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第1学年授業シラバス

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第1学年授業シラバス
第1学年授業シラバス
哲
生
命
倫
心
理
生
命
科
学
生
命
科
学
医
療
社
会
い の ち と 環 境 の 科
文
章
表
ヒ ュ ー マ ン コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ
情
報
科
英
語
英
語
医
療
統
計
医 療 と ボ ラ ン テ ィ
健
康
ス
ポ
ー
社
会
と
医
医
療
経
済
基
礎
医
療
法
日
本
国
憲
ヘ ル ス ケ ア エ デ ュ ケ ー シ ョ
T O E I C 対 策 英
生 命 と 物 質 の サ イ エ ン
くすりを理解するための有機化
チ
ー
ム
医
療
学
理
学
Ⅰ
Ⅱ
学
学
現
ン
学
Ⅰ
Ⅱ
学
ア
ツ
療
学
学
法
ン
語
ス
学
論
医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン
コ
医
医
地
新
災
健
プ
夢
世
基
視
心
視
臨
視
ン タ ク ト レ ン ズ の 基
療 数 理 科 学 入 門
療 数 理 科 学 入 門
域 健 康 管 理 学 入
薬 発 見 の ケ ー ス ス タ デ ィ
害 か ら の 復 活 と 公 衆 衛
康
づ
く
り
演
レ ホ ス ピ タ ル ケ ア 概
の
D
D
界 に 羽 ば た く 医 療
礎
医
能
心
理
身
発
達
能
解
剖
床 医 学 Ⅰ ( 内 科
能 障 害 学 Ⅰ ( 入 門
礎
Ⅰ
Ⅱ
門
ー
生
習
論
S
人
学
学
学
学
)
)
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視Ⅰ-1
2
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8
10
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59
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67
69
71
73
75
77
79
81
83
86
哲 学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
宇 多 浩
准 教 授
標
この講義では、身体・病い・死といったテーマに即しながら、「人間とはどのような存在か」という問題を
考えていきたいと思います。
一言で「人間」といっても、それをどのように捉えるかによって、まったく違う見方が生じてきます。純粋
に科学的に見るならば、人間の身体は一種の物質であり、科学法則に従う精密な機械のように捉える
ことができます。他方で、当の「生きる主体」の観点から見れば、「身体」とは単なる物質ではなく、「心」
と「身体」を厳密に区別することもできません。
また当の「生きる主体」の立場から見るならば、人間は周囲の環境への関わりから切り離して考えるこ
とはできず、ともに生きる他者との関わりからも切り離すことができません。私たちが「人間存在」を考え
るときには、それを身体-心、自己-環境、自己-他者というように別々に切り離して考えるのではな
く、それらのつながりを内に含んだ「全体的な存在」として捉えることが重要になります。このような趣旨
のもとで、講義では、人間存在のあり方を、身体と心との関わり、自己と環境との関わり、自己と他者と
のつながり、といった観点から考察していきたいと思います。(講義の内容や順番は、都合により変更するこ
とがあります。)
評価方法・評価基準
・成績評価は、①平常点(約30%)②試験(約40%)③レポート(約30%)によって総合的に評価する。
・平常点は、2~3に1回ほどの割合で課す小課題によって評価する。
・定期試験は授業の内容に関する論述問題を課す。資料の持ち込みは認められない。
・欠席の多い学生や、授業態度の良好でない学生は、例年、単位を落とす可能性が高いので留意
すること。
準 備 学 習 の 内 容
①授業中に配布する課題プリントは自宅で読んでおくこと。
② レポートを作成するまでに、授業に関連する文献を必ず1冊以上、読んでおくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書:なし
参考文献:アーサー・フランク 『からだの知恵に聴く』 (日本教文社)
カイ・トゥームズ 『病いの意味-看護と患者理解のための現象学』
(日本看護協会出版会)
視Ⅰ-2
哲学
№
実施日
時限
1
4.8(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
2
4.15(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
3
4.22(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
4
5.13(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
5
5.20(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
6
5.27(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
7
6.3(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
8
6.10(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
9
6.17(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
病いの意味 (2)
病いに対するさまざまな意味づけが、当事者に対してどのような影
響を与えるのか、について考える。
病いの意味 (3)
ナンシー・メアーズの『車椅子の高さで』を読みながら、「障害」がそ
れを生きる当事者にとってどのような意味をもっているのか、について
考える。
名前
役職
所属
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
10
6.24(水)
2
宇
多
(総合教育
浩 准教授 センター)
11
7.1(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
12
7.8(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
13
7.15(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
14
7.22(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
15
7.29(水)
2
宇
多
浩 准教授 センター)
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
(総合教育
行動目標
講義の概要
デカルトの哲学 (1)
デカルトの『省察』を読みながら、心身二元論の特徴を確認し、その
問題点を見ていく。
デカルトの哲学 (2)
デカルトの『人間論』に即しながら、デカルトの機械論的な身体観と
それがもつ意義を検討する。
身体とは何か (1)
メルロ=ポンティの『知覚の現象学』を踏まえながら、身体経験の特
色、身体の両義的なあり方について考察する。
身体とは何か (2)
病いによって身体経験はどのように変化するのか、について見てい
く。
身体と環境世界 (1)
「主体としての身体」が環境世界との関わりにおいてどのような役割
を果たしているのか、について見ていく。
身体と環境世界 (2)
トゥームズの議論を参照しながら、身体の病いが環境世界への関わ
り方にどのような影響を及ぼすのか、について考察する。
病いの意味 (1)
「科学にとっての病い」と「生きる主体にとっての病い」の違いを確認
しながら、「病いを生きること」の意味について考える。
死について考える (1)
ホスピスでの終末期ケアを参考にしながら、死にゆく人々と他者との
つながりの重要性について考える。
死について考える (2)
キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間』を参照しながら、「死に直面した人
間」がたどる心理過程について理解する。
死について考える (3)
ハイデガーの『存在と時間」における死の考察を参考にしながら、自
己の死へのかかわり方について考える。
死について考える (4)
柳田邦男の『犠牲』を参考にしながら、「二人称の死」と「三人称の
死」の違いについて考える。
講義のまとめ
視Ⅰ-3
生命倫理 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
冲 永 隆 子
准 教 授
標
生命倫理(バイオエシックスBioethics)とは、生命科学、ヘルスケアの分野での人間のあり方を、倫理
的、道徳的観点から系統的に論ずる学問として、欧米を中心に1970年代に体系立てられた学際的学
問である。バイオエシックスは、もともと1960年代のアメリカにおいて、「インフォームド・コンセント(患者
が医師より治療に対する説明を受け、理解した上での熟知同意)」や「患者の自己決定権」などの確立
を求める医療消費者運動を契機として誕生し、自然環境保護・人種差別・反戦平和・女性解放などの
社会運動と連動しながら学問的に確立されてきた。日本においてバイオエシックスが本格的に紹介さ
れたのもほぼその時期であり、「日本生命倫理学会」「日本医学哲学・倫理学会」等の様々な医学系、
人文社会系の学会で、生命(いのち)に関わる倫理的諸問題について、領域横断的に活発な議論が
日々交わされている。
本講義では、生命の誕生から終焉に至るまでの社会的倫理的諸問題について、バイオエシックス的
見地から、具体的な対応策を模索することを目的に、ほぼ毎回のレポート(VTR感想文)課題やグルー
プ討論を通して、個々人の思考訓練の場をめざしたい。他人の意見と比較し、自分の見解を他に示す
こと、また、当事者としての自己決定意思能力を養い、決定できる自己をつくるアイデンティティ形成に
参与しうるこうした訓練が、大学卒業後、医療従事者として社会で活躍する学生各人に役立つことを期
待したい。具体的には、医療現場で遭遇する倫理的なジレンマを扱い、関係者間での倫理的調整を
行うための基礎となる倫理に関する諸理論、倫理原則・倫理綱領について教授する。医療現場や専門
分野での倫理的課題に直面するにあたり、倫理原則に則った推論を経て結論を出すことを目標とす
る。
評価方法・評価基準
試験+受講状況(出席・授業態度・取り組み)を80%、平常点として数回のレポート(VTR感想文)およ
び『命は誰のものか』(香川知晶著)の読書感想文など提出状況を20%として総合評価する。なお、本
試験は出席を前提とした内容(VTR感想文を書かせる問題など。試験は資料等持込不可)を出題する
予定である。出席と授業への取り組みをもっとも重視するため、まじめに受講することを期待したい。
準 備 学 習 の 内 容
指定した教科書およびレジュメの次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
・塚田敬義、前田和彦編『生命倫理・医事法』(医療科学社、2015)
(→受講用テキスト)
・香川知晶著『命は誰のものか』(ディスカバー携書、2009)(→課題レポート用参考書)
以上を購入すること。
※『生命倫理・医事法』が未公刊であれば、『看護学生のための医療倫理』(丸善出版、2012)を使用し
ます。医療者全体に共通する必要不可欠な医療倫理の概説部分を主に扱います。
視Ⅰ-4
生命倫理
№
実施日
時
限
名前
役職
所属
(総合教育
行動目標
バイオエシックス(生命・医療倫理)誕生の歴史(1):軍事医学研究上の
倫理(独:ナチスの人体実験、日:731部隊の人体実験)→臨床・医学研
究の倫理確立、被験者の権利保護 KW:ナチス犯罪「夜と霧」、ニュー
ルンベルク綱領(1947)、ヘルシンキ宣言(1964)、インフォームド・コンセ
ント(IC)
バイオエシックス誕生の歴史(2):医学研究上の倫理(米:タスキーギ事
件、ウイロー・ブルック事件、ユダヤ人慢性疾患病院事件、シカゴ・マラリ
ア研究、放射線被爆人体実験)、臨床現場の倫理、患者の権利保護
KW: 患者の権利章典(米1973、日1991)、リスボン宣言(1981)、患者の
自己決定権、IC
患者の権利(1):治療選択権、Case Study―エホバの証人輸血拒否問
題(ビデオ:生命倫理を考える 終わりのない8編の物語「②花のプレゼン
ト」丸善1995) KW:ヒポクラテスの誓い、パターナリズム、生命倫理4原
則(ビーチャム)、臨床倫理4分割表(ジョンセン)J.Sミルの他者危害原
則、QOL、SOL
患者の権利(2):治療拒否権、Case Study―重度の火傷を負った患者
の治療拒否問題(ビデオ:「いのちは誰のものか ダックス・コワートの場
合」丸善1995) KW:臨床倫理4原則(医学的適応、患者の意向、QO
L、周囲の状況)
1
4.13(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
2
4.20(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
3
4.27(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
4
5.11(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
3
(総合教育 命措置の問題(ビデオ:生命倫理を考える 終わりのない8編の物語「①
冲 永 隆 子 准教授 センター)
老人の友」丸善95) KW:臨床倫理4原則(医学的適応、患者の意向、Q
(総合教育
(総合教育
(総合教育
患者の権利(3):治療拒否権、Case Study―終末期医療・緩和ケア、延
5
5.18(月)
6
5.25(月)
3
7
6.1(月)
3
OL、周囲の状況)
終末期医療(1)―緩和ケア 末期がん患者への全人的ケア(トータルケ
ア)Case Study―いのちをみつめる(ビデオ:「ともに死に向かう 鳥取ホ
(総合教育
冲 永 隆 子 准教授 センター) スピスの現場から―野の花診療所 徳永進医師) KW:緩和ケア、エン
ドオブライフケア、ホスピスケア、ビハーラケア、スピリチュアルケア、
WHOの健康定義
終末期医療(2)―緩和ケア 「ホスピス・緩和ケア」に関する概論 Case
(総合教育
冲 永 隆 子 准教授 センター) Study―いのちをみつめる KW:キュブラー・ロス、シシリー・ソンダース
、柏木哲夫、日野原重明、セデーション(鎮静)、WHO疼痛緩和方式
(総合教育
終末期医療(3)―安楽死 概念整理・現状 KW:死ぬ権利、安楽死、医
師による自殺幇助、ホームドクター制、インフォームド・コンセント、自己
決定権 Case Study―オランダの現状(安楽死法2001)、世界における
安楽死・尊厳死に関する法律(ビデオ:「依頼された死~スペースJスペ
シャル」1994、毎日)
終末期医療(4)―安楽死 概念整理・現状 KW:慈悲殺、6要件(山内
事件)、4要件(東海大事件) Case Study―日本の現状「山内事件(19
62)」「東海大事件(95)」、「国保京北町事件(96)」(ビデオ:クローズ
アップ現代「私の呼吸器を外してください」2009、NHK)
終末期医療(5)―尊厳死 概念整理・現状 KW:尊厳死、患者の意思
表示(事前指示)、リビングウイル、蘇生拒否(DNR)、患者の持続的委任
権法(1983)、患者の自己決定権法(1990) Case Study―米国の現状
「カレン・アン・クインラン事件(75-76)「ナンシー・クルーザン事件(83 92)」
8
6.8(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
9
6.15(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
10
6.22(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
3
(総合教育 表示(事前指示)、尊厳死法 Case Study―日本の現状「射水市民病院
冲 永 隆 子 准教授 センター)
(人工呼吸器取り外し)事件2000-05)」尊厳死法制化の動き(ビデオ:
(総合教育
(総合教育
終末期医療(6)―尊厳死 概念整理・現状 KW:尊厳死、患者の意思
11
7.6(月)
ローズアップ現代「人生の最期をどう迎えるのか」2012、NHK)
(総合教育
脳死と臓器移植(1)―概念整理 KW:脳死、脳死判定、死の三徴候、
臓器移植Case Study―遷延性意識障害(持続的植物状態)と脳死の違
い、脳死が臓器提供と結びつくまで、日本の現状(臓器移植法改正200
9) (ビデオ:クローズアップ現代「突然の脳死 臓器提供に揺れる家族
たち」2012 NHK)
脳死と臓器移植(2)―脳死臓器移植の現状 KW:ドナー、レシピエント、
ドナーカード、臓器移植法、有機的統合体説、パーソン論 Case Study
―臓器提供意思表示形式、海外の現状(ビデオ:「ティーンズTV・ワー
ルドドキュメント 脳死移植―生と死の問いかけ」NHK教育、2001)
脳死と臓器移植(3)―子どもの脳死移植 KW:長期脳死、虐待を受け
た児童からの臓器提供 Case Study―小児脳死臓器移植の諸問題(参
考資料:宗教情報センターコラム「犠牲を伴う移植医療―救われるいの
ち、棄てられるいのち」)、ビデオ:「NHK特集 剛亮生きてや~脳死を
見つめた78時間」1987など)
12
7.13(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
13
7.16(木)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
14
7.17(金)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター)
15
7.27(月)
3
冲 永 隆 子 准教授 センター) 総復習
(総合教育
(総合教育
(総合教育
視Ⅰ-5
心理学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
野 川 由 紀 講 師
標
視能訓練士は人と関わる職業であるため、心理学の知識は欠かせないものである。
この「心理学」ではみなさんが実際に視能訓練士として仕事をしていく上で、本当に役立つ心理学(そ
うであると私は信じていますし、実際そうでした。これは役に立ちますよ!)を伝えるので、これを仕事を
していく上で活かしてもらいたい。
評価方法・評価基準
出席状況を10%、授業中に行なう小テストを30%、試験を60%の割合で評価する。
準 備 学 習 の 内 容
準備学習より復習に力を入れてもらいたい。具体的には授業時に指示する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書 『看護学生のための心理学』 長田久雄 編集 医学書院
参考書 『行動分析学入門』杉山尚子 島宗理 佐藤方哉 リチャード・W・マロット マリア・E・マロット
産業図書
視Ⅰ-6
心理学
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
9.15(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動する人間の理解
2
9.29(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動の科学(1)行動とは
3
10.6(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
問題はどこにあるのか
4
10.13(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動の原因についての考え方
5
10.20(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動とはなにか
6
10.27(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動の科学(2)原因の考え方
7
11.10(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動随伴性
8
11.17(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動随伴性の種類
9
11.24(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動科学の医療場面での実践
10
12.1(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
知識を与える
11
12.8(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
技術を教える
12 12.15(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
随伴性を設定する
13 12.22(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動を増やす場合
14
1.5(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
行動を減らす場合
15
1.19(火)
3
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
なぜ随伴性か
行動目標
視Ⅰ-7
生命科学Ⅰ 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
佐 藤 一 朗 講 師
標
自然界にはヒトのみならず様々な生命があふれ、相互に影響し合って生命活動を営んでいる。この講
義ではマクロ(自然界での生物の分布など)からミクロ(遺伝子の発現などの分子生物学的分野)におよ
ぶ幅広い視点から生命活動の原理を学び、「生命とは何か、またヒトとは何か」について思慮を深めるこ
とを目標とする。
前半では、マクロな視点から生物学を学び、地球規模での生命活動にふれる。
中盤から後半にかけては、タンパク質や遺伝子などによるミクロな視点から生命活動を理解する。
高等学校の教育課程において「生物」分野を未履修の者、あるいは十分に修得しえなかった者は事
前学習として、高校教科書で扱われている講義関連項目ぐらいは参照しておくことが望まれる。
評価方法・評価基準
試験(評価上のウエイトとして、おおよそ90%)と、質疑応答などの受講態度(10%)を総合して評価す
る。受講態度によっては、以降の出席を許可しない(したがって評価の対象にしない)場合がある。出席
記録に不正があった場合も、これに準ずる。学生証不所持の場合、講義開始前に申し出ること。
出席が規定回数(2/3以上)に満たない者は単位認定の対象とならないので十分注意すること。講義
開始時刻後20分を経過した遅刻は出席扱いとしない(ただし聴講は随意)。
準 備 学 習 の 内 容
毎回、教科書の授業相当部分を事前に読んでおくこと。さらに下記参考書等を活用し復習することに
よって、講義内容を補完しておくこと。欠席は次回以降の講義内容の理解の上で大きな支障となること
に十分留意されたい。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書:和田 勝 著「生物学の基礎-生き物の不思議を探る-」東京化学同人。ISBN:978-4-80790785-4。
ほか、補足資料としてプリントを配布することがある。
参考書:池内昌彦 他「エッセンシャルキャンベル生物学」丸善。ISBN: 978-4-621-08399-4。
池内昌彦 他「キャンベル生物学 原書9版」丸善。ISBN:978-4-621-08560-8。
中村桂子/松原謙一 (翻訳) Essential細胞生物学 原書第3版 ISBN: 978-452426214-4。
その他、高校教科書「生物基礎、生物」、など。
視Ⅰ-8
生命科学Ⅰ
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
4.14(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生物学への短い序章
2
4.21(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
水と生命の惑星・地球 1
3
4.28(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
水と生命の惑星・地球 2
4
5.12(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生命は細胞から、そして分子からなる 1
5
5.19(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生命は細胞から、そして分子からなる 2
6
5.26(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
タンパク質が生命現象の鍵となる 1
7
6.2(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
タンパク質が生命現象の鍵となる 2
8
6.9(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
遺伝子がアミノ酸の並び方を決める 1
9
6.16(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
遺伝子がアミノ酸の並び方を決める 2
10
6.23(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
遺伝子がアミノ酸の並び方を決める 3
11
6.30(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
DNAは生命の設計図 1
12
7.7(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
DNAは生命の設計図 2
13
7.14(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
DNAは生命の設計図 3
14
7.21(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
DNAは生命の設計図 4
15
7.28(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り、習熟度確認
行動目標
視Ⅰ-9
生命科学Ⅱ 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
佐 藤 一 朗 講 師
標
生命科学Ⅰに引き続き生命科学Ⅱを講義する。一般教育目標は生命科学Ⅰと同じ。
この講義では、エネルギー生産、細胞周期、遺伝、環境適応、遺伝子操作などについて学習を進め
る。
評価方法・評価基準
生命科学Ⅰと同じ。
準 備 学 習 の 内 容
生命科学Ⅰと同じ。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書:和田 勝 著「生物学の基礎-生き物の不思議を探る-」東京化学同人。ISBN:978-4-80790785-4。
ほか、補足資料としてプリントを配布することがある。
参考書:池内昌彦 他「エッセンシャルキャンベル生物学」丸善。ISBN: 978-4-621-08399-4。
池内昌彦 他「キャンベル生物学 原書9版」丸善。ISBN:978-4-621-08560-8。
中村桂子/松原謙一 (翻訳) Essential細胞生物学 原書第3版 ISBN: 978-452426214-4。
その他、高校教科書「生物基礎、生物」、など。
視Ⅰ-10
生命科学Ⅱ
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
9.15(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生きるにはエネルギーが必要 1
2
9.29(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生きるにはエネルギーが必要 2
3
10.6(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
細胞は増え、個体が生まれる 1
4
10.13(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
細胞は増え、個体が生まれる 2
5
10.20(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
突然変異は必ずおこる 1
6
10.27(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
突然変異は必ずおこる 2
7
11.10(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
環境への適応と生物の多様性 1
8
11.17(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
環境への適応と生物の多様性 2
9
11.24(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
環境の中で生きるための戦略 1
10
12.1(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
環境の中で生きるための戦略 2
11
12.8(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
環境の中で生きるための戦略 3
12 12.15(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
宇宙船地球号で共に生きる
