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Chapter5 ワープロ入門
Chapter5 ワープロ入門 Word97 入門 ページ設定 特殊な文字 字下げ(インデント) 段落 段組 箇条書き 印刷 一太郎入門 ページ設定 文字列の選択 取り消し・元に戻す 文字の書式 文字飾り 文字の配置 特殊文字 行間や段組の設定 罫線の引き方 印刷方法 ファイルの保存・開き方 ファイルの種類 127 Word97 入門 Word97 の起動 Office97のうち。文書処理を目的とし てるWord97 について、その基本的な操 作をついて説明します。 Word97 の起動には、「スタート」→ 「プログラム」→「Office97」→「Word97」 の順で起動します。 終了方法 終了方法は、メニューバーから「ファ イル」→「終了(x)」を選択する、もし くは、 「W」をクリックして「閉じる(c)」 を選択してください。 128 ページ設定 ページ設定とは 一つの文書ファイルには「ページ設定」があります。ページ設定とは、その文書ファイ ルを特徴づける各種設定の集合のことをいいます。特徴とは、一ページの行数や文字間 隔、利用する用紙の大きさ、フォントの種類など、レイアウトに関するものです。 ページ設定のウィンドウを表示する メニューバーを次のように操作します。 「ファイル(F)」→「ページ設定(U)」を 選択します。 文字数と行数 ここでは主に一ページ内に入れる 文字数、行数を設定します。 レポート提出や指定文書などに、 文字数や行数を指定しなければなら ない場合は、 「文字数と行数を指定す る」を設定します。 ページの紙の大きさは一定です ので、文字数や行数を指定すると、 文字送りや行送りは変化しますの で、注意してください。 余白 紙の大きさに対して、上下左右の 紙の端から文字の位置まで何 mm 離 れているかを示します。 余白を変更すると文字数や行数、 字送り/行送りなどに影響がでます。 余白を変更した時は、文字数や行数 を確認する必要があります。 129 用紙サイズ ここでは印刷に利用する用紙を指 定します。ICCでは通常利用する用紙 サイズはA4に設定されています。ま た、縦向き、横向きのどちらかで印刷 をするのかも指定できます。 用紙トレイ 利用するプリンタの、どのトレイ から印刷をするのかを指定します。 ICC では、特に設定を変える必要は ありません。 その他 ここでは、文書全体に関するレイ アウトを指定します。たとえば、垂 直方向の配置では、文章が少なかっ た場合、ページ内に、どのようにレ イアウトするのかを指定することが できます。 通常、 「上寄せ」 (上側に寄せて文 章を表示)になっていますが、 「中央 寄せ」ではページの中央に文章が表 示され、上下のバランスを取って配 置されます。 「上下寄せ」では文章が 上下に均等になるように配置されま す。 行番号では、ページ内の行に関し て、それぞれの行に番号を振ること ができます。 130 文字列の選択 文字の修飾などを行う時、文字 列の選択が基本となります。 単語 マウスカーソルを単語にあわせて ダブルクリックします。単語が選択 されます。 文の選択 文の上で「Ctrl」を押しながらク リックします。文が選択されます。 行の選択 マウスカーソルを行の左側に持っ て行ってクリックします。その行だ けが選択されます。 段落の選択 選択したい段落の左側に、マウス カーソルを持っていき、 ダブルク リックします。その段落が選択され ます。 131 文書全体の選択 行の選択、段落の選択と同じよう に、マウスカーソルを左側に持って いき、トリプルクリックすることで 文書全体を選択することができます。 また、メニューバーから「編集(E)」 →「すべて選択(L)」とすることもで きます。 文字の書式 文字の書式とは、特定の文字に対して装飾、編集などを加えることをいいます。文 字にはいろいろな属性があり、その属性を変えることで、 文字にいろいろな装飾を加 えることができます。 標準書式ツールバー 文字に対する属性の設定は、標準書式ツールバーで行うことができます。また、 フォントに関する属性をまとめて変更することもできます。 