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バリアフリー研修 - ユニバーサルドライバー研修 (UD研修)
ユ ニ バ ー サ ル社 会を 目指 して ユニバーサルドライバー研修 (タクシー乗務員バリアフリー研修)のご案内 バリアフリー研修推進実行委員会 一般財団法人全国福祉輸送サービス協会 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会 ユニバーサルドライバー研修(バリアフリー研修) とは ユニバーサルデザインタクシーの導入が国の目標に示されるなど、近年の社会状況に即して必要とされる「バリア フリー教育研修」を、タクシー事業者が実施できるようシステム化したもの。研修により、高齢者や障害者などの 多様なニーズや特性の理解、お客様との円滑なコミュニケーションの確保など、適切な対応ができるように一般タ クシー乗務員の 「接遇向上」 を目指します。 CONTENTS ご挨拶 「研修実施機関」 の申請から、開催・実施・実施後までの流れ 申請書記入例 1 2 4 ご挨 拶 地域の公共交通機関として、タクシー業界ではユニバーサルデザインタクシーの導入を はじめ、あらゆるお客様のニーズに応えるために、健常者の方のみならず高齢者や障害者の 皆様の特性を理解し、円滑なコミュニケーションを確保するなど適切な対応が求められてい ます。 このため、一般財団法人 全国福祉輸送サービス協会および一般社団法人 全国ハイヤー・ タクシー連合会では、タクシー乗務員“接遇向上”の教育研修として、「タクシー乗務員バリ アフリー研修(略称:ユニバーサルドライバー研修) 」 を開発、推進しています。 本研修が各地で展開され、一般タクシー乗務員の適切な応対を促進し、タクシー事業者が 地域の公共交通機関としての役割を担い、地域住民から評価を得て、業界の活性化につながっ ていくことを願ってやみません。 平成 2 4 年 4 月 バリアフリー研修推進実行委員会 一般財団法人全国福祉輸送サービス協会 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会 研修時間は 1 日 7 時間、手軽に習得でき るのが最大の魅力です。 受講生からも大きな評価を得ています。 研修科目は、下記の 4 科目です。 ● タクシーとユニバーサル社会 ● お客様とのコミュニケーション Q . 今 回のバリアフリー研修は、今後あなたがタ クシーに乗務し、お客様に接していくうえで 参考となるものでしたか。 (回答者:2 2 3 名) 普通 2.2% 無回答 1.3% まあ 参考になる 13.5% ● お客様の理解と接遇・介助方法 ● 車いすの取扱い方と乗車、降車 非常に参考になる 83.0% ※4科目の各研修時間を満たせば、2日に 分割したり、既存の研修に組み込むこと あまり参考にならない 0% 全然参考にならない 0% も可能です。 1 ユニバーサルドライバー研修を行うには、 「研修実施機関」 となることが必要です。 「研修実施機関」の申請・開催・実施まで 研修の開催にあたっては、タクシー事業者およびタクシー関連団体などが「研修実施機関」となっ て、「バリアフリー研修推進実行委員会」 (全福協、全タク連)の認証を得たうえで行うことになり ます。推進実行委員会の認証申請から、バリアフリー研修の開催・実施・実施後までの手順を紹介 します。 対象受講者 ・一般タクシー乗務員 ・個人タクシー事業者 ・運行管理者等職員 研修実施機関 推進実行委員会 ・タクシー事業者 ・タクシー関連団体(タク シー協会、無線協組等) 全 福 協 全タク連 *福祉限定事業の乗務員は対象としません。 認証申請 1 研修の開催実施にあたって、研修実施機関は「研修実施 予定回数、研修実施日時」 「1研修あたりの研修予定受講 推進実行委員会 者数」「配布希望教材(テキストほか) 」などを推進実行員会 に申請のうえ、委員会の認証を得ます。 *実施機関認証の申請は、「様式1 タクシー乗務員バリアフリー研 修実施機関認証申請書」 をご使用ください。 *配布費用に関しては、 「5 研修ツール費用」 の項を参照ください。 研修実施機関の 認証申請 認証申請後、テ キストなど研修 ツールを配布 研修実施機関 会場手配等・研修実施 2 研修実施機関は受講者数に応じた会場の手配や D V D 映 写機材、講師の手配などを行います。 研修実施機関 *受講者の募集受付(受講者名簿作成) 、および賠償責任保険の受付 (名簿作成、 「4 賠償責任保険」の項を参照)は研修実施機関の業務 となります。 *講師は、 「タクシーとユニバーサル社会」 「お客様とのコミュニケー ション」 と、 「お客様の理解と接遇・介助方法」「車いすの取り扱い 方と乗車、降車」 の各カリキュラムごとに資格者が必要です。講師 研修終了後に発行する 「ユニバー サルドライバー研修修了証」に貼 付する顔写真が必要となります。 の派遣は推進実行委員会でも行っています。 *会場費や受講者募集費用、講師経費などは研修実施機関の負担と なります。詳細は、推進実行委員会までお問い合わせください。 *受講生の顔写真は、デジタルデータでの提供をお願いします。研 修当日の研修開始前や昼食時を利用してデジカメで撮影を行なっ ている研修実施機関もあります (その際、顔写真と受講生の氏名が 分かるよう配慮ください) 。 2 対象受講者 研修終了後 3 研修の終了後、推進実行委員会に対して「研修実施報告書」により、各受講修了者の「ユニバーサ ルドライバー研修修了証」 の交付申請を行います。 推進実行委員会では、申請に基づいて、受講修了者に対して 「ユニバーサルドライバー研修修了証」 を発行し、研修修了者についての管理を行います。 *研修実施報告書による研修修了証の申請は、 「様式2 タクシー乗務員バリアフリー研修実施報告書」および「様 式2の別紙 タクシー乗務員バリアフリー研修修了者名簿」をご使用ください。 推進実行委員会 研修実施報告書、修了者 名簿、賠償責任保険加入 依頼書を送付 研修修了証、賠償責任保 険加入契約書を送付 研修実施機関 《ユニバーサルドライバー研修修了証》サンプル Sample 研修修了証、賠償責任保 険加入契約書を送付 受講者所属事業者 サイズ:カード型(横 8 . 5 c m ×縦 5 . 4 c m) 材 質:プラスチック 写 真:横 2 . 4 c m ×縦 3 . 0 c m 対象受講者 賠償責任保険 4 受講修了者がお客様に対して“安全・安心に接遇・介助”に取り組めるよう、所属事業者が修了者 を加入対象者とする「業務中の第三者に対する賠償責任保険」に加入できる制度(ユニバーサルドラ イバー賠償責任保険) を設けました。保険料は年間 4 5 0 円/人です。 研修ツール費用 5 ⑴「ユニバーサルドライバー研修」実施の場合 ・研修テキスト類、修了証作成、修了者管理費用として 2 , 0 0 0 円/人。 ・D V D「タクシー乗務員バリアフリー研修」1枚を無料進呈。 ⑵ テキスト、D V D の販売 ・ 「タクシー乗務員バリアフリー研修テキスト」および「バリアフリー研修のための接遇・介助知識 自己診断チェックリスト」 の1セット:7 0 0 円 ・D V D「タクシー乗務員バリアフリー研修」1枚:5 0 0 円 3 申請書記入例 認証申請、実施報告書等 00 00 赤字部分は必ずご記入を お願いします。 00 福祉タクシー株式会社 福祉 一郎 東京都千代田区○−○−○ 福祉タクシー株式会社 0 1− 2 3 4 5− 6789 福祉 太郎 福祉 一郎 〃 介助 花子 〃 福祉タクシー㈱社長 〃 介護福祉士 〃 タクシーとユニバーサル社会 お客様とのコミュニケーション お客様の理解と接遇介助方法 車いすの取り扱い方と乗車、降車 2 00 40 00 40 00 40 1 00 00 00 福祉タクシー株式会社 福祉 一郎 東京都千代田区○−○−○ 00 01− 2345 − 6789 福祉 太郎 00 40 00 00 40 研修当日は一人の欠席者もなく全員が参加、受講生の多くから、 有意義だったと感謝の声をいただいた。 