13 12.22(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生命に関わる科学 技術 1
14
1.5(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
生命に関わる科学 技術 2
15
1.19(火)
2
佐 藤 一 朗
講師
(医療共通
教育研究
センター)
講義の振り返り、習熟度確認
行動目標
視Ⅰ-11
医療社会学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
大 滝 恭 弘 准 教 授
標
医学は実学であり、医療は生身の人間を相手にする営みです。ここ数十年、医学の急速な進歩によ
り、実学である医学が国民から離れていってしまうという状況が生じました。その結果、終末期医療、ド
ラッグラグ、予防接種行政等様々な場面において、従来の医療制度と現実における医療の実践との間
に大きな解離が生じることになりました。
本講においては、医療とそれを取り巻く社会的要因を具体的事例を用いて検討することを通じて、
① 現在の医療の実践における問題を複眼的視点でとらえられる力を身につけること
② 多数当事者間における問題解決方法を考察し、あるべき医療制度を模索する能力を身につける
ことを目的としています。
評価方法・評価基準
① 試験(100点満点):第15回講義時に試験を行います。
② 各講義において発言をした者には、その内容に応じた加点を行います。積極的な発言を期待し
ます。
③ 数回、講義終了時に小テストを行います。
最終評価は①+②+③で行います。但し、評点が100を超えた場合には100とみなします。
準 備 学 習 の 内 容
講義は事前にLMS上に掲載する資料に従って行います。
そのため、受講者は、自宅等であらかじめ資料を準備しておく必要があります。
事前に教科書の該当箇所を読むことで理解は深まると思います。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書:「医療法学入門」(医学書院) 大磯義一郎・加治一毅・山田奈美恵
参考書:
①「医療現場における法的対応の実務」(中央経済社) 森山満
②「医療訴訟」(青林書院) 秋吉仁美
③「医事法判例百選」(有斐閣) 宇都木伸・町野朔・平林勝政・甲斐克則
④「医事法入門」(有斐閣アルマ) 手嶋豊
視Ⅰ-12
医療社会学
実施日
1
4.10(金)
時限
名前
役職
所属
3
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
総論 我が国の医療制度
我が国の医療制度及び医療紛争処理制度につき概観するとともに、
各国の医療制度及び医療事件処理方法と比較検討することにより、
よりよい医療制度を検討する。
チーム医療
医療の専門化に伴い、チーム医療の必要性が高まっている。チーム
医療とは何かにつき、医療供給時の視点及び法的責任の視点から
具体的事例を通して検討する。
2
4.17(金)
3
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
3
5.1(金)
3
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
(医療共通
センター)
4
5
6
7
8
5.8(金)
5.8(金)
5.15(金)
5.29(金)
6.5(金)
3
保険診療① ドラックラグと混合診療
我が国は国民皆保険制度をとっている。そのため、治療薬として有
効性・安全性が認められる治療薬に対しても、実際に保険適用がな
されるまでに時間的な「ラグ」が必然的に生ずることとなる。医療保険
制度に必然的に生ずる本問題を具体的事例を通じて検討する。
4
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
保険診療② 高額療養費制度
医療を含めた社会保障制度は、憲法に定められた生存権の具現化
といえる。その一方で、医療の高度化に伴い、医療費支出は高額化
の一途をたどっている。具体的事例を通じて、社会保障の限界につ
いて検討する。
3
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
介護保険制度
2000年より導入された介護保険制度につき概観し、これからの超高
齢化社会におけるあるべき社会保障制度につき、具体的事例を通じ
て検討する。
2
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
社会と医療① ハンセン氏病
戦後、医学が急速に進歩したため、医学界の常識と国民の感覚や
既存の法律との間に解離が生じることとなった。ハンセン氏病問題を
通じて医療専門職というプロフェッションの社会的責任について検討
する。
2
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
社会と医療② 予防接種
我が国の予防接種行政は、世界標準から大きく遅れており、予防接
種後進国といわれている。具体的な事例を通じて、なぜこのような状
況に至ったのか社会と医療(科学)の視点から検討する。
社会と医療③ 薬害事件
医薬品に副作用は付き物である。ある副作用被害が生じた場合、そ
れが避けられない副作用被害なのか、避けうる副作用被害なのか、
具体的事例を通じて社会と医療(科学)の視点から検討する。
9
6.12(金)
2
10
6.19(金)
2
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
(医療共通
センター)
(医療共通
6.19(金)
3
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
12
6.26(金)
医療専門職と法
各医療専門職に対する法規を概観し、具体的事例を通じて、それぞ
れの医療専門職に課せられた法的責任を検討する。
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
11
行動目標
民事責任
医療従事者に課せられた法的責任の一つである民事責任につき、
具体的事例を通じて検討する。
刑事責任
医療従事者に課せられた法的責任の一つである刑事責任につき、
具体的事例を通じて検討する。
2
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
法の限界
法という権利-義務の形式を用いた紛争解決手段の有用性とその限
界を具体的事例を通じて検討したうえで、メディエーションなど新た
な紛争解決アプローチについて検討する。
生命倫理① ヒト 胎児
現在、法的には、原則として胎児はヒトとはみなされないこととなって
いる。目覚ましい生命科学の発展に遅れて検討が始まった生命倫
理学とは何か。法と医療と社会の関係を検討する。
13
7.3(金)
3
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
14
7.10(金)
2
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
(医療共通
センター)
生命倫理② 終末期医療
超高齢化社会を迎える中で、終末期医療の現状とその課題を具体
的事例を通じて検討する。
(医療共通
15
7.24(金)
2
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
授業内試験
センター)
視Ⅰ-13
いのちと環境の科学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
臼 田 秀 明 教 授
標
21世紀は『環境といのちの世紀』と言われている。それは20世紀の後半に経済が多くの歪みを伴いながらかつて
ないほど急速な成長を遂げたことにより『環境といのち』が危うくなったことを反省している為である。
例えば水俣病は1956年に公式に認定されたが、既に1949年頃には不知火海で魚に異変が見つかり始めてい
た。そのことは実際の被害は公式認定より数年前から発生していたことを示唆している。2012年現在、水俣病は発
生から60年近くが経過しているが、完全に解決さていない。
また1962年カーソンの『沈黙の春』により環境問題に警鐘が鳴らされ、1972年の国連の『人間環境会議』以来、
『持続可能な発展』という方向性が示された。それから40年が過ぎたが、グローバル化・肥大化・細分化する現状
のもと、格差のある先進国・新興国・発展途上国の個人は全体を見通すことが出来ていない。現在世代の暮らしは
将来世代の取り分まで使いながら、あるいは地球にその環境収容力以上の負担を掛けることによって成り立って
おり、21世紀を豊かな『環境といのちの世紀』することは混迷を深めている。例えば 福島の原発の事故も想定す
る範囲を限定し、我々が無定見に”安全神話”を受け入れたことが大きく作用した。このことは全体を見通せないこ
とが大きな災いをもたらすことを如実に示している。
このような現状を考えると、とくに『いのち』に関わる職業を選ぼうとしている諸君は『環境と生命』に基づいた新た
な世界観・価値観を構築し21世紀の地球のあるべき姿のビジョンを全体を見通し描く必要ことが迫られている。
この授業では先ず現在我々の抱えている環境問題とはどのようなものか、それに対して世界はどのような取り組
みを行なってきたのか、あるいはどのような対立があるのかをまとめる。次にそもそも、宇宙・地球・生命がどのよう
に誕生したのか、太陽から始まるエネルギー・物質循環とはどのようなものかを整理する。更に700万年前に猿人
の祖先を持つ20万年前に誕生したホモ・サピエンスが野生植物を栽培化し農業を始め、森を伐り開き都市文明を
興し、産業革命を起こし、熱帯雨林を伐採し、遺伝子組み換えダイズを植えながら70億に上る人の暮らしをどのよ
うに支えて来たかを俯瞰する。
そのようなことを踏まえ40億年の生命誌の中で、①人類の位置づけをおこない、②再生不能な化石燃料を大量
消費することにより酸性雨・大気汚染・温暖化など我々が引き起こしている環境問題を捉え直す。そのことで風土・
伝統・文化を異にする世界の人々が通底して持てる『豊かな環境といのちの21世紀』を目指した大きなビジョンを
考えてみたい。
この授業は知識を覚えることではなく、各自がもう一度自分の世界観・価値観について『いのちと環境』から考え
直すことが目標である。
評価方法・評価基準
授業への取り組み・授業内レポート(50%)と最終試験(50%)で評価する。今年度は最後に考えの展開を
問う試験を実施する。
準 備 学 習 の 内 容
以下の資料を適宜読んでおくこと。LMSでアクセス可能。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
準教科書はプリントとして配布するが、以下のものをシラバスに従って適宜参考にして下さい。
1.臼田 秀明 『地球・生命・人間の成り立ちから考える環境・文明試論のためのノート』
2.臼田 秀明 『知は地球を救う』 1.はじめに ―豊かな生命と環境の世紀をめざして― 帝京大学文学部教育
学科紀要 34:97−104(2009)http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/husuda1_34.pdf
3.臼田 秀明 『知は地球を救う』 2.人類の進化700万年 ―予断に捉われないことの難しさ― 帝京大学文学
部教育学科紀要 34:105−144(2009)http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/husuda2_34.pdf
4.臼田 秀明 『知は地球を救う』 3.作物の栽培化から遺伝子組み換え作物まで ―豊かさの広汎化と豊かな多
様性・地域性の併存を目指して―帝京大学文学部教育学科紀要 35:123-180 (2010)ttp://appsv.main.teikyo u.ac.jp/tosho/kyoiku35-10.pdf
5.臼田 秀明 『知は地球を救う』 4.森と人 ―森と人の共生から多様な生命が集う生態系の保存をめざして―
帝京大学文学部教育学科紀要 36:79-152 (2011) http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kyoiku-36-09.
pdf
6.臼田 秀明 『知は地球を救う』 5.我々の暮らしと地球への負荷‐目を閉じて全体を静かに心で見てみよう‐
帝京大学文学部教育学科紀要 37:161-260 (2012) https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/tos4-5.html#37
7.水俣病問題に係る懇談会. 2006. 提言書. http://www.env.go.jp/council/toshin/t26-h1813/honbun.pdf.
8.臼田 秀明 『知は地球を救う』 6.宇宙の誕生と進化‐太陽・地球・生命はビッグバン・燃える星・爆発する星の
内部でつくられた元素から出来ている‐帝京大学教育学部紀要 1: 143-207. 2013 https://appsv.main.teikyo u.ac.jp/tosho/kyoiku-38-13.pdf
9.臼田 秀明 『知は地球を救う』 7. 地球・生命の誕生とその後の変容-われわれはどこから来て、どこに向かお
うとしているのだろうか-帝京大学教育学部紀要2:1-107.https://appsv.main.teikyou.ac.jp/tosho/kyoikugaku2-01.pdf
視Ⅰ-14
いのちと環境の科学
№
1
実施日 組
4.14(火)
時
限
名前
1
3 臼 田 秀 明
2
役職
教授
所属
行動目標
(教育)
21世紀を生きる個人にとって『いのちと環境の科学』を学ぶことがなぜ
重要性であるかを考える。またその時にはどのような視点があるかにつ
いて、各自の考えを述べることができるようにする。戦後の公害(大気
汚染、水質汚染、土壌汚染、酸性雨、廃棄物処理、ゴミ問題)を伴った
経済発展の実態を理解し、水俣病が長期間解決されなかった原因を
学ぶとともにその教訓を生かせず福島の原発事故を起こした我々の
責任について考えられるようになる。(参考文献1、全ての回に関連)
(参考文献2、6、7)
2
4.21(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
1972年の国連の『人間・環境会議』、92年のリオ・環境サミットなどで国
際的にどのように環境問題に取り組むようになったのか?環境問題・
暮らしの豊かさ・幸福を評価する客観的な指標にはどのようなものがあ
るか、また国連のミレニアム・ディベロプメント・ゴールについて理解す
る。21世紀の半ばには90億人になると予想される、人口問題・都市化
と過疎化についてグローバルな点から整理する。DDTの危険を訴え環
境問題を俎上に載せた『沈黙の春』とマラリア予防のためのDDTを限
定的に使用している現状について問題点を整理し、各自の見解を構
築する。「残留性有機汚染物質条約」など現在の有害化学物質に対
する取り組みを学ぶ。(参考文献2、6)
3
4.28(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
宇宙・元素・地球・生命がどのように誕生したかを学び、いのちと環境
の21世紀を生きる各自の視点を明確にする。(参考文献8)
4
5.12(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
多様性の原動力『進化』と進化を否定する動き『インテリジェントデザイ
ン』の対立軸を明らかにし、生物の多様性を維持するとはどういうことな
のかを考えられるようにする。(参考文献9)
5
5.19(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
種の多様性を生み出したしくみ、遺伝子の水平移動で起こった共生
進化を把握し、生物多様性への認識を深める。(参考文献9)
(教育)
生物が上陸するまでの進化を理解する。多細胞生物の進化、スノー
ボール・アースを概観した後、5億年前にオゾン層が形成され4.5億
年前頃に生物は初めて陸上に進出したこと、現在のオゾン層破壊の
問題、『モントリオール議定書』の内容を学ぶ。それらを踏まえ、オゾン
層の重要性、フロンなどのオゾン層破壊物質の規制について述べるこ
とができるようにする。(参考文献9)
5.26(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
7
6.2(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
大陸移動・大絶滅について学び、哺乳類が栄え人類がどのような偶然
によって誕生したのかを理解する。700万年のヒトの進化を学び、どの
ように70億人の人が地球に住むようになり地球に多くの負荷を与える
ようになったのか説明できるようになる。(参考文献3、9)
8
6.9(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
人類の進化、特に脳が拡大し、ホモとなり、更に、ホモ・エレクトスが初
めてアフリカを出て行ったことを理解する。(参考文献3)
9
6.16(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
ホモサピエンスの誕生と発展をミトコンドリア・イブなどを通して理解す
る。ネアンデルタル人が2.5万年前に滅びたことをまとめ、生物が如
何に気候や環境変動の影響を受けるかを理解する。(参考文献3)
10
6.23(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
4万年前に初めて日本に人が現れ、その後縄文人に渡来系の弥生人
が加わり日本人が形成されたことを学ぶ。また人類の文明と気候のか
かわりつついて整理する。(参考文献3)
11
6.30(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
農業の基盤となる光合成について学び、いのちの仕組みを理解する。
次に人がどのように野生植物を栽培化し農耕を開始することにより、都
市・文明が発達したかを学習し、文明の発達の基盤と問題点を考察す
る。(参考文献4)
(教育)
人口増加を支えた緑色革命と現在耕作地の10%で栽培されている遺
伝子組み換え作物について理解し、それらの問題点を考察する。更
に、グローバル化する世界で急増する人口を支える農業のあるべき姿
(特に日本の今後の農業)について各自の見解を作り上げる。(参考
文献4)
(教育)
森がどのように形成され、我々が森にどのような負荷を与えながら農業
を発展させてきたのかをまとめ、我々の現在抱える森林破壊の現状と
問題点を明らかにし、日本の林業・世界の森林資源の保全をどのよう
に行うかを考える(参考文献5)。恐竜の絶滅を含む過去の5大絶滅は
どのようなものであったのか、またその原因について理解し、我々が果
たして6番目の生物大絶滅を引き起こしてしているかを考察する(参考
文献9)。
6
12
13
7.7(火)
7.14(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
教授
教授
視Ⅰ-15
いのちと環境の科学
№
実施日 組
時
限
名前
役職
所属
行動目標
14
7.21(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
地球における物質・エネルギー循環の観点から温暖化を考察すると同
時に、地球誕生以来の気候変動を理解し、現在の気候をその中で捉
える。これらを通して、有限な化石燃料の枯渇・再生可能なエネル
ギー資源についても学び、今後のエネルギー源・日本の温暖化防止
に対する方策について個人的意見を確立する。
*全体のまとめとして、未来世代・他の生物との公正を考えた環境倫
理を踏まえて持続可能な暮らしを構築するためには各自がどのような
行動を取り得るかを深く自分に問いかける。
15
7.28(火)
1
3 臼 田 秀 明
2
教授
(教育)
いのちと環境に関する重要な問題について論述形式の習熟度確認を
おこなう。
視Ⅰ-16
文章表現 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
林
弘
美
講
標
1.一般に理解されている作文と大学生に要求されるレポートの本質的な違いは何かを理解する。
・自分の気持ちを表現する感想文と、根拠に基づいて論理的に展開するレポートの違い
2.レポート作成の前提となる文章表現技術を身につける。
・事実と意見の区別 正確な記述と論理的な説明
3.レポート作成のルールを理解する。
・引用のルール 出典の明記 全体構成
評価方法・評価基準
・平常点(30%)・・・出席、質疑応答など
・課題(40%)・・・4回程度提出。授業内容の理解定着
・最終レポート(30%)・・・授業内容をふまえた応用的な課題
準 備 学 習 の 内 容
・文章作成や添削などの宿題を出す。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書はなし
参考書は適宜紹介するが、この授業は以下に依拠している。
木下是雄「レポートの組み立て方」ちくま学芸文庫、1994
木下是雄「理科系のための作文技術」中公新書、1981
大島弥生「ピアで学ぶ大学生の日本語表現」ひつじ書房、2005
学習技術研究会「知へのステップ 改訂版」くろしお出版、2002
視Ⅰ-17
師
文章表現
№
実施日 組
時
限
4.13(月)
1 2
9.14(月)
2 3
4.20(月)
1 2
9.28(月)
2 3
4.27(月)
1 2
10.5(月)
2 3
5.11(月)
1 2
1
2
3
4
名前
役職
所属
行動目標
林
弘
美
講師
(医療・視)
授業の目的と進め方 マインドマップ作成
林
弘
美
講師
(医療・視)
グループワークの練習
林
弘
美
講師
(医療・視)
作文とレポートの違い
林
弘
美
講師
(医療・視)
事実と意見① 論理的文章の構成を練る
林
弘
美
講師
(医療・視)
事実と意見② 他人の文章を添削する ★課題
林
弘
美
講師
(医療・視)
意見文を書く
林
弘
美
講師
(医療・視)
記述と説明① 資料 「グラフや表を読み取る」練習
林
弘
美
講師
(医療・視)
記述と説明② 記述の方法 ★課題
林
弘
美
講師
(医療・視)
記述と説明③ 他人の文章を添削する
林
弘
美
講師
(医療・視)
アカデミックな文体、表記のポイント ★課題
林
弘
美
講師
(医療・視)
レポート作成の基本 引用と出典のルール①
林
弘
美
講師
(医療・視)
レポートの材料と主題文 引用と出典のルール②
林
弘
美
講師
(医療・視)
課題のプレゼンテーション
林
弘
美
講師
(医療・視)
課題のプレゼンテーション
林
弘
美
講師
(医療・視)
レポート作成の感想を共有する → 提出
10.19(月) 2 3
5.18(月)
1 2
5
10.26(月) 2 3
5.25(月)
1 2
11.2(月)
2 3
6.1(月)
1 2
11.9(月)
2 3
6.8(月)
1 2
6
7
8
11.16(月) 2 3
6.15(月)
1 2
9
11.30(月) 2 3
6.22(月)
1 2
12.7(月)
2 3
7.6(月)
1 2
10
11
12.14(月) 2 3
7.13(月)
1 2
12
12.21(月) 2 3
7.16(木)
1 2
1.4(月)
2 3
7.17(金)
1 2
1.7(木)
2 3
7.27(月)
1 2
13
14
15
1.18(月) 2 3
視Ⅰ-18
ヒューマンコミュニケーション 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
林
弘
美
講
師
標
■一般教育目標(Goal)
将来、一般社会人として、また、チーム医療を担う一人として、さまざまな背景をもつ他者と関わり、人間関係を適
切に構築する必要がある。そのためには、人の多様性を理解し、思いやりの心や他者を尊重する気持ちをもってコ
ミュニケーションを行うことが重要である。本科目では、コミュニケーションに関する基本的知識と態度を身につけ、
協力的に人と関わる体験を通して、コミュニケーションの意義
と重要性を学ぶことを目的とする。
■ 個別行動目標(0切ectives)
A)コミュニケーションの意義と重要性を説明できる
B)コミュニケーションの方法と技能(言語的と非言語的)を説明できる
C)相手に関心をもって人の話を聴くことができる
D)話し手と聞き手の役割に基づいて適切なコミュニケーション・スキルを活用できる
E)コミュニケーションを通じて良好な人間関係を築くことができる
F)コミュニケーション・スキルを活用して、チームの一員として責任を果たせる
評価方法・評価基準
■評価方法・評価基準
1)レポート①(行動目標C)30%
2)レポート②(行動目標A、B、D)30%
3)授業中の行動・態度評価(行動目標E)40%(前期20%、後期20%)
により評価を行う。授業内で他者とコミュニケーションをとることが重要であるため、全15コマへ出席しなければなら
ない。遅刻・早退はその都度、減点対象となる。また、レポートの提出は必須であり、レポートを書くためには授業
への積極的参加が必要である。
● 出欠席について:本科目では、正当な理由なく欠席することは認めない。正当な理由なく欠席した場合、本科
目の単位を与えない。
正当な理由とは、
① 学校保健安全法施行規則に定められた感染症に罹患したとき
② 上記① 以外の疾患で、医師から「自宅での安静を要する」等の診断を受けたとき
③ 天災その他の非常災害
④ 公共交通機関の突発事故による遅延(塒間以上)または運休
⑤ 忌引(三親等以内の親族。シラバス参照)
⑥ その他、科目担当教員が認めたもの
※なお、欠席した場合は、欠席届を原則として欠席事由の解消後7日以内に規程の届出用紙により各学部・学科
の担当教員に提出すること。① ② は親族以外の医師による診断喜、⑤ は証明できる資料を添付すること。また、
事前に欠席する旨、教務課へ電話連絡すること。事前に連絡できない場合は、連絡できなかった理由とともに事
後に教務課へ連絡すること。
● 受講中の禁止行為:受講中は、以下の行為を禁止する。
① 許可のない飲食
② 無断退出。退出が認められた場合であっても、退出中、目的以外のことを行うこと
③ 許可のない携帯電話・スマートフォン等の機器の使用
④ 本演習とは関係のない作業
⑤ 授業の進行を妨げる行為
⑥ その他、教員の指示に従わない行為
※ なお、受講中に上記の行為が認められた場合、大幅な減点をする。さらに、教員が複数回注意をしたにもかか
わらず態度に改善が見られない場合は、単位を与えない。
準 備 学 習 の 内 容
授業の際に発表する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
特に指定しない。
※ヒューマンコミュニケーション用のファイルを配布するので毎回の授業の際に各自持参すること。
視Ⅰ-19
ヒューマンコミュニケーション
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
4.18(土)
2
井手口直子
講師
(非)
(帝京平成
大学)
3
高 塚 人 志
客員
教授
(医療共通
教育研究
センター)
2
4.24(金)
3
4
5.15(金)
4
高 塚 人 志
4
林
弘
美
唐沢佐和子
客員
教授
講師
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
行動目標
コミュニケーション・ガイダンス
・コミュニケーションの意義と重要性を学ぶ。
・コミュニケーションの言語と非言語
気づきの体験学習
・コミュニケーション再考
・人を大切にする聴く力を磨く。
(医療・視)
大学生活のための態度・マナー
・大学生としての態度・マナーを考える。
・スモールグループディスカッションに慣れる。
5
5.15(金)
5
林
弘
美
唐沢佐和子
講師
講師
(非)
6
5.29(金)
4
林
弘
美
唐沢佐和子
講師
講師
(非)
7
5.29(金)
5
林
弘
美
唐沢佐和子
講師
講師
(非)
8
7.10(金)
3
林
弘
美
唐沢佐和子
講師
講師
(非)
林
弘
美
唐沢佐和子
講師
講師
(非)
9
7.10(金)
4
(医療・視)
(医療・視)
大学生活をより充実したものとするために
・大学生活における目標について考え、他者に伝える。他者か
ら学ぶ。
・KJ 法を用いた話し合いを経験する。
(医療・視)
(医療・視)
振り返り
・1~7 回目までの体験から得た学びを振り返る。
・自らの学びを人に伝え、共有する。
レポート作成のガイダンス
(医療・視)
10
11
各グループのメンバー表は後日掲示
Aグループ:10/24(土)
Bグループ:11/7(土)
Cグループ:11/28(土)
チームビルディング
・人の意見や考えの多様性を知る。
・チームの力、チーム活動の楽しさや意義を感じる。
(他学科と合同)
各グループのメンバー表は後日掲示
Aグループ:10/31(土)
Bグループ:11/21(土)
Cグループ:12/5(土)
チーム活動と発表
・チーム活動の成果を他者に伝える。
・他のチームの発表から新たな発見を得る。
(他学科と合同)
12
13
14
15
視Ⅰ-20
情報科学 必修 1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
難 波 阿 丹 講 師
標
情報通信技術(Information and Communication Technology, ICT)は日々進歩しており、医療従事者
として求められるICTスキルは拡張しています。また生活の情報化によって、地理的社会的制約を超
え、世界のさまざまな人々の意見や感情と接触することが出来るようになりました。ネットワークを介し、
仮想世界において、匿名性の高いコミュニケーションも日常化しています。
本講義では、このような情報化社会に対応した医療人として、医療と情報処理の基礎知識を身につけ
ることを目標に、メディアリテラシーを学んでいきます。主に情報処理技術や医療情報システムについ
て学習を進めながら、PCで情報を扱うためデータ処理の基本を習得することを目指します。
評価方法・評価基準
毎回の小テスト課題(出席点)20%および試験80%で評価します。
準 備 学 習 の 内 容
議論には積極的に参加し、授業で扱った問題に対して、自分の意見を言えるようにしておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
○参考書:
飯島史朗・石川さと子『生命科学・医療系のための情報リテラシー』丸善出版 2011年.
