Latency: Less Than 64 ns
L0s 許容レイテンシ : 64 ns 未満
# INFO:
28256 ns
Acceptable L1 Latency: Less Than 1 us
L1 許容レイテンシ : 1 us 未満
# INFO:
28256 ns
Attention Button: Not Present
# INFO:
28256 ns
Attention Indicator: Not Present
# INFO:
28256 ns
Power Indicator: Not Present
*******************************************************************************************
※ L0s state : リンクは電気的にアイドル状態になりますが、クロックや PLL は安定して動作している状態で、
消費電力は L0 ステートの 30~40%程度が想定されています。L0 ステートへの復帰は、数 100ns から
数 us 程度と非常に高速です。
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※ L1 state : リンクは電気的にアイドル状態になり、PLL も停止されて消費電力は L0 ステートの 10~20%
程度が想定されています。L0 ステートへの復帰には数 us から数 10us 程度が必要となります。
*******************************************************************************************
# INFO:
28256 ns
EP PCI Express Link Capabilities Register (0103F441):
# INFO:
28256 ns
Maximum Link Width: x4
# INFO:
28256 ns
Supported Link Speed: 2.5GT/s
L0 state : サポート
# INFO:
28256 ns
L0s Entry: Supported
# INFO:
28256 ns
L1 Entry: Not Supported
L1 state : 未サポート
# INFO:
28256 ns
L0s Exit Latency: More than 4 us
# INFO:
28256 ns
L1 Exit Latency: More than 64 us
L0 脱出レイテンシ : 4 us 以上
# INFO:
28256 ns
Port Number: 01
# INFO:
28256 ns
Surprise Dwn Err Report: Not Supported
# INFO:
28256 ns
DLL Link Active Report: Not Supported
*******************************************************************************************
# INFO:
29136 ns
EP PCI Express Device Control Register (0010):
# INFO:
29136 ns
Error Reporting Enables: 0
Error Reporting 機能をディセーブル
# INFO:
29136 ns
Relaxed Ordering: Enabled
# INFO:
29136 ns
Max Payload: 128 Bytes
Relaxed Ordering 機能をイネーブル
# INFO:
29136 ns
Extended Tag: Disabled
Extended Tag をディセーブル
# INFO:
29136 ns
Max Read Request: 128 Bytes
*******************************************************************************************
※ Relaxed Ordering : トランザクションの実行順序を入れ替えることが可能になります。
※ Extended Tag : アプリケーション・レイヤが送信する、Non-Posted リクエストに対してサポートされるタグ
数を 32 以上にすると設定されます。
*******************************************************************************************
# INFO:
29136 ns
EP PCI Express Device Status Register (0000):
# INFO:
29136 ns
# INFO:
29976 ns
EP PCI Express Virtual Channel Capability: バーチャル・チャネル機能
# INFO:
29976 ns
Virtual Channel: 1
VC の優先順位
# INFO:
29976 ns
Low Priority VC: 0
*******************************************************************************************
※ Virtual Channel : バーチャル・チャネルとは、チャネルを仮想化することにより複数の独立したデータ・ス
トリームを扱うことができる機能です。
※ Low Priority VC : “0” は VC に優先順位がないことを意味し、”1” は VC に優先順位があることを意味
します。
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*******************************************************************************************
ベース・アドレス・レジスタの割り当て
# INFO:
33008 ns BAR Address Assignments:
# INFO:
33008 ns BAR
Size
Assigned Address Type
# INFO:
33008 ns ---------------------------------------# INFO:
33008 ns BAR1:0
4 KBytes 00000001 00000000 Prefetchable
# INFO:
33008 ns BAR2
32 KBytes
00200000 Non-Prefetchable
# INFO:
33008 ns BAR3
Disabled
BAR1:0 に 4 KBytes のプリフェッチ・メモリを割り当て
# INFO:
33008 ns BAR4
Disabled
# INFO:
33008 ns BAR5
Disabled
BAR2 に 32KBytes のノン・プリフェッチ・メモリを割り当て
# INFO:
33008 ns ExpROM Disabled
# INFO:
34104 ns Completed configuration of Endpoint BARs.
Endpoint BAR の設定が完了
*******************************************************************************************
※ Prefetchable Memory : 事前読み込みを行い、性能の向上を図ることができます。
*******************************************************************************************
# INFO:
35064 ns Starting Target Write/Read Test.
Target メモリの Write / Read テストを開始
# INFO:
35064 ns
Target BAR = 0
転送長 : 4096 Bytes, オフセット : 000000
# INFO:
35064 ns
Length = 004096, Start Offset = 000000
# INFO:
47272 ns
Target Write and Read compared okay!
Write データと Read データが一致 ⇒ OK!
# INFO:
47272 ns
# INFO:
47272 ns Starting DMA Read/Write Test.
DMA メモリの Read / Write テストを開始
# INFO:
47272 ns
Setup BAR = 2
# INFO:
47272 ns
Length = 004096, Start Offset = 000000
転送長 : 4096 Bytes, オフセット : 000000
# INFO:
55772 ns Interrupt Monitor: Interrupt INTA Asserted
# INFO:
55772 ns Clear Interrupt INTA
INTA のアサート & デアサートを行い、
# INFO:
56748 ns Interrupt Monitor: Interrupt INTA Deasserted
データ転送の終了を通知
# INFO:
66164 ns MSI recieved!
Read データと Write データが一致 ⇒ OK!
# INFO:
66164 ns
DMA Read and Write compared okay!
*******************************************************************************************
シミュレーション成功!
# SUCCESS: Simulation stopped due to successful completion!
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以上が ModelSim を使用したシミュレーション結果の概要です。
ver. 9.1 2010 年 6 月
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PCI Express Compiler ユーザガイド ~シミュレーション編・SOPC Builder フロー~
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