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データ・シートをダウンロードする
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム
PQA600型 データ・シート
■
■
ROI(Region Of Interest)における測定の実行とレビュー
■
時間と空間位置の自動調整機能
■
リファレンス・デコーダ内蔵
■
GUIからのXMLスクリプトにより繰返しテストおよび自動化
が可能
■
豊富な結果表示機能
■
SD/HD SDI入力インタフェース(オプション)
■
SD/HD SDI入力インタフェースと同時生成/取込み、
2チャンネルの取込み、2チャンネルの生成とスワップ・
チャンネル機能(オプション)
■
IPインタフェースと同時生成/取込み、2チャンネル取込み
■
SDIからの生成とIPからの取込み、または逆にOpt. SDIから
など、クロス・インタフェース・コンフィグレーション
■
サンプル・リファレンスとテスト・シーケンスがインストール
済み
アプリケーション
特長
■
■
高速、正確、再現性のある客観的な画質評価測定が可能
独自開発のHVS(Human Vision System:ヒューマン・
ビジョン・システム)モデルに基づいて、DMOS(Differential
Mean Opinion Score:ディファレンシャル平均オピニオン・
スコア)値予測が可能
HDビデオ・フォーマット(1080i、720p)やSDビデオ・
フォーマット(525iまたは625i)など、さまざまなフォー
マットの画質評価測定が可能
■
HDからSD、またはHD/SDからCIFなど異なった解像度間
で画質の比較が可能
■
リファレンス、比較のためのユーザ定義可能な視聴条件と表
示モデル
■
アテンション(注視点予測)
/各種アーチファクト歪みの重み
付け測定
■
CODECの設計評価、最適化検証
■
適合性テスト、伝送装置やシステムの画質評価
■
デジタル・ビデオのマスタリング評価
■
各種圧縮サービスの検証
■
民生デジタルAV機器の開発製造時の画質評価
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム
PQA600型は、エミー賞を受賞した当社PQA200/300型の機
能を踏襲した、新世代のピクチャ・クオリティ・アナライザです。
ヒューマン・ビジョン・システム(HVS)の概念に基づいて、
主観的な人間の視覚評価と高い相関を保ちながら、再現性のある
客観的な画質評価測定を実現しました。ビデオ圧縮や復元に携
わるエンジニアや、一般通信業者のメンテナンスに携わるエンジ
ニア、クライアントや視聴者向けの映像配信サービスのメンテ
ナンスに携わるエンジニアなどに有益な情報を提供することが
できるため、サービス品質レベルの維持に役立ちます。
www.tektronix.com/ja
データ・シート
PQA600型のユーザ・インタフェース。リファレンス、テスト・シーケンス、
差分マップ、統計グラフを表示
圧縮ビデオに必要な新しいテスト方法
テレビジョン方式に対する最終的な評価は、視聴者の満足度に
他なりません。アナログおよび非圧縮デジタル・ビデオの画質
は、静的テスト信号の劣化を測定することにより間接的に評価
できますが、圧縮テレビジョン方式ではかなり難しい問題に直
面します。圧縮システムの画質は、データ転送速度、画像の複
雑さ、採用されたエンコーディングのアルゴリズムなどによっ
て大きく変化します。テスト信号の静的特性だけでは、画質の
真の特性を表すことは困難です。
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複数の(Non-Expert:非専門家)評定者による主観評価テス
トの諸条件は、Rec. ITU-R BT.500-12で規定されています。
厳密にコントロールされた環境のもとで、自然な映像と動きを
持つテスト・シーンを用い、通常DMOS(Differential Mean
Opinion Score:ディファレンシャル平均オピニオン・スコア)
として評価されます。この方法で広範囲なテストを行うことに
より、一貫した主観的な画質評価が可能になります。しかし、
圧縮ビデオ・システムの性能を評価する場合、この方法では客
観的結果を得ることが困難で、しかも試験に数週間から数ヶ月
という日数がかかってしまいます。また、このテスト方法では、
終了するまでに費用がかかりすぎてしまいます。また、結果に
再現性を欠く場合が多々あります。このように、複数の評定者
による主観評価法によるDMOSテストは、CODECの設計段階
などでは実用性は低く、同様にサービス運用時の画質評価など
でも効果を期待するのは困難です。PQA600型を使用するこ
とにより、主観評価に代わって、高速で、実用性、再現性があ
る客観的な画質評価測定が可能になります。
システム評価
PQA600型は、ビデオ・システムのインストレーションの際
に、ブロックごとの画質検証およびトラブルシューティングに
使用できます。PQA600型は、システムを構築する各処理
コンポーネントにおいてビデオ入力と出力間の差異を、ビデオ
品質劣化として数値で評価することができます。CODECを評
価するだけでなく、知覚できるレベルの劣化が生じる可能性の
ある各種機能プロセスの画質評価にも応用可能です。たとえば、
デジタル伝送エラー、フォーマット変換(セットトップボック
スでの1080iから480pへの変換)の評価、3-2プルダウンの
評価、アナログ伝送劣化、データ・エラー、低速な表示応答時
間の影響、フレーム・レート低減(モバイル伝送およびビデオ
電話を使用したテレビ会議)の影響などを個別に、または任意
に組合せて画質評価できます。
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
動作原理
PQA600型は、入力としてリファレンス・ビデオ・シーケン
スと圧縮プロセスが行われたテスト・ビデオ・シーケンスの2
種類のビデオ・ファイルを扱います。まず、特別なキャリブ