スタイル フォント 太字 132 囲み線 斜体 拡大/縮小 下線 網掛け フォントサイズ 左寄せ 中央寄せ 右寄せ 文字の書式を変更する メニューバーから、 「書式」→「フォ ント」を選択します。フォントに関す る設定するウィンドウが表示されま す。このダイアグロボックスでは、 フォントの属性をまとめて変更する ことができます。 フォントの変更 文字列には、文字の形や種類などを 示す「フォント」という属性がありま す。標準では「MS ゴシック」 「MS 明 朝」などのフォントが入っています。 ICCで利用できるフォントのサンプル をいくつか示します。フォントを変更 するには、文字列を選択し、標準書式 ツールバーで変更します。 133 サイズの変更 フォントの形や種類が変更できる ように、フォントの大きさも変更す ることもできます。フォントの変更 と同じように、標準書式ツールバー で変更します。 斜体(Italic) 文字を強調する目的で斜体にする ことができます。斜体にしたい文字 列を選択し、標準書式ツールバーで 変更します。 太字(Bold) 文字を強調する目的で太字にする ことができます。太字にしたい文字 列を選択し、標準書式ツールバーで 変更します。 下線(Underline) 文字を強調する目的で下線を引 くことができる . 下線にしたい文字 列を選択し、標準書式ツールバーで 変更します。 囲み線 文字を強調する目的で文字の周 りに囲み線をつけることができる . 囲み線にしたい文字列を選択し、標 準書式ツールバーで変更します。 134 網掛け 文字を強調する目的で文字に網掛 けすることができます。網掛けにし たい文字列を選択し、標準書式ツー ルバーで変更します。 文字の色を変える 文字の色を変更することがで きます。色は16色の中から選ぶことに なります。文字の色を変えたい文字列 を選択し、標準書式ツールバーで変更 します。 文字の配置 左寄せ 標準書式ツールバーから、左寄せ を選択します。通常、文字の配置は左 寄せなので、画面上では変わりませ ん。 中央寄せ 標準書式ツールバーから、中央 寄せしたい文字列を選択し、中央寄 せを選択します。左右に均等な幅を とって、中央に表示されます。 右寄せ 標準書式ツールバーから、右寄せ したい文字列を選択し、右寄せを選 択します。文字列は右側に表示され ます。 135 特殊な文字 拡張標準書式ツールバー 文字に対して特殊な設定を行うこ とができます。標準の状態では拡張 標準書式ツールバーは隠されていま す。特殊な文字を装飾するには、拡張 標準書式ツールバーを表示させる必 要があります。 表示するには、メニューバーから、 「表示」→「ツールバー」→「拡張標 準書式」と選択します。 傍点をつける 文字に傍点をつけることができます。傍点とは、文字の上につける点のことをい います。傍点をつける、文字列を選択し、拡張書式ツールバーの傍点を選択します。 ルビ ルビとは漢字などに読み仮名を 振ることをいいます。ルビをつけた い文字列を選択し、拡張書式ツール バーのルビを選択します。そうする と、 「ルビ」というウィンドウが表示 されます。ここで、読み仮名を入力し ます。そして「OK」をクリックしま す。 136 字下げ(インデント) インデントとは、日本語では、 「字下がり」のことをいいます。原稿用紙などに文 章を書く時、段落の一文字目に必ず空白を入れることを、字下げ(インデント)と呼 びます。 最初の行だけインデント 通常の原稿用紙のように、段落の最初 の行だけをインデントすることができま す。 最初の行だけをインデントするために は、ルーラ上のインデントマークを移動 させます。 段落全体のインデント インデントの設定は基本的にインデン トマークを使います。 インデントマークを移動すると、段落 全体がインデントされます。 二行目以降のインデント 文字揃えを目的として二行目以降のみ をインデントすることができます。 二行目以降のインデントはインデント マークを使います。 インデントマークを移動させることに より、2行目以降がインデントされます。 137 段落 段落は、一ページに文字を詰め込 むために行と行の間、行間隔を狭め ることができます。 段落を指定し、行間を詰めるため に、メニューバーから、 「書式」→「段 落」を選択します。 「段落」というダ イアログボックスが表示されます。 ここで、段落に関する設定を行いま す。 