必要に応じて、プリントおよび他の教材も活用します。
視Ⅰ-21
情報科学
№
時
限
実施日
組
9.14(月)
1 3
1
2
4.13(月)
2 1
9.28(月)
1 3
4.13(月)
2 2
10.5(月)
1 3
5.25(月)
2 1
3
10.19(月) 1 3
4
5.25(月)
2 2
名前
役職
所属
難 波 阿 丹
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<ガイダンス>
コミュニケーション学の動向について理解する。コミュニケーションの定
義について確認する。
難 波 阿 丹
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<医療と情報>
医療情報システムとは何か、医療における情報処理技術の利用につ
いて理解する。
講師
難 波 阿 丹
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<情報処理の基礎>
コンピューター内部のデータ表現として、情報の単位と数値データの
表示方法を習得し、ハードウェアを構成する各種装置の内部構造に
ついて理解する。
講師
難 波 阿 丹
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<ネットワークの基礎>
ネットワークの基礎として、各種プロトコル、トポロジーやデーやの転送
手順等のネットワークシステムの種類、グローバルネットワーク、イン
ターネットの活用について解釈する。
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<PC技術演習1>
PCを扱う基本技術を演習形式で習得する。。
講師
難 波 阿 丹
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<情報セキュリティー>
コンピュータウィルス、データの改ざん、漏洩、なりすましといった情報
セキュリティーに対する脅威と、その対策としての暗号、認証について
理解する。
講師
難 波 阿 丹
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<データベースの基礎>
データベースを扱う基礎知識として、階層型データベース、ネットワー
ク型データベース、関係データベースについて理解し、データ操作の
方法を学習する。
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<PC技術演習2>
PCで各種データを扱う基本技術を演習形式で習得する。
講師
難 波 阿 丹
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<医療情報システム>
医療における情報処理技術について把握し、病院情報システムにつ
いて、病院業務での情報処理の状況と業務遂行上の問題点を理解
する。
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<病院情報システムの構成>
病院情報システムの機能について解説する。そのうえで、医事システ
ムにおける社会保険制度、医事システムの今後の課題と問題点につ
いて理解する。
講師
難 波 阿 丹
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<医療の電子化>
医療の電子化にともなう医療データの扱い方について議論する。医療
データの特徴から、電子カルテシステムのl構成、部門システムの業
務、医療の情報化の期待される用途を解釈する。
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<PC技術演習3>
PCで情報を整理、提示する基本技術を演習形式で習得する。
難 波 阿 丹
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<医療をめぐる情報システム>
医療情報システムとして、地域医療情報システム、遠隔医療情報シス
テム、介護•福祉情報システムについて考察する。また、医学研究情報
システムにおける医療データベースと各種情報処理技術について理
解する。
難 波 阿 丹
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<システムの管理>
医療システムの管理体制として、ハードウェア•ソフトウェア管理、ネット
ワーク管理、セキュリティー管理、性能管理について理解する。
難 波 阿 丹
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
<まとめ、習熟度確認>
10.26(月) 1 3
5
難 波 阿 丹
6.8(月)
2 1
11.2(月)
1 3
6.8(月)
2 2
11.9(月)
1 3
6.15(月)
2 1
6
7
11.16(月) 1 3
8
難 波 阿 丹
6.15(月)
2 2
11.30(月) 1 3
9
6.22(月)
2 1
12.7(月)
1 3
10
難 波 阿 丹
6.22(月)
2 2
12.14(月) 1 3
11
7.6(月)
2 1
12.21(月) 1 3
12
難 波 阿 丹
7.6(月)
2 2
1.4(月)
1 3
13
14
15
7.13(月)
2 1
1.7(木)
1 3
7.13(月)
2 2
1.18(月)
1 3
7.27(月)
2 2
行動目標
視Ⅰ-22
英語Ⅰ 必修 2単位
担当責任者
石 田 牧 子 助 教
一 般 教 育 目 標
[内容]
医療系専門分野の英文資料の参照や研究は、将来と言わず高学年になれば必要となります。聞く・
読む・話す・書く といった英語の四技能のうち、特に 『読む』の分野を鍛え、英語で情報の内容を理解
する力を養うことに焦点を当てます。主に解剖学・生理学に関連する比較的易しい英文の読解を通し
て、基礎文法の再確認をしながら、医学用語を体系立てて学びます。ギリシャ・ラテン語起源の多い医
学英単語は、習得するには相当の努力を要します。発音にも気を付けて新たな気持ちで取り組みま
しょう。
[目標]
• 人体の系や疾患に関する英文の内容を正しく理解できる
• 人体の系や疾患に関する医学英単語を通年で約1000語習得する
評価方法・評価基準
[成績評価方法]
中間試験、期末試験、小テスト
※ 出席状況や授業態度等が考慮される場合もあります
※ 中間試験の予定日は、変更される可能性があります
準 備 学 習 の 内 容
[準備学習の内容]
指定範囲の①文章の構成(S,V) ②文章の意味(訳)、③単語の意味と発音の確認を行った上、講義
に臨むこと。
[講義中の学習]
講義は事前学習を前提として進行するため、講義中は事前学習の加筆・訂正を行うこと。
[講義後の学習]
必要に応じて単語帳などを作成し、単語や表現を繰り返し暗記すること。
※授業進度は各クラスの理解度により、変更される可能性があります
教 科 書 ・ 参 考 書 等
[テキスト]
「やさしい医学英語」 医学書院(2011)
[その他]
指定の資料を配布することがある。
医療系専門用語が搭載された辞書を持参することが望ましい。
※電子辞書を購入する際は、ステッドマン医学大辞典または医療系専門用語が搭載された物を選択
して下さい
視Ⅰ-23
英語Ⅰ
№
実施日
時限
1
4.13(月)
4
前期オリエンテーション
イントロダクション、医学英語の歴史、語の構成を理解する。
2
4.20(月)
4
Chapter 1: 細胞、器官および系の英語を理解する。
3
4.27(月)
4
Chapter 2: 循環器系の英語を理解する。
4
5.11(月)
4
Chapter 2: 循環器系の疾患の英語を理解する。
5
5.18(月)
4
Chapter 3: 血液の英語を理解する。
6
5.25(月)
4
7
6.1(月)
4
8
6.8(月)
4
名前
役職
所属
行動目標
①クラス 小林克彦教授(医療・視)
②クラス 青山洋子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
③クラス クロージャーきよみ
講師(非)
(医療共通教育研究センター)
④クラス 松原恵み講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Chapter 3: 血液の疾患の英語を理解する。
Chapter1-3まとめ (クラス別対応)
中間試験(試験日変更の可能性あり)
⑤クラス 山野あかり講師(非)
(医療共通教育研究センター)
9
6.15(月)
4
10
6.22(月)
4
Chapter 5: 消化器系の英語を理解する。
11
6.29(月)
3
Chapter 5: 消化器系の疾患の英語を理解する。
12
6.29(月)
4
Chapter 6: 泌尿器系の英語を理解する。
13
7.6(月)
4
Chapter 6: 泌尿器系の疾患の英語を理解する。
14
7.13(月)
4
Chapter4-6まとめ (クラス別対応)
15
7.27(月)
4
習熟度確認
⑥クラス 水沼佳津子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Chapter 4: 呼吸器系とその疾患の英語を理解する。
視Ⅰ-24
英語Ⅰ
№
実施日
時限
16
9.14(月)
4
後期オリエンテーション
Chapter 7: 神経系の英語を理解する。
17
9.28(月)
4
Chapter 7: 神経系の疾患の英語を理解する。
18
10.5(月)
4
Chapter 8: 筋骨格系の英語を理解する。
19 10.19(月)
4
Chapter 8: 筋骨格系の疾患の英語を理解する。
20 10.26(月)
4
Chapter 9: 皮膚および感覚器系の英語を理解する。
21
11.2(月)
4
22
11.9(月)
4
23 11.16(月)
4
名前
役職
所属
行動目標
①クラス 小林克彦教授(医療・視)
②クラス 青山洋子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
③クラス クロージャーきよみ
講師(非)
(医療共通教育研究センター)
④クラス 松原恵み講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Chapter 9: 皮膚および感覚器系の疾患の英語を理解する。
Chapter7-9まとめ (クラス別対応)
中間試験(試験日変更の可能性あり)
⑤クラス 山野あかり講師(非)
(医療共通教育研究センター)
24 11.30(月)
4
25
12.7(月)
4
Chapter 10: 生殖器系の疾患の英語を理解する。
26 12.14(月)
4
Chapter 11: 内分泌系の英語を理解する。
27 12.14(月)
5
Chapter 11: 内分泌系とその疾患の英語を理解する。
28 12.21(月)
4
Chapter 12-13: 検査と処置の医学用語を習得する。
29
1.4(月)
4
Chapter10-13まとめ (クラス別対応)
30
1.18(月)
4
習熟度確認
⑥クラス 水沼佳津子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Chapter 10: 生殖器系の英語を理解する。
視Ⅰ-25
英語Ⅱ 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
石 田 牧 子 助 教
標
[内容]
聞く・読む・話す・書く といった英語の四技能のうち、特に 『話す・書く』の分野を鍛え、英語で情報を
“発信”する力を養うことに焦点を当てます。医療現場で使われる比較的易しい会話文や表現の理解を
もとに、スピーキング、ライティング、リスニングの練習をすることを通して、情報を英語で発信する力を
身につけます。修得した表現の応用力を養成するため、ポイントごとに文法の確認も行います。
[目標]
• 医学用語や表現を用いて、状況に応じた質問や応答ができる
• 医学用語や表現を用いて、基本的な英作文ができる
• 医療現場における英会話の例文を聞き、会話の内容を理解することができる
評価方法・評価基準
[成績評価方法]
中間試験、期末試験、小テスト
※ 出席状況や授業態度等が考慮される場合もあります
※ 中間試験の予定日は、変更される可能性があります
準 備 学 習 の 内 容
[準備学習の内容]
指定範囲の①会話表現の意味の確認(DVD含む)、②単語の意味と発音の確認、③英作文を行った
上、講義に臨むこと。
[講義中の学習]
講義は事前学習を前提として進行するため、講義中は事前学習の加筆・訂正を行うこと。
発話練習は、積極的な態度で臨むこと。
[講義後の学習]
必要に応じて単語帳などを作成し、単語や会話文を繰り返し暗記すること。
※授業進度は各クラスの理解度により、変更される可能性があります。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
[テキスト]
「現場ですぐに役立つ!実践メディカル英会話」メディカ出版(2014)
[その他]
指定の資料を配布することがある。
医療系専門用語が搭載された辞書を持参することが望ましい。
※電子辞書を購入する際は、ステッドマン医学大辞典または医療系専門用語が搭載された物を選択し
て下さい
視Ⅰ-26
英語Ⅱ
№
実施日
時限
1
4.10(金)
1
前期オリエンテーションおよびUnit1:総合案内「何科を受診なさいま
すか。」総合案内に必要な会話表現と診療科名を学び、それらを用い
て基本的な会話や英作文ができる。
2
4.17(金)
1
Unit2:受付「この用紙にご記入ください。」受付に必要な会話表現と
人・職名・書類などに関する英単語を学び、それらを用いて基本的な
会話や英作文ができる。
3
4.24(金)
1
Unit1-2まとめ(クラス別対応)
4
5.1(金)
1
Unit3:受付「健康保険証はお持ちですか。」受付に必要な会話表現と
保険や医療費支払いなどに関する英単語を学び、それらを用いて基
本的な会話や英作文ができる。
5
5.8(金)
1
Unit4:現病歴「どうなさいましたか。」現病歴に関する会話表現と身体
各部に関する英単語を学び、それらを用いて基本的な会話や英作文
ができる。
名前
役職
所属
行動目標
①クラス クロージャーきよみ講師(非)
(医療共通教育研究センター)
6
5.15(金)
1
7
5.22(金)
1
②クラス 正木大二郎講師(非)
(医療共通教育研究センター)
③クラス 宮崎真弓講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Unit3-4まとめ(クラス別対応)
Unit1-4まとめ(クラス別対応)
④クラス 青山洋子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
8
5.29(金)
1
中間試験(試験日変更の可能性あり)
⑤クラス 湯ノ口淳子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
⑥クラス 島ゆり講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Unit5:現病歴「どのような症状ですか。」現病歴に関する会話表現と代
表的な症状に関する表現を学び、それらを用いて基本的な会話や英
作文ができる。
9
6.5(金)
1
10
6.12(金)
1
Unit6:現病歴「いつからその症状はありますか。」現病歴に関する会
話表現と現病歴の尋ね方を学び、それらを用いて基本的な会話や英
作文ができる。
11
6.19(金)
1
Unit5-6まとめ(クラス別対応)
12
6.26(金)
1
Unit7:健康歴「今までに大きな病気をされましたか。」健康歴に関する
会話表現、健康歴の尋ね方、主な病名などを学び、それらを用いて
基本的な会話や英作文できる。
13
7.3(金)
1
Unit8:診察室・検査「足(脚)を見せてください。」検査に関する会話表
現、診察室・処置室での指示表現、医療機器と用品の単語などを学
び、それらを用いて基本的な会話や英作文ができる。
14
7.10(金)
1
Unit7-8まとめ(クラス別対応)
15
7.24(金)
1
習熟度確認
視Ⅰ-27
英語Ⅱ
№
実施日
時限
名前
役職
所属
行動目標
16
9.18(金)
1
後期オリエンテーションおよびUnit9:診察室・検査「尿検査をお願いし
ます。」検査に関する会話表現、診察室・処置室での指示表現、尿検
査や体温測定の表現などを学び、それらを用いて基本的な会話や英
作文ができる。
17
9.25(金)
1
Unit10:診察室・検査「X線検査室はどこですか。」検査に関する会話
表現、病院内の施設の単語などを学び、それらを用いて基本的な会
話や英作文ができる。
18
10.2(金)
1
Unit9-10まとめ(クラス別対応)
19
10.9(金)
1
Unit11:手続き・会計「次回受診日のご希望はありますか。」手続き・会
計に関する会話表現、入院手続きに関する表現などを学び、それらを
用いて基本的な会話や英作文ができる。
20 10.16(金)
1
Unit12:手続き・会計「診察費は3,200円です。」手続き・会計に関す
る会話表現、会計トラブルに関する表現などを学び、それらを用いて
基本的な会話や英作文ができる。
①クラス クロージャーきよみ講師(非)
(医療共通教育研究センター)
21 10.23(金)
1
22 10.30(金)
1
②クラス 正木大二郎講師(非)
(医療共通教育研究センター)
③クラス 宮崎真弓講師(非)
(医療共通教育研究センター)
Unit11-12まとめ(クラス別対応)
Unit9-12まとめ(クラス別対応)
④クラス 青山洋子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
11.6(金)
1
24 11.13(金)
1
25 11.20(金)
1
Unit14:薬「副作用はありますか。」薬に関する会話表現や単語などを
さらに学び、それらを用いて基本的な会話や英作文ができる。
26 11.27(金)
1
Unit13-14まとめ(クラス別対応)
27
12.4(金)
1
Unit15:一般教養「佐々木先生にお願いしたいのですが。」電話応対
などに関する一般的な表現を学び、それらを用いて基本的な会話や
英作文ができる。
28 12.11(金)
1
Unit16:一般教養「行き方を教えていただけませんか。」道案内などに
関する一般的な表現を学び、それらを用いて基本的な会話や英作文
ができる。
29 12.18(金)
1
Unit15-16まとめ(クラス別対応)
30
1
習熟度確認
23
1.8(金)
⑤クラス 湯ノ口淳子講師(非)
(医療共通教育研究センター)
⑥クラス 島ゆり講師(非)
(医療共通教育研究センター)
中間試験(試験日変更の可能性あり)
Unit13:薬「1回1カプセル、1日3回、食後にお飲みください。」薬に関
する会話表現や薬物治療に関する単語などを学び、それらを用いて
基本的な会話や英作文ができる。
視Ⅰ-28
医療統計学 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
根本
明日香 講師
標
統計学はデータの整理や分析方法、データに基づく判断をするための有効な手段を提供しており、
医療、医学研究の場において必須の知識といえる。
この講義では、医学分野のデータに対し、適切な解析ができるようになること、解析結果の解釈ができ
るようになること、また、なぜそのような統計処理が可能であるのか、数理的根拠・背景について、できる
限り説明できるようになることを目標とする。
理解の目安として、教科書の例題が解けるようになることを到達目標とする。
評価方法・評価基準
①学期末の筆記試験,またはレポート
②出席状況
③平常の小テスト
以上のことを勘案して総括的に評価を行う。 評価のウェイトは①が60%、②③を合わせて40%とする。
準 備 学 習 の 内 容
予備知識はできるだけ授業内で補足説明をするが、高校の数学で扱う確率分布と統計的な推測の
知識を有することを期待する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
参考書 : 『医学への統計学 第3版 』 古川俊之 監修/丹後俊郎 著 (朝倉書店)
適宜、演習プリントを配布する。
★関数電卓または簡易電卓を用意して授業に臨むこと。
電卓は、定期試験の際に持ち込み可となります。
視Ⅰ-29
医療統計学
№
実施日
時限
4.8(水)
3
1
9.16(水)
4
4.15(水)
3
2
9.30(水)
4
4.22(水)
3
10.7(水)
4
5.13(水)
3
3
4
10.14(水)
4
5.20(水)
3
10.21(水)
4
5.27(水)
3
5
6
10.28(水)
4
6.3(水)
3
7
11.4(水)
4
6.10(水)
3
8
11.11(水)
4
6.17(水)
3
9
11.18(水)
4
6.24(水)
3
11.25(水)
4
7.1(水)
3
11
12.2(水)
4
7.8(水)
3
12
12.9(水)
4
7.15(水)
3
13
15
役職
所属
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【医学と統計学】
医学研究の統計解析について、その目的と結果の解釈を事例を通し
て理解する。
12.16(水)
4
7.22(水)
3
1.6(水)
4
7.29(水)
3
1.13(水)
4
行動目標
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【医学データの整理】
ヒストグラム、散布図、分割表、箱ヒゲ図による視覚的表示を理解す
る。
平均、分散、標準偏差、標準誤差、変動係数、中央値、パーセント
点、最頻値、相関係数といった基礎統計量によってデータの特性の把
握ができる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【統計学的推測の基礎Ⅰ】
母集団と標本、推定という概念を理解する。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【統計学的推測の基礎Ⅱ】
連続変数と離散変数を理解する。正規分布、二項分布などの確率分
布を理解する。確率変数という概念を理解する。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【統計学的推測の基礎Ⅲ】
仮説検定の考え方、帰無仮説、検定統計量と有意水準、第Ⅰ種およ
び第Ⅱ種の過誤確率、検出力、両側検定および片側検定を理解す
る。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【平均値に関する推測Ⅰ】
t分布を理解する。信頼区間の構成方法を理解する。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【平均値に関する推測Ⅱ】
1つの母平均の検定と信頼区間の推定、2つの母平均の差の検定と信
頼区間の推定が実施できる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【相関係数と回帰直線に関する推測】
2変量データに対し、Pearsonの相関係数、Spearmanの順位相関係数
を求めることができる。回帰直線と寄与率を求めることができる。
講師
(公衆衛生
学研究科)
【比率と分割表に関する推論Ⅰ】
母比率pの検定と信頼区間の推定、2つの母比率の差の検定と信頼区
間の推定が実施できる。2x2分割表に対してχ2検定とFisherの正確検
定を実施できる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【比率と分割表に関する推論Ⅱ】
コホート研究、ケースコントロール研究の短所と長所を説明できる。発
症リスク、発症率などの発症頻度の指標を理解する。リスク差、リスク比
などの効果の指標を理解する。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【実験計画法 - 分散分析】
因子、水準、繰り返しなどの実験計画法の用語を説明できる。分散分
析表を使って一元配置の分散分析を行うことができる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【多変量解析Ⅰ】
重回帰分析の方法を理解し、解析結果の解釈ができる。
根本明日香
講師
(公衆衛生
学研究科)
【多変量解析Ⅱ】
多変量ロジスティック分析の方法を理解し、解析結果の解釈ができる。
根本明日香
10
14
名前
【標本の大きさの決め方】
推定精度に基づいて標本の大きさの決めることができる。二つの母平
均の差について仮説検定のための標本の大きさを決めることができ
る。
【生存時間に関する推測】
右側打切りデータをふくむ生存時間データに対し、Kaplan-Meier法に
よる生存曲線を描くことができる。2群の生存時間の差についてlogrank検定を行うことができる。Coxの比例ハザードモデルによる解析結
果の解釈ができる。
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-30
医療とボランティア 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
横 森 佳 世 講 師
標
1.授業の内容(Course Description)
「ボランティアのすすめ 基礎から実践まで」(岡本栄一監修、ミネルヴァ書房)をベースにボランティア
の理論を深め、グローバルな視野に立ち主に保健医療分野での国際貢献活動が実践できるように、適
宜事例を紹介しながらグループワークを取り入れ、進めていきます。
2.授業の到達目標(Course Objectives)
地震や津波といった自然災害、さらには紛争や飢餓といった人的災害が続く今日の世界におい
て、自らが行動を起こして困難な局面に置かれた人や環境を少しでも良くしていきたいと願う気持
ちは、多かれ少なかれ抱くものです。身近な地域の高齢化問題から遠い外国の紛争問題にまで、
様々なレベルのボランティア活動が存在する中で、何をどうやって始め、実施していけばよいのか、
その理論と実践を概観し、自らのボランティア活動ができるようにすることを目標とします。
評価方法・評価基準
成績評価方法(Grading Policy)
期末テスト50%、平常点(出席及び定期リアクションペーパー)50%
(※ボランティアの性質上、出席を重視するので、出席が難しいと思われる学生は履修しないこと)
準 備 学 習 の 内 容
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
自分にできるボランティア活動を実際に行い、経験を共有・発展させていくこと。
学生への要望・その他(Class Requirements)
社会貢献活動に興味がある学生であれば、誰でも受講可能です。時事・社会問題に関心が高く、人
間社会に興味が旺盛で、勤勉でチャレンジ精神にあふれた学生を望みます。
教 科 書・参 考 書 等
授業の中で適宜示します。
視Ⅰ-31
医療とボランティア
№
実施日
時限
4.8(水)
3・4
1
9.16(水)
3・4
4.15(水)
3・4
2
9.30(水)
3・4
4.22(水)
3・4
3
10.7(水)
3・4
5.13(水)
3・4
4
名前
役職
所属
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第1回】 オリエンテーション、ボランティア活動とは
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第2回】発展途上国での「国際協力」を考える
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第3回】ボランティア活動の範囲
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第4回】ボランティア活動の推進
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第5回】ボランティア学習
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第6回】国際協力活動 NGO編
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第7回】保健医療分野の援助潮流と日本の役割
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第8回】国際協力活動 ODA編
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第9回】海外でのボランティア活動 ~教育~
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第10回】海外でのボランティア活動 ~保健医療~
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第11回】みなさんのボランティア経験
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第12回】現地調査手法を考える
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第13回】プロジェクトの形成
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第14回】国際貢献活動のまとめ、おもてなしのボランティア
横 森 佳 世
講師
(帝京平成
大学)
【第15回】総括 ~医療とボランティア~
10.14(水) 3・4
5.20(水)
3・4
5
10.21(水) 3・4
