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Vol.23 弘前大学地域共同研究センター

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Vol.23 弘前大学地域共同研究センター
Vol.
弘前大学地域共同研究センター
Center for Joint Research, Hirosaki University
23
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C O N T E N T S
●巻頭言「教育学部と地域連携」
弘前大学教育学部長 昆 正博——————————— 1
●センター活動報告————————————————2
●ひろさき産学官連携フォーラム活動報告———————6
●文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム
(都市エリア型)活動報告—————————————— 9
●スタッフの紹介————————————————— 11
●平成23年度客員教授・産学官連携協力員の紹介 ———13
●弘前大学マッチング研究支援事業
-弘大GOGOファンド-—————————————14
●TOPICS————————————————————15
●平成23年度地域共同研究センター
共同研究等受入状況———————————————16
●編集後記————————————————————16
●弘前大学位置図—————————————————17
表紙の写真
第10回産学官連携推進会議において、第9回産学官連携功労者賞表彰
(農林水産大臣賞)を受賞しました。
(詳細はP3、
P10、
P15をご覧ください)
こん
弘前大学教育学部長 昆
まさひろ
正 博
巻 頭 言
教育学部と地域連 携
弘前大学の地域共同研究センターを中心とした理系の産官学連
携活動とその成果はよく知られているところです。この機会に、日
ごろあまり目につかない教育学部における学外との連携活動につ
いて紹介します。
ご承知のように、教育学部は学校教員と学校外教育や成人教育にかかわる専門家の養成を
主としていますが、そのために多様な専門分野の教員が配置されています。教科の専門分野の
教員が、他学部の教員と同じく産官学連携活動に参加している場合もあります。教育学部の特
性にかかわる活動としては、教育委員会等各種教育機関、学校教育関連の研究団体、幼稚園、
小中学校及び高等学校等の教育研究支援のための講習、研究会の講師、助言者等があります。
また、行政機関、特に教育関連の各種委員会等の委員を委嘱されることも多く、これらを合わ
せると年間300件ほどの依頼があります。ただ、産官学連携活動は外部資金の獲得につながる
ことも多いのですが、教育における活動の場合は外部資金の獲得につながることは非常に少な
く、むしろ学部や附属学校が自己資金で研究を支援するような場合もあります。
教育学部には、教育実践総合センターがありますが、ここでは地域の現職教員を特別研究員
とする共同研究が進められています。大学院教育学研究科心理臨床相談室では地域の心理臨
床相談を実施し、臨床心理士の育成をしています。特別支援教育においては、地域の要望にこ
たえる相談件数が附属と学部を合わせて年間約600件に上っています。
教育学部の4つの附属学校園は、文部科学省の教科調査官の参加による公開研究会などを
通して、地域に最新の教育情報を発信するとともに良い研究交流の場となっています。
青森県の教育力を高めるための5カ年計画の教育力向上プロジェクト(ラボバスプロジェクト)
は毎年20以上のプロジェクトを開設し、県内の学校に新しい教育方法を提案するとともに教員
の教育力の向上に寄与しています。特に、八戸西高等学校体育科との年間計画に基づく研究支
援やネットケータイプロジェクト等は目覚ましい成果を上げています。ネットケータイプロジェク
トは独立したプロジェクトとしてこの種の問題に大きな貢献をしてきました。全国的にも高く評
価されている活動です。
このように、教育学部の社会との連携活動は学校教育、社会教育、芸術、体育等の様々な
分野で数多く実施されていますが、直接外部資金の獲得につながるものは少ないと思います。
しかしながら、これらの活動は、運営費交付金の業務遂行範囲をはるかに超えた貢献である
と思います。
現在、教育学部には新しい時代の教育に対応できる教員の養成が求められています。そのた
めには、附属学校園の強化と教育委員会をはじめとする地域との連携が必要とされています。
これからの教育学部の変容を楽しみにしたいものです。
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センター活動報告
コラボ弘大2周年記念講演会
平成21年6月に竣工したコラボ弘大の2周年を迎える事を記念して
講演会が開催されました。独立行政法人科学技術振興機構JSTイノ
ベーションサテライト岩手 館長の平山健一氏のご講演の後、当セン
ターの内山大史副センター長が地域共同研究センターの活動内容に
ついて発表いたしました。
■日時/平成23年5月24日
(火)13:30~16:10
■場所/弘前大学創立60周年記念会館「コラボ弘大」
■主催/弘前大学
■参加者/100名
コラボ産学官参加大学による「第5回研究成果発表会」
コラボ産学官参加大学が研究成果を発表し、企業等との意見交換
を行う
「第5回研究成果発表会」が、「省エネ・省電力」をテーマとし
て開催されました。
本学からは、北日本新エネルギー研究所の久保田健准教授が「イン
バータ・コンバータ用低損失リアクトルの開発」と題し、研究成果につ
いてプレゼンを行いました。
■日時/平成23年7月13日
(水)14:00~18:00
■場所/タワーホール船堀(東京都)