行間隔の設定 行間隔を変えるためには、 「行間」 のところを変更します。行間の選択 肢には、 「1 行」 「1.5 行」 「2 行」 「最 小値」 「固定値」 「倍数」が指定でき ます。 段落の間隔の設定 段落の始まる前と、終わりから の間隔を指定することができます。 段落の間隔を設定することで、 段 落の区切れがはっきりし、文書が 見やすくなります。 138 段組 文章の一部を複数段にする時に使 用します。文章の一部を段組にする には、段組したい文字列を選択し、メ ニューバーから「書式」→「段組」と 選択します。 そうすると、 「段組み」というウィ ンドウが表示されます。ここで、何段 組にするのか、また、段組と段組との 間をどれくらいあけるのか、などの 設定をすることができます。 139 箇条書き 箇条書きの種類には、行頭に記号 をつけて箇条書きにするのと、行頭 に行番号をつけて箇条書きにするの がある。 行番号をつける 行番号をつけるには、箇条書きに したい文字列を選択し、標準書式ツー ルバーの行番号を選択します。 記号をつける 記号をつけるには、、箇条書きに したい文字列を選択し、標準書式ツー ルバーの箇条書きを選択します。 140 印刷 印刷ブレビュー レポートのように印刷し、提出する必要があっても、Word97では印刷のイメージを、 画面上で確認することができます。 印刷のイメージを確認するには、メニューバーから、 「ファイル(F)」→「印刷プレ ビュー(V)」を選択します。そうすると、印刷されるイメージが表示されます。 画面上で、印刷のイメージを確認することで、紙の無駄使いを防ぐことができ ます。 文字の書式を確認 印刷プレビューでは、文字の書式、 装飾なども確認することができます。 ツールバーのポップヒントを選択 し、確認したい文字列を選択します。 141 印刷の部数、範囲、プリンタ を設定してから印刷する。 印刷プレビューからの印刷では、 印刷の部数、印刷の範囲、プリンタ などを変更することができません。 印刷に関する設定を行うには、 メニューバーから、 「ファイル(F)」 →「印刷(P)」を選択してください。 そうすると、印刷というダイアロ グボックスが表示されます。 ここで、印刷する範囲、部数、使 用するプリンタなどを指定するこ とができます。 プリンタを変更する プリンタがなんらかの原因よって、 故障もしくは、調子の悪いときには、プ リンタを変更して、印刷しましょう。変 更方法は、 「プリンタ」の部分をクリッ クして、別のプリンタを選択します。印 刷する部数、範囲を確認したら、 「OK」 をクリックしてください。 142 一太郎入門 ここでは一太郎8を使用し、ワープロソフトの基本的な操作を説明していきます。 一太郎の起動 「スタート」→「プログラム」→ 「一太郎8」を選択します。左の画 面が一太郎8を起動すると表示さ れるものです。 一太郎の終了 一太郎を終了するにはメニューバー から「ファイル」→「一太郎の終了」を 選択します。 もしくはウィンドウ左上の小さな赤 いアイコンをクリックし、 「閉じる」を 選択することでも終了できます。 143 ページ設定 まず始めに文書全体のスタイルを 決めるためにページ設定を行いま す。 「ファイル」→「文書スタイル」 でウィンドウを開きます。 次にウィンドウ右下の「マージ ン」で、用紙の余白をどのくらいと る か、決定します。大きくとればと るほど用紙に書ける文字数は減りま す。 ウィンドウの左下の「用紙設定」で 自分が使用する用紙のサイズを決定 します。 ICCでは A4 サイズの用紙が 用意されています。それ以外の用紙 を使用する際 は各自で用意してくだ さい。 最後にウィンドウ左上の「文字設 定」で文字数と行数を決定します。 あまり文字数や行数を多くすると文 字と文字の間が狭まりすぎてしま い、見にくくなってしまうので注意 して下さい。 144 文字列の選択 文書に何らかの手を加えたいという時にはかならず「文字選択」が必要となってき ます。 基本的な選択方法 選択したい部分の先頭からドラッ グをすることで、好きな範囲を選択 できます。また、部分的な選択をす る際には、 「Shift」キーを押しながら ドラッグします。 単語選択 選択する単語の上でダブルクリッ クをすると単語単位で範囲が選択で きます。ただし、ひらがなとカタカ ナは句読点部分で区切られます。 