レーション用信号を用いずに、2つのビデオ・シーケンス間の
空間的および時間的位置調整を行います。次に、テスト・ビデ
オの画質を独自のヒューマン・ビジョン・システム(HVS)
およびアテンション(注視点予測)モデルに基づいて解析し、
主観的評価と相関を持った画質評価結果を算出します。測定結
果は、サマリ表示、フレーム単位のグラフ測定表示および各フ
レームの品質低下を示すマップ表示として示すことができます。
また、PQA600型は、一般的なビデオ品質劣化測定および
アーチファクトの評価用に使用されているPSNR(peak
signal to noise ratio:ピーク信号対ノイズ比)などの従来
の画質測定も可能です。
各リファレンス・ビデオ・シーケンスと測定対象のテスト・ビ
デオ・シーケンスは、異なった解像度やフレーム・レートを
持っている可能性があります。PQA600型は、HD対SD、
SD対CIFなど、異なった解像度やフレーム・レートを組合せ
て画質を比較測定することもできます。この機能は、フォー
マット変換、DVDオーサリング、IP放送、半導体設計など、1
つのマスタ・コンテンツを方式/フォーマット変換して他の目
的に再利用するケースなどにも応用できます。PQA600型は、
映画全編のような長時間におよぶビデオ・シーケンスにも対応
しており、さまざまな変換処理が施されたビデオ・シーンの画
質を数値化できます。
独自開発のHVSモデル予測
PQA600型の測定処理は、独自開発のヒューマン・ビジョン・
システム(HVS)モデルに基づいて演算されており、PQA
200/300型で使用された従来モデルの性能を向上するための
追加アルゴリズムが組込まれています。この新しい拡張技術に
より、従来のSDに対するPQR測定のみならず、さまざまなビ
デオ・フォーマット(HD、SD、CIFなど)に対して主観評価
に相関する客観的な画質評価が可能になります。また、ビデオ
表示デバイス(例:インタレースまたはプログレッシブ、
CRTまたはLCDなど)のタイプやさまざまな視聴条件下
(例:室内照明および視聴距離など)でのテストを想定して画質
評価できるようにデザインされています。
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム
独自のヒューマン・ビジョン・システム(HVS)モデルが開
発されたことにより、以下の各種変動パラメータによる光刺激
に対するマクロ応答を予測することが可能になりました。
コントラスト
■ 平均ルミナンス
■ 空間周波数
■ 時間変動周波数
■ 視野角の広がり
■ 時間的広がり
■ サラウンド(周囲環境)
■ 離心率
■ 方位
■ 順応効果
■ www.tektronix.com/ja
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データ・シート
変調感度対時間周波数(A)
リファレンス・ピクチャ(C)
知覚コントラスト・マップ(D)
上の画像(C)は、リファレンス・ビデオの動画シーケンスか
ら切り取った1枚のフレームです。画像(D)は、このフレー
ムからPQA600型によって算出された知覚コントラスト・
変調感度対空間周波数(B)
マップ(Perceptual Contrast Map)を示しています。この
知覚コントラスト・マップは、視聴者がリファレンス・シー
ケンスをどのように知覚するかを示します。この例では、背景
新しいHVSモデルは、膨大な科学的調査文献から得られる視
はカメラのパンニングによりボケ現象(Blurring、ブラー)が
覚刺激反応データを基に、各種パラメータの設定と組合せが最
引き起こされており、またジョギングしている人の周りの黒い
適化されています。このような最適化により、このHVSモデ
領域は背景とジョギングする人との対比で発生したコントラス
ルは高い精度を持つ予測が可能になりました。
トが強調されるマスキング効果を示します。PQA600型は、
上のグラフは、PQA600型のヒューマン・ビジョン・システ
リファレンス・ビデオとテスト・ビデオ・シーケンスの両方に
ム(HVS)モデルを適正化するために使用されているヒュー
この知覚コントラスト・マップを作成してから知覚差分マップ
マン・ビジョン特性に関連するデータの実例です。グラフ(A) (Perceptual Difference Map)を生成します。
は変調感度対時間周波数(Temporal Frequency)を示し、
グラフ(B)は変調感度対空間周波数(Spatial Frequency)
を示します。1400以上の適正化ポイントにより、測定結果の
精度を高めています。
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ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
リファレンス画像(E)
PSNRマップ例(G)
テスト画像(F)
DMOS知覚差分マップ例(H)
予測DMOSとPSNRの比較
この場合、画像中のジョギングしている人にPSNRが示すほど
著しい劣化が発生しているとは認められません。
上の実例で、リファレンス(E)は当社Vclipsビデオ・ライブ
ラリ・ファイルの1つから切り取ったシーンです。テスト画像
(F)は圧縮システムで生成されたもので、画質が劣化していま
す。この場合、テスト(F)のジョギングしている人の背景は、
リファレンス画像(E)と比較するとブラーが発生しています。
PQA600型では、リファレンスとテスト・クリップとの差分
をPSNR測定することができます。PSNRマップ(G)のハイ
ライトされた白い領域は元のリファレンス画像と劣化したテス
ト画像との差が大きい領域を示しています。PQA600型では、
これに加え予測DMOSアルゴリズムを応用した測定が可能で
す。(H)は知覚差分マップ(Perceptual Difference Map)
の例で、はっきりと目で画質劣化が知覚できる領域が白く示さ
れています。PQA600型のヒューマン・ビジョン・モデル
(HVS)を使用することにより、人間の目で劣化を認識できる