5.27(水)
3・4
6
10.28(水) 3・4
6.3(水)
3・4
7
11.4(水)
3・4
6.10(水)
3・4
8
11.11(水) 3・4
6.17(水)
3・4
9
11.18(水) 3・4
6.24(水)
3・4
10
11.25(水) 3・4
7.1(水)
3・4
11
12.2(水)
3・4
7.8(水)
3・4
12
12.9(水)
3・4
7.15(水)
3・4
13
12.16(水) 3・4
7.22(水)
3・4
14
1.6(水)
3・4
7.29(水)
3・4
15
1.13(水)
3・4
行動目標
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-32
健康スポーツ 選択 1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
各 種 目 担 当 教 員
標
1.授業の内容(Course Description)
様々なスポーツ種目において、競技規則の習得から始まり、適切な身体運動の仕方、楽しみ方を学
習します。
「スポーツ」をひとつの文化と捉え、運動を実践しながら仲間との交流を行い、人間関係の尊重を考
え、相手に対する敬いや審判に対する敬意を表現できるようになってほしいと考えます。
教室での授業においては、なかなか実践することができない身体を通じてのコミュニケーションをこの
授業で経験してください。
2.授業の到達目標(Course Objectives)
それぞれのスポーツ種目の基本的動作取得と試合実践にいたる練習。
スポーツのルールの理解と審判法。
評価方法・評価基準
成績評価方法(Grading Policy)
受講態度(取り組み)を重視し、技能の優劣は問いません。
準 備 学 習 の 内 容
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
技術の向上に努め、課外活動、等において反復練習などを行ってみてください。
学生への要望・その他(Class Requirements)
経験者、初心者は問いません。スポーツが好きな、意欲的な学生を歓迎します。
注意)実技を伴う授業のため、教場の関係上人数を制限する場合があります。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
なし
視Ⅰ-33
健康スポーツ
№
実施日
時限
4.9(木)
3
9.17(木)
3
4.16(木)
3
9.24(木)
3
4.23(木)
3
10.1(木)
3
4.30(木)
3
10.8(木)
3
5.7(木)
3
10.15(木)
3
5.14(木)
3
10.22(木)
3
5.21(木)
3
10.29(木)
3
5.28(木)
3
11.5(木)
3
6.4(木)
3
11.12(木)
3
6.11(木)
3
11.19(木)
3
6.18(木)
3
11.26(木)
3
6.25(木)
3
12.3(木)
3
7.2(木)
3
12.10(木)
3
7.9(木)
3
12.17(木)
3
7.23(木)
3
1.14(木)
3
名前
役職
所属
1
行動目標
オリエンテーション
2
スポーツのルールや歴史、実技を行う上での諸注意
導入的な身体ほぐし
3
4
5
6
7
中 村 雅 年
講師
(非)
8
津 坂 佳 代
競技特性に応じた基本的動作の実践
審判法
(医療共通
教育研究
センター)
講師
(非)
9
10
11
12
チーム分けなどによる試合等の実践
13
14
15
総括 まとめと評価
実施日・時限は各学科時間割表・掲示により確認すること。
視Ⅰ-34
社会と医療 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
皆 吉 淳 平 講 師
標
授業の内容(Course Description)
「科学技術と人間・社会」をテーマとします。
科学技術は私たちの夢を実現してくれるものです。またそれは、私たちの命を救ってくれるものでもあ
ります。しかしながら、私たちの命を奪うものでもあります。そして、このような科学や技術を抜きに現代
社会を語ることはできません。現代社会における人びとの生活は、科学技術とさまざまに深くかかわり
あっているのです。
そこで講義では、科学技術を背後から秩序づけている文化の多様な形態、そして科学技術によって
秩序づけられる人間の様相を析出してゆきたいと考えています。
授業の到達目標(Course Objectives)
・科学技術と社会との関係について、幅広い知識を獲得し、広い視野と柔軟な思考力を養う。
・科学技術と社会との関係を扱う社会学の基礎的概念や考え方を理解する。
・科学技術と社会との境界で生じる諸問題を、社会学的概念を用いて説明できる。
評価方法・評価基準
成績評価方法(Grading Policy)
・平常点(20%)・・・出席、コメントペーパーの提出状況等にもとづく。
・中間テスト(小テスト)(20%)・・・授業内容の理解度を確認する。日程は授業内で発表する。
・期末試験(60%)・・・授業内容の理解度と応用的な問題への議論の展開力を確認する。
準 備 学 習 の 内 容
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
・歴史的な出来事(過去の事例)や用語・人物について調べてくる課題を示す。
学生への要望・その他(Class Requirements)
・「科学技術のことは専門家に任せておけばよい」あるいは「科学技術は一方向的に社会に影響を与え
るもの」と言って思考停止しない学生を歓迎します。
教 科 書・参 考 書 等
テキスト・参考文献(Textbooks)
・指定教科書のない。必要に応じて資料を配布する。
参考文献としては以下を参照:
藤垣裕子編『科学技術社会論の技法』東京大学出版会、2005年
井上俊・伊藤公雄編『文化の社会学』世界思想社、2009年:とくに「科学と技術」についての章
金森修・中島秀人編『科学論の現在』勁草書房、2002年
松本三和夫『科学技術社会学の理論』木鐸社、1998年
木原武一『ルイス・マンフォード』 SD選書189、鹿島出版会、 1984年
事故などの事例については、次のWebサイトも参照:
失敗知識データベース http://www.sozogaku.com/fkd/
視Ⅰ-35
社会と医療
№
実施日
時限
名前
役職
所属
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
オリエンテーション 授業の目標、進め方を理解する
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
現代社会の科学・技術:モード論から考える
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術の社会学(1):研究はどのように評価されるのか
(マートンの科学社会学)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術の社会学(2):なぜ「研究不正」が起きるのか
(マートン派の科学社会学)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術の社会学(3):科学知識の正しさは絶対か
(科学知識の社会学)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
「イグ・ノーベル賞」が問うこととは
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
技術と社会:聴診器と自転車
(技術決定論と技術の社会的構築論)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
技術と人間:ルイス・マンフォードをめぐって
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
専門家としろうと:チェルノブイリと牧羊農夫たち
(公衆の科学理解をめぐる議論)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
リスク社会における信頼
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療技術と人間・社会(1):生殖補助技術と人間の願望
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
医療技術と人間・社会(2):改造される人間とテクノロジー
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
「そう遠くない未来」をめぐって
(映画鑑賞を予定)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
科学技術をめぐる社会と倫理
(これまでの授業のまとめ、および試験について)
5
皆 吉 淳 平
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
習熟度確認 および解説
4.8(水)
1
9.16(水)
4.15(水)
2
9.30(水)
4.22(水)
3
10.7(水)
5.13(水)
4
10.14(水)
5.20(水)
5
10.21(水)
5.27(水)
6
10.28(水)
6.3(水)
7
11.4(水)
6.10(水)
8
11.11(水)
6.17(水)
9
11.18(水)
6.24(水)
10
11.25(水)
7.1(水)
11
12.2(水)
7.8(水)
12
12.9(水)
7.15(水)
13
12.16(水)
7.22(水)
14
1.6(水)
7.29(水)
15
1.13(水)
行動目標
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-36
医療経済学 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
中 田 善 規 教 授
標
1. ミクロ経済学的ツールを用いて医療問題を分析する。
2. 現在日本が直面する医療に関する問題を経済学的視点から理解し、解決方法を提示する。
医療は大きな社会システムの一部である。その医療を正確に分析するには社会システム分析ツール
である経済学が必要である。特にミクロ経済学は絶対不可欠な分析ツールである。
本講ではすべての基礎となるこの古典的ミクロ経済学を基礎から徹底的に理解し、それを医療に的確
に応用できるようになることを目標とする。具体的には初級ミクロ経済学を医療者向けにアレンジして解
りやすく時間をかけて講義する。
評価方法・評価基準
積極的な授業参加(出席することを含む)、討論の論点の把握と対応力:50%
授業期間中に行うテスト:50%
※授業の妨げにならないよう、授業中は静粛にすること。余りにひどい場合には、その場で本講義の
不合格を言い渡すこともある。
準 備 学 習 の 内 容
各授業前に教科書のその当該する章を熟読して予習することが単位取得には必要不可欠である。
新聞の経済記事、テレビの経済ニュース等に関心をもつことも重要である。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書
Mankiw NG. Principles of microeconomics. 7th Ed. Cengage Learning, Mason, OH. 2015 (訳本:
マンキュー経済学第3版Iミクロ編、東洋経済新報社)
原著でも訳本でもどちらでもよいので、授業開始前にどちらか入手しておくこと。
視Ⅰ-37
医療経済学
№
実施日
時限
4.8(水)
3
1
9.16(水)
3
4.15(水)
3
2
9.30(水)
3
4.22(水)
3
3
10.7(水)
3
5.13(水)
3
4
10.14(水)
3
5.20(水)
3
5
10.21(水)
3
5.20(水)
6
6
10.28(水)
3
5.27(水)
3
7
11.4(水)
3
6.10(水)
3
8
11.11(水)
3
6.17(水)
3
9
11.18(水)
3
6.24(水)
3
10
11.25(水)
3
7.1(水)
3
11
12.2(水)
3
7.8(水)
3
12
12.9(水)
3
7.15(水)
3
13
12.16(水)
3
7.22(水)
3
14
1.6(水)
3
7.29(水)
3
15
1.13(水)
3
名前
役職
所属
行動目標
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
導入:医療と経済学(教科書第1章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
経済学的思考(教科書第2章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
相互依存と交易の利益(教科書第3章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
需要・供給(教科書第4章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
弾力性(教科書第5章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
需要・供給と政策(教科書第6章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
消費者・生産者と市場効率(教科書第7章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
税のコスト(教科書第8章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
外部性(教科書第10章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
公共財と共有資源(教科書第11章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
生産理論・生産費用(教科書第13章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
完全競争市場での企業(教科書第14章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
独占(教科書第15章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
独占的競争と寡占(教科書第16・17章)
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
講義の振り返り、習熟度確認
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-38
基礎医療法学 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
大 滝 恭 弘 准 教 授
標
1999年の横浜市立大学の患者取り違え事件、都立広尾病院事件を発端として、報道機関による過剰
な病院バッシングとともに医療訴訟は激増しました。
近年、医療訴訟件数はやや減少しているものの、医療紛争数は高止まりしています。
各医療従事者にとって、もはや医療訴訟は他人事ではなく、責任追及の矛先は病院・医師のみなら
ず、看護師、薬剤師、技師、救命士の各専門職に対しても向けられています。
医療は法律と複雑に絡み合っているにもかかわらず、医療従事者はこれまで法的素養を養う機会に
恵まれませんでした。
そのため、この講義はそのような機会を提供し、法的素養を養うことを目的としています。
具体的には、これまで全く法律を学んでいないことを前提として、各種の医療判例を取り上げながら
も、法律の基礎的なことから学びを深めていき、講義の後半において取り扱う実際の医療事故事例に
おいて、自分なりの結論を出せるようになることを目標としています。
法律に正解はなく、すべて議論の産物です。受講者自らが事例を考察し,自分なりの結論を導き出
すことが最も重要です。
本講義では、全て実際の具体的な医療過誤訴訟事案を取り扱います。講義内容は決して易しいもの
ではなく、医療及び法律の専門用語も頻出しますが、事案に対し、真摯に取り組んでもらいたいと思い
ます。
評価方法・評価基準
評価は、授業態度・出席 20%、試験 80%、で行います。
授業妨害に対しては厳格に対応し、その者には単位を付与せず、その後の履修も認めないことにし
ています。
準 備 学 習 の 内 容
講義は事前にLMS上に掲載する資料に沿って行うため、毎回、各自、自宅等で資料を印刷して講義
に望んでください。テキストの素読により講義の理解は深まりますが、全く法律を学んだことのない者の
受講を前提として解説しますので、テキストの精読などの準備は必要ありません。
取り扱う事案に対し、自分の頭で考え、自分なりの結論を出してもらいたいと思います。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
テキスト:「医療法学入門」(医学書院) 大磯義一郎、他
参考書:
①「医療現場における法的対応の実務」(中央経済社) 森山満
②「医事法判例百選」(有斐閣) 宇都木伸、他
③「医療訴訟」(青林書店) 秋吉仁美、他
視Ⅰ-39
基礎医療法学
№
実施日
時限
4.8(水)
3・4
1
名前
役職
所属
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
9.16(水)
3・4
4.15(水)
3・4
2
3・4
4.22(水)
3・4
3
(医療共通
3・4
5.13(水)
3・4
4
(医療共通
5.20(水)
3・4
5
(医療共通
5.27(水)
3・4
6
(医療共通
6.3(水)
3・4
7
(医療共通
3・4
6.10(水)
3・4
8
(医療共通
6.17(水)
3・4
9
(医療共通
6.24(水)
3・4
10
(医療共通
7.1(水)
3・4
11
(医療共通
3・4
7.8(水)
3・4
12
(医療共通
3・4
7.15(水)
3・4
13
(医療共通
7.22(水)
3・4
14
(医療共通
3・4
7.29(水)
3・4
15
(医療共通
3・4
その他の医療問題
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
1.13(水)
医療拒否・安楽死
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
1.6(水)
生殖医療・精神医療
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
12.16(水) 3・4
医療過誤X 事例検討
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
12.9(水)
医療過誤IX 事例検討
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
12.2(水)
医療過誤VIII チーム医療
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.25(水) 3・4
医療過誤VII 技師・救命士の責任
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.18(水) 3・4
医療過誤VI 看護師・薬剤師の責任
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.11(水) 3・4
医療過誤V 説明義務(インフォームド・コンセント)
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.4(水)
医療過誤IV 因果関係②
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.28(水) 3・4
医療過誤III 因果関係①
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.21(水) 3・4
医療過誤II 注意義務・過失(医療水準論)②
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.14(水) 3・4
医療過誤I 注意義務・過失(医療水準論)①
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.7(水)
医療法学総論
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
9.30(水)
行動目標
授業内試験
センター)
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-40
日本国憲法 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
大 滝 恭 弘 准 教 授
標
この講義では、憲法の人権分野における重要な判例を取り扱います。
憲法は、我が国の法体系の頂点に位置するものですが、ほとんごの学生の方は、その本質について学
んだことはないと思われます。この講義は、普段あまり触れることのない憲法の内容を理解することを一つ
の目的としています。
また、皆さんは将来、医療に携わることになります。医療従事者は法律に触れる機会があまりないため、
残念ながら法的な素養を身につける機会はほとんどありません。そのような観点から、本講義は、取り扱う
具体的な事案の考察を通じて、法的素養を養うことも目的としています。
本講義では、できるだけ医療に関連した判例を取り扱いたいと思います。
具体的な事案に対し、自らの頭で考察し、自分なりの結論を導いてみてください。
評価方法・評価基準
評価は、授業態度・出席 20%、試験 80%、で行います。
試験は講義内で取り扱った事例を対象とします。
授業妨害を行う者に対しては厳格に対応し、単位は付与せず、その後の履修も認めないことにしていま
す。
準 備 学 習 の 内 容
事前に各判例を素読することで理解は深まりますが、始めて法学に触れる方も多いと思いますので、事
前準備は特に必要ありません。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
テキスト:なし
1回の講義では、原則としてひとつのテーマを検討します。
講義は、事前にLMS上に掲載する資料に沿って進めるため、事前に資料を自宅で印刷するなどして準
備しておいてください。また、各参考判例は裁判所のホームページで検索できるので、調べたいときは参
考にして欲しいと思います。
参考書:
① 憲法(第5版)」(岩波書店) 芦部信喜
② 「憲法判例百選I・II(第6版)」(有斐閣) 長谷部恭男、他
③ はじめての憲法教室-立憲主義の基本から考える(集英社新書) 水島朝穂
④ 「医療法学入門」(医学書院) 大磯義一郎、他
視Ⅰ-41
日本国憲法
№
実施日
時限
4.8(水)
5
1
名前
役職
所属
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
9.16(水)
5
4.15(水)
5
9.30(水)
5
4.22(水)
5
10.7(水)
5
5.13(水)
5
2
3
4
センター)
5
5.20(水)
5
5
私的自治と私人間効力
・私的自治の原則と憲法の私人間効力を具体的事例を通じて学習
する。
参考判例:三菱樹脂事件(最高裁昭和48年12月12日)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
幸福追求権(自己決定権)
・自己決定権に対する裁判所の考え方を具体的事例を通じて学習
する。
参考判例:輸血拒否訴訟事件(最高裁平成12年2月29日)
(医療共通
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.21(水)
5
5.27(水)
5
6
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.28(水)
5
6.3(水)
5
7
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.4(水)
5
6.10(水)
5
8
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.11(水)
5
6.17(水)
5
9
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.18(水)
5
6.24(水)
5
10
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
11.25(水)
5
7.1(水)
5
11
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
12.2(水)
5
7.8(水)
5
12
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
12.9(水)
5
7.15(水)
5
13
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
12.16(水)
5
7.22(水)
5
14
センター)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
1.6(水)
5
7.29(水)
5
15
センター)
5
幸福追求権(名誉権・プライバシーの権利)
・プライバシー権の内容について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:「石に泳ぐ魚」事件(最高裁平成14年9月24日)
平等原則
・平等原則の概念について具体事例を通じて学習する。
参考判例:非嫡出子相続分差別事件(最高裁平成25年9月4日)
信教の自由
・信教の自由について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:剣道受講拒否事件(最高裁平成8年3月8日)
表現の自由
・表現の自由について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:立川テント村事件(最高裁平成20年4月11日)
表現の自由
・知る権利について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:レセプト情報公開請求事件(最高裁平成13年12月18日)
経済的自由権
・精神的自由権と経済的自由権の異同について具体的事例を通じ
て学習する。
参考判例:薬局開設距離制限事件(最高裁昭和50年4月30日)
経済的自由権
・職業選択の自由について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:医業類似行為の禁止(最高裁昭和35年1月27日)
財産権
・財産権について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:予防接種事故訴訟(東京地裁昭和59年5月18日)
社会権
・生存権を主体に社会権について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:朝日訴訟(最高裁昭和42年5月24日)
参政権
・参政権について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:外国人の地方参政権(最高裁平成7年2月28日)
国家賠償請求訴訟
・国家賠償請求訴訟について具体的事例を通じて学習する。
参考判例:ハンセン病国家賠償訴訟(熊本地裁平成13年5月11日)
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
1.13(水)
憲法総論
・立憲主義の基本から憲法を概観する。
(医療共通
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
センター)
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
10.14(水)
行動目標
授業内試験
センター)
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-42
ヘルスケアエデュケーション 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
高 柳 妙 子
講 師
標
本講義の目的は、グローバル化の時代のもと、医療従事者として必要とされる教育的手法の知識や
スキルを実践的に学習することである。
教育とは、一方的な指導や情報伝達のことではなく、対話による相互理解や知識の構築と創造を意
味する。この概念を据えた上で、医療従事者は、ヘルスケアの現場に置いて、医療従事者相互、医療
従事者と患者間、医療従事者とボランティア間等でヘルスケアに関連した知識や情報のやりとりを通し
て人材育成の教育に携わることが期待される。その際に様々な職種の人々と協力してヘルスケア教育
を進めることができるためのIPEの観点から、教育の基礎知識、方法、コミュニケーション能力とスキル
を実践的に習得する。また、日本国内に限定せず、グローバルな保健と教育の問題に触れ、国際保健
や国際医療協力を実践するための基礎的な思考力をつけることも目標とする。
本講義では、
①成人教育と児童教育の相違点を把握した上で国内のヘルスケアと教育の関連性
②教育手法の実務的方法論
③医療現場における実践例の調査と分析
④社会的弱者や異文化におけるヘルスケア事業の取り組みと教育的手法の把握に努め、広い視野
を持って対話を通して医療現場での問題解決に望めるような教育者としての基本姿勢を身につける。