■主催/コラボ産学官、信州大学、長岡技術科学大学、弘前大学
■参加者/40名
イノベーション・ジャパン2011-大学見本市
大学の研究シーズと産業界の技術ニーズを結びつける国内最大の
マッチングの場として
「イノベーション・ジャパン 2011-大学見本市」
が開催されました。
本学からはライフサイエンス部門において大学院医学研究科の米
山徹助教が展示会へ、低炭素・エネルギー部門において大学院理工
学研究科の鷺坂将伸助教が新技術説明会へ、それぞれ研究成果を発
表しました。
■日時/平成23年9月21日(水)9:30~17:30、22日(木)10:00~17:00
平成
年
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月〜
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■場所/東京国際フォーラム(東京都)
■主催/独立行政法人科学技術振興機構、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
■共催/文部科学省、経済産業省、内閣府
■参加者/28,324名(産学官連携推進会議からの来場者含む)
「イノベーション・ジャパン2011 -大学見本市」と同時開催されま
した第10回産学官連携推進会議において、本学の事業「未利用水産
資源から抽出したプロテオグリカンを利用した新産業の創出」が農林
水産大臣賞を受賞いたしました。
■日時/平成23年9月21日(水)9:30~17:30、
22日(木)10:00~17:00
■場所/東京国際フォーラム(東京都)
■主催/内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、日本
経済団体連合会、日本学術会議、科学技術振興機構、 新エネルギー・産業技術総合開発機構、日本
学術振興会、情報通信研究機構、理化学研究所、物質・材料研究機構、産業技術総合研究所、工
センター活動報告
第10回産学官連携推進会議
業所有権情報・研修館、宇宙航空研究開発機構、海洋研究開発機構、日本原子力研究開発機構
■参加者/28,324名(イノベーション・ジャパン2011 -大学見本からの来場者含む)
食品開発展2011
食品分野の研究・開発、品質保証、製造技術担当者向けの専門展
示会として、食品開発展が開催されました。
当センターは「QO Lの向上に貢献するプロテオグリカンの応用研
究と製品開発」と「ナガイモの抗インフルエンザウイルス活性成分の
特定と応用」の 2 つのテーマを中心に地域資源を活用した研究成果
の展示を行いました。
■日時/平成23年10月5日
(水)~7日
(金)10:00~17:00
■場所/東京ビッグサイト(東京都)
■主催/UBMメディア株式会社
■参加者/40,508名
コラボ産学官設立7周年記念事業第2弾「第6回コラボ学長フォーラム」
コラボ産学官設立7周年記念事業第2弾として、『大学の危機管理
と大震災後の教育・研究・社会貢献』をテーマに、「第6回コラボ
学長フォーラム」が開催されました。
コラボ産学官参加大学の学長によるパネルディスカッションでは、
本学の遠藤正彦学長がパネリストとして参加し、東日本大震災復興
に向けた取組みを紹介するとともに他大学の取組みについても情報
交換を行い、大震災後に明らかになった課題等について検討を行い
ました。
■主催/一般社団法人コラボ産学官
■参加者/103名
4
月〜
■後援/文部科学省、経済産業省、独立行政法人科学技術振興機構、東京商工会議所、江戸川区
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年
■場所/コラボ産学官プラザ in TOKYO(東京都)
平成
■日時/平成23年10月7日
(金)14:00~19:00
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センター活動報告
産学連携特別講演会-弘大GOGOファンド成果発表-
弘前大学総合文化祭実施事業として「弘前大学マッチング研究支
援事業-弘大 GOGOファンド-」の成果発表を行いました。「弘大
G O G Oファンド」は本学と県内等企業との共同研究に対して研究費
等を支援する事業で、これまで12件の研究が採択されました。
今回の講演では2件の研究を取り上げ、G O G Oファンドによる研
究成果と今後の展望について、それぞれ発表を行いました。
◆環境に優しい炭入り堆肥の製造
農学生命科学部 准教授 園木 和典
合同会社ツリーワーク(中泊町)
◆りんご酢を使用したサプリメントの開発
教育学部 教 授 加藤 陽治
弘果総合研究開発株式会社(弘前市)
■日時/平成23年10月23日
(日)13:00~14:00
■場所/弘前大学創立60周年記念会館「コラボ弘大」
■主催/弘前大学地域共同研究センター
■参加者/20名
◇事業・公募説明会
●独立行政法人科学技術振興機構 A-STEP第2回公募説明会
■開催日/平成23年8月24日
(水)
■場所/弘前大学地域共同研究センター
◇会議等
●平成23年度 一般社団法人青森県工業会 第1回通常総会
■開催日/平成23年5月27日
(金)
■場所/ウェデングプラザアラスカ(青森市)
●第一回 創業・起業推進会議
■開催日/平成23年5月30日
(月)
■場所/青森グランドホテル(青森市)
●コラボ産学官 第3回本部通常総会
■開催日/平成23年6月16日
(木)
■場所/コラボ産学官 プラザ in Tokyo(東京都)
●第24回 国立大学法人共同研究センター専任教員会議
■開催日/平成23年9月1日
(木)~2日
(金) ■場所/ホテルモナーク(鳥取市)
◇タスクフォース会議
●平成23年度第1回タスクフォース
平成
年