画像領域を確認できます。
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データ・シート
アテンション・マップの例:ジョギングしている人がハイライトされている
アテンションモデル
PQA600型には、ヒューマン・アテンション・フォーカス領
域を予測する新しいアテンション・モデルが組込まれており、
下記パラメータが考慮されています。
被写体の動き(モーション)
■ スキン検出による人間の識別
■ 場所
■ コントラスト
■ アーチファクト歪み検出メニュー
形状
■ サイズ
■ 大きなアーチファクト歪みにより注意が散漫になる度合い
■ アテンション・パラメータは、各測定目的によって重要度を変
更することができます。これにより、ユーザ設定可能なアテン
ション・モデルを使用して測定することができます。この手法
は、圧縮プロセスのアルゴリズムを最適化するための画質評価
に役立ちます。たとえば、コンテンツがスポーツ番組の場合、
視聴者はシーンの限られた一部分に注目します。アテンション・
マップ内のハイライトされた領域が、注目される画像領域を示
しています。
アーチファクト歪み検出
アーチファクト歪み検出機能により、画像のエッジに発生する
さまざまな劣化を測定します。
エッジ情報の欠落/ボケ現象
■ 不要なエッジ歪みの発生、またはリンギング/モスキート・
ノイズ
■ エッジで上下・左右方向への遷移、またはエッジ・ブロック
歪み
■ 画像ブロック内のエッジ喪失、またはDCブロック歪み
■ 6
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これらは、主観的および客観的画質評価に際して、重み付けパ
ラメータを適用して測定することができます。これらの各種測
定結果を組合せることにより、システムの画質改善のための情
報を得ることができます。
たとえば、「デブロッキング・フィルタによるDMOSの改善」、
または「プリフィルタの適用量」といったシステム・パラメー
タの決定に役立ちます。
エッジ・ブロッキングの重み付けを高めたDMOSの結果が、
ボケ現象に対する重み付けを高めたDMOSの結果より大きい
場合、エッジ・ブロッキングが主要なアーチファクト歪みとな
り、デブロッキング・フィルタをもっとかけるべきだというこ
とが分かります。
また、あるアプリケーションではリンギングやモスキート・ノ
イズなど、エッジに付加されたアーチファクト歪みが他のアー
チファクト歪みより悪影響を及ぼすことが知られています。こ
れらの重み付けはユーザによってカスタマイズでき、視聴者の
好みを反映したアプリケーション向けに設定できます。このよ
うにしてDMOS予測を適用できます。
同様に、PSNRはこれらの重み付けを使用した測定も可能で、
PSNR測定により導き出されたエラーに対して、各アーチファ
クト歪みがどの程度影響しているかを判断できます。
アテンション・モデルおよびアーチファクト歪み検出は、視聴
条件または客観的測定条件を組合せて使用できます。これによ
り、たとえば最も注視される場所で知覚可能なアーチファクト
歪みがどの程度発生しているかを評価することができます。
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
測定編集ダイアログ
測定コンフィギュレーション設定ダイアログ
包括的な画質解析
PQA600型は、リファレンス画像とテスト画像を比較して画
質評価を行うFull-Reference(FR:2重刺激法)画質測定と、
ルミナンス信号を用いたNo-Reference(NR:単一刺激法)
測定が可能です。一連の測定項目は以下のとおりです。
クリティカル・ビューイング(HVSモデルによるFR測定)
画質測定
■ カジュアル・ビューイング(アテンション・モデルを適用し
た、FRまたはNR)画質測定
■ ピーク信号対ノイズ比(PSNR、FR)
■ アテンション・フォーカス
(FRおよびNR測定の両方に適用)
■ アーチファクト歪み検出(FR、DCブロック歪みを除く)
■ DCブロック歪み(FRおよびNR)
■ PQA600型は、あらかじめ設定されたITU BT-500の測定条
件に加えて、ディスプレイ・タイプ、視聴条件、(統計データ
に基づいた)ヒューマン・ビジョン・レスポンス、アテンショ
ン・フォーカス、アーチファクト歪み検出などのプリセットさ
れたパラメータを使用することができます。これらのパラメー
タは、オリジナルの値を変更し、各々を組合せて使用すること
ができます。測定条件をユーザが設定できるため、特定のアプ
リケーションにあわせた最適なCODECパラメータを決定する
のに便利です。いくつかの測定結果を比較することにより、ど
の条件が画質評価測定結果に影響を及ぼすかを検証するのに役
立ちます。測定条件は、プリセットされた条件を変更すること
で設定でき、測定コンフィギュレーション設定ダイアログで保
存および読み出しができます。
使いやすいインタフェース
PQA600型は、測定(Measure)モードとレビュー(Review)
モードがあります。測定モードでは、測定コンフィギュレー
ション設定ダイアログで選択した測定が実行されます。測定を
実行中は、サマリ・データやマップなどの測定結果が画面に表
示されて、ハード・ディスクに保存されます。レビュー・モー
ドでは、測定モードで保存されたサマリ・データやマップを表
示するために使用します。このモードでは、複数の結果を並べ
て表示して比較検討できるので、さまざまなCODECパラメー
タの効果を比較検討したり、劣化の原因を調査することができ
ます。
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データ・シート
オーバレイ表示、リファレンスとマップ
グラフ/画像の統合表示
空間領域を設定した場合の自動空間調整の実行
6タイル表示
複数結果の表示
測定結果のマップ表示では、リファレンス・ビデオとテスト・
ビデオを同時に、サマリ、6つのタイル、またはオーバレイで
表示します。サマリ表示では、ビデオ再生中に棒グラフによる