評価方法・評価基準
出席状況、ワークショップを通じた習得度、グループ学習の活動や発表、振り返りシートやレポート提
出、定期試験の成績などで総合的に判断する。出席状況が悪い場合は定期試験の受験資格なしと判
断することがある。遅刻は、授業への出席時間、遅刻の理由などを勘案し、欠席と扱うこともあるので注
意する。合計100点満点で60点以上を合格とする。
準 備 学 習 の 内 容
配布する資料(日本語、英語)を読み,著者の主張の概要と、そこからまたは別の場所から触発され
た考え・感想について授業内で発言できるように準備しておくこと。グループ学習を通して、グループプ
レゼンテーションを行う準備をすること。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
指定しない。毎回の授業で参考文献を配布する。授業中に適時、指示する。
視Ⅰ-43
ヘルスケアエデュケーション
№
実施日
時限
4.8(水)
3
1
9.16(水)
3
4.15(水)
3
2
9.30(水)
3
4.22(水)
3
3
10.7(水)
3
5.13(水)
3
4
10.14(水)
3
5.20(水)
3
5
10.21(水)
3
5.27(水)
3
6
10.28(水)
3
6.3(水)
3
7
11.4(水)
3
6.10(水)
3
8
11.11(水)
3
6.17(水)
3
9
11.18(水)
3
6.24(水)
3
10
11.25(水)
3
7.1(水)
3
11
12.2(水)
3
7.8(水)
3
12
12.9(水)
3
7.15(水)
3
13
12.16(水)
3
7.22(水)
3
14
1.6(水)
3
7.29(水)
3
15
1.13(水)
3
名前
役職
所属
行動目標
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
オリエンテーション:本講義の目的と概要説明。グループワークや体
験学習による講義方法の説明。アイスブレイキングによるグループ編
成
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
ヘルスケアの現場における教育の概念と教育的手法の実践例
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
教育的手法を用いた
医療現場における教材作成(グループワーク)①一般人対象
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
教育的手法を用いた
教材作成(グループワーク)②
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
作成した教材の発表(グループワーク)③
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
教育的手法を用いた
教材作成(グループワーク)①医療従事者対象
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
教育的手法を用いた
教材作成(グループワーク)②
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
作成した教材の発表(グループワーク)③
(藤崎准教授アドバイザー)
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアと教育の平等性;ジェンダー格差に
着目して分析(ケニアのマサイを事例に)
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアと教育の問題について体験的に学ぶ
(世界がもし100人の村だったらのワークショップ)
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアの教育の問題について
調査、グループディスカッション、発表準備
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアの教育の問題について
グループ発表とディスカッション①
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国におけるヘルスケアの教育の問題について
グループ発表とディスカッション②
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
途上国での医療保健プロジェクトの具体的な取り組み:
外部講師(保健専門家)より事例紹介
高 柳 妙 子
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
まとめ(グローバルヘルスケアと教育の課題と展望)と定期試験
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-44
TOEIC 対 策 英 語 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
クロージャーきよみ講師
標
授業の内容 (Course Description)
TOEIC600点或いはそれ以上の得点獲得を目標に、英語の実力アップを図るトレーニングです。
TOEICテストの出題形式に慣れ、その傾向を知ることがTOEIC攻略のカギです。そのため多くの問
題を解きながら、英語の音法や発音に慣れること、速読の習慣をつけること、文法の基礎を固めること
を目指します。また同時に、内容を理解するためには不可欠の語彙の増強も目指します。
この授業を通して、英語のルールを理解し、英語という言語・文化に対する気づきを増やしてほしいと
思います。
なお、TOEIC600点或いはそれ以上を目指すクラスのため、英語の基礎知識 (英検準2級以上の実
力相当)を備えていることが望ましいですが、意欲を持ってチャレンジしたいと考えている学生も歓迎し
ます。
授業の到達目標 (Course Objectives)
TOEIC600点+獲得を目指し、実用英語の実力アップを図ります。
評価方法・評価基準
成績評価方法 (Grading Policy)
①平常点 (20%) 出席状況、宿題など。
②クラス内小テスト(30%)
③定期試験 (50%)
準 備 学 習 の 内 容
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
英語に費やした時間と得点のアップは正比例します。
独自の単語帳をつくり語彙(類語、同義語も含む)を増やすこと。授業内で扱ったリスニング・パートの
ダイアログを毎日5分以上聞き、CDから聞こえるネイティブの発音に近づけるように何度も音読するこ
と。
学生への要望・その他(Class Requirements)
意欲のある学生の参加を望みます。「できない」「分からない」をそのままにせず、「”何が”分からないの
か」「弱い部分は”どこ”なのか」を見つける努力をしてください。
授業中は積極的に発言したり、声を出したりしましょう。
授業に参加する際、辞書は必ず持参してください。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
テキスト名: 『WINNING FORMULA FOR THE TOEIC TEST』
著者: 赤井田 拓弥、 Jeffrey M. Bruce
出版社: センゲージ・ラーニング株式会社
ISBN: 978-4-86312-219-2
視Ⅰ-45
TOEIC対策英語
№
実施日
時限
4.8(水)
3
9.16(水)
3
4.15(水)
3
9.30(水)
3
4.22(水)
3
10.7(水)
3
5.13(水)
3
10.14(水)
3
5.20(水)
3
10.21(水)
3
5.27(水)
3
10.28(水)
3
6.3(水)
3
11.4(水)
3
6.10(水)
3
11.11(水)
3
6.17(水)
3
11.18(水)
3
6.24(水)
3
11.25(水)
3
7.1(水)
3
12.2(水)
3
7.8(水)
3
12.9(水)
3
7.15(水)
3
12.16(水)
3
7.22(水)
3
1.6(水)
3
7.29(水)
3
1.13(水)
3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
名前
役職
所属
行動目標
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第1回】 初日ガイダンスと診断テスト
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第2回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第3回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第4回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第5回】 Review Test 1
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第6回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第7回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第8回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第9回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第10回】 Review Test 2
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第11回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第12回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第13回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究
センター)
【第14回】 TOEIC演習
クロージャー
きよみ
講師
(非)
(医療共通
教育研究 【第15回】 まとめ・習熟度確認
センター)
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-46
生命と物質のサイエンス 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
大 胡 惠 樹 教 授
標
これから医学,薬学,医療技術を学ぶものとして,生命の維持や生体の恒常性を保つための優れたメ
カニズムを学ぶことは必須である。例えば,呼吸性/代謝性のアルカローシス/アシドーシス,イオンチャ
ンネルとシグナル伝達など,様々な機構が生命の維持に関わっている。生体内の恒常性維持のための
機構に関して,もう少しミクロな観点から眺めてみると,微量元素の存在や生命維持のために必要な酵
素群が見えてくる。ヒトの体は,有機物であるので,その構成元素はほぼ,C, H, N, Oなどの元素である
が,その他に,鉄,銅,亜鉛,マンガンなどの金属元素も微量元素として必須なものが多数ある。これら
の金属元素を利用しているのが,金属酵素群である。この金属酵素としてよく知られているものには,
鉄を利用するヘムタンパク,フェレドキシン,トランスフェリンや亜鉛や銅を利用するSOD(スーパーオキ
シドジスムターゼ)などがあり,呼吸,貯蔵,代謝,電子伝達など,生命活動に必須な多彩な働きを担っ
ている。
そこで「生命と物質のサイエンス」では,これらの生命の維持,恒常性を保つためのメカニズムと物質,
分子の関係を学ぶことを目的とする。これらの金属や分子,金属酵素などが関与する疾病の例などをト
ピックスとして挙げ,基礎科学と臨床医療の関係についても学ぶ。これらのサイエンスの歴史,考え方,
原理,技術と先端医療との関係を非常に基礎的なところから学んでいく。
評価方法・評価基準
講義終了後筆記試験を行う。この結果に出席状況を加味し,総合得点とする。
準 備 学 習 の 内 容
高校化学レベルの知識があることが前提となるので,高校化学未履修の場合は,高校教科書・参考
書で事前に化学の学習をしておくことが大切です。授業内容が判らないときは,放課後などを利用し,
担当教員に質問してわからない部分を明らかにし,以降の学習に役立てることが重要です。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書:プリントを配布
参考書:生物無機化学,増田秀樹・福住俊一,三共出版,2005
薬学のための無機化学,桜井弘, 化学同人,2005
視Ⅰ-47
生命と物質のサイエンス
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
9.16(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第1回】 ガイダンスとイントロダクション。生命と物質のサイエンスで学
ぶ内容を総論的に理解する。生体内の化学の概略を理解する。
2
9.30(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第2回】 生体を構成する元素と生理作用に関して理解する。
3
10.7(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第3回】 酸—塩基と化学平衡の基礎を理解する。
4
10.14(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第4回】 酸—塩基と呼吸, 代謝に関して理解する。
5
10.21(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第5回】 生体において重要な酸化—還元の基礎を理解する。
6
10.28(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第6回】 生体における酸化−還元の実際を理解する。
7
11.4(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第7回】 生体反応における反応速度に関して理解する。
8
11.11(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第8回】 結晶場,配位子場理論に関して理解する。
9
11.18(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第9回】 生体関連金属錯体に関して理解する。
10 11.25(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第10回】 呼吸(酸素の運搬と貯蔵)に関して理解する。
11
12.2(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第11回】 酸素の活性化と酸素化反応に関して理解する。
12
12.9(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第12回】 生体系における金属イオンの輸送に関して理解する。
13 12.16(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第13回】 イオンチャンネルと機能及び疾病の関係性を理解する。
14
1.6(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第14回】 医療と生物無機化学の関係性(医学,薬学,工業的応用)
を理解する。
15
1.13(水)
3
大 胡 惠 樹
教授
(医療共通
教育研究
センター)
【第15回】 講義のまとめ(生命と物質に関する理解を深める)
行動目標
視Ⅰ-48
くすりを理解するための有機化学 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
高 橋 秀 依 教 授
標
薬学部以外の学生は、有機化学を大学で学ぶ機会が極めて少ないと聞いています。その結果、医薬
品の名前をカタカナで丸暗記するような勉強をせざるを得ないのが一般的だと思われます。しかし、医
薬品の化学構造式を理解し、薬理作用や副作用が化学構造に基づいていることを知れば、臨床現場
での医薬品の使い方が変わってくると思います。本講義では、医薬品の化学構造を理解するために必
要な最小限の有機化学を易しく教えます。一見複雑に見える医薬品の構造のどこを重視して考えれば
よいのかがわかるようになることをめざします。
具体的には、1年生、特に、高校時代に有機化学を全く履修していない学生を対象とします。薬学部
の学生は有機化学を1年次から学びますが、基礎的な理論を初めに学ぶことが多く、何のために有機
化学を学ぶのか、目的意識が薄くなりがちです。従って、本講義では、薬学部の学生も含め、有機化学
の難しい理論は省き、将来医療現場で有機化学を活かせるように、実践的かつ基礎的な内容を教えた
いと思います。たとえば、アルコールやカルボン酸など、重要な官能基について構造とその化学的性
質、及び物理的性質を一つ一つ医薬品の実際の構造にからめて丁寧に説明していきます。構造を考
える時、立体化学はとても重要です。構造式が平面で書かれているため、立体構造をイメージすること
を怠りがちです。これを防ぐため、受講生には、分子模型を用意していただき、実際に手を動かして医
薬品の構造をつくっていくことも毎回行いたいと思います。これによって、医薬品が標的分子とどのよう
に作用するのか、具体的なイメージをもつ基礎をつくることができると思います。
新しい医薬品を手にした時、まずは、構造式を見てみよう、と薬剤師だけでなく、医師や看護師が思う
ようになったら素晴らしいと思います。
評価方法・評価基準
①学期末の筆記試験 ②出席状況 の2点を総合して(①及び②がそれぞれ50%ずつ)評価します。
準 備 学 習 の 内 容
本講義では、医薬品について、化学構造をはじめとして、対象疾患(病気)、作用機序(どのように作
用を発現するか)、体内動態(生体内で、吸収から排泄までの変化)などを学びます。
毎回の授業において、次に学習する医薬品について知らせるので、その医薬品について自分なりに予
習をしておくと理解が深まると思います。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
適宜、授業プリントを配布します。
視Ⅰ-49
くすりを理解するための有機化学
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
4.8(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
医薬品の歴史をアスピリンの歴史を学びながら理解する。
2
4.15(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
企業における医薬品開発がどのように行われているのか、その過程を
理解する。有機化学が医薬品の構造を理解するために必要であること
を理解する。
3
4.22(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
中枢に作用する医薬品(ジアゼパム)の化学構造を理解する。
4
5.13(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
抗生物質(ペニシリン)の化学構造を理解する。立体化学の重要性を
理解する。
5
5.20(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
抗生物質の開発の過程を理解し、どのような構造的な変化がなされて
いるか理解する。
6
5.27(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
血圧を下げるACE阻害薬(カプトプリル)の化学構造を理解する。
7
6.3(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
プロドラッグの化学構造を理解する。
8
6.10(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
血圧を下げるARB(カンデサルタンシレキセチル)の化学構造を理解す
る。
9
6.17(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
血圧を下げるカルシウム拮抗薬(ニフェジピン)の化学構造を理解す
る。
10
6.24(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
抗炎症薬(インドメタシン)の化学構造を理解する。
11
7.1(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
抗潰瘍薬(シメチジン)の化学構造を理解する。
12
7.8(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
抗菌薬(レボフロキサシン)の化学構造を理解する。
13
7.15(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
キラルスイッチについて理解する。
14
7.22(水)
4
夏 苅 英 昭
教授
(薬学)
コレステロール低下薬(プラバスタチン)の化学構造を理解する。
15
7.29(水)
4
高 橋 秀 依
教授
(薬学)
学習内容のまとめ。授業内で筆記試験を行う。
行動目標
視Ⅰ-50
チーム医療論 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
筒 井 秀 代 講 師
標
【到達目標】
チーム医療の一員として各専門職の専門性を活かし,積極的に医療活動に参画できるようになるた
めに,チーム医療に必要な基本的知識や技術,態度を習得することを目的とする。
【個別目標】
①チーム医療における各専門職種の連携の実際と各専門職が担う役割について述べることができ
る。
②地域における多職種チーム医療に関する保健医療福祉の連携の実際と各機関が担う役割につい
て述べることができる。
評価方法・評価基準
筆記試験40%,グループワークにおける課題と取り組み姿勢50%,確認テスト10%
*詳細については,第1講講義時に説明する。
準 備 学 習 の 内 容
【講義資料】 LMS上に次回の講義資料を掲載するので,講義までに1度は目を通しておくこと。
【確認テスト】 LMS上に,その日の講義内容についての確認テストをアップするので,必ず次回講義ま
でにやっておくこと。
*詳細については,第1講の講義時に説明する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
【教科書】とくに指定しない。
【参考書】適宜紹介する。
視Ⅰ-51
チーム医療論 №
実施日
時限
名前
役職
所属
1
4.8(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第1講 チーム医療とは
①チーム医療の定義や意義,②チーム医療が必要になってきた歴史
的背景,③チーム医療を行う上で重要なこと,について学ぶ。
2
4.15(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第2講 保健医療機関の種類と役割
①医療法で規定されている保健医療機関の種類,②それぞれの機関
の役割,③人員配置や建築基準などの法的規定,について学ぶ。
3
4.22(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第3講 在宅療養を支える機関の種類と役割
①在宅療養を支える機関の種類,②それぞれの機関の役割,③人員
配置などの法的規定,について学ぶ。
4
5.13(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第4講 保健医療機関における専門職の種類と役割
①保健医療機関に従事する専門職の役割や所属機関,職種が規定
されている法律,について学ぶ。
5
5.20(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第5講 在宅療養を支える機関における専門職の種類と役割
①在宅療養を支える機関に従事する専門職の役割や所属機関,職種
が規定されている法律,について学ぶ。
6
5.27(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第6講 保健医療サービス専門職の基本的姿勢
①チーム医療への専門職としての関わり方,②多職種協働における
注意点など,チーム医療に必要な基本的な姿勢について学ぶ。
7
6.3(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第7講 チーム医療の実際
①実際の医療の現場で活躍しているチーム医療の種類,②各チーム
医療の活動内容や参加職種,③診療報酬との関係,について学ぶ。
第8講 チームカンファレンスの実際
①チーム医療で行われるカンファレンス,②各カンファレンスで使われ
るツールなど,チームカンファレンスで行うアセスメントやケアプランの
立案について学ぶ。
行動目標
8
6.10(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
9
6.17(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第9講 グループ学習①
グループで症例のアセスメントとケアプランの立案を行う。
10
6.24(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第10講 グループ学習②
グループで症例のアセスメントとケアプランの立案を行う。
11
7.1(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第11講 グループ学習③
グループで症例のアセスメントとケアプランの立案を行う。
12
7.8(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第12講 グループ学習④
グループで症例のアセスメントとケアプランの立案を行う。
13
7.15(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第13講 プレゼンテーション①
*第9-12講で行ったグループ学習の成果を発表する。
14
7.22(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第14講 プレゼンテーション②
*第9-12講で行ったグループ学習の成果を発表する。
15
7.29(水)
5
筒 井 秀 代
講師
(医療共通
教育研究
センター)
第15講 講義の振り返りとまとめ
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-52
医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン 選択1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
野 村 恭 子 准 教 授
標
平成26年現在、我が国の労働人口は約6000万人、うち女性は就業者2701万人、雇用者2406万人で
産業別では医療・福祉の分野が1位であり、医療人材で女性の割合が非常に多くなっている。ところが
経済発展の指標となるOECD諸国において、女性医師や研究者の割合は日本で最低であり、さらに世
界経済フォーラムが毎年発表しているジェンダーギャップ指数では、全世界135か国中日本は101位と
女性の社会活用が大変遅れている。その背景には、人手不足による長時間労働をはじめとする過酷な
労働環境と女性の性別役割分業といった大きな二つのハンディがあることが知られている。
全8回で構成される「医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン」は医療の分野で女性が
いきいきと働き、仕事も家庭も両立できる新しい生き方を提案する。行動目標は、医療界で活躍できる
女性を育成するために、必要な知識や現場の実態を知ってもらい、将来に備えてどのように人生計画
をたてていけばいいのか自ら考える即効性のある実践力を養う。そして自らがロールモデルとなり後進
の育成に活力を与え現場でのポジティブな連鎖を創ることを期待したい。想定される対象者は女性の
みならず医療界の男女共同参画社会について学ぶ意欲のある男性も歓迎する。
評価方法・評価基準
最終コマで行う試験を60%、出席を40%とする。
準 備 学 習 の 内 容
前回までの講義内容を復習しておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
参考図書
ワーク・ライフ・バランスのすすめ [単行本] 村上 文 (著)
仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~ 単行本 – 2004/5/20 大久保 幸夫 (著)
帝京大学女性医師・研究者支援センターHP. http://www.teikyou.ac.jp/affiliate/laboratory/support_center/
医師不足時代における女性医師の就労を考えるHP
http://homepage3.nifty.com/dzb/.
