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その1 - JA東西しらかわ

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その1 - JA東西しらかわ
2015
5
No.171
今月の表紙 ちゃぐりん本・JAバンク教材本贈呈(矢祭町立関岡小学校)
特 集
㈱JA東西しらかわグリーンファーム設立
~畜産事業における新たな取り組み~
04 かがやきNEWS
09 みりょく満点農業者
10 営農ナビ
12 商品ピックアップ
13 わくわくグループ
14 ひと
JAは子どもたちへの食農教育を応援しています
16 グッとライフスタイル
18 クッキングレシピ
20 みんなの広場
イベ ントスケ ジュール
2015
5
新茶の試飲会 開催決定!
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5 月 17 日(日)ハラダ製茶による「新茶の販売
及び試飲会」を開催いたします。
朝の一杯や農作業の一服にぜひ !
今年は茶葉の生育も順調で、御愛飲の皆様にも
きっと満足いただける逸品です。
開催時間:午前9時30分~午後3時まで
ご要望にお応えして!
みりょく満点 2 周年祭にて限定販売した「ミ
ルク工房」の『ソフトクリームブルーベリーソー
ス添え』ですが、大好評につき、ミルク工房にて
引き続き販売しております。
カップサイズを2種類ご用意し、価格も 300
円と400 円にてご提供しておりますので、ぜひこの機会に2つの味をご
賞味ください。レストラン「山ぼうし」でもお召し上がりいただけます。
※ランチタイムのみ
6
~旬菜レストラン山ぼうし~
旬彩レストラン「山ぼうし」では、毎回ご好評をいただいております女性限定
企画「女性のつどい」を 6 月 5 日(金)に開催いたします。
旬の食材&ヘルシーな料理をご用意いたしますので、
【女性のつどい特別コース】
気の合う仲間と楽しいひと時をお過ごしください。
■日時 6 月 5 日(金)午後6時~8時まで
■料金 おひとり様 3,000 円 ドリンクバー付(税込)
※予約制となりますので、詳しくはお電話ください。
●オードブル盛り合わせ
●朝採れ野菜サラダ
●シェフ特選の魚料理
●ふくしま牛を使った肉料理
●デザート
がんばりさんへのご褒美、皆さんの笑顔に一花 !
レストラン「山ぼうし」では、運動会シーズンに合
わせてオードブルを受付中。料理内容、予算について
はお気軽にご相談ください。
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MAY
SAT.
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定休日
TUE.
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WED.
THR.
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JUNE
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女性の集い
FRI.
SAT.
SUN.
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WED.
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FRI.
SAT.
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■価格:3,000 円より
※ご予約は2日前までにお願いいたします。
JA 東西しらかわ
農産物直売所
「満点の日」は、お値引商品やプレゼント企画
など、ちょっとお得な一日!
是非、お誘いあわせの上、ご来店下さいませ。
営 業 時 間…
みりょく満点物語
●直売所・ミルク工房
9:30~18:00
●旬彩レストラン「山ぼうし」11:00~15:00/17:30~20:00
定 休 日…毎月第3火曜日
〒963-5683 福島県東白川郡棚倉町大字下山本字愛宕平15-1
直 売 所 TEL(0247)33-1212 FAX(0247)33-3770 2015
5
No.171
2015年5月16日発行
JAは子どもたちへの
食農教育を応援しています
発 行 : 東 西 し ら か わ 農 業 協 同 組合 福島県白河市表郷金山字長者久保2