複数の測定グラフと、リファレンス・ビデオ、テスト・ビデオ、
差分マップを表示することができます。標準パラメータによる
測定結果サマリと共に、フレーム単位の全フレームに対しても
統計的なグラフ表示ができます。
6タイル表示では、2つの測定を並べて表示することができま
す。リファレンス・ビデオ、テスト・ビデオ、差分マップをそ
れぞれ表示し、比較することができます。
オーバレイ表示では、フェーダ・バーを使用して混合比を調整
できます。テスト・ビデオとマップを重ねて表示することで、
マップ表示やリファレンス映像とテスト映像が容易に比較でき
ます。
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エラー記録とアラーム機能は、ビデオ品質劣化の原因を突き止
めるのに効果的です。
全測定結果(データおよびグラフ)は、詳細解析のために再表
示させることができます。
自動時間/空間の位置調整
PQA600型は、手動位置調整だけでなく、自動時間調整およ
び空間位置調整をサポートしています。
測定モードで空間ROIを指定した際の自動空間位置調整は、異
なる解像度(たとえば、SDからHDビデオへの変換時)やア
スペクト比(たとえば、SDからHDビデオへの変換時)でも
クロッピング、スケールおよびシフト量を測定し調整できます。
また、余分なブランキングが標準アクティブ領域内に存在する
場合、クロッピングとして測定されます(ON/OFF可能)。自
動時間/空間位置調整により、異なる解像度、フレーム・レー
トを持つビデオ間でも画質の比較評価を行うことができます。
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
スクリプト例
レビュー・モードでの空間ROIによる詳細解析
Configure Measureダイアログによるスクリプトのインポート/エクスポート
ROI(Region Of Interest)
ROI(Region of Interest)には、入力と出力の2種類の空
間/時間ROIが用意されています。入力ROIでは、リファレン
スと異なるアスペクト比のビデオ・シーケンスを評価する際な
どに、必要ない空間領域を測定対象から外すことができます。
また、空間シンクとも呼ばれる入力空間ROIでは、選択された
フレームのみの測定を実行するため、測定時間の効率化が図れ
ます。
出力ROIは、特定区間または時間のみであらかじめ測定された
結果をレビューする際に使用します。出力空間ROIはマウスで
簡単に設定することができ、選択された領域のスコアがただち
に表示されます。異なったマップにおける特定の空間領域を設
定できるため、特定の障害を効率的に解析することも可能です。
また、グラフ上のマーカ操作で設定する出力時間ROIでは、複
数のシーンが含まれているビデオ・ストリームから特定のシー
ンにおける結果を得る際に役立ちます。同時に、ヒューマン・
ビジョン・モデルの初期のトランジションの影響を受けずに結
果を得ることも可能になります。これらのパラメータ設定は、
繰り返し使用できるよう測定に組込むことができます。
測定結果ファイルの例
XMLスクリプトによる自動テスト
CODECのデバッギング/最適化処理の段階では、CODECパ
ラメータが変更されるたびに設計エンジニアはいくつかの同じ
測定を繰り返さなければなりません。XMLスクリプトで測定
シーケンスを記述することにより一連の測定を自動的に実行で
き、手動操作の手間を省くことができます。スクリプト・ファ
イルは測定メニューにインポート/エクスポートできるため、
スクリプト・ファイルは簡単に作成、管理できます。スクリプト
動作による測定結果は、PQA600型の画面に表示できるだけ
でなく、CSVファイルで出力できるため、スプレッドシー
ト・ソフトウェアを利用して表示させることもできます。複数
のスクリプトを同時に実行できるため、測定結果はすばやく表
示されます。
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データ・シート
SDI生成/IPキャプチャ
2チャンネルSDI生成
エンコーダ
入力非圧縮ビデオ
リファレンス
SD/HD SDIのキャプチャ
出力圧縮ビデオ
テストIPのキャプチャ
クロス・インタフェース設定
2チャンネルSDIキャプチャ
SD/HD SDI入出力インタフェースとIPインタフェース
SD/HD SDIインタフェースとIPインタフェースにより、3種
類のモードによるSDIビデオ、IPビデオの同時入出力が可能に
なります。
同時入出力モードでは、PQAからリファレンス・ビデオ・ク
リップをDUTへ直接入力し、同時にDUTから出力されるテス
ト・シーケンスの取込みも可能なため、PQA600型1台で評
価システムを構築できます。また、ビデオ編集ソフトウェアで
作成したファイルをピクチャ・クオリティ測定のためのリファ
レンス・シーケンスおよびテスト・シーケンスとして使用する
ことも可能になります。
2チャンネル同時取込みモードでは2つのライブ信号を、各々
リファレンスとテスト・ビデオとして取込むことができるの
で、運用中のデバイスの検証が可能になります。同時入出力が
可能になるため、PQA600型からのリファレンス・ビデオ・
クリップをDUTで直接再生することができます。デバイスか
らのテスト出力はPQA600型で同時に取込むことができ、必
要なビデオをDUTに入力するための外部ビデオ・ソースが不
要になります。これにより、ビデオ編集ソフトウェアで作成し
たファイルは、ピクチャ・クオリティ測定のためのリファレン
10
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ス・シーケンスおよびテスト・シーケンスとして直接使用する
ことができます。2チャンネル同時取込みにより2つのライブ
信号を取込むことができ、リファレンス、テスト・ビデオとし
て使用することで運用中のデバイスが検証できます。
ビデオ取込時にDelay Start機能を使用することで、システム
中の処理遅延時間を調整することができます。Delay Startで