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月〜
4
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■開催日/平成23年5月10日
(火)
■場所/アスパム(青森市)
●平成23年度第2回タスクフォース
■開催日/平成23年6月13日
(月)
■場所/青森県庁(青森市)
●平成23年度第3回タスクフォース
■開催日/平成23年7月8日
(金)
■場所/青森県産業技術センター工業総合研究所(青森市)
■開催日/平成23年8月10日
(水)
■場所/青森県庁(青森市)
●平成23年度 第5回タスクフォース
■開催日/平成23年9月12日
(月)
■場所/青森県庁(青森市)
●平成23年度 第6回タスクフォース
■開催日/平成23年10月11日
(火)
■場所/青森県庁(青森市)
◇その他の協力事業
●KUTLO-NITT運営委員会
■開催日/平成23年5月20日
(金)
■場所/金沢大学(金沢市)
●「青い森の食材研究会(仮称)」設立及び平成23年度第1回研究会
■開催日/平成23年6月24日
(金)
■場所/ウェデングプラザアラスカ(青森市)
センター活動報告
●平成23年度 第4回タスクフォース
●NLU部門会議及び担当者等会議
■開催日/平成23年6月30日
(木)
■場所/弘前大学
●イノベーション・ネットワークあおもり 特別講演会
■開催日/平成23年7月28日
(木)
■場所/青森県庁(青森市)
●第3回 次世代医療システム産業化フォーラム2011
■開催日/平成23年8月26日
(金)
■場所/大阪商工会議所(大阪市)
●あおもり特許技術マッチングフェア2011
■開催日/平成23年9月7日
(水)
■場所/ウェデングプラザアラスカ(青森市)
●日経ユニバーシティー・コンソーシアム ~弘前城築城400年記念シンポジウム~
「地域活性化を担う人材育成~世界自然遺産白神山地の自然のもとで育つ人・産業」
■開催日/平成23年10月26日
(水)
■場所/日経ホール(東京都)
◇今後の活動予定
●いわて産学官連携フォーラム ~リエゾン-Ⅰ マッチングフェア2011~
■開催日/平成23年11月9日
(水)
■場所/岩手県工業技術センター(盛岡市)
●平成23年度 東北地区共同研究センター連絡協議会
■開催日/平成23年11月11日
(金)
■場所/ホテルニューキャッスル
●あおもり産学官金連携推進フォーラム
■開催日/平成23年11月15日
(火)
■場所/ホテル青森(青森市)
●あきた産学官連携フォーラム2011 北東北地域資源フォーラム in 秋田
■開催日/平成23年11月17日
(木)
■場所/秋田市民交流プラザ「アルヴェ」
(秋田市)
●NLU研究成果技術移転セミナー・NLU担当者等会議
■開催日/平成23年11月18日
(金)
■場所/とかちプラザ(帯広市)
●第23回 国立大学法人共同研究センター長等会議
■開催日/平成23年11月24日
(木)~25日
(金)
■場所/オークラアクトシティホテル浜松(浜松市)
●アグリビジネス創出フェア2011
■開催日/平成23年11月30日
(水)~12月2日
(金)
■場所/幕張メッセ(千葉市)
■開催日/平成24年1月19日
(木)~20日
(金)
■場所/秋田市
■開催日/平成24年3月14日
(水)~16日
(金)
■場所/東京ビッグサイト(東京都)
4
月〜
*最新の情報についてはウェブサイトをご覧下さい。 http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/
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年
●健康博覧会2012
平成
●KUTLO-NITT運営委員会
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ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
「ひろさき産学官連携フォーラム」は企業、大学、公的研究機関、行政、金融機関等による連携・交流組織
です。
「産学官連携」を推進し、地域における『産業の芽』発掘と、新たな事業展開やサービスを開始する企
業の創出を目的とします。
研究会活動実績
微細加工・計測研究会
マイクロ/ナノテクノロジーに関連するものづくり技術について、微細加工・計測の立場から講演会・セミナー
等を開催することによって会員の技術理解と修得に資するとともに、会員相互の情報交換によって、全体として
地域に精密微細ものづくり技術が根付き、関連する産業が振興することを目的としております。
新医療福祉システム研究会
「あおもりウェルネスランド構想」における戦略プロジェクトの一つである「医療システム等開発プロジェクト」
の推進に向けて、産学官連携のもと、津軽地域の企業を中心とした研究会により、
「新しい技術を活用した新し
い医療福祉システムの研究開発」を目指しております。
プロテオグリカン応用開発研究会
文文部科学省「プロテオグリカンをコアとした津軽ヘルス&ビューティー産業クラスターの創生」プロジェクト
の中核を担う地元企業を中心とした研究グループです。地元の農林水産物を使った地コスメや高機能性食品な
ど、津軽美人を支える新商品開発に産学官が一体となって取り組んでおります。
食品生理機能研究会
地域の農林水産物の生理機能を解明し、機能性食品として付加価値を高めるとともに、食を通して地域の
人々の健康増進に寄与することを目的としております。
カーボンオフセット農業研究会
地域で発生するりんご剪定枝、籾殻及び稲ワラ等の農業残渣を炭化(バイオチャー)し、堆肥等で農業に利活
用することにより、地球温暖化対策へ取り組みます。
バイオチャーを活用したカーボンオフセット型農業について、一緒に考えませんか?