今後も一人の未修了者をだすことなく、継続実施していきたい。 4 1 001 福祉タクシー株式会社 〃 〃 〃 2 福祉タクシー株式会社 ○○ ○○ ○○ ○○ ○○ ○○ ○○ ○○ 27 32 42 50 3 4 5 6 4 5 6 7 012345678901 012345678901 012345678901 012345678901 研修修了者名簿は 受講修了者を全てご記入ください。 00 00 00 123 4567 01− 2345− 6789 トウキョウトチヨダク 30/40 東京都千代田区○−○−○ フクシタクシーカブシキガイシャ 代表者印 福祉タクシー株式会社 福祉 太郎 40 300 12,000 5 ユニバーサルドライバー研修(バリアフリー研修)時間割 例 開 講(AM 9:00 ~ AM 9:05) オリエンテーション 分 5 ・開講挨拶 実施機関:○○県タクシー協会(認証番号999) ・オリエンテーション(修了証・賠償保険制度等) 講 義(AM 9:05 ~ PM 4:45) 1.タクシーが支えるこれからのバリアフリー D V D「映像で学ぶ U D タクシー」 分 序 章:公共交通機関としての役割 第1章:タクシーとユニバーサル社会 45 ・D V D 上映「みんなのタクシー」 ~映像で学ぶ U D タクシー~(6 分 1 9 秒) ・タクシー乗務員の健康管理 2.お客様とのコミュニケーションの留意点 分 25 第2章:お客様とのコミュニケーションの留意点 *休憩(A M 1 0:1 5 ~ A M 1 0:2 5) 3.お客様の理解と接遇・介助の留意点 補 足: 健康管理の留意点 分 95 第3章:お客様の理解と接遇・介助の留意点(1) 講義風景(熱心に耳を傾ける受講生) 1 . 高齢者 2 . 認知症者 3 . 肢体不自由者 4 . 視覚障がい者 *昼食休憩(P M 1 2:0 0 ~ P M 1 2:5 0) 分 90 第3章:お客様の理解と接遇・介助の留意点(2) 5 . 聴覚・言語障がい者 6 . 内部障がい者 7 . 知的障がい者 8 . 妊婦・子ども 9 . その他 *休憩(P M 2:2 0 ~ P M 2:3 0) 4.グループディスカッション 分 55 ・討議(3 0 分) ・発表(2 5 分)*各グループ 3 ~ 5 分程度 *休憩(P M 3:2 5 ~ P M 3:3 5) グループディスカッション (講師の指導を受けて) 5.車いすの取り扱い方と乗車、降車 分 第4章:車いすの取り扱い方と乗車、降車 ・D V D 上映「みんなのタクシー」 70 ~映像で学ぶタクシーでの乗降対応~(9 分 2 0 秒) ・車いすの取り扱い方と乗車、降車(演習) 閉 講(PM 4:45 ~ PM 5:00) 分 15 ・閉講挨拶(自己診断チェックリストの案内など) ・受講生アンケート実施・回収 車いすの取り扱い方と乗車、降車(実習) バリアフリー研修推進実行委員会 一般財団法人全国福祉輸送サービス協会 〒102 – 0074 東京都千代田区九段南 4 – 8 –13 自動車会館 4 階 (事務局担当) T E L 03 – 3222 – 0347 F A X 03 – 3239 – 9200 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会 〒102 – 0074 東京都千代田区九段南 4 – 8 –13 自動車会館 3 階 T E L 03 – 3239 –1531 F A X 03 – 3239 –1619 2012.4.10000