は、テスト・ファイルで使用されていないオーバーヘッド・フ
レームの数を最小にし、測定における自動空間調整を迅速に実
行します。
SDIインタフェースを選択することで利用可能になる2チャン
ネル同時出力により、2種類の主観的テストが実行できます。
2つの同時表示により、リファレンス・ビデオとテスト・ビデ
オを並べてチェックすることができます。
1つの表示とチャンネル切替機能により、目の焦点を移動する
ことなく、リファレンス・ビデオとテスト・ビデオをチェック
することができます。どのモードでも、SDIからの生成とIPか
らの取込み、またはその逆などのクロス・インタフェース構成
を選択することができます。IPから取込まれた圧縮ビデオ・
ファイルは、MTS4EAからインポートされるエンベデッド・
リファレンス・デコーダによって内部で非圧縮ファイルに変換
されます。
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
SD/HD SDIサポート・フォーマット
オプションのSD/HD SDI入出力インタフェースでは、次の
フォーマット(特に断りのない限り8ビット)でSDIビデオを
出力します。
エレメンタリ・ストリーム
H.264/AVC/MPEG-4 Part 10−Baseline、Extended、
Main、High、High 10、High 4:2:2、High 4:4:4
のプロファイル、すべてのレベルは1∼5:1
■ MPEG-2−Main Profile at Main、High、High 1440
レベルにおけるメイン・プロファイル、メインおよびハイ・
レベルにおける4:2:2プロファイル
■ .yuv(UYVY、YUY2)
■ .v210(10ビット、UYVY、3コンポーネント、32ビット)
■ .rgb(BGR24)
■ VC-1−すべてのプロファイル、すべてのレベル
■ .avi(非圧縮、BGR32(アルファ・チャンネルは破棄)/
BGR24 / UYVY / YUY2 / v210)
■ .vcap(PQA600型のビデオ・キャプチャで作成)
■ .vcap10(10ビット、PQA600型のビデオ・キャプチャ
で作成)
■ MPEG-4 Part 2−レベル0∼5、Advanced Simpleに
おけるシンプル・プロファイル
■ レベル0∼5のプロファイル
■ H.263 Baseline
■ システム・レイヤ
オプション
SD-SDI
HD-SDI
対応フレーム
SD/HD SDIインタフェース対応フォーマット
720×486、720×576
525i/59.94、625i/50
1280×720、
1920×1080 720p/50、720p/59.94、720p/60
1080i/50、1080i/59.94、1080i/60
1080p/23.98、
1080p/23.98SF、1080p/24、
1080p/24SF、
1080p/25、
1080p/29.97、1080p/30
以下に含まれるエレメンタリ・ストリーム
MPEG-2トランスポート/プログラム・ストリーム
■ MP4 Parts 1、12、15
■ ASF
■ 3GPP
■ DVD VOB
■ IPサポート・フォーマット
IPインタフェース・オプションにより、以下のフォーマットの
圧縮ファイルを生成、キャプチャすることができます。
.mpg
■ .ts
■ Quicktime MOV
■ インストール済ビデオ・シーケンス
Sequence
(シーケンス)
Vclips
解像度
フォーマット
クリップ名
1920×1088 YUV4:2:0 planar
V031202_Eigth_Ave、
V031255_TimeSquare、
V031251_Stripy_jogger
1920×1080
V031251_Stripy_jogger
.trp
■ 測定対応フォーマット
特に断りのない限りすべてのフォーマットは8ビットに対応
し、測定では8MSBを使用。
1280×720
.yuv(UYVY、YUY2、YUV4:4:4、YUV4:2:0_planar)
UYVY
UYVY、YUV4:2:0 V031002_Eigth_Ave、
planar
V031055_TimeSquare、
V031051_Stripy_
jogger with
3/10/26Mb/s
■ 864×486
YUV4:2:0 planar
Converted V031051_
Stripy_joggerwith
2/4/7Mb/s
320×180
YUV4:2:0 planar
Converted
V031051_Stripy_
joggerwith
1000/1780/2850Kb/s
PQA300
720×486
without Trigger
UYVY
Ferris、Flower、Tennis、
Cheer with
2Mb/s_25fps
720×576
UYVY
Auto、BBC、Ski、Soccer
.v210(10ビット、UYVY、3コンポーネント、32ビット)
■ .rgb(BGR24、GBR24)
■ .avi(非圧縮、BGR32(アルファ・チャンネルは破棄)/
BGR24 / UYVY / YUY2 / v210)
■ ARIB ITEフォーマット
(3つの個別ファイルを持つ4:2:0
planar(.yyy、.bbb、.rrr)
)
■ .vcap(PQA600型のビデオ・キャプチャで作成)
■ .vcap10(10ビット、PQA600型のビデオ・キャプチャ
で作成)
■ PQA300 with
720×486
UYVY
Mobile with 3/6/9Mb/s
Trigger
720×576
UYVY
Mobile with 3/6/9Mb/s
優れた性能
当社製品は、お客様待望の保証を提供します。業界トップクラ
スのサービス/サポートに加え、この製品には標準で3年間の
保証期間が設定されています。
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データ・シート
性能
プリセットされた測定条件設定
測定クラス
測定名
ノード・コンフィグレーション
ディスプレイ・ ビュー・モデル