■会員数 法人会員62社、個人会員107名(平成23年10月現在)
*ひろさき産学官連携フォーラムの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。 http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/hirosaki/top.html
平成
年
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月〜
4
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○第7回イブニングフォーラム
■日時/平成23年5月9日(月)18:00~20:30
■場所/弘前大学地域共同研究センター
■演題/「TAMA協会の海外展開支援事業と
青森-TAMAのビジネスマッチングについて」
■講師/一般社団法人首都圏産業活性化協会
事務局長 岡崎 英人 氏
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/45名
○健康博覧会 2011
■日時/平成23年6月7日(火)12:00~18:00
8日(水)10:00~18:00
9日(木)10:00~17:00
■場所/東京ビッグサイト
( 東京都)
■主催/UBMメディア株式会社
■参加者/40,618名
○定時総会・基調講演会
■日時/平成23年6月29日(水)15:00~19:00
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
平成23年度活動実績
■演題/「地域の食・農ビジネス」
■講師/株式会社キースタッフ 代表取締役 鳥巣 研二 氏
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/90名
○「プロテオグリカンをコアとした津軽ヘルス&ビューティー産業クラスターの創生」事業成果発表会
「青森県プロテオグリカンブランド推進協議会」設立記念フォーラム
■日時/平成23年7月1日(金)12:30~18:00
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
■演題/「PGブランド戦略の在り方」
■講師/株式会社電通 電通総研
ヒューマン・インサイト部長 四元 正弘 氏
■演題/「化粧品トレンド最前線」
■主催/地方独立行政法人青森県産業技術センター・
■参加者/400名
4
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弘前商工会議所・青森県・ひろさき産学官連携フォーラム
23
年
国立大学法人弘前大学・弘前市・
平成
■講師/@cosme主宰兼CCO 山田 メユミ 氏
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ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
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○「地域食材の機能性研究」シンポジウム
■日時/平成23年7月9日(土)13:20~18:15
■場所/弘前大学農学生命科学部
■演題/果実の機能性:ポリフェノールとセラミドの生理活性」外
■講師/明治大学 農学部 准教授 長田 恭一 氏 外
■共催/ひろさき産学官連携フォーラム 食品生理機能研究会・
日本農芸化学会東北支部
■参加者/45名
○第8回イブニングフォーラム
■日時/平成23年8月22日(月)18:30~20:30
■場所/弘前大学地域共同研究センター
■演題/「弘前における産学官連携と地域イノベーション
~グリーンイノベーション・ライフイノベーション・
イノベーションエコシステム~」
■講師/国立大学法人弘前大学 監事 井口 泰孝 ■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/50名
○農産加工品ビジネス講座
■場所/弘前商工会議所
■参加者/9名
開催日
内 容
講 師
第1回
平成23年9月2日
(金) オリエンテーション
18:00~20:00
農商工連携の意義と役割
弘前市食産業マネージャー
加藤 哲也 氏
第2回
平成23年9月9日
(金)
採算計画、価格のつけ方⑴
18:00~20:00
財団法人21あおもりコーディネーター
山本 進 氏
第3回
平成23年9月22日
(木) 商品開発のポイント、品質管理
18:00~20:00
ビジネスプラン作り⑴
弘前市食産業マネージャー
加藤 哲也 氏
第4回
平成23年10月1日
(土) パッケージデザイン
18:00~20:00
(演習)
ビジネスプラン作り⑵
川村デザイン
川村 将久 氏 他
第5回
平成23年10月6日
(木) (演習)採算計画、
価格のつけ方⑵
18:00~20:00
(演習)
ビジネスプラン作り⑶
財団法人21あおもりコーディネーター
山本 進 氏
第6回
平成23年10月20日
(木) (演習)採算計画、
価格のつけ方⑶
18:00~20:00
(演習)
ビジネスプラン作り⑷
財団法人21あおもりコーディネーター
山本 進 氏
最終回
平成23年10月27日
(木)
ビジネスプラン発表
18:00~20:00
弘前大学では、これまで蓄積された糖鎖工学の豊富な知的・人的財産と文部科学省都市エリア事業(連携基
盤整備型、一般型)で培ってきた研究成果、そしてプロテオグリカンの大量精製技術を基に、文部科学省地
域イノベーション戦略支援プログラム(都市エリア型)に採択され、平成22年度から3年間、地方独立行政法
人青森県産業技術センターを中核機関として、「プロテオグリカンをコアとした津軽ヘルス&ビューティー産業
クラスターの創生」 に取組みます。
プロテオグリカン(PG)
とは
タンパク質と糖鎖(グリコサミノグリカン)が共有結合した複合糖質の一種です。コラーゲンやヒ
アルロン酸とならぶ動物の軟骨の主成分でもあり、保水性に優れ、経口摂取も可能な、人体に極
めて安全な素材です。
サケの鼻軟骨から大量かつ安価に精製する技術を開発いたしました(日米露特許取得)。
活 動 実 績
●平成23年度第1回青森県プロテオグリカン事業推進委員会
■日時/平成23年7月1日
(金)9:30~11:00
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
●「青森県プロテオグリカンブランド推進協議会」幹事会
■日時/平成23年7月1日
(金)11:00~12:00
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
●「プロテオグリカンをコアとした津軽ヘルス&ビューティー産業クラスターの創生」事業成果報告会
「青森県プロテオグリカンブランド推進協議会」設立記念フォーラム
■日時/平成23年7月1日
(金)12:30~18:00
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
■演題/「PGブランド戦略の在り方」
■講師/株式会社電通 電通総研 ヒューマン・インサイト部長
四元 正弘 氏
■演題/「化粧品トレンド最前線」
■講師/株式会社アイスタイル
取締役 @cosme主宰兼CCO 山田 メユミ 氏
■主催/地方独立行政法人青森県産業技術センター・
国立大学法人弘前大学・弘前市・弘前商工会議所・青森県・ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/400名
●平成23年度第1回青森県プロテオグリカン事業外部評価委員会
文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム
(都市エリア型)活動報告
プロテオグリカンをコアとした津軽ヘルス&ビューティー産業クラスターの創生
■日時/平成23年7月27日
(水)13:20~15:50
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
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月〜
4
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Vol.