[email protected]
http://www.touzai7.com
(0248)32-1031
(0248)32-1033
印刷:株式会社 帆風
レストラン TEL(0247)23-0831
特集
臨時 総代会 開催
㈱ JA東西しらかわグリーンファーム設立
3 月 日、白 河 市 表 郷 のJA本
店 で 臨 時 総 代 会 を 開 催 し ま し た。
下 記のと お り、和 牛 繁 殖モデル 事
業に係る補助事業の導入と農業生
産法人(子会社)の設立について議
案を提出しました。
こ の 和 牛 繁 殖 モ デ ル 事 業 で は、
農 業 生 産 法 人(子 会 社)が 農 場 を
運営、母牛100頭を飼育し、種付
け から 子 牛の 生 産・販 売 まで一貫
経営モデルを示し畜産業の振興を
目指します。
JA管内の主力産業である畜産
事 業 は、東 日 本 大 震 災 による 原 発
事 故 後、畦 畔 草 等の 給 与 自 粛 など
で粗飼料購入等による生産コスト
が 増 加、また 生 産 農 家の 高 齢 化 や
後継者不足で母牛頭数が大きく減
少しています。
こ う し た 課 題 に 対 応 す る た め、
モ デル 農 場 の 畜 舎 は、人 と 牛の 動
線を分離し徹底した衛生管理で事
故 率の 低 減、発 情 発 見 器 などの 最
新 技 術を用いた飼 養 管 理を実 証
し、地 域 に 普 及 させ 畜 産 事 業の 活
性化に繋げます。
ま た、
JAが 主 体 と な っ て 遊 休
農 地 を 活 用 し、コーン サ イレー ジ
などの飼料作物を生産する事業も
導入します。
臨 時 総 代 会 で は、一連 の 事 業 が
原案通り可決されました。
30
【臨時総代会提出議案】
第1号議案
補助事業の導入について
第2号議案
農業生産法人の設立について
付帯決議
提 出 議 案については、その一
部 について 軽 微 な 変 更 を 要 す
るに至ったときは、理事会にお
いてその変更をなすことができ
ることとする。
畜産事業子会社
第一回 発 起 人 会 開 催
総 代 会 終 了 後 には、畜 産 事 業 子
会 社の 第 1回 発 起 人 会 を 開 き、社
名 を「株 式 会 社JA東 西 し ら か わ
グリーンファーム」に決定。4月3
日付けで設立しました。
鈴 木 昭 雄 組 合 長 は「中 山 間 地の
畜 産 を 支 える 起 爆 剤 にし たい」と
強調しました。
農場は東白川郡塙町大字湯岐字
羽原谷地に設置。牛舎・堆肥舎・飼
料 庫・管 理 棟 等 を 建 設 し、準 備 が
整い次第飼育を始める予定です。
02
No.171
畜産事業におけるJA東西しらかわの新たな取り組み
●現 状
◆3.11大震災と原発事故発生による放牧の自粛、畦畔草や土手草給与自粛でのコスト高
◆原発事故による廃業や経営規模縮小等による全体母牛頭数の減少
◆畜産農家の高齢化と担い手、後継者不足による生産基盤の弱体化
◆中山間地における畜産業の減退、遊休農地の拡大による地域農業基盤の衰退
◆子牛の高騰による肥育農家の購買難と飼養頭数減少
●課 題
《当JA管内の和牛繁殖の推移》
◆担い手、後継者や新規就農者の支援と確保
◆素牛の増頭・更新で生産基盤確保と産地力向上
◆畜舎の増改築で働きやすい現場づくり
地 域畜産振 興へのモデル農場設置
●対策と構想
現状と課題を踏まえ、地域畜産業の振興と安定的な素牛供給を図る為、
JA自ら畜産事業へ参入する。
モデル的農場運営を実践し、地域の先進的な技術の導入と経営の実現により、生産者の意欲向上と経
営基盤、生産基盤の維持・拡大を図る。
◆子会社を設立し、和牛繁殖100頭経営モデル農場の運営の実践
◆管理しやすい畜舎設計により、作業効率向上
◆人と家畜・堆肥の導線分離による衛生面に配慮した環境にやさしい畜産業の実現
◆出生率向上(一年一産)や事故率軽減の為の発情発見機など、先進技術の導入による管理技術
構築と普及で、健康な牛つくりと大幅な省力化の実証
●効 果
◆生産農家の畜舎見直し、管理しやすい畜舎への増改築意欲増進
◆先進技術導入の普及拡大により、安定した生産と経営基盤強化
◆増頭・更新により優良系統普及と産地育成による生産基盤の強化
◆みりょくある畜産業への新規就農者及び後継者の増加による組織基盤の強化
◆肥育農家への安定した素牛供給で一貫した地域畜産業の発展
◆産地ブランド確立と畜産団地の形成
◆農家所得の向上と中山間地域の重要産業としての雇用創出
★ 地域畜産業の活性化を図っていく!