視Ⅰ-53
医療界の男女共同参画社会の構築とキャリアデザイン
№
実施日
時限
1
6.17(水)
4
村
2
6.24(水)
4
野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
医療界における男女の就労機会格差、医療界における労働問題
3
7.1(水)
4
野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
結婚と出産とタイミング
KW:妊娠の労働と分娩のリスク、若年世代のやせ、定出生体重児の増
加、少子化の進行、健やか親子21
4
7.8(水)
4
野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
キャリアデザイン:キャリアの考え方と自分の強みを知る
5
7.15(水)
4
金子希代子
楯
直 子
女性研究者のワーク・ライフ・バランスを考える
(スモールグループディスカッション (演習) を交えて)
6
7.17(金)
5
大 滝 恭 弘 准教授 教育研究
名前
上
文
役職
所属
教授
(法学)
教授
教授
(薬学)
行動目標
我が国の女性の就労の現状と国の男女共同参画施策
(医療共通
女性の就労とジェンダーに関する法律全般について
センター)
7
7.22(水)
4
野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
帝京大学における男女共同参画社会の構築の取り組み:真に女性の
活躍を促すために
8
7.29(水)
4
野 村 恭 子 准教授 (医・衛公)
講義のまとめ、習熟度試験
視Ⅰ-54
コンタクトレンズの基礎 選択1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
木 田 淳 子 教 授
標
コンタクトレンズは、近視や遠視、乱視を矯正するための医療機器である。その一方では、美容目的
のカラーコンタクトレンズ等も普及し、ディスカウントストアやインターネット等で容易に購入が可能なもの
もあり、誤った使用法により重篤な眼障害を引き起こす例も少なくない。
本講義では、基礎的な眼球の解剖と機能をはじめに理解することを目的とし、コンタクトレンズの種類
や特徴、正しい取り扱い方法などを学ぶ。
最も身近な医療機器であるコンタクトレンズを通じて、医療従事者に求められる医療機器の取り扱い
や眼疾病の認識を高めることを目標とする。
評価方法・評価基準
期末試験で評価する。ただし出席状況および授業態度なども考慮し、総合的に判断する。
準 備 学 習 の 内 容
前回の授業内容の復習を行い、専門用語の意味等を理解しておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
特になし
視Ⅰ-55
コンタクトレンズの基礎
№
実施日
時限
名前
役職
所属
行動目標
1
9.16(水)
4
佐 々 木 翔
助教
(医療・視)
1. 眼球の構造と仕組みについて学ぶ。
物を見る仕組み、眼鏡とコンタクトレンズの違いについて説明できる。
2
9.30(水)
4
佐 々 木 翔
助教
(医療・視)
2. コンタクトレンズの種類と分類 について学ぶ。
素材による分類、装用スケジュールによる分類について説明できる。
3
10.7(水)
4
木 田 淳 子
教授
(医療・視)
3. ソフトコンタクトレンズ・ハードコンタクトレンズについて学ぶ。
各部名称と規格について説明できる。
4
10.14(水)
4
木 田 淳 子
教授
(医療・視)
4 コンタクトレンズケア1について学ぶ。
コンタクトレンズケアの基本と実際について説明できる。
5
10.21(水)
4
木 田 淳 子
教授
(医療・視)
5. コンタクトレンズ処方に必要な眼科検査について学ぶ。
スクリーニング検査と定期検査について説明できる。
6
10.28(水)
4
木 田 淳 子
教授
(医療・視)
6. コンタクトレンズによる眼障害について学ぶ。
コンタクトレンズの使用に伴うリスク、眼疾患について説明できる。
7
11.4(水)
4
木 田 淳 子
教授
(医療・視)
7. その他のコンタクトレンズについて学ぶ。
トーリックコンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズ、 遠近両用コンタクト
レンズについて説明できる。
8
11.5(木)
5
木 田 淳 子
教授
(医療・視)
まとめ
視Ⅰ-56
医療数理科学入門Ⅰ 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
森
川
馨
教
授
標
医療数理科学入門 I は、皆さんがこれから医療の仕事を行う上で必要な数学として線形代数という分
野の数学を学びます。線形代数はほとんどの大学理工系学部1年での必修科目となっているもので
す。線形代数(高校では学びませんが)は、大変重要な数学の分野です。例えば、我々の仕事との関連
では、薬の有効性を評価するとき、薬を投与した、しないだけでは薬の真の有効性を評価することはで
きません。何故なら、患者さんの年齢、性別、併用薬、患者さんの基礎疾患(糖尿病の有無)など共変量
と言われる他の変数の影響を考慮することなしには薬の真の有効性を評価することが出来ないからで
す。ここで、いわゆる多変数の解析(高校までの数学では1変数しか扱っていません)、多次元データの
解析の基礎としての線形代数が必要になります。
医療数理科学入門 I では、厳密な証明をしたり、難しい問題を解いたりすることはしません。しかし、
医療において、特に医療の評価において、どんな数学を使う必要があるのか、また解析する際の考え
方を示すことに重点をおき、医療の実際の事例を示しながら線形代数を紹介をしたいと思っています。
本講義では、講義を8回行い、やさしい基本的な問題を宿題にして、自分で計算して内容を納得するこ
とを目標とします。また、大学で扱う数学は、少し複雑になると手計算では対応できないレベルになって
しまうので、3回の講義ではコンピュータを用いて計算を行い、ここで学ぶ数学の概念をさらに深く理解
することを目指します。また、残り3回の講義では、世界一流の医学論文誌から最新の重要と考えられ
る論文を紹介し、その中で今学んでいる数学がどのように使われているかを紹介したいと思っていま
す。時間に余裕があれば医療の話題だけでなく、線形代数そのものである量子力学や特殊相対性理
論の話題についてもお話ししたいと思っています。
評価方法・評価基準
・学期末試験と毎回の授業で出す宿題を解いた宿題ノートで評価します。ただし、出席状況および受
講態度が不良の場合は減点することがあります。
・数学は話を聞いただけでは身に付きません。簡単な問題を自分で解いてはじめて理解することが出
来ます。
授業では、簡単な計算問題を宿題として出しますから、宿題ノートに自分の手で計算して、理解を深
めて下さい。評価においては宿題ノートも重視します。
準 備 学 習 の 内 容
・高校で学んだベクトルと行列を復習しておいて下さい。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書
・キャンパス・ゼミ 線形代数 馬場敬之 マセマ出版社
視Ⅰ-57
医療数理科学入門Ⅰ
№
実施日
時限
1
4.8(水)
5
森
川
2
4.15(水)
5
森
3
4.22(水)
5
4
5.13(水)
5
名前
役職
所属
馨
教授
(薬学)
医療データの解析には複数の変数のデータを扱う必要があることを学
び、そうした解析を行うには線形代数の知識が必須であることを学ぶ。
川
馨
教授
(薬学)
これから学ぶ医療データの解析において基礎となる高校で学んだ
ベクトルと行列の基礎事項を復習する。
森
川
馨
教授
(薬学)
連立1次方程式を行列で表現し、連立1次方程式の行列での解法を
学ぶ。ガウス消去法、行列式、逆行列を学ぶ。
5
森
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文をから医療の評価において線形代数の考え方が重
要であることを学ぶ(I)
5.20(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
多次元データをどのように考え、扱うか。ベクトル空間、ベクトル空間の
基底、ベクトルの線形独立性、ベクトル空間の次元などを学ぶ。
6
5.27(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
見やすい座標でデータを考える:固有値と固有ベクトル(I)
7
6.3(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
座標変換と線形変換、そして多変数関数としての線形写像
8
6.10(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
見やすい座標でデータを考える:固有値と固有ベクトル(II)行列の
対角化、多次元データの解析:主成分分析
9
6.17(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において線形代数の考え方が重要
であることを学ぶ(II)
10
6.24(水)
5
大 塚 知 子
講師
(薬学)
パソコンを用いた線形代数の実習(I):パソコンを用いてベクトル、
行列、逆行列の計算を実習する。
11
7.1(水)
5
大 塚 知 子
講師
(薬学)
パソコンを用いた線形代数の実習(II):パソコンを用いて固有値、固有
ベクトルの計算を実習する。
12
7.8(水)
5
森
馨
教授
(薬学)
見やすい座標でデータを考える:固有値と固有ベクトル(III)線形微分
方程式を解く。
13
7.15(水)
5
大 塚 知 子
講師
(薬学)
パソコンを用いた線形代数の実習(III):パソコンを用いて線形微分
方程式を解く。
14
7.22(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において線形代数の考え方が重要
であることを学ぶ(III)
15
7.29(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
授業まとめ試験
川
行動目標
視Ⅰ-58
医療数理科学入門Ⅱ 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
森
川
馨
教
授
標
医療数理科学入門 II は、医療数理科学入門 I とは独立した選択科目です。したがって、医療数理
科学入門 I を履修していなくても理解することが出来ます。また、既に医療数理科学入門 I を履修した
人も選択することが出来ます。医療数理科学入門 II では、皆さんがこれから医療の仕事を行う上で必
要な数学として多変数の微積分を学びます。多変数の微積分(残念ながら高校での数学では1変数の
場合しか勉強していません)は、ほとんどの大学理工系学部1年での必修科目となっている実用上も大
変重要な数学です。例えば、我々の仕事との関連では、薬の有効性を評価するとき(医療数理科学入
門 I でも書きましたが)、薬を投与した、しないだけでは薬の真の有効性を評価することはできません。
何故なら、患者さんの年齢、性別、併用薬、患者さんの基礎疾患(糖尿病の有無)など共変量と言われ
る他の変数の影響を考慮することなしには薬の真の有効性を評価することは出来ないからです。
医療数理科学入門 II では、医療数理科学入門 I と同様に厳密な証明をしたり、難しい問題を解いた
りすることはしません。しかし、医療において、特に医療の評価において、どんな数学を使う必要がある
のか、また解析する際の考え方を示すことに重点をおき、医療の実際の事例を示しながら多変数の微
積分を紹介をしたいと思っています。本講義では、講義を8回行い、やさしい基本的な問題を宿題にし
て、自分で計算して内容を納得することを目標とします。また、大学で扱う数学は、少し複雑になると手
計算では対応できないレベルになってしまうので、3回の講義ではコンピュータを使って計算を行い、こ
こで学ぶ数学の概念をさらに深く理解することを目指します。また、残り3回の講義では、世界一流の医
学論文誌から最新の重要と考えられる論文を紹介し、その中で今学んでいる数学がどのように使われ
ているかを紹介したいと思っています。時間に余裕があれば医療データの統計解析としての多変量解
析や多様体についてもお話ししたいと思っています。
評価方法・評価基準
・学期末試験と毎回の授業で出す宿題を解いた宿題ノートで評価します。ただし、出席状況および受
講態度が不良の場合は減点することがあります。
・数学は話を聞いただけでは身に付きません。簡単な問題を自分で解いてはじめて理解することが出
来ます。
授業では、簡単な計算問題を宿題として出しますから、宿題ノートに自分の手で計算して、理解を深
めて下さい。
評価においては宿題ノートも重視します。
準 備 学 習 の 内 容
・高校で学んだ微分・積分、指数と対数を復習しておいて下さい。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書
・キャンパス・ゼミ 微分積分 馬場敬之 マセマ出版社
視Ⅰ-59
医療数理科学入門Ⅱ
№
実施日
時限
1
9.16(水)
5
森
川
2
9.30(水)
5
森
3
10.7(水)
5
4
10.14(水)
5
名前
役職
所属
行動目標
馨
教授
(薬学)
医療データの解析には複数の変数のデータを扱う必要があることを
学び、その基礎として多変数関数の解析法が必要であることを学ぶ。
川
馨
教授
(薬学)
これから学ぶ医療データの解析において基礎となる高校で学んだ1
変数関数の微分法の基礎事項を復習するとともに今後の学習との
関連について説明する。
森
川
馨
教授
(薬学)
関数(1変数)の近似を考える。べき級数によるテイラー展開および三
角関数によるフーリエ級数について学ぶ。
5
森
川
馨
教授
(薬学)
多変数関数の微分として、偏微分と全微分及びその幾何学的意味を
学ぶ。
10.21(水)
5
大 塚 知 子
講師
(薬学)
パソコンでの多変数関数の微積分の実習(I):パソコンを用いて2次元
曲面を描いてみる。
6
10.28(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において多変数関数の解析の考え
方が重要であることを学ぶ(I)
7
11.4(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
2変数関数のテイラー展開と現実の問題で広く用いられる条件付き
極値問題でのラグランジュ未定定数法とその幾何学的意味を学ぶ。
8
11.11(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
高校で学んだ1変数関数の積分法の基礎事項を復習するとともに
今後の学習との関連について説明する。また、これからの積分に必
要となる線形代数の基礎について説明する。
9
11.18(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
多変数関数の積分(2変数関数の重積分)としての累次積分を学ぶ。
10
11.25(水)
5
大 塚 知 子
講師
(薬学)
パソコンでの多変数関数の微積分の実習(II):パソコンを用いて多
変数関数の微積分の計算を実習する。
11
12.2(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
変数変換により積分計算が容易になることも多い。データ解析に重要
な例を用いて変数変換による多変数関数の積分法について学ぶ。
12
12.9(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において多変数関数の解析の考え
方が重要であることを学ぶ(II)
13
12.16(水)
5
大 塚 知 子
講師
(薬学)
パソコンでの多変数関数の微積分の実習(III):パソコンを用いていく
つかの共変量を持つ医療データを解析する。
14
1.6(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
最新の医学論文から医療の評価において多変数関数の解析の考え
方が重要であることを学ぶ(III)
15
1.13(水)
5
森
川
馨
教授
(薬学)
授業まとめ 試験
視Ⅰ-60
地域健康管理学入門 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
渡 邊 清 高 准 教 授
標
1.学習の内容
国民が何よりも重視し、大きな期待と関心を抱いている医療分野において、これから医学、薬学、医
療技術を学ぶ学生の皆さん向けに、地域におけるチーム医療の実践に必要な知識・技能、判断力、
リーダーシップについて概観します。これからの講義や研修の動機づけとすることに加えて、ケーススタ
ディーとディスカッションからなる演習を通して将来の専門職種連携のきっかけとしていただくためのプ
レゼンテーションおよびレポートの作成を行います。
2.到達目標
将来の地域におけるチーム医療の基盤となる知識、理論と実践を概観することで、地域住民の健康を
管理するメディカルケアマネージャのような位置付けの役割を果たす、医師・薬剤師・技師をはじめとす
るメディカルスタッフと連携して広い視野を培い、対話を通して課題解決と実践に結びつけられるため
の基本姿勢を身につけることを目標とします。
評価方法・評価基準
平常点および最終プレゼンテーションにて総合的に評価します。(受講生の人数やテーマの内容に
よって評価方法を変更する場合があります。)
1.平常点(60%):出席状況、グループディスカッションでの議論や発表への積極的な参加、講義ごとの
アンケートによるリアクションペーパー
2.最終プレゼンテーション(40%):グループごとのプレゼンテーションおよび受講生ごとのレポート
地域における健康管理のあり方について主体的に議論に参画し、簡単なプレゼンテーションを行うとと
もに、最終成果物として、ある地域の健康管理体制の現状と課題分析をもとにヒアリング、インタビュー
などによる調査研究を実施し、将来のモデル地域における健康管理体制のあり方について、レポートを
作成します。
準 備 学 習 の 内 容
各講義前に、関連する話題、最近の医療に関する時事ニュース、関連資料を提示します。
準備学習では、暗記や反復学習より、当該のテーマに対して自分なりの疑問や改善策の提案など、
問題意識をもって臨むことで、より積極的に議論に参加することができると考えています。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
参考書、参考文献については、講義の中で適宜提示します。
視Ⅰ-61
地域健康管理学入門
№
実施日
時限
1
9.16(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
コースの概要、オリエンテーション:地域健康管理学概論
2
9.30(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
ガイダンスと模擬演習:地域医療の現状と課題を考えてみよう
3
10.7(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
予防・検診と公衆衛生:地域にどのように普及させるか
4
10.14(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
社会システム学:望ましい医療政策とは
5
10.21(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
医学研究から政策へ:医療を変えるためのプロセスを考えよう
6
10.28(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
メディアと医療:国民は医療に何を期待しているのか
7
11.4(水)
4
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
医療保険:医療をどのように支えていくか
8
11.11(水)
4
中 田 善 規
教授
(公衆衛生
学研究科)
医療と福祉:困っている人をどう助けるか
9
11.18(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
10 11.25(水)
4
大 塚 良 子
講師
(非)
(医・内科)
医療産業・IT:ビジネスの視点からみた医療
11 11.30(月)
5
大磯義一郎
客員
教授
(医療情報
システム研究
センター)
医療法学:法律と医療の現状と課題
(月曜日5限実施のため留意すること)
12
12.9(水)
4
荒木夕宇子
講師
(非)
(医・内科)
職域からのアプローチ:産業保健の視点から健康管理を考える
13 12.16(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
TBD(受講生の関心のあるテーマをもとに決定します
例:在宅医療/看取り、創薬研究、医療倫理、アドボカシー)
14
1.6(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
TBD(受講生の関心のあるテーマをもとに決定します
例:在宅医療/看取り、創薬研究、医療倫理、アドボカシー)
15
1.13(水)
4
渡 邊 清 高 准教授 (医・内科)
最終発表会:演習テーマについて最終発表会を行います
名前
役職
所属
行動目標
中間発表会:
演習テーマについてグループ発表と進捗確認を行います
視Ⅰ-62
新薬発見のケーススタディー 選択1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
中 木 敏 夫 教 授
標
治療薬がどのような経緯で発見されたのかを学び、新薬発見の過程には多様性があることを理解す
る。
評価方法・評価基準
定期試験によって総括評価を行う。
準 備 学 習 の 内 容
各コマで扱うテーマに関する最初の治療薬の名称を調べてくること。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
参考書
New薬理学 南江堂
Goodman & Gilman's Pharmacological Basis of Therapeutics
視Ⅰ-63
新薬発見のケーススタディー
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
4.8(水)
4
中 木 敏 夫
教授
(医・薬理)
2
4.15(水)
4
青 山 晃 治 准教授 (医・薬理)
吸入麻酔薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
3
4.22(水)
4
松 村 暢 子
助教
(医・薬理)
抗生物質の発見歴史概略を述べることが出来る。
4
5.13(水)
4
中 木 敏 夫
教授
(医・薬理)
心停止回復薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
5
5.20(水)
4
渡 部 正 彦 准教授 教育研究
行動目標
筋弛緩薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
(医療共通
抗がん薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
センター)
6
5.27(水)
4
内
計
助教
(医・薬理)
抗精神病薬および抗うつ薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
7
6.3(水)
4
木 下 千 智
助教
(医・薬理)
受容体拮抗薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
8
6.10(水)
4
押 鐘 浩 之
助教
(医・薬理)
インフルエンザ治療薬の発見歴史概略を述べることが出来る。
海
視Ⅰ-64
災害からの復活と公衆衛生 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
原
邦
夫
教
授
標
自然災害を避けられない日本に住む者として,災害や対処方法などの知識を習得することも大切で
あるが,災害への備え(事前の予防)について考え,実際に準備することが重要である。東日本大震災
時の教訓として,健康弱者の避難の困難さや避難先での住環境の不十分さなどが発生し,様々な公衆
衛生課題への事前の備えの必要性が指摘された。
本科目では,講義を聞くという受け身ではなく,グループによるディスカッション,意見のとりまとめ,発
表するという形式の授業を行う。1課題について原則2回分の講義時間を使う。1回目は短い導入のため
の講義を行い,さっそくグループに分かれ,課題についてディスカッションし,意見をまとめ,パワーポイ
ントにまとめる。2回目は各グループが発表し,全体で意見交換を行う。パソコン等は授業中に必須であ
る。教員のファシリテーターを配置し細かな支援を行う。
自分の意見を整理し述べ,他人の意見も傾聴し,集団での意見をまとめ,発表を行うといった形式の
授業をとおし,大学における自主学習方法を身につけ,公衆衛生の課題の一つである災害についての
知識の定着と,多様な者との協同作業をする能力を習得する。
評価方法・評価基準
グループディスカッションや意見のまとめおよび発表への積極的参加の程度と,グループの発表内容
を評価対象とする。評価基準として,グループディスカッションや意見のまとめおよび発表については積
極性と他人の意見への配慮の度合い,グループの発表については根拠に基づく説得性を重視する。
各課題の担当教官による評価をまとめて,総合評価を行う。
なお,履修者数は100名以下を想定しているが,履修者数が多い場合には各回で全グループにレ
ポートの提出を求める。発表はグループ数を限定して行い、授業全体で発表回数が均等になるように
調整する。
準 備 学 習 の 内 容
2回連続で1課題を取り扱う。2回目に各グループの発表を行うので,事前準備として各課題について
自分の意見を整理して臨むことが期待される。可能な限り自分のデータや事実を事前に収集しておく
と,グループ内でリーダーシップが発揮できる。
また,発表はパワーポイント(マイクロソフト社)によることを推奨するので,その使用方法に慣れておく
ことを勧める。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
参考書として
中原一歩:奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」 (朝日新書) ,朝日新聞出版,2011.
