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8 救助編 [PDFファイル/246KB]
NBC災害訓練の様子 1.救助体制 本市の救助業務は、昭和 53 年 4 月に 32mはしご車とポンプ車により救助業務を開始し、翌年 3 月に救助工作 車を配置しました。その後、鉄道・高速道路の開通による社会情勢の急激な発展により災害が複雑大規模化し、 「救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令」(昭和 61 年 10 月)の施行に伴い、昭和 62 年 8 月に現在 の体制の基礎を整備し、平成元年に 15mはしご車を配置、平成 3 年に 32mはしご車から 35mはしご車に更新、 平成 25 年 4 月1日より特別救助隊に改めました。 また、生活環境の複雑多様化により救助事象も広範囲に及んでおり、あらゆる救助事象に対応するため 「安全・確実・迅速」を基本理念とし、時代に適応した更なる救助体制の充実強化を積極的に取り組んでいま す。 2.救助出場状況 救助出場件数 62件 その他 12件 19% 火災 12件 19% ガス酸欠 1件 2% 交通 6件 9% 水難 13件 21% 建物 16件 26% 風水自然 1件 2% 機械 1件 2% 火災 交通 水難 風水自然 機械 建物 ガス酸欠 その他 (1) 救助出場状況 平成 26 年中 計 裂 合 破 欠 ス その他 酸 ガ 建物等 然 水 械 自 風 難 機 水 通 災 区 交 火 事故種別 分 出場件数 12 6 13 活動件数 12 2 救助人員 3 活動人員 活動車両 1 1 16 1 12 62 12 1 15 1 8 51 2 7 1 15 1 8 37 82 28 151 11 92 3 63 430 31 9 66 4 32 1 22 165 −55− (2)活動概要 平成 26 年中 発生月 発生場所 事故種別 1月 南町地内 建物火災 検索活動を実施し逃げ遅れた要救助者1名を救出したもの 1名 2月 美女木 地内 その他の 事故 建築資機材の下敷きになった要救助者1名をマット型空気ジ ャッキと油圧式救助器具を使用し救出したもの 1名 3月 南町地内 その他の 事故 急病により建物 2 階から動けない要救助者 1 名を三連梯子及び ロープを使用して救出したもの 1名 4月 笹目地内 機械事故 食品加工機械に腕を巻き込まれた要救助者 1 名をエアーソー と工具を使用し救出したもの 1名 5月 笹目地内 その他の 事故 自転車のペダルと本体の間に足を挟まれた要救助者 1 名を工 具を使用し救出したもの 1名 6月 喜沢南 地内 建物火災 検索活動を実施し逃げ遅れた要救助者1名を救出したもの 1名 7月 下笹目 地内 水難事故 活動概要 救助人員 荒川水面で溺れていた要救助者 1 名をレスキューボードを使 用して救出したもの 1名 9月 南町地内 水難事故 菖蒲川に入水した要救助者1名をかぎ付き梯子を使用して救 出したもの 1名 12 月 川岸地内 交通事故 大型トラックの下敷きになっていた要救助者 1 名をマット型 空気ジャッキを使用し救出したもの 1名 低所にいる要救助者の救出訓練 彩湖で実施した潜水訓練 −56− (3)他市救助応援出場 (4)他市救助応援出場概要 平成 26 年中 合 計 裂 欠 ス その他 破 酸 ガ 械 然 水 難 建物等 機 自 風 水 通 災 市 交 火 事故種別 平成 26 年中 発生 月 発生 場所 事故 種別 応援概要 水難 事故 埼玉県南西部消 防本部、さいたま 市消防局、埼玉県 警機動隊ととも に検索活動を行 ったもの 水難 事故 東京消防庁、川口 市消防局、埼玉県 防災航空隊とと もに水面の広域 検索を行ったも の 名 東京都 1 1 和光 市内 3月 さいたま市 蕨市 川口市 東京 都内 6月 和光市 1 1 3.