文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム
(都市エリア型)活動報告
平成
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月〜
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●第10回産学官連携推進会議
■日時/平成23年9月21日
(水)9:30~17:30
22日
(木)10:00~17:00
■場所/東京国際フォーラム(東京都)
■表彰/第9回産学官連携功労者表彰 農林水産大臣賞 受賞
「未利用水産資源から抽出したプロテオグリカンを利用し
た新産業の創出」
●「青森県プロテオグリカンブランド推進協議会」第2回幹事会
■日時/平成23年9月30日
(金)15:00~17:00
■場所/地方独立行政法人青森県産業技術センター 弘前地域研究所(弘前市)
●平成23年度 第1回プロテオグリカン商品開発研究会
■日時/平成23年10月4日
(火)13:30~16:30
■場所/地方独立行政法人青森県産業技術センター 弘前地域研究所(弘前市)
●平成23年度 第1回PG研究交流会
■日時/平成23年10月20日
(火)14:30~18:00
■場所/弘前大学
◇出展等参加事業
●健康博覧会2011
■開催日/平成23年6月7日
(水)~9日
(金) ■場所/東京ビッグサイト
●食品開発展2011
■開催日/平成23年10月5日
(水)~7日
(金) ■場所/東京ビッグサイト
*詳細についてはウェブサイトをご覧下さい。 http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/pg/index.html
氏 名
髙 島 克 史(たかしま かつし)
所 属
人文学部・地域共同研究センター
職 名
准教授/兼任教員
e-mail
[email protected]
■専門分野および研究概要
専門分野:経営戦略、経営管理
研究概要:ベンチャー企業や中小企業の戦略行動
■協力できる内容
・競争戦略の策定・検討
・実践面を重視した経営戦略
氏 名
三 村 純 正(みむら じゅんせい)
所 属
大学院医学研究科・地域共同研究センター
職 名
講師/兼任教員
e-mail
[email protected]
スタッフの紹介
平成23年4月より兼任教員5名を新たに迎えました。
■専門分野および研究概要
専門分野:分子生物学、生化学
研究概要:動物、ヒトの環境適応あるいはストレス応答機構の解析、化学物質の生理作用の解析
■協力できる内容
食品などに含まれる化学物質の動物やヒトに対する生理作用の評価
氏 名
米内山 千賀子(よないやま ちかこ)
所 属
大学院保健学研究科・地域共同研究センター
職 名
講師/兼任教員
e-mail
[email protected]
■専門分野および研究概要
専門分野:地域・老年看護学
研究概要:地域における高齢者ケアの連携、老年看護学の実習指導方法、
訪問看護事業所における原子力防災
■協力できる内容
ストーマ(人工肛門や人工膀胱)ケア、メンタルヘルス(エゴグラム)
氏 名
姜 東 鎮(かん どんじん)
所 属
農学生命科学部・地域共同研究センター
職 名
准教授/兼任教員
e-mail
[email protected]
■専門分野および研究概要
専門分野:作物学、環境ストレス生理学
研究概要:環境ストレス耐性作物の探索および耐性種の簡易選抜手法の開発。
環境ストレス耐性メカニズムの生理学的解明。
地域環境に適した高バイオマス生産飼料作物種の探索および栽培技術の確立。
■協力できる内容
・環境ストレス耐性遺伝資源の簡易選抜手法の確立
・循環型作物生産技術の確立 ・飼料作物の栽培技術
氏 名
前 多 隼 人(まえだ はやと)
所 属
農学生命科学部・地域共同研究センター
職 名
助教/兼任教員
e-mail
[email protected]
■専門分野および研究概要
専門分野:食品化学、栄養化学、脂質化学
研究概要:生活習慣病を予防・改善する食品素材の探索海藻脂質成分による抗肥満作用
■協力できる内容
・食品に含まれる機能性成分の評価、及び情報提供
・食品成分(特に脂質成分)の成分分析
11
Vol.