モデル
測定なしのビデオ
表示
"000 View
Video"
−
−
PSNR
視覚レベル
アーチファクト アテンション・ サマリ・ノード
歪み検出
モデル
−
−
−
−
−
主観評価予測:フル・リファレンス
知覚可能な画質劣化予測
SDディスプレイ/
ビュー
"001 SD
SD放送用CRT (ITU-R BT.500)
Broadcast PQR"
−
Typical
−
−
PQR
HDディスプレイ/
ビュー
"002 HD
HD放送用CRT (ITU-R BT.500)
Broadcast PQR"
−
Typical
−
−
PQR
CIFディスプレイ/
ビュー
"003 CIF and CIF/QVGA LCD 7 scrn heights、
QVGA PQR"
20cd/m2
−
Typical
−
−
PQR
3 scrn heights、
.1cd/m2
−
Typical
−
−
PQR
D-CINEMA
"004 D-CINEMA
プロジェクタ/ビュー
PQR"
DMD
プロジェクタ
主観評価の画質ランク予測
SDディスプレイ/
ビュー
"005 SD
Broadcast
DMOS"
SD Broadcast (ITU-R BT.500)
CRT
−
Typical
−
−
DMOS
HDディスプレイ/
ビュー
"006 HD
Broadcast
DMOS"
HD Broadcast (ITU-R BT.500)
CRT
−
Typical
−
−
DMOS
CIFディスプレイ/
ビュー
"007 CIF and
QVGA DMOS"
7 scrn heights、
20cd/m2
−
Typical
−
−
DMOS
D-CINEMA
"008 D-CINEMA DMD Projector 3 scrn heights、
プロジェクタ/ビュー
DMOS"
.1cd/m2
−
Typical
−
−
DMOS
CIF/QVGA
LCD
アテンション重み付けを適用した主観評価の画質ランク予測
SDディスプレイ/
ビュー
"009 SD
Broadcast
ADMOS"
SD放送用CRT (ITU-R BT.500)
−
Typical
−
デフォルトの
重み付け
DMOS
HDディスプレイ/
ビュー
"010 HD
Broadcast
ADMOS"
HD放送用CRT (ITU-R BT.500)
−
Typical
−
デフォルトの
重み付け
DMOS
CIFディスプレイ/
ビュー
"011 CIF and CIF/QVGA LCD 7 scrn heights、
QVGA ADMOS"
20cd/m2
−
Typical
−
デフォルトの
重み付け
DMOS
SDスポーツ
"012 SD Sports SD放送用CRT (ITU-R BT.500)
Broadcast
ADMOS"
−
Typical
−
動き&
フォアグランド・
ドミナント
DMOS
HDスポーツ
"013 HD Sports HD放送用CRT (ITU-R BT.500)
Broadcast
ADMOS"
−
Typical
−
動き&
フォアグランド・
ドミナント
DMOS
SDトーキング・
ヘッド
"014 SD Talking SD放送用CRT (ITU-R BT.500)
Head Broadcast
ADMOS"
−
Typical
−
スキン&
フォアグランド・
ドミナント
DMOS
12
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ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
測定クラス
測定名
ノード・コンフィグレーション
ディスプレイ・ ビュー・モデル
モデル
PSNR
視覚レベル
アーチファクト アテンション・ サマリ・ノード
歪み検出
モデル
リパーパシング(Repurposing):リファレンスとテストは独立:上記のディスプレイ・モデルとビュー・モデルの組み合わせを使用
フォーマット変換:
シネマからSD DVD
"015 SD DVD DMDプロジェクタ 7 scrn heights、
from D-Cinema
&SD CRT
20cd/m2 and
DMOS"
(ITU-R BT.500)
−
Expert
−
−
DMOS
フォーマット変換:
SDからCIF
"016 CIF from
SD Broadcast
DMOS"
(ITU-R BT.500)
and 7 scrn
heights、
20cd/m2
−
Expert
−
−
DMOS
フォーマット変換:
HDからSD
"017 SD from
HD Broadcast
DMOS"
SD&HD放送用 (ITU-R BT.500)
CRT
−
Expert
−
−
DMOS
フォーマット変換:
SDからHD
"017-A SD from SD&HD放送用 (ITU-R BT.500)
HD Broadcast
CRT
DMOS"
(プログレッシブ)
−
Expert
−
−
DMOS
フォーマット変換:
CIFからQCIF
"018 QCIF from
CIF and QVGA
DMOS"
LCD&SD
放送用CRT
QCIF&CIF/
QVGA LCD
7 scrn heights、
20cd/m2
−
Expert
−
−
DMOS
−
−
−
−
−
デフォルトの
重み付け
%:アテンション・
フォーカスの確率
−
自動空間位置調整
Selected
−
−
−
dB
アテンション・モデル適用
アテンション
"019 Stand-alone
Attention Model"
客観的劣化測定:フル・リファレンス
一般的なPSNR測定
PSNR
"020 PSNR dB"
アーチファクト歪み測定
エッジの欠落
"021 Removed
Edges Percent"
−
自動空間位置調整
−
−
ブルーリング
−
%
エッジ劣化付加
"022 Added
Edges Percent"
−
自動空間位置調整
−
−
リンギング/
モスキート・ノイズ
−
%
エッジ遷移回転
"023 Rotated
Edges Percent"
−
自動空間位置調整