イチロー・カワチ:命の格差は止められるか: ハーバード日本人教授の、世界が注目する授業 (小学館
101新書),小学館, 2013.
アンドリュー・ゾッリ (著), アン・マリー・ヒーリー (著), 須川 綾子 (翻訳) :レジリエンス 復活力--あら
ゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か,ダイヤモンド社,2013.
國井修 編:災害時の公衆衛生ー私たちにできること,南山堂,2012.
視Ⅰ-65
災害からの復活と公衆衛生
№
実施日 時限
1
9.16(水)
5
名前
役職
所属
行動目標
原 邦 夫 教授 (公衆衛生
高 橋 謙 造 准教授 学研究科)
東日本大震災: 被害の実態(急性期)と自分はどう考え何をしたか
2
9.30(水)
5
原 邦 夫 教授 (公衆衛生
高 橋 謙 造 准教授 学研究科)
3
10.7(水)
5
福 家 伸 夫
中 田 善 規
教授
教授
(医・ち救)
(公衆衛生
学研究科)
災害医療・DMAT
4
10.14(水)
5
福 家 伸 夫
中 田 善 規
教授
教授
(医・ち救)
(公衆衛生
学研究科)
5
10.21(水)
5
松 浦 正 明
根本明日香
教授
講師
(公衆衛生
学研究科)
データでみる自然災害と公衆衛生: 表・グラフを解釈し、複数の情報を
統合して考察する
6
10.28(水)
5
松 浦 正 明
根本明日香
教授
講師
(公衆衛生
学研究科)
7
11.4(水)
5
中 尾 睦 宏
竹 内 武 昭
教授
講師
(公衆衛生
学研究科)
避難行動(釜石の奇跡と悲劇)・災害と健康:メンタル面
8
11.11(水)
5
中 尾 睦 宏
竹 内 武 昭
教授
講師
(公衆衛生
学研究科)
9
11.18(水)
5
井上まり子
講師
(公衆衛生
学研究科)
災害と健康:仮設の生活・原発 風評被害・帰還困難者の生活
10 11.25(水)
5
井上まり子
講師
(公衆衛生
学研究科)
11
5
山 岡 和 枝
教授
(公衆衛生
学研究科)
12.2(水)
災害からの復興 絆=ソーシャルキャピタル
12.9(水)
5
山 岡 和 枝
教授
(公衆衛生
学研究科)
13 12.16(水)
5
矢 野 榮 二
原 邦 夫
教授
教授
(公衆衛生
学研究科)
12
低線量放射線被爆の健康影響 リスクの考え方
14
1.6(水)
5
矢 野 榮 二
原 邦 夫
教授
教授
(公衆衛生
学研究科)
15
1.13(水)
5
井 口 直 樹 教授 (公衆衛生
まとめ(発表会)
高 橋 謙 造 准教授 学研究科)
注) すべての講義にファシリテイターとして、顧 艶紅講師と桑原恵介助教が加わり指導にあたります。
視Ⅰ-66
健康づくり演習 選択 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
蛭 間 栄 介 准 教 授
標
授業の内容(Course Description)
日本の疾病構造の変化に伴う健康施策や一般人を対象とした体力とその評価法について学ぶ授業
です。また、対象者別の運動プログラムの作成方法についても学びます。
この授業では、講義だけでなく測定実習をおこない実践的な健康づくりについて学びます。
授業の到達目標(Course Objectives)
・健康と健康づくりの概念、歴史および現状について説明できる。
・対象者別の体力や健康づくりおよびその評価法について説明できる。
・自分の健康や体力について理解し、その改善法について説明できる。
評価方法・評価基準
受講状況(出席・授業態度・取り組み)を30%、試験50%、平常点として数回のレポートなど提出状況を
20%として総合評価します。なお、出席が3分の2以下の場合は単位を取得することができません。
まじめに受講することを期待します。
準 備 学 習 の 内 容
指定した教科書およびレジュメの次回授業部分を事前に読んでおくこと。
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
オムニバス形式で授業を実施するため、必要な資料については授業ごとに配布をします。
視Ⅰ-67
健康づくり演習
№
実施日
時限
1
9.16(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康管理概論①
現代社会の医学・医療に関する高齢化医療の偏在、医師不足の
診療科、高齢者の問題日本について理解する。
2
9.30(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康管理概論②
海外の疾病構造と健康施策:日本と海外の疾病構造、生活習慣病・
感染症について理解する。
3
10.7(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康管理概論③
介護予防の現状および介護保険制度による介護予防の内容、要支
援、要介護について理解する。
4
10.14(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
中高齢者の健康と体力①
中高齢者の体力評価法おいび体力評価と運動プログラムについて
理解する。
5
10.21(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
実習:体力測定および漸増負荷方式による運動負荷試験
6
10.28(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
中高齢者の健康と体力②
測定データを基にして各自の体力評価と運動プログラムを作成する。
7
11.4(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
高齢者の健康と体力①
加齢に伴う身体的変化および高齢者の体力評価と運動プログラムに
ついて理解する。
8
11.11(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
実習:高齢者に関する体力測定
9
11.18(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
高齢者の健康と体力②
介護予防に関する体力測定とその評価について理解する。
10 11.25(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康と体力①
発育・発達に伴う身体的変化、子供の体力評価、女性の身体的特性
と体力
11
12.2(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康と体力②
女性の身体的特徴と体力・運動能力の特徴およびトレーニングの効
果について理解する。
12
12.9(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康と体力③
運動様式別の運動条件とその効果について筋力と筋パワーおよび
全身持久力について理解する。
13 12.16(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康と栄養①
日本人の栄養摂取状況、消化と吸収、栄養素と機能
14
1.6(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
実習:摂取カロリー計測
15
1.13(水)
5
蛭 間 栄 介 准教授
(医療・
スポ医)
健康と栄養②
摂取カロリー計測データを基にして各自の栄養メニューを作成する。
名前
役職
所属
行動目標
視Ⅰ-68
プレホスピタルケア概論 選択 1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
横 山 正 巳 教 授
標
「プレホスピタルケア(病院前救護)」は、突然の病気、怪我に対して、家族や近くにいる人(バイスタン
ダー)による一次救命処置などの応急手当と傷病者を消防救急隊(救急救命士)による救急現場での
救急救命処置、病院搬送し、医師に引き継ぐまでのシステムをいう。
近年の病院前医療システムは、疾病構造の変化、高齢社会など救急医療を取り巻く社会の動向や救
急医療の進化などにより、病院前の救急現場を担う救急救命士やドクタカー、ドクターヘリ、また、病院
内でのER体制など、救急医療の進展により大きく変革している。また、自然災害立国である日本の防災
機関(消防機関)や災害医療体制なども進展している。
高齢化社会を背景としたプレホスピタルケアの問題点と対策や日本の災害医療の現状と対策、また、
一般人が身近にあるものによる応急手当を習得し、「日本のプレホスピタルケア現場」について、理解を
深める。
評価方法・評価基準
レポート及び実技成績(90%)、授業内課題(10%)などで総合的に判断する。レポートの課題は授業のつ
ど示す。講義の欠席扱いは、授業への出席時間、遅刻の理由などを勘案し、欠席と扱うこともあるので
注意する。
準 備 学 習 の 内 容
1 日本の病院前医療活動現場を主に行う消防救急及びドクターカーなどについて、事前調査しておく
こと。
2 日本で発生した自然災害など特に、地震災害で実践した災害活動について、事前調査しておくこ
と。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
1 「標準多数傷病者対応MCLSテキスト」(パーソン書房 一般社団法人 日本集団災害医学会)
2 「JPTEC ガイドライン」 (へるす出版 一般社団法人JPTEC協議会)
3 「4訂版 救急技術マニュアル」(東京法令出版 救急業務研究会)
視Ⅰ-69
プレホスピタルケア概論
№
1
実施日
9.16(水)
時限
3
名前
横 山 正 巳
役職
所属
行動目標
教授
(医療・
スポ医)
1 日本の病院前救護活動を支える消防救急で活動する救急救命士
及びドクターカー、ドクターヘリなど医師、看護師の概念を理解する。
また、救急医療を支える各システムの重要性を認識し、説明ができるよ
うにする。
2
9.30(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
2 救急医療体制の概念を理解する。特に、日本の救急現場を取り巻く
環境とこれを支える救急搬送システム体制、救急医療情報システム、
救急医療体制の現状を理解し、救急医療について述べることができる
よう習得する。また、プレホスピタルケアの生涯教育(JPTEC、MCLS、
ACLSなど)を理解する。
3
10.7(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
3 病院前医療活動現場を取り巻く環境の理解し、問題点や課題につ
いて、グループ討議し、病院前医療活動を理解する。
4
10.14(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
4 応急手当1」震災時などの他、普段の生活環境の中で、医療資器材
がない状況、怪我した負傷者を目の前にした場合、消防救急に引き
継ぐまでの応急手当の手技を習得する。
5
10.21(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
5 「応急手当2」の手技を習得する。(止血処置、包帯処置、固定処
置)
6
10.28(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
6 「応急手当3」の手技を習得する。(体位管理、保温、傷病者搬送
法)
7
11.4(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
7 災害医療の概念を理解する。特に、自然災害国である日本におけ
る災害活動と災害医療の特性を理解する。
8
11.11(水)
3
横 山 正 巳
教授
(医療・
スポ医)
8 災害医療現場で行われる医療関係者の災害現場管理、トリアージ、
現場救護所の役割など災害医療で行われる活動を理解する。
視Ⅰ-70
夢のDDS 選択1単位
担当責任者
一
般
教
育
目
丸 山 一 雄 教 授
標
近年、薬物療法の進歩に伴い、微量で強い治療効果を発現する反面、副作用も強く投与に工夫が
必要な薬物が数多く開発され、有効性と安全性さらに信頼性に関して最も高い保証を与えるように、薬
物の投与形態を最適の形に設計しようとする「薬物投与の最適化」という考え方が強く意識されるように
なってきました。「薬物投与の最適化」という考えのもとに開発される薬物の新しい投与形態をドラッグデ
リバリーシステム(DDS)と総称されます。薬物は疾患組織への選択活性によって有効性と安全性を高
めることができる。選択性は薬物そのものの活性によるが、薬物の投与形態である剤形や適用部位、適
用方法によっても高めることができる。したがって、選択性が高い新薬は、合成や発見による創薬と同じ
ように、製剤化による創剤によっても創ることができるので、DDSは注目されている。
また、DDS製剤に限らず、医薬品は、それにまつわる包装、容器にも多くの工夫がなされ、それらは使
用する患者にとって、安全かつ有効に薬効が発揮されるよう工夫がなされている。さらに患者のみなら
ず、医療従事者が安全に使用できるような工夫がなされている。これらの工夫を理解することは、患者
の治療効果を高めるためだけではなく、医療従事者としてのチーム医療に大きく役立つこととなる。
講義では、薬物の有効性、安全性、信頼性を高めるために、医薬品の投与経路と生体内運命、DDS
の方法論(徐放性化、吸収の改善、ターゲティング)とその最適化および医薬品に込められた様々な工
夫に関する基礎講義を行う。さらに、医療におけるDDSの役割として、現状と未来、新しい医療とDDS、
次世代型DDS技術(セラノスティクス)について講義する。
評価方法・評価基準
授業内課題を重視。欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
準 備 学 習 の 内 容
抗体医薬の回では、抗体に関する基礎的な知識が必要となります。免疫学の基礎的な参考書で、抗
体に関する基礎知識をあらかじめ勉強しておいてください。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
教科書:なし
参考書:液状系製剤学 京都廣川書店
図解で学ぶDDS じほう
視Ⅰ-71
夢のDDS
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
11.11(水)
4
宇都口直樹
教授
(薬学)
くすりに込められた工夫1:患者、医療従事者の使用
2
11.18(水)
4
宇都口直樹
教授
(薬学)
くすりに込められた工夫2:容器・包装
3
11.25(水)
4
宇都口直樹
教授
(薬学)
くすりに込められた工夫3:製造
4
12.2(水)
4
丸 山 一 雄
教授
(薬学)
DDSとは 魔法の弾丸
5
12.9(水)
4
丸 山 一 雄
教授
(薬学)
診断と治療を同時に行うセラノスティクス
6
12.16(水)
4
野 村 哲 也
助教
(薬学)
抗体医薬の最前線
7
1.6(水)
4
鈴
木
亮 准教授
(薬学)
1日1回飲むだけで効く (放出制御製剤)
8
1.13(水)
4
鈴
木
亮 准教授
(薬学)
貼って効く薬(経皮吸収製剤)
体内で変化して効く薬(プロドラッグ)
行動目標
視Ⅰ-72
世界に羽ばたく医療人 選択2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
石 田 牧 子 助 教
標
[内容]
近年、急速にグローバル化が進む中、諸外国に比べ、日本の若い世代の「内向き志向」が指摘され
ており、海外への関心の低下が問題視されています。当科目では、国内外で活躍するゲスト・スピー
カーの経験談、講義、ディスカッションなどを通して、日本という国の枠を超えた医療の社会・経済・文
化的背景の違いについて、幅広い知識と視野を身につけることを目標としており、医療人として、海外も
視野に入れたキャリア・パスを身近に感じていただくための入門クラスです。講義は、複数の教員・ゲス
トによる、オムニバス形式で行われます。質疑応答、ディスカッション、プレゼンテーションなど、積極的
な参加が求められます。
[目標]
①医療のグローバル化とは何か、自分の言葉で説明できる②医療人として、国の枠を超えた医療の
社会・経済・文化的背景の違いについて教養を身につけることの意義について、自分の言葉で説明で
きる ③医療人として、海外も視野に入れたキャリア・パスと、それに伴う生涯学習について、自分の言葉
で説明できる ④国内外の情報から得られた情報を統合し、自分の考えをわかりやすく表現できる。
評価方法・評価基準
[成績評価方法]
出席状況、授業態度を含む平常点 =10%
考察の共有 =90% ミニ・レポートの内容およびそれに対するフィードバックの内容(期限外は評価の
対象外)、プレゼンテーションの内容、その他指定の課題。
※やむを得ない理由により、ゲストスピーカーの講義や日程に変更がある可能性があります。
準 備 学 習 の 内 容
[講義前の学習]
指定の事前学習を行った上で講義に臨むこと。
[講義中の学習]
必要に応じて、パワーポイントのプリント、配布資料、およびノートを使用すること。ディスカッションや
質疑応答では積極的に発言,または発言者へのフィードバックをすること。
[講義後の学習]
講義で学んだ内容をもとに、指示に従い、期限内にミニ・レポートをLMS上で共有すること。指示に
従い、他者のミニ・レポートに対してフィードバックをすること。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
配布資料
※パワーポイントのスライド、配布資料などは全てLMSにアップロードされます。プリントアウトは各自必
要に応じて行ってください。
視Ⅰ-73
世界に羽ばたく医療人
№
実施日
時限
名前
役職
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通 授業の目標・進め方を理解する。
教育研究 アイスブレーキング
センター)
ディスカッションに関する基本的なルールを理解する。
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 医療のグローバル化と日本の現状について理解する。
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
医療の社会・経済・文化的背景の違いについて学ぶことの意義につい
教育研究
て考える。
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
海外も視野に入れたキャリア・パスと、それに伴う生涯学習のために必
教育研究
要な過程について理解する。
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 アメリカの医療
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 ゲストスピーカー1
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 ゲストスピーカー2
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 ゲストスピーカー3
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 ゲストスピーカー4
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 ゲストスピーカー5
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 プレゼンテーション
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 プレゼンテーション
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 プレゼンテーション
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 プレゼンテーション
センター)
3
石 田 牧 子
助教
(医療共通
教育研究 まとめ・振り返り
センター)
4.8(水)
1
9.16(水)
4.15(水)
2
9.30(水)
4.22(水)
3
10.7(水)
5.13(水)
4
10.14(水)
5.20(水)
5
10.21(水)
5.27(水)
6
10.28(水)
6.3(水)
7
11.4(水)
6.10(水)
8
11.11(水)
6.17(水)
9
11.18(水)
6.24(水)
10
11.25(水)
7.1(水)
11
12.2(水)
7.8(水)
12
12.9(水)
7.15(水)
13
12.16(水)
7.22(水)
14
1.6(水)
7.29(水)
15
1.13(水)
所属
行動目標
*学部・学科により開講学期が違います。時間割等で確認してください。
視Ⅰ-74
基礎医学 必修 2単位 有澤 謙二郎助教(医学部・解剖 学)
担当責任者 大野 孝 恵 助 教(医 学部・生理 学)
担当責任者 宇於崎 宏 教 授(医 学部・病理 学)
担当責任者
一
般
教
育
目
標
解剖学: 視能訓練士の仕事は主に斜視の治療と弱視の検査にあるが、糖尿病をはじ
め全身疾患の一部としての眼の病変も多いことから、人体の臓器の位置と
形態を解剖学を通じて理解することを目的とする。
生理学: 生理学は、生命の理(ことわり)の学とあるように、生体の機能(働き)
を明らかにする学問である。生体の正常な機能を知ることは、病気を知る
ための基本となる。生体の制御・調節機能を中心に以下の項目を取り上げ
て学ぶ。1.神経細胞の生理学 2.運動の神経機構 3.感覚の神経機構
4.自律神経系による内臓機能調節
病理学: 人体病理学を短時間(計4回)で解説することは不可能である。よって、
病理学総論を中心として、医学的によく使われる語句(単語)を理解して
もらうことを目的とする。それ故に、毎時間テーマを決めて解説し、大切
な所を指摘してゆく。(1)循環障害(2)退行性病変と進行性病変
(3)炎症(4)腫瘍を大項目とする。
評価方法・評価基準
解剖学:試験の成績、授業内課題を総合的に評価する。
生理学:試験の成績を重視するが、授業内課題等も合わせて総合的に評価する。
病理学:試験の成績で評価する。
準 備 学 習 の 内 容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
解剖学:(参考書)新しい解剖生理学(山本敏行、鈴木泰三、田崎京二共著、
南江堂)
生理学:(参考書)系統看護学講座 専門基礎1 人体の構造と機能[1] 解剖生理学
(医学書院)
病理学:特に指定しない。毎回プリントを配布する。
参考書としては「はじめの一歩のイラスト病理学(深山正久編-羊土社)」
「イラスト病理学-細田泰弘監訳-文光堂」
視Ⅰ-75
基礎医学
実施日
時限
1
4.10(金)
2
有澤謙二郎
助教
(医・解剖)
受精から個体発生、個体の構造
人体の基本のつくりと発生を理解する。
KW: 精子、卵子、胚葉、細胞、上皮組織、支持組織、
筋組織、神経組織
2
4.17(金)
2
有澤謙二郎
助教
(医・解剖)
運動器系の構造
骨格と骨格筋の基本を理解する。
KW: 骨、軟骨、骨髄、関節、骨格筋、運動、筋の神経支配
3
4.24(金)
2
有澤謙二郎
助教
(医・解剖)
循環器系の構造
心臓の構造および血管の種類と走行について理解する。
KW: 心臓、弁、大動脈、大静脈、毛細血管、リンパ
4
5.1(金)
2
有澤謙二郎
助教
(医・解剖)
内臓の構成と構造 (1)
内臓の種類と位置や構造について理解する。
KW: 実質器官、中空器官、消化器、呼吸器
5
5.8(金)
2
有澤謙二郎
助教
(医・解剖)
内臓の構成と構造 (2)
内臓の種類と位置や構造について理解する。
KW: 泌尿器、生殖器、内分泌器
6
5.15(金)
2
有澤謙二郎
助教
(医・解剖)
神経系の構造