03
No.171
1
管内小学校に子ども向け雑誌
「ちゃぐりん」及び「JAバンク教材本」贈呈
鮫川小学校5年生の皆さん
鈴木昭雄組合長は「食の大切さを学び、農業への
理解を深めて下さい」と児童に手渡し、代表の児童は
「ありがとうございます。大切に使わせて頂きます」とお
礼の言葉を述べました。
JA東西しらかわ女性部
第14回通常総会開催
JA東西しらかわ青年連盟
第13回通常総会開催
3
常豊小学校での贈呈
4月8日、管内6市町村20小学校に子ども向け雑誌
「ちゃぐりん」及びJAバンク教材本贈呈を行いました。
「ちゃぐりん」は、当JAの食農教育応援事業の一環で
子どもたちに農業・食べ物・自然・いのちの大切さを伝
えていく事を目的に管内の小学校に毎月合計100冊を
贈呈し、今年で4年目の取り組みとなります。
JAバンク教材本は「JAバンク」の食農教育応
また、
援事業で、食・環境・農業への理解を深めてもらおうと
補助教材を制作。贈呈は今年で8年目となり、管内小学
校の5年生全員に合計540部贈呈しました。
2
総会であいさつする小磯功委員長
JA東西しらかわ女性部(柏村幸子部長)は4月13
日、第14回女性部通常総会を棚倉町の「ルネサンス
棚倉」で開催し、女性部員やJA役職員など約140名
が参加しました。
同女性部は「JA女性気づこう一人ひとり、行動しよ
う仲間とともに」を合言葉に魅力ある組織活動を目指
します。総会では、提出された4議案および付帯決議
について全議案が原案通り承認されました。
また、参議院議員の森まさこ氏を招き「女性が輝く
「少子化危機突破に向けて」という演
社会に向けて」
題で記念講演が行なわれました。
JA東西しらかわ青年連盟(小磯功委員長)は4月
4日、第13回通常総会を棚倉支店会議室で開催し、
盟友やJA役職員など約30名が参加しました。
今年度も「子供たちに未来を」をスローガンに次
世代に農業の豊かさを伝える取り組みなどを行いま
す。総会では、提出された2議案が原案通り承認さ
れました。
また、JA青年組織活動発表東北大会優秀賞の須
藤芳浩さんの活動発表や(社)農山漁村文化協会東
北支部副支部長の橋本康範氏を招き「連作に強い畑
作り」という演題で記念講演が行われました。
No.171
04
4
農産物直売所『みりょく満点物語』
2周年祭開催 ~ありがとうの感謝を込めて~
行列になった紅白餅振る舞い
6
05
好評!『桜色カレー』
『みりょく満点イチゴ』
消費宣伝活動を実施
豚汁のサービス
5
農産物直売所『みりょく満点物語』
第3回出荷者協議会総会開催
甘くて美味しいと好評でした
出荷者協議会新役員
4月4日、
いわき市内のマルト・ヨークベニマルなど4
店舗の量販店で『みりょく満点イチゴ』の消費宣伝活動
JA全
を行いました。活動には県南農林事務所職員1名、
JA職員3名にて実施しました。
農福島職員1名、
各店舗でPR活動と試食販売を通して、消費者の皆さ
「甘い・美味しい」
んの声を直接聞かせていただきました。
という意見が多く、沢山の方が買い求めてくださいました。
比較的、
粒の大きいものが好評でした。
『みりょく満点ブランド』のPR活動に努めてまい
今後も
ります。
農産物直売所「みりょく満点物語」
は4月27日、第3
回出荷者協議会総会を棚倉町「ルネサンス棚倉」で開催
し、会員やJA役職員など約100名が参加しました。
同協議会鈴木政夫会長は「計画的に出荷できるよう
栽培技術の向上と、
お客様に安全・安心を届けることを
第一に考え取り組んでいきたい」
とあいさつしました。総
会では、提出された4議案が原案通り承認されました。
また、県南農林事務所農業振興普及部の吉田昴樹氏
「生産履歴記帳の重要性について」
を招き
と題して記念
講演が行なわれました。
No.171