−
−
エッジ・ブロック
歪み
−
%
"024 DC
Blocking
Percent"
−
自動空間位置調整
−
−
DCブロック歪み
−
%
DCブロックからの
偏差
アーチファクト・クラスファイPSNR(Filtered)測定
エッジの欠落
"025 Removed
Edges Weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
ブルーリング
−
dB
エッジ劣化付加
"026 Added
Edges Weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
リンギング/
モスキート・ノイズ
−
dB
エッジ遷移回転
"027 Rotated
Edges Weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
エッジ・
ブロック歪み
−
dB
DCブロックからの
偏差
"028 DC Blocking
Weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
DCブロック歪み
−
dB
Selected
−
選択された
全アーチ
ファクト
−
dB
アーチファクト・アノイアンス重み付けPSNR(Filtered)測定
PSNR(デフォルト・ "029 Artifact
アーチファクト・
Annoyance
アノイアンス重み付け) Weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
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13
データ・シート
測定クラス
測定名
ノード・コンフィグレーション
ディスプレイ・ ビュー・モデル
モデル
PSNR
視覚レベル
アーチファクト アテンション・ サマリ・ノード
歪み検出
モデル
リパーパシング(Repurposing):リファレンス・ビデオにリサンプルしてPSNR測定
フォーマット変換:
シネマからSD DVD
"030 SD from
D-Cinema DVD
Artifact weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
選択された
全アーチファクト
−
dB
フォーマット変換:
SDからCIF
"031 CIF from
SD Broadcast
Artifact weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
選択された
全アーチファクト
−
dB
フォーマット変換:
HDからSD
"032 SD from
HD Broadcast
Artifact weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
選択された
全アーチファクト
−
dB
フォーマット変換:
CIFからQCIF
"033 QCIF from
CIF and QVGA
Artifact weighted
PSNR dB"
−
自動空間位置調整
Selected
−
選択された
全アーチファクト
−
dB
−
−
Selected
−
−
デフォルトの
重み付け
dB
−
−
−
−
No Reference
DCブロック
−
%:DCブロック歪み
アテンション重み付けを適用した客観的劣化測定
一般的なPSNR測定
PSNR
"034 Attention
Weighted
PSNR dB"
客観的劣化測定:リファレンスなし
アーチファクト歪み
DCブロック歪み
"035 No
Reference DC
Blockiness
Percent"
1080i29ビデオ・コンテンツ、H.264 CODECで2009年に実施された画質ランクで校正された主観予測
(アプリケーション・ノート: 28W-24876-0を参照)
14
HD PQR
ITU-BT500 with
Interlaced CRT
カスタム
HD CRT
3 scrn
heights
−
Custom
−
−
PQR
HD DMOS
ITU-BT500 with
Interlaced CRT
カスタム
HD CRT
3 scrn
heights
−
Custom
−
−
DMOS
HD ADMOS
ITU-BT500 with
Interlaced CRT
カスタム
HD CRT
3 scrn
heights
−
Custom
−
Typical
DMOS
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ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム − PQA600型
各種ノード機能
ご発注の際は以下の型名をご使用ください。
ノード名
設定可能なパラメータ
ディスプレイ・モデル CRT/LCD/DMD個別にパラメータを設定可能
(インタレース/プログレッシブ、ガンマ、応答
時間など)。リファレンス・ディスプレイおよび
テスト・ディスプレイ個別に設定可能
PQA600
ビュー・モデル
観視距離、周囲照度をリファレンスおよびテスト用
個別に設定可能。自動または手動によりクロッピング
とコントラスト(acゲイン)
、輝度(dcオフセット)
、
水平および垂直スケールとシフトを調整
PCモニタの必要要件
注:PQA600型にはPCモニタは含まれていません。別途、以下の性能を
持ったモニタをご用意ください。
PSNR
設定可能なパラメータはない
視覚レベル
視聴者の特性(平均輝度の変化の認識、移動物体に
対する応答速度、光過敏性発作など)
アテンション・モデル アテンションに対しての重み付け、
および各注視要素に対しての重み付け
・時間(動き)
・空間(中央、人、前景、コントラスト、カラー、
形状、サイズ)
・注意点の散乱
アーチファクト歪み検出 エッジの欠落(ブルーリング)、エッジ劣化付加
(リンギング/モスキート・ノイズ)、
エッジ遷移回転(エッジ・ブロック歪み)、
DCブロック歪み(ブロック内で欠落したディテール)
サマリ・ノード