中枢神経系の構造および末梢神経の種類と走向を理解する。
KW: 脊髄、大脳、間脳、脳幹、小脳、ウィリス輪、
脊髄神経、脳神経
7
5.29(金)
3
大 野 孝 恵
助教
(医・生理)
神経細胞の生理学:
神経の興奮性細胞の機能について説明できる。
KW: ニューロン、静止電位、活動電位、興奮伝導、シナプス伝達
№
名前
役職
所属
行動目標
8
6.5(金)
3
大 野 孝 恵
助教
(医・生理)
運動の神経機構:
筋肉の興奮、収縮について説明できる。
神経系における運動制御について概説できる。
KW:大脳運動野、連合野、反射、随意運動
9
6.9(火)
1
近 藤 福 雄
教授
(医・病病)
病因論と循環障害
KW: うっ血、充血、血栓、塞栓、梗塞
10
6.9(火)
5
近 藤 福 雄
教授
(医・病病)
退行性病変と進行性病変
KW: 萎縮、変性、壊死、肥大、再生、肉芽
11
6.12(金)
3
大 野 孝 恵
助教
(医・生理)
感覚の神経機構:
神経系における感覚情報処理について概説できる。
KW: 感覚器、大脳感覚野
12
6.16(火)
1
近 藤 福 雄
教授
(医・病病)
炎症
KW: 炎症とは、四大徴候、滲出炎、特異性炎
13
6.16(火)
5
近 藤 福 雄
教授
(医・病病)
腫瘍
KW: 腫瘍とは、良性と悪性、癌と肉腫、神経腫瘍
14
6.19(金)
4
大 野 孝 恵
助教
(医・生理)
自律神経系:
自律神経による内臓機能の調節について概説できる。
KW: 交感神経、副交感神経、二重支配、拮抗支配
15
7.24(金)
3
未
定
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-76
視能心理学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
野 川 由 紀 講 師
標
視能訓練士は人と関わる職業であるため、心理学の知識は欠かせないものであり、またこの内容は国
家試験にも出題される。この「視能心理学」では、国家試験に出題される内容に重点をおき、それを
しっかり見につけることを目標とする。
視能心理(光学基礎)
皆さんは、人間の視覚系を対象とする専門家となるべく、これから研鑽を積んでゆきますが、その過程
で視覚系の入力装置である眼球光学系についても詳しく学習してゆきます。この眼球光学系をよりよく
理解するためには光学の基礎知識が欠かせません。
ところが、高校までの授業では、光学に関してはほとんど勉強していないと思いますので、「光学」は
苦手だと思っている人もいると思います。
そこで、専門の勉強に入る前に、光の性質やレンズの仕組みなど、光学の基本について、まずは知っ
ておこうというのが本講義の目的です。全講義が終了して、「光学」が少し身近になれば目標はほぼ達
成です。
評価方法・評価基準
出席状況を10%、授業中に行なう小テストを30%、確認試験を60%の割合で評価する。
視能心理(光学基礎)
講義中の小論文やレポート、質応答における学習態度を評価(10%)し、出席(遅刻欠席)状況(10%)
を考慮し、学期末試験の成績(80%)による総合評価を原則とする。
準 備 学 習 の 内 容
準備学習より復習に力を入れてもらいたい。具体的には授業時に指示する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
丸尾敏夫 久保田伸枝 深井佐久子 編集 「視能学」 文光堂
視能心理(光学基礎)
教科書:桑嶋幹(著)「よく解る最新レンズの基本と仕組み」秀和システム(本体 1,400円)
講義では適宜パワーポイントを使用し、必要な資料は配布する。
授業で使用するので、下記を準備すること.(第一回授業で説明)
・関数計算(三角関数,指数,対数)ができる電卓
・小中学生用の定規セット(三角定規、分度器、直定規が入っている数百円のもの)
視Ⅰ-77
視能心理学
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
4.14(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
ヒトの発達と心理の特性 乳児期・幼児期
2
4.21(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
ヒトの発達と心理の特性 児童期・学童期・青年期
3
4.28(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
ヒトの発達と心理の特性 成人期・老年期
4
5.7(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
数学基礎
・数学のレベル確認
・正負の数の計算,平方根の計算ができる。
5
5.12(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
病院における小児の心理 不安の心理・恐怖の心理
6
5.14(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
数学基礎
・三角比,指数対数の計算ができる。
7
5.19(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
障害の受容に至る過程
8
5.21(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
数学基礎
・ベクトルの計算ができる。
9
5.26(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
視覚障害者の心理
10
5.28(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学基礎
・光の基本的な性質が理解できる。
11
6.2(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
中・高齢患者の心理
12
6.4(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学基礎
・光の基本的な性質が理解できる。
13
6.9(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
家族の心理
14
6.11(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学基礎
・光の基本的な性質が理解できる。
15
6.16(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
訓練に入る前の心理のケア
16
6.18(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学基礎
・レンズを使った結像が理解できる。
17
6.23(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
視能訓練と小児の心理
18
6.25(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学基礎
・レンズを使った結像が理解できる。
19
6.30(火)
4
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
国家試験過去問題・解答、解説
20
7.2(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
光学基礎
・レンズを使った結像が理解できる。
21
7.9(木)
2
小 林 克 彦
教授
(医療・視)
講義の振り返り、習熟度確認
行動目標
視Ⅰ-78
心身発達学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
野 川 由 紀 講 師
標
視能訓練士として仕事をしていく上で必要な事項について学ぶ。
評価方法・評価基準
授業中に行なう小テストを40%、試験を60%の割合で評価する。
準 備 学 習 の 内 容
準備学習より復習に力を入れてもらいたい。具体的には授業時に指示する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
丸尾 敏夫 「エッセンシャル眼科学」 第7版 医歯薬出版
丸尾 敏夫・久保田伸枝・深井佐久子編 「視能学」 文光堂
「眼科用語集」 第5版 財団法人 日本眼科学会
視Ⅰ-79
心身発達学
№
実施日
時限
名前
役職
所属
1
9.16(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
心身発達学のための解剖学(1)
2
9.30(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視)
心身発達学のための解剖学(2)
3
10.7(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視能訓練士として知っておくべき疾患(1)
4
10.14(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視能訓練士として知っておくべき疾患(2)
5
10.21(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視能訓練士として知っておくべき疾患(3)
6
10.28(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視機能とその異常 1.視力
7
11.4(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視機能とその異常 2.視野
8
11.11(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視機能とその異常 3.色覚
9
11.18(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視機能とその異常 4.眼位・眼球運動
10 11.25(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 眼鏡とコンタクトレンズ
11
12.2(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 視覚障害者のための情報機器&サービス
12
12.9(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 子どもの目の健康マニュアル
13 12.16(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 国家試験過去問題演習
14
1.6(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 国家試験過去問題演習
15
1.13(水)
2
野 川 由 紀
講師
(医療・視) 国家試験過去問題演習
行動目標
視Ⅰ-80
視能解剖学 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
根 本 裕 次 准 教 授
標
解剖学は、人体の地理学であり、名称と位置関係の理解が重要である。
本科目では視覚器である眼球、眼球付属器および関連する組織の構造を学ぶ。
発生、機能、病態、症候などにも触れ、次学期以降の専門分野の学習の導入とする。
評価方法・評価基準
授業中の中間試験、実習レポートを各々25%、終了時試験を50%の割合で評価する。
評価60点(100点満点)以上、不足者は出席と「視能解剖学ワークブック」の状況を加味し、進級を判定
する。
授業・実習態度が悪い場合は試験を受けさせないことがある。
準 備 学 習 の 内 容
予習:教科書の次回授業部分を読んだり、WEBなどで調べたりして、専門用語に慣れる。復習:配布問
題集「視能解剖学ワークブック」の該当部分の作業を、次回講義までに完了する。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
丸尾敏夫久保田伸枝深井小久子編集:「視能学」第2版文光堂せんせいたま解剖生理学
https://www.youtube.com/watch?v=kE6tISm0Nko大阪保健医療大学入学前教育
http://www.ohsu.ac.jp/news/detail/i/2/msnヘルスケア人体3D:http://www.msn.com/jajp/health/bodymaps大塚製薬脳血管3Dイラスト診療支援情報http://www.otsukaelibrary.jp/library/support/103/252/
視Ⅰ-81
視能解剖学
№
実施日
時限
名前
役職
所属
行動目標
1
4.9(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「視能解剖学入門」
学習法、視覚系構造の概略について理解する。
放射線学的解剖学や病理(疾患のなりたち)の基本についても概説す
る。
2
4.14(火)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「角膜と強膜」
眼球外壁の微細構造について理解する。
KW:上皮、Bowman膜、実質、Descemet膜、内皮
3
4.20(月)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「ぶどう膜と隅角」
虹彩、毛様体、脈絡膜の微細構造と機能について理解する。
KW:瞳孔括約筋、瞳孔散大筋、Műller筋、Brűcke筋、房水
4
4.23(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「網膜と硝子体」
網膜と硝子体の微細構造と機能について理解する。
KW:中心窩、黄斑部、錐体、杆体、視神経乳頭
5
4.23(木)
2
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「水晶体」
水晶体の微細構造と、屈折・調節機能の概略について理解する。
KW:調節、Zinn小体、水晶体
6
4.27(月)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「頭蓋骨と眼窩」
眼窩とその周辺の骨構造、脳神経や血管が通る導通路などについて
立体的に理解する。
KW:眼窩、頭蓋底、脳神経、視神経管、上・下眼窩裂、骨鼻涙管
7
4.30(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
視能解剖学実習
豚眼解剖、眼窩模型作成を行う。レポートを課す。
8
4.30(木)
2
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
視能解剖学実習
豚眼解剖、眼窩模型作成を行う。レポートを課す。
9
5.11(月)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
中間試験(30分)
「発生」
生物の系統発生、眼の進化、ヒトの眼の発生などについて理解する。
KW:外胚葉、中胚葉
10
5.21(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「視覚系の感覚」
視覚と一般感覚を司る構造について理解する。
KW:視神経、視路、視野、三叉神経
11
5.28(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「血管系と視覚系の運動1」視覚器に関連する血管系、対光反射、調
節を司る構造について理解する。
KW:内頸動脈、外頸動脈、眼動脈、内眼筋、中脳、自律神経
12
6.4(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「視覚系の運動2」
眼球運動を司る構造について理解する。
KW:中脳、橋、動眼神経、滑車神経、外転神経、外眼筋
13
6.11(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「眼付属器と表情筋」
眼球を保護、機能保持する構造について理解する。
KW:眼瞼、結膜、涙器、顔面神経、表情筋
14
6.18(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
「視覚器の周辺構造」
眼科疾患を生じやすい周辺構造を立体的に理解する。
KW:脳動脈、海綿静脈洞、下垂体、副鼻腔、鼻腔
15
7.2(木)
1
根 本
裕 次 准教授 (医・眼科)
終了時試験
視Ⅰ-82
臨床医学Ⅰ(内科) 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
滝
川
一
教
授
標
内科学が取り扱う疾患を知り、それらの病理病態を理解し、治療の概略を知ることにより医学におけ
る内科学の位置を理解する。
評価方法・評価基準
授業内課題を30%、授業中の小テストを20%、試験で50%と配分する。
欠席・遅刻・早退は減点対象となる。
準 備 学 習 の 内 容
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
教 科 書 ・ 参 考 書 等
【参考書】
看護のための最新医学講座,中山書店
基礎医学シリーズ(DVD版,医学映像教育センター)
・目で見る医学の基礎
・目で見る解剖と生理
・病気の基礎知識
など
視Ⅰ-83
臨床医学Ⅰ(内科)
№
1
2
3
4
5
6
7
8
実施日
9.16(水)
9.25(金)
9.29(火)
10.5(月)
10.16(金)
10.23(金)
10.30(金)
11.6(金)
時
限
1
2
4
2
2
2
2
2
名前
太 田 康 男
小 松 恒 彦
白 石 武 司
盛 田 幸 司
真 下 大 和
鈴 木 伸 明
吉 原 久 直
古 賀 一 郎
役職
教授
教授
助教
講師
助教
講師
助教
助教
所属
行動目標
(医・内科)
内科学とは
1.内科学に特有な病気を列記できる。
2.内科学の主たる診療の仕方を説明できる。
3.鑑別診断について説明できる。
4.主たる治療法の説明ができる。
5.インフォームドコンセントの重要性を述べることができる。
(医・3内)
血液の病気
1. 造血の仕組みが理解できる。
2. 代表的な貧血が理解できる。
3. 血液腫瘍性疾患が理解できる。
4. 治療法の考え方が理解できる。
KW:造血幹細胞、サイトカイン、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、
急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、化学
療法、造血細胞移植、標的療法
(医・地域
医療支援)
腎臓の病気
蛋白尿・血尿のなりたちについて理解する。
腎機能のみかたについて理解する。
腎機能が低下したときの病態・治療について理解する。
体外循環療法の種類と原理について理解する。
KW:GFR、クレアチニンクリアランス、CAPD、HD、CHF
(医・内科)
ホルモンの病気
1.ホルモンの分泌異常が原因となっておこる疾患を挙げることが
出来る。
2.間脳・下垂体疾患の病因と病態について学ぶ。
3.甲状腺疾患と副甲状腺疾患の病因と病態について学ぶ。
4.副腎疾患の病因と病態について学ぶ。
KW:下垂体腺腫、Cushing症候群、先端巨大症、下垂体機能低下
症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能
亢進症、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫
(医・内科)
糖尿病
1.高血糖がなぜ起こるか、原因について述べることができる。
2.高血糖の害について述べることができる。
3.糖尿病合併症の主要なものを列挙できる。
4.糖尿病の治療手段の概略を説明できる。
(医・内科)
循環器系の病気
1.循環器系の成り立ちとその働きについて説明できる。
2.代表的な循環器疾患を挙げてその病態を説明できる。
3.循環器の主な検査および治療法が列挙できる。
(医・内科)
呼吸器の病気
1.呼吸器の構成と特徴が説明できる。
2.呼吸器の病気の主な症状が列挙できる。
3.呼吸器の主な検査および治療法が列挙できる。
4.呼吸器の主な病気の特徴が説明できる。
(医・内科)
よくみる発熱
1.主な発熱の原因を挙げることができる。
2.主な感染症の症状を説明できる。
3.発熱の適切な対処法について理解する。
KW: 敗血症、SIRS、不明熱
視Ⅰ-84
臨床医学Ⅰ(内科)
№
9
実施日
11.13(金)
10 11.20(金)
11 11.27(金)
12
12.4(金)
13 12.11(金)
時
限
2
2
2
2
2
14 12.21(月)
2
15
2
1.8(金)
名前
役職
相 磯 光 彦
山 口 正 雄
講師
教授
所属
行動目標
(医・内科)
肝臓の病気
1.肝臓の病気にどのようなものがあるかを説明できる。
2.肝臓の血液検査について説明できる。
3.主要な肝臓疾患について説明できる。
KW:肝逸脱酵素、胆道系酵素、肝炎ウイルスマーカー、急性肝
炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌、アルコール性肝障害、
自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、
非アルコール性脂肪肝炎、薬物性肝障害
(医・内科)
アレルギーの病気
1.アレルギー反応の型と代表的疾患を挙げることができる。
2.反応の型に応じた検査法を挙げることができる。
3.診療における注意点を説明できる。
KW: アナフィラキシー、喘息、Th2リンパ球、IgE、アレルゲン
山 本 貴 嗣 准教授 (医・内科)
消化器の病気
1.消化管の病気にどのようなものがあるか説明できる。
2.消化管の検査について説明ができる。
3.消化管の主要な病気について説明できる。
KW:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌(早期癌、進行癌)、大腸癌
木
脂質異常症・肥満症
1.脂質異常症の臨床的意義を説明することができる。
2.リポ蛋白代謝経路を説明することができる。
3.肥満症、メタボリック症候群について説明することができる。
KW:粥状動脈硬化症、動脈硬化性疾患、LDL,HDL,家族性高
コレステロール血症、内臓脂肪型肥満
藤
関
下
誠
森
新
順
未
彦
教授
教授
病院
教授
(医・内科)
(医・内科)
(医・内科)
定
痛風・高尿酸血症
1.痛風・高尿酸血症の定義を述べることができる。
2.痛風の臨床症状を列挙できる。
3.痛風の治療法を述べることができる。
KW:プリン代謝、産生過剰型、排泄低下型、アロプリノール、
ベンズブロマロン
悪性腫瘍
1.悪性腫瘍の定義・種類について学ぶ
2.悪性腫瘍の疫学について学ぶ
3.悪性腫瘍の診断方法について学ぶ
4.主な悪性腫瘍の病態・病期について学ぶ
5.主な悪性腫瘍の治療方法について学ぶ
6.がん緩和医療について学ぶ
KW:上皮性腫瘍、転移、CT・MRI・PET・内視鏡・超音波検査、
早期がん、固形がん、血液腫瘍、集学的治療、抗癌剤治療、
手術治療、放射線治療、緩和医療、終末期、腫瘍内科
講義の振り返り、習熟度確認
視Ⅰ-85
視能障害学Ⅰ(入門) 必修 2単位
担当責任者
一
般
教
育
目
標
後日掲示
評価方法・評価基準
準 備 学 習 の 内 容
教 科 書 ・ 参 考 書 等
丸尾敏夫,久保田伸枝・深井小久子(編)「視能学」 文光堂
視Ⅰ-86
視能障害学Ⅰ(入門)
№
実施日
時限
名前
役職
行動目標
所属
1
2
3
4
後日掲示
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
視Ⅰ-87
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