145 一行選択 選択する行で、3回続けてでクリッ クをすると、その行全体が選択され ます。または行の左側でカーソルが 右向きの矢印になったときに 1 回ク リックすると同じ範囲が選択できま す。 全て選択 一行選択をずーっと下の方にずら す、という手もありますが、 「編集」→ 「すべてを選択」で行うのがもっとも 簡単です。 部分選択 選択したい範囲の先頭からドラッ グして、終わりのところで右クリッ クをすると部分的な(箱状の)選択 ができます。 146 取り消し・元に戻す 文書を書いていて「あ、間違え た!」という時に役に立つのが、こ の「取り消し・元に戻す」です。 取り消し 1回前の作業をなかったことにする ことです。一太郎 8 では 20 回前まで の作業を取り消せます。 「編集」→「取 り消し」でひとつ前の作業をキャン セルします。 元に戻す 1 回前の取り消しをキャンセルし ます。取り消しをしすぎた時に使い ます。 「編集」→「元に戻す」で、取 り消した動作が元に戻ります 147 文字の書式 文書を書くときに「ここの文字を大きくしたいなぁ」とか「ここはちょっと調子を 変えたいな」と思うことはありませんか?そんな時活躍するのがフォントの変更やサ イズの変更です。 標準書式バー 文書に装飾を加えるのに必要な最低限度の機能がここにつまっています。 サイズの変更 標準書式バーの「10.5(標準)」と書 いてあるウィンドウの右にある下向き の矢印をクリックし、一覧の中から適 当なサイズを選んで下さい。文字のサ イズが変更できます。 フォントの変更 標準書式バーの「MS明朝(標準)」と 書かれているウィンドウの右にある、 下向きの矢印をクリックし一覧から適 当なフォントを選んで下さい。フォン トの変更ができます。 148 文字飾り 文書の一部分を強調したい場合に使うのが「文字飾り」です。使いすぎると見にく いですが、適度な強調は読み手に理解しやすい文章を作るのに必要です。 強調 文字を太くすることです。標準書式バーの「B」マークのボタンを押して下さい。 斜体 文字を斜めにすることです。標準書式バーの「I」マークのボタンを押して下さ い。 アンダーライン 文字に下線を引くことです。標準書式バーの「U」マークのボタンを押 して下さい。また、線の種類は「U」マークの右にある記号を押すことで 変更可能です。 149 塗りつぶし(網掛け) 文字の背景に色や模様をつけます。標準書式バーの「A」マークボタン を押して下さい。アンダーライン同様、 「A」マークの右にある記号を押 すことでいろいろな設定が可能です。 囲み線 文字を囲う線を引くことです。 「編集」→「文字飾り」→「囲み線」で設定できます。 フォントカラー 文字に色をつけられます。ただし ICC 環境下ではほとんどがモノクロ(白黒)プリ ンタです。カラー印刷を行う場合には、第2 実習室のカラープリンタが接続されてい る端末へ移動して下さい。「編集」→「文字飾り」→「文字色」で設定できます。 150 文字の配置 「タイトルは真ん中でしょ」 「署名は右端だよね」と、文書を書く際に暗黙の了解と なっているものがあります。その設定もワープロソフトならば簡単にできます。 左寄せ 一太郎で文書を作る際は最初から左寄せされた状態です。左寄せをするには標 準書式バーのボタンを押して下さい。 センタリング 文書を真ん中に持ってくることです。標準書式バーのボタンを押して下さい。 右寄せ 文書を右端に寄せることです。標準書式バーのボタンを押して下さい。 151 特殊文字 読みづらい文字にはルビをふった り、注意して読んで欲しい部分には 傍点をつけたり、というのも文書作 成のテクニックのひとつです。 ルビ 「ちょっと難しいかな?」という漢 字や特別な読み方をさせたいときに はルビをふります。 「書式」→「ルビ 設定」→「ルビ設定」で設定できます。 傍点 ルビのように読みづらい漢字 に使う場合もありますし、注意 して読んでもらいたい部分に使 うこともあります。「書式」→ 「文字飾り」→「傍点」で設定で きます。 152 行間や段組の設定 文書を書くことになれてくると、重宝する機能でもありますので、覚えておいて損 はありません。 行間の設定 「も う少し だけ行 間を せばめ た い!」という時に使います。これを 使うことで文書全体の微妙な調整が とれます。 