7
第15回JA東西しらかわ年金友の会総会開催
年金受給者紹介運動表彰のようす
鈴木廣会長のあいさつ
JA東西しらかわ年金友の会(鈴木廣会長)は4月
22日、第15回年金友の会総会を白河関の里で開催
しました。
「年
鈴木廣会長と鈴木昭雄組合長のあいさつの後、
金友の会会員による年金受給者紹介運動」の表彰式
が行われました。
議事については、塙支部の生方稔さんが議長に選出
され、
平成26年度事業報告と平成27年度事業計画
について審議していただき、原案通り承認されました。
9
園芸協議会・専門部会
合同会議開催
<年金受給者紹介運動>
【団体の部】
第一位:表郷支部
第二位:矢吹支部・棚倉支部・鮫川支部
【個人の部】
(敬称略)
優績賞:吉田 歌子 (表郷支部)
優績賞:我妻 美代子 (表郷支部)
優績賞:藤田 喜代寿 (表郷支部)
優績賞:川上 三寿子 (矢吹支部)
優績賞:鈴木 豊代 (棚倉支部)
優績賞:渡辺 勝次郎 (鮫川支部)
8
年金感謝デー開催
棚倉支店
花の種
シャベ と
ル
プレゼ を
ント
塙支店
会議のようす
4月21日、
JA東西しらかわ本店会議室で、
平成27
年度園芸協議会・専門部会合同会議を開催しました。
協議会役員・専門部会役員、当JA役職員の35名
が出席し、
平成26年度の各品目の販売経過・実績が
報告され、平成27年度における事業計画について協
議を行いました。
今年度も園芸協議会を通じ、各専門部会の連携を
図りながら「安全・安心」な農作物の生産・販売をすす
めることで決定しました。
りの
色とりど
花苗を
ト
プレゼン
4月15日の年金振込日に「年金感謝デー」を開き
ました。当JAで年金をお受取の方で窓口へご来店
頂いた方へ、日ごろの感謝の気持ちを込め、ささやか
ですがプレゼントをお渡ししました。
窓口職員は「いつもありがとうございます」と笑顔
と一緒に粗品をプレゼントしました。
No.171
06
10
管内各地で上期地区別座談会開催
矢祭〔山野井・金沢地区〕
4月中旬から下旬にかけて、管内各地区で平成27年
度上期地区別座談会が開催されました。
協議事項として平成26年度事業報告、
平成27年度
事業計画(案)、
平成27年産米の出荷契約などについ
て提示されました。
また、
今回は県南地区JA合併推進協議会からの報
告もされました。 参加された方からは、貴重なご意見を多数いただ
き、
今後の運営に役立ててまいりますので、事業へのご
理解とご協力をお願い致します。
棚倉〔天王内地区〕
12
ジュエリーフェア2015 開催
鮫川〔西山地区〕
11
中部営農センターで
ハウスキュウリ出荷開始
出荷が始まったハウス内
4月23日~25日の3日間、みりょく満点物語の
2階特設会場でジュエリーフェアが行われました。
今年度はジュエリーの他、バックの提供も行い約
300人のお客様にご来場頂きました。
また、昨年に引続き、痛みを伴うことなく指先の毛
細血管の状態が観察できる最新鋭機器「血管美人」
を使った健康ジュエリー体験コーナーも設けられ、皆
様にご好評を頂きました。
07
No.171
中部営農センターでは4月6日より、
今年度のキュウ
リ出荷が始まりました。
今年度一番早い出荷となった白河市表郷の鈴木庄
一さんのキュウリハウスでは、3月1日に苗を植え、手入
れを重ねながら、約1ヶ月で出荷を迎えることが出来ま
「3月から4月にかけて寒気が南下し、寒さの影
した。
響を受け、外側の株の生育が遅れ気味のように感じる」
と今年の生育状況を話された鈴木さん。ハウスキュウリ
は7月20日頃まで出荷を続ける予定です。
14
農産物直売所「みりょく満点物
語」
の苗市へ野菜苗育苗順調
した
しっかり て
て
苗を育
います
5月2日から、農産物直売所みりょ
く満点物語では「苗市」を開催してい