救助出場の推移 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 77 74 64 62 62 50 22年 23年 52 44 24年 出場件数 62 51 25年 26年 活動件数 年別救助活動状況 活 件 場 数 動 数 裂 出 件 破 ス 欠 その他 ガ 酸 建物等 然 水 械 自 風 難 機 水 通 災 年 交 火 事故種別 77 62 別 平成 22 年 26 9 11 1 11 平成 23 年 24 13 8 4 8 平成 24 年 14 14 6 1 7 平成 25 年 8 14 8 1 21 平成 26 年 12 6 13 1 16 1 −57− 19 2 15 74 64 1 7 50 44 10 62 52 12 62 51 1 4.消防本部保有資機材 平成26年4月1日現在 一般救助用器具 ・ ・ ・ ・ ・ ・ かぎ付はしご 三連はしご ワイヤはしご 空気式救助マット 救命索発射銃 サバイバースリング 及び救助用縛帯 ・ 平担架 破壊用器具 ・ 万能斧 ・ ハンマー ・ 携帯用コンクリート 破壊器具 ・ 削岩機 ・ ハンマドリル 隊員保護用器具 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 耐電手袋 耐電衣 耐電ズボン 耐電長靴 防塵メガネ 携帯警報機 防毒マスク 化学防護服(陽圧式化学 防護服を除く) 陽圧式化学防護服 耐熱服 放射線防護服 特殊ヘルメット 保有数 10(2) 9(1) 2(1) 1(1) 1(1) 22(22) 1(1) 重量物排除用器具 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 保有数 12(3) 17(3) 2(1) 2(1) 2(1) 検知・測定用器具 ・ ・ ・ ・ ・ 生物剤検知器 可燃性ガス測定器 有毒ガス測定器 酸素濃度測定器 放射線測定器 ※1有毒ガス検知管 ※1化学検知器 保有数 10(5) 4(2) 4(2) 4(2) 49(8) 26(5) 36(5) 24(4) 4(4) 2(0) 2(2) 0 油圧ジャッキ 油圧スプレッダー 可搬ウィンチ マンホール救助器具 救助用簡易起重機 マット型空気ジャッキ 大型油圧スプレッダー 救助用支柱器具 チェーンブロック ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 保有数 5(4) 3(2) 3(2) 1(1) 0 2(1) 2(1) 1(1) 1(1) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 保有数 0 5(2) 4(2) 5(2) 2(1) 1(1) 1(1) 水難救助用器具及び 高度救助用器具 保有数 潜水器具 救命胴衣 水中投光器 救命浮環 浮標 救命ボート 船外機 水中スクーター 水中無線機 水中時計 水中テレビカメラ 画像探索機 地中音響探知機 熱画像直視装置 夜間用暗視装置 電磁波探査装置 二酸化炭素検査装置 水中探査装置 地震警報器 6(6) 38(10) 6(6) 9(2) 3(2) 9(2) 8(1) 0 1(0) 6(6) 0 0 0 4(1) 0 0 0 0 0 ※ この表は、総務省消防庁救助調査業務に基づき作成。 ※ ()内の数は、救助隊保有数。 ※1 救助調査業務の項目に該当しないが、当市において保有している資機材。 −58− 切断用器具 油圧切断機 エンジンカッター ガス溶断器 チェーンソー 鉄線カッター 空気鋸 大型油圧切断機 空気切断機 コンクリート・鉄筋 切断用チェーンソー 保有数 1(1) 9(1) 1(1) 3(1) 12(2) 1(1) 4(3) 1(1) 0 呼吸保護用器具 保有数 空気呼吸器 空気補充用ボンベ 酸素呼吸器 簡易呼吸器 防塵マスク 送排風機 エアラインマスク 59(9) 0 5(5) 4(2) 39(5) 1(1) 0 その他の救助用器具 保有数 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 簡易画像探索機 除染シャワー 除染剤散布器 登山器具 バスケット担架 投光器 携帯投光器 携帯拡声器 携帯無線機 応急処置用セット 車両移動器具 緩降機 ロープ登降機 救助用降下機 発電機 ウォーターカッター 大型ブロアー 1(1) 1(0) 1(0) 0 6(2) 14(2) 38(9) 14(6) 14(2) 10(1) 1(1) 4(2) 4(4) 0 12(3) 0 0