測定単位(主観評価予測:予測DMOS、PQRまたは
%知覚コントラスト。客観劣化測定:平均Abs LSB、
dB)マップ表示タイプ:サインオン・グレーまたは
アンサイン・ブラック。ITU-R BT.500トレーニング
におけるワーストケース・トレーニング・シーケンス
(デフォルトまたは用途に合わせてパラメータ変更
可)、エラー・ログしきい値、保存モード
コンピュータ・システムと周辺機器
コンポーネント
概要
オペレーティング・
システム(OS)
Microsoft® Windows 7 Professional
64ビット
CPU
Six-core Intel® Xeon® 5650シリーズ・プロセッサ
ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム
デュアルリンクDVIポートまたはDisplayPort
■ 最高解像度: 2560×1600
■ スタンダード・アクセサリ(3年保証期間)
部品番号
概要
PQA600型ピクチャ・クオリティ・アナリシス・システム用ドキュメント
071-2776-xx
クイック・スタート・ユーザ・マニュアル
071-2781-xx
リリース・ノート
071-2778-xx
ユーザ・テクニカル・リファレンス
077-0487-xx
仕様、パフォーマンス・ベリフィケーション・
マニュアル(CDによるPDFファイル)
077-0486-xx
PQA600型デクラシフィケーション/
セキュリティ・インストラクション
(CDによるPDFファイル)
063-3428-xx
ドキュメント・セットCD(PDFファイルを含む)
その他
020-3054-xx
アプリケーション・リカバリ・ディスク
020-3053-xx
ビデオ・シーケンス・リカバリ・ディスク
オプション
概要
SDI
SD/HD SDI入出力インタフェース
ハード・ディスク・ 3.5型×5、合計5Tバイト
ドライブ
SAS(Serial Attached SCSI)
CD/DVDドライブ
DVD±RW、CD R/Wドライブ
入出力ポート
ポート
電源
概要
100∼240V、50/60Hz
(115V/230V、6A/3A)
キーボード・ポート
PS-2互換
マウス・ポート
PS-2互換
USB2.0ポート
前面パネルに2個、後部パネルに6個
LANポート
RJ-45コネクタ×2、
10/100/1000BASE-Tをサポート
IEEE-1394ポート
前面パネルに1個、後部パネルに1個
グラフィックス・ポート
デュアル・リンクDVI-I×1、
DisplayPort×2。最高2560×1600 60Hz
SDI IOポート
(Opt. SDI)
2チャンネル入力、2チャンネル出力
(BNC-ミニBNC SDIケーブル)
、
部品番号:174-5466-xx
その他
ベンチトップ・タイプ
寸法
mm
高さ
565.4
幅
215.9
奥行
538.5
質量
kg
本体
24.9
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15
サービス・オプション
オプション
概要
CA1
標準校正(校正期限後、1回実施)
C3
3年標準校正(納品後2回実施)
IF
アップグレードのインストレーション・サービス
Tektronix お問い合わせ先:
日本
お客様コールセンター
0120-441-046
製品購入後のアップグレード
オプション
地域拠点
概要
米国
PQA6UP
PQA600型用アップグレード・キット
SDI
SD/HD SDI入出力インタフェース
機能
PQASW
中南米
52-55-54247900
東南アジア諸国/豪州
PQA600
PSNR、PQR、DMOSの
プリセットされた測定
○
○
マルチ解像度/フレームレート・サポート
○
○
複数結果の観測オプション
○
○
エンベデッド・リファレンス・デコーダ
○
○
時間と空間位置の自動調整機能
○
○
IP生成/キャプチャ
1-800-426-2200
Opt. IP
○
ユーザ設定の測定機能
Opt. ADV
○
アテンション(注視点予測)/
各種アーチファクト歪みの重み付け測定
Opt. ADV
○
スクリプトの実行(バッチ処理)
Opt. ADV
○
複数のアプリケーションの同時実行
Opt. ADV
○
SD/HD SDI生成/キャプチャ
×
Opt. SDI
クロス・ビデオ・インタフェース
×
Opt. SDI
プラットフォームのために設計された
コード最適化
×
○
65-6356-3900
中国
86-10-6235-1230
インド
91-80-42922600
欧州/中近東/北アフリカ
41-52-675-3777
他30カ国
Updated 9 October 2009
関連情報
当社製品、サービスの詳細については、担当営業までご連絡ください。ま
たはウェブ・サイト(www.tektronix.com/ja/service)をご覧ください。
詳細について
当社は、最先端テクノロジに携わるエンジニアのために、資料
を用意しています。当社ホームページ(www.tektronix.com/ja)
をご参照ください。
TEKTRONIXおよびTEKは、Tektronix, Inc.の登録商標です。Windowsは、米国Microsoft
Corporationの登録商標です。記載された商品名はすべて各社の商標あるいは登録商標
です。
03/11
〒108-6106 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティ B棟6階
ヨッ!良 い オ シ ロ
テクトロニクス お客様コールセンター TEL : 0120-441-046
電話受付時間/ 9:00∼12:00・13:00∼19:00(土・日・祝・弊社休業日を除く)
www.tektronix.com/ja
記載内容は予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
■ © Tektronix 25Z-25447-2
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