ます。この苗市に向けて、出荷者会員の皆さんは早く
から育苗を始めています。
中部営農センター管内の高橋イエさんもそのお一人
で、ナス・キュウリ・トマト・ピーマン・ハヤトウリなど数
多くの野菜苗を育てています。同じナスでも一般的な
「水ナス」
「米ナス」などお客
中長タイプだけでなく、
様の要望に応えられるよう数種類を出荷します。
会員の皆さん自慢の野菜苗と花苗が豊富に揃った
「苗市」に、是非ご来店ください。
16
西部地区で
ニラ定植実演会開催
13
キュウリ専門部会
中部支部農薬研修会開催
熱心に説明を聞く生産者の皆さん
キュウリ専門部会中部支部(鈴木彦重支部長)は、
4月17日に表郷支店会議室で「キュウリ使用農薬研
修会」を開催しました。
研修会には、県南農林事務所農業振興普及部・J
A全農福島郡山営農事業所・メーカーの先生方を講
師に迎え、農薬の使用に関する注意事項や、うどんこ
病・アブラムシ類・アザミウマ類などの防除が難しいと
言われる病害虫対策や、農薬使用ローテーションに
ついて説明を受けました。
部会員の方々は熱心にメモをとるとともに、次々と
質問が出され、有意義な研修会となりました。
15
東部地区で各部会総会開催
定植機を使った実演のようす
4月23日、
ニラ専門部会西部支部(鈴木直美支部
長)
はニラの定植機を利用した実演会を開催しました。
実演会には、生産者、県南農林事務所職員、JA担当
者ら18名が参加しました。
部会では、
ニラ定植時の作業労力軽減のため、播種
板や定植機を購入し部員に貸出しています。
今年度は面
積で約1ha、
ほとんどの生産者が取り組むようになり、定
植方法を再度学びました。
「生育管理や適
また、県南農林事務所の馬場氏から
切な防除体制について説明が行われました。
花卉生産部会の総会のようす
東部地区では、4月3日稲作専門部会東部支部、4月
8日菌茸生産部会、4月10日花卉生産部会、4月20日い
ちご生産部会の総会がそれぞれ開催されました。
総会では、
平成26年度事業報告・平成27年度事業
計画等が議案提出され承認されました。 花卉生 産部会では、平成27年度の年間目標を
5,000万円に掲げ花卉生産部会一丸となって目標に向
かうことを確認しました。
No.171
08
★水 稲 ……… 4.3ha
★トマト ………… 20a
すずき
ひろゆき
鈴 木 弘 之 さん
「棚倉町強梨」
(49歳)
次は「西部地区」を
予定しています。
情熱を注いでいます。
し かし 震 災、原 発 事 故の 影 響 で 販
売状況が大きく変わり、頑張って美味
しい米 を 作っても風 評 被 害 を 完 全に
払拭できない現状に「消費者の皆さん
には、産地にこだわらず、一度食べて
もらいたい」と強く願います。 高野 地区の農 家の方も高 齢になり
水 稲 作 付 を 辞 める 人、面 積 を 減 らす
人 が こ こ 年 で 本 当 に 増 え ま し た。
「自分が出来る限り、地域の水田を守
りたい。また、農業のこと、作物のこ
とを日々学んでいきたい」と抱負を話
してくださいました。
これからも食味豊かな米を栽培し、
地 域 農 業の発展に向けて取り組んで
ください。
No.171
09
農業技術を磨き
食味豊かな米を栽培したい
農 業を始め今年 年目を迎える鈴
木弘之さんは、水稲4 3. 、トマト
a の栽培のほか、農作業の受託作業を
行う専業農家です。
鈴木さんのお宅は代々専業農家で、
会社員だった弘之さんは「農業を継ぐ
なら若いうちに」と 歳を機に農業を
始めました。現在は、ご両親と3人で
農作業を行っています。
農 業 にや り 甲 斐 を 感じ、意 欲 的 な
経 営 を目 指 す 弘 之さんは、平 成 年
に認 定 農 業 者 となり、経 営 方 針 や 役