23
スタッフの紹介
◇地域共同研究センター◇
センター長・大学院理工学研究科教授
牧 野 英 司
副センター長・専任教員・教授
内 山 大 史
兼任教員・人文学部准教授
髙 島 克 史
兼任教員・教育学部教授
石 川 善 朗
兼任教員・大学院医学研究科講師
三 村 純 正
兼任教員・大学院保健学研究科講師
三 浦 富 智
兼任教員・大学院保健学研究科講師
野 坂 大 喜
兼任教員・大学院保健学研究科講師
米内山 千賀子
兼任教員・大学院理工学研究科准教授
片 岡 俊 一
兼任教員・農学生命科学部准教授
姜 東 鎮
兼任教員・農学生命科学部助教
前 多 隼 人
産学官連携コーディネーター
工 藤 重 光
産学官連携コーディネーター
上 平 好 弘
事務補佐員
福 田 湖 雪
◇学術情報部共同教育研究課◇
共同教育研究課長
長谷川 直 生
共同センター第2グループ主任
松 永 久 美
共同センター第2グループ事務職員
平 田 亜 湖
◇学術情報部社会連携課◇
社会連携課長兼渉外調整役
齋 藤 伸 雄
産学連携グループ係長
三 浦 尚 子
産学連携グループ事務職員
舩 木 美 里
産学連携グループ事務補佐員
神 山 香 織
◇学術情報部研究推進課◇
研究推進課長兼研究高度化支援センター長
竹 内 新
◇知的財産本部◇
知的財産本部長
加 藤 陽 治
産学官連携コーディネーター
小 杉 基 樹
事務補佐員
下 山 夫美加
◇補完代替医療素材調査事業◇
技術補佐員
工 藤 詩 織
◇県産機能性素材データベース構築普及事業◇
技術補佐員
12
西 田 玲 奈
伊 藤 汎
(いとう ひろし)
谷 田 拓 男
(たにだ たくお)
所属/伊藤技術士事務所
所属/タニダ国際特許事務所
職名/技術士
職名/弁理士
辻 田 幸 史
(つじた たかし)
富 沢 知 成
(とみさわ ともなり)
所属/辻田特許事務所
所属/富沢特許事務所
職名/弁理士
職名/弁理士
◇産学官連携協力員◇
今年度の産学官連携協力員は7名の方々です。
自治体や各機関との共同研究等を推進するために、さまざまな役割を担っております。
今 隆 洋
(こん たかひろ)
松 山 洋 平
(まつやま ようへい)
所属/弘前市
所属/平川市
ひろさき産学官連携フォーラム(産学
官の連携・交流 組織)事務局として、企
業と大学の橋渡し役を努めております。
地域の活性化を図るため、大学との協
同研究や、企業と大学との橋渡し役を
努めております。
中 山 信 司
(なかやま しんじ)
岩 渕 宗 嗣
(いわぶち むねつぐ)
所属/一般社団法人
青森県発明協会
所属/鰺ヶ沢町
大 学が 有 する特 許 の 導入を 希望する
企 業に対して、契 約(実 施 許 諾、譲 渡 )
に関するアドバイスと移転の支援等を
行います。
相互の発展と地域の発展に向けて、産
学官連携をより活発で円滑に進められ
るよう、一 緒に汗をかきながらの支援
に心がけています。
横 内 靖
(よこうち おさむ)
建 部 幸 一
(たてべ こういち)
所属/財団法人21あおもり産業
総合支援センター
所属/青い森信用金庫
ビジネスプロデュース、マーケティング、経
営戦略を中心に現場重視の産学官連携を
支援。国の事業では北3県医療機器産業
分野地域連携マネージャ、中小企業支援
ネットワークアドバイザなど併任。
地域経済活性化のため、大学が有して
いる知的資産の活用と「地域貢献 」を
キーワードとした協力関係構築による
企業支援に努めてまいります。
鳴 海 義 倫
(なるみ よしみち)
23
年度客員教授・産学官連携協力員の紹介
前年度に引き続きご就任いただきました。
産学連携の推進とともに企業と大学との架け橋になっていただいております。
平成
◇客員教授◇
花 松 憲 光
(はなまつ けんこう)
所属/一般社団法人青森県工業会
所属/財団法人21あおもり産業
総合支援センター
任期:H23.6.1 ~H23.9.30
任期:H23.8.1 ~H24.3.31
13
Vol.
弘前大学マッチング研究支援事業─弘大
ファンド
G
O
G
O
14
23
◆申請資格
以下の⑴~⑶の条件をすべて満たすこと、又は、⑵~
⑷の条件をすべて満たすこと
⑴青森県内に事業所をもつ企業または県内への進出
を希望している企業
⑵おおよそ1 年で解決を目指す具体的な課題を有す
る企業
⑶その課題で共同研究契約を締結し、弘前大学教員
と共同研究を実施できる企業
⑷弘前大学教員と本学が有する知的財産権を基にし
た共同研究契約を締結できること
◆研究分野
特に限定しない
◆研究経費
A:可能性試験 30万円以上 50万円未満
B:一 般 型 50万円以上500万円以下
◆研究期間
採択日より1年間
◆申請書類
-弘大GOGOファンド-申請書
ウェブサイトより申請書をダウンロードできます。
http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/matti/18gogo.html
◆申請にあたっての留意事項
⑴申請期間 随時
⑵選考等
‧選考は本学地域共同研究センター長他で組織す る選考委員会で行う。
‧採否の通知は、
申請書類受理後おおよそ30日以内
⑶助成対象者(企業および弘大教員)の義務
‧研究成果報告書の提出:研究終了日から30日以内
‧論文 ・ 特許申請または製品化:研究終了日から1
年以内
○終了事業○
• 第1号(H18.8~H19.8)
農学生命科学部 片方陽太郎教授、
ミリオン株式会社