設定したい行を選択してから「書 式」→「改行幅」で設定して下さい。 数が小さいほど行間は狭まります。 段組の設定 新聞や雑誌などによく使われてい ます。文書が長すぎるときに使うこ とで 1 行の文字数が少なくなり、読 みやすい文書構成が可能となりま す。 「書式」→「段組」→「設定」で 2 ∼ 9 段までの段組が設定できます。 153 けいせん 罫線の引き方 ちょっとした表を作ったり、アンダーライン代わりに使ったりと罫線を覚えると文 書作成のパターンに幅が広がります。 罫線の引き方 「罫線」→「罫線」で罫線モードに します。 カーソルが黒い小さな四角になっ たら罫線を引きたい範囲をドラッグ します。 範囲が決定したらマウスから手を 離します。これで罫線が引けまし た。 罫線の設定 罫線モード中、一太郎の左下に罫 線の設定をいろいろと変えられるメ ニューが表示されています。このど こかをダブルクリックすることで、 線種の変更などが設定できます。 154 印刷方法 せっかく作った文書も印刷方法を知らなければ意味がありません。印刷前の確認も しっかりと行い、出来の良いものを作りましょう。 印刷プレビュー 印刷の前の用紙全体の確認ができ る画面で、文書全体のバランスを見 るのに最適です。 「表示」→「印刷イメージ」をクリッ クして下さい。 (表示を元に戻すには 「表示」→「イメージ編集」をクリッ クです。 また、倍率を変えて見てみたいと いう時には「表示」→「画面設定」で 印刷イメージの設定を変えれば倍率 を変えて見ることが可能です。 しっかり印刷プレビューを行っ て、無駄な印刷をしないように心 がけましょう。 印刷方法 それでは実際に印刷をしてみま しょう。 「ファイル」→「印刷」を クリックして下さい。 右のような画面がでたら、どのプリ ンタを使用するのか?印刷ページ数は あっているか?の2点を確認しておけ ばよいでしょう。 155 ファイルの保存・開き方 せっかく作ったファイルです、どこかに保存しておきたいですね。ここでは一般的 なフロッピーディスクへの保存方法をやりましょう。 文書の保存 「ファイル」→「名前を付けて保 存」をクリックします。 (すでに保存 してあるファイルに上書きをする場 合は「ファイル」→「上書き保存」で 行えます) ○○というところの右にある矢印 をクリックし、 「3.5インチFD(A:) 」を選 択して下さい。これがフロッピー ディスクです。 ファイル名をつけたら、ウィン ドウ右下の「保存」をクリックして 下さい。これで保存は終了です。 文書を開く 作った文書にちょっと手直しを入れ たいというときには、また文書を読み 込む必要があります。 「ファイル」→「開く」をクリック します。文書の保存同様、保存先を フロッピーディスクに変更して下さ い。開きたいファイル名をクリック し、ウィンドウ右下の「開く」をク リックします。 156 ファイルの種類 一太郎のバージョンと拡張子の違い コンピュータ実習室にの一太郎はすべてバージョン 8(一太郎 8)ですが、オープン 端末の一太郎はほとんどがバージョン 6.3(一太郎 6.3)です。一太郎6.3 で作った文書 は一太郎 8でも読み込めますが、一太郎 8で作った文書は一太郎 6.3 では読み込めませ ん。これは一太郎8の機能を一太郎 6.3では完全に再現できないからなのです。それで はファイルはどのように判別すればいいのか?それは「拡張子」を見れば分かります。 拡張子に関しては第 2 章「ファイル・フォルダ・ドライブ」を参照して下さい。 一太郎バージョンと拡張子 一太郎 6.3「.jbw」 一太郎 7「.jfw」 一太郎 8「.jtd」 別バージョン用のファイル保存方法 せっかく一太郎8で作ったファイルも一太郎6.3で読み込めないのでは意味がありま せん。しかし、ちょっと設定をいじってやれば一太郎 8 で作ったファイルも一太郎 6.3 で読み込めるようになります。 「ファイル」→「名前を付けて保 存」」で、保存のウィンドウを開きま す。 ウィンドウ左下にある「保存形 式」 というところの右の「通常」と 書か れたウィンドウの矢印をクリッ クします。 一太郎 6 . 3 で読み込みたいなら 「Ver.6 形式」を、一太郎7で読み込み たいなら「7 形式」を選択して下 さ い。これで保存をすればバージョ ン に左右されずにファイルが読み込め ます。 157 158