割分担、就業環境などについて家族協
定 を 結 び、弘 之 さんは 主に 水 稲 を 担
当、ご両親がトマトを担当しています。
また、平成 年から毎年、国内最大
規模の米のコンクール、米・食味鑑定
士協会が主催する「米・食味分析鑑定
コンクール」に参加しています。 昨 年の 食 味 値 は 点 半 ばで、どう
やって食味を上げていくかを課題に作
業に取り組んでいます。美味しい米作
りには欠かせない土づくりに取り組み
ながら、新しい肥料を試すなど、試行
錯誤を重ねつつ、食味豊かな米作りに
24
20
24
10
10
40
90
ha
営農
ナスの栽培
《ナス栽培カレンダー》
月旬
4月
5月
6月
植えつけ
作業
内容
7月
8月
支柱立て
追肥
9月
10月
収穫
《ナス栽培方法》
1. 畑の準備
《施肥設計
(10a当り)
》
●植え付け2週間前に、苦土石灰を1㎡あたり約150g
まき深さ30㎝位まで耕す。
●植え付け1週間前には基肥を入れ、高さ15㎝位の
ベット畝を作る。 ※マルチを敷くと除草に良い
2. 植え付け
区分
肥料名
土壌改良剤 顆粒苦土石灰
基肥
粒状ようりん
基肥
まんてん7
あさひエース
追肥
施肥量(kg)
200
40
200
ナビ
ナ ス
「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざをよく耳にします。この意味については諸説
ありますが、秋ナスが美味しいのは誰もが知るところです。しかし、秋ナスを収穫する
には、夏を乗り切り秋まで健全に育てることが必要です。
80
●無風の日の午前中に植え付ける。
●根鉢を崩さないようにポットから抜き取り植穴に植える。
●植え終わったら根本に軽く水をかけ土を落ち着かせる。
※仮支柱を立てると苗の風よけになる。
3. 支柱を立てる
●気温が上がり苗が大きくなったら本支柱を立てる。
●根元から数㎝離して1mから1m50㎝の物を垂直に立てる。普通は1m位。
4. 仕立てる
●1番花がついたら、その主枝とその下から出た脇芽を2本残し3本仕立てにする。
私 がご 紹 介
します!
5. 敷きワラ
●雨の跳ね返りで葉が病気にならないよう、梅雨入り前に敷きワラする。
※敷きワラの厚さが3㎝以上になると地温が下がり青枯病の発生を抑えるので、始め薄
く、気温が上がってきたら厚めにする。
6. 追 肥
●植え付け1ヶ月後位から、月1回の割合で1aあたり2㎏位追肥する。
※追肥は年間総使用量で1aあたり8㎏になります
東部営農センター
神永 竜太郎
7. 収 穫
●6月半ば頃から収穫(開花後20~25日後)
※収穫方法は2つあり、一般的な実だけを採る方法と、枝ごと収穫する方法がある。この
方法だと草丈が高くならないので管理しやすい。
(営農総合指導員)
8. 更新選定
●7月下旬に収穫が少なくなってきたら、主枝と2本のわき枝をそれぞれ短く切り戻し、新し
い枝に更新する。※1ヶ月位で開花・結実し始める。
《病害虫対策》
使用
期限
使用
回数
うどんこ病 ジーファイン水和剤 1,000~2,000倍
前日
-
うどんこ病
700倍
前日
4
1,000倍
前日
4
灰色かび病 ロブラール水和剤
1,000~1,500倍
前日
4
アブラムシ
2,000~3,000倍
前日
6
病害虫
薬剤名
サンヨール
灰色かび病 ダニコール1000
マラソン乳剤
希釈倍率
ハダニ
アーデント水和剤
1,000倍
前日
4
ハダニ
サンクリスタル乳剤
300~600倍
前日
-
No.171
10
え い の う
平成27年産米の生産・販売方針
JAの安全・安心への取り組み
天のつぶ
標高 300m以下
出荷契約
平坦地
生産目標
こがねもち
はじめに
食 の 安 全・安 心 確 保 推 進 活 動 を