「リンゴ鹿角霊芝由来抗アレルギー作用の生化学的及び臨床医
学的解析」
• 第2号(H19.7~H20.6)
農学生命科学部 齊藤寛准教授、
ケイ・エイム・ナチュラル株式会社
「香気成分の損失を抑制するフリーズドライ法の開発及びその応用」
• 第3号(H20.7~H21.6)
大学院医学研究科 澤村大輔教授、
ヒバ開発株式会社
「青森ヒバ抽出エキス配合化粧品の安全性および有用性の検討」
• 第4号(H21.3~H22.3)
学長特別補佐 南條宏肇名誉教授、芝管工株式会社
「普及型ヒートポンプレス式地熱融雪システム開発研究」
• 第5号(H22.2~H23.3)
教育学部 加藤陽治教授、弘果総合研究開発株式会社
「りんご酢を手軽に摂取できる食品の開発」
• 第6号(H22.2~H23.1)
農学生命科学部 園木和典准教授、合同会社ツリーワーク
「地域未利用資源を活用した炭入り堆肥の製造と特性評価」
• 第7号(H22.3~H23.2)
北日本新エネルギー研究所 阿布里提教授、有限会社ビット・テック
「固体高分子形水素燃料電池12Vスタックの開発」
• 第8号(H22.3~H23.3)
大学院保健学研究科 野坂大喜講師、有限会社田向商店
「青森県地域資源アブラツノザメの機能解析と健康食品への応用化」
○開始事業○
• 第9号(平成23年2月共同研究開始)
農学生命科学部 前田智雄准教授、企業組合エキシヤマーケティング
「津軽地方での漢方植物「カンゾウ」の栽培研究」
• 第10号(平成23年7月共同研究開始)
北日本新エネルギー研究所 村岡洋文教授、弘星テクノ株式会社
「地中熱多機能・低価格ヒートポンプ開発研究」
• 第11号(平成23年7月共同研究開始)
農学生命科学部 前多隼人助教、有限会社まごころ農場
「ミニトマトの色の機能を活かした魅力的な製品開発」
• 第12号(平成23年10月共同研究開始)
大学院医学研究科 早狩誠教授、株式会社松尾
「生活習慣病予防効果が期待されるカボチャ入り麩の制作」
弘前大学は、第9回産学官連携功労者表彰(農林水産大臣賞)を受賞し、9月22日
(木)東京国際フォーラムに
おいて開催された「第10回産学官連携推進会議」の産学官連携功労者表彰授賞式で、地方独立行政法人青森
県産業技術センターとともに表彰されました。
産学官連携功労者表彰は、大学、公的研究機関、企業等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あ
るいは先導的な取組を行う等、当該活動の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、功績が顕著であ
ると認められる個人又はグループ・団体の功績を称えることにより、産学官連携の一層の活性化を図るもので、
今年で第9回目となります。農林水産大臣賞は、農林水産業及び関連産業の振興の視点から特に顕著な功績又
は功労があったと認められる者に表彰されるもので、弘前大学は、
「未利用水産資源から抽出したプロテオグリ
カンを利用した新産業の創出」の取組事例で表彰を受けました。
T O P I C S
第9回産学官連携功労者表彰(農林水産大臣賞)
を受賞
今回の受賞は、これまで主に廃棄処分されていたサケの鼻軟骨から、高純度のプロテオグリカン(糖タンパ
クの一種で保湿性及び抗炎症作用等の多彩な機能を持つ注目の成分)を低コストで精製する技術を開発し、そ
の応用研究を進めてきたことで、未利用水産物を有効活用した食品、化粧品、医薬関係品等の多用な分野で製
品開発の展望が開けこと、さらに平成22年度からは(地独)青森県産業技術センターが事業推進の中心となり、
地域資源を活用した製品の開発による新しい産業、雇用の創出が進んだことで、水産資源の多角的利用と、漁
村地域を含む地域の活性化につながる事例として高く評価されました。
-弘大GOGOファンド-採択第10・11・12号共同研究開始
「弘大GOGOファンド」は本学の教員と共同で解決を目指す研究に対して、大学が研究費を支援する事業で
す。その第10号と第11号が平成23年7月に、第12号が10月にそれぞれ共同研究を開始しました。
第10号は北日本新エネルギー研究所の村岡洋文教授と弘星テクノ株式会社(弘前市)との「地中熱多機能・
低価格ヒートポンプ開発研究」で、研究費500万円が補助されます。
本研究では、低コスト地熱採取ヒートポンプのシステム開発、夏秋イチゴの真夏栽培でのローコスト、最適な
低温栽培方式の実験と検証、他の青森県農業の植物栽培屋可能性調査試験を行います。
第11号は農学生命科学部の前多隼人助教と有限会社まごころ農場(弘前市)との「ミニトマトの色の機能を
活かした魅力的な製品開発」で、研究費49万円が補助されます。
本研究では、品種や季節によるミニトマトに含まれるカロテノイド含有量の違いを明らかにし、カロテノイド
を多く含むジュースやジャムなどの加工品の開発を目指します。また、カロテノイドによる肥満に関係する炎症
性疾患の予防、改善作用について機能評価を行い、ミニトマトを利用した健康維持に役立つ製品開発に役立
つ知見を得ます。
第12号は、大学院医学研究科の早狩誠教授と株式会社松尾(弘前市)との「生活習慣病予防効果が期待さ
れるカボチャ入り麩の制作」で、研究費149万円が補助されます。
本研究では、日常頻繁に食することが多い麩に、生活習慣病の予防に有効な食材であるカボチャを添加し、
生活習慣病の予防効果が期待できる製品の開発を行います。
15
Vol.
平成
年度地域共同研究センター共同研究等受入状況
23
23
〔共 同 研 究〕
研 究 課 題
研究代表者
企 業 等 名
地域振興のための海洋資源活用に関する研究
牧 野 英 司
大間漁業協同組合
機能性素材の探索、機能性・生理活性の解明、及び商品化
内 山 大 史
N.A.gene株式会社
平川市地域振興のための官学連携モデル構築に関する研究
牧 野 英 司
平川市
平川市防災情報システム研究
檜 槇 貢
平川市
えどがわ産農産物のブランド化に関する研究
牧 野 英 司
江戸川区
〔受 託 研 究〕
研 究 課 題
研究代表者
県産機能性素材データベース構築普及業務
牧 野 英 司
企 業 等 名
青森県
(平成23年10月 現在)
産学官連携コーディネーター無料出張相談実施中!
!
技術相談できる研究者を紹介して欲しい。グループ化して研究会活動をしてみたい。各種助成制度など
紹介して欲しい。
など
調査研究に関することなら、どんなことでも構いません。お気軽にご連絡下さい。日程調整の上、産学
官連携コーディネーターが直接訪問いたします。
◆連絡先:ひろさき産学官連携フォーラム事務局
弘前市商工労政課
TEL:0172-32-8106 FAX:0172-35-1105
弘前大学地域共同研究センター TEL:0172-39-3176 FAX:0172-36-2105
地域共同研究センター
産学官連携
コーディネーター
工 藤 重 光
地域共同研究センター
産学官連携
コーディネーター
知的財産本部
産学官連携
コーディネーター
上 平 好 弘
小 杉 基 樹
編 集 後 記
この度の東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された地域が一
日も早く修復できます様、お祈りしております。
震災の翌月から地域共同研究センターへ配属になり、早半年が過ぎました。一日でも早く皆様のお
役に立てるよう、これからも努めてまいりたいと考えています。
(地域共同研究センター 福田 湖雪)
16
弘前大学位置図
サークル棟
大学構内図
第一
体育館
駐車場
教育学部
多目的広場
武道場
合宿所
第二
体育館
N
大学会館
駐車場
実験圃場
農学生命科学部
保健管理
センター
理工学部
2号館
人文学部
理工学部
1号館
総合教育棟
事務局
駐車場
遺伝子
実験施設
地震火山
観測所
総合情報処理
センター
外国人
駐車場 教師館
▲
正門
至弘前駅
→
守衛室
バス停
(駐車場利用受付)
バス停
大間町
創立50周年
記念会館
図書館
学生食堂
(創立60周年記念会館「コラボ弘大」1F)
むつ市
茂森町
●市民会館
寺沢川
陸奥湾
太平洋
日本海
鰺ヶ沢町
弘前市
奥羽
本線
新青森駅
青森市
樹木
東北新幹線
車道
自動
東北
八戸市
大間
弘前
東京都
青森
八戸
元寺町
本町
弘前 前
大
学院
土淵川
中央弘前駅
文京町地区
文京町
学園町地区
町
代官町
和徳町
大町
町
森
松
土
〒
JP弘前郵便局
手
独立行政法人
国立病院機構
弘前病院
田
大間町の地域振興策として津軽
海峡の豊富な海洋資源を活用し、
地域の新しい産業創造に寄与す
る
『地学連携』事業を行います
弘高下
弘
至秋
大間共同研究室●
文化センター●
本町地区
道
南鉄
■交通案内
JR弘前駅から弘前大学までは約2km
JR弘前駅バス乗り場から
「小栗山行」
「狼森行」
「学園町行」
「聖愛高校行」に乗車、
「弘前大学農学生命科学部前」下車。約10分
JR弘前駅からタクシーで約5分
東北自動車道「大鰐弘前I.C.」
または「黒石I.C.」から約30分
弘前公園
新寺町
桔梗野
三沢市
十和田湖
市役所
●
緑ヶ丘
野辺地町
大鰐・弘前I.C.
相良町
裁判所
●
青
い
森
鉄
道
七戸十和田
黒石I.C.
在府町
駅
弘前
本線
奥羽
至青
森
駅
弘前
弘南
至黒石I.C.
弘前大学では、
産学官の研究協力、
生涯学習、
広報活動、
その他教育研究に
関する事業を行い、弘前大学と地域社会との密接な連携を図ることを目的
としてサテライトを設置しています。
●北日本新エネルギー研究所
●地域共同研究センター分室
青森キャンパスでは、北日本新エネルギー研究所、地域共同研究センター分室、生涯学習教育
研究センター分室、地域社会研究科分室、青森サテライト教室が入居し、教育研究に関する事
業を行います。
●八戸サテライト
八戸地域における活動拠点として産学官の研究協力、生涯学習、広報活動、その他教育研究
に関する事業を行います
●東京事務所
(中央区八重州)
首都圏における活動拠点として産学官連携事業の実施、企業等のニーズと弘前大学のシーズ
のマッチング、広報活動、その他教育研究に関する事業を行います
●東京事務所分室
(江戸川区船堀)
首都圏における活動拠点として産学官連携事業の実施、弘前大学のシーズ発表会、広報活動、
その他教育研究に関する事業を行います
17
当センターは、技術相談の窓口であり、
また地域の皆さまと共に地域の発展に貢献することを目的としております。
お気軽にご相談ください。
お問合わせ・連絡先
国立大学法人 弘前大学地域共同研究センター
〒036-8561 青森県弘前市文京町3
TEL 0172-39-3176 FAX 0172-36-2105
E-mail [email protected] URL http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/
(2011.11)
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