中 心 に、ト レ ー サ ビ リ テ ィ 及 び ポ
ジティブリスト制度への対応を強
化します。
(1)生産基準にもとづく米づくり
(2)生産履歴記帳運動の徹底
(3)トレーサビリティシステムの
運用強化
(4)コンタミ防止の徹底
(5)カ ド ミ ウ ム 分 析・残 留 農 薬 分
析・DNA鑑定の実施
個人情報の利用に対する対応
山間地
(標高500m以上)
たかねみのり
(1)
JA東 西 し ら か わ 高 品 質 米 確
保運動の展開
①玄米タンパク質6.4%以下
②整粒歩合80%以上
③1等米比率95%以上
④水分15.0%
⑤粒厚1.85㎜ 以上
(みりょく満点米は1.9㎜ )
⑥種子更率100%の確保
⑦適正量目の確保
紙袋皆掛30.5㎏・
フレコン18俵皆掛
1,032.0㎏
標高 400m以下
JAで は、適 地 適 品 種 作 付 を 基
本に高品質米安定生産に取り組ん
でいます。
ま た、安 全・安 心 と 高 い 信 頼 性
を 確 保 す る た め、ふ く し ま の 恵 み
安全対策協議会による全量全袋検
査を実施するとともに、
「放射性物
質 が 検 出 さ れ な い 米 づ く り」を 指
針とした生産に引き続き取り組ん
でまいります。
つ き ま し て は、皆 様 か ら 出 荷 契
約を頂き有利販売に努めてまいり
ま す の で、全 量 集 荷 目 標 1 2 万 5
千 俵 へ 向 け て、ご 理 解 と ご 協 力 を
お願いいたします。
個 人 情 報 の 利 用・第 三 者 へ の 提
供については生産者の同意を得る
こととします。
ひとめぼれ
(2)みりょく満点米の作付面積維
持・拡大
大口集荷対策
標高 350m以下
対 策 内 容 に つ い て は、集 荷 前 に
提示します。
No.171
11
コシヒカリ
(3)主 要 品 種 作 付(適 地 適 作)誘
下記に掲載
導指標 ※
主要品種作付誘導指標
(1)基本的な考え方
生産者からの委託販売方式を基
本 と し、流 通 情 勢 を 踏 ま え 弾 力 的
な運用をはかります。
(2)契約方法
①出 荷 可 能 数 量 の 全 量 を、品 種
別、制度別、用途別に5月末ま
でに契約します。
②非主食用米は区分して別に契
約します。
(3)出荷契約金の支出
JAに対する出荷契約数量の積
み 上 げ と、出 来 秋 の 集 荷 の 実 効 を
は か る た め、生 産 農 家 の 希 望 に よ
り 自 己 資 金 で 支 出 し ま す。そ の 際
の金利(利率)はJAが決定するこ
ととします。
対象は出荷米の契約数量に対し
て、60kg 当たり3,000円と
し ま す。大 口 米 穀 生 産 者 に 対 し て
は別途対応します。
チヨニシキ
山沿い
(標高300m以上)
中山間地
(山沿いと山間地
の中間)
あきたこまち
作付誘導地域
品 種
(4)営 農 セ ン タ ー と 連 携 し、カ ン
ト リ ー エ レ ベ ー タ ー・ラ イ ス
センターの利用率向上を図り
ます。
(5)農 産 物 検 査 に つ い て は、検 査
事務の円滑化と検査技術の向
上に努めます。
5月末まで
JA東西しらかわの取組み
(1)直 販 契 約 等 に よ る 販 売 先(需
要)と結び付けた取引の拡大
(2)生産者との出荷契約を基本に、
販売を起点とする米穀事業
出荷契約の特典
5 月 末 ま で に 出 荷 契 約 を し、
J
Aに出荷頂いた出荷米に対しては
紙袋代金を出荷実績により返戻し
無 償 と し ま す(加 工 米・非 主 食 用
米・政府備蓄米は除く)。
出荷契約の申込みは
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